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ベルトルト「罪」【鬱エンド】
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- 1 : 2013/11/03(日) 18:31:26 :
- 最後にアニハーさん、アニ神さん。
ありがとうございました。
これを恩返しにします。
※ガチで書くので作風はいつもと違います
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- 2 : 2013/11/03(日) 18:36:28 :
- 期待
-
- 3 : 2013/11/03(日) 18:37:09 :
- >>1 期待AND感謝
-
- 4 : 2013/11/03(日) 18:41:00 :
- ライナー「作戦は、まずベルトルトお前が開閉扉を壊す」
ベルトルト「うん」
ライナー「アニ、巨人を連れてきてくれ」
アニ「・・・・・・」
金色の髪を短く留め、青くクリクリとした目に雪のような透き通った肌、とても美しい少女が目の前にいた。
アニという名前らしい。
ベルトルト「・・・うん、分かった」
あまりの綺麗さに僕は少々戸惑い、返事が遅れてしまった。
アニ「あんたがベルトルト?」
ベルトルト「そ、そうだよ」
うまく舌が回らない、口の中がまるで麻痺していた。
アニ「よろしく」スッ
小さな手を僕の前に差し出す。
ベルトルト「うん」
僕も差し出し、そして手を交わす。
ひんやりとした手だったけど僕のどこか心の中はとても暖かくなっていた。
僕はアニに一目惚れしていたんだ。
-
- 5 : 2013/11/03(日) 18:42:10 :
- すいません、修正
ライナー「作戦は、まずベルトルトお前が開閉扉を壊す」
ライナー「アニ、巨人を連れてきてくれ」
アニ「・・・・・・」
金色の髪を短く留め、青くクリクリとした目に雪のような透き通った肌、とても美しい少女が目の前にいた。
アニという名前らしい。
ベルトルト「・・・うん、分かった」
あまりの綺麗さに僕は少々戸惑い、返事が遅れてしまった。
アニ「あんたがベルトルト?」
ベルトルト「そ、そうだよ」
うまく舌が回らない、口の中がまるで麻痺していた。
アニ「よろしく」スッ
小さな手を僕の前に差し出す。
ベルトルト「うん」
僕も差し出し、そして手を交わす。
ひんやりとした手だったけど僕のどこか心の中はとても暖かくなっていた。
僕はアニに一目惚れしていたんだ。
-
- 6 : 2013/11/03(日) 18:43:24 :
- 期待です
-
- 7 : 2013/11/03(日) 18:44:06 :
- 期待!!頑張れ!!
-
- 8 : 2013/11/03(日) 18:44:28 :
- 上のは俺ね
-
- 9 : 2013/11/03(日) 18:45:41 :
- アニー!僕だーアニハーだー結婚してくれー!
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- 10 : 2013/11/03(日) 18:46:31 :
- >>9
やめなさい
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- 11 : 2013/11/03(日) 18:47:54 :
- そしてしばらく時が経ち、僕らは訓練兵団に入団した。
僕はあまり人との面識はあまりなかったけど、ライナーはすっかり溶け込んでいる。
時々、ライナーが僕を誘ってくれて仲間に入れてくれる。
アニは周りとの交流は一切断ち、一人でずっといた。
ライナーに『アニは仲間に入れなくていいのかい?』と尋ねると彼は『アニにはアニの考えがあるんだ、そっとしてやれ』と言われた。
僕は何度か彼女に声をかけようとした。
しかし話しかけようとすると胸が痛くなり、なかなか声をかけてあげれなくそのままだった。
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- 12 : 2013/11/03(日) 18:48:05 :
- アニハー…見損なったぜ
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- 13 : 2013/11/03(日) 18:49:21 :
- 期待
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- 14 : 2013/11/03(日) 18:55:27 :
- はよ....はよ....
-
- 15 : 2013/11/03(日) 18:55:50 :
- ある夜、
ライナー「ベルトルト、お前アニに気があるだろ?」
松明の火と共に僕の心が揺れた。
ベルトルト「な、なんで?」
気持ちが動揺し唇を震わせながら、僕はライナーに尋ねる。
ライナー「そうか」
ライナーの表情に険しさは微塵もなく少し表情が明るくなったように見える。
僕とライナーとアニの中なら間違いなくライナーが一番戦士だ、だから僕は叱責されると思っていた。
今その心はその明るさによって消え、ふわっと体が軽くなったのを感じ胸を撫で下ろす。
ライナー「なら頑張れ」
僕に肩を軽く叩き彼は寮へと戻った。
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- 16 : 2013/11/03(日) 18:57:23 :
- ライナーが協力体制だと!
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- 17 : 2013/11/03(日) 18:58:21 :
- 少し休憩します
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- 18 : 2013/11/03(日) 19:03:10 :
- 全裸待機
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- 19 : 2013/11/03(日) 19:06:54 :
- >>18
_[警]
( )('A`)
( )Vノ)
|| ||
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- 20 : 2013/11/03(日) 19:07:04 :
- 期待です
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- 21 : 2013/11/03(日) 20:14:14 :
- 再開します
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- 22 : 2013/11/03(日) 20:15:44 :
- はよ
-
- 23 : 2013/11/03(日) 20:19:20 :
- ちょうど1個書き終わったらwww
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- 24 : 2013/11/03(日) 20:53:13 :
- 朝の食堂、
ライナー「なぁ、アニ」
一人で物静かにスプーンでスープを啜るアニにライナーは肩を叩く。
「・・・・・・何?」
ライナー「ベルトルトと一緒に今日出かけてあげれないか?」
アニ「なんで?」
アニがむすっとした表情でこっちを向く。
やっぱり彼女は話しかけると不機嫌になる.....改めてそう認識した。
ライナー「いや、それはだな・・・」
アニ「いやあんたに聞いてるの」
僕の目を睨みつける。
カエルが蛇に睨まれている時の状況が手に取るように分かる、恐怖で体が動かない。
ベルトルト「あ・・・え・・・」
ライナー「アニと仲良くなりたいんだとよ」
アニ「そう」
彼女はまた静かにスープを口に含み、ゆっくりと飲み込む。
アニ「あっち行って」
ライナー「まあそういうな、俺たちはチームだ。 それならお互いに知り合わなければダメだ。 な、ベルトルト」
急にこちらに話を向けないで欲しい・・・。
しかしここで引き下がればライナーにも迷惑がかかる。
ベルトルト「う、うん」
アニ「分かったよ・・・後で門の前で待っておきな」
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- 25 : 2013/11/03(日) 20:59:10 :
- ライナーいいやつジャン
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- 26 : 2013/11/03(日) 21:13:00 :
- ヤバイ・・・つまづいてきた
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- 27 : 2013/11/03(日) 21:13:25 :
- >>26
頑張れ!!
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- 28 : 2013/11/03(日) 21:13:41 :
- でもいいベルアニ書かないとやめれないし・・・頑張る!
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- 29 : 2013/11/03(日) 21:21:57 :
- こうして、初めて僕はアニと一緒に出かけれることになった。
ベルトルト「すぅ・・・・・・はぁ」
何度深呼吸したんだろう、恐らく数え切れないくらいやっている・・・なかなか心臓が落ち着かない。
どれだけ長く待ったのだろう、過ぎ行く時間がゆっくりに感じる。
ベルトルト「来てくれるかな・・・」
するとタッタッタと小刻みな足音が聞こえた。
僕は期待を込めて振り向いた。
エレン「な、なんだ?!」
エレンだった。
僕は急にドッと疲労感を感じ前かがみになる。
エレン「お、おい! 大丈夫か?!」
ベルトルト「ああ・・・・・・、ありがとう」
エレン「そうか、悪い今急いでるからじゃあな!」
エレンは僕に手を振りながら門の外へと走って行った。
アニ「・・・・・・」
ベルトルト「わっ!」
振り返ると目の前にアニがいた、あまりの急な出来事に足がもつれ後ろに倒れる。
アニ「・・・・・・」
ベルトルト「ご、ごめんね」
アニ「さっさと行くよ」
アニは僕に見向きをせず門の外へ向かった、そして僕も衣服の土埃を払いアニの所へ向かった
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- 30 : 2013/11/03(日) 21:35:57 :
- 外に出ると街は相変わらず賑やかだった。
市場の売り文句、混雑な群衆の足音聞いてて不愉快ではない音だった。
ベルトルト「・・・・・・」
アニ「・・・・・・」
二人の間に妙な沈黙が生まれ足音だけが響く。
僕らは何も目的なくただただまっすぐに歩いていた。
アニ「ねぇ」
前を向きながら僕に話しかける。
アニ「どこ行くの?」
ライナーのアドバイスでは小物店に行けばいいとか聞いていた。
ベルトルト「こ、小物店かな?」
アニ「何買うつもりだい?」
アニの素早い切り返しに言葉を失う。
頭が真っ白になり、周りが暗く見えて行く。
ベルトルト「えーと、えーと」
足がついに棒のようになってしまった。
アニ「先行ってるよ」
アニは店を指差し足を運んで行った。
僕は何がしたい?
何のためにアニと一緒に出かけて行った?
そうだ、僕はアニと仲良くなるために今いるんじゃないか!
自問自答の解を導きまだ足が動けるようになった。
ベルトルト「おーい! ア・・・ニ・・・・・・?」
次の瞬間、信じられない光景を目にした。
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- 31 : 2013/11/03(日) 21:39:48 :
- ざわ....さわ....
-
- 32 : 2013/11/03(日) 21:40:43 :
- なんだ…?
-
- 33 : 2013/11/03(日) 21:49:30 :
- エレン「・・・・・・」
アニ「・・・・・・」
エレンがアニを抱きかかえていた、そしてアニはそれに応えていた。
はたから見ればカップルだ。
僕の感情に何か黒いペンキか何かがひと塗りひと塗りと塗られて行く。
憎しみの火がつき矛先をエレンに向ける。
なんでお前がそこにいるんだよ。
今日は僕がアニと仲良くなりたかったのに。
このまま巨人になって全てを壊そうかと思った。
しかし・・・・・・
ベルトルト「アニ、ありがとう」
僕はアニの何かにお礼を行ってその場を去った。
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- 34 : 2013/11/03(日) 21:53:00 :
- え…そんな…!
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- 35 : 2013/11/03(日) 21:58:17 :
- あらベル坊可哀想だな
決まったんだねアソビン
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- 36 : 2013/11/03(日) 22:01:55 :
- 次の日、対人格闘訓練
ベルトルト「え?」
普段サボっているアニがエレンと訓練をしていた。
アニはどこか嬉しそうに構えていた。
僕には出来なかった事をエレンはやった、アニを楽しませる事だ。
昨日の記憶が走馬灯のように駆け巡る、アニが抱きかかえられていた一瞬が強く記憶から出てくる。
ライナー「ベルトルト大丈夫か?」
ベルトルト「う、うん」
つまらない意地を張ってしまった。
ライナーは僕のためにアニと一緒になる機会を与えてくれた、それが昨日台無しになってしまった事を伝えるのは僕には出来なかった
。
エレン「いてっ!」
エレンの悲鳴だけが印象強く聞こえる。
エレン「アニはやっぱり強いな!」
無垢なその褒め言葉に反吐が吐きたくなる。
アニ「・・・・・・ありがと」
アニはやっぱり心から喜んでいた、しかし僕はこれでよかったかもしれないと思った。
アニが喜んで貰えるなら僕はそれでよかったのだと、納得した。
でも何故か黒いペンキの跡は消えていなかった。
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- 37 : 2013/11/03(日) 22:16:35 :
- 対人格闘訓練の後、
ベルトルト「やあ、エレン」
エレン「あ、ベルトルトか。 珍しいな、普段ライナーと一緒なのに」
ベルトルト「あ、ああ・・・」
僕は拳を痛いくらい握りしめる。
エレンがアニの事をどう思っているかだ、僕達は巨人でエレンはその巨人を恨む相容れない存在だけどせめてアニには好意を抱いて欲しかった。
ベルトルト「あのさ・・・」
エレン「ん?」
ベルトルト「アニのことどう思う?」
エレン「ん? アニか?」
エレン「アニはいい練習相手だ!」
僕の中に一つの疑問が湧く。
本当にそれだけなのかい?
しかしこれを聞く前にエレンはアルミン達の所へ行ってしまった。
僕はアニを女の子だと思った、幸せにしてあげたいと思った。
そのアニをただの練習相手?
エレンだから照れ隠しではない。
しかし僕の嫉妬心と憎悪は限界に達していた。
僕に機会を奪った奴が、幸せにした奴がなんでこんな奴なんだ。
僕は紙にペンで文章を書き寮へと戻った。
-
- 38 : 2013/11/03(日) 22:18:17 :
- 来るよ!やばいよ!
-
- 39 : 2013/11/03(日) 22:27:10 :
- その夜、倉庫。
僕はエレンをナイフで刺して殺した。
エレン「な、なんでだ・・・?」
虫の息のまま僕に尋ねる。
ベルトルト「お前が悪いんだ」
だんだん弱ってくエレンの姿を見るにつれ、憎悪と嫉妬心が徐々になくなっていくのがわかる。
エレンを殺した事による快楽と共に自分の中でもう嫉妬しなくていいをだという解放感に達する。
これだけ気持ちのいい瞬間があっただろうか?
いやない、こんなに爽快で癖になりそうな快楽があるわけない。
しかしこの時、僕は気づかなかった。
見えない何かが僕の心を引っ張っている事に。
僕は冷静に、エレンをおびき出すために使った紙を燃やしそして肉を干すためハンガーをエレンに刺して吊るした。
首だけが倒れたその姿は処刑された罪人を思わせる。
-
- 40 : 2013/11/03(日) 22:30:36 :
- 字が…
もう嫉妬しなくていいを
↑
の
じゃない?
なんかごめんね
-
- 41 : 2013/11/03(日) 22:31:25 :
- ごめん、ありがとう
-
- 42 : 2013/11/03(日) 22:31:46 :
- エレン、はよどかんかい
-
- 43 : 2013/11/03(日) 22:37:51 :
- ベルトルト…
-
- 44 : 2013/11/03(日) 22:38:07 :
- 翌日の朝、
食堂での話題はエレンの事で一色だった。
ミカサは泣きじゃくりアルミンはそれをなだめていた。
他のところでもエレンの死を悲しむ者、中には犯人を見つけようとする者もいた。
僕は何食わぬ顔で、干し肉を食べる。
ナイフで干し肉を切る感覚はエレンを殺す時の感覚に何処か似ていた。
何故か心臓に苦痛な衝撃を受ける。
ライナー「ベルトルト、何か知らないか?」
ベルトルト「ッ?!」
急な問いに言葉が出ず、防御の体勢をとる。
ライナー「大丈夫か?」
ベルトルト「だ、大丈夫・・・」
ライナー「まあ、お前が知るわけないか」
そうだ僕は絶対にバレるわけがない、そう心に言い聞かせ干し肉を頬張る。
アニをふと見る。
変わらない、いつものアニだった。
そうだ僕はエレンを殺したんだ、彼女を幸せにしなければ。
昨日の快楽は消えて相変わらず心臓に何か違和感を感じていた。
-
- 45 : 2013/11/03(日) 22:39:16 :
- いいよーここからだよーアニがどうなるのかも気になるよー
-
- 46 : 2013/11/03(日) 22:50:18 :
- 今日はエレンの事があり訓練が中止となった。
ベルトルト「アニ」
僕から彼女に声をかけた。
アニ「何?」
ベルトルト「きょ、今日どっか行かないかい?」
アニ「・・・・・・」
アニは僕の目をじっと見た、そして
アニ「いいよ」
初めて僕はアニを誘えた、そして成功した。
エレンがいなくなったおかげで僕に自信が出てきたことを改めて自覚する。
僕は変わったんだ、今までの僕じゃない。
アニを喜ばすエレンはいない、なら僕が喜ばせたらいい。
アニの表情は曇っていたのが少し気になるが僕は心の底からこの現実を喜んで受け入れた。
???「・・・で」
どこからともなく声が聞こえる。
エレン「・・・なんで」
聞こえないはずの声が聞こえる。
エレン「なんで殺したんだよ、ベルトルト」
本当にごめん・・・、僕の勝手で君を殺して。
許してとは言わない、せめて・・・
心臓を引っ張る違和感は段々と強気なって行った。
-
- 47 : 2013/11/03(日) 22:51:19 :
- 強気なってではなく強くなって
-
- 48 : 2013/11/03(日) 22:58:15 :
- そして僕はアニとちゃんと一緒に出て行った。
小物店では、
ベルトルト「これ買ってあげるよ!」
アニ「いやいいよ・・・」
ベルトルト「まあ、そう言わずにさ!」
アニ「・・・ありがとう」
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
本当はライナーにあの日に行くはずだったレストランで。
ベルトルト「好きなのじゃんじゃん頼んでいいから!」
アニ「ここ高いんじゃないのかい?」
ベルトルト「大丈夫! 僕、あまりお金使わないからたくさんあるんだ」
アニ「じゃ、じゃあカルボナーラで」
ベルトルト「僕はじゃあこのペペロンチーノにしようかな」
幸せな時間を過ごせた。
だがしかし時々霞んで目の前に現れる。
ベルトルト「エレン?!」
エレン「・・・・・・」
そのエレンはスッと煙るのように消える。
心臓はいつの間にか、何か見えない手で握られていた。
-
- 49 : 2013/11/03(日) 22:58:59 :
- >>48
ライナーに勧められあの日に行くはずだったレストランで
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- 50 : 2013/11/03(日) 22:59:07 :
- いい!面白い!
-
- 51 : 2013/11/03(日) 22:59:43 :
- 凄い、面白い!!
-
- 52 : 2013/11/03(日) 23:09:17 :
- もう辺りはすっかり暗くなっていた。
底がみえるくらい浅い小さな川の橋の上に僕らはいた。
ベルトルト「ちょっとここに座ろうか」
アニは黙ったまま縮こまりながら橋の上のベンチに座る。
ベルトルト「・・・・・・はぁ」
大きくため息をついた、緊張ばかりで中々気持ちが休めることがなかったからだろう。
ため息同時に睡魔に襲われそうになる。
ベルトルト「・・・・・・今日は楽しかった?」
恐る恐る聞いて見る。
アニ「うん」
しかし表情は笑っていなかった。
街灯の薄明かりで横顔しか見えないが笑っていないのははっきりと分かる。
何が不満だったんだろうか? 折角エレンの事を忘れるくらい楽しめたというのに。
アニ「一ついいかい?」
彼女がやっとこっちを向いてくれた。
ベルトルト「何かな?」
アニ「あんたさ・・・殺したでしょ?」
その瞬間、見えない手は僕の心臓を握りつぶし今まで味わったことのない苦痛が身体中を走った。
-
- 53 : 2013/11/03(日) 23:10:42 :
- おふぅ…
-
- 54 : 2013/11/03(日) 23:11:04 :
- ヤヴァイ。おもしろい。
-
- 55 : 2013/11/03(日) 23:11:23 :
- >>53
おふぅ…
そして名前www
-
- 56 : 2013/11/03(日) 23:21:42 :
- ベルトルト「・・・・・・」
そのなんとも言えない痛みに何も声が出ず、体が痙攣しているかのように小刻みに震える。
アニ「そうなんだね?」
冷たい質問にさらに僕の痛みは増す。
ベルトルト「あ・・・あぁ・・・そ、そうさ」
今まで我慢していた本音が口から漏れる。
すこし痛みが、和らげたけどまだ取れたわけじゃない。
あの時のエレンの断末魔が、鮮明に頭の中で広がる。
アニ「・・・・・・そうかい」
しかしアニは怒ったりもがっかりもせずただ空を見つめるだけだった。
ベルトルト「怒らないのかい?」
アニ「別に、私もそんなのと変わらないしね」
僕たちは確かに沢山の人を殺した。
罪のない人間を殺し人々の幸福を奪っていった。
アニに気づかされた、僕たちは戦士なんだ。
一人殺したくらいで罪悪感を感じるわけにはいかないんだ。
ライナー「お前らここにいたのか」
ライナーが闇夜から僕らの目の前に現れる。
ライナー「そろそろ門限の時間に近いから慌てて探したぞ」
ベルトルト「ごめん」
ライナーは僕の肩を思いっきり叩いた。
ベルトルト「痛っ!」
ライナー「お前もついにやったんだな!」
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- 57 : 2013/11/03(日) 23:31:31 :
- 次の瞬間だった、
ザクッ
胸に何か強い痛みが走る。
ライナー「み・・・ミカサ・・・」
痛みから何か温かい物が流れそして出てくるのが分かる。
エレンもこんな感じだったのかな・・・・・・?
僕の心臓を握っていた見えない手は離れ段々と楽になるのが分かる。
そしてライナーとアニも首が切られるという瞬間が見えた。
みんなで仲良く死ぬのか。
エレン、君にもし会えたなら絶対に謝ろう。
君に会えなくてもずっと謝ろう。
視界が掠れ前が見えなくなる。
目の前は暗闇が支配しゆっくりと周りの音、風を感じなくなる。
-
- 58 : 2013/11/03(日) 23:36:21 :
- ミカサ「エレンはこれでも許さないはず・・・」
上から冷たい何かがかかる。
ミカサ「これは・・・雨?」
ポタポタという雫がやがてバケツをひっくり返したような強い雨が降り出す。
ミカサ「さようなら」
ミカサは暗闇へと消えた。
もうミカサの後は洞窟の穴のような深い暗闇が続くばかりである。
そして3人のうち1人は笑顔になっていた。
まるで、何かの重荷を誰かに乗せれて楽が出来たような無邪気な笑顔だった。
その後、ミカサを見たものはいない
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- 59 : 2013/11/03(日) 23:36:35 :
- 終わりです!
-
- 60 : 2013/11/03(日) 23:38:02 :
- アニハーさん、アニ神さん楽しめましたでしょうか?
エレクリを書いてくださったお礼に、アルアニ以来慎重に書きました!
ぜひ喜んでくださると嬉しいです。
もし喜んでくださらなければ本当に罪悪感でやめれない・・・
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- 61 : 2013/11/03(日) 23:40:10 :
- 喜んだけどやめないっていう方針はないです?
-
- 62 : 2013/11/03(日) 23:40:38 :
- えっえ〜悩みなう>_<
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- 63 : 2013/11/03(日) 23:41:11 :
- 今までにないくらい本気だしたからこれ以上の作品ふ僕はかけませんよ?
-
- 64 : 2013/11/03(日) 23:41:38 :
- これね、すごく良かった
-
- 65 : 2013/11/03(日) 23:41:54 :
- お疲れ様です面白かったよ!!
-
- 66 : 2013/11/03(日) 23:42:09 :
- そう言ってもらえると嬉しいw
-
- 67 : 2013/11/03(日) 23:42:59 :
- だから続けよ?
-
- 68 : 2013/11/03(日) 23:43:57 :
- でもまた行き詰まるかもですよ?
-
- 69 : 2013/11/03(日) 23:44:26 :
- うんでも
-
- 70 : 2013/11/03(日) 23:45:23 :
- それでもいいなら・・・・・・うーん少し考えさせてw 凄いなやんでるからw
-
- 71 : 2013/11/03(日) 23:46:26 :
- 納屋んで納屋んで
-
- 72 : 2013/11/03(日) 23:47:08 :
- どうしよ・・・でもアニ神さんやめるんですよね?
-
- 73 : 2013/11/03(日) 23:47:49 :
- はい?やめませんよ?
-
- 74 : 2013/11/03(日) 23:48:41 :
- アレンさんの掲示板でなんか見ましたよ?
-
- 75 : 2013/11/03(日) 23:49:17 :
- 冗談ですよ。
-
- 76 : 2013/11/03(日) 23:49:59 :
- そうなんですか! ならもう少しいてみます
-
- 77 : 2013/11/03(日) 23:50:34 :
- よっしゃいうぇぇい!!
-
- 78 : 2013/11/03(日) 23:51:18 :
- でも今でさえガチで書いてPVこれだから行き詰まりそうw
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- 79 : 2013/11/03(日) 23:52:05 :
- これからもよろしくアソビン!!
-
- 80 : 2013/11/03(日) 23:52:26 :
- 病みエンド....
-
- 81 : 2013/11/03(日) 23:52:55 :
- ガチはPV稼げない
-
- 82 : 2013/11/03(日) 23:52:55 :
- 僕だっていっつもPV 低いぞ
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- 83 : 2013/11/03(日) 23:53:21 :
- 病みエンドではないですよw
実際はベルトルトのハッピーエンドなんですよこれ>_<
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- 84 : 2013/11/04(月) 00:01:43 :
- バッドエンドの中の幸せって感じじゃない?
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- 85 : 2013/11/04(月) 00:02:35 :
- >>84
バッドエンドの中の幸せ・・・でもないです普通にハッピーエンドです。
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- 86 : 2013/11/08(金) 22:21:27 :
- 終わり方が羅生門に似てるなー。
下人が走って終わトコと
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- 87 : 2013/11/09(土) 09:13:21 :
- >>86
読んで見たら最後似てた・・・消した方がいいのかな・・・
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- 88 : 2013/11/09(土) 09:16:08 :
- いや、別に大丈夫だと思いますよ 似てるだけです
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- 89 : 2020/10/14(水) 13:59:51 :
- 高身長イケメン偏差値70代の生まれた時からnote民とは格が違って、黒帯で力も強くて身体能力も高いが、noteに個人情報を公開して引退まで追い込まれたラーメンマンの冒険
http://www.ssnote.net/archives/80410
恋中騒動 提督 みかぱん 絶賛恋仲 神威団
http://www.ssnote.net/archives/86931
害悪ユーザーカグラ
http://www.ssnote.net/archives/78041
害悪ユーザースルメ わたあめ
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害悪ユーザーエルドカエサル (カエサル)
http://www.ssnote.net/archives/80906
害悪ユーザー提督、にゃる、墓場
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害悪ユーザー墓場、提督の別アカ
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害悪ユーザー筋力
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害悪ユーザースルメ、カグラ、提督謝罪
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害悪ユーザー空山
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【キャロル様教団】
http://www.ssnote.net/archives/86972
何故、登録ユーザーは自演をするのだろうか??
コソコソ隠れて見てるのも知ってるぞ?
http://www.ssnote.net/archives/86986
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- 90 : 2020/10/28(水) 13:40:18 :
- http://www.ssnote.net/users/homo
↑害悪登録ユーザー・提督のアカウント⚠️
http://www.ssnote.net/groups/2536/archives/8
↑⚠️神威団・恋中騒動⚠️
⚠️提督とみかぱん謝罪⚠️
⚠️害悪登録ユーザー提督・にゃる・墓場⚠️
⚠️害悪グループ・神威団メンバー主犯格⚠️
10 : 提督 : 2018/02/02(金) 13:30:50 このユーザーのレスのみ表示する
みかぱん氏に代わり私が謝罪させていただきます
今回は誠にすみませんでした。
13 : 提督 : 2018/02/02(金) 13:59:46 このユーザーのレスのみ表示する
>>12
みかぱん氏がしくんだことに対しての謝罪でしたので
現在みかぱん氏は謹慎中であり、代わりに謝罪をさせていただきました
私自身の謝罪を忘れていました。すいません
改めまして、今回は多大なるご迷惑をおかけし、誠にすみませんでした。
今回の事に対し、カムイ団を解散したのも貴方への謝罪を含めてです
あなたの心に深い傷を負わせてしまった事、本当にすみませんでした
SS活動、頑張ってください。応援できるという立場ではございませんが、貴方のSSを陰ながら応援しています
本当に今回はすみませんでした。
⚠️提督のサブ垢・墓場⚠️
http://www.ssnote.net/users/taiyouakiyosi
⚠️害悪グループ・神威団メンバー主犯格⚠️
56 : 墓場 : 2018/12/01(土) 23:53:40 このユーザーのレスのみ表示するこの書き込みをブックマークする
ごめんなさい。
58 : 墓場 : 2018/12/01(土) 23:54:10 このユーザーのレスのみ表示するこの書き込みをブックマークする
ずっとここ見てました。
怖くて怖くてたまらないんです。
61 : 墓場 : 2018/12/01(土) 23:55:00 このユーザーのレスのみ表示するこの書き込みをブックマークする
今までにしたことは謝りますし、近々このサイトからも消える予定なんです。
お願いです、やめてください。
65 : 墓場 : 2018/12/01(土) 23:56:26 このユーザーのレスのみ表示するこの書き込みをブックマークする
元はといえば私の責任なんです。
お願いです、許してください
67 : 墓場 : 2018/12/01(土) 23:57:18 このユーザーのレスのみ表示するこの書き込みをブックマークする
アカウントは消します。サブ垢もです。
もう金輪際このサイトには関わりませんし、貴方に対しても何もいたしません。
どうかお許しください…
68 : 墓場 : 2018/12/01(土) 23:57:42 このユーザーのレスのみ表示するこの書き込みをブックマークする
これは嘘じゃないです。
本当にお願いします…
79 : 墓場 : 2018/12/02(日) 00:01:54 このユーザーのレスのみ表示するこの書き込みをブックマークする
ホントにやめてください…お願いします…
85 : 墓場 : 2018/12/02(日) 00:04:18 このユーザーのレスのみ表示するこの書き込みをブックマークする
それに関しては本当に申し訳ありません。
若気の至りで、謎の万能感がそのころにはあったんです。
お願いですから今回だけはお慈悲をください
89 : 墓場 : 2018/12/02(日) 00:05:34 このユーザーのレスのみ表示するこの書き込みをブックマークする
もう二度としませんから…
お願いです、許してください…
5 : 墓場 : 2018/12/02(日) 10:28:43 このユーザーのレスのみ表示する
ストレス発散とは言え、他ユーザーを巻き込みストレス発散に利用したこと、それに加えて荒らしをしてしまったこと、皆様にご迷惑をおかけししたことを謝罪します。
本当に申し訳ございませんでした。
元はと言えば、私が方々に火種を撒き散らしたのが原因であり、自制の効かない状態であったのは否定できません。
私としましては、今後このようなことがないようにアカウントを消し、そのままこのnoteを去ろうと思います。
今までご迷惑をおかけした皆様、改めまして誠に申し訳ございませんでした。
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