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最強の2人 1年後

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  1. 1 : : 2014/05/20(火) 17:38:31
    すみません、以前りんりんこんという名前で小説を投稿していたものです。

    諸事情によりましてこちらのアカウントから、最強の2人http://www.ssnote.net/link?q=http://www.ssnote.net/archives/7116後編http://www.ssnote.net/link?q=http://www.ssnote.net/archives/7994

    これらのさらに続きである本作品を、勝手ながら投稿させていただきたいと思います。

    あまり書けていないので亀さんだとは思いますが、どうぞお付き合い下さい。よろしくお願い致します。
  2. 2 : : 2014/05/20(火) 17:40:04
    久しぶりに私がその人と会ったのは、訓練が終わってから、ひととおり自分のやるべき調査を終えて、新たに一緒に暮らす事になった巨人ちゃんであるマークの様子を見に行こうと、自らのデスクから立ち上がった時だった。

    「…相変わらず、汚ねぇ部屋だな」

    「…リヴァイ。小さくて一瞬気がつかなかったよ。」

    「半年振りの再会だ…他に言う事はねぇのか」

    「その言葉、そっくりそのままあなたに返すよ」


    1年半前、自らのリハビリに専念するために調査兵団をやめたリヴァイは、今だに調査兵団へ復帰することができずに、訓練宿舎でのリハビリ生活を送っている。彼いわく「戻る時は兵士長として戻る」そうで、柄にもなく慎重になっているようだ。少し面白い。私達は互いに多忙であるために頻繁に顔を合わせる事も叶わず、本日半年ぶりの再会を果たした。
  3. 3 : : 2014/05/20(火) 17:42:07

    「…で、どうなの?足の方は」


    「足は特に問題はなくなってきたが、まだ不安の残る体だ。まぁあと二月くらいだろう。」


    「そっか。あんまり焦るなよ。本当の意味でリヴァイを失ったら、それこそ人類の大損害だからさ。」


    「柄にもなく、優しいじゃねぇか。なんかあったのか?」


    「…さぁ、どうだろうね?」


    「とぼけやがって。そもそも俺はミカサに呼ばれてここに来たんだ。ハンジ分隊長が最近輪をかけておかしい、ってな。…なんだ。兵団で何か問題でもあるのか?」



    …あぁ。あなたがいたら、どんなに良かったか。そう口に出そうと少し唇を動かしたが、思い直してただかわいた笑顔をリヴァイに送る。



    今私達がどんな状態にいるのか。知らない方がいいんだよ、リヴァイ。わかってくれ。



    「…まぁいい。何かあったとしても、俺に伝えない方がいいとお前達が判断したのなら、深くは聞かねぇ」


    「…懸命だよ。…で、これから夜這いでもかけるの?ミカサなら私の部屋でグッスリ寝てるけど。」


    「…あいつに関しては顔を見に来ただけだ」


    「ブハッ!!純情っ!!ゆうて若い子とっ捕まえてる時点で相当変態だけどねっ」


    「…うるせぇよ。そもそも俺は今日お前に用があったっていうのに、てめぇらに必要とされもしねぇし、イライラしすぎてクソが溜まる」


    「…怒るなよ。エルヴィンの指示なんだから。」


    「…………わかっている。悪い」
  4. 4 : : 2014/05/20(火) 17:44:09
    あれから、1年と半年が経ってしまった。彼がいなくなってから、そんなにも。彼が自分のことで一杯一杯になっているその一方で、私は目まぐるしく責任に追われ命の危険に追われ、そんな毎日に食いちぎられそうになっていた。


    …私のなかのリヴァイは、調査兵団を辞めた時から止まったままだ。私達の間に生じた時間による溝は、今や目に見えてわかる程大きくなっている。私はリヴァイがどんな生活を送っているかも知らないし、信頼関係が以前通りに私達の間あるのかさえも、よくわからないのだから。


    「…ミカサ。顔だけ見ていくんでしょ?まぁ、それだけで済むのかは見物だけど」


    ポケットから、鍵を取り出し彼に対して投げつける。突然の投球(鍵?)にも関わらず、私から視線を外すことなく鍵をキャッチする姿は、やはり彼の運動神経を物語っており胸がツキンと痛む。…私はやはり、彼が好きなのだ。その事実を否が応でも突きつけるその心臓の動きを感じながら、孤独な握り拳でその寂しさを紛らわせる。


    私にとって、彼の愛する相手が、私の何よりも大切な部下であることが唯一の救いであり、そして苦しみでもあった。
  5. 5 : : 2014/05/20(火) 17:45:27
    「…お前は、監視しないのか。可愛い部下の貞操が危ういってのに」


    「っふ…。私がいたらお邪魔、なんだろ?明日も早いんだから、あんまり無理させないでくれよ。」


    「…冗談だ。顔を見るだけでいいと言っただろう。壁外調査を控える兵士を襲う程、クソ野郎じゃねぇよ」


    …大切に、してるのだな。あの黒く美しい、野良猫のような私の大切な教え子を。自分の気持ちを抑えてでも幸せになって欲しい部下ができるなんて、私もそろそろ死期が近いのかもしれない。自嘲的にハハハと乾いた笑みを浮かべながら、それでもやはり私は不思議なほど心があたたかくなる心地がした。


    今ミカサは、私の班の部下であり、調査兵団の希望だ。17歳になって、雰囲気も少しだけ柔らかくなっていった彼女は、新兵達の間でとても慕われている。上官にも当然一目置かれているが、彼女の強さに純粋に憧れることのできる下の世代からの人気は、リヴァイに劣らないばかりか下手すれば歴代1位なのではないかと思うほどだ。リヴァイを欠いた調査兵団を希望する訓練兵が減ることがなかったのは(たいして増えもしなかったのだが)まず間違いなく、彼女のおかげだろう。
  6. 6 : : 2014/05/20(火) 17:53:21

    「…それにしても、なんでミカサはお前と相部屋なんだ?大抵は同期と組まされるものだろ」

    「前に、同室だった同期が帰還できなかったんだよ。で、私の部屋に転がり込んできたってわけ。まぁ元々同じ班だったからね…他に行く当てもなかったんだろ」


    バタバタと書類を片付けながら、リヴァイの視線を感じる。真実を見極めようと光る、鋭く鋭利な儚い眼光を。


    「…睨むなって。確かに男によく間違われるけど、性的指向はノーマルだ。ましてやどこかのオジサンみたいに若い部下に手を出す、モラルに欠けてる大人じゃないから。」


    「そうじゃねぇ。お前は自分がどれだけ嘘をつくのが下手かわかってねぇな。」

  7. 7 : : 2014/05/20(火) 22:58:47
    きたい!
  8. 8 : : 2014/05/21(水) 18:36:38
    期待!
  9. 9 : : 2014/05/22(木) 23:51:28
    期待です!
  10. 10 : : 2015/01/25(日) 09:58:11
    期待していますっ!すごい楽しみですっ!リヴァミカ最高~!
  11. 11 : : 2015/04/08(水) 03:19:10
    もしも続いているなら期待!!
  12. 12 : : 2015/08/23(日) 20:09:33
    やめてくれ。そんな目で私を見るな。

    「…はは、勘違いするなよ、リヴァイ。確かにあなたは、調査兵団の星だった。圧倒的に信頼していたよ。でも今はそうじゃないし、あなたには、何の力もない。力無き者に、口を出す資格はないだろう?」


    「気付いてねぇだろうが、てめぇは追い詰められる程口が悪くなる。…あのミカサが気づくような大きな事が、兵団で起こっているんだろう?何故俺を頼らねぇ」

    「リヴァイがいると、ややこしくなるんだよ!!
    …私達は、あなたが怪我でいない間も任務をこなしてきた。いいか、調査兵団はちゃんとあなた抜きで機能してるんだ!!!小さいおっさんなんてこれっぽっちもアテにしてないんだよ!!!わかったらもう頼むから帰れよ!!

    てゆうかもう私が帰るけどねッ!!!!!」



    バタン!!




    焦りのあまり、リヴァイの顔も見ずに、勢いよく扉を閉めた。あの見透かすような視線も、それを可能にするだけの頭の回転も、味方でいるうちは頼もしいが今はただただ脅威に感じる。


    調査兵団が今抱えている問題は、何よりリヴァイに知られてはならないのだ。
  13. 13 : : 2015/08/23(日) 20:12:19

    しかし、こんな所で取り乱して、わめき散らすなんて、私は本当にできの悪い兵士だ。いつまで経っても至らないところが多すぎる。だって…





    「ハンジ、さん……………」





    狡猾にもドアの外で聞き耳を立ててる野良猫がいただなんて、これっぽっちも気が付かなかったのだから。





    「あぁ、何?ミカサ??何してるの??あ、もしかして小さいオジサンに何か用??やつならこの部屋のなかにいるけど、もし会うなら踏み台持ってきなさい、確か隣の倉庫に20㎝程のものがあるから。あ、でもそれでもミカサの事見下ろせないねいやもう本当に不幸な星のもとに生まれてしまったね彼は同僚として胸が張り裂けるように苦しいよじゃ、遅くならずに帰ってくるんだよ。明日も朝早いんだから。」



    「…………先ほどの件については、私とハンジさんを同部屋に、と上から指示があったはずですが。なぜ、兵長に…嘘を??」




    あぁ、もう。ここにもいたか、私にとっての脅威が。


    それぞれが単体でいるならまだマシだ。リヴァイはリヴァイでじっくり対処すればなんとかなるし、この子はこの子で言いくるめられればそれで話は終わる。

    でもこの2人はカップルで、しかも背筋に悪寒が走るほど仲が良い。おそらくミカサはこの後、私達が相部屋になったのは兵団の指示だったとリヴァイに明かすだろう。そして彼ほどの勘の鋭さがあれば、真実に近づくのはそう難しい事じゃない。


    …あぁ、本当に、やっかいな2人。





    「ミカサ。君はリヴァイが好きかい?」


    「…い、今はそれは関係ないかと…」


    「いいから答えなよ。好きなんだよね?」


    「…好き、よりもっと、です。」



    「ふふ。だろ??じゃあそんな可愛い君に、一つアドバイスしてあげるよ。」


    可愛い後輩の頭をガッと掴み、力を入れて私の方を向かせた。


    「口を出していいことと、悪いことの区別もつかないの???言っておくけど、突っ込んだのがあなたの首でも、飛ぶのは、リヴァイの首だ。」



    「……………………」


    「リヴァイなら、この中にいるよ。会うならさっっさと、会ってきな。」


    吐き捨てるようにそう言ってから、私はその場を足早に立ち去った。






    今思えば、この時に気がつけばよかった。ミカサが心配していたのは、リヴァイでも兵団でもなく、私だったという事を。



  14. 14 : : 2015/08/29(土) 23:12:06
    ーーーーーーーーーーー


    「失礼、します。」

    私はハンジさんらしくない乱れた後ろ姿を見送ってから、兵長がいるという部屋に入った。


    「…おう。相変わらずのようだな」


    以前兵団にいた頃には決して見せなかった、優しい笑顔。それが今、自分だけに向けられていることに、言いようのないむず痒さがこみ上げてくる。

    私は、リヴァイ兵長のこの顔を見るだけで、今日も生きていて良かったと心から安息する。


    「はい、変わらず、です。」

    「…いや、少し、ガキくささが抜けたような気もするな。チッ……」


    「何故、舌打ちを…。やはり兵長はロリコン…いえ、オブラートに包んで言うと変態だったのですね。」

    「おい、包まってねぇぞ。そして的外れすぎだ。」


    「私は兵長がいくら望まなくとも成長してしまいます。その趣味は今その場で切り捨てるかしてください」


    「違ぇと言ってるだろうが。…あれだ、お前の周りに、最近うるせぇ虫がたかってるんじゃねぇだろうな?」


    「?? 今は冬ですので、まだ虫は飛んでいませんが…」


    「お決まりの天然か、クソが…。綺麗になったから、男に言い寄られてるんじゃねぇのかって聞いてんだよ」

  15. 15 : : 2015/08/29(土) 23:21:40

    兵長は、お付き合いをさせてもらうようになってから本当に変わった。

    ところどころで男らしさというか、そういったものを滲ませてくるので…私の心臓もかなり忙しい。


    「それは、つまり、嫉妬…独占欲…そういったものから来る発言ですか」


    「なに冷静に分析してんだ。ムードのねぇ野郎だな。で、どうなんだ。」


    「すみません…あの、これは私の周りにいる兵士達が噂をしていた事なんですが…」


    「なんだ?もったいぶってねぇで言え」


    「私は、異性に人気があるそうなんです」



    ピシッ……と。兵長の血管が何本か切れる音がした。

    「しかし、兵長が女性兵に人気があるのも、また事実。つまり我々はお互いにいくつか許し合わなければいけないと思うのです。」


    「あぁ??そんなの関係ねぇ。じきに俺は復帰する。その際には、お前は俺のものだと公にしてやる。そうしても寄ってくる虫がいれば、削ぎ落とすまでだ」

  16. 16 : : 2015/09/01(火) 21:24:51
    素敵です!!!続きを楽しみにしています!!!
  17. 17 : : 2015/10/28(水) 07:10:47
    続き期待!!
    ハンジさん切ない…!
  18. 18 : : 2016/02/28(日) 17:58:42
    兵長の言葉一つにドキっとしたり、体が熱くなる。

    「…あんまりそういう事言わないで下さい…」

    「あぁ?…一丁前に照れてんのか。ふっ」

    しかも部屋を掃除しながら私をあしらう兵長は、いつもいつも余裕で…たまに本当にどうしようもなくムカッとする時がある。






    「嫌なんです。…自分をコントロールできくなるのは。」


    「それはまだガキって事だ」


    「………………」




    私は、私の事を見もせず掃除に夢中な兵長に少しムッとし、気づかれないように背後に立ってみた。

    しゃがみながら机の裏の埃を神経質に取り除く兵長のうなじが目の前に見え、ドキドキ…いや、なんといえばいいのかわからないが、とにかく胸がギュッとしてどうしようもなくなった。


    「…相変わらず口が悪いですね」


    兵長のうなじに思わずキスをし、そのまま首にしがみついた。

    子どもだなんて、言わないで欲しい。
    釣り合わないと言われているみたいで、すごくすごく切なくなる。


  19. 19 : : 2016/03/09(水) 01:42:44
    待ってましたー(๑╹ᆺ╹)

    続き期待して待ってます!
  20. 20 : : 2016/03/09(水) 17:46:01
    ふおぉぉぉぉ!
    続編じゃああああ!((うるせぇ
    この作品大好きです!
    この作品が初めて読んだリヴァミカです!
    期待しております。
  21. 21 : : 2016/04/01(金) 16:05:43
    期待です!
  22. 22 : : 2016/04/05(火) 18:42:05
    読んで下さってありがとうございます!!!!本当に亀ですみません!


    これからちょくちょく定期的に更新する予定なので、よろしくお願いします!

    何卒!!!(>_<)(>_<)
  23. 23 : : 2016/04/19(火) 23:10:41
    おおお!?
    ここで追いついてしまった。
    筆者さんさじ投げたかと思って
    焦ったぁー!
    日にち見た時のこの安心感w
    最後に、期待!!!
  24. 24 : : 2016/05/26(木) 20:06:27

    スーッと、兵長の首元の匂いを嗅いでみる。もちろん、バレないように。

    こうやって、自分の好きな人を少しでも独り占めできる時間を、大切にしたい。私達は常に死と隣り合わせ。だからこそ、大事な人とは全力で向き合いたいと思う。


    「………おい、ミカサ。クソかわいいんだが、一旦離れろ」

    「やです。何故」

    「壁外遠征、控えているんだろう。今日は話をしたらすぐ帰る。だから俺の為に離れろ」

    「やです、と言ったらどうしますか」


    「…じゃあ、少しだけだ」


    兵長の唇が、私の唇に重なる。
    一度離れてお互い見つめあってから、兵長の強い手が私の頭を掴み、また唇へと引き寄せてくる。





    「……これ以上は、ナシだ。いいか?」


    「はい。……ごめんなさい」


    結局、私は子どもで、どれだけ背伸びしてもあなたを乱せない。

    悔しいなぁ。。。


    目の前の人で頭が一杯になってしまって、結局私は兵長の前ではいつも通りでいられない。





    「…さて。お前も話があるんだろう。ハンジの事についてだ。」

    …ハンジさん。

    「お前、もともとハンジが心配で俺を呼び出したんだろう。それも、こんな忙しい時に。」

  25. 25 : : 2016/05/26(木) 20:25:13
    「…はい。なんとなくですが…。最近、ハンジさんがピリピリしているような気がします。」


    「そのピリピリに、お前は心当たりがないのか」


    「…わかりません。」


    「…じゃあ、お前がハンジをおかしいと感じたタイミングを教えろ。」



    「同部屋になったあたりから、もう変だったような気がしますが…




    ーーーーーーーーーーーーーーーー


    『寝ちゃったの~?ねぇ、ミカサ!!聞いてよ!!さっきね、マークと目が合ったんだよ!!すごいよね、ねぇ、すごいでしょ?!』


    『…うるさい、です』


    『そうなんだよ、すごいんだよ!!それでね、巨人も私達の目を感知する事ができるから、目を見つめてこれるんじゃないかなって、仮説が立てられると思ってね』




    『…………………………』




    『…ねぇ、ミカサ。覚えてる??リヴァイが兵団辞めたあとの事』


    『いつ話変わったんですか?』


    『今変わった。』


    『…そうですか。
    一生忘れません。あの時の事は』



    『そうだよね。辛い事思い出させてごめんね』



    『…でも、突然どうしたんですか。』


    『ん?ハハ、あの時ミカサよく女子寮の色んな所に落ちてたよね。食堂とか、裏庭とか、浴場とか。』


    『???そうですね、その辺で倒れてしまってたかもしれません。』



    『あの時の事さぁ…エルヴィンに言ったんだ。ミカサはまだ新兵で、実力はあってもまだまだ子どもで…その器にどんだけの責任を詰め込んだか、自覚あるのかって』


    『…私が、全て悪かったので。団長に責任はないかと』


    『違うよ。私達は新兵を守る責任があるんだ。その分、君達よりも多くの給料をもらってるんだからね。

    …ねぇ、ミカサ。君は自分につきまとう危険、全てを自分でどうにかできると、思ってるかもしれない。でも、絶対にどうしようもない事があるんだ。だから何かあったら、必ず私に相談する事。いいかい。そのための、相部屋なんだからね』


    『………………………………』






    ーーーーーーーーーーーー
  26. 26 : : 2016/05/26(木) 20:32:50
    『言っておくけど、突っ込んだのがあなたの首でも、飛ぶのは、リヴァイの首だ。』

    ハンジさんの言葉が、突然頭に木霊する。


    「……いや、いつからおかしかったんでしょう。いつもおかしい気がしてきました。」


    「あぁ??それじゃあ俺を呼んだ意味がないだろう。何か具体的に、お前の中で考えがあるんじゃねぇのか」



    「ありません。だから兵長に、ハンジさんと話し合ってもらおうと、思って…」


    どうすれば良いのだ。

    だって、ハンジさんも、兵長も。
    私にとっては2人とも大切な存在なのだ。


    2人とも、恩人なのだ。



    だから、何とかしたいと思うのに、私の頭では何をすれば良いのかさえわからない。



    「…お前、ハンジに何か言われたんだろう」


    ズシ、と。
    兵長の言葉が胸に刺さってくる。



    「はぁ。じゃあ、同期の女共にでも相談してみろ。どうしようもなくなったら、俺がいつでも助けてやる」


  27. 27 : : 2016/05/29(日) 12:45:12
    更新ありがとうございます!
    おっと、鼻血が…
  28. 28 : : 2016/06/19(日) 23:35:34
    更新されてる!わーい\(^o^)/
    期待です‼
  29. 29 : : 2016/08/03(水) 13:38:24
    期待
  30. 30 : : 2016/08/30(火) 18:02:30
    期待ですよー。
  31. 31 : : 2016/09/04(日) 04:06:07
    期待です!

    リヴァイとミカサの身長に違和感ありますけどw
  32. 32 : : 2016/09/20(火) 21:00:18
    期待です(๑•̀ㅁ•́ฅ✧
  33. 33 : : 2017/01/22(日) 08:56:07
    期待
  34. 34 : : 2017/01/22(日) 08:56:37
    俺の股間の巨人でクリスタのウォールマリアを突破しt
  35. 35 : : 2019/02/19(火) 23:11:53
    続きを恵んでください…
  36. 36 : : 2019/08/22(木) 10:48:37
    続き期待です!!
  37. 37 : : 2022/11/01(火) 22:49:11
    続きください!!
    たのしみにしています
  38. 38 : : 2022/11/01(火) 22:51:16
    続き楽しみにしています!

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著者情報
rinrinkon3

りんりんこん2世

@rinrinkon3

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