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リヴァイ「お前にドレスを着せてみせる」ハンジ「やれるものなら?」※リヴァハン
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- 1 : 2014/04/22(火) 22:20:53 :
- ギャグありでハッピーエンドを目指したいと思います!
2人はもう恋人です、兵長が結婚しようと告白する話です。
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- 2 : 2014/04/22(火) 22:24:11 :
- 期待です♪(*´∀`)
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- 3 : 2014/04/22(火) 22:25:49 :
- >>2
ありがとうございます♪
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- 4 : 2014/04/22(火) 22:37:53 :
- ハンジのドレス姿
想像
俺「オロロロロロロロロロロロロ」ビチャビチャ
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- 5 : 2014/04/22(火) 22:58:29 :
- >>4
ええと…ビチャビチャという効果音の意味が分からなかったのですが、とりあえず楽しんで頂けたらなと思います!
ハンジさんのドレスアップは…どんなものになるのでしょうかww
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- 6 : 2014/04/22(火) 23:09:35 :
- ハンジ視点です!
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- 7 : 2014/04/22(火) 23:54:00 :
私は自分の部屋へと溜めていた本の山を眺めて息をついた。
ハンジ「あ~あ、こんなんなら読み終えたやつは、ちょっとずつ返しておけばよかったかな?」
モブリット「だから、毎度言っておいたじゃないですか。読んだら片付けなさいって、」
横からの声に私は頬を膨らませた。
人類の自由を勝ち取って約一週間、勝利を収めたからと言って、いきなり何かが変わるわけではなかった。
書類仕事は山積みだし、調査兵団だってなくなるわけではないし、壁外との隔てである壁がなくなったわけでもない。
一歩一歩と、少しずつ、人類は自由を実感していくのだ。
ハンジ「だってさ~、片付ける時間もなかったし」
モブリット「まあ…そうですよね」
ハンジ「う~む、こんなとき、」
ミケでもいたらなあ…と呟こうとして、止めた。
毎度、大きな持ち物を率先して持とうとしてくれた優しい友人は、もういないのだ。
それに些か、目頭が熱くなるのを感じたけど、必死に頭を振って明るい話をしようと決めた!
ハンジ「よし!!モブリット!今日中にこの本の山を無くすぞ!!」
モブリット「ええっ!!?無理でしょ!こんなにたくさんあるのに!」
ハンジ「そうだね、だが、だからなんだ!私はやると言ったらやる女だよ!!」
モブリット「はあ、…仕方ないですね…。頑張りますか!」
ハンジ「おう!」
私とモブリットは本の山のほんの一部分を抱えて、地下の書庫に向かった。
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- 8 : 2014/04/23(水) 00:09:31 :
分隊長になってから、部下に必要な本を持ってこさせていたので、久しぶりに書庫の匂いを嗅いだ。
訓練兵の頃から、忍び込んで読み漁っていた、ここの本たち。
きっと読んだことのない本は、もうここにはないだろう。
ハンジ「かああああ、ひっさしぶりだわ!ここ!」
モブリット「反応がおじさんみたいですよ、ハンジさん」
ハンジ「うるさいやい!さ、まだまだいっぱいあるんだから、早くもとの場所に戻しちゃおう!」
モブリット「はい!」
分野ごとに並び替えたこの本棚に、手元の本を元ある場所に返すのは、さほど時間は掛からない。
早々に終えて、まだ本を戻している最中であるだろうモブリットの姿を探すために、少し奥のほうへと足を進めると、
ある本が目に止まった。
それは、私に壁外への夢を与えてくれた、思い出の一冊だった。
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- 9 : 2014/04/23(水) 18:52:42 :
- 卿様ファイト‼︎(・ω・)ノ
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- 10 : 2014/04/23(水) 19:30:50 :
- フアイト!
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- 11 : 2014/04/23(水) 21:39:22 :
- 遅ればせながら期待☆です(^-^)
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- 13 : 2014/04/24(木) 18:51:53 :
- はいはじめましてです(^-^)/
こんな私ですが応援させていただきます(^o^)/
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- 14 : 2014/04/24(木) 22:28:51 :
- >>13
otaotaさん!
いいえ!そんな!
応援してくださる方は全員神様と崇めさせていただきます♪
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- 15 : 2014/04/24(木) 22:33:56 :
リヴァイ「おい、」
ハンジ「…」
リヴァイ「…ちっ」
バシンッという音と共に強烈な痛みが私の頭に広がった。
ハンジ「いってえええぇぇええ!!!?なにすんだよっ、このクソチビバカアホリヴァイ!」
リヴァイ「おう、クソ眼鏡。俺を無視するとはいい度胸じゃねえか、あん?」
ハンジ「はあ?…はあ?ちょっと無視されたぐらいでキレんなよバーカ!」
あまりの痛さに涙目になりながら、私はいつの間にか自分の部屋にいた恋人に向かって、食って掛かった。
だが、等の本人は何のその!私の怒りなんか軽くスルーして、私の手元を見ている。
私の手にあるのは書庫で見つけた古い、思い出の本。
リヴァイ「なかなか久しぶりじゃねえか、その本」
ハンジ「うん…確かにそうだね」
この本はまだ調査兵団に入りたての頃、リヴァイに何回も、それこそ見た瞬間に逃げ出したくなるくらいに何回も見せた。
リヴァイだけじゃない、同期のミケやナナバ…ゲルガーにリーネ…あとエルヴィンにまで、皆に見せた大事な本。
それは埃を被るほどに放っておかれ、5年ぶりに書庫から外へと出されたのだ。
ハンジ「内容…覚えてる?」
リヴァイ「ああ…何処かのクソ野郎が嫌になるほど見せてきやがったからな」
ハンジ「何おう!!?」
リヴァイ「で、何故それを今さら読んでいるんだ?」
ハンジ「う~ん、これから必要になるんだよ」
リヴァイ「ほう」
ハンジ「巨人の脅威は解決された。ならもう壁内に留まる理由もない。
私はこの本に書いてある理想の世界、海や雪山、ここに記してある学者達の夢が本当にあるのか、見に行きたいと思うよ」
リヴァイ「調査兵団を抜けるつもりか?」
ハンジ「うん……でさ、リヴァイ、」
もしよかったら貴方も一緒に…
そう言おうとしたけど、止めた。
この人は今や全人類の自由の証みたいなものだ。
一緒に行こうなど、言っていいはずもない。
リヴァイ「…なんだ?」
ハンジ「へ?あ~いや、その…ずっとリヴァイの顔眺めてたら、なあんか結婚したくなっちゃったあ~って!」
リヴァイ「…」
ハンジ「…」
リヴァイ「…」
え?なにこの沈黙
リヴァイ「なんだ。やっと思ったのかクソ眼鏡。いいだろう、お前がそこまで言うならば、」
リヴァイ「結婚するぞ」
うん、はい?はいいいいい!!?
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- 16 : 2014/04/24(木) 22:57:47 :
私達の先程までの会話は、翌日に兵団内全てに知らされた。
まあ、私とリヴァイが交際をしていたことは、大概の兵士が知っているので、噂が広まるのは当たり前なのだが。
私としては、すぐにエルヴィンに兵団脱退を申し出ようとしていたので、この雰囲気はあまりよろしくなかった。
そりゃあ、リヴァイとの結婚が嬉しくない訳がないのだ。
今も嬉しすぎて涙が零れそうなくらいに、嬉しい。
だが、彼に自分がふさわしいと言えば、そうではなくて。
ハンジ「こりゃあ…逃げるしかないかな?」
私が逃げたらリヴァイは怒るかもしれない、
でも、人類最強の妻が、奇行種の変態でいいはずがないのだ。
そこまで考えた瞬間に、後ろから肩に腕を置かれた。
後ろを振り向けば、エルヴィンの姿。
彼はなんだかしらないけれど、ぞっとするくらいに満面の笑みを浮かべている。
うわあ…なんか、こええ…、
エルヴィン「やあ、ハンジ。話は聞いたよ、ついにリヴァイと結婚するんだってな?」
ハンジ「…いや、その、」
エルヴィン「君はすぐに壁外に旅立ってしまうと思っていたが、よかった。
リヴァイが言わなければ、私が君に結婚を申し出て、何が何でもここに留まらせるつもりだったよ」
ハンジ「ここって…私はもうお役御免だと思っていたけど?」
エルヴィン「そんなことはない。まだお前は使えるさ…」
ニヤリと意地が悪げに笑ったエルヴィんを見て、私は背中に悪寒が走ったのを感じた。
こ、このままでは…この極悪上司に死ぬまでこき使われる…!!
これは何が何でも逃げなければ…壁外に!!!
殺される前に逃げるしかない!!!
私が内心でそう叫んでいると、ずっといたのか、エルヴィンの後ろにアルミンが真っ赤な顔をして、立っていた。
アルミン「ハンジさん!結婚おめでとうございます!」
ハンジ「いや、まだしてないからね?」
アルミン「盛大なものにしましょうね!!」
元気よく笑った目の前の彼は、近い将来、エルヴィンの後継となるであろう少年だ。
私には成ることが出来なかった彼の後釜。
ハンジ「羨ましいな…でも、すごく安心感があるよ」
私の呟きに、エルヴィンは私の意を悟ったのか、優しく微笑んだ。
エルヴィン「さて、ハンジ。ドレスの新調をしようか!」
ハンジ「へ?」
エルヴィン「先程リコに頼んでおいたから、もう業者が来る頃合だろう!さあ!行こうか!!」
ハンジ「ちょ、エルヴィン!まっ!?だからね!!」
誤解なんだああああああああああああ!!!
私はずるずるとエルヴィンによって業者が待つ部屋へと引きずられていったのだった。
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- 17 : 2014/04/24(木) 23:16:38 :
業者「ウエストはかりますね~、じゃあ次は~」
なんともヤル気のない業者さんがいたものである。
適当に、しかし正確に私の体のサイズを測っている。コイツ侮れないぜ!
それを余所に、壁にもたれかかって外を眺めるリコは溜め息をついていた。
ハンジ「どうしたんだい?リコ、そんな不機嫌そうな顔をして…ああ、いつものことか」
リコ「うるさいぞ、ハンジ。どういうことだ」
ハンジ「リコはいつも真面目な顔をしているから第一印象が怖いって言われちゃうんだよ。もっと私みたくさあ、」
リコ「貴様のように、年中ヘラヘラしていたらアホみたいな顔になるからごめんだ」
ハンジ「ひっでえ!クッソひでえぜ!」
あまりの言い様に私は頬を膨らませた。
そんなにアホ面じゃないやい!
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- 18 : 2014/04/25(金) 00:15:27 :
- (^_^*)良い展開になってきた〜!さぁ期待コールだ!期待!期待!期待!(・ω・)
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- 19 : 2014/04/25(金) 00:53:49 :
- おぉ…(・∀・´#)
期待っ!
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- 20 : 2014/04/25(金) 01:48:17 :
- 期待
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- 21 : 2014/04/25(金) 07:08:51 :
- ハンジさん...
超絶期待!!
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- 22 : 2014/04/25(金) 07:23:14 :
- 期待です‼︎
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- 23 : 2014/04/25(金) 08:12:40 :
- ハンジさん可愛いですね!
続きが楽しみです!
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- 24 : 2014/04/25(金) 11:36:26 :
- 期待
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- 25 : 2014/04/25(金) 14:01:46 :
- アホズラw
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- 26 : 2014/04/25(金) 14:52:12 :
- ハンジさんかわいい!
期待です!
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- 27 : 2014/04/25(金) 19:49:45 :
- 期待♪ファイト(◍⁃͈ᴗ•͈)४४४♡*
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- 28 : 2014/04/25(金) 22:10:35 :
- やっぱりリヴァハンはいいですね…(*´∀`)
私ももっと卿さんみたいに
上手く書けるようになりたいです…
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- 29 : 2014/04/25(金) 22:21:27 :
- なぜかにやけてしまう…期待!
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- 30 : 2014/04/26(土) 11:36:09 :
- わあ!皆さん、有難きコメントありがとうございます!
嬉しくて涙がほろり…頑張ります!!!
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- 31 : 2014/04/26(土) 19:26:53 :
- 卿さんのSSは最高です(^-^)がんばってください!!
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- 32 : 2014/04/26(土) 22:12:12 :
- ああああ///ありがとうございます!!
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- 33 : 2014/04/26(土) 22:28:40 :
業者が、もうやることはないと言いたげに部屋から出て行くと、静かな部屋に私とリコの二人だけとなった。
リコ「お前こそ、浮かぬ顔をしているじゃないか」
ハンジ「え…、うっそ、出てる?」
リコは疲れたように目を伏せると、こくりと頷いた。
そして、私の表情を確認するように、こちらに歩み寄ってくる。
リコ「結婚、不安なのか?それとも、不満なのか?」
ハンジ「…」
リコ「約全ての女が焦がれ、愛す人類最強が相手だ。普通の女なら、両手を挙げて喜ぶところだぞ?」
ハンジ「うん、…わかってる」
だから、余計に、私なんかでいいのか、不安なんじゃないか!!
半ば八つ当たりに近い言葉をリコに発しようとしたが、彼女の意外にも唖然とした表情に、私は驚いて、口を閉ざした。
リコ「貴様、何故泣くんだ?」
ハンジ「ふえ?」
リコ「その、すまない、言い過ぎたか?」
ポロリと落ちた涙に、私もリコも困惑して、とにかく二人で焦った。
ええ?ええええええええ?なんで?ちょ、なんで!!!?
ここは泣く場面じゃないじゃん!ちょっと早くね?
こんこん、とノックされ、私達は同時に扉へと視線をやる。
扉がゆっくりと開かれて、相変わらず不気味なくらいに満面の笑みを受かべるエルヴィンの姿がそこにはあって、
エルヴィン「やあ、終わったようだね。どうかな、結婚前の感想は…!」
ハンジ「…ひっく、…ひっく」
リコ「だ、団長…っ、」
鼻の辺りがつーんとして嗚咽を漏らす、若干涙の痕跡ありの私と、それに困惑しているらしくないリコを眺めた彼は、
ばたん。
と、扉を無常にも閉めたのだった。
おいおいおいおい!!
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- 34 : 2014/04/26(土) 22:42:37 :
逃げようとしたエルヴィンを全速力で追いかけて、私は彼を無理やり部屋に押し込んだ。
リコはエルヴィンが来たことで安心したのか、仕事に戻ると言って出て行ってしまった。
エルヴィン「いや、すまない。驚いて、つい逃げようとしてしまった」
ハンジ「おいおい!どんだけ驚いたんだよ!そしてなんでそこで逃げるんだよ!」
エルヴィン「だってなあ、私の知らないところで昼ドラが始まっていたのなら邪魔をしてはいけないと思ってだね」
ハンジ「うん、誤解だからね?どんな誤解が生じたかは知らないけど、とりあえず誤解だからね!」
エルヴィン「じゃあ、何故泣いていたのかな?」
エルヴィンの問いに私は首を横に振った。
わからないのだから、答えられないのだ。
ハンジ「なんか勝手に出てきた」
エルヴィン「ふむ、あれか?実はリコがリヴァイのことを好いていて、お前との口論になり…」
ハンジ「いやだから昼ドラ展開じゃないってば!!どんだけドロドロしたドラマ見たいんだよ!馬鹿エルヴィン!!」
エルヴィン「落ち着きなさい。ハンジ、私だってふざけているわけではないのだよ」
ハンジ「え?余計に悪くね?それをマジで言っている貴方に少しだけ私は落胆気味だよ!!」
エルヴィン「ごほん」
エルヴィンのわざとらしい咳に我に返った私は、彼の先程までと違って真剣な表情に、息を呑んだ。
もしかして、私を元気付けるためにわざとアホな話をしてくれたのかな?と首をかしげる。
エルヴィンは私の頭を優しく撫でて、微笑んだ。
それは普段通りの頼りになる、私の出来た上司の顔で、
エルヴィン「さて、悩み相談でもするかい?」
ハンジ「…お願いします」
それに安心したのか、私は自分でもびっくりするくらいに素直に頷いた。
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- 35 : 2014/04/27(日) 13:07:03 :
- なんかリヴァハン書くと、必ずエルヴィンパパが出てくるなあ…と思った件(´・ω・`)
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- 36 : 2014/04/27(日) 13:13:56 :
- エルヴィンパパwwwwww
KITAI★☆〜(ゝ。∂)
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- 37 : 2014/04/27(日) 15:21:23 :
- >>36
エレン&アニ&兵長ハッピーエンド期待!さん!
期待コールありがとうございます!
リヴァハン大好きなエルヴィンパパが好きでして…w
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- 38 : 2014/04/27(日) 16:06:43 :
- エルヴィンパパwwwエルヴィンはパパでよしwwwてかあの大柄からそんな言葉が出てくるとはww期待です!
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- 39 : 2014/04/27(日) 16:32:17 :
- エルヴィンパパw
期待です( ̄^ ̄)ゞ
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- 40 : 2014/04/27(日) 16:34:05 :
- ごめんなさい上私ですT^T
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- 41 : 2014/04/27(日) 19:39:06 :
- パパw
めちゃくちゃ期待しとるでっせー!
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- 43 : 2014/04/29(火) 14:51:35 :
私の考えていること全てを口にすれば、目の前の彼は怒ったような、困ったような目をして、口角を曲げた。
エルヴィン「ふむ、なるほど…君にしては珍しく、自虐的な事を言うのだね」
ハンジ「…否定はしないよ」
エルヴィン「私が何か言っても、君には届かないかもしれないが…人類最強の隣にいるのは、許された人間だけだ。
…とだけ言っておこうかな?」
ハンジ「私がリヴァイの隣にいるのは…許されているってこと?でもさ、例えリヴァイが許してくれても世間は許さない。
きっと…リヴァイの評価も下がっちゃうよ…」
エルヴィン「ハンジ…」
エルヴィンは私に自分の隣においでと笑った。私はこくりと頷いて彼の隣に座り、肩に頭をおいた。
訓練兵の時から彼には世話になった、だから安心して悩みを言えるし、自分を任せられた。
エルヴィン「もし気が進まないのならリヴァイに断りを入れなさい。もっとも…君にできるのなら、ね」
私は苦虫を噛んだように表情を歪めて、彼の表情を盗み見た。
エルヴィンにはわかっているのだ。
私が、自分は相応しくないと思いながらもリヴァイとの結婚を心待ちにしていることを。
ハンジ「エルヴィン…」
エルヴィン「すまない。少し意地が悪かったね…ハンジ…自分に嘘をついてはいけないよ?絶対に、だ。
嘘をつけば後悔しかないからね」
ハンジ「…うん…ありがとう…」
私はエルヴィンの胸に顔を埋もれさせて、笑った。
リヴァイ「そういう事かよ…」
声の方向に目をやれば、リヴァイの姿がそこにはあった。
彼の目には完璧に怒りが宿っていて…これは何か誤解されているような気がした。
リヴァイ「クソ眼鏡が…エルヴィンを口説くとはやるじゃねえか」
ハンジ「は…?」
リヴァイ「気づかなかったぜ、お前たちが俺の知らんところでそういう関係だったとはなあ…」
ハンジ「リヴァイ…?」
此方を見るリヴァイは今までに向けられたことがない、冷たい眼をしていた。
ドクリと身体が震えた。
リヴァイ「エルヴィンとの関係を壊したくなかったから俺との結婚は乗る気じゃなかったってわけか、俺はてっきり…いや、どうでもいいか。
安心しろ、ハンジ。結婚は止めだ。」
ハンジ「リヴァっ…待って!ちが、…!」
リヴァイ「…」
リヴァイは私を一睨みすると、部屋から出て行ってしまった。
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- 44 : 2014/04/29(火) 15:32:57 :
エルヴィン「待ちなさい!リヴァイ!」
エルヴィンはリヴァイを追うために、部屋から出ようとするが、それを私が止める。
閉まろうとする扉の間から、愛しい恋人だった男の後姿が見て取れた。
一度も振り返ることなく去っていく、その後どうしたのかは、完全に閉ざされた扉によって見ることは敵わなかった。
ハンジ「…いいんだ、エルヴィン」
エルヴィン「ハンジ、先も言ったが、自分に嘘をつくな」
ハンジ「嘘なんかついてない!!」
エルヴィン「後悔するのはお前だぞ!!!」
ハンジ「分かってる!!!」
私は耐え切れない、この気持ちを乗せてエルヴィンに向かって言い返した。
わかってる!早く彼の誤解を解かなくては、じゃないと私は後悔する!だが、誤解が解けたらどうする?
結婚間近で、やっぱり結婚できないとでも言うのか?その方がよっぽど、最低じゃないか!
このまま私はリヴァイと別れればいいんだ!
彼は私のことなんか忘れて、どこかの素晴らしい、彼にふさわしい女性と、幸せになればいいんだ!
そうすれば、私だって、彼のことなんか忘れて存分に壁外に旅立てるし!
ハンジ「…これで、いいんだ…」
エルヴィン「…ハンジ?」
ハンジ「ごめんね!エルヴィン!せっかく業者やら何やらしてくれていたのに、水の泡にしてしまって!」
エルヴィン「…ハンジ」
ハンジ「ごめんね、私と交際疑惑なんか立てられちゃって!まあ、リヴァイが他言するとは考えられないから大丈夫だよ!」
私はどうにか、この目の前の優しい彼の前で笑顔を作った、そして逃げるようにこの話題を口にする。
ハンジ「私、調査兵団、辞める事にしたから―――」
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- 45 : 2014/04/29(火) 15:34:42 :
- うわあああやめるなぁぁぁ
期待!
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- 46 : 2014/04/29(火) 15:36:08 :
- >>45
ハニー☆
コメントありがとう!
ハンジさんにはやめないでほしいよね!ダーリン頑張るぜ!
はぐはぐ!
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- 47 : 2014/04/29(火) 15:36:15 :
- 前半終了です!
ここまででコメント&星を下さった方々、ありがとうございます!!
皆様の期待に応えられるように頑張りますので、応援よろしくお願いします!
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- 48 : 2014/04/29(火) 15:36:58 :
- お疲れ様!がんばれーーー!ふれーふれー!
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- 49 : 2014/04/29(火) 15:37:43 :
- はにいいいいい!!愛してる!!
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- 50 : 2014/04/29(火) 15:38:51 :
- 僕もハニーにエールを!
ふれふれ♪はにい!頑張れ頑張れはにいいいい!☆L(´▽`L )♪
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- 51 : 2014/04/29(火) 15:40:10 :
- リヴァハン、私も大好きです!!
面白かったです・・・、それとハンジさん可愛かった♪
お疲れ様でした^^♪
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- 52 : 2014/04/29(火) 15:41:56 :
- >>51
絆慈さん!
コメントありがとうございます♪
リヴァハン!いいですよね~、続きをお楽しみに♪
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- 53 : 2014/04/29(火) 15:47:00 :
- 後半は兵長視点で行きたいと思います!
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- 54 : 2014/04/29(火) 16:44:11 :
- ハワワハンジΣ(゜Д゜)
辞めんな!
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- 55 : 2014/04/29(火) 16:45:35 :
- >>54
ハンジもどきさん!
コメントありがとうございます♪
まったくですよ!ふんふん!←殴r
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- 56 : 2014/04/29(火) 16:50:08 :
自室の扉を閉めて、八つ当たりを込めて設置されていた椅子を蹴り飛ばした。
壁に激突して壊れた残骸を眺めて、思わず舌打ちをする。
リヴァイ「クッソ…眼鏡…」
先程、リコ・プレツェンスカに、ハンジが泣いていたと聞いて部屋を覗けば、エルヴィンと抱き合っていた俺の恋人。
少し前から何かを言おうとして言葉を濁すハンジが気になってはいたが、気持ちが先走り、結婚事を優先してしまった。
心の準備ができていないのか、壁外に行くことについて悩んでいるのかと心配してやれば、あれだ。
これがイラつかずにいられるだろうか?
まだ覚えているあの光景を思い浮かべてはイラつきが増す。
クソが…
リヴァイ「何よりも、言い訳一つしやがらねえアイツがムカつくんだよ…」
お前が違うと言えば、誤解だと言えば、俺は信じてやるのに…
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- 57 : 2014/04/29(火) 22:14:42 :
- ・・・。
(期待期待期待期待期待期待)
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- 58 : 2014/04/29(火) 22:27:05 :
- >>57
ハンジもどきさん♪
心の中の期待コール、ありがとうございますww
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- 59 : 2014/04/29(火) 22:41:12 :
- リヴァイ誤解やのに、、
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- 60 : 2014/04/29(火) 22:43:15 :
- >>59
ゆらゆら~さん!
コメントありがとうございます!
ちょっと王道の喧嘩に入ってみましたww
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- 61 : 2014/04/30(水) 23:23:10 :
コンコンッ、
エレン「兵長!何か凄い音がしましたけど、大丈夫ですか!?」
リヴァイ「…」
エレン声耳に入り、俺は部屋の扉を開けた。
廊下から此方を見てくるのは、104期の仲良し三人組。
いや、一人は見てくるとは言えねえな、睨んでくると表現した方がいい。
この女、ミカサ・アッカーマンは最後まで俺を目の敵にしやがって…何かしたか?
っち、ただでさえ苛ついてんだ、適当にエレン殴って憂さ晴らしでもするか…
リヴァイ「て、どんなクソ野郎だ俺は…ちっ」
エレン「あの…兵長?」
リヴァイ「いや…何でもない。何か用か?」
エレン「あ、はい!ハンジさんとの結婚をいち早くお祝いに…」
リヴァイ「…」
タイミングが…わりい…エレンよ…お前は確かに死に急ぎだ。
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- 62 : 2014/05/01(木) 23:20:11 :
- 展開悩み中なので休日に進めます!
すいません!
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- 63 : 2014/05/01(木) 23:22:34 :
- 期待だ!
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- 64 : 2014/05/03(土) 14:30:03 :
- 頑張ってください!俺はこのssをおうえんしまぁぁああす!!KI☆TA☆I
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- 66 : 2014/05/03(土) 22:10:23 :
ミカサ「チビ…いや…兵長、結婚おめでとうございます。
別に興味はありませんが、エレンが酷く喜んでいる…ので、幸せになればいいと思います」
アルミン「ミカサ!なんだか失礼だよ!すみません兵長!」
エレン「式はいつなんですか?ハンジさんのドレス姿はきっと綺麗でしょうね!」
頬を赤く染めて言ってくるエレンに、俺は呆れやら苛つきやらを極力隠しながら言ってやった。
リヴァイ「悪いがな、アイツは俺を愛していなかったらしいぞ?
今頃エルヴィンと駆け落ちの計画でも建ててやがるんじゃねえか?」
エレン「え、団長?」
リヴァイ「ああ…。はっ、さっきも抱き合ってやがったからな、アイツらは、」
思い出したくもない映像が頭に走って、無意識に舌打ちをする。
ああ、苛つくな…、
自分が生涯最初で最後の相手にしたいと思うほどに愛していた女。
愛していたなら、エルヴィンとのことは俺の誤解で、ハンジが浮気なんかするはずがないと信じてやるのが普通だろう。
だが、俺は…愛していたからこそ、底から湧き出る怒りを隠すことなんか出来なかった。
今にも、俺以外のものになるアイツを想像しただけで…、
虫唾が走る。
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- 67 : 2014/05/03(土) 22:11:52 :
俺は握り拳を固く作り、壁を殴り付ける。
エレン「へへへ、兵長!!?すいません、俺達…何かしましたか!?」
ミカサ「エレン…下がって、」
エレン「ばっ、何でお前は構えてんだよ!?」
リヴァイ「…」
俺はエレンらを捨て置いて自分の部屋から出ると、走り出した、ハンジの部屋に行くために。
廊下ですれ違う奴等は、みんな俺を恐れて逃げ出した、よほど悪人面に拍車が掛かっているんだろうな。
だが今の俺には関係ない。
ただただ、ハンジの部屋へ、…向かってどうするつもりだ?
エルヴィンとのことは誤解か、それとも真実か、確かめにいくのか?
もし…真実であったら?
リヴァイ「その時は…どうする?」
足取りはどんどん遅くなり、ついには止まった。
リヴァイ「俺は…どうすればいい」
もう少し歩けばすぐにハンジの部屋だ。
もし…そこでハンジがエルヴィンと一緒であったら?
俺は…
エルヴィン「何をしている?リヴァイ」
-
- 68 : 2014/05/03(土) 22:14:08 :
リヴァイ「……エル…ヴィン…っ」
目の前に現れた男に俺は抑えきれない殺気を放つ。
今現在、殺したいくらいに憎い奴だ。
リヴァイ「なぜ…ここにいる?」
エルヴィン「誰かさんがハンジを泣かせたからな、泣いている彼女を一人にするわけにはいかないだろう?
お前こそ、どうした?」
リヴァイ「…別に、」
エルヴィンに背を向けて、来た道を引き返そうとしたときに背中に伝わるのは、滅多に聞かない奴の怒りに似た声。
エルヴィン「誤解だよ、リヴァイ…彼女と私は何もない。彼女は私のことをどうとも思っていないだろう」
リヴァイ「…」
エルヴィン「私はお前たちのことを影ながらも応援していたんだが、…先ほど、気が変わったよ」
リヴァイ「…」
エルヴィン「お前と彼女がすれ違いをしている隙に、私は彼女を私のものにすることにした」
リヴァイ「!?」
反射的に振り向けば、冗談とは思えないほどに真剣な眼差しが俺を射抜く。
リヴァイ「お前…誤解だと言ったのは嘘か?」
エルヴィン「いいや?本当に誤解だが…私の気持ちは真実だよ。
リヴァイ…私は三日後に結婚を申し込み、無理やりにでも結婚するつもりだ。彼女がなんと言おうと、ね」
リヴァイ「てめえっ…」
エルヴィン「俺なら必ず幸せにできる。お前と違い、彼女を信じ、泣かせたりなんかは、しない」
リヴァイ「…っ、」
何も言葉は出ずに、唇を噛むくらいしか俺には出来なかった。
隣を通りすぎるエルヴィンのことを睨むことすら、俺にはできない。
エルヴィン「三日後だ、忘れるなよ」
…くそっ、
-
- 69 : 2014/05/03(土) 22:42:20 :
- ちょっと兵長が可哀想になってきたところでギャグに入ります!
-
- 70 : 2014/05/04(日) 11:05:21 :
- 期待!泣いてるハンジさんかわいいんだろうなぁww←
-
- 71 : 2014/05/04(日) 11:18:07 :
- >>70
リヴァハン好きすぎて窒息さん!
期待コールありがとうございます!そりゃあきっとクッソかわですよ♪←殴r
-
- 72 : 2014/05/04(日) 20:51:09 :
翌日の朝早く、俺は早足である男の部屋へと向かった。
ある男とは、この目の前で頼りなさ気に困った顔で笑うハンジの副官、モブリットだ。
モブリットは、自分で用意した茶をすすりながら俺を少しの哀れみを込めて見つめてくる。
モブリット「はあ…そんなことがあったんですか」
リヴァイ「ああ…」
モブリット「そりゃ、うちのハンジさんは可愛いですから、世の男性はいちころですよね!」
リヴァイ「ああ」
モブリット「というか、兵長がハンジさんに誤解だったことを誤って、仲直りしちゃえば良い話じゃないですか?」
リヴァイ「ああ、そうなんだが…」
モブリット「はい?」
リヴァイ「どう誤ればいいか分からない、それと、ハンジが俺との結婚に何かしら抵抗があるのは真実なんだ」
確かに、ハンジは俺のせいで泣いていたのだろうが、俺が誤解する前にすでに泣いていた理由が分からないのだ。
エルヴィンとの関係が壊れるから泣いていたと昨日まで勘違いしていたが、エルヴィン本人から、それは誤解だと言われた。
ならば何故?ハンジは泣いた?
リヴァイ「それを突き止めなければ、アイツと俺は、結婚などできはしない…」
モブリット「…しかし、兵長。早くしないと、本当にハンジさん…団長に取られちゃいますよ?」
リヴァイ「…あの野郎…ハンジの意見は無しに無理やりとか言ってやがったな…、っち」
エルヴィンとハンジが結婚?そんなこと、させてたまるかよ…
-
- 73 : 2014/05/05(月) 12:47:23 :
- リヴァドラ『ハンジと結婚じゃとぉおお!?エルビィィイイイン!!死刑じゃゃああ!』
エルビーン『』(エー俺の名前ーw)
リヴァイ『同意』チャキッ
エルビーン『』オワタ\(^○^)/
-
- 74 : 2014/05/05(月) 13:18:55 :
- >>73
リヴァドラさん!
ww、エルヴィンオワタwwwすいませんお腹痛いww爆笑しましたw
-
- 75 : 2014/05/05(月) 13:34:48 :
- wwww
〜>>73の30秒後〜
エ/ル/ビ/ー/ン「」チーン
-
- 76 : 2014/05/05(月) 13:50:06 :
- >>73ワロタwwww期待です!
-
- 78 : 2014/05/05(月) 14:44:43 :
モブリット「そういえば…ハンジさん、書庫で本を拾ってから少し様子が変ですよね…」
リヴァイ「本…?」
そういえば、書庫で昔、嫌というほど見させられた本を見つけたと言っていたな…。
そうだ、アイツは確か、言っていたのだ。
ハンジ『巨人の脅威は解決された。ならもう壁内に留まる理由もない』
その後にアイツは俺に何か言おうとしていた。
ハンジ『うん……でさ、リヴァイ、』
なんだ?
アイツは俺に、何を?
モブリット「その本って、何が書いてあるのですか?」
モブリットの問いに俺は昔得た記憶を呼び起こす。
-
- 79 : 2014/05/05(月) 15:03:10 :
当時から憲兵の禁書やらを持ち出していたハンジは、気に入ったものがあると、その本への感想や意見を俺達に語りに来ていた。
ただ、あの本は気に入ったものなかでも、一番ハンジが文句を言っていた作品だった。
ハンジ「ねえ!聞いてよ!皆、この本なんだけどさ!」
エルヴィン「また、面白いものを見つけたのかな?ハンジ」
ゲルガー「てか、憲兵に侵入したの、ばれたらヤバイって前から言ってなかったか?」
エルヴィン「安心しなさい、ナイルに話は付けておいた」
ミケ「脅した、の間違いだろう?」
エルヴィン「そうとも言う」
ハンジを娘のように可愛がっているエルヴィンは、当時から親バカを発揮していた。
エルヴィンの言葉にナナバがニヤリと笑うと、ハンジに続きを促した。
ナナバ「で?次はどんな面白い話を聞かせてくれるの?ハンジは」
ハンジ「うん!この本てばさあ!全然、なあんにも過程がないんだよ!」
エルヴィン「過程?」
ハンジ「うん。全て結論だけなんだよ!ここなんかさ、」
ハンジは細長い指で一つの挿し絵と文を指差した。
-
- 80 : 2014/05/05(月) 15:14:21 :
ハンジ「世界の果てには青い海がある、ほらね?この絵に対して、説明はこれだけなんだよ?
何故青いのか、何故あるのか、全然書いていないんだ!」
確かに、青い海に対する学者の説明はそれだけで、後はこれに対する思いだけが記されていた。
リヴァイ「つまり、ただたんにソイツの妄想で書いた世界ってことか、別におかしくもねえだろ。
こんな世の中だ。夢を見る奴なんか腐るほどいやがる」
エルヴィン「いいや、そうとも言えないぞ?この学者は読者が納得できる過程のもとで結論をだしたことで有名な筆者だ。
この筆者がこんなお粗末な作品を書くなんて、何かあったと考えてもおかしくはない」
リヴァイ「…俺は頭の良い奴の考えることは分からん」
ゲルガー「同じく!もう頭いてえ!」
ミケ「例えをだすと、潔癖症のリヴァイが突然掃除を止めた、ゲルガー、そんなことが現実で起こったらどうする?」
ゲルガー「こりゃあ事件だ!って大騒ぎしますね!」
リヴァイ「…ありえないがな」
ナナバ「リヴァイだって、毎日風呂に入るハンジなんて想像できないだろ?」
リヴァイ「ぞくりとするな」
ハンジ「おいおいおいおいおい!!」
-
- 81 : 2014/05/05(月) 15:23:58 :
ミケ「それと同じだ。過程でヒットしていた筆者が、過程を記さなかった。それはおかしいだろ?」
リヴァイ「なるほどな」
ゲルガー「さっすがミケさん!分かりやすいっす!」
やっと納得した俺達を見て、ハンジは続けた。
ハンジ「でさ!私はこう思うんだよ!もしかしたら、この筆者は、本当に海を見たんじゃないかなって!」
エルヴィン「ほう、」
ハンジ「本物に触れて、感じて、これに言葉は要らない、そう思ったんじゃないかなって!」
ナナバ「なるほどね~、ならこの絵も筆者本人が実物をみて、そのまま描いたのかもしれないね」
ナナバはなめらかに挿絵をなぞると、愛しそうに興奮するハンジを見た。
-
- 82 : 2014/05/06(火) 06:52:44 :
- リヴァイ頑張れ!
ハンジとうまいこといって‼︎
期待♪
-
- 83 : 2014/05/06(火) 11:20:22 :
- >>82
ゆらゆら~さん!
兵長応援コールありがとうございます♪早く仲直りしてほしいですね♪
リヴァイ「お前のせいだろうが…削ぐ」卿「ぎゃああああああ!」
-
- 84 : 2014/05/08(木) 23:23:03 :
ハンジ「まあ、学者の記した本としては失格以外の何物でもないけどさ!というか、よくこれを出版したよ!」
リヴァイ「言いたい放題だな、おい」
ハンジ「でもだよ!本として、学者として最低なものだけどさ!これを読んで私は、胸が高ぶるのを感じたよ!!
場所も、手掛かりも、何も記されていないこの本には…確かに海が"ある"という希望が記されていた!」
ハンジはキラキラと目を輝かせながら身体を興奮からか、震わせた。
天へ向かい、両腕を広げて思うままに叫びだした。
ハンジ「かああああああ!早く見てええええ!壁外遠征はまだかなああああ!!!」
リヴァイ「…ちっ、うるせえよクソ眼鏡」
ゲルガー「まあでも!あれっすよね、ハンジの話はドン引きすることが多いけど、すっげえ引き込まれるっつうか!」
ミケ「ふっ、…俺も見てみたいな。青い海…どんな匂いがするのか」
ハンジ「ちょっ、なにそれ!すっげえ気になる!」
きゃんきゃんと嬉しそうに吠えるクソ眼鏡を微笑まし気に眺めるエルヴィンは、隣の俺に語りかけてくる。
エルヴィン「大概が学者たちの夢物語だが、今回のは他と異なり、経験説やもしれない物。
元から溢れんばかりの探求心を持つあの子には堪らない本だろうな」
リヴァイ「…ああ、」
-
- 85 : 2014/05/08(木) 23:47:48 :
ハンジ「リヴァイ!!」
リヴァイ「ぅ!!?」
いきなり後ろから加えられた重みにバランスを崩したが、
この重さの主の足をひっかけて、転ばせればふっと背中は軽くなる。
ハンジ「ぐえええ~!!?」
ナナバ「おっと、」
転がる女の身体を脚で止めるのはナナバだ。
ナナバは変なものを転がせるなよ、と俺に眼で訴えてきたが、知ったことではないので無視をする。
ナナバは何も言わないが、黙っていなかったのは、下から抱きついてくるハンジだ。
もちろん、最小限の動きでかわした。
ハンジ「リヴァイひどい!!最悪!鬼!悪魔!」
リヴァイ「るせえ、重いんだよ。」
ハンジ「レディにそんなこと言ったら後ろから刺されるよ?」
リヴァイ「やれるもんならやってみろ」
ハンジ「久しぶりに訓練でもするかい?」
リヴァイ「止めとけ。怪我するぞ?」
ふん、と鼻で笑ってやれば、ハンジは悔しそうに俺を睨んでからエルヴィンに抱きつきに行った。
おいこら、ハゲ、何嬉しそうに抱きしめてやがる、殺すぞ。
エルヴィン「言っておくが、ハゲじゃないぞ?」
リヴァイ「お前が他人の心を読めるとは知らなかった」
エルヴィン「こらこら、それ以上言うと給料少なくしてしまうぞ?」
リヴァイ「…」
ニコリと微笑んだ奴の言葉に一瞬動きを止めた俺を、後ろでクスクスと笑うクソ野朗どもをとりあえず殴っておくか。
-
- 86 : 2014/05/08(木) 23:54:23 :
- クスクスどころか爆笑した…期待!
-
- 87 : 2014/05/09(金) 17:59:08 :
- >>86
杞憂さん!
リヴァイ「ほう…杞憂よ、お前も殴られたいのか?」
期待コールありがとうございます♪頑張りますね♪
-
- 88 : 2014/05/09(金) 22:34:59 :
- えるびんこわい
-
- 89 : 2014/05/09(金) 22:36:53 :
- >>88
ふふふ♪ですねwww
-
- 90 : 2014/05/10(土) 12:55:08 :
ナナバ「ハンジ、ほら、こっちにおいで?」
ハンジ「うん!」
ナナバにぎゅっと抱きつくハンジはまるで十代の子供のようで、その場にいた全員が、
あれ?コイツ何歳だっけ?という気持ちになった。
俺はハンジが持ってきた本を持ち、青い海の絵を眺める。
海っていうのは昔ハンジが水溜まりのデカイ版だといっていた。
水溜りは何度見ても透明の水だ、海が水溜りと大きさ以外一緒なら海もまた透明なんじゃないか?
だが、本当に…青いのなら…
リヴァイ「見てみたいかもな」
俺の呟きにハンジは目を輝かせた。
ハンジ「そうだよね!!やっぱりなあ!リヴァイもそう思うよね!!」
-
- 91 : 2014/05/10(土) 13:39:20 :
リヴァイ「…まあな」
エルヴィン「まあ、皆で見に行けばいい、自由を手にして、な」
ナナバ「全員が生きていたらね」
悲しげに眼を伏せながら発せられた言葉は、確かに俺達が危惧していた現実的な問題。
意識せずとも沈黙が流れた、が、
ハンジ「じゃあ、こうしよっか!」
明るく場違いな声に俺達は顔を上げた。
ハンジ「もし、誰かが死んでも必ず一人は生き残ろう。ソイツが全員の分まで海を見に行く。
そんであの世でソイツが私達に話を聞かせる!ね?これでどうかな?」
リヴァイ「…」
誰よりも早く賛成の手を挙げたのはゲルガーだ。
ゲルガー「いいぜ!た、だ、し。生き残るのは俺だけどな?」
ニヤリとウィンクしてくるゲルガーにエルヴィンが次に笑う。
エルヴィン「いやいや、ゲルガーくん。最期に残るのは私だよ」
つられてミケにナナバも、
ミケ「いいや、俺だ」
ナナバ「ふふふ、油断大敵。私が海を一番に見る」
そして、俺も
リヴァイ「黙れ雑魚供。生き残るのは俺に決まっている」
そうして俺たちはいっせいにハンジを見た。
唖然と、俺達の台詞を聞いて、その後に嬉しそうに笑って、
ハンジ「ははは!!みんな自信たっぷりのとこ悪いけど、生き残るのは私だよ~!」
ハンジはそう言ったのだった。
-
- 92 : 2014/05/10(土) 13:44:27 :
回想を終えて、俺は納得した。
ハンジが俺に何を言いかけたのか。
何故エルヴィンが俺に三日の猶予を与えたのか。
そこまで考えた瞬間に俺は部屋を出ようとして、唖然とするモブリットに叫んだ。
リヴァイ「モブリット!結婚式の準備をしろ!!結婚は明日だ」
モブリット「はい!!って…明日あああああああああ!!?」
リヴァイ「頼んだぞ!」
そういい残して、部屋の扉を閉めた。
-
- 93 : 2014/05/12(月) 19:07:05 :
- ハンジ視点に入ります(^_^)ゞ
-
- 94 : 2014/05/12(月) 19:32:49 :
- モブリットの叫びがぁw!!
-
- 95 : 2014/05/12(月) 19:53:24 :
- 明日あああああああああ?www
-
- 96 : 2014/05/12(月) 20:22:07 :
- リヴァイさんはやいっすねww
-
- 97 : 2014/05/12(月) 20:33:06 :
- あ、明日!てか、今すぐ結婚しろ!←
ものすごくおもしろいです!
超期待です!!!!
-
- 98 : 2014/05/12(月) 21:37:34 :
- 皆さんコメントありがとうございます♪
たぶん明日には結婚ですねwあ、これ結婚式の招待状ですww
-
- 99 : 2014/05/12(月) 22:57:39 :
- 翌日
荷物を整えて、必要なものだけ持つと、自分の部屋を出た。
ハンジ「ありがとう」
たくさんの思い出を受け止めてくれた自分の部屋に、礼を述べてから私は調査兵団本部に別れを告げた。
私が小さい頃から夢見た壁外には、自由を取り戻したにも関わらず誰も足を踏み入れてはいない。
分隊長ハンジ・ゾエとしては何度も…それこそ嫌になるほどに出向いた壁外。
調査兵団をやめた私はただのハンジ・ゾエだ。
立体起動装置も、何もない、兵服なんて身に付けていない。
ただの、一般の女性のように、ふわりと風に遊ばれるワンピースを纏って、相棒の代わりにと片手に大切な本。
遠くに見える壁を眺めて、私は歩を進める。
-
- 100 : 2014/05/12(月) 23:01:08 :
先日にリヴァイと喧嘩別れをして結婚を取り止めにされたとき、自分にはお似合いの運命だと思った。
私は壁外で独りで、生きて、死んでゆく。
昨日の夜に私は辞表をエルヴィンに提出した。
前もって教えておいたからか、冷静にそれを受け取った彼は口を開く。
エルヴィン『本当に…行くのかい?』
ハンジ『うん…ナナバ達との約束だし…本当は独りじゃ心許ないのだけれど、今貴方を引っ張り出す訳にもいかないからね』
エルヴィン『リヴァイは…どうする?このままで、いいのか?』
ハンジ『ああ…調度良い機会だと思ったよ…互いに傷の舐め合いのために始めた関係だ。其処に愛なんて無かったんだよ…』
愛なんてあってはならなかった。
愛し合ってはいけなかったのだ。
エルヴィン『そうか…武運を…ハンジ…』
エルヴィンは最初こそ必死に私を止めていたが、昨日は案外あっさりと食い下がった。
どんな心情にしろ、私の気持ちを優先してくれた彼に、心の其処から感謝の言葉を送った。
-
- 101 : 2014/05/12(月) 23:03:47 :
町の中で歩を進める私と擦れ違う人々は、揃って口にする、我等が兵士長を褒め称える言葉を…。
『兵士長は俺達の英雄だ!』
そうさ、彼こそが人類を救った人類最強の男。
『あの人のおかげで私達は自由を手にいれたのよ!』
そう、彼がいなければ自由なんて無かった。
彼がいたからこそ、残酷な世界は終わったんだ。
?「だが、」
後ろからの他とは違う、聞き覚えのある声に心臓が、どくんっ、と跳ねた。
?「ハンジ・ゾエという存在がなければ、人類最強は人類を救わなかった」
ゆっくりと振り返れば、怒りと、悲しみと、それらの光を発する瞳を向けられて…、
私の唖然とする顔を見た瞬間にその"男"は笑った。
リヴァイ「お前がいなかったら…俺はさっさと地下街に帰っていたぜ」
ハンジ「り…ばぃ…」
リヴァイ「よお、クソ眼鏡……!」
ハンジ「なんっ…!?」
なんで、そう言おうとすれば強く、強く抱き締められた。
-
- 102 : 2014/05/12(月) 23:06:06 :
町のど真ん中であるから、歩く人が多く、その大半は私達を驚きや、からかいの眼で凝視した。
ハンジ「は!?」
自然な流れで近付いてくる唇に戸惑い、私はリヴァイの胸を押して距離をとる。
不機嫌そうに、見つめられたが、此方としても何をしてんだコノヤロウが本音だった。
リヴァイ「…おい、何しやがる」
ハンジ「いやいやいや!こっちの台詞だからね?貴方こそ、いやまずは何で此処にいるのさ!!?」
リヴァイ「お前と俺の結婚式の準備だ」
ハンジ「は…?」
リヴァイ「…しかし、場所も教えてねえのに、この協会の目の前を通るとは、運命ってやつか?」
ハンジ「や、やめて!?貴方の口からそんなロマンチックな言葉を聞きたくない!」
リヴァイ「バカ野郎、俺はこれでもロマンチストだ」
ハンジ「ねえよ!聞いたことねえよ!そんな設定!!」
リヴァイ「…っち、喧しいクソ眼鏡だな…」
また力強く引っ張られて、今度こそ私達の唇は重なった。
いやらしく口内に侵入してくるリヴァイの舌をいっそのこと噛みちぎってしまおうかと思った瞬間に、
私の弱点を知り尽くしたリヴァイは夜の情事のときのように、優しく太股から腰へと手を滑らせた。
それだけで、腰が砕けそうになるのが悔しくて、必死に耐える。
ハンジ「…っ、んっ…」
リヴァイ「…」
ニヤリと笑う目の前の男が憎たらしい。
最後の最後にこんなことをするな!
私を喜ばせるな、期待させるな!
やめてくれ、リヴァイ!!!!!
-
- 103 : 2014/05/12(月) 23:08:32 :
生理的なものなのか、他の理由でか、瞳から溢れ落ちる涙に私は驚いて身体が震えさせた。
ぐりぐりと親指の腹で涙を拭われてから、やっと唇が解放される。
確かにあるリヴァイの、少し固くてカサカサな唇の感触に、はからずも頬が赤くなるのを感じた。
別に…初めてではないのに…どうして…!こんなにも愛しさが溢れてくるんだろう…っ
リヴァイ「…悪かった」
ハンジ「…え…」
リヴァイ「エルヴィンとのことだ。俺の誤解だった…お前を傷付けたことは謝る」
ハンジ「…あ」
リヴァイ「お前を信じられなかったわけじゃねえ…
ただ、もしもと考えると…エルヴィンとお前への殺意が止められなかった」
リヴァイの手が、私の首元に回されて、私はリヴァイの辛そうな表情を見つめる。
ハンジ「…りばっ、」
リヴァイ「お前が他の奴の手に渡るなら、この細い首の項を削いで俺も死ぬ…そう思ったくらいに…」
ハンジ「…」
ぞくりと背中が冷たくなるのを感じたと同時に、胸に暖かい何かが芽生えた気がした。
ここまで想ってくれている相手を私は…裏切ろうとしていたのか…、とそんな自責の念まで生まれる始末。
本当に…私は…もう…
ハンジ「私は巨人じゃないよ?」
項を削ぐという点に疑問を覚えて聞いてみる。
するとリヴァイは嬉しそうに笑った。
リヴァイ「奇行種が…何言ってやがる?」
-
- 104 : 2014/05/12(月) 23:15:17 :
彼の表情を見た瞬間に、私の口はぽつりぽつりと呟きだした。
ハンジ「ねえ…リヴァイ…私はさ、変態で奇行種で…男だって思われるくらいに女っぽくなくて…」
リヴァイ「…」
ハンジ「私なんかが…リヴァイと結婚したら、貴方の株が下がると思った…んだ…」
リヴァイ「随分らしくねえこと考えるじゃねえか…クソ眼鏡…」
ハンジ「おうよ…らしくないさ…私らしくない…、でもさっ…そんなことを考えてしまうくらいに…貴方のことが…」
すき、
そう言ってしまえば、彼は私のものになるだろう。
手を伸ばせば、欲しいものは手に入るだろう。
壁外にも一緒に行ってくれるだろう、結婚も、それこそ一生私とともに生きてくれるだろう。
だけど、それは…
ハンジ「…」
あと少しのところで私の口は閉ざされた。
それにリヴァイは、
リヴァイ「こんの…クッソ…野郎が!!!」
私の身体を抱えて、一気に走り出す。
ハンジ「え?っちょ!ま、ええええええええええええええ!!?」
-
- 105 : 2014/05/13(火) 06:13:32 :
- もう待てません!!(私が)
兵長頑張って!!
続き期待です(*´∀`)♪
-
- 106 : 2014/05/13(火) 20:50:47 :
- まてないよーー
(-'~'-)/
-
- 107 : 2014/05/13(火) 21:07:42 :
- 期待
(シンプル・イズ・ベスト)
-
- 108 : 2014/05/13(火) 23:16:20 :
- >>105
ハニー☆
ありがとう♪この話のエンドを考えただけで私も興奮状態ww早く書きてえええええw
兵長応援コールもありがとう!リヴァイ「任せろ」
応援よろしくね♪
-
- 109 : 2014/05/13(火) 23:18:07 :
- >>106
ハンジもどきさん!
明日にはこのssが終了です♪いつもありがとうございますね♪
頑張ります!
-
- 110 : 2014/05/13(火) 23:19:07 :
- >>107
自由こそ正義さん!
うおおおお、シンプルww頑張ります!
-
- 111 : 2014/05/13(火) 23:23:19 :
- 面白いです!!
作者さんがエンドを考えただけで興奮状態なら、読者としても期待せずにはおれません!w
続き、楽しみにしてますねー♪
-
- 112 : 2014/05/13(火) 23:25:34 :
- >>111
ラメのパンタロンさん!
ありがとうございます♪私はリヴァハン考えるときは常時ニヤニヤしてますwww
続きをお楽しみに♪(>_<)ゞ
-
- 113 : 2014/05/13(火) 23:41:46 :
- そこまでリヴァハンが大好きなんですね!w
私はリヴァハンが好きなわけではありませんが、このssは好きです♪
改めて、楽しみにしてますよー!
-
- 114 : 2014/05/13(火) 23:45:25 :
- >>113
そうなんですよw好きすぎて辛いですww
そう言っていただけると、嬉しすぎて涙が…頑張ります!!
-
- 115 : 2014/05/13(火) 23:54:59 :
走って向かった先には、結婚式の会場となる予定だったらしい教会の扉。
リヴァイが扉を壊す勢いでソレを蹴りつけて、扉が開いた。
そして視界いっぱいに美しく広がるのは…
はらり…と舞う花達。
ハンジ「…これは…」
何処に座ればよいのか、何処を歩けばよいのか、分からなくなるくらいに床を被(おお)った花達は、
密室空間に入り込んだ私達に向かって抱きついてくる。
花の蜜の甘い匂いに包まれながら、私は口を開いた。
ハンジ「なに…これ…?」
リヴァイに抱えられたまま唖然とする私に、彼はニヤリと笑った。
リヴァイ「俺達の結婚を祝う奴等からのプレゼントだ」
ハンジ「…え、?」
リヴァイ「花束を買うのは今の時代容易ではないが…一人が花を一本ずつ買えばさほど困ることじゃあねえだろ?」
ハンジ「…っ…それって…」
一人一本…この教会から、窮屈で出たいと訴えているかのように舞う花の数は…、
私とリヴァイの結婚を祝ってくれている人の…数……、そう思うと、ふと緩む涙腺に気づいて、慌ててソレを引き締めた。
リヴァイ「昨日…エルヴィンに頼んで、兵団内だけでなく壁内全土に俺達の結婚を知らせた。
もし祝いと出席の意があるならば、花を一輪持ってくるべし、そう付け足してな」
ハンジ「な…!?」
リヴァイ「どうだ?クソ眼鏡…」
ふわりと私の身体は、花のベッドに下ろされた。
たくさんの祝福に包まれた私の身体は、全身から嬉しいと叫んでいる。
リヴァイ「ここまでされても、俺との結婚を断るか?」
-
- 116 : 2014/05/14(水) 00:00:32 :
- ろまんちっくーーー
ことわりませーーーん!!
期待期待♪
-
- 117 : 2014/05/14(水) 00:02:44 :
- >>116
ハニー!
コメントありがとう!今回のssはとことんロマンチックだよw
ハンジ「リヴァイにロマンチックって一番似合わない言葉だよね~」
リヴァイ「お前…人のこと言えるか?」
私もいつかハニーと!!
-
- 118 : 2014/05/14(水) 00:04:08 :
- >>117
海辺の教会で二人っきりがいいなぁ♪
キャ!
ダーリンがんばれ^^v
-
- 119 : 2014/05/14(水) 00:07:13 :
- >>118
ならギリシャのエーゲ海が見えるところにしますか♪
へへへ…ハニーと結婚…////うふふ♪
-
- 120 : 2014/05/14(水) 00:14:11 :
- いやー、ラブラブですねww
お二人のお幸せを切に祈っております!!w
そして、ssに関してはさらに楽しみにしてます!
-
- 121 : 2014/05/14(水) 00:18:21 :
リヴァイの言葉にうまく返せない私は、震える口を開け閉めして、彼に何かを言おうとしたが、結局声にはならなかった。
そんな私に何度目か知れない溜め息をついた彼は、私の花に埋もれていた腕をすくい出し、手の甲を自分の唇に近づけた。
少しの効果音とともに触れた唇に、私は思わず、
ハンジ「何してんの?リヴァイ」
若干、驚いて目の前の男を凝視する。
リヴァイ「エルヴィンが、昔これをやれば女が喜ぶと言っていた」
ハンジ「!!?」
あの男、余計なことを吹き込みやがって!!
リヴァイ「ハンジ…お前は俺の株がどうのと言っていたな…」
ハンジ「…っ、」
リヴァイ「俺の株は俺が決める。周りの目なんざ知ったことか、お前が俺を愛していれば、それでいい」
ハンジ「リヴァイ…」
リヴァイ「俺を愛する権利があるのは、お前だけだ、ハンジ」
ハンジ「…っ!!!」
リヴァイの言葉に、不覚にも熱が頬に集まった、頭に流れるのは嬉しさと愛しさと、嬉しさで…
彼のためにと思ってした自分の行動が馬鹿らしく思えた。
何故、手を伸ばさなかったのだろう、
彼はこんなにも私を愛してくれているのに…、
何故、
ハンジ「こんなに、好きなんだろうね?リヴァイ…」
リヴァイ「…、少し黙れ、クソが…」
私は今度こそ自分から、彼へと腕を伸ばしたのだった。
-
- 122 : 2014/05/14(水) 00:20:18 :
- >>120
ラメのパンタロンさん♪
私達は永遠に愛し合います!!
ごほんごほん、結婚式は明日書くことになりました♪
まだまだ続く結婚ss、お楽しみに!!
-
- 123 : 2014/05/14(水) 20:50:36 :
- romantic!
-
- 124 : 2014/05/14(水) 21:50:49 :
- >>123
yes!romantic!o(^o^)o
-
- 125 : 2014/05/14(水) 22:17:14 :
- よっしゃぁぁぁぁぁ!
ついに結婚やぁぁぁぁぁぁぁぁ!
よかったなぁ〜リヴァイ
期待、期待!超絶期待♪
頑張って‼︎
-
- 126 : 2014/05/14(水) 23:19:03 :
- >>125
ゆらゆら~さん♪
ありがとうございます♪兵長の幸せ応援コールお願いします(*^_^*)
-
- 127 : 2014/05/14(水) 23:53:34 :
『お似合いですよ!分隊長!』
『本当に…素敵です!』
頬を赤く染めてお世辞を言ってくれる部下に、私は心の其処から苦笑した。
あの後、どうして花嫁である私と、花婿である彼が、まだ着替えを終えていないのかと大騒ぎになり、式は夜のプランへと変更した。
できた副官に感謝の意を込めて、今にも土下座したい思いだった。
ハンジ「本当にそう思ってるかい?ドレスが似合わないのは、自分でもよく分かってるから正直に言ってもいいよ?」
『もう!分隊長ったら!お似合いですよ!貴方は貴方が思っているよりずっと美人なんですから!』
『どうしてそんなに消極的なんですか!ハンジさんらしくないですよ!!』
だって、事が事だし…。
ふと自分の目の前にある鏡を見ると、自分のドレスアップされた姿がそこにはあった。
純白のドレスは、無頓着な私でも感嘆してしまうほどに高価な作りだった。
レースを何枚も重ねられてようやく完成されたスカートはまるで花が咲いたようにボリュームがあり、
一枚一枚たくさんの花の刺繍が施されている。
ドレスだけで、おいおい、どれくらいしたんだ、と文句を言ってやりたいくらいに…それは美しかった。
そして、基本的に綺麗とは程遠い次元にいる私が似合っているかいないかと言えば…似合っているわけがないのは明らかだ。
消極的になるのも仕方ない気がする…
『でも、さすがは兵長の花嫁は違いますね!やっぱりハンジさんしかいないと思ったんですよ!』
『うんうん、兵長のお相手は分隊長でないとね!』
ハンジ「え?なんで?」
さっきまで私は不釣合いに決まってる、とかで悩んでいた私としては、その言葉を流すわけにはいかなかった。
部下の一人が困ったような顔をして言った。
『えええ?だって、お似合いのお二人じゃないですか!実は私、兵長に告白したことがあって!
相手がいるからと断られて、最初はその相手のハンジさんが嫉妬して死ぬかと思ったくらいに嫌いだったんです!』
ハンジ「…へ、へえ」
『でも、ハンジさんの覚悟や行動を見ていくうちに、ああ、この人は素晴らしい人だな、
人類の英雄の隣に選ばれた人だなあって納得してしまって、尊敬し始めたんです。
きっと、他の女性だったら、兵長の隣から引きずり下ろしてでも阻止したと思います』
ハンジ「うおう…」
なかなか、強い女の子だ。
『あとあと!分隊長を見ている兵長の表情を見ちゃうと、嫌でも分かっちゃうわよね!敵わないなあって!』
『うんうん!』
他人にはそう見られていたのかと嬉しさ半分と申し訳なさ半分。
ハンジ「ありがとう…」
『幸せになってくださいね!ハンジさん!私達、兵長だけじゃなくて、貴方のことも大好きですから!』
その言葉に、不覚にも泣きそうになった私がいた。
コンコン、
扉がノックされて、
?「私だ、ハンジを借りてもよいかな?」
というエルヴィンの声がした。
-
- 128 : 2014/05/15(木) 00:07:01 :
- おぉ…いいですね、いいですね!w
がぜん、ワクワクしてきましたよ!!
-
- 129 : 2014/05/15(木) 00:15:19 :
礼服を纏ったエルヴィンが部屋に入ってきて、部下の女の子たちは早々に退散した。
エルヴィンはニコリと本当に嬉しそうに笑って、私の腕を取った。
流れるような動きで手の甲にキスをした彼に、私は意地が悪く笑い返す。
ハンジ「リヴァイにコレを教えてあげたわけね」
エルヴィン「ふふふ、アレは君のために伝授させたからね」
ハンジ「リヴァイにやられたときはビビったよ」
エルヴィン「そうかそうか」
からからと笑い声を響かせる彼に、私は昨日の事を話題にした。
ハンジ「昨日…私が辞表を出したとき…あっさり手を引いたのは、リヴァイが私を止められるって信じていたからなの?」
エルヴィン「さあ?…君がそう思うなら、そうかもしれないね…」
含みのある言い方に、私は溜め息をつく。
相変わらず、読めない男だ。
エルヴィン「昨日、君が私の部屋に来る前に、彼が殺気を放ちながらやって来たんだ…。
間接的に君が三日後には兵団を出るつもりだと、伝えておいたから当然そのことについてだと察した」
ハンジ「…」
エルヴィン「だが、第一声は、結婚式の準備をしろ、壁内全員にその情報を流せ、だぞ?驚くだろう?」
ハンジ「そうだね…」
エルヴィン「私は君がどうしたら兵団を止めないかを考えていた、どうしたら遠くに行かないかを…、
だがアイツは君を必ず止められることを前提で動き始めたんだ…ははは、まったく、奴には敵わん」
ハンジ「…ふふ」
まったく、唯我独尊の彼らしい。
エルヴィン「ハンジ…」
エルヴィンは私の手を強く握って、ついには私を抱きしめた。
優しく、それは宝物を扱うかのように…優しく…暖かく、
エルヴィン「まだ、悩みはあるかな?」
ハンジ「…うん、」
私は上の方にある目の前の男に最高の笑顔を送った。
ハンジ「怖いくらいに幸せすぎて…どうしよう!…てね」
エルヴィン「そうか…」
エルヴィンは私の整えられた頭を撫でて、言うのだ。
エルヴィン「なら、ソレを堪能しなさい。永遠など無いのだから、今を、堪能し、幸せになりなさい」
ハンジ「うん、ありがとう、エルヴィン…」
-
- 130 : 2014/05/15(木) 00:17:02 :
- >>128
ラメのパンタロンさん!
こんばんわ!そうですかw嬉しいです♪
最期にはもっとわくわくしていただけたらなあ!って思います♪
-
- 131 : 2014/05/15(木) 00:44:35 :
- 終わらなかった…という…明日が本当にラストです!!
-
- 132 : 2014/05/15(木) 00:58:31 :
- ラストですか…!
もっと見たかったっていうのが本音ですが、作者さんの考えられたラストなら、楽しみにしてますね♪
-
- 133 : 2014/05/15(木) 19:03:50 :
- >>132
ラメのパンタロンさん♪
ありがとうございます!お楽しみ頂けて光栄です!
楽しみにしていてくださいね♪
-
- 134 : 2014/05/15(木) 19:11:27 :
- ヤバイ・・・何故か私が泣きそう・・・
恋っていいものですよ・・・(小6です)
期待しています!
-
- 135 : 2014/05/15(木) 19:14:23 :
- >>134
いちごわさびさん♪
エレミカに引き続きコメントありがとうございます(*⌒▽⌒*)
恋は良いですよね~、そして若さもまたしかり!(高2)
三十路なのに恋に奥手なリヴァハンが好きですww
-
- 136 : 2014/05/15(木) 19:18:12 :
- >>135 私もリヴァハン大好きです!
-
- 137 : 2014/05/15(木) 19:21:35 :
- >>136
おお!同士ですね♪
-
- 138 : 2014/05/15(木) 19:27:16 :
- >>137 私はssの書き方とか知らないので、
リヴァハンもっと作ってほしいな・・・ゴニョゴニョ
すいませんでした!お気になさらず・・・(´∀`*)
-
- 139 : 2014/05/15(木) 19:30:43 :
- >>138
リクエスト頂ければなんでも書きますよ!駄作でよければw
リクエスト雑談などはこちらで↓
http://www.ssnote.net/groups/373
-
- 140 : 2014/05/15(木) 19:41:59 :
- 「あおい字」の人いっぱいで入りづらいんだが
どれにコメントすればいい?(;_;)(上から一番目?)
-
- 141 : 2014/05/15(木) 20:24:03 :
- うん、リクエストは一番上かな(*^▽^*)
-
- 142 : 2014/05/15(木) 20:42:22 :
- おk~
-
- 143 : 2014/05/15(木) 21:49:44 :
- 超絶期待です!
-
- 144 : 2014/05/15(木) 21:57:31 :
- >>143
ありがとうございます♪今日の深夜あたりに進めますね♪
-
- 145 : 2014/05/15(木) 22:48:12 :
私は暖かいぬくもりを堪能しながらエルヴィンの顔をを見上げて言った。
私が誰よりも優先して、誰よりも捧げた生涯たった一人だけの主に、最後のお願いを、
ハンジ「エルヴィン…貴方に頼みたいことがあるんだ…」
エルヴィン「…何かな?」
ハンジ「私はさ、父親どころか、本当の家族が一人も、この世にいないんだ」
エルヴィン「…」
ハンジ「だから、死んでしまった父親の代わりに、…貴方に…私を、リヴァイの元へ送り出して欲しい」
エルヴィン「…私なんかで良いのかな?」
困ったような声に、私は力強く頷いた。
ハンジ「うん…貴方がいい…貴方じゃないと駄目なんだ」
エルヴィン「…ああ…任されたよ…」
エルヴィンの優しい声に、私は安心して笑った。
コンコン、という音に、結婚式がいよいよ始まるのかと心臓がどきりとした。
モブリット「ハンジさん!そろそろ…」
ハンジ「ああ!モブリット!すまないね!」
エルヴィンから身体を離して、扉を開けると、泣き出しそうな表情でモブリットが私を見つめてくる。
私は最後まで迷惑をかけた大切な副官に親愛を込めて頬にキスをした。
ハンジ「モブリット…いままでありがとう、」
モブリット「ハンジさん!私は、ずっと貴方の副官ですから!貴方の晴れ舞台、見届けさせていただきます!」
ハンジ「おいおい、なんかおかしくない?」
エルヴィン「まあ、いいじゃないか、モブリット…さあ、君の席はちゃんと取っておいてあるから、戻りなさい。
ハンジの登場に間に合わなくなるぞ?」
モブリット「そうですね!!では、」
礼儀正しく頭を下げて、モブリットの背中は視界から消えた。
ハンジ「さて、行こうか、」
エルヴィン「ああ」
エルヴィンが私に向かって手を差し出してくるのに、私はソレを満足げに受け取った。
-
- 146 : 2014/05/16(金) 00:02:55 :
大きな扉が私の目の前にあった。
ここを通れば私の人生の相棒といった相手が待っている。
人類最強、その通り名を背中に背負った強く、優しい男。
私が泣けないときに限って泣かせようとするおせっかいで、私を心の其処から愛してくれた男。
ハンジ「まさかこんな日が来るとはなあ…」
エルヴィン「自分が結婚するなんて信じられないか?」
ハンジ「そりゃあ一生独身だろうって疑わなかったし」
エルヴィン「ハンジ…この扉を開ける前に…言いたいことがあるんだ」
ハンジ「うん?」
エルヴィンの私の手を握っていた腕は先程よりも強く握られて、不覚にも驚いて眼を見開く。
エルヴィン「君が私に捧げてくれた身体を、いまここに返すよ」
ハンジ「…」
私は、彼のなんとも言いがたい表情に胸が締め付けられる思いだった。
そうだ、調査兵団に入ったのは、この人がいたから、心臓は人類に、心は巨人に、残った身体をこの人に、そう思って捧げた。
この人の一番になりたかった。
ハンジ「うん…ありがとう…、ねえ、エルヴィン…私ね…」
エルヴィン「…うん?」
ハンジ「貴方の役に立ちたかったんだ…リヴァイよりもね」
エルヴィン「それはそれは、初耳だね」
伏せられた眼に私は、だろうねと頷いた。
ハンジ「ねえ、エルヴィン…私はたぶん、貴方に初恋ってやつをしていたんだと思うんだ」
エルヴィン「ほお…」
ハンジ「そして貴方に執着して、リヴァイに嫉妬していた…」
ハンジ「愛していたよ、エルヴィン」
エルヴィン「ふふふ…過去形の愛はいらないよ。ハンジ。君にとっての一番は、もう決まったのだろう?」
ハンジ「うん」
私は勢いよく扉を開ける。
ハンジ「心も、身体も、全部捧げたくなるような男だよ」
私の視線の先には愛しいその男が、仏頂面で待つのに疲れた、と眼で訴えているのに、思わず苦笑した。
-
- 147 : 2014/05/16(金) 00:09:33 :
- 本当に楽しみな流れです!!
ラストまで、期待してます!!
-
- 148 : 2014/05/16(金) 00:10:42 :
- >>147
いつも励みになるお言葉ありがとうございます!頑張ります!
-
- 149 : 2014/05/16(金) 00:42:07 :
エルヴィンの腕に導かれながら、彼の目の前にまで来て、彼の腕に自分の腕を絡ませた。
身長差があるからか、絡みにくいけど、触れたところから幸せが伝わってくるようだった。
リヴァイ「遅いじゃねえか、エルヴィンと何話してやがった」
少しの怒気が乗せられた声に私は悪戯気に笑う。
ハンジ「何さ?嫉妬してんの?天下の兵士長様が?」
リヴァイ「ああ、なんせテメエの女が世界一良い女だからな、どこで攫われるか気が気じゃねえ」
ハンジ「…っ、いきなり褒めんなよ…クソチビ」
リヴァイ「正直に言わねえと伝わんねえって分かったからな」
ハンジ「っ…」
気恥ずかしさから下を向くと、後ろからエルヴィンが私達の目の前へと回り込んで、
エルヴィン「噂で聞くと、結婚式というのは誓いの言葉を互いに言い合うらしいね」
リヴァイ「…ほおお…」
ハンジ「へええ…」
エルヴィン「後ろを向きなさい、二人とも」
エルヴィンの言葉に私達は同時にゆっくりと後ろを向く。
広がる光景に私は生唾を飲み込んだ。
モブリットを筆頭に、兵団の皆、町でよく話した花屋のおっさん、ワンピースを安く売ってくれるおばさん、顔もしらない大勢の村人まで。
式場の出入り口が開きっぱなしになって、入りきらないほどの大勢の人が、期待や感動、たくさんの感情に彩られた表情で私達を見つめていた。
こんなにも大勢の人がいっせいに私達を見ている。
『人類最強の結婚式だ!』
『英雄の二人に祝福を!』
『ありがとう!あんたたちに永遠の愛を!!!』
思わず呑まれそうになるくらいに、生き者の重さを感じた。
ハンジ「ああ…」
なんて、私は、幸せ者だろうか!
エルヴィン「さあ、誓いの言葉を」
隣のリヴァイの顔を見て、視線を絡ませ合って、
頷き合った。
次の瞬簡に、たくさんの祝福の言葉で埋もれていた式場内は、リヴァイが片腕を挙げたことにより静まった。
リヴァイ「此処に来た奴等は、暇人か、?…こんなただの結婚式によくこれだけの人間が集まったもんだ」
彼の皮肉に近い言葉に、嬉しそうに鼻で笑ったのは、兵団の兵士だ。
リヴァイ「だが、俺は俺達の幸せを願うやつ等がこれほどまでにいると知って嬉しく思う」
知り合いの町人が、彼に向けて祝福の花を投げた。
リヴァイ「俺は、俺たちは、人類に心臓を捧げ、自由を奪われて生きてきた。
だが、俺達の自由はこの手に返り、俺はこの女と結婚する」
彼の言葉に、全員が聞き入った。
リヴァイ「そして、これから俺たちは世界を回ろうと思う」
私はその言葉に顔を上げて驚きを示した。
リヴァイ「俺たちは、兵士を辞める」
-
- 150 : 2014/05/16(金) 00:52:33 :
彼の言葉に式場内は驚きで埋め尽くされた。
リヴァイは私の手を強く握って、エルヴィンを見る。
エルヴィンは悲しそうに、でも満足そうに、頷いて、私達のことを見やった
エルヴィン「リヴァイ、そしてハンジ、君たちは誰よりも翼を広げ、誰よりも前に飛んでいた。私は貴殿等の勇姿を一生忘れないだろう。
誰よりも自由のなかった君達に、自由を与える…兵団脱退を許可する!!!!!」
エルヴィンの言葉に、私は思わず涙を流しながら、リヴァイを見た。
リヴァイ「よお。クソ眼鏡…俺についてくる気はあるか?」
ハンジ「ば…あか…どこまでも…ついてってやるよ!クソチビ!!!」
そう私が応えれば、リヴァイは私の身体を抱え挙げて、式場全体に叫んだ。
リヴァイ「俺たちは壁外に行く!!!着いてきたい奴は着いて来い!!!」
『おおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!!』
私を抱えたまま走り出したリヴァイに、人々は続いた。
ハンジ「ほんと!見た目によらず、大胆で派手だね!あなたは!」
リヴァイ「ふん!てめえとしかやんねえよ!!」
リヴァイはそうだ、と付け足して、
リヴァイ「ドレス似合ってるぞ」
と笑ったのだった。
エンド
-
- 151 : 2014/05/16(金) 00:54:18 :
- 一応ここで終了とさせていただきます!
ご回覧、ありがとうございました!!
-
- 152 : 2014/05/16(金) 01:04:55 :
- ええ噺やったぁぁぁぁぁぁ!
-
- 153 : 2014/05/16(金) 01:19:52 :
- 感動しました。素敵なお話です
♪
-
- 154 : 2014/05/16(金) 19:13:57 :
- >>152
ゆらゆら~さん!
そう言って頂けると嬉しいです(^-^)v
最後まで読んでくださり、ありがとうございました!
-
- 155 : 2014/05/16(金) 19:15:01 :
- >>153
はるるさん!
ありがとうございますo(^o^)o
-
- 156 : 2014/05/16(金) 20:23:47 :
- うわ~
うわ~うわ~
素敵すぎてキュン死しそう~!!
いいないいな~~~
幸せな二人に私が言いたいこと
「末永く爆発しろ~~~!!!!」
>>117~119
え!?するの!?
私も出席させて!!
姉さんのドレス一緒に選びたい!!
初恋なぅの私には少しロマンチックすぎるお話でした♪
ヤバイ、マジで死にそう...
-
- 157 : 2014/05/16(金) 21:10:50 :
- >>156
我が妹よ!
ありがとうございます♪リオン様は初恋なうですか~、片想いなのかな?
恋愛というのは辛いことばかりだというけれど、結果はどうであれ人を大きくさせてくれるものだそうです。
お兄ちゃんは応援するよo(^o^)o
そしてハニーのドレス選びは3人で行こうね!楽しみにしていて下さいな♪
-
- 158 : 2014/05/17(土) 00:04:38 :
- 若干名残惜しいですが、いい終わり方でした!!
正直、リヴァハン、エレミカはそこまで好きではないのですが、次回作があったらそれにも期待してます♪
-
- 159 : 2014/05/17(土) 09:28:47 :
- 脳裏に染み付いた!
-
- 160 : 2014/05/17(土) 09:59:07 :
- 執筆お疲れ様でした!!
しゅてきな終わり方!!感動しました!!
やはりリヴァハンは神や…
またダーリンの恋愛ものみたいな♪
楽しみにしていますね(*´∀`)♪
-
- 161 : 2014/05/17(土) 09:59:21 :
- とってもいいお話でした!
私も壁外行く!!
そしてリヴァハンのラブラブ壁外ライフを覗き見するんだ……!
-
- 164 : 2014/05/17(土) 23:25:43 :
- 神ssですね分かります
-
- 165 : 2014/05/18(日) 21:13:25 :
- 卿@嫁(女神)は88さん♪の他のssも読んでみようと思います♪
一番好きなのはエレアニです!基本的になんでも好きなんですが、原作ではありえないなーっていう組み合わせの方が好きかもです!
-
- 167 : 2014/05/20(火) 00:35:56 :
- 読ませていただいてます!他のカップリングもいいもんですねー!!
>>165のコメントに付け加えまして、「エレンが絡んでればなんでもいい!」っていうのが自分の心境だったのですが、それ以外もいいなって思いました!
今書いてるのは(初投稿ですが)ハーレムなんですよね……若干アニを推し気味ですがw
ちゃんと、エレアニ一色の作品を書いてみたいとは思います!
-
- 168 : 2014/05/20(火) 17:04:15 :
- >>167
ラメさんの作品はぜひ読みたいと思っているので今度お邪魔します!
-
- 169 : 2014/05/20(火) 19:41:09 :
- ロマンッチックだわ~~。
リヴァハンは末永く爆発すればいいと思う。
-
- 170 : 2014/05/20(火) 20:49:27 :
- >>169
ミカサ・イェーガーさん!
コメントありがとうございます♪確かにそうですねww
爆発しろおおおおお(*^▽^*)
-
- 171 : 2014/05/23(金) 01:28:46 :
- すいません…大号泣しました。
皆が一刻も早く幸せになることを心からいのっています!
-
- 172 : 2014/05/23(金) 17:11:39 :
- >>171
ハンジさんに削がれ隊さん!
わあ!コメントありがとうございます♪
そうですね、皆で生き残って自由を勝ち取ってほしいです!
最後まで呼んでくださり、ありがとうございます!謝を込めてスライディング土下座!!
-
- 173 : 2014/05/25(日) 01:23:37 :
『早く大きくなれ、若人よ』
エルヴィン・スミスの微笑みはなんと満足げだっただろうか。
-
- 174 : 2014/05/25(日) 01:38:21 :
リヴァイとハンジの結婚式で大勢の人間が集まったにも関わらず、人類最強の言葉で、式場には誰もいなくなってしまった。
そう、二人の兵士を除いては、
大抵の結婚式で、父親役が立つべき場所に現調査兵団団長のエルヴィン・スミスは立っていた。
その表情が、とても満足そうに、しかし寂しそうに、
今にも泣き出してしまうのではないかと心配になるほどに、その表情は複雑だった。
エルヴィン「やあ、リヴァイとハンジは、俺達の夢を叶えに行ったよ…」
誰に向かって話しかけられたものなのか、きっと彼以外にはわからないだろう。
エルヴィン「さすがは人類最強と、奇行種だろ?」
彼の前には死んでいった友人達が微笑んでいるなんて、誰が信じるものだろうか。
エルヴィン「おいおい、ナナバ。ハンジを取られたからと言って、リヴァイを呪うんじゃないぞ?」
拗ねたように目を背ける、美しい女性に、
エルヴィン「やめなさい、ゲルガー君。別に私は子供達が親離れしたからと言って寂しくなんかないぞ?」
悪戯っ子のように笑う、酒が大好きな青年に、
エルヴィン「なんだ、ミケ。涙の匂い?そんなものはないぞ?」
鼻を鳴らして、無表情で変な男性に、
エルヴィンは微笑んだ。
エルヴィン「もう、行くのかい?」
…、
エルヴィン「そうか…では、またな」
アルミン「団長!」
後ろからの声に、エルヴィンは視線を移動させた。
-
- 175 : 2014/05/25(日) 14:20:04 :
- おまけ来た!!
わくわく♪
-
- 176 : 2014/05/25(日) 18:29:13 :
- >>175
来ましたww
必ずおまけはやってしまうww
-
- 177 : 2014/05/25(日) 23:22:09 :
エルヴィン「やあ、アルレルトくん…君は行かなかったのかい?」
アルミン「ええ…団長こそ…」
アルミンは、式場から飛び出していく人並みの中で、唯一動かないエルヴィンに気づいて、その場に残ったのだ。
エルヴィン「ああ、私はまだ、やるべきことがたくさんあるからね」
アルミンにはわかっていた。
彼が、エルヴィン・スミスが、実はリヴァイやハンジとともに壁外に行きたかっただろうことを。
でも、後を継ぐ自分がまだ、頼りないから、彼はまだ自由になれないのだ。
アルミン「団長…すいません…僕が、一人前なら…」
エルヴィン「おいおい…何を言っているのかな?」
アルミン「…え?」
-
- 178 : 2014/05/25(日) 23:29:24 :
- おまけは恒例なんですか?!w
こういうおまけは大好物なので、期待です!!
-
- 179 : 2014/05/25(日) 23:31:44 :
- >>178
ラメさんこんばんわ♪
恒例ですwwおまけは必ず?大概やりますwww
応援よろしくです♪
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- 180 : 2014/05/26(月) 23:36:36 :
-
エルヴィン「君が一人前で、すぐにでも団長を継ぐことができたとしても、私はリヴァイとハンジについてはいかなかったさ。
これは私の我侭だ。君が大きく成長して、団長として、強い翼を広げるのを見てみたい、そう思ったのだよ」
アルミン「団長…」
静かに微笑を受かべるエルヴィンに、アルミンはじんと暖かくなる胸を押さえて、頭を下げた。
アルミン「ありがとうございます!」
エルヴィン「ふふふ…、」
アルミン「…」
まだまだ、大きくはなれません。
貴方を自由にすることはできません。
でも、とアルミンは笑う。
アルミン「貴方に、自由の翼を、いつの日か、」
捧げましょう?
エルヴィン「早く大きくなりなさい。アルレルトくん」
アルミン「はい!!!」
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- 181 : 2014/05/26(月) 23:41:13 :
この後、史上最年少で団長の座に上り詰めるアルミン・アルレルトの両翼には、人類の希望と、人類最強の二代目が持ち、
エルヴィン・スミスは彼等の政治面での穴を埋めて、兵士を辞めまで人類のために尽くし続けたという。
しかし、ある日突然、エルヴィン・スミスの消息は掴めなくなる、それについて団長のアルミンは言ったそうな。
アルミン「きっと…人類最強と奇行種に連れ去られてしまったのでしょう」
はたしてこれが真実であったかは本人達だけが知っているのだ。
「ねえねえ!見てよ!あれがきっと海だよ!!!」
「おやおや、案外普通の湖じゃないか?」
「馬鹿野朗。こんな馬鹿でけえ湖はそうはねえぞ?」
「いやだからさ、これはきっと海だからね!!!?私の話し聞いてる?」
ここで補足を付け加えよう。
人類で最初に海を見つけ出したのは、
眼鏡をかけた長身の女性と、不機嫌な表情をした刈上げの男性と、
金髪の、美しい男だったそうだ。
end
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- 182 : 2014/05/26(月) 23:54:55 :
- よかった、流石は卿だ。
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- 183 : 2014/05/27(火) 06:09:26 :
- オマケきてた!
なんて俺得なオマケ!!
-
- 184 : 2014/05/27(火) 19:28:51 :
- お疲れさまです。いい話でした!リヴァハン最高!
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- 186 : 2014/05/28(水) 18:25:53 :
- >>182
gjさん!
うはあ…//ありがとうございます♪
吸血鬼パロもよろしくです!
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- 187 : 2014/06/15(日) 10:23:59 :
- リヴァドラ「ワァーーーー」ボロボロ
リヴァイ「チッ…きたねぇな…」つファブ○ーズ&モップ
エルトルト「ハンジ、俺を愛して…ワーーー」マダナマエガ…泣
リヴァイ「チッ…」マタカヨ…
ハンジ「めっちゃいいよ!この話すげーいい!わーーーん」
リヴァイ「」ペロッ
ハンジ「WOW!キャーヤメネテヨーハズカシイー」ズシャッ!
リ/ヴァイ
エ/ル/ナ/ン/ト/カ
リヴァ/ドラ
ハンジ以外「」チーン
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- 188 : 2014/06/15(日) 11:17:09 :
- >>187
リヴァドラさん
コメントありがとうございますww
ズシャッ!ってwwこらこら、花婿さんを殺しては駄目よww
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- 189 : 2014/06/21(土) 14:35:23 :
- なんていいお話!!!
かんどうしました!!!!
やっぱりリヴァハンは、いいですね!!
ハンジさんが幸せになれてよかったです!!!
-
- 190 : 2014/06/21(土) 15:10:20 :
- >>189
ありがとうございます♪リヴァハンは最高です!
個人的に大人組が幸せになってくれれば万々歳ですw
読んで頂きありがとうございました(*^▽^*)
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- 191 : 2014/06/21(土) 16:13:08 :
- やーばーいぃぃぃ!
涙出すぎてひからびる…。(泣)
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- 192 : 2014/06/21(土) 17:07:31 :
- >>191
ありがとうございます♪
ひからびてはだめですw(目薬たらたら
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- 193 : 2014/06/26(木) 22:39:36 :
- いい話でした(^o^)
-
- 194 : 2014/06/26(木) 23:00:11 :
- ありがとうございます♪
-
- 195 : 2014/07/01(火) 19:43:14 :
- 感動しました(*^^*)卿様のリヴァハン大好きです(^.^)
-
- 196 : 2014/07/01(火) 20:09:47 :
- >>195
otaotaさん!お久しぶりです!読んで下さったんですね!
そう言って頂けて嬉しいです(//∇//)
ありがとうございました!
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- 197 : 2014/08/07(木) 16:10:34 :
- 最高ですね!
-
- 198 : 2014/08/09(土) 22:45:53 :
- ありがとうございます!
-
- 199 : 2014/09/18(木) 06:38:47 :
- 壁外に連れてく兵長かっけー
-
- 200 : 2014/09/18(木) 22:29:33 :
- コメントありがとうございます♪
兵長はいつでもイケメン…(*'▽'*)
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- 201 : 2014/10/03(金) 23:12:31 :
- ちっ…涙で画面が歪んで見えねえや
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- 202 : 2014/12/17(水) 00:00:41 :
- マジでリヴァハン好きだわ
さいこーーーーー
神ss
-
- 203 : 2016/11/11(金) 19:52:27 :
- もうすっごい、泣いてました!
感動しすぎてやばいくらいに←ww
でもすごく面白かったです!何度も読み返します!!
-
- 204 : 2020/09/27(日) 16:45:45 :
- 高身長イケメン偏差値70代の生まれた時からnote民とは格が違って、黒帯で力も強くて身体能力も高いが、noteに個人情報を公開して引退まで追い込まれたラーメンマンの冒険
http://www.ssnote.net/archives/80410
恋中騒動 提督 みかぱん 絶賛恋仲 神威団
http://www.ssnote.net/archives/86931
害悪ユーザーカグラ
http://www.ssnote.net/archives/78041
害悪ユーザースルメ わたあめ
http://www.ssnote.net/archives/78042
害悪ユーザーエルドカエサル (カエサル)
http://www.ssnote.net/archives/80906
害悪ユーザー提督、にゃる、墓場
http://www.ssnote.net/archives/81672
害悪ユーザー墓場、提督の別アカ
http://www.ssnote.net/archives/81774
害悪ユーザー筋力
http://www.ssnote.net/archives/84057
害悪ユーザースルメ、カグラ、提督謝罪
http://www.ssnote.net/archives/85091
害悪ユーザー空山
http://www.ssnote.net/archives/81038
【キャロル様教団】
http://www.ssnote.net/archives/86972
何故、登録ユーザーは自演をするのだろうか??
コソコソ隠れて見てるのも知ってるぞ?
http://www.ssnote.net/archives/86986
-
- 205 : 2020/10/27(火) 10:30:32 :
- http://www.ssnote.net/users/homo
↑害悪登録ユーザー・提督のアカウント⚠️
http://www.ssnote.net/groups/2536/archives/8
↑⚠️神威団・恋中騒動⚠️
⚠️提督とみかぱん謝罪⚠️
⚠️害悪登録ユーザー提督・にゃる・墓場⚠️
⚠️害悪グループ・神威団メンバー主犯格⚠️
10 : 提督 : 2018/02/02(金) 13:30:50 このユーザーのレスのみ表示する
みかぱん氏に代わり私が謝罪させていただきます
今回は誠にすみませんでした。
13 : 提督 : 2018/02/02(金) 13:59:46 このユーザーのレスのみ表示する
>>12
みかぱん氏がしくんだことに対しての謝罪でしたので
現在みかぱん氏は謹慎中であり、代わりに謝罪をさせていただきました
私自身の謝罪を忘れていました。すいません
改めまして、今回は多大なるご迷惑をおかけし、誠にすみませんでした。
今回の事に対し、カムイ団を解散したのも貴方への謝罪を含めてです
あなたの心に深い傷を負わせてしまった事、本当にすみませんでした
SS活動、頑張ってください。応援できるという立場ではございませんが、貴方のSSを陰ながら応援しています
本当に今回はすみませんでした。
⚠️提督のサブ垢・墓場⚠️
http://www.ssnote.net/users/taiyouakiyosi
⚠️害悪グループ・神威団メンバー主犯格⚠️
56 : 墓場 : 2018/12/01(土) 23:53:40 このユーザーのレスのみ表示するこの書き込みをブックマークする
ごめんなさい。
58 : 墓場 : 2018/12/01(土) 23:54:10 このユーザーのレスのみ表示するこの書き込みをブックマークする
ずっとここ見てました。
怖くて怖くてたまらないんです。
61 : 墓場 : 2018/12/01(土) 23:55:00 このユーザーのレスのみ表示するこの書き込みをブックマークする
今までにしたことは謝りますし、近々このサイトからも消える予定なんです。
お願いです、やめてください。
65 : 墓場 : 2018/12/01(土) 23:56:26 このユーザーのレスのみ表示するこの書き込みをブックマークする
元はといえば私の責任なんです。
お願いです、許してください
67 : 墓場 : 2018/12/01(土) 23:57:18 このユーザーのレスのみ表示するこの書き込みをブックマークする
アカウントは消します。サブ垢もです。
もう金輪際このサイトには関わりませんし、貴方に対しても何もいたしません。
どうかお許しください…
68 : 墓場 : 2018/12/01(土) 23:57:42 このユーザーのレスのみ表示するこの書き込みをブックマークする
これは嘘じゃないです。
本当にお願いします…
79 : 墓場 : 2018/12/02(日) 00:01:54 このユーザーのレスのみ表示するこの書き込みをブックマークする
ホントにやめてください…お願いします…
85 : 墓場 : 2018/12/02(日) 00:04:18 このユーザーのレスのみ表示するこの書き込みをブックマークする
それに関しては本当に申し訳ありません。
若気の至りで、謎の万能感がそのころにはあったんです。
お願いですから今回だけはお慈悲をください
89 : 墓場 : 2018/12/02(日) 00:05:34 このユーザーのレスのみ表示するこの書き込みをブックマークする
もう二度としませんから…
お願いです、許してください…
5 : 墓場 : 2018/12/02(日) 10:28:43 このユーザーのレスのみ表示する
ストレス発散とは言え、他ユーザーを巻き込みストレス発散に利用したこと、それに加えて荒らしをしてしまったこと、皆様にご迷惑をおかけししたことを謝罪します。
本当に申し訳ございませんでした。
元はと言えば、私が方々に火種を撒き散らしたのが原因であり、自制の効かない状態であったのは否定できません。
私としましては、今後このようなことがないようにアカウントを消し、そのままこのnoteを去ろうと思います。
今までご迷惑をおかけした皆様、改めまして誠に申し訳ございませんでした。
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- 206 : 2022/03/04(金) 10:37:53 :
- 低身長が不利で高身長が有利な誰も変えられない残酷な事実から逃げられない。その事実を受け止めて前に進まないとモテないし、人生は後悔したままになるぞ(^ω^)
http://www.ssnote.net/archives/91282
(^ω^)
てか低身長コンプレックス丸出しの現実逃避君の方が感想しか言えないじゃん笑笑
低身長が不利なのは皆んなが実感してるし、諦めてその現実を受け入れて身の程をわきまえて行動するしかないだろう(^ω^)
低身長低スペック人間が現実逃避するな( ^ω^ )
能力と容姿に見合わないような妄想的な恋愛観をネットで語る前に、現実でモテるように低身長なりに少しは努力したらどうだ?(^ω^)
俺らは正論しか言ってないからなぁ(^ω^)
残念ながら能力の高い高身長で誠実な人間には低身長コンプレックス丸出しの現実逃避君達は到底勝てません(^ω^)
低身長は不利です(^ω^)
もうそこは変えられません(^ω^)
逃げられません(^ω^)
嘘言っても低身長がモテる妄想的な世界には変化しません(^ω^)
諦めて低身長が不利な残酷な事実を受け入れましょう(^ω^)
ネットではなくリアルで頑張りなさい(^ω^)
ここで低身長コンプレックス丸出しの現実逃避君達が妄想を垂れ流しても何も変わらない(^ω^)
それどころか高身長高スペック人間にはどんどん遅れを取っていきます( ^ω^ )
低身長コンプレックス丸出しの現実逃避くんたちは身長が伸びなかったのだから、せめて精神的には成長しましょう(^ω^)
低身長コンプレックス丸出しの現実逃避くんたちは正論言われて悲しいね(^ω^)
女性が恋愛相手に選ぶのは誠実な男性。それが一番。
高身長が誠実じゃない妄想をするな(^ω^)
低身長は恋愛でも仕事でもスポーツでも不利な事実を受け入れなさい(^ω^)
だからモテないんだよ笑笑笑笑笑笑笑笑笑笑
http://www.ssnote.net/groups/633/archives/3808
低身長低ステータス男の未来はこうなる
http://www.ssnote.net/groups/633/archives/3807
低身長が不利な現実から逃げられません(^ω^)
低身長コンプレックスを拗らせるとこうなります^_^
皆さんはこのような妄想的な発言しか出来ない現実逃避君にはならないように気をつけましょうね(^ω^)
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- 207 : 2023/07/04(火) 01:30:52 :
- http://www.ssnote.net/archives/90995
●トロのフリーアカウント(^ω^)●
http://www.ssnote.net/archives/90991
http://www.ssnote.net/groups/633/archives/3655
http://www.ssnote.net/users/mikasaanti
2 : 2021年11月6日 : 2021/10/31(日) 16:43:56 このユーザーのレスのみ表示する
sex_shitai
toyama3190
oppai_jirou
catlinlove
sukebe_erotarou
errenlove
cherryboy
momoyamanaoki
16 : 2021年11月6日 : 2021/10/31(日) 19:01:59 このユーザーのレスのみ表示する
ちょっと時間あったから3つだけ作った
unko_chinchin
shoheikingdom
mikasatosex
unko
pantie_ero_sex
unko
http://www.ssnote.net/archives/90992
アカウントの譲渡について
http://www.ssnote.net/groups/633/archives/3654
36 : 2021年11月6日 : 2021/10/13(水) 19:43:59 このユーザーのレスのみ表示する
理想は登録ユーザーが20人ぐらい増えて、noteをカオスにしてくれて、管理人の手に負えなくなって最悪閉鎖に追い込まれたら嬉しいな
22 : 2021年11月6日 : 2021/10/04(月) 20:37:51 このユーザーのレスのみ表示する
以前未登録に垢あげた時は複数の他のユーザーに乗っ取られたりで面倒だったからね。
46 : 2021年11月6日 : 2021/10/04(月) 20:45:59 このユーザーのレスのみ表示する
ぶっちゃけグループ二個ぐらい潰した事あるからね
52 : 2021年11月6日 : 2021/10/04(月) 20:48:34 このユーザーのレスのみ表示する
一応、自分で名前つけてる未登録で、かつ「あ、コイツならもしかしたらnoteぶっ壊せるかも」て思った奴笑
89 : 2021年11月6日 : 2021/10/04(月) 21:17:27 このユーザーのレスのみ表示する
noteがよりカオスにって運営側の手に負えなくなって閉鎖されたら万々歳だからな、俺のning依存症を終わらせてくれ
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