この作品は執筆を終了しています。
ミカサ「この世界は残酷だ。」
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- 1 : 2014/04/21(月) 19:20:04 :
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この世界は、残酷だ。
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- 2 : 2014/04/21(月) 19:22:44 :
- 期待(^-^ゞ
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- 3 : 2014/04/21(月) 19:24:20 :
* * *
時々、こんなことを思う。
"全てが消えてしまったら、私はどうなるのだろう"
もし エレンやアルミン、仲間が居なくなったら。
普段はこんなこと、考えもしない。
けれど時々 脳裏を過って、とても不安になる。
残酷なこの世界で、また一人きりになってしまう日が いつか来るのだろうか。
* * *
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- 4 : 2014/04/21(月) 19:24:53 :
- 砂糖楽夢音さん
ありがとうございます!
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- 5 : 2014/04/21(月) 19:27:11 :
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「助けてくれ!ミカサぁッ!ああぁあああぁッッッ…!!!」
「嫌だッ!やめろッ…!助けて…!ミカサ…!!!」
「助けて…くださ…い…!ミカサ…。」
助けを求めるたくさんの声が聞こえる。
エレンやアルミン…仲間が巨人に食われていく。
私は動けない。
目を見開いて、立ち尽くすことしか出来ない。
「ミカサ…ッ!!!ミカサ…。」
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ミカサ「ッ…!」
呼吸が整わない。少し…苦しい。
背中の汗が気持ち悪い。
また同じ夢を見た。
仲間が目の前で助けを求めているのに、私は何も出来ず ただ立ち尽くすだけ。…誰も救えない。
特に最近はひどい。週に1度は必ず見ているように思う。
…正直、とても参っている。怖い。すごく怖い。
誰も救えないことが、怖い。
一人きりになるのが、怖い。
…まだ みんな寝ている。
呼吸が整ってきた。
窓からのぞく星が、綺麗だ。
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- 6 : 2014/04/21(月) 19:33:01 :
* * *
《翌日‐食堂‐》
エレン「ミカサ、お前今日 顔色悪くないか?」
アルミン「うん…大丈夫かい?」
ミカサ「…?特には…。」
エレン「…ミカサ。」
ミカサ「…?」
エレン「…無理すんなよ。」
ミカサ「…無理などしていない。」
エレン「…俺は、俺とアルミンは…いつもお前の傍にいるからな。」
ミカサ「…!」
アルミン「…そうだよ。ずっと一緒さ!」
ミカサ「…急にどうしたの?」
エレン「…な、何でもねえよ!ほら、さっさと行かねえと サシャに全部食われるぞ!」タタタタ!…
アルミン「あっ!まずい!」タタタタ!…
ミカサ「…。」
ミカサ「…ありがとう。」
…大切なことを、忘れていた。
エレン「おい、ミカサ!早く行くぞ!」
アルミン「ミカサー!急いで!」
…全てが消えることは、ない。
ミカサ「…いいえ、今 行く。」
* * *
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- 7 : 2014/04/21(月) 19:34:14 :
この世界は、残酷だ。
そして、とても美しい。
おわり
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- 8 : 2014/04/21(月) 19:35:20 :
- つらいなぁ、とか思ったけど感動!!!
いい話です(*^^*)
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- 9 : 2014/04/21(月) 19:45:55 :
- 砂糖楽夢音さん
最後まで読んでいただいてありがとうございます!
また機会があったらがんばります~!
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- 10 : 2014/04/21(月) 19:49:28 :
- 短いけどよかった
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- 11 : 2014/04/21(月) 19:49:41 :
こんなにも短編なのに感動した!!
最後の「…全てが消えることは、ない。」
がジーンと来ました!!
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- 12 : 2014/04/21(月) 20:44:37 :
- とても文章が綺麗で、短いにも関わらず深いなあ~っと思いました!
執筆お疲れさまでした!
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- 13 : 2014/04/21(月) 23:38:52 :
- まとめてすみませんヽ(;▽;)ノ
みなさん、暖かいお言葉ありがとうございます!
今度は、語彙力を伸ばして書きたいなと思います!
最後までお読みいただき本当にありがとうございました\(^o^)/
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- 14 : 2014/04/21(月) 23:51:46 :
- 今まで名無しだったんですが、一応名前があります!
なしじる! ですwww
このSSは、【ベルトルト「僕の居場所」】というSSと 対になっています!(なっているつもりwww)
http://www.ssnote.net/archives/14504
↑よろしければこちらもご覧になって下さい!
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- 15 : 2014/04/21(月) 23:57:58 :
- ありがとうございます!
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