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【50作記念】結婚できない男
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- 1 : 2013/10/21(月) 16:48:09 :
- 50作記念ss!2本立てスペシャルの1本目。
エレクリです。多分。
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- 2 : 2013/10/21(月) 16:49:42 :
- イチゲト!
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- 3 : 2013/10/21(月) 16:50:40 :
- 2番目?かな
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- 4 : 2013/10/21(月) 16:52:07 :
- じゃあ3番目?
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- 5 : 2013/10/21(月) 16:58:10 :
- 4番?
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- 6 : 2013/10/21(月) 17:05:27 :
- 5番目
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- 7 : 2013/10/21(月) 17:08:07 :
現在我々人類はウォールマリアを放棄する以前から比べて活動面積を3倍に広げている。
人類は進撃を続けている。
それも全て調査兵団特別作戦班班長。
そして人類の希望でもあるエレン・イェーガーの活躍によるものである。
しかし・・・彼には悩みがあった。
「結婚したい・・・」
エレン・イェーガーは先に語った通り人類の希望である。
それは・・・彼は巨人に変身できるという能力があるからである。
人類の希望とは言っても巨人になれてしまう。
そんな危険な男と結婚する者などいるか?答えはNOであったのだ。
「もう27歳だもんね」
そして調査兵団団長である僕アルミン・アルレルトはいつもそんな悩みをいつもいつもエレンから聞かされていた。
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- 8 : 2013/10/21(月) 17:45:44 :
- 「そうなんだよ・・・。俺もそろそろ結婚しないとやべぇんだよ!」
流石に人類の希望でも結婚できないので焦っている。
それも幼馴染である僕が結婚しているのだから。
「でも・・・そうそう見つからないよ・・・」
「そうだよなぁ・・・」
そう言ってしょんぼりするエレンは可愛い。と思うのだが・・・。
「人類の英雄なのにね・・・」
「・・・今更親父を恨むぜ・・・」
「アハハ・・・」
「そういえば・・・明日はミカサとジャンの・・・命日か?」
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- 9 : 2013/10/21(月) 17:47:16 :
- アルミン誰と結婚してるの?
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- 10 : 2013/10/21(月) 17:47:48 :
- >>9
モブってことにしておいてください。
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- 11 : 2013/10/21(月) 17:52:03 :
- ミカサ…死んじゃったのか…
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- 12 : 2013/10/21(月) 17:52:45 :
- 兵長たちは引退ですか?
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- 13 : 2013/10/21(月) 17:53:09 :
- 期待
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- 14 : 2013/10/21(月) 18:12:31 :
- 先にも言った通り。
人類の活動面積はウォールマリア放棄以前より3倍に広がった。
しかし・・・犠牲も多かった。
エルヴィン団長もリヴァイ兵長もハンジ分隊長もエレンを守って死んでいった・・・。
同期では僕とエレンとクリスタ・・・ヒストリア以外は皆・・・。
当然悲しんだが・・・人類の為に落としていった命を無駄にせぬよう・・・僕たちは前を向いて歩くことにした。
そして・・・もう一人の生き残り。ヒストリア。
ヒストリアはレイス家ということで貴族になり裕福な生活を送っていると聞いた。
「・・・明日は・・・笑って行こうか」
「そりゃな!笑ってないとあいつらも心配するだろうしな!」
「じゃあ来年は結婚の報告もしないとねー?」
「・・・それだけが問題なんだよ・・・」
「アハハ!」
こんな平和な時間を過ごせてるのも亡くなっていった皆のおかげだよ・・・。
「そういえば・・・今度クリスタに会いたいな」
「・・・あ!じゃあ今度貴族主催のパーティーにでも行ってみようよ!僕結構誘われてるんだよね・・・調査兵団の団長だから」
「・・・たまには息抜きでもするか・・・」
「そうだね!」
「お前は嫁もいるんだし・・・貴族の女に手出すなよ?」
「アハハ・・・クリスタなら出しちゃうかもね」
「フッ・・・おっと・・・もうこんな時間か・・・そろそろ帰るな・・・嫁さんによろしくなー」
「うん。バイバイ。今度パーティーに誘われたら連絡するよ」
「おう!よろしくな!また明日!」
「うん!」
貴族とのパーティー・・・エレンの相手も見つかるといいな・・・。
ミカサがいればと考えてしまうよ・・・。
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- 15 : 2013/10/21(月) 18:51:34 :
- 翌日。僕たちはジャンとミカサの命日を迎えた。
「来年は結婚の報告をするって言ってたけど・・・できるの?」
「くっ・・・やるんだよ!結婚するんだ!」
「そういえばさ・・・パーティーの方どうなった?」
「ん?・・・たった一日で招待されると思ってたの?」
「いやいや・・・あいつらにあんなこと言っちゃったし急がないとって思ってな・・・」
結構エレンも焦ってる・・・。手助けしてあげたいけど・・・。
「そうだね・・・。まぁ結構な頻度でお誘いは来るし・・・近々お誘い来るんじゃないかな?」
「・・・相手見つけなきゃな!」
そう言うエレンはかなり張り切ってる。
「そういえばさ・・・クリスタはミカサとジャンの命日だけど・・・来ねーのかな?」
エレンがそう言う。僕も気になってはいたけど・・・。
「・・・僕も気になってたけど・・・多分来れないと思うよ」
「そっか・・・残念だな・・・久しぶりに会って話したかったんだけどな・・・」
「今度の貴族主催のパーティーにいるんじゃない?」
「そっか・・・そうだな!」
そう言うエレンは嬉しそうだったが少し悲しそうだった。
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- 16 : 2013/10/21(月) 19:32:30 :
- それから3日後のある日。
「調査兵団団長殿じゃありませぬか・・・」
駐屯兵団団長である。
「あ、どうも」
各兵団の団長の中では圧倒的に年齢の低い僕はやはり同じ階級でも縮こまってしまう・・・そこを早く直さなきゃ調査兵団もなめられちゃうかもな・・・。
「ホッホッホ・・・来月シーナで行われる貴族のパーティーがあるんじゃが・・・まぁ調査兵団は忙しいじゃろうし・・・」
やっと来た!
すかさず僕は反応した。
「いえ!今回は行きます!」
「!・・・初めてじゃないか・・・?」
ずっと断り続けてきたから・・・。
「なにかあったのか?」
「あ、いえ!ちょっと息抜きに・・・」
エレンの生涯のパートナーを見つけるなんて言えないよ・・・。
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- 17 : 2013/10/21(月) 19:32:57 :
- >>16
ミス。
それから3日後。
「調査兵団団長殿じゃありませぬか・・・」
駐屯兵団団長である。
「あ、どうも」
各兵団の団長の中では圧倒的に年齢の低い僕はやはり同じ階級でも縮こまってしまう・・・そこを早く直さなきゃ調査兵団もなめられちゃうかもな・・・。
「ホッホッホ・・・来月シーナで行われる貴族のパーティーがあるんじゃが・・・まぁ調査兵団は忙しいじゃろうし・・・」
やっと来た!
すかさず僕は反応した。
「いえ!今回は行きます!」
「!・・・初めてじゃないか・・・?」
ずっと断り続けてきたから・・・。
「なにかあったのか?」
「あ、いえ!ちょっと息抜きに・・・」
エレンの生涯のパートナーを見つけるなんて言えないよ・・・。
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- 18 : 2013/10/21(月) 19:43:40 :
- エレンも行けるか聞かなきゃ・・・。
「あ、あの!このパーティーにエレンも連れて行ってよろしいでしょうか?」
「・・・うむ。多分いいじゃろう。英雄じゃしな」
よかった・・・。
「ありがとうございます!」
エレンに伝えなきゃ・・・!
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- 19 : 2013/10/21(月) 20:04:29 :
- ワクワク
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- 20 : 2013/10/21(月) 20:05:50 :
- 「結婚してええええ!」
エレン率いる特別作戦班の食堂。
エレンの本音が響く。
「班長ってそこそこイケメンだし頼りがいあるし絶対守ってくれると思うし・・・最高の男だと思うんですがねぇ・・・俺も見習いたいっすよ!」
男の班員が言う。
エレンも鼻の下を伸ばしている。
「そうよね!エレン班長が何で結婚できないのか分からないわ・・・私も結婚したいなぁ・・・」
「俺と結婚するか・・・?」
「いや!絶対いや!」
「ぷっ・・・ハハハ!」
こんなどこかで見たことのある夫婦漫才を見せられてはエレンも笑うしかない。
「班長って可愛いし・・・俺が女だったら惚れてもおかしくはないですけどね・・・?」
「か、可愛い!?」ブルブル
「ちょっと引くわ・・・」
「おい!?まてまて!決してそういう意味では!」
「ハハハ!」
「そろそろ寝るか・・・」
エレンがそう言う。
「そーですね・・・」
コンコン
「・・・?」
「アルミンだよ!エレン!例のこと!」
アルミンであった。
「・・・あぁ・・・分かった。入ってきていいぞー!」
エレンがそう言うと。
「じゃあ失礼するよ!」
「団長!こんばんは!」
「うん。あ、エレン!これは・・・ここで言っていいのかい?」
アルミンが気を遣ってくれたようだが・・・。
「おう。いいぞ。全然気にしないしな」
「・・・そう?じゃあ言うよ」
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- 21 : 2013/10/21(月) 20:15:01 :
- 「今回の主催はヒストリアなんだって」
「へぇ・・・どこでやるんだ?」
他の班員はポカンとしている。
「シーナだってさ・・・」
「そりゃすげぇパーティーが期待できるな」
エレンが目を輝かせて言うのでアルミンは吹いてしまった。
「え・・・シーナに行くんですか?それもパーティー?」
班員の質問にエレンは
「ああ。レイス家主催のパーティーだ!」
エレンの質問に班員全員目を大きく開いている。
「アハハ・・・。まぁ伝えたからね。5日後にシーナでだよ。明日には出発するよ」
「おう!」
エレンの元気な返事にアルミンは手を振って答え帰っていった。
「よし・・・。じゃあ寝るか!」
「そうですね・・・」
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- 22 : 2013/10/21(月) 22:51:46 :
- 期待!
-
- 23 : 2013/10/21(月) 23:20:47 :
- 支援
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- 24 : 2013/10/21(月) 23:34:33 :
- 支援!
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- 25 : 2013/10/22(火) 00:02:36 :
- とても面白い!
支援♩
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- 26 : 2013/10/22(火) 00:17:26 :
- 支援
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- 27 : 2013/10/22(火) 00:55:37 :
- この投稿は削除されました。
-
- 28 : 2013/10/22(火) 17:08:38 :
- 支援!
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- 29 : 2013/10/22(火) 17:22:19 :
- まだかなー
死に急ぎ野郎さんを全力で支援するッ‼︎
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- 30 : 2013/10/22(火) 18:37:14 :
- 楽しみだー!
何たって私の大好物のエレクリですからね
ムフフフフフフ
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- 31 : 2013/10/22(火) 21:35:05 :
- 翌日。エレンとアルミンはウォールシーナへ出発して行った。
「・・・シーナまでとか・・・疲れるなぁ・・・」
エレンが不満を漏らす。
「それは僕達の活動範囲が広がってるってことだから・・・いいことじゃない?」
アルミンが苦笑気味になだめる。
「けどよ・・・」
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- 32 : 2013/10/22(火) 21:48:59 :
- 尚も食い下がるが
「クリスタに会えるんだから!頑張ろう?」
とアルミンが言うと
「・・・そうだな」
とやっと納得してくれたようでアルミンもホッとする。
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- 33 : 2013/10/23(水) 00:10:12 :
- 更新期待!
このシリーズも期待できる!
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- 34 : 2013/10/23(水) 02:28:00 :
- さすがやなぁ
さすがやわぁ
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- 35 : 2013/10/23(水) 15:39:52 :
- 「・・・貴族のパーティーってどんなのなんだ?」
エレンが質問する。
「さぁね・・・僕も誘われてはいたけど一回も行ってないからね。」
実際アルミンは何度も誘われていたが調査兵団は忙しいので行ったことはなかった。興味はあったが。
しかし駐屯兵団団長からの話で聞く限り、肥え太った貴族が思い思いに過ごしているらしい。
そして、豪勢な食事が振る舞われていると聞いた。
「でも飯は美味いんだろ?楽しみだな!」
子供の様に目を輝かせて言うエレンに苦笑せざるを得ないアルミンであった。
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- 36 : 2013/10/23(水) 16:08:51 :
- 出発してから3日後エレンとアルミンはシーナに辿り着いた。
「長かったぁ~!」
エレンのその言葉にアルミンは心から同意したいところであったが・・・。
「でも・・・ここまで時間がかかるようになったのは僕達調査兵団の頑張りのおかげだよ」
そう言われたエレンは難しい顔になる。
町並みは貴族の住む街。といった感じで高級そうな家が立ち並んでいる。
エレンがウォールマリアを奪還し、その後の壁外調査で壁外にマリア、ローゼ、シーナとは違う壁を3つ作ってからは、調査兵団はずっと人類の活動領域の先端でしか活動していなかったので2人は久しぶりに見た、一番内側の町並みに目を奪われていた。
「ここ数年でかなり変わったな・・・」
エレンが言う。それにアルミンが答える。
「それは君の功績だね」
その通り。エレンが人類の活動領域を広げたおかげで、色々な資材が入り、一番内側。シーナで使われているからである。
という訳で人類は以前と比べ物にならないほど優雅な暮らしを送っていた。
「全く・・・感謝して欲しいぜ・・・」
そう言うエレンに苦笑しながらアルミンは
「そうだね・・・」
とだけ答えた。
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- 37 : 2013/10/23(水) 16:38:15 :
- 「・・・しかし・・・町中にいる憲兵団の奴等・・・働かないで酒を飲んでばっかだな・・・」
エレンが言う。
街には憲兵団がいるものの超大型巨人にシガンシナ区を破られる前の駐屯兵団のように酒と賭け事ばかりしているらしい。
「・・・怒鳴りに行く?」
アルミンが冗談で言う。
その冗談にエレンは
「・・・いや、行かねぇよ。」
と答える。
アルミンは
「面倒臭いの?」
と質問すると
「・・・昔、ハンネスさんが言ってたこと・・・今になって意味が分かったよ。」
「・・・?」
「兵士が活躍する時は最悪の時。兵士が「タダ飯食らい」って言われてるときの方が平和って言ってたんだ」
「・・・その通りだと思うよ・・・」
アルミンがそう答えて会話は途切れた。
-
- 38 : 2013/10/23(水) 18:25:37 :
- 少し歩いてからアルミンが招待状を見ながら、そろそろだね。と言った。
「そろそろか!確かに何かシーナの中でもかなり高級そうな建物が並んでるもんな!」
そう言ってはしゃぐエレン。
「そうだね。・・・ここを右に曲がればあるはずだよ」
「美味い飯が食えそうだ・・・!」
よだれを垂らしながら言うエレンを見てアルミンは、落ち着いて。とだけ言って静まらせる。
「すまねぇすまねぇ・・・けどアルミンも楽しみだろ?」
「まぁね。さぁて・・・ここだよ」
「おお!」
「さぁ入ろうよエレン」
はしゃぐエレンに手招きをするアルミンだった。
-
- 39 : 2013/10/23(水) 18:32:54 :
- 会場の中に入ると駐屯兵団団長が言ってたように肥え太った者達が思い思いに酒を飲んだり女性と話したりしていてかなりうるさい。
食事を見てみると豪勢な食事が並んでいる。
少し進むと女性がやってきた。
「招待状を」
アルミンはすぐに招待状を出した。
「・・・調査兵団の団長殿にエレン様ですね。」
身だしなみはきっちりとしており流石貴族のパーティーという感じがした。
そんなことを思っていると女性が、少しこちらでお待ちいただけるでしょうか。言って来たので頷いた。
「・・・何があるんだろうな?俺たちだけ待たさせてるぜ?」
エレンが貧乏ゆすりをしながら言うので、まず貧乏ゆすりをやめなよ。と注意する。
「とりあえず待っていようよ。早く食べたいのは分かるけどね?」
「・・・」
少し不貞腐れたのか怒っているように見えた。
-
- 40 : 2013/10/23(水) 18:39:37 :
- 「お待たせ!」
女性の声が聞こえたのは3分ほどしてからであった。
先ほどの女性の声とは違う。というか聞いたことのある声だった。
「久しぶり!エレン!アルミン!」
「・・・クリス・・・ヒストリア!」
エレンが呼ぶとヒストリアは間違えないでよ!と言った。
彼女はヒストリア。僕達の前ではクリスタと名乗っていたが。
以前は可愛らしかったが今は綺麗。
アルミンの久しぶりに会ったヒストリアへの印象だった。
「・・・なんというか・・・綺麗になったね」
アルミンがそう言うとヒストリアは少し頬を染めて、ありがとう。と言ってくる。
その雰囲気は変わらず、女神だった。
つい、ライナー・・・見てるかい?と思ってしまう。
-
- 41 : 2013/10/23(水) 18:46:23 :
- 「アルミンは結婚したんでしょう?」
ヒストリアが聞いてくる。
アルミンは頷き、幸せに暮らしてるよ。と言った。
「・・・子供は?」
「出来たよ。ついこの間生まれたばかりだよ。」
「・・・おめでとう!」
「ありがと」
2人だけで話しているのに気付いてエレンを見てみると先ほどよりイライラしているように見えた。
「家族のために・・・死なないでね?」
ヒストリアが言ってくる。
「大丈夫!何かあればエレンがいるからね!」
「・・・俺任せかよ・・・」
「アハハ!」
ヒストリアが無邪気に笑う。
「・・・結婚しよ」ボソッ
アルミンがボソリと言った。
-
- 42 : 2013/10/23(水) 18:55:50 :
- アルミン、浮気だめだよw
-
- 43 : 2013/10/23(水) 19:08:08 :
- 楽しみにしてます!
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- 44 : 2013/10/23(水) 19:39:01 :
- ライナーが取り憑いたww
-
- 45 : 2013/10/23(水) 19:45:02 :
- ライナー・ブラウン
ミカサやアニにぼこられ死亡www
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- 46 : 2013/10/23(水) 20:34:13 :
- 「エレンは結婚してるの?」
ヒストリアに一番聞いてきて欲しくない質問をされて険しい顔になるエレン。
「え、と・・・してない。」
「そうなの!?」
エレンが「してない」と言った瞬間少し嬉しそうな顔をしたヒストリア。
それを見たアルミンはトイレに行くと言っていなくなってしまった。
「・・・遅いな・・・アルミンのやつ」
「・・・うん」
沈黙が続く。
「・・・」
エレンはアルミンを探していたが見つからないので諦める。
「・・・あんさ」
エレンが切り出していく。
「・・・少し外出ないか?」
「え・・・アルミンは?」
「何かあるんだろ・・・アルミンには悪いけど・・・少しだけだから・・・」
「分かった。行こう!」
ホッとため息を吐いたエレンと少し頬を染めるヒストリアだった。
-
- 47 : 2013/10/23(水) 20:50:38 :
- いっけええええ、エレェェェン‼︎‼︎
from トイレ
-
- 48 : 2013/10/23(水) 20:56:58 :
- 外は夜を迎えており、かなり暗い。
街灯がなければ、全く見えない。
エレンとヒストリアはバルコニーにいた。
外はもう人は少なく、しんとしていた。
会場からの声が少し聞こえてくるだけで他は何の音もないと言っていいほどだった。
エレンは少し遠くを見てから言う。
「・・・クリスタ。お前壁の外の世界に出る気はないか?」
「・・・今は・・・行けないよ・・・。」
「・・・そっか。」
「・・・皆で行きたかったなぁ・・・。」
「・・・。そうだな・・・。」
その後の少しの沈黙がエレンには重かった。
-
- 49 : 2013/10/23(水) 21:02:22 :
- 今度はヒストリアが切り出す。
「・・・ミカサ、ジャン、マルコ、コニー、サシャ。皆と・・・笑って・・・自由に暮らしたかったなぁ・・・。」
「・・・」
「皆・・・」
エレンは黙っていることしかできなかった。
「・・・ごめんね?ちょっと空気重くさせちゃった・・・ハハハ・・・」
「・・・なぁクリスタ・・・今じゃなくてもいいから・・・外に出る気はあるか?」
エレンの質問にヒストリアは少し間を置く。
「・・・」
「・・・あるよ。・・・私も・・・自由を・・・手に入れてみたい!」
-
- 50 : 2013/10/23(水) 21:12:30 :
- うおおお!
期待
-
- 51 : 2013/10/23(水) 22:48:06 :
- やっべーー!
期待期待!!!
-
- 52 : 2013/10/23(水) 23:38:00 :
- 期待してます
-
- 53 : 2013/10/24(木) 00:02:20 :
- 超支援します♩
長編にしてほしい!
-
- 54 : 2013/10/24(木) 20:46:54 :
- 「・・・なら・・・」
そこでエレンは息を飲む。
2人は夜空に浮かんだ満月で照らされていた。
エレンが続ける。
「・・・俺と・・・壁の外に出ないか・・・?//」
「え?・・・///」
「俺の・・・隣で壁の外に・・・一緒に・・・」
ヒストリアは一つ深呼吸を置く。
「―――――」
-
- 55 : 2013/10/24(木) 20:55:07 :
- ――――
―――
――
―
一面水。舐めてみると塩っぱかった。
昔、本で見た「海」である。
砂浜には3つの人影があった。
-
- 56 : 2013/10/24(木) 21:03:18 :
- い、行けたのか⁉︎
-
- 57 : 2013/10/24(木) 21:22:50 :
- 「すげぇなー・・・」
「綺麗だねー」
人類の英雄エレン・イェーガーと貴族のヒストリア・レイスであった。
「・・・どうだ?ミカサ、海は」
エレンの質問にミカサと呼ばれた少女は「・・・綺麗」と答える。
「・・・お父さん達が子供の頃はこんなの見れなかったんだから・・・」
「そうなの?」
「ああ・・・。」
「お父さんはやっぱりすごいね!じんるいのえいゆう、なんでしょ?」
ミカサがそういう。
エレンはミカサを撫でながら「・・・英雄なんかじゃないよ。」とだけ言う。
撫でられてるミカサは嬉しそうにしている。
それを見ながらヒストリアは微笑んでいる。
「・・・でもアルミンおじちゃんとかが言ってたよ?お父さんはえいゆうだって。」
「・・・仲間も守れない奴は英雄なんかじゃないよ。」
「・・・?」
そこでヒストリアが「エレン!そろそろお墓行かなきゃ!」
今日はジャンとミカサの誕生日である。
「・・・そうだな。ミカサ!行くぞ!」
「うん!」
そう言って抱きついてくるミカサを受け止めて歩き出す。
ヒストリアは幸せだなぁと思い微笑んでいた。
-
- 58 : 2013/10/24(木) 21:24:02 :
- >>57
ミスった。
「すげぇなー・・・」
「綺麗だねー」
人類の英雄エレン・イェーガーと貴族のヒストリア・レイスであった。
「・・・どうだ?ミカサ、海は」
エレンの質問にミカサと呼ばれた少女は「・・・綺麗」と答える。
「・・・お父さん達が子供の頃はこんなの見れなかったんだから・・・」
「そうなの?」
「ああ・・・。」
「お父さんはやっぱりすごいね!じんるいのえいゆう、なんでしょ?」
ミカサがそういう。
エレンはミカサを撫でながら「・・・英雄なんかじゃないよ。」とだけ言う。
撫でられてるミカサは嬉しそうにしている。
それを見ながらヒストリアは微笑んでいる。
「・・・でもアルミンおじちゃんとかが言ってたよ?お父さんはえいゆうだって。」
「・・・仲間も守れない奴は英雄なんかじゃないよ。」
「・・・?」
そこでヒストリアが「エレン!そろそろお墓行かなきゃ!」と言う。
今日はジャンとミカサの誕生日である。
「・・・そうだな。ミカサ!行くぞ!」
「うん!」
そう言って抱きついてくるミカサを受け止めて歩き出す。
ヒストリアは幸せだなぁと思い微笑んでいた。
-
- 59 : 2013/10/24(木) 21:34:03 :
- ――――
―――
――
―
ジャンとミカサの墓。
周りにはエレン達3人しかいない。
「・・・お父さんとお母さんの死んじゃった友達のお墓だよ」
エレンがミカサにそう説明する。
「・・・死んじゃったんだ・・・」
ヒストリアが手を合わせている。
「さて・・・俺もやるか」
「私もやりたい!」
「・・・ありがとな」
エレンは元気良く言うミカサに感謝の言葉だけ伝える。
「終わったよ!」とヒストリアが言うのでエレンとミカサも墓の前に行く。
-
- 60 : 2013/10/24(木) 21:35:34 :
- ミカサJr可愛い
-
- 61 : 2013/10/24(木) 21:43:16 :
- 2人同時に手を合わせる。
ミカサ。ジャン。お前らのおかげで、人類は進撃を続けてるよ。
海も見れた。俺の夢も叶ったよ。
まだ、巨人は少しいる。だからもう少し待っててくれ。
俺が。俺達が。この世界を平和にする。
だから待っててくれ。
あ、それと・・・ヒストリアと結婚するよ。
幸せになるから。これからも見守ってくれよな!
そう心の中で言い、手を離す。
「ママ!終わったよー!」
そう言いヒストリアの元へ駆けていく我が子を見ながら、幸せだなと思うエレンだった。
「さぁ!パパ!行こう?」とヒストリアが言ってくるので少し空を見て歩き出す。
空には鳥が羽ばたいていた。
-
- 62 : 2013/10/24(木) 21:43:43 :
- END
-
- 63 : 2013/10/24(木) 21:44:58 :
- 無駄に疲れた。
文章下手すぎて笑っちゃいますが・・・大目に見て下さい。
誤字脱字もありますが脳内変換よろしくお願いします。
それでは。ご付き合いいただき、誠にありがとうございました。
-
- 64 : 2013/10/24(木) 21:45:24 :
- おつかれさん
-
- 65 : 2013/10/24(木) 21:48:09 :
- お疲れ様です!
-
- 66 : 2013/10/24(木) 22:03:04 :
- 乙です!!
-
- 67 : 2013/10/24(木) 22:13:13 :
- お疲れ様です
-
- 68 : 2013/10/25(金) 08:12:49 :
- 乙!
-
- 69 : 2013/10/25(金) 21:40:50 :
- 乙。なんか最後のオチが訓練兵団卒業スピーチっていう神作品に似てて良かったよ。あれは今までで1番笑ったわw
-
- 70 : 2014/04/05(土) 20:21:24 :
- よかったですぅ♪
-
- 71 : 2014/04/05(土) 20:23:10 :
- 死に急ぎ野郎さんの作品、とっても面白いです♪いつも見てます><
-
- 72 : 2016/04/07(木) 00:30:56 :
- 乙!
-
- 73 : 2016/08/27(土) 16:15:55 :
- なあ、目の前が少しぼやけて、目から塩水が流れてるのは俺がバカだからじゃないよな!?
乙です!これからも期待です!(エレクリ)
-
- 74 : 2017/10/22(日) 20:46:11 :
- ヒカリキングさん。君はヒカキンさんのパクリですか。
-
- 75 : 2017/10/22(日) 20:47:00 :
- 作者さんファイト。
-
- 76 : 2017/10/22(日) 20:50:57 :
- 69お前天空の城ラピュタを馬鹿にするなくそやろう。
-
- 77 : 2017/10/22(日) 20:53:57 :
- ミカサアッカーマンは障害者です。
-
- 78 : 2017/11/30(木) 22:28:58 :
- ミカサアッカーマンとペトララルとヒストリアレイスは変人女だと思う。
-
- 79 : 2017/12/08(金) 20:32:19 :
- ヒストリアレイスの見張りに向かう。
-
- 80 : 2017/12/08(金) 20:32:50 :
- 僕もヒストリアレイスの見張りに向かいます。
-
- 81 : 2017/12/09(土) 16:58:31 :
- 俺もヒストリアレイスの見張りに向かう。
-
- 82 : 2017/12/18(月) 16:17:54 :
- ハイロンパー
-
- 83 : 2020/02/21(金) 23:48:07 :
- クリスタレンズお前は銃殺刑だ
-
- 84 : 2020/10/26(月) 23:09:34 :
- http://www.ssnote.net/users/homo
↑害悪登録ユーザー・提督のアカウント⚠️
http://www.ssnote.net/groups/2536/archives/8
↑⚠️神威団・恋中騒動⚠️
⚠️提督とみかぱん謝罪⚠️
⚠️害悪登録ユーザー提督・にゃる・墓場⚠️
⚠️害悪グループ・神威団メンバー主犯格⚠️
10 : 提督 : 2018/02/02(金) 13:30:50 このユーザーのレスのみ表示する
みかぱん氏に代わり私が謝罪させていただきます
今回は誠にすみませんでした。
13 : 提督 : 2018/02/02(金) 13:59:46 このユーザーのレスのみ表示する
>>12
みかぱん氏がしくんだことに対しての謝罪でしたので
現在みかぱん氏は謹慎中であり、代わりに謝罪をさせていただきました
私自身の謝罪を忘れていました。すいません
改めまして、今回は多大なるご迷惑をおかけし、誠にすみませんでした。
今回の事に対し、カムイ団を解散したのも貴方への謝罪を含めてです
あなたの心に深い傷を負わせてしまった事、本当にすみませんでした
SS活動、頑張ってください。応援できるという立場ではございませんが、貴方のSSを陰ながら応援しています
本当に今回はすみませんでした。
⚠️提督のサブ垢・墓場⚠️
http://www.ssnote.net/users/taiyouakiyosi
⚠️害悪グループ・神威団メンバー主犯格⚠️
56 : 墓場 : 2018/12/01(土) 23:53:40 このユーザーのレスのみ表示するこの書き込みをブックマークする
ごめんなさい。
58 : 墓場 : 2018/12/01(土) 23:54:10 このユーザーのレスのみ表示するこの書き込みをブックマークする
ずっとここ見てました。
怖くて怖くてたまらないんです。
61 : 墓場 : 2018/12/01(土) 23:55:00 このユーザーのレスのみ表示するこの書き込みをブックマークする
今までにしたことは謝りますし、近々このサイトからも消える予定なんです。
お願いです、やめてください。
65 : 墓場 : 2018/12/01(土) 23:56:26 このユーザーのレスのみ表示するこの書き込みをブックマークする
元はといえば私の責任なんです。
お願いです、許してください
67 : 墓場 : 2018/12/01(土) 23:57:18 このユーザーのレスのみ表示するこの書き込みをブックマークする
アカウントは消します。サブ垢もです。
もう金輪際このサイトには関わりませんし、貴方に対しても何もいたしません。
どうかお許しください…
68 : 墓場 : 2018/12/01(土) 23:57:42 このユーザーのレスのみ表示するこの書き込みをブックマークする
これは嘘じゃないです。
本当にお願いします…
79 : 墓場 : 2018/12/02(日) 00:01:54 このユーザーのレスのみ表示するこの書き込みをブックマークする
ホントにやめてください…お願いします…
85 : 墓場 : 2018/12/02(日) 00:04:18 このユーザーのレスのみ表示するこの書き込みをブックマークする
それに関しては本当に申し訳ありません。
若気の至りで、謎の万能感がそのころにはあったんです。
お願いですから今回だけはお慈悲をください
89 : 墓場 : 2018/12/02(日) 00:05:34 このユーザーのレスのみ表示するこの書き込みをブックマークする
もう二度としませんから…
お願いです、許してください…
5 : 墓場 : 2018/12/02(日) 10:28:43 このユーザーのレスのみ表示する
ストレス発散とは言え、他ユーザーを巻き込みストレス発散に利用したこと、それに加えて荒らしをしてしまったこと、皆様にご迷惑をおかけししたことを謝罪します。
本当に申し訳ございませんでした。
元はと言えば、私が方々に火種を撒き散らしたのが原因であり、自制の効かない状態であったのは否定できません。
私としましては、今後このようなことがないようにアカウントを消し、そのままこのnoteを去ろうと思います。
今までご迷惑をおかけした皆様、改めまして誠に申し訳ございませんでした。
-
- 85 : 2022/12/25(日) 05:47:25 :
- ssnote トロ
http://www.ssnote.net/groups/633/archives/5524
ssnote トロ
http://www.ssnote.net/groups/633/archives/5498
ssnote トロ
http://www.ssnote.net/groups/633/archives/5358
ssnote トロ
http://www.ssnote.net/groups/633/archives/5344
http://www.ssnote.net/groups/633/archives/5545
1 : ssnote トロ : 2022/12/25(日) 04:59:16 このユーザーのレスのみ表示する
優也へ
大好きな優也へ
ねえ覚えてる優也?
私とあなたが最後に話したあの日あの時の事
いつでも相手になってくれるって言ったよね?
それって今日でも良いの?
今の私を見たら優也はなんて言うのかな
褒めてくれるのかな、私を見てくれるのかな
ねえ、優也、今どこで何してるの? 優也へ、優也、ねえ今どこにいるの?
私、優也に会ってみたい 会って今の私をどう思うのか、聞いてみたいんだ…
1 : ssnote トロ : 2022/12/25(日) 05:29:17 このユーザーのレスのみ表示する
Witam przegranych. Jak zwykle. Od tego dnia będę nadal biec autostradą Kachigumi. Ten dzień się zmieni. Wielka szkoda. Michale, Leonie, Gabrielo, Julia, cztery anioły, pies i kot, jestem wolny od mojej pięknej żony i twojego miecza. To naturalne, że się denerwujesz. Właśnie zostałeś ukarany. Wszystko, co musisz zrobić, to czołgać się przez resztę swojego życia. Zrozumiesz znaczenie po raz pierwszy od około dziesięciu lat po sprzedaży mangi. To niedobrze. To było zabawne, dzięki za poinformowanie mnie o dolnej linii. Język mojej żony ma inny akcent. Mimo, że to mój język ojczysty. Nie rozumiem, co mówi twój pasożytniczy teść, ale to dobrze. Koreańsko-australijski przyjaciel mojej żony nazwał mnie Nihonjin Waruihito. Jestem pracownikiem Toyoty, ale rzuciłem pracę w czarnej firmie i zostałem kustoszem muzeum! Nawiasem mówiąc, wielu najlepszych przyjaciółek mojej żony to Chinki, Filipinki, Rumunki i Azjatki. Chcę, żeby moja żona schudła. Jestem suszoną kałamarnicą medaka śledź ikra obornik medaka. Król Demonów jest nieobecny, a dowiedziałem się o tym ze względu na duże rozmiary łupów. został zablokowany za bycie zbyt snobistycznym Cóż, to jest szyfr, ale już sporo wskazuje. Czy potrafisz rozwiązać tę zagadkę? Dziewczyna mojego szwagra jest piątą osobą. Jestem szczęśliwy. Zrobiłem kreskówkę i oglądałem kwitnące wiśnie, a moja żona przytuliła moją żonę, a
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エレクリ シリーズ
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