この作品は執筆を終了しています。
エレン「ごめんな、ミカサ・・・。」
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- 1 : 2014/04/11(金) 17:59:12 :
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ザッザッザッ・・・・
エレン「・・・!ここか・・。」タタタッ
窓から見える、男2人の会話・・・目の前の光景からは
どういう状況なのかは分からない・・・。
ゴクッと喉を鳴らして、俺は周辺を見渡した。
エレン「誰もいない・・・よな。」
そして、そっと足を動かしドアを開いた。
薄暗い。
そして、男2人の声が聞こえてくるその部屋へ・・・。
俺は足を踏み入れようとした。
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- 2 : 2014/04/11(金) 18:00:35 :
こんばんは。
エレミカです!!
そして、短編。
あまり、文章力は無いですが、よろしくお願いします!!
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- 3 : 2014/04/11(金) 18:13:16 :
ガチャ・・・
誘拐犯A「うぁ?!」
エレン「ごめん・・・ください・・・。」
誘拐犯A「おい!ガキぃ!!どうしてここが分ったぁ!!」バン!
エレン「ぅ・・・え・・・ええと・・・、あの・・・僕は森で迷って・・・。」ポロポロ
エレン「その・・・小屋が見えたから・・・っ・・・。」ポロポロ
誘拐犯A「・・・!」
誘拐犯A「・・・だ、ダメだろぉ?子供が一人で森を歩いちゃぁ・・・。」
エレン「・・・。」
誘拐犯A「森にはこわ~い、オオカミがいるんだぞ?」
エレン「・・・。」
誘拐犯A「でも、もう心配いらないよ・・・、おじさん達と一緒に行けば・・・・っ!?」
エレン「ありがとう、おじさん。もう分かったからさぁ・・・・・・死んじゃえよ、クソ野朗・・!」ビッ
誘拐犯A「・・・っ!」バタッ
ミカサ「(あれ・・・、あの子・・・誰だろう・・・。お母さんとお父さんは・・・?)」
誘拐犯B「うぇえ?!嘘だろう?!」ガタッ
エレン「・・・・。」ギロッ
キィ・・・バタン
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- 4 : 2014/04/11(金) 18:25:48 :
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エレン「この!!けだものめ!!」グシャッ
ミカサ「はっ・・・?!」
エレン「死ね・・・!!!死んじまえ!!!」グサッグサッ
ミカサ「え・・・・?」
エレン「お前等なんかこうだ!!こうなって、当然だ!!」
エレン「もう、立ち上がるなぁ!!」
ミカサ「あ・・・・ぁ・・・。」フルフル
エレン「・・・・はぁ・・・ぁ・・・ッ・・・。」
ミカサ「・・・。」
エレン「もう、大丈夫だ・・・、安心しろ。」スルッ
ミカサ「・・・(紐を・・・。)」
エレン「お前・・・ミカサだろ?俺はエレン・・・、医者のイェーガの息子で、父さんと会った事があるはずだ・・・。」スルスル
ミカサ「(そうだ・・・・、お父さんとお母さんは・・・。)」フルフル
エレン「診療の付き添いで、お前の家に行ったんだ。」
エレン「そしたら・・・。」
ミカサ「・・・!!」
ミカサ「・・・・3人・・・。」
ミカサ「居たはず・・・。」
エレン「え・・・?」
ドタッ
誘拐犯C「・・・っ!?」
エレン「は・・・ぁ・・・っ!」
ミカサ「エレ・・・っ!!」
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- 5 : 2014/04/11(金) 18:49:02 :
____________
エレン「・・・ぁ・・・た・・たかえ・・・!」
ミカサ「・・・っ!?」ビクッ
エレン「戦うんだよ・・・!!」
エレン「勝てなきゃ・・・死ぬ・・・戦わなければ・・・勝てない・・・!!勝てば生きる・・・!!」グググ
ミカサ「はぁ・・・、っ・・・。」ビクビク
エレン「戦わなければ・・・!!勝てない!!!」
ミカサ「ぁ・・・、あ・・・っ・・だ・・・っ・・・!!」ガタッ
エレン「・・・ぅ・・・っく!!」
ミカサ「そんな・・・無理・・・っ・・・できない・・・!」フルフル
エレン「・・・。」
ミカサ「・・・あ・・ぅ・・・あぁ・・・。」ガタガタ
その時、思い出した。
この光景は今までに・・・、何度も・・・何度も。
見てきた・・・。
いつだって・・・、目に入っていた・・・。
でも・・・、見なかった事にしていた・・・。
そうだ・・・この世界は・・・。
残酷なんだ。
ミカサ「・・・。」
その瞬間、体の震えが止まった。
その時から、私は自分を完璧に支配できた。
何でもできると思った。
戦え・・・!
戦え!!
ミカサ「・・・っ!!」バキッ
ミカサ「うぁぁぁあああぁあっ!!!!」ダッ
誘拐犯C「・・・あ?!」
グシュッ
ミカサ「・・・・はぁ・・・はぁ・・っ。」
ミカサ「・・・はっ、エレン!!」ガタッ
エレン「・・・。」
ミカサ「・・・エレン?」ユッサユッサ
エレン「・・・・ぅ・・。」パチッ
ミカサ「はぁ・・・、エレン・・・、私は・・・できた・・・。」
エレン「え・・・。」
ミカサ「戦った・・・、この手で・・・奴の心臓を・・・。」
エレン「・・・おま・・・。」
エレン「早く、ここを出るぞ。父さんが待ってる・・・。」
ミカサ「・・・うん。」
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- 6 : 2014/04/11(金) 18:55:34 :
__________
ミカサ「・・・・(エレンのくれた・・マフラー。)」ギュゥ
エレン「・・・、ミカサ着いたぞ。」ぐいっ
ミカサ「うん!」
ガチャ・・・パタン
カルラ「お帰りなさい。」
エレン「ただいま・・・。」
グリシャ「カルラ、こちらはアッカーマンさんの娘さんだ。」
カルラ「そう・・・、いらっしゃい。」
ミカサ「こんばんは・・・。」
カルラ「ふふ、寒いでしょう?中に入って。」
ミカサ「はい・・・。」
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- 7 : 2014/04/11(金) 19:01:15 :
パチパチ・・・・パチッ・・・チリチリ・・・
エレン「・・・ん。」
ミカサ「え?」
エレン「飲み物。寒いだろ。」
ミカサ「うん・・・。」
エレン「布団、入るか?」
ミカサ「ううん。」
エレン「震えてるだろ・・・。」
ミカサ「全然。今は・・・これでいいの。」
エレン「は?」
ミカサ「エレンのくれた、マフラー。」ギュ
エレン「・・・!」
エレン「そんなに・・・嬉しいのか?」
ミカサ「うん・・・、嬉しいよ。暖かい・・・。」
エレン「・・・そうか。」
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- 8 : 2014/04/11(金) 19:04:55 :
____________
ミカサ「・・・。」スピー
エレン「ミカサ・・・。」ソッ
エレン「・・・。」
ミカサ「お父さん・・・お母さん・・・。」ポロッ
エレン「・・・・・・!」
ミカサ「暗い・・・、痛い・・・怖いよ・・・寒いよ・・・寂しいよ・・・。」ポロポロ
エレン「ミカサ、ごめん・・・。」
エレン「ごめんな・・・。」ポロポロ
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- 9 : 2014/04/11(金) 19:08:18 :
____________
エレン「綺麗だなー・・・。」ボーッ
ガタッ
エレン「はっ・・・。」フイッ
ミカサ「エレン、寝ないの・・・?」
エレン「あっ、いや、すぐ戻る。」
ミカサ「うん。」
エレン「なぁ、ミカサ!綺麗な所があるんだ!行こうぜ。」
ミカサ「今は、夜。」
エレン「違うって・・・、星を見るだけ。」タタタッ
ミカサ「・・・あっ、エレン待って!」タタタッ
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- 10 : 2014/04/11(金) 19:18:53 :
- 期待!
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- 11 : 2014/04/11(金) 19:29:12 :
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シン・・・
エレン「な!綺麗だろ?」ニコッ
ミカサ「とても綺麗・・・、エレンはいつも来ているの?」
エレン「ん・・・ぁ、いや、今日が久しぶり。」
ミカサ「え?」
エレン「何か、懐かしいよな・・・。」
ミカサ「エレン。」ふわっ
エレン「あっ・・・?」
ミカサ「エレンと一緒にマフラーを巻けば・・・寒くない・・・。お母さんが言ってた。」
エレン「ミカサ・・・。」
ミカサ「こうして、エレンと見るのも、楽しいかもしれない。」
エレン「そうだな・・・。」
ミカサ「また、来てもいい?」
エレン「当たり前だろ!」
ミカサ「?」
エレン「お前は・・・、俺の家族だろ?」
ミカサ「か・・・ぞく・・・?」
エレン「ああ、そうだ・・・今日からお前は俺の家族。よろしくな!!」ニコッ
ミカサ「一緒に暮らすの?」
エレン「ああ。」
ミカサ「・・・。」ジワ
エレン「なっ?!」
ミカサ「・・・うっ、ひっく・・・。」ポロポロ
エレン「ミカサ・・・っ?!何で泣くんだよ?」ポンポン
ミカサ「えれ・・・、エレンと一緒・・いられる・・・ぅ・・・。」ポロポロ
エレン「泣くなよ・・・。」
ミカサ「わぁぁぁん・・・!エレン、エレン・・・!!」ギュゥー
エレン「ああっ、俺の服で涙拭くなよ~・・・。」
エレン「ミカサ・・・、お前を守れなくて悪かった・・・。」
エレン「俺が・・・、俺がもっと早く行ってれば・・・、ミカサの父さんと母さんを助けられたかもしれない。」
エレン「なのに・・・、俺は!!」
ミカサ「エレン、もうやめて・・・。」
ミカサ「・・・私は、もう平気。」
ミカサ「ねぇ、エレン・・・。お母さんとお父さんはエレンにとっても大切。私にだって、家族だから・・・。その大切なものに・・・どれだけの気持ちがあっても・・・どれだけの想いがあっても・・・。変えられないんだよ。過去はやり直せない。それを今想った所で何も変わらない。祈った所で何も変わらない。今を変えるのは・・・・・、戦う覚悟だって・・・エレンが教えてくれた。私に・・・教えてくれた・・・。嬉しかった・・・。」
ミカサ「だから、もう、平気だよ・・・。」ニコ
エレン「・・・何で・・・、お前はそんなに強いんだ?」
ミカサ「強くなんかない。ただ、変わったのは私の気持ち。」
ミカサ「エレン・・・。」
エレン「え?」
ミカサ「大好き・・・。」
ミカサ「エレンが大好き・・・。守ってくれてありがとう。助けてくれてありがとう。私の傍にいてくれてありがとう。ずっといてほしい。」
エレン「ミカサ・・・。」
ミカサ「分かっている。家族だって事は・・・。だけど、私は・・・エレンと一緒にいたい。」
エレン「・・・・俺も・・・・好きだミカサ・・・。」
エレン「ずっと一緒にいよう。」
END
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- 12 : 2014/04/11(金) 19:30:09 :
>>10
ありがとう^^
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- 13 : 2014/04/11(金) 19:30:33 :
オワリです♪
ありがとうございました☆
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- 14 : 2014/04/11(金) 19:37:25 :
- 乙です。
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- 15 : 2014/04/11(金) 19:50:36 :
- お疲れさまぁ! 泣かせるなぁ・・
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- 17 : 2014/04/12(土) 13:29:24 :
- 素晴らしい作品をありがとうございました!
エレンの優しいところとか、2人の絆に見惚れる思いです!
お疲れ様でした!
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- 18 : 2014/04/12(土) 13:51:57 :
>>17
いえいえ、ありがとうございます!
短いエレミカでも、これ程褒めてくださるとは・・・。
大変、励みになります!!
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- 19 : 2014/04/15(火) 22:48:00 :
- 涙腺が緩んだ
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- 20 : 2014/04/15(火) 23:14:47 :
- 泣いた(´;ω;`)
でも良かった!
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- 22 : 2014/04/16(水) 14:31:35 :
- 幸せになれ
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- 23 : 2014/04/16(水) 15:07:47 :
>>22
塩さん、ありがとう!
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- 24 : 2014/04/16(水) 17:28:39 :
- やっぱ、エレミカだ!
でも、今度は、サシャアル書いてください!
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- 25 : 2014/04/16(水) 17:32:26 :
>>24
名無しさん、ありがとう^^
うん、時間があったら考えてみるねw
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- 26 : 2014/04/17(木) 19:13:02 :
- すごく面白いです
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- 27 : 2014/04/19(土) 18:07:29 :
- 面白い!!
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- 28 : 2014/04/19(土) 22:20:33 :
ありがとう‼
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- 29 : 2014/04/22(火) 23:37:38 :
わわわ、PVが2000に…これ程短編SSをお読みくださってありがとうございます!
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- 30 : 2014/04/22(火) 23:43:40 :
- いいエレミカを見た(^O^)
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- 31 : 2014/07/27(日) 01:13:25 :
- 最高!!
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- 32 : 2014/07/29(火) 22:09:26 :
- 全然文章力ありますよ!
とってもおもしろかったです!
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- 33 : 2014/08/04(月) 10:10:14 :
皆さんありがとうございます!
手を抜いてしまうところがありますが、精一杯頑張っていきます!
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- 34 : 2014/08/25(月) 23:54:56 :
- 秘技!!!!!!スカートめくり!( ̄- ̄)ゞ
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- 35 : 2014/08/28(木) 19:00:29 :
- え!?
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- 36 : 2014/08/28(木) 19:17:32 :
- >>34
yu?(笑)( ̄▽ ̄)
素晴らしいます←?!
とてもよかったよ!(。° ̄▽ ̄人 ̄▽ ̄゜。)
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- 37 : 2014/08/28(木) 19:30:58 :
>>36
みぃ、ありがとう!!w
yuさんなのかな??
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