このSSは性描写やグロテスクな表現を含みます。
この作品は執筆を終了しています。
ハンジ「悲しみに悲しみが重なって、いつまでも消えない」/修正&再投稿版
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- 1 : 2014/05/20(火) 03:50:34 :
- ※他所で書いていたものを修正して再投稿しています
※リヴァハンです
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- 2 : 2014/05/20(火) 03:51:29 :
願っていた未来が叶わなかった悲しみは
時間が癒してくれるものだろうか
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- 3 : 2014/05/20(火) 03:52:05 :
エレン「兵長…今日は…よく喋りますね」
リヴァイ「バカ言え」
リヴァイ「俺は元々結構喋る…」
エレン「…すいません」
エレン「オレが…あの時…」
エレン「選択を間違えなければこんなことに…兵長にもケガまで…」
リヴァイ「言っただろうが」
リヴァイ「結果は誰にもわからんと」
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- 4 : 2014/05/20(火) 03:53:44 :
ハンジ「やっほーリヴァイ!きたよー!」
リヴァイ「…てめぇはいつもテンションたけぇな」
ハンジ「大怪我したんだってー?」
ハンジ「アハハハ人類最強がそれじゃ困るね~」
リヴァイ「うるせぇ、削ぐぞ」
ハンジ「できるもんならやってみな~♪」ヒョイッ
リヴァイ「…チッ」
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- 5 : 2014/05/20(火) 03:54:27 :
ハンジ「いや~しかしさ、」
ハンジ「実際不便なことだらけじゃない?」
リヴァイ「あ?」
ハンジ「リヴァイってあんまり怪我したことないだろうから、慣れてなさそうだなーって思って」
リヴァイ「そんなことはねぇが」
ハンジ「 つ ー わ け で ! 」
ハンジ「怪我が治るまで、私がリヴァイの手となり足となるね!」
リヴァイ「は?何言っ
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- 6 : 2014/05/20(火) 03:55:05 :
ハンジ「ハンジさんが、お世話してあ・げ・ま・す!」ズイッ
リヴァイ「いらん」
グイッ
ググ...
ハンジ「まま、そう遠慮せず!」
リヴァイ「てめぇは…」
グググ...
リヴァイ「こう言う時だけ、馬鹿力を発揮するな…」
ハンジ「ありがとー♪」
リヴァイ「褒めてねぇ」
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- 7 : 2014/05/20(火) 03:55:56 :
ハンジ「てなわけで手始めにお茶淹れてきたよ~!」
ハンジ「リヴァイの好きなハーブティ!飲んで飲んで♪」
ズズ...
ハンジ「どぉ?」キラキラ
リヴァイ「ハンジ…てめぇ……」
ハンジ「うんうん」キラキラ
リヴァイ「茶もまともに淹れられねぇのか?」
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- 8 : 2014/05/20(火) 03:56:45 :
ハンジ「ええっ!?」ガーン
ハンジ「ウソー!!いくらウザイからって嘘つかないでよリヴァイ!」プンスカ
ゴクッ
ブフーーーッ
ハンジ「にげえええええ!!これ!!すッッげぇ苦ぇッ!!!クッッソにッがいぜ!!!!」ギャアアア
リヴァイ「……茶葉の入れすぎだ」
ハンジ「あああいつも人にやってもらってたからなぁああああ」
ハンジ「難しいんだなぁあああ(泣)」
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- 9 : 2014/05/20(火) 03:57:40 :
ハンジ「まっいいや!」
ハンジ「お茶はひとまずおいといて~ご飯にしよっ♪」
ハンジ「今日は運良く羊肉が手に入ったから、腕をふるっちゃいます!」
リヴァイ「…茶もまともに淹れられねぇやつが料理だと?」
ハンジ「心配ご無用だよ!」
ハンジ「料理担当のときはちゃんとやってるし、慣れたものさ!」フンス
ハンジ(いつもはほとんどモブリットがやってくれてるんだけどね!)
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- 10 : 2014/05/20(火) 03:58:27 :
ジュウウウ...
ハンジ「こ、こんなもんでいいのかな……」ブツブツ
リヴァイ「おい、大丈夫かクソメガネ」
ハンジ「ぎゃっ」ビクッ
ハンジ「は、ははっ!余裕余裕!」
ハンジ「そろそろ出来るから、もうちょい座って待っててね~!」
ハンジ「はい!あっちいったいった」
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- 11 : 2014/05/20(火) 03:59:09 :
ハンジ「じゃっじゃーーーん!!」
ハンジ「ローストラムです!」
リヴァイ「…見た目は悪くねぇな」
ハンジ「フフーン、だろ~?」ドヤァ
ハンジ「グレービーソースだって、ちゃんと肉汁から作ったんだよ!」
リヴァイ「てめぇにしてはやるじゃねぇか」
モグッ
リヴァイ「………」
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- 12 : 2014/05/20(火) 04:00:25 :
ハンジ「どぉ?おいしい?」キラキラ
リヴァイ「………かてぇ」
ハンジ「えっ」
リヴァイ「お前、これは焼きすぎだ…」
ハンジ「ウソだああああ!?そんなわけ…」
モグッ
ガチッ
ハンジ「かてええええ!!これ!!すッッげぇかてぇッ!!!クッッソかッたいぜ!!!!」ギャアアア
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- 13 : 2014/05/20(火) 04:01:24 :
ハンジ「ううぅ…モブリットに手伝ってもらうと美味しくできるんだけどなぁ」
ハンジ「時短のために火強めでやったのが悪かったかなぁああ(泣)」
リヴァイ「…ローストってのは、弱火でじっくり時間かけて作るもんだ」
ハンジ「えええええそうなの!?」ガーンッ
ハンジ「ただ焼いてあるだけかと思ってた…」
リヴァイ「ハンジ…お前…」
リヴァイ「そんなんじゃ嫁に行けねぇぞ」
ハンジ「え?それはまぁ」
ハンジ「デキる旦那さん見つければいいんじゃね?」
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- 14 : 2014/05/20(火) 04:03:15 :
ハンジ「んま、とりあえず肉はおいといて~」
ハンジ「パンをこのグレービーにつけて食べよう!」
モギリッ
チョンッ
ハンジ「はいっ!」
ハンジ「ほら、口開けて!あーん」
リヴァイ「…いらねぇ、自分で食う」
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- 15 : 2014/05/20(火) 04:04:01 :
ハンジ「はぁー!?なんでだよ!ハンジさんのご厚意に甘えなよ!」
リヴァイ「てめぇの素手とか汚ぇだろうが」
ハンジ「ままま、そう言わず…!!」ズイッ
リヴァイ「おい…ンむッ」
ハンジ「ね?おいしいでしょ?」ニッコリ
モグモグ
リヴァイ「フン、まぁ食えはするな」
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- 16 : 2014/05/20(火) 04:04:56 :
ハンジ「お腹落ち着いた―?」
ハンジ「ご飯の後はお風呂行くよ~♪」
リヴァイ「おいクソメガネ」
ハンジ「なにー?」
リヴァイ「なんだその荷物は」
ハンジ「へ?これ?」
ハンジ「リヴァイの着替えと私の着替えだよ!」
リヴァイ「…まさか、一緒に入るつもりじゃねぇだろうな」
ハンジ「はぁ?当たり前だろ」
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- 17 : 2014/05/20(火) 04:06:03 :
ハンジ「入るに決まってるよ!!」
リヴァイ「ハァ…」
ハンジ「リヴァイの手となり足となり腰となるって言ったじゃないか」
リヴァイ「何か増えてるが」
ハンジ「どうせ濡れるんだから、ついでに私も入っちゃえば一石二鳥だろ?」
リヴァイ「チッ、不精な奴だな」
ハンジ「合理的って言ってよね~」
リヴァイ「襲うんじゃねぇぞ」
ハンジ「さすがの私も手負いの人なんか襲わないよ!」
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- 18 : 2014/05/20(火) 04:07:12 :
ジャーーーーーーーーーーーー
ハンジ「うん、これで大方洗えたかな」
ハンジ「しっかしリヴァイさ~」
リヴァイ「なんだ」
ハンジ「後ろ向いてるとはいえ、すぐ傍に裸の女がいるのに何の反応もナシってどういうこと?」
リヴァイ「誘惑でもするつもりだったのか」
ハンジ「そういうわけじゃないけどさ~」
ハンジ「一応女子だから、傷ついちゃうじゃん?」
リヴァイ「思ってもいないことをピーピー喚くな」
ハンジ「ちっ、ばれたか!」
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- 19 : 2014/05/20(火) 04:07:57 :
ザップーーーーン
ハンジ「はぁ~極楽極楽♪」
ハンジ「リヴァイもさっぱりできた~?」
リヴァイ「…あぁ」
リヴァイ「ありがとうな」
ハンジ「へ?」
ハンジ「……リヴァイにしては素直じゃん」
リヴァイ「………」
リヴァイ「元々お前に対して反抗した記憶はねぇが」
ハンジ「…まぁそうだけどさ」
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- 20 : 2014/05/20(火) 04:08:43 :
パシャパシャ
ハンジ「感謝してくるなんて珍しいな~って思って」
ハンジ「まさに怪我の功名だなぁ~♪」
リヴァイ「フン」
チャプン
リヴァイ「てめぇとは…」
リヴァイ「まぁ、相性は悪くねぇからな」
ハンジ「あはは、なんだよそれ」
ハンジ「やっらしー言い方」
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- 21 : 2014/05/20(火) 04:09:30 :
ハンジ「さーてそろそろあがるかな!」
ザバーッ
リヴァイ「おい、少しくらい隠せ」フイッ
ハンジ「へ?なんで?」
リヴァイ「一応、性別が違うだろうが」
ハンジ「なにを今更」
ハンジ「もしかして意識してんの?」
リヴァイ「してねぇ」
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- 22 : 2014/05/20(火) 04:10:14 :
ハンジ「自分だって普通に洗われてただろ」
リヴァイ「うるせぇ、さっさとあがれ」
ハンジ「へいへ~い」
ハンジ「……」
ハンジ「…ペトラみたいに」
ハンジ「何でも照れる感じのが好みだった?」
リヴァイ「………」
ハンジ「………」
ハンジ「…ごめん、言うべきじゃなかったね」
ハンジ「先出てるよん」
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- 23 : 2014/05/20(火) 04:10:55 :
ハンジ「いよしっ!着替えも完了!」
ハンジ「あとはもう寝るだけだね~」
ハンジ「ゆっくり眠って、」
ハンジ「疲れをとってさ」
ハンジ「また、明日からがんばろ」
リヴァイ「……」
リヴァイ「もしかしてお前」
ハンジ「なにー?」
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- 24 : 2014/05/20(火) 04:11:42 :
リヴァイ「慰めてくれてんのか」
ハンジ「あは、バレた?」
リヴァイ「柄にもねぇな」
ハンジ「ヒドッ!」
ハンジ「まぁ…なんつーかさ、」
ハンジ「ちょっとでも、気が紛れたらな~と思って」
リヴァイ「…そうか」
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- 25 : 2014/05/20(火) 07:48:20 :
ハンジ「ほいっ!ベッドメイク完了!!」ピカーン
ハンジ「では…」イソイソ
リヴァイ「おい」
リヴァイ「何でてめぇがそこに寝ようとしてるんだ」
ハンジ「添い寝してあげるよ~♪」
リヴァイ「いらん」
ハンジ「いいから!リヴァイも早く横になって!」グイッ
リヴァイ「おい…」ボフッ
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- 26 : 2014/05/20(火) 07:49:30 :
ハンジ「…最近、全然眠れてないでしょ」
リヴァイ「………」
リヴァイ「…何で分かった」
ハンジ「はは、分かるよ」
ハンジ「いつも見てるからね」
リヴァイ「……」
ハンジ「……」
ハンジ「抱いてもいいよ」
リヴァイ「あ?」
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- 27 : 2014/05/20(火) 07:51:37 :
リヴァイ「…てめぇが、そういう風に言うのは珍しいな」
ハンジ「えー?」
リヴァイ「どういう風の吹きまわしだ」
ハンジ「まぁイメージ的に抱く側だからね私は」
リヴァイ「そういう話をしてるわけじゃねぇが」
ハンジ「じゃあ何ー?」
グイッ
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- 28 : 2014/05/20(火) 07:54:02 :
ドサッ...
リヴァイ「……」
ハンジ「……」
ハンジ「えーと…」
ハンジ「冗談、だったんだけど…」
リヴァイ「自分が言ったことの責任くらいとれ」
ハンジ「……」
ハンジ「…リヴァイってば怪我してるくせに、やっぱり本気出すと力強いね」
ハンジ「敵わないや」
リヴァイ「…当たり前だろう」
リヴァイ「お前の細い腕なんかと比べるな」
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- 29 : 2014/05/20(火) 07:56:09 :
ハンジ「…でも今まで色々しても大人しかったじゃないか」
リヴァイ「……」
リヴァイ「…それで、お前の気が紛れるならと」
ハンジ「あはは、何それ」
リヴァイ「いつもよりテンション高かったからな」
ハンジ「えー?私はいつもテンション高いよ?」
リヴァイ「フン」
リヴァイ「人のことばかり見てると、足元すくわれるぞ」
ハンジ「…はは、お見通しってわけか」
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- 30 : 2014/05/20(火) 07:57:24 :
ハンジ「罪悪感…」ポツリ
ハンジ「かもしれないな…」
リヴァイ「…罪悪感?」
ハンジ「何が正解かなんて、結果が出るまで誰にも分からない。」
ハンジ「けど、その中で最善の選択をすべきだったと」
ハンジ「いつも思うんだよね」
ハンジ「後悔しても遅いんだけどさ」
リヴァイ「……」
ハンジ「それを、少しだけ紛らわせたかったのかも…」
リヴァイ「……」
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- 31 : 2014/05/20(火) 07:58:36 :
ハンジ「よく、悲しみは時間が解決してくれるなんて言うけど」
ハンジ「それって平和な時だけの話だと思わない?」
ハンジ「こうやって…定期的に仲間たちが死んでいってさ」
ハンジ「後悔とか罪悪感とか、」
ハンジ「色んな感情が積み重なって…」
ハンジ「いつまでも消えない」
リヴァイ「………」
ハンジ「忘れられるわけない…よね」
リヴァイ「………」
リヴァイ「……ああ」
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- 32 : 2014/05/20(火) 08:00:05 :
ハンジ「……リヴァイ班の皆もさ」
リヴァイ「………」
ハンジ「いい子たちだったね」
リヴァイ「…………そうだな」
ハンジ「私は…ちょっとうざったい上官だっただろうか」
リヴァイ「……そんなことはねぇ」
ハンジ「そうかな…」
ハンジ「リヴァイは、粗野で横暴で口の悪い上官だったね」
リヴァイ「…ほっとけ」
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- 33 : 2014/05/20(火) 08:01:47 :
ハンジ「………」
リヴァイ「………おい、」
リヴァイ「何でお前が泣く」
ハンジ「…えー?」
ハンジ「リヴァイの手となり足となるって言っただろ」
ハンジ「だから代わりに泣いてあげてんの」
リヴァイ「……」
リヴァイ「…そうか」
ハンジ「うん」
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- 34 : 2014/05/20(火) 08:02:15 :
- おはようございます。
この先リヴァイとハンジがどうなるのか…
楽しみにしてます(^^)
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- 35 : 2014/05/20(火) 08:02:51 :
ハンジ「あの…さ」
ハンジ「…私じゃ駄目かなぁ」
リヴァイ「…何がだ」
ハンジ「私じゃ、さ」
ハンジ「リヴァイが失くしてしまったものの、代わりにはなれないかな…」
リヴァイ「………」
ハンジ「…なんて」
ハンジ「ずるいね、こんな時にこんなこと言うのは」
リヴァイ「………」
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- 36 : 2014/05/20(火) 08:04:25 :
- >>34
ありがとうございます!
一気に投下していきます
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- 37 : 2014/05/20(火) 08:05:12 :
ハンジ「…気づいてなかったかもしれないけど」
ハンジ「私、リヴァイのこと…」
リヴァイ「……」
リヴァイ「…気づいてた」
ハンジ「へ?」
ハンジ「そうだったの?」
リヴァイ「お前は何でも開けっぴろげなように見えるが…」
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- 38 : 2014/05/20(火) 08:08:20 :
リヴァイ「ここみてぇに自分の外に壁を作って、本心を隠すタイプだからな」
ハンジ「…はは」
ハンジ「リヴァイもよく人のこと見てるね」
リヴァイ「むりやり視界に入ってくるだけだろう」
ハンジ「…そんな意地悪なことばっかり言ってるとさ、」
ハンジ「抱かせてあげないよ?」
リヴァイ「それは困る」
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- 39 : 2014/05/20(火) 08:09:47 :
ハンジ「……」
リヴァイ「……」
ハンジ「……」
ハンジ「……」フイッ
リヴァイ「なぜ目を逸らす」
ハンジ「べっつにぃ~」
リヴァイ「今更照れてんじゃねぇだろうな」
ハンジ「そ、そんなんじゃないし!?」
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- 40 : 2014/05/20(火) 08:10:52 :
ハンジ「リヴァイにこんな風に組み敷かれた経験ないから、気まずいだけっ!」
リヴァイ「そういうもんか?」
ハンジ「そ、そうだよっ」
リヴァイ「なら、」
リヴァイ「目を閉じればいい」
ハンジ「え?」
ハンジ「んっ……」
積み重なって癒えるはずのない悲しみは
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- 41 : 2014/05/20(火) 08:11:35 :
ほんの少しでもいいから、
喜びを重ねて
誤魔化して。
そうやってかろうじて生きて、
生き抜いて。
いつの日か――
この悲しみの連鎖を絶ってみせよう。
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- 42 : 2014/05/20(火) 08:11:48 :
終わり
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- 43 : 2014/05/29(木) 18:40:00 :
- 泣きました。
これからも期待!
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- 44 : 2014/05/29(木) 20:04:06 :
- 最高です!
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- 46 : 2014/07/11(金) 16:07:06 :
- 感動しました…
はい、他に言葉が見つからないのです…
素晴らしいお話、ありがとうございました゜゜(´O`)°゜
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- 47 : 2014/07/11(金) 21:32:26 :
- >>46
そんな風に言っていただけてとても嬉しいです…!
こちらこそ読んでいただき本当にありがとうございます!
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- 48 : 2014/07/11(金) 22:39:14 :
- 初めまして。
おそらく他所で拝見させて頂いていましたが、久しぶりに見てまた感動してしまいました。
こういうリヴァハン大好きです。
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- 49 : 2014/07/12(土) 08:04:37 :
- >>48
初めまして!
他所でも読んでいただいていたとのこと、
また好きと言っていただけて大変嬉しいです。
ありがとうございます。
リヴァハンは今後も書いていきたいと思っておりますので、
その際はまた読んでいただけましたら幸いです
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- 50 : 2014/08/16(土) 01:42:38 :
- はじめまして!
とてもいいお話ですね!!
ギャグかと思ったらシリアスに…。感動しました。
とてもこのお話好きです♪
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- 51 : 2014/08/16(土) 18:49:26 :
- >>50
初めまして!
空気読めないようで、物凄く人の気持ちを汲むハンジさんを書きたくて書いたものなので、
話を気に入っていただけてとても嬉しく思います。
読んでいただきありがとうございました!
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ハンジ×リヴァイ×ペトラ三角関係シリーズ シリーズ
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