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エレン「夢の舞台へ」

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  1. 1 : : 2014/04/20(日) 20:07:57
    野球です。

    ある漫画をベースに書いていくよ。
    応援よろしくお願いします。
  2. 2 : : 2014/04/20(日) 20:15:58
    ここは、日本から遠く離れた、進撃王国。



    古くから王政が続き、経済、産業共に世界の最先端にある。



    その進撃王国にもスポーツはある。



    もっとも人気なスポーツは、野球である。



    プロ野球が存在し、メジャーリーガーとなった選手もいる。



    そんな進撃王国で、高校球児達が目指す大会がある。



    日本で言う甲子園のことだ。



    この国では、国王杯と言う。



    通称、国杯。



    この物語は、ある高校の野球部が、国王杯優勝を目指す話を描いたものである。
  3. 3 : : 2014/04/20(日) 20:56:29
    監督……俺、俺、



    ここまで来れたことは、奇跡だと思うんだ。



    俺が野球やってるのも、こうしてみんなで野球やってることも。



    だから俺、いや、俺たちがもう一度、奇跡を起こすよ。







    そう言って、背中にエースナンバーを背負ったサウスポーは、マウンドに走って行った。



























  4. 4 : : 2014/04/20(日) 21:06:45
    シガンシナ高校、15年前に国王杯優勝を果たした野球部を中心に、部活動が盛んな高校。




    しかし……



    リヴァイ「まさか、野球部が潰れちまうなんてな……」



    数学担当のリヴァイがつぶやく。



    ハンジ「仕方ないよ、時代はサッカーだもん」



    こちらは科学担当のハンジだ。



    ハンジの発言が気に入らなかったのか、リヴァイが凄みを増してハンジに詰め寄る。



    リヴァイ「てめぇ、言っていいことと悪いことがあるだろう」



    ハンジ「ご、ごめん」



    リヴァイ「よし、野球部つくるか」



    ハンジ「はっ?」



    リヴァイ「何マヌケなツラしてやがる」



    ひどい……
    そう思いつつも、なぜいきなり野球部をつくると言い出したのかを問う。



    リヴァイ「あん?そりゃあ、国王杯優勝したいからだ」



    ハンジ「そう……」



  5. 5 : : 2014/04/21(月) 21:08:44
    それから3年、リヴァイの努力もあり、地区大会8強は当然のようになっていた。



    しかし4年目、事件が起きる。



    リヴァイ「暴力事件……?」



    この暴力事件により、1年の出場停止処分となった。



    リヴァイ「せっかく……せっかくここまで来たと言うのに…」



    ハンジ「リヴァイ……」



  6. 6 : : 2014/04/21(月) 21:44:27
    この事件をきっかけに、入部希望者は年々減って行った。



    しかし4年後ーーーーーー























    リヴァイ「ん……?」



    職員室のTVを見ていると、中学の試合が放送されていた。



    リヴァイ「ほぅ、このサウスポー、面白い投げ方するな……」



    その投球内容にも驚いた。



    6回投げて被安打2、1四球6奪三振無失点。



    リヴァイ「……こいつだ」



    その姿に、真のエースの器があると思った。



    リヴァイ「エレン・イェーガーか……」





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