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進撃の巨人 『最強の2人組』 第0話 ~プロローグ~
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- 1 : 2014/06/26(木) 15:20:18 :
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バン!バン!
_銃声が響く・・・
タッタッタッタッ
_僕は懸命に走った・・・
僕は今、追われている・・・
憲兵に・・・
なぜ命を狙われているのか?
それはある本を持っていたから・・・
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- 2 : 2014/06/26(木) 15:28:28 :
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第0話 ~プロローグ~
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- 3 : 2014/06/26(木) 16:00:20 :
- ~842年 シガンシナ区~
僕は今、あることに夢中である。
それは外の世界について。
外の世界のことについて興味を持つ事は禁止されている。
でも、楽しい。
いつか探検したい。
それが僕の夢。
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- 4 : 2014/06/26(木) 16:53:39 :
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今日も外の世界の本を読む。
・・・でも、僕の夢を拒むやつらがいる。
「おい、またこいつこの本読んでるぞ」
こいつらはこんな僕をいじめて来る。
僕はやつらを睨んだ。
「ハハッ、こいつ睨んでやがる」
「今日は憲兵さんを連れてきてやったぜ。」
建物の陰から2人の憲兵が出てきた。
相手が憲兵だと話が違う。
憲兵相手にして戦ったら確実に殺される。
僕は逃げた。
「こいつッ!逃げやがった」
この判断は正解だった。
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- 5 : 2014/06/26(木) 16:58:05 :
- バン!バン!
銃声が響く・・・
タッタッタッタッ
僕は懸命に走った・・・
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- 6 : 2014/06/26(木) 17:34:27 :
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俺は『将来の兵長』と調査兵団に期待されている。
7歳の俺はリヴァイ兵長に並ぶ逸材らしい。
まあ、俺はリヴァイ兵長に憧れているから嬉しい。
俺は、調査兵団に入る!
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- 7 : 2014/06/26(木) 17:40:59 :
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でもいくら強くても年齢が足りないと入れない。
だから今は暇だ。
散歩でもしよっかな?・・・ん?
バァン!バァン!
今のは、銃声か?
かなり近いな。行ってみよう!
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- 8 : 2014/06/26(木) 18:12:03 :
はぁ・・はぁ・・・
疲れた。
どこまで追いかけてくるんだ。
ドスッ
「わっ!」
人とぶつかった。
「いてて・・・あっお前!大丈夫か?」
「ご、ごめんなさい!」
顔を上げると、目つきが鋭い少年がいた。
でもこの人、どこかで見たような・・・?
「謝るのはこっちだ、すまんな」
いやいやいや!謝るのはこっちだって!
「おい!」
後ろから声が聞こえた。
そうだ、追われてたんだ!
でも、もう遅い。
銃口を頭に突きつけられていた。
「はぁ・・逃げなきゃ殺さなかったのに」
嘘つけ。あの本を持ってるだけで殺されるのに。
「そこのガキも見られたからには殺す」
うぅ、巻き込まれた人ごめん。
そう言おうと思ったら・・・
「おい、俺はまだ諦めないぞ」
その人は立った。
「ああ?憲兵舐めるんじゃねぇ!」
銃が構えられた。
だめだ、もう死ぬ。
僕は目を閉じた。
でも、銃声は聞こえなかった。
目を開けると・・・
そこには倒れた2人の憲兵と見覚えがある人物がいた。
この人は、『将来の兵長』って言われている、僕と同い年の
エレン・イェーガー
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- 9 : 2014/06/27(金) 19:57:09 :
- 「立てるか?」
その人はそう言うと手を差し出してくれた。
「ありがとう」
僕はお礼を言うと、聞いてみた。
「君は、エレン・イェーガー君?」
「そうだぞ。よく知ってるな!」
エレン君は笑った。すごく格好良かった。
「シガンシナ区の人なら誰でも知ってるよ」
「はは!そう言ってくれると嬉しいよ」
エレン君は立った。
「ここ、離れようぜ。こいつらの意識が戻ったらまた面倒だ」
僕とエレン君はその場を去った。
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- 10 : 2014/06/27(金) 20:43:52 :
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「お前は何歳だ?」
エレン君は歩きながら、僕に聞いてきた。
「7歳だよ。たしかエレン君も同じだよね」
「ああ、そうだぞ。あと、君つけするなよ。友達なんだから」
え・・・?
「友達?」
「そうだろ?俺たちは今日から友達だ!」
うぅ・・・この人はなんて優しいんだ・・・
「おいおい、泣くなよ。あっ!俺と友達だと嫌だったか?」
「違うよ。すごく嬉しいよ。だって始めての友達だもん」
「そうなのか?そうだ、お前の名前教えてくれよ!」
そうだ。自己紹介がまだだった!
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- 11 : 2014/06/27(金) 20:45:27 :
- 「僕の名前は
アルミン・アルレルト
だよ!」
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- 12 : 2014/06/27(金) 20:53:19 :
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「アルミンか、これからよろしくな!!」
「うん!よろしく!エレンく・・・エレン!」
父さん・・・母さん・・・
今日、初めて友達が出来たよ・・・
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- 13 : 2014/06/27(金) 20:56:36 :
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to be continued...
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- 14 : 2014/06/27(金) 21:09:21 :
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~予告~
10歳になるエレン・イェーガーの誕生日。
しかしその日、全ての日常が壁とともに破壊された。
次回
第一話 ~壁~ シガンシナ陥落
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- 15 : 2014/06/27(金) 21:49:30 :
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第一話
http://www.ssnote.net/archives/18939
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