この作品は執筆を終了しています。
ベルトルト「喋らない彼女に助けられた」
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- 1 : 2013/11/01(金) 19:09:28 :
- ミカサ×ベルトルトです!
タイトルが決めきれなかったので、テキトーに…
あとから名前変わるかもしれません!
では投下
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- 2 : 2013/11/01(金) 19:10:13 :
- キース「今から立体起動の訓練を始める!
五つの班に別れ、それぞれ別の森へ入り、そこの教官の指示に従え!」
一同「ハッ!!」
ライナー「俺とお前は別だな…
じゃあなベルトルト。
頑張れよ。」手をフリフリ
ベルトルト「ライナーもね。」フリフリ
ベルトルト「」チラッ
ベルトルト「(アニも別か…)」ハァ
ベルトルト「(他に知り合いいないかな〜…って。
別にいなくてもいいじゃないか、馴れ合う気なんかないし。)」
エレン「お、ベルトルト、一緒だな!」
ベルトルト「エレン…(うわ、苦手なエレンだよ…)」
ミカサ「エレン!一緒!!」タタタッ
エレン「!ミカサもか!」
ミカサ「嬉しい」
ベルトルト「(無表情に近いから嬉しそうに見えないんだけどな。
…あれ。)」
ベルトルト「ミカサ、顔赤くないかい?」
ミカサ「そんなことない、大丈夫」真っ赤
教官「この森での訓練内容を説明する!!
第二班訓練兵集合!」
エレン「俺たちだ、行こうぜ!」タッ
ミカサ「うん…」タッ
ミカサ「」フラッ
ベルトルト「ミカサ?!」ガシッ
ミカサ「…」
ミカサ「助かった、ありがとう。」ハァハァ
ベルトルト「熱は…」
エレン「熱あんのか?」おでこピタッ
ベルトルト「」
エレン「少し高いけど…
これくらいで倒れてたら兵士になれねぇぞ?」ハァ
ミカサ「…休まない、参加する。」タッ
エレン「あ、おい、ミカサ!!」タッ
ベルトルト「(無理しない方がいいと思うんだけどなぁ…
てゆーか。
僕のこと忘れられてるし…)」
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- 3 : 2013/11/01(金) 19:10:17 :
- 珍しいカップリングですね
期待!
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- 4 : 2013/11/01(金) 19:11:09 :
- 教官「今日の訓練は〜…」
ミカサ「」フラフラ
ベルトルト「…」
教官「以上で説明は終わりだ。」
エレン「行こう、ミカサ、ベルトルト。」
ミカサ「うん。」フラフラ
ベルトルト「ミカサ。」
ミカサ「…何?」ハァハァ
ベルトルト「休んだ方がいいと思うけど…
怪我して復帰できなくなったら大変だよ。」
ミカサ「…ありがt」
エレン「いつ兵士としての任務を遂行しなくちゃならなくなるかわかんねぇんだ。
体調悪いくらいなら参加しろよ。」
ミカサ「…エレンの言う通り…
ベルトルト、心配してくれてありがとう。
でも私は大丈夫。
いつ如何なる時も強くなくちゃ。」ハァハァ
ベルトルト「…大丈夫かな…?」
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- 5 : 2013/11/01(金) 19:12:13 :
- LOLさん
いつもSS見てくださってありがとうございます!
いつも通り思いつき投下ですw
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- 6 : 2013/11/01(金) 19:12:43 :
- 教官「それでは、開始!」
訓練兵「ハッ!!」バッ
ミカサ「」ヒュンヒュン
ベルトルト「(…なんだ、いつも通りじゃないか。
心配するほどでもないか。)」
ミカサ「あっ!!」木にぶつかる
ベルトルト「…」
ミカサ「いたっ」人にぶつかる
ベルトルト「…」
ミカサ「っ!!」アンカー刺し損ねる
ベルトルト「(なるべく関わりたくなかったけど…)」
ベルトルト「ミカサ!!」
ミカサ「何、ベルトルト。
心配ならいらない。」
ベルトルト「そんな状態で何言ってんだよ!!
僕が補助するからゆっくり行動して。」
ミカサ「…一人で大丈夫。」
ベルトルト「その状態で他の人をアンカーで刺したりしたらどうするんだ!!
これは君だけの問題じゃない。
下手すればエレンを刺すことになるかもしれないんだぞ?!」
ミカサ「…でも、あなたの評価が落ちる。」
ベルトルト「今回の訓練は点数にさほどならない!
それにそんな状態なのに気にするな!!!」
ミカサ「…ありがとう。」ボソッ
ベルトルト「?なんだい?」
ミカサ「…なんでもない。
指示を頂戴。」
ベルトルト「(ホントは聞こえてたけどね。)」///
ベルトルト「わかった、まず〜…」
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- 7 : 2013/11/01(金) 19:13:37 :
- ーーーー…
教官「集合!」
一同「ハッ!!」
ベルトルト「ふぅ、なんとか終わったね。」
ミカサ「ええ、これもベルトルトのおかげ。
無事に訓練ができ、よかった。
ありがとう。」
ベルトルト「どういたしまして。(お礼言う時も無表情か…)」
エレン「ミカサ!」
ミカサ「エレンが呼んでる、のでバイバイ。」フリフリ
ベルトルト「うん」フッ
ミカサ「!!」
ベルトルト「どうしたの、ミカサ。」
ミカサ「…初めて、笑った顔を見た。」
ベルトルト「僕の笑顔なんて珍しいものじゃないよ。
僕はミカサの笑顔の方が貴重だと思うな。」
ミカサ「えっ」
ミカサ「さっきありがとうと言った時、笑ったのだけど…」
ベルトルト「えっ」
ベルトルト「(わかりにくすぎるよ!!)」
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- 8 : 2013/11/01(金) 19:14:22 :
- ーーーー…
ガヤガヤ
ライナー「座れる席がねぇな…」
ベルトルト「そうだね…」
ミカサ「ベルトルト。」スッ
ベルトルト「?!ミカサ?!
いつからそこに!」
ミカサ「ライナーが座れる席がねぇなと言った時から。」
ライナー「最初からいたのか…」
ミカサ「私たちの机がちょうど二つ空いてる。
来たら?」
ベルトルト「(同じ机で食べるとか、仲良くなりそうで嫌だな…)」
ベルトルト「だいj」
ライナー「じゃあ一緒に食べようぜ。」
ベルトルト「?!」
ミカサ「それがいい。着いて来て。」スタスタ
ライナー「おう。」スタスタ
ベルトルト「…。」
ベルトルト「(ライナーは最近おかしい…
戦士としての自覚はあるのか?)」
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- 9 : 2013/11/01(金) 19:14:57 :
- エレン「おう、ミカサ、小便してきたか?」
アルミン「食事中に汚い言葉使わないでよエレン…
女の子に対して使う言葉じゃないし…」
ミカサ「ええ」
アルミン「そしてミカサは真面目に答えないでよ…」
エレン「まぁこいつは家族だしな!
…あれ、ライナーとベルトルト、どうしたんだ?」
ライナー「席がなくてな、困ってるところをミカサが一緒に食べないかと誘ってくれたんだ。」
エレン「そうか!」
アルミン「大人数で食べるのもいいかもね!」
ライナー「ありがとな、じゃあ失礼するぞ。」ガタッ
ベルトルト「…」ガタッ
エレン「今日の訓練きつかったな〜」
ベルトルト「」パクパク
アルミン「僕はライナーがいてくれたから心強かったよ!」
ベルトルト「」モグモグ
ライナー「俺もアルミンがいてよかったよ。
ベルトルトとも別の班だったしな。」チラッ
ベルトルト「」ムシャムシャ
ミカサ「私も、ベルトルトがいてくれて心強かった。」
ベルトルト「」ブフォオッ
アルミン「うわぁぁぁぁぁ?!」
ベルトルト「っ、ごめん、アルミン!!
(いきなり僕の名前が出るなんて。
忘れられてると思ったよ。)」
アルミン「うわぁぁぁぁぁ…」
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- 10 : 2013/11/01(金) 21:05:56 :
- 支援♪
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- 11 : 2013/11/01(金) 21:15:07 :
- 黎さん、毎度ありがとう♫
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- 12 : 2013/11/02(土) 19:31:43 :
ベルトルトすきw
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- 13 : 2013/11/02(土) 19:35:17 :
- リヴァイさん、ですよね!!!
でもリヴァイってユーザー名でベルトルト好きとか言ってたらホモ……
いい///
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- 14 : 2013/11/02(土) 19:41:58 :
- エレン「?ベルトルトが何かしたのか?」
ミカサ「ええ、体調が悪かった私をサポートしてくれた。」
エレン「はぁ?お前自分でそんくらいの管理くらいしろよ。」
ミカサ「…ごめんなs」
ベルトルト「…いくらなんでもエレン、今のは酷いと思うけど…」
エレン「何だと…」
ベルトルト「(まずいか…?)」
ベルトルト「大体…
エレンは…
立っていられないくらいの体調不良になって訓練を受けたことが無いクセに何でそんなに無理なことを言うんだ?」
エレン「ミカサは強いから大丈夫だろ!」ガタッ
ベルトルト「(これ以上は黙った方が…
イヤ…
言ってやる、思ってること全部)」
ベルトルト「力を持ってるからって体調悪い時は休まなくてどうするんだよ。
ミカサが強いからって僻むくらいならエレンがもっと力をつけなよ。」ガタッ
エレン「!!
言われなくてもわかってるよ!」
ベルトルト「(この腰抜けに…)」
ベルトルト「この…腰抜けめ…」
エレン「あ?!」
ベルトルト「いいから黙って、早くミカサに謝れ!!!」大声
シーン…
ベルトルト「(やっちゃった。)」
ミカサ「!!」
エレン「…」
エレン「ごめん、ミカサ…」
ミカサ「…大丈夫。」
エレン「ベルトルトの言う通り、俺はお前に僻むこともあった。
…ごめんな。」
ミカサ「」ポロッ
エレン「?!泣くぐらい傷ついてたのか?!」
ミカサ「違う。」
エレン「…え?」
ミカサ「エレンが、私のことが嫌いなわけじゃないことがわかって嬉しくて…」ポロポロ
エレン「…嫌いなわけねぇだろ。
唯一の、家族なんだから…」
ミカサ「エレン…っ!」ブワッ
エレン「なんでもっと泣くんだよ!!」
エレン「まぁ、その。ベルトルト。
お前のこと無口なやつだと思ってたけど、お兄ちゃんみたいないいやつなんだな、誤解してた。
ありがとな。」ニコッ
ミカサ「ありがとうベルトルト。」グスッ
わぁぁぁ…パチパチパチ
ベルトルト「それほどでも…(目立ってしまった…)」
ライナー「じゃあこいつのことみんなでお兄ちゃんって呼ぶか!」
ベルトルト「(何こいつは話を盛り上げてるんだ!!)」
エレン「そうだな、ベルトルトお兄ちゃん!」
アルミン「ベルトルト兄ちゃん!」
ミカサ「ベルトルト兄さん。」
ライナー「ベルトルト兄ちゃん!!」
ベルトルト「ライナーはやめてよ…気持ち悪い」
ライナー「なんだと〜っ?!」
「あはははははっ!」
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- 15 : 2013/11/02(土) 19:49:32 :
- ライナーwwww
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- 16 : 2013/11/02(土) 20:03:28 :
- LOLさん、いつもありがとうございます!
何故かライナーの扱いをぞんざいにしちゃうんだよなぁ…
このSSでかなりの重要キャラなんです、これでも笑
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- 17 : 2013/11/02(土) 20:03:35 :
- ライナー「ふぅ、ごちそうさまでした。」
ベルトルト「ライナー、食べるの遅いよ…」
エレン「オレにヘッドロックかけてたからだろ…いてて…」
ライナー「すまんすまん」ハハハ
ベルトルト「(何こいつ溶けこんでんだよ。
しかも今日はアニと会う日なのに!!)」
ベルトルト「いくよライナー。」
ライナー「ああ」
エレン「なんだよベルトルト。
同じ部屋なんだし一緒に行こうぜ!」
アルミン「そうだよ!」
ミカサ「じゃあ私はこれで。」
ライナー「おう、バイバイ!」
アルミン「また明日!」
エレン「…じゃあな。」
ベルトルト「…」
ミカサ「ええ、また明日。
…ベルトルトも、おやすみ。」
ベルトルト「!うん、おやすみ。」
ミカサ「」フッ
エレアルライベル「(笑った?!)」
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- 18 : 2013/11/02(土) 20:04:22 :
- ライナー「俺初めてミカサの笑顔見たぞ!」スタスタ
アルミン「僕も久しぶりだよ。ね、エレン?」テコテコ
エレン「ああ…」スタスタ
ベルトルト「…」スタスタ
ベルトルト「(あの笑顔は可愛すぎだよ…///)」
エレン「お、もう部屋についたな。」
アルミン「なんかあっという間だね…」ガッカリ
ライナー「もうお前ら寝るか?」
エレン「そうだな、疲れたし。」
ライナー「じゃあ俺も寝るかな!」
ベルトルト「えっ?!」
ライナー「?どうしたんだ?」
ベルトルト「(アニとの約束を忘れてるのか…?
ここでライナーだけ残しても不審がられるし…
でも部屋に戻ったらずっと待ってるだろうアニが怒るよなぁ…)」
ベルトルト「らっ、ライナー!」
ライナー「?おう。」
ベルトルト「〜…っ!
トイレ行きたい!!」
ライナー「」
エレン「お兄ちゃんなのにトイレに一人でいけねぇのかよ!」ハハッ
アルミン「エレン酷いよ!」笑い堪える
ベルトルト「(ライナーの馬鹿ぁぁぁぁぁ!!!)」
ライナー「わ、わかった、一緒に行こう。」笑い堪える
ベルトルト「(なんでライナーまで笑ってんだよ!!!!)」
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- 19 : 2013/11/02(土) 20:05:52 :
- エレン「俺らは先に戻ってるな!」バタン
アルミン「じゃあね。」バタン
ライナー「よし行くぞトイレに。
小便か、大便か?」スタスタ
ベルトルト「…」
ライナー「どうした?」
ベルトルト「アニと…会う約束、してただろう?」
ライナー「アニ、と…?
…あ、あぁ、そうだったな!
悪い悪い!!」
ベルトルト「…本気で忘れてたの?」
ライナー「まぁそういうこともある!
人間だからな!!」
ベルトルト「人間?…戦士、だよね?」
ライナー「戦士も人間もかわんねぇよ、いくぞベルトルト!」ダッ
ベルトルト「待ってよライナー…」ハァ
ベルトルト「(今ものすごく、ライナーが遠い…)」ダッ
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- 20 : 2013/11/02(土) 22:22:46 :
- このssではベル....何とかの名前は間違えないのか?
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- 21 : 2013/11/02(土) 22:50:38 :
- この組み合わせを待っていた
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- 22 : 2013/11/03(日) 00:43:48 :
- 森のこぐまさん、ベル…なんでしたっけ?笑
とりあえず真面目に書こうと思ってw
ベルなんとかさんの陰が妙にこのSSでは濃ゆいというわけで笑
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- 23 : 2013/11/03(日) 00:44:30 :
- アニマジ天使さん、多分私とあなたはいい友達になれそうです…
私の願望がこの作品に現れますから…ふふ…
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- 24 : 2013/11/03(日) 00:50:39 :
- ミカサちょろい
-
- 25 : 2013/11/03(日) 08:42:49 :
- ベルトルト「アニ!!」
アニ「遅い。」ハァ
ベルトルト「ごめんね…」
アニ「そういえば今日、ベルトルト目立ってたね。
…別にいいけどさ、戦士としての自覚が足りないんじゃないの?」
ベルトルト「うっ…」
アニ「ミカサが喜んでたよ…」
ベルトルト「(ミカサが…喜んでた?!)」
アニ「いいけどさ、あんまり深入りしないようにね。」
ベルトルト「…ごめん。」
ライナー「それくらいにしてやってくれアニ。
それよりアニ、ベルトルト、すごいものが手に入ったぞ。」
ライナー「駐屯兵団の配置などが記されているものを手にいれたんだ!」
ベルトルト「本当かい?!」
アニ「それはすごいね…」
ライナー「今度のトロスト区襲撃に使えそうと思ってだな。
まずここが穴場だから…」
…ーーーー
ベルトルト「完璧な計画だね…」
アニ「非の打ち所がない計画だね。
さすがだよライナー。」
ライナー「…故郷に、なんとしてでも帰りてぇからな。」
ベルトルト「(なんでその目標を忘れたやつは褒められ、僕は怒られなきゃいけないんだ…)」
-
- 26 : 2013/11/03(日) 08:43:53 :
- ーーーー…
ベルトルト「」ファァァ
ライナー「おう、おはようベルトルト。」
エレン「おはようベルトルト。」二カッ
アルミン「あはよう。」ニコッ
ベルトルト「…おはよう。」ボーッ
ライナー「早く着替えろ、置いて行くぞ?」
ベルトルト「えっ待って!」ババッ
ベルトルト「(なんでエレンやアルミン着替えたのに食堂へいかないんだ?
まさか、ライナー…いや、まさか。まさかね。)」
ベルトルト「着替え終わったよ。」
ライナー「よしいくぞ。」スタスタ
エレン「今日はなんだろなー!」スタスタ
アルミン「いつもと同じメニューだよ…」テコテコ
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- 27 : 2013/11/03(日) 08:46:32 :
- し~え~ん~♪
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- 28 : 2013/11/03(日) 09:46:00 :
- エレンの母親殺した元凶がエレンに説教しててワロタ
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- 29 : 2013/11/03(日) 10:26:12 :
- 黎さん、ありがとう!
-
- 30 : 2013/11/03(日) 10:26:28 :
- >>28さん、そのこと忘れてたwww
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- 31 : 2013/11/03(日) 10:46:15 :
- ベルトルト人気になっとるwwwwww
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- 32 : 2013/11/03(日) 17:35:19 :
- アニマジ天使さん、ベルトルト人気は嬉しいです!
ベルトルト大好きなんで///
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- 33 : 2013/11/03(日) 17:46:54 :
- ベルトルト「ライナー」コソッ
ライナー「なんだ?」
ベルトルト「なんでエレンたちと一緒なの?」コソッ
ライナー「え、お前エレンたちと一緒なの嫌なのか?!」
エレン「!!」
アルミン「!!」
エレン「その…ごめんな、ベルトルト…」
アルミン「さっ先に行こうかエレン!」
エレアル「」タッ
ライナー「…おい、ベルトルト。」
ライナー「お前エレンたちはお前と仲良くしようとしてくれてんだぞ?!
失礼だろ!!
昨日エレンに説教したやつが何やってんだよ!!」
ベルトルト「!!
僕たちは戦士だろう?!
人間にどう思われたって構わないじゃないか!」
ライナー「戦士とかどうでもいい!
人としてどうかの話をしているんだ!!!!」
ベルトルト「僕たちは人じゃない!!
最近、ライナーはおかしいよ!!」
ライナー「おかしいのはどっちだよ!!」大声
ベルトルト「!!」
ライナー「…もう、いい。」
ライナー「俺はあいつらを追いかける。
…お前にはガッカリだ。」ダッ
ベルトルト「…」
ベルトルト「(どうしてだよ、ライナー…
君は、故郷に帰れなくてもいいのか…?)」グスッ
-
- 34 : 2013/11/03(日) 18:27:02 :
- 〜同時刻〜
ミカサ「(寝坊した…)」
ミカサ「(あれは…
エレン、ベルトルト、アルミン、ライナー?)」
ミカサ「(あれ?
どうしたのだろう。
エレンとアルミンが悲しそうな顔で走って行った…)」コソッ
ライナー「お前エレンたちはお前と仲良くしようとしてくれてんだぞ?!
失礼だろ!!
昨日エレンに説教したやつが何やってんだよ!!」大声
ミカサ「?!」ビクッ
ベルトルト「!!
僕たちは戦士だろう?!
人間にどう思われたって構わないじゃないか!」
ミカサ「(人間にって…ベルトルトが人間じゃないみたいな言い方。
それに、戦士って何?)」
ライナー「戦士とかどうでもいい!
人としてどうかの話をしているんだ!!!!」
ベルトルト「僕たちは人じゃない!!
最近、ライナーはおかしいよ!!」
ミカサ「(人じゃ、ない…?)」
ライナー「おかしいのはどっちだよ!!」大声
ベルトルト「!!」
ライナー「…もう、いい。」
ライナー「俺はあいつらを追いかける。
…お前にはガッカリだ。」ダッ
ベルトルト「…」グスッ
ミカサ「(泣いてる?!
人間じゃないとか気になるけど、彼らにも色々事情があるのだろう。
とにかく、ベルトルトは喧嘩したことがショックなんだ。
…今度は私が、助ける番だ。)」
-
- 35 : 2013/11/03(日) 18:27:28 :
- ベルトルト「」ガラッ
ベルトルト「」チラッ
ライエレアル「ははははは!」
ベルトルト「(すっごく、楽しそう…)」
ベルトルト「(…心が重い)」ハァ
ミカサ「ベルトルト。」
ベルトルト「!ミカサ!!」
ミカサ「ライナーたちと一緒に食べないの?」
ベルトルト「え、でも…」
ミカサ「いいから」グイッ
ミカサ「私があなたと食べたい。
エレンたちはついで。
だからエレンたちのとこまで一緒に行こう。」
ベルトルト「でも…」
ミカサ「戦わなければ!!」大声
ベルトルト「」ビクッ
ミカサ「…勝てないのと同じ。
行動に移さなければいつまでもこのまま。
行こう。」グイッ
ベルトルト「(ああ、ミカサは事情を知ってるのか。
そうだよな、あんな大声だったら聞いている人がいても不思議じゃない。
…人とかどうでもいいって、聞かれてないよね…)」
-
- 36 : 2013/11/03(日) 18:28:01 :
- エレン「ベルトルト!」
アルミン「…ミカサ、おはよう…」
ライナー「…」
ミカサ「…さっきベルトルトとそこであった。
ので、一緒に食べてもいい?」
アルミン「でも…」
ベルトルト「…いいかな?」ボソッ
エレン「!!」
アルミン「っ!
僕たちもベルトルトと一緒に食べたいよ!
さぁ座って!!
今日のご飯、美味しいよ〜!」パクパク
エレン「いつでも同じとか言ってなかったか?」
アルミン「今日は特別美味いんだよ!」ニコッ
エレン「…ああ、そうだな。」ニッ
ベルトルト「うん…」ガタッ
ベルトルト「」チラッ
ライナー「」ジロッ
ベルトルト「(謝れ、と言ってるのか…?
でも確かに悪いことしたし、仕方ない…)」
ベルトルト「その、エレンとアルミン。
嫌な思いさせて…ごめんね。」
エレン「あ?嫌な思いなんてしてねーよ!」
アルミン「とにかく今は食べよう、ね?」ニコッ
ベルトルト「!!」
ベルトルト「」チラッ
ライナー「」ニッ
ミカサ「」(´ー`)bビシッ
ベルトルト「…」
-
- 37 : 2013/11/03(日) 19:09:04 :
- 投下されてた!
支援♪
-
- 38 : 2013/11/03(日) 19:11:22 :
- 和むw
-
- 39 : 2013/11/03(日) 19:15:33 :
- 黎さん、ありがとうございます!
-
- 40 : 2013/11/03(日) 19:15:58 :
- LOLさん、和んでもらって光栄です!
私もにやけながら書いてましたw
-
- 41 : 2013/11/03(日) 19:28:31 :
- ミカサがアルミン並の頭脳持ってたらやばかったんじゃね?
-
- 42 : 2013/11/03(日) 21:20:25 :
- アニマジ天使さん、そしたら強くて頭が回る超人になっちゃいますよ!
-
- 43 : 2013/11/03(日) 21:38:40 :
- スーパー東洋人、ミカサ・アッカーマンだ!、
-
- 44 : 2013/11/03(日) 21:56:39 :
- |д゚)チラッ…シエン
-
- 45 : 2013/11/03(日) 23:41:47 :
- アニマジ天使さん
スーパーど変態、ユンジ!
ミカサと仲良くなれるかも…?←
-
- 46 : 2013/11/03(日) 23:42:12 :
- あ、本物の変態のhideさんやww
支援ありがとうございまーす!
-
- 47 : 2013/11/04(月) 15:16:14 :
- まだかなー
期待
-
- 48 : 2013/11/04(月) 18:47:33 :
- アニマジ天使さん、いつもありがとうございます!
七時頃投下予定です!
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- 49 : 2013/11/04(月) 19:05:52 :
- 七時だよ
-
- 50 : 2013/11/04(月) 19:36:08 :
- 全員集合ー
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- 51 : 2013/11/04(月) 20:46:33 :
- 嘘ついたな!!ユンジ!!
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- 52 : 2013/11/04(月) 21:04:02 :
- やっと追いついた
-
- 53 : 2013/11/05(火) 19:33:33 :
- アニマジ天使さん、投下詐欺してすみません!
一気に投下します!
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- 54 : 2013/11/05(火) 19:34:25 :
- あの有名なゴリラ帝督さんや…!
見てくださってありがとうございます!
-
- 55 : 2013/11/05(火) 19:34:37 :
- ライナー「今日の訓練兵站行進だってよ。」
アルミン「」ズーン
エレン「アルミン、大丈夫か…?」
アルミン「僕は体力がないからね…みんなに置いていかれないか心配だよ…」
ライナー「置いていかねぇよ。」
ライナー「俺もベルトルトもエレンも、置いていかねぇ。
心配せずに頑張れよ!」
エレン「そうだぜ!」
アルミン「嬉しいけど…僕には気にせずに走ってよね?」
ライナー「そんn」
ベルトルト「うん、気にせず走るよ。」
エレン「!!」
アルミン「ベルトルト、ありがとう…!」ジワッ
ベルトルト「?!」
エレン「アルミンに変な気を使わせない為にそう言ってやれるって…やっぱ兄ちゃんって感じだな!」コソッ
ベルトルト「…え。」
ベルトルト「」チラッ
アルミン「お兄ちゃん!」ニコニコ
ベルトルト「(まじか)」
-
- 56 : 2013/11/05(火) 19:35:28 :
- 〜兵站行進後〜
ライナー「アルミン!」
アルミン「ら…ひ、なー…」ハァハァ
ライナー「頑張ったなぁ…」しみじみ
アルミン「あ、りがと…」足ズリズリ
ベルトルト「(アルミン、足怪我してるな…
まぁエレンかライナーがバカじゃなかったら気づくよね。)」
エレン「みんな!
さっさと飯食い行こうぜ!!」
ベルトルト「(マジか)」
アルミン「う、ん…」ズルズル
ライナー「今日の〜…」スタスタ
エレン「俺もな〜…」スタスタ
ベルトルト「(普通気づくだろ…
あーもう。)」
ベルトルト「アルミン、足の怪我は大丈夫かい?」
ライナー「?!」
エレン「?!」
アルミン「…怪我なんてしてないよ…」
ベルトルト「隠さなくても大丈夫。
怪我は誰でもするものだから。」
アルミン「…」
アルミン「…足が腫れてて…」スッ
ベルトルト「(真っ赤だ…
原因もわからないし、医務室に…)」
ライナー「ああそれはマッサージすれば治るぞ。」
エレン「本当かライナー?!」
ライナー「ああ。
しかもマッサージの仕方わかるぜ。」ニッ
エレン「アルミン、してもらったらどうだ?」
アルミン「ええ、悪いよう…」
ベルトルト「わかった」
ベルトルト「僕が君を担いで医務室まで連れていくよ。」
アルミン「ええ?!
それも悪いよう…」
ベルトルト「じゃあここでライナーにマッサージされた方がいいんじゃないかな?」
ライナー「俺は全然構わないぜ!」
アルミン「…じゃあ、頼むよ」
ライナー「おう!」
-
- 57 : 2013/11/05(火) 19:36:19 :
- ライナー「」モミモミ
エレン「上手だなライナー。」
アルミン「」ほんわか
ライナー「ありがとな。」モミモミ
ライナー「よし、こんなもんだろ!」
ベルトルト「お、すごい。
腫れが引いてる。」
ライナー「立ってみろよ」
アルミン「…!!
すごい、全然痛くないや!
ありがとうライナー!」
ライナー「どういたしまして。これからの訓練も頑張って励もうぜ。
そして、巨人を一緒に駆逐しような!」
ベルトルト「(えっ?!)」
アルミン「うん!」
エレン「おう!」
ベルトルト「(巨人を駆逐したら…
僕らを殺すようなもんだ。
ライナー、君は…
君は、巨人だろう?)」
ライナー「よし、午後の訓練に行くか!」
エレン「飯食ってからな」笑
ライナー「忘れてた!!」
エレン「すげぇなライナー」笑
ベルトルト「…」
アルミン「」チラッ
アルミン「(ライナーが巨人を駆逐しようと言った時のベルトルトの顔…
なんでそんな、絶望的な顔をするんだろう…)」
-
- 58 : 2013/11/05(火) 19:37:02 :
- ーーーー…
ライナー「ふ〜、やっと終わったな訓練!」
エレン「早く飯食いたい!!」
ライナー「だんだんサシャ化してきたな」笑
エレン「悔しいけど最近サシャの気持ちがよくわかるようになってきたもんな…」
ベルトルト「なんで…なんで…」ブツブツ
アルミン「…」
ミカサ「ベルトルト、エレン、アルミン、ライナー。」ヒョコッ
エレン「おわっ?!
ミ、ミカサ?!」ビックリ
ライナー「いつからそこに…」
ミカサ「訓練が終わった時から。」
エレン「WAO」
ミカサ「とにかく早く食べよう。」ガタッ
ライナー「」ガツガツ
エレン「」クチャクチャ
アルミン「」パクパク
ベルトルト「」ボー
ライナー「ふぅ。ごちそーさん。」
エレン「足りねぇな。」
アルミン「僕なんてまだ半分も食べてないのに、早過ぎるよ…」
エレン「まぁな。」照
ミカサ「アルミンは多分褒めてないと思う。」
エレン「えっ?!」
エレン「あれ、ベルトルト。
お前食べねぇのか?」
ベルトルト「…」
ミカサ「ベルトルト?」
ベルトルト「?!ごめん、考え事してたよ。
何?」
エレン「飯食わないのか…?」
ベルトルト「うん、お腹空いてないからね。
エレン、食べなよ」
エレン「マジか?!やったぁ!!」ガツガツ
ミカサ「少しは遠慮しなさい」チョップ
エレン「ふぐ?!」
ミカサ「ベルトルト、食べないと身体がもたない。」
ベルトルト「そ、うだね…」
エレン「食べかけでわりぃな。」スッ
ベルトルト「大丈夫」
ベルトルト「(とりあえずアニに相談しよう…
これ以上考え込んでも不信がられるだけだ。)」
-
- 59 : 2013/11/05(火) 19:38:18 :
- ライナー「うまかったなー!」
エレン「そうか?俺は足りなかった」
アルミン「二人とも凄すぎだよ…」
ベルトルト「あ、僕トイレにいってくる!」
エレン「一人で大丈夫か?」
アルミン「エレンは一言多いよ…」
エレン「?」
ベルトルト「はは…」苦笑い
ベルトルト「大丈夫だよ、じゃあね。」
ライナー「おう!」
エレン「それでな、ライナー…」ぺちゃくちゃ
ライナー「それは本当か?なら…」ぺちゃくちゃ
アルミン「それは面白いね…!」ぺちゃくちゃ
ベルトルト「(楽しそうだなぁ…
そうだ、ライナーがあんなだから余計に考えることが増えるんだ。
僕がライナーを救わないと。)」ダッ
-
- 60 : 2013/11/05(火) 19:39:12 :
- ベルトルト「(アニはっと…
あ、いた!)」
アニ「今日アルミンが…かっこよかったんだ。」///
ミーナ「へぇ〜それで?」ニヤニヤ
アニ「そ、それだけだよ!
面白がるな!」ゲシッ
ミーナ「あはは、痛いよ!
で、告白はいつするの?」ニヤニヤ
アニ「コクハク?!
…したいけど…」///
ミーナ「かっわいー」ニヤニヤ
ベルトルト「アニまで…」
ベルトルト「なんなんだよ…」ダッ
-
- 61 : 2013/11/05(火) 19:39:40 :
- ベルトルト「(ああ、ここ…落ち着くんだよな…
人もあまりこないし…)」グスッ
ベルトルト「泣いても、誰も…こないよね。」グスッ
ベルトルト「(二人ともだんだん戦士としての役目を忘れ、人間に情をかけすぎている…
僕一人でどうしろっていうんだよ。)」ヒックヒック
ミカサ「…ベルトルト。
どうしたの、こんなところで。」
ベルトルト「ミ、ミカサ?!」グスッ
ミカサ「!!…泣いてるの?」
ベルトルト「ううん」
ミカサ「…」
ミカサ「力に、なるから…」手をギュッ
ベルトルト「…っ!」
それからのことはよく覚えていない。
ただ、冷たそうなミカサの手がとても暖かくて、柔らかくて。
気づけばすべて話していた。
故郷に帰らねばならないこと。
戦士としての役目。
ライナーが鎧の巨人で、僕が超大型巨人、アニが女型の巨人ということも。
すべて。
気づけばすべて話していた。
-
- 62 : 2013/11/05(火) 20:50:36 :
- わァお死んだなライナーベルトルトアニ
-
- 63 : 2013/11/05(火) 20:51:08 :
- 激おもろ
-
- 64 : 2013/11/05(火) 21:16:27 :
- ミカサの母性すげー
-
- 65 : 2013/11/05(火) 21:25:03 :
- 続きが気になりますなぁー
-
- 66 : 2013/11/05(火) 22:33:40 :
- アニマジ天使さん、いつもありがとうございます。
え、もしや死ぬことが面白いと…?
私もです←
-
- 67 : 2013/11/05(火) 22:34:30 :
- ゴリラ帝督さん、ミカサってなんか母性感じるんですよね!
エレンはうざがってますがw
-
- 68 : 2013/11/05(火) 22:34:56 :
- おお、サシャ好きセンクス!
ふふふ、気になってもらってなにより!
-
- 69 : 2013/11/05(火) 22:35:33 :
- ベルトルト「(どうしよう、僕はなんで話してしまったんだ!
もう三人とも捕まって…故郷に、帰れない…)」グスッ
ミカサ「…」ギュッ←抱きしめる
ベルトルト「ミ、カサ?」ビックリ
ミカサ「…汗臭いかもしれないけど、ごめんね。」
ベルトルト「ううん…(すごく良い匂いがする…)」
ミカサ「ベルトルト、今まで一人でよく頑張ったね。
でも一人じゃない。
…私がいるから…
私が、味方。
巨人化できないけれど、今日から私もベルトルトと同じ戦士になる。」
ベルトルト「え、嘘でしょ…」
ミカサ「ほんとだよ。」ギュッ
ベルトルト「だって、僕は殺したんだよ?
ミカサの母親を殺した。
食べたのは僕じゃないけど、僕は間接的に殺したんだ。
そんな僕を…許してくれるのかい?」グスッ
ミカサ「許さない」
-
- 70 : 2013/11/05(火) 22:37:01 :
- ミカサ「許さない…けど。
人は誰でも間接的か直接的かはわからないけど、人を必ず殺してる。」
ミカサ「ベルトルトは、仕方のない殺人。
私たちだって巨人を殺すしかないから殺してるのと同じ。」
ミカサ「だから今従うべき気持ちは憎しみじゃない。
ベルトルトが、好き。
この気持ちがあればあなたと一緒にいられる。」
ベルトルト「…!!」
ベルトルト「ミカサは、どうしてそこまで冷静なんだい?
何か過去に、あったのかい?」
ミカサ「…あった。」
ミカサ「巨人に食われたのは育ての母。
産みの母は小さい頃人買いに殺された。」
ベルトルト「…え?」
ミカサ「エレンとは家族だけど、血はつながってない。
人買いはエレンと私で、殺した。
…だから私は今ここにいる。」
ベルトルト「…」
ミカサ「…(そうだ、私は一度死んでいるようなものだ。
私は…)」
ミカサ「」ギュッ
ミカサ「…ベルトルト。」
ベルトルト「…」
ミカサ「そんな悲しそうな顔をしないで…
顔をあげて。」
ベルトルト「だって、僕は…!」ガバッ
ミカサ「」チュッ
ベルトルト「☆♪5÷=?!」
ミカサ「」フッ
ミカサ「ファーストキス。」
ベルトルト「僕も…」///
ミカサ「…もう消灯の時間。行こう。」スッ
ベルトルト「うん!」スッ
ベルトルト「(信じても良いのかな…
いや違う…
信じたい、ミカサを。
一緒に生きたい。)」
-
- 71 : 2013/11/05(火) 22:37:33 :
- 〜次の朝〜
教官「フーバー訓練兵!」
ベルトルト「はっ!」
教官「馬小屋の掃除を頼んでいいか?」
ベルトルト「ハッ!(なんで僕?
当番制じゃなかったっけ。
今日の当番、誰だったけな…)」
ライナー「俺も手伝うぞ。」
ベルトルト「ありがt」
教官「手伝ってくれるのか、ブラウン訓練兵。
貴様は向こうの馬小屋をしてもらおうか。」
ライナー「」
教官「返事は?」
ライナー「…ハッ!」
ライナー「…まぁ、お互い頑張ろうな。」ダッ
ベルトルト「うん」
エレン「お、ライナー!手伝おうか?」ダッ
ライナー「本当か?ありがとな!」
ベルトルト「…」ハァ
ミカサ「ベルトルト。」
ベルトルト「ミカサ?!
ビックリした。」///
ミカサ「」フッ
ミカサ「大変そう。
私が手伝おう。」
ベルトルト「ありがとう!」
-
- 72 : 2013/11/05(火) 22:40:09 :
- ミカサ「」サッサッ
ベルトルト「」サッサッ
ベルトルト「…ふぅ。」
ミカサ「あ、ベルトルト。」
ベルトルト「なんだい?」
ミカサ「ちりとり、取ってもらえる?」
ベルトルト「わかった。
どこにある?」
ミカサ「そこにある倉庫の階段を降りたところ。」
ベルトルト「(地下ということか…?
行きたくないけど、行くか…)」タッ
ミカサ「…」
ベルトルト「(ああそういえば今日の当番は…
エレン、だったな。)」タッタッタッ
ベルトルト「あ、あったチリトリ。」
ベルトルト「(もしかして、エレンは何か用事があって代わりに僕が頼まれたのかも。
…あれ。)」
ベルトルト「(何か、おかしい…
エレンは確か…ライナーの手伝い…!)」
パァン!
キーン…
ベルトルト「?!音響弾?!」
ダッ!
「大人しくしろ!!」
「抑えろ!」
ベルトルト「(兵士がこんなにたくさん潜んでいたのか?!)」フーッフーッ
「暴れるな!!」
ベルトルト「(なんでバレた?!
…って、一つしかないよな。
ミカサが、裏切ったんだ。)」フーッフーッ
ベルトルト「(今すごく嬉しそうな顔をしてるだろうね。
育ての親の敵を打てるのだから。
作戦も上手くいってる。
でも僕は超大型巨人…ここで巨人化しても逃げ切れるかもしれない。
口の中を切って…)」フーッフーッ
ハンジ「やぁ、上手く行ったようだね!」
ハンジ「鎧や女型は変身したけど地下だから捕獲できたよ。
あとは君だけなんだ。」
ミカサ「…ベルトルト。」
ベルトルト「(ミカサだ。
すごく、嬉しそうな顔をしてるんだろうね。
その顔を見たら僕は心置きなく変身できる。)」チラッ
ミカサ「…」
ベルトルト「…!」ピタッ
「抵抗をやめたぞ!」
「しばれー!」
ベルトルト「(なんとでもしてほしい。
僕はもう抵抗しない。
もう…なんでもいい。)」
-
- 73 : 2013/11/05(火) 22:47:19 :
- ミカサが殺戮に走るぞ
-
- 74 : 2013/11/05(火) 23:23:55 :
- アニマジ天使さん、確かにミカサが殺戮しようとしてたら誰だって抵抗やめますよねww
勝ち目がないww
-
- 75 : 2013/11/05(火) 23:31:52 :
- アルミン「無事、三人とも捕獲できたみたいだよ。」
エレン「…ミカサ。
いつまでも泣くなよ…。」
ミカサ「」ヒックヒック
アルミン「…ミカサの行動は間違っていなかった。
これで僕たちは大きな一歩を踏み出せたんだ。
捕獲の際に死んだ兵士は数多だ。
でも無駄じゃない。
きっと野放しにしてたらもっと多くの兵士が死んだはずだ。
…みんな、ミカサに感謝してる。」
エレン「俺も感謝してる。
…だから、泣くな。
後悔すんな、お前が選んだことだろ?」
ミカサ「」ヒックヒック
ベルトルト、ごめんなさい。
味方であれなくてごめんなさい。
本当に、ごめんなさい。
昔のことを思い出して気づいた。
ライナーたちが戦士としての役目を見失ってるのと同じで、私も見失ってた。
エレンを守るという目的。
人類を滅ぼされたらエレンだって死んでしまう。
私は…家族であるエレンを守る。
それが私の一番だ。
それに…
私はベルトルトが好きだった。
でも私は女である前に…
兵士だから。
END
-
- 76 : 2013/11/05(火) 23:35:40 :
- わァお!
面白かった
乙
-
- 77 : 2013/11/05(火) 23:40:34 :
- アニマジ天使さん、さっそくのコメありがとうございます!
アニマジ天使さん、ハッキリ言うけど応援してくれる姿にほんとに助かってました!
ありがとうございますヾ(*´▽`*)ノ
-
- 78 : 2013/11/05(火) 23:40:42 :
私の思う兵士間の恋愛は、サムエルたちのように、命を奪うものでしかないと思っています。
でもSSでは恋愛系が異常に多いし、おかしくね?と思って書いたのがキッカケです笑
恋愛に呑まれようとするも、強くあれそうなのがミカサで、ライナーは嫌いだからベルトルトを抜擢。
あとSSだからこそ恋愛系は多くていいと思います!
ただ、こんな作品もあっていいかな〜って。
あと、ここまでベルトルトは意思の弱い人間じゃないとは信じてます。
ライナーやアニはまだ自分を保ててたけどベルトルトは気づかないうちに戦士であることをやめるってこともあるんじゃないかとか。
私の思いつきをぶつけたSSでした。
シリアスに終わりましたね…ごめんなさい。
読んでくださりありがとうございました!
-
- 79 : 2013/11/05(火) 23:42:44 :
- 次の作品に期待
-
- 80 : 2013/11/05(火) 23:53:56 :
- アニマジ天使さん、ほんとありがとう…涙
次ホラーの予定です笑
パッと出てきたネタをそのまま書いてるので…
-
- 81 : 2013/11/05(火) 23:56:28 :
- その次は・・・・
リヴァミカ!!!!!!がいい
-
- 82 : 2013/11/06(水) 19:30:00 :
- リヴァミカ書いてますよ!
リヴァイがキャラ崩壊してますがw
-
- 83 : 2013/11/30(土) 05:31:19 :
- すごいよかった…
これからも頑張ってください!!
次回作期待です♪
-
- 84 : 2013/11/30(土) 07:24:18 :
- すごい……バタッ
-
- 85 : 2013/11/30(土) 12:02:09 :
- やっぱエレンはクソだなwwwここまで原作通りのエレンが書かれたssはめったになくて良かったwww
でもなんでミカサのストーカーエレンが死んでないの?
あいつ殺してよ、ストーカーのくせいにミカサに好かれてるって勘違いしてるクソなんだからwww
-
- 87 : 2013/11/30(土) 12:54:08 :
- >>86 いやエレンそこまでクズじゃないです。
あなたがエレンを悪く見過ぎなのでは?
とにかく私の中のエレンを書いただけです。
-
- 88 : 2013/11/30(土) 14:48:39 :
- >>86が書いたエレンの方が原作に近いな
-
- 89 : 2013/11/30(土) 15:39:11 :
- >>87
「エレンはそこまでグズじゃないです。」
まるで諫山本人のような発言だな、気分はもう人気漫画家か
-
- 90 : 2013/11/30(土) 15:41:20 :
- >>89 めんどくさw
あなたただ私を否定したいだけだろw
あなたこそエレンクズとか言って何様だよって思いますよw
-
- 91 : 2013/11/30(土) 15:41:51 :
- 熱くなってすみません。
これ見た人を不快にさせてしまいますね。
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