このSSは性描写やグロテスクな表現を含みます。
幽霊だっていいじゃないか(進撃の操)
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- 1 : 2014/05/08(木) 12:21:42 :
- 忠告受けてたのに作ってしまった。
すみませんorz
キャラクター設定(一応)
エレン…主人公の中一生。
学校が呪われた原因を探すべく、自身の体力と頭脳を生かして悪霊退治に向かう。
ミカサ…エレンと共に行動する少女。ミカサの赤いマフラーが事件解決への鍵になっているらしいが…
アルミン…エレンの親友。体力は低いが、発想力に富んでいる。
謎解きやパズルが得意で、ハッカーの才能もある。
イザベル、ファーラン…エレン達の先輩で、リヴァイの親友。中三生。
今回の事件について何か知っている模様だが…
リヴァイ…数ヵ月前から行方不明の先輩。詳しいことはまだ分かっていない。
イア…悪霊。今回の事件の黒幕らしいが、正体は…
エルヴィン…エレンのクラスの先生。優しく、皆に人気がある。リヴァイの事について何か知っているらしい。
ナイル…リヴァイのクラスの先生。リヴァイの行方を知っている?
ハンジ…リヴァイのクラスメイト。数ヵ月前から行方不明のリヴァイを気にかけている模様。エレン達とも顔見知りである。
ペトラ…以前リヴァイに好意を寄せていた中二生。
エレン達と共に、悪霊退治のために立ち上がる。
オルオ…ペトラのクラスメイト。リヴァイに憧れていたらしい。
今回の事件に深く関わっている?
※注意!!
*『操』というPCのフリーゲームと進撃の巨人のコラボです。
*3DSからの投稿なので、カテゴリを二つ以上選べませんでした。すいません。
*学パロ、ホラー、グロテスクな表現、キャラクターの過去模造などがあります。
それでもいいよ!と言ってくださる方はしばしお待ちください!
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- 2 : 2014/05/08(木) 12:26:12 :
- いいよ‼︎期待‼︎
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- 3 : 2014/05/08(木) 12:35:03 :
???『…………オレ……ヲ…………ミツケテ…………』
エレン『…リヴァイさん?』
エレン『リヴァイさんですか!?』
エレン『ちょっと…』
エレン「待ってください!!」ガバッ
エレン「…あれ…?」
エレン「ゆ…夢か…ハァ…」
12月24日。
先輩は学校に来なくなった。
エレン(あれからもう三ヶ月…)
25日には皆で先輩の誕生日を祝うはずだったが…
それどころではなかった。
何にしろ本人が行方不明になったんだ。
皆パニックになるだろう。
あの日徹夜で作ったメッセージカードを渡せないまま、三ヶ月過ぎた。
エレン「…ってか八時かよ!?」
エレン「ミカサの奴…何で目覚まし止めやがった!?」
エレン「行ってきまーすッッ!!」
八時十五分
エレン「ま…間に合った…」
ジャン「…やりやがったぞエレン…」
アルミン「2kmもある道を十五分で…エレンスゴいね」
ジャン「さすが陸上部ってだけはあるな」
エレン「アルミンも頭いいからな…いいよな」
アルミン「理学部もハンジさんがいるからすごい賑やかだよ」
ミカサ「バレー部も賑やかだよ」
アニ「強く打ち過ぎてボールの空気が抜けたのは秘密にしといてやってくれ」
ミカサ「言わんといて」
アニ「何処生まれなのか分からん」
一同「あははははははは…」
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- 4 : 2014/05/08(木) 12:56:27 :
- サシャ「ちょっと皆さん聞いてくださいよ~!」
エレン「どーした?特ダネか?」
サシャ「Yes!今日の朝刊の切り抜きなんですけどね…」
『中学男子生徒が集団で行方不明』
サシャ「すごいですよね」
アルミン「違う意味で」
サシャ「先輩方はリヴァイ先輩の呪いだって言ってるんですよ」
ジャン「そうなのか」
エレン「0とは言えないな」
サシャ「つまりですね…これg」
ブチッ
エレン「な…なんだ!?」
アルミン「停電!?」
ライナー「なんじゃこりゃ」
エレン「…」
『…オレヲミツケテ…』
エレン「…リヴァイ先輩が呼んでる?」
アルミン「え?」
ジャン「この状況なのにでたらめ言ってんじゃねえよ!!」
エレン「でたらめじゃ…うッ」
うわああああああああああああああ!!
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- 5 : 2014/05/08(木) 16:27:43 :
- エレン「はっ…」
???「気が付いた?」
エレン「…ここは?」
イザベル「幽霊。なんちゃって」
エレン「…」スタスタ
イザベル「ちょっ!無視すんなや!!」
エレン「…これは一体どうなってるんですか?」
イザベル「俺にも分からねえけど…学校全体に悪霊が徘徊してるらしい」
エレン「悪霊…?」
イザベル「しかも悪霊が生徒を襲ってるんだよ…俺も生徒が殺されるのを見ちまった」
エレン「そうなんですか…」
エレン「…あっ!!ミカサ達は…!?」
イザベル「ミカサ?…ああ、あのマフラー巻いた奴か」
エレン「見ました?」
イザベル「お前の名前連呼しながら歩いてた」
エレン「…いつものミカサです」
イザベル「それが日常って逆に恐いから」
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- 6 : 2014/05/08(木) 17:08:15 :
- エレン「でも…このままだと皆が危ない…どうすれば?」
イザベル「俺の勘だけど、悪霊の心の闇を取り除いてやればいいと思う…」
イザベル「それができるのはエレン、お前だけだよ」
エレン「…え…それって…」
イザベル「…任したぜ」
エレン「ちょっ…ちょっと待ってください!!」
エレン「消えた…?」
エレン「そもそも悪霊の正体って…」
エレン(まさか…リヴァイ先輩?)
エレン「と…とりあえず…ミカサ達を探さないと」
???「…エレン?いるの?」
エレン「ミカサ?ミカサなのか!?」
ミカサ「良かった…怪我はない?」
エレン「俺はないけど…お前ひどい怪我だぞ…大丈夫なのか?」
ミカサ「こ…これぐらい…ううッ…」
エレン「大丈夫かよ…アルミン達は見たか?」
ミカサ「音楽室ではぐれたから…無事だといいんだけど」
エレン「そうか…」
エレン「とりあえず保健室に連れてってやる」
ミカサ「保健室に誰かいるといいけど…」
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- 7 : 2014/05/08(木) 17:19:21 :
- 一階 保健室
エレン「うひゃあ…血だらけだな」
エレン「とりあえず出来る手当ては施せた…もう大丈夫だ」
ミカサ「ありがとう」
ミカサ(結婚しよ)
エレン(だが断る)
エレン「電話は繋がらないのか?」
プルルルルルル
『この電話番号は現在使われておりません』
エレン「何処かで聞いた声だなオイ」
※場面転換
アルミン「…もしもし…もしもし!エレン!!」
ジャン「繋がりそうか?」
アルミン「駄目だ…圏外だよ」
ジャン「駄目か…」
クリスタ「どうするの?」
アルミン「どうしろって…エレン達と合流するしか無いよ」
クリスタ「だよね…」
???『…頼んだぜ、俺の頼れる後輩』
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- 8 : 2014/05/08(木) 17:30:41 :
- 大丈夫ですぼくも3DSだから
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- 9 : 2014/05/08(木) 19:23:21 :
三階 音楽室
エレン(あのあとハンジ先輩が来たからミカサを任せて俺は探索しに来た)
エレン「…でもどこをどう探せば…」
エレン「うーん…」ガタッ
♪…
エレン「…ピ…ピアノがひとりでに?」
エレン(でも…素敵な音色だな)
???『聞いてくれてありがとう』
エレン「…え?」
バリーン
エレン「ひっ!!」
エレン「…眼球…?…が…落ちてきた…?」
エレン「…とりあえず拾っておこう…」
???『ありがとう』
エレン「?」
エレン「…今声が…」
エレン「…気のせいか」
ガラガラ
バタン
???「…」
???「…まだ俺に気付かないのか…彼奴にしては鋭くねえな」
???「…まあ、頑張ってくれよ」
スウッ…
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- 10 : 2014/05/08(木) 19:44:30 :
- >>8
そうなんですか!
実は最近私生活が(ry
中間テストも近いので…
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- 11 : 2014/05/08(木) 21:04:22 :
三階 図書室
エレン「結局ここまで来たけど…」
エレン「…ッ!?」
エレン「…アルミン?」
エレン「おいアルミン!!しっかりしろよ!!」
エレン「…どうして…?」
エレン「…悪霊のせいか…?」
エレン「…絶対解決してみせる」
???『…何が友達だ』
???『あんなの邪魔でしかないただの枷だ』
???『いらない…仲間なんか…いらない』
???『…お前なら分かってくれるよな?』
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- 12 : 2014/05/08(木) 21:14:19 :
~回想~
???『何だよ…どいつもこいつも…』
???『もういいよ独りでも…飯食って寝てりゃ人生なんとかなる』
???(テディベア人形か?)
???『…こんなところに捨てられるなんて…テディベアもかわいそうだな』
???『まるで俺みたいだ…ハハッ』
???『…俺の家に行こう』
???『そして一緒に暮らそう…な?』
テディベア『…』
人形が喋るわけなかった。
それでも、俺は嬉しかった。
無言でも、通じ合える。
そんな仲間が出来た。
…でも…
男子A『オイテメエ、バッグに何入れてやがる?』
???『…え…これは…』
男子B『こんなもん持ってきてんの?まだまだ子供だな』
???『こ…これは…』
???『ひっ!!』
男子B「口答えすりゃどうなるか分かってるだろうな?」
???『…くっ…』
ドカッ!!
???『うぐあっ!!』
男子A「死ね!!」
バキッ
???『げほっ!!』
女子A「面白そー、アタシにもやらして」
ドカッ ドカッ
???『うっ…』
???『…ひぐっ…ううっ…』
???『こんな人生…もう…』
???『俺なんか…死んじまえ!!』
ドス…
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- 13 : 2014/05/09(金) 17:37:03 :
二階 2-A
エレン「俺のクラスだ」
エレン「罠が無ければいいけど…」
ドンドンドンドンッ!!
エレン「!!!!」
エレン「…ロッカーから?」
エレン「あ…開けるぞ…」
エレン「そうれっ!」バタン
ドタッ
ジャン「痛ぇ…もう少し丁寧に開けろよな」
エレン「ジャン…!?」
ジャン「学校が呪われた?」
エレン「らしいんだよ…っていうかなんでここに入ってたんだ?」
ジャン「アルミンが死んで…俺が敵討ちにいこうとした結果悉くやられて気が付いたらここにいたわけだ」
ジャン「…この傷とかな」
エレン「オイ!かなり深いじゃねえか!!大丈夫なのか!?」
ジャン「腹とかじゃないだけマシだ…痛て…」
エレン「…保健室行くか?」
ジャン「…頼むぜ」
一階 保健室
二人「…!!!」
エレン「ハンジさん!!」
ジャン「ミカサ!!」
ジャン「駄目だ…二人とも脈がない」
エレン「どうして…」
エレン「…ちょっと待てよ」
ジャン「?」
エレン「刺された痕がある」
ジャン「…!?」
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- 14 : 2014/05/09(金) 18:47:44 :
- ジャン「…俺らの敵は悪霊だけじゃないって言いたいのか?」
エレン「人間に敵はいないと信じたい…もしリヴァイさんが悪霊だったとしても」
ジャン「おま…本気で言ってるのか?」
エレン「…え?」
ジャン「リヴァイ先輩は簡単に人殺せるほど気強くねえよ」
エレン「それは最近の話だ。先輩は昔は近所じゃ有名な不良だったって噂だ…」
エレン「その性格が蘇ったんなら殺しても不思議ではないと思う」
ジャン「…確かにそうだな…」
ジャン「ってか俺らリヴァイ先輩が悪霊なの前提で話進めてないか?」
エレン「イヤ…イザベル先輩達が絡んでるのを見るとリヴァイ先輩しか出てこないんだよ、それが」
ジャン「イザベル先輩?」
ジャン「その先輩去年死んだはずだぞ?」
エレン「え…」
エレン(…だからあのときすり抜けたのか…)
エレン(…悪霊はリヴァイ先輩で合っているのか?)
エレン(そもそも俺じゃないと救えないって…そんなの…)
エレン「…?…なんだこの赤い玉」
カッ
エレン「うっ…!」
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- 15 : 2014/05/09(金) 22:23:33 :
エレン『…ここは…教室?』
エレン『あ!リヴァイ先輩!!』
リヴァイ『…』
エレン『リヴァイ先輩?』
エレン『…俺のこと見えてないのか…』
???『おーい兄貴ー!』
エレン[あれは…イザベル先輩?]
リヴァイ『どうした?』
イザベル『マズイよ…俺らが不良なの先公にバレちまったよ』
リヴァイ『…ファーランの奴は?』
イザベル『呼び出し食らってる…今頃は精神ボッコボコだろう』
リヴァイ『マズイな…』
リヴァイ『そう気を落とすな…分かっちまったことは仕方ない』
イザベル『でもどうする?先公のことだから学年全体にバラすの間違いなしだ』
イザベル『俺があの時この話を引っ張り出さなきゃ…』
リヴァイ『…』
イザベル『きっとあいつだよ…ハンジの奴が密告しやがったんだ』
リヴァイ『その線は有り得るな…アイツらは俺らのこと知ってたしな』
イザベル『知ってたというか知られたんだよな』
リヴァイ『あの野郎…散々俺らを脅しやがって挙句はこれだ』
イザベル『ったく…これだから人間の気持ちなんて読めねえんだ』
エレン[人間の気持ちなんて読めない…?]
エレン[まさか…先輩方は人間じゃない?]
エレン[…]
エレン『ワープした…?』
エレン『先輩の部屋…かな』
ガチャ…
リヴァイ『はー…』ブンッ
エレン[危ねッ!!]
エレン[…すげー体力だな]
エレン[…待てよ…じゃあなんで先輩はそれを隠した?]
リヴァイ『…なんでハンジの奴は密告したんだ?』
リヴァイ『…そんなに俺らが目障りだったか?』
エレン『…夜飯か』
リヴァイ『…済まねえなファーラン』
ファーラン『…え?いきなり謝るなんてリヴァイらしくねえよ』
リヴァイ『…いや…俺のせいで俺らの秘密がバレちまって…それでお前までひどい目に合わして』
リヴァイ『…バカみてえだよな…』
ファーラン『…そんな…お前が謝ることじゃねえよ』
イザベル『…』
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- 16 : 2014/05/10(土) 14:07:49 :
- イザベル『…ま、まあさ!俺らの正体がまだバレてないだけいいよ!』
リヴァイ『確かに停学じゃないだけまだマシだ』
イザベル『兄貴が閻魔だってバレたら皆パニックだよ』
ファーラン『予想はできるな』
リヴァイ『…』
リヴァイ『カラコン洗ってくる』
ファーラン『綺麗に略したな』
イザベル『潔癖だとそこまでこだわるんですね分かります』
リヴァイ『お前ら溝に顔突っ込まれるのと俺に精神絞られるのどっちがいいか?』
二人『すいませんした』
エレン[閻魔?カラコン?]
???『あの頃は幸せだった。三人でずっと暮らしていけると思っていた』
リヴァイ『うぐぁ…!!』
イザベル『兄貴!!』
エレン[先輩!!]
エレン『やめろおっ!!』
バシッ
教師A『ぶほっ!!』
リヴァイ『うあっ…はぁ…はぁ…』
イザベル『テメエ!!先公のクセに汚い手使いやがって!!』
教師A『何だと!?』
ファーラン『リヴァイ、大丈夫か?』
リヴァイ『あ…ああ…何とか…』
ピッ
リヴァイ『うッ…!!』
エレン『先輩!!』
エレン[酷い…こんなことが…]
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- 17 : 2014/05/10(土) 16:17:17 :
- こわひどい
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- 18 : 2014/05/10(土) 17:42:17 :
- リヴァイ『…痛え』
イザベル『先公のくせに包丁使いやがって…』
イザベル『俺の兄貴を汚すな!』
ファーラン『突っ込むとこそこ!?』
リヴァイ『…』
リヴァイ『!!』
エレン[…?]
リヴァイ『ファーラン!!下がれ!!』
ファーラン『…え?』
ピイイイイイッ
エレン[…!!!]
リヴァイ『…ファー…ラン…』
イザベル『嘘…ファーランが…』
リヴァイ『…何で…』
エレン[ファーラン先輩が車に轢かれた…!?]
リヴァイ『…嘘だ…絶対嘘だ…』
イザベル『…悪夢…だよな…』
エレン[…そりゃ辛いよな…家族のように信頼してきた人が…目の前で…]
エレン[…]
エレン[人で思い出したが…本当に先輩方は人間じゃないのだろうか]
エレン[そしてリヴァイ先輩がつけていたカラーコンタクト…これには何の意味があるのか]
エレン[考えてもわからない]
男子C『オイ聞いたか?アイツのダチが死んだんだってよ』
男子D『マジか!失うには惜しいやつだったな』
男子C『俺らの標的がなくなるってんだ』
女子B『でも邪魔なのが一人消えたって思えばいいんじゃね?』
男子C『それもそうだな』
三人『ははははははは!!』
教師B『お前ら、そういう話はせめてあの二人に聞こえないところでしろよ』
教師B『いつ仕返し食らうか分からんからな』
男子D『心配しないでください。あの二人は人をいじめるほど精神ひねくれてませんよ』
女子B『ってかそれ以前に仕返しさせませんよ』
リヴァイ『先公の野郎…』
イザベル『絶対に殺す』
リヴァイ『…あれを使うのか?』
エレン[“あれ”?]
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- 19 : 2014/05/10(土) 17:58:03 :
- おお!操かぁ!
見たことある!友達がやってたよ!
期待です!
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- 20 : 2014/05/10(土) 21:43:52 :
- イザベル『寿命が縮んででもやるぜ』
リヴァイ『…死ぬなよ』
イザベル『俺はそんなヘマしないから』
エレン[場面が帰り道になった…]
リヴァイ『…で結局チャンスがなかったわけか』
イザベル『しゃべってもないのに心読まれた』
リヴァイ『俺らは人間じゃねえだろうが』
イザベル『ですよねー』
リヴァイ『…』
エレン「…あ、廊下に戻った」
エレン「…もう一度保健室に行くか…キツいけど…」
一階 保健室
エレン「…?」
エレン「ミカサのマフラーになんか書かれてる」
『いつか 生き返らせてやる』
エレン「…何だろう…」
エレン「とりあえず…拝借いたします」
エレン(っていうか…あそこで現実に戻ったのは何故だ?)
エレン(これ以上見ると…ってパターンか…)
???『…俺みたいに無様に死ぬなよエレン』
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- 21 : 2014/05/10(土) 22:18:49 :
- ペトラ「…何処…ここ…」
ペトラ「うぅ…ごめんなさい…先輩…」
ペトラ「これからはずっと一緒に生きましょう…」
ペトラ「だから…もうこんな悲しいことはやめにしましょう…」
???「…」
ペトラ「リヴァイ先輩!!」
???「勘違いすんな。俺はリヴァイじゃねえ」
ペトラ「…?」
イア「俺はイアだ」
ペトラ「…何で…リヴァイ先輩にそっくりなんですか…?」
イア「知らねえよそんなの」
ペトラ(…よく見ると服とかが違う…それにこんなぶっきらぼうな口調じゃ…)
イア「…」
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- 22 : 2014/05/10(土) 22:42:30 :
- >>7
脳しょう炸裂ガールですね!?
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- 23 : 2014/05/11(日) 10:02:27 :
- >>22
よく気付きましたねw
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- 24 : 2014/05/11(日) 13:23:58 :
- イア「…と言う訳で死ね。もう人間なんて見たくねえ」
ペトラ「え…」
ペトラ「いやああああああああっ!!」
イア「…」
数時間後
エレン「…校庭に祭壇があるのを忘れてた」
エレン「見に行ってみよう」
校庭 祭壇
エレン「完全なる異界だな…」
エレン「…これは?」
『×月×日
生徒を轢いてしまった。
俺は恐くなって逃げた。
あとで考えたらあの二人の仲間だった。
このことはもう考えないようにしよう。』
エレン(ファーラン先輩の事…?)
スウッ…
エレン「!!」
ファーラン「…」
エレン「…これは一体?」
ファーラン「先公の日記だ」
エレン「これって轢かれたのって…まさか…?」
ファーラン「俺だよ」
エレン「…やっぱり…」
エレン「…イザベル先輩は何処にいるんですか?」
ファーラン「…さあ?」
ファーラン「…ま、せめて死ぬなよ。悪霊を救いたいならな」
-
- 25 : 2014/05/11(日) 15:03:06 :
- エレン「…消えた…」
エレン「…幽霊だもんな…」
イア「…人間なんて…所詮一人で生きることすら出来ない愚かな生物…」
イア「…永遠に溝水でもすすってろよカスが」
イア「…うっ…」
イア「うあああああああっ!!」
-
- 26 : 2014/05/11(日) 15:33:56 :
- 屋上
エレン「…リヴァイ先輩は飛び降り自殺したって言ってたけど本当なのか…?」
エレン「うへぇ…血がついてる」
エレン[…また回想?]
リヴァイ『…』
男子A『皆聞けよ!大ニュース!!』
男子B『これ聞いたら大爆笑間違いなしだ!!』
女子A『何よ、勿体ぶってないで教えなさいよ』
男子A『2-Aにペトラっているの知ってるだろ?』
男子B『実はそいつに恋してる奴がこのクラスにいるんだよ』
男子A『それは巷でも有名な不良のリヴァイでーす!』
リヴァイ『…俺は…』
男子B『さっき廊下にペトラいたぜ?告っちゃえよ』
リヴァイ『嫌だよ』
男子A『そう言うなって』
リヴァイ『…』
リヴァイ『何だよ彼奴…』
ペトラ『あ!先輩!』
リヴァイ『ペトラ…どうかしたか?』
ペトラ『…実は…その…』
ペトラ『前から貴方のこと気になってたんです…もし私でよければ…』
リヴァイ『…別に…悪くはない』
ペトラ『あ…ありがとうございますッッ!!』
ペトラ『あぁ…人間と話したの何年振りかな…』
リヴァイ『…お前も俺と同じか?』
ペトラ『同じかって…人間じゃないのがですか?』
リヴァイ『まあ…そんな感じだな』
ペトラ『そうなんですよ!だから人間の友達とか全然いなくて…』
エレン[人間と話したのは何年振り?ペトラ先輩も人間じゃないのか?]
リヴァイ『…お前は元々絵だったのか?』
ペトラ『よ…読まれましたッッ!!』
リヴァイ『そういう顔してるからな』
リヴァイ『俺は地獄出身だ』
ペトラ『地獄ですか…私、悪魔に憧れたりしたんですよね』
リヴァイ『そうか?』
エレン[すごい幸せそうな顔だな…]
-
- 27 : 2014/05/11(日) 21:03:12 :
- ペトラ『今頃私の絵焼かれてないか不安です』
リヴァイ『俺も地獄荒らされてないか不安だ』
ペトラ『あはは…』
エレン[…何だ?急に暗くなった…]
イザベル『ちょっ!!離せよ!!』
イザベル『テメー!!何しやがる!!』
うああああああああああっ!!
エレン[イ…イザベル先輩が…殺された…!?]
エレン[…恐ろしい光景をまた見てしまった…ガクブル]
-
- 28 : 2014/05/12(月) 07:35:49 :
- エレン[…また変わった…町?]
リヴァイ『…』
エレン[大切な人が二人も…辛いよな…]
リヴァイ『…』ダッ
エレン[え…ちょっ!!先輩!?赤信号なのに…]
エレン[まさか…!!]
キイイイイイッ
ドカッ
エレン「もうやめてくれ!!」
エレン「…戻った…」
エレン「飛び降りじゃなくて飛び出し…先輩…」
-
- 29 : 2014/05/12(月) 19:30:22 :
- イア「見たか…これが現実だ」
イア「もう誰も信じる宛てがないんだよ」
エレン「先輩…」
エレン「…何でそんなに醜い姿に…」
イア「…もう知ってんだろ?これが誰のせいか…」
エレン「…」
エレン「…また消えた…まだ呪いは解けてないのか…?」
校庭 祭壇
エレン「…?墓?」
エレン「最初見たときは無かったぞ…?」
エレン「…光ってる!?」
エレン「ってこれ…」
『アルミン・アルレルト/墓』
『ハンジ・ゾエ/墓』
『ミカサ・アッカーマン/墓』
『ペトラ・ラル/墓』
エレン「皆の名前が…」
-
- 30 : 2014/05/13(火) 19:15:12 :
- エレン「…祭壇と関係あるのか?」
校庭 祭壇
エレン「…看板?」
『肉体ヲ捧ゲヨ
サモスレバ 呪イ解カレン』
エレン「…先輩!!」
エレン「じゃあこの眼球…もしかして!」
エレン「おおっ!!光った!!」
エレン「…先輩…あなたの体を見つけ出せばいいんですよね」
ガタッ…
イア「任したぞエレン」
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- 31 : 2014/05/15(木) 21:03:47 :
数時間後
エレン「ようやく集まった…これで呪いが解けるといいけど…」
校庭 祭壇
エレン「よいしょ…っと」
エレン「これでどうだ?」
エレン「アッレ~オッカシ~ゾ~」
イザベル「どうやらあと一人いけにえが必要みたいだな」
エレン「イザベル先輩!!いつの間に…」
イザベル「俺はそんなに影薄くないですよ~だ」
エレン「悪霊が恨みを持った相手の魂が解放の鍵…」
イザベル「そそ!で今祭壇の前に六つ墓があるだろ?その六つ全部に名前を刻まないといけないんだよ」
エレン「さっきナイル先生死んでたから…あと一人?」
イザベル「飲み込みが早くて助かるよ」
イザベル「最後の一人、誰をいけにえに選ぶかはエレン次第だよ」
エレン「…はい、絶対に成功させてみせます!」
イザベル「その意気だ!頑張れーっ!!」
イザベル「大丈夫そうだな、兄貴」
-
- 32 : 2014/05/16(金) 20:00:36 :
数分後
エレン(…いけにえとは言っても…誰を殺せばいいんだろう…)
エレン「職員室とか行ってみるか…?」
二階 職員室
エレン「ん…?これは?」
エレン『また回想ですかそーですか』
エレン『…なんだここ…三年生の教室か?』
-
- 33 : 2014/05/16(金) 20:05:46 :
- ガラッ
ドタッ
エレン『先輩!!』
リヴァイ『はぁ…はぁ…』
エレン[…?]
カツン…カツン…
リヴァイ『ヤバい…来てるぞ』
バンッ
エレン[先輩!?まさかベランダに…って!?]
スタッ
リヴァイ『これで時間稼ぎは出来るか…』
エレン『運動神経いいの忘れてたあああああ』
エレン『ってかベランダの柵掴んで上に登るとか神だろ…』
???『リヴァイ、いるんだろ?出てこいよ』
リヴァイ『だが断る』ボソッ
エレン[エ…エルヴィン先生の声!?]
エレン『ストーカー、ダメ、絶対。ってか?』
リヴァイ『…これ使うか』
エレン[煙玉とか手榴弾とか…もう何でもアリだなこの先輩]
-
- 34 : 2014/05/16(金) 20:31:03 :
- kitai!!
-
- 35 : 2014/05/16(金) 21:03:39 :
- エレン[ってかこんな遅い時間まで追いかけっこ…?な訳ねえよな…]
リヴァイ『…やべぇ…体力が持たねえ』
エレン『先輩…!!』
エルヴィン『見つけたぞ』
リヴァイ『いっ…!!』
リヴァイ『嫌だ…来るな…』
リヴァイ『これだけは使いたくなかった…でも…生きるためだ』
ドカーンッ
エルヴィン『…!!』
エレン『何だ…!?』
エルヴィン『…“閻魔の能力”を使ったか…リヴァイ…』
エレン[閻魔の能力…?]
エルヴィン『…まあ、残念ながら無駄だ』
バリーンッ
エルヴィン『こんなものだろうと思った』
もう逃げられないよ、リヴァイ。
-
- 36 : 2014/05/16(金) 21:17:09 :
リヴァイ『…あった…出口…』
バタッ
エレン『先輩!!』
エレン[さっきの“能力”で…体力を激しく消耗してる…!?…このままだと捕まって…]
ブチッ
エレン[…ッ!!]
ブスッ
ザクッ
エレン『うわあああああああああああっ!!』
エレン「…っ!!!」
エレン「…自殺じゃなくて…他殺…これが…真実…?」
エレン「あの時見たのは…偽りの…記憶?」
エレン「…先生…なんで…」
-
- 37 : 2014/05/18(日) 13:26:18 :
エレン「…照準が定まった」
※探すのだけで数時間、殺すのに1時間掛かったのでカット。
エレン「…これでどうだ…?」
スッ…
イア「…」
エレン「…やっぱり先輩なんですよね?今回の事件の原因は…」
イア「…ああそうだよ。それがどうしたって言うんだよ」
エレン「なんでこんなことをしたんですか?先輩は優しくて皆に人気があったはずなのに…」
イア「それはもう昔の話だ。今じゃすっかり腐っちまった」
イア「犯罪者の上に人間じゃない…俺がそんな奴だと解ってもお前は嫌いになるか?」
エレン「…なりませんよ。むしろ仲良くしたいです」
イア「…」
イア「…そんなの偽善者の言うことだ」
エレン「え…そんなつもりじゃ…」
イア「…解ってる。解ってるけど…」
イア「一度死んじまったらこうなるのがオチだ…お前はこんなのになるんじゃねえぞ」
エレン「えっ…ちょっと待ってください!!まだ聞きたいことが…」
エレン「…消えた…」
エレン「…あんなのでよかったのかな…」
???「おいエレン!!」
エレン「ジャン!?」
ジャン「良かった!!俺らの他にも生存者がいたぞ!!」
クリスタ「エレン!!大丈夫!?」
エレン「俺は大丈夫だけど…」
ジャン「なんか赤髪の女が言ってたぞ!やること全部やったらしいな!!どうだった!?」
エレン「…怨霊のまま消えたよ」
ジャン「…そうか…まだ根本的には終わってないみたいだな」
クリスタ「でも外が明るいよ!きっと呪いは解けたんだよ!!」
エレン「本当か!?」
-
- 38 : 2014/05/18(日) 13:29:23 :
校庭
エレン「…なんかすんげー久し振りに空を見た気がするな」
ジャン「そうだな」
クリスタ「…でも生きてるのは私達ぐらいだよね…」
ジャン「こんなの寂しすぎるだろ…」
エレン「…とりあえず生き残れたし…良しとしよう」
※本編終わり。
次から番外編です。
-
- 39 : 2014/05/22(木) 22:06:19 :
あの事件について語る者は誰一人存在しない。
もちろん、ミカサ達も、先輩を殺した先生も。
でも、怪奇現象が続いているのを見る限り、まだ呪いは完全に解けていないだろう。
エレン(あれで良かったのかは今でも分からない…)
ドンッ
エレン「うおっ…」
イザベル「悪い悪い、余所見してた」
エレン「イザベル先輩!!お久しぶりです!!」
イザベル「久しぶりだな」
イザベル「実は頼み事があるんだけど…いいか?」
エレン「大丈夫です」
イザベル「おっし!じゃあ問題の場所へレッツゴー!!」
-
- 40 : 2014/05/22(木) 22:18:11 :
異界
エレン「…ここは?」
イザベル「いけにえとして捧げられた魂が眠る墓だよ」
エレン「…じゃあミカサ達もここに…?」
イザベル「多分な。確証はない」
エレン「…この墓がどうしたんですか?」
イザベル「俺達で巧いことやってこの魂を解放させる」
エレン「…!?解放すれば生き返るんですか!?」
イザベル「そのまんま生き返るのは無理だけど…生まれ変わることなら出来るかもな。多分」
エレン「…よし!!俺行きます!!」
イザベル「…あ、ついでに言うけど」
ついでに兄貴の魂も解放してやってくれ。
エレン「…リヴァイ先輩の魂を…?」
イザベル「俺が施した方法じゃ完全に解放出来なかった…だからエレン、お前に任したよ」
エレン「あっ…はい!!」
エレン「…行っちゃったな」
エレン「…あれ?なんか落ちてる」
エレンはテディベアを手に入れた!
エレン「変なテロップ入れんでええ」
-
- 41 : 2014/05/24(土) 21:30:42 :
- エレン「…ゲーム機とか落ちてるし…どんなとこだよ此処」
エレン「…しっかしこのテディベア何に使うんだろな」
エレン「…あ、メモがついとる」
『このテディベア捧げしとき
真の呪い解かれる』
エレン「…遺品か?」
エレン「使えそうだな」
-
- 42 : 2014/05/25(日) 20:21:13 :
スッ
エレン「日記帳…?」
『×月×日
今日で俺の命は終わるだろう。
だから今まで俺に刻まれた傷の様子を此処に書き記しておこうと思う。
…深追いは禁物だ。』
エレン「…この墓のことっすか?」
ドカーン
エレン「…もう慣れちまったな」
エレン「道が切り開かれた模様で」
-
- 43 : 2014/05/28(水) 22:11:14 :
エレン「…ハンジさんが密告したとか言ってたな…そっから行くか」
エレン[回想は果てしないな]
ハンジ『ふあぁ~…テスト自信ないな』
ガラッ…
リヴァイ『おっ…なんだ、ハンジか』
ハンジ『ちょっ…誰だと思ったんだよ』
リヴァイ『幽霊か何かかと』
ハンジ『ひっで』
イザベル『おっくれった~!!』ゼーハー
ファーラン『さすが元陸部だな』
ハンジ『あはは…』
リヴァイ『…』
エレン[…もう反応しないです]
ハンジ『リヴァイさ~…ずっと気になってたことがあるんだけどさ』
リヴァイ『何だよ』
ハンジ『リヴァイは人間じゃないの?』
リヴァイ『何度言えば覚えるんだコイツは』
イザベル『元気なんだよきっと』
ファーラン『イザベルはポジティブだな』
リヴァイ『それがコイツの長所なんだろうな』
ハンジ『…で、あんたらは人間じゃないんだよね?』
リヴァイ『テメェ…後で覚えとけ』ゴキバキ
ハンジ『恐い恐い』
イザベル『兄貴がえ…』
ファーラン『言うな!!言ったら死ぬぞ俺ら』
イザベル『…そうだった…』
ハンジ『え!?どうしたどうした!?皆の正体!?教えて教えて!!』
リヴァイ『教えれば知った奴も知られた奴もいずれ死ぬ…それは無理だ』
ハンジ『…ッチ』
-
- 44 : 2014/05/28(水) 22:23:06 :
- ハンジ『…教えろよ』
リヴァイ『…自殺行為だぞ』
ハンジ『誰にも言わないからさ…?』
ファーラン『…コイツ…ヤバくねえか?』
イザベル『そうだな。兄貴、ここは離れよう』
リヴァイ『ああ。正体がバレるのも時間の問だ…え?』ガシッ
ジャキッ
リヴァイ『…ちょっ…離せ…』
ハンジ『じゃあ教えてよ』
リヴァイ『…駄目だ』
ハンジ『どっちにしろ皆死ぬ運命だ…今死んだっていいんじゃない?』
リヴァイ『…』
リヴァイ『…くそっ…』
イザベル『兄貴…落ち込んだらいつもの兄貴じゃないぜ』
ファーラン『…しっかしハンジの奴…あんな拳銃どこから持ってきやがった?』
イザベル『そうだ!夜皆でうどんでも食いにいこうぜ!』
リヴァイ『…行く』
ファーラン『おっと!俺も賛成だぜ!!』
イザベル『よーし!じゃあぱーっといきますか!』
ファーラン『おーっ!!』
リヴァイ『…おー…』
エレン[なんすか今のは…wうどんw]
-
- 45 : 2014/05/30(金) 20:55:46 :
ハンジ『…誰にも聞かれてないだろ』
エレン[…人いたけどな]
エレン「…え?もう終わりっすか?」
…ドカ…バキ…
エレン「…え?ちょっ…すっげー嫌な音するんすけど」
…ウアアッ!!ユルシテ…ユルシテエェ!!
エレン「…ハンジ先輩!?」
エレン「…ステンバーイ、ステンバーイ」
-
- 46 : 2014/05/30(金) 21:00:30 :
※現場。
エレン「…っ!?」
ハンジ「ごめん…本当にごめん!!だから…ゲフッ」バキッ
リヴァイ「黙ってろ」
エレン(…リヴァイ先輩…!!)
エレン(…ってかマズい!!このままじゃハンジ先輩が死んじまう!!)
エレン(…でもどうすれば…!?)
エレン(!…これなら…)ヒョイッ
バキッ
-
- 47 : 2014/05/30(金) 21:15:51 :
- エレン(…ヤバイ…殺っちまったか?)
リヴァイ「…テメエふざけんなよ」
エレン(生きてた!?)
リヴァイ「閻魔がそう簡単に死ぬかよ…馬鹿野郎」
エレン(…え…!?何も言ってないのに…)
リヴァイ「心を読んだ…それだけだ」
エレン「…はぃ…」
エレン「…ハンジ先輩もリヴァイ先輩達に対していけないことをしたとは思います。でも…ここまでやることは無いんじゃないですか?」
リヴァイ「…何故そう思った?」
エレン「そもそもこんな風にさせるために先輩を助けたわけではないですし…」
リヴァイ「それは随分と素晴らしい発想だな」
エレン「…というか…先輩その目は…?」
リヴァイ「…これが本当の俺だ」
リヴァイ「カラーコンタクトをしていたのもこの目を隠すためだ」
エレン「…赤い目では普通に生きれないから…ですか?」
リヴァイ「…まあ…そうだな」
-
- 48 : 2014/06/24(火) 17:29:39 :
エレン「…え?あれ?先輩?」
エレン「さっきの所か…はぁ…」
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