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エレン「ワタシ・アナタ・ワタシ」※エレチー

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  1. 1 : : 2014/06/07(土) 13:55:41














    ワタシハアナタヲマモリタイ













    ソレヲアナタハユルサナイ

















    「シネ、クソヤロウ」













    ナガレテクジカンダケガ













    イトオシクテ、













    「コレ、アゲル。コレデサムクナイ。」













    「ありがとう……エレン……」













    イトオシクテ……
  2. 2 : : 2014/06/07(土) 14:02:57
    此処は壁外。





    とても広い、広い、心の様な草原。






    そこに、一人の子供が倒れていた。













    整った顔。汗で額に張り付いた茶髪。少しだけ動いている手。













    その顔は、必死にこの世を生きているような顔だった。













    そこに立つ、青目の男。













    かなり思いつめた様な顔は、











    その幼い子供に向けられていた。













    少し大きめの革鞄から取り出した注射。













    その中に入っている透き通った液体は、よく見ると、とても、とても、濁っていた。












  3. 3 : : 2014/06/07(土) 15:26:35
    それを青目の男は子供の腕に優しく刺す。













    「すまない、エレン。お前に私がしてあげられる事は、これしかないんだ……」













    そうボソりと呟き、青目の男は去っていった。
  4. 4 : : 2014/06/07(土) 15:37:55








    人類に天敵と言う天敵はいない……はず……













    そんなことはない。













    壁の外には、大きな人、”巨人”がいる。













    壁の外を歩けば、そんなもの、すぐに見つかる。













    ほら、ほら、













    そこにも……
  5. 5 : : 2014/06/07(土) 15:42:22
    危険な壁外で、すやすや眠る。いや、気を失っている少年、エレンは……


















    人生最大の危機を迎えていた。












    目の前に迫る巨人、子供に手を伸ばす。誰もが恐怖するこの光景は、













    3秒足らずで崩れた!













    周りの草を染める、













    血!血!血!









  6. 6 : : 2014/06/07(土) 15:47:38
    世の中には、奇跡を起こすものがいる。













    大岩を素手で砕くもの……






    極寒の海を渡りきるもの……








    未来を見通すもの……













    ここに今、只の子供が奇跡を起こした。













    はじけ飛ぶ巨人がいる。意識を失う子供がいる。













    そして直ぐに、周りの巨人も爆ぜ飛び始めた。













    パンパンパンパンパンパンパンパンパンパンパンパンパンパンパンパンパンパンパン










    周りに巨人と言う巨人が全て居なくなった頃……
  7. 7 : : 2014/06/07(土) 15:48:03
    起きる、子供。
  8. 8 : : 2014/06/07(土) 15:48:27
    お!なんだこれは
    期待!
  9. 9 : : 2014/06/07(土) 15:58:03
    先程の可愛らしい寝顔とは全く違う、死んだ様な顔。













    エレン「オレ、ダレダ。オレ、エレン。」








    エレン「ミンナ、コロス。」











    エレン「イヤ、エレン。」
  10. 10 : : 2014/06/07(土) 17:24:16
    エレン「イマスグ、イク。イケ。」ビュン












    巨人「」パァン













    エレン「ヨワイ。」シュタタタタタタ








    エレン「シネ」













    巨人×15「」パァン













    この強さは、キチガイ。8歳程度の少年が、馬並みの速さで走りながら、
















    巨人を操り、自分の意のままに潰し、爆ぜさせていた。













  11. 11 : : 2014/06/07(土) 17:26:13
    それは、まさに人類の恐怖と希望、2つだった。












    エレン「チイサナ、カベ。」
  12. 12 : : 2014/06/08(日) 08:38:51
  13. 13 : : 2014/06/08(日) 08:46:47
    エレン「トビコエル」タン!













    飛び散る草。深く削れた地面。













    嗚呼、化物だ。













    エレン「」スタッ

    エレン「ココガ、ウォールマリア……」

    エレン「……」

    エレン「シタガシガンナカ……」

    エレン「イク、チカガイ。」タン!













    少年が壁を蹴る。本当は強固なはずの壁は、いとも簡単に崩れた。













    少年の足によって!!!!!!!!!!












    ハンネス「なんだ……あれは……」
  14. 14 : : 2014/06/08(日) 08:47:22
    嗚呼、この世界……






























  15. 15 : : 2014/06/08(日) 08:48:45
    ―人は、成功も、堕落もできる。―

    ―だらくからの
  16. 16 : : 2014/06/08(日) 08:49:14
    ―成功もあるが、











  17. 17 : : 2014/06/08(日) 08:49:38
    成功からの堕落もある―












  18. 18 : : 2014/06/08(日) 08:52:57
    今、ここに、人生を一番長く過ごしているものがいた。













    リヴァイ「クソ弱いィ……」













    ここに、1人。その名を、リヴァイ。













    彼は、堕落の象徴だ。26になっても。
  19. 19 : : 2014/06/08(日) 09:23:19
    リヴァイ「さ、次だ」








    ゴロツキか
  20. 20 : : 2014/06/08(日) 09:27:19
    ゴロツキ共「イエッサー!」













    バゴォォォォォァォォォォォォォォアォォオン













    リヴァイ「……なんだ……」













    ゴロツキ共「」ドサッ












    リヴァイ「誰だ!?」
  21. 21 : : 2014/06/08(日) 09:44:43
    良く分からない人のために状況を説明しよう。






    ここは王都の地下街。






    そこのゴロツキ共の一大勢力、アッカーマン党。













    そこで彼らは他の勢力と闘いを繰り広げていた。













    棟梁のリヴァイの活躍で、敵は壊滅したが、













    そこに乱入した……
  22. 22 : : 2014/06/08(日) 09:46:16













    生ける悪魔が!!!













  23. 23 : : 2014/06/08(日) 13:41:58
    嗚呼、ガタイのいい男達が一秒も経たずに倒れてゆく。













    リヴァイ「誰だ!?」












    エレン「エレン……」ゴオッ













    リヴァイ「!?」ズザァァァァ












    リヴァイ(化物だな……)


    エレン「ヨワイ。」













    リヴァイ「負けるかょぉ!」












    リヴァイの 素早い回し蹴り。独特のリズムでそれをかわす少年。

    左足に傾いた重心を活かして、少年はリヴァイに思い切り突っ込む。












    リヴァイ「甘い」ヒュォ












    エレン「……」













    よけたリヴァイ。転びそうになるエレンの背中に下す、

    渾身の手槌。

    それは、諸刃の剣だった。













    エレン「オソイ」













    リヴァイの手は、少年に掴まれ、今にも捻られそうになっていた。

  24. 24 : : 2014/06/08(日) 13:48:59
    エレン「!??」ズキンズキン














    突如少年を襲う頭痛。

    だがその痛みに怯みもせず、少年はリヴァイを投げる。

    片手だけで。













    リヴァイ「」ドサァ













    リヴァイ「なんなんだ……お前……」












    エレン「しらない」











    エレン「それだけ」













    リヴァイ(片言じゃ……無くなっている!?)












    地下街に午後を知らせる鐘が鳴る。それは彼とリヴァイの出会いの音。













    ―永遠に続く、儚い音……―












  25. 25 : : 2014/06/08(日) 13:50:11
    最後の素早いはなしで。
  26. 26 : : 2014/06/08(日) 13:50:57
    これでfinです。
    またまだ続きます。

    宜しくお願いします。!!!
  27. 27 : : 2014/06/08(日) 14:02:24
    続きです。↓
    http://www.ssnote.net/archives/18037

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