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進撃高校バスケットボール部

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  1. 1 : : 2014/06/30(月) 20:03:26
    初投稿です!間違い等ありましたら指摘をお願いします!
  2. 2 : : 2014/06/30(月) 20:07:23
    俺の名前はエレン.イェーガー。

    何か今まで特に目立ったことをしてきたわけでもなく、平凡な中学校生活を送っていた。

    そして今日、幼馴染のアルミン、ミカサと高校の入学式へ歩を進めていた。
  3. 3 : : 2014/06/30(月) 20:12:39
    アルミン「今日からいよいよ高校生だねー。2人は何か部活とかするの?」

    ミカサ「エレンがはいる部活に私は入る。」

    エレン「んだよ、お前はいつまで俺の保護者やってるつもりだよ!」

    ミカサ「エレンが死ぬまで。」
  4. 4 : : 2014/06/30(月) 20:13:21
    すみません!名前つけるの忘れてました!
  5. 5 : : 2014/06/30(月) 20:17:38
    やれやれ、あんな阿呆に構っていたら身がもたねぇ。高校生活なんて平穏に過ごしてなんぼだ。

    とか言いながら、実は楽しみなんだけどな。

    アルミン「何か文化系の部を見てみようかな。」

    ミカサ「アルミンは運動が苦手、ので、その案はとてもいい。」

    アルミン「はは、そうだね。エレン運動得意なんだから何か部活やってみたらいいのに。」

  6. 6 : : 2014/06/30(月) 20:20:23
    エレン「とりあえずバスケットとラグビーを見てみようと思う。」

    ミカサ「私もバスケットとラグビーを見よう。」

    アルミン「女子バスケットはあるけどラグビーはないからね?」
  7. 7 : : 2014/06/30(月) 20:23:13
    そんな他愛もない会話をしながら歩いていると、校門が見えてきた。

    進撃高校、これから俺たちが三年間通うことになる。県立の中堅校だ。

    アルミンとミカサの学力ならもっと上を狙えたんだろうが、どうやら俺と同じ高校に行こうと志望校を変更したみたいだ。余計なお世話だが、少し嬉しい。
  8. 8 : : 2014/06/30(月) 20:48:02
    入学式の前に自分のクラスに行くことになってる。ミカサとアルミンとは別のクラスだ。可愛い子はいるだろうか?

    いた、茶色掛かった髪をポニーテールに束ねている。顔立ちだけ見れば結構好みだ。

    俺がクラスの女子を一通り物色していると、俺の後ろの席のやつが声をかけてきた。

    ベルトルト「ねぇ君、名前なんて言うの?」

    やたらとでかい癖に全く存在感のないやつだな。

    「エレン.イェーガーだ。」

    「ぼくはベルトルト.フーバー、よろしくね!」
  9. 9 : : 2014/06/30(月) 21:20:19
    中学校時代、それなりに友達はいたが、高校でできるかは正直不安だった。中学校の奴らは三年間俺と接してきたからいいが、こういうところはファーストコンタクトが大事だ。

    しかし、俺はかなり目付きが悪い。中学校時代キレた時はミカサに止められるまで誰も俺を止めてくれなかった。しかし、話し掛けてくれる奴がいるとは驚いた。

    エレン「なんで俺に話し掛けたんだ?」

    ベルトルト「いや、君ってその、かなり目立ってそうだし、君と仲良くなれば僕も少しは自己主張ができるようになるかなって…」

  10. 10 : : 2014/07/01(火) 07:33:40
    目立っているのは違うがな…

    ガラガラ

    ベルトルト「あ、先生だ。」

    キース「私の名前はキース.シャーディス、今日から一年間、貴様らの担任を務めることになった!よろしく頼む!」
  11. 11 : : 2014/07/01(火) 07:36:48
    キース「それでは入学式に行くぞ!」

    そうして入学式も終わり、各自部活見学となった。

    まずバスケ部いくか…

    アルミン「エレン!今から部活見学?」

    エレン「あぁ、アルミン、バスケ部行くんだけどお前も来ないか?文化系なら後でもいいだろ?」

    アルミン「うーん…まぁ何も見ずにダメだと決めつけたらいけないしね、行ってみるよ。」
  12. 12 : : 2014/07/01(火) 07:41:33
    エレン「え…?」

    バスケ部について驚いた。部員が2人しかいない。

    ライナー「なんだお前ら、部活見学か?」

    マルコ「来てくれたところ申し訳ないけど、ウチはこの通り、部員が足りないんだよ…」

    「そんなことないっすよ」

    俺たちの後ろから声が聞こえた。

    ジャン「俺が入って5人」

    コニー「俺も入って5人!」

    ジャン「お前足し算もできねぇのか?」

    コニー「ん?あぁ6人か」
  13. 13 : : 2014/07/01(火) 07:45:13
    マルコ「いや、僕は部員じゃないんだ、ライナーが1人じゃバスケができないっていうから付き合ってるだけで。」

    ライナー「他のやつはみんな辞めちまったんだ。」

    まぁいかにも厳しそうな人だしな。

  14. 14 : : 2014/07/01(火) 07:48:40
    ライナー「で、お前らは入部希望者か?」

    エレン「俺とそこのアルミンは迷ってます、他は知りません。」

    ジャン「俺たちは入るぜ!」

    コニー「俺もだ!」

    ライナー「バスケ部に入れば彼女ができやすいぞ、なぜなら女子高生に人気ある部活第一位だからな!」

    聞き捨てならんな…

    エレン「入ります!」

    アルミン「僕は…」

    ガラガラ

    クリスタ「あのー、すいません、マネージャー志望なんですけど…」

    アルミン「はいります!」
  15. 15 : : 2014/07/01(火) 07:51:45
    ライナー「そうかそうか、俺の名前は3年のライナー.ブラウンだ!よろしくな!」

    一同「よろしくお願いします!」

    ベルトルト「すいません!僕も入部希望です!」

    ライナー「ん?…ってでか!」

    エレン「ベルトルト…」

    ライナー「お前、身長は?」

    ベルトルト「195cmです!」

  16. 16 : : 2014/07/01(火) 07:52:57
    ライナー「よし!明日から部活だ!気合入れていくように!言っとくけど俺は厳しいぞ!」

    一同「はい!」

    クリスタ「みんながんばってね!」

    アルミン「天使…」

    ライナー「モロ好みだ…」
  17. 17 : : 2014/07/01(火) 18:42:44
    〜翌日〜

    ライナー「よし、まずは自己紹介からだ!
    身長、体重、経験者はそのポジション!」

    ジャン「ジャン.キルシュタインです!180cm75kg、ポジションはどこでもいけます!」

    ライナー「ジャンってあのトロスト中のジャンか?」

    ジャン「はい、そうっすけど」

  18. 18 : : 2014/07/01(火) 21:26:59
    すみませんコメントください泣
  19. 19 : : 2014/07/01(火) 21:27:44
    期待です~
  20. 20 : : 2014/07/02(水) 07:38:23
    ライナー「ほう、今年は期待できそうだな。次!」

    コニー「コニー.スプリンガー!天才だ!よろしくおねがいします!」

    ライナー「…ポジションと身長、体重は?」

    コニー「162cm56kg、ポイントガード!」

    ジャン「こう見えてもこいつの運動神経はすごいんすよ!」

    ライナー「うむ、次!」

    ベルトルト「ベルトルト.フーバー、195cm89kg、ポジションはどこでもいけますが、特技はスリーポイントです!」

    んだよ、しっかり自己主張できるとこあるじゃねぇか。

    アルミン「アルミン.アルレルト169cm55kg、素人です!運動神経悪いし足を引っ張るかもしれませんがよろしくお願いします!」

    ライナー「うむ、がんばれよ!」

    エレン「エレン.イェーガー、素人です175cm72kg、パワーとジャンプ力には自信があります。」

    余談だが、俺は格闘技マニアでそれに憧れて体を鍛えていたため、それなりに運動能力は高い。
  21. 21 : : 2014/07/02(水) 07:41:04
    ライナー「ほう、どんなもんだ?」

    エレン「ボール貸してください。」

    ライナー「?ほれ」

    そして俺は走り出して、ダンクを決めた

    がごぉぉん!

    一同「」

  22. 22 : : 2014/07/02(水) 07:54:21
    ライナー「あの身長でダンクだと…」

    ジャン「しかもあの高さ…化け物かよ」

    エレン「そうっすか?てか練習しましょうよ」

    ライナー「あ、あぁ」

  23. 23 : : 2014/07/02(水) 08:01:26
    〜数日後〜

    ミカサ「エレン、私もマネージャーになりたい。」

    エレン「嫌だ、お前俺より運動神経いいもん、しかもいちいちお節介焼かれてちゃ恥ずかしい。」

    ミカサ「エレン…また照れて///」

    アルミン「多分照れてないよね」

    ミカサ「エレンは私がいないとダメ」

    エレン「…はぁ、勝手にしろ」

    ミカサ「」グッ
  24. 24 : : 2014/07/02(水) 08:04:17
    アルミン「けどエレン、部活は真面目にやらなくちゃダメだよ!」

    エレン「わかってるよ…」

    下心丸出しで入部した俺は練習への意欲もうすれていっていた、クリスタがいるからまだ持ってるがな

    アルミン「ライナーさんにいつも怒られてるじゃないか、ほんとにそのうちキレられるよ!」

    エレン「今日からしっかりやるよ…」
  25. 25 : : 2014/07/02(水) 08:07:01
    そして部活の時間…

    ライナー「今日は女子バスケとゲームを組んでもらった!」

    ジャン「女子っすか…」

    エレン「うし!」

    ライナー「エレンはベンチだ!」

    エレン「は?」

    ライナー「あの練習態度で試合に出れると思ったか?」

    エレン「けど俺ダンクできるし」

    ライナー「このチームはコニーとアルミン以外全員できる」

    ライナー「ま、最後のほうに出してやるよ」

  26. 26 : : 2014/07/02(水) 08:09:30
    こんにちはー!

    黄色い歓声。しかし俺は試合には出れない。

    ミカサ「エレン、落ち込まないで。」

    いたのかよミカサ…ってちょっとまてよ…
    なんだあの美少女、金髪碧眼、少しきつめの目つきがまたたまらん。

    エレン「ミカサ、あの人なんで名前か知ってるか?」

    ミカサ「アニ.レオンハート、クラスメイト、かなりうまいらしい」
  27. 27 : : 2014/07/02(水) 16:20:47
    ズキューーン!!!!

    という言葉が正しいだろう。俺は彼女に一目惚れした。試合には出れなかったが、そんなことどーでも良かった。そして、彼女の一生懸命なプレーを見て、自分もしっかりやって少しでも彼女に見てもらいたいという気持ちが芽生えた
  28. 28 : : 2014/07/02(水) 20:29:53
    エレン「オーファイッ!」

    ジャン「どうしたんだよエレンのやつ、やけに気合いはいってるじゃねぇか」

    ベルトルト「なんでだろうね?」

    ライナー「よし!集合!新しいマネージャーを紹介する!」

  29. 29 : : 2014/07/02(水) 20:31:27
    ライナー「ミカサ.アッカーマンだ!」

    ミカサ「ミカサ.アッカーマンです。よろしくお願いします。」

    ズキューーン!!!!

    ジャン「く、黒髪の天使…」
  30. 30 : : 2014/07/02(水) 20:33:48
    ジャン「あ、あの!」

    ミカサ「?」

    ジャン「き、綺麗な黒髪だ…」

    ミカサ「ありがとう」

    ジャン「しゃー!!気合入れていくぜー!」

    クリスタ「アルミンもがんばってね!」

    アルミン「うおーーー!!燃えるぜー!」

  31. 31 : : 2014/07/02(水) 20:35:37
    ライナー「アルミン、お前は今からマルコにパスを教えてもらえ、マルコは経験者だからな、そしてエレンは俺だ。リバウンドを教える!」

    マルコ「よろしくねアルミン!」

    アルミン「はい!」

    ライナー「よしやるぞ!」

    エレン「おう!」
  32. 32 : : 2014/07/02(水) 20:38:23
    コニー「あの身長でリバウンドなんかできるのか?」

    ベルトルト「どうだろうね?」

    エレン「なぁライナーさん、女子バスケの近くでやりたいんすけど、男ばっかりむさ苦しい」

    ライナー「ほう、おれも同じことを思っていた、女子バスケの近くへGOだ!」

    エレン「さすが!話が分かる!」
  33. 33 : : 2014/07/02(水) 21:57:49
    アニ「ねぇ、サシャ、なんで男子バスケウチのゴール使ってんのかな?」

    サシャ「なんででしょうねー」

    アニ「…ちょっと言ってくる」

    サシャ「え、ちょ、あの筋肉の人三年生ですよ!?」

    アニ「関係ない…」
  34. 34 : : 2014/07/02(水) 22:01:36
    アニ「ねぇ、あんた達」

    エレン「あ?ってあーー!」

    アニ「?ここウチのゴールなんだけど」

    ライナー「すまんな、素人を教えるのに使わしてもらってた」

    アニ「素人なら基礎でもさせれば?」

    エレン(ここで俺がダンクをかませばきっと俺に振り向いてくれる)

    アニ「ちょ、あんたなにしようとしてんの?」

    エレン「そこで見てな」

    がん!ガラガラガッシャン!

    ライナー「ゴール壊しやがった…」

    アニ「あんた、弁償もんだよ」

    エレン(やっちまった)
  35. 35 : : 2014/07/02(水) 22:04:11
    アニ(それにしてもすごいジャンプ力)

    エレン(どうしよう、絶対に嫌われた)

    アニ「あんた名前は?」

    エレン「金の請求か?」

    アニ「いいから」

    エレン「エレン.イェーガー」

    アニ「そんなに練習したいなら放課後に空いてるよ」

    エレン「!そっか!ありがとう」

    アニ「別に」

  36. 36 : : 2014/07/02(水) 23:03:42
    〜放課後〜

    ライナー「よし、それじゃリバウンド練習をするぞ!」

    エレン「おう!」

    そう言ってライナーさんはシュートを打って、わざと外してボールを取るという作業をやった。

    ライナー「これがリバウンドだ!ボールを最高到達点でとって、胸に抱え込むように!」

    エレン「おう!」

    そうして同じようなことをやってみる。

    ライナー「そうだ!次は俺を入れてやってみるぞ!」

    エレン「おう!」

    しかし、なかなかうまいこといかない。ライナーさんにパワーでも高さでも負けてないはずなのに、なぜかボールを取れない。

    ライナー「落下点をしっかり予測しろ!」

    落下点か…
  37. 37 : : 2014/07/02(水) 23:13:20
    エレン「できた!」

    ライナー「いいぞ!次はスクリーンの練習だ!」

    エレン「おう!」

    そうして練習が終わり、体育館を出ると、ミカサとアルミンが待っていた。

    ミカサ「エレン!大丈夫!?あの筋肉ゴリラに掘られたりしてない!?」

    エレン「してねーよ」

    ミカサ「ならいい」

    アルミン「ミカサ、ライナーさん先輩だからね?」

    ミカサ「誰か知らない人が門の前でエレンを待ってる」

    知らない人?だれだ?

    そいつに近づいて声をかけてみる。

    エレン「俺に用があるのはあんたか?」

    蹴藻野「俺の名前は蹴藻野巨人、壁外高校のキャプテンだ。ライナーに今年は面白いのがいると聞いてな。お前とトロストのジャンにはさっき会った」

    ジャンもか…

    蹴藻野「お前、ものすごいジャンプ力してるんだって?」

    エレン「あぁ」

    蹴藻野「はは、自分で言うとは、ナルシストか?」

    こいつうざい

    蹴藻野「まぁいい、俺と勝負しないか?
  38. 38 : : 2014/07/03(木) 14:58:36
    エレン「やってやろーじゃねぇか」

    そうして俺たちは体育館に戻った。

    蹴藻野「勝負は一回きり、もう遅いしな」

    エレン「上等!」

    蹴藻野「お前からでいいぞ」

    そうして俺はドリブルを始めるが、うまいこといかない。

    蹴藻野「おらよ!」
  39. 39 : : 2014/07/03(木) 18:38:07
    パコーン

    エレン「うお!?」

    ダムダムダムダム

    こいつ、速い!

    エレン「スピードでも負けねぇ!」

    蹴藻野「ほう」

    くるん

    エレン「な!?」

    回った!

    蹴藻野「おらー!」

    ビヨン!

    エレン「ふが!」

    蹴藻野「は?」

    蹴藻野(こいつ、どんだけ飛ぶんだよ)

    ダムダムダムダム

    蹴藻野「いかせねぇよ!」

    しゃーねー

    エレン「うりゃ!」

    ジャンプシュート、が、入るわけがない

    エレン「リバウンド!」

    蹴藻野「なに!?」

    蹴藻野「やらすか!」

    パコーン

    エレン「うお!」

    ダムダムダムダム

    シュッ

    パスン

    負けた…あっけねぇ

  40. 40 : : 2014/07/03(木) 18:38:52
    誰か見てますか?
  41. 41 : : 2014/07/03(木) 19:01:05
    エレン「ちっ、なんで勝てなかったんだよ」

    勝負事に負けるのは嫌いだ。蹴藻野巨人、いつかぶっ潰してやる。

    不良1「おいおいお前、なにこっち睨んでんだよ」

    不良2「その目つき、腹立つんだよか

    不良3「んだよ、まだ睨むかよ」

    エレン「てめーらが勝手に因縁つけて来たんだろ」

    不良1「あ?ちょっと調子乗りすぎじゃねぇか!?」

    と言って不良1が俺に殴りかかって来た。

    エレン「これで俺が殴り返しても正当防衛だな。」

    不良2「いきがってんじゃねぇぞ!」

    不良3「ぶっ潰してやる!」

    さっきの不良1の頭を掴み、頭突きをかます

    バキッ

    不良1「イテェ!ちくしょう!」

    そして顔を踏む

    不良1「あべし!」

    殴りかかって来た不良2の腕を掴み背負い投げ、こいつは一発KO

    不良2「ごっ」

    そして最後に不良3に渾身のストレートをぶち込む、いっちょ上がり、だてに格闘技見て来たわけじゃねぇ。

    めきゃ!

    うーーうーー

    やばい、警察だ、にげよう
  42. 42 : : 2014/07/03(木) 19:08:38
    そして次の日学校で職員室に呼び出された俺に校長が叩きつけたのは

    停学処分

    あ…

    家に帰って俺を待ってたのは当然親の説教だった。

    カルラ「エレン!あんたはなんで喧嘩なんかするの!?」

    エレン「殴りかかってきたのあいつらだし」

    グリシャ「エレン、お前なら腕を掴んで捻りあげるくらいで済ませれたんじゃないか?」

    エレン「たまたまイライラしてたんだよ」

    グリシャ「そうか…なら次からはやらないと誓え」

    エレン「…分かったよ」

    カルラ「ちょっと!?あなた!」

    グリシャ「カルラ、息子を信じるのはそんなに難しいことか?」

    カルラ「っ!」

    親父、サンキュー

    さて、暇だしTVでも見るか
    せっかくだしNBAでも見てみよう

    くるん!ダガーン!ダムダム、しゅっ!

    エレン「なんだよ、これ…」

    そこで見るプレーは、もはや人間とは思えない位、高度で、美しいプレーだった。
    そして俺は、完璧に魅了された。
  43. 43 : : 2014/07/04(金) 18:12:09
    プルルルルル

    エレン「おいジャン!今から俺に付き合え!」

    ジャン「あ?なんで俺がてめーにつきあわなきゃいけねーんだ。」

    エレン「いいから!今から学校前集合な!」

    ジャン「おい!ざけんな!」
  44. 44 : : 2014/07/05(土) 13:58:27
    エレン「んだよ、結局くんのかよ」

    ジャン「約束道理、ミカサも連れて来たんだろうな。」

    エレン「あぁ、もう来る」

    ミカサ「エレン!遅れて申し訳ない!」

    ジャン「っし!」

    ミカサ「ジャン?どうしたの?」首傾げ

    ジャン「ぶっふぉ!よしエレン!リバウンドの練習だったな!死ぬ覚悟でやれよ!俺は厳しいぞ!」

    エレン「おう!」

    ミカサ「ジャン、エレンは初心者、なのでしっかり教えてやって欲しい」

    ジャン「おらぁ!死ぬ気でこいやー!」
  45. 45 : : 2014/07/05(土) 14:01:07
    エレン「ミカサはシュートをわざと外してくれ」

    ミカサ「分かった。」

    ジャン「エレン、まずは死ぬ気でポジションをとれ」

    エレン「おう!」

    しゅっ、ガコン!

    エレン「おらぁ!」

    ジャン「とらすかー!」

    パシッ

    ジャン「いいか、これがリバウンドだ!ライナーさんにも言われたと思うが、最高到達点でボールをとれ!そしてポジションをしっかりとれ!」

    エレン「わかった!」

    ミカサ「エレン、がんばって」
  46. 46 : : 2014/07/05(土) 14:07:03
    〜次の日〜

    ライナー「大仙高校との練習試合が決まった!」

    ジャン「そこは強いんすか?」

    ライナー「中の上ってとこだな」

    エレン「望むところだ!」

    ライナー「いい意気込みだ。そこでだ、今回お前には特別にコーチを用意してる」

    エレン「あ?いりませんよ、そんなの」

    アニ「あ、じゃあ私帰ります。」

    エレン「もう全力でやるんでコーチングお願いします。」

    クリスタ「アルミンは私とペアでパス練習ね!」

    アルミン「あぁ!しっかり君のハートに届くようにパスを出すよ。」

    クリスタ「またまたそんなこと言って〜」

    ライナー「おい、アルミン、後で俺のとこに来い」ゴゴゴゴ

    アルミン「すいません」真っ青

    エレン「ア、アニだよな!よろしく!」

    アニ「…よろしく」
  47. 47 : : 2014/07/05(土) 14:15:20
    アニ「いい?とにかく重心を低くしてどんな風にきても柔軟に対応できるようにする。」

    エレン「はい!」

    アニ「そして手を広げて、相手から目を離さない」

    エレン「ほい!」

    アニ「そして相手が来る場所を予測してドリブルコースを塞ぐ」

    エレン「りょーかい!」

    アニ「じゃ、あたしがドリブルするから止めてね」

    エレン(俺の胸で抱きとめたい)

    ダムダムダムダム

    アニ「そう!しっかり張り付いて!」

    エレン(近い近い近い近い)

    アニ「ちょっと集中してんの!?」

    エレン「あ、あぁ」ドスン

    アニ「キャッ!バタン

    エレン
    アニ

    コニー「おい!エレンがアニを押し倒してるぞ!」

    ジャン「んだと!?」

    ライナー「貴様、コーチにも手を出すか」ゴゴゴゴ

    アルミン「親友だと思っていたけど今後少し距離をおこうか」

    ミカサ「女狐…」ゴゴゴゴ

    ベルトルト「ちょ、みなさん落ち着いて」

    アニ「///」かぁぁぁ

    エレン「」(やっちまった)

    アニ「れ、練習再開するよ!」

    エレン「え?あ、あぁ」

    ライナー「」イライライライラ

    アルミン「」イライライライラ

    ミカサ「」イライライライラ

    ジャン「お前ら幼馴染だろーが…」
  48. 48 : : 2014/07/05(土) 14:24:58
    エレン「アニ!今日はありがとう!」

    アニ「別に、頼まれてやっただけだし」

    エレン「そっか、あと、押し倒したりしてすまなかったな…///」

    アニ「べ、別にいいよ///じゃーね」

    エレン「あぁ!」

    アルミン「エレン!僕今日クリスタと帰るから」

    ミカサ「私はジャンと…」

    エレン「」

    エレン(え、あいつらいつからそんなに親密な関係築いてるの?てかミカサって俺がすきじゃなかったの?いや、とりあえず俺より先に彼氏彼女ができるのはやだな)

    エレン「帰るか…」

    サシャ「あれ?エレンじゃないですか?」

    エレン「サシャ…」

    サシャ「良かったら途中まで一緒に帰りません?」

    エレン「あ、ああ!」(女子との初下校)

    サシャ「とりあえずお腹が空いたんでラーメン食べましょう!」

    エレン「あ、ああ、そうだな。」

    〜帰宅〜

    エレン「あぁ、俺の財布、こんなに痩せて…あいつどんだけ食うんだよ」
  49. 49 : : 2014/07/05(土) 19:00:46
    〜試合当日〜

    ライナー「スタメンを発表する!」

    ライナー「C俺!」

    ライナー「SFジャン!」

    ジャン「はい!」

    ライナー「PGコニー!」

    コニー「おう!」

    ライナー「SGベルトルト!」

    ベルトルト「は、はい!」

    ライナー「SFエレン!」

    エレン「はい!!」

    エレン「しゃースタメンきた!」

    ライナー「浮かれんじゃねぇぞエレン!気引き締めろ!」
  50. 50 : : 2014/07/05(土) 19:04:11
    グレン「進撃高校のみなさん!今日はよろしくお願いします!」

    ライナー「いえ、こちらこそ!」

    グレン「いい試合にしましょう!」

    アルミン「エレン!がんばってね!」

    エレン「あぁ!」

  51. 51 : : 2014/07/05(土) 19:11:40
    審判「ジャンプボール!」ポイッ

    ライナー「ふん!」

    グレン「おらぁ!」バシッ

    エレン「あのキャプテン高いな!」

    グレン「」しゅっ

    モブ「ナイスパス!」

    ダムダムダムダム

    ジャン「それ、よこせよ!」パコーン

    モブ「スティール!?」

    グレン「ジャンキルシュタイン!」

    ダムダムダムダム

    グレン「いかすか!」

    ジャン「へっ!」しゅっ

    スリーポイント3-0

    グレン「やろう!」

    グレン「モブ!」

    モブ「ふん!」

    3-2

    ライナー「よし!攻めるぞ!エレン!」

    エレン(よし、ドルブルでいっちょやってやるか!)

    ダムダムダムダム

    モブ「おせぇ!」

    コニー「エレン!お前下手なんだからドリブルなんかすんな!」

    エレン「るせー!チビ!」

    コニー「んだと!?」

    ベルトルト「ちょ、やめようよ!」

    エレン(なぜスムーズに進まない…)

    ジャン「エレン!」

    エレン「今度こそ!」

    ダムダムぼてっ

    エレン「あー!いただき!」

    そうしてエレンのミスでズルズル失点して点差は開いていった。

    モブ「リバウンド!」

    グレン「おら!」

    ライナー「おいエレン!どこにいんだ!」

    エレン「しまった!」


  52. 52 : : 2014/07/05(土) 19:12:57
    エレン「あーいただき!」×
    エレン「あーしまった!」⚪︎
  53. 53 : : 2014/07/05(土) 19:14:59
    〜前半終了〜

    ライナー「おいエレン、お前はリバウンドに専念しろ」

    エレン「俺も点が取りたい!」

    ライナー「オフェンスリバウンドをとったらリバウンド+得点までもらえるかもな」

    エレン「よしのった!」

    ライナー「ベルトルト!後半ボール集めるぞ!」

    ベルトルト「はい!」
  54. 54 : : 2014/07/05(土) 19:21:25
    35-50

    ベルトルト「」しゅっ

    スパン

    38-50

    エレン「ないシュー!」

    ベルトルト「ありがとう」

    モブ「くそ!」しゅっ

    ジャン「リバウンド!」

    グレン「もらった!」

    エレン「」ビョン!

    グレン「は?」

    エレン「」バシッ!

    エレン「ジャン!」

    ジャン「よし!」

    ダムダムダムダム

    ジャン「くらえ!」ダガーン!

    モブ「うお、ダンク…」

    グレン「なんだあいつ、あの身長であの高さだと…?」

    エレン「おい!俺にゴール前でボール渡せ!」

    コニー「わかったよ!」しゅっ

    ベルトルト「ナイスパス!」しゅっ

    43-50

    モブ「取り返すぞ!」しゅっ

    グレン「おう!」ダガーン!

    モブ「ナイスダンク!」

    ライナー「お返しだ!」ドカン!

    ジャン「ナイス!」





  55. 55 : : 2014/07/05(土) 19:29:05
    モブ「」しゅっ

    コニー「リバウンド!」

    ライナー「うおー!」

    エレン「だりゃっ!」

    グレン「おらぁ!」

    エレン「」バシッ!

    ジャン「へい!」

    エレン「おう!」

    ダムダムダムダム

    グレン「いかせん!」

    ジャン「」しゅっ

    エレン「」パシッ!

    ダムダムダムダム

    ダッ!

    ガゴーン!

    エレン「」

    ライナー「よし!ナイスダンク!」

    エレン「よっしゃあ!」

    しかし、前半の分の点差が響き、進撃高校は惜しくも敗北した。

    68-72

    一同「ありがとうございました!」

    グレン「おいそこの1年!」

    エレン「俺か?」

    グレン「リバウンド見事だった!インターハイ予選でもう一回勝負しよう!」

    エレン「おう!じゃなかった、はい!」

    こうして進撃高校バスケットボール部は、インターハイへ向け始動した。

    第一章 完

    第ニ章、インターハイ予選編へ続く
  56. 56 : : 2014/07/05(土) 19:30:16
    すみません、次回作ではコメントいただけると嬉しいです。駄文なのはわかっていますがやはりさみしいので…批評批判の言葉で結構ですのでよろしくお願いします。
  57. 57 : : 2014/07/05(土) 19:31:37
    期待です
  58. 58 : : 2014/07/05(土) 19:33:41
    あかあさん!ありがとうございます!

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