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【miffa×fly again】『ミィーファ・イェーガー』
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- 1 : 2013/10/25(金) 21:50:08 :
- 【ミィーファとは】(説明)
・オリジナルキャラ
・リヴァイより強い
・愛想が良く、でも戦ったり戦闘モードの時は目付きが変わる
(通常でも、とっても強い)
【原作混じりです。ミィーファは巨人化します。多分、エレンと同じ道を歩むと思われる】
・エレンのようにすぐキレたりはしない。でもエレンのようにとっても正義感が強く暴走してしまう。
以上~
{今回は1巻、2巻を含む}
どうぞ宜しくお願いします!
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- 2 : 2013/10/25(金) 22:02:01 :
- \コンコンッ/
???「すみません!誰か居ませんか!?」
カルラ「はーい!…あっ…ちょっと手が離せそうにないからエレン出なさい!」
エレン「えー…めんどくさーい!」
カルラ「でなさい…」ゴォォォ
エレン「うっ…わかったよー…はいすみません。」
ミィーファ「…!!!貴方が…エレン…」ジワァ
エレン「…!?えっ…はっ…いやあの?」アセアセ
カルラ「なぁーに女の子を泣かしてるのよエレン…」ハァ
エレン「はぁ…!?俺は…」
ミィーファ「あっ…そうだ…説明するの忘れてた!」バッチコーン
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- 3 : 2013/10/25(金) 22:09:08 :
- カルエレ「はっ…!?」
ミィーファ「えっと…話すと長くなってしまうんですが…」
カルラ「…ならあがりなさい…」
ミィーファ「…お邪魔いたします!」
グリシャ「いらっしゃい…今、話は聞こえてた…では話してくれないかい?」
ミィーファ「はいっ!えっと、私の親は伝染病にかかってしまい…」
ミィーファ「……私は幸いうつらなかったものの両親は…その伝染病で最近死んでしまいました…」
カルエレグリ「………」
ミィーファ「……その日…泣きじゃくりました…そして…眠くなり寝ました…」
ミィーファ「……その時…夢をみたんです…あなたたち…イェーガー家が…夢に出てきたんです…」
一同「…!!?」
ミィーファ「…それでどうせ尽きる命なのだからと…一度でもいいから会いたいと…思いました…」
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- 4 : 2013/10/26(土) 08:23:36 :
- ミィーファ「…だからっ…お願いですからっ…ここに置かせて下さいっ!」ドゲザッ
グリシャ「当たり前だよ…」
ミィーファ「本当ですかぁ…!?」キラキラ
カルラ「えぇ…これまで辛かったでしょう…?宜しくね…」
エレン「あぁ!これから俺たちは家族だ!…っと前に…名前は?」
ミィーファ「ミィーファです!」
カルラ「……?名字はないの?ミィーファ」
ミィーファ「……?名字…とは…?」
グリシャ「もしかしたらミィーファの家の方は名字がなかったんだろうね…」
エレン「名字つーのは俺はエレンイェーガーなんだけどそのイェーガーが名字だ…」
ミィーファ「名字かぁ……」
カルラ「……!ミィーファは名字がないのでしょう?ならミィーファイェーガーにしちゃいましょう!」
エレン「いいなっ!それっ!」キラキラ
ミィーファ「……いいのでしょうか?こんないい名字をもらって…」
カルラ「いいのいいの!あと敬語じゃなくていいから!…ね?」
ミィーファ「……ありがとう!カルラさん!」
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- 5 : 2013/10/26(土) 08:33:33 :
- エレン「じゃあ今日からミィーファイェーガーだなっ!」
ミィーファ「…うん!……う…ん…」ジワァ
エレン「…!?どうしたんだよミィーファ!」
ミィーファ「嬉しさと…疲労が…あー…疲れたぁ~!」グダー
カルラ「ねぇ…ミィーファ…辛いだろうけど…前の事とか…話してほしいのだけれど…」
カルラ「…やっぱり家族だから知っておきたいの…ちゃんと…」
ミィーファ「……ッ…うん…わかった…」
ミィーファ「じゃあそれは後ででいいかな?荷物とかまず片付けないと…」
カルラ「う~ん…部屋とか…ないから…とりあえずエレンと同じ部屋で!」
ミィーファ「はーい!よいしょっ…」
グリシャ「エレン手伝ってやりなさい…」
エレン「はーい!えっと…これだな…よいしょっ…って重っっっ!」
ミィーファ「あー…いいのに運ばなくて…あとたいして重くないし…」
エレン「は…はぁぁ…!?俺だって持てるしっ!ふ…んっ…」
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- 6 : 2013/10/26(土) 08:35:34 :
- ミィーファ「いいって…ほら貸して…片手で持てるよこんなの…エレンは案内宜しく!」
エレン「はぁーいよ …(男前だな…)」
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- 7 : 2013/10/26(土) 08:36:31 :
- 今さらですが…ミィーファは女の子です。
年齢はエレンと一緒!
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- 8 : 2013/10/26(土) 08:47:47 :
- カルラ「…ねぇ…その力はどこでつけたの?」
ミィーファ「うーん…後で話すときに一緒に話しちゃうから後ででいい?」
カルラ「えぇ…いいわよ…」
エレン「じゃあこっちな!」
ミィーファ「ハーイッ!」スタスタ
エレン「ここだっ!」
ミィーファ「……きったないっ!どんだけ片付けが行き届いてないの…!?」
エレン「あー…いやー…めんどくさくて…」アハハ
ミィーファ「…アハハじゃないっ!今から片付ける!エレンどいて!」ドンッ
エレン「お、おう…」
ミィーファ「10分位かかるけどいい?」
エレン「あー…うん…(はやくねぇか?)」
ミィーファ「よしっ!ひっさびさにやるなぁ~」ギラッ
エレン「(コワッ…)」
ミィーファ「ふー…よし…!やっぱエレン部屋から出て…ホコリが舞っちゃうから…」
エレン「…あぁ…じゃあ…」バタンッ
カルラ「どうしたの?エレン」
エレン「…いや…片付け始めちゃって…」
カルラ「えっ…?…やらせてるの?」ゴォォ
エレン「違う!勝手にやりはじめて…でも10分位で終わるらしい…」
カルラ「いやー…そんなまさか…じゃあちょっと手伝うわ…」ヨシッ
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- 9 : 2013/10/26(土) 09:06:12 :
- カルラ「入るわよー…」
ミィーファ「あっ…カルラさん!あと少しで終わるよ!」
ピッかピカッ!
カルラ「わぁ…超綺麗…え…これ全部?」
ミィーファ「……?あ、はい…」
ミィーファ「前、お金稼ぐために掃除屋やったんだけどハマッちゃって…」
カルラ「へー凄いわね…」キラキラ
ミィーファ「ふふ…誉められるの…久しぶり…」
カルラ「……あっ…荷物もうやった?」
ミィーファ「あー…はい!出来るだけエレンのとは離しちゃったんだけど…」
カルラ「まぁ…大丈夫でしょう…じゃあ…その…話してもらえる?」
ミィーファ「…はい…」
皆集まって~
ミィーファ「多分…軽蔑されると…思います…私…さっきのように…無駄に力あるから…」
ミィーファ「なんか…正当防衛?とかなんかで…憲兵団に頼まれ…取り締まりをしていました…」
ミィーファ「……勿論…殺しも…沢山…あります…」
ミィーファ「お金が貰えれば…二人の病気が…治せるとおもって…」
ミィーファ「でも…ダメで…ある意味…私、ゴロツキでした…」
ミィーファ「だから可愛い服なんか…持ってもいません…自分が…とてもとても…情けない…」ポロッ
ミィーファ「…うぅ…泣かないってぇ…決めたのにぃ…」ポロポロ
エレン「……」ギュッ
ミィーファ「……温かいよぅ…エレン…ありがとう…」ポロポロ
エレン「温かいだろ…なっ…」
ミィーファ「…うんっ!」ニコッ
エレン「あ…初めて笑ったのみた…」
ミィーファ「あ…はは…よしっ!笑う!笑おう!」
エレン「変なの…」プー
ミィーファ「変でしょう?」フフ
カルラ「よーし!カルラさん気合い入れていまから買い物いくぞー!」
ミィーファ「買い物…」キラキラ
グリシャ「ベッドや服を買っておこう…」
エレン「えー…ミィーファだけズリィ!」
カルラ「ちゃんとエレンにも買うわよ」
エレン「しゃぁっ!」
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- 10 : 2013/10/26(土) 09:14:55 :
- カルラ「ではミィーファのファッションショー♪」
カルラ「はい出てきて良いわよ…」
ミィーファ『えー…いや…これは…』
カルラ「つべこべ言わない!じゃあ開いちゃうからねー…」ガララッ
ミィーファ「あー!カルラさんぁ!これは…恥ずかしいんですが…」フリフリ
カルラ「似合ってるわよ~!よしこるとこれとこれも買っちゃおう!」
ミィーファ「…あぁぁ…!!待ったぁ!ちょっ…待っててください…」ダッダッダッ
ミィーファ「これとこれとこれもいいですかぁ!?」ダバァ
カルラ「いいけど…これって…」
ミィーファ「動きやすそうでしかも格好いいからほしーな…と…」
カルラ「動きやすい…?まさかまた殺しを…」
ミィーファ「しませんよ!!まぁ…ゴロツキいたら注意位はするけど…」
カルラ「でもなー…女の子なのにそんなに強いかしらねー?」
ミィーファ「私は強くなければ生きていけないと思うんで…素手でいつも殺ってましたよ?」
カルラ「うん…あのね…言ってること凄く怖いから…」
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- 11 : 2013/10/26(土) 10:41:29 :
- ミィーファ「あ…って…だから!こんなフリフリで動きにくいからって…」
ミィーファ「しかもカッコいいし♪」
カルラ「もぅ~…しょうがないわね…買ってあげましょ~♪」
ミィーファ「やったぁ…ありがとうカルラさん!」
カルラ「カルラさんねぇ…」
エレン「どうしたんだよ母さん…」
カルラ「ミィーファ…母さんってよんで!」
ミィーファ「えっ…いいの…?」
カルラ「いいのいいの♪」
ミィーファ「えっと…じゃあ…か…母さん…///うわぁぁ…///恥ずかし…//」
カルエレ「(可愛い♪)」キュンッ
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- 12 : 2013/10/26(土) 10:45:29 :
- グリシャ「これで一通り買ったが…カルラ…あと買うものは?」
カルラ「そうねぇ…夕飯の食材かしら?」
グリシャ「そうか…じゃあ少しお金をあげるから遊んできなさい…」チャリンッ
ミィエレ「やったぁぁ!」ピョンッ
ミィーファ「行こう♪エレン!」ダッダッダッ
エレン「…あぁ!」ダッダッダッ
カルラ「良かったわ…ミィーファが笑顔になれて…」
グリシャ「あぁ…そうだな…」
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- 13 : 2013/10/26(土) 11:03:35 :
- ミィーファ「…エレン!この赤い食べ物なんて言うの?」
エレン「ん?これは…!!リンゴ飴!」キラキラ
ミィーファ「美味しい?」
エレン「あぁ!すげぇうまいぞ!」
ミィーファ「じゃあ買ってみようかな♪」
エレン「あ…じゃあ俺も!」
ミィーファ「おーじさん♪このリンゴ飴ってもの2つ下さい♪」ニコッ
おじさん「おー…可愛いねお嬢ちゃん…可愛いお嬢ちゃんにはタダにしてあげよう…」
ミィーファ「本当に!?おじさんありがとう!」ニコッ
おじさん「はいよ~」
ミィーファ「ふっ…やっぱりタダにしてくれた…」ニヤァ
エレン「おーおー…こえぇ…」
ミィーファ「えぇ?コワイ?」
エレン「うん…まぁ少し?まぁはやく舐めようぜ!」
ミィーファ「うん♪…うわぁ!アマーい…おいしー…」ペロペロッ
エレン「だよなー!…ん…なんかガラ悪い人がいんな…」
ミィーファ「うん…ちょっと待ってて…私の飴あげるから…」スタスタ
エレン「ちょっ…待てよ!」
ミィーファ「ねぇ…そこのおにぃさん…」
ガラ悪大人「あぁ?…!?こ…こいつ…ミィーファじゃ…」
ガラ悪大人2「チッ…前はよくも…」
ミィーファ「へー…あんたらまだ生きてたんだぁ…」ニャ
ガラ悪大人「あぁ!?そういやてめぇ前はよくもっ!」ブンッ
エレン「ミィーファ!危ない!」
ミィーファ「……遅い…」ギロッ
エレン「…!??」
ミィーファ「…桜ごとく…散り果てろ…その血と共に…」ニヤッ
ミィーファ「おらぁ!フッ…」バシンッ
ガラ悪大人「う…うわぁぁ…やめてくれぃ…」バタッ
ミィーファ「ごめんな…ある事情により人を殺しちゃ駄目なんだ…だから…死よりもコワイ思いさせてやるよ…」
ミィーファ「死ね…」ヒュッ
ガラ悪大人「……ブクブク」気絶
ミィーファ「よしこんなもんでいいか…エレン?」
エレン「すげぇ!お前すげぇよ!強いし…カッケェ…!」キラキラ
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- 18 : 2013/10/26(土) 15:41:24 :
- ミィーファ「…そうかなぁ…?まぁそんなことよりはやく帰ろ?母さん達きっと待ってるよ…」
エレン「あぁ…そうだなっ!」
カルラ「あっ…きたきた…ミィーファ!?…とっても汚れてるのは気のせいかしら?」ゴォォォ
ミィーファ「げっ…いやー…気のせいじゃないでしょうかぁ~?」アセダラダラ
エレン「そうなんだよ!ミィーファなっ!周りにいるゴロツキを一瞬でぶったおしたんだぜっ!」キラキラ
ミィーファ「ちょっ…エレン!なんでいっちゃ……」
カルラ「ミィーファ…!」
ミィーファ「ヒィィ…ご、ごめんなさいぃ…」
カルラ「もう…ほら帰るわよ…」ヤレヤレ
エレン「(母さんの方がコワイ…)」ガタガタ
エレン「ただいま~!」
ミィーファ「お邪魔します…」
カルエレ「ただいまだろ?(でしょう?)」
ミィーファ「…あ、はい……フフフ…似てる…」
カルエレ「…え…?」
ミィーファ「二人はとても似てるよぅ…」ケタケタ
エレン「そうかぁ…?」
ミィーファ「うんっ!そっくり…」ブハハハ
カルラ「そんな爆笑するほど?」
ミィーファ「うんうんっ…」
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- 19 : 2013/10/26(土) 15:57:10 :
- カルラ「そうかしらねぇ…?…あ…そうだ…と編み物ってしたことある?ミィーファ…」
ミィーファ「うんあるよ!得意得意♪」
カルラ「じゃあ夕飯までにマフラーつくってもらっていい?エレンの首もと寒そうで…」
ミィーファ「OK!何色がいい?エレン…」
エレン「そうだな…うーん…赤でいいよ…」
ミィーファ「はいよー…ついでに自分のも作っちゃうかな…♪」ルンルン
2時間後~
ミィーファ「よーし!完成!エレンと母さんとグリシャさん来て!」
カルラ「できたの?はやいわねー」
ミィーファ「はいっ!エレンが赤、私が黒、母さんが黄色、グリシャさんが茶色♪家族で揃えてみました♪」キラァーン
エレン「おぉぉぉ!あったけぇ…!」キラキラ
ミィーファ「あと~母さんにエプロン、エレンに洋服、グリシャさんにハット帽子です♪」
カルラ「あっ…丁度エプロンが擦りきれてたのよね…ありがとうミィーファ!」
ミィーファ「いえいえ…御安い御用…」ニコッ
エレン「ちなみにミィーファのそれはなんだ?」
ミィーファ「…ん?これはふわふわしたニット帽だよ~♪暖かい…」ホンワカ
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- 20 : 2013/10/26(土) 16:05:15 :
- カルラ「ミィーファっていつも簡単に髪の毛まとめてるの?いつもおだんご?」
ミィーファ「うん…そうだよ?なんで?」
カルラ「ちょっとこっちきて♪」トントンッ
ミィーファ「はぁい…」ストン
カルラ「ゴムとるわね…よっと…おーサラサラでツヤツヤね~」サラサラ
カルラ「ミィーファの髪の毛は長いから…よっ…よしできたぁ♪」
カルラ「鏡~鏡~♪はい見てごらん~」
ミィーファ「うわ~!密編みで横結び…可愛い…」キラキラ
カルラ「あとは~よしっ…」クルンッ
ミィーファ「2つ結びだぁ!でも高すぎないかなぁ?」
エレン「大丈夫だと思うぞ?ちょっと触らせてくれ…」
ミィーファ「いいよ~!」
エレン「失礼しまーす……うぉぉ!サラサラ!すげぇ!」
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- 21 : 2013/10/26(土) 16:07:05 :
- カルラ「ふふふ…あとで教えてあげるわ…」
ミィーファ「しゃぁ♪」ガッツ
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- 22 : 2013/10/26(土) 18:52:37 :
- カルラ「はいじゃあ夕飯でーす!皆さん手伝ってくださーい!」
ミィーファ「はいっ!…ほっ…ふっふっふぅ~!全部持てた~」
エレン「すげっぇ!」
ミィーファ「よっ…と…今日はハンバーグ…」キラキラキラキラ
カルラ「目がすごいキラキラしてる…」
ミィーファ「母さん…いっておくけど私、大食いだからっ♪」ニヤッ
カルラ「えっっ……マジすか…」アゼンボウゼン
ミィーファ「いつも私の村の大食い大会で優勝!」フンス
カルラ「家計が大変になりそうね…」フフッ
ミィーファ「じゃあいただきます…母さん…お箸ないの?」テヲアワスル
カルラ「…???お箸?いただきます?なにそのポーズ…」
ミィーファ「…えっ…?ふつうしない?食べ物をいただくのでいただきます」
ミィーファ「お箸は棒がこう二本あって…」ミブリテブリ
エレカル「……??全然言ってることが解んない……??」
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- 23 : 2013/10/26(土) 21:29:17 :
- グリシャ「……ミィーファ…ここにくるまでどのくらいかかったんだ?」
ミィーファ「…えっ…?う~ん…3週間位かなぁ…?」
グリシャ「うむ…多分、ミィーファの故郷はそういう風習があったんだろう…」
ミィーファ「あっ…でもスプーンとフォークもちゃんとあったよ…」
グリシャ「まぁ…その事は気にせず食べなさい…」
ミィーファ「うんっ…」
エレン「……いただきます!」パチンッ
ミィーファ「…えっ……?…」
エレン「家族なんだから同じ事するのは当たり前だろ…?」ニカッ
ミィーファ「…うんっ!!」
ミィーファ「…うんっ…美味しい…」バクバクッ
カルラ「凄い勢いで食べるわね…」フフ
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- 24 : 2013/10/26(土) 21:33:54 :
- ミィーファ「ごちそうさまでした!」
エレン「食べ終わったらそれ言うのか?」
ミィーファ「うん…」ニコリ
エレン「じゃあ…えー…と…ごち…ごしそうさま?」
ミィーファ「ごちそうさま」
エレン「…ごちそうさまでした…!」
カルラ「ごちそうさまでした…じゃあ髪の毛の色んな結い方を教えてあげましょう♪」
ミィーファ「きましたぁ~!」パチパチパチ
カルラ「まず、この結び方は…~~」
ミィーファ「ーーーこんな感じ?」
カルラ「あっ…そうそう!上手ね…器用だし…」
グリシャ「…お…そろそろ寝なさい…」
ミィエレ「はぁぁい!」
ミィエレ「お休み…」
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- 25 : 2013/10/26(土) 21:44:44 :
- ミィーファ「…う………あ……」
エレン「(ヤバイ…はやく起きすぎた…まだ4時じゃねぇか…ミィーファはぐっすりだな…)」ソォー
ミィーファ「…むぅ……いっ……いかないでぇ!まってぇ!おいて…いかな…」ポロポロ
エレン「……!?(泣き始めちまったぞ?…)」
ミィーファ「お…母さん…おと…うさん…まって……ちゃんと…す…から…おいて…か…な…ハッ!…」バッ
エレン「…!?」ビクッ
ミィーファ「はぁ…はぁ…はぁ……!エレン起きてたの?」
エレン「え…あ、あぁ…まぁな…はやく起きすぎたな…」
ミィーファ「…そっか…今日色んな事…あったから疲れたんだろうね…」
ミィーファ「じゃあまた一睡しますか…」ニコッ
エレン「……おい…ミィーファ…お前…我慢してんだろ?いろいろ…」
エレン「俺…そういうの…代わってやる事はできねぇかもしれねぇけど…」
エレン「一緒に受け持ったり…わかってやって受け止める事はできるから…」
エレン「…えっと…だから……あー!ダメだ…行動とかで表さねぇと…」
ミィーファ「……?」
エレン「よいしょっ…と…ほらよ…」ギュッ
ミィーファ「…!!……うっ…ぎゅってしないでよぅ…暖かくて…嬉しくて…涙が…出るんだよ…」ジワァ
ミィーファ「…うぅっ…ありがとう…ありがとう…」ギュゥゥゥ
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- 26 : 2013/10/26(土) 21:48:04 :
- エレン「痛い痛い……だからな…無理して笑うなよ?自然に笑え…」
ミィーファ「ラジャッ!」
エレン「あ…あとさみぃから一緒にねていいか?」
ミィーファ「いいよ…おやすみなさい…」
エレン「あぁ…」
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- 27 : 2013/10/26(土) 21:53:29 :
- 次の日~
カルラ「二人とも起きなさい…ガチャ…あれ…?……ウフフ…」
カルラ「起きなさい二人とも…」
ミィーファ「……ふぅぁぁ…?おはよ…母さん…」ショボショボ
ミィーファ「…むぅ……エレン起きろ…」ベシベシッ
エレン「いてぇぇ…!?……お…おはよう…」パチクリ
ミィーファ「…あぁ…ごめん…寝起きは力の加減出来なくて…」ショボショボ
エレン「まぁいいけどよ…」
朝食~
ミィエレ「いっただきまーす!」
ミィーファ「今日は…目玉焼き♪美味しい美味しい♪」
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- 28 : 2013/10/26(土) 21:57:27 :
- エレン「今日は散歩行こうぜ…」
ミィーファ「はいよ…じゃあ動きやすい服…服…」ゴソゴソ
カルラ「動きやすい服?」ゴォォォ
ミィーファ「…ッ……カッコいい服はどこかな~?」アセダラダラ
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- 29 : 2013/10/26(土) 22:00:42 :
- ミィーファ「よいしよっ…と…準備完了!ミィエレ探検団出陣♪」ゴォー
エレン「おー!いっくぞ!!」
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- 30 : 2013/10/26(土) 22:14:08 :
- ミィーファ「なるほど…ここ周辺はこうなっていて………!!……」
アルミン「うっ…やめてよ…痛いよ!」
いじめっこ「異端者がっ!外の世界なんてバカじゃねぇのか!?」
いじめっこ2「ほんとだよなー …異端者の脳みそってどうなってんだろうなー?」
エレン「…あ…アイツ…いじめられて…」
ミィーファ「…ねぇ…何やってるのぅ?」ギラギラ
エレン「(……あれは殺す目だ…)」ゾッ
いじめっこ「なにしてんのって異端者に教育してんのさ!面白いぞ…お前もやるか?」
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- 31 : 2013/10/26(土) 22:21:19 :
- ミィーファ「……やる…」
エレン「はぁ!?何いって…」
ミィーファ「なんて言うわけねぇだろうがぁぁ!!」ベジンッ
いじめっ子「う…死ぬぅ…」クタァ
いじめっ子2「…!??てめぇよくも…」
ミィーファ「いじめはいけないんだよ?それをわからないお前らが悪い…違わないよねぇ?」ニタァ
いじめっ子2「ヒイイイイ…逃げろぉ!」ダッダッダッ
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- 32 : 2013/10/27(日) 08:21:54 :
- ミィーファ「……なるほど…こういう脅し方もあるのか…」ウナズキ
アルミン「うっ……いてて…」
ミィーファ「…!…大丈夫?」
アルミン「…!!…ビクッ…僕も…異端者だから…やられちゃうの?」
ミィーファ「…?ううん…だって異端者なんかに全然みえない可愛く優しそうな女の子にみえるよ?」
アルミン「……え…?…いや…僕……
男だよ……?」
ミィエレ「…え…マジ…?」
アルミン「…あは…は…そうだよね…こんな弱かったら…」
ミィーファ「ごめんごめん!」アセアセ
アルミン「…二人は友達…?」
ミィーファ「…う~ん…家族じゃないけど家族みたいな?」
アルミン「あっ…(察し)…いろんな家の事情があるからね…なんか…その…ごめんね…」
ミィーファ「…全然異端者じゃないじゃん!名前は?ねぇ名前…」
アルミン「…僕は…アルミンアルレルト…」
エレン「俺はエレンイェーガーだ…宜しくなっ…」ニッ
アルミン「…わぁ…友達だよね?」
エレン「あぁ!」
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- 33 : 2013/10/27(日) 08:27:59 :
- アルミン「やったぁ…初めて男の子の友達できた…よろしくねエレン…」ニコリ
ミィーファ「私はミィーファ…よろしくねアルミン…」ニコッ
アルミン「うんっ!…あっ…また血がでて…」イテテ
ミィーファ「…!!血が沢山出ちゃってるね……家に一回連れてこうか…」ヨイショッ
アルミン「…わぁ…おじいちゃん以外におんぶされたの初めて…」キラキラ
ミィーファ「本当?…じゃあもうダッシュだ!!エレンついてこれるかな?」ダッダッダッ
エレン「ちょっ…待て!ミィーファはやいはやいっ!」
ミィーファ「もー…しょうがない…エレンはだっこで…スタート!」ダッダッダッ
エレン「いやコワイコワイ…」ガシッ
アルミン「ハヤイハヤイ…」ガシッ
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- 34 : 2013/10/27(日) 08:29:09 :
- ミィーファ「はいとーちゃく♪…母さん!友達連れてきたんだけど怪我しちゃって…」
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- 38 : 2013/11/04(月) 13:32:25 :
- カルラ「あらら、凄い血の量ね…あと、友達もできたのね、」
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- 39 : 2013/11/04(月) 21:37:58 :
- ミィーファ「そうなの!」
アルミン「アルミンアルレルトです!よろしくお願いします!」
ミィーファ「いやあいさつしてないで止血しないと…」
アルミン「あっ…僕、自分でできるから包帯とか貰っていい?」
エレン「いいぞ~!よし…」ガタ
ミィーファ「そうだね…自分でやる方が加減できるしね…」
カルラ「アルミン凄いわね…でもその怪我どうやってなったの?」
アルミン「…あ…僕…いじめられてて…」
ミィーファ「ほんとに…次は生かさない…」ギリッ
カルラ「生かさない?どーゆーことですかぁ?ミィーファさん?」ゴォォォ
アルミン「あ…怒らないで下さい!僕を助けてくれたんです…ミィーファは…」
カルラ「……そうね…」ニコッ
カルラ「じゃあそのこにあったら生かさないから…」ニコォ
ミィーファ「母さんも私と一緒じゃん…」
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- 41 : 2013/11/04(月) 21:42:15 :
- カルラ「それとこれとは違いまーす…」
ミィーファ「むぅ……あっ…そうだ!さっきアルミン外の世界とかなんとかいってなかったっけ?」
アルミン「え…?あぁ…」
ミィーファ「止血後…話してほしいな…」ニコッ
アルミン「うんっ…いいよ…」
エレン「よっと…アルミン持ってきたぞ…」ゴトッ
アルミン「ん…ありがとう…」ニコッ
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- 43 : 2013/11/04(月) 21:50:02 :
- 止血後~
ミィーファ「で、外の世界ってなに?」ウキウキ
エレン「なんだそれ?」キラキラ
ミィーファ「じゃあ私の部屋で話そう!」
アルミン「うんっ!」
\ドタバタッ/
ミィーファ「じゃあアルミン 」
アルミン「うん…まず、外の世界とは……~~~~~~~~~~~~…全部でこのくらいかな?」
ミィーファ「なにそれ!!すげぇ!外の世界行きたい!」バタバタ
エレン「巨人ってそんな悪いやつなのか…」ムゥゥ
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- 44 : 2013/11/04(月) 21:53:31 :
- ミィーファ「……!いいこと思い付いた!」
ミィーファ「巨人を倒して世界の世界に探検に行こうよ!」
エレアル「それいいっ!」クワッ
ミィーファ「だからまず、訓練兵になって調査兵団に入る!」
ミィーファ「だから強くならなくちゃいけない!」
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- 45 : 2013/11/05(火) 07:10:35 :
- エレン「じゃあそれまで特訓すればいいんじゃねぇか?」
ミィーファ「それいいっ!」
アルミン「でも僕は強くないからすぐに巨人に食べられちゃうよ…」
ミィーファ「なら今から強くなればいい!……ね?」
アルミン「……うんっ!!」
エレン「そうと決まれば特訓だ!」
アルミン「がんばろー!」
エレミィ「おー!」
-
- 46 : 2013/11/05(火) 07:10:58 :
~~~~~~~~~~~~~~~~~
-
- 48 : 2013/11/06(水) 19:37:48 :
- カルラ「…皆~お昼よ~!」
ミィーファ「はぁいっ!」
アルミン「あの…カルラさん…僕、いただいていいんですか?」
カルラ「もっちろんよ!たくさん食べて!」ニコッ
アルミン「はい!」
ミィーファ「いっただぁーきまーす!」パチンッ
アルミン「…!!それって…!」ガタッ
エレン「急にどうしたんだよ…アルミン?」
アルミン「…それって…食べるときの挨拶だよね?」キラキラ
ミィーファ「…うん…?そうだよ?……アルミン知ってるの?」
アルミン「うんっ!ある人種はそんな風にしてたって本に載ってたんだ…確か……『日本人』だっけ…?」
-
- 50 : 2013/11/06(水) 19:40:59 :
- ミィーファ「ふーん…よくわかんないやっ…まぁ、堅苦しい事は置いといてはやく食べよ?」
アルミン「うんっ!」
ミィーファ「では皆さん……いただきます!」
-
- 51 : 2013/11/06(水) 20:35:03 :
- アルカルエレ「いただきます!」
ミィーファ「……」バクッバクッ
アルミン「…」ジィー
ミィーファ「……?どうしたの?アルミン…」
アルミン「よく食べるなぁと思って…」ニコッ
ミィーファ「そっかなぁ~?」
アルミン「うん…ぼく、あまり食べないから…それに…お母さんもお父さんもいないんだ…」
一同「……」
アルミン「おじいちゃんだけで……このご飯も…お母さんはいないのに…お母さんの味…」
アルミン「暖かいんだ…」
-
- 52 : 2013/11/06(水) 20:36:41 :
- カルラ「……私の事…母さんって呼んでいいよ…少しでも暖まるように…」
アルミン「…え…母さん…?…な…なんか恥ずかしいな…//」
-
- 53 : 2013/11/06(水) 20:40:53 :
- ミィーファ「じゃあ私の事はお姉ちゃんで!」
アルミン「え…ミィーファはミィーファがいいな…」
ミィーファ「…うーん…じゃあ一回だけでもいいから…言って♪」
アルミン「お……お姉ちゃん…///」
ミィーファ「いいね~…」ホッコリ
カルラ「…!そろそろ暗くなっちゃうわね…」
ミィーファ「ん…?じゃあ送るよ…」
アルミン「えっ…大丈夫だよ…一人で帰れる…」
ミィーファ「いやだめ…絶対襲われる…確実に…うん…」
エレン「じゃあいくか…」ガチャ
-
- 54 : 2013/11/06(水) 20:44:49 :
- アルミン「お邪魔しました…」ペコ
カルラ「またいらっしゃいね…」
ミィーファ「じゃあ行くぞ!アルミンのおじぃちゃんにも会いたいし…」
アルミン「うん…」
~~~~~~~~~~~~~~~~~
ミィーファ「ここ?」
アルミン「うん…」
エレン「ここ来るまでゴロツキに五回もあったな…」
アルミン「後ろみたら皆ズタボロになってたけどね…」
-
- 55 : 2013/11/06(水) 20:52:57 :
- アルミンじぃちゃん「アルミン…やっと帰ってきたの…帰りが遅いから心配したんだぞ?」
アルミン「おじぃちゃん…ごめんなさい…」
アルミンおじぃちゃん「無事で帰ってきたから許す…でも次からはちゃんとおじいちゃんに伝えるんだぞぅ?」
アルミン「はい…」
アルミンおじいちゃん「ところで…その子たちは…?」
アルミン「…友達…」ニコッ
ミィーファ「ミィーファイェーガーです…えっと…アルミンアルレルトさんとはとても仲良くさせていただいて…」
エレン「え~…エレンイェーガーです…アルミンアルレルトさんはとても…」
アルミン「二人とも改まんないでよ…」
-
- 56 : 2013/11/07(木) 16:57:56 :
- アルミンおじいちゃん「そうか…アルミンにも友達が出来たんだな…」シブシブ
アルミン「おじいちゃんいいって…」
ミィーファ「……アルミンとこれからも仲良くしたい…だから宜しくお願いします!」ペコッ
エレン「俺も…アルミンと仲良くなれてすげぇ嬉しい…宜しくお願いします!」ペコッ
アルミンおじいちゃん「アルミンを頼んだぞ…」
ミィエレ「はいっ!」
-
- 57 : 2013/11/07(木) 17:03:44 :
- アルミン「…あ…そろそろ帰らないと…母さん…心配しちゃうよ?」
アルミンおじいちゃん「母さん?」
ミィーファ「小さいことは気にするな!」
アルミンおじいちゃん「ほ、ほう…」ビクッ
エレン「じゃあな!アルミン!」
アルミン「うんっ!」テヲフリフリ
-
- 58 : 2013/11/07(木) 17:08:41 :
- ~~~~~~~~~~~~~~~~~
カルラ「じゃあ夕御飯にするわよー」
ミィエレ「はーい!」
グリシャ「明日、山奥の方に往診に行くんだが…二人はどうする…?」
ミィーファ「診療…?」
グリシャ「あぁ…」
ミィーファ「じゃあ行ってみたい!」
エレン「じゃあ俺も行く!」
グリシャ「そこにはお前たちと同い年の子がいるんだ…」
ミィーファ「尚更行きたい!女の子?男の子?」
グリシャ「それは着いてからのお楽しみにしておくといい…」
ミィーファ「…あー…気になる…」ウズウズ
エレン「楽しみ…」ウズウズ
-
- 59 : 2013/11/07(木) 17:14:58 :
- 【そして次の日】
ミィーファ「なんか…旅に出るみたい!」ウキウキ
エレン「あぁ!早くいこう!」
グリシャ「じゃあこの馬車に乗りなさい…」
ミィエレ「はぁーい!」ノリコミ
ガタガタッ…
ミィーファ「私が走った時と同じ速さだ…」
グリエレ「え“…」
ミィーファ「……?」
グリシャ「まぁいい…自然豊かで綺麗だな…」
ミィーファ「うん…まるで自分の故郷みたい…」キラキラ
エレン「今度、ミィーファの故郷に行ってみてぇな…」キラキラ
-
- 60 : 2013/11/07(木) 17:16:39 :
グリシャ「そうだな… …!そろそろ着く…」
ミィーファ「ヒャッハー!」
エレン「ヒャッハー?」
-
- 61 : 2013/11/07(木) 17:24:22 :
ミカサ「うっ…痛い…」ジワァ
ミカサ母「よく我慢したわね…これは先祖代々引き継いでるものなの…」
ミカサ母「だからミカサも子供ができたら教えるんだよ?」
ミカサ「…?子供ぉ……ねぇ…お母さん…子供はどうしたらできるの?」
ミカサ母「……//…そ、それはお父さんに教えてもらいなさい…」
ミカサ父「(えっ…)…あ…お、お父さんもよくわからないんだ…」
ミカサ父「イェーガー先生が今日来るからイェーガー先生に教えてもらいなさい…」
ミカサ「いぇーがー先生?」
-
- 62 : 2013/11/07(木) 17:33:29 :
- ミカサ父「お医者さんだよ…そういえばイェーガー先生の家に養子の子がいるらしい…」
ミカサ母「もしかしたら一緒にくるかもね…」
ミカサ父「それにミカサと同い年らしい…」
ミカサ母「そう…!お友だちになれるといいね…ミカサ…」ニコ
ミカサ「うんっ!」ニコッ
コンコンッ
ミカサ父「おっ…来たみたいだ…」
ミカサ「やったぁ~♪」ルンルン
-
- 63 : 2013/11/09(土) 20:01:52 :
- ガチャッ
ミカサ「♪♪」ウキウキ
ミカサ父「……っあ…」バタッ
ミカサ「……?お父さん…?」
ミカサ母「…!!!…ミカサァ!早く逃げなさい!!」ガチャッ
ミカサ「…な、何を言っているの?お母さん?…なんで…ハサミなんか…」
ミカサ母「うわぁぁぁ!」グワァッ
人拐い「チッ…この女……い、いい加減にっ!」ザバァ
人拐い「あっ!殺しちまったぁ!」
人拐い2「はぁ!?なにして…!」
ミカサ「…お母さん……?赤い……絵の具が…肩から…」グイッ
ミカサ「お父さんも…何を…して……なんで…私…泣いて…なんで…お父さん、お母さん…」
ミカサ「倒れているのに泣いて…いるの?」ポロポロッ
-
- 64 : 2013/11/09(土) 20:05:40 :
- 人拐い「子供だが…コイツだけでも…」
人拐い2「お前はちゃんと言うことをきけよ?じゃないと…こうだ…」ドガッ
ミカサ「………」パチッ
ミカサ「……(私は…どこに…逃げれば…お父さんとお母さんが居ないところは…)」
ミカサ「(寒くて……生きて…いけない…)」
ミカサ「……(私のお母さんとお父さんを殺した人は…なにか…言い争ってる…きっと…私も死ぬんだろう…) 」
-
- 65 : 2013/11/09(土) 20:09:33 :
- ミィーファ「あそこが今から行く家?」
グリシャ「あぁ…そうだ…」
エレン「じゃあ父さんはやく…走って走って!」グイッ
グリシャ「いや…でも診療とかに使う器具があるから…」
ミィーファ「そんな時は私におまかせあれぃ♪」ヒョイッ
グリシャ「うわっ…」
エレン「ミィーファ!俺も!」ピョンッ
ミィーファ「あいよっ!」ヒョイッ
ミィーファ「ミィーファ号いっきまぁーす!」ダダダダダッ
-
- 66 : 2013/11/09(土) 20:10:23 :
- エレン「すげぇこぇぇ!平地で飛んでてこぇぇ!」
グリシャ「………(コワイ…)」
-
- 67 : 2013/11/09(土) 20:16:14 :
- ミィーファ「はいっ!到着!」ストンッ
グリシャ「…(コンコン)…アッカーマンさん!イェーガーです!」
……………シーン………
ミィーファ「……?留守?…一回開けてみたら?」
グリシャ「そんなことを言ったって…人の家なのだから…」
ミィーファ「まぁいいからいいから♪」ガチャッ
グリシャ「こらっ!ミィーフ……………!?」
ミィーファ「…………………」
エレン「…?二人ともどうしたんだ……よ…………死…体…?」
ミィーファ「……殺されてる………誰だ…こんなこと…したの……」
ミィーファ「殺して……やる…」
ミィーファ「殺してやる!!」ダッダッダッ
エレン「あっ!待て!ミィーファ!」ダッダッダッ
グリシャ「二人とも待ちなさい!……って…行ってしまった…」
グリシャ「とにかく…憲兵を呼ばなくては…」
-
- 72 : 2013/11/11(月) 19:20:03 :
- ミカサ「(……私は…死ぬのか…お母さん…お父さん…)」
ガチャッ
ミカサ「(……?誰…?)」
エレン「ご、ごめんください…」ソォ
ミカサ「(…!?…私と同じくらいの子?……!もしかして…お母さんが話してた…あの…)」
人拐い「…!?おいお前!どうしてここがわかった?!」
ミィーファ「えっ…と…迷子になって…それで…」
エレン「小屋がみえたから…」ウルウル
人拐い「…(チラッ 危ないだろ?でも大丈夫…おじさんたちと…」
ミィーファ「…おじさん…わかったから…」
エレン「死んじゃえよ…クソ野郎…」ザバァ
人拐い「…ぐわぁっ……」バタッ
人拐い2「はっ…?嘘…だろ…?」
ミィーファ「よくやったエレン!あの子を解放してあげて!」
エレン「あぁ!」
ミィーファ「……ねぇ…おじさん…」ニコリ
おじさん「クッ…殺してやる…!」
ミィーファ「はぁ…情けない情けない…大の大人がこんなこと…」
おじさん「うるせぇ!よくも仲間をっ!」
ミィーファ「…?何いってるの?貴方…あの子の親殺したじゃない…」
ミィーファ「……殺り返すのみ…」ニタァ
ミィーファ「…消えろっ…」ザバァ
-
- 73 : 2013/11/11(月) 19:29:37 :
- 人拐い「うっ…」バタッ
ミィーファ「ふぅ……大丈夫?」
ミカサ「うん…私はミカサ…あと………三人いたはず…」
ミィーファ「…えっ…?」
人拐い3「…ガチャ…………!?おい、お前らが…殺った…のか…?」
ミィーファ「チッ…」
人拐い3「殺してやる…!!!!!!!」
ミィーファ「はぁ…エレン、ミカサ…警戒しといて…」
人拐い3「……!ニヤッ…」
ミィーファ「……?……………!!!エレン危ないっ!」ガバッ
エレン「…うわっ……は…?ミィーファ?」
ミィーファ「…うっ…あっぁ…」ハァハァ
エレン「!!!刺さってる!」
ミィーファ「そんなの…は…どうでも…いい…早く逃げ……」
人拐い3「らぁっ!」ドガッ
エレン「グワァッッッ……」
ミィーファ「…エレン…っ!」
ミカサ「…う…あぁぁ……また…」
!!!!
そうだ…コレまでにもこの光景をみてきた。
みて…みぬふりをしていた…
そうだ……この世界は……
残酷なんだ……
『勝ち』……しか生きる事の…
許されない…残酷な世界…
-
- 74 : 2013/11/11(月) 19:32:49 :
- ミィーファ「……しかた…が…ない…ミカサ……」
ミィーファ「……戦え…」
エレン「…そ…うだ…戦え…戦え!」
エレン「戦わなければ…」
ミィーファ「…勝てない…ミカサ…わかっているんでしょう?戦わなければならないことを…」
ミィーファ「………ならぁ…戦え…戦うんだ…また…大切な…人を…なくしたくないなら…強くあればならない…」
ミカサ「……グッ………うっ……うわぁぁぁぁ!!!!!」ゴォォォ
-
- 76 : 2013/11/11(月) 19:37:04 :
- ミィーファ「うぅ…痛い…」
グリシャ「本当に…こんな大怪我をしてっっっ!!」
ミィーファ「」ビクッ
ミィーファ「…ごめん…なさい…でも!助けたかった…私と同じように親がいなくなって…それで…」
ミィーファ「そのままじゃ…ミカサは!ミカサまで…殺されてたかもしれない!」
ミィーファ「殺されなくても…最悪な人生を送るに決まってる…」
-
- 77 : 2013/11/12(火) 07:11:59 :
- ミィーファ「…でも……ミカサの両親は……」ジワァ
エレン「それに憲兵だってこの時間に来ていたらミカサは ……連れ去られて…いた…」
グリシャ「……だからと言って……人を殺したのにはかわりがないんだ…」
エレン「違う!あんなのは…人じゃないっ!人の形をした有害な怪物だ!」
エレン「……ただ…駆除しただけ…だ………それだけ………」
グリシャ「……………」
-
- 78 : 2013/11/12(火) 07:13:42 :
- ミカサ「………イェーガー先生……私は…どうすれば…いいの?」
ミカサ「……寒い………」
エレン「……ん…やるよ…」
-
- 86 : 2013/11/12(火) 19:34:02 :
- あの、マジでやめてください。
では、投下!
ミィーファ「…!(マフラー…)」
エレン「…さみぃんだろ?やるよ…あったけぇだろ…」
-
- 90 : 2013/11/12(火) 20:08:06 :
- ミカサ「うん…温かい…」
グリシャ「…!そうだミカサ!私たちの家で暮らそう!君には充分な休息が必要だ…」
ミィーファ「よーしっ!買えるか!って人を殺したから母さんに叱られるぅ~!」
エレン「なにしてんだよ…はやく帰ろうぜ…俺たちの家に……」
ミカサ「……!………うんっ……帰る…………」
-
- 93 : 2013/11/12(火) 20:26:10 :
- ミィーファ「(はぁ…人は殺さないと決めたのに… )」
ミィーファ「(…………まぁ、ミカサは助けられたんだ…ひとまず良しとするか…)」
-
- 102 : 2013/11/13(水) 13:36:18 :
- ミィーファ「…!家に着いたよ!ミカサ」
ミカサ「……うん…」
ミィーファ「さぁて…母さんはどんなリアクションをするのか…」ドキドキ
エレン「…こえぇぇ…」ガクガク
-
- 103 : 2013/11/13(水) 13:43:20 :
- ミカサ「…母さん……か…」
ミィーファ「……ほら!はやく中に入ろう?」
ミカサ「…うん…」
ミィーファ「…たっだいまぁ!」
エレン「…ただいま…」
カルラ「お帰り…遅かったわねって…その子……誰?」
ミィーファ「…あとで詳しく話す…ミカサっていうんだ…一緒に暮らす事になった…」
カルラ「………そう…ミカサ…宜しくね…」ニコ
ミカサ「…はい……」
-
- 104 : 2013/11/13(水) 13:46:38 :
- ミィーファ「…エレンとミカサは先に部屋に行ってて…」
ミカエレ「…うん…」
-
- 106 : 2013/11/13(水) 14:00:38 :
- ミィーファ「…じゃあ話すよ…ミカサの両親は…殺された…」
カルラ「!!!」
ミィーファ「…それで人売りにミカサは連れ去られたんだ…私とエレンがその場所に行って…」
ミィーファ「…それで…殺した…」
カルラ「……」
ミィーファ「…ごめんなさい…私はまだしも…エレンとミカサまで…」
ミィーファ「人を殺さなければいけない状況にしてしまった……ごめんなさい…」
ミィーファ「……それに…もう…人を殺さないって決めたのに…」
ミィーファ「…エレンがミカサに私が作ったマフラーを渡したんだ…」
ミィーファ「それで…ミカサは暖かいって…悪を倒すのも時には必要…だけど…」
ミィーファ「倒すだけが…その人を救う事ではない…」
ミィーファ「…あんな風に心にマフラーを巻いてあげるだけ…助けてあげるだけでも…それだけでも…人を救えるのに…」
ミィーファ「……私は…こんな形でしか…人を…救えない……」
ミィーファ「…誰も救えないっ!……」ポロポロ
ミィーファ「…ッ……ガタガタ…」ポロポロ
ミィーファ「…ごめんなさい…ごめんなさい…恐い…壊れてく…私のせいで…恐いよぉ……」ガクガク
-
- 108 : 2013/11/13(水) 14:07:05 :
- ミィーファ「……うぅっ…」ポロポロ
カルラ「…そんなの…どうでもいい…まだ貴方は子供なのよ?救う、救わないじゃない…」
カルラ「まず、自分等が助かる方法をみつけなくちゃ…いけないでしょう?」
カルラ「こんな怪我して…」スッ
ミィーファ「い''っ」
-
- 110 : 2013/11/13(水) 14:17:00 :
- カルラ「痛み、我慢しているんじゃないの?」
カルラ「……本当にもう…今日は寝なさい…」
ミィーファ「…はい…」
カルラ「あと…あなたがどんなに悪いことをしても…私はずっと家族だからね…何かあれば相談して…お休み…」
ミィーファ「…!!……おやすみっ!」ニコッ
-
- 117 : 2013/11/13(水) 14:33:47 :
- エレン「あっ…ミィーファ!何の話を?」
ミィーファ「ん?あぁ…ミカサの事だよ…じゃあお話しよっか!」
ミカサ「ねぇ…ミィーファさん…」
ミィーファ「なに?あと、ミィーファでいいよー!敬語とかなしで…」
-
- 123 : 2013/11/13(水) 14:44:40 :
- ミカサ「うん…ミィーファは、男?」
ミィーファ「…………えっ……?」
ミカサ「いや、男前だなぁーって思って…」
-
- 127 : 2013/11/13(水) 14:51:34 :
- ミィーファ「そっかー…女だよ?」
ミカサ「あっ…ごめん…」
ミィーファ「別にいいよ!ってエレン寝てるw」
ミカサ「早い…」
ミィーファ「きっと疲れたんだろうね…人を殺したから…」
-
- 129 : 2013/11/13(水) 14:53:42 :
- ミィーファ「………………ねえ、話したいことがあるんだけど、
いい?」
-
- 130 : 2013/11/13(水) 14:54:03 :
- ミカサ「うん……」
-
- 131 : 2013/11/13(水) 15:01:59 :
- ミィーファ「母さんいるじゃん…本当は、本当の母さんじゃないんだ」
ミカサ「えっ……?」
ミィーファ「私の両親は、ある感染病にかかって………死んだ…それで、
ここにきたんだ…最近…」
ミカサ「私と同じ…」
ミィーファ「うん…だからほっとけなかった…」
ミィーファ「その結果、ミカサやエレンに酷い事をさせてしまった…」
ミカサ「ううん…お母さんとお父さんの仇とれて嬉しい…後悔はしてない…」
-
- 133 : 2013/11/13(水) 15:14:29 :
- ミィーファ「……そっか……………明日、友達紹介するね…」ニコッ
ミカサ「友達?私とミィーファは…?」
ミィーファ「なにいってんの?家族でしょ?」
ミカサ「…うんっ…何人?その友達…」
ミィーファ「一人…でも…その人だけでいいくらいイイヤツ」ニッ
ミカサ「よかった…」ニコッ
ミィーファ「初めて笑ったんじゃない?じゃあ寝ようか、お休み…」
ミカサ「お休み…………」ニコッ
-
- 147 : 2013/11/13(水) 21:02:14 :
- 【そして次の日】
ミィーファ「オハヨ!ミカサ起きて…」フワァァ
ミカサ「…ん……おはよう…」
ミィーファ「(これからもしっかり生きてこうさぁ、
一日の始まりだ!)」
-
- 149 : 2013/11/13(水) 21:13:13 :
- http://www.ssnote.net/archives/2665
続きです。
是非、みてください!
-
- 152 : 2013/11/18(月) 20:53:28 :
- http://www.ssnote.net/archives/3029
3話目
ミィーファ「大喧嘩でミィーファイェーガー去る」
始めました。
どうぞご覧ください。
-
- 157 : 2013/11/22(金) 19:03:57 :
- http://www.ssnote.net/archives/3256
ミィーファ「私はまだ弱い…」
続きです!
-
- 158 : 2013/11/24(日) 08:38:21 :
- http://www.ssnote.net/archives/3395
ミィーファ「訓練兵団に入団だ!」
続きです。
-
- 159 : 2014/06/08(日) 13:47:42 :
- このssは未登録での筆記となったので
編集できないので注意事項等を_
・オリキャラおk
・gdgdおk
な方はどうぞ⇒
【このseriesについて】
本家、進撃の巨人の内容に沿って話を進めていく。
でもその中でオリキャラを入れることによって話の展開をかえたり
できると考えたことにより『ミィーファ・イェーガー』を登場させている。
勿論、本家のシリアス感や他にもほのぼのとした感じやギャグ要素も取り入れている。
※私ユーザーをこの『ミィーファ・イェーガー』にかぶせている訳ではないので御理解宜しくお願いします。
- 著者情報
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