ユミル「わたしの日記」〜残りあと7日〜
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- 1 : 2014/05/02(金) 10:40:43 :
- ただの思いつきです。
念のためネタバレ注意
設定
ユミルの第一の人生は7歳の誕生日で終わる。
壁の外の世界の話。
リヴァイの父親が壁外調査でユミルの故郷に迷い込んだ。
リヴァイの父親はまだ15歳
ユミルはリヴァイの父親に「ユカ」と名乗っている。
設定がたくさんありますがそれでもいいという方はどうぞ
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- 2 : 2014/05/02(金) 10:45:39 :
- とある日の調査兵団本部
ハンジ「いやー、やっぱり旧調査兵団本部よりここのほうがいいなー。」
ハンジ「んま、あとは帰るだけだしはやくいこっと」スタスタ
カサッ
ハンジ「ん?なにこれ…手帳?」
ハンジ「中身は………………いや、みないほうがいいか」
ハンジ「でも、誰のだろ。こんな古そうな手帳持ってるひといたかな?」
ハンジ「あっ、そうだ!持ち主探すついでに104期のみんなとお話しようっと!」スタスタ
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- 3 : 2014/05/02(金) 10:51:30 :
- ーーーー
30分後
旧調査兵団本部
ハンジ「みんな急に呼んじゃってごめんね」
エレン「でも一体………………」
アルミン「なんで、僕たちを?」
ミカサ「呼ばれた理由がわからない」
クリスタ「でも、ちゃんとした理由があったから呼ばれたんじゃないの?」
アルミン(女神!)
ユミル「そうか?わたしはミカサに同意だがな」
クリスタ「もうユミル!」
ハンジ(ん?)
ハンジ(ユミル?どっかで聞いたことあるような)じぃーーーー
ユミル「⁉」ゾクッ!
クリスタ「?どうかした?」
ユミル「い、いや、なんでもねぇ」
ペトラ「あの、ところでなんで私たちまで?」
オルオ「俺たちにも関係あるんですか?」
ハンジ「んま!そんなとこかな」
エルド「しかし………………」
グンタ「全く心当たりがないのですが…」
一同「おなじでーす!」
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- 4 : 2014/05/02(金) 11:01:21 :
- ハンジ「わかったよ。じつは…ジャーン!!!!!」←手帳だす
エレン、………………ん?」
ミカサ「は?」
アルミン「えっと………………」
クリスタ「これは………………」
ユミル「手帳⁉(しかも私が第一の人生が終わる一週間前に書いたやつ!)」
ペトラ「しかも相当古いですよ?」
オルオ「そんな手帳をなぜ分隊長が?」
エルド「これがどうかしたんですか?」
グンタ「見た目今から70年ぐらい前の手帳ですよ?」
ハンジ「実はこれが調査兵団本部に落ちてたんだ」
ユミル(ん?落ちてた?)
アルミン「ってことは誰かが落としたってことですよね?」
ミカサ「でもそれなら何故私達を?」
ハンジ「それは……………………」
一同「それは?」
ハンジ「みんなとお話したかったからだよ?」
一同「………………はい?」
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- 5 : 2014/05/02(金) 14:28:11 :
- ハンジ「いや、だからついでにみんなとお話したいなって思ったからで………」
ガチャ
リヴァイ「おい、クソメガネ…………?」
一同「あ。」
ハンジ「やぁ、リヴァイ」
リヴァイ「これはどうゆう状況だ」
ハンジ「えっと、みんなとお話したいなって思ったから集めました★」
リヴァイ「それで?」
ハンジ「あと、この手帳の持ち主探してる」スッ←手帳みせる
リヴァイ「!?」
ハンジ「ん?どうかした?」
リヴァイ「それ………………俺のだ」
ハンジ「えええ?」
リヴァイ「いちいち驚くな」ゲシッ
ハンジ「痛ぇぇぇぇ!!!!!」
エレン「リヴァイ兵長ってそんな古そうな手帳持ってたんですか?」
リヴァイ「持ってちゃ悪いか?」ギロ
エレン「い、いえ…」ビクビク
ミカサ「このチビ削ぐ…」ボソッ
リヴァイ「あぁ?」
アルミン「ミカサ!落ち着いて!!!!!」
クリスタ「」ガクブル(ひいい!兵長怖すぎる!!!!!)
ユミル(怖がってるクリスタ天使)
ユミル(それにしてもなんでお偉いさんが持ってるんだ?それは私が…)
ユミル(はっ!もしかして…)
ペトラ「でも、なんでそのような手帳を持っているんですか?」
リヴァイ「ああ、これは俺の親父の手帳だ。大事な人からもらったらしい」
オルオ「大事なひt」 ガリッ
オルオ「」チーン
クリスタ「大事な人ですか?」
ユミル(やべ!名前書いちまった。)
リヴァイ「それが書いてあるらしいが読めなくてな。名前以外なら読めるんだが」
ハンジ「へぇー。でも、なんて書いてあるの?」
リヴァイ「どうやら日記みたいだ」
ハンジ「日記。リヴァイの親父さんの?」
リヴァイ「いや、その大事な人の日記らしい」
ペトラ「でもなんで日記なんか………」
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- 6 : 2014/05/02(金) 16:59:50 :
- リヴァイ「そのことは一度だけ聞いたことがあった。」
リヴァイ「たしか俺の親父が壁外にさまよっていた時の一週間ぐらいの出来事だったらしい」
リヴァイ「しかもすごく後悔していた。まあ、わからないこともないが」
ハンジ「ねぇ、それ聞かせてよ」
リヴァイ「………………は?」
ハンジ「だって気になるじゃん!壁外に村があるっていうのはウソだってことになったけど今ならわかるもん!!!!!」
ハンジ「ね!わかるでしょ!この気持ち!」
リヴァイ「…俺にはわからない」
ハンジ「ええーっ?みんなも聞きたいって言ってるのに?ね、みんな!」
エレン「はい!外の世界について知りたいです!!!!!」キラキラ
ミカサ「エレンが言うなら…」
アルミン「僕も興味があります!」
クリスタ「わ、わたしも聞きたいです!」
ユミル「(久しぶりに思い出して見るか。泣かないように祈っとこ)あのわたしも」
ペトラ「わたしも聞かせてください」
グンタ「おれも気になります!」
エルド「是非聞かせてください!」
オルオ「」チーン
ハンジ「ほらね?」
リヴァイ「チッ。分かった。このまま読むと意味わかんねぇと思うからいろいろ付け足すぞ」(俺が知ってる範囲で)
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- 7 : 2014/05/02(金) 17:02:53 :
- わたしの7歳の誕生日まであと7日。
普通は喜ぶけどわたしは嬉しくない。
その日に殺されるから。
でもこの日記を書こうと思ったのは最期の
希望だと思う。だからこれを残します。
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- 8 : 2014/05/02(金) 17:14:30 :
- 私が死ぬ日まであと7日。(朝)
今日の天気は曇り。今私は牢獄のなかにいる。死ぬ日までずっとここにいる。
ユミル「はぁ。」
ユミル「あの人…はやく来て欲しいな」
ユミル「でも…来てくれるのがな…?」
ユミル「今日来てくれる保証なんてないのに…」
ユミル「でも…少しぐらい希望が欲しいな…」
「おーい!ユカ!」
(ユミルはユカと名乗っている)
ユミル「‼」
ユミル(あの人だ!)
あの人「遅くなってごめんな」
ユミル「ぜ、全然平気。むしろ毎日こんな牢獄まで来てくれるんだもん。嬉しい!」
あの人「なんだよ、そんなのは当たり前だろ!」
ユミル「//う、うん//」
あの人「ところで、今日はおもしろい話をしようと思ってるんだ」
ユミル「おもしろい話?」
あの人「そうだ!すげぇおもしろい話!」
ユミル「ええ?どんな話?」キラキラ
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- 9 : 2014/05/02(金) 17:23:17 :
- あの人「壁の中の話しだ」
ユミル「?壁の中?」
あの人「ああ、そうだ。俺が壁の中から来たってのは知ってるよな?」
ユミル「うん!たしかその時の話はこんな感じで〜」ぺちゃくちゃ
あの人「おいおい、良く覚えてるな。そんな細かいこと」
ユミル「えへへ。私は記憶力だけはいいからね!それよりもその壁の中がどうかしたの?」
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- 10 : 2014/05/02(金) 20:54:22 :
- あの人「壁の中ではいろいろな遊びがあってな。その一つをユカに教えようと思うんだ」
ユミル「本当!?どんな遊び?」キラキラ
あの人「単純な遊びだ。『ジャンケン』っていうんだ」
ユミル「ジャンケン?」キョトン
あの人「こうやって…」
ユミル「す、すごい!じゃあ早速ジャンケンしようよ!」
あの人「おう!」
ユミル「ジャーンケーン」
あの人「ポン!」
ユミル←✋
あの人←
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- 11 : 2014/05/02(金) 20:54:55 :
- あれ?なんかおかしくなった。
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- 12 : 2014/05/02(金) 20:59:24 :
- ユミル「やった!わたしの勝ちだね!」
あの人「へへっ。こりゃあやられたな」
ユミル「ねぇ!もう一回しよ!」
あの人「ああ、いいぜ…といいたいとこだが…そろそろ帰るじかんだ」
あの人「また明日な」
ユミル←うん!また明日!」
あの人「ところでユカ」
ユミル「?なに?」
あの人「お前の両親いつ来るんだ?」
ユミル「っ!」
ユミル「えっと、あのね…わからないんだ」
あの人「そっか。はやく来るといいな」
ユミル「うん」
あの人「じゃあな」
ユミル「うん」
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