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ミカサ「アニ手伝ってほしい、ユミルが起きない…」ユミル「スースー…」アニ「…は?」
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- 1 : 2014/06/30(月) 15:28:10 :
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~夜・廊下~
ユミル「ん…なんだこれ?」
ユミル「まぁ、何なのかは部屋で確認すればいいか」
※ユミルが小さくなります
最後らへん、ユミクリが少しあるかもです
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- 2 : 2014/06/30(月) 15:35:11 :
~翌朝~
アニ「ふぁ~……?なんかいつもより静かだね」
ミカサ「…アニ、おはよう」
ミカサ「起きたばかりのところ悪いけど、ユミルを起こすのを手伝ってほしい…」
アニ「は?それを私に頼むのは間違ってるよ、クリスタに頼みな」
ミカサ「今日はクリスタが水汲みの当番、ユミルを起こして一緒に食堂まで連れてきてほしいと昨夜頼まれた」
ミカサ「いつもはクリスタが起こしているから、寝起きはいい方…でも今日はクリスタが居ない…布団から出てこなくて困っている」オロオロ
アニ「あんたが頼まれたんだろう…自力で起こしな」
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- 3 : 2014/06/30(月) 15:36:40 :
ミカサ「…どれだけ声をかけても起きない…頼まれた以上、責任を果たしたい…」ショボン
アニ「ミカサ…あんた、どうやって起こしてた?」
ミカサ「ここ(下)から声をかけていた」
アニ「………はぁ…そんなんじゃ起きないよ」
(ベッドのはしご登り)
アニ「ユミル、起きな!」ユサユサ
アニ「…!」
ユミル「ん……」モゾモゾ
アニ「ユミル…?…まぁいいか、とにかく起きなよ」
ユミル「……ぅ…ふぁ…」
ミカサ(下)「ユミル起きて、急がないと朝食の時間に間に合わなくなってしまう」
ユミル「ふぁ~…」オキアガリアクビ
アニ「………」
ミカサ「?…アニ?」
アニ「…ユミル?」
ユミル「…?…だれ?」クビカシゲ
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- 4 : 2014/06/30(月) 15:37:29 :
アニ「(誰?あんたが誰なんだ)え、いや…あんた、ユミル?」
ミカサ(下)「?何をしているの?起きたのなら行かないと…」
ユミル「だれ…?ここどこ…?」ナミダメ
アニ「…(初対面な感じでいけばいいのかな…)…私は、アニって言うんだ…名前を教えてもらいたいんだけど教えてくれるかい?」メセンアワセ
ユミル「……ユミル」ボソッ
アニ「そう、ユミルっていうのか」
アニ「ユミルって呼んでいいかい?私のことはアニでいいから」
ユミル「…」コクッ
ミカサ(下)「??何をやってるの?二人とも遊んでる場合ではない」
アニ「今、忙しいから少し黙っててくれないかい!」
ミカサ(下)「!?」
ユミル「!?…ほかにだれかいるの?」ビクッ
アニ「うん、いるよ、でも怖がらなくていいんだよ、私の友達だから」
ミカサ(下)「…?」ミエナイ
ユミル「…わかった…でも、ここはどこなの?おねえちゃんは、なんでここにいるの?」
ミカサ(下)「…」
アニ「ここは、女子宿舎だよ、訓練するためにここにいる」
ユミル「…わかんない」
アニ「だよね」
ミカサ(下)「…」
アニ「ユミル、お腹空いたでしょ?ご飯食べに行くよ」
ユミル「おなかすいた…」ぐぅ
ミカサ(下)「…」
アニ「ほら、降りてきな」はしご降り
ユミル「!…おりれない…たかい…」
ミカサ(下)「!?…え?」
アニ「私が降ろしてあげるから待ってな」
(ユミルを抱えて降り)
ミカサ「…さすがにもう喋らせてもらうけど」
ミカサ「その…アニの後ろに隠れてるの小さい子はユミル?」
アニ「…みたいだね」
ミカサ「冗談」
アニ「だったら良かったのにね」
ミカサ「アニ冗談きつい」
アニ「私じゃないよ、まったく」
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- 5 : 2014/06/30(月) 15:38:34 :
- ミカサ「…はっ!急がないと!」
ユミル「?」
ミカサ「ユミル、はじめまして」シャガミ
ユミル「っ…!!」ビクッ
ミカサ「私はそこにいるアニの友達、ミカサという…呼び捨てで構わない、私の友達になってくれる?」ジーッ
ユミル「ぇ…うん、よろしくね」
ミカサ「こちらこそ、よろしく」ニコッ
ミカサ「では、挨拶も済ませたところで、そろそろ食堂に行かないと本当に食べられなくなってしまう」
ユミル「!」
アニ「ミカサ?」
ミカサ「ユミルは私が運ぶ、走らせるよりその方が早い」
アニ「(なんでお姫様抱っこ?)わかったよ、急ごう」
~食堂~
ミカサ「案外早く着いた」
ユミル「はやかった…」
アニ「さぁ、入るよ」
ガチャ
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- 6 : 2014/06/30(月) 15:48:07 :
ユミル「」ギュッ
ミカサ「?…降りる?」
ユミル「ゃ…」
アニ「人が多くて怖いのかい?」
ユミル「…っ」コクッ
アニ「怖くないよ、何からでも誰からでも私が守ってあげるから安心しな」ナデナデ
ユミル「うん…」
クリスタ「ミカサー!アニー!おはよう」駆け寄り
クリスタ「二人が一緒ってなんだか珍しいね」クスッ
クリスタ「そうだ、ユミルのことお願いしちゃってごめんね」
ミカサ「そのことはいい、当番のときは仕方ない…それより問題が」
クリスタ「あれ?そういえばユミルは?」
ユミル「…」ギュ-ッ
クリスタ「ん…その子は?」
アニミカ「「ユミル」」
ユミル「…?」
クリスタ「?ユミル?この子が?」
アニミカ「「…」」コクッ
クリスタ「黒髪だし、顔の雰囲気も似てるけど、私より小さくないよ」クスクス
アニミカ「「子供のときは誰でも小さい」」
ユミル「ふたりとも、ずっといっしょにしゃべってる」クスッ
クリスタ「え?え?二人が嘘つくとは思えないし…じゃあ、本当に?」
アニミカ「「」」コクッ
クリスタ「えええぇぇぇ!」
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- 7 : 2014/06/30(月) 15:51:46 :
ここまで書きためてましたが
続きは全然です
おそらく進みはゆっくりかと…
スマホ苦手なんです
書ければ夜にでも書きます
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- 8 : 2014/06/30(月) 15:54:36 :
- 期待
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- 9 : 2014/06/30(月) 18:03:23 :
- おもしろい。です。子供化?まさかはんじが?
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- 10 : 2014/06/30(月) 18:21:15 :
- >>9ハンジありえる。期待です
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- 11 : 2014/07/01(火) 08:25:23 :
ユミル「」ビクッ
ミカサ「大丈夫、怖くない」
クリスタ「あ、ごめんね」
クリスタ「驚かすつもりはなかったの」
アニ「ここで悠長に話してる時間はないよ、ご飯は持ってきてあげるから席取っといて」
クリスタ「席なら私が取っておいたから大丈夫だよ」
アニ「じゃあ、先に行ってて」スタスタ
ミカサ「わかった…行こう、クリスタ」
クリスタ「ここだよ」
ミカサ「ありがとう、ほらユミルここに座って」
ユミル「うん」
クリスタ「本当にユミルなんだよね?」
ミカサ「そう、この子はユミル」
ミカサ「私に隠れないで…それではクリスタに挨拶できない」
ユミル「だれ、このひと…」ミカサニカクレ
ミカサ「私とアニの友達、クリスタ」
クリスタ「クリスタって呼んでね」ニコッ
ユミル「…よろしく」ジーッ
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- 13 : 2014/07/01(火) 08:30:33 :
- ↑表示間違えました、すみません
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- 14 : 2014/07/01(火) 13:26:56 :
アニ「何やってるんだい?ご飯持ってきたよ」
ユミル「あ…おかえり」ニコッ
アニ「ただいま」ナデナデ
アニ「そういえばミカサ、アルミンに探されてたけど向こう行かなくていいのかい?」
ミカサ「忘れてた…じゃあ、行ってくる」スクッ
ユミル「どこかいっちゃうの?」ミカサノフクギュッ
ミカサ「…ぁ、あっちに……挨拶だけ」
アニ「挨拶したら戻ってくるのかい?」
ミカサ「そう」
アニ「いつもの世話焼きはしなくていいのかい?」
ミカサ「今は…」チラッ
ユミル「…」ギュ-ッ
ミカサ「仕方ない、でも挨拶だけはしたい」
アニ「そうかい、ユミル離してあげな」
ユミル「…ん」
ミカサ「すぐ戻る」
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- 15 : 2014/07/02(水) 06:45:13 :
ユミル「はやくもどってきてね」フリフリ
アニ「ほら、時間が無くなるから食べな」
ユミル「うん」イタダキマス
アニ「…クリスタ、昨日のユミルに何か変わったことはなかったかい?」
クリスタ「え、私が一緒にいるときはいつも通りだったよ」
クリスタ「夜は消灯時間ギリギリに戻ってきたけど」
アニ「そういえば遅かったね」
ユミル「…はむ……むぐ…」ムグムグ
クリスタ「でも夜に散歩行くのは、珍しいことじゃないよ」
アニ「じゃあ、特におかしなことはなかったんだね」
クリスタ「うん、そのはずなんだけど…」
クリスタ「昨日、部屋に戻ってきたときは大きかったし」
アニ「夜中に小さくなったんだね」
アニ「固いから、小さくちぎって食べな」パンチギリ
ユミル「なるほど…ありがと!」ニコッ
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- 16 : 2014/07/02(水) 21:39:47 :
クリスタ「ユミルは何も覚えてないのかな?」
アニ「覚えてたら、自己紹介する必要ないでしょ」
アニ「この状態になって、初めて見る人には必ず怯えるし」
ユミル「…?」クビカシゲ
ミカサ「…ただいま」
ユミル「!おかえり」ニコッ
クリスタ「おかえり、少し長かったね」
ミカサ「こっちで食べることと、今の状況をアルミンに説明していた」
アニ「スープも飲みなよ」
ユミル「ん…」
クリスタ「伝わった?」
ミカサ「ユミルが小さくなったことは、いまいち伝わらなかった…」
クリスタ「あー、やっぱりそっか」
クリスタ「私も言われただけじゃ、きっと信じられないもん」
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- 17 : 2014/07/03(木) 03:31:40 :
ミカサ「それは、その通り」
ミカサ「だから、後でアルミンたちにも紹介したい」
クリスタ「うん、それが一番早いよね」
ユミル「…ごちそうさまでした」フゥ
アニ「思ったよりよく食べるね」
ユミル「もうおなかいっぱい」
クリスタ「それなら良かった」
ユミル「ん」
エレン「ちょっと待てよ」ガチャガチャ
アルミン「エレン、早く!」ガチャガチャ
ミカサ「!二人とも、ご飯を持ってどうしたの?」
エレン「いやアルミンが」
アルミン「うん、ごめんね」
エレン「お、ユミル…少し縮んだか?」
ユミル「ちっちゃくなってないもん!これからどんどんおおきくなるの」
アルミン「さっきのミカサの話が気になっちゃって」
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- 18 : 2014/07/12(土) 21:02:52 :
- ユミルが…w
新しい!期待!!
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- 19 : 2014/07/15(火) 10:36:42 :
- 初期化されてしまい、書きためてたのが消えたりでなかなか続き書けませんでした
今日休みなので、続きを書けるだけ書きます
>>18
lark様、ありがとうございます!
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- 20 : 2014/07/15(火) 10:43:41 :
ミカサ「そう、でも食事中の移動は行儀が悪い」
アルミン「ごめんね、今回だけだから許してくれないかな」
ミカサ「わかった…アルミンは、言いつけを守れるいい子だと信じてる」
ミカサ「でも次はない」
アルミン「うん…これからは好奇心を少しでも抑えるように努力するよ」
エレン「ユミルって、俺より小さかったっけ?」
ユミル「…しらない」プイッ
クリスタ「エレン、この子がユミルって分かるの?」
エレン「は?どう見たってユミルだろ」ジーッ
ユミル「…しらないひとなのに、なんかすごいみてくるこわい」
エレン「お前、クリスタ以外に関心が無いとは思ってたが、仲間を知らない人扱いするような奴だとは思ってなかった」ガタッ
ユミル「ひっ…」ビクッ
エレン「俺はお前のこと、仲間だと思ってたのnミカサ「エレン!!私は、エレンにも言っていたのだけど…」
エレン「うるsミカサ「食事中の移動は行儀が悪い」
エレン「…は?」
ミカサ「あと、今のユミルをいじめないで」
エレン「いじめてねぇよ」
ミカサ「エレンが大きな声を出すだけで、ユミルはこの通り驚いてしまう」
ミカサ「ほら、こんな状態に」
ユミル「…っ……」ウルウル
ミカサ「…かわいい」ボソッ
アニ「…(かわいい)」
エレン「いつもなら、こんなことで泣かねぇだろ」
ミカサ「エレnアニ「あんたには、これがいつものユミルに見えるのかい?」
ミカサ「…」
エレン「少し縮んだだけだろ!」
アニ「少し縮んだだけっtミカサ「エレンはわかってない」
アニ「…」
エレン「なにがわかってないって言うんだよ」
ミカサ「今のユミルhアニ「子供になってるんだよ」
ミカサ「…」
アニ「それnミカサ「それに記憶が無い」
アニ「…」
エレン「なんだよそrアルミン「何それ、どういうこと!?」
エレン「…」
ミカサ「今朝nアニ「起こしたときには既にこんな状態だったんだよ」
ミカサ「…」
ミカアニ「…」
ユミル「…?」
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- 21 : 2014/07/15(火) 19:42:12 :
ミカサ「悪かった」
アニ「いや、私も何をムキになってたんだろうね…ごめん」
アルミン「そんなの聞いたことないよ!」
クリスタ「そうなんだよね、どうしてこうなったのかも、どうすれば戻るのかもわからないし」
ミカアニ「「大丈夫」」
ミカアニ「「!…………」」ドウゾドウゾ
ミカサ「今日は訓練が無い」
アニ「休みだから、今日中に戻すことが出来れば何も問題は無いだろう」
ミカアニ「」グッ
クリスタ「確かに」
アルミン「でも1日で戻る保証は…」
エレン「あるのか?」
ミカサ「ない」
アニ「過去の事例とかがあるなら、そういうのを調べてもらうしかないかな」
クリスタ「調べて″もらう″?」
エレン「誰に?」
ミカサ「アルミン」
アルミン「えぇー!!嫌だよ」
アニ「ユミル、この人はもしユミルが困ってても助けてくれないんだって」
ユミル「そうなの?でも、しらないひとだもん、あたりまえだよ」
アルミン「!」グサッ
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- 22 : 2014/07/15(火) 22:26:54 :
ミカサ「知らない人では仕方ない…大丈夫、ユミルが困っていたら私達が助ける」
クリスタ「力になるからね」
エレン「アルミン…お前は困ってる奴を見捨てるようなことはしないよな?」
ミカサ「でもさっき言ったのは、そういうこと」
アルミン「…わかったよ、僕が調べてみるよ」
ミカサ「ちなみに、このユミルと知り合いになる為には一度自己紹介をしなければいけない」
エレン「なんだそれ」
クリスタ「私も食事の前にしたんだ」
ミカサ「なので、今のユミルにとって、エレンとアルミンは友達はおろか、知り合いカテゴリーにすら入っていない」
ミカサ「そして、この状態だと少し人見知りらしい…」
ユミル「いっちゃだめ!」ミカサニギュー
アニ「どうしてだい?」
ユミル「…ひみつ」ボソッ
エレン「ユミル、俺はエレン」
ユミル「うん…」
エレン「俺達は仲間だからな、もし困ったことがあったら頼ってくれ」
アルミン「僕はアルミン、さっきはごめんね」
ユミル「ん…」
アルミン「いきなりだったから驚いちゃったんだ、僕だってユミルが困ってるなら助けてあげたいって思ってるからね」
ユミル「…ん…よろしく」
ユミル「おねえちゃん…」クイクイ
ミカサ「?」
ユミル「さっきのかみが、きらきらしてるひとは、おねえちゃんなの?おにいちゃんなの?」コソッ
ミカサ「アルミンのこと?」
ユミル「」コクコク
アルミン「?」
ミカサ「お兄ちゃんだよ」
ユミル「…そうなんだ」
アルミン「え?ちょっと待って、何聞いたの!?」
ユミル「ひみつ!」
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- 23 : 2014/07/20(日) 20:45:30 :
アニ「そういえばアルミン、本当に調べてくれるのかい?」
アルミン「うん、図書室でそういう文献が無いか探してみる」
エレン「俺も探す」
アルミン「大丈夫だよ、マルコに声をかけてみるから」
エレン「俺も一緒の方が捗るだろ」
アルミン「ミカサ達と一緒にユミルと居てあげて」
アルミン「それでユミルが普段とどれくらい違いがあったか教えてくれないか」
エレン「そんなのミカサに頼めば」
ミカサ「エレンは私達と一緒に行動しよう」
エレン「今日は自主訓練する予定だったんだが」
ミカサ「訓練なら次の休日に私とアニが付き合う」
アニ「!」
エレン「本当か?」
ユミル「?」
アニ「…わかったよ」
ミカサ「ということで、申し訳ないけど調べものはアルミンに任せる」
アルミン「うん」
ミカサ「私もユミルのいつもと違うところを報告するから」
アルミン「頼むよ」
-
- 24 : 2014/07/27(日) 16:35:38 :
アニ「そういえばアルミン、本当に調べてくれるのかい?」
アルミン「うん、図書室でそういう文献が無いか探してみる」
エレン「俺も探す」
アルミン「大丈夫だよ、マルコに声をかけてみるから」
エレン「俺も一緒の方が捗るだろ」
アルミン「ミカサ達と一緒にユミルと居てあげて」
アルミン「それでユミルが普段とどれくらい違いがあったか教えてくれないか」
エレン「そんなのミカサに頼めば」
ミカサ「エレンは私達と一緒に行動しよう」
エレン「今日は自主訓練する予定だったんだが」
ミカサ「訓練なら次の休日に私とアニが付き合う」
アニ「!」
エレン「本当か?」
ユミル「?」
アニ「…わかったよ」
ミカサ「ということで、申し訳ないけど調べものはアルミンに任せる」
アルミン「うん」
ミカサ「私もいつもとの違いを報告するから」
-
- 25 : 2014/08/02(土) 21:20:48 :
アルミン「じゃあ、僕は食べ終わったから、マルコに協力してもらえるか聞いてみるよ」スクッ
エレン「ユミルを見てないといけないから手伝えないけど、もし困ったことがあれば呼べよ」
アニ「ユミルのためにアルミンが頑張ってくれるらしいから、応援してあげな」
ユミル「?…なにするのか、わからないけどがんばってね」
アルミン「うん、頑張るよ」ニコッ
ユミル「…あのね、たいへんなことだったら…ゆみるもてつだうからね…?」ジーッ
5人(一人称が!)
アルミン「!大丈夫だよ、その気持ちだけで十分さ」ナデナデ
ユミル「ん…」
アルミン「(可愛いなぁ)じゃあ、皆また後で」
クリスタ「人手がいるようだったら呼んでね!手伝うから」
アルミン「ありがとう、そのときは頼らせてもらうよ(女神)」フリフリ
ミカサ「さて、そろそろ私達も行こう」
エレン「どこにだよ」
ミカサ「昨夜、ユミルが行ったかもしれない所に行けば、戻るための手がかりが見つかるかもしれない」
エレン「あぁ」
クリスタ「なるほど」
アニ「それで具体的には何処に行くんだい?」
ミカサ「分からない」
ミカサ「私はユミルと一緒に居ることが少なかった」
エレン「じゃあ、どうするんだよ」
アニ「クリスタ、あんたはユミルの行きそうな場所を知ってるかい?」
クリスタ「二人で夜に散歩するときは外が多いけど、ユミルが一人で行くときにも同じ場所に行ってるのかは分からないの」
クリスタ「それでも良ければ、案内するよ」
ミカサ「何か手がかりがあるかもしれない」
エレン「じゃあ行くか」
ユミル「…どこに?」
クリスタ「外だよ」
ユミル「そうなの?」ミカサヲミツメ
ミカサ「?…えぇ」
クリスタ「…」
アニ「…ひとまず、行ってみたら良いんだよ」
クリスタ「そうだね、行こうか」
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- 26 : 2014/08/02(土) 21:48:00 :
- あ、あのユミルが、か、可愛い、だと……!
期待です
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- 27 : 2014/08/04(月) 16:21:23 :
>>26
可愛いと言っていただけて嬉しいです
ありがとうございます、頑張りますので暖かく見守ってください
~廊下~
クリスタ「まずは井戸かな。水汲みだと行きたくないって言うんだけど、散歩なら何回でも行けるって」
アニ「クリスタとの散歩なら、って意味だろう」
クリスタ「ふふ」
ミカサ「図星」
アニ「クリスタが関係してるときのユミルの言いそうなことは、なんとなく予想できる気がするよ」
エレン「あいつは、クリスタのことしか言わないじゃねえか」
クリスタ「それは大袈裟だよ」クスクス
ユミル「おねえちゃん、おてて…」
アニ「はい」テヲツナギ
ユミル「おねえちゃんも」
ミカサ「…え、私?」
ユミル「うん」ニコッ
アニ「クリスタじゃないのかい?」
ユミル「ん?」クビカシゲ
アニ「いや、なんでもないよ」
ミカサ「特に深い意味は無いのかもしれない」テヲツナギ
ユミル「おてて、おっきいね」テヲギュー
クリスタ「…」
エレン「どうした、大丈夫か?」
クリスタ「…ん、大丈夫だよ!」
「あれ、子供?」
「おぉ、その子供はどうしたんだ?」
-
- 28 : 2014/08/07(木) 09:37:16 :
エレン「よぉ、ライナーとベルトルトか」
ライナー「あぁ…それでその子はなんで此処にいるんだ?(まさかクリスタの…)」
クリスタ「この子はユミルだよ」
ライナー「は?…なんだ、その…は?」
ベルトルト「うーん、よく分からないな…」
クリスタ「朝になったら、ユミルが子供になってたの」
ベルトルト「……そうなんだ」シャガミ
ユミル「!」
ベルトルト「可愛いね、ふふ」ニコッ
ライナー「そうだな、しかし本当にユミルなのか?」
ユミル「…こわい」
ミカサ「大丈夫、怖くない」
ユミル「おねえちゃんたちの、しってるひと?」
アニ「あぁ、そうだよ」
ユミル「そうなんだ」
エレン「見た目からしてユミルだろ」
ライナー「にわかに信じられない…ユミルっていう証拠とか無いのか?」
ミカサ「黒髪」
ライナー「それはお前もだろ」
アニ「鋭い目つき」
ライナー「それはお前m…いや、それくらいの特徴当てはまる奴はいくらでも居るだろう」
ミカサ「エレンは直感で分かったのに」
ライナー「はは、まさか」
エレン「どこからどう見ても、あれはユミルだろ」
ライナー「なに!本気で言ってたのか」
ベルトルト「僕のこと分からないのかな?…はじめまして?」ニコッ
ユミル「…ん、はじめまして…ゆみるっていうの」
ミカサ「(自分から自己紹介をした…!)」
ベルトルト「そっか、ユミルちゃんか。僕はベルトルトだよ、よろしくね」
アニ「(まさかのちゃん付け…!)」
ユミル「よろしくね…うー…おなまえながいね」
ベルトルト「確かに他の人と比べると長いかも」
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- 29 : 2014/08/09(土) 19:52:31 :
- ベルトルト「僕のことは呼びやすいように呼んでいいから、ベルトルさんって呼ぶ人もいるよ」
ユミル「べるとうさん?…むずかしくて、いえない」ムゥッ
ベルトルト「そっか、それならベルとかはどう?」
ユミル「べるなら、ちゃんといえる」
ベルトルト「じゃあ、ベルって呼んでね」
ユミル「うん」ニコッ
クリスタ「ベルトルト、もうユミルと仲良くなったんだね」
ライナー「早いな」
ベルトルト「だって可愛かったから」スクッ
ユミル「おねえちゃんたちより、べるはおおきいんだね」
ミカサ「身長だけなら、他の誰よりも高いと思う」
ミカサ「そんなことより、そろそろ私も名前で呼んでほしい」
ユミル「?…みーちゃん?」
ミカサ「なんと…!」
エレン「どうした、ミカサ」
ミカサ「いや…まさか、そんな風に呼ばれると思っていなかった」
ユミル「?」
クリスタ「私も呼んでほしいな!」
ユミル「くーちゃん?」
クリスタ「うん、ありがとう!…これは、可愛いね」
アニ「…」
ユミル「あーちゃんもおなまえ、よんでほしい?」
アニ「いや、もう呼んでもらったからいいよ」
ベルトルト「僕は?」
ユミル「べる」
ベルトルト「うんうん、可愛いね」
ライナー「落ち着け、お前ら」
ミカサ「」ギロッ
ライナー「!俺が悪かった、忘れてくれ」
エレン「何言ってんだ?ライナー」
ミカサ「ユミル、エレンのことはなんて呼ぶの?」
ユミル「えれん」
エレン「まぁ、そうだろ」
アニ「普通だね」
クリスタ「エレン君って呼ぶと思ったけど、違うんだね」
ユミル「?」
ミカサ「呼び方もわかって満足したから、そろそろ行こう」
ベルトルト「何処行くの?」
クリスタ「私とユミルのお散歩コース」
ライナー「(クリスタのお散歩コースだと!)」
ベルトルト「駄目だよ、ライナー。教官に呼ばれてるんだから」
ライナー「………あぁ」
ベルトルト「僕もついて行きたいけど、呼ばれてるから行かないと…こっちの用事が済んだら、みんなを探すかも」
ベルトルト「何処をまわるか決めてるの?」
クリスタ「これから井戸に行って、それから馬小屋、あと兵舎の周りをひたすらぐるぐる回るよ」
アニ「は?」
ミカサ「ぐるぐる…」
ベルトルト「そっか、わかった。じゃあ、また後でね」
ライナー「じゃあな」
エレン「おぅ」
ユミル「べる、またあとでね」フリフリ
ベルトルト「!…うん」フリフリ
ミカサ「…分からない、ぐるぐる?」
アニ「散歩のときも、いつもずっと周りを回ってるのかい?」
クリスタ「うん、話しながらだと結構歩けるんだよ」
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- 30 : 2014/08/10(日) 11:44:27 :
ユミル「おさんぽ、どこいくの?」
エレン「井戸だってよ」
ユミル「そうなんだ」
ミカサ「と、話してる間に着いた」
クリスタ「話しながらだと、いつの間にか着いちゃうんだよね」
クリスタ「どう?ユミル、何か思い出しそう?」
ユミル「?…ゆみる、なにかわすれちゃってるの?」
ミカサ「ユミルの昨夜のこととか、そういう感じのことが知りたい」
ユミル「きょうのあさ、おきたところからしかわからない…」
アニ「まだ一カ所目だ、無理に思い出さなくても大丈夫だよ」
ユミル「うん…ごめんね…」シュン
エレン「そんなこと気にすんなよ、いつか思い出すだろ」
ユミル「ん…」
クリスタ「ユミル、喉渇いてない?」ナデナデ
ユミル「かわいた…」
クリスタ「じゃあ、お水飲む?」ミズクミ
ユミル「のみたい」
クリスタ「手で器みたいなの作れるかな、そこにお水注いであげるからね」
ユミル「こう?」ウツワツクリ
ミカサ「そう、上手」
クリスタ「はい、どうぞ」ソソギ
ユミル「ありがと」コクッポタポタ
アニ「飲めたかい?」
ユミル「ちょっとだけ」ビチャビチャ
エレン「ユミル、こっち来い」シャガミ
ユミル「なに?」トタトタ
エレン「濡れてんじゃねぇか、お前はもっとしっかりしてる奴だと思ってたんだが」フキフキ
アニ「あんたって、ハンカチとかそういう類の物って持ち歩かないと思ってた」
クリスタ「エレンに失礼だよ」
エレン「これから特訓する予定だったしな、タオルみたいな汗を拭ける物が無いと困るんだよ」
ミカサ「前までは、タオルすら用意していかなかったので、兵舎に汗だくで戻る姿をよく見た」
ミカサ「私がエレンにタオルを持っていくようになったら、これからは自分で持っていくからいいと言われた」
クリスタ「ミカサはエレンのお姉さんみたいだね」クスクス
エレン「今は自分で用意してるんだからいいだろ」ムスッ
エレン「ユミル、俺の足の間に来て、背を向けて立て」
ユミル「?うん」
エレン「クリスタ、水くれ」ウツワツクリ
クリスタ「どうぞ」ソソギ
エレン「ユミル、さっきみたいに口付けろ、ゆっくり傾けるからな。いらなくなったら、俺の腕を叩けよ」
ユミル「うん…ん…」コクッコクッ
ミカサ「エレンがお兄さんしてる…そして、ユミルも可愛い…この光景を目に焼き付けておこう」
クリスタ「可愛いね」
アニ「あいつは思ってたより、面倒見が良いんだね」
ミカサ「エレンは、昔から周りをよく見てるし、よく助けてくれる自慢の子」
アニ「あんたの子じゃないよ」
ユミル「っはぁ…」
エレン「全部飲んだのか」
ユミル「うん、ありがとね」
-
- 31 : 2014/08/13(水) 23:43:44 :
エレン「あぁ」
ミカサ「エレン、私も水を飲ませてほしい」
エレン「は?やだよ、自分で飲めるだろ」
ミカサ「」シュン
クリスタ「ぇ、えっと、じゃあ次の場所行こう!ね?」
アニ「遊んでる暇はないよ」
ミカサ「私は真面目に言った…」
アニ「分かったよ、でも次に行かないといけないから」
ミカサ「…分かってる」
クリスタ「次は馬小屋だよ、ユミルはお馬さん知ってる?」
ユミル「おうまさん?」
クリスタ「大きいんだよ!」
ユミル「そうなの?」クビカシゲ
「皆さん、何してるんですか?」
「なんか、小さいのがいるな」
クリスタ「サシャ、コニー、こんな所で何してるの?」
コニー「朝食を食べた後に、こいつが昼のパンをかけて勝負しようって言ってきたんだよ」
サシャ「コニーが勝負してくれないんです!」
コニー「しねぇよ!!」
クリスタ「ははは…」
サシャ「そういえば、ユミル縮みました?」
ユミル「?」
コニー「小さいのがいるとは思ったがお前だったのか」
コニー「いつも俺のこと、チビチビ言ってるから罰が当たったな」
ミカサ「二人とも…分かってる…」ビックリ
アニ「(たまに分かる人もいるのか?)」
クリスタ「分かるの?」
エレン「?」
サシャ「何がですか?」
クリスタ「この子が誰かってことだよ」
コニー「そりゃ分かるだろ、仲間だしな」
サシャ「はい、ユミルですよね」
ユミル「ゆみるのこと、しってるの?」
サシャ「知ってますよ!今日のお昼に、私にパンをくれる優しい人だってことも知ってます」
コニー「おいおい…」
ユミル「おなかすいてるの?」
サシャ「はい!」
ユミル「じゃあ、おひるはゆみると、はんぶんこしよ?」
サシャ「神いいぃぃぃぃぃいいー!!!」ギュッ
コニー「おいおい…なんか甘すぎないか、今日のユミル」
エレン「いや、なんかよ…今日はいつもと違うらしいぜ?」
コニー「そうなのか?」
サシャ「神ぃぃぃ!!なんかすっごい軽いですね!」モチアゲ
エレン「あぁ…今日は″コドモ″なんだってよ」
コニー「そうなのか…″コドモ″なら仕方ないな」
クリスタ「(なんか分かってなさそう…)」
エレン「誰にだって、そういう日はあるからな」
ミカサ「(エレン…そんな日は無い…)」フルフル
エレン「しかし、さっきは驚いたぜ、あのユミルが水を自分で飲めなかったんだよ」
コニー「そうなのか?じゃあ″コドモ″の日はいつも出来ることが出来なくなるのか…今日くらいは、いろいろ助けてやらねぇとな…」
アニ「(大人の対応だね)」
コニー「でもいつもはサシャに厳しいのに、さっきの見てたろ?クリスタ以外にも優しくなるなんて、″コドモ″ってすげぇ日だな」
エレン「それは確かにすげぇな」
クリスタ「(いつも皆にも優しいよ!)」
コニー「今日のユミルはユミルであってユミルじゃないってことか」
エレン「なんだそれ?」
コニー「さっきの話し合いだけでもう″コドモ″について理解したぜ!まぁ、俺は天才だからな」ドヤァ
エレン「コニーすげぇ!」
アニ「この二人、絶対分かってないよ」ボソッ
ミカサ「(エレンはちゃんと人間だけど)猿でも分かる説明が出来る自信がある人」キョシュシテ
アニ「…(無理だね)」
クリスタ「…(これは雰囲気的に難しいよ)」
サシャ「今日のユミルは、どうしてこんなに小さくて軽いんですか?」ジメンニオロシ
ユミル「?…あさから、こうだったよ?」
サシャ「さては夜に、何か拾って食べましたね!私にも分けてください!!」クワッ
ユミル「ゆみるわからないよ!」ビクッ
サシャ「ん?いつもと話し方が違いますね?お腹痛いんですか?」
サシャ「はっ!もしかして、やっぱり拾い食いしましたね!」
ユミル「ちがうよ」
サシャ「駄目ですよ!拾った物を食べるなんて…」
サシャ「まず私の所に持ってきて、私が毒味をしてからじゃないと、何があるか分からないですよ!」
ユミル「…え、うん、わかった」
サシャ「まったく…これからは気をつけてくださいね」
ユミル「うん」
サシャ「ユミル、後で夜見つけた食料分けてくださいね」コソッ
ユミル「ぇ、え、もってないよ」
-
- 32 : 2014/08/18(月) 00:58:12 :
少しだけタイトル変えました
…というか読んでる人がいるのか疑問…
アニ「何かこっちもめんどくさいことになってる気がするんだけど…」
ミカサ「…見たままの状況だと思う」
クリスタ「すぐに収拾がつかなくなったね…」
ユミル「なにもひろってないもん!」
サシャ「きっとどこかにあります!思い出してください!」ユサユサ
ミカサ「いじめないで」トンッ
サシャ「」バタッ
ユミル「え?え??」
アニ「(…手刀)はぁ…普通に止めなよ」
クリスタ「もう!サシャ気絶しちゃったよ、どうするの?」
ミカサ「いじめてるようにしか見えなかった…つい…」
アニ「(めんどくさい)…急いでるから、置いて行こうか」
ミカサ「一人ではかわいそう。コニー、サシャと一緒に居てあげて」
コニー「は?って、何で倒れてんだよ!」
エレン「おい、大丈夫かよ」
ミカサ「急に倒れた、体調が優れなかったのかもしれない」
クリアニ「…」
クリスタ「私も残ろうかな、サシャが心配だし…(ユミルはミカサとアニが居れば良さそうだし…)」
エレン「ユミルと一番仲良かったのはお前だろ、俺が残るから一緒に居てやれよ」
クリスタ「え?…ぁ、うん…そうだよね、じゃあエレンにお願いしようかな」
ミカサ「駄目、エレンが残る必要は無い」
エレン「何でだよ、お前はサシャが心配じゃないのかよ」
ミカサ「本気でやったわけではない、あと数分したら起きるくらいにしておいた」
エレン「だからってなぁ」
ミカサ「それにコニーは気絶したサシャを介抱していた、と恩を売っておけば、お昼のパンも狙われずに済むだろう」
コニー「お、おう」
エレン「お前はそれでいいのかよ」
コニー「あ?パンが狙われないなら、それで良いんじゃねぇか?」
コニー「サシャも少ししたら起きるんだろ?」
ミカサ「えぇ。エレン、コニーもこう言っている」
アニ「本人が納得してるなら良いんじゃないの?」
エレン「…あぁ、そうだな」
ミカサ「では、先に進もう」
ユミル「あのおねえちゃんは、だいじょうぶなの?」
クリスタ「もうちょっとしたら、起きるんだって」
アニ「急に眠くなったんだろうね」
ミカサ「みんな、そういう時はあるもの」
ユミル「そっか、ねむたくなっちゃったなら、しょうがないよね」
エレン「あぁ、睡魔は仕方ない、俺も座学はたまに眠くなる」
ミカサ「その度、私が起こしている…大事な所を聞き逃したらエレンが困る」
エレン「分かってるよ」
ユミル「これから、おうまさんとこ?」
クリスタ「そうだよ、そろそろ着くからね」
-
- 33 : 2014/08/19(火) 17:21:38 :
- 見てるよ♪
-
- 34 : 2014/08/19(火) 19:04:23 :
- すげ〜オモロイ!期待
-
- 35 : 2014/08/22(金) 06:55:53 :
質問したら、お返事していただけるなんて…
みなさま、こんな迷走してるものを見てくださってありがとうございます
>>33
進撃大好きミカサちゃんさん、ありがとうございます!
見ていただけて、嬉しい限りです
>>34
期待に応えられるよう、頑張ります!
自分としては面白さに欠けるのではないかと思っていたので、そう言っていただけると嬉しいです
ユミル「くーちゃんは、おうまさんすき?」
クリスタ「好きだよ、愛情を持って接してるとお馬さんもそれに応えてくれるんだ」
ユミル「そうなんだ、ゆみるともなかよくしてくれるかな…?」
クリスタ「ユミルなら、きっと仲良くなれるよ」
ユミル「おうまさんにあえるの、たのしみ」ニコッ
エレン「お、見えてきた。ほら、あそこだぞ」ユビサシ
ユミル「あれが、おうまさんたちのおうち?」
ミカアニクリ「(おうち…)」
ミカサ「可愛い」ボソッ
アニ「可愛いね」ボソッ
クリスタ「可愛いよ(!)」ボソッ
エレン「そうだ、馬は大きいからな。蹴られないように気をつけろよ、ユミル」
ユミル「え…おうまさん、けるの?」
ミカサ「エレン、ユミルを怖がらせては駄目」
エレン「嘘はついてねぇよ」
ミカサ「それでも、まだ馬に会ってない時点で怖い印象を与えるのは良くない」
エレン「悪かったよ」
クリスタ「ユミルがお馬さんの嫌がることをしなければ、蹴ったりしないよ」
ユミル「ゆみるは、いやがることなんてしないよ!」
クリスタ「約束だよ?」
ユミル「うん!」
クリスタ「じゃあ、入ろうか」
ミカサ「クリスタとユミルの距離が近付いてきた」コソッ
アニ「これで一安心だね」コソッ
クリスタ「あんまり騒いじゃ駄目だよ」
ユミル「おじゃまします」
お馬さんたち「…」
ユミル「………」クリスタノフクヲツカミ
クリスタ「?」
ユミル「…だっこ…」ウデノバシ
ミカサ「っ…(私が!)」ガタッ
アニ「落ち着きな」ボソッ
エレン「おう、今日は大人しいな」ナデナデ
馬「ヒヒン」
ユミル「くーちゃん…」ミツメ
クリスタ「あぁ、ごめんね」ダキアゲ
ミカサ「クリスタ、腕が疲れたらすぐに言って、私が代わるから…何なら、今すぐ代わってもいい」
アニ「一旦、落ち着きなって言ってるでしょ」
クリスタ「ありがとう、でも大丈夫だよ。私だって訓練してるんだから、今のユミルくらいなら抱えていられるよ」
ミカサ「そう…」シュン
アニ「…」ナデナデ
クリスタ「ほら、ユミル?お馬さんだよ」ウマニチカヅキ
ユミル「やっ」イヤイヤ
クリスタ「怖くないよ?」
ユミル「…やぁ…こわいの」ギュ-ッ
クリスタ「撫で撫でしないの?」
ユミル「…しない」
アニミカ「…」ミマモリ
クリスタ「そっか…せっかくだから、いつも私と仲良くしてくれるお馬さんを紹介したかったんだけど…」
ユミル「(!)」
クリスタ「ユミルがお馬さん怖いなら、今日はやめようか…」
ユミル「やっ……ゆみるも…おうまさんと、なかよしになりたい…」ウルウル
クリスタ「でも、ユミルはまだお馬さんをちゃんと見てないよ?」
ユミル「くーちゃんと、なかよしのおうまさんと、ゆみるもなかよしになりたいの…」
クリスタ「お馬さん怖いんじゃないの?」
ユミル「だいじょぶ、だもん…」ボソッ
-
- 36 : 2014/08/27(水) 17:57:15 :
クリスタ「じゃあ、ユミル…この子がいつも私がお世話になってるお馬さんだよ」カカエタママノユミルニミセ
ユミル「……こんにちは」チラッ
馬「………」ジーッ
ミカサ「妙な緊張感がある…」コソッ
アニ「そうだね」コソッ
クリスタ「ユミル、お馬さんなでなでする?」
ユミル「…したい」コクッ
クリスタ「優しく撫でてあげてね」
ユミル「ょ、しよし…」ナデナデ
馬「………」
ユミル「…」ナデナデ
馬「…ヒヒーン!」
ユミル「ふぁ!ごめんなさいっ…」クリスタニギュ-ッ
ミカサ「!」ガタッ
アニ「!」ガシッ
クリスタ「どうしたの、ユミル大丈夫?」
ユミル「…おうまさん、おこらせた…」ウルウル
クリスタ「怒ってないよ、ユミルに撫でてもらえて喜んでるよ」ニコッ
ユミル「…ほんと?」
クリスタ「うん!気持ちよさそうに見えたし」
クリスタ「最後は、テンションが上がっちゃったのかな」クスッ
ユミル「いたかったかな…?」
クリスタ「大丈夫、ユミルは優しく撫でられてたよ」
ユミル「よかった…」ニコッ
エレン「そういや、腹減ったな」グーッ
ミカサ「確かに…少しゆっくりし過ぎた」
クリスタ「じゃあ、お昼ご飯食べに一回戻ろうか」
ユミル「…ん」コクッ
-
- 37 : 2014/08/28(木) 23:26:35 :
アニ「ユミル、お馬さんはどうだった?」
ミカサ「(アニがお馬さんって言った…)」ジーッ
エレン「(アニも子供に対しては、お馬さんとか言うんだな)」
ユミル「すごくおおきかった…あと、おとなしかった…」
アニ「そうだね、今のユミルからしたら相当大きく見えるだろう」
ミカサ「(…アニから見ても相当大きく見えるのだろう)」ジーッ
アニ「…(なんかすごく見られてるな…)」
ユミル「くーちゃん、ありがと…もう、おりる」
クリスタ「そう?」ユミルヲオロシ
ユミル「あのね…くーちゃんが、ぎゅってしててくれたから、おうまさんさわれたんだよ」
ユミル「ありがとね!」ニコッ
クリスタ「どういたしまして」
エレン「今日の馬小屋はなんか静かだったな」
ミカサ「緊張感…」ボソッ
アニ「…(ユミルの緊張が伝染したんだろうね)」
クリスタ「?うん、今日はみんな大人しかったね」クスッ
ユミル「おうまさんたち、ごきげんななめ…?」
クリスタ「ふふっ、違うよ。きっとユミルみたいな可愛い子が、突然来たから緊張しちゃったんだよ」
ユミル「へ、ぁ…ゆみる、おうまさんにかわいいって、おもわれてたの?」ダンダンコゴエニ
クリスタ「だから緊張して、いつもより静かになっちゃったんじゃないかな」クスッ
ミカサ「私もそう思う!!」クワッ
エレン「ぅおっ!急に大声出すなよ」ビックリシタ
ミカサ「ごめんなさい…」
ユミル「ぁ……」
アニ「どうしたんだい?」
ユミル「あのね…おといれに…」コソッ
アニ「あぁ…連れて行ってあげるよ」
ユミル「ううん、おしえてもらったらひとりでいけるから」
アニ「でも…」
ユミル「これから、あさにごはんたべたところにいくんだよね?おぼえてるから、ひとりでいけるよ」
アニ「はぁ、分かったよ…でも遅かったら探しに行くからね、もし道が分からなくなったりしたら、分からなくなったって気付いた所で待ってるんだよ」
ユミル「うん!」
クリスタ「何の話?」
アニ「これからユミルは別行動になるから」
ユミル「なるから」
ミカサ「意味が分からない」
アニ「ユミル、ここから見えるよ、あそこにあるからね」アッチ
ミカクリ「なるほど」
エレン「?」
ユミル「うん」
アニ「寄り道するんじゃないよ」
ユミル「うん!」
アニ「じゃあ、気を付けて行ってきな」
ユミル「またあとでね!」タタタッ
エレン「おぅ、気を付けろよ」フリフリ
ミカサ「エレン、状況が分かったの?」
エレン「探検だろ?ここ、広いしな」
アニミカクリ「…」
アニ「まぁ、そういうことだから食堂に先に戻るよ」
-
- 38 : 2014/08/30(土) 17:05:37 :
ユミル「ふぅ…(あさごはんたべたところにいかなきゃ)」
ユミル「おっきいところだなぁ」テクテク
「待て」ガシッ
ユミル「ひっ」ビクッ
「どこから来た」
ユミル「し、しらない」ウルウル
「…あー…何故、小さな子がこんな所に居るのかが知りたいだけなんだ」
ユミル「しらないもん…」
ユミル「…なんで、おじさんはそんなこときくの?」
「お、じさん……キースだ、決しておじさんではない」
キース「迷子なら、家が分からないと帰すことができないだろう」
ユミル「ゆみる、まいごじゃないよ」
キース「……ユミルと言ったか」
ユミル「うん、ゆみるだよ」
キース「…ユミル?」
ユミル「?うん」
キース「何故縮んでいる!」
ユミル「ちぢんでないもん、これからおっきくなってくんだもん!」
キース「……あぁ、そうだな…これから成長していくんだろう」
ユミル「おじさん…」
キース「おじさんではない」
ユミル「きーす?」
キース「(呼び捨てか)…あぁ、なんだ?」
ユミル「あたま、さむくないの?」
キース「寒くない」
ユミル「しゃがんで」グイグイ
キース「はぁ…何だ」シャガミ
ユミル「あっためてあげる」アタマニダキツキ
キース「っ………!」
ユミル「あったかい…?」ギュ-
キース「あぁ、もう暖まったから離れなさい」
ユミル「…おこってる?」
キース「怒ってない」
ユミル「そっか、もうはなれるね…」ハナレ
キース「…暖かかった、感謝する」ナデナデ
ユミル「!うん、どういたしまして」ニコッ
キース「…(これがユミル訓練兵だとは信じられない…)」
ユミル「あ、ゆみるいかなきゃ…」
キース「何処にだ?」
ユミル「あさごはん、たべたところだよ」
キース「食堂か…連れて行ってやろう」
ユミル「きーすも、ごはんたべにいくの?」
キース「いや、そことは違う場所で食べるが」
ユミル「じゃあ、こなくていいよ。ひとりでいけるもん」
キース「分かるのか?」
ユミル「うん!おぼえてるよ」
キース「そうか…では、気をつけて行きなさい」
ユミル「うん、きーすもきをつけてね!」
ユミル「あたまがさむくなったら、またあっためてあげるからね。おかぜひいてからじゃ、おそいからはやめにいってねー!」フリフリ
キース「…あぁ」フリフリ
キース「(何故、縮んだんだ?…戻らなかったら、どうする…)」
キース「(それより、本当に一人で行けるのか?)」チラ
-
- 39 : 2014/08/31(日) 11:32:10 :
~食堂~
クリスタ「ユミル、平気だよね?」
ミカサ「やはり着いていった方が良かったのだろうか…?」
アニ「大丈夫でしょ、小さくても賢そうだったし」
エレン「あいつなら、一人で来れるだろ」
ミカサ「それにしても遅い…少し見てくる」ガタッ
~廊下~
ユミル「あそこをまがって、つぎは…んー」テクテク
「…おい」
ユミル「?………」テクテク
「お前、何でこんな所に居るんだ」
ユミル「……?」
「何でこんな所に居るんだって聞いてんだ、答えろ」
ユミル「…そのしつもん、はやってるの?もう、ききあきた」
「はぁ?!」
ユミル「…しらないひとと、おはなししちゃだめっていわれてるのに…」ムゥ
「俺が悪いみたいじゃねぇか…はぁ…お前、教官と何話してたんだ」
ユミル「きょうかん?しらないよ?」
「さっき話してただろ」
ユミル「だれのことか、わかんないよ!」
「しらばっくれんなよ」
ユミル「…わかんないもん」プイッ
「そうかよ(髪の色が近いし、ミカサの妹か何かかと思ったが違うか)」
ユミル「…もう、いかなきゃ」テクテク
「はぁ…何なんだよ、こいつは…」
ユミル「なんでついてくるの…?」
「俺もそっちに行くんだよ」
ユミル「…じゃあ、さきにいっていいよ」ドウゾ
「あ?別にお前くらい、いつでも抜かせるから、俺のことは気にせず歩けよ」
ユミル「…(ずっとうしろから、ついてこられるの、こわい…)」テクテク
-
- 40 : 2014/08/31(日) 11:36:10 :
こないだ馬、出したけど難しすぎて強制終了しちゃいました…
動物もう出すの無理だなって痛感しました
出せる人すごいや…
書きためてたのここまでです↓
ガチャ
ミカサ「…」キョロキョロ
「ぁ…ミカ「みーちゃん!」タタタッ
ミカサ「あ、ユミル…!」ギュッ
ミカサ「少し遅かったから、心配した…何かあったの?」
ユミル「しらないひとが…うしろから、ずっとついてきて…こわい」ギュゥ
ミカサ「?…あぁ、そう」チラッ
「よお、ミカサ」
ミカサ「ジャン…どうして、ユミルを怖がらせるの?」
ジャン「は?」
ユミル「なんでここにいるんだ、ってすごくきかれた…」
ジャン「おい」
ミカサ「ジャン…幼女が好きなのは分かったけど、怖がらせて楽しむのは良くないと思う」ユミルヲダキシメ
ユミル「こわかった…」ギュゥ
ジャン「はぁ!?ちょっと待て、誤解だミカサ」
ミカサ「さぁ、ユミル行こう。みんな待ってる」
ユミル「うん!」
ミカサ「あなたは、もう少しまともな人だと思っていたけど違うみたい…この子には、もう近付かないで」
ジャン「ま、待ってくれミカサ…」
ミカサ「ここは危ない(幼女好きがいる)、ので朝と同じスタイルで行こう」オヒメサマダッコ
ユミル「ゆみる、ひとりであるけるよ?」
ミカサ「ユミルが歩くのは危ない」テクテク
ジャン「ミカサ、話を聞いてくれ!」
ミカサ「見たら分かると思う…私は忙しい」スタスタ
ユミル「どんなおひるごはん?」
ミカサ「朝と変わらない…でもユミルと一緒に食べると、どんなご飯でもおいしく感じる」
ユミル「ゆみるも!」
ジャン「(俺も言われてみてぇ!!)…ってか、ユミルって言ったか?」
ミカサ「…はぁ、盗み聞きは良くない」
ミカサ「ユミルは、あんな風にならないように」
ユミル「うん!」
ミカサ「ふふ、いい子」ニコッ
スタスタ
ガチャ
ジャン「…ミカサ」
-
- 41 : 2014/09/02(火) 06:11:50 :
「うわぁ(引)…何をやってるんだい?」
ジャン「…うわぁ、って何だよ」
「いや、なんていうか…可哀想なところを見てしまったんじゃないかと思って」
ジャン「…ミカサと話してただけだ」
「そうなんだ………」
アルミン「あっ!マルコ待っててくれたのってあれ?ジャンも一緒に居たんだね」タタタッ
マルコ「偶然、ここで会ってね」
アルミン「そうなんだ?じゃあ、三人で食堂行こうか」
ジャン「あぁ」
アルミン「そういえば、さっき教官に会ったんだけどさ」
ジャン「」ビクッ
マルコ「?どうしたんだい…?」
アルミン「?」
ジャン「いや、なんでもねぇ」
アルミン「そう?で、何か手紙みたいなのを渡されたんだよね」
マルコ「手紙?」
アルミン「うん…「中に白い煙の入った瓶か、子供を見つけたら読め」ってさ」
アルミン「その後にユミルのこと言われたんだ、「恐らく子供は一人だろうが、他に子供がいればそいつも一緒に戻してやれ」って…」
マルコ「そうだよ僕、早くユミルを見たいんだよね」ワクワク
ジャン「…(治し方知ってんなら、何でさっき治さなかったんだよ、教官)」
アルミン「もう食堂に着くし、すぐに会えるよ」ハハハッ
アルミン「でも何でユミルが子供になってるって知ってたんだろう」
ジャン「………」
~外~
キース「(あの手紙が来るのが、もう少し早ければ、すぐにでも治せた可能性もあったが…)」
キース「…(ユミル訓練兵と別れた直後だったからな…流石に子供を追いかけるのは、気が引ける…変な噂が立っても面倒だ)」
キース「(内容はよく分からないが、あの手紙できっと治るだろう)」
-
- 42 : 2014/09/02(火) 14:29:04 :
今夜、書ければ続き書きます
~食堂~
クリスタ「あっ、来たよ!」
エレン「遅かったな」
ミカサ「探しに行ったら、ユミルが救いようのない困った人に捕まっていた」
アニ「何それ…変態ってこと?」
ミカサ「それに近い」ユミルヲオロシ
アニ「…そんなのがいるんだね」
ユミル「おなかすいた!」
クリスタ「みんなで食べたかったから、待ってたんだよ」
クリスタ「でもまだアルミンが来てないの…あ、ユミルは食べても良いからね」
ユミル「ううん!ゆみるも、いっしょにまってる」ニコッ
クリスタ「そっか、じゃあ待ってようね」
ユミル「うん!ぁ…あーちゃん、おひざにすわってもいい?」
アニ「おいで」
ユミル「ありがとー」
アニ「うん(クリスタは馬の時で、ミカサはお姫様抱っこ…で、一緒に行動していた女子であまり触れ合ってないのは私だけってことか)」
アニ「(このタイミングで来るってことは、ユミルに気を遣われてるってことなのか?…)」
ユミル「あーちゃん、どうしたの?」ミツメ
アニ「いや、なんでもないよ」
ガチャ
エレン「アルミン、マルコ、こっちだ」
アルミン「みんな、待たせてごめん」
ユミル「かわいいおにいちゃんだ」
アニ「そうだね、お名前は覚えてるかい?」
ユミル「うん、あるみんでしょ?」
アルミン「全然話さなかったのに覚えててくれたんだ、嬉しいなぁ」ニコニコ
マルコ「この子が、ユミル?」
アルミン「そうだよ。ユミル、僕と一緒に調べ物してくれてたマルコだよ」
ユミル「はじめまして」
マルコ「うん、はじめまして!マルコって呼んでね」アクシュ
ユミル「うん」アクシュ
マルコ「手がぷにぷにしてるね、これは想像以上だよ」
クリミカ「(なんか既視感が…)」
アニ「(ベルみたいな反応…)」
エレン「ジャンも居たのか、お前も座れよ」
ジャン「おぅ」
ユミル「…」アニニギュ-
ミカサ「…」ギロッ
ジャン「…いや、やっぱ今日は違う場所で食べることにする」アセダラダラ
エレン「そうか?」
マルコ「うーん、ジャンが違う場所で食べるなら、僕もそうしようかな(一人じゃ可哀想だし)」
ジャン「お前はここで食えよ」
マルコ「いや、僕もちょうど人の少なそうな場所で食べたいと思ってたからさ(ユミルと離れるのはすごく惜しいけど我慢しよう…)」
ジャン「分かったよ…邪魔したな」
マルコ「ごめん、みんな。また今度一緒に食べよう」
アルミン「うん」フリフリ
クリスタ「どうしたんだろうね」
アニ「…(変態はジャンか…)」ナデナデ
ユミル「…」ギュゥ
-
- 43 : 2014/09/02(火) 14:42:04 :
ユミル可愛いです
期待です、頑張ってください♪
-
- 44 : 2014/09/02(火) 15:39:24 :
- ジャン....w
ユミルかわいいっすね期待です!
-
- 45 : 2014/09/04(木) 13:58:56 :
-
必死に書き続けてたら、コメントきててすごく嬉しい
>>43
いちご大福さん
コメント、お気に入り登録ありがとうございます
ユミル可愛くなるよう頑張ります!
>>44
アニきゃわさん
ジャンの扱いは、仕方なしです…
コメントありがとうございます
これからも暖かい目で見てください
ミカサ「(邪魔者もいなくなったことだし)…では、食べよう」
ユミル「うん、いただきます」
クリミカ「いただきます」
アニ「いただきます」ボソッ
アルミン「いただきます、ほらエレンも」クスッ
エレン「あぁ、いただきます」
ミカサ「…これは良い家庭が築けそう」
アルミン「ははっ、小さい子が居るだけでこんなに和むんだね」
アルミン「そういえば、さっき教官から手紙を受け取ったんだけど」
ミカサ「恋文なら丁重にお断りするべき」
アルミン「そういうのじゃないよ」クスクス
クリスタ「どういう手紙なの?」
アルミン「中に白い煙の入った瓶か子供を見たら読めって言われてるんだけど、教官はユミルが子供だってこと知ってたんだ。何でだろう」
アニ「ユミル、一人で居る時にあの変態以外に誰かに会った?」
ユミル「ん、きーす」
エレン「ぶはっ」フキダシ
アニクリミカ「…」
アルミン「えぇ!あ、じゃあ教官が知ってても不思議じゃないんだね」
クリスタ「そうだね、教官に会ったなんて私達も今初めて知ったよ」
アニ「(まさかのお友達ってこと?)」
ミカサ「…エレン、食事をしながら 吹き出すのは行儀が悪い」テーブルフキフキ
エレン「悪かったよ、自分で片付けるから」
ミカサ「エレンはいつまで経っても落ち着かない」フキフキ
エレン「ん、やめ、自分で…拭けるって」ヤメロッテ
ジャン「(何であいつ、ミカサに口元拭いてもらってんだ)」ガタッ
マルコ「やめなよジャン、今日の君じゃどうにもならない」スワリナヨ
ジャン「…っ」スワリ
アニ「で、中身は?」
アルミン「みんなと居る時が良いかと思ってまだ読んでないんだ、読むね」
ユミル「…」モグモグ
『白い煙の入った瓶があれば、今すぐ蓋を開けると良い』
アルミン「一枚目はこれで終わってる」
ミカサ「では、二枚目にいこう」
『中の煙は無害なので危険はない
煙を浴びると子供になる
(予定では)1日で元に戻る(はず)』
三枚目
『戻らなかったら、こっそり教えて
子供の状態で会いに来てくれてもいいよ
ただし、こっそりとね?
ハンジ・ゾエ』
アルミン「合計三枚だったよ」
クリスタ「じゃあ、ユミルはその瓶を見つけたってことかな?」
ミカサ「で、開けたと…」
アルミン「すごい!この手紙の人が作ったのかな?」キラキラ
エレン「瓶のせいで縮んだのか?」
クリスタ「手紙の内容の通りだとしたら、そうみたい」
アニ「意外に好奇心旺盛なんだね」ナデナデ
ユミル「う?」モグモグ
クリスタ「明日になれば戻る、ってことで良いのかな?」
アルミン「二枚目の内容は、あやふやだからね…信用するかどうかは悩むところだよ」
エレン「直接聞きに行くのは駄目なのか?」
クリスタ「そういえば、この人も会いたがってるみたいだったね」
ミカサ「それは危険」
アニ「確かに」
アルミン「…そうだね」
ミカサ「マッドなサイエンティストだとしたら…」
アルミン「ユミルで実験とか言いかねない…」
アニ「あんたを危ない目になんて絶対合わせないからね」ギュゥ
ユミル「?…うん」ニコッ
-
- 46 : 2014/09/06(土) 23:55:01 :
ミカサ「三枚目の裏に何か書いてある」
アルミン「本当だ…″調査兵団″って殴り書きしてある」
クリスタ「じゃあ、調査兵団の人ってことかな」
アニ「所属が分かったところで会いには行かないけどね」
サシャ「ユミルー!!約束のパァンを!」
ユミル「くいしんぼうのおねえちゃんきた!」
サシャ「早くパァンを!」ハァハァ
ユミル「んー…おて!」ハイ
サシャ「パァン!」オテ
アニ「え……」
ミカサ「アニ?」ドウカシタ?
ユミル「まちがえた…おすわり」
サシャ「パァン!」オスワリ
アニ「…」
クリスタ「アニ?」ドウシタノ
ユミル「ゆみる、もうはんぶんたべちゃったから、のこりのはんぶんあげるね」ハイドウゾ
アニ「…(そして何事も無かったかのように!?)」
サシャ「パァン!!!」パァン
サシャ「」ハグハグ
ユミル「すごいいきおいで、ぱんがなくなってくね」ニコニコ
アニ「…ユミル…一応言っておくけど、サシャは犬じゃないよ」
ユミル「…わんちゃんみたいっておもってたの、なんでわかったの?」
アニ「(今、露骨に犬扱いしてたよね)…いや、なんとなくだよ」
ユミル「あーちゃんは、すごいね」ニコッ
アニ「…どうも」
ミカサ「アニ、見てない間に少し疲れた顔になっている…大丈夫?」
アニ「…大丈夫だよ」
サシャ「はっ!そういえば何故か、教官に呼ばれてるんでした!逃げないと」
クリスタ「え、逃げるの?」
-
- 47 : 2014/09/08(月) 12:37:58 :
サシャ「と言うことで私は失礼します。ユミル、パァンありがとうございました!では!!」ダッシュ
ユミル「ばいばい」フリフリ
クリスタ「行っちゃったね」
エレン「今は、コニーは一緒に居なかったな」
ミカサ「きっと私のおかげで、コニーのパンは守られた」フフンッ
アルミン「コニー?あぁ、いつもはサシャと一緒だからってこと?」
クリスタ「午前中に二人に会ったんだ、そのとき色々あって…」ニガワライ
アルミン「そうなんだ…何があったかは聞かないでおくよ」キクノコワイシ
アニ「それで午後はどうするんだい?当初の予定通り、ぐるぐるするつもり?」
ユミル「ぐるぐるー?」
アニ「そうだよ」ホッペプニプニ
ユミル「んー、そうなんだぁ」
ミカサ「私もぷにぷにしたい」ウズウズ
アニ「今は駄目だよ、食事終わってからね」
ミカサ「…分かった」
エレン「それで午後はどうするんだよ」
アルミン「ぐるぐるする予定、だったんだよね?」
クリスタ「でも、原因が分かったから行かなくても良いのかも」
ミカサ「では、ゆっくり過ごすのはどうだろうか」
-
- 48 : 2014/09/12(金) 21:38:10 :
アルミン「ゆっくりするの?じゃあ、僕も一緒でもいいかな?」
エレン「当たり前だろ」
アルミン「ありがとう。今更なんだけど…午前中、僕とマルコで調べ物をしてたでしょ」
ミカサ「えぇ、任せっきりにしてしまって申し訳ない」
アルミン「ううん、それは良いんだ。知識が増えるのは大歓迎だしね」
アルミン「でも結局、ユミルの為になりそうな手がかりは何一つ見つけられなかったんだ…ごめん‥」
エレン「そんなの気にすんなよ、俺たちなんて午前中は遊んでただけなんだ」
ミカサ「調べ物をしてくれていたアルミン達には感謝している」
クリスタ「うん、図書館で見つからなかったとしても、手紙を持ってきてくれたんだから、それだけで十分だよ」
アルミン「…みんな……でも、手紙持ってきただけなんて、教官に会わなければ手紙すら持ってこれなかったんだよ?」
エレン「っ」ゴホゴホ
アニ「…そんなこと誰も気にしてないよ」
アルミン「…このまま、午後はみんなと過ごしていいの?」
エレン「良いって言ってるだろ」
ミカサ「…エレン、さっきはどうしたの?」キニナッタ
エレン「教官って聞いて、ユミルの呼び方思い出しただけだ」キニスンナ
エレン「真面目な話してるから、出来れば堪えたかった」
ミカサ「…(エレンが、どんどん大人になっていってる)」パァッ
ミカサ「」クイクイ
アニ「…分かってる。聞いてたし、全部見てたよ」クイクイ
アニ「服引っ張らなくても、分かったから」モウハナシテ
クリスタ「みんなもそう言ってるから、アルミンも一緒に過ごそう?」
アルミン「…うん!ありがとう!!」ニコッ
アニ「これからゆっくりするとしても、ご飯を食べ終わらないと何も出来ないよ」
クリスタ「あ、本当だ…話してたら、食べるの止まっちゃってた」アハハ
ユミル「ゆみる、たべおわったよ!ほら」カラノサラヲミセ
-
- 49 : 2014/09/14(日) 13:53:36 :
-
なんか、迷走し始めて
どうしようかなって状態です
続き書けられるか不安…
とにかくユミルを可愛く書きたい!
-
- 50 : 2014/09/15(月) 18:14:07 :
- ユミル様クッソかわいい(((o(*゚▽゚*)o)))
hshsしたい〜((o(´∀`)o))
期待です!頑張ってください!
-
- 51 : 2014/09/15(月) 21:28:59 :
-
>>50
ユミル様廚さん
ありがとうございます
この子で良ければ、hshsしてあげてください
少しでも可愛くなるよう頑張ります!
アニ「私も終わった」
ミカサ「…ちなみに私も」
ユミル「もう、おなかいっぱーい」
アルエレクリ「」モグモグ
ユミル「そういえば、べるはいないのかな?」
アニ「…きっと向こうから来るよ」
ベルトルト「ユミルちゃん、みんな、午前中振りだね」
アニ「ほら」
ユミル「べるー」フリフリ
ベルトルト「ユミルちゃん、アニ…(なんだこれは…アニの膝にユミルが乗っている、だと!!)」
ベルトルト「天国じゃないか…」
ユミル「べる、はなぢが…」
アニ「はぁ…拭きなよ」
ベルトルト「へ…あれ?本当?」
クリスタ「落ち着くまで、ティッシュ詰めといた方が良いよ」モグモグ
ミカサ「ベルトルトを気にかけるのは良いこと。でも食べ終わってから喋った方が良い」
ミカサ「いつもユミルと注意しあってるけど、今日はユミルが小さいので、私が注意しておく」
クリスタ「…そうだね、お行儀悪かったね、ごめん」
ユミル「ゆみるがやってあげる!」ジタバタ
アニ「ちょ…待っ、動かないで、くすぐったい」
ベルトルト「…」ダラダラ
ユミル「あーちゃん、ごめんね…」シュン
アニ「いや、今下ろしてあげるから」ハイ
エレン「どうしたベルトルト、誰かに殴られたのか!?」ハナヂガ
アルミン「ん?…って何この大惨事!」ハナヂガ
アニ「はい、これ詰めてあげな」
ユミル「ありがと!べる、ゆみるがやってあげるね」
ベルトルト「…ふぇ?…あぁ」
ユミル「しゃがんでしゃがんで!」
ベルトルト「はい、これでいいかな」
ユミル「もっと、おかおさげて!」
ベルトルト「……はい(ユミルの顔が目の前に…可愛い!可愛いよ!!)」
アニ「ユミル、ぐいっとね」
ユミル「うん!ぐいっ」グイッ
ベルトルト「痛っ…」
ユミル「あ、あの、ごめんね」
ベルトルト「これくらい、大丈夫だよ。」
ユミル「いたいのいたいの、とんでけー」
ベルトルト「!!」
ユミル「これで、だいじょうぶだとおもうの…ゆるしてくれる?」
ベルトルト「当たり前だよ、ありがとう、もう痛くないよ」
ユミル「よかった」ニコッ
アニ「ユミル、戻ってきな」
ユミル「もどる!」
アニ「もうティッシュ赤いけど、今度は自分で換えなよ」
ベルトルト「あ、うん」
-
- 52 : 2014/09/17(水) 22:57:08 :
アルエレクリ「ごちそうさまでした」
アルミン「みんなのも一緒に片付けてくるね」
エレン「俺も手伝う」
ミカサ「…何だろう、とても良い…こんな家庭を築きたい」
クリスタ「ミカサが幸せそう」ニコッ
アニ「また私の所で良いのかい?」
ユミル「んー…」
アニ「さっき、ミカサがユミルに用事がありそうだったよ」
ユミル「そうなの?」
アニ「そうだよ」
ユミル「みーちゃん、どうしたの?」
ミカサ「…ユミル…あの、ほっぺを、触らせてほしい」
ユミル「ほっぺ?いいよ?」
ミカサ「ありがとう」プニプニ
ユミル「…ほっぺた、おもしろいの?」
ミカサ「なんというか、癒される」
ベルトルト「…僕も触りたい」
アニ「後で頼んだら?…ユミルと仲良いんだし」
ベルトルト「(僕がユミルちゃんと仲良し!?)そうだね、後で頼んでみる」
アニ「(こんな笑顔はなかなか見れないよ)」
クリスタ「二人とも、おかえり!片付けありがとう、任せちゃってごめんね」
ミカユミ「ありがとう」
アニ「どうも」
アルミン「どういたしまして」
エレン「これくらい気にすんな」
ユミル「ゆみるも、みーちゃんのほっぺたさわりたい」
ミカサ「良いけど、私のはそんなに面白くないと思う」ムカイアウヨウニヒザニスワラセ
ユミル「みーちゃんのほっぺた、ふにふにしてるー」ニコッ フニフニ
ミカサ「そう、自分ではよく分からない」
エレン「そういえば、ライナーは一緒じゃないのか?」
ベルトルト「あぁ、うん」
クリスタ「一緒に居ることが多いのに珍しいね」
ベルトルト「なんと言うか…ご飯は一緒に食べてたんだけどね」
ベルトルト「食べ終わって、すぐ片付けて、ここに来る時にライナー置いてきちゃった…」
クリスタ「そうなんだ…急いでたんだね」クスクス
エレン「なんでそんなに急いでたんだ?」
ベルトルト「早くここに来たくて」
アルミン「僕達の所に来たかったからってこと?」
ミカサ「…たぶん、ユミルに会いたくて」
ベルトルト「そう、ユミルちゃんに会いたくて」
アニ「…(…同郷が二人とも、こうも自分の欲望に忠実になるなんて、思ってもみなかった…)」
ユミル「ゆみるも、べるにあいたかったよ」ニコッ
ベルトルト「本当?嬉しいなぁ」
アニ「…(まぁ、今まで主張することも無かったし、これはこれで良いのかな)」
ベルトルト「あれ?午後って、ぐるぐるする予定じゃなかったっけ?」
ユミル「ぐるぐるしなくなったんだって」
ベルトルト「そうなんだ…?」
クリスタ「ユミルを元に戻す為の手がかりを探す為だったんだけど」
アルミン「ぐるぐるする必要が無くなったんだ」
ベルトルト「ってことは、手がかりが見つかったってこと?」
エレン「アルミンが教官から手紙を渡されたらしい」
ミカサ「中身に真実は書かれていた」
アルミン「それがこれだよ」
ベルトルト「ありがと…うーん…そうなんだ、ユミルって意外と好奇心旺盛だね」フムフム
-
- 53 : 2014/09/19(金) 08:45:27 :
クリスタ「だからね、午後はここでゆっくりしてようかなって思って」
ベルトルト「僕も混ざりたい」
エレン「良いぞ」
ベルトルト「手紙に書いてあることって、信じて良いのかな?」
ミカサ「それは分からない」
アルミン「そこが悩みどころなんだよね。でも明日になってみないと分からないし、今日はこの状態のユミルを見ていたいから、僕も混ざっちゃった」
ベルトルト「そうなんだ」
ミカサ「………」プニプニ
ユミル「んふふ」ニコッ
ミカサ「……くすぐったかった?」ナデナデ
ユミル「ちょっとだけ、でもだいじょうぶだよ」
ミカサ「くすぐりたかったわけではないの、ごめんなさい…ユミルは優しい子ね」
ユミル「ゆみる、いいこ?」
ミカサ「えぇ、今も、これからも」
ユミル「…じゃあ、ぎゅーってしてほしい」ミツメ
ミカサ「いくらでもしてあげる」ギュー
アニ「(いちゃいちゃしてる…)」
クリスタ「いいなぁ、私もユミルをぎゅーってしたい」
ベルトルト「僕もしたい」
アルミン「こうやって見てると、二人とも髪の色が似てるから姉妹みたいだね」クスッ
エレン「確かに、そうやってるとユミルが妹みたいに見えてくるな」
ミカサ「…私はいつでも姉になる覚悟は出来ている」
アルミン「はは…実際、ユミルの方が年上だから姉にはなれないんだけどね」
ミカサ「残念…でも今だけ、姉の気分に浸らせてもらう」キリッ
クリスタ「ふふ、本当に姉妹に見えるよ」
ベルトルト「僕もお兄ちゃんに見えたり…」ドキドキ
アニ「しないよ、諦めな」
ベルトルト「そっか…分かった」
アニ「……なんか、ごめん」
ベルトルト「ううん、気にしてないよ」
アニ「…そう」
-
- 54 : 2014/09/21(日) 17:29:19 :
-
ライナー「おーい、ベルトルト探したぞ」
ベルトルト「あ、ライナーごめん(忘れてた…)」
ライナー「食堂から出たかと思ったぞ」
ベルトルト「ごめん…」
クリスタ「ライナー、なんかお母さんみたい」
ライナー「そうか?(お母さんか…クリスタのお母さんになら、なりたくないわけでもないな)」ニヤ
アニ「…あんまり変な顔しないで」
ライナー「………(俺がクリスタの面倒を…)」ニヤニヤ
ベルトルト「ラ、ライナーっ」
ライナー「ん?あぁ、すまん」
ユミル「あさ、あったひと…だれ?」
ミカサ「この人もお友達だよ」
ユミル「そっか、なんか……」
ミカサ「?」
ユミル「…ぅー…わるいひとじゃないんだよね」
ミカサ「えぇ、私達の仲間」
ユミル「そうだよね……」
ミカサ「どうしたの?」
ユミル「わかんないけど…ちかづいたら、いけないきがする」
ミカサ「分かった、近寄らせない」
ユミル「でも、くーちゃんにもちかづかせたくないの…」
ミカサ「そう、分かった」
アニ「ちゃんと聞いてた?」
ライナー「何だ?」
ベルトルト「ユミルちゃんは、ライナーが怖いのかな」
エレン「怖いって言うなら、ベルトルトも身長高いから怖がりそうだけどな」
アルミン「雰囲気とかも関係してるのかもしれないね」
クリスタ「まだユミルとあんまり話してないから、距離を置いてるんじゃないかな」
ライナー「そうなのか?」
ユミル「」ギュウ
ミカサ「ユミルに近付かないで…」
ライナー「おぉ?」
ミカサ「怖がってる」
ライナー「お、おう」
アルミン「ライナー、最初に何かしたとか?」
エレン「いや、むしろ何もしてなかっただろ」
アニ「ベルトルトはユミルに話しかけてたけど、ライナーは疑ってたね」
ミカサ「えぇ、全然信じてなかった」
クリスタ「その時はまだ信じられてなかったみたいだから、そのせいかな?」
ライナー「それか?それのせいなのか!?」ズイッ
ミカサ「だから近付かないでと言っている」
ライナー「すまない」
ベルトルト「落ち着きなよ、ライナー」
エレン「しかし、ライナーは子供に好かれるタイプかと思ってたが、違うんだな」
アルミン「面倒見が良いからね、僕もそういうイメージがあったよ」
クリスタ「私も思ってたなぁ。でも、ユミルだけが特別なのかもしれないし、ね?だから、ライナーもあんまり気にしないでね」
ユミル「あ、くーちゃ…」
ライナー「あぁ…ありがとう(結婚しよ)」
ミカサ「私がユミルを守るから」ボソッ
ユミル「?」クビカシゲ
ミカサ「クリスタ」
クリスタ「どうしたの?」
ミカサ「疲れてしまった…」
アニ「…」
アルエレベルライ「(あのミカサが?!)」
ミカサ「ので、ユミルを預かってほしい」
クリスタ「そうなの?いいよっ」
ミカサ「ありがとう」
ミカサ「ユミルがクリスタを近くで守ってあげると良い」ボソッ
ユミル「うん!」ニコッ
ミカサ「クリスタ、お願いね」ハイ
クリスタ「うん、ユミルおいで?」
ユミル「くーちゃん」ギュー
クリスタ「やっぱり、子供は軽いなぁ」
-
- 55 : 2014/09/25(木) 15:40:02 :
-
読んでくださってる方が
きっといるだろうと信じて書いてますが
面白いものは書けていないんじゃないかという
一抹の不安が…
間が開きましたが、そんなこんなで続きです
クリスタ「私でも抱えられるなんて…いつもはユミルに抱きしめられることばっかりだから、何だか嬉しいな」
ユミル「うれしいの?」
クリスタ「そうだよ、これからユミルは大きくなるでしょ?」
ユミル「うん」
クリスタ「私より大きくなったら、こうやって抱きしめてあげるっていうのは難しくなっちゃうと思うの」
ユミル「ゆみるのほうがおおきくなったら、ゆみるがくーちゃんをぎゅーってしてあげるよ!」
ユミル「いまだって、こうやって、くーちゃんのことぎゅーってしてあげることはできるもん!」ギュウー
クリスタ「!…ふふっ、そうだね。ユミルが大きくなっても、私も抱きしめてあげるね」
ユミル「うん!」
アニ「(いちゃいちゃしてる…)」
ライナー「」ワナワナ
ミカサ「(ユミル、良い調子…!)」
エレン「いつもと立場が逆なのは分かるけど、逆なこと以外はいつもと変わらないな」
アルミン「そうだね」
ベルトルト「いいなぁ」
アニ「後でユミルと触れ合うんでしょ?」
ベルトルト「うん、お願いするつもりだよ」
アニ「なら、もう少し我慢しな」
ライナー「…クリスタが、子供の面倒を見てる…(クリスタ、の子供か…)」
ミカサ「…(やはり、まだ早かった?全然凹んでない…あの時、もう少し私が睨みを利かせないと駄目だったの…?)」
アニ「…良い判断だったと思うよ」
ミカサ「アニ!そうだろうか…しかし…」
アニ「そうだよ。あれに、ああいう真似は出来ないからね」
ユミル「くーちゃーん」ギュウー
クリスタ「ユミルー」ギュー
ライナー「(クリスタ…)」
アニ「既に十分牽制してるような感じだと思うよ」
ミカサ「なら、良かった」
アルミン「微笑ましいね」
エレン「そうだな」
エレン「しかし、これって戻ったとき、今日の記憶ってどうなるんだろうな」
アルミン「確かに!」
ミカサ「それは気になる」
ベルトルト「それについては書いてなかったね」
アニ「(覚えてたら色んな意味で悶えそう…)」
アルミン「記憶については、戻ってからのお楽しみってことになるね」
ミカサ「少し気になったのだけど…今の状態は、ユミルが子供の時と同じってことで良いのだろうか」
アルミン「…それって、実際ユミルがこれくらいだった時と、今のこのユミルが同じ思考や行動を取ってるかってこと?」
ミカサ「えぇ、容姿も中身も子供になったのは今まで見てて分かっている」
ミカサ「しかし、ユミルの子供の頃を知らない…ので、ユミルの小さい頃と同じ性格なのか、見た目がユミルというだけで性格や中身は単なる小さい子供なのか…という疑問」
エレン「は?」
アルミン「どうだろうね、それについてもユミルが戻ってから幼少期がどんな感じだったのか聞くしかないと思う」
-
- 56 : 2014/10/06(月) 15:12:15 :
ベルトルト「今って何歳くらいなんだろうね」
アニ「朝から一緒に居るけど聞いてない」
ベルトルト「あんまり興味ない?」
アニ「忙しかったんだよ」
ベルトルト「見た感じだと、3歳くらいかな?…気になるから、今聞こう。ユミルちゃ…ぁー…」
ユミル「」スースー
クリスタ「ごめんね、さっき寝ちゃったの…」
アルミン「難しい話してたからかな」
ミカサ「…お昼寝の時間」
ベルトルト「和むね、年齢とかどうでもよくなってきたよ」
アニ「どれくらい寝るのか分からないけど、ベッドで寝かせた方が良いんじゃない?」
クリスタ「うーん、そうだね…じゃあ、寝かせてこようかな」
ミカサ「私が連れて行く」
エレン「寝てるんだし、そのままクリスタで良いだろ」
ミカサ「………エレンは分かってない…」ムゥ
アルミン「まあまあ…受け渡し?の時に起こしちゃうといけないから、クリスタが連れて行けるなら、そのままで良いんじゃないかな」
アルミン「もし、腕が疲れてるなら、ミカサに頼めば良いと思うし…」
クリスタ「私はまだ大丈夫だよ、連れて行けるから」
アニ「…一緒に行ってきたら?」
ミカサ「何故?」
アニ「起きた時に誰も居ないと不安だろうから、誰か居てあげた方が良いでしょ」
アニ「ユミルが寝てる間、暇だろうし、二人で話しながら見守ってれば良いんじゃない?」
ミカサ「それは良い考え」
クリスタ「そうだね、ミカサも一緒に行こう」
ミカサ「えぇ」
クリスタ「アニも一緒に行かない?」
アニ「私はいいよ、疲れたから休憩する」
クリスタ「そっか、分かった」
アルミン「二人とも、いってらっしゃい」
ベルトルト「いってらっしゃい」
エレン「じゃあ、俺は特訓してくるかな」
ベルトルト「お昼寝でも結構寝るよね…僕達はどうしようか」
ライナー「………(クリスタ…)」
ベルトルト「…二人とも、僕達は少し外に行ってくるよ」
エレン「おう、なんと言うか…ライナー大丈夫か?」
ベルトルト「うん、大丈夫(にしてくる)」
アルミン「いってらっしゃい」
エレン「アルミンは、どうするんだ?」
アルミン「アニと一緒に休憩してようかな」
エレン「そうか、分かった。じゃあ、行ってくる」
アルミン「いってらっしゃい」フリフリ
アニ「…」
-
- 57 : 2014/10/29(水) 11:59:12 :
~廊下~
クリスタ「ご飯食べた後って眠くなっちゃうよね」
ミカサ「えぇ、でも誘惑に負けて寝てしまうのは、あまり身体に良くないことらしい」
クリスタ「そうなんだ!知らなかった。あんまりやらないけど、たまにやっちゃってるかも…」
ミカサ「でも、子供は特別…体力が少ないから」
クリスタ「そうだね、今のユミルみたいに小さい子は特にだね」
ミカサ「えぇ………可愛い」
クリスタ「うん」
ユミル「」スースー
~部屋~
クリスタ「ベッドは、今朝ユミルが寝てた所が良いかな?」
ミカサ「そうすると、起きた時に一人で降りられないらしい」
クリスタ「そうなの?」
ミカサ「今朝はアニが降ろした」
クリスタ「そうだったんだね、じゃあ私が寝てた所にしよう」
ミカサ「えぇ、それが良いと思う」
クリスタ「…よいしょ」ユミルヲオロシ
ユミル「…ん……」モゾモゾ
クリスタ「」ドキドキ
ユミル「…」スースー
ミカサ「…大丈夫そう」
クリスタ「はぁ…起こしちゃったかと思ってドキドキしちゃった」
ミカサ「ユミルの声に驚いて、クリスタが一瞬固まったのは見逃さなかった」キリッ
クリスタ「もう!」
ミカサ「まだ寝たばかりだから、起きたところで恐らくすぐに寝る」
クリスタ「それなら、あんまりドキドキしなくて良かったのかな」
ミカサ「そうかもしれない」
クリスタ「小さい子のお世話とか、あんまりしたことないからよく分からなくて…」
ミカサ「それは私も同じ」
ミカサ「ユミルは自立した子に見えたから、本当は面倒を見る必要は無かったのかもしれないけれど、こうして小さいユミルと触れ合えたことは良い経験になった」
クリスタ「ふふっ、そうだね。こんなことが無ければ、私も小さい子と接することなんてなかったかもしれないし」
クリスタ「当事者のユミルには申し訳ないけど、少しだけ良かったかな」
ユミル「…んー」モゾモゾ
-
- 58 : 2015/01/19(月) 01:17:42 :
書けてないうちに年が明けてしまった…
今年もよろしくお願いします<(_ _)>
3ヶ月振りくらいですが、続きです
これから、ラストスパート頑張りたいと思います(と思っています)
~食堂~
アニ「…」
アルミン「…ぁ」
アニ「何?」
アルミン「もしかして、一人でゆっくりしたかったかなって思って」
アルミン「そうだったなら、僕邪魔だよね」
アニ「はぁ…別に…もしそうなら、私が移動するし」
アルミン「いや、それなら僕が移動するから」ガタッ
アニ「待ちなよ、私はまだ邪魔だなんて一言も言ってないよ」
アルミン「え?」
アニ「邪魔するつもりがないなら、そこに居たって別に構わないよ」
アニ「第一、ここは誰でも使える食堂なんだから、邪魔とかそういう風に私に気を遣う必要なんてないと思うけど」
アルミン「…そっか、それもそうだね!ありがとう」
アニ「…別に」
アルミン「せっかくだから何か話そうよ」
アニ「勝手にしなよ」
アルミン「うん!あのね、壁外には……」
-
- 59 : 2015/01/23(金) 08:29:30 :
遅くなりました
見てくださってる方がいるかは分かりませんが
終わるまでは書き続ける予定です
軽い気持ちで読んでいただけると幸いです
~数時間後~
ユミル「……ふぁ~…」
クリミカ「…」スースー
ユミル「…おひるねかな?……じゃあ、おこさないように…」ベッドカラオリ
ユミル「(ここは、あさのばしょ…ごはんたべたところにいってみよう)」
ユミル「そーっと、そーっと…」ガチャッ
タッタッタッ
~食堂~
アルミン「~っていうのもあるみたいで、すごいよね!!」
アニ「…うん」
ガチャッ
アニアル「?」チラッ
アルミン「ユミル、起きたんだね」
アニ「一人?」
ユミル「うん」
アルミン「こっちおいで」
アニ「ひとまず、座りなよ」
アルミン「あ、うん」スワリ
ユミル「なんのおはなししてたの?」タタタッ
アルミン「外の世界の話だよ」
アニ「…ユミルも座りな?(私は一方的に聞かされてただけだけど)」
ユミル「うん!…ゆみる、あるみんのおひざにすわりたいな」
アルミン「僕ので良いならいいよ、おいで?」
ユミル「ありがとう」ヒザニスワリ
アニ「(膝に座る基準とかあるのか、均等に甘えていってる気もするし…)」
アルミン「ユミルも外の世界に興味ある?」
ユミル「んー、わかんない」
アニ「そのことに興味持つには、まだ早いんじゃない?」
アルミン「そうだね、ユミルがもう少し大きくなったら教えてあげるね」
ユミル「?うん」
ガチャッ
アルミン「あ、エレンお疲れ様」
エレン「おう!…ん?ユミル起きたのか、ミカサとクリスタはどうしたんだ?」
アルミン「そういえば…何で一人だったの?」
ユミル「ふたりが、ねてたから」
エレン「…おいおい」
アルミン「つられちゃったのかな?」
アニ「それにしても、一人でここまで来れるなんてすごいじゃないか」
アルミン「確かに」
ユミル「ゆみる、すごい?」
エレン「部屋からここまで少しは距離あるし、すごいなユミル」ナデナデ
ユミル「ん…」ニコーッ
アルミン「ユミルってやっぱり賢いよね」コソッ
アニ「普段は目立たないようにしてるけど、結構頭はキレると思う」コソッ
ユミル「そうだ!たんけんしようとおもってたの、わすれてた」
アルミン「探検?」
エレン「昼ご飯前にも、してなかったか?」
ユミル「まだいっかいも、たんけんしてないよ?」
エレン「そうなのか」
アニ「どこまでいくの?」
ユミル「おそと!」
アルミン「外に楽しそうな物は特になかったと思うけど」
ユミル「いいの、たのしそうなものは、ゆみるがじぶんでさがすから」アルミンノヒザカラオリ
ユミル「じゃあ、いってくるね」
アルミン「え?一人で行くの?」
ユミル「ひとりでいくよ?」
エレン「探検に仲間は必要じゃないか?」
ユミル「まずは、ひとりでいくの。それでたのしいばしょがあったら、おしえてあげるから、そしたらいっしょにいこう?」
エレン「そうか、分かった。気をつけろよ」
アニ「変な人に付いて行くんじゃないよ?」
ユミル「わかった!いってきます」フリフリ
ガチャッ
アルミン「一人で大丈夫なの?」
エレン「大丈夫だろ」
アニ「…」
-
- 60 : 2015/01/25(日) 09:47:42 :
~外~
ユミル「(ぜんぜん、ひとがいない…)」
ダカラソレジャダメダヨ
ユミル「?」キョロキョロ
ユミル「あ!…なにがだめなの?」タッタッタッ
ベルトルト「あれ?ユミルちゃん、どうしたの?」
ライナー「………っ」プルプル
ユミル「……えーっと、たんけんしてるの」
ベルトルト「そうなんだ、もうどこか行ってきたの?」
ユミル「ううん、まだはじめたばっかり」
ベルトルト「それなら、僕も一緒に行きたいな?」
ユミル「それはだめ。まずはゆみるがひとりでいって、おもしろいところがあったら、いっしょにいこう?」
ベルトルト「そっか」
ユミル「それにべる、いまはいそがしそうだもん」
ベルトルト「そんなことないよ?」
ユミル「でも…むかいあいながら、ふたりともせいざしてる…」
ベルトルト「あぁ、これはね…秘密だよ」ニコッ
ライナー「うおぉ!…足の感覚が…」プルプル
ユミル「!」ビクッ
ベルトルト「ライナー?」ムゥ
ライナー「すまん、しびれすぎて…思ってた以上に声が出た」プルプル
ユミル「べ、べる…」ギュウ
ベルトルト「大丈夫、怖くないよ。あの人は痛いのを我慢してただけなんだよ」
ライナー「ゆ、ユミル、怖がらせて悪かった」
ベルトルト「ユミルちゃん、許してあげてほしいな」
ユミル「うん…ゆみるのほうこそ、びっくりしちゃってごめんね」シュン
ライナー「いや、俺が驚かせたようなものだ、お前は悪くない」キリッ
ユミル「…うん」
ベルトルト「この際、ユミルと知り合えば?」
ライナー「っ…この状況でか?」
ベルトルト「今が良いと思うけど…」
ライナー「そうだな…ユミル、俺はライナーだ」
ユミル「らいなー?…よろしくね」コゴエ
ライナー「あぁ、よろしくな」ニカッ
ベルトルト「…ごめんライナー、もう足崩していいよ」
ライナー「おう…」スゴイシビレタ
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- 61 : 2015/01/25(日) 10:12:06 :
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ユミル「なにやってたの?」
ライナー「いやちょっとな」
ベルトルト「レディーに対する態度について話してたんだよ」
ライナー「あぁ、教えてもらってたんだ(本当はクリスタとユミルへの態度を叱られてたなんて言えない)」
ユミル「そうなんだ、おべんきょうってこと?」
ライナー「そんな感じだ」
ユミル「そっか、えらいんだね」ライナーナデナデ
ベルトルト「(ライナーいいなぁ)」ジーッ
ライナー「…おぉ、ありがとう(意外と、これは嬉しいな)」
ユミル「べるもおべんきょう、がんばってね」ベルトルトナデナデ
ベルトルト「ありがとう」
ベルトルト「…そうだ、ユミルちゃん」
ユミル「なに?」
ベルトルト「もし、よければ…ほっぺさわらせてほしいな?」
ユミル「うん、いいよ」
ベルトルト「ありがとう…うわぁ、ぷにぷにだよ」ホッペプニプニ
ユミル「おもしろい?」
ベルトルト「どちらかと言えば、癒される感じかな」
ユミル「そっか」
ベルトルト「ありがとね、これでこれからも頑張れそうだよ」
ユミル「どういたしまして」ニコッ
ライナー「ユミル、これからどこ行くんだ?」
ユミル「このたてもののまわり、まわってみる」
ベルトルト「多分、何も無いよ?」
ユミル「いいの、じぶんでさがすから」
ベルトルト「そう、気をつけてね」
ライナー「何かあったら叫べよ、すぐ行くから」
ユミル「ありがと!いってくるね」フリフリ
ベルライ「」フリフリ
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- 62 : 2015/01/26(月) 20:09:00 :
ユミル「たてもののうらは、ほんとうにだれもいない…」トテトテ
ユミル「(きれいなおはながある)」ジーッ
「ユミルーーー!」
ユミル「!」キョロキョロ
クリスタ「っはぁ…こんな所に居たんだね」ハアハア
ユミル「あ!くーちゃん、おきたんだね」ニコッ
クリスタ「へ?…うん、ユミルが寝てるの見たら眠くなっちゃって」
ユミル「ゆみるがおへやからでるときも、おきなかったんだよ」
クリスタ「そうみたいだね…ってもう、そのことはいいの!」
ユミル「?…くーちゃん、おこってる?」
クリスタ「ぅ…えっと、起きたらユミルが居なかったから…」シャガンデ ユミルヲダキシメ
ユミル「うん」
クリスタ「…このまま…帰って来ないんじゃないかと思って…」ギュウ
ユミル「うん」
クリスタ「心配で…」
ユミル「あの…くーちゃん、ごめんね…ゆみるがかってにいなくなっちゃったから…」
ユミル「しんぱいさせちゃったね」ナデナデ
クリスタ「もう…まだ小さいんだから、あんまり一人で行動するのは駄目だよ…」ギューッ
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- 63 : 2015/01/26(月) 23:05:54 :
ユミル「…くーちゃん…あのね、ゆみる…くーちゃんにききたいことがあるの…いいかな?」
クリスタ「うん、良いよ?…撫でてくれてありがとう、もう大丈夫だから」ニコッ
ユミル「…くーちゃんって、なにかかくしごとしてて、みんなにわるいなぁっておもってたりする?」
クリスタ「ぇ……んー、どうだろう…隠し事か、それは皆あることなんじゃないかな?」
ユミル「むぅ…いまは、くーちゃんのこときいてるの!」
クリスタ「!」
ユミル「あ、でもね、ちがうの…かなしそうなおかおしてるときが、あったから…なんでだろうっておもっただけで…」
クリスタ「うん」
ユミル「かくしごとだめだよ、っていわないよ?ゆみるも、かくしごとあるから…みんなにひみつにしてること…でも、くーちゃん、かくしごとしてるせいでつらいおかおするなら…」
ユミル「ゆみるでよければ、おはなしきくよ?」ミツメ
クリスタ「(子供なのに鋭いなぁ…)…ユミルは、優しいね」ナデナデ
ユミル「あさは、つらそうなおかおしてたから、ちょっとこわくて…くーちゃんに、あんまりちかづけなかったの…」
クリスタ「あぁ、そうだったんだ(だから距離を感じたんだ)」ナットク
ユミル「ごめんね…ゆみる、こんなわるいこだけど…これからもなかよくしてほしいな…?」ナミダメデミツメ
クリスタ「仲良くするよ!こちらこそ、よろしくね!」ギュウッ
ユミル「ありがとう!」ギュッ
ぼふんっ
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- 64 : 2015/01/29(木) 08:42:35 :
ここから若干、ユミクリ風が吹きます←
もくもく
クリスタ「けほっけほっ」ケムイ
ユミル「ごほっ…」ケムイ
クリスタ「ユミル!」
ユミル「あ?クリスタ?」ドコダココ
クリスタ「はぁ、ユミルだ…戻ったぁ…」ダキツキ
ユミル「どうしたどうした」ダキシメ
クリスタ「良かったぁ…」ギュウー
ユミル「おいおい…泣くなって」ナデナデ
クリスタ「へ…?……うそ…」ウルウル
ユミル「嘘じゃねぇよ」ホホナデ
ユミル「あとちょっとで、こぼれるな」オヤユビデナミダヲフキ
クリスタ「もう…」ポロポロ
ユミル「だから、どうしたんだよ…」
クリスタ「ユミルのバカ…」
ユミル「何でだよ…あぁ、こっちの方が良かったってか?」メモトニ チュッ
クリスタ「…ふぇ………え?///」カァッ
ユミル「おぉ、止まった…って大丈夫か!?」
クリスタ「…」フラッ
ユミル「おっと…おーい、クリスター…はぁ、駄目そうだな」オヒメサマダッコ
ユミル「…ったく、何でこんな場所に居るんだよ」スタスタ
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- 65 : 2015/01/30(金) 02:27:00 :
~建物の陰~
ベルトルト「クリスタ、すごい勢いで行ったね」
ライナー「あぁ、息が切れてたな」ハアハアシテタ
ベルトルト「…はぁ」モウヤダ
ベルトルト「クリスタにユミルの場所教えてから、少しついて来ちゃって、しかも覗いてるけど良いのかな…ん、あれ?」
ライナー「お、煙?」
ベルトルト「戻ったみたいだね」
ライナー「これで一安心だな」
ベルトルト「あ、クリスタが抱きついてるよ、さっきはすごく心配してたもんね…微笑ましいな」
ライナー「ぐっ…羨ましい…」
ベルトルト「」
ライナー「…羨ましい」
ベルトルト「…あ、クリスタが倒れちゃった(さっき、ユミルがキスしてたように見えたなぁ)」
ライナー「…キスしてなかったか?」
ベルトルト「…してないでしょ」アハハ
ライナー「だよな」ハハハ
ベルトルト「でもまさか」
ライナー「ないない」ハハハ
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- 66 : 2015/01/30(金) 15:28:32 :
ユミル「大の男が二人揃って、こんな所で何やってんだ?」
ベルトルト「やぁ、ユミル」
ユミル「よぉ、ベルトルさん」
ユミル「…あー…まさか二人で乳繰r」
ベルトルト「違うよ!もう、やめてよ!」
ユミル「ははっ、落ち着けよ、冗談だ」
ベルトルト「もう…」
ユミル「じゃあ、何してたんだよ?」
ライナー「あ…俺たちは、何も見てないぞ?」
ユミル「見てたんだな?」
クリスタ「ん…」モゾモゾ
ユミル「あんなの見られてたくらいで怒りゃしねぇよ」
ベルトルト「そっか、良かった」
ユミル「こいつが知ったら、どうかは分からんが」
クリスタ「………」
ライナー「さっき、キスしてたように見えたが…」
ベルトルト「ちょっ、ライナー!」
クリスタ「…!」ピクッ
ユミル「お?…ふふん、そういや、そんなこともしたなぁ」
クリスタ「…///」
ライナー「やっぱりしてたんだな」
ベルトルト「(してたんだぁ…//)」
クリスタ「ぅ…///」ボソッ
ユミル「私たちはもう行くぞ、クリスタがいつ起きるかも分からないしな」ニヤニヤ
ライナー「そうか」
ベルトルト「また後で」
ユミル「おう」スタスタ
ユミル「…いつまで、寝たフリしてんだ」
クリスタ「もう、何であんなことしたの!?」
ユミル「泣き止まないから」
クリスタ「びっくりしたよ!」
ユミル「少し驚かせたくなったんだよ」
クリスタ「もう!…もう!」
ユミル「ったく、かわいいなぁ」
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- 67 : 2015/02/02(月) 20:44:18 :
~食堂~
ガチャッ
クリスタ「下ーろーしーてー!」
アルミン「クリスタ?ってユミル!」
ユミル「よう…集まって何してんだ?」ソロソロオロシテヤルヨ
ミカサ「戻ったみたい」
アニ「…」
アルミン「そうだね」
ユミル「さっき、クリスタも言ってたが戻ったって何の話だ?」
エレン「お前、今日小さかったぞ?」
ユミル「は?」
クリスタ「あのね、ユミル…落ち着いて聞いてほしいんだけど…」
カクカクシカジカ
ユミル「……あぁ、なるほどな…だから、今日の記憶がほとんど無いのか」
ミカサ「思っていたより冷静」
ユミル「そうだな…一周回ってってやつだな、きっと」
エレン「俺は未だによく分かってないけどな」
ユミル「…あれだ、忘れてくれ」
ミカサ「忘れない」キリッ
ユミル「何でだよ」
ミカサ「可愛かったから」
エレン「忘れてくれって言ってんだから、忘れてやれよ」
ミカサ「エレンの言うことでも無理」
エレン「何でだよ」
ミカサ「可愛かったから」
ユミル「はぁ…お前らは忘れてくれるよな?」
クリスタ「うーん…」
アルミン「…えーっと…」
エレン「俺は嫌だな」
アニ「…」
ユミル「誰か一人くらい頷けよ!」
クリスタ「だって、可愛かったのは本当だし…私も忘れたくないなぁ」
アルミン「そんなに一緒に居られなかったから、せっかくだし僕も覚えていたいかな」
ユミル「…お前らなぁ……さっき一緒に説得してたはずのお前は何で嫌なんだよ」
エレン「何か小さいお前を見てて守らないといけない気がしたから、この記憶も守りたい」
ミカサ「」ガタッ
ユミル「ミカサ待て、私の質問が先だ…お前、何言ってんだ?」
エレン「は?分かんなかったのかよ」
ユミル「分かんねえよ!馬鹿が何言ってんだ」
エレン「もし俺に、妹がいたらこんな感じだったんだろうとか、少し考えてたんだよ」
エレン「もう家族が増えないってのは分かってるし、今更妹なんてできるはずがないのも理解してるからこそ…せっかくのこんな経験、俺は覚えておきたい」
ユミル「…分かった…お前は?」
アニ「…」フイッ
ユミル「おい」
アニ「私は覚えておく」
ユミル「おい」
アニ「強いて理由を付けるとしたら、思ってたより可愛かったから」マガオ
ユミル「は?」ガタッ
クリスタ「ユミル!」
ミカサ「落ち着いて、アニは小さいユミルの面倒をちゃんと見ていた」
ユミル「そうかよ」
ミカサ「だから、可愛く思うのも忘れたくない気持ちもあるのだろう」
ミカサ「私もそうだから」
ユミル「はぁ…もう勝手にしろ!」
ユミル「疲れたから部屋に戻って寝る…クリスタ、夕食の時に起こしてくれ」
クリスタ「う、うん」
アニ「…一人でベッドに上がれるかい?」
ユミル「上がれるよ!…ったく…」
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- 68 : 2015/02/03(火) 04:49:03 :
- か、可愛いです〜期待!
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- 69 : 2015/02/03(火) 09:06:06 :
>>68いちご大福@自由さん
ありがとうございます(*´ω`*)
ただ、次でこのお話は終わりなんです…
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- 70 : 2015/02/03(火) 09:08:04 :
~その日の夜~
ハンジ 「あ~~~~~」
リヴァイ「…」
ハンジ「も~~~~~」
リヴァイ「…」
ハンジ「何で誰も連絡くれないんだよ!!」バンッ
リヴァイ「うるせぇ」
ハンジ「私は手紙まで書いたのに誰も返事をくれないんだけど、この場合って直接会いに行くべきなのかな!?」
リヴァイ「知らねぇよ」
ハンジ「もういいよ!会いに行ってくる!」
ガチャッ
バンッ
リヴァイ「…(うるせぇ)」
~食堂付近の廊下~
ハンジ「って、わざわざ来たけどもう夜だよ、深夜だよ!誰も居ねぇよ、若いんだからもっと夜更かししろよ!!」
ハンジ「えーっと…この間、置いた瓶が無くなってるから、誰か拾ったはずなんだけどなぁ…開けずに捨てられたかな…はぁ…」
ハンジ「どうなったかとか色々知りたかったけど…まぁ、いいか!」
ハンジ「少し調合を変えた物をまた置いておこう」ニヤリ
ーおわりー
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- 71 : 2015/02/03(火) 09:20:18 :
ということで、終了です!
良い終わらせ方が分からないぃー…
できれば、続き書きたいなぁ(っ´ω`c)
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- 72 : 2015/02/11(水) 15:06:36 :
こちら続きになります↓
http://www.ssnote.net/archives/31211
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