クリスタ「何でもできる人ってすごいよね!」
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- 1 : 2013/10/20(日) 15:42:39 :
-
単行本ネタバレあり
鬱風味注意
訓練兵時代
途中まで書き溜め有り
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- 2 : 2013/10/20(日) 15:44:04 :
クリスタ「何でもできる人ってすごいよね!」
アニ「……誰のこと?」
クリスタ「ベルトルト。」
アニ「…は?急に何?」
クリスタ「ユミルに話しても、全然分かってくれなくて…。」
アニ「それで、何で私に?」
クリスタ「あっ、ごめんね。邪魔だったら戻るけど、他に暇そうな人がいなくて…。」
-
- 3 : 2013/10/20(日) 15:51:24 :
アニ「そういうことなら……別に、いいけど…。(焦った!何かバレたかと思ったよ。)」
クリスタ「ホント?良かった!」
クリスタ「それでね、あんまり目立ってないけど、ベルトルトって何でもできるって思わない?」
アニ「うーん、立体機動ならミカサやジャン、座学ならアルミン、馬術ならアンタみたいな飛び抜けたのがいるからね…。」
クリスタ「私の馬術が飛び抜けてるなんてことはないよ。…それで、確かにベルトルトって何か飛び抜けてできるっていうのはないけど、逆に苦手なことってなさそうじゃない?」
アニ「(これがいろいろあるんだけどね。まぁ、みんな知ってることなら…)でも、人の前に立つのは無理だと思うけど?」
-
- 4 : 2013/10/20(日) 15:52:58 :
クリスタ「それがね、この前の訓練でベルトルトが班長になったんだけど…」
クリスタ「確かに無口で必要なこと以外は言わないけど、情報の伝達が完璧だったんだよ!だから、まとめ役もできるんだなって思って。」
アニ「(まぁ、大体のことはここへ来る前から訓練受けてたからね。でも確かに、ベルトルトは元々なんでも器用にこなしてたっけ。)」トオイメ
クリスタ「背も高いし、もしかして超人?」キラキラ
アニ「(超人って…まぁホントは超'大型巨'人…なんだけどね。なんでだろう、ベルトルトがべた褒めされていることに違和感しか感じない…。)」
アニ「もしかしてクリスタ、あいつに気があるの?」
-
- 5 : 2013/10/20(日) 15:53:50 :
クリスタ「気がある?好きかってこと?うーん、そんなんじゃないなー。兵士として尊敬したい…みたいなかんじかな?」
アニ「(クリスタがベルトルトを『兵士として尊敬したい』って言ってたなんて言ったら、二人はぶっ倒れそう……それぞれ別の意味で。)」
アニ「ふーん、それならいいけど。」
-
- 6 : 2013/10/20(日) 15:59:19 :
- ベルアニ?
-
- 7 : 2013/10/20(日) 16:09:07 :
- >>6
うーん、ベルアニですけど、がっつりじゃないと思います。
-
- 8 : 2013/10/20(日) 16:15:08 :
ユミル「うん?アニ、それはどういう意味だ?」ヌッ
クリスタ「やだ、ユミル聞いてたの?」
ユミル「お前がいじめられてないかと思ってな。」
クリスタ「どういう意味?アニは人をいじめたりしないでしょ?」
ユミル「冗談に決まってるだろ?」
-
- 9 : 2013/10/20(日) 16:15:36 :
ユミル「で、クリスタがベルトルさんのことが好きじゃなくて良かったって、まさか、アニこそあいつのことが好きなのか?」
クリスタ「そうなの?」
-
- 10 : 2013/10/20(日) 16:16:13 :
アニ「は?そんなんじゃないさ。単に、あいつは止しときなって言うつもりだったんだけど。(これ以上面倒なことはないだろ。)」
ユミル「よく知ったように言うんだな。なんかまずいのか?」
-
- 11 : 2013/10/20(日) 16:19:35 :
アニ「(馬鹿、言い方は気をつけないと。)いや、問題はライナーのことさ。あの二人、仲がいいだろ?絶対面倒なことになるよ。」
クリスタ「ライナーが私に気があるのが問題なの?」
ユミル「分かってたか。」
アニ「いや、分かるよね。」
アニ「…まぁ、ベルトルトのことを何とも思ってないのなら問題はないさ。クリスタも自分のせいで仲違いなんて起きてほしくないだろ?」
ユミル「まぁ、そうなったとしたらそれまでの仲なんだろ。」
アニ「(こんなことで仲違いなんてしたら、私が二人を絞めてやる。)」
-
- 12 : 2013/10/20(日) 16:39:49 :
ユミル「でもアニがそんなこと気にするとは思わなかったがな。」
アニ「そう?面倒ごとが嫌いなだけさ。一緒に憲兵になる可能性も高いからね。」
ユミル「なるほどね。…じゃあ、アニはクリスタの言ってることをどう思う?」
-
- 13 : 2013/10/20(日) 16:40:22 :
アニ「(ベルトルトは目立たないようにさせてやりたいな。)さぁ、人の意見に流されるようなやつだし、自信も無さそうだし尊敬ってのはどうかな。」
-
- 14 : 2013/10/20(日) 16:40:57 :
- ユミル「だとよ、クリスタ。なかなか意見の合うやつが見つからないな。」
クリスタ「あのね、自信がなさそうって言うけど、こんなに何でもできるのに威張ったり驕ったりしないってすごいことだと思うの。」
アニ「(まともに話したことなかったけど、クリスタって思ってたより強情?)」
アニ「まぁ、アンタがそう思うならそれでいいんじゃない?でも、たぶん目立つのは好きじゃないだろうし、無理に同志を探さなくてもいいだろ。」
クリスタ「うーん、そっか。」
-
- 15 : 2013/10/20(日) 16:41:23 :
ユミル「おっ、噂をすればなんとやら、じゃないか?」
クリスタ「本当だ、ベルトルトだ!こっちを見てるのかな?」
アニ「えっ?」クルッ
-
- 16 : 2013/10/20(日) 16:52:50 :
- クリスタ「あっ、行っちゃった。うーん、こっちを見てた気がしたんだけど。」
ユミル「ああ、こっちを見てたんだろ。」
アニ「そう?気のせいなんじゃない?…って、なんでニヤついてんの?」
ユミル「だってなぁ。あ~あ、アニがその気なら面白いと思ったんだがなぁ…。」
アニ「どういう意味だい?」
-
- 17 : 2013/10/20(日) 16:54:57 :
- ミスりました//
クリスタ「あっ、行っちゃった。うーん、こっちを見てた気がしたんだけど。」
ユミル「ああ、こっちを見てたんだろ。」
アニ「そう?気のせいなんじゃない?…って、なんでニヤついてんの?」
ユミル「だってなぁ。あ~あ、アニがその気なら面白いと思ったんだがなぁ…。」
アニ「どういう意味だい?」
-
- 18 : 2013/10/20(日) 16:55:16 :
- ユミル「おや、女神より鈍いのがいたぞ。」
クリスタ「ユミル、私は鈍くない。」
-
- 19 : 2013/10/20(日) 16:55:20 :
- 期待
-
- 20 : 2013/10/20(日) 16:55:31 :
- ユミル「お前は鈍くていいんだ。私がいるんだから。」
クリスタ「本当に?鈍いふりして、誰にでもホイホイついていっちゃうかもよ?」
ユミル「それはダメだ。クリスタ、お前は鈍くない。」
クリスタ「そうだよ。だから私、ちゃんとユミルの気持ちも分かってるよ!」
-
- 21 : 2013/10/20(日) 16:55:47 :
アニ「………あの、そういうのは他所でやりなよ。」
ユミル「おぉ、そうだった。置いてきぼりにして悪かったな。」
アニ「」
-
- 22 : 2013/10/20(日) 16:56:05 :
- ユミル「で、本当に心当たりはないのか?」
アニ「うーん。(よくベルトルトが私を見てるってことだよね…心配してるのは分かるけど、もしかしてそのせいで仲間って勘づかれたんじゃない?)」
-
- 23 : 2013/10/20(日) 16:56:19 :
- クリスタ「アニ、……本当に…気づいてない?」
アニ「ベルトルトのことはよく分からないよ。(ってことにしとかないと。全くベルトルトのやつ、余計な手間をかけさせやがって。)」
-
- 24 : 2013/10/20(日) 16:56:35 :
- ユミル「あっ。(どんまい、ベルトルさん。)」
クリスタ「…。(あぁ、ベルトルト可哀想。)」
-
- 25 : 2013/10/20(日) 16:56:53 :
- アニ「……ん?どうしてここで黙るんだい?」
クリスタ「…ねぇユミル、他に何かいいアイデアない?」
ユミル「ここまでクリスタの頼みだからこそ付きやってやったが……私にもこれ以上はどうしようもないよ。」
アニ「(待って。どういう状況なの?)」
ユミル「第一、本人の気持ちを直接確かめてはいないんだろ?」
-
- 26 : 2013/10/20(日) 17:07:16 :
- クリスタ「でも、ライナーが言ってたんだもん。間違いないよ。」
アニ「今度はなんでライナーが出てくるのさ。」
ユミル「ベルトルトの話にライナーの名前が出てくるのは、普通のことだろ。」
アニ「(それは否定しようがない。)」
-
- 27 : 2013/10/20(日) 17:07:39 :
- クリスタ「ユミル、こんなお節介は過ぎてるって自分でも分かってる。」
ユミル「おい、まさか。それは止めとけよ。」
クリスタ「でも、もう黙っていられないみたい。私っていい子じゃないね。」
ユミル「……もう勝手にしな。」
-
- 28 : 2013/10/20(日) 17:08:01 :
クリスタ「……アニ、ベルトルトってたぶん、あなたのことが好きよ?」
アニ「……………ほぇ?」
-
- 29 : 2013/10/20(日) 17:11:14 :
クリスタ「(あれっ、何か聞いたことない声を聞いたよ?)」
アニ「(待って待って待って。心配して見ちゃってたんじゃなかったの?あっ、でも本人から聞いたわけじゃないって言ってたから二人の勘違いか?)」
ユミル「(何か考えこんだぞ?)」
アニ「(でも、ライナーが言ってたって…ライナーがベルトルトの気持ちを勘違いなんかしないよね?)」
クリスタ「(うっわ~。すっごい考えてる。)」
アニ「(でも、それなら、ライナーはどうしてクリスタなんかに話したんだい?)」
-
- 30 : 2013/10/20(日) 17:11:57 :
クリスタ「あ、あの、なんか…ごめんね?」
クリスタ「そんなに深刻に受けとめるって思ってなくて…。」
アニ「全くだよ。…あっ…。」
クリスタ「うん?どうしたの?」
-
- 31 : 2013/10/20(日) 17:29:55 :
アニ「えっと、…ライナーから何か言われたんだろ?何て言ってたんだい?」
クリスタ「え?言っちゃっていいのかな?…」
クリスタ「…えっとね、その、ベルトルトとアニってあんまり接点ないのに、よく見てるみたいだし、よくアニの話をしてくるし、きっと気になってるんだろうって。それで、良かったら応援してくれって。」
アニ「…ひどいお節介だね。」
-
- 32 : 2013/10/20(日) 17:30:17 :
アニ「(とか澄ましてみるけど、…何てこったい!!ライナー!あんた何いったい考えてんだい?)」
クリスタ「本当にごめんね!確かにこういうのって本人から聞きたかったよね。」
アニ「あぁ、そういう問題じゃないから…。(あれっ?これって、これがもしかして…)」
-
- 33 : 2013/10/20(日) 17:35:43 :
- -
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------数日前
ベルトルト「アニ、いきなりだけど、本当にごめん。きっと僕のせいなんだ。」
アニ「…何の、こと?わざわざ呼び出して。ここまでは順調じゃない。」
ベルトルト「うん、でもこれからの任務に支障がでるといけないから、アニにも伝えておかなくちゃいけないんだ。」
ベルトルト「よく、聞いてほしい。…ライナーは、ライナーの心は分裂しかかってるみたいだ。」
アニ「…うん?ピンと来ないんだけど。」
ベルトルト「僕も初めはみんなと仲良くしてる演技だと思ってた。責任感の強いのは昔からだしね。」
ベルトルト「でも最近、本気で兵士を目指してるんじゃないかって思える言動が増えてて…それで、そういうときのライナーと話をしてて気づいたんだ。」
ベルトルト「ライナーが戦士としての自分を忘れてるって。」
アニ「え?、そんなことが…あり得るの?」
-
- 34 : 2013/10/20(日) 17:39:28 :
ベルトルト「気づいた頃は僕と話をするうちに思い出すみたいだった。」
ベルトルト「でも、思い出したとき、すごく辛そうで、それに…みんなと笑ってる姿を見てたら…今だけは…忘れてもいいんじゃないかなって…思ってしまって。」
ベルトルト「本当にごめん。僕の弱さが、ライナーが兵士でいることを許してしまったんだ。」
アニ「…そんな……それじゃあ、どうするの?」
ベルトルト「今でも、故郷や戦士の話をしたら、ちゃんと戻って来てくれる。これからは気づいたらすぐに連れ戻す。」
ベルトルト「絶対に大事な場面で兵士でいるようなことはさせないから。」
ベルトルト「…心配事増やしちゃって、ごめんよ。」
アニ「…まぁ、あんたも一人で抱え込んじゃ駄目だからね。教えてくれてありがと。私も気を付けとくから。」
アニ「(よく分からないけど、ベルトルトが心配しすぎてるんだろうね。だって、ライナーがそんな風になるわけない。)」
ベルトルト「…うん。」
-
- 35 : 2013/10/20(日) 17:40:21 :
- -------
-------
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--
アニ「(なんで、あんなに他人事だったんだろ!忘れるって…こんなに酷かったなんて。)」
ユミル「おい、アニ。何考えてるんだ?クリスタはそんなに難しいこと言ってないぞ。ベルトルトはアニのことが好きらしい。それだけのことじゃないか。」
-
- 36 : 2013/10/20(日) 17:40:26 :
- ん?今なんでも
-
- 37 : 2013/10/20(日) 17:44:25 :
ミカサ「ユミル、人を好きになる気持ちをそれだけとは言わない。」ヌッ
クリスタ「ミカサ!」
ミカサ「ごめんなさい、聞こえてしまった。」
ミカサ「でも、問題はない。私も前から気がついていた。」
ユミル「ほら、ミカサも気づいてたらしいぞ。」
-
- 38 : 2013/10/20(日) 17:45:39 :
- アニ「みんな、そんなふうに思ってたの?」
ユミル「あんだけ見てたら普通分かるだろ。」
アニ「(そっか、じゃ、同郷と考える人はいないんだ…普通。それは安心したけど、でも、ライナー…。)」
クリスタ「ほら、アニ。今の成績なら二人とも憲兵団だし、悪くないよね?」
クリスタ「…(何か悲しそう?あっもしかして!)アニ、他に好きな人がいるの?」
アニ「(恋愛なんてする余裕があるわけないだろ?ライナーのこと、もっときちんと相談しないと…)そんなの関係ないだろ…もう行くから。」
-
- 39 : 2013/10/20(日) 17:46:51 :
- 連投はミスです
クリスタ「あっ、アニ、……何か、怒らせちゃったのかな?」
ユミル「うーん、本当に別に好きなやつがいたのか?」
ミカサ「やっぱり…エレンのことを…。」
ユミル「待て、ミカサ、どうしてそうなった。」
ミカサ「アニはほとんど男子と絡まない。だけど格闘術のときエレンとならペアを組む。アニが好きになるならエレンしか考えられない。」
ミカサ「でも、残念だった。エレンは私の家族。アニはエレンを諦めるしかない。」
ユミル「(…突っ込んでいいのか?)」
クリスタ「(…何も言えない。)」
-
- 40 : 2013/10/20(日) 17:47:25 :
ミカサ「ユミル、クリスタ、もう食堂に移動しないといけない時間。」
クリスタ「あぁ、そうね、じゃあ、三人で…」
ミカサ「私はエレンとアルミンの席を取っておかねばならない。ので、先に行く。」ダッ
クリスタ「あっ。」
ユミル「まぁ、いいじゃないか。二人で行こう。(何だったんだ、アイツ。)」
-
- 41 : 2013/10/20(日) 17:48:43 :
-------食堂前
-
- 42 : 2013/10/20(日) 17:49:06 :
クリスタ「あっ、ライナーじゃない?」
ユミル「チッ、今日はよく会うな……まぁ、戦況報告といくか。」
-
- 43 : 2013/10/20(日) 17:59:22 :
クリスタ「ライナー、今から食事?」
ライナー「まぁ、そうだな。でもその前にちょっと行くところがある。」
クリスタ「そうなんだ…あの、さっきの話の続きなんだけど、聞いてほしいことがあるから、後で一緒に食べない?」
ライナー「さっきの話?…あぁ…(また俺が、余計なことを言ったんだったな。確か二人に接点がないようなことを言ったから、二人が知ったら、また心配をかけるだろう。)」
ライナー「何かあったのか?」
-
- 44 : 2013/10/20(日) 17:59:51 :
ユミル「それがな、クリスタのお節介が、アニに特攻しちまったんだよ。」
ライナー「……はぁ?つまり、どういうことだ?」
ユミル「はっきり言うとだな、アニに、『ベルトルトがアニを好きらしい』って言ったんだよ。」
クリスタ「あ、うん。ごめんね。つい、突っ走っちゃった…」ウワメヅカイ
-
- 45 : 2013/10/20(日) 18:00:15 :
- ライナー「(それは、まずいよな…でも、クリスタが、俺を、見つめている………………結婚したい)」カチッ
-
- 46 : 2013/10/20(日) 18:00:34 :
ライナー「いや、大丈夫だろう。ベルトルトのためにわざわざアニと話してくれたんだろ?」
ライナー「感謝する。どうだったか詳しく聞かせてくれないか。」
クリスタ「えっ、あぁ、そのつもりだったのよ?」
ユミル「ライナー、先に行くところがあったんじゃないのか?」
ライナー「うん?そんなこと言ってたか?」
クリスタ「別にないなら…食事しながら話しましょ?」
ライナー「あぁ。」
-
- 47 : 2013/10/20(日) 18:01:19 :
ベルトルト「おーい、ライナー!」
ライナー「お、ベルトルトじゃないか。」
ベルトルト「待ってたんだけど…どこに行くつもりだい。」
ユミル「なんだ。先客はベルトルさんか。やっぱりさっき、行くところがあるって言ってたよな。」
ライナー「うん?お前と約束があったんだっけ?」
ベルトルト「(さっき思い出させたばかりなのに、また、忘れてしまったのか?)」
ベルトルト「あぁ、そうだ。行こう、ライナー。」
クリスタ「(ベルトルト本人の目の前じゃ、この話はできないよね…)」
クリスタ「じゃあ、ライナー、ユミルと待ってるね。」
ライナー「おう。」
-
- 48 : 2013/10/20(日) 18:02:24 :
- ---
----
ライナー「それで、こんな裏山まで来てどうするんだ。」
ベルトルト「ライナー、よく聞いて。」
ベルトルト「僕たちは戦士だよね?分かる?」
ライナー「戦士?兵士じゃなくてか?」
ベルトルト「(あぁ、泣きそう…いや、こらえるんだ。アニとの約束があるんだから。)」
-
- 49 : 2013/10/20(日) 18:03:48 :
ベルトルト「ライナー、僕たちには故郷に帰るためにやるべきことがあるだろう?思い出してくれ!」
ライナー「!?」カチッ
-
- 50 : 2013/10/20(日) 18:04:10 :
ライナー「……あぁ、また俺は…ベルトルト、心配させて悪かった。アニとの新しい連絡手段について話し合うんだったな。」
ベルトルト「そうだよ、ライナー。(あぁ、しまった。ホッとしたら涙が…。)」
ライナー「おいおい、泣くなよ。…本当に悪かった。今日は確か二度目だな………本当に…すまない。」
ベルトルト「いや、僕こそごめんよ。僕がこんなふうに、しっかりしてないから…ライナーに負担を掛けてたんだ。」
ライナー「ベルトルト…。」
ライナー「連絡手段については、また今度話し合おう。泣き止んだら、戻って食事にしよう。」
ベルトルト「うん、分かった。」
-
- 51 : 2013/10/21(月) 19:07:31 :
ライナー「(確か、クリスタが待ってると言っていたな。どうしたものか…)」
ライナー「(ベルトルトがいたら、あの話はできないと思うが、クリスタがアニにどんなふうに話したのかは知っておきたい。)」
ライナー「(俺が言ってしまったことは二人の耳に入れたくない。大袈裟にならないようにしたいんだが。)」
ライナー「なぁ、ベルトルト。さっきクリスタと話してたときにな、たぶん色々余計なことを言ったと思うんだ。けじめをつけたい。だから他の人と食べててくれないか?」
ベルトルト「ライナーがそう言うなら。」
ベルトルト「でもまた………いや、信じてるよ。」
-
- 52 : 2013/10/21(月) 19:08:11 :
- ---
----食堂
ユミル「今日はもう、大分席が埋まってるな。」
クリスタ「本当ね。あっ、ミカサはちゃんと二人と一緒に座れたみたい。」
ユミル「まぁ、当然だろ。」
ミーナ「おーい、こっち空いてるよー!」
クリスタ「ミーナだ!」
クリスタ「ありがとー!今、行くね。」
-
- 53 : 2013/10/21(月) 19:08:45 :
- ユミル「今日はアニと一緒じゃないのか?」
ミーナ「うーん……何か一人にしてくれって言われちゃって。」
クリスタ「もしかして、私たちのせいかな…。」
ミーナ「何かあったの?」
クリスタ「…実はこういうことがあって―――――――――――。」
-
- 54 : 2013/10/21(月) 19:09:20 :
クリスタ「ミーナはアニの好きな人聞いたことない?」
ミーナ「あぁ、…そういえばアニって、その手の話が本当に苦手みたいなんだよねぇ。」
ミーナ「この前ね、こんな訓練所でも、女の子なんだから恋ぐらいしたいよねって話をしてたの。」
ミーナ「そしたら、アニがね、それじゃあ恋なんてしたくない人は普通じゃないって言いたいのか、なんて言ったのよ。」
ミーナ「アニって色っぽいし、そんなこと言うとは思わなくて…びっくりしたんだよね。」
-
- 55 : 2013/10/21(月) 19:09:42 :
- クリスタ「うーん、そうなんだ…。それじゃあ確かにいきなりあんなこと言われたら考えるよね。」
ユミル「じゃあ何だ?もしかして男が怖いってくちか?」
クリスタ「………うーん、アニに限って…」
ミーナ「だって、そこら辺の男子よりは確実に強いでしょ。」
クリスタ「うーん、何か理由がありそうなんだけど。」
ユミル「…まぁ、ここで話したって憶測にしかならないからな。」
ミーナ「でも、話が話だし、直接聞くのはちょっと。」
クリスタ「ミーナが知らなかったら、他に知ってる人はいなさそうだよね。」
ユミル「てか、どんだけ友達少ないんだよ。」
-
- 56 : 2013/10/21(月) 19:10:06 :
アニ「ねぇ。」
ミーナ「わっ、アニ!」
アニ「黙って聞いてりゃ、勝手なことばかり言って。もう悪口だろ、それ。」
クリスタ「ごめん、アニ、そんなつもりじゃ。」
アニ「まぁ、いいけど。そのぐらい。」
ユミル「聞いてたんなら教えてくれよ。あんたが恋をしたくない理由とやらを。」
クリスタ「ちょっとユミル!」
ユミル「別に言わないなら、それでいいんだよ。こっちも興味本意で聞いてんだから。」
-
- 57 : 2013/10/21(月) 19:10:37 :
アニ「はっ、だからくだらないって言ってるんだよ。憲兵になりたいんなら、そんなことに構ってる暇なんかないだろうに、どいつもこいつも…。」
ジャン「ん?負け惜しみか?自分に言いよる男がいないからって、堅い女気取ってんだろ?」
マルコ「ちょっとジャン。」
マルコ「ごめんよ。急に首突っ込んで。」
-
- 58 : 2013/10/21(月) 19:11:42 :
アニ「なんだって?あんただけには言われたくないね。乙女にそんな口きく奴は、一生を片思いで終えるんだろうさ。」
ジャン「ああ?自分に正直なだけ幾分かましだろ。てか、お前みたいに男ひっくり返すやつを乙女なんて誰も言わねぇよ。うわっ!」ドンッッ
-
- 59 : 2013/10/21(月) 19:12:11 :
アニ「…その通りだよ。悪かったね。」
ミーナ「ア、アニ…。」
ジャン「」ピクピク
-
- 60 : 2013/10/21(月) 19:13:34 :
ガチャ
ライナー「わっ、何があった!」
ベルトルト「あれ、アニ、どこに行くの?」
アニ「…。」スタスタスタ バタン
ライナー「…(アニがジャンを投げたのか!ジャンが何かしたのか?アニがこんなに目立つことをするなんて。)お前、ちょっと見てこい。」
ベルトルト「ぼ、僕?」
ライナー「そうだよ。(うん、二人がいないついでにいろいろ聞いてしまおう。)」
ベルトルト「わ、分かった。ちょっと行ってくる。」
-
- 61 : 2013/10/21(月) 19:14:43 :
ギィィ
キース「おい、今、物音がしたな。誰か説明しろ。」
ユミル「…(うわっ、今日はもう、サシャが帰ってしまってるからいつものは無理だ。)」
キース「うん?なぜキルシュタインが伸びている。」
ミーナ「…(さすがにこれはアニのせいにしたくない。)」
アルミン「あ、あの、入って来たライナーと、出ようとしたジャンが鉢合わせてぶつかったんです。とっさのことで本人たちも混乱しているようですが…(お願い、上手くいって!)」
キース「……そうか。十分気を付けろ。」
ライナー「は、はいっ。お騒がせして申し訳ありません。」
バタン
-
- 62 : 2013/10/21(月) 19:15:36 :
フーー・・・
マルコ「…助かったよ、アルミン。ジャンの代わりにお礼を言うよ。」
アルミン「いや、元々、今回のことは僕が止められたことだと思うんだ…。」
ユミル「どういう意味だ?今のはジャンが悪いだろ。」
アルミン「そうなんだけど。」チラッ
-
- 63 : 2013/10/21(月) 19:16:00 :
ミカサ「エレン、まだ口元についてる。」
エレン「だから、もういいって。」
ミカサ「いや、すぐに取ってあげ…」
アルミン「ミカサ、ストップ。ちょっと周りを見ようか。(これを、ジャンがガン見してるときにしたからね。…胃が痛い。)」
-
- 64 : 2013/10/21(月) 19:16:27 :
ユミル「…きっかけは分かったが、何で今日に限ってアニに八つ当たりしてんだよ。やるならエレンと勝手にやってろよ。」
ジャン「ぅぅ、痛ぇ。本気でやりやがったな。」
マルコ「ジャン、大丈夫かい?」
ミーナ「ねぇ、どうしてアニにあんなこと言ったの?」
ジャン「だってなぁ、ミカサが、アニはエレンのことが好きだって言ってたのに、アイツはあんなこと言いやがって…。」
ライナー「は?アニがエレンを?」
ミーナ「ん?それがあんたの暴言とどう関係するわけ?」
ユミル「待て。まず確認だが、アニがエレンのことを好きだというのは、おそらくミカサの勘違いだ。」
ミカサ「え?(せっかく今日はいつもより家族アピールしてたのに…)」
ジャン「え?(俺のささやかな希望が…)」
ユミル「そりゃ、全く可能性がないわけじゃあないが、本人は好きな人がいないとはっきり言ってるからなあ。」
ライナー「(だよな。マジ焦った!)」
-
- 65 : 2013/10/21(月) 19:17:29 :
マルコ「(ということは、…ジャンはアニに発破をかけてエレンとくっつけて)」
アルミン「(自分はミカサと仲良くしようとでも考えたのか!?)」
マルコ「(いやいや、あれは発破と言わないよ。あんなこと言われて傷付かない人はいないよ。)」
ミーナ「ねぇ。アニが誰のことが好きだろうと好きじゃなかろうと、あんなこと言っていいわけないでしょ。」
ミーナ「ジャン、自分が最低のことを言ったって分かってる?」
ジャン「だからな、」
マルコ「ジャン、今度は僕も擁護できないよ?」
ジャン「…。」
マルコ「後でちゃんとアニに謝るんだよ。」
ジャン「…ぉぅ。」
ミーナ「…もうっ、ホントに謝ってね。」
-
- 66 : 2013/10/21(月) 19:18:20 :
- …ザワザワザワ
ライナー「(いつもの雰囲気に戻ってきたみたいだな。)」
ライナー「…掘り返して悪いが、全然状況が分からん。誰か説明してくれよ。」
クリスタ「ライナー、それも一緒に話すからこっちに来て。」
ユミル「えー。面倒くせぇ。」
クリスタ「最初からそのつもりで待ってたんじゃない。」
ライナー「あぁ、助かる(やっぱり天使だな。)」
-
- 67 : 2013/10/21(月) 19:20:42 :
- ---
----外
ベルトルト「あっ、いた。」
アニ「…。」チラッ、スタスタ
ベル「…。」スタスタ
アニ「…。」スタスタ
ベル「…。」スタスタ
アニ「ねぇ。」ピタッ
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- 68 : 2013/10/21(月) 19:22:23 :
ベル「ん?」
アニ「…何か言いなよ。」
ベル「うーん……アニこそ、言いたいことがあれば、言ってほしい。」
アニ「全く、追いかけてきたのはそっちじゃないか。…じゃあ、一人にしてほしいって言ったらどうするのさ。」
ベル「それなら僕は戻るよ。」
アニ「…何があったか聞きたくないの?」
ベル「うん。確かに何があったか知りたいけど…アニが言いたくないかも知れない。」
アニ「ハハッ、嫌いじゃないよ、アンタのそういうとこ。」
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- 69 : 2013/10/21(月) 19:23:45 :
- 面白いです!
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- 70 : 2013/10/21(月) 20:55:28 :
- >>69 ありがとうございます
アニ「あぁ、でも、そうだ。さっきのことは…もとはと言えば、ベルトルトのせいだから。」
ベル「…僕のせい?」
アニ「…あんまりジロジロ見るんじゃないよ。怪しまれるだろ?」
ベル「ご、ごめん。」
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- 71 : 2013/10/21(月) 20:57:24 :
アニ「はぁー……。」
アニ「…やっぱり私も、ここに来て変わっちゃったのかな?昔はこんなにさ、小さなことで怒ったり、悩んだりしなかったよ。」
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- 72 : 2013/10/21(月) 20:58:43 :
アニ「…できるだけ誰とも仲良くならないようにって考えてた。後が辛いって分かってるからさ。」
アニ「でも、他の人が羨ましくなってたのかもね。何も背負う物がない、思ったまま生きるような人たちが。」
アニ「…自分が壊すはずの世界が羨ましく見えるなんて、馬鹿げてるよ。」
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- 73 : 2013/10/21(月) 20:59:20 :
ベル「アニ…。」
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- 74 : 2013/10/21(月) 20:59:51 :
「つまんないこと言ったね。ごめん、もう大丈夫だから。」
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- 75 : 2013/10/21(月) 21:01:56 :
- >>74 アニ
アニ「…そうだね、ベルトルトにも辛いときってあるかい?」
ベル「うーん……。」
ベル「……ないよ。」
アニ「………そう…。」
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- 76 : 2013/10/21(月) 21:02:59 :
ベル「…何があったのかは全然分からなかったけど、…アニの気持ちが聞けて良かった。」
ベル「…ごめん。」
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- 77 : 2013/10/21(月) 21:04:00 :
アニ「…何のこと?」
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- 78 : 2013/10/21(月) 21:04:26 :
ベルトルト「僕が辛くないのは…」
ベルトルト「……………アニのおかげなんだ。」
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- 79 : 2013/10/21(月) 21:04:38 :
アニ「は?」
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- 80 : 2013/10/21(月) 21:04:54 :
ベルトルト「なのに、アニは……辛かったんだね。」
ベルトルト「ごめん。」
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- 81 : 2013/10/21(月) 21:06:12 :
- アニ「…………馬鹿。」
アニ「……なんだ、…あれは本当だったの?」
ベルトルト「えっ?」
アニ「ねぇ、ベルトルト。もっとはっきり言いな。」
ベルトルト「…。」
アニ「今のままじゃ私、アンタのことが分からなくなりそうだよ。ずるいじゃないか。私が捨ててしまった感情なのに…。」
ベルトルト「……だって…言えないよ。」
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- 82 : 2013/10/21(月) 21:07:04 :
アニ「…アンタがそこまでヘタレとは思わなかった。」
ベルトルト「違う。…今は、無責任なことが言えないだけだ…。」
アニ「……。」
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- 83 : 2013/10/21(月) 21:08:31 :
ベルトルト「今の僕は絶対にそんなことしないって言えるけど、…明日の僕はアニを捨てて逃げなきゃいけなくなるかもしれない。」
アニ「………何?そんなことばっかり考えてるわけ?正気じゃないよ。」
ベルトルト「うん。正気じゃない。…マリアを突破したときからずっとね。」
ベルトルト「目の前の地獄は僕のせいじゃないって、自分に言い聞かせてるうちに、正しいことが分からなくなった。」
ベルトルト「僕が信じられるのは、アニとライナーだけだ。」
ベルトルト「だから、……君が変わってしまったら、それが一番恐いよ。」
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- 84 : 2013/10/21(月) 21:41:25 :
アニ「……ごめん、ベルトルト。」
アニ「…やっぱり余裕がないんだろうね。私、自分のことしか考えてなかった。」
アニ「私は絶対に変わらない。私なんかでアンタが楽になるなら、なんだっていいさ。」
アニ「まぁ、アンタに失望されないように頑張るから。私は、いつだって戦士だ。」
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- 85 : 2013/10/21(月) 21:42:36 :
- ベルトルト「…アニ、ありがとう。……結局、僕が励まされてしまったね。」
アニ「いいんだよ。これで。…アンタは、その能力さえなかったら、とことん戦士に向かない性格だからね。私も、自分の役割を思い出せた。」
ベルトルト「そんなにはっきり言わなくても…それにアニだって、元々は普通の女の子じゃないか。」
アニ「……こんな話はやめよう。」
アニ「やらなきゃいけないことは変わらないんだから。」
ベルトルト「そうだね。」
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- 86 : 2013/10/21(月) 21:43:11 :
ベルトルト「……絶対に故郷に帰ろう。ここに、僕らの居場所はないよ。」
アニ「改めて言わなくたって分かってるさ。」
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- 87 : 2013/10/21(月) 21:44:20 :
アニ「あっ、そういえば、ベルトルトと話さなきゃいけないことがあったんだけど。」
ベルトルト「何かな?」
アニ「…ライナーのことだよ。」
ベルトルト「あぁ…。」
アニ「この前話を聞いたときは、そんなに深刻だと思わなかったんだ。」
アニ「…結構、重症なんだね。」
ベルトルト「…。」
アニ「大丈夫?こたえてるんじゃない?」
ベルトルト「君と約束したんだ。僕が何とかするって。」
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- 88 : 2013/10/21(月) 21:45:41 :
- アニ「…私もね、今日初めて、ライナーが戦士としての自分を忘れてるって実感したことがあって、」
アニ「蹴りあげてやろうかと思った。」
アニ「……そう思うぐらい…怖かったんだよ。」
アニ「ベルトルトはそれを近くで何度も見てる。」
アニ「恐くないはずがないよ。」
ベルトルト「……その通りだ、…けど。」
アニ「何かいい方法はないの?このままじゃいけないと思うんだけど。」
ベルトルト「分からない。…本当に、一回アニに蹴られたらいいんだよ。」
アニ「ショック療法だね。」
アニ「…はぁ、とにかくライナーと直接話をしたほうがいいかな。」
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- 89 : 2013/10/21(月) 21:46:36 :
ベルトルト「ねぇ、アニ。」
ベルトルト「ライナーのこと、アニがすごい心配してくれてるのも分かったし、今のままじゃいけないってことも分かってる。」
ベルトルト「だけどやっぱり、このことは、僕に任せてくれないか?」
アニ「・・・え?」
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- 90 : 2013/10/21(月) 21:47:57 :
ベルトルト「この前、確かに約束したんだし、…たまには、頼りになるって…分かってほしいし。」
アニ「…それなら…まぁ。」
アニ「どうせ、私に何かできるとも限らないからね。…でも……不安だよ。」
アニ「ライナーが、ライナーじゃなくなったら、何もできないんだ。」
アニ「だから…本当に頼んだよ。」
ベルトルト「…うん。」
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- 91 : 2013/10/21(月) 21:48:15 :
アニ「…ベルトルト。」
ベルトルト「何?」
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- 92 : 2013/10/21(月) 22:13:40 :
アニ「負けるな。後、少しだから…。」
ベルトルト「うん。……アニも。君なら耐えられるから。今はつらくても、負けないで。」
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- 93 : 2013/10/21(月) 22:14:39 :
アニ「………はぁ、結構、長話しちゃったみたいだね。私はもう部屋に戻る。…ベルトルトは食事がまだだったんじゃないかい?」
ベルトルト「ああっ、うっかりしてたよ。ライナーが取っておいてくれないかな?」
アニ「とにかく、食堂に戻りなよ。…ジャンにさ、…投げて悪かったって伝えて。」
ベルトルト「…分かった。…じゃあ、気をつけて。」
アニ「さよなら。」
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- 94 : 2013/10/21(月) 22:19:48 :
書き溜めを消化してしまいました・・・
見てくださってる方がいないようでしたら、
中途半端ですが終わります。
続けられそうだったらぼちぼち書いていくかもしれません。
* ベルとベルトルトの違いに深い意味はありません
ていうか、今気づきました//
* 途中でいっぱい失敗して、読みづらくなっててごめんなさい
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- 95 : 2013/10/24(木) 01:09:48 :
- 続き干チィほちぃ
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- 96 : 2013/10/24(木) 20:05:16 :
- 書いて
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- 97 : 2013/10/24(木) 21:23:28 :
- 続いて
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- 98 : 2013/10/24(木) 21:23:51 :
- まだ???
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