このスレッドの編集には編集パスワードが必要です。 表示するレスにはチェックしを、表示しないレスはチェックを外してください。 全てのレスを表示する 全てのレスを非表示にする ▼一番下へ 1 : ひきこもりgNBtnP31Eo : 2014/04/16(水) 11:34:24 初投稿です。 ベルユミです。 いろいろおかしいです。 PC使える時間が少ないので、遅いです。 それでもOKの人はお付き合いください。 今日は学校を午前だけサボっています。 2 : ひきこもりgNBtnP31Eo : 2014/04/16(水) 11:42:33 ライナー「なあ、あの二人、喧嘩してんのか?」ベルトルト「さあ・・・。でも言い争ってはいるね」彼の視線の先には、男子たちが女神とたたえる人。僕が見ているのは、その女神・・・の隣にいる人。・・・ユミルだ。僕は彼女のことが好き。勿論誰にも話してない。ライナーにも。 3 : ひきこもりgNBtnP31Eo : 2014/04/16(水) 11:46:11 そろそろ学校に連れていかされる・・・!なんで行かなくちゃいけないんだあんなところ・・・!ということで、さらばです。 4 : 名無しさん : 2014/04/16(水) 11:52:17 頑張ってください 期待してます 5 : ひきこもりgNBtnP31Eo : 2014/04/16(水) 17:52:41 帰りますた。ライナー「あの二人が別れたら俺にもチャンスが・・・!」ベルトルト「まずあの二人は付き合ってないでしょ」ライナー「んなこといいんだよ!行くぞ!勿論ベルトルトもな!」ベルトルト「なんで僕まで・・・」ライナー「珍しいなぁ~喧嘩か?」ニヤニヤクリスタ「え?違うよ?」 6 : ひきこもりgNBtnP31Eo : 2014/04/16(水) 18:03:03 ユミル「喧嘩なんかするわけねえだろ? な~クリスタっ!」クリスタ「うん!・・・なんで喧嘩してると思ったの?」ベルトルト「なんか言い合いしてたように見えたから・・・」ユミル「あ~、これか」ベルトルト「・・・本?」クリスタ「そう。訓練所の書庫にあった御伽噺だよ」ライナー「クリスタはともかくユミルも御伽噺とか読むんだな」ユミル「あ?悪いかよ」 7 : ひきこもりgNBtnP31Eo : 2014/04/16(水) 19:35:53 ベルトルト「そういうのはどうかと思うよライナー」ユミル「おーおー、ベルトルさんはいいやつだなー」ベルトルト「い、いや普通のことだし・・・///」ライナー「むっ、そうか。すまんなユミル」ユミル「あー別に誤らなくてもいいぜ怒ってねえからよ」ベルトルト「・・・その本がどうかしたの?」クリスタ「これね、最後どうなったかわかんないの」ベルトルト「え?」ベルトルト(何それ、変なの) 8 : ひきこもりgNBtnP31Eo : 2014/04/16(水) 19:37:37 誤字ーーー!!!!誤らなくても×謝らなくても○です!!ごめんなさい!! 9 : ひきこもりgNBtnP31Eo : 2014/04/16(水) 19:41:23 今日は多分これで終わりになると思います!!皆さんさよなら!次は土曜日になるかもです! 10 : ひきこもりlKPspnm3eQ : 2014/04/18(金) 15:25:40 ベルトルト(でも…ちょっと、ちょっとだけ)ベルトルト(気になる)ベルトルト「ねぇ、ユミル、その本貸してくれない?」ユミル「いいぜ。書庫のだから読み終わったら返却しといてくれ」ベルトルト「うん。ありがとう」ユミル「あっ、ベルトルさん」ベルトルト「え、な、何?」ユミル「感想、教えてくれよ?」ベルトルト「勿論教えるよ」 11 : ひきこもりlKPspnm3eQ : 2014/04/18(金) 16:00:09 ――――――――――本の内容は、とてもありがちだった。死ぬことを恐れた主人公の少年が、魔法で永遠を手にした。人の姿を代償に。そうして100年以上も水鳥(挿絵からして白鳥だろう)として生きてきた。が、ある日、幼馴染みにそっくりな少女と出会う。《恋》という人の感情を思い出した少年は人の姿に戻る。 12 : ひきこもりlKPspnm3eQ : 2014/04/18(金) 16:01:42 しかしそこは大きな湖。少年は水に足をとられ、溺れてしまう。そこに、バシャバシャという音を不審に思った少女が駆け寄ってくる。………終わり。 13 : ひきこもりlKPspnm3eQ : 2014/04/18(金) 16:03:16 ベルトルト(何、これ)ベルトルト(結局、どうなったの?)―気持ち悪い―喉の奥を引っ掻かれるような不快さが襲ってくる。このあと少年はどうなるの。少女は湖のど真ん中で溺れる少年をどう思うの。知りたい。 14 : ひきこもりlKPspnm3eQ : 2014/04/18(金) 16:44:28 PCからスマホに変更しました。では始めます。ベルトルト(面白かったなこれ)ベルトルト(あ、書庫に返せって言われてたんだった)書庫ユミル「よう」ベルトルト「えっユミル!?」ユミル「んだよ居ちゃ悪いか?」ベルトルト「ううん!そんなことない!」ベルトルト(むしろ嬉しい…)ユミル「お、その本、読み終わったのか」ベルトルト「うん。面白かった」ユミル「で?」ベルトルト「え?」ユミル「お前はどんな結末だと思う?」 15 : ひきこもりlKPspnm3eQ : 2014/04/18(金) 16:48:13 ベルトルト「えっ…と僕は…助けないと思うな。だって全く知らない人が湖で溺れてても…助けよう…とは思わないし…」ベルトルト(僕にそんな優しいことできないし…)ユミル「だよなぁ?」ベルトルト「えっ、あっ、うん」ユミル「クリスタはきっと助けるーってうるせぇんだよ。誰もがそんな女神さまじゃねぇっての」ベルトルト「だよね…やっぱりそうだよね…」 16 : 酸化銀 : 2014/04/19(土) 06:40:36 ベルトルト(考えが同じだった…)ベルトルト(これだけで嬉しいなんて、僕重症かな…)ユミル「…」ベルトルト「…」ベルトルト(…沈黙!)ベルトルト(なにか会話しなくちゃ…!)ベルトルト「あ、あの、ユミル」ユミル「あ?」ベルトルト「ユミルも書庫にはよくくるの?」ユミル「あー…そうだな。休日はたまにな」 17 : 酸化銀 : 2014/04/19(土) 06:43:18 ベルトルト「クリスタは?」ユミル「ミーナと買い物行っちまった」ベルトルト「ユミルは行かないの?」ユミル「私はなぁ…行っても買うものねぇし」ベルトルト「そっか」ユミル「…本とってこよ」 18 : 酸化銀 : 2014/04/19(土) 06:44:53 ベルトルト「ふぁ…」ベルトルト(日差しが気持ちい…ぽかぽか…)ベルトルト(あ、昨日本読んでてろくに寝てないから眠気が…)ベルトルト「…」zzzユミル「マジかよ」ユミル(本とって帰ってきたら寝てるってマジかよ) 19 : 酸化銀 : 2014/04/19(土) 06:48:14 ユミル(………寝顔が可愛い)ユミル(……触っても…こいつのことだし怒りはしねえだろうな)ユミル「…」ソーッベルトルト「うぅ…やめ…て…」ユミル「!?」ユミル(あービビった…夢かよ…) 20 : 酸化銀 : 2014/04/19(土) 17:08:00 ベルトルト「違、うんだ…僕……は………」ユミル(こりゃ相当な悪夢だな。すごい魘されようだ)ベルトルト「誰か……助…けて…………」ギュウッユミル「…」ユミル「!?!?」 21 : 酸化銀 : 2014/04/19(土) 17:10:09 ユミル(待て、待て待て待て待て!)ユミル(まず状況を把握しろ!一体何年生きてきたんだ!これくらいのことで動揺するな!)ユミル(…悪夢に怯えたベルトルさんが、私に抱きついてきました)ユミル(ぬああぁぁぁぁぁ////!!) 22 : 酸化銀 : 2014/04/19(土) 17:12:24 ユミル(なんでこいつなんだよおおおお!!)ユミル(なんで好きなやつに抱きつかれなきゃなんねぇんだよおおおお!!!)ユミル「離れろ!離れろこのクソ野郎おおおお////!!!」ゲシゲシベルトルト「うぇ!? 痛ぁ…」 23 : 酸化銀 : 2014/04/19(土) 17:14:14 ベルトルト「?…あ、ほねた寝ちゃってたんだ…」ベルトルト「だからって叩き起こさなくてもいいんじゃない!?」ユミル「てめええええええ!」ベルトルト「ん!? 何!? …ユミル?」ユミル「んだよなんか用か!?」ベルトルト「顔、赤いよ?」 24 : 酸化銀 : 2014/04/19(土) 17:15:18 ケータイおかしくなった…ほねたってなんじゃい笑僕寝ちゃってです。温かい目で見てください笑 25 : 酸化銀 : 2014/04/19(土) 17:17:08 ユミル「っ―――――//////!」ベルトルト(……)ベルトルト(可愛っ…!)ユミル「てめえが…」ベルトルト「え?」ユミル「てめえがうーうー魘されながら私に抱きついてくるから悪いんだ!!!!」ベルトルト「え!?」 26 : 酸化銀 : 2014/04/19(土) 17:19:09 ベルトルト「僕そんなことしてたの!?え、本当!?…ごめん…」ユミル「クソぉ…私の純潔が…」ベルトルト「そ、そこまではしてないでしょ!」ユミル「してねぇな」ベルトルト「酷い!」ベルトルト(何だろ、すごい可愛い。マジ結婚したい) 27 : 酸化銀 : 2014/04/19(土) 17:21:18 ドンッユミル「は…?おいどうしたベルトルさん」ベルトルト「ん?見てわからない?壁ドンだよ?」ユミル「いやそれは知ってる」ベルトルト「じゃあここからどうなるかわかるよね?」ユミル「それもわかる。何で突然こんなことしたんだよ?って言いたいんだ私は」 28 : 酸化銀 : 2014/04/19(土) 17:23:09 ベルトルト「えーっと…」ベルトルト「顔赤いユミルが可愛過ぎてつい」テヘッユミル「ムカつく」ベルトルト「…お喋りはこの辺で止めていい?」ユミル「は…?」ベルトルト「好きなんだユミル。君のことが、誰よりも。何よりも」 29 : 酸化銀 : 2014/04/19(土) 17:25:23 ユミル「…じ、冗談だろ?」ベルトルト「冗談だったら壁ドンなんてしないよ。正確には本棚ドンだけど」ユミル「い、いやいやいやいやいやいや」ベルトルト「返事は?」―何してるの?君は、殺人鬼だろ?誰かを愛して、誰かに愛されたいなんて許されるとでも思ってるの?― 30 : 酸化銀 : 2014/04/19(土) 17:27:28 ベルトルト「あ…」ユミル「どうした…?」―そうだよ。それでいいんだ。誰も好かない。誰からも好かれない。そんな君が君なんだ―ベルトルト「なん、てね。冗談だよ。全部」ユミル「そうか…」 31 : 酸化銀 : 2014/04/19(土) 17:29:38 ベルトルト(なんで…)どうしてそんな寂しそうな顔するの?やめて。そんな目で僕を見ないで。君のことが好きなのは本当なんだ。でも僕にはそれが許されないんだ。君のその顔も、声も、姿も、全て僕が壊すのに。 32 : 酸化銀 : 2014/04/19(土) 17:32:17 ユミル「やっぱ冗談だよな!でもよベルトルさん、こんなの他の女にやるなよ?誤解されるから」ベルトルト「ユミルは…嬉しかった?」ユミル「何言ってんだ?」ベルトルト「僕に…その、告白…されて」ユミル「………」ユミル「嬉しかったぜ。ちょっとだけな」ベルトルト「本当?」ユミル「私がそんな嘘つくかよ」 33 : 酸化銀 : 2014/04/19(土) 17:34:53 ベルトルト「冗談…っていう冗談」ユミル「あ?」ベルトルト「好きだよ。本当に。君のこと」ユミル「はぁ!?わけわかんねぇ///!」ベルトルト「もし、こんな僕で良かったら」ベルトルト「付き合ってください」ユミル「……///」ユミル「も、勿論だ///」 34 : 酸化銀 : 2014/04/19(土) 17:36:34 ベルトルト「それマジで言ってる?」ユミル「人のこと疑いすぎだろ!」ベルトルト「ユミル、僕のこと好きなの?」ユミル「だーーもう!そうなんだよ!好きなんだよ!これでわかったか!満足か!」せめてこの日常が壊れるまで、僕は兵士でいたい。それぐらい、許されるよね? 35 : 酸化銀 : 2014/04/19(土) 17:38:42 ―――――――――――――――――――――ベルトルト(あ)ベルトルト(あの本の主人公、死ぬのが怖かったんだよね)ベルトルト(巨人になれば少なくとも普通よりは長生きできるよね…)ベルトルト(僕は永遠を持ってるんだ)ベルトルト(…なんでこんなこと考えたんだろ) 36 : 酸化銀 : 2014/04/19(土) 17:40:13 ベルトルト(僕と主人公、逆だな…)ベルトルト(彼は永遠がほしい。僕は永遠なんていらない。人間になりたい)ベルトルト(愛する人の隣で笑ってられるような人間に)これ見てる人いますかね笑 37 : 酸化銀 : 2014/04/19(土) 17:48:36 ベルトルト(でも…僕は巨人だ)ベルトルト(あれ?僕って巨人なの?人間?どっち?わかんない。どうしよう。僕は兵士?それとも戦士?)ベルトルト(戦士って何?)ベルトルト(え、え、え、どっちなの?わからない。知りたい。知りたい知りたい知りたい)ベルトルト(どうやったらわかるの?) 38 : アカサtpeYrLqEm6 : 2014/04/19(土) 17:50:17 面白いです! 39 : 酸化銀 : 2014/04/19(土) 17:50:45 ベルトルト(あ、わかった)裏庭ベルトルト「なんで忘れてたんだろ」ベルトルト「最近ユミルと一緒に居すぎたからかな」ベルトルト「ほら、こうしたら僕が何者かわかる」ザクベルトルト「く…うっ…痛い………」ベルトルト「はは…治ってるや。やっぱり僕は巨人だったな。戦士……だったな」「おい」 40 : 酸化銀 : 2014/04/19(土) 17:51:48 >>38サマにゃぁぁぁぁ(*/□\*)そんなこと言われたら嬉しすぎて禿げますよ!キース教官になっちゃいます!笑 41 : 酸化銀 : 2014/04/19(土) 17:53:54 ベルトルト「っ!?」ベルトルト「…誰?」「お前…それ…」ベルトルト「こっ、これはね!違うんだ!やめて!こっちにこないで!」「嘘だろ…ベルトルさん」なんで、どうして君なんだ。よりによって一番大切な人なんだ。 42 : 酸化銀 : 2014/04/19(土) 17:56:09 ベルトルト「ユミルか…」ユミル「答えろよ…それ…なんだ?」ベルトルト「わかるでしょ?もう僕のこと嫌いになった?」そうだよね。恋人が巨人なんだもん。嫌いだよね。僕はそんなのやだよ。嫌いにならないで。もし、どうしても僕が許せないなら…せめて、僕を好きな君のまま、終わって。 43 : 酸化銀 : 2014/04/19(土) 17:59:45 ベルトルト「ユミル、ちょっとだけじっとしててね!」ダッユミル「なんだよ!何すんだよベルトルさ―」刺さった。額に。ふふ、すごいね。君の頭から血飛沫がでて…一緒に白い、煙…?そうなの?君もなの?わからないよ。どっちなの??確かめよう。僕がやったみたいに。ザクザクザクザクザクザク 44 : 酸化銀 : 2014/04/19(土) 18:02:13 今日はこの辺かしらね…では、またいつか!もしかしたら今晩また来ちゃうかも知れませぬ(小声) 45 : 酸化銀 : 2014/04/19(土) 21:26:55 ベルトルト(あ…)気付けば、僕も彼女も血に濡れていた。―だから言ったろ?君に人並みの生活なんて、できないんだ。愛すること、愛されること、ぜーんぶ偽物なんだ―ユミルは…巨人だったんだね。今もまだ、足から煙が出てるよ。でも…うなじ刺しちゃったから…終わりだね。執拗に刺したもん。もう回復できないね。ベルトルト「ごめん」ベルトルト「ごめんねユミル」ベルトルト「僕も今、そっちに行くからね」ザク 46 : 酸化銀 : 2014/04/19(土) 21:28:43 クリスタ「ふぐ…ユミルぅ……どうしてこんな……」クリスタ「なんで、なんで死んじゃったの…?」クリスタ「今すぐ起き上がって『心配してくれたのか?流石私の女神様』って、もっかい言ってよぉ…」 47 : 酸化銀 : 2014/04/19(土) 21:32:23 クリスタ「ふぇぇぇ…ん………」ポロポロライナー(ユミルも巨人だった…のか…)ライナー(本当、なんであいつは死んだんだ…)ライナー(待て……俺…泣いてるのか?)ライナー(俺まで泣くなんてな。らしくないぜ)ライナー(とりあえず、どこかで落ち着こう) 48 : 酸化銀 : 2014/04/19(土) 21:36:44 in書庫ライナー(これ、例の御伽噺だよな)ライナー(ちょっと読んでみるか…)ライナー(なんだこの話は…本当に最後がわかんないんだな…)ライナー(あぁ、そういうことか)ライナー(どうせあいつのことだ。主人公と自分に変な共通点でも見つけたんだな。何考えてるか俺にもわからんから、本当かどうかは知らんが…) 49 : 酸化銀 : 2014/04/19(土) 21:37:51 ベリッライナー「ん?」ライナー「ページがはがれた?」ライナー「最後…か…」ライナー「…」 50 : 酸化銀 : 2014/04/19(土) 21:39:13 ―目が覚めた少年は、綺麗なベッドの上で横たわってた。そこから先、二人はずっと、光の中で笑いあってた― 51 : 酸化銀 : 2014/04/19(土) 21:40:50 はは…終わった…初めてだし!?まぁ初めてだし!?ははは…笑うしかできねぇ笑また…気が向いたらやってくるかも←来んでいい最後はハッピーエンド…なのかこれ笑でば、さらばじゃ! 52 : 酸化銀 : 2014/04/19(土) 22:04:24 編集パスワードを忘れたので終了にできません。ごめんなさいm(__)m ▲一番上へ 編集パスワード スレッド投稿時に設定した編集パスワードを入力してください。
このスレッドの編集には編集パスワードが必要です。 表示するレスにはチェックしを、表示しないレスはチェックを外してください。 全てのレスを表示する 全てのレスを非表示にする ▼一番下へ 1 : ひきこもりgNBtnP31Eo : 2014/04/16(水) 11:34:24 初投稿です。 ベルユミです。 いろいろおかしいです。 PC使える時間が少ないので、遅いです。 それでもOKの人はお付き合いください。 今日は学校を午前だけサボっています。 2 : ひきこもりgNBtnP31Eo : 2014/04/16(水) 11:42:33 ライナー「なあ、あの二人、喧嘩してんのか?」ベルトルト「さあ・・・。でも言い争ってはいるね」彼の視線の先には、男子たちが女神とたたえる人。僕が見ているのは、その女神・・・の隣にいる人。・・・ユミルだ。僕は彼女のことが好き。勿論誰にも話してない。ライナーにも。 3 : ひきこもりgNBtnP31Eo : 2014/04/16(水) 11:46:11 そろそろ学校に連れていかされる・・・!なんで行かなくちゃいけないんだあんなところ・・・!ということで、さらばです。 4 : 名無しさん : 2014/04/16(水) 11:52:17 頑張ってください 期待してます 5 : ひきこもりgNBtnP31Eo : 2014/04/16(水) 17:52:41 帰りますた。ライナー「あの二人が別れたら俺にもチャンスが・・・!」ベルトルト「まずあの二人は付き合ってないでしょ」ライナー「んなこといいんだよ!行くぞ!勿論ベルトルトもな!」ベルトルト「なんで僕まで・・・」ライナー「珍しいなぁ~喧嘩か?」ニヤニヤクリスタ「え?違うよ?」 6 : ひきこもりgNBtnP31Eo : 2014/04/16(水) 18:03:03 ユミル「喧嘩なんかするわけねえだろ? な~クリスタっ!」クリスタ「うん!・・・なんで喧嘩してると思ったの?」ベルトルト「なんか言い合いしてたように見えたから・・・」ユミル「あ~、これか」ベルトルト「・・・本?」クリスタ「そう。訓練所の書庫にあった御伽噺だよ」ライナー「クリスタはともかくユミルも御伽噺とか読むんだな」ユミル「あ?悪いかよ」 7 : ひきこもりgNBtnP31Eo : 2014/04/16(水) 19:35:53 ベルトルト「そういうのはどうかと思うよライナー」ユミル「おーおー、ベルトルさんはいいやつだなー」ベルトルト「い、いや普通のことだし・・・///」ライナー「むっ、そうか。すまんなユミル」ユミル「あー別に誤らなくてもいいぜ怒ってねえからよ」ベルトルト「・・・その本がどうかしたの?」クリスタ「これね、最後どうなったかわかんないの」ベルトルト「え?」ベルトルト(何それ、変なの) 8 : ひきこもりgNBtnP31Eo : 2014/04/16(水) 19:37:37 誤字ーーー!!!!誤らなくても×謝らなくても○です!!ごめんなさい!! 9 : ひきこもりgNBtnP31Eo : 2014/04/16(水) 19:41:23 今日は多分これで終わりになると思います!!皆さんさよなら!次は土曜日になるかもです! 10 : ひきこもりlKPspnm3eQ : 2014/04/18(金) 15:25:40 ベルトルト(でも…ちょっと、ちょっとだけ)ベルトルト(気になる)ベルトルト「ねぇ、ユミル、その本貸してくれない?」ユミル「いいぜ。書庫のだから読み終わったら返却しといてくれ」ベルトルト「うん。ありがとう」ユミル「あっ、ベルトルさん」ベルトルト「え、な、何?」ユミル「感想、教えてくれよ?」ベルトルト「勿論教えるよ」 11 : ひきこもりlKPspnm3eQ : 2014/04/18(金) 16:00:09 ――――――――――本の内容は、とてもありがちだった。死ぬことを恐れた主人公の少年が、魔法で永遠を手にした。人の姿を代償に。そうして100年以上も水鳥(挿絵からして白鳥だろう)として生きてきた。が、ある日、幼馴染みにそっくりな少女と出会う。《恋》という人の感情を思い出した少年は人の姿に戻る。 12 : ひきこもりlKPspnm3eQ : 2014/04/18(金) 16:01:42 しかしそこは大きな湖。少年は水に足をとられ、溺れてしまう。そこに、バシャバシャという音を不審に思った少女が駆け寄ってくる。………終わり。 13 : ひきこもりlKPspnm3eQ : 2014/04/18(金) 16:03:16 ベルトルト(何、これ)ベルトルト(結局、どうなったの?)―気持ち悪い―喉の奥を引っ掻かれるような不快さが襲ってくる。このあと少年はどうなるの。少女は湖のど真ん中で溺れる少年をどう思うの。知りたい。 14 : ひきこもりlKPspnm3eQ : 2014/04/18(金) 16:44:28 PCからスマホに変更しました。では始めます。ベルトルト(面白かったなこれ)ベルトルト(あ、書庫に返せって言われてたんだった)書庫ユミル「よう」ベルトルト「えっユミル!?」ユミル「んだよ居ちゃ悪いか?」ベルトルト「ううん!そんなことない!」ベルトルト(むしろ嬉しい…)ユミル「お、その本、読み終わったのか」ベルトルト「うん。面白かった」ユミル「で?」ベルトルト「え?」ユミル「お前はどんな結末だと思う?」 15 : ひきこもりlKPspnm3eQ : 2014/04/18(金) 16:48:13 ベルトルト「えっ…と僕は…助けないと思うな。だって全く知らない人が湖で溺れてても…助けよう…とは思わないし…」ベルトルト(僕にそんな優しいことできないし…)ユミル「だよなぁ?」ベルトルト「えっ、あっ、うん」ユミル「クリスタはきっと助けるーってうるせぇんだよ。誰もがそんな女神さまじゃねぇっての」ベルトルト「だよね…やっぱりそうだよね…」 16 : 酸化銀 : 2014/04/19(土) 06:40:36 ベルトルト(考えが同じだった…)ベルトルト(これだけで嬉しいなんて、僕重症かな…)ユミル「…」ベルトルト「…」ベルトルト(…沈黙!)ベルトルト(なにか会話しなくちゃ…!)ベルトルト「あ、あの、ユミル」ユミル「あ?」ベルトルト「ユミルも書庫にはよくくるの?」ユミル「あー…そうだな。休日はたまにな」 17 : 酸化銀 : 2014/04/19(土) 06:43:18 ベルトルト「クリスタは?」ユミル「ミーナと買い物行っちまった」ベルトルト「ユミルは行かないの?」ユミル「私はなぁ…行っても買うものねぇし」ベルトルト「そっか」ユミル「…本とってこよ」 18 : 酸化銀 : 2014/04/19(土) 06:44:53 ベルトルト「ふぁ…」ベルトルト(日差しが気持ちい…ぽかぽか…)ベルトルト(あ、昨日本読んでてろくに寝てないから眠気が…)ベルトルト「…」zzzユミル「マジかよ」ユミル(本とって帰ってきたら寝てるってマジかよ) 19 : 酸化銀 : 2014/04/19(土) 06:48:14 ユミル(………寝顔が可愛い)ユミル(……触っても…こいつのことだし怒りはしねえだろうな)ユミル「…」ソーッベルトルト「うぅ…やめ…て…」ユミル「!?」ユミル(あービビった…夢かよ…) 20 : 酸化銀 : 2014/04/19(土) 17:08:00 ベルトルト「違、うんだ…僕……は………」ユミル(こりゃ相当な悪夢だな。すごい魘されようだ)ベルトルト「誰か……助…けて…………」ギュウッユミル「…」ユミル「!?!?」 21 : 酸化銀 : 2014/04/19(土) 17:10:09 ユミル(待て、待て待て待て待て!)ユミル(まず状況を把握しろ!一体何年生きてきたんだ!これくらいのことで動揺するな!)ユミル(…悪夢に怯えたベルトルさんが、私に抱きついてきました)ユミル(ぬああぁぁぁぁぁ////!!) 22 : 酸化銀 : 2014/04/19(土) 17:12:24 ユミル(なんでこいつなんだよおおおお!!)ユミル(なんで好きなやつに抱きつかれなきゃなんねぇんだよおおおお!!!)ユミル「離れろ!離れろこのクソ野郎おおおお////!!!」ゲシゲシベルトルト「うぇ!? 痛ぁ…」 23 : 酸化銀 : 2014/04/19(土) 17:14:14 ベルトルト「?…あ、ほねた寝ちゃってたんだ…」ベルトルト「だからって叩き起こさなくてもいいんじゃない!?」ユミル「てめええええええ!」ベルトルト「ん!? 何!? …ユミル?」ユミル「んだよなんか用か!?」ベルトルト「顔、赤いよ?」 24 : 酸化銀 : 2014/04/19(土) 17:15:18 ケータイおかしくなった…ほねたってなんじゃい笑僕寝ちゃってです。温かい目で見てください笑 25 : 酸化銀 : 2014/04/19(土) 17:17:08 ユミル「っ―――――//////!」ベルトルト(……)ベルトルト(可愛っ…!)ユミル「てめえが…」ベルトルト「え?」ユミル「てめえがうーうー魘されながら私に抱きついてくるから悪いんだ!!!!」ベルトルト「え!?」 26 : 酸化銀 : 2014/04/19(土) 17:19:09 ベルトルト「僕そんなことしてたの!?え、本当!?…ごめん…」ユミル「クソぉ…私の純潔が…」ベルトルト「そ、そこまではしてないでしょ!」ユミル「してねぇな」ベルトルト「酷い!」ベルトルト(何だろ、すごい可愛い。マジ結婚したい) 27 : 酸化銀 : 2014/04/19(土) 17:21:18 ドンッユミル「は…?おいどうしたベルトルさん」ベルトルト「ん?見てわからない?壁ドンだよ?」ユミル「いやそれは知ってる」ベルトルト「じゃあここからどうなるかわかるよね?」ユミル「それもわかる。何で突然こんなことしたんだよ?って言いたいんだ私は」 28 : 酸化銀 : 2014/04/19(土) 17:23:09 ベルトルト「えーっと…」ベルトルト「顔赤いユミルが可愛過ぎてつい」テヘッユミル「ムカつく」ベルトルト「…お喋りはこの辺で止めていい?」ユミル「は…?」ベルトルト「好きなんだユミル。君のことが、誰よりも。何よりも」 29 : 酸化銀 : 2014/04/19(土) 17:25:23 ユミル「…じ、冗談だろ?」ベルトルト「冗談だったら壁ドンなんてしないよ。正確には本棚ドンだけど」ユミル「い、いやいやいやいやいやいや」ベルトルト「返事は?」―何してるの?君は、殺人鬼だろ?誰かを愛して、誰かに愛されたいなんて許されるとでも思ってるの?― 30 : 酸化銀 : 2014/04/19(土) 17:27:28 ベルトルト「あ…」ユミル「どうした…?」―そうだよ。それでいいんだ。誰も好かない。誰からも好かれない。そんな君が君なんだ―ベルトルト「なん、てね。冗談だよ。全部」ユミル「そうか…」 31 : 酸化銀 : 2014/04/19(土) 17:29:38 ベルトルト(なんで…)どうしてそんな寂しそうな顔するの?やめて。そんな目で僕を見ないで。君のことが好きなのは本当なんだ。でも僕にはそれが許されないんだ。君のその顔も、声も、姿も、全て僕が壊すのに。 32 : 酸化銀 : 2014/04/19(土) 17:32:17 ユミル「やっぱ冗談だよな!でもよベルトルさん、こんなの他の女にやるなよ?誤解されるから」ベルトルト「ユミルは…嬉しかった?」ユミル「何言ってんだ?」ベルトルト「僕に…その、告白…されて」ユミル「………」ユミル「嬉しかったぜ。ちょっとだけな」ベルトルト「本当?」ユミル「私がそんな嘘つくかよ」 33 : 酸化銀 : 2014/04/19(土) 17:34:53 ベルトルト「冗談…っていう冗談」ユミル「あ?」ベルトルト「好きだよ。本当に。君のこと」ユミル「はぁ!?わけわかんねぇ///!」ベルトルト「もし、こんな僕で良かったら」ベルトルト「付き合ってください」ユミル「……///」ユミル「も、勿論だ///」 34 : 酸化銀 : 2014/04/19(土) 17:36:34 ベルトルト「それマジで言ってる?」ユミル「人のこと疑いすぎだろ!」ベルトルト「ユミル、僕のこと好きなの?」ユミル「だーーもう!そうなんだよ!好きなんだよ!これでわかったか!満足か!」せめてこの日常が壊れるまで、僕は兵士でいたい。それぐらい、許されるよね? 35 : 酸化銀 : 2014/04/19(土) 17:38:42 ―――――――――――――――――――――ベルトルト(あ)ベルトルト(あの本の主人公、死ぬのが怖かったんだよね)ベルトルト(巨人になれば少なくとも普通よりは長生きできるよね…)ベルトルト(僕は永遠を持ってるんだ)ベルトルト(…なんでこんなこと考えたんだろ) 36 : 酸化銀 : 2014/04/19(土) 17:40:13 ベルトルト(僕と主人公、逆だな…)ベルトルト(彼は永遠がほしい。僕は永遠なんていらない。人間になりたい)ベルトルト(愛する人の隣で笑ってられるような人間に)これ見てる人いますかね笑 37 : 酸化銀 : 2014/04/19(土) 17:48:36 ベルトルト(でも…僕は巨人だ)ベルトルト(あれ?僕って巨人なの?人間?どっち?わかんない。どうしよう。僕は兵士?それとも戦士?)ベルトルト(戦士って何?)ベルトルト(え、え、え、どっちなの?わからない。知りたい。知りたい知りたい知りたい)ベルトルト(どうやったらわかるの?) 38 : アカサtpeYrLqEm6 : 2014/04/19(土) 17:50:17 面白いです! 39 : 酸化銀 : 2014/04/19(土) 17:50:45 ベルトルト(あ、わかった)裏庭ベルトルト「なんで忘れてたんだろ」ベルトルト「最近ユミルと一緒に居すぎたからかな」ベルトルト「ほら、こうしたら僕が何者かわかる」ザクベルトルト「く…うっ…痛い………」ベルトルト「はは…治ってるや。やっぱり僕は巨人だったな。戦士……だったな」「おい」 40 : 酸化銀 : 2014/04/19(土) 17:51:48 >>38サマにゃぁぁぁぁ(*/□\*)そんなこと言われたら嬉しすぎて禿げますよ!キース教官になっちゃいます!笑 41 : 酸化銀 : 2014/04/19(土) 17:53:54 ベルトルト「っ!?」ベルトルト「…誰?」「お前…それ…」ベルトルト「こっ、これはね!違うんだ!やめて!こっちにこないで!」「嘘だろ…ベルトルさん」なんで、どうして君なんだ。よりによって一番大切な人なんだ。 42 : 酸化銀 : 2014/04/19(土) 17:56:09 ベルトルト「ユミルか…」ユミル「答えろよ…それ…なんだ?」ベルトルト「わかるでしょ?もう僕のこと嫌いになった?」そうだよね。恋人が巨人なんだもん。嫌いだよね。僕はそんなのやだよ。嫌いにならないで。もし、どうしても僕が許せないなら…せめて、僕を好きな君のまま、終わって。 43 : 酸化銀 : 2014/04/19(土) 17:59:45 ベルトルト「ユミル、ちょっとだけじっとしててね!」ダッユミル「なんだよ!何すんだよベルトルさ―」刺さった。額に。ふふ、すごいね。君の頭から血飛沫がでて…一緒に白い、煙…?そうなの?君もなの?わからないよ。どっちなの??確かめよう。僕がやったみたいに。ザクザクザクザクザクザク 44 : 酸化銀 : 2014/04/19(土) 18:02:13 今日はこの辺かしらね…では、またいつか!もしかしたら今晩また来ちゃうかも知れませぬ(小声) 45 : 酸化銀 : 2014/04/19(土) 21:26:55 ベルトルト(あ…)気付けば、僕も彼女も血に濡れていた。―だから言ったろ?君に人並みの生活なんて、できないんだ。愛すること、愛されること、ぜーんぶ偽物なんだ―ユミルは…巨人だったんだね。今もまだ、足から煙が出てるよ。でも…うなじ刺しちゃったから…終わりだね。執拗に刺したもん。もう回復できないね。ベルトルト「ごめん」ベルトルト「ごめんねユミル」ベルトルト「僕も今、そっちに行くからね」ザク 46 : 酸化銀 : 2014/04/19(土) 21:28:43 クリスタ「ふぐ…ユミルぅ……どうしてこんな……」クリスタ「なんで、なんで死んじゃったの…?」クリスタ「今すぐ起き上がって『心配してくれたのか?流石私の女神様』って、もっかい言ってよぉ…」 47 : 酸化銀 : 2014/04/19(土) 21:32:23 クリスタ「ふぇぇぇ…ん………」ポロポロライナー(ユミルも巨人だった…のか…)ライナー(本当、なんであいつは死んだんだ…)ライナー(待て……俺…泣いてるのか?)ライナー(俺まで泣くなんてな。らしくないぜ)ライナー(とりあえず、どこかで落ち着こう) 48 : 酸化銀 : 2014/04/19(土) 21:36:44 in書庫ライナー(これ、例の御伽噺だよな)ライナー(ちょっと読んでみるか…)ライナー(なんだこの話は…本当に最後がわかんないんだな…)ライナー(あぁ、そういうことか)ライナー(どうせあいつのことだ。主人公と自分に変な共通点でも見つけたんだな。何考えてるか俺にもわからんから、本当かどうかは知らんが…) 49 : 酸化銀 : 2014/04/19(土) 21:37:51 ベリッライナー「ん?」ライナー「ページがはがれた?」ライナー「最後…か…」ライナー「…」 50 : 酸化銀 : 2014/04/19(土) 21:39:13 ―目が覚めた少年は、綺麗なベッドの上で横たわってた。そこから先、二人はずっと、光の中で笑いあってた― 51 : 酸化銀 : 2014/04/19(土) 21:40:50 はは…終わった…初めてだし!?まぁ初めてだし!?ははは…笑うしかできねぇ笑また…気が向いたらやってくるかも←来んでいい最後はハッピーエンド…なのかこれ笑でば、さらばじゃ! 52 : 酸化銀 : 2014/04/19(土) 22:04:24 編集パスワードを忘れたので終了にできません。ごめんなさいm(__)m ▲一番上へ 編集パスワード スレッド投稿時に設定した編集パスワードを入力してください。