このSSは性描写やグロテスクな表現を含みます。
この作品は執筆を終了しています。
ジャンと巨人の子供
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- 1 : 2014/05/12(月) 17:59:48 :
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エレン「巨人の子供」
最後に全てを話します。
少しだけエレンの語りを聞いてあげて下さい。
そして、彼を応援してあげてください。
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- 4 : 2014/05/12(月) 18:27:23 :
俺は一人に等しい。
友達なんていない。
生まれて十数年。俺は2人の人にしかあったことがない。
それが俺の両親だ。
でも、2人は完全な人間じゃない。もちろん……俺も。
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- 5 : 2014/05/12(月) 18:27:39 :
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そう。巨人なのだ。
この世界には知識を持たない巨人がたくさんいる。
その中で知識を持つ巨人は1000分の1。
本当に本当に本当に少ない。
だから、会うこともまずないだろう。
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- 6 : 2014/05/12(月) 18:29:28 :
俺の母さんと父さんは事実上、30代だが、見た目は子供。ほぼ俺と同じくらいの見た目だ。
知識を持つ巨人たちは、うまれて十数年で成長が止まる。
俺もそろそろ止まってしまう。
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- 7 : 2014/05/12(月) 18:29:51 :
少し前。
俺は両親にこう言われた。
「人間の所に行ってみれば?」
と。
それは是非行って見たい。人間に会ってみたい。
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- 8 : 2014/05/12(月) 18:30:38 :
とはいえ、恐怖もある。
だからその時は首を横に振った。でも、今日は縦に振る。
壁は余裕で登れるから、大丈夫。
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- 9 : 2014/05/12(月) 18:30:52 :
約2.3時間。
叔父の肩に乗って、壁まで向かった。
うぉぉお!でっけえ壁!!
これでも父さんは越えられるんだよな……。
街のみんなは……楽しそうだ。
よし、行こう。
じゃ、行ってくるよ。父さん、母さん、叔父さん。
偵察に
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- 10 : 2014/05/12(月) 18:40:17 :
アルミン「精神力と変な趣味」
最後に全てを話します。
少しだけアルミンの語りを聞いてあげてください。少し、近寄りがたいかもしれません。
でも、あなたを襲うことはないでしょう。
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- 11 : 2014/05/12(月) 18:41:58 :
僕は見たぞ。
この目で。
壁を降りてくる、美味そうな少年を。
まぁ、僕も少年だけどね。
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- 12 : 2014/05/12(月) 18:42:41 :
自覚しているんだ。
僕は狂っているって。
正常じゃないって。
でも、そうなったのはアノ女ノ親のせいだ。
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- 13 : 2014/05/12(月) 18:43:44 :
アノ女ノ親は、僕の両親を殺した。
「巨人を操っている」
という変な理由で。
憎イ。
全てが。
アノ女達さへいなければ、僕は幸せだった。
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- 14 : 2014/05/12(月) 18:44:29 :
アノ女のには、まだ家族がいるラシイ。
イツカ殺ス。
あの日と同じように。
骨だけになるまで食べてやる。
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- 15 : 2014/05/12(月) 18:45:26 :
僕は人を食べる。
巨人のようなモノだ。
アノ女も、この世界に生きている全員、食ってやる。
今日はあの少年だ……。
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- 16 : 2014/05/12(月) 18:46:06 :
少年が近づいてくる。
相当困っているなァ。
僕が解決してあげる。
任せておいて?少年君。
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- 17 : 2014/05/12(月) 18:46:57 :
僕は少年の手首を掴み、裏路地に引っ張っていく。
そして噛みつこうとする……。
名前なんてどうでもいい。
人を殺せれば……
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- 18 : 2014/05/12(月) 18:48:57 :
ミカサ「殺す。絶対に」
最後に全てを話します。
少しだけ、ミカサの語りを聞いてあげて下さい。
アノ男を殺せば彼女はおとなしくなるでしょう。
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- 19 : 2014/05/12(月) 18:49:54 :
またか、アノ男は。
いったい何人の人を食う。
人に過ちはあるものだ。
なのに、アノ男は一回でそれを罰した。
私はまだ「正常」なのに。
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- 20 : 2014/05/12(月) 18:50:33 :
今日コソは、アノ男を殺す。
殺す。殺す。殺す。
殺す。殺す。
殺す。
殺す。殺す。
殺す。殺す。殺す。
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- 21 : 2014/05/12(月) 18:51:17 :
私は短刀を持った。
父の形見だ。
そして走る。
裏路地に。
まさに今、アノ男は少年を食べようとしていた。
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- 25 : 2014/05/12(月) 18:57:37 :
今までの憎しみを全て、
刀にこめる。
振り下ろす直前に、少しだけ
ためらった。
アレ、自分コソ、狂ッテナイカ?
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- 28 : 2014/05/12(月) 18:59:48 :
でも、殺すべき人。
私は1人。
アノ男は……何人だ?
数え切れない罪のない人を殺したアノ男は私の手で……
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- 30 : 2014/05/12(月) 19:01:36 :
さようなら。
あぁ、少年。大丈夫?
「うん。ありがとうな」
いえいえ。私は何もしていない。
にしても……貴方は誰?
「俺は……エレン。エレン……」
それだけ?
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- 31 : 2014/05/12(月) 19:02:58 :
「エレン・イェーガー」
そう。私はミカサ・アッカーマン。よろしく。
どうして、今。名前を言うのに時間が?
……アノ男のせいか。
私を狂わせたアノ……死んだ男の……。
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- 32 : 2014/05/12(月) 19:05:01 :
エレン「友を越え」
最後に全てを話します。
あぁ……。彼はまだまだ語りたい事がたくさんあるようです。
もう少し、付き合ってあげてください。
彼の始めての「正常」な人間との会話と幸せに。
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- 33 : 2014/05/12(月) 19:52:11 :
しまった。
人間には苗字というものがあるんだったな。
イェーガーで狩人。
ま、いいんじゃないかな。
……ミカサか。可愛いなぁ……
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- 37 : 2014/05/12(月) 23:27:36 :
って……俺は何を言っている。
今はこんなこと思ってる場合じゃない。
偵察しなきゃ。
人間というものは今、何を望むのか。
そして、そのために何をするのか。
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- 38 : 2014/05/13(火) 07:24:58 :
あの壁は……何の役目が?
「巨人から、この街を守るため」
ふむ……。
やっぱり、人間にとって巨人は怖いの?
「当たり前。その、巨人のせいで調査兵団の方々が死んでいくし……さっきのアノ男の両親のようにスパイ容疑で殺されることもある」
スパイ容疑!?
巨人とスパイになんの関係が……
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- 39 : 2014/05/13(火) 07:31:22 :
「巨人を……操った……みたいな」
へぇ。
人間も割といい線ついてるのか。
ま、でも俺が巨人だとは気づかないだろうな。
じゃあ……君はこの世界に何を望むの?この壁に閉ざされ、狭い狭い街に何を?
「エレンは面白いことを聞く。私は外に出たい。壁の外に出て、綺麗な海というものや、大空を見てみたい。朝日や夕日も……壁に乗らないとみれないから」
……それは人間みんなが?
「ええ。だから、巨人がいなくなればいい。私は調査兵団に入り、巨人を駆逐する」
ふーん。
……ねぇ。
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- 40 : 2014/05/13(火) 07:33:38 :
どうして泣いてるんだ?
「……私の両親も……巨人に殺されたようなものだから。従兄弟も、調査兵団に所属していて、いつ死ぬかわからない……」
なんでだろう。
俺は今、すごく巨人を憎んでる。
人間がこんなに苦しんでるなんて。
今はミカサが特殊なようなものだけど。
大丈夫か?俺も、調査兵団に入って……巨人を駆逐する。
そう、最後には自分も。
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- 41 : 2014/05/13(火) 07:36:19 :
「本当?」
嗚呼。
「あの、さ。エレン?私、貴方にあったことがある気がする。だからかわからないけど……その……」
うん。どうした?
そういえば……俺もあったようななかったような。
「好き……」
!?!?
ど、どうしよう。俺もかな。うん。
ヤバイ。こんなこと言って……父さんに叱られる。でも、俺は決めたんだ。
巨人を、この世から消す。と
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- 42 : 2014/05/13(火) 07:46:55 :
ベルトルト「馬鹿野郎」
最後に全てを話します。
少しだけベルトルトの語りを聞いてあげてください。
彼の怒りはとどまることを知りません。
今度はあなた達にも壮絶なる被害が加わるでしょう。
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- 43 : 2014/05/13(火) 07:49:44 :
馬鹿なのか。
エレンは。
やっぱり街になんて出すんじゃなかったかなぁ。
後を追いかけて、案の定見てみれば。
エレンは女の子と手を繋いでる。
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- 44 : 2014/05/13(火) 07:51:14 :
友達を作るだけならいいと言った。
彼女を作れ。なんて言ってないし許してもない。
それにエレン・イェーガーだと?
あの日を望む少年。
という名前は、巨人がこの世界を支配していた時を望む少年になってほしかったんだ。
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- 45 : 2014/05/13(火) 07:52:59 :
でも、今の顔を見る限り。
エレンは巨人を相手にするようだ。
僕や母さん、兄さんを敵に回すということはこういうことだよ?
今からそこを地獄に変えてあげる。
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- 46 : 2014/05/13(火) 07:58:57 :
巨人化‼︎
やっぱりまだまだ慣れないなぁ。
体が熱いや。
えいっ。
壁はいとも簡単に崩れ落ちる。
エレン。地獄を見な
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- 47 : 2014/05/13(火) 08:00:59 :
巨人はどうしても勝たなきゃならない。
我々を憎む人類に。
勝って、元の世界に戻さなきゃ。
いけないんだ。
人類に勝利という文字はない。
人類は勝ったとしても、すぐに巨人は蘇る。
アイツのせいで。
僕らの人生台無しにした。アイツのせいで。
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- 48 : 2014/05/13(火) 08:06:03 :
エレン。
君は調査兵団に入るそうだね。
僕等も行く。
君が僕らの敵になったこともそうだけど。
アイツに殺されちゃうのが一番辛い。
じゃ。
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- 49 : 2014/05/13(火) 08:11:13 :
マルコ「最期」
最後に全てを話します。
少しだけマルコの語りを聞いてあげてください。
彼はこの世の結末も巨人のことも全て知っています。
彼は親友に何を託すのでしょうか。
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- 50 : 2014/05/13(火) 08:16:43 :
俺は死んでしまうのか?
このまま。
全てを……真実を伝える前に死んでしまうのか?
あいつは……あいつはどこだ?
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- 51 : 2014/05/13(火) 08:17:36 :
うっ、あ……。
いない。誰も。
皆避難してしまったのか。
クソくそくそくそ。
俺がいなきゃ、勝てない!!
人類は……負ける。
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- 52 : 2014/05/13(火) 08:20:16 :
「マルコ!!マルコ!!」
これは、ジャンの声!
やっぱり来てくれた。
ジャ……ン。
「マルコ!大丈夫か?おい!!」
俺の部屋の机から、ノートを持っていけ。
【巨人の真実】
という……ノートを……
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- 53 : 2014/05/13(火) 08:21:24 :
「おい、おい!!」
ジャンの声が遠のいて行く。
ジャン。今から君は……
この世界を救うんだ。
【エレン】という【巨人の子供】と一緒に。
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- 54 : 2014/05/13(火) 08:22:20 :
俺はまた戻ってくる。
巨人として。
この世の全てを知った報いで。
知識を持った巨人として。
そして、また……
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- 55 : 2014/05/13(火) 08:23:29 :
使命をうける。
それに失敗すれば、殺されて。
また生き返る。
嗚呼。なんて世界だ。
ジャン。頑張って!
最期に笑顔を作ってジャンを見送った。
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- 56 : 2014/05/13(火) 08:32:22 :
ジャン「決意と嫉妬」
最後に全てを話します。
少しだけジャンの語りを聞いてあげてください。
彼は、決意をします。
でも嫉妬もしてしまいます。
そりゃあそうでしょう。あんなところを見てしまったのだから。
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- 59 : 2014/05/13(火) 18:24:01 :
マルコ。お前の言っていたモノはこれか。
この文字だらけのノート……。
あいつのことだ。
きっと何かがあるのだろう。
にしても、早く逃げないとヤバそうだ。
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- 60 : 2014/05/13(火) 18:24:37 :
……。
いや、もうダメかもな。
巨人が……ウヨウヨいやがる。
なんだ……これは。
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- 61 : 2014/05/13(火) 18:26:13 :
俺も死んじまうのか?
マルコのように。
もう、誰にも会えないのか?
バリーーーン‼︎
駄目だ。巨人が入ってくる。そして俺を食べる……。
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- 62 : 2014/05/13(火) 18:27:41 :
くそっ……。
「暴れるな。おとなしく掴まれ」
ん?あ……調査兵団の人か!!
あの【人類最強の兵士】と言われる男……。名前は、なんだっけ?
とりあえず、身を委ねるしかないな。
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- 63 : 2014/05/13(火) 18:29:08 :
外はまさに【地獄】という言葉がお似合いだった。
なんだここは。
巨人がたくさんいて、人を食ってる。
普通の人も、兵士も関係なく……。
俺は逃げ惑う人々の中にとんでもないものを見てしまった。
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- 64 : 2014/05/13(火) 18:30:13 :
元カノだ。
元カノが、男に手を引っ張られて逃げている。
こんなことで俺は嫉妬しない。
でも……。
あいつは、俺のことをまだ好きだと言ってくれた。のに……。
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- 65 : 2014/05/13(火) 18:32:23 :
「おい。何をグズグズしている。はやく行け。逃げろ。そうじゃねえと、死ぬぞ」
あ。そうだった。
今はそんなことをしている場合じゃない。
逃げなくては。
でも……
俺は調査兵団に入ります。
死んだアイツの分まで、俺は生きる。そして、巨人を殺す。
これだけは言っておきたかった。
そして、俺は走る。
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- 66 : 2014/05/13(火) 18:36:32 :
ライナー「馬鹿はお前だ」
最後に全てを話します。
少しだけライナーの語りを聞いてあげてください。
大丈夫です。
彼は、ベルトルトのように感情を制限できず、あなた達に危害を加えるようなことはありませんから。
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- 67 : 2014/05/13(火) 18:37:46 :
馬鹿はお前だ。
ったく、お前とアニと俺でよく話し合ったことだろう。
エレンを人間の所へ連れて行くのは。
もちろん、エレンが人間の女の子と付き合うことも予想していたじゃないか。
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- 68 : 2014/05/13(火) 18:39:37 :
なのに今になって、そこまで怒るか。
確かに名前の件については俺も言いたいことがある。
でも、人間を巻き込むな。
だからお前は巨人の王には相応しくないっての!!
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- 69 : 2014/05/13(火) 18:40:35 :
「うるさいなぁ。黙っててよ」
ほら。またそういう。
俺はお前のそういうところが嫌いなんだよ。
で、これから俺たち3人は壁の中へ行く。
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- 70 : 2014/05/13(火) 18:41:58 :
エレンが俺たちの敵になったことで、アノ男はエレンを殺そうとするだろう。
そうはさせない。
絶対に殺させはしない。
そのために訓令兵になり、アノ男を監視する。
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- 71 : 2014/05/13(火) 18:43:59 :
絶対に。
この世界は終わらせる。
そしてアノ男と共に全員に消え去ってもらうぞ。
ベルトルトやアニがなんと言おうとも、俺は意見を変えない。
終わりなきこの命。
終わらせてやる。
さぁ、行こうぜ?2人とも。
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- 72 : 2014/05/13(火) 18:45:23 :
ユミル「使命」
最後に全てを話します。
少しだけユミルの話を聞いてあげてください。
彼女はまた、【使命】をうけ、この世に舞い戻ってきました。
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- 73 : 2014/05/13(火) 18:46:41 :
ふざけるな。
アイツめ。
毎回毎回、死ぬ度に生き返らせやがって。
いい加減死にたいっての。
私に授ける【使命】は一つ。
人類滅亡。
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- 74 : 2014/05/13(火) 18:48:19 :
人類滅亡?
だったら貴方も滅亡してほしい。
いや、貴方だけ消えて欲しい。
もう、うんざりだよ。
貴方には。この巨人のいる世界には。
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- 75 : 2014/05/13(火) 18:49:47 :
さて。
ところでエレンが敵になったそうだね。
私達を敵にするというのはどういうことかわかってるのか?
確実にアイツに殺される。
それを阻止しにいった、馬鹿家族もね。
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- 76 : 2014/05/13(火) 18:50:37 :
でも、私は違う。
単体行動だ。
アイツを殺すそれだけ。
私の運命を、全てを狂わした……。
さあ、行こうかな。
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- 77 : 2014/05/13(火) 18:53:11 :
アニ「大失敗」
最後に全てを話します。
少しだけアニの語りを聞いてあげてください。
彼女はとんでもないことを仕出かしました。巨人として恥ずべきことです。だからあなた達は、彼女を罰することができます。もし、彼女を愛する者ならば。
どんな刑罰を下しますか?
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- 78 : 2014/05/13(火) 18:58:20 :
やってしまった。
忘れていたのだ。確実に。
私とベルトルトとライナーの3人は、巨人を操ることができる。
それと同時に彼ら巨人に慕われる味でもある。
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- 82 : 2014/05/14(水) 07:25:51 :
この世界にはまだまだ謎がたくさんあるし。
あなた達に言っていないことがたくさんある。もし、言ってしまってあなた達が彼らに告げ口でもしたらとんでもないこと。
でも、これだけは言っておこう。
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- 83 : 2014/05/14(水) 07:26:52 :
人間は巨人であり
巨人は人間である。
だから、殺し合いをするということは、人間通しの殺し合い。
これがアイツの言葉だ。
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- 84 : 2014/05/14(水) 07:28:46 :
人間を私達は巨人にすることができる。
この、【巨人の証】と呼ばれる金属を身につけるだけで。
身につけたまま人間に出会うと……。
彼らは巨人になる。
そして、私達に貢献するために、人を食らうだろう。
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- 85 : 2014/05/14(水) 07:29:17 :
ただ一つだけ。
子供には効かない。
これを私は忘れていた。
【巨人の証】を外すことも。
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- 86 : 2014/05/14(水) 07:30:55 :
コニー「俺はどうしたら」
最後に全てを話します。
少しだけコニーの話を聞いてあげてください。
彼はひとりぼっちです。
とある3人組のせいで。
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- 87 : 2014/05/14(水) 07:32:04 :
俺はどうしたらいいんだ?
今日の昼頃。
突然と両親や村の人が巨人になって、どっかへ行ってしまった。
だから、俺は今ひとりぼっちだ。
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- 88 : 2014/05/14(水) 07:33:48 :
俺達の村は壁の外にある。
いつ巨人に襲われるかもわからない。
けれど、人々はこの村を好んだ。
だけど子供を持つ家庭は壁の中へと行ってしまい、今では子供一人だったんだ。
だから勉強も何も出来ないし、社会的マナーもほとんど知らない。
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- 89 : 2014/05/14(水) 07:35:22 :
俺が一人で呆然としていた時。
3人組がやってきた。
1人は背の高くて少し気弱そうなやつ。
もう1人は背が高く、がたいがいいやつ。
あとは女子で若干怖そうなやつ。
俺と同じくらいの年齢だろうか?
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- 90 : 2014/05/14(水) 07:37:05 :
多分そうだ。
少しだけ間が空く。
「ねぇ、君。さっきの巨人、なんだかわかる?」
俺達の両親や村の人……。
「……そっか。ねぇ、君は巨人が憎いかい?」
巨人が憎い……か。
考えたこともなかった。
でも、正直憎い。
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- 91 : 2014/05/14(水) 07:40:28 :
「そっか。あのさ、僕達も壁の外の村に住んでいたんだ。でも、君の村と同じことが起こった。だから……壁の中へ。
調査兵団に入る……」
そうとう辛かったのか?
背の高いやつは少し途切れ途切れに話してる。
俺よりも残酷なことが……。
……。
行くぜ。俺も。壁の中へ。
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- 92 : 2014/05/14(水) 07:46:20 :
エレン「離せ!やめろ!!」
最後に全てを話します。
彼は今、分かれ道に立っています。
皆の運命を左右するような。
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- 93 : 2014/05/14(水) 07:47:39 :
「少しだけでいいんだ。話がある」
少しだけ?
話がある?
何の。そもそも、俺はお前みたいな馬面は知らねえぞ。
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- 94 : 2014/05/14(水) 07:49:46 :
「話せば長くなる。でもよこれだけは言わせてもらうぜ。脅すつもりじゃねえけどよ。【巨人の子供】君」
……。何故それを?
どうしてわかったんだ?
「どうしてもクソもねぇ。話を聞いてくれ」
仕方ねえな。聞いてやる。その秘密を漏らされたらただ事じゃ済まねえ。
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- 95 : 2014/05/14(水) 07:52:54 :
「俺は友達から全部を聞いた。この世には知識を持った巨人がいること。そして、その巨人には子孫がいること。……。その名前は【エレン】。あの日を望む少年らしいな。巨人だけの世界を望む……」
違う!!俺は今、巨人を敵に回した。
例え、俺が巨人でもあんたを襲うことはしない。
にしても……その友達って……「マルコ」か?
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- 96 : 2014/05/14(水) 07:57:01 :
「そうか……。お前、本当に人類に味方するんだな?」
嗚呼。
「……。調査兵団にでも入るのか?」
もちろん。
「俺も。あのデカイ巨人にその友達……まぁ、お前の言葉をスルーしたんだが、マルコが殺された。俺の両親も多分。だから俺は調査兵団になって巨人を殺す」
そうか。
マルコのやつ……。一番やってはいけないことをしやがって。どうなるのかわかってたのか?
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- 97 : 2014/05/14(水) 07:58:42 :
「なぁ。エレン?」
何?
「俺はジャン・キルシュタイン。よろしく」
ああ。よろしくな‼︎
ジャン・キルシュタイン。
お前……あまり俺に仲良くしない方がいいぞ。ミカサも。
目に見えてるよ。アノ男に殺される事が。
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- 98 : 2014/05/14(水) 08:02:00 :
なぁ、ジャン。
「ん?」
俺、今ひとりぼっちなんだ。
壁の外から来たから。
壁の外には人間なんてごくわずかしかいない。あのさ……
「うん」
俺の友達になってよ。
「もちろんいいぜ!」
優しいんだなお前。
これが俺の本心だ。
何かどす黒いモノが湧いて出てきそうだ。ジャンを利用するという。
だから、友達になった。そうすれば、絶対にそんなことはない。
俺は友達を簡単には売ったりしない。
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- 102 : 2014/05/14(水) 16:22:50 :
???「面白い展開」
最後に全てを話します。
少しだけ……見知らぬ人の話を聞いてあげて下さい。
彼は全てを持て余します。
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- 103 : 2014/05/14(水) 16:24:28 :
面白い展開じゃないか。
【エレン】の駒が【ジャン】とくっついたことにより、何もかもが変わりそうだ。
それに、【巨人組】はほぼ全員壁の中に【進撃】してきた。
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- 104 : 2014/05/14(水) 16:26:52 :
で、【コニー】と【サシャ】の二人も偶然、
壁の外の住人達だ。
【104期】のメンバーはあれそうだな。
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- 105 : 2014/05/14(水) 16:28:12 :
友の代わりに全てを知った【ジャン】
巨人の子供【エレン】
超大型巨人【ベルトルト】
×の巨人【ライナー】
××の巨人【アニ】
×××の×【ユミル】
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- 106 : 2014/05/14(水) 16:29:52 :
壁の外の住人【コニー】
壁の外の××【サシャ】
貴族【××××】
謎の女【ミカサ】
この10人を中心に動きゆく世界。
もちろん×には文字が入る。
が、まだ君たちは知らなくていい事だろう。
-
- 107 : 2014/05/14(水) 16:31:02 :
この世に終わりなど来させない。
来たらそこで終わる。
俺と共に朽ち果てよ。
俺と世界は同じモノ。
俺が世界で世界は俺といっても過言ではない。
-
- 108 : 2014/05/14(水) 16:31:57 :
この世界の創設者は俺。
巨人を作ったのも俺。
人々を作ったのも俺。
これを楽しむのも俺。
ジワジワ殺して行こう巨人を。
いや、巨人に選ばれた人間を。
-
- 109 : 2014/05/14(水) 16:32:54 :
キース「合格者は10名」
最後に全てを話します。
少しだけキースの話を聞いてあげてください。
今年の訓令兵は何人選ばれたのでしょうか。
-
- 110 : 2014/05/14(水) 16:35:37 :
あの超大型巨人の出現から数ヶ月。
通過儀礼が訓令所では行われていた。
調査兵団や駐屯兵、憲兵団になるには訓令生活を終えなければならない。
さて、今期は何人通過儀礼に来て何人落ちるのだろうか。
-
- 111 : 2014/05/14(水) 16:37:56 :
それは俺にもわからないし、この世の人間誰にもわからないはずだ。
しかし……この制度はあまり気に入らない。
俺が【合格】と言ったものしか訓練兵になることができないのだ。
去年は5人、一昨年なんて3人だ。
-
- 112 : 2014/05/14(水) 17:02:33 :
さぁ、行こうか。
エレン・イェーガー。
彼は巨人にかなりの憎しみを持っている。
そんな気がする。
が、技術はあまりなさそうだな。
とりあえず、【合格】
-
- 113 : 2014/05/14(水) 17:03:20 :
ジャン・キルシュタイン。
ほう。
中々の目付きだ。
この世の全てを憎んでいるかのように見えるぞ。
【合格】
-
- 114 : 2014/05/14(水) 17:04:32 :
ベルトルト・フーバー。
ひょろひょろで今にも折れそうだ。
それに、のんびりしていてなんでも忘れてしまいそうだ……が。
その握り締められた拳には何らかの決意が見える。
【合格】
-
- 115 : 2014/05/14(水) 17:05:21 :
ライナー・ブラウン。
……。
いかにも危なそうなヤツだ。
だがそれ以外はかなり優秀のようにみえる。
危ないだけで落とすことはしない。
【合格】
-
- 116 : 2014/05/14(水) 17:06:09 :
アニ・レオンハート。
こちらも危なそうなヤツだ。
だが、ベルトルトやライナーのように拳から決意が感じられる。
【合格】
-
- 117 : 2014/05/14(水) 17:06:54 :
ユミル。
お前……まさか!?
まさかな……。
そんなはずはない。
だが、もしもの時に怖い。
【合格】
-
- 118 : 2014/05/14(水) 17:08:03 :
クリスタ・レンズ。
嘘をつけ。
我々にはわかっているぞ×××××・×××。
だが、これはアイツの頼みだ。
忘れるな。
【合格】
-
- 119 : 2014/05/14(水) 17:08:41 :
ミカサ・アッカーマン。
……。
謎だ。
【合格】
-
- 120 : 2014/05/14(水) 17:09:35 :
コニー・スプリンガー。
壁の外からきた住人とは君か。
だが、小さくて馬鹿そうだな。
けど、これもアイツの命令だ。仕方ない。
【合格】
-
- 121 : 2014/05/14(水) 17:11:26 :
サシャ・ブラウス。
おい。何を食っている。
壁の外からきた××。
「蒸した芋です!」
じゃないだろうが。
だが、アイツの命令だから仕方が無い。
【合格】
-
- 128 : 2014/05/21(水) 23:47:37 :
エレン「なんでここに……」
最後に全てを話します。
少しだけエレンの語りを聞いてあげてください。
彼は、追い詰められた状況にいます。
-
- 129 : 2014/05/21(水) 23:49:46 :
俺は追い詰められている。
そう、あの巨人達に。
ベルトルト、ライナー、アニ、ユミル。
何故ここにいる?
お前らは、敵だろう?俺のな。
-
- 130 : 2014/05/21(水) 23:55:02 :
俺は巨人の子供だ。
でもそんな事は関係ない。
今では人間の味方なんだ。
人間の彼女も友達もできた。
-
- 132 : 2014/05/21(水) 23:56:25 :
ミカサとジャンはいいやつだ。
あとコニーとサシャってヤツとも話して見たい。
クリスタ。あいつはダメだ。
あいつは……。
-
- 137 : 2014/06/08(日) 11:11:50 :
あいつは……ヒストリア・レイス。
貴族の子供。
巨人の仲間だから。
「エレン。どうするつもりなんだ……これから」
俺は、人の味方をする。
だからもう関わらないでくれないか?
「わかった。
だが、俺の言葉を聞いてくれないか?」
うん。
ライナー。
どうしてそこまで巨人の勝利にこだわる?
死ぬのが怖い?
『使命』を果たせず死ぬのが?
アイツ等、屑以下だ。世界とアイツが同じな訳ない。
こんなに美しく、綺麗で残酷な世界が。
-
- 138 : 2014/06/08(日) 11:38:17 :
ジャン「真実と同盟」
少しだけジャンの語りを聞いてあげてください。
全てを知った彼の。
彼は周りがよく見えます。
だけれど、だからこそ見えないものもあるのです。
-
- 139 : 2014/06/08(日) 11:43:07 :
「俺はアイツを滅ぼすつもりだ。
この世界とともに。
俺たちと共に」
ライナー。と言ったっけな。
何を考えているのだろうか。
「どういうことだよ!」
エレンの荒々しい声が聞こえる。
「アイツがいたら俺達は平和な時をすごせない。
人も平和な時など過ごせない。
世界とアイツが滅べば何もかもがなくなり0になる。
そうすれば、全てが平和に終わるんだ」
「だから、どうしたいと?」
-
- 140 : 2014/06/08(日) 11:49:06 :
「調査兵団に入り、最初の壁外調査であいつの首を飛ばす」
「なっ」
ベルトルト、アニ、エレン、ユミル、そして俺を含めた皆が黙り込む。
ライナー。
君はどうしたそんなに残酷なことが考えられる?
「ジャン。出てこい」
……やっぱばれてたか。
エレンに呼ばれて俺は建物の影から顔を出す。
-
- 141 : 2014/06/08(日) 11:53:52 :
「あぁ。君がマルコの友達か。
君はどう思う?」
どう思うって……。
アイツと呼ばれてる人だって人間だ。巨人だろうが人だろうが関係ない。
この世に生きている。だから、それを話し合いも無しに殺すなんて……残酷すぎる。
「残酷?
俺達がもっと残酷な仕打ちを受けていることをお前は知らないから言えるんだろ」
……まぁ、確かに。
-
- 142 : 2014/06/08(日) 11:56:31 :
「ここで俺からの意見なんだが、同盟を組まないか?」
同盟?
俺とエレンは同時につぶやく。
……何を考えているんだ【巨人組】は。
アイツを殺すのは正しい。
しかし、アイツを殺せば俺達人間も、巨人も世界も滅びる。
それでいいのか……?
「あぁ。同盟だ。
アイツを滅ぼすな」
「わかった。組もう。な、ジャン?」
エレンが俺を見てくる。
同盟なんて組んでどうするつもりだ?
何も変わらないだろう。
ただ目標が変わるだけで。
-
- 143 : 2014/06/08(日) 11:58:55 :
巨人組を滅ぼすことからアイツ(世界)を滅ぼすことにしかならない。
……。皆が俺を見つめている。
どうしたらいい?
組むべきか?
組まないべきか?
わかった。組もう。
その代わり、アイツというやつの名前を教えてくれないか?
「交換条件か。悪くない。
教えてやる。その代わり本当に同盟を組んでくれるんだな?」
あぁ。協力する。その【アイツ】を殺すために。
-
- 144 : 2014/06/08(日) 12:01:41 :
「アイツの名前。それは【エルヴィン・スミス】だ」
へえ。って調査兵団の団長か?
「あぁ。そうだ」
……これまた、すごいな。
「そうか?」
あぁ。
……エレン。
お前はどうしたいんだ?
巨人を滅ぼしたいのか?
世界を滅ぼしたいのか?
どっちなんだ?
-
- 145 : 2014/06/08(日) 12:03:01 :
クリスタ「私、ヒストリアが見たもの」
少しだけクリスタの語りを聞いてあげてください。
彼女は巨人同盟の話を聞いている最中にとんでもないものを見てしまったようです。
-
- 146 : 2014/06/08(日) 12:04:50 :
皆はどう思いますか?
訓令兵の半分が【同盟】を組んでいたら。
そして私を含めた7人が巨人の仲間だと知ったら。
どうしますか?
その光景を見てしまったら。
-
- 147 : 2014/06/08(日) 12:07:39 :
その【同盟】が組まれ、全てが終わるのかなと思った瞬間。
「ふはははは。とんでもない同盟を組んでくれたな」
アイツが現れた。
エルヴィンが。
倉庫裏に立っている6人の間に立ちはだかったのだ。
-
- 148 : 2014/06/08(日) 12:12:13 :
「私の首を飛ばすとはよく言ってくれたものだ。ライナー君よ。
是非その時を待っていよう。
この世界の滅亡か……君たちの滅亡か。ふっははは。盗み聞きをしているクリスタもよく覚えとくがいい。
貴族の子供よ」
どうしてそのことを……。
巨人同盟の皆は俯いている。
-
- 150 : 2014/06/08(日) 12:14:29 :
そして、エルヴィンは消え去った。
「ヒストリア。出てこい」
はい。
「これからどうするの?」
と、ベルトルト。
それにライナーが答える。
「あと3年の命だ。
笑って楽しもうじゃないか。」
……。
ライナーのその言葉で皆は解散した。
各々の部屋に戻り、計画を立てるために。
-
- 152 : 2014/06/08(日) 12:15:40 :
サシャ「あれから3年が経ちました」
少しだけサシャの話を聞いてあげてください。
彼女は困惑しています。
-
- 153 : 2014/06/08(日) 12:16:56 :
あれから3年が経ちました。
私は一緒に訓練をした人達が不思議でたまりません。
いつも笑っている顔は不自然で、本当の笑いには見えません。
それに……ボケやツッコミもどこか不自然すぎます。
-
- 170 : 2014/08/08(金) 13:22:25 :
どうしててでしょう?
巨人にはまるで闘士もない……。
たまに七人で秘密の談義をしています。
今日、その内容を聞いてしまいました。
内容は【アイツ】を殺すということでした。
-
- 171 : 2014/08/08(金) 13:23:53 :
アイツって誰ですか?
どうして皆さん、今も笑うんですか?
何が怖いのですか?
どうして訓練の時ぐらい楽しさを満喫しなかったのですか?
どうして……。
何も相談してくれなかったのですか?
-
- 172 : 2014/08/08(金) 13:25:59 :
皆さんは……何か怖いことでもあるのですか?
つい、口から溢れ出てしまいました。
今日が最後の日ですから、いいですよね。
今日で、平和な生活は終わるのですから……。
-
- 173 : 2014/08/08(金) 13:27:51 :
ミカサ「どういうこと?」
最後に全てを話します。
彼女もまた困惑しています。
-
- 174 : 2014/08/08(金) 13:29:48 :
どういうこと……?
私たちは今、エレン達から彼らの全てを知った。
これを知らなかったのは私とサシャとコニーだけ。
でもいい。
エレンに秘密にされてたことが悲しいけれど……
明日で全てが終わるらしいから。
-
- 175 : 2014/08/08(金) 13:34:26 :
皆はこういった。
「私たちは、【使命】を背負っているんだ」
「人間を殺すというな」
「けど、僕たちはやめた。
最初の考えこそ、【エルヴィン】に刷り込まされた
ものだったんだ。」
「俺たちは、壁の外に居たとき、人間は邪悪なものだ。という考えだった」
「今は、違う。人間は純粋でいいものなんだ。と思ってるよ」
-
- 176 : 2014/08/08(金) 13:37:43 :
そしてクリスタが口を開く。
「私は、巨人のサポートをしろって言われてた。
人類を滅ぼすために」
あの男は何をしたかったのだろうか。
ただ、人を殺して……。
何がしたいの?
-
- 177 : 2014/08/08(金) 13:39:58 :
「……。
そしてまた人を生み出して僕らに【使命】を負わさせる。
それだけさ」
そこで会話は途切れた。
だから、アイツ本人を殺すということか……。
-
- 178 : 2014/08/08(金) 13:40:55 :
-
皆「世界最後の日?」
最後に全てを話します。
今日、全てが終わってしまうのですか?
-
- 179 : 2014/08/08(金) 13:45:25 :
今日は作戦決行の日。
巨人の子供とジャンは囮作戦のためにエルヴィンに接触していた。
ジャン「団長!後方が少し遅れています!」
エルヴィン「そうか……。様子を見に行こうじゃないか」
エレン「ありがとうございます!」
-
- 180 : 2014/08/08(金) 13:48:01 :
こうしてエルヴィンが後方に近づいた瞬間……。
ライナーとベルトルトによって首を切り落とされた。
一瞬だ。
たった一瞬で全てが終わった。
-
- 181 : 2014/08/08(金) 13:50:48 :
時も止まり、104期の嬉しそうな表情も
そのまま止まっている。
そして全てが崩れ去っていく。
今まで楽しかった思い出を残した土地も。
人類も。
巨人も。
何もかも。
-
- 182 : 2014/08/08(金) 13:53:02 :
あとに残ったのは104期とエルヴィンの体。
と、その瞬間。
時が再び動き出した。
「さァ。第二ラウンドを開始しようか?」
いつの間にか顔が再生していてエルヴィンが笑った。
――――あの時の事は忘れない
-
- 183 : 2014/08/08(金) 13:59:50 :
―あとがき―
一言。
すみませんでした。
何ヶ月も放置したことに関してです。
テストなどなどその他あった。といってもそれは言い訳にしかなりませんよね。
本当にすみませんでした。
物語に関して。
全員の語りで話させてもらいました。
最後に話します。とは書いてありますが、特に何もありませんw
終わり方は、またエルヴィンによって巨人として生まれてきた時の全員の一言です。
じゃあ、またいつか。
暇を見つけたら書いてます。このアカウントで。
更新は基本、長期休暇・土・日しか無理です。
-
- 184 : 2014/09/01(月) 19:21:12 :
- とても良かったです‼︎
最後の言葉、
「さァ。第二ラウンドを開始しようか?」
が印象に残りました‼︎
ジャンがとてもかっこいい‼︎
投稿乙です(*^◯^*)
また、暇があれば無理しない程度にがんばってください‼︎
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