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リヴァイ班story『第1話』ーー『リヴァイ班結成』ーー

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  1. 1 : : 2014/04/13(日) 01:16:56

    荒らしがいたので
    立て直しました

    コメントも制限させて頂きます

    ゆっく~り更新です(;_;)

    それでも良ければ
    ご覧ください…

    PVの数とお気に入りの数だけが
    励みになります( ;∀;)
  2. 2 : : 2014/04/13(日) 09:52:53


    トントン


    リヴァイ「入るぞ」


    エルヴィン「来たか」


    リヴァイ「エルヴィン…お前が呼んだんだろうが」


    朝の日差しが出始めた頃に

    オレはエルヴィンに呼ばれ部屋を訪れていた


    エルヴィン「そうだったな」


    リヴァイ「で、何の用だ?」


    エルヴィン「リヴァイ…お前は…今までに多くの壁外調査を乗り越えてきて、兵士長になった」


    エルヴィン「そろそろ、自分の班を作ってみないか?」


    リヴァイ「自分の班だと?」


    エルヴィン「そうだ…『リヴァイ班』…どうだ?悪くないだろう?」


    リヴァイ「ほう…」


    エルヴィン「班員はリヴァイが決めるといい。この紙に優秀だと思われる人物がアップしてあるからな」ペラッ


    リヴァイに向けて紙を差し出すエルヴィン


    リヴァイ「・・・・・」スッ


    エルヴィン「決まったら報告してくれ」


    リヴァイ「…分かった」


    バタンッ
  3. 3 : : 2014/04/13(日) 10:22:21


    リヴァイ「ふう・・・・」


    少しのため息がこぼれる


    リヴァイ「リヴァイ班…か」


    リヴァイ「了承はしたものの…誰にするか…」


    リヴァイ「・・・・」ペラッ


    エルヴィンに渡された紙を開くリヴァイ


    リヴァイ「・・・・」


    リヴァイ「とりあえず…一通り見た結果…良さようなやつを見つけたな…」


    リヴァイ「エルド・ジン…グンタ・シュルツ」


    リヴァイ「調査兵団所属らしいから…後で見に行くとしよう…」


    ハンジ「ありゃっ?リヴァイじゃないか!」


    リヴァイ「あ?」


    ハンジ「何してんの?紙を見つめて」


    ハンジが不思議そうにリヴァイに訪ねる


    リヴァイ「さっき…エルヴィンに『リヴァイ班』とかいうのを作ったほうがいいと言われてな。それに見合う人材を見てたんだ」


    めんどくさがりながらもハンジに説明をするリヴァイ


    ハンジ「そうなんだ…で、いい人材は居たのかい?」


    リヴァイ「あぁ…この二人だな…後で見に行ってみる」


    ハンジ「へぇ…なかなか良さような人たちだね」


    リヴァイ「入ってくれるかどうかは別だがな」


    ハンジ「確かにね」
  4. 4 : : 2014/04/13(日) 10:56:41


    リヴァイ「・・・・」


    スタスタと自分の部屋への道を歩く


    ガチャッ…と音を立てて自分の部屋のドアを開く


    リヴァイ「もう少ししたら見に行こう…」


    そう言いながら
    紅茶を飲むために…茶葉の入った小瓶を開ける


    ポンッ!っと快音が響く


    リヴァイ「・・・・・」コポコポ


    リヴァイ「ふぅ・・・・」ズズッ


    リヴァイ「悪くない…」ズズッ


    リヴァイ「いや…ちょっと熱いな…」


    リヴァイ「そろそろ行くとするか」


    バサッ

    そう言い、マントを羽織った
  5. 5 : : 2014/04/13(日) 14:07:13


    リヴァイ「ここだな…」


    エルド「ふぅ…今日も疲れたな」


    グンタ「あぁ…そうだな」


    エルド「まっ…今日はこれで終わりみたいだし…どっかに飯食いにでも行くか」


    グンタ「いいなそれ!」


    リヴァイ「おい」


    エルド「!」


    グンタ「!」


    不意に声をかけられびっくりして体を震わせる二人


    エルド「あ、あなたは…!」


    グンタ「リヴァイ兵士長!!」


    リヴァイ「オレも飯食いに行っていいか?」


    エルド「・・・・」チラッ


    グンタ「・・・・」チラッ


    顔を見合わせる二人


    エルド「お、恐れ多いですが…いいですよ」


    グンタ「リヴァイ兵士長が構わないならですけど…」


    リヴァイ「構わん」


    リヴァイ「早速行くとするか」


    エルド「は、はい!」


    グンタ「はい!」
  6. 6 : : 2014/04/13(日) 14:12:03


    ある居酒屋~~


    ガラガラ


    エルド「こんばんわ~」


    グンタ「こんばんわ~」


    店主「おっ?来たな!エルドにグンタ!」


    リヴァイ「・・・・・」


    店主「と…り、リヴァイ兵士長っ!!?」


    リヴァイ「気にしなくていい」


    リヴァイ「今日は一人の人間としてここに飯食いに来たんだ…固くならなくていい」


    店主「そ、そうです!」


    店主「二人ともいつものでいいか?」


    エルド「お願いします」


    グンタ「奥の席に座りましょうか」


    リヴァイ「ああ」
  7. 7 : : 2014/04/13(日) 15:35:43


    エルド「よいしょっと…」


    グンタ「ふう…」


    リヴァイ「・・・・・」


    エルドとグンタは隣同士に座り
    その向かい側にリヴァイが座った


    エルド「・・・・・・」


    グンタ「・・・・・・」


    リヴァイ「・・・・・・」


    三人の間に沈黙が流れる


    それを破ったのは


    リヴァイ「ここの料理は…旨いのか?」


    リヴァイであった


    エルド「オレたちは好きですよ」


    グンタ「美味しいと思います!」


    リヴァイ「ほう…」


    店主「はいよ!いつもの!」


    料理が運ばれてくる


    リヴァイ「いただきます」


    エルド「いただきます!」


    グンタ「いただきまーす!」


    リヴァイ「もぐもぐ…」


    リヴァイ「悪くない…」


    エルド「それなら良かった!」


    グンタ「ところで、リヴァイ兵士長…」


    リヴァイ「何だ?」


    グンタ「今日はオレたちにどういった用件で…?」


    リヴァイ「・・・・・」


    リヴァイ「話があって来たんだ」


    エルド「・・・・・」


    グンタ「・・・・・」


    場の空気が変わり

    緊張した雰囲気に飲み込まれる
  8. 8 : : 2014/04/13(日) 17:30:01


    リヴァイ「お前らは…巨人が怖いか?」


    エルド「そ、そりゃ…怖いですよ…」


    リヴァイ「グンタはどうだ?」


    グンタ「出来ることなら…戦いたくはないです…」


    エルド「しかし…」


    グンタ「でも…」


    口を曇らせた後に

    席を立ち

    二人は心臓に手を当て

    息を合わせて喋りだした



    「オレたちは…人類を守ると心臓を捧げた兵士!自分達の家族を…民衆を守るためならば…この命惜しくはありません!」


    「オレたちの手で…いつの日にか…巨人を絶滅させて…平和な世界にしていきたいです!」


    リヴァイ「・・・・!」


    二人の気迫のこもった演説に
    少し気圧されるリヴァイ


    リヴァイ「そうか…立派な敬礼だ…」


    リヴァイ「話を戻すぞ」


    エルド「あっ…すいません…」


    グンタ「ちょっと…熱が入っちゃいました…」


    照れくさそうに席に二人は座る
  9. 9 : : 2014/04/13(日) 20:40:53


    リヴァイ「単刀直入に言う」


    エルド「・・・・・」


    グンタ「・・・・」


    緊張で唾を飲み込む二人


    リヴァイ「エルド・ジン。グンタ・シュルツ」


    リヴァイ「お前ら…オレに付いてきてくれないか?」


    エルド「えっ?」


    グンタ「え?」


    状況が今いち飲み込めない様子の二人


    エルド「そ、それはどういった意味で…?」


    リヴァイ「オレは…『リヴァイ班』と呼ばれる特別班を作ろうとしている…そこで…お前たち二人を勧誘しに来た」



    グンタ「!」


    エルド「そ、それは…本当ですか?じ、自分達がリヴァイ兵士長の班に…」


    リヴァイ「嫌か…?」


    エルド「嫌ではないんですけど…自分達で本当にいいのか…と思いまして…」


    グンタ「同じくです…」


    リヴァイ「オレは…お前らがいいと思ったから誘っているんだが?」


    エルド「!」


    グンタ「!」


    リヴァイ「それにお前らの決意は受け取った」


    リヴァイ「オレの班は…絶対に誰一人も死なせはしないっ!!オレの命にかえても…守ると誓おう!!」


    エルド「リヴァイ兵士長…!」


    グンタ「リヴァイ兵士長っ!!」


    エルド「分かりました…オレたちは…あなたに一生付いていきます!」


    グンタ「でも…守られるのではなく…オレたちもリヴァイ兵士長を守ります!」


    リヴァイ「ほう…そうか…これからよろしくな」


    エルド「はい!」


    グンタ「はいっ!」


    リヴァイは二人と固い握手を交わした

  10. 10 : : 2014/04/13(日) 20:41:07


    ーーー
    ーー


    リヴァイ「準備は出来たか?」


    エルド「はい…皆にも言ってきましたし…手続きも完了しました」


    グンタ「オレも大丈夫です」


    リヴァイ「そうか…では…行くとしよう」


    エルド「はい!リヴァイ兵士長!」


    リヴァイ「兵士長じゃなくて…兵長でいいぞ」


    グンタ「へ、兵長!」


    リヴァイ「ふっ…」


    エルド「兵長!行きましょう!」


    リヴァイ「ああ…行くぞ…!」


    グンタ「はい!」


    馬を走らせる三人


    皆いい表情をしていた
  11. 11 : : 2014/04/13(日) 20:41:21


    調査兵団本部


    リヴァイ「着いたぞ」


    エルド「今日からここで…」


    グンタ「オレたちは…」


    リヴァイ「あぁ…そうだ…」


    リヴァイ「まずは…エルヴィンに報告が先だ」


    エルド「エルヴィン団長にですか!?」


    リヴァイ「ああそうだ」


    グンタ「やばい…緊張してきたぞ…」


    リヴァイ「そんなに緊張することか?」


    エルド「兵長はないかもしれませんが…オレたちはエルヴィン団長に会うの滅多にないんで…緊張が…」


    リヴァイ「ふっ…まあいい…行くぞ」
  12. 12 : : 2014/04/13(日) 20:41:40


    トントン


    エルヴィン「入りたまえ」


    リヴァイ「何だ?その口調は」


    エルヴィン「いつもと変わらないが」


    リヴァイ「ほら…入れ」


    エルド「失礼します…」


    グンタ「失礼します!」


    エルヴィン「彼等は?」


    エルド「本日より『リヴァイ班』に所属することになったエルド・ジンです!」


    グンタ「同じく…グンタ・シュルツです!」


    エルヴィン「そうか…君らが…」


    リヴァイ「あぁ…こいつらの責任はオレがもつ」


    エルヴィン「あぁ…任せるよ」


    エルヴィン「リヴァイが怖いかもしれないが…頑張ってくれ…心臓を捧げよっ!!」バッ


    エルド「はっ!」バッ


    グンタ「はっ!」バッ


    エルヴィンに向けて
    心臓を捧げる二人
  13. 13 : : 2014/04/13(日) 20:42:03


    バタンッ


    エルド「はぁぁぁ~」


    グンタ「ふぅぅぅ~」


    部屋から出るとすぐに二人は膝から崩れ落ちる


    エルド「緊張したぁぁ…」


    グンタ「ああ…やばいな…」


    リヴァイ「ふっ…大丈夫か?」


    エルド「まあ、何とか…」


    グンタ「はい…」


    リヴァイ「ほら…オレたちの部屋へ行くぞ」


    エルド「は、はい!」


    グンタ「了解です!」
  14. 14 : : 2014/04/13(日) 20:42:32


    リヴァイ「ここだ」


    エルド「オレの部屋はこっちですか?」


    リヴァイ「そうだ」


    グンタ「オレは…こっちですね」


    リヴァイ「ああ」


    エルド「他にもいくつか部屋がありますね」


    グンタ「他にも誰か居るんですか?」


    リヴァイ「いいや…まだだ…」


    エルド「まだ?」


    リヴァイ「あと何人か勧誘したいと思うんだが…」


    グンタ「あっ…」


    エルド「それなら…」


    リヴァイ「ん?心当たりがあるのか?」


    グンタ「訓練兵上がって一年?二年?くらいのやつなんですけど…」


    エルド「成績も訓練兵時代に首席と次席で…仲良さそうな二人が居るんですよ」


    リヴァイ「上がりたて…」ペラッ


    リヴァイ「ペトラ・ラル…ってのと…オルオ・ボザド…ってやつのことか?」


    グンタ「はいっ!」


    エルド「その二人はどうですか?」


    リヴァイ「ほう…悪くない」


    リヴァイ「明日見に行くとしよう」


    エルド「分かりました!」


    グンタ「了解です!」
  15. 15 : : 2014/04/13(日) 20:56:30


    リヴァイ「今日のところは明日に備えてもう寝ろ」


    エルド「はい!」


    グンタ「明日は何時起きですか!?」


    リヴァイ「7時でいいだろう…明日は勧誘しに行くくらいだからな」


    エルド「了解です!」


    グンタ「おやすみなさい!兵長!」


    エルド「兵長!おやすみなさい!」


    リヴァイ「あぁ…おやすみ」


    バタンッ

  16. 16 : : 2014/04/13(日) 20:56:47



    エルド「リヴァイ兵長…思ってたより…優しいな」


    グンタ「そうだな…常にピリピリしてるかと思ってた」


    エルド「それはさすがにないだろう」


    グンタ「そうだよな」


    「はははははっ!」


    エルド「リヴァイ班…か」


    グンタ「光栄なことだよな」


    エルド「あぁ…オレは…一生あの人に付いていくぞ」


    グンタ「オレもだ!」


    エルド「あんな立派な人が他にいない!」


    グンタ「守ると誓おうって言われた時…すごい嬉しかったな」


    エルド「だよな…だからこそ」


    エルド「オレたちは強くあらないとな…」


    グンタ「そうだ!そしていつかは…同じくらいの実力に!」


    エルド「それはきついな…」


    ーーー
    ーー

    リヴァイ「ふっ…」
  17. 17 : : 2014/04/13(日) 21:08:08


    エルド「じゃ…そろそろ部屋へと戻るよ」


    グンタ「そうだな」


    エルド「おやすみ…また明日な」


    グンタ「ああ…おやすみ」


    バタンッ


    エルド「ふぅ…」


    リヴァイ「ありがとな」


    エルド「り、リヴァイ兵長!?」ビクッ


    エルド「さ、さっきの話…聞こえてました?」


    リヴァイ「あぁ…」


    エルド「そ、そうですか…」


    リヴァイ「そう固くなるな」


    リヴァイ「嬉しかったぞ…ありがとな…そしてこれからに期待しているぞ」ポンッ


    エルドの肩を軽く叩いてそう言う


    エルド「あっ…は、はい!!」バッ

  18. 18 : : 2014/04/13(日) 21:14:09


    チュンチュン


    リヴァイ「・・・・・・」トントン


    リヴァイ「・・・・・・」サッサッ


    朝の日差しが出て

    鳥が鳴き始める頃に

    リヴァイは一人

    厨房に立っていた


    リヴァイ「・・・・・」ジュー


    リヴァイ「どうだ?」ペロッ


    リヴァイ「悪くない…」


    リヴァイ「さてと…そろそろか」


    エプロンを外し

    厨房から出る
  19. 19 : : 2014/04/13(日) 21:14:23


    リヴァイ「・・・・」スタスタ


    ある場所へと向かって歩く


    そのある場所とは…そう


    リヴァイ「・・・・・」コンコン


    エルドとグンタの部屋である


    まずはグンタの部屋から


    シーーン


    返事がない


    リヴァイ「ちっ…」ガチャッ


    グンタ「スー…スー…」


    リヴァイ「気持ち良さそうに寝やがって…」


    リヴァイ「ほら…起きろ…朝だ」


    グンタ「はっ!」ガバッ


    グンタ「へ、兵長!おはようございます!」


    リヴァイ「おはよう」


    グンタ「すいません…初日から寝坊なんて…」


    リヴァイ「別にいい。だが…次は気を付けろ…」


    グンタ「はい!」


    リヴァイ「次は…エルドだな…その間に寝癖を治しとくんだな」


    グンタ「あっ…は、はい」
  20. 20 : : 2014/04/13(日) 21:16:44



    リヴァイ「・・・・・」


    今度はエルドの部屋の前に立つ


    リヴァイ「・・・・」コンコン


    はーい


    グンタの時とかわって
    反応が返ってくる


    リヴァイ「起きてるか?」ガチャッ


    エルド「はい!」スッ


    リヴァイの目に映ったのは身だしなみを整えているエルドの姿であった


    リヴァイ「朝だ…朝飯にするぞ」


    エルド「はい!」
  21. 21 : : 2014/04/13(日) 21:21:35


    リヴァイ「料理は出来てあるから…テーブルに皿を運んでくれ」


    エルド「はい!って…ええっ!?」


    グンタ「う、旨そうだな…」ゴクッ


    リヴァイ「さっさとしろ」


    エルド「はいっ!」


    グンタ「ひゃいっ!」


    焦って噛んでしまうグンタ

  22. 22 : : 2014/04/13(日) 21:22:11


    エルド「これで…全部だな」


    グンタ「兵長!OKです!」


    リヴァイ「そうか…では…」


    「いただきます!」


    エルド「兵長!」


    リヴァイ「何だ?」


    エルド「この料理は…兵長が?」


    リヴァイ「そうだ」


    エルド「す、すごい…」


    グンタ「う、旨い!」パクパク


    グンタ「兵長って料理上手なんですね!」


    リヴァイ「意外か?」


    グンタ「意外っちゃ意外です!」


    リヴァイ「そうか…口に合うか?」


    エルド「ばりばり合います!」パクパク


    リヴァイ「なら良かった」パク


    エルドとグンタは
    ものすごい早さで料理を口に運んでいく


    ーーー
    ーー

    「ごちそうさまでしたー」


    エルド「美味しかったです!」


    グンタ「箸を進める手が止まりませんでしたよ!」


    リヴァイ「ふっ…」


    こう誉められるのも
    悪くないもんだな


    リヴァイ「そろそろ行くぞ」


    エルド「はい!」
  23. 23 : : 2014/04/13(日) 21:32:09


    リヴァイ「ここで合ってるか?」


    エルド「はい!」


    グンタ「間違いないです」


    リヴァイ「そうか…」


    リヴァイ「ん?」


    「だから、ここはこうすればいいんだってば」


    「こうか?」


    「そうそう」


    エルド「あれです!あの二人です」


    リヴァイ「そうか…よし行くぞ!」


    オルオ「ありがとな…ペトラ」


    ペトラ「別にいいって…教えるくらい」


    リヴァイ「おい」


    オルオ「!」ビクッ


    ペトラ「!」ビクッ


    オルオ「あ、あなたは…!」


    ペトラ「り、リヴァイ兵士長!?」


    リヴァイ「ちょっといいか?」

  24. 24 : : 2014/04/13(日) 21:34:39



    ーーー
    ーー


    オルオ「オレたち何かやらかしたのか?」ボソッ


    ペトラ「うーん…何もしてないと思うけど」ボソッ


    リヴァイ「急にすまない」


    リヴァイ「今日は話があって来たんだ」


    ペトラ「は、話?」


    オルオ「どんな話ですか?」


    リヴァイ「単刀直入に言う。ペトラ・ラル…オルオ・ボザド…オレに付いてきてくれないか?」


    「・・・・」ポカーン


    エルドとグンタの時のように
    状況を理解できないオルオとペトラ


    ペトラ「ど、どうゆうことですか!?」


    リヴァイ「オレは…特別班…『リヴァイ班』と言うものを作っている。そこで…お前たち二人を勧誘しに来た」


    リヴァイ「オレの後ろにいる二人も…先日勧誘した者だ」


    エルド「そうだ…よろしく」


    グンタ「よろしくな」


    オルオ「り、リヴァイ班!」


    ペトラ「オルオ…?」


    オルオ「あのリヴァイ兵士長の班に入れるってことですよね!?」


    リヴァイ「そうだ…」


    オルオ「オレは…入りたいです!」


    ペトラ「オルオ!?」


    オルオ「ペトラ…これはいい機会じゃないか?あのリヴァイ兵士長の下に仕えることが出来るんだぞ!」


    ペトラ「た、確かに…」


    リヴァイ「いきなりですまないな…だが…これだけは言わせてくれ」


    リヴァイ「オレの班員の奴等は…オレの命にかえても…守り抜く!」


    リヴァイ「誰一人として死なせはしないっ!!」


    オルオ「!」ゾワッ


    ペトラ「(リヴァイ兵士長の目…本気だ…本気で…守ると覚悟を決めてる…)」


    ペトラ「分かりました」


    ペトラ「『リヴァイ班』に入らせてもらいます」


    オルオ「オレも入らせてもらいます!」


    リヴァイ「そうか…ありがとう」スッ


    エルド「よしっ!」


    グンタ「やったな!」


    オルオ「よろしくお願いします」スッ


    ペトラ「お願いします!」スッ


    皆と握手を交わす
  25. 25 : : 2014/04/13(日) 21:36:35


    調査兵団本部


    ペトラ「緊張してきたぁ…」


    オルオ「お、オレも…」


    エルド「緊張してんのか?」


    ペトラ「はい…」


    グンタ「そこは頑張るしかない…オレらも緊張してたからな」


    オルオ「そ、そうなんですか」


    エルド「まぁ…悪い人ではないから…もっと軽くいったほうがいいぞ」


    ペトラ「はい…」


    リヴァイ「行くぞ!」


    「はっ!」


    ガチャッ
  26. 26 : : 2014/04/13(日) 21:39:23


    エルヴィン「むっ?」


    リヴァイ「エルヴィン…班員が決まった」


    エルヴィン「昨日来た二人と…」


    ペトラ「ペトラ・ラルです!」


    オルオ「オルオ・ボザドです!」


    リヴァイ「この二人を新たに『リヴァイ班』に迎え入れた」


    エルヴィン「そうか」


    エルヴィン「君たち…これから頑張ってくれ…辛いことや…苦しいこともあるだろうが…班の皆で乗り越えていくんだ」


    エルヴィン「心臓を捧げよっ!!」バッ


    ペトラ「はっ!」バッ


    オルオ「はっ!」バッ
  27. 27 : : 2014/04/13(日) 21:47:36


    食堂


    リヴァイ「集まったな」


    「はい!」


    リヴァイ「ちょっと待ってろ…紅茶を淹れる」


    ペトラ「あっ!私がやります!」


    リヴァイ「そうか…頼む」


    ペトラ「はい!」


    紅茶の準備をするペトラ


    ペトラ「よしっ!」


    ペトラ「こうかな」コポコポ


    ペトラ「みんな分出来ました!」


    ペトラ「はい!兵長!」スッ


    リヴァイ「ありがとう」


    ペトラ「エルドさん!」スッ


    エルド「悪いな…それと…班員なんだから…呼び捨てで構わないぞ」


    ペトラ「えっ…わ、分かりました」


    ペトラ「はい!ぐ、グンタ!」スッ


    グンタ「ありがとな!」


    ペトラ「はい!オルオ!」スッ


    オルオ「さんきゅ!」
  28. 28 : : 2014/04/13(日) 21:51:52


    リヴァイ「・・・・・・」ズズッ


    リヴァイ「悪くない…」


    ペトラ「良かった…」


    エルド「兵長のカップの持ち方って独特ですよね」


    リヴァイ「そうか?」


    グンタ「オレもそうして飲むかな」


    エルド「そうだな」


    オルオ「じゃあ!オレもそうします!」


    ペトラ「じゃあ!私もぉ!」


    エルド「この持ち方は『リヴァイ班』だけのだからな!」


    グンタ「そうだな!」


    オルオ「なんか…より一層…班の一員になったって実感が出ますね!」


    エルド「そうだな!」


    リヴァイ「ふっ…好きにしろ」


    いいやつばかりだな

  29. 29 : : 2014/04/13(日) 22:01:42


    リヴァイ「・・・・」カチャッ


    カップをテーブルに置く


    リヴァイ「エルド・ジン」


    エルド「はっ!」


    リヴァイ「グンタ・シュルツ」


    グンタ「はっ!」


    リヴァイ「ペトラ・ラル」


    ペトラ「はっ!」


    リヴァイ「オルオ・ボザド」


    オルオ「はっ!」


    リヴァイ「オレたちはどんな困難にも立ち向かって行こう」


    リヴァイ「目指すは…巨人の絶滅!」


    リヴァイ「辛い時、悲しい時、苦しい時には周りを頼れ!」


    リヴァイ「助け合い…協力しあう!…いつだって周りには仲間が…オレたちがいる!」


    リヴァイ「お前たちは絶対にオレが守ってみせる!」


    リヴァイ「オレに付いてきてくれ!!」


    エルド「当然ですよ!」


    グンタ「この班に入った時から一生付いていくと決めましたからね!」


    オルオ「兵長っ!!」


    ペトラ「頑張りますっ!!」


    リヴァイ「今日ここに『リヴァイ班』結成とする!」


    リヴァイ「心臓を捧げよ!」バッ


    「はっ!」バッ
  30. 30 : : 2014/04/13(日) 22:04:02


    『リヴァイ班』結成


    リヴァイ


    エルド・ジン


    グンタ・シュルツ


    ペトラ・ラル


    オルオ・ボザド


    この5人は歩み始める


    巨人のいない世界を目指して
  31. 31 : : 2014/04/13(日) 22:05:51
    『第1話』はこれで終わりとなります!

    こういった感じの短編?
    で1話ずつ進めていきたいと思います

    良かったらつぎからの話もご覧ください(;_;)
  32. 33 : : 2014/04/13(日) 22:12:45

    とても良かった(´∀`)
  33. 34 : : 2014/04/13(日) 22:21:06
    >>sho-loveさん
    そう言ってもらえると
    嬉しいです(*´∀`)
    ありがとうございます(ノ´∀`*)
  34. 35 : : 2014/04/13(日) 22:34:31
    マジで原作読んでるみたい。若かれしリヴァイ班に期待です
  35. 36 : : 2014/04/13(日) 23:02:52
    >>名無しさん
    げ、原作だなんて(゜ロ゜;ノ)ノ
    恐れ多いですね(゜ロ゜;ノ)ノ

    でも嬉しいです(*´∀`)
    期待ありがとうございます♪
  36. 37 : : 2015/11/20(金) 17:26:23
    面白かったです!
    グンタがなぜか可愛い(つ^^)

  37. 38 : : 2017/07/02(日) 10:22:12
    リヴァイがかっこよすぎる...あぁ もうリヴァイ班好きすぎて死にそう... あ、あとすごく面白かった!          奇行種ハンジさん!同感です!グンタ可愛いですね!

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著者情報
aniel1234

なぎさ(元アニ☆☆)

@aniel1234

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