ssnote

x

新規登録する

作品にスターを付けるにはユーザー登録が必要です! 今ならすぐに登録可能!

このSSは性描写やグロテスクな表現を含みます。

エレン「この世界は、残酷だ・・・」

    • Good
    • 1

loupe をクリックすると、その人の書き込みとそれに関連した書き込みだけが表示されます。

▼一番下へ

表示を元に戻す

  1. 1 : : 2014/07/08(火) 13:29:25
    今書いてるシリーズとは一切関係ない新作です。

    ※注意

    ・シリアス

    ・ちょっとグロ

    ・ネタバレ

    という訳で書いていきます。
  2. 2 : : 2014/07/08(火) 13:33:30
    http://www.ssnote.net/series/1187

    ↑壁外追放者シリーズ(エレンハーレム)


    http://www.ssnote.net/series/1210

    ↑最強の二人組シリーズ(エレアニ)

    こちらも宜しくです!

  3. 3 : : 2014/07/08(火) 13:43:52

     ~845年・ストへス区~

     ワイワイガヤガヤ

    エレン「ん?どうかしたのか・・・?」

    アルミン「ああ、大変なんだ・・・ウォールマリアが壊されたらしいんだよ・・・」

    エレン「そうなのか?・・・でもここはストへス区だろ?別に大丈夫じゃないか・・・」

    アルミン「うん・・・そうだと良いんだけど・・・」

    ミカサ「二人とも・・・」

    エレン「おぉ、ミカサ。壁が壊されたらしいぞ。」

    ミカサ「知ってる。それより帰ろう?もう遅い時間。」

    アルミン「そうだね・・・じゃあね。エレン、ミカサ。また明日」

    エレン「ああ、じゃあな・・・」

    ミカサ「・・・また明日」


  4. 4 : : 2014/07/08(火) 14:13:26

    ~イェーガー家~

    エレン「ただいまー」

    カルラ「お帰りなさい」

    グリシャ「お帰り」

    エレン「あれ、父さん帰っていたの?」

    グリシャ「ああ、しかしまずい事になったな・・・」

    エレン「・・・壁の事?」

    グリシャ「巨人はここに来ないだろうが、避難民が沢山来る。食料が無くなる可能性があるぞ・・・」

    エレン「・・・」

    ミカサ「・・・」

  5. 5 : : 2014/07/08(火) 14:57:54
     それから2年後、ウォールマリア奪還作戦が行われた。
     同時に訓練兵団の入団募集が行われたがエレン、アルミン、ミカサはストへス区で生きていく事に決めた。

     そして3年後・・・


     ~850年~
  6. 6 : : 2014/07/08(火) 20:43:28
    エレン「なあ、アルミン。聞いたか?」

    アルミン「何を?」

    エレン「この前調査兵団が壁外調査で知性のある巨人と戦ったらしいぞ・・・」

    アルミン「知性?つまり人間みたいな巨人って事?」

    エレン「ああ、恐らくそうだろう」

    アルミン「もう、人類も危ないかもね・・・」

    エレン「ああ・・・」

    その日、ストへス区が地獄となる事を2人はまだ知らなかった・・・
  7. 7 : : 2014/07/08(火) 21:12:21
     ~ストへス区の外れ~

    「おい!アニ、今すぐこっちへ来い!」

    アニ「良いでしょ、ジャン・・・私はそっちが怖い・・・ただそれだけだから」

    ジャン「この地下に来るだけで証明できることがあるんだ!!とにかく来い!」

    「もういい・・・ここで言い争っていても時間の無駄だ。」

    ジャン「リヴァイ兵長・・・」

    リヴァイ「もう一度ズタズタに削いでやる・・・


            女型の巨人!」


    アニ「ふっ・・・面白いね・・・」

    アニ「私は、負けないよ!」スッ

     ガブッ!ピカァァァァ ズドドドドォォォォォン!
  8. 8 : : 2014/07/08(火) 21:28:11
    エレンの代わりの巨人いるんですか?
  9. 9 : : 2014/07/08(火) 21:33:23
    >>8 コメントありがとうございます!

       どうでしょうかね~?・・・
  10. 10 : : 2014/07/08(火) 21:40:47

     ~市街地~

     ピカァァァァ ズドドドドォォォォォン!

    エレン「ッ!!」

    アルミン「うわっ!」

    エレン「・・・・・なんだ?今の光と揺れ・・・」

    アルミン「何か、あったに違いない・・・」

     ・・・・・・・・・

    「エレン!アルミン!」

    アルミン「ミカサ!」

    エレン「大丈夫か?ミカサ・・・」

    ミカサ「うん・・・それより早く逃げたほうがいい」

    エレン「何故?」

    ミカサ「カルラおばさんが・・・


           

               巨人を見たらしい・・・」

  11. 11 : : 2014/07/08(火) 21:46:07
    エレン「なっ!巨人!?」

    アルミン「何で内地に・・・」

    ミカサ「今考えても意味が無い・・・とにかく逃げよう・・」

    エレン「ああ・・・・!おい・・・」

    アルミン「どうしたの?」

    エレン「足音が聞こえないか?」

    ミカサ「・・・?」

    アルミン「・・・?」

     ズシン!ズシン!ズシン!

    アルミン「!聞こえる・・・」

    ミカサ「これは・・・まさか!」

  12. 12 : : 2014/07/08(火) 21:54:56
    ラ…ライナー!?ww
  13. 13 : : 2014/07/08(火) 21:55:50

     ズシン!ズシン!ズシン!

    女型の巨人「・・・」ズシンズシン

    エレン「巨人だ・・・」

    「ウオォォォォォォォウ!」ズシンズシン

    エレン「!!」

    アルミン「もう1体・・・居たのか?」

    ??巨人「・・・」ズシン、ズシン

    アルミン「?巨人が巨人を追っている・・・」

     ズシンズシンズシン

    エレン「まずい!こっちに来るぞ!」

  14. 14 : : 2014/07/08(火) 21:57:52
    >>12 コメントありがとうございます!

       違いますよww。ライナー、ベルトルト、アニは原作通り人類の敵です。
  15. 15 : : 2014/07/09(水) 01:55:27
    期待
  16. 16 : : 2014/07/09(水) 14:50:06
    期待‼︎
  17. 17 : : 2014/07/09(水) 17:54:07
    >>15 >>16 コメント&期待ありがとうです。
  18. 18 : : 2014/07/09(水) 17:58:42
     
     ズドオォォォォン!

    エレン「うわっ!!」

    アルミン「うっ!」

    ミカサ「クッ!」

    エレン「何だ・・?」

    アルミン「巨人が倒れたのかな・・・?」

    エレン「・・・いや、違う。巨人が巨人を殴ったんだ・・・」

    ミカサ「しょうがない・・・早く船に行こう」

    エレン「ああ・・・」

  19. 19 : : 2014/07/09(水) 18:17:29

     ~船上~

    アルミン「うわ・・・凄い人の数・・・」

    ミカサ「内地に巨人が現れるって事は無かったから・・・」

    エレン「・・・」ソワソワ

    ミカサ「どうしたの?エレン、ソワソワして・・」

    エレン「母さんと父さんは大丈夫かな・・・?」

    ミカサ「大丈夫だと思う。二人とも巨人が見えたらすぐ逃げたから・・・」

    アルミン「たぶん、前の船で逃げたんじゃないかな?」

    エレン「ああ、それだと良いんだが・・・」
  20. 20 : : 2014/07/09(水) 18:39:57
    期待〜
  21. 21 : : 2014/07/09(水) 18:41:23
    >>20 コメント&期待ありがとうございます!
  22. 22 : : 2014/07/09(水) 18:42:08
    その後、ストへス区は2体の巨人により廃墟と化した。ストへス区の住民は何が起こったか分からないままただ逃げるしか無かった・・・
    今のところ死者は居ないが約100名の行方不明者が出ていた。
    その中にはエレン・イェーガーの母、カルラと父、グリシャも含まれていた・・・
  23. 23 : : 2014/07/09(水) 18:51:30

     ~避難所~

    エレン「・・・」

    ミカサ「エレン・・・大丈夫?」

    エレン「ああ、大丈夫だ・・・でもまだ母さんと父さんは見つかってないんだろ?」

    ミカサ「うん・・・」

    アルミン「エレン!ミカサ!パン貰ってきたよ・・・」

    エレン「ありがとな、アルミン」

    ミカサ「ありがとう」

    アルミン「エレン、元気出しなよ・・」

    エレン「あれから3日が経ったけどまだ見つかってないんだ」

    アルミン「そうだね、でも明日にはストへス区には入れるから、探しに行こう?」

    エレン「・・・」
  24. 24 : : 2014/07/09(水) 21:01:31
     
     ~その日の夜~

    ???「・・・」ススススス

    エレン「Zzz・・・」

    ???「・・・」スッ

    エレン「Zz・・・ん~・・・」

    ???「・・・」カチカチ、カチャ

    エレン「Zzz・・・」

    ???「・・・」スッ、タッタッタッ

    エレン「!?」ガバッ

    エレン「?誰か居たような・・・」

    アルミン「Zzz」

    ミカサ「Zzz」

    エレン「気のせいか・・・」

    エレン「寝よ」
  25. 25 : : 2014/07/09(水) 21:22:38

     ~翌日~

    エレン「・・・」ムク

    アルミン「あ、エレン。おはよう」

    エレン「ああ、おはよう」

    ミカサ「Zzz」

    エレン「ミカサはまだ寝てるのか・・・」

    アルミン「?エレン、何で指輪付けているの?」

    エレン「指輪?」スッ

    エレン「・・・本当だ、何でこんな物」ギュ、グググググ

    エレン「くそ、取れない」グググググ

    アルミン「心当たり無いの?」

    エレン「ああ、でもミカサのいたずらじゃないか?俺を元気付ける為に・・・」

    ミカサ「私がどうかしたの?」

    エレン「わっ!・・・ミカサか。ビックリした・・・」

    ミカサ「ごめんなさい。脅かすつもりは無かった。・・・それで私がどうかしたの?」

    エレン「ああ、この指輪。お前の仕業か?」

    ミカサ「いいえ。私ではない。」

    エレン「そうなのか?」

    ミカサ「ええ、それよりこの指輪。とても独創的な形」

    アルミン「確かに・・・何かの鍵みたいな形だね」
  26. 26 : : 2014/07/09(水) 21:47:58
    エレン「でも、これ昨日は無かったぞ」

    アルミン「うん。僕も、見た覚えが無い」

    アルミン「エレン、本当に心当たり無いの?」

    エレン「・・・!ああ」

    ミカサ「どうしたの?エレン」

    エレン「昨日の夜中、誰かが俺の近くで走っている音を聞いた・・・」

    アルミン「それは・・・誰かがエレンに指輪をしたってこと?」

    エレン「誰がそんな事・・・」

    アルミン「・・・ここで考えても意味が無い。とりあえずこれからストへス区に行こう」

    エレン「ああ」

  27. 27 : : 2014/07/10(木) 00:06:34
    期待
  28. 28 : : 2014/07/10(木) 17:12:20
    >>27 コメント&期待ありがとうございます!
  29. 29 : : 2014/07/10(木) 17:21:39

     ~ストへス区~

    エレン「どの家もボロボロだな・・・そういえばあの2体の巨人はどうなったんだ?」

    アルミン「聞いた話によると、調査兵団の巨人の少年ともう1体の謎の巨人が戦っていたらしい」

    エレン「巨人の少年って1ヶ月前ぐらいに話題になってた奴か?」

    アルミン「そう。名前は確か・・・


            

             マルコ・ボット




                     だったと思う・・・」

  30. 30 : : 2014/07/10(木) 19:49:33
    エレン「マルコって言うのか・・・俺と同い年ってことは知ってたけど名前は始めて知ったな」

    アルミン「僕も昨日、駐屯兵の人に聞いて始めて知った」

    ミカサ「でも、もう1体の巨人は何だったんだろうか?」

    アルミン「分からない・・・兵士のおじさんも知らないっていってた」

    エレン「そうなのか・・・あ!俺の家だ!」

    アルミン「あ~エレンの家も相当やられてるね・・・」

    エレン「結構ボロボロだな・・・でも、何とか入れそうだ」
  31. 31 : : 2014/07/10(木) 20:00:26
     
     ~家の中~

    アルミン「中も相当酷いね・・・」

    エレン「ああ・・・8年前に似ているな・・・」

    アルミン「8年前ってあの地震の事?」

    エレン「あの時は家族で出掛けていたから良かったけど家の状況は似ている」

    ミカサ「・・・ちょっと誰か居ないか探してくる」

    アルミン「うん、気をつけてね」

    エレン「何かあったら言えよ」

    ミカサ「うん」タッタッタッ

  32. 32 : : 2014/07/10(木) 20:27:45
    今頃ですが各キャラの紹介をします。

     エレン・イェーガー

    父が医者だからそれなりに財産があった。その為ストへス区に住んでいる。
    アルミンとは親友、ミカサとは双子の兄である。
    ある事がとてつもない力を持つ。巨人化能力なし。
    その他は原作通り。

     ミカサ・イェーガー

    全く似てないがエレンとは双子である。
    その他は原作通り。

     アルミン・アルレルト

    祖父が財産を持っていた為ストへス区に住んでいる。
    外の世界には興味を持っていない。
    その他は原作通り。

     マルコ・ボット

    調査兵団に入り壁外調査で巨人に食われるが巨人化する。
    その後はそのまま調査兵団にいる。
    その他は原作通り。


    その他のキャラはほとんど原作通りだけど急にオリジナルになるかもです。
    ※マルコが生きているのはトロスト区奪還作戦が無かったから。
  33. 33 : : 2014/07/10(木) 20:29:18
    座標は誰が使うんですか?
  34. 34 : : 2014/07/10(木) 20:32:38
    >>33 コメントありがとうございます!

       それを言うとこの話のネタバレになるので秘密です。
  35. 35 : : 2014/07/11(金) 03:08:24
    期待
  36. 36 : : 2014/07/11(金) 17:32:28
    >>35 コメント&期待ありがとうございます!
  37. 37 : : 2014/07/11(金) 18:23:09

     ~1分後~

     エレンー!アルミーン!チョットキテ!

    アルミン「ミカサの声だ」

    エレン「行こうぜ!」タッタッタッ

    アルミン「うん!」タッタッタッ

     ・・・・・・

    アルミン「どうしたの?ミカサ」

    エレン「誰か居たか?」

    ミカサ「いいえ、誰も居なかった・・・」

    エレン「そうか・・・」

    ミカサ「・・・本題だけどここにこんなドアあった?」

    アルミン「確かここはエレンの部屋だったっけ?」

    エレン「ああ、俺の部屋だ・・確かにこんなドアは無かった」
  38. 38 : : 2014/07/11(金) 18:41:04
    エレン「しかも俺の部屋はこんなに広くない・・・」

    ミカサ「つまりどう言う事?」

    エレン「増築したってことか?」

    アルミン「いや、違う。このドアとエレンの部屋は仕切られていた痕跡がある」

    ミカサ「つまり・・・」

    エレン「後から板で仕切ったってことか」

    アルミン「でも、何の為に・・・」

    エレン「ちなみにそのドア、開くのか?」

    ミカサ「分からない。まだ開けてない」

    エレン「そうなのか?じゃあ開けてみようぜ」
  39. 39 : : 2014/07/11(金) 19:19:59

     ガチャ!ガチャ!

    ミカサ「開かない・・・」

    エレン「鍵穴が・・・無いな。あるのは変わった形の窪みとドアノブだけ」

    アルミン「ドアが歪んだとは思えないし・・・」

    ミカサ「・・・ねぇ、この窪み見覚えがある気がする」

    エレン「・・・確かに、俺もある」

    ミカサ「何だろう?」

    エレン「う~ん・・・」

    アルミン「・・・・・」

    アルミン「・・・2人は分からないの?」

    エレン「え?何が?」

    アルミン「その形はエレンの手に付いているじゃないか」

    ミカサ「あ!」

    エレン「この指輪か・・・」
  40. 40 : : 2014/07/11(金) 20:20:07

     カチ!カチ!ガチャ!

    エレン「開いた!」

    ミカサ「階段?地下へ続いてる・・」

    アルミン「行ってみる?」

    エレン「確立は少ないけど父さんと母さんが居るかもしれない。行ってみよう」

     ~階段~

    アルミン「長い階段・・・どこまで続いているんだろう?」

    エレン「この階段、埃一つ無いな。凄く綺麗だ・・・」

    ミカサ「最近まで人が居たって事?」

    アルミン「そうなのかな?・・・あっ!明かりが見える!」

    エレン「本当だ!行こうぜ!」
  41. 41 : : 2014/07/11(金) 20:34:08

     ~地下室~

    エレン「・・・この部屋、このタンスしかないのか?」

    アルミン「だいぶ広い部屋なのに端っこにタンス1つ・・・何か意味があるのかな?」

    ミカサ「この部屋も埃一つ無い・・・それに火が灯った松明がある。やっぱり人が・・?」

    エレン「でも、ここに父さんと母さんは居ないな・・・」

    アルミン「この部屋、何の為に・・・?」
  42. 42 : : 2014/07/11(金) 20:46:49
    エレン「とりあえずこのタンス開けてみるか?」

    アルミン「うん、何か仕掛けがあるかもしれないから慎重にね」

    エレン「おう。じゃあ、一段目・・・」ガラ

    ミカサ「何も無い・・・」

    エレン「2段目・・・」ガラ

    アルミン「何も無いね」

    エレン「最後の段・・・」ガラ

    エレン「ん?何だこれ?」
  43. 43 : : 2014/07/11(金) 21:42:54
    アルミン「小さいケースと大きいケースがあるね」

    アルミン「どっちも開けていい?」

    エレン「んー・・・俺は地上に出てからの方がいいと思う」

    アルミン「確かにそれもそうだね。じゃあ持つよ」

    アルミン「・・・ん?大きい方が持ち上がらない」グググ

    ミカサ「アルミン、変わって」

    アルミン「はい」

    ミカサ「本当だ・・・上がらない」グググググ

    エレン「タンスに打ち付けられているんじゃないか?」

    アルミン「本当だ。大きいほうは諦める?」

    エレン「ああ。仕方ない、小さい方持ってくか・・・」

  44. 44 : : 2014/07/11(金) 22:00:15
    とっても面白いです!
  45. 45 : : 2014/07/11(金) 22:06:26
    >>44 コメントありがとうございます!

       ありがとうございます!そう言って頂けると嬉しいです!
  46. 46 : : 2014/07/11(金) 22:41:53

     ~イェーガー家(地上)~

    エレン「じゃあ、開けるぞ・・・」

     パカ

    アルミン「・・・これは、注射器?」

    エレン「何の注射だ?」

    アルミン「分からない・・・ん?でも何か書いてある」

    アルミン「どれどれ?・・・『操る力』?」

    エレン「操る?何をだ・・・?」

    アルミン「さぁ?でもこの注射打たないほうがいいと思う」

    エレン「謎の地下室から取った物だしな」

    アルミン「一旦この箱に入れとこう・・・ん?」

    ミカサ「どうしたの?アルミン」

    アルミン「この箱、空なのに重過ぎない?ちょっと持ってみて」

    エレン「・・・確かに重いな」グイッ

    アルミン「この箱、もう少し調べてみよう」
  47. 47 : : 2014/07/11(金) 23:20:49
    アルミン「う~ん・・・」カチャカチャ

    エレン「どうだ?アルミン」

    アルミン「何かあるとしたらこの下なんだけど」カチャカチャ!

    アルミン「ん?このボタン押してみよう」カチ

     ポンッ!

    エレン「お?なんか開いた」

    ミカサ「中は・・・巾着?」

    アルミン「この巾着、だいぶ守られている。大事なものなのかな?」

    エレン「開けてみようぜ」スッ

    エレン「・・・これは」

    アルミン「鍵?」

    エレン「この鍵、文字が彫ってある・・・」

    アルミン「え?」

    エレン「えーっと・・・」

    エレン「『シガンシナ区』?」
  48. 48 : : 2014/07/12(土) 21:53:00
    エレン「シガンシナ区って5年前始めて壁が壊された町だろ」

    アルミン「うん。でもこの鍵シガンシナ区の何の鍵だろう?」

    エレン「・・・・考えれば考えるほど分からなくなってくる・・・」

    アルミン「・・・!?」

    エレン「どうした?アルミン・・・」

    アルミン「あれって・・・調査兵団のリヴァイ兵長じゃない?」

    リヴァイ「・・・」スタスタ

    エレン「本当だ・・・なんでここに居るんだろう?」
  49. 49 : : 2014/07/13(日) 18:06:10
    リヴァイ「・・・!」スタスタ

    アルミン「!」ビクッ

    エレン「!」ビクッ

    ミカサ「!」ビクッ

    エレン「なあ、あの人こっちに来たぞ」ヒソヒソ

    アルミン「しかも睨んでる・・・僕たち何かしたかな?」

    ミカサ「・・・」

    リヴァイ「おい。そこのキノコ頭!ちょっと来い」

    アルミン「・・・?」

    ミカサ「・・・アルミン」

    アルミン「え?」

    エレン「お前のことだと思うぞ・・・」

    アルミン「ええ!?僕?」

    リヴァイ「そうだ、お前だ。キノコ頭」

  50. 50 : : 2014/07/13(日) 19:27:52
    アルミン「僕に何の用ですか?」

    リヴァイ「急ですまないが、今から俺に付いて来てくれないか?」

    エレン「イヤ、ちょっと待ってくださいよ!何でこんな急に・・・」

    リヴァイ「詳しくはここでは言えない・・・言えるとしたら人類の命運が懸かっている」

    ミカサ「人類の命運・・?」

    リヴァイ「そうだ。そこの2人も付いて来て良い・・・」

    アルミン「・・・分かりました。行きましょう・・・」

    エレン「・・・良いのか?アルミン」

    アルミン「うん。僕なんかが人類の役に立つならいいよ・・・」

    エレン「そうなのか?お前がいいなら俺もいいけどよ」

    ミカサ「・・・私も同じ」

    リヴァイ「ありがとうな・・・それじゃ、行くぞ・・・」
  51. 51 : : 2014/07/13(日) 22:16:36
    リヴァイ「お前らには今から調査兵団本部に来てもらう」

    アルミン「調査兵団本部?」

    リヴァイ「そうか、自己紹介がまだだったな・・・」

    リヴァイ「俺は調査兵団兵士長のリヴァイだ」

    アルミン「僕はアルミン・アルレルトです」

    エレン「俺はエレン・イェーガーです」

    ミカサ「・・・ミカサ・イェーガー」

    リヴァイ「アルミンとエレンとミカサだな・・宜しくな」

    エレン・アルミン「宜しくお願いします」

    ミカサ「・・・宜しく」
  52. 52 : : 2014/07/14(月) 22:10:41

     ~調査兵団本部前~

    リヴァイ「さあ、着いたぞ・・・」

    エレン「ここが・・・?」

    アルミン「調査兵団本部・・・?」

    リヴァイ「なんだ?不満か?」

    アルミン「いや、不満じゃないですけど・・・」

    エレン「こんな山奥の小屋なんて思っていなかったので・・・」

    リヴァイ「今、調査兵団は追い込まれている・・・だからここで身を潜めているんだ」

    アルミン「追い込まれている・・・?」

    リヴァイ「ああ、詳しくは中で話そう」
  53. 54 : : 2014/07/16(水) 22:18:35
    ・・・・・・・・・・・

    リヴァイ「早速、本題だが・・・」

    リヴァイ「アルミンには変装してある奴等に誘拐されてもらう」

    アルミン「誘拐?」

    リヴァイ「そいつらはここに居るヒストリア・レイスとマルコ・ボットを攫う」

    エレン(マルコ・ボット・・・)

    アルミン(『レイス』ってあのレイス家の・・・?)

    リヴァイ「お前は変装すればヒストリアに似ている。だから俺が採用したんだ」

    ミカサ「・・・一つ質問しても?」

    リヴァイ「・・・いいぞ」

    ミカサ「もちろんアルミンは助けますよね・・?」

    リヴァイ「当然だ・・・お前らは一般市民だからな」
  54. 55 : : 2014/07/18(金) 15:22:46
    期待
  55. 56 : : 2014/07/18(金) 18:41:35
    >>55期待ありがとうございます!
  56. 57 : : 2014/07/19(土) 11:56:23
    期待
  57. 58 : : 2014/07/20(日) 19:23:41
    操る力って...あっ(察し
  58. 59 : : 2014/07/20(日) 23:13:29
    期待
  59. 60 : : 2014/07/21(月) 19:27:57
    >>57 >>59 コメント&期待ありがとうございます!

    >>58 コメントありがとうございます。
      おそらく察した通りです。

    続きは明日の午後から。
  60. 61 : : 2014/07/22(火) 00:23:37
    期待
  61. 62 : : 2014/07/22(火) 14:56:20
    >>61 コメント&期待ありがとうございます!
  62. 63 : : 2014/07/22(火) 15:09:54
    「あ、リヴァイ。この子が例の?」

    リヴァイ「ああ。男だがな」

    アルミン「・・?」

    「あ、君がアルミン?私は分隊長のハンジ・ゾエ。宜しくね」

    アルミン「あ、ハイ。宜しくお願いします・・・」

    ハンジ「いいよ、宜しくなんて言わなくて。私たちが勝手に頼んだ事だからね」

    アルミン「はい・・・」

    ハンジ「早速だけど作戦を伝えるね。まず~~~」

    ・・・・・・・・

  63. 64 : : 2014/07/22(火) 15:19:29

      ~トロスト区~

    ジャン「・・・」スタスタ

    サシャ「・・・」スタスタ

    コニー「・・・」スタスタ

    リヴァイ「・・・」スタスタ

    男装ユミル「・・・(私がマルコの代わりか)」スタスタ

    エレン(こいつ等が、特別作戦班のメンバー・・・)

    ミカサ「・・・」

    女装アルミン(しっかり出来るかな?)
  64. 65 : : 2014/07/25(金) 23:28:58
    期待
  65. 66 : : 2014/07/26(土) 12:59:34
    き☆た☆いd(^_^o)
  66. 67 : : 2014/07/28(月) 15:23:08
    >>65 コメント&期待ありがとうございます!

    >>66 コメント&期待&フォロー&お気に入り登録ありがとうございます!
  67. 68 : : 2014/07/28(月) 15:56:15
    市民①「オイ・・・あんた」

    市民②「リヴァイじゃねぇか!?」

    リヴァイ「あ?」

    「本当だ!」

    「俺も見たことあるぞ!」

    「人類最強の兵士リヴァイだ!!」

     ザワザワ

    リヴァイ「邪魔だが」

    市民③「まあ聞いてください兵士長!」

    市民③「みじめな俺たちの話を」

    市民②「お前らが大袈裟に騒いだ避難作戦のせいで職にあぶれちまったんだよ」
  68. 69 : : 2014/07/28(月) 16:06:00
    市民②「俺らだけじゃねぇ」

    市民②「ここ壁際の街には度重なる不信感で人が寄りつかねぇ」

    市民②「とにかく儲けがねぇし食えねぇ」

    市民③「どっか行っちまった駐屯兵の代わりにコソ泥がわんさか入って来やがった」

    市民③「・・・なのに税は高ぇままで」

    市民③「俺たちにどうしろって言うんでしょうか?」

    市民③「どうしてこうなったか、俺にはわかる」

    市民③「あんたら調査兵団の働きが足りねぇからだよ」

    リヴァイ「オイ!気を付けろ!」
  69. 70 : : 2014/07/28(月) 16:12:13
    市民③「は?何に気をつけるって?」

    市民③「人類最強の兵士がよォ」ガッ

     ガガガガガガガガガ

    リヴァイ「馬車が突っ込んでくる!!」

     ガガガガガガガガガ

    サシャ「あっ!!」

    サシャ「ユミ-----じゃなくて」

    サシャ「マルコとクリスタが!!また攫われてしまったああぁ!!」
  70. 71 : : 2014/07/28(月) 16:27:38
     
      ~5分後・簡易拠点~

    エレン「・・・・兵長さん」

    エレン「アルミンは大丈夫でしょうか・・・?」

    リヴァイ「・・・大丈夫だ。準備が出来たら助けに行く」

    エレン「・・・分かってます。準備は後どれぐらい・・?」

    リヴァイ「分からない、敵が潜んでいるか調べてからだ・・・」

    エレン「・・・」

    エレン「・・・・でも!」

    ジャン「オイ、エレンって言ったか?」

    エレン「・・・ああ」

    ジャン「こっちにはこっちの事情があるんだ・・・親友で助けたいのは分かるが・・・」

    リヴァイ「こいつの言う通りだ・・今助けに行って全員死んだら元も子もない・・・」
  71. 72 : : 2014/07/28(月) 16:36:08
    エレン「・・・でもやっぱり!行きます・・・俺一人でも!!」タッタッタッ

    ミカサ「エレンッ!!」

    ジャン「おい!」

    リヴァイ「まずい!追うぞ!」タッタッタッ

    皆「はい!」タッタッタッ

     ガチャ!

    ジャン「あれ?・・・あいつは・・?」

    ミカサ「エレンはアルミンを助けるとき、いつもとんでもない力が出る・・・」

    ミカサ「だから今も凄いスピードで助けに行ったんだと思う・・・」

    リヴァイ「・・・とにかく行くぞ!」タッタッタッ
  72. 73 : : 2014/07/28(月) 16:47:41

      ~商会倉庫~

    商人①「なぁ・・・どうだ、声を聞かせてくれよ」ハァハァ

    商人①「いいだろ?・・・かわい子ちゃんの声が聞きたいな------」ハァハァ

    女装アルミン「う・・・」

    男装ユミル「くっ・・・」

    ユミル(自分が攫われるのは良いが・・・あいつ一般市民なんだ・・・かわいそうに・・・)
  73. 74 : : 2014/07/28(月) 16:55:26
    期待です!

    頑張ってください(≧∇≦)
  74. 75 : : 2014/07/28(月) 17:01:32
    >>74 コメント&期待ありがとうございます!
  75. 76 : : 2014/07/28(月) 17:04:02
    期待!期待!♪( ´▽`)
  76. 77 : : 2014/07/28(月) 17:23:46
     
     ガチャ

    ユミル「!」

    アルミン「?」

    商人①「ボス!」

    ボス「見張りご苦労。後は俺に任せろ」

    アルミン「うぅ・・・」ウルウル

    ボス「そんなに怖がるな、クリスタ。じゃあ、調べさせてもらうぞ・・・」スッ

     バキッ!

    アルミン「・・・え!?」

    ボス「」ボロボロ

    エレン「待たせたな・・・アルミン」

    商人①「・・・てめぇ・・誰だ」

    エレン「こいつらを助けに来たに決まってるだろ」

    アルミン「ちょっとエレン!計画と違くない!?」

    エレン「計画・・・?そんなモン関係ない・・・」

    商人①「そうか・・・計画だったのか・・・ま、俺たちもそんなモン関係ねぇ」

    エレン「俺たち・・・?」

     ゾロゾロ

    商人①「お前ら全員、ぶっ殺してやるよ・・・」ニタァ

    ユミル「なっ・・・」

    アルミン「ざっと30人・・・」

    エレン「まぁいい・・・お前ら2人はこのナイフで縄を切って逃げろ」

    商人①「逃がすな!やれっ!!」

  77. 78 : : 2014/07/28(月) 17:24:34
    >>76 コメント&期待ありがとうございます!
  78. 79 : : 2014/07/28(月) 17:29:33
    エレン「ふっ・・・」バキ!ズドッ!ダガン!

    敵30人「」ボロボロ

    商人①「おっ・・・おい!」

    エレン「俺の・・仲間を守る力は・・・」

    エレン「誰にも・・・負けない!!」バキッ

    商人①「グオッ・・・」バタ

    エレン「・・・二人とも、大丈夫か?」

    アルミン「ありがとう・・・」

    ユミル「ありがとな・・(何だこいつ・・・めっちゃカッケェ!!)」
  79. 80 : : 2014/07/28(月) 19:42:40
    期待
  80. 88 : : 2014/07/29(火) 11:13:42
    ⬆︎私語は慎もうか( ^ ^ )
  81. 89 : : 2014/07/29(火) 11:14:22
    荒らしは気にしないで、頑張ってくださいね!期待ですd(^_^o)
  82. 90 : : 2014/07/29(火) 23:08:34
    エレン カコイイ 
  83. 91 : : 2014/07/29(火) 23:08:57
    期待

▲一番上へ

このスレッドは書き込みが制限されています。
スレッド作成者が書き込みを許可していないため、書き込むことができません。

著者情報
hangeki

自由への咆哮

@hangeki

「進撃の巨人」カテゴリの人気記事
「進撃の巨人」カテゴリの最新記事
「進撃の巨人」SSの交流広場
進撃の巨人 交流広場