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This time to spend with Ani 【ジャンアニ】

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  1. 1 : : 2014/03/28(金) 22:57:26
    蘭々さんからのリクエスト作品となっておりますm(_ _)m

    相変わらず表現力0の私ですが...
    それでも読んでくれるという優しいお方!

    そして、リクエストをくれたお方!

    ありがとうございます!!(´;ω;`)


    ちなみに....

    http://www.ssnote.net/groups/90/archives/5

    こちらでリクエスト募集しております。


    のろーりのろーりの亀更新ですが...よろしくです。
  2. 2 : : 2014/03/28(金) 23:04:49
    俺は訓練兵に入ってミカサと、もう一人に一目惚れした。

    ...アニに一目惚れしたんだ。


    だけど、それに気づくにはまだ時間がかかりそうで...


    -----------------
    -------------
    ---------
    -----
    --
    -




    ~食堂~



    マルコ「またミカサの事見てる...」


    ため息混じりにマルコが言う。

     それに対しコニーは何が何だか分からない様子だった。


    コニー「ジャンがミカサの事を見てるのは分かるけどよ
    ...それがどうしたんだ?」

    ジャン「馬鹿には一生分かんねぇよ」


    コニー「馬鹿...か。」


    『馬鹿』と言われ、少し落ち込んでいるが
    それをスルーしてマルコは立ち上がる。


    マルコ「ジャン、そろそろ行くよ」

    ジャン「あぁ、先行っててくれ。」

    マルコ「どうしたの?」

    ジャン「ちょっとトイレ」

    マルコ「分かった。早めに来てね」

    コニー「んじゃなー」

    ジャン「おう。」
  3. 3 : : 2014/03/28(金) 23:06:39
    エレアニは多すぎるので飽きてたな    ジャンアニは珍しいので超期待!
  4. 4 : : 2014/03/28(金) 23:07:35
    >>3さん

    エレアニが定着しすぎたみたいだw

    頑張ります!b
  5. 5 : : 2014/03/28(金) 23:10:01
    ジャン好き!!期待です!!
  6. 6 : : 2014/03/28(金) 23:10:38
    >>5さん

    私も最近ジャンが好きです(笑)
    頑張ります!b

  7. 7 : : 2014/03/28(金) 23:16:02
    ~廊下~


    ジャン「あー、スッキリした...」


    訓練に戻る途中
     何か大きな箱を持った人が現れた。


    「...んっ...おも...」


    何段も積み重ねた備品のせいで姿が見えない。

    流石に辛そうだったので手伝うことにした。
    丁度手も空いているし...


    ジャン「重そうだな。持とうか?」


    備品を持っていたのはアニだった。


    アニ「悪いよ。...訓練に遅れちまうだろ?」

    ジャン「お前はどうするんだよ?」

    アニ「別に...遅らせない様にするさ。」


    大丈夫と言って強がるが
    いくらなんでも...このスピードでは遅れてしまう。


    ジャン「その速さで行った所で間に合うとも思えねぇ」

    アニ「無駄話をしている時点でどうかと思うけどね。」

    ジャン「とにかく!...持つからよこせ」ヒョイ


    軽く20キロは超えていた。
     こんなのをアニ1人に持たせるなんて。


    ジャン「か弱い乙女に力仕事は似合わねぇよ...」

    アニ「か弱い...///」

    ジャン「ぼさっとすんな。行くぞ」
  8. 8 : : 2014/03/28(金) 23:25:21
    あれ、なんでだ?
     いつもの俺なら手伝って無い筈なのに
      アニを見た途端『助けねぇと』って思った。


    ジャン「ほらよ」


    そうこうしている内に倉庫に着いた。


    アニ「あ、ありがと...」

    ジャン「なんだ?アニらしくねぇな」

    アニ「ジャンだって。いつもは手伝わないくせに」


    確かに、アニの言う通りだ。


    ジャン「お前見てたらその...手伝わずにはいられなかったんだよ。」

    アニ「へぇ?...なんでだい?」

    ジャン「...よく『力強い』とか言われてるだろ?」

    アニ「うん」

    ジャン「だけどよぉ...俺にはそう見えないんだよな」

    アニ「つまり...『か弱い』と?」

    ジャン「お、おう」


    当たり前だ。
     ほっそりした体つきで力が強い奴ってあんまり居ない。

    ライナーみたいに筋トレしている様にも見えないし。


    ジャン「ほら、早くしねぇと訓練遅れるぞ」

    アニ「...///」
  9. 9 : : 2014/03/28(金) 23:37:39
    振り向きもせず、すたすたと歩く。
     アニはそれを追いかける様に早歩きをする。

    その光景はなんだかとても微笑ましくて...

    兄妹の様な、親近感を感じた。


    ~訓練中~


    ジャン「あー、誰かいねぇかなー...」


    対人格闘の訓練中、俺は組んでくれる相手を探していた。

    そして、ふと目に入ってきた。


    ジャン「アニ、良かったら俺と組まねぇか?」

    アニ「ん?...別にいいけど。手加減はしないよ」

    ジャン「分かってる。」


    アニが身構える。
    そこには独特な風格が漂っていた。


    アニ「行くよ...!」

    ジャン「来い!」

    アニ「...フンッ!」

    ジャン「っ!」


    足を蹴られたのか?


    ジャン「!?...なんだ?立てねぇ...」

    アニ「悪いね。ほら」


    アニが手を差し伸べる。
    よく見ると、とても小さな手だった。


    ジャン「お前の手、ちっせぇな」

    アニ「は?」
  10. 10 : : 2014/03/28(金) 23:54:18
    アニ「それ...どういう意味?」

    ジャン「いや!違うぞ!俺はなぁ...」


    『俺は』で言葉が詰まった。
    今思っている事を口にすれば必ず怒る...そう思った。


    アニ「言わないとシバくよ」


    言い逃れが出来そうに無いので
    しぶしぶ言った。


    ジャン「俺は...可愛いって意味で言ったんだよ...」

    アニ「...」


    アニが黙り込む。

    怒られるか?


    アニ「ふふっ...今日のアンタ、らしくないよ?」


    怒るかと思えば少し微笑を浮かべる。

    いつも笑わないアニが笑っている。
    そっちこそ変だと思うが...


    ジャン「今日のお前もらしくねぇぞ...」

    アニ「そ、そんな事はないって...」アセ
  11. 11 : : 2014/03/29(土) 21:34:03
    アニ「ジャンってさぁ...」

    ジャン「?」

    アニ「意外とその....優しいんだね」

    ジャン「ふぅん?」


    照れくさそうにアニが言う。
    照れている所は初めて見るが、案外可愛い。


    ジャン「お前、人の良い所見つけるの上手いよな」

    アニ「そう?」

    ジャン「あぁ。...俺優しいとか言われたことねぇわ」

    アニ「へぇ」


    軽く流されてしまった。


    ジャン「...お前だって十分優しいぜ?」

    アニ「!?」

    ジャン「....んだよ」

    アニ「いや、何でもない。...どっか行ってくる。」

    ジャン「お、おい...」


    そう言ってスタスタと早歩きで行ってしまった。


    ジャン「....?」
  12. 12 : : 2014/03/29(土) 21:46:35
    ~食堂~


    マルコ「今日のジャン。なんだか楽しそうだね」

    マルコ「何かあったの?」

    ジャン「!?...な、なんにもねぇよ」


    そんなに楽しそうにしていたのか。
    マルコは「どうしたの?」と聞いてくる。


    コニー「お前が楽しそうだって?...いつもの馬面じゃねぇか」

    ジャン「んだよ『馬面』って...」


    コニーは鈍感過ぎる。
    死に急ぎ野郎に次ぐ...鈍感野郎だ。


    「隣...いいかい?」


    ジャン「ん?...あぁ、いいぞ...」

    ジャン「----って、アニ!?」

    アニ「な、なに」

    マルコ「(そういう事か)」

    コニー「何驚いてんだよ...」

    アニ「あぁ、話の途中だった?...悪いね」

    マルコ「僕たちなら大丈夫だよ!」

    コニー「ジャンの奴どうしたんだ?」

    ジャン「い、いや...何でもない。」


    アニを見るとあの時の事を思い出してしまう。
    少し照れている...アニの顔を。
  13. 13 : : 2014/03/29(土) 21:47:00
    おおぉぉぉぉぉぉぉぉ!
    期待!頑張って!
    あと、リクエストをやってくれてありがと!
  14. 14 : : 2014/03/29(土) 21:48:19
    >>13
    どういたしまして!(´∀`)
    悩んでる時にリクエストくれて嬉しかったのだよ...
    頑張るぜ!
  15. 15 : : 2014/03/29(土) 22:01:42
    ジャン「(なんでお前来たんだよ...)」

    小声でアニと話す。
    突然過ぎて驚いているからだ。
    ...普段、話しかけて来ないアニが、
    『隣...いいかい?』とか本当驚く。


    アニ「(心境の変化ってヤツだよ。)」

    アニ「(別に...アンタの事が好きって訳じゃないから...)」


    これは...
    「ツンデレ」というものか?


    ジャン「(本当、今日のお前変だな)」

    アニ「(知るか。)」


    少し気になったので聞いてみた。


    ジャン「(お前...俺の事好きなの?)」

    アニ「(................はっ!?///)」


    自意識過剰か。
    アニが顔を真っ赤にしてこちらを睨んでくるので、
    「すまん」と一言いって機嫌を直す。


    アニ「(...何言ってんの...本当。)」


    マルコ「2人とも、何話してるの?」

    ジャン「!?...ちょっと、な」

    マルコ「(僕の考えはやっぱり正しい)」

    コニー「内緒話とかお前ら何だよ。」

    ジャン「なんでもねぇから。」

    アニ「はぁ....」
  16. 16 : : 2014/03/30(日) 21:27:41
    ~廊下~


    ジャン「...あー、本当に焦った...」

    アニ「悪かったね。」

    ジャン「なんでお前が居るんだよ」


    アニの身長が低い為、気が付かなかった。
    ...気付いたら隣にいた。

       チョコンと。


    アニ「居てもいいだろ。」

    ジャン「ミカサに勘違いされたらどうするんだよ」

    アニ「その時はその時でしょ?」

    ジャン「...」

    アニ「まぁ、ここで話すのもなんだし...外行こうよ」

    ジャン「こっちは話す事ねぇけど?」

    アニ「私があるんだよ」

    ジャン「あっそ」


    「話があるから」と言われて
    アニの後をついて行く。
    話って一体何だ?
  17. 17 : : 2014/03/30(日) 21:32:10
    ~外~


    外はすっかり暗い。
    今日は晴れている為、星が綺麗だ。


    ジャン「んで?話ってなんだよ?」

    アニ「...」

    ジャン「ねぇんなら俺行くけど...」

    アニ「待って。...お願い、少しの間このままで居て。」


    アニが俺のジャケットの裾を掴む。
    俯いているので、表情が伺えない。


    ジャン「...?」

    アニ「ちょっと、心の準備がまだ出来てなくてさ...」

    ジャン「心の準備?」


    心の準備ってなんだ。
    告白以外に思い当たる事が無い。
    この沈黙の時間がより緊張させる。
  18. 18 : : 2014/03/30(日) 21:41:13
    アニ「なんて言ったらいいのか分からないんだけど...」

    ジャン「けど?」

    アニ「この気持ちだけは確かなんだ。」


    アニが顔を上げる。


    アニ「...ジャン、好きです。」


    涙を浮かべながら優しく...
    頬を紅く染め、悲しそうに微笑む。


    ジャン「...」


    なんで?
    なんでそんな悲しい顔をするんだ?
    ....お前には似合わねぇよ。


    アニ「叶わない恋だってのは分かってる...」

    ジャン「俺がミカサの事を好いているからか?」

    アニ「...で、でも!...私はジャンの事が------」

    ジャン「俺は...お前の事が好きだ。」

    アニ「......は?」


    ミカサ以外にも一目惚れしてる奴が居る...
    それはアニだった。

    今まで自覚していないだけで

    本当に好きなのは...アニだ。


    ジャン「今までお前と過ごした時間...楽しかったぜ」

    アニ「私もだよ」

    ジャン「多分...そこでだんだんアニに惹かれていったんだろうな」

    ジャン「アニ...俺もお前の事が好きだ。」


    そう言ってアニを強く...でも優しく抱く。
    一瞬戸惑っていたが、すぐに抱き返してきた。
  19. 19 : : 2014/03/30(日) 22:12:22
    アニ「ジャン、覚えてる?私に『か弱い』って言ってくれたこと。」

    ジャン「あぁ」

    アニ「あの時...私凄く嬉しかったんだよ」

    ジャン「そうなのか?」

    アニ「まぁね。...そのあとも仲良くしてくれてさ...」


    それで食事の時に隣に来たのか。


    アニ「別に、今すぐ付き合えって言うつもりもない...」

    アニ「でも...一緒に居る時間だけは増やしてほしいんだ。」

    ジャン「...」


    アニが離れる。
    少し名残惜しが言葉にはしない。

    キスで表す。


    アニ「!?///」


    アニが顔を真っ赤にする。
    状況が飲み込めなかったのか、あたふたするばかりだった。


    ジャン「そんなに照れるなよ...」

    アニ「て、照れるに決まってるだろ!?///」

    ジャン「照れてるお前も可愛いんだがな。」

    アニ「...バカ。」


    蹴られると思ったが
    違った。

    「これは仕返しだから」

    と言ってキスをしてきた。


    軽いキスだったが、なんともアニらしいキスだった。
  20. 20 : : 2014/03/30(日) 22:33:05
    アニ「ふふっ」

    ジャン「なっ...///」

    アニ「ジャン好きー」


    棒読み。

    棒読みだがアニからハグをしてきた。
    可愛らしい、いつもとは違うアニだった。


    ジャン「棒読みとかお前...」

    アニ「なに言ってんの、好きに決まってるでしょ。」

    ジャン「知ってるし」


    取るに足らない些細な口喧嘩。
    こういう時間も俺にとっては大切だ。

    アニと一緒にいる時間、全て。











    ジャン「これからも一緒に居ような」

    アニ「うん。」



    アニと過ごすこの時間
    いつまでも大切にしていこう。





    おわり
  21. 21 : : 2014/03/30(日) 22:36:50
    ....b

    以上になります(*´∀`*)

    初です。ジャンアニ

    いい体験になりました(笑)
    次回に活かして...


    はい。


    蘭々さん、今回はどうもです!


    ではでは...
    ここまで読んでいただきありがとうございました!m(_ _)m
  22. 22 : : 2014/03/31(月) 00:02:33
    良かったですよ(^^♪
  23. 23 : : 2014/03/31(月) 21:21:28
    >>22さん
    ありがとうございます!(*´∀`*)
  24. 24 : : 2014/04/03(木) 07:51:23
    良かったぁぁぁぁぁぁぁ!
  25. 25 : : 2014/04/10(木) 18:00:17
    >>24さん

    ありがと!( ̄ー ̄)b
  26. 26 : : 2014/04/10(木) 18:03:40
    ジャンアニ良いですね!!
    好きです!次も期待してます!
  27. 27 : : 2014/04/10(木) 18:09:17
    >>26さん

    ありがとうございます!
    次も期待してくれるなんて...嬉しいです!!(*´∀`*)
  28. 28 : : 2014/10/06(月) 07:34:37
    面白かった!ジャンアニまた書いて欲しい!
  29. 29 : : 2014/10/18(土) 08:05:31
    >>28さん

    ありがとうございます!

    初めてのジャンアニで凄く緊張しました...(笑)

    ジャンアニのネタがおりてきたら また書きます!
  30. 30 : : 2014/10/20(月) 23:50:40
    おもしろかったですよ!
    リラックス、リラックス(○´∀`○)
  31. 31 : : 2014/11/24(月) 21:23:05
    >>30さん

    ありがとうございます!

    やっぱりリラックス大事ですよね(笑)
  32. 32 : : 2014/12/06(土) 21:52:43
    うっひゃ~~~~~書いてくれてありがとう~(;∀;)ウレシナミダ
  33. 33 : : 2014/12/19(金) 17:10:37
    番回編とかで
    アニ(水晶体)とジャンの書いて♪
  34. 34 : : 2015/08/14(金) 23:30:12
    >>32さん
    返信遅くなりました…

    いえいえ!! 稚拙な文章でとても恥ずかしいのですが…
    こちらこそ、読んでくれてありがとうございます!!( ˇωˇ )
  35. 35 : : 2015/08/14(金) 23:31:04
    >>33さん
    番外編ですね! 少し考えてみます!!
    リクエストありがとうございます!!( ˇωˇ )

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lionheart

アニさん。@無浮上

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