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進撃のバカテス 第6話  『夏と水着と熱い闇鍋』

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  1. 1 : : 2014/05/22(木) 14:16:29
    これは進撃の巨人とバカテスのコラボです!
  2. 2 : : 2014/05/22(木) 14:27:30
    過去作品




    http://www.ssnote.net/archives/11737
    第1話『バカと俺らの試召戦争』


    http://www.ssnote.net/archives/12340
    第2話『恋と武器と交換戦争』


    http://www.ssnote.net/archives/14475
    第2.5話『旨いと不味と料理対決』


    http://www.ssnote.net/archives/13665
    第3話『覗きと合宿と男の楽園』


    http://www.ssnote.net/archives/15403
    第4話『地図と宝と手作り弁当』


    http://www.ssnote.net/archives/16103
    第4.5話『僕と恋のトライアングル』


    http://www.ssnote.net/archives/16347
    第5話『バカと天才と恋の行方』



    見てみてくださいm(._.)m
  3. 3 : : 2014/05/22(木) 15:21:52





    Aクラスとの戦争が終わって一週間

    そろそろ夏休みになろうとしている


    今日は週末

    俺の悪友のアルミンが泊まりで遊びに来ていた




    エレン「ん?アルミン、何か買ってきたの?」

    アルミン「食べ物をちょっとね」

    アルミン「エレンの家って塩と水くらいしかないしね」




    失礼な、最近は砂糖も手に入ったんだぞ




    アルミン「ちょっとテーブルかりるね」




    そう告げてアルミンがビニール袋をテーブルにおいた




    エレン「差し入れとは嬉しいね」




    アルミンが袋の中からガサゴソと買ってきた物を出した



    ・カップラーメン
    ・パスタ
    ・コーラ
    ・メロンソーダ



    食べ物と飲み物がそれぞれ二つずつある

    これはありがたい





    エレン「アルミンはどっちにするんだ?」




    どっちにする、とはもちろん飲み物と食べ物のことだ

    俺はコーラでもメロンソーダでも、ラーメンでもパスタでも構わない





    アルミン「僕?僕は──」





    きっとアルミンはメロンソーダとパスタを選ぶだろう

    アルミンの好みくらい聞かなくても分かるけどね

    正直、俺はどっちでもいいしな




    アルミン「──コーラとメロンソーダとパスタとラーメンだよ」

    エレン「キサマ!俺には割り箸しか食べさせないつもりだな!」

    アルミン「待った!君は割り箸を食べる気なの!?」

    アルミン「君の思考に少し引いたわ!」




    割り箸を食べようとしている俺を止めるアルミン




    アルミン「それに割り箸を取られたら僕は素手でラーメンを食べる羽目になるだろ」




    確かに、親指と人差し指で麺を挟んで『熱い、熱い』と言いながらラーメンを食べるアルミンの姿

    ちょっと可愛いかも…




    アルミン「割り箸はあげないけど、代わりにエレン用のやつを買ってきてるから」




    そう言ってもう一つの袋をあさる




    エレン「やっぱり買ってきてくれたんだ」


    アルミン「まあね、エレンには色々と世話になってたからね」




    最近、カロリー不足だから助かるな





    エレン「流石アルミン!やさし──」




    優しい、と言おうとしたがやめた

    理由は




    アルミン「はい、エレンの分」




    袋から出てきたのは



    ・こんにゃくゼリー
    ・コーラゼロ
    ・ところてん




    エレン「俺の栄養源がぁあああ!!」




    全てカロリーオフといつ事実に涙した




  4. 4 : : 2014/05/22(木) 16:04:04
    一番だ‼︎期待です‼︎
  5. 5 : : 2014/05/22(木) 20:24:52
    ベルトルト最高さん

    一番おめでとうございます!
    と言ってもあまりコメントがこないのですがね…
    コメントが来るのは嬉しいです!
  6. 6 : : 2014/05/22(木) 21:01:50





    アルミン「気にしないで、僕からの感謝のお礼だから」

    エレン「感謝の気持ちが伝わってこねぇえ!」





    感謝の気持ちまでオフだぞ!





    アルミン「感謝してるよ?FFF団のこととか」

    エレン「この野郎っ!!」





    俺は袋からコーラゼロを取り出した





    アルミン「僕の感謝をそんな風に受け入れるのね」




    アルミンも普通のコーラを手にした





    エレン「決着、つけようぜ?」

    アルミン「望むところさ!」





    水道の水が一滴、落ちる音が聞こえた



    ──ピチャン




    エレアル「「───っ!!」」





    その音と同時に、俺とアルミンは睨み合い、動き始めた




    シャカシャカ(俺とアルミンがペットボトルを振る音)

    ブシャアアァ(お互いに向けてコーラを発射する音)

    バタバタバタ(俺とアルミンが目を押さえてのたうち回る音)




    エレアル「「目が、目がぁぁああぁあ!!」」




    染みる!コーラが目に染みる!!




    エレン「やってくれたなアルミン」

    アルミン「エレンこそ、僕と考えが同じとは」

    アルミン「だが、ここからは真剣勝負だ!」

    エレン「俺だって!」




    そしてアルミンはメロンソーダを、俺はところてんを武器に、お互いの尊厳を掛けた戦いが始まった



  7. 7 : : 2014/05/23(金) 19:38:11
    ところてんwwwおいwwwwww
    KITAI★☆〜(ゝ。∂)
  8. 8 : : 2014/05/23(金) 19:58:16
    エレン&アニ&兵長ハッピーエンド期待!さん

    ところてんでどう戦うのかは分かりませんがとりあえずところてんですww
    コメントマジ嬉しいです!!
    。・゜・(ノД`)・゜・。
  9. 9 : : 2014/05/23(金) 20:58:36





    エレン「アルミン、一時休戦にしないか?」

    アルミン「そうだね」





    気がつけば、ゼリーやらところてんやらで体中ベトベトになっていた

    正直気持ち悪い





    アルミン「お風呂借りてもいい?」




    どうやらアルミンも俺と同じのようだ




    エレン「部屋を出て右側にあるぞ」

    アルミン「ありがと」




    アルミンがベトベトのシャツを摘まみながら立ち上がり風呂場に向かった

    バサバサと服を脱ぐ音が聞こえた




    エレン「そうそう言い忘れてたけど」

    アルミン「なに?」




    風呂場から聞こえるドア越しからの声

    その少し後に蛇口をひねる音が聞こえた




    エレン「ガス、止められてるんだ」

    アルミン「ふぁぁああっ!?」




    ガチャ、ズカズカズカ




    アルミン「先に言えやクソ野郎」




    アルミンが体を震わせながら出てきた




    エレン「ごめんごめん、冷水を心臓のあたりからやると体に悪いから」

    エレン「まずは手や足の先から水をかけるといいんだぞ」

    アルミン「誰が冷水シャワーの使い方を教えろと言った!?」

    エレン「そんなに熱くなるなよ。あ、そうだ冷水シャワーでも浴びて冷静に」

    アルミン「浴びたから熱くなってるんだよ!?」




    全く、なんでこいつはそんなに熱くなっているんだ

    せっかく冷水シャワーの使い方を教えてあげたのに




    アルミン「もういい!僕は外でお風呂に入る!」

    エレン「外って言っても、もう夜中だぞ?」

    アルミン「夜中でもやってるところがあるんだよ」

    エレン「本当か?」



  10. 10 : : 2014/05/24(土) 06:35:38
    期待*・゜゚・*:.。..。.:*・'(*゚▽゚*)'・*:.。. .。.:*・゜゚・*
  11. 11 : : 2014/05/24(土) 18:48:57
    期待!
  12. 12 : : 2014/05/24(土) 21:11:49
    アルミん大好きさん
    名無しさん

    期待ありがとうございます!
  13. 13 : : 2014/05/24(土) 22:12:39
    ーーーーーー
    ーーーー
    ーー




    鉄人「それでお前らは学校のプールを使ったのか?」




    二時間後、近所の人が学校から変な声が聞こえると通報があったらしく、学校の先生が何人か呼び出された

    そして今に至る




    エレン「だってアルミンが!」

    アルミン「元凶はエレンだろ!」

    エレン「お前がカロリーオフの飲食を買ってくるから!」

    アルミン「君がガス代を払ってないからだろ!」

    鉄人「……もういい。よくわかった」




    鉄人が額に手を当てて溜息をつきながら言った




    エレン「分かってくれましたか鉄じ──西村先生」

    アルミン「それじゃあ失礼します」




    俺とアルミンが立ち上がると、頭に衝撃的な痛みが走った




    鉄人「何をしている二人とも」

    エレン「痛い!痛いですよ鉄人!!」

    アルミン「頭がぁぁああ!!バカになる!!」

    鉄人「誰が帰っていいと言った?」

    アルミン「だってよくわかったって!」

    鉄人「それはお前たちがどれだけバカなのかがよくわかったってことだ」

    エレン「なっ!こいつはともかく俺はバカじゃありません!」

    アルミン「観察処分者が何を言う!」

    鉄人「黙れ!!」




    鉄人の手が俺とアルミンのこめかみをグググと潰してくる




    エレン「わか、分かりま、した…」

    アルミン「しず、かにし、ま、す」

    鉄人「よろしい。では帰る前に恒例のやつをやるぞ」

    エレン「はい…」

    アルミン「ハァ…」




    その後、三時間みっちり反省文と鬼の補習を受けた

    終わった時間は12時を過ぎていた




    エレン「もう真夜中だぞ?」

    アルミン「そうだね」

    鉄人「あ、お前らちょっと待て」




    補習が終わり帰ろうとした途端、鉄人に呼び止められた




    エレン「なんですか?鬼の鉄人」

    鉄人「あと一時間補習受けるか?」

    エレン「西村先生!」

    鉄人「ハァ…お前らには罰としてプール掃除をしてもらうからな」

    エレアル「えぇぇええ!!」

    鉄人「しっかりできたらプールを使ってもいいぞ」

    エレアル「「頑張ります!」」




    よ〜し!頑張るぞ!




  14. 14 : : 2014/05/25(日) 16:25:01
    鬼の鉄人先生笑
    早くプールプール(๑òωó๑)
  15. 15 : : 2014/05/25(日) 16:35:52
    アルミンSS大好きさん

    あと少しでプールですよ〜
  16. 16 : : 2014/05/25(日) 17:03:08





    エレン「というわけで、プール掃除を手伝ってく─」

    ジャン「断る!」

    コニー「女子が入っていないプールにようはない!」




    はい、即答

    なんて邪悪で非道で冷酷で悪魔の末裔なんだ




    エレン「そう言わないで、な?」

    ジャン「それにプール掃除はお前たちの罰だろ?」

    エレン「そ、それは…」

    アルミン「掃除したらプールを使えるんだよ?」

    アルミン「だからさ、一緒に掃除してプールで遊ぼうよ」

    ジャン「掃除っていうのが面倒なんだよ」

    コニー「そーだそーだ!」

    エレン「俺だってめんどくせえよ!だからお前たちに手伝ってもらおうと…」





    ジャンとヒッソリーニの目線が俺を貫いてきた




    ジャン「そうか、エレンはそんな気持ちで俺たちを誘っていたのか」

    コニー「この邪悪で非道で冷酷な悪魔の末裔が!」

    エレン「なんで俺が思っていたことを!」




    またまた目線が痛い




    アルミン「もうエレンは黙ってて!!」

    アルミン「エレンは喋ればボロが出まくりなんだよ」

    エレン「悪かったよ」

    アルミン「ホントだよ!」

    ジャン「とにかく、俺たちは手伝わないぞ」

    アルミン「お願いだから手伝ってください!」

    アルミン「プールを使うときは、ミカサやアニ、クリスタにミーナやサシャも誘うつもりだよ!」

    コニー「カメラを用意する!」

    ジャン「おい!コニー!」

    ジャン「とにかく俺はやらねぇぞ!」

    アルミン「ならいいや」

    ジャン「じゃあ俺は帰るぞ」




    ジャンがその場を去ろうとした時



    アルミン「あ、そうだ!ヒッチも誘おっと!」

    ジャン「プール掃除、楽しみだな!」

    アルミン「ちょろいな」




    流石はアルミンだ。あの口説き方、凄すぎる

    俺がライバルとして認めただけのことはある




    エレン「よくやったなアルミン!」

    アルミン「うん。プール掃除は明日の午前中だから」

    ジャン「女子には掃除はさせないよな?」

    アルミン「当たり前だろ?」

    アルミン「午前中に終わらせて、午後になったら遊ぶからね」

    コニー「午前の何時集合だ?」

    アルミン「八時くらいかな」

    コニー「了解だ」

    アルミン「みんな、絶対来てね」

    「「「おう!」」」




  17. 17 : : 2014/05/25(日) 17:29:56




    そして次の日の九時頃




    エレン「…」




    俺は今目覚まし時計を見て言葉を失った




    エレン「寝坊したぁぁああああ!!!」




    約束の時間は八時、今は九時

    家から学校は急いで三十分

    準備で十分




    エレン「やべぇぇええええ!!」



    俺は急いで準備をして家を飛び出た




  18. 18 : : 2014/05/25(日) 17:31:03
    頑張れー!
  19. 19 : : 2014/05/25(日) 17:33:51
    意味の分からないログアウトが赤点を襲う
    。・゜・(ノД`)・゜・。

    >>19
    これわいです


    いちごさん

    頑張ります!
  20. 20 : : 2014/05/25(日) 17:34:21
    間違えた>>17がわいです
  21. 21 : : 2014/05/25(日) 18:13:09
    面白い、特にところてんで戦うところが、バカテスもいいけど進撃チームでやるのも面白いですね!
  22. 22 : : 2014/05/25(日) 20:29:45
    もうすぐだー( ̄▽ ̄)ニヤニヤ
    あれ?そういえばジャンってヒッチを好きだったっけ?
    それとあのマンガの中に入れる機械作ったってやつもお願いします(アルアニになりそうだから)m(_ _)m
  23. 24 : : 2014/05/25(日) 20:38:34
    いまのうちに誤っときますすいません(>人<;)
  24. 25 : : 2014/05/25(日) 21:29:49
    猫好きさん

    ところてんは小説から持ってきました
    ちなみになぜこのSSを書こうと思ったのかというと、アルミンが少し雄二に似てる?と自分の中で思ったので始めました


    アルミンSS大好きさん

    進撃のバカテスの第2話でジャンとヒッチがムフフな関係になりましたよ
    あと、あの名無しさんは何故かログアウトしていた私です
    でも別にじゃまではないので気にしないでこれからもこのSSを読んでいてください
    逆にコメントがきて嬉しいくらいです
  25. 26 : : 2014/05/25(日) 21:36:03
    あと、マンガのやつはこのSSが書き終わったら少し書こうと思います
    書き終わった頃には忘れているかもしれないのでもし忘れていたら教えてください
  26. 27 : : 2014/05/25(日) 21:54:37





    エレン「悪い!寝坊した!」




    学校に着きプールの掃除をしている三人に頭を下げながら謝った





    アルミン「別に大丈夫だよ。気にしてないから」

    ジャン「寝坊くらい誰にでもある」

    コニー「早く終わらせようぜ!」




    思っていたより優しく俺を迎えてくれた

    でもその優しさが妙に引っ掛かった

    ま、特に何もなさそうだし、アルミンに言われた通り、気にしないでおこう





    エレン「おう!」




    俺はブラシを手にプールの中に入って床を擦り始めた

    アルミン達が頑張ってくれたのか、もう殆ど掃除が終わっていた


    そして三十分後




    アルミン「水入れるよー」




    プールに水が勢いよく入っていく

    時間はもうお昼時だ

    朝ごはんを食べなかったからなのか、お腹が凄い音で鳴いている




    ジャン「なんだエレン?腹減ったのか?」

    エレン「まぁな」

    コニー「確かにもうお昼時だもんな」




    そんな話をしているとプールへと繋がるドアが開き見覚えのある顔が次々と入ってきた




    ミカサ「本当にプールが使えるんだね」

    アニ「楽しみだね!」

    ミーナ「アニが楽しそうにしてる!」

    クリスタ「水綺麗だな〜」

    サシャ「やっほーい。やっほほーい!」

    ヒッチ「早く入りた〜い」




    私服姿でプールサイドへと入ってくる女子たち

    ちなみに俺たちはプール掃除だったので体育着を着ている




    アルミン「こんにちは。まだ時間がかかるから着替えとかしてきなよ」

    ミーナ「そうだね!みんな行こ!」

    「「「うん!」」」

    サシャ「覗きはダメですよ。ヒッソリーニ!」

    コニー「そんなマネはしない!」

    サシャ「言葉と行動が矛盾してるです…」




    ヒッソリーニが急いでカメラの用意をしていたのを見て思った

    頑張って写真を撮ってくれ!と




    ジャン「俺たちも着替えようぜ」

    エレン「だな!」

    アルミン「面倒だし、ここで着替えちゃお」

    コニー「そうだな!」




  27. 28 : : 2014/05/25(日) 22:18:11




    女子たちも着替え終わり、プールサイドにやって来た




    「「「お待たせー!」」」

    アルミン「早かったね。まだ水が溜まってないよ」

    ジャン「なら昼飯食べようぜ」

    コニー「そうだな」

    アルミン「それがいいね。エレンもお腹空いたって言ってたしね」




    なんだか寒気が…




    アニ「そういえば私、ワッフルを作ってきたんだよね」

    アルミン「きたっ!」

    ジャン「エレンが食べたいってよ!」

    エレン「なっ!?」




    ワッフル=アニの手作り=殺人料理

    まさか、あの時の引っ掛かってたあの感じはこれか!




    エレン「俺は別に…」




    俺が殺人料理から逃げようとした

    そしたらアルミンが俺にだけ聞こえるように囁いてきた




    アルミン「まさか、プール掃除に遅刻したことを許したとでも思ってたのかな?」

    エレン「うっ…」

    アルミン「食べるの?食べないの?」

    エレン「いただきます…」




    俺が渋々食べることを決めると




    アニ「あ、今回はみんなの分も作ってきたんだよ!」

    アルミン「あ、そ、それはどうももも」

    ジャン「あおあおあ、ありがたいな」

    コニー「さささ、サンキュー」




    ざまぁ見ろ!




    アルミン「あ!でも!」

    ジャン「まだ希望はあるかも!」

    コニー「神様、お願いします!」




    アルミン達が女子の方を見る




    クリスタ「私も作ってくればよかったな」

    ミーナ「そうだね」

    ヒッチ「お昼は食べて来ちゃったし」

    ミカサ「ヒッチと同じ」

    サシャ「私のはダメですよ」

    アルミン「あ、そですか」

    ジャン「あは、あはは」

    コニー「終わった」




    希望の星もダメだったな!

    お前らは地獄に落ちるんだぞ!







    あ、俺も食べるんだっけ…




    アニ「あ!一つ足りない!」

    エレン「第一回!」

    アルミン「50メートルスイミング競争!」

    ジャン「開催決定!!」

    コニー「イェーイ!!」



  28. 29 : : 2014/05/25(日) 22:55:08




    アニ「???」




    女子たちから少し離れたところで話し合う男子たち





    アルミン「ルールは簡単。50メートルをどんな泳ぎ方でもいいから一番泳ぐ」

    アルミン「そして一位だった人があのワッフルから逃れることができる」

    アルミン「分かったかい?」

    「「「もちろん!!」」」




    一位を取って殺人料理から逃れる!




    アルミン「じゃあみんな位置について!」

    エレン「誰がスタートの合図を出すんだ?」

    サシャ「勝負でもするんですか?」




    誰が合図を出すのかを話し合っていると、後ろからサシャが話しかけてきた




    エレン「生死をかけた勝負をな」

    サシャ「それは凄いですね」

    ジャン「それで今、誰がスタートの合図を出すのかを話し合っているんだよ」

    サシャ「なら私がやりましょう!」

    エレン「え?サシャが!?」

    サシャ「これでも水泳部ですから!」

    エレン「そうだったんだ」

    サシャ「はい!この前なんて、制服のままプールに落っこちちゃいましてね」

    エレン「それ水泳と関係ないような」

    サシャ「その日は寝坊して、ブラをつけるのを──」


    コニー「ぐふっ!」




    ヒッソリーニの鼻からいつものように鼻血が大噴射した




    エレン「ヒッソリーーーニ!」

    コニー「これしきのことでやられたりはしない!」

    サシャ「それで何故かはわからないですけど、プールの水がローションになっていて」

    コニー「ローション!!」ブシャァァ

    エレン「サシャ、やめたげて!!!」

    サシャ「はーい」



  29. 30 : : 2014/05/26(月) 00:00:36





    サシャ「それでは位置について、ヨーイ!」

    サシャ「ドン!」




    俺たちはプールに飛び込んだ

    だかしかし、ある一人を除いては




    アルミン「そろそろ行くかな」




    そして少し遅れてアルミンが飛び込んだ

    そしてなぜ一緒に飛び込間なかったのかが、俺にはすぐに分かった

    俺たちが作ったルールは一位になった人が逃れられるというものだ

    しかし、あの殺人料理の味を知らない人は俺たちの勝負を見てビリの人が食べられないと思っている

    つまり、一位を取ったりしたらあの殺人料理の餌食となるということだ

    もちろん、二位と三位も同じことだ




    エレン「このゲスがぁぁああ!!」

    アルミン「何のことだがさっぱり」




    この野郎!




    アニ「何やってるの!」

    ミカサ「早く泳ぎなさいよ!」

    ミーナ「負けちゃうよ!」

    クリスタ「頑張ってよ!」

    ヒッチ「ジャン頑張れ〜」




    女子からのエールを受ける俺とアルミン

    これじゃあもう泳ぐしかないじゃないか




    アルミン「くそっっっ!」




    アルミンも同じだったようだ




    エレン「ちきしょーー!」




    俺とアルミンは凄い速さで泳いだ

    結果は一位が俺で二位がアルミン、続いてジャン、ビリはコニーとなった

    ジャンとコニーを抜かしたのが驚きだ



  30. 31 : : 2014/05/26(月) 00:49:05





    アニ「それじゃあエレンとアルミンとジャンね」

    「「「あ、はい…」」」




    俺たちはワッフルを片手に持ち、神様に祈り続けた

    このワッフルを消してください──と

    だが、そんな祈りなどは叶うはずもなくワッフルは生き残っている

    どうにかしてこのワッフルを消せるかを考えていると




    アルミン「あ、美味しい」




    アルミンがワッフルを一口食べて確かにそう言った




    エレン「マジで!?」

    アルミン「材料は何を使ったんだい?」

    アニ「材料はいつも通りだけど、二つほど失敗してしまってとっておきのワッフルが一つしか作れなかったんだよ」

    アルミン「とっておき?」

    アニ「一つだけ化学反応が上手くいったんだよ」




    なぜ料理に化学反応が出てくるの!?




    エレン「つまり俺とジャンのどちらかがハズレということか」

    ジャン「よし、せーの!で食うぞ」

    ジャン「せーの!」




    俺とジャンが一緒にワッフル?を口に入れる

    うんうん。この口いっぱいに広がる甘味。

    そして噛めば噛むほど出てくるこの酸味。

    口に広がる硫黄の香り。

    間違いない、これは





    エレン「ハズレだ…」




    俺は気を失った



  31. 32 : : 2014/05/26(月) 01:22:29





    エレン「はっ!」

    アルミン「あ、起きた」

    エレン「アルミン…俺は三途の川を泳いだぞ」

    アルミン「よく戻ってこれたね」




    自分でもそう思うよ




    ミカサ「エレンどうしたの?」

    エレン「あ、いや別に」

    ミカサ「そう」

    エレン「…」




    ミカサの水着姿って始めて見た気がする

    なんというか、その




    エレン「ミカサって胸が小さかったん痛たたたたっ!」

    エレン「ミカサ!俺の腕はそっちには曲がらないぞ!?」

    アルミン「今のは君が悪い」

    エレン「何がだよ!」




    バキッという音が聞こえたのはきっと空耳だ

    俺はそう信じたい




    エレン「でもミカサのその水着、似合ってるぞ」

    ミカサ「あ、ありがと///」

    エレン「おう!」




    ちなみにミカサの水着は青色の水玉のビキニだ




    アニ「私は?」

    エレン「アニも可愛いぞ」

    アニ「///」




    アニの水着は黄色と白の縞模様だ




    クリスタ「私とミーナ、どっちが可愛い?」

    アルミン「うーんとね?」




    俺たちの後ろでも同じようなことを聞かれているアルミン





    ミーナ「ねぇどっち?」

    アルミン「どっちも可愛いよ」

    クリスタ「どちらかと言うと?」

    アルミン「そんな難しいこと僕には分からないよ」

    クリスタ「ねぇどっちなの?」




    クリスタが肩にかかっているビキニの紐をズルっと落とす

    その近くでヒッソリーニがカメラを連写している




    アルミン「クリスタ、紐がズレてるよ」

    クリスタ「……鈍感」

    ミーナ「アルミンに色気は通じないのか」

    アルミン「ん?」

    ミーナ「とりあえず遊ぼっ!」




    ミーナがアルミンの腕をつかむ──というよりは抱いているのかな




    アルミン「ちょっミーナ!?」

    ミーナ「ん?なに?」

    アルミン「その、当たってる///」

    ミーナ「えっち!」




    今すぐにでもFFF団を呼んで異端審問会を開くべきだと思う




    クリスタ「抜け駆けはダメ!」

    ミーナ「べー」

    アルミン「抜け駆け?」




    俺は思った

    アルミンは鈍感だと



  32. 33 : : 2014/05/26(月) 08:11:49




    ジャン「なぁエレン?」

    エレン「なんだジャン?」

    ジャン「水中鬼やろうぜ!」

    エレン「水中鬼?」




    水中鬼って水の中でやる鬼ごっこのことだよな




    ジャン「ルールは鬼が追いかけて──」

    エレン「うんうん」

    ジャン「溺れさせたら勝ちだ!」

    エレン「鬼だ!これ本当の鬼だ!!」

    ジャン「なぁやろうぜ?」

    エレン「あのなジャン?この遊びは危ないぞ?」

    ジャン「どこがだよ」




    どうして気がつかないんだよ!

    普通わかるだろ?!

    言ってわからないなら見せてやる!




    エレン「クリスター!」

    クリスタ「なにエレン?」

    エレン「実はアルミン、昨日ミーナと二人だけで雑貨屋に行ったらしいぞ?」

    クリスタ「浮気は許さない」




    よしこれでOK!




    エレン「ジャン、あれを見ろ」

    ジャン「あ?」





    クリスタ「浮気はダメ」

    アルミン「え?クリスタ?」

    クリスタ「浮気はダメ」

    アルミン「ちょっやめっ!ゴボボボボボ」

    クリスタ「浮気はダメ!」

    アルミン「ゴボッ…息が…ゴボゴボ」

    ミーナ「クリスタ落ち着いて!!」





    エレン「お前がやろうとしているのはあれだぞ?」

    ジャン「別にいいだろ?」




    なんで分かってくれないの!




    ジャン「俺は個人的にお前を溺れさせたい」

    エレン「鬼だ!俺の友達は鬼だ!」

    ジャン「俺が鬼をやれるのか」

    エレン「そういう意味じゃねぇぇええ!!」




  33. 34 : : 2014/05/26(月) 16:18:56
    ジャン性格的に終わってるなww
    溺れさすグロいね
    続き期待
  34. 35 : : 2014/05/26(月) 17:49:24
    アルミンSS大好きさん

    毎回コメントありがとうございます
    ジャンは本気で言ってませんよ!…多分
    グロいゲーム、それが水中鬼だ!
  35. 36 : : 2014/05/26(月) 17:57:37





    アニ「…」

    ミカサ「アニ、入らないの?」

    アニ「私は、別に…」

    ミカサ「もしかして、泳げないの?」

    アニ「…」

    ミカサ「教えてあげよっか?泳ぎ方」

    アニ「あんたに教わるのは…いやお願いします」

    ミカサ「あら、妙に素直だね」

    アニ「この歳になって泳げないなんて恥ずかしいからね」

    ミカサ「そうだね。とりあえずプールに入って」

    アニ「うん」



  36. 38 : : 2014/05/26(月) 18:36:55




    エレン「ふぅ」




    ジャンとの水中鬼をなんとか説得して逃れることができ一安心

    一呼吸をして周りを見渡すといつもと違った光景が目に入った




    エレン「ミカサがアニに教えてるなんて珍しいね」

    ミカサ「確かにね」





    いつもはアニがミカサに勉強を教えてるからなんか新鮮だな

    そうなると




    エレン「ミカサがAでアニがFだね」

    ミカサ「誰がAですってっ!!」

    エレン「えっ?ガボボボボ」




    まさか、水中鬼がこんなところで起こるなんて




    ミカサ「私だって寄せて上げればBはあるんだからね!」

    エレン「ガボッ、ゴボッ」




    誰か…誰か、助けて……

    そして一瞬、水面から顔を出せた




    ジャン「ヒッチの水着、可愛いな」

    ヒッチ「照れるな///」

    サシャ「ローションまみれになった制服はヌルヌルしてたからその場で脱いだんです」

    コニー「脱衣!」ブシャァァ

    クリスタ「浮気はダメ!」

    アルミン「ヘルプ…」

    ミーナ「落ち着いてよ!」

    アニ「まずはバタ足」




    ヒッチに見惚れるジャン

    照れるヒッチ

    ローションの話をするサシャ

    鼻血大噴射のヒッソリーニ

    水中鬼をするクリスタ

    助けを求めるアルミン

    戸惑うミーナ

    バタ足の練習をしているアニ




    エレン「もう…ダメだ…」




    ーーーーーー
    ーーーー
    ーー



  37. 39 : : 2014/05/26(月) 20:54:38




    ライナー「エレン、起きて〜」




    ライナーの顔が近づいてくるのがわかった

    そうか…俺は今、夢を見ているんだな

    そうでなければライナーが人工呼吸をしてるなんてあり得ない

    だったら頼む…


    早くこんな夢覚めてくれぇえええ!!!!




    ーー
    ーーーー
    ーーーーーー




    エレン「覚めてくれぇえええ!」

    アルミン「覚めないでくれぇえええ!」




    俺とアルミンがほぼ同時に起き上がった




    ジャン「二人ともほぼ同時だな」

    ヒッチ「放った言葉は違ったけどね〜」

    クリスタ「アルミンはなんで覚めないで欲しかったの?」

    アルミン「あ、いやその〜///」

    アルミン「二人の美女に人工呼吸をしてもらってた///」

    エレン「この裏切り者がぁあ!」




    いい夢見やがって!




    アルミン「エレンは、どんな夢を見たの?」

    エレン「ライナーに人工呼吸をしてもらう夢…」

    アルミン「そなの」

    ジャン「マジ…か……」

    エレン「なんでそんな目で見るの!?」

    エレン「それになんでみんな目を逸らすの!?」

    クリスタ「あのことは黙ってようね」

    ミーナ「可哀想だもんね」

    コニー「あれはマジで凄かったな」

    サシャ「そうですね」




    みんなが意味深なことを言っているのが気になった

    それとあと一つ




    アニ「最悪だ…最悪だ…最悪だ…最悪だ…最悪だ…最悪だ…最悪だ…最悪だ…最悪だ…最悪だ…最悪だ…最悪だ…最悪だ…最悪だ…最悪だ…最悪だ…最悪だ…最悪だ…最悪だ…最悪だ…最悪だ…最悪だ…最悪だ…最悪だ…最悪だ…最悪だ…最悪だ…最悪だ…最悪だ…最悪だ…最悪だ…最悪だ…最悪だ…最悪だ…最悪だ…最悪だ…最悪だ…最悪だ…最悪だ…最悪だ…最悪だ…」

    ミカサ「ウソだ…ウソだ…ウソだ…ウソだ…ウソだ…ウソだ…ウソだ…ウソだ…ウソだ…ウソだ…ウソだ…ウソだ…ウソだ…ウソだ…ウソだ…ウソだ…ウソだ…ウソだ…ウソだ…ウソだ…ウソだ…ウソだ…ウソだ…ウソだ…ウソだ…ウソだ…ウソだ…ウソだ…ウソだ…ウソだ…ウソだ…ウソだ…ウソだ…ウソだ…ウソだ…ウソだ…」




    プールサイドの隅で二人がブツブツと呟いているのがとても気になった




    アルミン「エレン、顔を洗ってきた方がいいよ。あと一応うがいも」

    クリスタ「アルミン、察したのね」

    エレン「ねぇ!俺が寝てる間に何が起きてたの!?」

    ジャン「知らない方が身のためだぞ?」

    エレン「知らないと気になるんだよ!」

    ジャン「そうか…そこまで言うのなら仕方ない…」

    コニー「おいよせ!ジャン!」

    ジャン「お前が寝てる間にライナーが──」




    ライナーと聞いた瞬間、俺の体さら汗が噴き出してきた




    ジャン「──人工呼吸をし」

    エレン「いぃぃやぁぁああ!!!!」

    ジャン「落ち着け!まだ続きがある!」

    エレン「ファーストキスが!俺のファーストキスがぁぁあああ!!!!!」

    ジャン「大丈夫だ!まだファーストキスは残ってるから!」

    エレン「どういうことだよ!」




    俺は半泣きでジャンに言った




    ジャン「ライナーはお前に人工呼吸を“しようと”した」

    ジャン「“した”じゃなくて“しようと”だ!」

    エレン「なんだよかった」




    俺はホッとした

    ジャンの言葉でこんなにホッとしたのは初めてだった

    あれ?でも




    エレン「なんで言うのを拒んだんだ?」

    ジャン「なぜライナーが人工呼吸をしなかったかわかるか?」

    エレン「さぁ?」

    ジャン「あいつは人工呼吸をする直前でくしゃみをしたんだ」

    エレン「……顔、洗ってきます」

    ジャン「おう」




    俺は全力で顔を洗った

    石鹸を全部使い切って洗った



  38. 40 : : 2014/05/26(月) 21:59:03




    アルミン「なんかもう、飽きたね」




    色々あって三時間

    時刻でいうと四時くらいだ




    エレン「どっか他の場所行かね?」

    アルミン「例えば?」

    エレン「ゲーセンとか?」

    アルミン「でももう四時だよ?」

    エレン「どうしよっか?」




    俺たちが悩んでいると




    ミカサ「私、一回闇鍋っていうのをやってみたいんだ」

    エレン「おお!面白そうだな!」

    アニ「闇鍋か〜。私もやってみたいな」




    一気に面白くなくなった




    アルミン「そういえば今日、自分の部屋を掃除しないといけないんだった」

    ジャン「そ、そういやこの後用事があったんだっけ」

    コニー「俺も今日弟たちの面倒をしないと」




    こいつら…逃げる気だな!

    なら俺も!




    エレン「俺も今日はダメなんだ」




    よし!これで万事解決!

    かと思いきや




    サシャ「みなさん今日はダメなんですか」

    アニ「今日がダメなら明日やろうよ」

    ミカサ「明日の授業は午前で終わる」




    そうだった!

    明日は学校の先生が全員会議だとかで午前中で終わるんだった!

    この話を聞かされたのが昨日(土曜日)だったから用事なんてあるはずがない

    そこであるなんて言ったら絶対に怪しまれるじゃないか

    それじゃあ答えは決まっている




    「「「お、おーけー」」」



  39. 41 : : 2014/05/26(月) 22:01:04




    クリスタ「それじゃあ解散ということで」

    ミーナ「みんなバイバーイ」

    「「「さよなら〜」」」




    結局、何もすることがなかったので解散ということになった



  40. 42 : : 2014/05/26(月) 22:49:07
    バカテス大好きなのでこのSS好きです!
    頑張ってください!
  41. 43 : : 2014/05/26(月) 23:04:33
    期待です!!
  42. 44 : : 2014/05/26(月) 23:06:29
    吉井明久さん

    バカテス好きが今ここに!
    頑張ります!


    進撃のおバカさん

    今回は少し遅れての登場ですね
    期待ありがとうございます!
  43. 45 : : 2014/05/27(火) 01:03:28





    次の日の学校では、朝から俺たちは吊るされていた




    FFF団会長「これより、異端審問会を始める」




    なぜこんなことになってるかというと、遡ること十秒前




    FFF団会長「貴様らは昨日、プールで女生徒とキャッキャワイワイしてたそうだな」




    たったの十秒で俺たちを縛り吊るすとは、なんというか…早すぎないか?

    逃げる隙すらなかったぞ

    それより




    エレン「どこからそんな情報を手に入れたんだ!」

    FFF団会長「補習帰りに見かけた」

    FFF団員「補習のとき、お前らがいなかった」

    FFF団員「だから鉄人にお前たちの居場所を聞いた」

    FFF団員「プールにいると聞いて行ってみると」

    FFF団会長「キャッキャワイワイしていたところを目撃した」




    あれのどこがキャッキャワイワイなのかが分からない

    どちらかというと、ガボガボとかゴボゴボとかだと思う

    でも今はそんなことを言っている暇じゃない

    なんとかしてこの状況から逃げなければ


    ──殺される


    すると一人の被告人が喋り出す




    コニー「みんな!女子の水着写真を撮ってきた!」

    コニー「それを安く売るから助けくれ!」




    無料では売らないのね




    FFF団会長「しばし待て」




    FFF団が集まり、ボソボソと話し合っている




    FFF団会長「安くするとはいくらくらいだ?」

    コニー「半額だ」




    ヒッソリ商会は写真一枚200円

    水着写真は300円となっている




    FFF団会長「半額の半額だ」

    コニー「……わかった」

    FFF団会長「あいつの縄をほどけ」

    FFF団員「はっ!」




    ヒッソリーニの縄がほどかれていく




    コニー「ふぅ助かったぜ」




    ヒッソリーニがその場で黒装束を着てFFF団に入っていく

    あの野郎、俺たちを見捨てたな




    ジャン「俺は────」




    ジャンも逃げるために必死に言い訳をしている

    だがしかし




    FFF団会長「お前は彼女がいるから許さない」

    ジャン「くっ!」




    ジャンが悔しそうにしている

    そして次はアルミンが言い訳を始めた




    アルミン「僕、中学のとき凄くモテたんだ」

    FFF団会長「死刑!」




    アルミンが自滅した

    ん?あいつがそんなヘマするはずがない気がする

    何かあるな




    アルミン「だから女の子を紹介するよ」

    FFF団会長「縄をほどけ」

    FFF団員「了解であります!」




    やはり何かあったな

    だがしかし!俺はそんなことはさせない!

    ヒッソリーニには日頃お世話になってるから何もしなかったがあいつは別だ

    だからあいつは逃さない

    でも、どうすれば…うーん?

    そう悩んでいると




    ジャン「こいつは昨日、クリスタとミーナに人工呼吸をしてもらっていた!」




    駆逐してやる




    FFF団会長「縄を元に戻せ」

    FFF団員「了解です!」

    アルミン「あれは僕の夢の話だぞ!」

    ジャン「正夢ってやつだ(棒)」




    あ、ジャンの嘘か

    でもジャンはいい働きをしたなぁ

    俺が敬意を与えよう




    エレン「ジャン、よくやった」

    ジャン「へへっ」

    FFF団会長「エレンは何かあるか?」




    会長が俺の言い訳を聞こうとしている

    昨日のプールでの出来事が頭の中をグルグル回る

    水中鬼=意識不明=人工呼吸=ライナー




    エレン「気持ち悪くなった」

    アルミン「あ(察し」

    ジャン「ドンマイだな(察し」

    FFF団会長「? よく分からんが、何もないなら死刑だな」

    FFF団会長「サバイバルナイフの用意は?」

    FFF団員「「「できてるであります!」」」

    FFF団会長「よし!放てぇえ!」

    三人「「「やめてくれぇえええ!」」」




    FFF団員が一斉にナイフを投げようとしたとき、鉄人が教室に入ってきた

    救世主。鉄人が救世主になるなんて滅多にないけど異端審問会のときはかなり役に立つ




    FFF団会長「運が良かったな」




    流石のFFF団も鉄人相手には敵うはすがないことくらい分かっているらしい

    それもそうか、FFF団のみんなは全員Fクラスのメンバーだもんな

    クラスメイトを死の直前まで追い込むとは、恐るべきFクラス



  44. 46 : : 2014/05/27(火) 22:21:33
    期待!
  45. 47 : : 2014/05/28(水) 16:38:26
    ジャンのやつあるみんを巻き込んだな
    なぜナイフではなてーなんだ?
    よし鉄人ナイスタイミング
    続き期待
  46. 48 : : 2014/05/28(水) 17:56:36
    名無しさん

    期待ありがとうございます!


    アルミんSS大好きさん

    これがこのSSですのでww
    なぜ放てなのかというと、ナイフを刺すのではなく投げるからです
    期待ありがとうございます!
  47. 49 : : 2014/05/28(水) 19:27:19




    四時間目が終わり昼休みになると、女子(アニとミカサ)を除くFクラスたちがこちらを睨んできた

    そして黒装束を着ている隙に俺たちは




    エレン「逃げるぞ!」

    アルミン「そうだね」

    ジャン「おう!」





    逃げるが勝ちというのはこのことだな





    FFF団会長「逃がすな!追えぇえ!!」

    FFF団員「おぉおおおお!!」





    ま、逃げ切ればの話だけどな




    エレン「アルミン、何か作戦は?」

    アルミン「もちろんあるよ」




    流石はアルミンだ

    窮地に陥りそうになると作戦がすぐできて頼りになるぜ




    ジャン「どんなのだ?」

    アルミン「作戦はこうだ」

    エレジャン「うんうん」

    アルミン「僕が前に走り続けるから、君たちはここで20秒止まってて欲しい」





    そうかそうかなるほどな

    ………うん、忘れてた

    こいつは仲間を棄てるのを恐れない最低なやつだったことを





    エレン「お前が20秒止まれやぁあ!」




    俺がアルミンの足を蹴って転ばせる

    その隣でジャンも同じ事をしていた




    アルミン「なめんなっ!」




    アルミンが転ぶ途中に俺とジャンの足を掴んで俺たちも転んだ




    エレアルジャン「「「ぐはっ」」」




    アルミンは両手を俺たちの片足に、俺とジャンは不意を付かれて頭から転んだ




    FFF団会長「今のうちに捕まえろ!!」




    頭を強打した俺たちはその場にのたうち回ることしかできなかった




    FFF団員「会長!」

    FFF団会長「なんだ」

    FFF団員「こいつらののたうち回り方が異常すぎて捕らえられません!」

    FFF団会長「なんだと!?」




    のたうち回ったからなのか、少し痛みが引いた気がした

    よし!相手が怯んでいる今がチャンスだ!





    エレン「さらばっ!」

    FFF団会長「おい待て!チッ!みんな追うぞ!」

    FFF団「「「おぉおおおお!!」」」








    アルミン「流石はFクラスだね」

    ジャン「俺たちのことを完全に忘れてやがる」

    アルミン「僕たちも逃げよっか」

    ジャン「だな」



  48. 50 : : 2014/05/28(水) 19:36:06
    逃げ切ればwww
    期待だよ!頑張れー♪
  49. 51 : : 2014/05/28(水) 19:43:30





    FFF団「「「待てやクソ野郎!」」」

    エレン「なっ!?」




    あいつら全員、俺を追いかけに来たのか

    だとしたらアルミンとジャンはもう逃げてるかもしれない





    アルジャン「「へっくしょん!」」

    アルミン「…エレンのやつ」

    ジャン「気がついたな」

    ジャン「どこに逃げるんだ?」

    アルミン「そうだね…よし──」




    アルミンのことだ、あいつならきっとあそこに逃げるはずだ

    あそことは、そう──




    エレアル「「──職員室だ!」」




  50. 52 : : 2014/05/28(水) 19:44:42
    いちごさん

    逃げ切れば勝ち!です!
    頑張ります!
  51. 53 : : 2014/05/28(水) 21:45:54





    職員室に近づくとアルミンたちもすでに到着していた





    エレン「早く!もうすぐそこまでFFF団が来てる!」

    アルミン「分かってる!」




    職員室のドアを勢いよく開ける




    アルミン「鉄人先生!助けてください!」

    鉄人「誰が鉄人先生だ!」

    エレン「ツッコミはいいから早く助けてくださいよ!」

    鉄人「何があるっていうんだ?」

    ジャン「あれです!あれ!」




    指を差す方を見る鉄人





    鉄人「どうしてFクラスはいつもいつも」

    鉄人「伝統か何かなのか?」

    エレン「? そんなことよりなんとかしてください!」

    鉄人「あの覗きだってそうだし、プール掃除だって」





    鉄人が手を額にあてボヤき始めた





    鉄人「あいつらと一緒の学年じゃなくてよかったぞ」

    鉄人「あ、そうだ。こいつらにあいつらを合わせてみよう」

    鉄人「よし!そうと決まれば学園長に!」

    エレン「鉄人!どこいくんですか!?」




    鉄人がどこかに行ってしまった

    くそっ!この役立たずめ!

    こうなったら




    エレン「アルミン!黒金の腕輪を!」

    アルミン「! でもエレンの召喚獣は物理干渉ができるん──なるほど!」

    アルミン「でもバレたら補習だよ?」

    エレン「補習なんてもう慣れだろ?」

    アルミン「慣れてはないけど…しょうがないか」

    アルミン「起動(アウェイクン)!」




    アルミンの言葉に応じて召喚フィールドが作られる

    フィールドは小さいけどしょうがない




    エレン「試獣召喚(サモン)!」




    そして俺の召喚獣が召喚される




  52. 54 : : 2014/05/29(木) 20:59:10





    FFF団員「エレンの召喚獣だと!?」

    FFF団会長「気をつけろ!あいつは観察処分者だ!」

    FFF団会長「あれで攻撃されたら間違いなく死あるのみだ!」

    FFF団「「「ぐっ!」」」





    FFF団が俺の召喚獣を見て恐れている

    今がチャンスだ!




    アルミン「いっけぇぇええ!エレェェェェエン!!」

    エレン「うぉぉおおお!」




    俺はFFF団の横にある壁に俺の召喚獣の拳を撃ち込んだ

    壁は一撃で大きな穴を開けた

    そして先生たちが振り向く前にアルミンが召喚フィールドを消して、俺の召喚獣も消えた




    福原先生「なんですか?」




    一番に反応したのは元Fクラス担任の福原先生だった





    FFF団会長「エレンのやつg──」

    アルミン「FFF団のやつらがその鎌を使って壁に穴を開けてました」

    FFF団「「「おいっ!」」」




    FFF団が先生たちに連れてかれた

    それと同時に昼休み終了のチャイムが鳴った



  53. 55 : : 2014/05/30(金) 17:49:54
    闇鍋闇鍋やりたいな
    きたい
  54. 56 : : 2014/05/30(金) 18:54:58
    アルミんSS大好きさん

    闇鍋闇鍋あと少しです
    期待ありがとうございます!
  55. 57 : : 2014/05/30(金) 20:28:15




    授業が終わり放課後になる

    そしてプールで一緒に遊んだメンバーがやってきた

    ちなみにFFF団は続きは明日に持ち越しだ、と言ってみんな帰っていった

    それで、残るはあと一つ──





    アニ「闇鍋、楽しみだな」





    ──そう、闇鍋だ

    別に普通の闇鍋ならいい。だが、今回の闇鍋は人を殺めてしまう可能性があるアニが参加しているのだ

    しかも何を入れてるのかが分からないという闇鍋はさらに危険なのだ





    エレン「なぁみんなで買い物しようぜ」

    アルミン「そうだよ!ね?みんなで買い物しよ!」





    せめて、せめて!何を入れるのかを知りたい!





    サシャ「何を言ってるんですか?」

    クリスタ「そうだよ!バカなの?」

    ミーナ「入れるものは最後まで秘密でしょ?」

    エレアル「「ごもっともです…」」





    結局買い物は別々に買いに行くことになった



  56. 58 : : 2014/05/31(土) 04:46:25
    すみません。ちょっと頼みたいことがあるんですがよろしいでしょうか?
  57. 59 : : 2014/05/31(土) 04:51:42
    今適当にグループ作ったのでこちらでお願いします
    http://www.ssnote.net/groups/472
  58. 60 : : 2014/05/31(土) 04:54:00
    分かりました
  59. 61 : : 2014/05/31(土) 18:02:31





    アルミン「そういえば誰の家でやるの?」

    エレン「そういや決めてなかったな」

    ジャン「エレンの家はダメなのか?」

    エレン「別に平気だけど?」

    ジャン「ならエレンの家でいいよな?」

    「「「いいよー!」」」





    俺の家でか。エロほ…参考書をしっかり隠しとかないとな





    ミカサ「私は何を持っていこうかな?」

    エレン「食べられるものとか、調味料とかで平気だぞ?」

    ミカサ「そう。なら人参でも持っていこう!」

    エレン「今持っていく物を言ったらダメだろ?」

    ミカサ「あ、そうだった!あは」





    ミカサは少しおっちょこちょいだなあ。いつもこんな感じだったらいいのに

    関節を外されるのは痛いもん





    アニ「なら私は出汁を作ってくるね」





    ここで殺人料理人の危ないお言葉

    出汁なんてダメだ!形のある食べ物ならどうにかなるかもしれないけど液体じゃあ全体に流れてしまう!

    ここはなんとかして違うものを





    エレン「出汁は俺が作るよ!」





    よし、これで大丈夫





    アニ「そう?でもエレンって今ガス代も払えないほどお金がないんじゃ」

    エレン「う…そうでした」




    覚悟を決めるしかないのか





    アルミン「エレンはよく頑張ったよ」

    エレン「ありがとよ」

    アルミン「あとは僕に任せて」





    隣で俺の説得を聞いていたようで、アルミンが俺の背中をポンと二回叩いた





    アルミン「出汁はかつお節があるから大丈夫だよ」

    アニ「かつお節だけじゃいい出汁は作れないよ」

    アルミン「う…」




    どうやらアルミンもダメだったようだ





    クリスタ「じゃあみんな別々にエレンの家に行くのね」

    エレン「そうだな」

    ヒッチ「それじゃあ解散だね〜」





    そしてみんながバラバラになって行ってしまった

    ある二人を除いては




    ミーナ「アルミン、ちょっといい?」

    アルミン「あ、うんいいよ」




  60. 62 : : 2014/05/31(土) 20:04:29





    呼び止められた僕は呼ばれた方を振り向き、ミーナにそう言った





    エレン「じゃあ俺は帰るぞ」

    アルミン「うん」

    ミーナ「バイバイ」





    エレンがそう告げるとエレンの家の方へと歩いていった





    アルミン「ミーナ、僕に何か用事?」

    ミーナ「うん。そのね…」





    そう言って黙り込んでしまうミーナ

    どうしたんだろう?





    アルミン「ミーナ?」

    ミーナ「あの、さ。」

    アルミン「うん」

    ミーナ「夏休みのどこかでさ」

    アルミン「うん」

    ミーナ「如月ハイランドに遊びに行かない?」





    用事というのはどうやら遊びのお誘いだったようだ

    夏休みは補習の日以外特にやることはないからほとんど暇だし





    アルミン「いいよ!なら、みんなにも声をかけとかないとね」





    その方がミーナも楽しいだろうしね





    ミーナ「違くて!」

    アルミン「違う?」

    ミーナ「私はアルミンと行きたいの!アルミンと二人で!」





    二人で?もしかしてそれって





    アルミン「ミーナは僕とデートしたいの?」

    ミーナ「ででで、デートじゃなくて、その…た、ただアルミンと二人で遊びたいなって思っただけで!」

    アルミン「そんなに慌てなくても」

    ミーナ「べべ、別に慌ててないもん!」

    アルミン「ほらまた慌ててる」

    ミーナ「うぅ…」





    ちょっと弄りすぎたかな。そろそろやめてあげて話の本題に入りますか





    アルミン「僕は夏休みは補習の日以外なら空いてるからね」

    ミーナ「話が戻った。補習の日っていつ?」

    アルミン「え〜と確か、八月の中旬だったけど」

    ミーナ「分かった!じゃあその日以外の日に電話かメールするから!」

    アルミン「うん。分かった」

    ミーナ「楽しみだね!」

    アルミン「そうだね!」

    ミーナ「じゃあ私は闇鍋の材料を買いに行くね」





    そう言ってミーナは歩き始めた

    闇鍋のことを完全に忘れていた

    あ!そうだ!





    アルミン「ミーナ!」





    僕は走ってミーナのあとを追った





    ミーナ「どうしたのアルミン?」

    アルミン「一緒に買い物しよ!」




  61. 63 : : 2014/06/01(日) 02:14:40
    ミーナは誰の役位置なの?クリスタが霧島の役位置だよね?

    それと期待
  62. 64 : : 2014/06/01(日) 06:49:42
    ハイランド?どこそこ?
    アニの殺人料理きたい
  63. 65 : : 2014/06/01(日) 07:31:51
    期待!
  64. 66 : : 2014/06/01(日) 08:08:21
    名無しさん

    ミーナは誰の位置とかではないです。なんというか簡単に言うとクリスタのライバル的な役ですね。
    あと完全にバカテスをマネしてるわけではありませんのであまり役位置は関係なくしてあります。



    アルミんSS大好きさん

    やっぱり突然出したミーナがアルミンと仲良くデートというのはやりすぎたでしょうか?
    アニの殺人ダシ汁を楽しみにしてください



    杞憂さん

    期待ありがとうございます!
  65. 67 : : 2014/06/01(日) 08:59:45




    まさか、学校に忘れ物を取りに帰ったらこんなことを聞くなんて…

    アルミンが、ミーナとデート…

    そしてそのアルミンは今、ミーナと買い物をしている

    どうしてアルミンはいつも、いつもそんなことをするの!

    酷い…酷いじゃない!

    これで何回目!

    いい加減、自覚もとうよ!

    我々は血の盟約に従うと違った仲間ではないか!





    FFF団会長「明日は異端審問会だな」





    明日の天気は雨だな。赤い雨だ




  66. 68 : : 2014/06/01(日) 16:36:53
    明日の天気は晴れのち血が降るでしょう
    少し前に仲良くなったミーナがデートするとはいつかアルミんにしっかり決めさせる作が出るといいな
    続きたい(#^.^#)
  67. 69 : : 2014/06/01(日) 17:22:13
    アルミんSS大好きさん

    明日の天気には気をつけましょう
    その話はいつか作ろうと思っています!
    しっかりアルミンに決めさせますね。
  68. 70 : : 2014/06/01(日) 19:27:51




    俺が家に帰ってから十分が経過した

    そして丁度そのとき、家のチャイムが鳴り、俺は玄関に向かった





    エレン「はーい」





    まだ友達が来るのには早すぎるので、きっとセールスとかの人だろう

    俺はそっとドアを開けるとそこには、





    カルラ「久し振りねエレ──」




    バンッ!

    俺は勢い良く、ドアを閉めた

    どどど、どうして母さんがいるんだ!?しかもどうしてチアリーダーの服を着ているんだ!?

    ※原作のカルラより6才くらい若いです←何歳だ?

    いや、きっと何かの間違いだ。そうに決まっている

    しかも母さんは今ドイツにいるはずだ

    俺はそっとドアを開ける





    カルラ「どうしてドアを閉めるの?エレ──」



    バンッ!

    俺は勢い良く、ドアを閉めた

    そこにいたのは、確実に俺の母さんだ





    エレン「なんで、母さんがここにいるの?」




    俺は恐る恐るドア越しで聞いてみる





    カルラ「母さんがここにいたらおかしいですか?」

    エレン「質問を変える。なんで母さんは俺の家の前に立っているの?」

    カルラ「それは母さんですもの。息子の成長を見届けるのは当然のことです」

    エレン「もう一つ。なぜチアリーダー姿なの?」




    きっとこれは一番大事なことだろう




    カルラ「その話は外で話すのは恥ずかしいので中に入れてくれるとありがたいです」

    エレン「母さんは外で何をしていたの!?」




    結局、母さんを家にあげた

    チアリーダー姿の母さんをあとで来る友達には見せたくなかったのも理由の一つだ




  69. 71 : : 2014/06/01(日) 22:10:08





    エレン「ところでどうして、母さんはチアリーダー姿なの?」

    カルラ「それはですね、母さんはドイツから飛行機に乗って遥々日本にやってきました」

    エレン「確かに車ではドイツから日本にはいけないもんな」

    カルラ「そして電車に乗ってふと、ドアの方を見ると、そこには汗だくになった母さんが映っていたのです」

    カルラ「いくら会うのが肉親とはいえ、母さんだって女です。身だしなみには気を遣うべきでしょう」

    エレン「確かに気を遣うべきだね」

    カルラ「そこで全身の汗をなんとかするために母さんはチアの服に着替えました」

    エレン「はいそこおかしいよね!普通はタオルで拭くとかするよね!?」

    カルラ「チアの服は風通しがよく、とても涼しかったです」

    エレン「チアの服についての感想は聞いてないっ!」





    見てわかる通り、俺の母さんはどこか抜けている。しかもかなり。





    カルラ「そんなことよりエレン。一人暮らしをするための約束事を覚えていますか?」

    エレン「約束事?」





    確か、一人暮らしする前にそんなことを言われたような





    カルラ「もしかして忘れたなんて言わないでしょうね?」

    エレン「もし忘れたって言ったら?」

    カルラ「お婿に行けなくなるほどのチュウをします」

    エレン「一つ!ゲームは一日一時間!二つ!不純異性交遊禁止!」

    カルラ「残念です…」

    エレン「あれ?もしかして間違ってた?」

    カルラ「正解したらチュウができません」

    エレン「誰が母さんをこんなんにしたの!?」




    母さんに何があったのかをタイムマシンで見に行きたいよ





    エレン「とりあえず母さんは着替えてきて」

    カルラ「分かりました」




    母さんが立ち上がりその場で服を脱ごうとした





    エレン「母さん!向こうで着替えてよ!」

    カルラ「エレンは母さんの着替えで発情してしまうのですか?」

    エレン「今の言葉は息子の前で言う台詞じゃないと思うよ」





    とりあえず母さんは隣の部屋へと押し込んだ



  70. 72 : : 2014/06/01(日) 22:25:16





    エレン「ところで母さん?」

    カルラ「なんですか?」





    着替え終わった母さんに気になったことを聞いてみる





    エレン「不純異性交遊ってどこまでがそうなの?」

    カルラ「例えば、女子と手を繋いだりとか、手作り弁当を作ってもらったとかですかや」

    エレン「へ、ヘェ〜」





    手を繋いだりとか、手作り弁当を作ってもらったとかあるけどバレてはないのでとりあえずはセーフだな





    カルラ「あとは女子を家に連れ込んだりとかですね」

    エレン「そ、そうなんだ…」





    汗が止まらなくなった。理由は簡単。今日は女子が六人くるからだ

    よりによって今日母さんが来るなんて…





    カルラ「どうしたんですか?凄い汗ですが?まさか女子を家に呼んだりはしてませんよね?」

    エレン「まさか、そんなことするはずないじゃないか」




    ま、今からメールすれば──ピンポーン

    ──間に合わなかった




    カルラ「あれ?誰でしょう?」




    母さんがドアの取手に手を起きガチャリとドアを開けた

    ───もう、おしまいだ




  71. 73 : : 2014/06/02(月) 03:53:56
    良かった...バスローブじゃなくて...
  72. 74 : : 2014/06/02(月) 07:03:33
    杞憂さん

    チアリーダーもかなりアレだと思うけど…
  73. 75 : : 2014/06/02(月) 16:54:39
    カルラ過保護すぎるよエレン潰れちゃうよ
    アルミン君の頭でなんとかして
    期待
  74. 76 : : 2014/06/03(火) 18:08:00
    やっぱりこれ読むと腹が痛いww

    期待です!!
  75. 77 : : 2014/06/03(火) 20:07:18
    アルミんSS大好きさん

    カルラの過保護は一生治りませんw
    アルミンの頭でもどうにもなりません


    進撃のおバカさん

    そう言ってもらえると嬉しいです!
  76. 78 : : 2014/06/03(火) 20:29:43




    「「「おじゃましまーす」」」





    ドアから見えたのは、よりによって全員女子だったなんて。その中にアルミンもいる

    これじゃあ母さんが…






    カルラ「あら。いらっしゃい」






    母さんは俺が思っていたより普通だ。これなら安心だな





    アルミン「エレン、そちらのお姉さんは?」

    アニ「もしかして、彼女だったりするの?」





    彼女、そんなわけないだろ!でも母さんならふざけて、そうでーす、なんていうかもしれない。それだけは防がないと

    俺がどう防ぐか考えていると、





    カルラ「彼女ではありません」

    アニ「なんだ。よかった」





    母さんが否定した。ま、流石に彼女って言われて、はいそうです、って言われたら困るもんね

    俺が本当のことを言おうとすると





    エレン「この人は僕のか「妻です」だよ。っておい!!!!!」

    エレン「何言ってるの!」

    カルラ「真実を言っているのです」

    エレン「バカ!ほんとバカっ!」

    カルラ「妻に対してバカとはなんですか」

    エレン「妻じゃない!」






    普通にやり過ごせると思っていたあの頃の俺を殴りたい





    ジャン「妻だって!?」

    コニー「なんだと!?」






    気がつけば、ジャンとヒッソリーニも来ていた。違うよ!妻じゃないよ!






    カルラ「私はエレンの妻です」

    エレン「いい加減にしてよ母さん!!」

    「「「母さん!?」」」





    母さんという言葉に俺と母さん以外のメンバーが驚いていた



  77. 79 : : 2014/06/04(水) 15:49:22
    つ、妻?
    アニ「ちょっとおばさん?
  78. 80 : : 2014/06/04(水) 15:49:37
    あっきたい
  79. 81 : : 2014/06/04(水) 15:52:25
    あれ?僕でいいの? 俺じゃないの?
  80. 82 : : 2014/06/04(水) 20:48:52
    アルミんSS大好きさん

    合作の方を考えながら書いていたので僕になってしまいましたね。教えてくれてありがとうございます。編集しますね
  81. 83 : : 2014/06/05(木) 19:31:48





    とりあえず皆を家にあげ、俺は母さんと一緒にお話(お説教)をしていた





    カルラ「エレン。あなたはいつから女性を家に呼んだりしてるのですか?」

    エレン「き、今日が初めてです」

    カルラ「そうですか。なら今回は大目にみましょう」

    エレン「助かった…」





    俺は安心した。また何か変なことを言ってくるのかと心配にだったぜ






    カルラ「-20点です」

    エレン「? -20点?何それ?」

    カルラ「減点です」

    エレン「なんの減点なの?」

    カルラ「あなたの今後の生活についての点数です」

    エレン「今後の、生活??」

    カルラ「あなたが一人暮らしを続けていけるかのです」

    エレン「なんじゃと?」(; ̄Д ̄)





    思わず武士口調になってしまう。一人暮らしを続けていけるかだと。





    カルラ「そのときは母さんがここに住みます」

    エレン「なんですと!?」





    母さんと一緒になんてごめんだ!こんな変人と暮らすなんて考えられない!

    あ、そういえば






    エレン「何点減点されたらアウトなの?」

    カルラ「あなたの総合得点です」





    総合得点というと、確か俺は332点だから…最悪だ





    カルラ「それじゃあ母さんはお仕事なので」

    エレン「あ、うん。頑張って」




    母さんを玄関で見送って俺はみんなのところに向かった





    現在の点数・・・312点



  82. 84 : : 2014/06/06(金) 16:45:47
    さてと闇鍋ですね


    期待(⭐▽⭐)
  83. 85 : : 2014/06/06(金) 18:21:28
    アルミんSS大好きさん

    闇鍋ですよ!
  84. 86 : : 2014/06/06(金) 18:47:27





    アルミン「エレン。何かあったの?」





    俺と母さんがいなくて気になったのか、アルミンが俺にそう言った





    エレン「今後の生活についての話をな」

    アニミカ「「今後の生活!?」」





    なぜ驚く?





    アニ「やっぱりあの人は」

    ミカサ「お母さんではなく」

    アニミカ「「結婚相手なのね…」」

    エレン「誤解です。はい。」





    あんな人と結婚なんて、イヤだ!





    ヒッチ「結婚とは、そういうの今はどうでもいいから早く闇鍋やろー」

    エレン「どうでもよくねぇ!」






    これはとても重要な問題だ。闇鍋なんかよりもずっと、





    クリスタ「私もそんなくだらない話よりも闇鍋を早くやりたいなぁ」

    サシャ「私も食べたいです!」

    ミーナ「そうだよね!」

    エレン「くだらなくもないっ!」





    みんな、優しさってものはないのか!

    そういえば何故、アルミンとジャン、ヒッソリーニは何も言ってこないんだろう?





    アルミン「死が、近い」

    ジャン「死にたくない…」

    コニー「同じく」





    三人がブツブツと言っている。その目線の先には、





    アニ「私も早く食べたいな」





    …。なぜ、こんな大事なことを忘れていたんだ。アニは殺人料理人だってことをすっかり忘れていた





    アニ「私は、だ「はっくしょん!」を作って来たよ!」





    だ、の後がとても気になって仕方ない。団子なのか出汁なのか…。出汁か





    ミカサ「なら鍋を用意しよう。エレン、鍋はどこにあるの?」

    エレン「あ、俺がやるよ!」




  85. 87 : : 2014/06/07(土) 06:07:49
    朝から登場期待マン
    イェーイ
  86. 88 : : 2014/06/07(土) 08:09:58
    アルミんSS大好きさん

    朝早くからご苦労様です!
    ヤッホーい!
  87. 89 : : 2014/06/07(土) 08:41:54





    鍋を持ってきてリビングにある大テーブルにドンとおく





    エレン「今更だが、結構大人数だよな」





    アルミン、ジャン、ヒッソリーニ、アニ、ミカサ、サシャ、クリスタ、ミーナ、ヒッチ…それで俺を合わせて10人。これはかなり多い気がする





    アルミン「確かにそうだね」

    アニ「何人かにわける?」

    「「「!!」」」





    俺とアルミン…いやアニの料理を食べたことがある。アニの料理の腕を知っている人全員が閃いた。



    ──アニの料理から逃れられる!!



    と、




    エレン「そうだな!そうしよう!!」

    アルミン「流石はアニだよ!」

    ジャン「いい提案だな!」

    コニー「グッパーで決めよう!」





    アニの料理の腕を知っているのはこの四人。アルミンとジャン、ヒッソリーニは実際はアニの料理を食べてはいないが、料理のヤバさは知っている。

    実際に食べた俺は…。あれは毒だ





    ミーナ「そうだね。でも鍋はあるの?」

    エレン「…」





    この作戦もやる前に潰れてしまった





    ヒッチ「その前にコンロがないよね?」

    エレン「そういえば…」

    ミカサ「闇鍋、中止?」





    俺にとっては嬉しいことだけど、ミカサの悲しそうな顔を見たらどうしても闇鍋をやってあげたいと思った





    クリスタ「なら私の家から持ってこよっか?」

    エレン「そうか。なら頼むよ」





    アルミンたちから、余計なことを、という目線を受けた






    クリスタ「じゃあ行ってくるね」

    アルミン「一人じゃ大変だと思うから僕も行くよ」





    アルミンとクリスタが鍋を取りに行った





    エレン「なら俺たちはサラダとか作ろうぜ」

    ミカサ「うん」




    俺とミカサはキッチンに向かった。アニも作ると言ってきたがミーナが、人生ゲームをやる、と言ったのでアニにはそっちに行ってもらった




  88. 90 : : 2014/06/07(土) 15:06:52
    休日の投稿ご苦労様です
    よく人生ゲーム持ってきたねミーナ
    それとも今日はお泊まりかな?ニヤニヤ( ̄▽ ̄)
    期待
  89. 91 : : 2014/06/07(土) 17:24:22
    アルミんSS大好きさん

    少ししか投稿してませんがね…
    お泊りという発想はありませんでした。よし!お泊りにしよう!
  90. 92 : : 2014/06/07(土) 17:57:10




    ミカサ「エレン?食材はあるの?」





    ミカサがキッチンでそんなことを言った。いつもお金がなくてお昼ご飯に塩と水を食べてるし、とも言っていた

    何を言う。塩と水だって立派な食事だ。





    エレン「塩と水ならある!」

    ミカサ「はぁ…。やっぱりね」





    ガクッと方を落とすミカサ。





    エレン「そんなに落ち込むなって」

    ミカサ「だって──」





    ミカサが少し間を開けて言う





    ミカサ「──エレンと料理したかった」

    エレン「ミカサ…」





    俺と料理をしたかったのはよくわかる。俺だってミカサと料理したかったしな。

    この前食べた弁当も美味かったし。どんな風に作っているのかも見たかった。





    エレン「よし!今から買ってくるから待ってろ!」

    ミカサ「え?いいよ。そこまでしなくても」

    エレン「いや。俺だってミカサと一緒に料理したいしな!」

    ミカサ「待って!なら、私も行く!」

    「その必要はありません」

    エレミカ「「!?」」





    そこに現れたのは、





    エレン「母さん!?」

    カルラ「はい。母さんです」

    エレン「どうしたの?」

    カルラ「さっき、冷蔵庫の中を覗いたら何も入っていなかったので」

    ミカサ「! それ」





    ミカサがスッと人差し指を出し、母さんの手に向けた。その先を見ると、そこにあったのは





    エレン「食料?母さんは仕事に行ったんじゃ?」

    カルラ「仕事はまだ間に合います。それよりエレン。冷蔵庫はいつも空っぽなんですか?」

    エレン「いいい、いつもじゃないよ!」





    そこで、うんそうだよ、っていうほど僕はバカじゃない





    カルラ「そうですか。ならよかったです」

    エレン「そうだよ母さん」

    エレカル「「あははははは」」

    カルラ「-20点です」

    エレン「…」





    母さんには、俺の嘘は通じないようだ





    カルラ「じゃあ母さんは仕事に行きますね」





    そう言って荷物を置いて母さんが出て行った




    現在の点数・・・292点



  91. 93 : : 2014/06/07(土) 18:43:05





    さて、材料もあることだし!






    エレン「はじめるか!」

    ミカサ「うん!」





    俺たちは料理を開始した。

    そういえばアルミン達どうしてるかな?




  92. 94 : : 2014/06/07(土) 18:43:52
    おもしろすぎるwwwwww
  93. 95 : : 2014/06/07(土) 19:10:37
    エレンドンマイ
    さとうは?あるっていってたじゃん

    期待( ̄▽ ̄)
  94. 96 : : 2014/06/07(土) 19:51:36
    進撃のおバカさん

    ありがとうございます!(∩´∀`)∩



    アルミんSS大好きさん

    砂糖は家に帰ってきたあと、こぼしたんです!(必死
  95. 97 : : 2014/06/07(土) 20:17:39





    今“僕は”クリスタと一緒に鍋とコンロを取りに、夕焼けの中歩いている





    「「・・・・・・」」





    特に話すこともなく、沈黙が続いている





    クリスタ「ねぇアルミン?」





    沈黙を消したのはクリスタの言葉





    アルミン「何、クリスタ?」

    クリスタ「え〜、と…」





    どうやらクリスタはこの沈黙がイヤで僕に話しかけてきたようだ。

    なぜわかったかというと話しかけてきた人がまだその内容を話してこないからだ





    クリスタ「そうだ。FクラスはまたAクラスに攻め込むの?」





    内容が決まり、そう聞いてくるクリスタ。攻め込むというとやはり試召戦争のことだろうか





    アルミン「そうだね。僕たちの目標はAクラスの設備だもん」

    クリスタ「そうだよね」

    アルミン「ま、いつ攻め込むかはまだ決めてないけどね」

    クリスタ「そっか」

    「「・・・・・・」」





    またも続く沈黙。なんでこんなにも話が続かないのだろうか?

    試召戦争の話は結構楽しいのだけどな。

    そういえば、





    アルミン「鉄人が何か言ってたけど、あれはなんだったんだろう?」

    クリスタ「何か?」

    アルミン「うん。なんか、あいつらにこいつらを合わせてみよう、とか訳の分からないことを言ってたんだよね」

    クリスタ「あいつらって誰だろうね?」

    アルミン「他にも、あいつらと一緒の学年じゃなくてよかった、とか、覗き騒動とか言ってたし」

    クリスタ「三年生とかかな?」

    アルミン「でも三年生は覗きとかいう話は聞かないよ」

    クリスタ「じゃあ卒業生かな?」

    アルミン「多分そうだね」






    卒業生にも凄い人達がいたようだね。普通の高校生なら覗きなんてしないだろうに。

    だんだん文月学園が進学校なのか疑わしく思ってきた






    クリスタ「着いたね」





    いつの間にか僕たちはクリスタの家の前に立っていた



  96. 98 : : 2014/06/07(土) 22:17:44





    鍋とコンロを持ち家を後にした





    アルミン「なんでコンロが二つもあるの?」

    クリスタ「よく覚えてないけど、小学生のころ私が持ってきたらしいよ」

    アルミン「そうなんだ」





    小学生のころか…何かあったような…





    クリスタ「それよりなんか悪いね。全部持ってもらっちゃって」

    アルミン「大丈夫。荷物持ちは男のやることだから」





    口ではそう言っとけど、これかなり辛い。というより人からの目線が気になって仕方ない

    鍋一つにコンロ二つ。普通はこんな物を制服を着て歩いてるなんて滅多にないことだろう。





    アルミン「急ごうか?エレンたちも待ってることだし」

    クリスタ「そうだね!」





    本当は周りの人からの視線が気になるからだけどね



  97. 99 : : 2014/06/07(土) 22:53:46
    吉井達がでくるんですか?! “もしかしたら”デスケド
  98. 100 : : 2014/06/08(日) 00:07:37
    ニックンさん

    もしかしたら、出てくるかもしれませんよ
  99. 101 : : 2014/06/08(日) 00:29:31





    「「ただいま〜」」





    玄関の方からそんな声がした






    アルミン「あ″〜づがれだー」

    クリスタ「お疲れ様」

    ミーナ「お疲れさん!」





    どうやらアルミン達が帰ってきたようだ





    エレン「こっちも出来たぞ!」

    サシャ「美味しそうです!」

    ミカサ「私とエレンが作った自信作!ので、美味しいはず!」

    エレン「はず、はいらないだろ?」

    ミカサ「ので、美味しい!」

    エレン「あはは」





    ちなみに作ったのは海藻サラダだ。でもなんで母さんは海藻なんて買ってきたんだろう?好きなのかな?





    ヒッチ「それじゃあグッパーだね」

    ジャン「そうだな!」

    コニー「負けられない!」

    アニ「グッパーに勝ちも負けもないよ」





    実はあるんだよ。あなたの殺人料理のせいで…。そのうち料理の作り方でも教えようかな





    エレン「それじゃあグッとパーでわっかれま──」




    「「「──しょっ!」」」



  100. 102 : : 2014/06/08(日) 00:33:21
    今回の犠牲者は誰だ?!
  101. 103 : : 2014/06/08(日) 01:15:07
    おぉー、そうですか!!期待ですね!一応今日、第二期を8話まで見てきました!ニカイメダケド!!
  102. 104 : : 2014/06/08(日) 09:03:01
    進撃のおバカさん

    さぁ?誰でしょう?
    楽しみにしててください!



    ニックンさん

    期待ありがとうございます!
  103. 105 : : 2014/06/08(日) 09:43:07




    エレン「どうして」

    アルミン「こうなった」

    ミーナ「アニと…」

    アニ「私がどうかしたの?」

    ミカサ「?」





    グッパーで決めなきゃよかった。ミーナもガッカリしてるけど、もしかして、





    エレン「ミーナ?」





    アニに聞こえない程度に話しかける





    ミーナ「なに?」





    ミーナも小声で話している





    エレン「お前はアニの料理の味を…」

    ミーナ「しってるよ。あれは生物を殺められることができる料理だよ」

    エレン「だよな」

    アニ「二人で何話してるの?」

    エレン「別に対したことないよ」





    あなたの殺人料理についてなんて、口が裂けても言えるわけがない



  104. 106 : : 2014/06/08(日) 10:07:55





    ジャン「それじゃあ、早く食べようぜ!」

    コニー「だなだな!」





    こいつら。アニと一緒じゃないからって調子に乗りあがって。





    ヒッチ「じゃあ電気消すよ〜」





    カチッという音とともに目の前が真っ暗になった。





    エレン「じゃあまず俺から入れるな」





    俺は運がよかった。母さんが豆腐を買ってきてくれなかったらこんなことはできなかっただろう。

    俺は豆腐を上手く並べて、アニが持ってきたであろう、出汁を全てアルミンの方へと行くようにした





    エレン「よし!並べ終わったぞ!」





    俺がそう言うと、次はアルミンが、





    アルミン「じゃあ次は僕が入れるね」




  105. 107 : : 2014/06/08(日) 11:17:15





    僕はエレンの作戦を知っている。やつはさっき、母さんから受け取った買い物袋から豆腐を取っていた

    きっとその豆腐でアニの出汁を僕の方に来るように仕向けたはずだ

    だがそうはさせない。エレンは豆腐を選んだのは間違いだったな。豆腐は穴が開けやすい。

    だから君のところにアニの出汁が行くように穴を開けて、僕のところを蒟蒻で囲む。アニの出汁が入ってこないように。





    アルミン「はい。入れ終わったよ」

    ミーナ「じゃあ次は私ね」





    私は知っている。豆腐や蒟蒻ごときでアニの料理を防ぎ切れるはずがない。だから私はネギをたくさん入れる。

    ネギには毒を消すというのがある。少しはアニの出汁を落ち着かせることができるだろう。





    ミーナ「終わったよ〜」

    ミカサ「なら次は私」




    トポトポと液体みたいのが入っているのが“俺”には分かる。ミカサも出汁を作ったのかな?





    ミカサ「入れ終わったよ」

    アニ「じゃあ次は私の番だね」





    ドバドバと多くの液体が入っていってしまった。でも俺は大丈夫だ!




  106. 108 : : 2014/06/08(日) 20:25:35





    エレン「それじゃあ食べようぜ」

    アルミン「そうだね!じゃあ、せーのっ、で食べようよ」

    エレン「だな」

    ミーナ「とうとう、か…」

    アニ「何がとうとうなの?」

    ミカサ「みんなおかしい」

    エレン「とりあえず!」

    「「「せーのっ!」」」





    と、叫んだとき、あれは見えた。なぜあんなものが見えたのか、どうしたらそんなことが起きるのか、全く理解できなかった。





    アルミン「なんで…」

    エレン「なんでだ…」

    ミーナ「…」

    エレアル「「なぜ、湯気が紫色なんだ!?」」





    どうしたらそんなことができるのアニ。





    アニ「紫色?」

    ミカサ「何を言っているの?普通の湯気じゃない」

    エレアルミーナ「「え?」」





    再び、鍋から出てきている湯気を見る俺たち3人。湯気は白かった。

    うん。あれは幻覚だったんだな。そうに決まってるよ。そうでなければ紫色の湯気なんて出るはずがない

    それにもし紫色の湯気が出てたとしても、俺は壁を作ったんだ。死ぬおそれはない!





    エレン「気のせいだったな!」

    アルミン「そうみたいだね」

    ミーナ「私のネギのおかげだね。多分」

    エレン「よし!食べるか!」

    「「「せーのっ!」」」





    そして鍋に箸を入れたとき、それに気がついた





    エレアル「「豆腐(蒟蒻)がなくなってる!?」」





    やっぱり、あの紫色の湯気は気のせいなんかじゃない!





    ミーナ「やっぱり蒟蒻とかはダメよね」

    アルミン「トホホ」

    エレン「こうなったら、覚悟を決めるしかない……!」

    アルミン「覚悟…」(`・д´・;)ゴクリ

    ミーナ「だね」(`・д´・;)ゴクリ

    ミカサ「全く、おかしな3人ね」

    アニ「ほんとほんと」

    エレン「いくぞ!」

    「「「せーのっ!」」」





    みんながネギを口に入れた。






    ミーナ「ネギでも、だめ…か……」





    ミーナが何かをいいながら、横に倒れた





    ミカサ「€%×☆〒\×・°5「#…」

    アルミン「舌が…焼ける…溶ける…」

    アニ「ウップ」





    そして、言葉が少しおかしくなったミカサと、舌の存続が危ういアルミンと、自分の料理に殺られているアニが横に倒れた

    そしてついに俺にも毒が回ってき──

    ーーーーーー
    ーーーー
    ーー


  107. 109 : : 2014/06/08(日) 20:40:04





    ーー
    ーーーー
    ーーーーーー





    エレン「うーん…」





    目を覚ますと、俺の体は布団の上にあった





    ジャン「よく戻ってこれたな」

    コニー「でもまだ3人目が覚めていない」

    エレン「3人?」





    視界を横にずらすと、そこには俺と同じように寝かされていた《アルミン、アニ、ミカサ》の姿があった





    ヒッチ「あ、エレンは目が覚めたんだ。よかったね」

    サシャ「おはようございます!」





    ドアを開けて、入ってくる女子2人





    エレン「二人とも心配してくれてありがとう。そういえばクリスタとミーナは?」

    ジャン「二人ともベランダにいるぞ」

    エレン「ベランダ?」

    ジャン「おう。ミーナが外の空気を吸いたいって言ってよ。その付き添いにクリスタがな」





    確かに、俺も外の空気を吸いたい気分だ





    エレン「じゃあ俺も少し外の空気でも吸ってこよっかな」

    ジャン「一人で大丈夫か?」

    エレン「大丈夫だよ」





    俺は布団から出て、ベランダへと足を向けた



  108. 110 : : 2014/06/08(日) 21:03:36




    クリスタ「あ、エレン。目が覚めたんだ。じゃあもう私は行くね」

    ミーナ「あ、うん」





    俺はクリスタと入れ替わるようにベランダに入った





    ミーナ「起きるの早かったね」

    エレン「まぁな。俺はアニの料理を何回か食ったことがあるから少しは抵抗ができなのかな?」





    空を見ながら空気を吸っていたミーナにそう言った





    エレン「そういやなんでクリスタは戻っていったんだ?」

    ミーナ「それはね。私が一人でベランダにいるのは少しさみしいから一緒にいてもらったの」

    エレン「そうなんだ」

    ミーナ「うん!」





    確かに、ここで一人はかなりさみしいな





    ミーナ「ねぇエレン?」

    エレン「なんだ?」

    ミーナ「アルミンは、私のこと……」

    エレン「ん?」

    ミーナ「ううん。やっぱりなんでもない!」




    なんだろう?変なやつだな





    エレン「それにしても、雲行きが怪しくなってきたな」

    ミーナ「そうだね」





    俺は空を見上げてそういった





    エレン「降ってくるといけないし、中に入ってようぜ」

    ミーナ「そうだね」




    俺はベランダのドアを閉め、アルミンたちのところに向かった


  109. 111 : : 2014/06/10(火) 14:26:15





    さっきまで寝かされていた部屋に戻るとアルミンたちも起きていた





    エレン「みんなおはよう」

    アルミン「僕はいったい…」

    ミカサ「?」

    アニ「喉がヒリヒリする」





    アニ。それはきっとあなたの出汁のせいだよ、と心の中で囁いた





    ミカサ「あの鍋にはいったい何が…」





    何も知らない方がいいと俺は思う





    ジャン「それはいいとして。もう帰ろうぜ」

    ヒッチ「もう遅い時間だもんね〜」





    時計を見ると、7時になっていた





    サシャ「そうですね」

    クリスタ「じゃあみんな帰ろ〜」

    「「「おー」」」




    玄関につくと、





    「「「またねー」」」

    エレン「おう!」




    先頭に立つアルミンがドアを開ける




    ザーーーーー


    パタン





    「「「お泊まり会、する?」」」




    満場一致で俺たちはお泊まり会を開いた




  110. 112 : : 2014/06/10(火) 17:36:29
    お泊まりかいありがとうございます
    期待してます!‼
  111. 113 : : 2014/06/10(火) 18:05:25





    アルミン「お泊まり会をするっていうのはいいんだけど…。着替えはどうしよう?」





    この雨だし、今から取りに行くってのもなんかおかしい。ていうか取りに行くのならそのまま家にいればいいのか。

    ──ってそんなことは置いといて





    エレン「俺の服なら貸せるけど?」

    アルミン「本当!ありがとう!」

    ジャン「でもサイズは大丈夫かよ?」

    コニー「確かにそうだよな」

    エレン「ま、大丈夫だろ」





    と、サイズの話は受け流す。





    サシャ「男物の服。楽しみですね!」

    ヒッチ「確かにね〜」

    ミーナ「どんなのなんだろうね」

    ミカサ「期待!」

    アニ「パーカーあるかな?」

    クリスタ「あると思うよ」





    女子たちがそんな話をしていた。あれ?





    エレン「女子も俺の服を?」

    アニ「? もしかして、女子には貸さないって言うの?」

    ミカサ「酷い…」

    ミーナ「ケチんぼ」

    ヒッチ「男子には貸して」

    クリスタ「差別」

    サシャ「日本は男女平等社会ですよ!」





    みんなから罵倒される。ていうかサシャ、なんだその言葉は…





    エレン「分かったよ。貸すよ」

    「「「やった!」」」

    エレン「じゃあ先に女子が風呂入ってこいよ。なるべく水は少なめにお願いな」

    アルミン「水…。」





    アルミンが何かを呟いていた。きっとこの前の冷水風呂のことを言っているのだろう

    でも安心しなさい





    エレン「ちゃんとガス代は払ったからお湯が出るはずだから」

    アルミン「なんだ、よかった」





    あんなことがあったんだ。ガス代はしっかり払わないとな





    エレン「じゃあ脱衣所にタオルを何枚か置いとくからそれ使ってな」




    俺はタオルを何枚か持って脱衣所に向かった






    そして、俺は忘れていたのだった。ヤツの存在を。ヤツの恐怖を。



  112. 114 : : 2014/06/10(火) 18:32:45





    「あ〜気持ち〜」

    「復活です!」

    「死んでたの?」

    「早くしてよ」

    「待ってるんだから」




    お風呂場と脱衣所から聞こえてくる女子たちの声。

    そういえば




    エレン「なぁ男子のみんな」

    アルミン「なに?」

    エレン「女子たちは着替えを持って行ってたか?」

    ジャン「持って行ってなかったよな」

    エレン「持ってってやろうぜ!」

    コニー「カメラはOK」

    アルミン「カメラはやめとこうね」

    エレン「じゃあ適当に着替えを選んで持って行くか」




    俺は自分の部屋に行き服を適当に掴んで気がつく




    エレン「下着は、どうすんだ?」




    女子には洗いたいものがあったら洗濯してもいい、と言ったことを今更になって後悔した



  113. 115 : : 2014/06/10(火) 18:35:35
    アルミんSS大好きさん

    採用しました!お泊まり会もあなたが言ってくれたのでやりたいと思いました!
  114. 116 : : 2014/06/11(水) 05:54:42
    もう安価ですね
    期待*\(^o^)/*
  115. 117 : : 2014/06/11(水) 20:10:37





    男子の下着とかはまだ使ってないのがあるからいいとして、女子ともなると…





    「何を悩んでいるんですかエレン?」

    エレン「!?」





    後ろから声を掛けられる。この声、この話し方。まさか、





    エレン「母さん!?」

    カルラ「はい。母さんです。そんなことより、パンツを持って何を悩んでいるんですか?」

    エレン「いや。これは、その」

    カルラ「まぁ、話は後で聞きましょう。それより、母さんはお風呂に入ってきますね」





    母さんはこの雨の中で帰ってきたから、髪の毛や肩が濡れていた





    エレン「いいよ。入っておいでよ」

    カルラ「では」





    母さんが俺の部屋から出ていく。俺は母さんの背中を見ながら思った


    ──俺、死ぬのかな



    理由は簡単。今、風呂場には女子が全裸でいる。





    エレン「母さんストォォォオップ」





    時すでに遅し。母さんは脱衣所へと続くドアを開けていた






    カルラ「詳しく説明してもらいましょうか?」



  116. 118 : : 2014/06/11(水) 22:00:38





    エレン「だいたいそんなところだよ」





    俺は母さんに包み隠さず、全てを打ち明けた。別に隠すことは何もしてないし






    カルラ「なるほど、そういうことでしたら──」





    母さんも分かってくれたみたいだ。どこか抜けててもそういうことは理解してくれてありがたい





    カルラ「-100点です」

    エレン「…」(´;ω;`)





    少しでも安心したことを凄く後悔した瞬間である





    アルミン「エレン?」





    戻ってこないことに心配したのか、アルミンが俺の部屋に入ってきた





    カルラ「さっき振りですね」

    アルミン「あ、はい。おじゃましてます」





    アルミンが母さんに一礼をしてから俺の近くにやってきて、こんなことを言った





    アルミン「エレン。女子たちが下着がないって騒いでるよ」

    カルラ「エレン。いくら青春期だからって、本能赴くままに行動してはいけませんよ」

    エレン「盗んでないよっ!」

    アルミン「エレン…君ってやつは……!」

    エレン「アルミンも信じんなよ!ずっと俺の隣にいたろっ!」

    アルミン「君が服を取りに行くとき以外は、ね」

    エレン「俺は盗んでねぇぇえええ!!!」



    『『『服もなぁぁぁいっ!!!』』』





    風呂場の方から聞こえてくる女子たち叫び声





    カルラ「あなた、服まで盗んだの」

    アルミン「いくら青春期だからって本能赴くまま行動したら犯罪なんだよ!分かってるの!?」

    エレン「よし。もう怒った。一発殴らせろ」





    俺は手をグーにした





    アルミン「エレン。それは暴行と言った犯罪だよ!君はまた犯罪を繰り返すのかい?」

    カルラ「エレン。一緒に警察へ行きましょう?」

    エレン「いいから俺の話を聞け!」





    現在の点数・・・192点



  117. 119 : : 2014/06/11(水) 22:22:42





    エレン「分かった?理解した?」

    アルミン「そうだったんだ」

    カルラ「すいません」





    俺はさっき、母さんに話した話をもっと詳しく細かくアルミンと母さんに教えた

    勘違いや誤解をされないように細かく





    エレン「理解してもらえてよかったよ」





    何時間も説明してたら喉が渇いたな

    ちなみに、この話をしている途中でジャンとヒッソリーニが入ってきたから、二人に女子たちの着替えを持って行ってもらった

    下着は母さんが新しく買ってきたのを渡した





    エレン「疲れたからもう寝よっかな」





    風呂は明日、入ればいいや




    アルミン「じゃあ僕はお風呂に入ってくるね。僕、朝は苦手だから」




    そう言ってアルミンは俺が用意した着替えを手に脱衣所へ向かった

    結局俺も体がベトベトして気持ち悪かったので風呂に入った



  118. 120 : : 2014/06/12(木) 21:41:24




    夜、それは男たちの楽しみの時間。寝相の悪さを言い訳に《女子の布団に潜り込む》ということができる特別な時間。





    アニ「じゃあ私たちは隣の部屋で寝るね」

    ミカサ「おやすみ」

    クリスタ「ネマスー」|。・ω・|ノ ネマスー

    ミーナ「…zzz」(★´-ω-).。oOO グゥグゥ

    ヒッチ「立ちながら寝てる〜」

    サシャ「おやすみです!」(`・∀・´)





    人生そんなに、甘くないですね…。チッ

    女子たちが部屋から出て行った。そのあと母さんが、






    カルラ「エレン。何を考えてるのですか?」

    エレン「なんでも、ございません」





    ま、そんなことをしたら間違いなくあの世行きだけどな。クソッ

    次にアルミンが、





    アルミン「だから!いくら青春期だからって本能赴くままに行動しちゃ犯罪だって何回言えば!」

    エレン「もうそれいいから…」

    ジャン「なんのことだ?」

    コニー「エロの話?」





    ヒッソリーニの言葉は聞かなかったことにしよう。こいつ、どんな私生活を送っていたらこうなるんだ?





    エレン「じゃあ電気消すよ」





    カチッと電気を消す音が鳴ると同時に、部屋が真っ暗になった





    「「「・・・・・・・」」」




    そしてみんな寝るために黙り込む。そう沈黙だ。だがその沈黙もアルミンの一言で一変した





    アルミン「女子の寝顔、見に行こうよ」

    ジャン「いいなそれ!」

    コニー「シャッターチャンス!」

    エレン「おい!お前さっきなんて言った!?本能とか犯罪とか言ってたろ!?それとお前らも乗るなよ!?」





    そう、アルミンの問題発言のせいで男子の欲望が跳ね上がった。





    アルミン「じゃあエレンは女子の寝顔を見たくないの?」

    エレン「そ、それは…」





    もちろん俺だって男だ。漢という名の男だ。女子の寝顔にはとても興味がある。





    アルミン「うわ。考え込んでるよ。変態だ!」

    エレン「いい度胸だ。表出ろ!」

    アルミン「冗談だよ」





    ていうか先に提案したのアルミンだろ!このドヘンタイ!





    アルミン「で?エレンは行くの?行かないの?」

    エレン「もちろん行くさ」

    アルミン「変態…」

    エレン「お互い様だろ?」





    見に行くと言ってしまった以上、俺は変態ということになっている。認めるしかないな。

    そもそも学年全男子生徒を率いて覗きをしたのだからもうとっくに変態か





    アルミン「じゃあ行こうか。みんな!」

    ジャン「まぁ少し待て」(`・∀・´)つ

    アルミン「なんだい?」

    ジャン「あいつらだってまだ起きてるかもしれないだろ?だったらあと一時間くらい待った方がいいだろう」

    アルミン「…。それもそうか。よし!みんなカフェインを取って寝ないように頑張ろう!」





    俺たちはコーヒーを3杯飲んだ


  119. 121 : : 2014/06/12(木) 21:59:29





    一時間後、俺たちが隣の部屋へと向かおうと話していると



    ガチャリ




    「「「!?」」」





    俺たちがいる部屋のドアが開く音が聞こえた。俺たちは布団をかぶって狸寝入りをした

    なに?なにが起きてるの?

    俺が混乱していると話し声が聞こえてきた





    「寝てるよね?」

    「大丈夫。寝てる」

    「カメラはある?」

    「あります!」





    それは、俺たちが今から寝顔を見ようとしていた女子たちの声だった



  120. 122 : : 2014/06/12(木) 22:06:21
    え!え?一体何がww
  121. 123 : : 2014/06/13(金) 14:41:36
    何‼
    続き連投お願いします
  122. 124 : : 2014/06/13(金) 20:38:14
    進撃のおバカさん

    何かは後々分かりますよ



    アルミんSS大好きさん

    連投できるかはわかりませんが頑張ります!
  123. 125 : : 2014/06/13(金) 21:09:02





    エレンたちが女子の寝顔見学について話しているとき、女子たちも話し合いをしていた





    アニ「バレたらヤバいんじゃない?」

    ミカサ「バレたらそれまで。でも、バレなかったら私たちの勝ち」

    クリスタ「それに、あの男子たちはバカだけど優しいから大丈夫だよ」

    アニ「でも男子の寝顔なんて見たって面白くないよ」

    ミーナ「それだからアニは」←目が覚めた

    ヒッチ「本当は見たいんじゃないの〜?」

    アニ「べ、別に、そんなんじゃないし!」

    サシャ「まぁ行きたくなかったら行かないでもいいですよ?きちんとカメラで撮影しますから」

    アニ「撮影というよりは盗撮なんじゃ?」

    ミカサ「じゃあアニはここにいればいい。男子の寝顔は私たちのもの。アニにはわからない」

    アニ「別に必要ないから」

    ミーナ「アルミンの頭ナデナデしよ〜」

    クリスタ「私が最初にナデナデする!」

    アニ「ナデナデ…」

    ヒッチ「どうしたの?」

    アニ「私も…私も行く!」

    「「「そうこなくちゃ!」」」



  124. 126 : : 2014/06/14(土) 09:52:09
    Σ(・□・;)一足遅かったんだね男子
  125. 127 : : 2014/06/14(土) 10:09:46
    ジャン「羨ましいや!」
  126. 128 : : 2014/06/14(土) 16:41:24
    アルミんSS大好きさん

    男子たちは出遅れたんです



    クロスタ団長さん

    コメントありがとうございます!
  127. 129 : : 2014/06/14(土) 18:31:24





    そして今に至る





    ミカサ「起きないようにこっそりとだよ」

    クリスタ「分かってるって」

    ミーナ「シャッターを押す準備は?」

    サシャ「完璧です!」

    アニ「暗くてよく分からない」

    ヒッチ「懐中電灯があるから大丈夫」





    目をつぶっていても灯りがついたのがなんとなく分かる






    「「「あ、いた!」」」





    目的の人物を発見したのか。彼女たちはそんなことを言っていた

    その声のあとにトタトタとその人物のところにみんなが歩いていたのも音で分かった


    ──音って凄いなぁ


    って!今は音の凄さに慕ってる暇じゃない!

    寝顔を見られる、て言っても本当は起きてるんだけどね。

    とにかく、今起きて彼女たちに俺たちが起きてるっていうことを証明しないと!





    「「寝顔可愛い」」





    俺の頭を撫でてくる二人の手。あ、もう手遅れです。





    「ちょっと触りすぎだよ!」

    「いいじゃん!可愛いんだし!」





    アルミンの布団の方からそんな声が聞こえてきた。アルミンももう手遅れのようだ





    「ジャン?起きてるんでしょ?」

    ジャン「ははっ。ヒッチにはお見通しか。というかなんで布団の中に?」

    ヒッチ「一緒に、ね?///」

    ジャン「ね、寝るだけだぞ!///」





    …あいつ。コロス……!





    「私も布団の中に…///」

    「私も…///」





    うん。ジャンのことは見なかったことにしよう。///





    「「「・・・・・・・」」」





    ん?なんか、急に静かになったな。シャッターを押す音も聞こえてこないし。

    そして耳に当たる生暖かい風

    俺は気になって目を恐る恐る開けると、





    「「ん〜…」」zzz





    誰だかはよく見えなかったが誰かが寝ているのが分かった

    そして、俺も睡魔に襲われて寝てしまった



  128. 130 : : 2014/06/14(土) 19:24:56




    コケコッコー





    アニ「ん?」ムク





    朝、目が覚めたら隣にエレンの姿があった





    アニ「…早く部屋から出ないと!ミカサ!起きて!」

    ミカサ「何?お母さん?」

    アニ「寝惚けてる場合じゃないよ!」バシッ

    ミカサ「ふぁ?あ、おはようございます」

    アニ「そんなことはいいから!早く部屋から出ないと!」

    ミカサ「へ?なんで?ここは私の部屋。ので私がいようと私の自由」

    アニ「ここはエレンの部屋」

    ミカサ「何をしている?早く出ないと!」





    ミカサはクリスタとミーナをおぶって扉の前に立っていた。なんというか、





    アニ「あとで一発叩くから」





    私はサシャとヒッチをおぶりミカサと一緒にエレンの部屋をあとにした




  129. 131 : : 2014/06/14(土) 21:05:55
    期待です!!!!!!!!!!!!!!!
  130. 132 : : 2014/06/14(土) 21:27:14
    同じこと考えるってwwww
  131. 133 : : 2014/06/14(土) 21:52:16
    ペトラトラトラルさん

    期待ありがとうございます!



    進撃のおバカさん

    似た者同士ですからね…。わい的には
  132. 134 : : 2014/06/14(土) 22:15:58





    アニたちが部屋から出て数分後





    エレン「ふぁ〜よく寝たぜ」





    俺はいつものように部屋についてあるカーテンを開け、朝日を浴びていた






    アルミン「眩しい…」

    エレン「あ、悪い。起こしちゃったか?」

    アルミン「大丈夫だよ。目が覚めただけだから」

    エレン「そうか」

    アルミン「ところでさ。昨日の夜のことなんだけど…」

    エレン「あぁ、あれか…」

    アルミン「夢?なのかな?」

    エレン「さぁ?」





    朝起きたら女子たちが一人もいなかったからあの夜のことは現実だったのか夢だったのか、分からない

    でも一つ、言えることがある





    エレン「でも、夢だとしてもいい思いができてよかったよな」

    アルミン「そうだね」



  133. 135 : : 2014/06/14(土) 22:57:55





    エレン「朝ごはんは俺たちで作るから!!」





    起きてから約三十分。俺たち男子+ミーナは必死になっていた





    アニ「エレンの家にお邪魔してるんだから、それくらい」

    アルミン「それなら僕たちで作るから!」

    ミーナ「そうそう。アニはミカサたちとゲームでもしててよ!」





    ちなみにミカサは昨日の鍋のマズさは闇鍋だったからと言って、アニの殺人的料理については全くしらないのである





    アニ「ならせめてデザ──」

    ジャン「じゃあさ、俺とヒッチとアニは俺たちが使った布団でも干そうぜ!」





    アニが全く引こうとしないのを見て、ジャンがそう言って料理から布団干しへと話を変えてくれた

    流石はジャンだぜ!現状を読み取る能力は誰よりも上をいっている!





    ヒッチ「さんせ〜い」

    アニ「…分かった」

    ジャン「よし!」





    ジャンが小さくガッツポーズをしていた






    アルミン「じゃあ料理は任せてよ」

    アニ「うん」





    ちなみに料理担当は俺とアルミン、ミカサとクリスタになった

    これはずいぶん前に参加した《第二回文月学園お料理対決》のときの上位四名だ。自分で言うのもなんだけどなな





    エレン「目玉焼きでいいよな」

    アルミン「いいんじゃん?簡単だし」

    クリスタ「ならベーコンも焼く?」

    エレン「家にベーコンなんて高級食材はありません!」

    ミカサ「でも昨日、お母さんが買ってきたものにあるかもしれないよ」

    エレン「そうかもな」




    俺は昨日、適当に冷蔵庫に突っ込んだ食材を漁る。そこにはなんと!高級食材のベーコンがあったのだ!しかも3パックも!

    これはラッキーだ!




    エレン「じゃあ作ろうぜ!」

    アルミン「焼くだけだけどね」

    クリスタ「確かにね」

    ミカサ「焼くのだって大変」

    エレン「大変だけど…そういえばみんな目玉焼きは半熟派?それとも完熟派?」

    アルミン「半熟かな?」

    クリスタ「私も半熟かな」

    ミカサ「完熟派です」

    エレン「ちなみに俺も完熟だ」

    アルミン「みんなに半熟か、完熟か、聞いてくるね」




    アルミンがリビングへ向かった


  134. 136 : : 2014/06/15(日) 07:04:56
    ジャンナイス朝起きてまた寝る事になりそうでしたね
    期待*\(^o^)/*
  135. 137 : : 2014/06/15(日) 07:06:38
    アルミんSS大好きさん

    今ちょうど書こうと思ってました
    二度寝は大変ですからね…あっちの意味で
  136. 138 : : 2014/06/15(日) 07:25:05




    アルミン「半熟も完熟も同じ三人だったよ」





    リビングから帰ってきたアルミンがそう言った





    エレン「じゃあ半熟を5個、完熟も5個だな」

    ミカサ「なんか大変」

    クリスタ「なら玉子焼きにすれば?」

    アルミン「そっちの方が簡単かもね」

    エレン「甘いのと甘くないのどっちがいい?」

    アルミン「エレン?またさっきのを繰り返すの?」

    クリスタ「そうだよ!」

    ミカサ「それがエレンのいいところ?」

    エレン「ミカサ。なぜ俺にそれを聞いてくる?」





    とまぁこんな感じに会話をしてると、





    アルミン「エレン?火がつかないよ?」





    アルミンがガスコンロのスイッチをカチカチと何回か押しているけど火が出てこない

    うーん。これはやっぱり、





    エレン「ガス代を全部払ってないからなのかな?」

    アルミン「それだと普通はガスは通らないよ」





    それはガス会社が普通じゃないってことか。





    アルミン「それとも君の家が特殊なのか」

    エレン「やだな。俺の家がそんなわけないだろ?」

    アルミン「君だからあり得るんだよ」

    エレン「ん?それはどういうこと?」





    返答によってはなぎ倒す





    アルミン「朝ごはん、TKGでいいよね」

    エレン「まさかのスルーすか」Σ(OωO )

    クリスタ「そうだね」

    ミカサ「一番簡単」

    エレン「二人もスルーすか!?」





    結局上位四名の料理は、卵かけご飯に決まった


  137. 139 : : 2014/06/15(日) 10:24:10





    「「「・・・・・・」」」





    みんな、目の前にある卵かけご飯を見て言葉を失っている





    アルミン「食べないの?早く食べないとふやけるよ?」





    そんなみんなを見たアルミンが、平然と言った。





    ジャン「いや。なんというかその。なぁ?」

    ヒッチ「うん。半熟か完熟かって聞いてきたてっきり目玉焼きかと」

    ミーナ「TKGって半熟とか完熟とかってあるの?」

    アニ「フライパンでも溶けちゃったの?」





    朝ごはんについて、みんなが不満を言い始めた。なんかジメジメしてきた

    というかなぜフライパンが溶けるって出てきた!?いつもなの?いつもフライパン溶けてるの!?

    まぁそれはおいといて。今はこのジメジメしている場を和ませなければ!

    でもどうすれば…。目玉焼きを作るのは大変だったんだ〜、だとジャンとかが、ただ焼くだけだろ?とか言ってくるだろうし。

    あ!場を和ませるといったら笑い!そう笑いだよ!






    エレン「ガス代を少ししか払ってなかったせいか、火がつかなかったんだよね」

    ジャン「そんなに苦労してるのに、俺たちを泊めてくれるなんて…」

    ヒッチ「ぐすっ。ありがとうね」

    ミーナ「何か生活で困ったらいつでも相談してね」

    アニ「あとで食べ物、持って行ってあげるからね」





    笑いを取ろうと思ってたんだけど、なぜか同情されてしまった。アニの言葉に少し恐怖した



  138. 140 : : 2014/06/15(日) 20:34:43





    ジメジメムードで朝ごはんを食べ終わり、みんなで学校へと向かう途中のことであった





    FFF団「「「異端異端異端異端!!」」」

    アルミン「うわぁぁぁああ!!」





    後ろからやってきたFFF団たちにアルミンが拉致られている場面を見て、俺たちは唖然としていた






    エレン「アルミンのやつ、何をやらかしたんだ?」

    ジャン「さぁな?」

    コニー「どうせデートのお誘いでもして、FFF団の誰かに聞かれたんだろ?」

    ミーナ「あ……」






    ヒッソリーニの言葉を聞き、ミーナが反応した。心当たりでもあるのかな?






    エレン「どうかしたの?ミーナ?」

    ミーナ「うん。ちょっとね」

    エレン「アルミンのことか?」

    ミーナ「別に、そんなんじゃないよ…うん!そんなんじゃない!」

    エレン「いつでも相談に乗るからな」

    ミーナ「だから違うから!///」





    もう。正直じゃないなぁ。





    クリスタ「……」

    ヒッチ「どうかしたの?」

    クリスタ「……」

    ヒッチ「お〜い?ク〜リス〜タさ〜ん?」

    クリスタ「ん?な、何ヒッチ?」

    ヒッチ「なんかボーッとしてたから気になったからさ」

    クリスタ「ちょっとね。考え事かな?」

    ヒッチ「ふぅん…。ま、詮索はしないよ」

    クリスタ「ありがと」

    ヒッチ「でも、一つだけ言っておくね。あなた、このままだと確実にミーナに負けるよ」

    クリスタ「ミーナに負けるってどういう…」

    ヒッチ「恋は推しが肝心だから」

    クリスタ「推し、か…」



  139. 141 : : 2014/06/15(日) 21:17:33




    Fクラスに着くと、俺たちは数秒でグルグル巻きにされた





    エレン「みんな!これは一体どういうこと!?」

    ジャン「なんなんだよ!クソッ!」

    コニー「意味がわからん!」






    俺たちは運ばれてアルミンのところに転がされた。まさか、こいつ!






    エレン「お前、バラしたな」

    アルミン「はて?なんのことやら?」

    「「・・・・・・(睨み合い)」」

    FFF団会長「落ち着け異端者!」





    俺とアルミンの間に鎌を振り下ろす黒装束。マスクの額のところには“F”と大きく書いてある。それは会長の証だ





    FFF団会長「これより異端審問会を開始する」

    FFF団会長「まず被告人に質問だ。お前らは女子とお泊まり会をした。違うか?」

    エレン「アルミン…テメェ!」

    アルミン「忘れたのかいエレン。僕は君の不幸が好きだってことを!」

    エレン「最低だぁぁあ!!」

    ジャン「じゃあ俺は巻き添いか!?ふざけんなよエレン!」

    コニー「マジか!ふざけんなよエレン!」

    エレン「俺が悪いのか!?それより、なんでアルミンは一目散に連れてかれたんだ?」

    FFF団会長「忘れるところだった。アルミンはある女生徒と如月ハイランドで遊ぶ約束をしている」

    「「「なんだってぇぇええ!!」」」





    FFF団員と俺たちが驚いた





    エレン「アルミン。本当か?」

    アルミン「フッ」

    FFF団会長「死刑」

    アルミン「はいストップ!僕は遊ぶ約束なんてした覚えない!」

    「え…」





    ドアの方から少し震えた声でそう聞こえてきた。全員の目線はアルミンから一斉にドアへと移った

    そこにいたのは、





    エレン「ミーナ?」

    ミーナ「うぅ……」





    そしてどこかへ走り去ってしまった。目には何か輝くものが見えた





    アルミン「ミーナ!!」





    アルミンも必死に追いかけようとしたが、グルグル巻きにされていたのでそれができなかった






    FFF団会長「あ〜。その、え〜と。アルミンの縄をほどいてやれ」

    FFF団員「いいんですか?我々は女子から好意を寄せられている異端者に静斎を行うFFF団ですよ?」

    FFF団会長「女子に涙は似合わない」

    FFF団員「わかりました!」





    アルミンの縄が鎌で切られていく。これ、本物なんだ





    アルミン「いいのかい?」

    FFF団会長「俺の気が変わらないうちに行け」

    アルミン「恩に着るよ」





    そう言うとアルミンはミーナが、走り去っていった方へと走っていった





    エレン「ついでに俺たちもほどいて──」

    FFF団会長「やらん」

    エレン「ですよね〜」





    ま、わかってたことだけどよ。それよりアルミン、しっかりな!


  140. 142 : : 2014/06/15(日) 21:30:33
    ・・・・なんでだろう。
    エレンが主人公のハズなのにいつもアルミンが目立ってる気がする。
  141. 143 : : 2014/06/15(日) 22:38:57
    確かにそうですねwwでも語りがエレンだから大丈夫じゃないんですか?
  142. 144 : : 2014/06/15(日) 23:40:03
    進撃のおバカさん

    そろそろエレンにも活躍してもらわないと、主人公がアルミンに変わりそうですよ…
  143. 145 : : 2014/06/16(月) 06:27:58
    まさかアルミンはあれを狙ってたのか?
    沙希さん別に主人公がアルミンでもいいじゃないですか笑
    期待*\(^o^)/*期待
  144. 146 : : 2014/06/16(月) 07:05:39
    アルミんSS大好きさん

    いや。流石に狙ってませんよ。そうだったらアルミン最低ですよ?
    期待ありがとうございます!
  145. 147 : : 2014/06/17(火) 19:03:35
    アルミンミーナを泣かせるな( *`ω´)
    期待あなたのアルアニものすごくいいですね~すごいです
  146. 148 : : 2014/06/17(火) 19:46:00
    アルミんSS大好きさん

    アルアニというとアレですか。ありがとうございます!
  147. 149 : : 2014/06/17(火) 20:14:20





    アルミン「ミーナ!」




    僕はどうにかミーナに追い付き、ミーナを呼び止めた





    ミーナ「…何」




    ミーナは前を向いたままだった。振り返る素振りもなくただ前を向いていた





    アルミン「さっきの発言なんだけどさ」

    ミーナ「どうせ…私とは行きたくなかったんだよね」

    アルミン「いや、そうじゃなくて」

    ミーナ「私が変な約束したせいでアルミンは誤解されて嫌だったんでしょ」

    アルミン「だからさ」

    ミーナ「わかってたのよ。どうせアルミンは私じゃなくてクリスタを選ぶって」

    アルミン「この話にクリスタは関係ないかと…」

    ミーナ「もう知らない!」





    ミーナは振り返ることなく去って行ってしまった





    アルミン「ミーナ…」





    それ以来、アルミンとミーナは全く関わることがなく、一学期が終了した

    そして一つの疑問





    エレン「主人公の座が危ない」





    俺も少し、危機を感じていた



  148. 150 : : 2014/06/17(火) 20:24:44





    「なんですか?ババァ長?」

    「俺たちを呼ぶなんて、また変なことでも考えてんのかババァ」

    学園長「久し振りの再開だってのに、失礼だねクソジャリ」

    「お互いさまだろ?」

    「それより話と言うのは何かのう?」

    「・・・・・・早く教えろ」

    学園長「話というのは他でもない。今のFクラスと試召戦争をしてもらいたい」

    「詳しく教えろババァ」









    進撃のバカテス 第6話
        『夏と水着と熱い闇鍋』



            〜fin〜
  149. 151 : : 2014/06/18(水) 07:00:00
    次の作品はってくださいね
    期待ヾ(@⌒ー⌒@)ノ
  150. 152 : : 2014/06/18(水) 22:35:01
    ついに明久達がくるのか!?

    次作も期待です!!
  151. 153 : : 2014/06/22(日) 20:59:34
    http://www.ssnote.net/archives/18719
    続きです
  152. 154 : : 2020/10/28(水) 13:52:27
    http://www.ssnote.net/users/homo
    ↑害悪登録ユーザー・提督のアカウント⚠️

    http://www.ssnote.net/groups/2536/archives/8
    ↑⚠️神威団・恋中騒動⚠️
    ⚠️提督とみかぱん謝罪⚠️

    ⚠️害悪登録ユーザー提督・にゃる・墓場⚠️
    ⚠️害悪グループ・神威団メンバー主犯格⚠️
    10 : 提督 : 2018/02/02(金) 13:30:50 このユーザーのレスのみ表示する
    みかぱん氏に代わり私が謝罪させていただきます
    今回は誠にすみませんでした。


    13 : 提督 : 2018/02/02(金) 13:59:46 このユーザーのレスのみ表示する
    >>12
    みかぱん氏がしくんだことに対しての謝罪でしたので
    現在みかぱん氏は謹慎中であり、代わりに謝罪をさせていただきました

    私自身の謝罪を忘れていました。すいません

    改めまして、今回は多大なるご迷惑をおかけし、誠にすみませんでした。
    今回の事に対し、カムイ団を解散したのも貴方への謝罪を含めてです
    あなたの心に深い傷を負わせてしまった事、本当にすみませんでした
    SS活動、頑張ってください。応援できるという立場ではございませんが、貴方のSSを陰ながら応援しています
    本当に今回はすみませんでした。




    ⚠️提督のサブ垢・墓場⚠️

    http://www.ssnote.net/users/taiyouakiyosi

    ⚠️害悪グループ・神威団メンバー主犯格⚠️

    56 : 墓場 : 2018/12/01(土) 23:53:40 このユーザーのレスのみ表示するこの書き込みをブックマークする
    ごめんなさい。


    58 : 墓場 : 2018/12/01(土) 23:54:10 このユーザーのレスのみ表示するこの書き込みをブックマークする
    ずっとここ見てました。
    怖くて怖くてたまらないんです。


    61 : 墓場 : 2018/12/01(土) 23:55:00 このユーザーのレスのみ表示するこの書き込みをブックマークする
    今までにしたことは謝りますし、近々このサイトからも消える予定なんです。
    お願いです、やめてください。


    65 : 墓場 : 2018/12/01(土) 23:56:26 このユーザーのレスのみ表示するこの書き込みをブックマークする
    元はといえば私の責任なんです。
    お願いです、許してください


    67 : 墓場 : 2018/12/01(土) 23:57:18 このユーザーのレスのみ表示するこの書き込みをブックマークする
    アカウントは消します。サブ垢もです。
    もう金輪際このサイトには関わりませんし、貴方に対しても何もいたしません。
    どうかお許しください…


    68 : 墓場 : 2018/12/01(土) 23:57:42 このユーザーのレスのみ表示するこの書き込みをブックマークする
    これは嘘じゃないです。
    本当にお願いします…



    79 : 墓場 : 2018/12/02(日) 00:01:54 このユーザーのレスのみ表示するこの書き込みをブックマークする
    ホントにやめてください…お願いします…


    85 : 墓場 : 2018/12/02(日) 00:04:18 このユーザーのレスのみ表示するこの書き込みをブックマークする
    それに関しては本当に申し訳ありません。
    若気の至りで、謎の万能感がそのころにはあったんです。
    お願いですから今回だけはお慈悲をください


    89 : 墓場 : 2018/12/02(日) 00:05:34 このユーザーのレスのみ表示するこの書き込みをブックマークする
    もう二度としませんから…
    お願いです、許してください…

    5 : 墓場 : 2018/12/02(日) 10:28:43 このユーザーのレスのみ表示する
    ストレス発散とは言え、他ユーザーを巻き込みストレス発散に利用したこと、それに加えて荒らしをしてしまったこと、皆様にご迷惑をおかけししたことを謝罪します。
    本当に申し訳ございませんでした。
    元はと言えば、私が方々に火種を撒き散らしたのが原因であり、自制の効かない状態であったのは否定できません。
    私としましては、今後このようなことがないようにアカウントを消し、そのままこのnoteを去ろうと思います。
    今までご迷惑をおかけした皆様、改めまして誠に申し訳ございませんでした。

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