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迷子になっていた少女を助けたら幽霊だった件
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- 1 : 2014/07/13(日) 23:12:01 :
- ゲスミンです!!
えっと、もう1つのssは一時中断で…。すみません。
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- 2 : 2014/07/13(日) 23:15:16 :
- 期待ジャァァァァン⬆️
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- 3 : 2014/07/13(日) 23:38:07 :
- 『プロローグ』
アルミン「はぁッ……はぁッ………」
それはとある雪山で起こったとある悲劇の出会いだった。
体力が人一倍無い僕は、訓練兵の列からはぐれ、
雪崩にあい、道を行き違うという数々の災難に見舞われていた。
…いや、災難だが、死ぬかも知れない…。
あぁぁ…お爺ちゃん……。お爺ちゃんが見えてきたよ…
…と。被害妄想ばかりしていてもらちがあかない。
とにかくここら辺歩いてみるか…?
それとも、待っているのが得策か…?
……少しかけてみるか…。小屋があるかもしれない…。
ということで少しあたりをふらつくことにした。
死ぬかもしれないのにのんきである。
だが、正直に言うと、巨人に喰われるよりかは良いなと思うところもあった。
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- 4 : 2014/07/13(日) 23:48:56 :
- 少しふらついてみると、近くにそこそこ立派な洞窟があった。
ゴツゴツした岩が沢山あり、一番大きな岩の上には鍵がある。
なんだこれ…。あれか?あれなのか?
迷子になった僕に洞窟の中にいる化け物を倒せ的なやつなのか?
鍵を開けて冒険を始めよう!!的な?
ははッ!!ははははッ!!!馬鹿げてる…。てか、馬鹿にしてんの?
そんなむなしい1人会話を続けていると、どこからともなく声が聞こえた。
『…助けて…。ここから出して……。外に行きたいよぅ…。ごめんなさい…。』
……は?何今の…?
『鍵…鍵が欲しい…』
鍵?これ?
と、岩の上の鍵をとる。
持ってけば良いの?
『…うん。持ってきて…。そしたら危害は加えないわ…』
うん!!それは良かった!!………って…は?
え…危害加えるつもりだったの…?
『だって…ここ私の洞窟だし…。』
え、あ、うん。わかった。聞いた僕が馬鹿だった。今持ってくよ。
『うん。持ってきて…』
なんとなく少女の声が忘れられなくて僕は鍵をもって洞窟の奥へ進むことにした。
なにより、さっき彼女は『外に行きたい』と言ったのだ。
それがなんとなく自分にかさなった。
自分は単純だなと思う。
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- 5 : 2014/07/13(日) 23:55:58 :
- 僕は奥へ進んで行くと目を見開いた。
少女が檻の中で倒れている。
アルミン「ッッ!!!大丈夫!?」
少女「う…ん。開けて…。」
ぎいッッ、という音とともに扉が開く。
少女「ありがとう。私の名前は『アリス』。あなたは?」
アルミン「あ、うん。僕はアルミン・アルレルトっていうんだ。」
アリス「ふふっ!!変な名前!!」
アルミン「………。」
アリス「あっ、ごめんね…。」
アルミン「…うん。」
アリス「本当ごめんって!!」
アルミン「てか、とりあえず、一緒に外に出ない?」
アリス「!!うん!!出る出る!!!」
こうして、僕達は歩いて行くうちに教官たちに見つけられ
なんとか小屋にたどり着く事ができたのだった。
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- 6 : 2014/07/13(日) 23:57:57 :
- 期待だミン↑…ごめんなさいふざけました(((
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- 7 : 2014/07/13(日) 23:58:20 :
- エレン「アルミン!!心配したんだぞ!!」
ミカサ「アルミンに何かあったら…」
アルミン「ごめんごめん。あ、そうだ!!みんなに紹介したい子がいるんだ!!」
皆「ん?」
アルミン「この子!!!」
アリス「………。」
クリスタ「…アルミン。そこ、誰もいないよ…?」
アルミン「……へ?」
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- 8 : 2014/07/13(日) 23:59:03 :
- コメントありがとうございます!!
次回はまた明日!!
>>6 大丈夫ですよw?
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- 9 : 2014/07/13(日) 23:59:58 :
- げ、げすみんさんがss書いてる!?きたいっ!
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- 11 : 2014/07/14(月) 19:35:39 :
- 第1話『迷子になっていた少女を助けたら僕だけに見えた件』
それはちょっとした好奇心だった。
本の読みすぎのせいか、はたまたそんな展開に憧れていただけかはさだかではないが
洞窟の出会い、とはきっと1000人に1人…いや、もっと少ないかもしれない。
そんなことで少女を助けた僕は104期にその『アリス』と名のる少女を紹介しようとしたところ…
少女はみんなには見えないらしい。
アルミン「へ?ってことは君…」
ここは今は、誰も来ないであろう薄汚い馬小屋の中。
アリス「………本当の事言ったら…怒りますか…?」
アルミン「ん〜…。その話しの内容によるかな…。」
正直言うと僕も薄々気づいていた。
だって、洞窟なのに洞窟内放送だよw?
そりゃ薄々感づかないのは「エレン」か「コニー」の2人くらいである。
(*サシャは悪寒に気づきやすいそうなので無しにしました。)
アリス「うっ…。わかりました。言います…。」
アルミン「うん。」
アリス「わっ…私は……私は………。…ふぇぇえッ…」ポロポロ
ファッ!?なぜ泣き出したんだ!?え、えっと…
アルミン「えッッ!?ど、どうしたの?どこか痛いの?え、えっと…」オロオロ
アリス「ふぇッ…?あ、違いまふ…あの、ただ、しぇっかくお友達ににゃれたのにっ…ふぐっ、嫌われると思うと…ふぇぇええッッ」
あ、ちょっといじわるしすぎちゃったかな…。
もう舌すらまわらなさそうだ…
アルミン「え!?あ、えっとごめん!!ごめんね!!本当は薄々感づいてたんだ…。」
ああ!!!もういい!!言ってしまえ!!腹をくくるんだ!アルミン・アルレルト!!
アルミン「君が…その……ゆ、幽霊だってこと…。」
アリス「ふえぇ??」きょとん
アルミン「…え?」
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- 12 : 2014/07/14(月) 20:31:51 :
- え…あれ…違かったのか…?
だとすると…
恥ッッッッッッッッずかしいいいいいいいい!!!!!
何それ!!それじゃあ僕がまるで廚二病みたいじゃないか!!
僕が馬鹿みたいじゃないか!!
とんだキチガイじゃないかああああ!!!
脳で社会的に死んだと嘆いていると、
アリス「な、なんだ…アルミンさん、わかってたんですか…。」ホっ
そうそうわかってたの!!…ん?お、おお!!間違ってなかったああ!!
ありがとうございます!!神様、仏様、クリスタ様!!
…今思った…僕って…
とんだ馬鹿じゃねぇか…
アリス「ところで…」
突然話し掛けられてビクッっと肩が揺れる。
アルミン「な、何?」
アリス「これはなに?」
アリスの指差した方を向くとそこには馬術での訓練で使う、馬がいた。
思考回路がめちゃくちゃで気づかなかったらしい。
てか、アリスって馬を知らないのか…?
アルミン「これはジャンd…ゴホンっ…」
危ない危ない…、ジャンって言いかけたぞ…。←言ってることに気づかない
アルミン「それは馬っていう、生き物だよ。」
アリス「へぇ〜…かわいいんだね!!」
アリスは馬を手慣れた様子で触っている。
動物を知らないのにすごいな、と正直に思う。
いざ考えるとアリスについてはいろいろ思う点があった。
まじまじと見るとアリスはとても綺麗な人だなと思う。
薄い透けた肌。まあ、これは『幽霊』と言われる中では当然?の事かもしれない。
生きていないのだから。
そして綺麗な僕と同じ金髪の髪。それこそ、月の光が当たれば天女の羽衣のようだった。
そして、透き通る瞳。今にも吸い込まれそうな瞳はついつい見とれてしまう…。
本当に、僕はアリスの瞳に見入ってしまった。
アリスが突然こちらを向く。
アリス「どうかしましたか?アルミンさん?」
アルミン「えっ!?いやいや、なんでもないの!!なんでも!!」
アリスをじっと見ていた僕はアリスと目が合うとすぐに避けてしまった。
恥ずかしくなった…。自分でも顔が赤くなるのがわかる。
????「お〜い。アルミ〜ン!!いるか?」
アルアリ「「!!??」」
ライナー「おお、アルミンこんなところで一人で何してんだ?」
アルミン「え!!あ、いや、何でもないよ、で、どうしたの?」
ライナー「いや、もう消灯の時間だぞ?」
アルミン「あ!本当だ!!今行くよ!」
ライナー「おう。早くしろよ?」
アルミン「うん。ありがとう。」
こうしてライナーは去って行った。
アルミン「あ。」
アリス「?どうしたんです」
大事なことを忘れていた…。
今夜、アリスはどこで寝るんだ…。
そう言うと、
アリス「ああ、どうしましょうか…。」
アルミン「う〜ん。」
さすがにこんな馬小屋で寝ろなんて言える分けないし、外でも言える分けない。
アリス「あ!!じゃあ、」
アルミン「ん?」
僕はなにか思いついたであろう顔をしたアリスに問いかけるように言った。
アリス「アルミンさんのベットで寝れません?」
アルミン「…へ?」
第1話『迷子になっていた少女を助けたら僕だけに見えた件』終わり
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- 14 : 2014/07/15(火) 21:30:54 :
- クリスタみたいな幽霊かな?
期待
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- 15 : 2014/07/16(水) 00:32:13 :
- >>14 そんなかんじですねw
改めて紹介を…
『アリス』
○洞窟で助けを求めていた幽霊。
○クリスタに似ているが、クリスタより髪が長い。
その他はまだ不明…
こんな感じです。
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- 16 : 2014/07/16(水) 00:42:07 :
- 第2話『迷子になっていた少女を助けたら一緒に寝る事になった件』
アルミン「…ファッ!?」
アリス「ふえ?どうしました?」
アルミン「ちょっと待って。待ってね。」
え?今なんて言った?え、一緒に寝る?
いやいや、それはない。こんな僕なんかと寝るなんて…はははっ!!
アルミン「あ〜…うん。わかった!!いいよ!!」
と、いうことで、僕達は寝床へ向かった
ーーーーが、僕には今、この状況が分からなかった。
アリス「えへっ!!私、こうして誰かと背中合わせで寝るの、憧れていたんです!!」
アルミン「……え?え?えええええええ???ちょッ!?これどういうkむぐッッ」
えええええええ。訳分かんなくなってたら口掴まれたアアア。
アリス「しーーっ!!他の皆さんが起きてしまいますよ!!」
アルミン「あ、そうだったね…あはは……、え?」
アリス「ん?」
アルミン「て、なんで?僕やっぱ床で寝るよ。」
階段から降りようとした。その時。
ガシッっ
アルミン「!?」
突然、何が起こったか分からなかったが、数秒経つと、すぐに理解できた。
どうやらベットに連れ戻されたらしい。
アリス「もうっ!!アルミンさん!!今日は私と、背中合わせで寝て下さい!!」
その、必死に『お願いします!!』という視線に、僕は『うん…』と許可を出してしまった。
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- 17 : 2014/07/16(水) 00:52:40 :
- この日はいろいろありすぎて、眠れそうになかった。
アルミン「…アリス…、もう寝た?」
僕は小声で彼女に問いかける。
アリス「いいえ。なんでか今日はいろいろあったので、ドキドキして眠れそうにありません。へへっ!!」
彼女はいたずらをしそうな子供のように無邪気に答えた。
この際なので、アリスにいろいろなことを聞いてみる事にした。
アルミン「アリス。君は、どうして洞窟なんかに居たの?」
アリス「…覚えてないんです。なにも。」
アリス「自分がどう死んだのかも…。」
アルミン「…そっか。」
申し訳なさそうに言う彼女の後ろ姿しか見えない僕は、
なぜだか自分でもわからない行動にでた。
アルミン「……あのさ、敬語やめない?」
アリス「…え?」
アルミン「もっとさ、君のこと、知りたいんだ!!だからさ、友達だし、敬語、やめようよ!!」
アリス「…!!私も、自分の事を思い出したい。そして、アルミンさんのことも、もっと知りたい。…あっ!!」
アルミン「ふふっ!!じゃあ、改めてよろしくね!!アリス!!」
アリス「…うん!!よろしくね!!アルミン!!」
こうして僕達は、お互いのことを知りたいという興味を分かち合い。眠る事ができた。
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- 18 : 2014/07/16(水) 01:00:18 :
- ーーーしかし、日が出る頃であろう時間。
目が覚めてしまった僕は外の空気を吸いたくなり
寝ているアリスを起こさないように寝床から脱出した。
アルミン「……!!」
ドアを開けると、日をよく見る事ができる階段に、先客がいた。
アルミン「…君も目が覚めたの?」
???「…ああ(うん)。」
???「アルミン。お前(あなた)にも見えるの(か)?」
アルミン「…え?」
???「あの少女が…」
アルミン「!?え?君にも見えるの!?」
第2話『迷子になっていた少女を助けたら一緒に寝る事になった件』終わり
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- 19 : 2014/07/17(木) 16:21:32 :
- 第3話『迷子になっていた少女を助けたら僕にしか見えなかった少女が他の人にも見えた件』
アルミン「!?え?君にも見えるの!?」
僕はアリスが見えると言う少年に問いかけた。
???「ああ。」
少年はあっけなく答えた。
アルミン「…!!じゃあ、どうしてあの時言ってくれなかったの?」
いつも僕をかばってくれた。いつも一緒に居た。
???「あのときはまだ確信が持てなかった。」
あの少年が…
アルミン「…確信?」
苦しそうな顔をして言った。
???「いや…なんでもない。」
ねえ…君はアリスのこと…知ってるの?
『確信』ってなに…?
ーーーエレン…。
エレン「………。」
エレンの後ろ姿は何かを抱え込んでいるような…
何かを悔やんでいるような…
そんな背中だった…。
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- 20 : 2014/07/17(木) 16:31:40 :
〜食堂〜
アリス「ねぇねぇ!!アルミン!!私、街に遊びに行きたい!!」
アルミン「ふぁ?」
その後、エレンとの会話を考えているうちに、朝食を食べる時間ということを忘れていた。
夢中に口の中にパンを詰め込んでいた僕は無様な声を出してしまった。
アルミン「…ごめんね。アリス。今日は訓練があるんだ。」
アリス「訓練?」
アルミン「うん。明日はきっと午前中だけだから、午後には行けると思うよ。」
偶然なのか必然なのかは分からないが、明日は午後が休みだった。
アリス「へ〜訓練か…。見てみても良い?」
アルミン「え?うん。いいけど?」
アリス「ありがとう!!楽しみだな〜!!…で、でも明日の午後は絶対街に行こうね!!」
アリスが笑顔になった。
自然と僕も笑顔になる。
アルミン「…うん!!」
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- 21 : 2014/07/17(木) 16:38:01 :
- ふぉぉぉぉぉ!!続きが待ち遠しいです!!(
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- 22 : 2014/07/17(木) 16:57:04 :
- >>21 ふぉぉぉぉぉぉ!!そういってもらえるとうれしいです!!
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- 23 : 2014/07/17(木) 17:06:23 :
- きたああああああああああああああい!!!!!
続きがすごく気になるううううう!!!!!!!!!!
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- 24 : 2014/07/17(木) 17:12:47 :
- 食べ終わった(半分はサシャがたべてしまった)ところで、
今日の最初の訓練、『立体機動装置を使ったバランス感覚を保つ訓練』のために必要な道具。
立体機動装置を取りにきた。
アリス「ねぇねぇ、アルミン。それ、なんて言うの?」
アルミン「え?これは立体機動装置っていうんだ。」
アリス「へぇ〜!!すごいなぁ〜!!」
…ん?今の発言を不思議に思い、言ってみた。
アルミン「…それ本音じゃないでしょ?」
アリス「え!?本音だよ!!」
アルミン「だって、君まだ立体機動装置のすごさをみていないじゃないか。」
アリス「…!!なるほど!!まだ驚くのは早いのね!!」
アルミン「うん!!まだ驚くのははy…」
あ、ああ、あああ…ああああああああああああ!!
僕はなんて失態をおかしてしまったんだあああ!!!
アリスが期待して、僕の動きを見る。
↓
僕は立体機動が苦手なのでドジをする。
↓
アリスが期待を裏切られた…的な感じで落ち込む。
↓
今まで突き上げてきた友情が崩壊する。
↓
僕が社会的に死ぬ。
……冷静になれば考えられたはずだ…。
なんだ昔の僕は…。なんなんだ…。
『アリスが笑顔になった。
自然と僕も笑顔になる。』
……死ね。昔のパッパラパーだった僕よ…消え去ってくれ…
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- 25 : 2014/07/17(木) 17:25:30 :
- ーーーーミン!!ァ…ミン!!アルミン!!
アルミン「…はっ!?」
アリス「アルミンアルミン!!訓練、始まっちゃうよ!!」
アルミン「あ、ああああああ!!!そうだった!!!」
とんだ被害妄想で社会的に死ぬことを予測していたが、
……きっと今のがその第一歩だ。
…恥ずかしい///
アルミン「行こうッ!!アリス!!」
アリス「っっ、うん!!」
僕達は急いで走り出した。
エレン「………。」
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- 26 : 2014/07/17(木) 17:26:35 :
- >>23 またまた!!そういうコメントすごくうれしいですううううううう!!!!!!
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- 27 : 2014/07/17(木) 17:32:35 :
- あ、書き忘れました。これで
第3話『迷子になっていた少女を助けたら僕にしか見えなかった少女が他の人にも見えた件』終わりです。
(この話しの題名長っ!!って思ったときは兵長が削いでくれますので気にしないでくださいw)
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- 28 : 2014/07/17(木) 17:46:54 :
- 第4話『迷子になっていた少女を助けたら一緒に街に出かける事になった件』
ああっ!!午前の訓練が〜〜…終わった〜〜!!!!
アリス「アルミンアルミン!!忘れてないよねッ?」
アルミン「うん。一緒に街に出かけるんだよね?」
アリスに覗き込まれるかたちで問いかけられた僕は
覚えている事を言うとアリスは嬉しそうに言った。
アリス「ふふっ!!良かった〜♪忘れてたらどうしようかと…。」
アルミン「え?忘れないよ〜!!」
アリス「うん!!ありがとう!!」
アルミン「う、うん!!」
そんなことで…
アルミン「ほら、ここが広場だよ。広いから結構人気なんだよ。」
アリス「うわ〜〜ッ!!広いね!!」
アルミン「うん!!あ、あとさ…」
アリス「うん?」
アルミン「本屋に言ってもいいかい?」
アリス「ッッ!!私も行きたかったの!!昔から本は好きだったんだ〜!!」
アルミン「え!?そ、そうなんだ!!僕達なんか、趣味とか合うね!!」
アリス「うん!!嬉しいよ!!」ニコッ
僕も嬉しくなった。
僕達は足並みを合わせて本屋へ向かった。
アルミン「ふふっ!!楽しみだね!!自然とにやけちゃうよッ!!」
アリス「うんッ!!私もにやけちゃうな〜、へへっ!!最近はどんな本が売っているんだろうな〜ッ!!」
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- 29 : 2014/07/17(木) 17:48:10 :
- 続きは夜に書けると思います。
コメントしてくれている方々、ありがとうございます!!
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- 30 : 2014/07/17(木) 20:02:36 :
- 待ってますよ!
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- 31 : 2014/07/17(木) 21:35:33 :
- >>30 ええ人や…(*^^*)
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- 32 : 2014/07/17(木) 22:11:59 :
- 〜本屋〜
アルミン「わ〜ッ!!このシリーズの新作が出てる!!」
アリス「え?アルミンがハマってる本?見せて見せて!!」
僕がハマっているこの本は、
一人の少年の冒険の日々を描いた物語。
アルミン「それでね!この主人公の少年は、いろいろな人に見放されて自殺をはかろうとするんだけど、その時、女の人の
声が聞こえるんだ!そして自殺を止めてくれたその声の主に会うために冒険をするんだ!!それでねーーーッッ!!!ごめんっ…喋りすぎちゃった…。」
アリス「………。」
アルミン「あ…アリスぅ……?」
アリス「ーーにそれ…」
ん?なんて言ってるんだ?聞き取れない…。
アルミン「ん?……な、なぁに…?」
アリス「なにそれッッ!!!」
ファッ!?怒鳴られた!?うわっーーーッ!!喋りすぎたぁッーー!!
アルミン「ご、ごめんッ!!喋りすぎたよn「すっっごく読んでみたいんだけどぉぉ!!!」……へぇ?」
アリス「なにそれなにそれッッ!!!っていうかさ…」
アルミン「…ん?」
よかったぁ〜!!いい印象を与えられたようだ!!
って?なんだろう…?
アリス「その話し…私たちの出会い方と似てない?」
あ…確かに…雪山の中、死にそうな僕に声を掛けてくれた少女。
似ている…。
その時。
アリス「ふふっ!!ふふふふふっっ!!あははははッッ!!!」
アルミン「……へ?」
アリスが突然笑いだした。
アルミン「…アリス?」
アリス「いやっ!!なんか、うれしくてさ!!アルミンとのお話はうれしいなぁ!!」
アルミン「っっっっ!!!」
アリス「アルミンもうれしい?」
あああ…、天使だ…///
アルミン「うん。すっっごくうれしい!!!」
アリス「!!そっか、私もすっっっごくうれしい!!!!」
アルミン「ふふふふっ!!僕、アリスに出会えてよかったよ!!」
心の底からそう思った。
いつの間にか彼女が幽霊ということも忘れ、友人として、友達として
会話も、買い物も、いろいろな事をしていた。
それがすごくうれしかった。
彼女といると、嫌いな自分も好きになっていた。
それが、すごくうれしくて、ずっと一緒にいたい。
と思っていた。
あれ…?これって…
僕って…まさか…
アリスに恋、してるのか…?
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- 33 : 2014/07/17(木) 23:34:29 :
- 続きはまた明日やります!!
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- 34 : 2014/07/17(木) 23:35:39 :
- 続き全裸待機です!!((
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- 35 : 2014/07/17(木) 23:49:50 :
- 追いついた〜 期待です‼︎
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- 36 : 2014/07/18(金) 00:02:57 :
- すいません。もうちょっとできそうなんでできるところまでやります。
ちなみに
第4話『迷子になっていた少女を助けたら一緒に街に出かける事になった件』終わりです。
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- 37 : 2014/07/18(金) 00:33:39 :
- 第5話『迷子になっていた少女を助けたら恋をしていた件』
いつの間にか恋をしていた、と気づいた。
アリス「アルミン…。私も、あなたと出会えてよかった…。あの時あなたを呼んで。あなたに助けてもらって。あなたにかくまってもらって。本当によかったよ。」ニコッ
アルミン「あっ……」
その時、思いもよらない衝動に襲われた。
言葉が口走る。勝手に言葉が出る。
アルミン「あ、あの…えっと……う、うん。ありがとう///」
アリス「な、なんか恥ずかしいね///」
僕はなんだか今すぐに、この愛おしい存在を手にしたくなった。
アルミン「…ね、ねぇ…。」
アリス「…ん?」
ああああ。もう言え!!言ってしまえ!!当たって砕けろ!!
アルミン「あ、あの…アリス…。僕…えっと…。アリスの事が…す…すす、すすす、」
アリス「す?」
ああああ。もう言えよ!!言ってお願いだから!!
アルミン「す、好きです!!ごめんなさい!!」
あああ…言った……言ってしまった…。
アリス「…さい…。」
アルミン「……ん?」
アリス「ご…めん、なさい…。」
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- 38 : 2014/07/18(金) 12:17:42 :
- あーうー
続き待ってるよっ!!
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- 39 : 2014/07/18(金) 13:02:17 :
- アルミィィィィィン
男だああ!!!!!!!
続き期待です!
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- 41 : 2014/07/18(金) 20:44:49 :
- …え?ふ…ふられ、た……のか…?
一瞬何が起こったのか理解できなくなる。
頭の中が真っ白だ。
なにをどうしたらいいのかわからない。
ただ、1つだけ理解できることがあった。
自分はさっき告白をした。
今までにない感情にうれしくなって、告白した。
アルミン「……え?」
思わず聞き返す。
アリス「ご、ごめん…ね?本当……ごめん…。」
アリスはなにか訳あり顔をしている。
アルミン「…あ、ああ。そっか…。じゃあ……えっと、こちらこそごめんね……。」
涙声になっている事に気がつく。
好きな子の前なんだ…。しっかりしろ。アルミン・アルレルト!!
だけど、自分の偽りの心と本心は全然違って…
アルミン「そうだよね…。うん。ちょっと…、外の空気吸ってくるね……。」
…どうしたらいいのか分からずに…
逃げ出した。
彼女をおいて。
アリス「え!?う、ぅん……。」
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- 42 : 2014/07/18(金) 20:53:10 :
- 僕の足は言う事を聞かず走り出す。
そそくさと本屋から逃げ出してしまった。
アルミン「ぅうッ……くッ…、ヒックっ………ぐすッッ…」
自然とナミダが出る。
ポロポロと流れるナミダはあっけなく振られた事を励ますかのように、流れ出てくる。
ああ…。そっか……。さっき告白したことも、時間がたてば忘れてしまう。
あっけないんだ…。なにもかも…。
人が巨人に喰われて死んでゆくことも…
一日がすぐに終わることも…
104期の人数が少しずつ減ってゆくことも…あっけない、逃れられない運命だ…。
ああ…。あっけなかったなぁ……。
まあ…そりゃそうだよね…。
こんな運動オンチな僕よりもっとかっこいい人はいるし…
ちょっと、趣味が合うからって、早まった自分が馬鹿みたいだった。
-
- 43 : 2014/07/18(金) 21:06:33 :
- 〜本屋〜(ちょっとアリス視点)
アリス「はぁ……。」
ビックリしたぁ…。まさか告白されるなんて…。
でも…ひどいこと言っちゃったかな…。
もう少しいい返し方がなかったのかな…。
はぁ……。せっかくできたトモダチなのに…。優しくできなければ意味がない。
アリス「……はぁ…。」
この本屋には机と椅子があって、そこで私とアルミンは飲み物を飲みながら本の話しをしていた。
店員「…んしょっっ!!」
カチャッッ
飲み物をついでいたカップも片付けられてしまう…。
それは、私が見えないから…。
私のことが唯一見える少年。アルミン・アルレルト。
私はその人が大好きだった。
趣味が合って。私を見つけてくれて。私のために行動してくれて。
彼の不器用な気遣い方も、
とにかく、彼のすべてが好きだった。
でも…
アリス「………ううっっ…ひぐっ、ぐすっ…ううう…。」
自然とナミダが流れてきた。
こんな感情久しぶりだ…。
洞窟の中では別に寂しくはなかった。
いや、正確に言えば『外に出たい気持ちの方が強かった。』ということ。
でも、あの日、あの時、あの場所で…
あなたに出会ってしまった…。
大好きになってしまった…。
幽霊の私が…
だから…だめなの…
幽霊と人間は……
アリス「……この世では釣り合えないの……。」
-
- 44 : 2014/07/20(日) 21:52:48 :
- ここからはまたアルミン視点です
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- 45 : 2014/07/20(日) 22:03:32 :
- はぁ……。何やってんだろ…。
ふられて…、置き去りにしてしまった……。
男として最低じゃないか……。
本当…………最悪だ……。
すると、空からか?手紙が落ちてきた。
ん?なんだろ…、これ……。
パラっっ
手紙を開く。するとーーー
『 アルミンへ
さっきはごめんね…。
あの…、先に帰ってるね!!
えっと…、食堂でまた会おう。
アリス 』
ああ……アリスからか…。
飛べるのかな…、なんで見えなかったんだろ…
気、つかってくれたのか…
優しいなぁ……。
さて…僕もそろそろ帰ろ……。
-
- 46 : 2014/07/20(日) 22:09:35 :
- 〜訓練兵団内・食堂〜
はぁ……会う勇気が、こんな僕にあるかな…。
…さっきふられたのに…
でも…、ずっと喋れないのは寂しいな…
よしっ!!行こう。行って、トモダチでいてくださいって言おう。
せめてでも……。
ガチャッ……ギぃぃぃぃぃいイ…
古びた扉が開く。
そこには…
彼女は居なかった。
-
- 47 : 2014/07/20(日) 22:20:37 :
- ……え?
先に帰ったんじゃ…
あ、遅れてるのかな…?
まあ、待ってみようかな……。
あのままはやだし…。
〜10分経過〜
あれ…?これは遅すぎないか…?
…探しに行くか…。よしっ!!探しに行こう!!←(そうだ、京都へ行こう。)のノリ
まさか…なにか合ったら…。
いや、でも見えないし…。
いや……待てよ………。
もし……僕以外に、アリスが見える奴が居るとしたら…
……アリスが危ないかもしれないッッッ!!!
その瞬間、僕は走り出した。
こんなに体力のない僕だけど、今の所、(仮にアリスが誘拐されたとして)
アリスを助けられるのは……
"僕だけだ"
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- 48 : 2014/07/22(火) 19:28:02 :
- すいません、しばらくできないです。
-
- 49 : 2014/07/27(日) 07:29:39 :
- まだかな~?
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- 50 : 2015/07/14(火) 15:25:15 :
- 筆記終了になってますよ!
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