このSSは性描写やグロテスクな表現を含みます。
ミーナ「私がもしチート能力があったら」
-
- 1 : 2014/04/02(水) 21:23:44 :
-
~訓練兵団 入団時~
キース「貴様は何物だ!?」
ミーナ「・・・あ?」ギロ
キース(・・・っ!)
キース(な、なんだこの女の子の凄みは・・・!?元調査兵団団長のこの私が、凄みだけで後ずさりしているだとっ!!?)
ミーナ「・・・私が誰だと・・・そう聞いているのか?」
キース「う・・・そ、そうだ!?何物だ貴様はっ!!」
ミーナ「・・・ふっ。」
ミーナ「名乗る程の者ではないさ。」
ミーナ「ただ、これだけは言っておこう。」
ミーナ「私は、この世の巨人全てを駆逐するたった一人の勇者。」
ミーナ「ミーナッ!!カロライナだっ!!」
ドオオオーーーーン
キース「なっ・・・!?」
キース(一体なんなのだ・・・!ただの言葉を発しただけなのに、こいつには説得感があるッ!)
キース(本当に・・・本当に巨人を駆逐させてしまうような・・・そんな気迫がこもっているッ!)
ミーナ「・・・・。」ドドドドドド
キース(しかも・・・ジョジョ立ちをしている、だとッ!?)
-
- 2 : 2014/04/02(水) 21:29:10 :
エレン(・・・な、なんなんだアイツ。)
ミカサ(・・・一見は普通の女の子に見えるけど・・・。)
アルミン(カロライナ・・・カワイイナ・・・。)
ユミル(・・・ふーん。)
ジャン(た、確かに、凄みがあるな。)
マルコ(でも、なんで今両手を背中に回して、足をくねっているんだろう。)
コニー(あ、あれは見たことあるぜ!昔近所の兄ちゃんが持っていた漫画「ジョジョの奇妙な冒険」の、立ち方だッ!)
サシャ(い、芋が取りに行けない・・・!それくらいの凄みが・・・あの子にはあるッ!)
アニ(・・・ったく、傷つくよ。)
アニ(なかなかおもしろい、訓練生活になりそうじゃないか。)
ライナー(いやいや、なんでお前傷つくんだよ。そこが意味わかんねえよ。)
ベルトルト(アニ・・・結婚してえ・・・!)
ミーナ「・・・さあ、もう質問はいいだろう?教官。」
ミーナ「さっさとこの苦しい訓練生活ライフを始めようじゃあねえかっ!」
キース「あ・・・うん・・・。」
キース(・・・未だにこの子のキャラがつかめないな。)
-
- 3 : 2014/04/02(水) 21:33:27 :
~訓練兵団 食事中~
ミーナ「・・・ズズッ・・・。」
ミーナは一人、食堂でご飯を食べていた
タッ
アニ「・・・なあ、あんた。」
ミーナ「む・・・?」
アニが一人、ミーナに声をかける
アニ「隣、いいかい?」
ミーナ「ああ、構わんぞ。」
アニ「じゃ、失礼して。」スタ
ミーナ「・・・ズズッ・・・。」
アニ「・・・あんたさあ。」
アニ「教官にあれだけ偉そうなこと言ってたけど・・・本当に巨人を駆逐できる力なんてあるの?」
ミーナ「・・・・・。」
ミーナ「もちのろんである。」
アニ「・・・・。」
ミーナ「質問はそれぐらいかの?」
アニ「あっ、う、うん。」
アニ(まずい、この子のキャラ全くつかめない。)
アニ(なんなのこの子・・・。)
-
- 4 : 2014/04/02(水) 21:42:13 :
ミーナ「・・・わしゃあの。」
ミーナ「昔、両親が巨人に食われたんじゃ。」
アニ「えっ。」
ミーナ「それが、3年前の話じゃ。」
ミーナ「そっからわしゃあ、両親の敵を打つため、とある師匠達の下で修行を積んだ。」
アニ「とある・・・師匠だって?」
ミーナ「うむ!」
ミーナ「たまたま、異次元の扉が開いておっての。」
ミーナ「孫先生、ベジータ先生、トリコ先生、ルフィ先生、ゴン先生、承太郎先生、両津先生など・・・。」
ミーナ「総勢30人以上の人の、修行を受けたんじゃ。」
アニ「・・・・・。」
アニ「いや、誰よそれ。」
ミーナ「おお、知らんかの?有名な先生方らしいのじゃが。」
ミーナ「たまたま、こちらの世界に遊びに来ていたそうじゃわい。」
アニ「・・・ふーん。」
アニ「まあ、これから仲良くしようよ。私コミュ障だからさ。」
ミーナ「うむ、ええぞ!」
ミーナ「わしゃあ、ミーナ・カロライナじゃ!」
-
- 5 : 2014/04/02(水) 21:47:40 :
アニ「私は、アニ・レオンハート。」
ミーナ「アニちゃんか。かわいい名じゃのう。」
アニ「・・・かわいいなんて・・・言われたことないよ。」
ミーナ「んん?しかし。」
ミーナ「あそこのどでかい男は、お主のことを好いとるみたいじゃがのう。」
アニ「えっ?」
ベルトルト(・・・!・・ア、アニがこっち見てくれた・・・!ラッキー!)
アニ「ベ、ベルトルトのことかい?」
ミーナ「うむ。」
ミーナ「あれは明らかにお主のことを好いておる。」
アニ「い、いや、あいつは・・・ただ私と同郷だからでしょ。」
ミーナ「・・・いんやあ、違うのう。」
ミーナ「わしにゃあ分かる。なんてったって、斉木楠雄先生にエスパー能力を少し教えてもろうたからのう。」
アニ「・・いや、だから誰だよそれ・・・。」
ミーナ「ふふ、さすがに全ての心は読めはせんがな。」
ミーナ「アニ、お主も少し隠し事があるみたいじゃのう。」
アニ「え・・・。」
ミーナ「はは、そこまではワシでも読むことはできんな。」
-
- 6 : 2014/04/02(水) 21:51:30 :
ミーナ「じゃが、いつか悩みを話してくれると嬉しいのう。」
アニ「・・・・・。」
アニ(・・・こいつ・・・。)
カンカンカンカン
ミーナ「おお、もう食事は終了か。」
ミーナ「風呂でも行くかの?アニ。」
アニ「・・・あ、ああ。そうだね。」
アニ(・・・やはり、こいつは何か危険だ。)
アニ(少々、行動を気をつけて見ていく必要があるね。)
-
- 7 : 2014/04/02(水) 21:51:31 :
- まさかのくーちゃんww
-
- 8 : 2014/04/02(水) 21:53:47 :
- >>7
コメントありがとうございます。
このミーナは、ジャンプ作品(その他も含む)漫画のヒーローの色々な能力が備わっている予定ですwww
-
- 9 : 2014/04/02(水) 21:57:39 :
~女子風呂場~
ミーナ「・・・ふう。」
ミーナ「風呂なんて、久々じゃのう。」
ミーナは裸で、風呂場に立っていた
アニ(・・・おいおい・・・!)
クリスタ(な、なに、あの人・・・!?)
ユミル(筋肉ムキムキ・・・ってか傷だらけのアザじゃねえか!)
サシャ(ど、どんな訓練を積んだらあんな体に・・・!)
ミカサ(ま・・・負けた・・・!)
ミーナ「いやあ、この3年は毎日毎日訓練じゃったからのう。」
ミーナ「風呂というのは嬉しいわい。」
アニ(・・・ミーナ・・・カロライナ・・・!)
アニ(やはりこいつは・・・要注意しなけ・・
ズルッ
アニ「うわああっ!」
アニは風呂場で足が滑り、倒れそうになる
が
パシッ
アニ「あれ・・・?」
-
- 10 : 2014/04/02(水) 22:01:02 :
ミーナ「ふふ・・・アニよ。」ガシッ
アニ「あ・・・あんたいつの間に・・・!」
アニ「あれ?だって私と10メートル以上は離れてたのに・・・!」
ミーナ「時を止めたんじゃ。2秒ほどな。」
アニ「は、はあ?」
ミーナ「ふふ、驚くのも無理はない。」
ミーナ「これはワシのスタンド能力じゃからの。」
アニ「スタン・・・え?何?」
ミーナ「おうおう、気にせんでええんじゃ。」
ミーナ「ほら、湯船につかろうぞ、アニ。」
アニ「う、うん・・・。」
アニ(何・・・?時を止めるって何!?)
アニ(人にそんなことできるの!?)
-
- 11 : 2014/04/02(水) 22:04:24 :
~寝室~
ガチャ
ミーナ「ふう、ええ湯じゃったの。」
アニ「あ、ああ。」
アニ(こいつ・・・風呂場で腕立て、腹筋、背筋、スクワット1000回やりやがった。)
アニ(しかも目にも見えないスピードで・・・。)
アニ(一体・・・3年間の間にこいつに何が・・・?)
ミーナ「・・・さて。」
ササッ
ミーナは自分のベッドから何かを取り出す
アニ「ん?何してるの?」
ミーナ「・・・おう。」
ミーナ「ちょいと、訓練をの。」
アニ「く、訓練だって?」
ミーナ「アニも見るか?これはホイポイカプセルじゃ。」
アニ「え・・・?」
-
- 12 : 2014/04/02(水) 22:06:26 :
- ミーナwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww
-
- 13 : 2014/04/02(水) 22:12:01 :
アニ「なんだい?ホイポイカプセル・・・って。」
ミーナ「この小さな筒があるじゃろう。」
ミーナ「これがの、ある丸っこい大きい部屋になるんじゃ。」
アニ「・・・は?」
ミーナ「はは、難しいわの。」
ミーナ「とりあえず、裏庭に出て見てみるか?」
ミーナ「この小さな筒が、一気に大きな部屋になって、そこで重力を使ったトレーニングをするんじゃ。」
アニ「重力トレーニング?」
ミーナ「うむ。」
ミーナ「わしの体重は今、50キロ程じゃが。」
ミーナ「この部屋の中で訓練をすると、自分の体重が5トン程になるんじゃ。」
アニ「・・・・・。」
ミーナ「あら、わかりにくいかのう?」
アニ「い、いや、なんか次元が離れすぎてて・・・。」
ミーナ「ふむ。まあ慣れじゃ。慣れ。」
ミーナ「悟空先生もそう言っとったわい。」
アニ「だから、誰なのよそれ!」
ミーナ「スーパーサイヤ人じゃ。」
アニ「はあ?」
-
- 14 : 2014/04/02(水) 22:15:15 :
ミーナ「わしも、早くスーパーサイヤ人3になりたいんじゃがの。」
ミーナ「未だに、第二形態くらいにしかなれんわい。」
アニ「・・・・。」
アニ「な、なんかもういいわ。疲れた。」
ミーナ「お、そうか。すまんかったの。」
アニ「ていうかあんた、寝ないの?」
ミーナ「・・・・?」
ミーナ「わしゃ、この3年間寝たことがないが。」
アニ「・・・・・。」
ミーナ「ま、気が変わったら裏庭に来んさいな。」
ミーナ「わしが修行つけたるけえ。」
アニ「あ、うん・・・。」
アニ(もういいや、寝よう。)
ミーナ「ほいじゃあ、また明日の。アニ。」
アニ「うん、頑張ってね。ミーナ。」
-
- 15 : 2014/04/02(水) 22:24:29 :
~後日 立体機動適正検査~
メガネ教官「・・・・。」
キース「・・・・。」
メガネ教官「なあ、キースよ。」
キース「なんだ、メガネ。」
メガネ教官「あれ、なんなんだ?」
キース「え?何が。」
メガネ教官「いや、見て分かるだろう。」
メガネ教官「ミーナさん、空飛んでるけど・・・。」
キース「・・・・・。」
ミーナ「アニイーーーッ!これが舞空術じゃあーー!」スイスイ
ミーナ「お主もやってみいーーーっ!!」スイスイ
アニ「・・・・いやいや。」
アニ「なんでやねん。」
ざわざわ・・・
アルミン「・・・あれは・・・天使?」
コニー「おい、ミーナが空を飛んでるのは、オレがバカだからじゃねえよな!?」
ユミル「ちょっと黙っててくれるか、バカ。」
-
- 16 : 2014/04/02(水) 22:24:48 :
- め、めっちゃおもしれー!!!!!!wwww
超期待
-
- 17 : 2014/04/02(水) 22:29:15 :
ジャン「・・・・・。」
マルコ「あの子・・・なんなの・・・?」
ライナー「・・・マジかよ。」
ベルトルト「ひ、人って飛べたんだね・・・。」
クリスタ「すっごおおーーーいっ!何あれえー?」
サシャ「・・・あなたが、神様だったのですか・・・。」
ミカサ(今日から弟子入りしよ。)
エレン「ウソ・・だろ・・・?こんなハズじゃ・・・!」
皆が驚いている中で、エレンは一人
立体機動装置の適正訓練ができていなかった
エレン「くそ・・・!なんでだ・・!どうして・・・!」
エレン「オレも・・・オレも空が飛べるようになれば・・・!」
-
- 18 : 2014/04/02(水) 22:34:03 :
~同日 格闘訓練~
ミーナ「アニ、わしと組むかいの?」
アニ「えっ。」
アニ「い、いやあ。ちょっとやめとこうかな。」
アニ(昨日からのこいつの動きや話を聞いてると、勝てる気なんてしないよ・・・。)
ミーナ「ふむ、困ったのう。」
サッ
ミカサ「ミーナさん。」
ミーナ「お・・・お主は。」
ミカサ「・・・ミカサ・アッカーマン。」
ミーナ「おう、ミカサさんじゃったの。」
ミカサ「・・・手合わせを、お願いしたい。」
ミーナ「おっ、全然ええぞ!やるかいの!」
ミカサ「全力で行かせてもらう。」
ミーナ「ええぞ。望むところじゃ。」
アニ(・・・ミカサ、アッカーマン。)
アニ(昨日少しだけ動きを見ていたけど、女子、いや男子にも引けをとらない運動能力の女。)
アニ(・・・彼女なら、多少はミーナといい勝負できるかもしれないね・・・。)
アニ(少し、様子見させてもらうよ。)
-
- 19 : 2014/04/02(水) 22:38:14 :
ミカサ「たあああーーーーーっ!!」ババッ
ミーナ「・・・ほう。」
ミカサ「だだだだだだだだっ!!!!」
ミカサはミーナに向かい、多数の拳を振りかざす
ミーナ「ほっ、ほっ、ほっ、ほっ。」
だが、ミーナはこれを全て避けていく
ミカサ「なっ!何っ!?全く当たらない!?」
ミーナ「・・・筋はええようじゃの。」
ミーナ「だが・・・っ!」
フッ
ミーナは、ミカサの腹筋にゆっくり手をかざした
ミーナ「まだまだ甘いの。」
ミカサ「え」
ドオオオオオオーーーーーーーーン!!!
ゆっくりと触れただけなのに、ミカサは訓練兵団の端壁まで吹っ飛んでいった
ミカサ「ぐああああーーーーーっ!!」
ミカサがぶつかった壁は、壊れた
-
- 20 : 2014/04/02(水) 22:41:38 :
- わお
-
- 21 : 2014/04/02(水) 22:42:02 :
- ミーナは中二病かぁー!?
-
- 22 : 2014/04/02(水) 22:42:16 :
アニ「・・・・・。」
ミーナ「あ、あっちゃあ・・・。」
ミーナ「軽くしたつもりが・・・まだまだ強すぎたか。」
エレン「ミッ、ミカサーーーーッ!!」ダダッ
アルミン「ミカサーーーーッ!!」ダダッ
ミカサ「うう・・・!」
キース「い、一体何事だ!!?」
サシャ「ちょ、壁に穴開いてますよ!?何があったんです!?」
コニー「オ、オレは見てたぞ・・・ミーナがミカサを吹き飛ばしたんだ!」
ライナー(え・・・ちょ・・・マジ?)
ベルトルト(なんなのあの子・・・。)
ミーナ「ふむ、さすがにミカサの体調が心配じゃの。」
ミーナ「どれ。」ヒュッ
アニ「え・・・!?」
アニ(目の前にいたミーナが消えた!?)
-
- 23 : 2014/04/02(水) 22:45:09 :
- くっそwwwwwwwwwwwwwww
腹筋持ってかれたwwwwwwwwwwwww
-
- 24 : 2014/04/02(水) 22:47:56 :
ミカサ「う・・・あ・・・!」
ミカサ(か・・・体中の骨が・・・!)
ヒュッ
ミーナ「ミカサ、すまんかったの。」
エレン「え!?」
アルミン「ミ、ミーナ!?いつの間に・・・!?」
ミカサ「うう・・・。」
ミーナ「ちょいと待ってくれよ、今回復させるけえの。」
ミーナ「んーーーっ。」
ミーナ「癒し親指の鎖(ホーリーチェーン)!!」
ふわっ
優しい鎖がミカサを包む
ミカサ「あ・・・!」
ミカサ「あれ?痛く・・・ない?」
エレン「ミカサ!良かった!大丈夫なのか!?」
ミカサ「あれ・・・私・・・ミーナに・・・。」
ミーナ「もう大丈夫じゃ。ミカサ。」
ミーナ「わしがお主を回復させたけえの。」
アルミン「か、回復!!?」
-
- 25 : 2014/04/02(水) 22:50:25 :
ミーナ「ふむ。念能力、というやつじゃ。」
アルミン「ね、念能力・・・?」
ミーナ「これは、クラピカ先生に教えてもろうてのう。」
エレン「い、一体誰だよそりゃあ!?」
ミカサ「・・・全然痛くなくなってる。」
エレン「おお!ミカサ!良かった!」
ミカサ「あなたは・・・一体・・・!」
ミーナ「・・・わしゃ、通りすがりのただの腐女子じゃよ。」
アニ「・・・・・。」
-
- 26 : 2014/04/02(水) 22:52:33 :
- 腐女子wwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww
-
- 27 : 2014/04/02(水) 23:01:31 :
- みなさんコメントありがとう!
続きますね!
-
- 28 : 2014/04/02(水) 23:05:33 :
~その日 食堂~
ミーナ「・・・ふむ。」
ミーナは再び、一人でご飯を食べていた
ミーナ(・・・さすがに、やりすぎてしもうたか。)
ミーナ(皆、わしのことを怖がっておるのう。)
ミーナ(まあ当然か、こんな不思議な力を持つわしに近づく人なんて・・・。)
「な、なあアンタ!!」
ミーナ「む・・・?」
エレン「隣・・・いいか?」
ミーナ「おお。もちろんじゃ。お主は・・・。」
エレン「エレン。エレン・イェーガーだ。」
ミーナ「おお、エレン。よろしくの。」
エレン「ああ、よろしく。」
エレン「さっそくなんだが、ミーナ。」
ミーナ「ん?」
エレン「オレを・・・。」
エレン「オレを弟子にしてくれないか!?」
ミーナ「な、なんと、弟子っ!?」
-
- 29 : 2014/04/02(水) 23:10:26 :
エレン「ああ。」
エレン「オレ、実は・・・昔目の前で、巨人に母さんを殺されたんだ。」
エレン「だから・・・必ず、巨人を駆逐したいっ!!」
エレン「今日見る限り・・・!ミーナは常軌を逸した力を持ってる!」
エレン「その力を・・・オレにも授けてくれないだろうか!?」
ミーナ「・・・ふむ。」
ミーナ「悪い気はせんが・・・。」
ミーナ「お主、本当にワシの訓練についてこれるかのう?」
エレン「ぜ、絶対ついていくさ!!」
エレン「オレは・・・!」
エレン「オレは二度と・・・!家族を失わせないっ!!」
ミーナ「・・・いい目じゃ。」
ミーナ(わしも・・・先生の前ではこんな感じだったのかのう・・・。)
ミーナ「ええじゃろ。修行をつけてやるかの!エレンとやら!」
-
- 30 : 2014/04/03(木) 01:48:15 :
- (゜Д゜;)
-
- 31 : 2014/04/03(木) 02:05:35 :
- エレン…サヨナライナー
-
- 32 : 2014/04/03(木) 08:41:36 :
- ミーナのキャラが凄いことになっている!(゜ロ゜;
期待!
-
- 33 : 2014/05/01(木) 15:52:42 :
- じじぃかよ
-
- 34 : 2014/05/01(木) 17:57:37 :
- ↑確かにwwwww
-
- 35 : 2014/05/18(日) 15:38:35 :
- 皆さんコメントありがとう☆
続きます!
-
- 36 : 2014/05/18(日) 15:45:53 :
エレン「ほ、本当か!ありがとう!」
ミーナ「ふふ、わしの修行は厳しいぞ?」
エレン「ああ、それこそオレの望むとこ
ミカサ「待って、エレン。」ヒョイ
ミーナ「お。」
エレン「な、なんだよミカサ。」
ミカサ「・・・私も、ミーナの弟子になりたい。」
ミーナ「ほう」
エレン「お、おま、何言ってんだ!」
ミカサ「私は今日、ミーナにうちのめされた。」
ミカサ「こんなことでは、あなたを守ることなんてできない。」
ミカサ「お願いミーナ、私にも修行をつけてほしい。」
エレン「なっ、お、お前はそんなことしなくてもいいいよ!」
ミカサ「よくない。」
エレン「ダメだ!ミーナにはオレが教えてもらうんだ!」
ミーナ「・・・ふむ。」
ミーナ「それぞれに、修行をさせるのはもちろん構わんが・・・。」
ミーナ「ミカサ、主は女子(おなご)じゃ。」
ミーナ「どうして、そんなに強くなりたいんじゃ?」
ミカサ「・・・・。」
-
- 37 : 2014/05/18(日) 15:50:58 :
ミカサ「エレンは、私の命を救ってくれた命の恩人。」
ミカサ「その命の恩人を、私は死んでも守る。」
ミカサ「そのためには、誰にも負けない力が欲しい。」
ミーナ「・・・・。」
エレン「・・・んなこと、しなくていいって。」
エレン「オレは・・・お前を守る・・・力を・・・。」
ミーナ(・・・ふむ。)
ミーナ(ミカサは、命の恩人のために強くなりたいとあるが。)
ミーナ(エレンは、逆にミカサを守りたい気持ちがあるようじゃのう。)
ミーナ(ええのう、ええのう、青春じゃのう。)
ミーナ(ニセコイの楽さんもビックリじゃわい。)
タッ
アルミン「二人共、ミーナが困っているじゃないか。」
ミーナ「ん?」
ミカサ「あっ。」
エレン「アルミン。」
アルミン「どうしたんだい?2人して。」
-
- 38 : 2014/05/18(日) 15:56:24 :
エレン「実は・・・かくかく、しかじか」
アルミン「ええっ、二人共ミーナに弟子入りするだって!?」
エレン「あ、ああ。」
ミカサ「アルミン、声が大きい。」
ざわっ
オイオイ、アノバケモンノミーナニデシイリダト!?
ハッ シニイソギヤロウハマタアホミタイナカンガエシテンナ
アニ(なんだって・・・あいつに弟子入り!?)
ライナー(マ、マジかよ、更に人類側に驚異が生まれるってか!)
ユミル(・・・もの好きもいるもんだな。)
ベルトルト(ああああ、アニやんアニやんアニやんかわいいいいいいいいいいい)
クリスタ(弟子入り、かあ。いいかも。)
アルミン「ご、ごめん、みんなに知られちゃったね。」
エレン「ったく・・・。」
ミカサ「まあ、遅かれ早かれこうなる。」
ミーナ「ふむ。」
ミーナ「まあなんだ、エレン、ミカサ。」
ミーナ「弟子入りの話は、聞いてやってもええぞ?」
-
- 39 : 2014/05/18(日) 16:00:17 :
エレン「ほっ、本当か!?」
ミーナ「うむ!」
ミカサ「ありがとう、ミーナ。」
ミーナ「お主らも、少なからず巨人に恨みがあるのじゃろう。」
ミーナ「わしとしては、お主らに技を教えない理由はないけえのう。」
エレン「ふ、はは、やった、やったぜ!」
アルミン「あはは、よ、よかったじゃないか、二人共。」
ミーナ「しかし、修行は甘くないぞ?エレン、ミカサ。」
エレン「!、あ、ああ、もちろんだ!」
ミカサ「・・・覚悟してる。」
ミーナ「ようし。」
ミーナ「そうと決まれば、早速食事後に宿舎裏に集合じゃ!」
ミーナ「しごいてしごいて、しごきまくったるけえの!」
アルミン「はは・・・た、大変そうだね・・!」
アニ(・・・裏庭、か。)
アニ(後で少し、見に行ってみるかな。)
-
- 40 : 2014/05/18(日) 16:15:44 :
・・・・・・・・んで
~訓練所就寝場 裏庭~
ミーナ「・・・さて。」
ミーナ「覚悟はええか?エレン、ミカサ。」
エレン「ああ!」
ミカサ「お願いします。」
ミーナの前に、エレンとミカサは立ち
アルミン「・・・・・。」
アルミンはその近くで3人の様子を伺っていた
ミーナ「まずは、基本的な能力についての説明じゃ。」
ミーナ「わしは今、人とは違う7つの特殊能力を持っておる。」
エレン「人とは違う・・・」
ミカサ「7つの、特殊能力?」
ミーナ「うむ!」
-
- 41 : 2014/05/18(日) 16:37:16 :
ミーナ「大きく分けるとだな。」
ミーナは、エレミカに以下の7つの能力を説明した
ミーナの7つの特殊能力
①基本的な強靭な身体能力
(ドラゴンボールの悟空を参照。気を操ることができ、空を飛ぶことができる、悟空のかめはめ波、エネルギー波を放つことができる。)
②エスパー能力
(斉木楠雄の災難を参照。相手の心を読み取ることができる、が、未だ完璧な能力ではなく、全ての考えを読み取ることは不可能)
③スタンド能力
(ジョジョの奇妙な冒険参照。もう一つの自分の分身であるスタンドと呼ばれる幽体から発せられる能力。ミーナのスタンドは、ザ・ミールドと呼ばれる人型のスタンドであり、この世の時を2秒程止めることができる)
④念能力
(自分のオーラを具現化する能力。ミーナの能力は、他者を回復させることのできる、ホーリーチェーンという技が使える。)
⑤霊能力
(幽☆遊☆白☆書☆参照。気の力ではなく、霊気の力を使ってエネルギーを放出することができる。)
⑥食べる能力
(トリコ参照。美味しいものを食べれば食べるほど、自分の力が強化されていく。が・・・訓練所のたべものではこれは期待できそうにない。)
⑦悪魔の実の能力
(ワンピース参照。悪魔の実と呼ばれる呪われた果実を食べることで、自分に特殊能力が生まれる。現段階ではミーナの能力は不明)
-
- 42 : 2014/05/18(日) 16:42:12 :
ミーナ「ざっと、こんな感じかのう。」
エレン「・・・・。」
ミカサ「・・・・。」
ミーナ「む?どうしたのだ。」
アルミン(や、やばい。僕も頭がいいとはいえ、ミーナが言っていることが全然意味が分からない!)
物陰
アニ(7つの特殊能力、だって!?)
アニ(あいつ・・・そんな力を持っていた訳か・・・!)
エレン「あ、あのさあ、ミーナ。」
エレン「説明してくれたのは嬉しいんだけど。」
エレン「すまん、全然意味がわからん。」
ミーナ「そ、そうかの?」
ミカサ「なんとなくは、分かった。」
エレン「えっ!?」
ミカサ「つまり、私たちが修行して覚えられるのは、⑦以外の能力ということね?」
ミカサ「⑦の悪魔の実の能力は、さすがにその果実を食べないといけない訳だから。」
ミーナ「うむ、その通りじゃ。ミカサ。」
-
- 43 : 2014/05/18(日) 16:48:58 :
ミーナ「今ミカサが言ったように、⑦の悪魔の実の能力以外は、修行して教えることもできる。」
エレン「な、なんだってー!?」
ミカサ「エレン叫ばないで。」
エレン「お、おう、すまん。」
ミーナ「というわけで、エレンとミカサには、①~⑥までの能力を教えていくが・・・。」
ミーナ「どれも学ぶ、というのは至難の技じゃ。」
エレン「ま、まあ・・・」
ミカサ「確かに。」
ミーナ「そこでじゃが。」
ミーナ「今言った6つの能力の中で、基本ベースとなる学びたい能力を選んでほしい。」
エレン「学びたい」
ミカサ「能力?」
ミーナ「うむ。」
ミーナ「なかなか、全ての能力を均等に学ぶなんてのは、難しいからの。」
ミーナ「まずはひとつずつじゃ!」
エレン「そっか・・・まあいきなり全部ってのはさすがに厳しいよな。」
エレン「じゃあ、オレはやっぱり・・・」
エレン「①の、ドラゴンボールの能力がいいな!」
-
- 44 : 2014/05/18(日) 16:58:28 :
ミーナ「ほう。」
ミーナ「どうしてその能力がいいんじゃ?エレン。」
エレン「やっぱ、空飛びたいからよ!」
ミーナ「ふむ、至極単純じゃが、その意思や良し!」
ミーナ「じゃが、この修行は一番厳しいぞ。」
エレン「な、なんだってー!?」
ミカサ「エレン叫ばないで。」
エレン「お、おう。すまん。」
ミーナ「して、ミカサはどうするんじゃ?」
ミカサ「・・・私は。」
ミカサ「念能力、かしら。」
ミーナ「念か。」
ミーナ「これもまた、厳しい修行にはなるが・・・。」
ミーナ「どうして念能力にしたんじゃ?」
ミカサ「・・・これを見る限り、念能力というのは。」
ミカサ「自分で、特殊能力を決めることができるのよね?」
ミーナ「・・・ええところに目をつけたのう。」
ミーナ「そのとおりじゃミカサ。」
ミーナ「この念能力があれば、自分の特殊能力を、思い通りに作ることができる。」
ミーナ「ちなみにミカサは、どんな能力を作りたいんじゃ?」
-
- 45 : 2014/05/18(日) 17:05:11 :
ミカサ「・・・・。」
ミカサ「この世の全ての女性を、排除する能力。」
ミカサ「エレンに近づく女狐を、全て抹消する能力にしたい。」
ミーナ「・・・・。」
アルミン「・・・・。」
アニ「・・・・。」
エレン「は?なんだよそれ。」
ミカサ「名づけて、念能力ヤン・デレ!」
ミーナ「あかん。」
ミーナ「ミカサ、お主にはスタンド能力を教えることにする。」
ミカサ「・・・・。」
ミカサ「私は冷静じゃなかった。」
アルミン(グッジョブです、ミーナさん。また僕の胃ルミンがキルキルミンになるところだったよ。)
ミーナ「・・・して、お主はどうするのじゃ?アルミン。」
アルミン「え。」
アルミン「ぼっ、僕!?」
ミーナ「うむ。」
ミーナ「せっかくじゃ、お主もこの修行に参加してみんかの?」
アルミン「う、うーん・・・。」
アルミン「じゃ、じゃあ僕は、エスパー能力にしようかな。あまり体力には自信ないし。」
ミーナ「うむ、了解した!」
-
- 46 : 2014/05/18(日) 17:18:16 :
ミーナ「では、早速修行に取り掛かると
「待って」
ミーナ「ん・・・?」
エレン「あっ・・・!」
ミカサ「お前・・・は・・・!」
アルミン「まさか・・・!」
アニ「そう、私だよ。」
エレン「ア、アニ・ライオンハートッ!」
アニ「スマップの名曲みたいに言わないでくれる?」
ミーナ「おお、アニか。どうしたんじゃ急に。」
アニ「・・・///」
アニ「その・・・///」
アニ「わ、私も修行・・・させてもらっていいかな///」
その時ッ・・・!
アニの可愛すぎるデレっぷりに、反応する野獣が1名ッ!
ミカサ「・・・。」ギロ
そう、それはミカサッ!ミカサ・アッカーマンであったッ!
-
- 47 : 2014/05/18(日) 18:32:17 :
- 超絶期待!!
-
- 48 : 2014/05/19(月) 14:30:44 :
ドドドドドドドドドド
二人の間にッ!不穏な空気が流れるッ!!
アニ「・・・何さ。」
ミカサ「・・・。」
ミーナ「ど、どうしたんじゃ2人とも!」
ミカサは、感じ取っていたッ!
アニがッ、これ以後自分自身の最大のライバルになるであろうということを・・・ッ!
エレン「お、おいおい、どうしたんだよ2人とも。」
アルミ胃ン「キリキリキリキリ・・・」
ミカサ「どういうこと・・・?アニ。」
アニ「は・・・?」
ミカサ「あなたも・・・ミーナとの修行をするというの・・・?」
アニ「・・・ああ。そうさ。」
アニ「何か問題でも・・・?」
ミカサ「・・・・。」
ドドドドドドドドドドド
ミーナ(ふむ、二人共なかなかのジョジョオーラが流れておる。)
-
- 49 : 2014/05/19(月) 14:33:01 :
ミーナ(もしかすると・・・アニのやつもスタンド能力を学ばせたらええかもしれんのう。)
アルミ胃ン「キュリキュリキュリキュリ・・・!」
エレン「こッ、こんな空気ッ!感じたことねえええッ!!」
エレン「一体、どうなっちまうんだァーーーーーッ!!?」
ミーナチート 第一部 完ッ!!
第二部は、現在考察中ッ!!
-
- 50 : 2014/05/19(月) 14:33:34 :
- 続きが見たかったら、コメントください。
燃えまくります。
-
- 51 : 2014/05/19(月) 14:50:34 :
- 続きーーー
-
- 52 : 2014/05/19(月) 15:17:46 :
- 期待
-
- 53 : 2014/05/19(月) 15:18:06 :
- 続きが見たいです!
-
- 54 : 2014/05/19(月) 15:18:29 :
- つつぎはよ
-
- 55 : 2014/05/19(月) 15:19:19 :
- 面白いw
今まで見た中で一番です!
続き期待してます!
-
- 56 : 2014/05/19(月) 15:20:18 :
- ちょー面白い!
続き期待!支援!
-
- 57 : 2014/05/19(月) 15:46:17 :
- 皆さんコメントありがとうございます☆
ではリクエストにお答えして、続きを書きます
-
- 58 : 2014/05/19(月) 15:46:47 :
ミーナ「もし私にチート能力があったら」
第二部
-
- 59 : 2014/05/19(月) 15:49:29 :
皆さんこんちは
アルミン・胃ルレルトです
ミカサとアニが、バチバチになってから2ヶ月後・・・
僕、エレン、ミカサ、アニは、訓練後に、毎日ミーナの修行に付き合っていました
(なお、ミカアニのバチバチは、ミーナが中断して止まりました。)
2ヶ月間、死ぬ程訓練した甲斐もあって
僕たちは、それなりにたくましく成長しました
-
- 60 : 2014/05/19(月) 15:55:08 :
~格闘訓練~
ジャン(さーって、今日はどうサボってやるかなー・・・)
ジャン(こんな格闘訓練なんて、採点の評価にはならねえしな。)
エレン「おい、ジャン。」
ジャン「!」
ジャン「なんだよ、死に急ぎ野郎。」
エレン「手、空いてるなら、オレと訓練しようぜ。」
ジャン「ああ?お前と・・・?」
ジャン(・・・エレン・イェーガー。)
ジャン(オレはこいつが、嫌いだ。)
ジャン(幼馴染のかわいいかわいいミカりんを独り占めしている挙句)
ジャン(巨人を駆逐する、駆逐するとか大見得切るだけの、口だけ野郎だ。)
ジャン(何やら、夜にミーナの特訓に付き合ってるらしいが・・・。)
ジャン(ふん、おもしろい。)
ジャン(トロスト区で一番喧嘩の強かった、オレの実力を見せてやるか。)
ジャン「いいだろう、受けてたってやるよ。」
エレン「よしきた。」
-
- 61 : 2014/05/19(月) 15:58:34 :
ジャン「じゃあ、まずはオレがナイフを持つ役をやるぞ。」
エレン「えっ?」
ジャン(隙有りっ!!)
ジャン「オラアアアーーーーーッ!」
ジャンはナイフ(木刀)を持ち、エレンに襲いかかった
ジャン「死ねやコ・・」
ジャン「!!?」
否
ジャンがナイフを刺した方向に、エレンはいないッ!
いずこッ!?
そう、思ったジャンであったが
ふと、自分の頭がやけに重いことを感じたッ!
ジャン「な、なんだ、オレの頭がやけに重て・・」
ジャン「!!?」
ジャンが自分の上を見た瞬間ッ!
驚愕ッ!
自分の頭の上にあったのは、
なんと、エレン・イェーガーの足ッ!!?
-
- 62 : 2014/05/19(月) 16:06:00 :
ジャン「な・・・ッ!?」
エレン「おいおい、ジャン。」
エレン「まだ始めの合図がないってのに、せっかちな奴だなあ。」
そうッ
エレン・イェーガーは一瞬で、ジャンの攻撃を避け、ジャンの頭に両足を乗せていたのだッ!
ジャン(こ、こいついつの間にオレの頭に・・・!)
ジャン「って、ていうか重てえんだよっ!早くオレの頭から足をどけやれええっ!」
エレン「おう、すまんすまん。」
エレン「まっ、重くないからいいだろ?」
ジャン「そ、そういう問題じゃあねえんだよっ!」
パパッ ザッ
エレンはジャンの頭から降り、地に立った
エレン「ま、あれだ。」
エレン「頭の上に勝手に乗ったのは謝る。」
ジャン「・・・・。」
ジャン(しかし・・・何故かこいつ、重みを感じなかった。)
ジャン(何故だ・・・!?)
エレンはジャンの頭に、足を乗せていたが
ジャンには体重がのしかかっていなかった
これが、エレンが2ヶ月で習得した技、「舞空術」であるッ!
-
- 63 : 2014/05/19(月) 16:06:06 :
- www続きはよ
-
- 64 : 2014/05/19(月) 16:10:32 :
- wwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwお
-
- 65 : 2014/05/19(月) 16:11:04 :
エレン「ま、いいや。」
エレン「次は、オレが攻める番だな。」
ドドドドドドドドド
ジャン「な・・・っ・・・!」
凄みッ
この時エレンから放たれたのは、ただの凄みッ!
しかし、ジャンにはこれが感じられたッ!
いやッ、感じらぜるをえない状況だったッ!
ただ見られているだけ
たったそれだけで、ジャンは悟ったッ!
「こいつには、勝てない」とッ
まさに、カエルが蛇に睨まれた瞬間だったッ!
ジャン「ちょ、ちょっと待・・・!」
エレン「じゃあな、ジャン。」
ヒュッ
ジャン「え」
エレンは、ジャンの腹筋に手を当てただけだが
ジャン「うおおおおおああおああおおあおあおあおあ!!!」
ジャンは訓練兵団端の壁まで、吹っ飛んだ
-
- 66 : 2014/05/19(月) 16:17:30 :
その瞬間ッ
ミカサ「!!」
ミカサ「全くもう、エレンは・・・。」
ミカサ・アッカーマンッ!
同じく訓練をしていた彼女の目に、ジャンの吹き飛ぶ瞬間が目に入った
ミカサ「仕方ない。」
ミカサ「行けッ!ヤン・デレ!!」
ミカサがそう叫んだ瞬間
ミカサの体から、ちみキャラ劇場に出てくる「かわいいミカサ」の分身が現れたッ
その「ヤン・デレ」と呼ばれた幽体のようなかわいい生物は
その容姿とは裏腹にッ!ものすごい加速で、吹っ飛んだジャンの後ろに回り込んだ
ヤン・デレ「ヤンヤンヤンヤンヤンアアアアーーーーッ!」
ジャン「うおおおおおおおーーーっ!!」
ジャン「なっ、なんだあああーーーーっ!!?」
ヤン・デレの発した叫びとともに
激しい勢いで飛んでいた、ジャンは壁直前で引き止められたのだッ!
-
- 67 : 2014/05/19(月) 16:24:08 :
ミカサ「ふう、間に合った。」
ミカサ「私のスタンド、ヤン・デレ。」
ミカサ「精密な動きと、限りあるパワーとスピードを能力とするこのスタンド。」
ミカサ「これがないと、間に合わなかった。」
ミカサ「全くエレンは・・・手加減をしらないんだから。」
ミカサ「でも、そんなところが、ス・キ☆」
クリスタ「・・・・。」
恐怖ッ!
この時、ミカサ・アッカーマンと訓練していたクリスタ・レンズは、限りない恐怖を感じたと言うッ!
アルミン「おーいジャン!大丈夫かい!?」
壁端まで吹っ飛ばされたジャンに、アルミンは駆け寄る
ジャン「お、おう、アルミン。」
ジャン「なんか、いきなりエレンの野郎にぶっ飛ばされたかと思ったら、いきなり止められた感じになった。」
ジャン「一体・・
アルミン「一体、こりゃどうなってんだ!?」
アルミン「と、君は言う。」
ジャン「一体、こりゃどうなってんだ!?」
ジャン「ハッ!?」
-
- 68 : 2014/05/19(月) 16:29:13 :
アルミン「ふふふ・・・。」
ドドドドドドドドド
ジャン「お、お前、まさかオレの心を・・・!」
アルミン「読みやがったのか!?と君は言う。」
ジャン「読みやがったのか!?」
ジャン「はっ!!?」
そうッ
アルミンの能力は、エスパーッ!
その類まれな才能から、アルミンはすでに相手の読心術を会得していたのだッ!
アルミン「・・・あはは、ちょっとふざけちゃった、大丈夫かい?ジャン。」
ジャン「・・・・。」
ジャン「なんなんだよ・・・おめえら一体・・・。」
アルミン「ふふ。」
アルミン「これが、修行の成果さ。」
ジャン「・・・毎晩やってる、ミーナのやつか?」
アルミン「うん。」
アルミン「みんなそれぞれ、頑張っている修行は違うけれど。」
アルミン「少しずつ、能力を強化していってるよ。」
ジャン「・・・・。」
-
- 69 : 2014/05/19(月) 16:42:47 :
アルミン「ま、アニに関しても、僕らに匹敵する能力をつけているけどね。」
ジャン「なっ!アニまで、だとっ!?」
アニ「・・・・・。」
サシャ「・・・・・!」
アニ・ライオンハートッ!
彼女もまた、サシャ・ブラウスを相手に自分の能力を披露しようとしていたッ!
アニ「おい、ナレーション。人をスマップの名曲みたいに
サシャ「隙有りですよーーーっ!アニィーーーーッ!」
ババッ
サシャはアニに向かって飛び込んだ
アニ「・・・。」
が、その瞬間ッ!
サシャ「あ、あれええええ・・・。」ヘナヘナ
ドサッ
なんとッ!倒れたのは襲いかかったはずの、サシャ・ブラウスッ!
サシャ「なんですかあ・・・ち、力が出ませんん・・・。」
-
- 70 : 2014/05/19(月) 16:49:48 :
アニ「残念だったね。」
アニ「あんたの力は、私が吸収させてもらってるよ。」
サシャ「きゅ、吸収ーー・・・?」
アニ「ふふ。」
アニ・レオンハートの特殊能力ッ
それは、相手の力を吸収する念能力だったッ!
アニ「・・・考えに考え抜いて、この力にしたんだ。」
アニ「これが、私の念能力。」
アニ「か弱い乙女ッ(ツンデレ・フィーバーッ)!」
バアアーーーーン
アニは一人、右手を右目前に持ってきて、人差し指と中指の間から目を出したジョジョ立ちをした
サシャ「あ・・・相手の力を奪う・・・やてえ・・・?」
アニ「ああ。」
アニ「あんたの生命エネルギーは、もうかなり吸い取らせてもらったよ、サシャ。」
サシャ「や、やめええいいいィィ・・・。」
サシャ「あ、あかん・・・力が・・・。」
アニ「ふふふ・・・。」
アニ(この、ツンデレ・フィーバーなら、相手の力を奪うことができる。)
アニ(つまり、どれだけミーナが強くても・・・!)
アニ(私がこの能力を使いこなせればッ!奴にも勝機が出てくるッ!)
-
- 71 : 2014/05/19(月) 16:55:24 :
「そこまでじゃ。アニ。」
アニ「!!」
殺気ッ!
ミーナとの修行で、かなりの力がついたアニであったが!
自分の真後ろから感じられる殺気に、アニはたった今まで、全く気がついていなかったッ!
ミーナ「そこまでやる必要はないじゃろう。」
アニ「ッ・・・ミーナ。」
そう、そこにいたのはミーナッ!
われらが主人公であり、エレンやアニ達の師匠、ミーナ・カロライナだったッ!
アニ「・・・こうも簡単に、後ろを取られるとはね・・・。」
ミーナ「はは。」
ミーナ「2ヶ月特訓したくらいで、甘く見てもらっては困るのう。」
ミーナ「腐っても、わしゃお主らの師匠じゃ。」
アニ「・・・・。」
アニは、感じていたッ!
ミーナ・カロライナの、本当の恐ろしさをッ!
2ヶ月程の修行では、到底追いつけない壁をッ!
サシャ「・・うう・・・うう・・・。」
ミーナ「ほら、早く念能力を解除せい。」
ミーナ「このままでは、サシャが死んでしまうけえのう。」
-
- 72 : 2014/05/19(月) 17:01:20 :
アニ「・・・・。」
シュッ
アニはサシャから、念能力を解放した
サシャ「はあ・・・はあ・・・ら、楽になりましたあ・・・。」
ミーナ「・・・・。」
ミーナ(アニ、お主は何を隠しておる・・・。)
ミーナ(何を背負っておるのじゃ。)
ミーナ(お前をそこまで追い詰めるのは、一体なんなんじゃ!)
ジャン(どうでもいいが、なんでミーナはじじい言葉なんだ。)
アルミン「さあ?」
ジャン「勝手に心を読むんじゃねえよ!ちくしょう!」
ジャン(ていうか読心術って、こいつ女の子の気持ちも読みまくりってことか!?)
アルミン「ぐへ、羨ましいでしょ?」ニタア
ジャン「こ、こいつはくせええェーーーッ!ゲスミンの匂いがプンプンするぜェーーーーッ!」
-
- 73 : 2014/05/19(月) 17:29:55 :
すいません、続きはもうちょっと待ってください。
ちなみに各人の能力
○エレン・イェーガー
舞空術、エネルギー波を習得
現在の戦闘力 350くらい
○ミカサ・アッカーマン
スタンド能力「ヤン・デレ」を習得
自分の分身である、ちみキャラのヤン・デレちゃんは、ミカサより破壊力、スピードがあるパワーを持っており、また精密性にかけてもパーフェクト
つまり、これといった特殊能力はないが、ミカサの2倍の分身と思ってもらえれば
○アルミン・ゲスレルト
エスパー能力により、他人の心を多少読むことができる。
ていうかゲスミン。
○アニ・レオンハート
念能力を習得。
能力名 か弱い乙女(ツンデレ・フィーバー)
相手の力を吸い取り、自らの力にすることができる
○ジャン・キルシュタイン
かませ犬
以上ッ!!
-
- 74 : 2014/05/19(月) 20:00:15 :
- めっちゃおもろい
-
- 75 : 2014/05/19(月) 21:25:52 :
- ドラゴンボールのビーデルって舞空術一週間くらいで覚えてなかったっけ?
それがエレン2ヶ月ってビーデルってすごかってんな~
-
- 76 : 2014/05/19(月) 21:28:04 :
- あれ、でもエレンかめはめは撃てるんでしょ?
-
- 77 : 2014/05/19(月) 21:28:27 :
- ていうかマジでめっちゃおもろい、期待
-
- 78 : 2014/05/19(月) 21:30:53 :
- ↑に激しく同意
なんかミーナss見てるとマルコやミケよりモブじゃないよな~
-
- 79 : 2014/05/19(月) 22:10:49 :
- 皆さんコメントありがとう!
続きますー
・・・・・・・・・・その日の晩
いつもの通り、エレンやミカサ達は修行のため、訓練所宿舎裏に集まっていた
ミーナ「うむ、今日もみんな集まったの。」
エレン「おう!今日も頼むぜ!」
ミカサ「よろしくお願いします。」
アルミン「今日もよろしくね!ミーナ!」
アニ「・・・・」
ミーナ「まあ、みんなよう2ヶ月もわしの訓練に付き合ったわい。」
ミーナ「今日はみんなで、格闘訓練で各々の力を発揮させた訳じゃが・・・。」
ミーナ「エレン、アニ!」
エレン「うっ・・・!」
アニ「・・・・。」
ミーナ「お主らはやりすぎじゃ!」
ミーナ「わしがお主らに教えたのは、巨人を倒す力じゃぞ。」
ミーナ「人を傷つけるために渡した能力ではない!」
-
- 80 : 2014/05/21(水) 00:41:46 :
- 笑いがとまりませんww
期待です
-
- 81 : 2014/05/21(水) 19:16:13 :
- おもしろい、超絶期待!!!!
-
- 82 : 2014/05/23(金) 18:04:55 :
- ジャン、クリスタ、サシャとかも修行してほしいなぁ~
-
- 83 : 2014/05/24(土) 01:22:32 :
- ミーナが出てきて泣いた( ノД`)…
-
- 84 : 2014/05/25(日) 12:13:44 :
- コメントありがとうございます!
続きマッスル
-
- 85 : 2014/05/25(日) 12:18:30 :
エレン「う・・・!」
アニ「・・・・。」
エレン「ご、ごめんよ、ミーナ。オレ、自分が強くなったからって調子に乗ったみたいだ。」
エレン「自分の力を、何も考えずに解放してしまった。」
アニ「・・・悪かったよ。」
ミーナ「・・・まあ、ええじゃろ。」
ミーナ「あそこまでやらんと、今の自分の実力とはわからんもんじゃけえの。」
ミーナ「ま、今日の訓練で分かったじゃろう。」
ミーナ「すでにお主らは、普通の人間の能力ではない。」
ミーナ「これを肝に銘じて、普段の生活を行うことじゃ。」
ミーナ「力を抑えて生活する、これも大事な修行じゃけえの。」
エレン「あ、ああ。気をつけるよ。」
アニ「・・・・。」
アルミン「・・アニ・・・。」
アニ「・・・なんだい、胃ルミン。」
アルミン「胃、胃ルミンって!ひどいじゃないかアニ!」
アニ「・・・・。」
-
- 86 : 2014/05/25(日) 12:24:38 :
アニ「さあ、さっさと今日も修行させてくれよ。」
アニ「私は、もっと強くなりたいんだ。」
アルミン「アニ・・・。」
ミーナ「・・・・。」
ミーナ(アニめ・・・完全に心の穴を閉じよったな。)
ミーナ(これではワシでもアルミンでも、彼女の心を読み取ることはできん。)
ミーナ(彼女に多少なりともエスパー能力を教えたのは、間違いじゃったかのしれんの。)
ミーナ(・・・それにしても・・・。)
ミカサ「・・・・。」
ミカサ(エレンかっこいい。エレン抱きしめたい。エレンとチューしたい。エレンスキ。エレンヤバイ。エレンワタシノモノ。エレンノモノハワタシノモノ。エレンエレンエレンエレレレレレレエレレエレエエエレレエ)
ミーナ「・・・・・。」
ミーナ「あかん。」
ミーナ「これあかんやつや。」
ミカサ「どうしたの?ミーナ。」
ミーナ「い、いや、なんでもない。」
アルミン「・・・・。」
ミーナ(・・・アルミン、お主も苦労しとるのう。)
アルミン(うん・・・エスパー能力がついたのはいいけど、これはマジで拷問だよ。)
*二人は心のテレパシーで会話しています
-
- 87 : 2014/05/25(日) 12:31:44 :
その時ッ!
「・・・なあ、みんな。」
ミーナ達の後ろから、声をかける人物がいたッ
ミーナ「おっ?」
エレン「あ・・・!」
ミカサ「あなたは・・・。」
アルミン「まさか・・・そんな・・・君は・・・!」
アニ「ウソだろ・・・なんでアンタがここに・・・!」
エレン「ジャンッ!ホルスタインッ!!」
ジャン「エレンてめえ殺すぞ。」
そうッ!そこにいたのはジャンッ!
閃光の流星と呼ばれた噛ませ犬、ジャン・ホルスタインだったッ!
ジャン「うるせせえええええああああああ!!!!」
ジャン「ナレーションてめえぶっころすぞコラああああ!!」
ジャン「牛でもなんでもねーわコラああああああ!!」
ミーナ「何を叫んでおるのじゃ、ジャンよ。」
ジャン「お・・・おう。すまん。あまりにも理不尽な説明だったからよ・・・!」
ジャン「・・・・///」
ジャン「じ、実はさ・・・ミーナ。オレも・・・」
-
- 88 : 2014/05/25(日) 12:37:38 :
エレン「いや、無理。」
ミカサ「マヂ、無理。」
アルミン「ほんっと、無理。」
アニ「リスカしょ・・・。」
ジャン「まだ何も言ってねえよ!!」
ジャン「ていうかリスカすんな!!命は大事にせいやコラ!」
ミーナ「はは、すまんすまん、冗談がすぎたの。」
ミーナ「どうしたんじゃ?ジャン。」
ジャン「あ、ああ・・・。」
ババッ
ジャンは突然、土下座をした
ジャン「た、頼むっ!ミーナ!」
ジャン「オ、オレにも・・・オレにも修行をつけてくれねえだろうか!!」
ミーナ「な、なんと、お主にもじゃとっ!?」
エレン「・・・・。」
エレン「いや、無理。」
ミカサ「マヂ無理。」
ジャン「傷つくわ!!!」
ジャン「なんでお前らがいきなり答え出してんだよ!!無駄に傷つくわ!!!オレはミーナに聞いてんだよ!!」
-
- 89 : 2014/05/25(日) 12:45:42 :
アルミン「はは、まあまあ二人共・・・」
アルミン「男が土下座をしているんだ、話くらい聞いてあげようじゃないか。」
ジャン「さ、さすがゲスミンだぜっ!ありがとうよ!!」
アルミン「マヂで無理、リスカしろ。」
ジャン「しょ、正直すまんかった。」
ミーナ「なんなんじゃお主らのくだりはwww」
ミーナ「まあいい。ジャンよ。修行をつけることは構わんが・・・」
ミーナ「主はどうして、そこまで強くなりたいんじゃ。」
ジャン「オッ、オレは・・・!」
ジャン「・・・はっきり言うよ。」
ジャン「今日、そこにいる死に急ぎ野郎に、オレは完膚無きまでに叩き潰された。」
ジャン「好きな人がいる前でだ!!」
ジャン「こんな・・・こんなに悔しいこたあねえ。」
ジャン「オレは・・・オレは強くなりたい・・・!」
ジャン「強くなって・・・強くなってオレの好きな人を振り向かせたいんだッ!!」
ミーナ「ほう・・・。」
ミーナ「悪くない。」
アルミン「あれ、今どっかの兵士長いなかった?」
アニ「気のせいでしょ。」
アルミン「なんだ、気のせいか。」
-
- 90 : 2014/05/25(日) 12:50:48 :
ミーナ「ふふ、まあええじゃろう。主の弟子入りを許可しようぞ!」
ジャン「!!、あ、ありがてえ!」
エレン「えー・・・マジかよー・・・。」
ジャン「へへ、今に見てろよ、死に急ぎ野郎!オレがお前を必ず吠え面かかせてやっからな!」
ギュイイイイン!
その時だったッ!
急に、何かが生まれた音が鳴り響くッ!!
ミカサ「・・・・。」
ドドドドドドドドドド
そう、それはミカサ・アッカーマンッ!
ミカサ・アッカーマンのスタンド、「ヤン・デレ」が姿を現したのだったッ!
アルミン「ちょっ、ミ、ミカサ!」
ミーナ「ど、どうしたミカサ!いきなりスタンドを出すなどとっ!」
ジャン「えっ?え?」
*ジャンはまだ普通な人なので、スタンドは見えません
(スタンドという自分の分身は、普通の人には見えないのです。)
ミカサ「・・・誰に・・・。」
ミカサ「誰に吠え面かかせるだってェ~~~!!?」
-
- 91 : 2014/05/25(日) 12:56:35 :
ジャン「え、ちょ」
エレン「やめないか、ミカサ。」
ミカサ「うっ・・・!」
ミカサ・アッカーマンを静止する、エレン・イェーガーッ!
そう、獣と化した彼女を抑えられるのは、彼だけだったッ!
エレン「・・・簡単にスタンドを出すもんじゃない。出すだけで体力が消耗するんだからよ。」
ミカサ「・・・ごめんなさい。」
シュッ
ミカサのスタンド「ヤン・デレ」は消えた
ミカサ「私は冷静じゃなかった・・・。」
エレン「せやな。」
エレン「お前もちゃんと自分をコントロールせなあかんで。」
ミカサ「うん・・・でもうちかて、うちかてエレンが大事なんや・・・。」
ミカサ「私は冷静じゃあれへんかった・・・。」
エレン「わいも思うとることは一緒や。ミカサ、これからはちゃんとせなあかん。」
ミカサ「せやね!!」
アルミン「おい。」
-
- 92 : 2014/05/25(日) 13:03:31 :
エレン「なんだよアルミン。」
アルミン「待って待って。ちょっと待って。」
ミカサ「どうしたのアルミン。」
アルミン「いやいやいや。」
アルミン「なんでいきなり関西弁?」
エレン「かんさ・・・??」
ミカサ「あなた何言ってるの?」
アルミン「・・・いや、もういいや。面倒臭い。」
ミーナ「ふふ。アルミン、これは仕方のないことなんじゃ。」
アルミン「え?」
ミーナ「彼らが一瞬、言葉が変になったのが気になったんじゃろう?」
アルミン「あ・・・うん、いきなりだったから・・・。」
ミーナ「あれは、修行の一部のリスクなんじゃ。」
アルミン「えっ、リスク・・・?」
ミーナ「うむ。」
ミーナ「わしの言葉も、正直じじい臭い話し方じゃと思うとるじゃろう?」
アルミン「あ・・・うん、多少、いや、かなりかな。」
ミーナ「そうなんじゃ。それが普通じゃ。」
ミーナ「ワシの修行は、人間の本来の力を呼び覚まして使っておるからの。」
ミーナ「修行をしていくと、自然と人間の根幹にある方言が出てくるようになるのじゃ。」
アルミン「え、ええ!?そんなの聞いてないよ!?」
-
- 93 : 2014/05/25(日) 13:10:18 :
ミーナ「ふふ、まあこれは修行をする中でのリスク、としてでも覚えておいてくれ。」
ミーナ「わしも今はじじい言葉じゃが、今ではこの話し方が気に入っておる。」
アルミン「ええー・・・。」
アニ「・・・つまり、修行をしていけば、変な話し方になってしまうということかい?」
ミーナ「いや、そうとも限ったものではない。」
ミーナ「自分の本来の姿を出したい人には、そういった方言が出てしまうようになるだけじゃ。」
ミーナ「自分を抑制すれば、話し方も変わることはないわい。」
アニ「・・・なるほどね。」
アニ「なんくるないさ、ってことか。」
アルミン「・・・。」
アルミン(あ、アニは沖縄の人なんだ。)
ジャン「ま、なんでもいい。」
ジャン「とりあえず、今日からよろしくな。みんな。」
ミーナ「おう、よろしくの!ジャン!」
エレン「へっ、簡単に根をあげるんじゃねえぞジャン!」
ミカサ「・・・よろしく。」
アルミン「よろしくね、ジャン!」
アニ「・・・どうも。」
-
- 94 : 2014/05/25(日) 13:13:40 :
こうしてッ・・・!
ミーナ・カロライナの元では
エレン、ミカサ、アルミン、アニ
そして、ジャンが、修行に加わることになったのだッ!
しかしッ、その時ッ!
もう一人の生徒が、彼らの元へ現れたのであるッ!!
それはッ・・・
安価ッッ!!
ここにきての、安価ッ!!
皆さん、誰がいいでしょうかッ!!
安価で多数決を取りますッ!!
ミーナ達と一緒に、強くなるのは誰だッ!!!
是非教えてくださいッ!!
-
- 95 : 2014/05/25(日) 14:01:33 :
- サシャだ!!
-
- 96 : 2014/05/25(日) 14:37:18 :
- ダズだッ!ww
-
- 97 : 2014/05/25(日) 14:39:41 :
- いいや、クリスタだッ!
-
- 98 : 2014/05/25(日) 15:09:16 :
- 皆さんたくさんの意見ありがとうございます!!
うーん、どうしよう・・・
せっかくなので、一番最初の紫を運ぶ者さんのリクエストに答えます!!
名無しさんすみません!!
という訳で、
サシャだあああーーーーーッッ!
-
- 99 : 2014/05/25(日) 15:15:57 :
ミーナ「それじゃあ早速、ジャンにも成長させる能力を選んでもらおうかのう。」
ジャン「あん?成長させる能力だって?」
エレン「こいつはあれでいいよ。念能力。」
エレン「進撃の馬(ニンジン・ダイスキ)!とかでいんじゃね?」
エレン「めっちゃ人参食べるスピードが早いっていう能力」
ミカサ「エレン、それはダメ。」
ミカサ「ジャンはスタンドが似合っていると思う。スタンド『スター・ウマヅラ』なんてどうだろう。」
エレン「お、いいな。」
ジャン「殺すぞ。」
「皆さん、ちょっと待ってください。」
その時ッ!
ミーナ「ん・・・?」
アルミン「き、君は・・・!」
アニ「あんた・・・まさか・・・!」
「お待たせしましたね・・・。」
エレン達の後ろから、声をかける人物が1名ッ!
ジャン「お、お前は・・・!」
ミカサ「そんな・・・!何故あなたがここに・・・!」
エレン「イモ・ブラウスッ!!」
サシャ「やかましい。」
-
- 100 : 2014/05/25(日) 15:21:12 :
ミーナ「サシャじゃないか。どうしたんじゃ?」
サシャ「いやー、ははは・・・。」
サシャ「実は私も、皆さんみたいに強くなりたいと思ってまして・・・。」
アルミン「えっ、ど、どうしてだい?」
サシャ「今日私は、アニに完膚なきまでに叩きのめされました。」
サシャ「私、気づいたんです。このままじゃダメだって。」
サシャ「このままじゃ、アニにこの世の美味しい食べ物全部食べられてしまう、って!!」
アニ「・・・は?」
サシャ「あんた、私の目はごまかされへんで。」
サシャ「あんたは人類全てを滅亡させて、この世のうまいものを独占するつもりやろが!!」
エレン「な、なんだってー!?」
ミカサ「エレン叫ばないで。」
エレン「お、おう、すまん。」
アルミン「えっと・・・。」
ジャン「お前・・・何言ってんの?」
サシャ「うちは本気や・・・!」
ゴゴゴゴゴゴゴゴ
オーラッ!!
この時サシャあら流れていたのは、限りないオーラッ!
-
- 101 : 2014/05/25(日) 15:26:13 :
サシャ「うちは諦めへん!!うちはアニの陰謀を止めてみせるっっ!!!」
ゴゴゴゴゴゴゴ
エレン「おお・・・!何がなんだかさっぱりわからんが、とても凄い殺気だ!」
ミカサ「サシャ・・・修行をせずにこの殺気を放つなんて・・・!」
サシャ「サシャなめたら死にますよあなた!!」
ミーナ「ほう・・・。」
ミーナ「悪くない。」
アルミン「ミーナはなんでさっきから兵士長みたいな口癖なの。」
アニ「・・・はっ。オーラだけは大したもんだね。」
アニ「やれるもんならやってみな・・・。」
なんやかんやあったがッ
こうしてッ!
エレン、ミカサ、アルミン、アニ、ジャン、サシャの厳しい修行の毎日が、幕を開けたのであったッ!!
-
- 102 : 2014/05/25(日) 15:29:08 :
そしてッ・・・!
-
- 103 : 2014/05/25(日) 15:29:40 :
それから、2年の月日がたったッ!
-
- 104 : 2014/05/25(日) 15:33:35 :
~シガンシナ区 壁上~
ザザッ
エレン「・・・・。」
ミカサ「・・・・。」
アルミン「・・・・。」
アニ「・・・・。」
ジャン「・・・・。」
サシャ「・・・・。」
直立ッ!!
この2年間、ミーナに鍛えられた精鋭6人達ッ!!
訓練兵団が休みの日、彼らは巨人が巣食うシガンシナ区の壁上に、直立していたッ!
ミーナ「・・・さあ、みんな。」
ミーナ「気分はどうかのう。」
皆に話しかけるのはッ
我らが主人公であり、最強の存在ッ!
ミーナ・カロライナだったッ!
-
- 105 : 2014/05/25(日) 15:38:22 :
エレン「・・・悪くねえ。」
エレン「巨人初討伐の日には、もってこいの気分だ。」
ミカサ「ええ。そのとおり。」
ミカサ「私のスタンドが、早く巨人の血を吸いたがっている。」
アルミン「ふふ、言うね。ミカサ。」
アルミン「僕だって、この2年間でエスパー能力以外のことも鍛えたんだ。」
アルミン「負けないよ。」
アニ「あんた、いつからそんな凛々しい目をできるようになったんだい。」
アニ「まだ他のメンバーに比べたら実力不足なんだ。危なくなったら下がってな。」
ジャン「へっ、まあ死にそうになったらオレの後ろに来いよ、アルミン。」
ジャン「オレの能力で、お前を助けてやっから。」
サシャ「あら、失言ですよ。ジャン。」
サシャ「アルミンの恐ろしいのは、頭脳です。例え力がなくとも、アルミンには正解を導く力がありますからね。」
ミーナ「・・・ふふ。」
ミーナ「皆、ええ顔になったのう。」
ミーナ「それでは、改めてこの作戦について説明するッ!!」
-
- 106 : 2014/05/25(日) 15:44:30 :
ミーナ「訓練兵団卒業間近!!」
ミーナ「みんな、2年以上も厳しい訓練をよう耐えた!!」
ミーナ「今日は、その修行の成果を存分に発揮するためッ!」
ミーナ「ここ、シガンシナ区の巨人を、全て討伐するッ!」
エレン「・・・・」
ミーナ「おそらく現在、ここでは100体以上の巨人が存在しているじゃろうッ!!」
ミーナ「しかし、恐ることはないッ!」
ミーナ「すでに君たちは、巨人を遥かに上回る能力を持っているッ!!」
ミカサ「・・・・。」
ミーナ「もちろん、危険を察知した場合は逃走するのも可能じゃっ!!」
ミーナ「だが、恐るるな!!臆するな!!」
ミーナ「君たちは、強いッ!!」
アルミン「・・・・」
アニ「・・・・。」
ミーナ「それでは、各自で巨人を討伐せいっ!」
ミーナ「任務開始じゃああああああっ!!!」
「「「「おおおおおおおーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーっ!!!!」」」」
-
- 107 : 2014/05/25(日) 15:48:31 :
バババババッ
エレン達は、一斉に壁からシガンシナ区へ飛んだ
否
全員、立体機動装置は装着していないッ!
ミーナ「・・・ふふ。」
ミーナ「まさか、全員舞空術が使えるようになるとはの。」
ミーナ「人間、やってみればできるもんじゃ。」
そう、舞空術ッ!
なんと、アルミンを含む全員がすでにッ
この2年間で、空を飛ぶ能力を身につけていたのであるッ!
ギュイイイイイン
エレン「っしゃっ!!やってやんぜ!!」
ギュイイイイイン
ミカサ「エレン、気をつけて。」
ギュイイイイイン
アルミン「うわ、やっぱみんな早いな。」
ギュイイイイイン
アニ「あんたが遅いだけでしょ。無理すんじゃないよ。」
ギュイイイイイン
ジャン「オッ、早速巨人発見だぜっ!!」
ギュイイイイイン
サシャ「はっはーーーっ!あれは私がもらいますよおおおおっ!!」
-
- 108 : 2014/05/25(日) 15:51:34 :
シュタッ
サシャ「ふう。」
まず地に降りたのはッ
サシャ!サシャ・ブラウスッ!!
巨人「ああおお・・・」
サシャ「ふふ、おかしな顔してますね。」
サシャの前にはッ
なんと、8メートル級の巨人ッ!
巨人「おおおああああ・・・!」
ダダダダダダッ
サシャを見つけた巨人が、サシャに向かって走ってくるッ!
サシャ「ふふ。」
サシャ「それじゃ、まず軽ーくひねってやりますかねえ。」
-
- 109 : 2014/05/25(日) 15:53:24 :
- 期待!
-
- 110 : 2014/05/31(土) 12:17:15 :
巨人「おおおああああ!」
ドドドドドッ
巨人はサシャに近づいていくッ
サシャ「ふっ、ノロマさんですねっ!」
巨人「むあああ」バッ
巨人の右手がサシャを襲うッ!
サシャ「仕方ない、正面から受け止めてあげますよおっ!」
バシッ
巨人「!!!??」
なんと・・・・ッ!
巨人の振り落とされた腕はッ
サシャが左手1本で受け止めているではないかッ!
巨人「!?、!!?」
サシャ「ふふ、驚いているようですねえ。」
サシャ「でもこんなもんで驚いちゃ困りますよッ」
バッ
サシャは、受け止めた巨人の手を両手で持ち
巨人「!!?」
サシャ「おりゃあああああああーーーーーーーーーーッ!!!」
なんとそのままッ
巨人を一本背負いしたああッ!
-
- 111 : 2014/05/31(土) 12:24:00 :
ドオオオオオンッ!
巨人はそのまま土に押し付けられたッ
巨人「あ!!?ああ??」
サシャ「驚いているようですね!だがまだまだッ!」
パッ
サシャは持っていた袋の中からッ
なんとッ!ハムサンドを取り出したッ!
サシャ「ふふ・・・美味しそうです・・・!」
サシャ「私の能力は、トリコさんという方の能力ッ!」
サシャ「これを私が食べれば・・・!」
モグモグモグモグモグ
サシャがハムサンドを食べた瞬間ッ
なんとッ!サシャの体が光輝くッ!
サシャ「ふふふ・・・!」
サシャ「これで私の能力は、普段の倍以上ですよおっ!」
そうッサシャの能力は
美味しい物を食べれば食べるほどッ 身体能力が遥かに向上する能力だったッ
-
- 112 : 2014/05/31(土) 14:29:21 :
- 自分の選んでくれてありがとうございます
-
- 113 : 2014/08/15(金) 21:24:26 :
- 続きは?はよ
-
- 114 : 2014/09/11(木) 19:50:04 :
- あと一ヶ月か.....
先が長いけど楽しみです!( ^ω^ )
-
- 115 : 2014/12/27(土) 12:45:32 :
- あっひゃひゃひゃひゃwwwこのss面白い!!ボケ・ツッコミ
最高www期待ですww
-
- 116 : 2014/12/27(土) 18:56:37 :
- (悪魔の実は無理でもグルメ細胞は手に入るのか)
-
- 117 : 2020/10/10(土) 22:01:06 :
- 高身長イケメン偏差値70代の生まれた時からnote民とは格が違って、黒帯で力も強くて身体能力も高いが、noteに個人情報を公開して引退まで追い込まれたラーメンマンの冒険
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恋中騒動 提督 みかぱん 絶賛恋仲 神威団
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害悪ユーザーカグラ
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害悪ユーザースルメ わたあめ
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害悪ユーザーエルドカエサル (カエサル)
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害悪ユーザー提督、にゃる、墓場
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害悪ユーザー墓場、提督の別アカ
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【キャロル様教団】
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何故、登録ユーザーは自演をするのだろうか??
コソコソ隠れて見てるのも知ってるぞ?
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