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僕と美波とバレンタイン

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  1. 1 : : 2013/10/21(月) 17:02:51
    初めてのSSなので上手く書けるか分かりませんがよろしくお願いします。
    後思いつきで書いてるのでグダグダになるかもw
    進撃のSSを書く練習台という感じで書くつもりなのでよろしくです
  2. 2 : : 2013/10/21(月) 17:03:22
    期待(☆∀☆)
  3. 3 : : 2013/10/21(月) 17:09:43
    >>2

    ありがとうございます!でも本当下手くそなんであんまり期待しないでくださいねw
  4. 4 : : 2013/10/21(月) 17:12:33
    17:30に投下します
  5. 5 : : 2013/10/21(月) 17:32:53
    二月十三日

    明久「えっ?明日ってバレンタインなの?」
    秀吉「なんじゃ知らなかったのかの?」
    ムッツリーニ「..........一般常識」
    明久「うん、僕今までチョコもらった事ないからバレンタイン自体を忘れてたよ」
    ムッツリーニ「..........俺は妹から貰った事しかない」
    秀吉「一つももらった事がないのかの?わしは姉上からならもらった事はあるがのう。明久は姉にもらわんのかの?」
    明久「あははは...あんなの毎年食べてたら命がいくつあっても足りないよ...それに、しばらく戻ってきてないしね」
    というたわいない話をしているといつの間にか雄二が現れた。
  6. 6 : : 2013/10/21(月) 17:36:59
    雄二「なんだ?お前ら揃ってなんの話をしてるんだ?」
    明久「あぁ、バレンタインの話だよ。ね?秀吉」
    秀吉「うむ、そうじゃ雄二は今までチョコはもらった事があるのかの?」
    明久「秀吉、そんなの聞くまでもないじゃないか霧島さんがあげてるはずだよ」
    まぁもしもらっているのならFクラスのみんなで八つ裂きにする必要がある。
    雄二「ん?あぁまぁあいつからは毎年貰ってーーおいお前ら俺に向けてるカッターナイフを取り敢えず下ろしてくれ」
    明久「みんな!こいつを生かしちゃダメだ!僕たちの敵だ!今ここでやるぞ!」
    Fクラス男子一同「「「おう!!坂本!俺たちの恨みを思いしれ!」」」
    美波「はぁ...朝からあいつらなにしてるのかしらね」
    姫路「わかりませんけど、取り敢えず坂本君がすごい状況だという事は見て取れますね」
    秀吉「まぁいつもの事じゃな」
    僕たちがこんな事をしている内にSHRの時間になっていて鉄人がやってきた。
  7. 7 : : 2013/10/21(月) 17:41:04
    誰も来てくれない.....
    はぁバカテスの人気がないのか俺の人気がないのか....多分後者だな....
    寂しい....
  8. 8 : : 2013/10/21(月) 17:47:45
    自分は見てるぞ
    期待です頑張れ~
  9. 9 : : 2013/10/21(月) 17:48:58
    >>8
    見てくれてる人いた!!
    ありがとうございます!頑張ります‼
  10. 10 : : 2013/10/21(月) 17:50:26
    続き投下


    明久「くっ、仕方ない一時休戦とするか」
    Fクラス男子A「いったんお預けだな...」
    Fクラス男子B「いつか絶対報いを受けさせてやる..」
    雄二「できればそのまま永遠に忘れていてくれ」
    とぼやきながら僕たちも渋々自分の席へ戻る。
    .....にしてもちゃぶ台は嫌だなぁせめて机とかにして貰えないだろうかなどと考えている内にSHRが終わる。
    美波「アキ、さっきは何の話してたの?」
    明久「ん?バレンタインの話だよ。まぁ僕には縁がないから無いから興味ないけどね」
    と笑って誤魔化すが僕だって男の子だ誰からも貰えないのはやっぱりさみしい。こんな事なら思い出さなければよかった。
  11. 11 : : 2013/10/21(月) 17:52:09

    美波「あ、アキはそ、その女の子にチョコとか貰えたら嬉しい?
    明久「そりゃ嬉しいに決まってるよ!男の子の憧れだからね」
    美波「アキ…貰え…嬉し…だ.....」ボソボソ
    ん?彼女は何を言ってるんだろう?あんまり聞き取れなかったしスルーしとくか。
    美波「よし!頑張ろう!」
    明久「ん?なに?どうしたのいきなり」
    美波「ううん、なんでもない!そろそろ一時限目始まるわよ?」
    明久「あ、うんそーだね。じゃ」
  12. 12 : : 2013/10/21(月) 18:00:39
    支援!
    wikiバカテスって…
    面白いなっ!!
  13. 13 : : 2013/10/21(月) 18:00:48
    wikiミスw
  14. 14 : : 2013/10/21(月) 18:18:28
    >>12
    ありがとうございます!
    バカテスは面白いですよ‼読んだ事ないですか?
  15. 15 : : 2013/10/21(月) 18:19:06

    〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

    放課後

    明久「ねぇ須川君、須川君はバレンタインでチョコを貰った事ある?」
    須川「ん?そんなもんもちろんあrーーあるわけないだろ。お前だってないんだろ?まぁ俺が貰った事ないのにお前が貰った事あるはずないか」
    なぜだろう突然須川君を近くにある消火器で殴り倒したい気持ちに駆られた。
    落ち着け僕、こんな事で人を殺したらダメだろ。
    後ついでに一瞬嘘をついていたような....
    明久「そ、そー...だね」
    バレバレの作り笑いで誤魔化す。
    須川「だろ?まぁ明日はお互いもらえるようにがんb...貰ったやつを異端審問会にかけるのを頑張ろうな」
    明久「うん、主に雄二だと思うけど...」
    須川「じゃ、俺はそろそろ帰るから」
    明久「うん、ばいばい!」
    と手を振りながらいい須川君と別れた。
    僕もチョコを欲しいのは山々だ。しかしもし貰ったのがばれたら命が危ないという事を忘れていた。危ない危ない気をつけなきゃ。
    気がつけば時計は5時45分をさしていた。
    明久「よし、そろそろ僕も帰ろうかな」
    そう思い、バッグを持ち教室の扉を開けて出ようとしたらなぜかいきなり扉に触れてないのに扉があきだした。ーー目の前には雄二がいた。
  16. 16 : : 2013/10/21(月) 18:30:35
    しばらくストップします。ちょっとメモに書き溜してたんですけどなんか全部飛んじゃいましたw
  17. 17 : : 2013/10/22(火) 18:38:26
    明久「ゆ、雄二かビックリしたぁ」
    雄二「おう明久か、こんな時間までいたのか?」
    明久「う、うんまあね。それより雄二こそなにしてるのさ」
    雄二「俺は忘れ物を取りにきただけだ。丁度いい、一緒に帰ろうぜ」
  18. 18 : : 2013/10/23(水) 17:36:06

    僕も帰る相手いなかったしラッキーだ
    明久「いいよ、帰ろう」
    雄二「んじゃ、忘れ物も取ったしそろそろ出るか」
    ガラッ
    明雄|鉄
    久二|人
    ドア
    明久&雄二「「......………....」」
    鉄人「………………」
    明久「こ、こんにちは西m....鉄人」
    鉄人「吉井、まず言い直す順番が逆じゃないか?なぜそこで言い直すんだ」
    雄二「そんな事ないですよ鉄人。じゃ、俺らそろそろ帰るんで」
    鉄人「おいお前ら待て、教師の名前もまともに呼べんようなやつらには、補習が必要だな。それにお前ら前のテストも悪かったしな丁度いい、仲良く補習だ」
    明久「なっ、それはこれと関係ないじゃないですか鉄人先生!卑怯ですよ!」
    雄二「あぁ、全くだ!帰らしてもらうぜ鉄人教諭」
    鉄人「お前ら、その呼び方の後ろに先生をつけろと言ってる問題じゃないんだ」
    なんてわがままな先生なんだ。
    付き合ってらんないよ帰らせてもらう。
  19. 19 : : 2013/10/23(水) 17:36:48
    明久&雄二「「(雄二)明久がぜひ補習したいと言っているぞ(ます)!」」
    明久「...……….....」
    雄二「……………」
    明久「仕方ない、こうなったら実力行使だ!」
    雄二「おう明久!くらえ鉄人!アキちゃんばkーー」
    明久「待って雄二!その技二度と使うなって言ったよね!?」
    雄二「ええい構ってられるか!くたばれ明久!俺の身代わりとなれ!」
    と言い合いをしていたら鉄人が呆れたように言ってきた。
    鉄人「お前ら...友達を売って逃げようとは恥ずかしくないのか...」
    明久(鉄人が油断している!チャンスだ雄二!)
    僕はアイコンタクトを雄二に送る。
    雄二(あぁ、今なら...いける!)
    明久&雄二(3....2....1....)
    明久「今だ!」
    雄二「起動(アウエイクン)!!」
    雄二の掛け声に合わせ先の召喚大会で手に入れた白金の腕輪が反応しフィールドが展開される
    今度は僕の番だ!
    明久「試獣召喚(サモン)!」
    掛け声に合わせて魔法陣が地面に現れ学ランに木刀の召喚獣が姿を現す。
    明久「いくぞ鉄人ー二体召喚(ダブルサモン)」!
    さらにもう一体僕の召喚獣が現れる。二体いるのは強いように見えるかもしれないけど実は操作するのがとても難しい、だからこれは僕みたいに召喚獣の扱いに慣れてないと使いこなせない。
    明久「鉄人の動きを抑えておくから雄二は退路の確保を!」
    雄二「おう任せとけ!」
    と言いながらもう片方の扉に駆け寄る雄二、そして扉を開けてーー自分だけ逃げ出した。
    明久「ちょっと待って雄二!あれ!?僕置き去り!?えぇ!?」
    くそ!こうなったら、
    明久「鉄人すいません!」
    近くにあるちゃぶ台を召喚獣に持たせ鉄人に投げつける。
    鉄人「ぬお!?吉井、貴様っ....!」
    急いで今の間に逃げよう。
  20. 20 : : 2013/10/23(水) 18:00:32
    面白いです!
    明久、取り返しつかないことしてるな
  21. 21 : : 2013/10/23(水) 18:56:08
    >>20
    ありがとうございます!!
    頑張ります!
    明久は次の日鉄拳を食らうかもしれませんねww
  22. 22 : : 2013/10/23(水) 19:04:35
    >>19
    訂正、二体召喚ではく二重召喚でした
  23. 23 : : 2013/10/23(水) 22:20:12
    〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

    ふぅ、なんとか逃げ出せたけど全くなんて事してくれるんだ雄二。
    と思いながら歩いていると少し離れた所に人影がーーあ、あれは雄二か!
    よし、先ほどの恨みを晴らさせてもらう。
    音を立てないようにし気配も消し獲物(雄二)の背後に迫る。
    よし、この距離ならやれるっ...!
    明久「くたばれ雄二ぃぃぃぃぃぃぃ!」
    雄二「おお!?っぶねぇ!明久てめぇ生きてやがったのか!」
    僕の渾身のハイキックは惜しくも雄二に避けられた。
    ちっ、妙に鋭いな。
    明久「当たり前だよ!その代わり鉄人にちゃぶ台投げたけど」
    雄二「明久....俺はお前の死体処理は真っ平御免だぞ」
    明久「やだなぁ雄二、鉄人もその程度の事で怒るはずがないよ」
    雄二「俺の家はここ曲がったとこだからじゃあな」
    明久「うんバイバイ」
    T字路で別れをつげ僕は自分の家の方に再び歩き出した。
    鉄人もあの程度の事で怒らない......よね?
  24. 24 : : 2013/10/23(水) 22:30:25

    〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

    ガチャ

    明久「ただいま〜」
    誰もいない部屋の電気をつけながらそう言う。
    僕の親は海外で暮らしているから単身赴任だ。みんなは1人暮らしは高校生にとって夢の生活などと思うかもしれないけど僕にとっては違った。
    まず、母さんからの仕送りが僅かしかこない。どーなってるんだ母さんは僕を餓死させたいのか。
    おかげで僕は今弁当まで水道水に砂糖と塩の生活だ。周りからの目にももう慣れた。
    というような事を考えながら晩御飯を作る。今月はたまたま仕送りが多くて助かった、まともな物が食べれそうだ。チャーハンでも作ろうかな。

    明久「いただきまーす」
    もぐもぐ、うん、今日は割りとうまくできてる、美味しい。
    ご飯を平らげ皿を下げた後僕はリビングのソファに腰掛けザッピングをしながらみたい番組を探す。
    勉強?なにそれ美味しいの?
    もちろんするわけない。宿題など出した方が珍しい。
    お、これは去年みたかったけどお金がなくて見れなかった映画じゃないか、TVで見れる日を待ってたんだよなー。
  25. 25 : : 2013/10/23(水) 22:32:21
    >>24
    3行目辺り、僕の親は単身赴任で海外で暮らしているに訂正でw
  26. 26 : : 2013/10/25(金) 16:28:40
    〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
    中略
    二月十四日 朝

    明久「ハァハァハァ」
    僕は学校までの長くて急勾配の坂道を全力で駆け上がっていた。
    アラームをセットし忘れていた...!
    くそっ朝からなんて不幸なんだ!
    走りながらケータイで時間を見る。
    SHRが8時半から始まって...げ!今22分じゃないか!もっとスピードをあげないと!
  27. 27 : : 2013/10/25(金) 22:25:56
    〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

    明久「ハァハァハァ....」
    なんとか間に合った、時計は27分を差していた。
    下駄箱に靴を入れようといつものように下駄箱を開けたらーーそこには二つのチョコが入っていた。
    おおおおおお!!これはどういう事だ!?僕なんかにくれる人なんて存在したのか!?何はともあれ嬉しい事に変わりはない。
    周りを見回し誰かの気配がないかを確認した後僕はこっそりそれをバッグに入れた。
    朝から不幸続きだったけどいい事あってよかった!
    と考えたりしながら上機嫌で階段を上がり教室の扉を開けるとーー縄で縛られている雄二とその周りに異端審問会の服装をしたみんながいる光景が目に入った。
    雄二「むぐ、もがもご」
    何か言いたそうだが口にガムテープが貼られていてとてもそのような状態ではなかった。
    やれやれ、大方みんなの前で雄二が霧島さんにチョコでも渡されたんだろう。普段なら同情しただろうが僕は昨日の事をまだ根に持っていたのでそんな気持ちは微塵も起こらなかった。
    美波「あ、アキ!そ、その下駄箱の中身....見た?」
    なっ...まさか僕より先にきて発見していたのか!?だとすると...まずい他のやつに知られている可能性もある。ここはどう返すのが無難だろうか。
    明久「え、えぇっと...み、見たよ」
    美波「そ、その、そこに入れてt...」
    そこで美波が口を開き何か言おうとした瞬間にチャイムがなりそれと同時に鉄人が教室に現れた。
    鉄人「おいお前ら早く席につけ」
    普通の教師ならこの光景に唖然とするか説教を始める所だが鉄人はその光景をスルーした。
    まぁ、なんと言うかなれたんだろうね。
    異端審問会のメンバーも流石に鉄人には敵わないので撤収していったまぁ妥当な判断だろう。
    美波「もぅ...また言えなか...た...ない」
    明久「ん?どうしたの美波」
    美波「う、ううん!なんでもない!」
    明久「そっかそれならいいけど」
  28. 28 : : 2013/10/25(金) 22:56:32
    明久、鉄人にすくわれたね。
  29. 29 : : 2013/10/25(金) 23:27:04
    >>28
    確かにw
  30. 30 : : 2013/10/27(日) 19:45:51
    〜明久サイド〜
    明久「ねぇムッツリーニ、相談があるんだけど」
    ムッツリーニ「........なに?」
    明久「実はみんなには内緒にしてて欲しいんだけど、チョコ二つもらったんーームッツリーニ、僕にカッターを向ける手をおろしてくれないかな?それでね、僕にくれた人達が誰か知りたいから特定して欲しいんだ!お願いだムッツリーニ!僕の秘蔵コレクションその3を贈呈すrー」
    ムッツリーニ「.......引き受けた」
    話が早くて助かる。僕はいい友を持ったなぁ。
    明久「じゃ、できれば今日中に頼むよ」
    ムッツリーニ「..........承知した、任せておけ」
    ムッツリーニ「.........まぁだいたいの目星はついているけど」ボソッ
  31. 31 : : 2013/10/27(日) 19:48:59
    支援
  32. 32 : : 2013/10/28(月) 16:35:31
    >>31
    ありがとうございます!
    出すの毎回遅くてすいませんw
  33. 33 : : 2013/10/30(水) 16:01:03
    〜 美波サイド〜
    姫路「み、美波ちゃんもあ、明久君にその、チョコ、あげたんですか?」
    美波「え?もって瑞希も?悪いけど、今回は勝たせてもらうわよ本気で作ったし結構上手にできたんだから」
    姫路「そ、そんなぁ...手酷い裏切りですぅ...」
    美波「ま、お互い恨みっこなしね!」
    姫路「はい!私もいつもより頑張りましたから!隠し味もいれてみましたし」
    美波「へー!どんなの?」
    姫路「ふふふ、それは秘密です!」

    〜〜〜ムッツリーニサイド〜〜〜

    ※明久と話した後の事です。

    ムッツリーニ「.......さて、仕事にかかるか」つパソコン
    ムッツリーニ「.......ふっ、俺は学校全体の会話を聞く事ができる。........この程度容易い事」
    カタカタカタカタ........

    ※しばらくお待ちください

    「ミ、ミナミチャンモ......」
    「エ?モッテミズキモ?ワルイケド.....」ガヤガヤ
    ムッツリーニ「.....ビンゴ」
    ムッツリーニ「.....まぁ本人の口からの方がいいだろう俺は黙っておくか」
  34. 34 : : 2013/11/02(土) 18:30:45
    〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

    昼休み
    屋上
    明久「ムッツリーニ、何かわかったかい?」
    ムッツリーニ「...........」フルフル
    明久「そ、そんなぁ...引き続き捜査を頼むよ」
    ムッツリーニ「........任せておけ」
    秀吉「なんじゃ?2人ともコソコソとなんの話をしておるのじゃ」
    明久「え、えっとなんでもないよ?」
    雄二「もしかしてチョコをくれた人がいるがその人が誰か分からないからムッツリーニに捜査してもらっているとかか?」
    明久&ムッツリーニ「...........」
    こいつ.....妙に勘がいい....!
    しかしばれたら僕の命が風前の灯になるのでそれだけは避けるべきだろう。ここは一つ適当に嘘でも言っておくか。
    明久「違うよ雄二、ムッツリ商会の写真の販売についての話をしてたんだよねっ?ムッツリーニ」
    ムッツリーニ「............」コクコク
    雄二「ん?そうかまぁ明久がもらえるはずねーよな」
    昨日から須川君といい雄二といい僕はそんなにモテないイメージが強いのだろうか。
    明久「ゆ、雄二だって霧島さんがいるからもらえてるだけじゃないか!」
    雄二「ん?他の人からももらった事ぐらいあrーー」
    明久「離して秀吉!こいつの頭をかち割ってやるんだ!」
    秀吉「落ち着くのじゃ明久!話を変えようではないか、そ、そうじゃ明久の今日の弁当はなんなのじゃ?」
    明久「塩と水だよ。いつも通り」
    秀吉「なんか....すまんかったのぉ....」
    明久「いいよ別に、慣れたし」
    最近はこの食事にも違和感がなくなってしまった。
    その後僕らはたわいない話をし、教室に戻った。

    〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

    〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

    放課後

    ムッツリーニ「........島田、聞きたい事がある」
    美波「あら土屋じゃない、どうしたの?」
    姫路「土屋くんどうしたんですか?」
    ムッツリーニ「........明久にチョコをあげたのは島田と姫路?」
    姫路&美波「!?」
    美波「な、なんでわかったの?」
    ムッツリーニ「........みくびるな俺は学校中の会話を聞いていr...たまたま通りかかって聞いただけ」
    美波「確実に盗聴したわね....」
    ムッツリーニ「........」ブンブン
    姫路「あの〜...前から思ってたんですけどそれって犯罪じゃないですか?」
    ムッツリーニ「.......みんなの悩みを解決すr...」
    美波「犯罪よ」
    ムッツリーニ「........明久にバラしてもいいよ?」
    姫路「え、えぇ!?それだけはやめてください〜!」
    美波「そ、それはちょっと、ね」
    ムッツリーニ「........なら自分から伝えるんだな」ニヤァ
    美波「.....分かったわよ」
    ムッツリーニ「..........じゃ、俺はこれで」
    美波「いつ言おうかしら」
    姫路「そうですね〜、放課後とかどうでしょうかっ?」
    美波「あ、それいいわね!使わさしてもらうわ」
    姫路「あ、美波ちゃんそんなぁ」
    美波「ふふっ、早い者勝ちよ〜」
    姫路「なら、私が先に言います!」
    美波「させないわよ、瑞希は足遅いからね〜」
    姫路「ず、ズルいですよ走るなんて〜!」
    美波「ごめんね〜!今度ケーキおごるから〜!」
    姫路「そ、そんなぁ〜...」
  35. 35 : : 2013/11/04(月) 11:03:16
    〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

    美波「アキ!」
    明久「え?何?」
    美波「ちょっといい?」
    明久「うん、いいよ」
    美波「じ、実はね?そ、その、下駄箱の中に入ってたやつなんだけど...」
    明久「え、えぇ!?なんで僕の所にチョコが入ってたって知ってるの!?」
    美波「だからそれh....」
    Fクラス男子「「ほぅ明久よ...ここで公言するとはいい度胸だな」」
    美波「え!?なに、みんないたの!?」
    明久「あ、やばーーいぃぃ!?」
    薄れゆく意識の中で僕は痛みのする方を見たらーースタンガン(国内最強)を押し当てられていた。
    ーーーーーーーーーー
    ーーーーーーーー
    ーーーーーー
    ーーーー
    ーー


    須川「今から臨時異端審問会を始める!」
    Fクラス男子「「うおぉぉぉ!!裁きの時だ!」
    須川「いいかお前ら、俺たちは誓い合ったはずだ」
    Fクラス男子「「裏切り者には死を.......」」
    明久「う...うぅん...はっ、ここはどこだ!?」
    気がつくと僕は異端審問会をする時の格好のみんなに囲まれていた。なんか違和感を感じるなぁとと思いながら体を見ようとしたらーーん?ぐるぐる巻きでーーそうか!僕は今は天井から吊るされているのかなるほどそれならいつもと見ている風景が違っていても納得できるな。
    そんな事より僕の命はもう風前の灯火だ、どうにかして逃げないとマジでやばい...!
    でもこれじゃ脱出できないし....助けを呼ぼう。
    明久「誰か助けてー!」バタバタ
    スパッ
    ん?なんだ?あれ?なんで僕の頬から血が垂れてるの?
    須川「うるさい、会議の邪魔だ静かにしてろ被告人。次は鼻だ」
    須川「さぁ、審判を下そう。こいつにはどのような刑がいいか誰か案があれば挙手してくれ」
    男子A「はい!」
    須川「なんだ?よしいってみろ」
    男子A「根性焼きを何回もするのはどうでしょうか?」
    須川「ぬるいな、そんなものではやつの罪には刑が釣り合わない」
    ちょっと待って、根性焼きで釣り合わないって何?僕確実に死なないと許してもらえないよねこれ。
    男子B「はい!」
    須川「なんだ?」
    男子B「馬腸走はどうですか?」
    なんて恐ろしい事を言い出すんだ。
    須川「馬がいないぞ」
    た、助かった...!
    男子C「はい!」
    須川「なんだ?」
    男子C「耳から手足まで順番に削いでいくのはどうですか?」
    須川「けってiー」
    明久「しないでね!?そんな惨い殺し方しないよね冗談だよね!?」
    スパッ
    明久「っ...あっぶなぁ!マジで鼻狙ってきたよこいつ!」
    僕がよけなければ確実にやられてた...!こいつらにはもはや人としての心がないのか!?
    須川「よし、耳から削いでいこうみんなこいつを取り押さえるんだ!」
    Fクラス男子「「おう!!ガッテンだ!!」
    明久「うわぁぁぁぁぁ!!」
  36. 36 : : 2013/11/04(月) 11:04:40
    誤字などがいくつかありましたが気にしないでください
  37. 37 : : 2013/11/04(月) 12:13:20
    もう人生を諦め、目を閉じ覚悟を決めた瞬間、
    ガラッ
    鉄人「お前らやかましいぞなにをやっとるんだ!」
    き、救世主きたぁぁぁぁぁぁ!!
    神よありがとうございます!!
    須川「くっ鉄人か....吉井の罪を裁いてただけです!」
    鉄人「またか....吉井、お前は本当に問題児だな....」
    え、ちょ僕悪くないのになんでそんな蔑んだ目で見られてるの?
    鉄人「しかし須川、貴様らにも補習が必要そうだな。後貴様ら学校に不要物(黒装束)を持ってくるとはいい度胸だな全員まとめて補習だ」
    Fクラス男子「えっちょ、先生今までそこ気にしたことなんてーー」
    鉄人「ならばその服だけではなくお前ら全員の持ち物を出せ、不要物は今すぐ全て没収する」
    何だって!?そんな事したらこのチョコは没収されてしまうじゃないか!
    どうしよう!何かこの場を離脱する方法は.....あるわけないよね僕に至ってはグルグル巻きだし。
    まぁ殺されないだけましか。
    鉄人「さぁ鞄の中身とロッカーの中身を出せ」
    男子A「くっ、俺の秘蔵コレクションが.....」
    男子B「この前ムッツリ商会から買った写真が......」
    男子C「俺の昨日買った新作ソフト&PSPが....」
    明久「せ、先生僕はこんな状態ですし中身も出せないんでいいですよね?」
    雄二「明久!俺が今すぐほどいてやるからな!」
    明久「........」
    雄二「........」
    (しばし無言の睨み合い)
    鉄人「早くせんか、俺も忙しいんだ」
    雄二が僕の縄をほどいていき、ようやく僕は
    明久「解放されーー」
    鉄人「てないぞ、早く鞄の中身とロッカーの中身を出せ」
    明久「くっ、無理だったか....」
    僕は渋々荷物を全てちゃぶ台に並べていく。
    僕の秘蔵コレクションが.....iPodもだ....。
    しかしそれよりも1番惜しいのは
    明久「折角の久しぶりの糖分が.....」
    二つのチョコだ。僕の命の源の食べ物が.....。
    鉄人「こんなに持ってきていたのか.....流石は観察処分者だな。全部、没収だ」
    男子全員「「くっそぉぉぉぉぉ!覚えてやがれゴリラめ!!」」
    鉄人「そういえば貴様らはまだ課題の提出がないな、もう一冊問題集をくれてやろう」
    男子全員「うぎぃぃぃぃぃ!」

    〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

    明久「飛んだ目にあったよ....」
    雄二「全くだ」
    美波「廊下で瑞希聞いてたけどすごかったわね....」
    姫路「明久君と坂本君大丈夫ですか?」
    明久「なんとかね」
    雄二「あぁ、俺も大丈夫だ」
    美波「ウチらは没収されなくてよかったわー」
    姫路「本当ですね、運が良かったですね」
    雄二「俺はここ曲がるからじゃあな」
    姫路「あ、私もコッチに曲がるから、さよなら」
    美波「あ、じゃあウチもそっち側だから!」
    明久「うん、気をつけてねバイバーイ」

    僕らは三方向に別れ再び歩き出した。

    〜美波&姫路サイド〜

    姫路「美波ちゃん、いいんですか?明久君とあのまま帰っても距離的には帰るのはどっちでも良かっと思うんですけど。思いを伝えようと思えばできたと思いますよ」
    美波「いいの、チョコ没収されちゃってたしね。次の機会を狙うわ、その時はお互い頑張りましょ」
    姫路「はい!負けませんよー」
    美波「それにしても今日はずいぶんと星が綺麗ね〜」
    姫路「本当ですね〜!とても綺麗です!」

    〜雄二サイド〜

    二つ貰ったって事は大方姫路と島田だろう。だとしたら明久、お前は運がいいぞ、あの殺人料理を鉄人に処理してもらえたんだから。
    ま、俺には関係ない話か。
    にしても星が一段と今日は綺麗だな。

    〜明久サイド〜

    明久「でも、チョコ食べてみたかったなー」
    雄二も没収されたし許してやるか。
    でも、あのチョコ誰がくれたんだろう。
    まぁいっか、にしても今日は星が綺麗だな〜。

    こうして慌ただしかった一日が終わった。


    終わり
  38. 38 : : 2013/11/04(月) 12:18:26
    これで終了です。グダグダになってしまいましたが楽しんでもらえたら何よりですm(_ _)m
  39. 39 : : 2013/11/04(月) 13:15:02
    乙です!
    チョコは鉄人が食べるの?
  40. 40 : : 2013/11/04(月) 17:17:32
    乙!
    これがきっかけで結構
    バカテス知った(`・ω・´)

    流石鉄人wwww
  41. 41 : : 2013/11/04(月) 20:44:41
    >>39
    ありがとうございます!
    捨てるのも持ったいないので食べて職員室でお亡くなりになってるでしょうねw
  42. 42 : : 2013/11/04(月) 20:46:53
    >>40
    ありがとうございます!
    まだ見てくれていた人がいたのは嬉しいですw
    これを気にバカテスを知ってくれたんですか、面白かったですかね?
    バカテス自体はおもしろいんですけどねw
  43. 43 : : 2013/11/10(日) 13:19:50
    おもろいよ
  44. 44 : : 2013/11/13(水) 22:16:09
    >>43
    バカテス面白いですよね!同志がいた....!
  45. 45 : : 2015/01/04(日) 20:25:21
    私もバカテス大好きです!
  46. 46 : : 2015/11/20(金) 08:42:17
    今更知ったけど面白いですよねw

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