このSSは性描写やグロテスクな表現を含みます。
御伽噺
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- 1 : 2014/04/16(水) 11:34:24 :
- 初投稿です。
ベルユミです。
いろいろおかしいです。
PC使える時間が少ないので、遅いです。
それでもOKの人はお付き合いください。
今日は学校を午前だけサボっています。
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- 2 : 2014/04/16(水) 11:42:33 :
- ライナー「なあ、あの二人、喧嘩してんのか?」
ベルトルト「さあ・・・。でも言い争ってはいるね」
彼の視線の先には、男子たちが女神とたたえる人。
僕が見ているのは、その女神・・・の隣にいる人。
・・・ユミルだ。
僕は彼女のことが好き。
勿論誰にも話してない。
ライナーにも。
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- 3 : 2014/04/16(水) 11:46:11 :
- そろそろ学校に連れていかされる・・・!
なんで行かなくちゃいけないんだあんなところ・・・!
ということで、さらばです。
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- 4 : 2014/04/16(水) 11:52:17 :
- 頑張ってください 期待してます
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- 5 : 2014/04/16(水) 17:52:41 :
- 帰りますた。
ライナー「あの二人が別れたら俺にもチャンスが・・・!」
ベルトルト「まずあの二人は付き合ってないでしょ」
ライナー「んなこといいんだよ!行くぞ!勿論ベルトルトもな!」
ベルトルト「なんで僕まで・・・」
ライナー「珍しいなぁ~喧嘩か?」ニヤニヤ
クリスタ「え?違うよ?」
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- 6 : 2014/04/16(水) 18:03:03 :
- ユミル「喧嘩なんかするわけねえだろ? な~クリスタっ!」
クリスタ「うん!・・・なんで喧嘩してると思ったの?」
ベルトルト「なんか言い合いしてたように見えたから・・・」
ユミル「あ~、これか」
ベルトルト「・・・本?」
クリスタ「そう。訓練所の書庫にあった御伽噺だよ」
ライナー「クリスタはともかくユミルも御伽噺とか読むんだな」
ユミル「あ?悪いかよ」
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- 7 : 2014/04/16(水) 19:35:53 :
- ベルトルト「そういうのはどうかと思うよライナー」
ユミル「おーおー、ベルトルさんはいいやつだなー」
ベルトルト「い、いや普通のことだし・・・///」
ライナー「むっ、そうか。すまんなユミル」
ユミル「あー別に誤らなくてもいいぜ怒ってねえからよ」
ベルトルト「・・・その本がどうかしたの?」
クリスタ「これね、最後どうなったかわかんないの」
ベルトルト「え?」
ベルトルト(何それ、変なの)
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- 8 : 2014/04/16(水) 19:37:37 :
- 誤字ーーー!!!!
誤らなくても×
謝らなくても○
です!!ごめんなさい!!
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- 9 : 2014/04/16(水) 19:41:23 :
- 今日は多分これで終わりになると思います!!
皆さんさよなら!
次は土曜日になるかもです!
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- 10 : 2014/04/18(金) 15:25:40 :
- ベルトルト(でも…ちょっと、ちょっとだけ)
ベルトルト(気になる)
ベルトルト「ねぇ、ユミル、その本貸してくれない?」
ユミル「いいぜ。書庫のだから読み終わったら返却しといてくれ」
ベルトルト「うん。ありがとう」
ユミル「あっ、ベルトルさん」
ベルトルト「え、な、何?」
ユミル「感想、教えてくれよ?」
ベルトルト「勿論教えるよ」
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- 11 : 2014/04/18(金) 16:00:09 :
- ――――
―――
――
―
本の内容は、とてもありがちだった。
死ぬことを恐れた主人公の少年が、
魔法で永遠を手にした。
人の姿を代償に。
そうして100年以上も水鳥(挿絵からして白鳥だろう)として生きてきた。
が、ある日、幼馴染みにそっくりな少女と出会う。
《恋》という人の感情を思い出した少年は人の姿に戻る。
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- 12 : 2014/04/18(金) 16:01:42 :
- しかしそこは大きな湖。
少年は水に足をとられ、溺れてしまう。
そこに、バシャバシャという音を不審に思った少女が駆け寄ってくる。
………終わり。
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- 13 : 2014/04/18(金) 16:03:16 :
- ベルトルト(何、これ)
ベルトルト(結局、どうなったの?)
―気持ち悪い―
喉の奥を引っ掻かれるような不快さが襲ってくる。
このあと少年はどうなるの。少女は湖のど真ん中で溺れる少年をどう思うの。
知りたい。
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- 14 : 2014/04/18(金) 16:44:28 :
- PCからスマホに変更しました。では始めます。
ベルトルト(面白かったなこれ)
ベルトルト(あ、書庫に返せって言われてたんだった)
書庫
ユミル「よう」
ベルトルト「えっユミル!?」
ユミル「んだよ居ちゃ悪いか?」
ベルトルト「ううん!そんなことない!」
ベルトルト(むしろ嬉しい…)
ユミル「お、その本、読み終わったのか」
ベルトルト「うん。面白かった」
ユミル「で?」
ベルトルト「え?」
ユミル「お前はどんな結末だと思う?」
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- 15 : 2014/04/18(金) 16:48:13 :
- ベルトルト「えっ…と僕は…助けないと思うな。だって全く知らない人が湖で溺れてても…助けよう…とは思わないし…」
ベルトルト(僕にそんな優しいことできないし…)
ユミル「だよなぁ?」
ベルトルト「えっ、あっ、うん」
ユミル「クリスタはきっと助けるーってうるせぇんだよ。誰もがそんな女神さまじゃねぇっての」
ベルトルト「だよね…やっぱりそうだよね…」
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- 16 : 2014/04/19(土) 06:40:36 :
- ベルトルト(考えが同じだった…)
ベルトルト(これだけで嬉しいなんて、僕重症かな…)
ユミル「…」
ベルトルト「…」
ベルトルト(…沈黙!)
ベルトルト(なにか会話しなくちゃ…!)
ベルトルト「あ、あの、ユミル」
ユミル「あ?」
ベルトルト「ユミルも書庫にはよくくるの?」
ユミル「あー…そうだな。休日はたまにな」
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- 17 : 2014/04/19(土) 06:43:18 :
- ベルトルト「クリスタは?」
ユミル「ミーナと買い物行っちまった」
ベルトルト「ユミルは行かないの?」
ユミル「私はなぁ…行っても買うものねぇし」
ベルトルト「そっか」
ユミル「…本とってこよ」
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- 18 : 2014/04/19(土) 06:44:53 :
- ベルトルト「ふぁ…」
ベルトルト(日差しが気持ちい…ぽかぽか…)
ベルトルト(あ、昨日本読んでてろくに寝てないから眠気が…)
ベルトルト「…」zzz
ユミル「マジかよ」
ユミル(本とって帰ってきたら寝てるってマジかよ)
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- 19 : 2014/04/19(土) 06:48:14 :
- ユミル(………寝顔が可愛い)
ユミル(……触っても…こいつのことだし怒りはしねえだろうな)
ユミル「…」ソーッ
ベルトルト「うぅ…やめ…て…」
ユミル「!?」
ユミル(あービビった…夢かよ…)
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- 20 : 2014/04/19(土) 17:08:00 :
- ベルトルト「違、うんだ…僕……は………」
ユミル(こりゃ相当な悪夢だな。すごい魘されようだ)
ベルトルト「誰か……助…けて…………」ギュウッ
ユミル「…」
ユミル「!?!?」
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- 21 : 2014/04/19(土) 17:10:09 :
- ユミル(待て、待て待て待て待て!)
ユミル(まず状況を把握しろ!一体何年生きてきたんだ!これくらいのことで動揺するな!)
ユミル(…悪夢に怯えたベルトルさんが、私に抱きついてきました)
ユミル(ぬああぁぁぁぁぁ////!!)
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- 22 : 2014/04/19(土) 17:12:24 :
- ユミル(なんでこいつなんだよおおおお!!)
ユミル(なんで好きなやつに抱きつかれなきゃなんねぇんだよおおおお!!!)
ユミル「離れろ!離れろこのクソ野郎おおおお////!!!」ゲシゲシ
ベルトルト「うぇ!? 痛ぁ…」
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- 23 : 2014/04/19(土) 17:14:14 :
- ベルトルト「?…あ、ほねた寝ちゃってたんだ…」
ベルトルト「だからって叩き起こさなくてもいいんじゃない!?」
ユミル「てめええええええ!」
ベルトルト「ん!? 何!? …ユミル?」
ユミル「んだよなんか用か!?」
ベルトルト「顔、赤いよ?」
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- 24 : 2014/04/19(土) 17:15:18 :
- ケータイおかしくなった…
ほねたってなんじゃい笑
僕寝ちゃってです。温かい目で見てください笑
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- 25 : 2014/04/19(土) 17:17:08 :
- ユミル「っ―――――//////!」
ベルトルト(……)
ベルトルト(可愛っ…!)
ユミル「てめえが…」
ベルトルト「え?」
ユミル「てめえがうーうー魘されながら私に抱きついてくるから悪いんだ!!!!」
ベルトルト「え!?」
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- 26 : 2014/04/19(土) 17:19:09 :
- ベルトルト「僕そんなことしてたの!?え、本当!?…ごめん…」
ユミル「クソぉ…私の純潔が…」
ベルトルト「そ、そこまではしてないでしょ!」
ユミル「してねぇな」
ベルトルト「酷い!」
ベルトルト(何だろ、すごい可愛い。マジ結婚したい)
-
- 27 : 2014/04/19(土) 17:21:18 :
- ドンッ
ユミル「は…?おいどうしたベルトルさん」
ベルトルト「ん?見てわからない?壁ドンだよ?」
ユミル「いやそれは知ってる」
ベルトルト「じゃあここからどうなるかわかるよね?」
ユミル「それもわかる。何で突然こんなことしたんだよ?って言いたいんだ私は」
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- 28 : 2014/04/19(土) 17:23:09 :
- ベルトルト「えーっと…」
ベルトルト「顔赤いユミルが可愛過ぎてつい」テヘッ
ユミル「ムカつく」
ベルトルト「…お喋りはこの辺で止めていい?」
ユミル「は…?」
ベルトルト「好きなんだユミル。君のことが、誰よりも。何よりも」
-
- 29 : 2014/04/19(土) 17:25:23 :
- ユミル「…じ、冗談だろ?」
ベルトルト「冗談だったら壁ドンなんてしないよ。正確には本棚ドンだけど」
ユミル「い、いやいやいやいやいやいや」
ベルトルト「返事は?」
―何してるの?
君は、殺人鬼だろ?
誰かを愛して、誰かに愛されたいなんて許されるとでも思ってるの?―
-
- 30 : 2014/04/19(土) 17:27:28 :
- ベルトルト「あ…」
ユミル「どうした…?」
―そうだよ。それでいいんだ。
誰も好かない。誰からも好かれない。
そんな君が君なんだ―
ベルトルト「なん、てね。冗談だよ。全部」
ユミル「そうか…」
-
- 31 : 2014/04/19(土) 17:29:38 :
- ベルトルト(なんで…)
どうしてそんな寂しそうな顔するの?
やめて。そんな目で僕を見ないで。
君のことが好きなのは本当なんだ。
でも僕にはそれが許されないんだ。
君のその顔も、声も、姿も、
全て僕が壊すのに。
-
- 32 : 2014/04/19(土) 17:32:17 :
- ユミル「やっぱ冗談だよな!でもよベルトルさん、こんなの他の女にやるなよ?誤解されるから」
ベルトルト「ユミルは…嬉しかった?」
ユミル「何言ってんだ?」
ベルトルト「僕に…その、告白…されて」
ユミル「………」
ユミル「嬉しかったぜ。ちょっとだけな」
ベルトルト「本当?」
ユミル「私がそんな嘘つくかよ」
-
- 33 : 2014/04/19(土) 17:34:53 :
- ベルトルト「冗談…っていう冗談」
ユミル「あ?」
ベルトルト「好きだよ。本当に。君のこと」
ユミル「はぁ!?わけわかんねぇ///!」
ベルトルト「もし、こんな僕で良かったら」
ベルトルト「付き合ってください」
ユミル「……///」
ユミル「も、勿論だ///」
-
- 34 : 2014/04/19(土) 17:36:34 :
- ベルトルト「それマジで言ってる?」
ユミル「人のこと疑いすぎだろ!」
ベルトルト「ユミル、僕のこと好きなの?」
ユミル「だーーもう!そうなんだよ!好きなんだよ!これでわかったか!満足か!」
せめてこの日常が壊れるまで、
僕は兵士でいたい。
それぐらい、許されるよね?
-
- 35 : 2014/04/19(土) 17:38:42 :
- ――――――
―――――
――――
―――
――
―
ベルトルト(あ)
ベルトルト(あの本の主人公、死ぬのが怖かったんだよね)
ベルトルト(巨人になれば少なくとも普通よりは長生きできるよね…)
ベルトルト(僕は永遠を持ってるんだ)
ベルトルト(…なんでこんなこと考えたんだろ)
-
- 36 : 2014/04/19(土) 17:40:13 :
- ベルトルト(僕と主人公、逆だな…)
ベルトルト(彼は永遠がほしい。僕は永遠なんていらない。人間になりたい)
ベルトルト(愛する人の隣で笑ってられるような人間に)
これ見てる人いますかね笑
-
- 37 : 2014/04/19(土) 17:48:36 :
- ベルトルト(でも…僕は巨人だ)
ベルトルト(あれ?僕って巨人なの?人間?どっち?わかんない。どうしよう。僕は兵士?それとも戦士?)
ベルトルト(戦士って何?)
ベルトルト(え、え、え、どっちなの?わからない。知りたい。知りたい知りたい知りたい)
ベルトルト(どうやったらわかるの?)
-
- 38 : 2014/04/19(土) 17:50:17 :
- 面白いです!
-
- 39 : 2014/04/19(土) 17:50:45 :
- ベルトルト(あ、わかった)
裏庭
ベルトルト「なんで忘れてたんだろ」
ベルトルト「最近ユミルと一緒に居すぎたからかな」
ベルトルト「ほら、こうしたら僕が何者かわかる」
ザク
ベルトルト「く…うっ…痛い………」
ベルトルト「はは…治ってるや。やっぱり僕は巨人だったな。戦士……だったな」
「おい」
-
- 40 : 2014/04/19(土) 17:51:48 :
- >>38サマ
にゃぁぁぁぁ(*/□\*)
そんなこと言われたら嬉しすぎて禿げますよ!
キース教官になっちゃいます!笑
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- 41 : 2014/04/19(土) 17:53:54 :
- ベルトルト「っ!?」
ベルトルト「…誰?」
「お前…それ…」
ベルトルト「こっ、これはね!違うんだ!やめて!こっちにこないで!」
「嘘だろ…
ベルトルさん」
なんで、どうして君なんだ。
よりによって一番大切な人なんだ。
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- 42 : 2014/04/19(土) 17:56:09 :
- ベルトルト「ユミルか…」
ユミル「答えろよ…それ…なんだ?」
ベルトルト「わかるでしょ?もう僕のこと嫌いになった?」
そうだよね。恋人が巨人なんだもん。
嫌いだよね。
僕はそんなのやだよ。嫌いにならないで。
もし、どうしても僕が許せないなら…
せめて、僕を好きな君のまま、
終わって。
-
- 43 : 2014/04/19(土) 17:59:45 :
- ベルトルト「ユミル、ちょっとだけじっとしててね!」ダッ
ユミル「なんだよ!何すんだよベルトルさ―」
刺さった。額に。ふふ、すごいね。
君の頭から血飛沫がでて…
一緒に白い、煙…?
そうなの?君もなの?
わからないよ。どっちなの??
確かめよう。僕がやったみたいに。
ザク
ザクザクザクザクザク
-
- 44 : 2014/04/19(土) 18:02:13 :
- 今日はこの辺かしらね…
では、またいつか!
もしかしたら今晩また来ちゃうかも知れませぬ(小声)
-
- 45 : 2014/04/19(土) 21:26:55 :
- ベルトルト(あ…)
気付けば、僕も彼女も血に濡れていた。
―だから言ったろ?
君に人並みの生活なんて、できないんだ。
愛すること、愛されること、ぜーんぶ偽物なんだ―
ユミルは…巨人だったんだね。
今もまだ、足から煙が出てるよ。
でも…うなじ刺しちゃったから…終わりだね。
執拗に刺したもん。もう回復できないね。
ベルトルト「ごめん」
ベルトルト「ごめんねユミル」
ベルトルト「僕も今、そっちに行くからね」
ザク
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- 46 : 2014/04/19(土) 21:28:43 :
クリスタ「ふぐ…ユミルぅ……どうしてこんな……」
クリスタ「なんで、なんで死んじゃったの…?」
クリスタ「今すぐ起き上がって
『心配してくれたのか?流石私の女神様』
って、もっかい言ってよぉ…」
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- 47 : 2014/04/19(土) 21:32:23 :
- クリスタ「ふぇぇぇ…ん………」ポロポロ
ライナー(ユミルも巨人だった…のか…)
ライナー(本当、なんであいつは死んだんだ…)
ライナー(待て……俺…泣いてるのか?)
ライナー(俺まで泣くなんてな。らしくないぜ)
ライナー(とりあえず、どこかで落ち着こう)
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- 48 : 2014/04/19(土) 21:36:44 :
- in書庫
ライナー(これ、例の御伽噺だよな)
ライナー(ちょっと読んでみるか…)
ライナー(なんだこの話は…本当に最後がわかんないんだな…)
ライナー(あぁ、そういうことか)
ライナー(どうせあいつのことだ。主人公と自分に変な共通点でも見つけたんだな。何考えてるか俺にもわからんから、本当かどうかは知らんが…)
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- 49 : 2014/04/19(土) 21:37:51 :
- ベリッ
ライナー「ん?」
ライナー「ページがはがれた?」
ライナー「最後…か…」
ライナー「…」
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- 50 : 2014/04/19(土) 21:39:13 :
―目が覚めた少年は、
綺麗なベッドの上で横たわってた。
そこから先、二人はずっと、
光の中で笑いあってた―
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- 51 : 2014/04/19(土) 21:40:50 :
- はは…終わった…
初めてだし!?まぁ初めてだし!?
ははは…笑うしかできねぇ笑
また…気が向いたらやってくるかも←来んでいい
最後はハッピーエンド…なのかこれ笑
でば、さらばじゃ!
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- 52 : 2014/04/19(土) 22:04:24 :
- 編集パスワードを忘れたので
終了にできません。
ごめんなさいm(__)m
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