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このSSは性描写やグロテスクな表現を含みます。

この作品は執筆を終了しています。

雀と卯<エレクリ>

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  1. 1 : : 2014/05/20(火) 00:07:36





    ________もしも





  2. 2 : : 2014/05/20(火) 00:09:13
    きたあー!

    憲兵さん!頑張って!!
  3. 3 : : 2014/05/20(火) 00:12:21
    あ、えと、こんばんは

    初めましての方も、お久しぶりの方も、何ヵ月ぶりの憲兵です!

    なんか妙なところから始まりましたが、超ノロマです。

    えーと…実は私の大切な方が6月に引退すると聞いたので、急遽復活です!

    では、『雀と卯』始まります!


    もう一度言いますが、遅いです
  4. 4 : : 2014/05/20(火) 00:14:59


    もしも、この


    ちっぽけで、クソみたいな


    世の中に、


    超能力があったら…


    大切な人、一人、


    守れてんのかな___?


  5. 5 : : 2014/05/20(火) 00:17:43
    な、なんと…!

    おふっさん、私を知ってるのですかぁ!?


    ありがとうございます!
  6. 6 : : 2014/05/20(火) 00:24:19



    なんて、


    俺、馬鹿だからイロイロわかりません


    いつも、後先考えてなくて


    後ろも、前も見てたら、


    真っ暗で、


    心がペチャンコになる


    だから、ボコボコにされる


    いつも、聞こえてくる


    サックスの音色


    いつも…


    決まって、この時間に


    だから俺は、


    このサックスの音を


    『ボコボコの歌』


    って読んでいます


    誰が弾いてるのか


    どんな曲なのか


    わかんない


    けど、きっと、


    ボコボコにされる俺への


    賛歌



  7. 7 : : 2014/05/20(火) 00:29:03



    アハハ


    校内全員が


    俺を嘲笑う



    「どうした?エレン、もう終わりか…?」

    「クッ…」



    また、聞こえる


    サックスの音

     
    頬を優しくなぞる


    それでも


    暴力は止まない


    あ…ヤベ…


    頭が朦朧としてきた…


     
  8. 8 : : 2014/05/20(火) 00:30:39
    これは私の好きなマンガを参考にしてます


    駄作ごめん
  9. 9 : : 2014/05/20(火) 00:32:01
    いえいえ!

    期待マックスですよ!そしたら私が書いてるssが・・・
  10. 10 : : 2014/05/20(火) 00:35:10
    すいません↑私です
  11. 11 : : 2014/05/20(火) 00:43:41
    期待Maxだなんて…

    もう感激です!感謝です!

    見たことないけど…おふっさんのSS見たいです!
  12. 12 : : 2014/05/20(火) 00:49:40



    「クリスタ、まだ練習してたのか?」

    [あ、ユミル!]

    「屋上で弾くなんてな…」

    [いいでしょ?だぁれも居ないしさ!]



    屋上には、春の心地好い風が吹く


    クリスタ・レンズ


    先程サックスを弾いていた少女


    愛らしい容姿


    だが、彼女には障害があった


    それは


    声が出ないのだ



  13. 13 : : 2014/05/20(火) 00:53:45



    いつからだろう


    この暴力が


    それ程


    痛く感じなくなったのは


    あのサックスがなった日から


    暖かな風と共に


    優しく、優しく、


    耳へ届く


    ああ、気持ちいい


    一人、残されたのでさえも、


    心地好い


    俺は…


    このサックスを弾いてる人に会いたい


    …何て、叶う筈ないけど


    だって、俺だから



  14. 14 : : 2014/05/20(火) 00:57:06



    _____『上手く弾けたかな…?』



    「!?」



    どこからか、


    小さな声が聞こえた


    微かに


    鳥のさえずりのように優しく


    ゆっくりと、


    とてもか弱い


    誰だろう…?




    この時の俺は、知らなかった


    これが、運命を変えるなんて



  15. 15 : : 2014/05/20(火) 01:02:59
    一旦切りまぁす!
  16. 16 : : 2014/05/20(火) 01:13:31
    憲ちゃぁぁぁぁぁぁぁぁぁん!!!頑張ってね!!期待してぜ!!
  17. 17 : : 2014/05/20(火) 01:26:22
    う…ウリュバン君…

    ごめん、ごめん、伝えなくて…

    引退…まで…見てってね

    私、ずぅっと応援する!

    だから頑張って!

    私も、頑張る!
  18. 18 : : 2014/05/20(火) 01:54:37
    頑張れ!!ファイトだファイトだ!!
  19. 19 : : 2014/05/20(火) 12:59:34
    腹筋したんですね!!また良作読ませて下さい^o^
  20. 20 : : 2014/05/20(火) 18:32:10
    まだかな?憲ちゃんのSS見てると勉強する気になれるからなぁ
  21. 21 : : 2014/05/20(火) 20:09:49
    あ、ありがとう…ウルバンくん…
    ごめんなさい、忙しいのに…
    本当にありがとう…!

    カ、カンタさァァん!
    お久しぶりですね!
  22. 22 : : 2014/05/20(火) 20:12:09
    ふっ…腹筋…?
  23. 23 : : 2014/05/20(火) 23:02:57



    大人にとって


    良い子は


    言う事を聞く子


    …だったら…


    言う事を聞かない子は


    本当に


    悪い子なのか


    そんなのは


    まだわからない


    筈なのに


    全員、俺を


    言う事を聞かない


    悪い子______


    そう言う


    幼い頃から施設で育てられて、


    親の愛情を知らない


    ずっと、独りだった


    天涯孤独


    そうだと、


    思っていた


    けど、


    誰かが


    俺に


    話し掛けてくれた


    気がした



  24. 24 : : 2014/05/20(火) 23:06:13
    か、可愛そう・・・あ、ごめんね、期待だよ憲ちゃん!!
  25. 25 : : 2014/05/20(火) 23:09:53



    爽やかな風さえ、俺を笑っている


    冷たい、屋上の床


    じんわりと、骨の髄まで染み渡ってくる


    まぁ、当たり前か


    あんだけボコボコにされたからな



    ♪~



    綺麗な音色…


    微かに、でも確かに聞こえる


    優しい音


    背負っていた何かが、


    とれていく


    …………あれ…?


    これ…どっかで…



    「!?」



    その瞬間、体中に電撃が走った



    「あ…あれ…」



    あの…


    サックスの音


    ♪~



  26. 26 : : 2014/05/20(火) 23:11:20
    ウルバン君!毎回ありがとう!

    受験、お互い頑張ろ!

    期待ありがとう!
  27. 27 : : 2014/05/20(火) 23:17:42



    嘘かと思った


    幻想かと思った


    でも、現実だった



    「誰か…いるのか…?」



    いつもより、声が低く出た



    『えっ?誰か居るの…!?えっ、えっ、どうしよう…!』

    「は…?」



    また、まただ


    またあの小さな声


    今度は焦っているみたいだった



    「プッ…」



    面白くて、笑ってしまう



    『え?今笑われた?笑われたよね?は、恥ずかしいぃ…!』



    可愛い


    柄にもないが不意に思った


    本当に、誰なんだ…?


    柵の向こう側を見るために、立ち上がった



  28. 28 : : 2014/05/20(火) 23:18:48
    私史上最高に終わりの見えない物語です(笑)
  29. 29 : : 2014/05/20(火) 23:20:31
    頑張ってください、それから>>3に書いてある大切な方って俺?
  30. 30 : : 2014/05/20(火) 23:26:06
    ウルバン君、ホントにホントにありがとう(泣)

    何言ってるの?君以外誰が居るの!

    大切な人、ウルバン君だよ
  31. 31 : : 2014/05/20(火) 23:28:00
    け、憲ちゃん・・・!ウルウルあ、雑談ごめんねm(--)m
  32. 32 : : 2014/05/20(火) 23:42:12
    それから時間があればここに来てね、待ってるから
    http://www.ssnote.net/groups/109
  33. 33 : : 2014/05/21(水) 01:07:10



    『あ…あ…来ないでぇ…!』

    「!?………ぇ」



    【来ないで!あんたはもう私の子じゃないのよ!】



    え…



    【恐…此方来んなよ…!】



    え…



    何で…何で…



    【お前に近付くと先生に目ぇつけられるから】



    今、思い出すんだ…?


    足が鋤くんだ


    結局…


    歩き出せなかった


    その様子は、まるで、


    踏み出せない、雛鳥


    そして、


    ただ怖がられている狐のよう


    俺…臆病なんだ


    俺…弱いんだ


    あのサックスの人さえ


    俺を拒んだ


    なんだ…なんだ…


    全部、全部、俺の…


    思い違い


    馬鹿みてぇ…


    空は、あんなにも


    抜けるように青いのに



  34. 34 : : 2014/05/21(水) 01:13:57



    怖かった


    進むのが


    怖かった


    周りの目が


    怖かった


    また、独りになりそうで


    あの、サックスの音色がなくなってしまう


    そんな気がした


    そんな気にしたって


    迷惑なだけなのに


    あの優しい声の持ち主を


    あの音色を奏でる人を


    失いたくなかった



    『あ…あれ…?居ない?来ない?』



    そうだよ、俺はもう近付かない



    『良かった…』



    そうだよ、安心して



    『私が喋れない事…知られなくて…』



    ……………………………え?


    喋れない…?



  35. 35 : : 2014/05/21(水) 15:23:59
    まさか・・・これは憂鬱endの予感が・・・何回目だが分からんがマジマジマジ期待!!
  36. 36 : : 2014/05/21(水) 22:09:10
    だ、だだだ大丈夫………です


    鬱にはしない……(自信無いけど…)


    ありがとう、ウルバン君


    大切な貴方だからこそ、毎日こうやって応援してくれるのは、凄い励みになる



    勿論、これを見てくれている方全て、宝物です。(厚かましいですが…)


    本当に、心からありがとうございます
  37. 37 : : 2014/05/21(水) 22:15:14



    風に流れて


    胸にトンと、届く


    優しい声



    (しゃ、喋れない……って…?)



    喋れない


    どういう事か俺には理解出来ない


    喋れない?


    何で?


    まさか…サックスの人とは


    違う…?


    そうだよな、うん


    こんな都合よく会える訳がないよな



    『音…しなくなった…?……いけるか…!』



    また聞こえる



    ♪~



    あ、これだ、これこれ


    この音楽……………って、え?


    何で……何で……


    此処で聞こえるんだ…?



  38. 38 : : 2014/05/21(水) 23:08:51
    あ、今更ですがエレクリです(汗)
  39. 39 : : 2014/05/21(水) 23:09:59
    なんと!!憲ちゃんがエレクリを書くとは・・・珍しい、あ、またまた期待だよ~~!!
  40. 40 : : 2014/05/21(水) 23:20:56
    まともにエレクリ書いた事無かったからね(笑)

    エレヒス、アルクリ、リヴァクリ、アニクリ、ミカクリ……

    まともに書いたのこれだと思う………って、あ

    全部クリスタ出てるじゃん…
  41. 41 : : 2014/05/22(木) 00:09:14



    運命なんて信じない


    そうやって、いつも、


    いつも、目を背けて、


    運命から逃げていた


    でも、今


    初めて


    運命を知った


    それは、


    川の流れのように


    急にやって来る



    「そのサックスの音…」



    柵の向こう側を見てみる


    もう、怖くない


    怖がらない



    『!!??』



    物凄く怯えているようだ


    だが、今更、そんなの気にしてられない


    屋上のギリギリ


    今にも落ちそうな所


    太陽の明かりに照らされたのは


    サックス…


    じゃなくて、


    綺麗なブロンドの髪だった



  42. 42 : : 2014/05/22(木) 00:10:01
    前置きが長い!
  43. 43 : : 2014/05/22(木) 00:10:38
    きたいいいいいいいいいい!!
    がんばってええええええ
  44. 44 : : 2014/05/22(木) 00:16:46



    「へ…?」

    『見、見つかっちゃったぁぁぁぁ』



    ブロンドの髪は、セミロング


    兎に角


    ちっこい


    こんな小さい奴だなんて…


    想像もしてなかった



    「え…?君…誰…?」



    そうすると


    おずおずと、左胸ポケットの携帯を出した


    何故携帯…?


    すると、何か打ち始めた


    そして、パッとその携帯の画面を向けた


    そこには



    [1年4組…クリスタ・レンズ…です]



    と書かれてあった



  45. 45 : : 2014/05/22(木) 00:18:07
    おふっさん!私頑張ります!
  46. 46 : : 2014/05/22(木) 00:20:50



    「クリ…スタ…?」



    俺は1年2組だ


    勿論、クリスタという奴は知らない


    ただ、


    雀みたいに小さくて


    卯みたいに怯えてる


    うん


    雀と卯


    …みたいな奴



  47. 47 : : 2014/05/22(木) 23:11:06



    毎日が


    モノクロ世界


    ゆっくり、スローモーションのように


    流れる映像


    そんな中を、俺は生きてきた


    宛もなく、


    ただ、ただ、


    歩いていた


    足が縺れそうになった時も


    疲れた時も


    誰も、肩を貸してはくれない


    だから俺も


    誰にも、肩を貸さなかった


    筈だった…



    「おい、お前、そこに居たら危ねぇぞ」



    優しい口調だった


    彼女も驚いていた


    まぁそうだろうな


    体中傷だらけなのに


    でも一番驚いていたのは


    紛れもなく、この俺だ



    [すみません…手貸してください…]



    携帯画面の文字を俺に見せる


    初めてだった


    そんな事、言われたの


    だからか、俺


    無意識に手を


    差し出していた


    少し震えて


    彼女の手が重なり合う


    ちょっと、冷たくて


    でもそれが、妙に気持ち良くて


    優しかった


    俺より一回り小さな





    優しく、そっと包み込む


    そんな俺の手に


    彼女はギュッと


    握ってくれていた



  48. 48 : : 2014/05/22(木) 23:23:51
    ごめんね、堅苦しいねこの物語(笑)


    私こういうのしか書けないんだよ
  49. 49 : : 2014/05/22(木) 23:26:36
    いえいえ!!
    とても面白い!!引き続き期待しております!!
  50. 50 : : 2014/05/22(木) 23:37:07
    お、おふっさぁ~ん…! 

    ありがとうございます!ありがとうございます!


    文才無いくせに…すみません…おふっさんにフォローさせて…


    ちょっと最近ネガティブになってるんですよ…

    ウルバン君の引退…お掃除君居ないし、いちごちゃんも…進君も…!


    やさぐれてます(爆)
  51. 51 : : 2014/05/22(木) 23:39:52
    そんなやさぐれ中の私の神の駄作品を見て下さっている皆様、貴方方は神の域を越えた神です←(意味分からん)
  52. 52 : : 2014/05/23(金) 00:18:49
    頑張って!いつまでも応援してるから!!
  53. 53 : : 2014/05/24(土) 15:28:45



    いつも、思っていた


    私も


    いつか喋れる時が


    いつか、来る……って


    でも、そんなのは


    夢のまた夢で


    途方もない程


    遠い夢だって事くらい


    知ってる


    なのに、なのに、


    叫びたい


    声を出して泣きたい


    誰かと話したい


    自分の思いを伝えたい


    心の奥の、何処かの自分の


    欲望


    私は


    望んじゃいけない


    そう、望んじゃいけないんだ


    神様が、そう言っているから


    でも、でもね


    誰か、私の


    心の声を


    聞いてくれる


    そんな人が、現れるんじゃないかって



  54. 54 : : 2014/05/24(土) 15:54:21



    【貴女は…これからもずっと…ずっと…闘わないといけないの…


    例え、身が粉になろうとも、


    例え、手足がもげようとも、


    闘いなさい


    自分の


    失った声と…】



    そう言い残した後


    貴女は私の目の前から去っていった


    私を置いたなのに


    私の声を奪って…


    貴女は今、何処に居るの?


    貴女が唯一、私を褒めてくれた


    このサックスの音色


    届いてるかな…?


    そう、屋上のギリギリ端の所、


    フェンスを越えた所に座って


    あのサックスを抱えて


    座っていた


    届くはず、無いのに


    私は、何に期待してるんだろう


    何を求めているんだろう



    『この声が届く…人』



    私はただ、そんな人に出会いたかった
  55. 55 : : 2014/05/24(土) 18:38:14
    期待
  56. 56 : : 2014/05/25(日) 00:14:12



    人生のどん底に行ったら


    あとは這い上がるだけだ


    ………なんて言うけど


    その人生のどん底は


    計り知れなくて、


    まるで底無し沼のように


    引きずり込まれて


    必死にもがいても


    もがいても


    埋もれてしまう


    声が塞がれてしまう


    俺は…いつ、


    這い上がれるんだ…?


    いつ、


    その底無し沼から


    出れるんだ…?


    そう、空に問い掛けても


    呑気に雲は流れていくだけ


    ………馬鹿馬鹿しかった


    …………………でも、


    今、目の前にいる君は


    人生の、底無し沼から


    脱け出していた



  57. 57 : : 2014/05/25(日) 01:23:39
    頑張れぃ!
  58. 58 : : 2014/05/25(日) 01:43:10
    名無しさん、期待出来るような作品じゃありませんが、ありがとう!


    ウルバン君…もうすぐ、だね……

    ちょっと深い話になりますが、
    君は、私にとって、なくてはならない存在です

    そう…ご飯とお味噌………的な
    (ごめん、スルーして…)

    そんな、私の大切な君だからこそ、君の思いも大切にしたい


    だけど、最後に、本当に最後に、

    私の我が儘、聞いてください…






    赤司君になってください…!
  59. 59 : : 2014/05/26(月) 00:24:17
    赤司…ですか?
  60. 60 : : 2014/05/26(月) 22:56:36



    肩までの柔らかそうなブロンドの髪


    ライトブルーの汚れのない大きな瞳


    それを纏う長い睫毛


    初雪のように白い肌


    整った顔立ち


    …………全て、


    そう全てが、


    俺にはなかった


    綺麗な宝石のようで


    …何だろう…


    遠い、人



    『あ、あれ…?手、いつ放してくれるんだろ…?』



    胸の中で響く、


    爽やかな声


    …………声?


    いや違う


    そんな言い方より


    “うた”



    「あ、あ!ごめん!」



    美しい旋律が


    幾つも重なりあって


    特別なような…



  61. 61 : : 2014/05/26(月) 22:58:00
    >>59あ、はい…

    ダメ…かな
  62. 62 : : 2014/05/26(月) 23:16:14
    え、いいですよ
  63. 63 : : 2014/05/26(月) 23:36:31
    どうですか?
  64. 64 : : 2014/05/27(火) 00:06:16
    え?え?い、良いの!?

    あ、ありがとうございますぅ!!!

  65. 65 : : 2014/05/27(火) 00:10:01
    ウルバン君、貼ってくれたところいってみたから、見ていて欲しい
  66. 66 : : 2014/05/27(火) 00:51:01
    憲兵、頑張って完結させろ、これは命令だ(こんな感じかな?)
  67. 67 : : 2014/05/27(火) 01:28:18
    赤司さん………

    はい、私頑張ります!
  68. 68 : : 2014/05/27(火) 22:33:58
    頑張ってください!
  69. 69 : : 2014/05/27(火) 22:39:51



    [あの、ありがとうございました。お名前は?]



    そう書かれた携帯の画面を俺に向ける



    「俺はエレンだ。別に敬語じゃなくても良いぞ。」



    初めて、名前を訊かれた


    初めて、お礼を言われた


    彼女と、目があった瞬間、


    俺には、初めての事が次々起こった


    逸れも、凝れも、全部、


    彼女のお陰



    [じゃあ………エレン君。で、良いですか?私はクリスタで良いです。]



    エレン君………


    その言葉が


    嬉しくて


    妙にくすぐったくて


    夢みたいだった



    「ああ、良いよ。クリスタ。」



    ありがとう


    クリスタ、お前のお陰だ









    もしも_______


    超能力が


    あったら


    君を、守りたい



  70. 70 : : 2014/05/27(火) 22:42:53
    ウルバン君、絶対、受かってね…!!


    僕も、出来る事があったら全力でする!
  71. 71 : : 2014/05/27(火) 22:56:19



    『へへ、クリスタなんて恥ずかしいなぁ…』

    「は?別に恥ずかしい事じゃねぇだろ?」



    そう言った時


    ただでさえ大きなクリスタの瞳が、


    カッと見開いた



    『私の………心の声が、聞こえるの…?』

    「え…?心の…声…?」








    見つけた


    俺が、唯一、


    君を守る


    超能力~チカラ~
  72. 72 : : 2014/05/27(火) 23:04:37
    凄い展開だ・・・憲ちゃんってやっぱり書くのうまいね
  73. 73 : : 2014/05/27(火) 23:23:52
    な、何を!?

    いやいや、僕の原動力は皆様の応援ですから。

    カッコいい事言うと、僕が書いてるというよりも、皆様が書いてるんです(意味不明)


    でも…展開がよく分からない…
  74. 74 : : 2014/05/27(火) 23:28:34
    受かったら憲ちゃんと同作しようね!
  75. 75 : : 2014/05/28(水) 01:17:39
    >>74うん!
  76. 76 : : 2014/05/28(水) 01:18:47
    同作じゃなくて合作ねw
  77. 77 : : 2014/05/28(水) 01:21:40



    これは…現実…?


    私が思った事を、彼は


    エレン君は答えた


    確かに、はっきりと


    私は携帯に文字を打った訳でもない


    のに、エレン君は…


    _______やっと、


    やっと、見つけた


    私の心を聞いてくれる人


    貴方、だったのね…


    エレン君



  78. 78 : : 2014/05/28(水) 01:25:20
    やばい・・・マジで期待だ!!頑張れ!!
  79. 79 : : 2014/05/28(水) 01:35:42
    頑張れ我らの憲兵!!
  80. 80 : : 2014/05/28(水) 23:10:22
    ウ、ウルバン君………


    ありがとう、ありがとう、ありがとう…!
  81. 81 : : 2014/05/28(水) 23:19:19



    心の…声…?



    「心の声って…」

    『うん…私…喋れないんだ…』


    ?喋れない…?


    あれ、どっかで聞いたような…



    「!?」



    …思い出した


    あの時




    _____『喋れないこと』




    そう聞こえたのは


    クリスタの声だったのか


    今までのも、全部



    「!?おい、ク、クリスタ…?」



    見るとクリスタは


    涙を流していた



    『だって…だって…』

    『やっと、見つけたんだもん…』



    そう心の中で言いながら


    大粒の流す


    俺の手に流れ落ちる一滴の涙が


    少し冷たくて


    弱々しかった


    ………俺が


    俺しかいない 


    この子を守れるのは


    俺が


    このチカラで


    守ろう



  82. 82 : : 2014/05/28(水) 23:46:43
    期待してるっス!
  83. 83 : : 2014/05/28(水) 23:50:05



    暗くて、怖くて、冷たくて、深い


    そんな井戸の中に落ちたようだった



    『助けて…』



    叫びたくても


    叫べない



    『お母さん…!!!』



    呼びたくても


    居ない


    暗闇の中に吸い込まれる私の





    誰にも届かず


    消えていく


    ______でも


    一筋の小さな光が


    私を照らした


    小さくても


    それは私の命綱のようで


    必死でそのチャンスを掴んだ


    手を離さないように


    ギュッと


    その命綱を握り締める


    血が滲み出ても構わない


    今、今しかないんだ


    この、


    暗くて、怖くて、冷たくて、深い


    井戸から脱け出すには…



  84. 84 : : 2014/05/29(木) 00:05:10
    いつもの場所で待ってるよ~
  85. 85 : : 2014/05/29(木) 22:53:36
    ウルバン君!ごめん、忙しいのに…ありがとう!
  86. 86 : : 2014/05/29(木) 22:58:07



    「…わかった…」

    『え…?』



    クリスタが顔を上げる



    「俺、守るよ、クリスタの事」



    大分恥ずかしい台詞


    顔が少し赤くなる



    『守…る…?』



    一瞬、きょとんとすると


    クスッと笑って



    『ありがとう…』



    そう、言った


    その笑顔が


    とても


    綺麗だった



  87. 87 : : 2014/05/29(木) 23:23:49
    頑張れぃ!
  88. 88 : : 2014/05/30(金) 00:13:18
    期待だよ!!
  89. 89 : : 2014/05/31(土) 01:02:52
    ちゃんと見てるよ
  90. 90 : : 2014/06/01(日) 01:37:50
    ウ、ウルバン君…ありがとう…

    ただいま絶賛スランプ中です
  91. 91 : : 2014/06/01(日) 01:41:28
    そうですか・・・だったらあそこのグループに来てください
  92. 92 : : 2014/06/01(日) 01:41:45



    彼は…


    エレン君は、どう思うだろう


    私の過去を


    黒くて、ドロってしている


    汚ない、私の過去


    目をそらしたくなる


    それでも、エレン君、


    君は


    私を、必要としてくれますか…?


    無性に、不安になった


    悲しくなった



  93. 93 : : 2014/06/01(日) 01:59:49
    ずっと楽しみにしてるよ・・・最高のあなたへ※文章おかしいのは気にしないでくれ
  94. 94 : : 2014/06/01(日) 02:03:38



    『エレン君…』

    「ん?どうした?」



    今にも溢れそうな涙を抑える


    ゴクリと、生唾を呑み込む音が聞こえた


    不安と、恐怖と、哀しみが


    一気に私を襲う


    あの時、言わなければ良かった


    ………なんて


    後悔、しそうで、恐い


    でも、此処で黙っていたら


    何も変わらない


    ……………言おう



    『エレン君、


    何で私が喋れないか


    ……教えてあげる』



    真っ直ぐな私の瞳は


    逆に恐ろしかったのかもしれない


    だって、エレン君が少し引いていたから


    「…え…?」
  95. 95 : : 2014/06/01(日) 02:14:38
    元「自由への進撃」です。改名したし投稿数もフォロー数も増えてるし分かりにくいと思いますがw

    憲兵団さん…覚えてますかね?

    あなたと会ったのはもう数ヶ月前の話になりますが…あの時はウルバンと憲兵団さんと私でお喋りしたりもしました。

    紅蓮の巨人さんも居ましたね(笑)

    覚えてないかも知れませんが…私はばっちり覚えてます!作品に期待です!
  96. 96 : : 2014/06/01(日) 04:54:36
    え…進撃さん…?進撃さん……!!??

    もっ、勿論!私も鮮明に覚えてます!!!!!

    うわぁ…再開出来て嬉しい限りです!

    ありがとうございます!また来てください…!!
  97. 97 : : 2014/06/02(月) 22:47:37



    ____それは、夏の暑い日だったの


    その日は、今年一番の真夏日


    小学5年生だった


    小さい頃、両親が離婚して、アパートで母と二人で暮らしてたの


    女手一つで私を育ててきてくれた


    だからかな


    母も、ストレスが溜まってたんだと思う


    でもそんなの、私は気付かなくて


    母は、幸せなんだって


    勝手に思ってた


    …きっとそれが、間違いだったんだね



  98. 98 : : 2014/06/02(月) 22:48:13
    キタァァァァァァ!!頑張ってください!応援していますので!!
  99. 99 : : 2014/06/02(月) 22:53:51



    今日はやけに蝉が鳴いてた


    今でも、鮮明に覚えてるの


    窓にある風鈴はちっとも鳴らない


    ギラギラと太陽だけが照り付けてた


    夏休み中だったから、凄く暇


    平日だから、母は仕事


    つまんないなーって思っていたらね、


    ガチャッ


    って、ドアが開いたの


    えっ!?誰!?って思ったけど


    玄関に居たのは、母だったの


    まだ午前10時位で、いつもなら働いてる時間帯


    どうしたの?って聞いたら


    いきなり…


    バシィィ


    って、右頬を叩いてきたの



  100. 100 : : 2014/06/02(月) 23:05:01



    それは物凄く痛かったわ


    後で自分の頬を見たら、真っ赤に腫れてた


    それくらい、母は強い力で私をぶったんだ 


    は?って思うよね


    そしたら、母が



    「あんたのせいで…あんたのせいで…」



    って言ってるの


    お母さん…?って聞いてみた


    すると



    「あんたがいるせいで…!お母さん好きな人逃がしちゃったじゃないの!!」



    後から分かったんだけどね、お母さん、恋人居たんだって


    私が小3の頃から


    職場で出会った人みたい


    どうやら、お母さんがこぶつきだって、その人にバレたみたい


    どうやって知ったか分かんないけど


    でも、確かに私は


    ただ、茫然としてた


    いきなり叩かれたのと、 


    お母さんに恋人が居たのと、


    叩かれた頬がジンジン痛かったのと、


    一番、よく分かんなかったのが


    お母さん、


    幸せじゃなかったんだってこと


    今まで、私の前では決して見せなかった


    涙を、流していたから



  101. 101 : : 2014/06/02(月) 23:11:02



    その日からかな


    母からの暴力を受けてきたのは


    毎日、服の上から殴ってくるの


    悪いことにね、服で隠れるお腹を殴るの


    痛い…!痛い…!って言っても、お母さんは止めなかった


    それくらい、母の心に傷だったんだと思う


    今でさえ、後悔してるんだ 


    生まれてきた事


    だって、私が生まれなければ、


    お母さんは幸せだった


    好きな人と、ずっと一緒にいれた


    ねぇ、そうでしょ?


    お母さん



  102. 102 : : 2014/06/02(月) 23:13:37
    名無しと書いてありますが、私です(笑)


    とりあえず投稿は名無しでいきます
  103. 103 : : 2014/06/02(月) 23:22:40



    いつだって


    いつだって


    お母さんは私の味方だった


    いつだって


    寂しい時、傍に居てくれた


    あんなに優しかった母が


    母が…


    ずっと、ずっと、信じてきた


    もう、誰に着いていけば良いの?


    私、お母さん以外居ないんだよ


    私を助けてくれる人


    母は、毎日


    毎日、殴ってきた


    もう…どうでもいいや


    私は


    心を閉ざしてしまった


    誰にも


    だから、私は


    声が、出なくなった


    その次の日くらいかな


    お母さんが


    私に言った、最期の言葉


    それを言った後


    母は、ひっそりと


    息を引き取った


    ………過労死だった


    私は、実感した


    あれ程、私を虐待してきた母は


    私を、最期まで


    守ってくれた


    死ぬまで、私の為に


    必死に働いてくれた


    気付いたら


    遅かった


    それからずっと私は


    心を閉ざしたまま


    高校生となって


    今いる



  104. 104 : : 2014/06/02(月) 23:29:14



    その話は、俺には荷が重すぎた



    『驚いたでしょ?エレン君』

    「…うん…」



    人は誰でも、心の中に光を持っていて


    その光は、いつも、闇と隣り合わせ


    少しでも


    涙を見せたり


    怯えたりしたら


    闇は直ぐに、光を呑み込んでしまう


    クリスタは、強い


    それを乗り越えているんだって


    それに比べて、俺は…?


    俺は、クリスタと…


    オナジ…?


    チガウ


    オレトクリスタハ


    ゼンゼンチガウ



  105. 105 : : 2014/06/02(月) 23:47:18
    ………面白くないですね、はい

    こんなつまらん作品すみません!!!!!
  106. 106 : : 2014/06/02(月) 23:49:05
    おもしろいよ!!俺はあなたに憧れていますので頑張ってください!
  107. 107 : : 2014/06/03(火) 00:02:42
    はぅ…ウルバン君………

    なっ、なんと貴重な御言葉を………

    ありがとうございます!!!!


    引退…寂しいです
    我が儘言うと、いてほしいってなるけど…そんなのは駄目だから…

    本当、寂しいです
  108. 108 : : 2014/06/03(火) 00:03:32
    スランプでしたらまたいつのも場所で話そうね
  109. 109 : : 2014/06/03(火) 00:11:52
    >>96
    覚えていて下さいましたか
    よかったです…ふぅ(笑)

    私も久々に憲兵団さんに会えて
    嬉しいですし

    こうして憲兵団さんの作品を久々に
    読ませて頂けて楽しいです

    続きも期待しています
  110. 110 : : 2014/06/03(火) 22:40:45
    ウルバン君…進撃さん…

    なんと嬉しい御言葉、ありがとうございます!!!
  111. 111 : : 2014/06/05(木) 21:49:33
    すみません、諸事情で13日(金)まで投稿出来なくなりました…
    申し訳ありません。御了承下さい。
  112. 112 : : 2014/06/12(木) 01:12:48
    了解しました!!いつでも待ってます!!
  113. 113 : : 2014/06/13(金) 23:26:05
    カノン君………神様ぁぁぁぁぁ!!




    と言ってもネタありません。(爆)
  114. 114 : : 2014/06/13(金) 23:31:04



    【母さん…母さん…!!!】

    【!?付いてこないで…!

    あんたなんか…!!】



    『エレン君?』



    クリスタが俺の顔を覗く



    「え…?」

    『大丈夫?汗、凄いよ?』



    俺はいつの間にか、大量の汗をかいていた 



    『…………話して、良いよ』

    「は…?」

    『たくさん、辛い事…話して』



    俺の 


    ツライコト



  115. 115 : : 2014/06/13(金) 23:32:09
    よし、PART2行ってみよう!←
  116. 116 : : 2014/06/13(金) 23:40:14
    犬と狼↓
    http://www.ssnote.net/archives/18324
  117. 117 : : 2014/08/17(日) 11:42:57
    お疲れ様
  118. 118 : : 2015/12/05(土) 01:50:23
    ない・・・だと・・・
  119. 119 : : 2015/12/06(日) 02:17:08
    なんて事だssがない((((;゚Д゚)))))))
  120. 120 : : 2016/02/22(月) 17:57:35
    ssが無い
  121. 121 : : 2019/01/25(金) 18:40:45
    なに・・・ssが無い・・・だと!
  122. 122 : : 2020/10/06(火) 15:10:51
    高身長イケメン偏差値70代の生まれた時からnote民とは格が違って、黒帯で力も強くて身体能力も高いが、noteに個人情報を公開して引退まで追い込まれたラーメンマンの冒険
    http://www.ssnote.net/archives/80410

    恋中騒動 提督 みかぱん 絶賛恋仲 神威団
    http://www.ssnote.net/archives/86931

    害悪ユーザーカグラ
    http://www.ssnote.net/archives/78041

    害悪ユーザースルメ わたあめ
    http://www.ssnote.net/archives/78042

    害悪ユーザーエルドカエサル (カエサル)
    http://www.ssnote.net/archives/80906

    害悪ユーザー提督、にゃる、墓場
    http://www.ssnote.net/archives/81672

    害悪ユーザー墓場、提督の別アカ
    http://www.ssnote.net/archives/81774

    害悪ユーザー筋力
    http://www.ssnote.net/archives/84057

    害悪ユーザースルメ、カグラ、提督謝罪
    http://www.ssnote.net/archives/85091

    害悪ユーザー空山
    http://www.ssnote.net/archives/81038

    【キャロル様教団】
    http://www.ssnote.net/archives/86972

    何故、登録ユーザーは自演をするのだろうか??
    コソコソ隠れて見てるのも知ってるぞ?
    http://www.ssnote.net/archives/86986

    http://www.ssnote.net/categories/%E9%80%B2%E6%92%83%E3%81%AE%E5%B7%A8%E4%BA%BA/populars?p=51

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