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マルコのおきて

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  1. 1 : : 2014/06/16(月) 23:15:35
    マルコのお誕生日と聞いて。

    完全に見切り発車。

    どこにたどりつくのか終点が見えてません(笑)

    でもきっと短いはず。


    お誕生日おめでとう、マルコ!
  2. 2 : : 2014/06/16(月) 23:16:58
    良く晴れた朝―



    マルコ「よし!できた!よく晴れたし、今日はハイキング日和だね!」


    ジャン「おい、マルコ…本気で言ってんのか…」


    マルコ「え?なにが?」


    ジャン「ハイキングって…お前、夏山だけど山岳踏破訓練だぞ!?るんるんピクニックじゃねぇんだぞ!?」


    マルコ「うん、わかってるよ。だから、はい、お弁当!!」ニッコリ


    ジャン「わかってねぇぇぇぇぇぇぇ!!!」
  3. 3 : : 2014/06/16(月) 23:37:09


    マルコ「やだなぁ、わかってないわけじゃあないよ。よいしょっと」


    急斜面に慎重に足をかけながら話す。
    額には汗が浮かんでいる。


    ジャン「この重装備で、この断崖絶壁ありの山道を…登山…なんだ…ぞ…」ハァハァ


    マルコ「うん…キツい訓練だよね…雪山訓練ほどじゃないけど、命を落とす訓練兵もいるって聞いてるよ」


    ジャン「じゃあなんでハイキングとか…」


    ジャンは何気なく兵服のポケットに手をやり、何かに気づいて動きを止めた。


    ジャン「あ。やべ…サバイバルナイフ…忘れた…。マ、マジか!?やべぇ!本気でやべぇ!!」アセアセ



    マルコ「ええ!?なんでまたそんな大事なものを!?」



    ジャン「そういえば…すぐ使うから、最後にポケットに入れればいいやって用意して…机に…置きっぱなし…に…!!!」


    ジャンの顔はみるみる蒼白になった。


    マルコ「…ジャン…」


    困ったようにジャンを見るマルコ。
    あきらめたようにため息をつくと、ニッコリ笑ってこう言った。



    マルコ「大丈夫だよ、僕、予備を用意してきたから」


    ジャン「…!天使…!!!」
  4. 4 : : 2014/06/17(火) 00:05:56


    マルコ「あは。じゃあ、頂上についたら、恥ずかしがらずに一緒に叫んでよね。ヤッホーって!」


    ジャン「っなんだよそれ(笑)子供かよ!?緊張感ねぇなぁ」


    マルコ「あはは。だってさ、やりたいんだよ。山の頂上ってさ、空に近いから。願い事もかないやすいかなって」


    ジャン「はぁ!?」


    マルコ「あと…亡くなった人にも近いかなって…」


    ジャン「マルコ…お前、誰か亡くしてたのか…」


    マルコ「いや…はは。僕はエレンやアルミンみたいに巨人にやられた身内がいるわけではないのだけど…」


    ジャン「ああ」


    マルコ「その…僕が憲兵団に入ることを願っていたおばあちゃんが…ね。普通に亡くなったのだけどね」


    ジャン「…死に方は問題じゃねぇよ…お前にとって、大事な家族だったんだろ?」


    マルコ「うん…そうなんだ…。だからさ、僕は元気に訓練兵になったよって。憲兵団に入れるように頑張ってるよって、叫んだら届くかなって」


    ジャン「そう…か…」


    マルコ「だからジャン、一緒に叫んでくれる?」


    ジャン「おう…けど、俺も一緒に叫んでいいのか?」


    マルコ「もちろん!一緒に叫んでくれる親友ができたよって報告さ!」


    ジャン「親友…か。そうだな、めちゃくちゃ大きい声で叫んでおばあちゃんをびっくりさせようぜ!!」
  5. 5 : : 2014/06/17(火) 00:08:57
    期待_(-ω-`_)⌒)_
  6. 6 : : 2014/06/17(火) 00:27:57

    マルコ「ジャン!ありがとう!!」


    ジャン「ああ!じゃあ頂上目指して頑張るぞ!…といっても先は長そうだけどな…」


    マルコ「うん…そうだね。計画だと、夕方までにどこかテントを張れる場所を見つけて体を休めて…頂上に着くのは明日になるね」


    ジャン「ああ。山の天気は変わりやすいからな。このまま晴れてくれていればいいんだけどな」


    マルコ「…てるてる坊主でも、作ろうか?」


    ジャン「だから、お前はガキか、ってんだろうが!?」



    マルコ「あはは」
  7. 7 : : 2014/06/17(火) 00:33:21



    ジャン「あのよ…」ヨイショ


    マルコ「うん?」コラショ


    ジャン「…あとで、作るか」イヨット


    マルコ「え?」ウンセ


    ジャン「だから、あれだよ」


    マルコ「なに?」




    ジャン「…てるてる坊主!明日晴れるように!」



    マルコ「…うん!ありがとう、ジャン!」
  8. 8 : : 2014/06/17(火) 00:36:20
    >>5
    自宅憲兵団の神楽さん

    期待ありがとうございます!
    まだゴールが見えてないのですが(笑)できるだけ進めますね!
  9. 9 : : 2014/06/17(火) 00:56:35


    ジャン「ようやくちょっと拓けたところに出られたな」フーッ

    マルコ「じゃあ、ここで休憩しよう」

    ジャン「おう。聞いてはいたけど、やっぱりキツい山道だな、こりゃ」

    マルコ「うん、疲れたね!はい、お弁当!!」ニコニコ

    ジャン「朝作ってたやつか…。マルコ、お前マメだな、ほんと」

    マルコ「じゃじゃーん!ごま塩おにぎりだよ!」


    ジャン「おお!うまそう!まじめなお前が規則やぶるなんて珍しいな!訓練中の食料はレーションって言われてんのに」

    マルコ「ハイキングにおにぎりは、規則を越えた掟だよ!譲れない!」

    ジャン「なんだそれ!変なやつ!」ハハハ



    サシャ「美味しそうな匂いがすると思ったら…!!!」ガサガサ

    ミカサ「サシャ、訓練中に水とレーション以外のものを口にするのは禁止」ガサガサ


    ジャン「!!ミカサ!!あの、その、どうして…///」モジモジ

    ミカサ「今日はサシャとペア。サシャが突然食べ物の匂いがすると言って草むらをものすごい勢いで走り出した。ので、ついてきた」


    マルコ「あはは。サシャの執念にはかなわないね!大丈夫、たくさん作ってきたからサシャもミカサも食べてよ!」


    サシャ「いいんですか!?マルコは神様ですか、仏様ですか!?」キラキラ

    ミカサ「…おいしそう…」ゴクリ

    サシャ「せっかくですから、固いこと言わないでミカサもいただきましょうよ!!」


    ジャン「あ…その…これ、食えよ///」ハイ


    ミカサ「…どうも…」



    マルコ「みんなで外で食べるおにぎりは特別おいしいよね!!!」
  10. 10 : : 2014/06/17(火) 01:22:24


    マルコ「ミカサとサシャはこの後どうするの?」モグモグ


    サシャ「ええっと…なんでしたっけ?」パクパク

    ミカサ「もう少し先に行ったところに中規模の野営地がある。今日はそこで休む」モグモグ


    マルコ「ああ、そこ、僕たちも狙ってるところだ。じゃあ、一緒に行こうか」

    ジャン(!!ミカサと一緒、ミカサと一緒…マルコ、GJ!!)



    ミカサ「頑張れば3時間でつける」

    マルコ「…僕らは4時間半を見込んでたんだけど…」

    サシャ「ミカサは山伏みたいにぐんぐん進みますからついていくの大変ですよ~」

    ミカサ「それは…気づかなかった…ごめんなさい」



    マルコ「あはは。ミカサはさすがだなぁ。僕らも早くついて休息時間を多くとれるように頑張るよ!」

    サシャ「野営だとお風呂に入れなくて疲れが取れずらいですからね!休息しっかり取るの大事ですよ」

    ミカサ「お風呂…は、明日までお預け」

    マルコ「うん、そうだね…明日宿舎に帰ってからゆっくり…」


    ミカサ「帰りのルート次第では、温泉が湧いてる」



    マルコ「え!?そうなの!?地図にはどこにも…」

    サシャ「食堂のおばちゃんに聞きました!今日登山訓練だって言ったら、秘密の温泉教えてくれましたよ!」



    ジャン(温泉、だ…と!!ミカサと…温泉!!)ツツー



    サシャ「!大変!ジャン、鼻血が…!」
  11. 11 : : 2014/06/17(火) 02:36:38


    ―3時間経過。野営地


    ジャン「…ついた、な…」ゲッソリ

    マルコ「つ、ついた…ね…」ゼェハァ

    サシャ「…ね、だから言ったじゃないですか、強行軍だって」


    ミカサ「予定通りについた…あ!エレン!!!」パァァァ



    エレン「おう、ミカサ。お前らもここで野営か?」ヨイセッ

    ミカサ「そう。今日はここで野営。エレンも一緒なのは嬉しい//」ポ


    アルミン「…ミ…ミカ…サ…僕も、いる…よ…」ゼェゼェ


    エレン「アルミン、しっかりしろ!あとはテント張れば休めるぞ!!」

    アルミン「…もう…僕にはそんな体力は…」ハァハァ



    マルコ「エレンも異常に体力あるからね…アルミン…気の毒に…」


    ジャン「くそっ!あいつ…いい感じだったのに…!!!」

    道中あまりの強行軍と、照れてしまって言葉が出なくなる症状ゆえに、ミカサといい感じどころかほとんど口をきけなかったジャンは悔しがった。



    マルコ「まあまあ。チャンスはいくらでもあるよ、ジャン」

    マルコはそっとジャンの背を叩いて励ました。



    手早くテントを設営すると、ほどなくして夕暮れになり、レーションで夕食を済ませた二人は早めに休息を取ることにした。


    マルコ「ねぇ、ジャンの夢はどんな夢?」ゴソゴソ


    ジャン「なんだよ、急に」モソモソ


    マルコ「憲兵団に入るのが夢だろう?そのあとは?どうなりたいの?」

    ジャン「そうだなぁ…とにかく安全な憲兵団に入って、お袋を安心させてやりたいな…」


    マルコ「うん、それから?」

    ジャン「それから…その、きれいな嫁さんもらって…///ガキ作ってさ、野球チームが作れるくらいの!」

    マルコ「うんうん、ミカサみたいなきれいなお嫁さんがほしいんだね?」

    ジャン「ばっ…お前、何言って…///」

    マルコ「隠さなくてもいいじゃない。バレバレなんだし」

    ジャン「バレバレ…!?」


    マルコ「野球チームが作れるくらいって、すごいね!たくさんだ!」

    ジャン「ああ、だから、養えるくらいには偉くならないとな!」

    マルコ「そうか、そうだね…うん、ジャンならきっとできるよ」



    ジャン「お前はどうなんだよ」

    マルコ「うん?僕?」

    ジャン「ああ」

    マルコ「…僕は…」



    マルコ「僕は、王に仕えてこの身を捧げるのが夢なんだ」

    ジャン「ああ、そういってたよな」

    マルコ「王直属の部隊に入って、王宮の守護にあたりたい」




    ジャン「…なんでそこピンポイントなんだ?」

    マルコ「…笑わない…?」

    ジャン「聞いてみないと約束できない」

    マルコ「意地悪だなぁ、ジャンは」

    ジャン「いいから言ってみろよ」




    マルコ「…故郷の村の幼馴染とさ」

    ジャン「うん…女か?」

    マルコ「うん…一度だけ、王都に連れて行ってもらったことがあるんだ」


    マルコ「そこで憲兵団の王宮直属の部隊の衛兵交代式を見て」


    マルコ「僕もすっごくかっこいいと思った」



    ジャン「…も…?」



    マルコ「…いっしょに行った幼馴染のほうが興奮してさ」



    マルコ「『私憲兵団の衛兵さんと結婚する!!』って…」



    ジャン「へぇ…」ニヤ


    マルコ「もちろん、王への忠誠心を忘れたわけじゃないよ!その…憲兵団を目指す理由のうちの小さなひとつっていうか…//」アセアセ

    ジャン「ふーん」ニヤニヤ




    マルコ「だから…僕の夢は…王都で衛兵になって、彼女をお嫁さんにして、王の総べるこの世界と彼女を守ることなんだ…//」


    ジャン「途中から王様あんまり関係なくないか?」ププ



    マルコ「もう、からかわないでよ!こ、これは秘密だからね!//」


    ジャン「わかった、わかったよ!お前が純粋で可愛らしいってことはよくわかった!!」


    マルコ「可愛いってなんだよ!もう、じゃあ約束の指きりだ!」



    ジャン「指きり!?」


    マルコ「秘密を守ることと、お互いの夢をきっと叶えようっていう指きり!」


    ジャンの小指を半ば強引に自分の小指でからめとるマルコ。




    マルコ「指きりげんまん、ウソついたら針千本のーます!指きった!」
  12. 12 : : 2014/06/17(火) 13:06:50
    ああ、マルコ可愛すぎです…(鼻血)
    本当にある場面のようで、なんだか読んでいてわくわくします。
    続きも楽しみに読ませていただきますね(* 'ω')ノ
  13. 14 : : 2014/06/17(火) 17:53:06
    >>12
    マリンさん

    コメントありがとうございます。
    書いてるうちに、マルコがものすごい可愛いことになってしまって困っています…。ジャンとくっついちゃう勢いすら感じて恐ろしいです(笑)

    続きも頑張りますね。
  14. 15 : : 2014/06/17(火) 18:07:40


    ジャン「指きった…て」

    マルコ「約束だよ!」

    ジャン「まったく…子供かよ…」ハハ

    マルコ「えへへ」



    ジャン「…よし、できた!」ゴソゴソ

    マルコ「え?」

    ジャン「ほら!てるてる坊主!明日晴れますように!」

    マルコ「わぁ!ジャン、ありがとう!僕も作るね!」



    ジャン「そんなに何個もいるのかよ」

    マルコ「多いほうがいいよ、きっと。でさ、交換しよう!」

    ジャン「はぁ?交換!?」

    マルコ「うん。背中の荷物にくくりつけてさ。お守り!」

    ジャン「なんだよ、それ。おそろいのてるてる坊主ぶら下げるのかよ」

    マルコ「そうだよ!晴れますように、無事に戻れますように、ってね!」

    ジャン「ったく…どこまで無邪気なんだよ、お前…」

    マルコ「あはは」



    ジャン「…ちょっと、ションベン行って来る」

    マルコ「うん、じゃあその間に僕はてるてる坊主作ってるよ」


    テントの外に出るジャン。
    程なくして、テントの中にいるマルコに声をかける。


    ジャン「おい、マルコ。ちょっと出てこいよ!すげぇ!」

    マルコ「え?なになに?あとちょっと、ここを結べば…」

    ジャン「良いから来いって!」



    ジャンにせかされて、作りかけのてるてる坊主をそのままに、テントの外に出るマルコ。



    マルコ「!!わあぁ!」




    そこには、夜空に浮かぶ満天の星。




    ジャン「な!?すげーだろ!?」

    マルコ「ほんとだ!すごい!つかめそう!」ピョン

    ジャン「ハハ!ほんとだ!つかんでやれ!」ピョン




    エレン「…なんだ…?おまえら何やってんだ…?」ゴソゴソ

    アルミン「…なになに…?」モゾモゾ

    サシャ「何ですか~。…!すごい星!綺麗!!ミカサ、ミカサ!見たほうが良いですよ!!」

    ミカサ「…ほんと。綺麗…」



    ベルトルト「なになに?」ゴソゴソ

    ライナー「ああ…これは…綺麗だな…」



    マルコ「ベルトルトとライナーもこの野営地にしたんだね!」ニッコリ

    ライナー「ああ、ここにして良かった。いい夜だ」

    エレン「ベルトルトなら、ほんとに星がつかめるんじゃないのか?」

    ベルトルト「やってみようか?」ピョン



    皆で笑いながら夜空を見上げる。

    過酷な訓練の最中でつかの間の安らぎ。




    マルコ「ねぇ、ジャン」

    ジャン「なんだ、マルコ?」



    マルコ「ここにいる僕たち皆、将来はそれぞれ違う兵団になって、遠く離れていくんだね」

    ジャン「…そうだな…」

    マルコ「そう考えると、ちょっと、さみしいね…」



    ジャン「けどよ…俺たちがここで見た景色も、一緒に学んだ時間も、離れたって変わらないだろ」

    マルコ「うん…。うん、そうだ、そうだね。…ジャン、たとえ離れ離れになっても、心はつながってるよね!」

    ジャン「まあ、俺たちは同じ憲兵団に行くから他のやつらよりは近いけどな!」




    若き訓練兵たちはしばらく星を鑑賞して、それぞれのテントに戻っていった。
  15. 16 : : 2014/06/17(火) 21:02:50
    マルコ・・(泣)

    マルモ懐かしい気がしますねw

    期待です
  16. 17 : : 2014/06/18(水) 17:37:51
    >>16
    おぼろんさん

    懐かしいですよねW
    期待&お星様ありがとうございます!
  17. 18 : : 2014/06/18(水) 17:44:20


    翌朝…というよりまだ夜の領域。

    空が白みはじめてきた頃。



    マルコ「…ジャン。ジャン、起きて」

    ジャン「うん…むにゃ…もう少し…」

    マルコ「も~。出発だよ!」


    ジャン「…うぅぅ~」ノソノソ


    マルコ「まるでゾンビだね…」


    ジャン「…む…ん…あーあ、あ?あ、あぁ…むにゃもにゃ…」




    眠気と格闘するジャンを尻目に、テントの外へ出るマルコ。



    マルコ「よかった!晴れそう。今日はどんな一日になるかな。楽しみだ!」ノビー





    他のチームもぼちぼち出立の準備をする中、荷物をまとめ、朦朧とするジャンを励まし、テントをたたみ、朝食のレーションを食べて頂上に向けて歩き始めるころには、日が昇り始めていた。




    ジャン「あー。ようやく目が覚めてきた…」

    マルコ「も~。ほんとに朝が苦手だよね、ジャンは」

    ジャン「しかたねぇよ。昔からだからな…」

    マルコ「この先また崖だからね。寝ぼけていたら落ちるよ?」

    ジャン「んなヘマしねぇよ」



    ベルトルト「ねぇ、それ、おそろいなの?」


    後続のベルトルトがジャンの背中に問いかける。

    ジャンの背の大きな荷物の端には、おそろいのてるてる坊主がぶら下がっていた。



    ジャン「う…ま、まぁ、な」

    マルコ「うん、そうだよ。夜のうちに作ったんだ。だから晴れたでしょ?」


    ベルトルト「へぇ。あれ?ちょっとずつ雰囲気が違う…ジャンのは優しい顔してるし、マルコのは眉毛がりりしいね」

    マルコ「えへへ。お互いに自分の顔に似せて作って、交換したんだよ」

    ジャン「…マルコがやるって言ったんだ…ちょっとガキっぽいだろ?//」


    ベルトルト「ううん、いいと思うよ。二人は本当に仲良しなんだね」

    マルコ「愛があるからね!」

    ジャン「お、お前!誤解されるだろ!俺はそっちの趣味はねぇよ!」

    ベルトルト「あはは。ほんとに仲良しなんだね」

    ジャン「ったく…余計なこと言ってないで行くぞ」

    マルコ「うん、てるてる坊主が効いてるうちに下山できるようにね!」

  18. 19 : : 2014/06/18(水) 17:58:42


    マルコ「…ようやく着いたね…」

    ジャン「ああ、頂上だ」


    よく晴れた空の下。眼下にひろがる緑と岩のパノラマ。

    視界を遮るものは何もなく、青空だけが広がっている。


    ライナー「いい景色だな」

    ベルトルト「ほんと。ここまでの道のりの大変さが吹っ飛ぶね」


    ジャンとマルコに続いていたライナーとベルトルトも大きく深呼吸をして景色を楽しんでいる。


    マルコ「やっほー!!!」


    ヤッホー、ヤッホーとマルコの声でこだまがかえる。


    マルコ「ああ、気持ち良いなぁ。皆もやろうよ!」



    マルコの呼びかけに、ジャンとベルトルトとライナーは目配せを交わし、呼吸を合わせて大きく息を吸うと…



    ジャン・ベル・ライ「ハッピーバースデー!!マルコおぉぉぉぉ!!!」


    こだまの響く中、マルコの目が大きく見開かれた。


    マルコ「ええぇ!?」




    ジャン「へへっ。びっくりしたか?」

    ベルトルト「サプライズ成功だね!」

    ライナー「ああ、誕生日おめでとう、マルコ」




    マルコ「皆…僕の誕生日、覚えててくれたんだね…」



    ジャン「当たり前だろ」

    ライナー「山岳訓練の真っ最中に誕生日ってのも気の毒だがな」

    ベルトルト「お祝いの気持ちだけだけどね」

    ジャン「いちおう、ちょっとだけお祝いっぽいもの持ってきたんだぜ?」



    ジャンは荷物をがさごそと探り、取り出したものを1つずつ配った。



    マルコ「これ…チョコレートじゃないか」


    ジャン「お前、甘いの好きだろ?訓練中だから、大きなものは無理だけど。これなら非常食も兼ねてるから」


    ベルトルト「ありがとう、ジャン」


    ライナー「山のてっぺんで誕生日を祝うのも、なかなかいい経験かもな」



    そして再び、3人は空に向けて叫んだ。



    ジャン・ベル・ライ「誕生日おめでとー!マルコ!!!」



    マルコは目を潤ませながら、同じく空に向けて大きな声で



    マルコ「ありがとー!!!皆、大好きだよぉぉー!!!!」



    ダイスキダヨー、ダイスキダヨー。




    こだまは何度も繰り返した。





    マルコ「おばあちゃん、僕は…いい仲間に囲まれてがんばってるよ…!!」


    祖母に向けた言葉は、青空に向けてそっとつぶやいた。
  19. 20 : : 2014/06/18(水) 17:59:38
    いかん、可愛すぎて萌えしにそうですw
    なんだか温まりますね♪
  20. 21 : : 2014/06/18(水) 21:30:16
    >>20
    88さん
    萌え死に(笑)
    生きて(笑)

    可愛い感じ出てますか!?よかった!
    ありがとうございます。
  21. 22 : : 2014/06/18(水) 21:57:27


    下山途中



    マルコ「…ねぇ」

    ジャン「ん?なんだ?」

    マルコ「あの、さ。祝ってくれるのはありがたいんだけど…」

    ジャン「まぁ、誕生日だからな!」

    マルコ「あの、でも…こんなになると…恥ずかしい…」



    マルコが顔を赤くした理由は



    マルコオメデトー!オメデトー!オメデ…
    ハッピーバースデー!マルコー!マルコー!マル…



    次々と休むことなくこだまする自分への祝辞ゆえであった。




    ジャン「ああ。皆に言ってあるからな。頂上に着いたらマルコの誕生日を祝えって」



    マルコ「…ありがとう…皆。…でも、もう…十分だよ…」

    ジャン「そういうなって!皆お前の誕生日を祝いたいんだから!」



    ジャンの笑顔は晴れ晴れとしていたが、目にはどこかいたずらそうな光が宿っていた。



    マルコ「ジャン、君、自分が楽しんでるだろう…?」

    ジャン「へへへっ。」




    マルコー!オメデトー!!オメデト…




    こだまを背に下山する途中、チェックポイントでは教官から声がかかった。


    キース「ボット!貴様は今日誕生日だそうだな!!」



    マルコ(ひぇぇぇ。教官にまで…!!浮かれたことしてって怒られる…!!)

    キース「訓練中に…貴様らは…!」

    ジャン(や…やべぇ!これはさすがにやべぇ!!!)


    教官から雷を落とされるのを覚悟して歯を食いしばったその時。




    キース「ゴホン!…今日の訓練は、速さを競うものじゃない…いいか、一度しか言わん!まっすぐ行って、右右右左だ!」




    ジャン「…は?」

    マルコ「…教官?」



    キース「貴様らは今トップだから、寄り道しても十分時間があるだろう」



    バチン、とウインクした。




    マルコ(…教官の、ウインク…)ボーゼン

    ジャン(こ、怖い…逆に怖い…)ガタガタ



    二人は笑顔で応えたが、その表情は大分引きつっていた。
  22. 23 : : 2014/06/18(水) 22:37:23



    教官の教えてくれた謎の寄り道。




    マルコ「…寄り道して行け、ってことなんだよね…」

    ジャン「あぁ…これで行かなかったら後が怖い…気がする…」

    マルコ「右右右左、だったよ…ね?」

    ジャン「ああ…そのはずだ…」

    マルコ「じゃあ、ここを左に曲がると最後だ…ね」

    ジャン「よし、行ってみよう…!!」



    言われた通りの道順で山道を下り、最後の分岐を曲がってしばらく歩くとそこには…。




    マルコ「わぁ!!」

    ジャン「これは…あいつらが言ってた…」






    マル・ジャン「温泉だあぁぁぁ!!」ヤッター!




    川のほとりの岩陰に、ひっそりと湯気を立てて湧いている趣深い温泉を目にした二人は飛び上がって喜び、すぐさま着ていたものを脱ぎ始めた。


    ジャボーン!


    ジャン「っかー!生き返るぅ!!」

    マルコ「うん、体にお湯がしみわたる感じだよね!」

    ジャン「っくぅ~。おいマルコ、こういう時なんていうか知ってるか」

    マルコ「もちろん!っせーの!」




    ジャン・マル「極楽ぅ~!!」ハアァ~♪




    ジャン「…!…そ、そういえばよ…」


    マルコ「なんだい、ジャン?」

    ジャン「サシャと…その…ミカサも…温泉の場所教わったって、い、言ってた…よな!?」

    マルコ「ああ、そういえば…」

    ジャン「ってことは…ってことはだ!こ、ここここ…」

    マルコ「落ち着いて、ジャン」

    ジャン「こ、混浴ってやつか!?」ザバッ

    マルコ「ジャン、顔真っ赤だよ」クスクス

    ジャン「ば…バカ!違ぇよ!こ、これは…そう、温泉!温泉のせいだ!!」

    マルコ「来るかな、あの二人?」

    ジャン「お、俺は別にっ、気にしてなんか…ないからなっ。けど俺、結構長風呂だから!」


    マルコ「(普段カラスの行水なのに…w)うん、わかったよ。ゆっくり温泉を楽しもうね」





    小一時間経過





    マルコ「ね~、ジャン。もうあきらめない?」フー、アツイアツイ

    ジャン「な、なんの!俺は…まらまら…」フニャ~ ←全身真っ赤

    マルコ「いやもう完全にのぼせてるよ?」

    ジャン「み、みかしゃ~」ボー

    マルコ「もう!帰るよってば!!」グイ



    煩悩と温泉にのぼせたジャンを担ぐようにして温泉を後にしたマルコであった。
  23. 24 : : 2014/06/18(水) 23:00:38




    ジャン「ふにゃ~」グッタリ

    マルコ「もう、こんなになるまで意地張って…」パタパタ ←扇いでる



    湯から出た後しばらく涼み、それでものぼせが収まらない相棒にどうにかこうにか服を着せ、肩を貸しながら山道を歩きだす。




    マルコ「この後の道は歩きやすい道でよかった…」



    引きずるようにジャンとその荷物を担ぎ、山道を下る。




    ジャン「マルコぉ…」

    マルコ「なに?気持ち悪くなっちゃった?」


    ジャン「悪ぃな…せっかく…誕生日…なのに…」ヨロヨロ

    マルコ「…気にしないで。サプライズのお祝い、ありがとう。嬉しかったよ…」ズルズル




    ジャン「…マルコ」

    マルコ「…なに?」

    ジャン「…いつもいつも、お前には世話かけてばっかりだ…」

    マルコ「何言ってんの」

    ジャン「俺は…思ったことをついそのまま口にしちまうし…喧嘩もしょっちゅうだし…」

    マルコ「うん、」


    ジャン「こんな俺に、いつも笑って付き合ってくれてよ、その…ありがとう//」

    マルコ「あははは。…僕はジャンの、そういう飾らなくてまっすぐでわかりやすいところ、好きだよ」

    ジャン「あ゛?」

    マルコ「だから、僕のほうこそ、ありがとう」


    ジャン「…おぅ…」ヨロヨロ



    マルコ「だからさ、あとちょっとだから、頑張って歩いてよ!」ヨイショ

    ジャン「…すまない…」ヨロヨロ

    マルコ「いいって。でも、『おうちに帰るまでが遠足』だからね!」

    ジャン「…おう…それもあれか、お前のハイキングのお約束か」

    マルコ「そうだよ!遠足にはおにぎり!おうちに帰るまで気を抜かない!僕のおきてだよ!!」

    ジャン「は、はは。そうか、覚えておくぜ…」




    背中の荷物のてるてる坊主が、二つ並んで揺れていた。
  24. 25 : : 2014/06/18(水) 23:42:57



    訓練兵団訓練所


    コニー「お!ようやく帰ってきたぞ!!」

    フランツ「あれ?なんか様子が変じゃない?」

    ハンナ「なんか、担がれてない?」

    ミーナ「あれ…ジャンじゃないの!だ、大丈夫!?」


    訓練所の入り口まで戻ったマルコとジャンを同期たちが見つけて駆け寄ってきた。

    口々に、ジャンを気遣う言葉を発する。

    それらの言葉を制するように、だが穏やかにマルコは返答する。



    マルコ「ちょっと気分が悪くなっただけだよ。陽気が強かったからね。日射病みたいなものだと思うよ」


    ジャン(マルコ…湯あたりだってのは黙っててくれるんだな…お前ってやつは…)



    何名かでマルコの背からジャンを降ろし、横になれる場所まで連れて行く。



    コニー「大変だったな、マルコ!一人で担いできたのか?」

    フランツ「ジャンと君とじゃ、そう違わない体格なのに。よくここまで戻ってこれたね…!」



    友人たちの驚きと労いの言葉にマルコはゆったりと微笑んで言った。



    マルコ「ジャンはゆっくりだけど、ちゃんと歩いてくれたし…それに…」




    マルコ「おうちに帰るまでが遠足だから、ね!」ニッコリ



    遠足…もとい、山岳踏破訓練はこうして幕を閉じた
  25. 26 : : 2014/06/18(水) 23:43:39
    エピローグ


    教官への帰還報告をして宿舎に戻ったマルコ。

    自室に戻ろうと廊下を歩いていると…。


    アルミン「マルコ!」

    マルコ「やぁ、アルミン。君も無事に戻れてよかった」

    アルミン「うん、かなりきつかったけど、何とか戻れたよ。それでさ」

    マルコ「うん、なんだい?」

    アルミン「君に折り入って相談があるんだ…食堂で、話せるかな…」


    急に真剣な表情になるアルミン。この賢い同期生は、立体機動装置の整備についてよく話し合う友人だ。



    マルコ「君が相談したいなんて…よほどの事情なんだろうね。僕でよければ、喜んで」

    アルミン「よかった。ごめんね、訓練のあとで疲れているときに」


    アルミンとともに、食堂へと移動する。

    食堂の扉を開けると…



    「ハッピーバースデー!マルコ!!!」



    たくさんのクラッカーの破裂音とともに、祝いの言葉が出迎えた。



    アルミン「…君の誕生日のお祝いについて、相談したくてさ」テヘッ

    アルミンはペロッと舌を出して言った。




    エレン「おめでとう!マルコ!頂上からの俺の声聞こえてたか?」

    ミカサ「おめでとう、マルコ。私も、久しぶりに大きな声を出した」

    サシャ「おめでとうございます!マルコ!今日は特別に食堂のおばちゃんがケェキを焼いてくれました!」ジュル

    ライナー「無事に下山できてよかった、マルコ。おめでとう」

    ベルトルト「おめでとう、マルコ」

    クリスタ「マルコ、大変だったね…無事でよかった…おめでとう!」

    ユミル「今日は柄にもなく私も大声出したよ。おめでとう」

    コニー「コダマってやつ、あいつすげーな!俺が言ったそのまま返してきたぜ!おめでとう、マルコ!」

    フランツ「コニー、こだまは人じゃないんだよ…。マルコ、おめでとう」




    次々とかけられるおめでとうの言葉の洪水。

    それはやがて、ハッピーバースデーの合唱に代わり…




    一同「♪ハッピーバースデー トゥ ユー!」




    ろうそくのついたケーキが目の前に運ばれてきて、マルコは一息に火を吹き消した。




    マルコ「皆…皆、ありがとう…」ウルッ




    マルコ(おばあちゃん、僕は本当にいい仲間に恵まれています。皆、僕の自慢の友達です)



    マルコの心の声に呼応するように、どこから吹いたか、風が頬を撫でた。



    『よくできました』




    天からの声が聞こえた気が、した。






    【完】
  26. 27 : : 2014/06/18(水) 23:53:56
    テーマ曲『マル・マル・モリ・モリ』←ドラマ「マルモのおきて」より

    ドラマを観ていなかったので(笑)
    歌詞をベースに思いつくままお話を進行しました。
    ドラマのファンの方、ちょっともかすっていなくてすみませんでした(笑)



    執筆終了にあたり、途中でコメントいただいた皆様に厚く御礼申し上げます。


    自宅憲兵団の神楽さま、submarineさま、おぼろん(ダイソン)さま、88@ダーリンは卿様♪ウサギの着ぐるみ☆さま、

    皆様のコメント、本当に励みになりました。


    終了後の読者様の読みやすさを優先し、途中のコメントを編集させていただきましたが、感謝の気持ちは変わりません。


    見切り発車で始めたマルコのお誕生日SS、無事に終わってホッとしています。

    尊敬する作家の皆様にコメントやお星さまをいただけて、私は幸せ者です。
    本当にありがとうございました!
  27. 28 : : 2014/06/19(木) 01:22:06
    ふらっと読みにきたんですが、この違和感のなさ、やはりなすたまさんでしたか!!
    本当にクロスさせるのがお上手ですね!
  28. 29 : : 2014/06/19(木) 06:59:10
    ほのぼのいいお話でした。

    マルコは本当に善良ないいこですよね。
    全部において優等生ですし。

    歌とのシンクロも上手くて、流石だと思いました。

    そう言えば、私もジャンも温泉でのぼせさせてました。

    のぼせキャラなイメージですよね、奴は(笑)
  29. 30 : : 2014/06/19(木) 07:43:18

    なすたまさん、この子達どこに売ってますか?!
    みんないい子で可愛くて…まとめて大人買いしたいです…(笑)
    マルモの歌の明るさに乗ってお話が進み、最後の台詞では泣かされました。
    こういう何気ない日常に差し込まれた感動、大好物です。
    執筆お疲れ様でした。そしてありがとうございました(。-_-。)
  30. 31 : : 2014/06/19(木) 07:59:57
    >>30私は本気で買いたいんだがww
    とてもいい話でした!!!
  31. 32 : : 2014/06/19(木) 09:29:06
    (大切に育てるのでこの子たちください笑。よくできました、マルコはまさにそう言いそうです!ようやく読めて良かったです!)
  32. 33 : : 2014/06/19(木) 10:12:07
    >>30私も言い値で買おう!

    マルコ天使だ!お誕生日おめでとう!

    とっても良いSSでした!104期のみんなもキース教官もいい演出してましたね。とても幸せな気持ちになりました!
  33. 34 : : 2014/06/19(木) 20:24:35
    >>28
    ジョンさん
    ありがとうございます。
    違和感なく書けていたなら良かったです。
    クロスできてますか?(笑)


    >>29
    ありゃりゃぎさん
    ほのぼののまま終えてみました(笑)
    言われてみれば、たしかに!
    ありゃりゃぎジャンものぼせてましたね!
    長湯はできないタイプですよね、彼(笑)



  34. 35 : : 2014/06/19(木) 20:40:14
    >>30
    >>31
    >>32
    >>33

    買いたい・育てたいお兄さんお姉さんがこんなに(笑)
    ちょっと可愛くなりすぎちゃいましたよね、104期w
    マルコといると、皆毒気を抜かれちゃうんです、きっと。

    >月子さん
    調査兵団に入ったジャンが回想する、ってのも考えたのですが、可愛いマルモの歌が切なくなりすぎるのと、せっかくお誕生日なのでハッピーなままにしちゃいました(笑)

    >エレン&アニ&兵長ハッピーエンド期待!さん
    訓練の日常のヒトコマの話で、盛り上がりに欠けたかなと思っていたので、そう言っていただけて光栄です!

    >Artさん
    読んでくださってありがとうございます!
    私がSSを始めたきっかけは貴方のSSなので、貴方に褒めて貰えるのは私にとって特別です(笑)

    >キミドリさん
    幸せな気持ちになっていただけましたか!?
    嬉しいです!
    特にキース教官の動きに注目していただけたのが嬉しいです(笑)
    実は彼に小ネタを振るのが好きなんです、私(笑)
    ありがとうございます!




  35. 36 : : 2014/06/20(金) 10:43:57
    みなさんが言ってる通り、みんな可愛かったです。
    なすたまさん、「よくできました。」笑
    ・・・初めましてなのにすみません。面白かったです。
  36. 37 : : 2014/06/20(金) 13:01:43
    >>36
    如月みつきさん

    はじめまして!
    「よくできました」いただきました!(笑)

    感想ありがとうございます!
  37. 38 : : 2014/06/20(金) 20:18:55
    執筆お疲れ様でした。
    やまびこの描写が可愛らしくて、読みながらわたしも山に向かってお祝いを言いたくなってしまいました。笑
    最後の締めもとっても綺麗ですね、流石です!
  38. 39 : : 2014/06/20(金) 21:44:15
    >>38
    マリンさん
    読んでいただいてありがとうございます!

    マルコ好きのマリンさんに褒めていただけるとは…!
    私はとてもうれしいです。
  39. 41 : : 2014/06/27(金) 21:19:29
    >>40
    アロマさん

    歌詞とともにマルコとジャンでのマルモリダンスを想像していただけると可笑しさ倍増です(笑)

    面白いと言っていただけて嬉しいです!
    お星さまもありがとうございます!
  40. 42 : : 2014/06/28(土) 03:09:00
    やっぱりジャンとマルコの友情は最高ですね

    この作品のほのぼのとした感じが私の理想の的の中心を射抜いていてビックリです

    素敵な作品でした
  41. 43 : : 2014/06/28(土) 15:59:28
    >>42
    ほのほのさん

    ちょっと可愛くなりすぎたかなと思っていたので、理想の的の中心と言っていただけて本当にうれしいです!
    ジャンとマルコ、可愛い友人同士で大好きなんです。

    お星さまもつけていただいて、ありがとうございます!
  42. 44 : : 2014/06/30(月) 22:31:43
    初めましてっ。

    執筆お疲れさまですっ!!!!
    とりあえず、もう皆かわいいですねっ。

    マルコ天使ーっ♪♪♪うひゃああああああああああああああああああああああああああああああああああ

    思わず、この子たちを守ってあげたい症候群にとりつかれそうです(笑。
    キース教官のウィンクで完全に腹筋崩壊しました。
    ほのぼの、ふんわり、ふわふわり~んとした雰囲気大好きですっ!

    素敵な作品ありがとうございました(#´ω`#)ノ
  43. 45 : : 2014/06/30(月) 23:37:15
    >>44
    砂糖楽夢音さん、はじめまして。コメント&お星さまありがとうございます!

    守ってあげたい症候群(笑)
    マルコ天使を中心に、邪気のないわちゃわちゃ感がウリの104期になりました。ほのぼの楽しんでいただけて嬉しいです。
    ぜひ守ってあげてくださいw

    キース教官のウインク、意外にチャーミングだと思いますよ!?(笑)
  44. 46 : : 2014/10/24(金) 16:46:57
    いいお話でした。←イマサラ

    お疲れ様です。
  45. 47 : : 2014/10/24(金) 18:44:45
    >>46自由の翼さん

    掘り起こしてくださってありがとうございます♪

    嬉しいです。
  46. 48 : : 2014/11/13(木) 21:16:23
    こちらの作品も、大幅に修正しました。

    テーマ曲を知らなくても楽しめると思いますし、テーマ曲を脳内再生しつつお読みいただけると、一層楽しんでいただけると思います。


    以前の作品をご存知の方も、修正後の作品を読んでいただけたら本望です。
  47. 49 : : 2020/10/06(火) 09:16:42
    高身長イケメン偏差値70代の生まれた時からnote民とは格が違って、黒帯で力も強くて身体能力も高いが、noteに個人情報を公開して引退まで追い込まれたラーメンマンの冒険
    http://www.ssnote.net/archives/80410

    恋中騒動 提督 みかぱん 絶賛恋仲 神威団
    http://www.ssnote.net/archives/86931

    害悪ユーザーカグラ
    http://www.ssnote.net/archives/78041

    害悪ユーザースルメ わたあめ
    http://www.ssnote.net/archives/78042

    害悪ユーザーエルドカエサル (カエサル)
    http://www.ssnote.net/archives/80906

    害悪ユーザー提督、にゃる、墓場
    http://www.ssnote.net/archives/81672

    害悪ユーザー墓場、提督の別アカ
    http://www.ssnote.net/archives/81774

    害悪ユーザー筋力
    http://www.ssnote.net/archives/84057

    害悪ユーザースルメ、カグラ、提督謝罪
    http://www.ssnote.net/archives/85091

    害悪ユーザー空山
    http://www.ssnote.net/archives/81038

    【キャロル様教団】
    http://www.ssnote.net/archives/86972

    何故、登録ユーザーは自演をするのだろうか??
    コソコソ隠れて見てるのも知ってるぞ?
    http://www.ssnote.net/archives/86986

    http://www.ssnote.net/categories/%E9%80%B2%E6%92%83%E3%81%AE%E5%B7%A8%E4%BA%BA/populars?p=12
  48. 50 : : 2020/10/27(火) 14:02:41
    http://www.ssnote.net/users/homo
    ↑害悪登録ユーザー・提督のアカウント⚠️

    http://www.ssnote.net/groups/2536/archives/8
    ↑⚠️神威団・恋中騒動⚠️
    ⚠️提督とみかぱん謝罪⚠️

    ⚠️害悪登録ユーザー提督・にゃる・墓場⚠️
    ⚠️害悪グループ・神威団メンバー主犯格⚠️
    10 : 提督 : 2018/02/02(金) 13:30:50 このユーザーのレスのみ表示する
    みかぱん氏に代わり私が謝罪させていただきます
    今回は誠にすみませんでした。


    13 : 提督 : 2018/02/02(金) 13:59:46 このユーザーのレスのみ表示する
    >>12
    みかぱん氏がしくんだことに対しての謝罪でしたので
    現在みかぱん氏は謹慎中であり、代わりに謝罪をさせていただきました

    私自身の謝罪を忘れていました。すいません

    改めまして、今回は多大なるご迷惑をおかけし、誠にすみませんでした。
    今回の事に対し、カムイ団を解散したのも貴方への謝罪を含めてです
    あなたの心に深い傷を負わせてしまった事、本当にすみませんでした
    SS活動、頑張ってください。応援できるという立場ではございませんが、貴方のSSを陰ながら応援しています
    本当に今回はすみませんでした。




    ⚠️提督のサブ垢・墓場⚠️

    http://www.ssnote.net/users/taiyouakiyosi

    ⚠️害悪グループ・神威団メンバー主犯格⚠️

    56 : 墓場 : 2018/12/01(土) 23:53:40 このユーザーのレスのみ表示するこの書き込みをブックマークする
    ごめんなさい。


    58 : 墓場 : 2018/12/01(土) 23:54:10 このユーザーのレスのみ表示するこの書き込みをブックマークする
    ずっとここ見てました。
    怖くて怖くてたまらないんです。


    61 : 墓場 : 2018/12/01(土) 23:55:00 このユーザーのレスのみ表示するこの書き込みをブックマークする
    今までにしたことは謝りますし、近々このサイトからも消える予定なんです。
    お願いです、やめてください。


    65 : 墓場 : 2018/12/01(土) 23:56:26 このユーザーのレスのみ表示するこの書き込みをブックマークする
    元はといえば私の責任なんです。
    お願いです、許してください


    67 : 墓場 : 2018/12/01(土) 23:57:18 このユーザーのレスのみ表示するこの書き込みをブックマークする
    アカウントは消します。サブ垢もです。
    もう金輪際このサイトには関わりませんし、貴方に対しても何もいたしません。
    どうかお許しください…


    68 : 墓場 : 2018/12/01(土) 23:57:42 このユーザーのレスのみ表示するこの書き込みをブックマークする
    これは嘘じゃないです。
    本当にお願いします…



    79 : 墓場 : 2018/12/02(日) 00:01:54 このユーザーのレスのみ表示するこの書き込みをブックマークする
    ホントにやめてください…お願いします…


    85 : 墓場 : 2018/12/02(日) 00:04:18 このユーザーのレスのみ表示するこの書き込みをブックマークする
    それに関しては本当に申し訳ありません。
    若気の至りで、謎の万能感がそのころにはあったんです。
    お願いですから今回だけはお慈悲をください


    89 : 墓場 : 2018/12/02(日) 00:05:34 このユーザーのレスのみ表示するこの書き込みをブックマークする
    もう二度としませんから…
    お願いです、許してください…

    5 : 墓場 : 2018/12/02(日) 10:28:43 このユーザーのレスのみ表示する
    ストレス発散とは言え、他ユーザーを巻き込みストレス発散に利用したこと、それに加えて荒らしをしてしまったこと、皆様にご迷惑をおかけししたことを謝罪します。
    本当に申し訳ございませんでした。
    元はと言えば、私が方々に火種を撒き散らしたのが原因であり、自制の効かない状態であったのは否定できません。
    私としましては、今後このようなことがないようにアカウントを消し、そのままこのnoteを去ろうと思います。
    今までご迷惑をおかけした皆様、改めまして誠に申し訳ございませんでした。
  49. 51 : : 2023/07/04(火) 14:51:43
    http://www.ssnote.net/archives/90995
    ●トロのフリーアカウント(^ω^)●
    http://www.ssnote.net/archives/90991
    http://www.ssnote.net/groups/633/archives/3655
    http://www.ssnote.net/users/mikasaanti
    2 : 2021年11月6日 : 2021/10/31(日) 16:43:56 このユーザーのレスのみ表示する
    sex_shitai
    toyama3190

    oppai_jirou
    catlinlove

    sukebe_erotarou
    errenlove

    cherryboy
    momoyamanaoki
    16 : 2021年11月6日 : 2021/10/31(日) 19:01:59 このユーザーのレスのみ表示する
    ちょっと時間あったから3つだけ作った

    unko_chinchin
    shoheikingdom

    mikasatosex
    unko

    pantie_ero_sex
    unko

    http://www.ssnote.net/archives/90992
    アカウントの譲渡について
    http://www.ssnote.net/groups/633/archives/3654

    36 : 2021年11月6日 : 2021/10/13(水) 19:43:59 このユーザーのレスのみ表示する
    理想は登録ユーザーが20人ぐらい増えて、noteをカオスにしてくれて、管理人の手に負えなくなって最悪閉鎖に追い込まれたら嬉しいな

    22 : 2021年11月6日 : 2021/10/04(月) 20:37:51 このユーザーのレスのみ表示する
    以前未登録に垢あげた時は複数の他のユーザーに乗っ取られたりで面倒だったからね。

    46 : 2021年11月6日 : 2021/10/04(月) 20:45:59 このユーザーのレスのみ表示する
    ぶっちゃけグループ二個ぐらい潰した事あるからね

    52 : 2021年11月6日 : 2021/10/04(月) 20:48:34 このユーザーのレスのみ表示する
    一応、自分で名前つけてる未登録で、かつ「あ、コイツならもしかしたらnoteぶっ壊せるかも」て思った奴笑

    89 : 2021年11月6日 : 2021/10/04(月) 21:17:27 このユーザーのレスのみ表示する
    noteがよりカオスにって運営側の手に負えなくなって閉鎖されたら万々歳だからな、俺のning依存症を終わらせてくれ

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