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アニ「未回答」

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  1. 1 : : 2013/10/23(水) 13:40:54
    6作目です。
    そのうち書きたいと思っていた1作目のアニ視点です。

    多少違う内容を出したり修正している部分もありますが

    最後まで見守ってください
    ↓アルミン視点の1作目です↓
    http://www.ssnote.net/archives/672

  2. 2 : : 2013/10/23(水) 13:41:54
    URL うまく貼れてるといいけど....
  3. 3 : : 2013/10/23(水) 13:42:42
    期待&支援!
  4. 4 : : 2013/10/23(水) 13:42:53
    ネタバレ、キャラ崩壊あるかもしれません
  5. 5 : : 2013/10/23(水) 13:48:30
    ....


    人類は愚かだ。

    直に無くなるその無価値で貧弱な命の有り難みを、今のうちに感じていればいいものを....

    人類は滅びる。

    滅ぼすのは、私達....戦士だ。

    こんな兵士ごっこをしているような奴等とは、覚悟も執念も違う。

    ただ生きた年月が近く、私達と同じような姿をしているだけ。

    おまけにこの兵士ごっこ....おかしな事に、どうやら成績が良い者ほど壁の内側に派兵されるシステムになっているらしい。

    わけがわからない....仮にも巨人と戦う為の兵士ではないのか?

    なぜ実力があるものから巨人から離れていく?

    人類は最初から巨人に勝てないと分かっているのか....故に守りを固めて王を守ろうとしているのか....

    私にはよく分からない。

    分かりたくもない。

    相手が守るなら私達は攻めるだけ。

    外側から潰していき、やがて王とやらは袋のネズミ。

    それに、このシステムは利用しやすい。
    私達も兵士に紛れ込み、成績優秀者になればわざわざ外側から潰さなくても、怪しまれる事無く内側に潜入できる。

    内側から崩壊すればきっと人類は混乱するだろう。

    なんなら外側と内側両方から攻める事も可能。


    感じるがいい....少しずつ人類の終焉が近づいてくる恐怖を....

    後悔するがいい....
    私達にしてきたことを...悪魔の末裔....


    ....




  6. 6 : : 2013/10/23(水) 13:54:32

    今日は清掃活動場所についての発表があるらしい。

    気だるそうに、ぞろぞろ集まる訓練兵達の列から少し離れた場所で、私達戦士は集まった。
    私は、周りに聞こえないようできる限り小さな声で話す。

    アニ「清掃活動なんて....のんきなもんだね」

    ライナー「しょうがねぇさ、これも訓練なんだからよ」

    私を見下ろしながら話す大男は、鎧の巨人。

    あまり乗り気ではない私に対して、今にもその太い腕で箒を持って窓から突入するんじゃないか?というほどのやる気に満ち溢れた表情を浮かべるライナー。

    ベルトルト「ライナー、やる気があるのは良い、今回の清掃活動は点数に入る。しかしあまり彼らに染まり過ぎるなよ?あくまで内地に行くための点数稼ぎだ。憲兵団に入団するためには、上位10名に入らなければならない。しかしそれが目的じゃないだろ?僕らの目的はその先にある。憲兵団はその通過点にすぎない」

    ライナーすら見下ろしてしまうこの木偶の坊は、超大型巨人。

    他の訓練兵達から影が薄いなどと言われているのが信じられないくらい、よく喋るベルトルト。

    どうでもいい話しだが、彼は、私を見下ろして首が痛くならないのだろうか?

    私はベルトルトを見上げていると、うなじが潰れそうになる....
  7. 7 : : 2013/10/23(水) 13:55:12
    更新はかなり遅めです。また夜にできたら更新します
  8. 8 : : 2013/10/23(水) 15:55:18
    見てますよ~
  9. 9 : : 2013/10/23(水) 16:32:03
    期待
  10. 10 : : 2013/10/23(水) 16:38:17
    >>8>>9ありがとうございます頑張ります
  11. 11 : : 2013/10/23(水) 19:26:49
    ちょっと更新


    ライナー「わかってるさ....俺達は戦士だ....道は踏み外さない」

    人類を絶滅させるにはライナーが必要だ。

    彼は、ああ言っているが、既に訓練兵達のリーダー的存在になってしまった彼が少し心配。

    私は、ライナーのように強くない、きっと道を踏み外してしまう。そう思うと自然に訓練兵達と距離を置き、孤立するようになった。

    多分ベルトルトもそうなんだろう。
    意思が弱く、流されやすいベルトルトは、ライナーに言ったように彼らに染まりすぎないようにしている。


    ライナー「おい、教官がくる前に整列しとかないと痛い目に合うぜ」

    ライナーは、早口で言い終わると、素早く列に合流して私達を手招きする。

    壁を破壊したあの時よりも、早く走ってたんじゃない?

    そう思うと私は、フンと鼻で笑い、彼の手招きに吸い込まれるように歩き始める。
  12. 12 : : 2013/10/23(水) 19:27:45
    深夜にできるだけ多めに更新します
  13. 13 : : 2013/10/23(水) 21:15:05
    期待!
  14. 14 : : 2013/10/23(水) 21:33:51
    >>13ありがとうございます。頑張ります
  15. 15 : : 2013/10/24(木) 00:12:52
    しかし、直ぐにベルトルトに肩を掴まれ歩みを止めた。

    ベルトルト「アニ、君は流されないでくれよ?君までライナーのようになってしまったら....僕は、すべて投げ出して逃げてしまうかもしれない....」

    ぼそぼそと小声で話すベルトルト。

    彼はライナーが兵士に溶け込む度にこれを言う。

    アニ「はいはい分かってるって、何度も同じ事を言わないで」

    聞き流すようになあなあで返事する。これもお決まりだ。

    アニ「ほら、ライナーが呼んでる、行くよベルトルト」

    ベルトルト「....うん」

    私達が列に入ると同時に教官が姿を現した。

    キース「本日貴様らには猿でもできる清掃活動を行ってもらう!各団員の担当場所をこれから発表する!!」

    そんな大声を出さなくても聞こえてるよ....

    次々と呼ばれて担当場所に向かう訓練兵達、中にはライナーのようにやる気のある者もいるようだ。
  16. 16 : : 2013/10/24(木) 00:17:26
    キース「次!倉庫整理はアルミン・アルレルト訓練兵、アニ・レオンハート訓練兵、以上の二名だ!」

    アニ「はい」

    キース「......」

    無言で私を見る教官。

    ライナー「おいアニ、敬礼忘れてるぞ....」

    ライナーが肘で私の頭をつつく。

    乙女の頭になんてことするんだい....



    [公に心臓を捧げる]という意味が込められた、右手で拳を作り左胸に当てるこの敬礼....気に入らないが....今は、辛抱してやるしかない。

    アニ「....はっ」

    それよりも....

    私は、他に呼ばれたもう一人の兵士に目を向ける。

    アルミン・アルレルト....

    たしか....対人格闘の訓練で、いつもしつこく私の格闘術を受けにくるエレン・イェーガーと一緒にいるやつか?

    真面目そうな奴だしサボるのは難しそう....
  17. 17 : : 2013/10/24(木) 00:18:22
    王に心臓を捧げるかとおもったら違ったみたいですw
  18. 18 : : 2013/10/24(木) 00:23:08
    ん?

    あいつは敬礼してないけどいいのかな?

    なぜかうわのそらだけど....

    教官に呼ばれてる事に気づいてないのか?

    するとエレンが彼の肩を掴み声をかけた。

    まるで、気を失っていたかのように、目を見開き、反射的に敬礼をする。

    キース「 いいか?もう一度だけ言うぞ?その豆みたいな小さな耳でよく聞け!!
    アルミン・アルレルト訓練兵、そしてアニ・レオンハート訓練兵の二名には倉庫整理を行ってもらう!!」

    私は見逃さなかった。

    私の名前を聞いた途端、あいつは、明らかに嫌そうな顔をしている。

    それもそうだ。私は、普段誰とも話さないし、愛想だって悪いと思うと。

    おまけにお父さんが教えてくれた足技で、エレンとライナーを大勢の前で蹴り飛ばしてしまってから、私を避けるやつもいる。
  19. 19 : : 2013/10/24(木) 01:04:22
    続き楽しみー
  20. 20 : : 2013/10/24(木) 01:15:38
    そんな私と二人きりで清掃活動なんて誰だって嫌だと思う。

    私だってこんな自分と二人きりなんて嫌だ。


    だから別に悲しくはない。

    普通の反応だ。


    ふいにあいつは、私の方に顔を向けた。

    一瞬、霊でも見たかのように怯えた表情をしていたが、目が合うやいなや、私に笑顔を見せる。

    別に、とって食う訳じゃないんだから、さっきのままでいいじゃないか、どうしてわざわざ作り笑顔なんてするんだい?

    まあ、そのうち食うことになるけど....

    私は、あいつから目をそらした。

    機嫌取りをされているような気がしたからだ。

    倉庫へと足を向けようとしたその時、今度は、ベルトルトが私の頭をつつく。

    指なのでライナーよりはまだいいが....流行ってるのかい?

    ベルトルト「君と場所が同じだとよかったんだけどね、頑張れ」

    アニ「なんだい?ベルトルト、口説いてる?」

    ベルトルト「そうじゃない、一緒の方が今後の作戦を立てやすいだろ?」

    真顔で答えるベルトルト。

    少しは冗談を聞き入れなよ....


    ベルトルトを無視して再び倉庫に足を向けた。
  21. 21 : : 2013/10/24(木) 01:16:30
    支援
  22. 22 : : 2013/10/24(木) 01:16:36
    今日はここまで >>19ありがとうございます
  23. 23 : : 2013/10/24(木) 01:17:09
    >>21ありがとうございます
  24. 24 : : 2013/10/24(木) 13:44:31
    ほんの少し更新

    私は、倉庫に着くと共に素早く箒を手に取った。

    私は乙女だし、男のこいつに力仕事をまかせても別に良いはず。

    力仕事....とは言っても片手で持ち運びできるような物ばかりだし....弱そうなこいつでも大丈夫そうだ。

    ちらりとあいつに目を向けた。

    本当に弱そうだ....

    なんでこんな奴が兵士になろうとしたんだろう。

    ....まあいい....知る必要はない。

    皆もうすぐ兵士では無くなるんだから。


    あれ?あいつ....手が止まってない?

    私に背を向けてその場に座り込んでいる。

    何してるんだい?

    箒を動かしつつ、体を傾けて、その弱そうな背中の向こうを覗きこんだ。

    あ!!

    本なんか読んでる!

    何サボってるんだい、私は、こんなに真面目にやってるのに!

    サボろうとは思ってたけど....
  25. 25 : : 2013/10/24(木) 13:44:57
    深夜くらいにまた書きます
  26. 26 : : 2013/10/24(木) 13:45:57
    このアニかわゆす
  27. 27 : : 2013/10/24(木) 13:47:28
    >>26もっと可愛く見せれるように頑張ります
  28. 28 : : 2013/10/24(木) 13:48:50
    鼻血出過ぎて死ぬわそれ
  29. 29 : : 2013/10/24(木) 14:51:02
    待ってます
  30. 30 : : 2013/10/25(金) 10:37:54
    はよ〜
  31. 31 : : 2013/10/25(金) 10:56:23
    すいませんwある程度書いてから一気に更新した方が見やすいかと思ってw
  32. 32 : : 2013/10/25(金) 11:00:04
    あ、なるほどねw
  33. 33 : : 2013/10/25(金) 13:23:56
    更新



    アニ「ねぇ....」

    無意識に声をかけていた。

    私の声に気づいた彼は、バサッと本を落とす。

    慌てて振り向いたその顔は怯えていた。

    私は、どんな顔をしているんだろうか....

    そんなに怖い顔をしているのかい?

    なんならその目に今すぐ巨人を写してやってもいいんだけど....

    さすがにそんな馬鹿みたいな真似はしないけどね。

    とりあえず早く帰りたいから文句だけ言う。

    それくらいなら問題ないはず。

    アニ「あのさ....やる気が無いのは分かったから....早く帰りたいなら手を動かしてくれない?」

    私なりに気を使って優しく言ってみたつもり。

    アルミン「ご....ごめん!色々面白い本があってさ....その....この本なんk


    アニ「興味がないね、そんなに読みたいなら私は帰ってもいい?あんたの読書に付き合う気はないし、もう少しで半分くらい片付くんだけど」

    馴れ合うつもりはないので途中で遮った。

    アルミン「ごめんね....急いで終わらせるから待ってて!」

    面倒な奴だね....早く終わらせて帰りたい。

    言い終わると彼は、あたふたと本を片付けはじめた。

    さて....さっさと終わらせて帰ろう。
  34. 34 : : 2013/10/25(金) 13:26:10
    ルミン「僕はアルミン、アルミン・アルレルト」

    突然の自己紹介に思わず手を止める。

    アニ「は?突然何?知ってるけど....」

    アルミン「そうだよね・・・ハハハ・・・ごめん」

    本当に何なんだい?この人、何の理由があって突然自己紹介したんだい!?

    しばらく沈黙した後、彼は口を開いた。

    アルミン「せっかくここで話せたんだ、仲良くなれるように自己紹介をしたんだけど..」

    ....哀れな男だ。

    笑えるくらいね....

    アニ「はっ、必要ないね、どうせ皆それぞれ違う兵団にいくんだ、無駄に仲良くなるもんじゃないさ。仲間をつくるのは所属兵団が決まってからつくればいい、私はそんなものいらないけど..」

    兵士っぽい理由を言えただろうか?

    ベルトルトと一晩使って考えた甲斐があった。

    再び静かな倉庫に沈黙が襲う。

    アルミン「たしかに無駄に交友関係を築くのは僕も賛成できないね、僕らは、公に心臓を捧げた兵士、作戦時に個人の感情を出してしまい判断力を鈍らせるなんてことは避けたい」

    喋ったり黙ったり、よくわからない奴だね!

    しかも今自分が喋ったことを否定してるし....

    アニ「じゃあなんで意味のない自己紹介なんでしたのさ」

    疑問をぶつけると今度は、少し考える素振りを見せた。

    アルミン「でもそれは友達ができない僕の言い訳にすぎないかもしれない」


    アニ「言い訳?」

    思わず首を傾げる。
  35. 35 : : 2013/10/25(金) 13:28:45
    アルミン「僕は引っ込み思案だし考え方も他の人とは違ったから異端者扱いされてたんだ、本当は楽しく遊んだり話したりできる友達が欲しい..けど自分から心を開けない、そんな日が続いてそのうち友達をつくること事態否定し始めたのかもしれない」

    ....

    アニ「でもいつもあの二人と楽しそうにしてるんじゃない?」

    私は何を言ってるんだ....

    アルミン「あの二人はたまに僕でも入り込めない絆があるんだ..家族みたいなもんだからね」

    何でこんな話になってる?

    アニ「で?私にその代わりをしろと?」

    馬鹿な奴と馬鹿な会話をしている。

    アルミン「そうじゃないんだけど..何て言えばいいのか....ダメかな?」

    流されるな....適当に合わせてこの会話を終えよう。

    私は、大袈裟に溜め息をつく。

    アニ「..私はアニ・レオンハート」

    アルミン「は?」

    アニ「は?じゃない、自己紹介すればいいんでしょ?」

    アルミン「ああそうだった..これからよろしくね!」

    アニ「ほら目的は果たしたんだからさっさと作業しな」

    そう言い放ち、私は再び箒を動かす。

    彼も怯えたように返事をすると、残りの本を片付け始めた。
  36. 36 : : 2013/10/25(金) 13:32:21

    ふう..なんだかんだ言っといて真面目にやってしまった。

    ふと、彼に目を向ける。

    よしよし、いい子だ!今度はちゃんとしてるじゃないか!

    頭で叫びつつ、座るのに丁度良い台を見つけて腰をおろし、彼が終るのを待つ。

    早く終わらせてくんないかな....


    暇だなー。


    ....

    ふふ



    僕はアルミン、アルミン・アルレルト

    思い出したらなぜか笑いが込み上げてきた。

    ライナーやベルトルトにも見せてやりたかったよ

    あのときの顔....


    ....


    しばらく時間がたってから彼はくるりとこちらに体を向けた。

    アニ「あ、終わった?待ちくたびれたんだけど」

    アルミン「驚いた....てっきり既に終わって先に帰ってると思ったよ。待っててくれたの?」

    何を驚いているんだろうか....

    アニ「え?あんた私にさっき急いで終わらせるから待っててって言ったじゃんか..違った?」

    気のせいだった?そんなはず無い。たしかに聞いた。

    アルミン「そ..そうだったね!ありがとう!アニって以外と素直なんだね..ってあれ?アニ?」

    待った私が馬鹿だった。

    アニ「帰る」

    そう言って、倉庫から飛び出した。

    こいつは嫌いだ....人類を絶滅させるとき、こいつを最初に殺ろう。いや最後に殺して絶望を与えてやろう....

    アルミン「あわわ!待ってよアニ!悪かったよ!」

    後ろから私を追いかけてくる。

    アルミン「素直って褒めてるんだよ?」

    アニ「へー」

    アルミン「機嫌なおしてよ!謝ってるじゃないか~」

    アニ「へー」

    アルミン「....そう言えば明日の訓練うまくできそう?」

    アニ「へー」

    アルミン「ちょっと....アニ!!」

    アニ「へー」

    アルミン「うわーん」

    早く故郷に帰りたい。
  37. 37 : : 2013/10/25(金) 13:32:36
    とりあえずここまで
  38. 38 : : 2013/10/25(金) 18:30:01
    支援
  39. 39 : : 2013/10/25(金) 22:47:38
    ファイトです!!
  40. 40 : : 2013/10/25(金) 22:48:00
    がんば!
  41. 41 : : 2013/10/26(土) 02:37:29
    はじめまして
    超支援!
  42. 42 : : 2013/10/26(土) 08:43:00
    みなさんありがとうございます頑張ります
  43. 43 : : 2013/10/26(土) 19:32:03
    夜更新します。

    よければ見てください
  44. 44 : : 2013/10/26(土) 22:21:24
    更新します!


    数日が経った。

    アルミン「アニ!おはよう!」

    ひょこっと私の顔を覗き込みながら言った。

    私は、軽く頭を下げて通りすぎる。

    こいつは、私と会うたびに挨拶をしてくるようになった。



    失敗した....

    よく考えればあの言い方だと「友達になりましょう」「はい、良いですよ」って言ってるようなもんだよ....

    ライナー「ようアニ、最近アルミンと仲いいみたいだな」

    もちろんライナー達にそれを何度か目撃されている。

    ニヤニヤした顔してんじゃないよ....

    アニ「別に....向こうが勝手に挨拶してくるだけだよ....迷惑」

    間違ったことは言っていない。

    ライナー「そうか?嫌がってるようには見えないぞ?」

    尚もにやけた顔を続ける。
  45. 45 : : 2013/10/26(土) 22:23:00
    そこまで目が小さいと視力も悪いのかい?

    喉まで出かかった言葉を無理矢理とめた。

    今のこいつと言い争っても何の得もない。

    ベルトルト「....」

    不安そうに私を見つめるベルトルト、厄介なやつだ....

    アニ「心配ないよ、ベルトルト。私達は戦士でしょ?」

    ベルトルト「うん....そうだね」

    口ではそう言っているが、ベルトルトの表情は変わらない。

    安心しなベルトルト、こんな友達ごっこすぐに終わるよ。

    そう。

    すぐに飽きて止める。

    そう思ってた。
  46. 46 : : 2013/10/26(土) 22:25:47
    いつものように一人で食事を取る。

    話しが盛り上りテーブルを叩く音....

    食器がぶつかる音..

    絶え間なくあちらこちらから響く椅子をひくおと....

    どれもこれも騒がしく、まるで音楽隊のように食堂に響き渡る。

    観客は私一人。

    こんな音、他の兵士は気にもしないだろう。

    でも一人で食事をとる私にとって、そんな音でも気になる....

    耳障りだ....

    もっと静かなところで食事がしたい。

    アルミン「やあアニ、一緒にいいかな?」

    もっと静かなところで食事がしたい....

    声の主に目をやる。

    やっぱりあんたかい....

    そうわかると直ぐに視線を机に戻した。

    アニ「理由は?」

    アルミン「友達だから..じゃだめかい?」

    フッ、あんたがいると退屈しないよ私は....

    アニ「どうぞ..」

    わけのわからない兵士がいるもんだな。

    ん?

    アニ「待って、隣に座るの?」

    思わず声が出てしまった。

    アルミン「うん、こっちのが話しやすいし」

    こら!何座ってるんだい!

    何考えてるか分かんないよ....

    アニ「何か話すことあった?」

    アルミン「これから考えるよ」

    アニ「素直だね..別に良いけど..」

    よくないよ!何でこんなこと言ってるんだい私は....
  47. 47 : : 2013/10/26(土) 22:27:39
    見てまーす
  48. 48 : : 2013/10/26(土) 22:28:22

    ....

    ....

    無言のまま時間が過ぎる....

    本当に考えてるんだろうか....

    何なら私から話す?

    いい天気だねとかにする?

    いやいや....別に私が話したいわけじゃないんだし、考える必要ないよ..

    あれ?そう言えば....

    私は口を開いた。

    アニ「あの二人はその..よかったの?」

    いつも一緒に食べてるのに....喧嘩でもしたのかな?

    どうでもいいけど。

    アルミン「ああ、エレンたち?何か二人で秘密の話があるから外してくれっていわれてたから大丈夫だよ」

    そう言いながら私に笑顔を向ける。

    こいつの笑顔は嫌い。

    こっち見るな!

    私は目を背け、秘密の話とやらをしているエレン達に耳を傾けた。

    エレン「そしたらダスがよ![女子の訓練兵で誰が一番可愛いかって?あまり知らないが全員抱いたぜ]って言ってたんだぜ!すげぇよな!」

    ミカサ「あの老け顔....」

    大声で話すエレンとキリキリと爪を噛むミカサ。


    アニ「秘密の話?あれが?」

    アルミン「う..うん、多分」

    とても秘密の話なんかしてるようには見えないけど....

    でもわざわざ嘘をついてまで私のところに来る必要があるの?

    一人寂しく食べる私を哀れんだの?

    余計な世話だ......
  49. 49 : : 2013/10/26(土) 22:31:56
    ....

    もしかして....

    こいつ....本当に私と....

    友達になりたいの?

    どうして?

    だとしたら私はどうしたら....

    いやまてまて何だい?今のは....

    余計な事考えるなアニ・レオンハート。

    アニ「..あんたも物好きだね、私と仲良くしようなんて他の人は思わないよ、無愛想だし話してても楽しくないだろ..」

    落ちついてないね、私....

    自分で言って悲しくなってきた....

    アルミン「僕は楽しいけどなー」

    ふと清掃活動の日を思いだした。

    アニ「班が私と決まったとき嫌そうな顔してたのに?」

    顔をこいつに向ける。

    まだ笑顔のまま....気に入らない。


    アルミン「正直に言えば嫌だったね、けど今は違う。 たしかにアニは無愛想で顔色も変えないからなに考えてるかわからないし口も悪い、けどアニってさ、意外とよく喋るよね、前にも言ったけど素直だし、話してて退屈しないんだ。もちろん容姿だって悪くない、僕の好みだ」

    アニ「ちょっとまって、いきなりそんなに話さないで、ついていけないよ」

    思わず話を止めた。
  50. 50 : : 2013/10/26(土) 22:33:22
    なんでそんなことが平気で言えるの?

    わからない、こいつの考えている事が....

    アルミン「最近は君と何を話そうとか、この無表情の仮面を剥がしてやりたいとか、そんなことばかり考えてるんだ!」

    確かに否定はしないけど、あんたに言われると腹が立つね!

    アニ「誉めてるのか貶してるのかわからないけど、とりあえずあんたが変わってるのはわかった」

    アルミン「僕が変わってるならアニも変わってるんじゃないかな?」

    当然だ、私は兵士とは違う。

    アニ「まあ..否定はしないね」

    アルミン「僕と話してもつまらないかな?」

    面白い事を聞くね....

    アニ「つまらないと言えばもう話しかけてこない?」

    アルミン「話しかけるよ?」

    よ?じゃないよ!なら聞かないで

    アニ「あんた変人だけど面白い奴だね」

    いろんな意味でね
  51. 51 : : 2013/10/26(土) 22:34:40
    アルミン「面白いならそんな無表情のままじゃダメだよアニ....そうだ!試しに笑ってみt」

    アニ「嫌だ」

    最後まで聞く必要はなかった。

    言われてハイわかりました、ニッコリ。なんて誰もできないよ....こいつならやりそうか....

    アルミン「じゃあ今から大声で[アニが友達を募集しています]って叫ぶよ?」

    なんでそうなるの?無茶苦茶言わないで!

    アニ「それも嫌だ、そんなことしたら蹴るよ?」

    私は座ったまま足首をならす。

    アルミン「蹴られるのは嫌だなー」

    アニ「じゃあこの話は終わり」

    アルミン「じゃあ僕が面白い奴って言ったのは嘘になるね?」

    なんでそうなる....

    アニ「あんた結構めんどくさいね」

    アルミン「アニも似たようなものだと思うけど..まあ誉め言葉として受けとるよ、ハハハ..」

    ちっ....こいつと話してると調子が狂う。

    もういい、笑うよ、笑えばいいんでしょ!?
  52. 52 : : 2013/10/26(土) 22:35:05
    支援!
    アニ可愛い!
  53. 53 : : 2013/10/26(土) 22:36:05
    おっ、笑うか

    期待
  54. 54 : : 2013/10/26(土) 22:37:15
    アニ「えっと..こう?」

    私は、ウォール・シーナの夜景並みの素敵な笑顔を披露した。

    50m級だ。

    アルミン「怖いぃ!!」



    ドゴッ


    口より先に足がでた。

    こんな貧弱野郎の足くらいなら座ったままでもへし折れる。

    酷いじゃないか!生まれて初めて使ったアニちゃんスマイルを怖いなんて....

    怖いなんて....

    アルミン「あいだっっ!!」

    アニ「やっぱりあんたは嫌いだよ..乙女が勇気を出して笑顔をつくったのに..性格悪いにも程がある..」

    あれ?折れてない....手加減し過ぎたかい?

    この場合足加減?湯加減?あーもう!わけわかんない!

    アルミン「乙女は友達を蹴ったりなんかしない..」

    アニ「あんたなんか友達じゃない」

    アルミン「たしか[アニが友達を募集しています]だったよね?」
  55. 55 : : 2013/10/26(土) 22:38:47
    アルミンの気さくプレイ!

    アニちゃんスマイル!期待!、
  56. 56 : : 2013/10/26(土) 22:40:37
    ......

    ....許さない

    私は再び座ったまま足を振りかぶる。

    アルミン「ヒィィ!!」


    ヒィィ!! だってさ、可愛い、蹴るわけないでしょ

    アニ「バーカ、蹴らないよ、でもこれ以上馬鹿にしたら本当に蹴るから」

    アルミン「さっきもう蹴ったじゃないか」

    アニ「もう蹴らないよ、だって乙女は友達を蹴らないんでしょ?」

    ふふ、あんた本当に面白い奴だよ....

    私にもこんな風に接してくれる奴がいるんだね....





    あれ?



    私、いまどんな顔してるの?


    こんな気分味わう権利があるの?


    まあいいや、今は....

    すごく楽しいよ....
  57. 57 : : 2013/10/26(土) 22:41:25
    ふう....今日はここまで、また今度更新します
  58. 58 : : 2013/10/26(土) 22:41:50
    コメントありがとうございます
  59. 59 : : 2013/10/26(土) 22:42:24
    おぼぉ…素晴らしいです 期待
  60. 60 : : 2013/10/26(土) 23:10:10
    >>59ありがとうございます頑張ります
  61. 61 : : 2013/10/26(土) 23:16:20
    じわじわ笑いがくるわw
  62. 62 : : 2013/10/26(土) 23:24:05
    >>61そう?wありがとう
  63. 63 : : 2013/10/26(土) 23:24:52
    ウォール・シーナの夜景ってなんだよwwww
  64. 64 : : 2013/10/26(土) 23:25:37
    >>63 綺麗かもしれないだろ?
  65. 65 : : 2013/10/26(土) 23:28:36
    想像つかねえよwwww
  66. 66 : : 2013/10/26(土) 23:29:55
    ばっ、ばか!それは指摘しないの!!
  67. 67 : : 2013/10/27(日) 19:22:54
    更新しますー
  68. 68 : : 2013/10/27(日) 19:26:39
    しばらく時が経つ。


    あいつとの友達ごっこは続いたままだった。

    アルミン「やあアニ!元気かい?」

    訓練が終え、寮に帰る途中に呼び止められた。

    アニ「それなりに....」

    歩く速度を落として前を見たまま答える。

    あんたは?....聞くまでもないね。

    何であんたはいつも笑顔なの?気持ち悪い。

    アルミン「どうかした?」

    同じ速度で歩く隣の笑顔型の人類が私の顔を覗く。

    見るな、汚らわしい。

    アニ「ふん、別に、何もないよ」

    アルミン「そう言えばこの前のコニーは可哀想だったよね?」

    コニー?ああ、あのちっこい奴か

    突然だね、まあ構わないけど

    アニ「可哀想って?」

    顔を隣に回し問う。

    アルミン「サシャに食べ物を全部取られてたじゃないか。見てなかったの?」

    知らなかった。

    アニ「興味ないからね」

    アルミン「酷いなぁアニは」

    あんたほどじゃない
  69. 69 : : 2013/10/27(日) 19:28:05
    アニ「それで?どうなったの?」

    再び前を見る。

    アルミン「興味あるんだ?」

    ちっ

    アルミン「舌打ちしちゃだめ!乙女なんでしょ?」

    ちっ

    アルミン「舌打ちしなきゃ乙女に見えないこともないんだけどね」

    うるさいな、癖なんだよ

    アニ「興味があるわけじゃないけど、一応聞いとくよ、参考までに」

    アルミン「なんの参考?....まあいいや、えっとね、サシャは結局、補習で遅れたコニーの食べ物を全部食べちゃったんだ、それでコニーは、泣いちゃったんだけど、クリスタが哀れんで自分のパンをコニーにあげたんだ。やっぱりクリスタは優しいよね」

    終わり?

    アニ「つまんない」

    アルミン「ええ!?」

    聞いて損した。

    私は大袈裟にため息をしてみた。

    アニ「面白いオチを期待してたのに....クリスタが優しいって言いたいだけじゃないか」

    アルミン「大丈夫、アニも優しいよ?」

    そういう意味じゃないよバカ。
  70. 70 : : 2013/10/27(日) 19:29:46
    アルミン「コニーがあんなに泣くところ初めてみたよ」

    もうすぐ嫌と言うほど泣くことになるよ。

    アニ「まだ続けるの?もういいよ」

    少し足を早めて距離をあける。

    アルミン「そう言えばアニって泣く事とかあるの?見たことないけど」

    泣く?

    私が?

    思わず足を止める。

    アニ「私が泣くわけないよ、だって....」


    私は戦士だから

    アルミン「アニ?」

    アニ「何にもない....私は泣かないよ」


    アルミン「??でも[涙を上手く使いこなすのが乙女だ]ってダスが言ってたよ?」

    誰だいそいつは....そんな事言ってたのか....

    アニ「でも、ミカサやユミルだって泣いたこと無いんじゃない?知らないけど」

    そうだ....無いじゃないか!

    アルミン「ミカサとユミルは自称乙女じゃないじゃないか、君だけだよ?」
  71. 71 : : 2013/10/27(日) 19:30:38
    ご飯たべるんで深夜更新します!よければ見てください!
  72. 72 : : 2013/10/27(日) 19:31:08
    待ってる。
  73. 73 : : 2013/10/27(日) 19:32:32
    >>72ありがとうございます、お互い頑張りましょう
  74. 74 : : 2013/10/27(日) 19:45:29
    期待!
  75. 75 : : 2013/10/27(日) 19:46:53
    >>74ありがとうございます!時間があれば後で見に来てください
  76. 76 : : 2013/10/27(日) 21:42:21
    更新します
  77. 77 : : 2013/10/27(日) 21:44:31
    ....

    ....

    たしかにそうだ。

    私は乙女、乙女なら泣くのか....

    いいよ、やってあげる。

    私の涙に魅了されるがいい....

    アニ「ひどいよ....私....こんなに乙女なのに....えーん」

    目を両手で覆って泣いて見せた。

    きっとウォール・シーナの全人類を感動の渦に巻き込むだろう。

    アニちゃん奥義の一つ[嘘泣き]を使う日がくるなんてね!

    今考えたんだけど....

    指の間から目を覗かせて反応を確認する。

    笑顔型の人類は真顔型に退化していた。

    アルミン「なめてるの?」

    え?

    アルミン「なんなの?それ、バカにしてるの?」

    アニ「いや....その....」

    アルミン「いいかい?子供じゃないんだからそんなアホ・レオンハートみたいなことしないでくれるかな?不愉快だ、乙女?はっ笑わせるな、壁外でやれ!」

    言いたい放題じゃないか....

    アニ「ご....ごめんなさい」

    思わず頭を下げてしまったが....私が悪いのか?

    アルミン「ははは、冗談だよアニ、言いすぎたね、ちょっと腹が立ったから思っても無いこと言っちゃった、ごめんね」

    言い終わると私に笑顔を向けた。

    腹は立ったんだ....

    アニ「やっぱりあんた嫌い....」

    そう言って私は、後ろから何度も名を呼ばれたが無視して走った。

    嫌い....

    乙女をなんだと思ってるんだい!

    ....

    ....

    あれ?私....何してるんだろう....こんなことしてていいの?

    なんかどうでもよくなってきた。
  78. 78 : : 2013/10/27(日) 21:45:34
    また後で更新
  79. 79 : : 2013/10/28(月) 01:52:46
    更新します。よければ読んでください
  80. 80 : : 2013/10/28(月) 01:55:21
    支援!

    一人で怖かった
  81. 81 : : 2013/10/28(月) 01:55:22
    数日後....



    アルミン「 やあアニ、一緒にいいかい?」

    また来たのか....なんか最近、毎日私と食べてないかい?

    友達無くすよ?

    まあ嫌ではないが....

    アニ「座りなよ」

    私は、そう言って自分の、隣の椅子をひいてあげた。

    今日は、こいつ一人なのかな?

    少し前からこいつは、あの駆逐バカとエレンバカも同席させることがある。

    見たところ他の二人は....いないみたいだね。

    アニ「一人?なら今日はゆっくり食べれそうだね」

    別に、こいつと二人がいい訳じゃない。

    アルミン「エレンたちは今日掃除当番じゃないか、忘れたの?」

    不思議そうに私を見る。

    アニ「そうだっけ?自分の番以外興味がないからね」

    ちなみに私は昨日だった。

    アルミン「ハハハ..相変わらずだね..あれ?僕はいつだったかな?」

    ん?この前見たときは確か....

    アニ「明後日じゃなかった?....あ」

    しまった!

    やられた....

    私をはめた奴は、ニヤニヤしながら食事を始めている。
  82. 82 : : 2013/10/28(月) 01:58:14
    言えない....

    無意識に、あんたと食事出来ない日を、確認してたなんて言えない。

    でも、こんな事を言うってことは....

    わかってるんでしょ?

    気に入らない。

    アニ「あんたも相変わらず性格悪いね、向こうで食べてよ」

    嫌い。

    アルミン「悪かったよ」

    ちっ

    この笑顔が嫌い。

    アルミン「アニは..」

    アニ「ん?」

    アルミン「エレンたちと食事するのは嫌かい?」

    アニ「なんで?」

    そう見えるの?

    アルミン「だってさっきゆっくり食べれそうって言ったから嫌なのかと」

    さっきまでの笑顔が消えて、少し寂しそうな顔をしている。

    アニ「別に..ただエレンはよく話しかけてきて、それに答えるからゆっくり食べれないと言っただけで嫌というわけじゃない、勘違いさせたなら悪かったね」

    嘘はついてないさ。嫌いじゃない

    アルミン「そっか、ならよかった」

    あんたは嫌い....
  83. 83 : : 2013/10/28(月) 02:00:10
    アニ「あんたの友達は個性的だからね、まだ馴れてないのも確かだけど」

    アルミン「否定できないね」

    あ、笑った。

    アルミン「そう言えばアニって」


    アニ「今度は何?」

    私は少し睨みながら言った。

    アルミン「僕の名前呼んだことないよね?」

    は?あれ?

    アニ「そうだっけ?なんか呼びにくくない?」

    アルミン「そんなことないよ、呼びやすいよ!」

    アニ「そう?」

    アルミン「うん....」

    アニ「........」

    アルミン「........」

    無表情で私を見る。

    私もこんなふうに見えてるのだろうか

    アニ「....何?」

    アルミン「いや..今の流れは呼ぶ流れでしょ!?何?じゃないよ」

    急に声が大きくなる。

    アニ「うるさいよあんた....」

    それを沈める私。

    アルミン「あっ..ごめん....っじゃなくて早く呼んでよ!」

    アニ「面倒」

    いまさら....言いにくいなー。

    彼は、はあぁっと大きなため息をついた。
  84. 84 : : 2013/10/28(月) 02:01:57
    あ....ア

    アニ「あんた」

    だめだ....

    何故言えない。

    恥ずかしいの?

    わからない....こいつといると自分がわからなくなる。

    アニ「今さらだし、あんたで許してあげるよ」

    ....アルミン

    アルミン「君がそれを言うなよ....」

    アルミン!!

    アニ「昼食の時間終わっちゃうよ?待っててあげるから早く食べなよ」

    ....ふふ、アルミンだって....

    恥ずかしいよ....

    苦笑いをする彼。


    アルミ....

    あっ....

    だめだ....私は....

    ごめんなさい....ライナー、ベルトルト。

    ごめんなさい....お父さん。
  85. 85 : : 2013/10/28(月) 02:02:36
    今日はここまで!おやすみなさい
  86. 86 : : 2013/10/28(月) 02:03:14
    >>80なにが?w
  87. 87 : : 2013/10/28(月) 02:22:59
    乙!

    支援
  88. 88 : : 2013/10/28(月) 03:37:47
    お、おもしろい… すごい引き込まれます
    支援!
  89. 89 : : 2013/10/28(月) 08:00:12
    >>87>>88ありがとうございます
  90. 90 : : 2013/10/28(月) 13:36:49
    更新します!
  91. 91 : : 2013/10/28(月) 13:38:40
    イェーイ! 待ってました!
  92. 92 : : 2013/10/28(月) 13:39:10
    ある日、私はアルミンにある場所へ誘われた。

    数時間前の、食事でのことだ。


    アルミン「今日は午後の訓練が休みだからゆっくりできるね」

    午前中の訓練で疲れたのか、声に元気がない。

    上手くサボればいいのに、エレンやミカサについていこうとするからだよ....

    アニ「ゆっくり休みな」

    アルミン「珍しいね!ありがとう」

    いつものように元気になった。

    簡単な奴....

    アルミン「外も涼しくなってきたし、いつもの場所で気分転換でもするかなー」

    のびをしながらアルミンが言う。

    アニ「いつもの場所?」

    アルミン「気になるの!?」

    アニ「いや別に」

    アルミン「そっか....じゃあ言わなくていいね」

    ....

    ちっ....

    アニ「気になる」

    アルミン「ハハハ、正直だね....えっとね、男子寮から少し離れた、風当たりのいいところに、ほとんど誰も使わないベンチがあるんだ」

    アニ「へー」

    一足先に食べ終わった私は、肘をついてアルミンを見る。

    アルミン「ちょっと距離があるから誰も使わないんだろうけど....そのおかげで僕がゆっくりできる。そこにいると凄く落ち着くんだ!よかったらアニも後でおいでよ」

    そんな場所知らなかった....

    アニ「私は暇じゃないんだけど....」

    私はフイっと反対を向いた。

    アルミン「来れたらでいいからさ、待ってるから」

    面倒だね....
  93. 93 : : 2013/10/28(月) 13:41:01
    と言うわけで私は、今男子寮の近くにいます。

    別にアルミンに誘われたから来たわけじゃない。

    ただ外の空気を吸いたくなっただけ....

    ほら....私って乙女だから。

    アニ「寒い」

    ポツリと独り言を呟きながら歩く。

    つい口に出てしまうほど寒い。

    もう寮に戻ろうかな....

    でもここまで、たまたま!来たんだし....

    あいつの所にでも行ってあげようかな....

    暖めてくれるかな....

    ハハハ....何言ってるんだい私は....

    その時私は足を止めた。

    今にも眠りにつきそうなアルミンを見つけたからだ....

    うとうとしてる。

    かわいい。

    このまま見てようかな....
  94. 94 : : 2013/10/28(月) 13:42:53
    しかし、少し強い風が私を襲い、その考えを変えられる。

    だめだ....寒すぎる....あいつは、何で平気でいられるんだい?

    さて....どう声をかけよう....

    少し驚かせてやろうかな。

    私は、足元にある小さな枝を手に取った。

    これを上手く当てれば起きる?どんな間抜けな顔をするのか楽しみだよ。


    ポイ

    軽く枝を投げる。

    が、それと同時に強く風が吹き、枝は、アルミンの手前に落ちた。

    あんな枝が落ちる音じゃ気付かないのかい?

    それなら....

    私は、辺りを見渡し、さっきより大きい枝を手にとる。

    ちょっと大きいかな?

    まあ当たっても死なないか。

    風も強いし。

    振りかぶり、枝を投げつける。


    シュッ

    コツン

    アルミン「あいたっ!」

    やった!当たった。ん?刺さった?

    大丈夫だ、刺さってはいない。

    頭の枝が当たった部分を押さえるアルミン。

    しかし、頭に当たり、膝に落ちた枝を、ひょいと拾い、キョロキョロと辺りを見渡す。

    とりあえず知らん顔をしてみた。
  95. 95 : : 2013/10/28(月) 13:44:47
    すぐ私に気付くアルミン。

    アルミン「痛いじゃないか」

    眉を八の字にして弱々しく言う。

    アニ「何が?」

    アルミン「そんな知らん顔してもばれてるよ!他に人がいないんだから」

    アニ「たまたま捨てたのが当たったんだ..運が悪かったね」

    投げたんだけどね。

    アルミン「まあいいや..それより来てくれてありがとう」

    笑顔になるアルミン。

    アニ「何が?外の空気が吸いたくなって外にでたら、偶然あんたがいただけだ」

    そう....偶然だよ。

    アルミン「じゃあ偶然会えたのも何かの縁だ、こっちおいでよ」

    無理矢理合わせてきたようで腹が立つけど....まあいい。

    ....やっぱり腹が立つから端っこに座ろう。

    私は、ベンチの端に腰を下ろした。

    アルミン「そんなに離れなくてもいいじゃないか」

    寂しそうにアルミンが言う。

    アニ「私は端が好きなんだ」

    多分

    アルミン「あっ、もしかして寝るときは、壁の方向いて寝ちゃう?僕もそうなんだ!」

    アニ「どうでもいい....」

    アルミン「そっか..アニ寝相悪いんだね?」

    アニ「は?なんでそうなるわけ?」

    思わず声を張る。
  96. 96 : : 2013/10/28(月) 13:47:32
    アルミン「簡単に答えれる質問じゃないか..僕にはアニが話をはぶらかしているように感じるけど」

    相変わらず面倒な男だよ。

    アニ「ああもうわかったよ!壁の方向いて寝てるよ!」

    どうでもいいけど

    アルミン「やっぱり?なんというかこの壁に守られてる感じ?すごく落ち着くよね」

    アルミンが、子供のようにはしゃぐ。

    アニ「あんたは今落ち着きなさいよ....」

    アルミンに、少し違和感を感じた。

    いつもは、こんなにはしゃがないのに....

    変なの。

    アルミン「落ち着くと言えば、ここはどう?」

    アニ「ん?悪くはないね」

    あんたが居るから?

    アルミン「アニもたまにここで昼寝でもするといいよ」

    アニ「私は寒いのが嫌いだから遠慮しておくよ」

    一人だと寂しいし....

    露骨に残念がるアルミン。

    それをじっと見つめた。

    ....少し近づいてみようかな?

    アルミンのすぐ隣に座り直す。

    しまった....近すぎた!

    でも....暖かい....

    凄く....胸の奥まで....

    アニ「あー..ここなら寒くないね......」

    え?私....待って!

    アルミン「......?」

    不思議そうに私を見るアルミン。

    アニ「....じゃあこうしようか、その..あんたがそこで私の風避けになってくれるなら....たまに来てあげても....いいよ?」

    なんてこと言うんだい!!

    私のバカ!

    は....恥ずかしい....

    ....暖かい。

    ....

    ああ、やっぱりそうなんだね。

    私は...戦士じゃなくなったんだ....
  97. 97 : : 2013/10/28(月) 13:48:01
    また夜に更新できたらします!
  98. 98 : : 2013/10/28(月) 13:51:59
    アニの心情が見えるっていいね、マジで可愛かった
  99. 99 : : 2013/10/28(月) 13:55:12
    >>98ありがとう!1作目と話合わせないといけないから結構時間がかかるw
  100. 100 : : 2013/10/28(月) 13:57:22
    >>99
    PV期待してますw
  101. 101 : : 2013/10/28(月) 13:58:53
    >>100
    1000行けばいいかなー程度だね

    そして100レス取られた
  102. 102 : : 2013/10/28(月) 19:35:38
    >>74です

    引き続き支援!
  103. 103 : : 2013/10/28(月) 22:07:38
    >>102ありがとうございます。
    深夜できたら更新するんで、よければ見に来てください
  104. 104 : : 2013/10/29(火) 00:20:49
    頑張ってください!
  105. 105 : : 2013/10/29(火) 00:29:20
    更新します
  106. 106 : : 2013/10/29(火) 00:29:50
    !!!支援!!!
  107. 107 : : 2013/10/29(火) 00:30:47
    ある日の訓練終了後、アルミンに声をかけられた。

    アルミン「アニ、ちょっといいかい?」

    アニ「何?」

    少し緊張した顔をしているアルミン。

    何だろう....もしかして....

    アルミン「もうすぐ座学の試験があるよね?エレン達と勉強会をやるんだけど....アニも一緒にどうかな?」

    何だ....わかってたけどさ....紛らわしい顔しないでよ。

    アニ「うん、別にいいけど」

    断る理由もないし。

    私は首を縦に降って言った。

    アルミン「本当!?ありがとう!じゃあ準備ができたら書物室に来てよ」

    笑顔になるアルミン。

    あんたは、その顔が一番だよ。

    アニ「わかった」

    アルミン「じゃあ、また後でね!」

    そう言って私に手を降りながら去っていった。

    前見て歩きなよ、転ぶよ。
  108. 108 : : 2013/10/29(火) 00:31:16
    >>104>>106ありがとうございます頑張って書きます
  109. 109 : : 2013/10/29(火) 00:32:58
    勉強会か、二人きりじゃないのは残念だけど....

    まあいいか、アルミンにいっぱい質問してやろう。

    ふふふ....楽しみだよ。

    自然に足が早まる。

    ベルトルト「アニ」

    突然ベルトルトに呼び止められた。

    私は今、どんな顔をしているのだろうか....

    ベルトルト「少しいいかな?」

    アルミンと同じようなセリフだが、今回は、嫌な予感しかしない。

    アニ「何?」

    ベルトルト「ここじゃまずい....着いてきてくれ」

    そう言うとベルトルトは、私に背を向けて歩き始めた。

    その後に続く。

    しばらく歩き、あまり人が通らない場所を見つけ、そこで立ち止まる。

    再び私を見たベルトルトは、悲しい顔をしていた。

    ベルトルト「楽しそうだね?」

    アニ「そうかい?別にそんなこと無いよ」

    ベルトルトと目を合わせれない....

    ベルトルト「僕が前に言った事を覚えているかい?」

    あまり彼らに染まり過ぎるなよ....

    君は流されないでくれよ?

    アニ「うん」

    ベルトルト「今の君はどうかな?」

    質問の一つ一つが胸にぐさりと刺さる。

    アニ「大丈夫だよ」

    ベルトルト「そうか....」

    アニ「うん」

    ベルトルト「今日の夜、皆が寝た後にライナーも入れて3人で話そう。今後の計画についてだ」

    卒団が迫って来ているのだから計画をたてるのは当然だろう。

    人類を絶滅させる計画。

    アニ「うん....わかった」

    ベルトルト「....」
  110. 110 : : 2013/10/29(火) 00:34:41
    ベルトルトと話を終えた私は、書物室に向かう。

    結構遅れてしまった....

    怒ってるかな?

    ベルトルト....心配しないで。勉強するだけなんだし、これも憲兵団に入るためにするんだよ。

    計画のために....

    うん、きっとそうだ。

    考え事をしているうちに、書物室に着いた。


    大きく深呼吸してから扉をあける。

    大丈夫、いつもみたいに....




    ガラ


    エレン「アルミンお前厳しすぎないか!?落ち込んじまいそうだ....あとミカサ意味わからん!」

    エレンの声だ。

    こっちかい?

    いた....


    私は三人に近づいた。

    アニ「随分賑やかだね、見つけやすくて助かるよ」

    私の声を聞き、それぞれが私を見る。

    アルミン「やあアニ!遅かったね!」

    アルミン、会いたかった。

    エレン「ようアニ、やっと来たか」

    あんたうるさいよ、ほら、周りから睨まれてる。

    ミカサ「アルミン、静かに....。アニ待ってた」  

    無表情で私をみる。

    待ってたなら少しくらい笑顔をつくりなよ....人の事言えないけど。 

    アニ「すまないね、ちょっと用事があったんだ」

    エレン「用事?珍しいな....何だ?」

    もちろん言えるわけがない。

    アニ「乙女の事情に口出しする男はモテないよ」

    エレン「誰が乙女だって?笑わせんな」

    ふん、言ってくれるじゃないか、あんたは最後にじっくり殺してあげる。
  111. 111 : : 2013/10/29(火) 00:35:52
    ミカサ「アニ、エレンは別にモテなくてもいい」

    アニ「そうだね、あんたがいるもんね」

    エレン「意味わかんねぇよ....」

    あんたも鈍いね、ミカサが可哀想。

    アルミン「さあ余談はここまでにしてそろそろ再開しよう。アニ、分からないところがあれば僕に聞いて?僕が答えれる問題なら教えるから」

    そう言って私を手招きするアルミン。

    ミカサ「アルミンに答えられない問題はひとつもない....違った....ほとんどない」

    ミカサが言うとアルミンがあたふたし始めた。

    ほとんど?なんだろう、アルミンでも解らない問題って。

    アニ「座学だけが取り柄だからね」

    ミカサ「そんなことはない、アルミンには沢山良いところがある。アニもいずれわかるはず」

    知ってるよ、言わないだけ

    アニ「....今は性格悪いってことくらいしか知らないけどね」

    アルミン「ハハハ....そんなこと言うならアニだっt」

    エレン「なあ....そろそろやんねぇか?」

    あ....
  112. 112 : : 2013/10/29(火) 00:37:49
    始めてしばらく時間が経つ。

    よし!アルミンに質問するぞ!

    アニ「ねぇ、ここはこうじゃないの?」

    アルミン「ん?あー、基本的にはそれが正しい答えだけど、この特殊な条件がある場合、こっちが答になるんだ」

    アルミンがこちらに身を寄せてきた。

    ちっ....近い!!

    アニ「......えっと....じゃあこれはこう?」

    こんなことで緊張するな!

    アルミン「そうそう!さすがアニだね、理解が早くて助かるよ」

    また近くなった!

    アニ「......じ..じゃあここは?」

    アルミン「ん?どれどrいてっ!」

    さらに近づいてくるアルミンの頭を思わずぶった。

    蹴りじゃないから大丈夫。

    アルミン「何するんだよー」

    頭を押さえて涙ぐむアルミン

    アニ「こっちの台詞だよ....乙女に許可なく近付くんじゃない....びっくりするじゃないか」

    胸が熱い....

    アルミン「!!ごめん....気がつかなかった....」

    慌てて距離を取るアルミン。

    それはそれで寂しい。




    楽しい時間は一瞬で過ぎていった。

    エレン「まあこんなもんでいいだろ」

    エレンがのびをする。

    アルミン「今日教えた所が試験に出やすいと思うんだ。多分大丈夫」

    私も何だかんだでしっかり教わった。

    少しでも多く点を取って、憲兵団に....

    あ。

    ふとベルトルトとの約束を思い出す。

    やっぱり行かなきゃだめだよね?

    なんだか憂鬱だよ....
  113. 113 : : 2013/10/29(火) 00:38:15
    今日はここまでにします。
    疲れました!
  114. 114 : : 2013/10/29(火) 00:42:12
    早く続きが見たい(☆∀☆)
    それまで期待!
  115. 115 : : 2013/10/29(火) 00:43:30
    >>114そんなこと言われたの始めてだwありがとうございます
  116. 116 : : 2013/10/29(火) 01:35:44
    なんか着々と俺の涙腺を・・・
  117. 117 : : 2013/10/29(火) 04:21:23
    見てるゼヨ(´;ω;`)
  118. 118 : : 2013/10/29(火) 06:40:42
    いい話しすぎる ……期待
  119. 119 : : 2013/10/29(火) 09:51:18
    >>117ありがとうございます
  120. 120 : : 2013/10/29(火) 09:51:38
    >>119名前w
  121. 121 : : 2013/10/29(火) 12:48:04
    お昼のラザーニャおいしかったです。
    更新します
  122. 122 : : 2013/10/29(火) 12:51:13
    深夜になった。

    同室の訓練兵が全員、寝ているのを確認してこっそりと寮から出る。

    外はとても静かだ。

    ライナー「ようアニ」

    ライナーとベルトルトが寮の前で待ってくれていた。

    ベルトルト「それじゃあ場所を移そうか」

    私は無言で頷いく。

    私達は、路地裏に移動する。

    ベルトルト「ここならいいか」

    ライナー「そうだな」

    ベルトルト「僕たちは、憲兵団に入ってからしばらくして、攻撃を開始する。内地からの攻撃なら、きっと奴等も対処できないだろう。でも出来るだけ確実に近づけたい。だから一度、外から攻撃して注意をそっちに引き付けたい」

    ライナー「その攻撃は....何時だ?」

    ベルトルト「....解散式の翌日だ、調べたところ、一番警備が薄く、尚且つ僕らが唯一自由に動ける日だ、こんなチャンスはもうないよ」

    そうか....そんなに早くやるんだね。

    仕方ないさ、私達の目的なんだから。

    なのに..どうしてこんなに、心が痛むのさ..

    ベルトルト「ライナー、大丈夫かい?」

    ライナー「問題ない」

    ベルトルトが私を見る。

    ベルトルト「アニ、君は、大丈夫かい?」
  123. 123 : : 2013/10/29(火) 12:53:23
    アニ「私は....」

    早く言いなよ!

    なんで言葉が出ないんだい....

    大きくため息をはくベルトルト

    ベルトルト「アニ、君は彼等に近づき過ぎた。いつか君なら気付いてくれると思って放っておいたけど....やっぱりだめだったね....」

    ライナー「アルミンと仲良かったからな、お前は」

    私は下を向いたまま何も言えない。

    ライナー「....別に俺は、良いと思うがな。俺達は、兵士なんだし、仲間の一人や二人くらい、いるもんだろ?恋人だって欲しいよな?二人もいらないか....」

    ライナー?あんた....

    ベルトルト「ライナー!」

    ベルトルトが怒鳴る。

    ライナー「おい、なんだよ?大声だしたら見つかるぜ?教官に怒られるのは嫌だからな?」

    ベルトルト「君は....自分が何を言ってるかわかってるのか!?僕たちは、兵士じゃない!戦士だ!僕達は、兵士と仲良くなんて....恋なんてしてはいけないんだ!」

    はっとするライナー

    ライナー「....す..すまない....どうかしてた」

    ライナー....あんたも私と同じなんだね。

    ベルトルト「アニ、もう一度よく考えてくれ。中途半端な気持ちで今回の作戦に参加してほしくないんだ、君は、兵士なのか?戦士なのか?」

    私は....

    どっちなんだ....

    自分でも、わからなかった......
  124. 124 : : 2013/10/29(火) 12:53:46
    とりあえずここまで
  125. 125 : : 2013/10/29(火) 13:20:05
    いいところで止めるな!!
  126. 126 : : 2013/10/29(火) 13:39:04
    時間ができたんでさらに更新
  127. 127 : : 2013/10/29(火) 13:41:44
    わからないまま、試験当日がやって来た。

    眠い....最近ほとんど寝てないからね....

    教官「さあ全員席につけ!試験を始めるぞ!」

    教官の声を聞いた訓練兵達は、駆け足で自分の席につく。

    エレン「アニ、頑張ろうぜ!」

    後ろの席のエレンに話かけられた。

    アニ「そうだね」

    私は、前を見たまま答える。

    教官「それでは始めろ!!」

    教官の合図と共に、全員が筆を走らせる。

    ....アルミンが教えてくれた所がほとんど出ている。

    さすがアルミンだ....


    ....とりあえず解けたけど....

    駄目だ....眠い。

    見直しなんて、出来そうもないな....

    もういいや、寝よう。

    ....

    ....

    「....起きな」



    「起きなってば!」

    あんた誰だい?

    「私は、あんただよ」

    意味がわからない。お休みなさい

    「寝るな!私を見て」

    眠いんだって....うわ!

    これは夢だろうか、目の前に私がいる。

    まわりを見渡すが、ここは試験室ではない。

    真っ白に染まった世界が広がっている。

    どこだいここは?
  128. 128 : : 2013/10/29(火) 13:44:18
    「あんたの夢のなかさ」

    やっぱり夢だった。

    白い紙に、二人の私が描かれただけのような空間....居心地がわるい。

    あんたは私なの?

    「そうだよ、正しく言うと、戦士のアニ・レオンハートだね」

    戦士....

    なら私は、兵士の?

    「そうだよ、あんたに文句を言いに来たんだ」

    文句?

    「あんたのせいで私の存在がどんどん小さくなってきてるじゃないか!」

    そんなこと言われても....

    「故郷の仲間を裏切るのかい?」

    そうだ....私にも仲間がいるんだった

    「そうさ!それに....お父さんだって....待ってくれてるんだよ?」

    お父さん....

    「生きて帰るって約束したんだよ?忘れたの?」

    お父さん....会いたいよ....

    「だったら....やんなきゃいけないんだよ私達が....。ベルトルトやライナーも裏切ることになるんだよ?」

    わかってるよ....でも..

    「でもじゃない、やるの、いい?さっさとあんたは、私の中から消えて。それで全てうまくいくんだから」

    そう言うと、戦士の私は、姿を消した。


    待って!!

    返事は無い。

    いきなり襲われる孤独感に目をつぶる。

    怖い。



    私は、何がしたいんだろう。

    兵士になって、アルミン達と巨人に立ち向かう?

    戦士になって、仲間との....お父さんとの約束を果たす?



    お父さん、私は、どうしたらいいの?教えて....





    アルミン







    助けてよ........

  129. 129 : : 2013/10/29(火) 13:49:53
    戦士と兵士の演出がマジですごいわ、よく考えたな・・・
  130. 130 : : 2013/10/29(火) 13:55:06
    >>129ありきたりだけど、まあ有りかなと思ってw
  131. 131 : : 2013/10/29(火) 14:06:03
    >>130
    あまり書物読まないから知らなかったけどこれありきたりなのかw
  132. 132 : : 2013/10/29(火) 16:34:52
    見てます
  133. 133 : : 2013/10/29(火) 18:39:58
    >>131他のSS に有りそうって話しw

    >>132ありがとうございます
  134. 134 : : 2013/10/29(火) 18:40:35
    今日中にできれば完結させたいです。

    よかったら見てください
  135. 135 : : 2013/10/29(火) 18:42:54
    楽しみに待ってます!
  136. 136 : : 2013/10/29(火) 18:50:28
    はよ
  137. 137 : : 2013/10/29(火) 19:30:00
    少し更新
  138. 138 : : 2013/10/29(火) 19:31:27
    解散式が終わった。

    嬉しそうに、宴会の話をする兵士達。

    その会話に私は、もちろん交ざっていない。

    私と、ライナー、ベルトルトは三人揃って成績上位10名の中に入る事ができた。

    他のことは....よく覚えていない。

    あの夢を見てから、頭がボーッとする。

    アルミン「アニ!」

    アルミンに腕を掴まれた。

    アルミン「アニ....話があるんだ..後で僕らがよく話してたベンチに来てほしい」

    アニ「いいよ....私も話があるから」

    そう言って私は、アルミンに背を向ける。

    アルミン....もう少し早く話してくれたら....私はきっと....

    もう、遅いよ....

    寮に戻る途中、ベルトルトとすれ違った。

    ベルトルト「アニ、たまたま見えてしまったんだけど....」

    おそらくアルミンの事だろう。

    アニ「大丈夫、けじめをつけてくるよ....」

    少しでもベルトルトを安心させたかったがベルトルトの表情は変わらない。

    ベルトルト「その....僕が言うのもなんだけど....本当にそれでいいのかい?僕は、君の人生を壊してしまったんじゃないだろうか....」

    地面を見つめるベルトルト。

    アニ「あんたのせいじゃない、私が自分で犯した失敗だよ。むしろあんたには、感謝してるんだよ?」

    できるだけの笑顔をつくるが、まだベルトルトは、下を見続ける。
  139. 139 : : 2013/10/29(火) 19:32:38
    ベルトルト「すまない」

    アニ「もういいって、じゃあね」

    ベルトルトに手を降り寮にもどる。

    部屋に戻った私は、椅子に腰をおろし、息をつく。

    部屋には、もちろん誰もいない。

    今頃食堂で宴会の準備をしているのだろうか。

    大丈夫、道は踏み外さない。

    大丈夫。

    アルミンに一言いうだけ。

    大丈夫。

    まるで、自分に言い聞かせるように、何度も何度も繰り返す。

    もしかして、もう待ってたりするのだろうか..

    このまま座ってるのも落ち着かないし....

    行こう....

    私の....兵士としての最後の戦いだ。
  140. 140 : : 2013/10/29(火) 19:33:06
    続きは深夜、バイト行ってきます
  141. 141 : : 2013/10/29(火) 19:33:39
    いってら!全裸待機してるよ
  142. 142 : : 2013/10/29(火) 19:34:35
    >>141アニ神さんも全裸教か
  143. 143 : : 2013/10/29(火) 19:35:15
    ついに・・・

    >>141
    風邪ひきますよ?!
  144. 144 : : 2013/10/29(火) 19:35:46
    アニハーさんもアニ神さんも全裸教なら僕はどうすれば(泣)
  145. 145 : : 2013/10/29(火) 19:42:09
    脱げ
  146. 146 : : 2013/10/29(火) 19:44:15
    >>145
    ふざけるなww せめて二人が間違った方向へいかないように僕だけまともになるわw

    頑張って更新してね!
  147. 147 : : 2013/10/29(火) 20:58:46
    神に背くことになろうとも、着衣で待ってますねw
  148. 148 : : 2013/10/29(火) 21:24:14
    >>146解き放とう。

    >>147アニ神の裁きをうけよ!
  149. 149 : : 2013/10/29(火) 21:25:38
    裁きを下しに参った
  150. 150 : : 2013/10/29(火) 22:45:22
    ▂▅▇█▓▒░(’ω’)░▒▓█▇▅▂
    うわあああああああ
  151. 151 : : 2013/10/29(火) 23:20:11
    更新しますね!見てくれてる方(いるのか?)ちょっと長いですけどもう少しお付き合いください!
  152. 152 : : 2013/10/29(火) 23:22:15
    アルミンと話をしたベンチについた。

    そこに座る一人の兵士。

    自らの手を握り、貧乏揺すりをしている。

    バレないように深呼吸をして、近くにある小さな枝を手に取る。

    なつかしいね、今日は風も少ないし、こんな小さな枝でも、きっとあんたにあたるよ。

    でも....今あんたに、この枝を当てることがこんなにも辛いなんて....私は、悪い子だね、辛くなる資格なんてないのに....逃げ出したい、ここから....

    私の意思は、この枝のように脆い。

    もし、この枝が当たらなければ、私はここから逃げてしまうかもしれない。

    そのほうが、楽だから。

    逃げたい....

    どうか....当たらないで。

    弱く、とても弱く枝を投げる。

    しかし私の願いは届かず、枝がアルミンに届く。
  153. 153 : : 2013/10/29(火) 23:23:52
    あたりを見渡し、私に気がつくと、顔を明るくさせる。

    アルミン「アニ!待ってたよ」

    もう逃げられない....

    アニ「すまないね、同期に呼び止められてたんだ」

    アルミン「ここ座る?暖めておいたよ?」

    ベンチの隅に移動するアルミン。

    アニ「いや....ここで良い」

    私には、そこに座る権利がないから

    アルミン「そお?ならいいけど....そういえばアニは憲兵団に入るんだよね?僕らは調査兵団だからあんまり会えなくなるけど..」

    アニ「そうだね」

    アルミン「寂しいかい?」

    アニ「....そうだね」

    胸が痛い。

    アルミン「アニ、話しt」

    アニ「もうこうやって話すのは最後にしないかい?」

    一呼吸置いて話すアルミンの言葉を止めた。

    しかも最悪な言葉で。

    アニ「出会う前の関係に戻ろう」

    ごめんなさい

    アルミン「ちょっとまって意味がわからない」

    オロオロするアルミン

    アニ「言葉の通りだよ、あんたは兵士、私は戦士にもどる、もう話しかけてこないで」

    こんなこと、言いたくないのに。

    アルミン「なんで?」

    いや....これでいいんだ....

    アニ「あんたうざいんだよ、顔も見たくない」

    そうだ....見たくないんだ......
  154. 154 : : 2013/10/29(火) 23:26:06
    アルミン「僕がうざいのはわかった..でもなんで....なんでアニは泣いてるんだ!」

    え?

    私が?なに言ってるのさ。

    アニ「これは....違う、目にゴミg」

    アルミン「そうじゃないだろ!?泣くほど僕がうざいか?」

    眉間にシワを寄せて言うアルミン。

    アニ「違う....違うんだ....」

    そうじゃないよアルミン!

    アルミン「君は僕の事嫌いなの?嫌いならそれでいいから僕の話をk」

    やめて!

    アニ「アルミン!」

    咄嗟に名前を呼んでアルミンを黙らせる。

    私は、なんて卑怯なんだろう....

    アニ「それ以上言わないで....それ以上聞いたら私は..戦士になれない」

    唖然としながらアルミンが口を開く

    アルミン「アニ、僕は君のお陰で兵士になれた。君がいれば戦える。君がいれば強くなれる、君は違ったかい?僕やエレンとミカサは君の糧にはならなかった?」

    なるよ....あんた達は、私の希望だよ.......

    アニ「私は戦士だった、あんた達の力を借りて兵士になろうとした。でもそれは出来ない。私が犯した罪は自分の命を犠牲にしても許されない」

    我慢できずにその場にしゃがみこんだ。

    アニ「私達は出会うべきじゃなかった....あんたは兵士。私は戦士。最初から住んでる世界が違いすぎる。私が一緒にいればあんたを不幸にしてしまう」

    そう..私と居たら、いつかあんたは命を落とす。
  155. 155 : : 2013/10/29(火) 23:27:22
    アニ神さんが腐った(泣)
  156. 156 : : 2013/10/29(火) 23:29:32
    アルミン「その罪は僕と共に背負う事は出来ないのかい?」

    それだけは駄目!

    アニ「それはできない」

    アルミンを睨み付けた。

    あんたが背負うには、重すぎる。

    アルミン「僕の話を聞いてくれないのかい?」

    やだ....

    アニ「それもできない」

    アルミン「そうか.....詳しくは聞かないよ、僕は君の力にはなれないらしいからね」

    アニ「ごめんなさい....」

    急に突き放されたような感じがして、傷つく私がいる。

    なんて卑怯な女....

    アルミンが肩を落とす。

    アルミン「わかった。僕の話しは無かったことにする。その代わりアニはもう二度と泣かないで」

    泣いて無いよ!

    アニ「どうして?」

    アルミン「言っていいの?」

    意地悪だね

    アニ「やっぱりあんた性格悪いよ....」

    アルミン「ありがとう」

    本当にね....

    アニ「わかった、約束するよ。元々泣く権利なんてないからね」

    アルミン「....」

    もうひとつ、贅沢を言おう。
  157. 157 : : 2013/10/29(火) 23:30:54
    アニ「じゃあ私とも約束して、私の事を忘れr」

    アルミン「やだね」

    どうして?こんなに酷い事をしたのに....

    いっそのこと殴って欲しいくらいだよ。

    アニ「は?ずるいじゃないか!私だけなんて」

    アルミン「僕は話を無かったことにする、その代わりといって約束させたんだから、話しをしないことがアニとの約束だ」

    アニ「そんな屁理屈通用すると思うの?」

    いつもこうだ....

    アルミン「じゃあ言っていいの?」

    アニ「やだね」

    アルミン「だよね」

    ずるいよアルミン。

    私もだけど、あんたもずるい。

    アルミンが私に近寄る。

    アニ「なっ..なんだい?許可なく近付くなって前いったでしょ?またぶたれたい?」

    私を殴るの?

    アルミン「アニ僕と握手しよう。変な意味は無い、ただの握手だ」

    え?どうして?

    でもこれくらいならいいよね?

    アニ「....いいよ、あんたは性格悪いうえにワガママなんだね」

    私が笑うと、それにつられてアルミンも笑う。
  158. 158 : : 2013/10/29(火) 23:32:28
    アルミンに手を握られた。

    暖かい....

    気を抜くと泣いてしまいそうだよ....

    約束したばかりなのに....

    アルミンの顔を見つめた。

    大きな瞳の中に私が反射して写っている。

    でも、もうすぐそこに私は写らなくなるんだね....

    寂しいよ....

    アルミン「僕は性格が悪い?」

    なんだい?突然だね

    アニ「?うん」

    アルミン「僕はワガママ?」

    アニ「うん」

    私の次にね

    アルミン「エレンはバカだった?」

    アニ「うん」

    私よりもね

    アルミン「ミカサは優しくしてくれた?」

    アニ「うん」

    意外だよ、本当に

    アルミン「アニ....今まで楽しかった?」

    アニ「..うん」

    楽しかったよ、凄く!なんで言えないの!

    アルミン「こんな僕といた日々は幸せだった?」

    アニ「うん....うん....」

    幸せだったよ!とても幸せだった。

    本当は、今でもこうしていられるのが、

    凄く幸せ!
  159. 159 : : 2013/10/29(火) 23:34:05
    アルミン「それだけ聞ければ満足だ!ありがとうアニ」

    そう言って手を放すアルミン。

    思わずもう一度掴みそうになった。

    アルミン「君にそう思ってもらってたなら僕も幸せだ。昔も、今も、これからも。お別れだアニ、僕の理性があるうちに行ってくれ」

    嫌だよ....行きたくない、側に居たいよ!

    そんな感情を押し殺し私は、アルミンを見た。

    アニ「さよなら....アルミン!」

    アルミンありがとう。

    アルミン「さよならアニ」

    走ってアルミンから離れた。

    これ以上は無理、耐えられない。

    泣くな!約束したんだよ?

    終わったんだ....

    さようならアルミン、

    さようなら私。

    「ごめんなさい」

    いいの。

    私は、充分幸せになれたから。

    じゃあね。
  160. 160 : : 2013/10/29(火) 23:34:23
    ちょっと休憩
  161. 161 : : 2013/10/29(火) 23:36:13
    俺が泣きそうだよ
  162. 162 : : 2013/10/29(火) 23:54:02
    >>161胸を貸そう
  163. 163 : : 2013/10/30(水) 00:30:08
    再開します
  164. 164 : : 2013/10/30(水) 00:32:45
    ....

    ......

    私は、今水晶体の中に入って身を守っている。

    体は勿論動かない。

    そうか私は、人類に負けたんだ。

    ごめんなさい、ライナー、ベルトルト。

    お父さん......

    皆生きてるかな?

    エレン、ミカサと喧嘩してないかな?

    ミカサ、世話焼き過ぎてないかな?

    アルミン....会いたいよ。

    まだあんたの顔が目の裏にやきついてる。

    自然と涙が流れるのがわかる。

    「またあんたかい?」

    またあんたかい?

    「真似しないで!」

    元気?

    「元気なわけないよ、見ればわかるだろ?」

    もう、何も見えないよ....

    「耳は聞こえてるでしょ?」

    微かにだけどね....

    「じゃああいつの声も聞こえたんだね?」

    聞こえたよ。

    「だから泣いてるの?」

    わからない....

    自分でもわからない。

    アルミンの声が聞こえたんだ。

    勘違いかもしれない....けど....今の私にとって、一番幸せな言葉。

    「私の分まで....幸せになってね」

    私になる資格があるんだろうか....

    アルミンにあんな酷い事をしたのに....

    その資格があるなら....私はいつまでも待とう。
  165. 165 : : 2013/10/30(水) 00:34:10

    アルミン....





    もし....




    もしいつか、遠い未来で、またあんたと会えたら、あのセリフからやり直せるかな?




    アルミン「僕はアルミン、アルミン・アルレルト」


    アニ「..私はアニ・レオンハート」



    そしてまた私と一緒にいて欲しい。


    沢山話をしてよ、笑顔を私に見せてよ。




    そしたら....今度は私からも言うから。
  166. 166 : : 2013/10/30(水) 00:34:43
    アルミン!!







    大好き!!



  167. 167 : : 2013/10/30(水) 00:37:32
    終わりです。ここまで見てくれた方がもしいれば感謝感激です!少し無理矢理ですができるだけ二人を幸せにしたかったのでこうなりました。

    コメントなど貰えると凄く嬉しいので、よければお願いします。

    貴重な時間をありがとうございました。
  168. 168 : : 2013/10/30(水) 00:49:58
    よかった!お疲れ!
  169. 169 : : 2013/10/30(水) 00:51:10
    >>168読んでくれてありがとうございました。
  170. 170 : : 2013/10/30(水) 00:54:30
    やっぱり泣ける作品だったよ・・・
  171. 171 : : 2013/10/30(水) 00:56:24
    >>170読んでくれてありがとうございました。

    今度は、本気で泣かせるように頑張ります
  172. 172 : : 2013/10/30(水) 00:57:45
    良かった…凄い良かった
  173. 173 : : 2013/10/30(水) 01:04:30
    >>172 読んでくれてありがとうございました

    ひかりん愛してる
  174. 174 : : 2013/10/30(水) 01:15:20
    >>173
    俺もアニハーさんもアニハーさんの作品も大好きだよ
  175. 175 : : 2013/10/30(水) 01:16:16
    >>174 先生!この人いい人です!
  176. 176 : : 2013/10/30(水) 02:22:06
    お疲れ様でした。
    上手く言えませんが…アニらしいアニが観れてとても良かったです!
  177. 177 : : 2013/10/30(水) 05:33:07
    アニらしいアニでした!よかった!
  178. 178 : : 2013/10/30(水) 09:08:24
    >>176読んでくれてありがとうございました。
  179. 179 : : 2013/10/30(水) 09:09:33
    >>177読んでくれてありがとうございました。
    アニ神さんみたいにかわいいアニがいつか書きたいです。
  180. 180 : : 2013/10/30(水) 11:51:48
    授業をサボって読んだかいがあったわ

    面白かった‼︎
  181. 181 : : 2013/10/30(水) 12:01:53
    >>180貴重な勉強時間をありがとうございますwww

    嬉しいです
  182. 182 : : 2013/10/30(水) 23:45:02
    素晴らしかった!
  183. 183 : : 2013/10/31(木) 01:13:38
    >>182読んでくれてありがとうございました。
  184. 184 : : 2014/02/01(土) 23:54:23
    アニハーが投稿した2ヵ月後でも泣けた
  185. 185 : : 2014/02/02(日) 01:11:28
    >>184ありがとうございます!
  186. 186 : : 2015/01/02(金) 11:22:46
    泣くぅーーーーーーー・゜・(つД`)・゜・

    えー、ハイ、とても良い作品でした。
    マジで泣きました。
    次回作も期待してます。
  187. 187 : : 2020/10/06(火) 13:11:51
    高身長イケメン偏差値70代の生まれた時からnote民とは格が違って、黒帯で力も強くて身体能力も高いが、noteに個人情報を公開して引退まで追い込まれたラーメンマンの冒険
    http://www.ssnote.net/archives/80410

    恋中騒動 提督 みかぱん 絶賛恋仲 神威団
    http://www.ssnote.net/archives/86931

    害悪ユーザーカグラ
    http://www.ssnote.net/archives/78041

    害悪ユーザースルメ わたあめ
    http://www.ssnote.net/archives/78042

    害悪ユーザーエルドカエサル (カエサル)
    http://www.ssnote.net/archives/80906

    害悪ユーザー提督、にゃる、墓場
    http://www.ssnote.net/archives/81672

    害悪ユーザー墓場、提督の別アカ
    http://www.ssnote.net/archives/81774

    害悪ユーザー筋力
    http://www.ssnote.net/archives/84057

    害悪ユーザースルメ、カグラ、提督謝罪
    http://www.ssnote.net/archives/85091

    害悪ユーザー空山
    http://www.ssnote.net/archives/81038

    【キャロル様教団】
    http://www.ssnote.net/archives/86972

    何故、登録ユーザーは自演をするのだろうか??
    コソコソ隠れて見てるのも知ってるぞ?
    http://www.ssnote.net/archives/86986

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