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このSSは性描写やグロテスクな表現を含みます。

この作品は執筆を終了しています。

【真実と能力】残酷な目と決意~前編・アニの正体~

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  1. 1 : : 2014/05/17(土) 03:27:32


    エレン視点です!
    時は壁外調査なの真っ最中(?)
    最初はエレンが自分の事、関係について語ります!
    それが終われば本文突入です!
    最後まで読んでいただけたら嬉しいです♪
  2. 2 : : 2014/05/17(土) 03:30:01
    始めに語りを終わらせます!
  3. 3 : : 2014/05/17(土) 03:31:03

    俺は調査兵団特別精鋭班



    通称『リヴァイ班』に所属する



    『エレン・イェーガー』だ



    俺には特別な力がある



    それは俺が最も憎んでいる人類の敵......



    『巨人』になれる力だ......



    自傷行為と目的意識が能力の条件で、



    今、ウォール・マリアが突破された



    人類の大きな希望とされている



    とても重要な存在だ......
  4. 4 : : 2014/05/17(土) 03:31:49

    もう、壁外調査間近だ...



    明日、壁のそとに行けるんだ



    巨人を駆逐する



    そのために



    俺は調査兵団に入団した



    俺のいる班、リヴァイ班は



    人類最強の兵士、『リヴァイ』兵士長が



    直々に推薦した人達で結成された班で



    勿論とても凄い優秀な人達ばかりだ



  5. 5 : : 2014/05/17(土) 03:32:22


    壁外調査では沢山の人の命が失われる



    ミカサがきっと心配してんだろうな....



    ミカサって言うのは大切な俺の家族だ



    名前は『ミカサ・アッカーマン』



    とても過保護だが......



    それもミカサの優しさだ...



    とても強くて、その腹筋には超憧れだ!!!!!



    俺のあげた赤いマフラーをずっとしている



    家族...そう家族...



    俺には他に家族がいた...



    母さんと父さんだ...



    母さんは『カルラ・イェーガー』



    父さんは『グリシャ・イェーガー』



    口うるさかったけどとても優しかった


  6. 6 : : 2014/05/17(土) 03:33:10


    父さんは行方不明だ......



    どこにいるのか全く分からない...



    ただ、調査兵団に入りたいといったとき



    なにも言われなかった......



    まぁ、優しいくて時に厳しい父さん



    俺の事を分かってくれた...



    お医者さんだった



    自分で言うのもなんだが...



    とても有名なお医者さんだったらしい



    座学でそういう勉強をしたけれど



    ちんぷん かんぷん だった



    今になってやっと...



    父さんを尊敬した気がするよ



    誉めてあげるから...帰ってきてくれよ......



    ミカサも心配してるんだぞ?



    父さんが生きてるって願ってまってんだ.....



    今もずっと...
  7. 7 : : 2014/05/17(土) 03:33:37

    母さんは死んだ......



    巨人に喰われて死んだ......



    俺の目の前で......



    俺は何もできなかった...



    俺は弱かった......とても......



    最後まで下らない喧嘩をしていた......



    調査兵団に入りたいといったら



    固く反対されたんだ......



    いつか壁の外へ出るべきだと言ったら



    また、固く反対された...だから



    俺は怒って家を飛び出した



    けどそれも母さんの優しさなんだよな...



    心配してくれてい事は充分わかっていた...



    とても面倒見のよい母さんだった



    だから憎い......余計に憎いんだ...



    ミカサもああは言うがきっと憎いんだ...



    優しい母さんを殺した巨人共が...



    憎くてしょうがない......



    だから駆逐してやる...



    一匹残らず......この世から...



    だから夢は子供の頃からずっと変わらない



    調査兵団に入って巨人を駆逐する!

  8. 8 : : 2014/05/17(土) 03:34:01

    そして俺は訓練兵時代を潜り抜け



    調査兵団に入団しようとしていた



    =-850年-=


    訓練兵を卒業した俺は



    固定砲の整備をしていたのだが...



    その時再び『超大型巨人』が現れたんだ



    俺は単独で立ち向かうが取り逃がした...



    五年前と何も変わってねぇ......



    くそっ!何でだよ!!!



    俺は強くなったはずなのに



    それから本部に戻り俺の班を連れて



    巨人を駆逐しにいった...



    しかし......





    世界はとても過酷でとても残酷だった





  9. 9 : : 2014/05/17(土) 03:34:25


    俺の班のやつらは次々に巨人に補食された



    最後には俺までも.........



    足を負傷した俺は



    生き残った親友の『アルミン』を助け、



    巨人に喰われた......



  10. 10 : : 2014/05/17(土) 03:34:46

    アルミンは



    『アルミン・アルレルト』と言う



    おじぃちゃんにつけてもらったらしい...



    かわいい名前だよなぁ...



    けどこれ言うと怒られるんだぜ?



    何でだろ?



    本当の事なのにな?ハハハ



    そのおじぃちゃんも強制奪還作戦により



    命を落としてしまった......



    アルミンはとても頭がよく



    俺と外の世界を夢見る一番の親友だ



    とても根性があって優しいヤツ...



    アルミンとミカサ



    二人は大切な家族同然だ!



    とにかくアルミンが生きていてよかったと



    巨人の腹のなかで思っていた



    もちろん.........




  11. 11 : : 2014/05/17(土) 03:35:08

    ......もちろん、とても悔しかった



    凄く悔しかった......



    このまま死んで...



    巨人共を殺せなくなると思った



    悔しかった...嫌だった...



    やり残したことが沢山ある



    ミカサに何も返せてなくて



    アルミンとの夢も叶えられなくて



    母さんの復讐もできなくて



    この世に心残りがまだあるなぁ



    改めて自覚した



    そしてまた誓った......



    この世から!巨人を駆逐してやる!



  12. 12 : : 2014/05/17(土) 03:35:36


    そこからの記憶はない



    駆逐してやる駆逐してやる



    そんなことを考えながら...



    俺は巨人になっていたらしい...



    最初聞いたときはビックリした


  13. 13 : : 2014/05/17(土) 03:36:09

    起きると駐屯兵団に囲まれていた



    どうやら俺は敵と見なされたらしくて



    命の危険がさらされたがアルミンが説得し



    ピクシス司令の判断により助かった...



    その後その力を使って



    再び壊された壁を塞いだ



    どうやら暴走があったようだが成功した



    後に調査兵団の人たちが壁内に侵入した



    巨人を討伐した



    ...........かっこいいな...調査兵団......... !

  14. 14 : : 2014/05/17(土) 03:36:28


    それから沢山の事があった



    正直...ここで全部は話せないかな



    まぁ、大変だったが俺は生きている。



    そして巨人を駆逐できる。



    そして俺はこの壁外調査で新たなことを



    知ったのだった.........



    ――――――――――
    ―――――――
    ――――
    ――


  15. 15 : : 2014/05/17(土) 03:37:31
    終わり♪本文に入ります♪
  16. 16 : : 2014/05/17(土) 03:37:40



    ペトラ「エレン?どうしたの?」



    エレン「あ、ああ!いえ!なんでもありま
    せん!」



    この綺麗な人は



    俺と同じリヴァイ班に所属している



    『ペトラ・ラル』さん



    まだ、会ってそれ程経ってないけれど



    とても面倒見が良く優しい人だ



    オルオ「おい新兵、何ウチの女房にオガァ!



    血が...この人は『オルオ・ボザト』さん



    最高1日7回、低くても1日3回は舌を噛む



    慣れはしない......けれど



    結構便りになる。他にも



    『エルド・ジン』さん



    『グンタ・シェルツ』さんがいる



    そして、



    人類最強の『リヴァイ』兵士長



    がいる。二回目だが...



    俺が暴走するとこの人達に殺されるんだ





  17. 17 : : 2014/05/17(土) 03:37:59



    ペトラ「はい!これ、」



    エレン「あ、ありがとうございますッ!」



    ペトラ「明日の壁外調査頑張りましょう
    ね」ニコッ



    オルオ「まぁ、まずは行って帰って来るっ
    てのが目標か?フっ甘いもんじゃねぇぜ?」



    エルド「」ドスッ!



    オルオ「イデッ!」 ガリッ 「おがぁ!」



    グンタ「どんな体勢してても噛むのか...」



    ペトラ「...あ!!いけない!掃除の時間よ!」



    グンタ「何だって!?」



    エルド「急げッ!」



    エレン「血が...止まりません...」



    ペトラ「エレン!?それ私の台詞!!!!」



    エルド「いや!使いどころから間違ってる!」



    キュッ


    オルオ「いくゾッ」



    グンタ「誰のせいで遅くなったと思ってんだ」



    だっ!!



  18. 18 : : 2014/05/17(土) 03:38:19



    リヴァイ「おせぇぞテメェ等...」



    ペトラ「」スッ



    リヴァイ「何だペトラ...」



    ペトラ「兵士長...オルオが2連続舌を噛ん
    でしまって...床下が汚れてしまいました」



    オルオ「ファ!?ぺ、ペトラ!!!!!!!!!」



    エレン(ペトラさんはたまに怖いなあ)



    リヴァイ「なら仕方ねぇな...」



    エレン(これで通じるのもどうかと思う)



    リヴァイ「オルオ...あとで躾る...」



    オルオ「ペトラ...こんの裏切りもんがぁぁぁああ!!!!!!!!」



    エレン「それ俺の台詞です(笑)」



    リヴァイ「時間がない速急に取りかかる
    ぞ」



    一同「ハイ!(笑)」



    エレン(......壁外調査の前日に...愉快な掃除...)



    エレン(けれど...この班も明日になれば...も
    しかしたら...)



    エレン(いや、マイナスな事考えないで、今を楽しんでおこう......)














    そうして壁外調査は次の日始まり











    俺の嫌な予想は的中した...






  19. 19 : : 2014/05/17(土) 16:08:56



    ペトラ「」




    グンタ「」




    エルド「」




    オルオ「」




    今、俺は目の前で最後...



    オルオさんの死を見た...



    突如として現れた『女型の巨人』に殺された



    リヴァイ班は、俺と兵長を残して...



    散っていった...



    女型の巨人には不理解な点が多すぎる......



    並みじゃない身体能力



    よく回る頭脳...



    普通の巨人ではまずあり得ない



    それに加え...うなじ以外の不老不死...



    なんなんだ...
  20. 20 : : 2014/05/17(土) 16:09:44






    俺の判断の甘さから...皆は殺された...



    俺が自分を信じなかったから



    俺を守るために戦って...



    俺が死なせたようなものだ



    もう...



    ペトラさんのあの優しい



    笑顔が見れない



    オルオさんの舌の止血を



    笑いながら出来ない



    グンタさんのスライム頭をくずして



    髪形を変えて皆で笑いあえない



    リヴァイ兵長の躾でエルドさんの髭面が



    引っ張られてるのも見れないんだ...








  21. 21 : : 2014/05/17(土) 16:49:38
    あ...に...が...こ...ろ...し...た...ん...じゃ...


    な...い...の...に...(なんかもう餓死状態)
  22. 22 : : 2014/05/17(土) 18:06:08
    アニが殺したんじゃないの?
  23. 23 : : 2014/05/17(土) 18:08:06



    短い時間だったけど



    凄く楽しかったし



    凄く面白かった



    あの日々は.....もう帰ってこないんだ



    俺、そして.........女型のせいで

  24. 24 : : 2014/05/17(土) 18:08:27


    『女型の巨人』は強い



    分かる...けれどやらなきゃいけないんだ



    班の人達の分も...



    女型の格闘術を見る限りでも



    結構な使い手だ...



    俺じゃあ勝てないかもしれない..



    でもやるんだ......



    巨人は駆逐するんだ...



    やってやるさ...相手がどんなてを使っても







    俺は手を口元に当てた





    そして手の甲を噛みちぎり





    その瞬間閃光のように光が飛び散って





    奇声と共に...





    俺の巨人は現れた...





  25. 25 : : 2014/05/17(土) 18:08:59



    これが聞こえたのは...



    女型と戦い始めて間もない頃



    『エ...ン』




    最初は気付かなかったが



    徐々に聞こえてくる



    『エレ.........き...』



    今戦ってる途中なんだ...後にしてくれ



    『...レン!...きょ......て』



    なんだよ!!



    『エレン!故郷に来て!』



    こ...きょう?



    『エレン!故郷に来て!お願い!』




    女型と目が合う度聞こえてくる



    何だこれは?ただの幻聴か?



    だとしたらやめてくれ



    こんな悲しそうな声...聞きたくねぇ!


  26. 26 : : 2014/05/17(土) 18:09:51



    『もう...やりたくない!』



    これは?女型の中身か?



    『何でよりによってエレンなの?!』



    この声...



    聞いたことあるような...無いような...



    少し面影のある声だな...ん?



    『こんなこと...何で...!お願い!』



    何だ?



    『お願いだから私達の故郷に来て!』



    こいつ...自分の意思で戦ってねぇのか?



    だとすると誰に?



    いや、まずこいつは誰だ?



    なんのために?



    と同時に



    『お前は誰だ?』



    と、問いかける



    『!?』



    驚いたようだ女型も動きが止まる



    スキありで、蹴りをいれた



    聞こえた...と言うことか......??






  27. 27 : : 2014/05/17(土) 18:10:17



    間一髪で避けられた



    あれ?もしかしてコイツ....ズキッ..いっつ...



    ん?...テェ...今思い出しそうだったのに...



    クソッ......



    『お前は誰なんだ?』



    再び問いかける



    『.........』



    応じない...心の声が聞こえるのではなく



    他の何かしらのモノの声が聞こえるのか?



    『何でこんな事してるんだ??』



    と、シメ技...



    俺より5M位低いから



    やり易い......



    『…………』



    やはり無反応だ



    心を無にする事ができるのか?



    腕を折った...あまり嬉しくない...



  28. 28 : : 2014/05/17(土) 18:33:51
    この先に期待です!
  29. 29 : : 2014/05/17(土) 19:41:16
    >ラムライさん!
    コメント...きた...グスッ(涙)
    ありがとうございます♪

    もちろん、つぐみん忘れてないからねっ!♪
  30. 30 : : 2014/05/17(土) 19:41:36


    俺と女型には距離......



    その間に折った腕...



    その蒸気から女型の顔がチラチラ...



    その瞬間







    スパァン......






  31. 31 : : 2014/05/17(土) 19:41:56






    あ..................










    風邪をきって俺の首が落ちたその時...



    女型は泣いていた気がする



    いや、泣いていた...












    ...アニ.........


  32. 32 : : 2014/05/17(土) 19:44:55
    あーーーにぃーーーーー(号泣
  33. 33 : : 2014/05/17(土) 19:45:21
    電池残量1%☆
  34. 34 : : 2014/05/17(土) 19:46:34
    貴女はいつも早い(笑)
  35. 35 : : 2014/05/17(土) 19:47:33


    ?…?!



    何で今アニと思ったんだ?



    何で今アニの事を思い出した?



    『ごめんなさい...ごめんなさい......』



    謝る女型......



    何かあるのか?



    『ごめんなさい...本当にごめんなさい』



    やめてくれよ......



    そういうのはあんまり好きじゃねぇんだよ



    アニ.........か.........



    憲兵で今頃.........なにしてんだろうな?



    そういえばあの体勢......



    戦いに熱中して気付かなかったが...



    まさか......な......




  36. 36 : : 2014/05/17(土) 20:05:33


    ここは?......どこだ?



    ............息が苦しい......



    生暖かい......



    とてもじゃないが居心地は悪いな...



    ああ、俺は女型に負けたのか...




















    『...レン...』



    なんだよ女型......



    『ねぼ......るの?...れ...!!』



    よく...聞こえねぇよ......







    「エレン!!!!!!!!!」








  37. 37 : : 2014/05/17(土) 20:30:51
    期待なのです!
  38. 38 : : 2014/05/17(土) 20:33:14
    起きろ。
  39. 39 : : 2014/05/17(土) 20:33:37
    >腹筋くんさん!
    ありがとうございます♪
    >つぐみん
    かくよー
  40. 40 : : 2014/05/17(土) 20:34:02


    ミカサ「エレン!!!!!!!!!」



    エレン「はっ!?」バッ



    エレン「っ.........」ズキッ



    リヴァイ「...モブリット」



    モブリット「は、はい!!伝えてきます!」


    リヴァイ「ああ、頼む...」


    エレン「み、ミカサ?兵長?こ、ここは?」



    ミカサ「ここは旧調査兵団本部の地下」



    エレン「へ、壁外調査は!?」



    リヴァイ「昨日だ...あの後きたねぇテメェを助け出して即帰還した」



    ミカサ「...」ムスッ



    エレン「え、兵長が?ですか?」



    リヴァイ「いや、お前の馴染みもだ...」



    ミカサ「......」コクッ



    エレン「す、すみませんでした...」



    リヴァイ「......」



    ミカサ「......」



    暫く訪れる沈黙...



    ミカサの様子がおかしい...?



    ミカサ「私からもすみませんでした...リヴァイ兵士長...」



    エレン「?」



    珍しく兵長に言葉をかけるミカサ...



    リヴァイ「......気にするな...俺の分まで頼んだ...」



    ミカサ「......はい...私に務まるか分かりませんが......」



    ......?何があったかわからないが...



    ミカサも何か変わったな......







  41. 41 : : 2014/05/17(土) 20:36:34



    でも気になるな......



    エレン「?えっとミカサ...?何があったか?」



    ミカサ「.........」



    また訪れた沈黙それを破ったのたは



    コニー「エレン!!!!!!!!!」ピョコ



    コニー!!そして、



    サシャ「エレン!大丈夫でしたか!?あ、ご飯とかの心配入りませんよ!!!」



    ユミル「聞いてねぇよ!!!!」べしっ



    クリスタ「もう!!!!エレン大丈夫だった?」



    ジャン「......よう、死に急ぎ...」






  42. 42 : : 2014/05/17(土) 20:37:08



    同じ104期の



    コニー,サシャ,ユミル,クリスタ,ジャン



    個性豊かな俺の仲間...



    やっぱり持つべきは友達......か...



    仲間って大切だなぁ…………ん?



    そ、そうだ !!!!!!!!!



    エレン「兵長!!!!」



    リヴァイ「なんだ」



    エレン「ぺ、ペトラさんは、...ペトラさん達は......リヴァイ班の皆さんは!?」



    震える...手が、体が...



    あ、ああ、......ああ...



    リヴァイ兵長の目には...



    光がほとんど無かった



    俺は皆がただ黙ったっきりの時間の中で



    エレン「...くそぉ...くそが...う、ぐぁ」



    泣いていた...








    ああ、もう居ないんだ...



    理解したのはその数秒後



    分かっていたのに...



    知っていたのに...その筈なのに...



    分かりたくなかった



    無責任だよな......




  43. 43 : : 2014/05/17(土) 20:43:44
    期待ですよ!
  44. 44 : : 2014/05/17(土) 20:44:55
    >ルークさん!
    ありがとうございます♪
  45. 45 : : 2014/05/17(土) 20:59:27


    どれぐらいたっただろう



    涙なんてもうでないのに泣いている



    兵長が104期のやつらを帰らせようとした



    俺はアルミンだけ残してくれといい



    今部屋にいるのは



    兵長とアルミンとミカサ



    ハンジさんとモブリットさんだ



    エルヴィン団長は王都に向かっているらしい



    俺は女型の話を整理してから



    深呼吸をして泣くのを抑えた......





  46. 46 : : 2014/05/17(土) 20:59:52











    それから言う俺の話を聞いて



    皆驚きを隠しきれていなかった



    まぁ、そうだよな......



    多分俺はあの時...聞いたんだよ



    あいつの...







    アニの声を......





  47. 47 : : 2014/05/17(土) 21:35:30


    人間が巨人化したのが女型



    予測は既についていたようだ



    ...........アニ.............



    人の姿でグンタさんを殺したのは



    自分が不利だったからか?



    確かに立体起動も上手いアニだったら



    グンタさんを殺せる



    いや、アニが殺したんだよな...



    皆を...殺したんだ...



    ずっと騙してたのかよ...



    俺らを...人類を...



  48. 48 : : 2014/05/17(土) 21:35:52



    アルミン「...じゃあアニを捕らえる必要があるね」



    俺は憲兵に引き渡されるそうだ...



    アニは憲兵だからこの事を知っている



    アルミンの作戦は




    俺とジャンが入れ替わる



    俺を逃がすためアニを頼った事にして



    アニを地下深くに連れていって捕らえる



    アニが女型と分かってしまったから



    捕らえる以外道はない



    ためらう必要もない



    ...何でだよアニ...



    アニの辛そうな声が頭に響く



    故郷...それはどこなんだ?



    何でお前は俺を襲ったんだ?



    お前が巨人の姿でやってきた攻撃は



    いつもより確実に手を抜いてたよな



    本当はどうなんだよ...



    聞くのは後にしよう...



    アニは...ペトラさん達を...殺した...



    そう思って



  49. 49 : : 2014/05/17(土) 21:36:12


    リヴァイ「しかし...てめぇ本当だろうな?」



    兵長が疑いをかけてきた



    それもそうだろう...



    女型から声が聞こえたなんて...



    しかも...同期の...



    ミカサ「兵士長...エレンが嘘をつく必要はないと思われますが...」



    少しイラだったようだが押さえながら



    冷静にミカサが口を出した



    リヴァイ「それもそうだ......しかし、これをそう簡単に信じらるか」



    確かにそうだ...こんな...



    俺だってまだ半信半疑なんだ



    ミカサ「そんな事はエレンが巨人になれると知ったときもそうでしょう...同じ事です」



    リヴァイ「それとこれとは別だ...それが事実だからこれも信じろと?」



    ミカサ「っ......」



    ミカサは言い返せない様子だ...



    俺はミカサに



    エレン「ミカサよせ......兵長も色々疲れてるんだ...今は...」



    と、そっと呟いた...



    兵長は見ていなかったようだ







  50. 50 : : 2014/05/17(土) 21:36:37


    皆俺のいる地下室から出ていき



    俺は一人、兵長の目を思い出した...



    あの、遠く見ているような、



    近くを見ているような目...ああ、



    そうだ...兵長だって仲間を失っている...



    兵長だってつらいんだ...



    なのに俺は自分の事しか考えてなくて



    最低だな...



    兵長は、辛い気持ちをずっと前から



    知っているんだな.............



    ずっと昔から味わってきてしまっていた



    沢山の犠牲がある調査兵団で



    仲間のために、亡くなった人達のために



    戦ってきたんだ...





    兵士長として...人類の希望として...





  51. 51 : : 2014/05/17(土) 21:37:07



    そして、夜は明け......



    アルミン「エレン、準備はできた?」



    作戦が開始した。



    正直やる気なんて起きねぇよ



    でも、やるしかない......



    亡くなったリヴァイ班の皆さん



    今まで辛さを味わってきた兵長



    犠牲になった方々、巨人に食われた人



    仲間...親友のために......


  52. 52 : : 2014/05/17(土) 21:49:39
    エレン...
  53. 53 : : 2014/05/17(土) 21:50:45
    この作品...でき悪い?
  54. 54 : : 2014/05/18(日) 09:34:16

    前編はこれにて終了です!
    後編はどうなるんでしょうかニヤリ
  55. 55 : : 2014/05/18(日) 09:34:44
    ここまで見ていてくださった方々、
    ありがとうございます♪
  56. 56 : : 2014/05/18(日) 13:20:16
    後編に期待する……
  57. 57 : : 2014/05/18(日) 13:40:14
    http://www.ssnote.net/archives/16950
    ありがとうございます♪
    後編作りました♪
    ここからは能力ができ、魔法みたいになりますが
    よろしくお願いいたします♪
  58. 58 : : 2014/06/23(月) 19:41:50
    なんで消えてるの?
  59. 59 : : 2014/06/23(月) 20:21:47
    書きためていますっ!もう少し待っていて下さい!ごめんなさい!
  60. 60 : : 2014/08/15(金) 22:38:29
    次回作が楽しみすぎる 期待

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