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親友の証

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  1. 1 : : 2014/03/28(金) 09:31:20
    3月30日がエレンの誕生日なので、その日まで完成できるよう、努力します!

  2. 2 : : 2014/03/28(金) 09:35:24
    今日俺の誕生日だわ!!!期待っす!!!
  3. 3 : : 2014/03/28(金) 09:41:35
    katoruさん!お誕生日おめでとうございます!

    期待に応えられるように頑張ります!
  4. 4 : : 2014/03/28(金) 09:45:31
    じゃあ、僕は、期待&支援したいと思います
  5. 5 : : 2014/03/28(金) 09:51:37
    これは、壁外調査の2日前の出来事だ。

    3月30日

    つまり、俺の誕生日だ。
    壁外調査を2日後に控えてると言う事で、この日は休みだった。

    アルミカ 「エレーン!」

    エレン 「ん?なんだ?」

    アルミン 「ちょっとこっち来て!」

    エレン 「お、おう」

    ー食堂ー

    パパーン!

    104期 「お誕生日おめでとう!エレン!」

    エレン 「うお!びっくりした!」

    アルミカ 「どう?皆にエレンの誕生日の事話したら、お祝いやろうって言ってさー!
    壁外調査前だけど。」

    エレン 「お、お前ら…」ポロポロ

    ジャン 「おい、エレン!何泣いてんだよ!」

    エレン 「だって、こんな事5年前のあの日以来だったから…嬉しくて…」ポロポロ

    クリスタ 「エレンも泣くことあるんだね!」

    サシャ 「そうですね!」

    コニー 「今日は、壁外調査前だけどさ、楽しもうぜ!」

    エレン 「そうだな!」

  6. 6 : : 2014/03/28(金) 10:10:46
    ガチャ

    104期 「!アニ!」

    アニ 「エレン…誕生日…おめでとう!あと…あと…」ポロポロ

    エレン 「アニ、もういいから。な?ほら泣くな!」ダキッ

    アニ 「エレン!ごめんなさーい!」ポロポロ

    104期 「ハンジ分隊長!エルヴィン団長!リヴァイ兵長!」

    ハンジ 「エーレーン!誕生日おめでとう!」

    エルヴィン 「エレン誕生日おめでとう。あと、新リヴァイ班にアニが加わった。」

    リヴァイ 「エレン…誕生日おめでとう。」

    104期 「えーー!」

    アニ 「これからもよろしくお願いします。」

    104期 「よろしく!」
  7. 7 : : 2014/03/28(金) 10:19:26
    アルミン 「エレンこれ、僕から!」

    エレン 「ブレスレットか!」

    アルミン 「うん!僕達3人お揃いだよ!エレンはペリドット、僕はサファイア、ミカサはローズクォーターだよ!」

    エレン 「ありがとな!」

    ミカサ 「エレン。これ私から。」

    エレン 「リングか!」

    ミカサ 「これも3人お揃い。アルミンがスカイブルー、エレンがワインレッド、私がホワイト」

    エレン 「ありがとな!」

    ハンジ 「幼馴染って良いねぇ!」

    リヴァイ 「あぁ、俺もペトラ達にお祝いされたな。」ポロッ

    ハンジ 「あっれー?リヴァイ泣いてんの?」

    リヴァイ 「泣いてねぇよ」
  8. 8 : : 2014/03/28(金) 10:46:47
    エルヴィン 「さぁ皆!今日は酒も用意した!沢山たのしみなさい!」

    104期 「やった〜!」

    アルミン 「では、改めてエレンの誕生日に…」

    104期&上官 「乾杯〜!」

    ワイワイガヤガヤ ワイワイガヤガヤ

    クリスタ 「あっれー?へーちょー飲まないんですかぁ?」

    リヴァイ 「あぁ」

    アルミン 「クリスタってお酒に弱いんだね…」

    エレン 「そうだな…」

    ハンジ 「みんなぁ!一気飲み競争やるよぉ!」

    104期 「おー!」

    エルヴィン 「よーい…スタート!」

    ゴクゴク…

    10分後…

    アルミン 「僕、もう無理…」バタッ

    ジャン 「え!?もうか?アルミンは酒に弱ーなー!」

    さらに20分後…

    エレン 「俺も、もう無理…」バタッ

    コニー 「俺も…」バタッ

    サシャ 「男子共はお酒に弱過ぎですねぇ!」

    アニ 「あぁ」
  9. 9 : : 2014/03/28(金) 11:27:59
    さらに30分後…

    ジャン 「俺、もう無理…」バタッ

    ミカサ 「男子全滅!」

    女子 「イェーイ!」

    アルミン 「まさか、ここまで女子がお酒につよいとは…」

    エレン 「女子、恐るべし…」

    ハンジ 「あらあら、104期の男子もう倒れちゃったの?」

    エレン 「ははー…あれ?兵長飲まないんですか?」

    リヴァイ 「あぁ」

    アルミン 「なんでですかぁ?」

    ハンジ 「リヴァイはねぇ!お酒に弱過ぎなんだよぉ!一口飲んだr…「黙れクソメガネ」ドカッ

    ハンジ 「いってぇぇぇ!」

    ハンジ 「なんで殴るんだよぉリヴァイ!」

    リヴァイ 「お前が無駄口叩くからだ。」

    ハンジ 「酷いなぁ!」

    104期&上官 「あははは!」
  10. 10 : : 2014/03/28(金) 12:29:42
    アルミン 「団長。」

    エルヴィン 「どうした?」

    アルミン 「明後日は、壁外調査ですしもうお開きにしませんか?」

    エルヴィン 「そうだな」

    アルミン 「みんなぁ!明後日は壁外調査だから、今日はお開きにして調査が終わってからまたやらないかぁ?」

    104期 「賛成〜!」

    アルミン 「じゃあ、今日は解散!」
  11. 11 : : 2014/03/28(金) 13:56:26
    エレン 「今日は楽しかったなぁ!」

    俺はそんな事を思いながら、明後日の準備をした。
    悲しい事が起きると知らずに…

    2日後…

    アルミン 「エレン!ミカサ!おはよう!」

    エレミカ 「おはよう!」

    アルミン 「お!エレン早速着けてくれてるんだね!」

    ミカサ 「あ!本当だ!」

    エレン 「おう!」

    アルミン 「僕も着けようかなぁ」

    ミカサ 「私は着ける!」

    アルミン 「じゃあ、僕も!」

    エレン 「今回も必ず生き残ろう!」

    アルミカ 「おーー!」
  12. 12 : : 2014/03/28(金) 22:35:14
    エルヴィン 「第××回壁外調査を始める。前進せよー!!」

    パカラッパカラッパカラッパカラッ

    ジャン 「前方西200m10m級接近!
    後列の人に任せます!」
  13. 13 : : 2014/03/29(土) 12:39:50
    アルミン 「前方東300m7m級接近!後列の人に任せます!」
  14. 14 : : 2014/03/29(土) 14:06:00
    きたいぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃl!!!!!!!
  15. 15 : : 2014/03/30(日) 01:29:48
    エルヴィン 「索敵展開!」

    パカラッパカラッパカラッパカラッ

    アルミン (巨人多過ぎでしょ…)パーン!

    エレン (アルミンの方からだ。緑の煙弾っと)パーン!

    エルヴィン (では、こっちへ方向転換っと)パーン!

    アルミン 「奇行種だ!くそ〜!」シャキン

    奇行種 「 」ダンダンダンダン

    アルミン 「おりゃ!」ザクッ

    奇行種 「 」シュー

    アルミン 「よし!」

    エレン 「アルミーン!」

    アルミン 「エレン!」

    エレン 「アルミン、伝達だ。右翼側巨人多数襲来!ほぼ、壊滅状態!」

    アルミン 「だからか!やけに多いと思った!」

    エレン 「これを左に!」

    アルミン 「オーケー!左は…クリスタか!」

    パカラッパカラッパカラッパカラッ

    アルミン 「クリスタ〜!」

    クリスタ 「アルミン!」

    アルミン 「クリスタ、伝達だ!右翼側、巨人多数襲来!ほぼ、壊滅状態!」

    クリスタ 「分かった!これを左にね!」

    アルミン 「察しが早くてなによりだ!なるべく早くお願い!」

    クリスタ 「オーケー!」

    パカラッパカラッパカラッパカラッ

    アルミン 「エレーン!」

    エレン 「アルミン!もどったか!」

    アルミン 「うん!クリスタに伝えて来たよ!」

    エレン 「ありがとう!」

    巨人 「 」ダンダンダンダン

    エレアル 「!!」

    エレン 「なんで巨人が、こんなところに!?」

    アルミン 「あーもー!今日、運悪過ぎ!」

    エレン 「アルミン!危ない!」

    アルミン 「!」ガシッ

    巨人 「 」アーン

    エレン 「アルミンを離せ!」ザクッ

    巨人 「 」シュー

    アルミン 「 」ヒュー

    エレン 「 」キャッチ

    エレン 「アルミン!大丈夫か?!アルミン!」

    アルミン 「エ…レン…」

    エレン 「アルミン!意識はあるか?!」

    アルミン 「少し…なら…でももう…無理…みたい…」

    エレン 「嘘だろ…」

    アルミン 「あはは…結局…足手まといに…なっちゃった」

    エレン 「足手まといになんかなってねぇよ!」

    アルミン 「エレンに…言ってもらえると…嬉しいなぁ。エレン…聞いてくれるかい?」

    エレン 「おう。なんだ?」

    アルミン 「3人で…壁の…外に冒険するっていう約束…守れなくて…ごめんね…」

    アルミン 「海を見に行くって言う約束も…守れなくて…ごめんね」

    アルミン 「そして…エレン…僕の…友達に…なってくれて…あり…がと…」

    アルミン 「僕の…右腕にある…ブレスレットと…リング取ってくれるかい?」

    エレン 「おう。取ったぞ…」

    アルミン 「あり…がと。エレン…それを僕だと…思って…これからも…頑張ってね…」

    エレン 「おい…アルミン!そんなこと言うなよ!」

    アルミン 「その…リングとブレスレットは…親友の証…だよ?」

    エレン 「おい…アルミン!3人で外の世界を探検するんだろ?海を…海を見に行くんだろ?そんなこと…そんなこと言うなよ!」

    アルミン 「エレン…僕には…もう…無理だ…104期の皆と…せめてミカサと…2人で行ってくれ…」

    エレン 「そんなの…そんなの嫌だよ!お前と3人で行きたいんだ!」

    アルミン 「エレン…最後に…今まで…親友でいてくれて…ありがと…さよ…な…ら…」

    エレン 「アルミン…アルミン!おい…おい!」

    アルミン 「 」

    エレン 「アルミーン!うゎー!」ポロポロ
  16. 16 : : 2014/03/30(日) 01:47:30
    ミカサ 「エレン!早く馬に乗って!アルミンm…!」

    エレン 「ゔ…ゔ!アル…ミン!うゎーん!」ギュッポロポロ

    ミカサ 「嘘…でしょ?」ポロポロ

    ミカサ 「ねぇ…アルミン!私達を置いて逝くの?ねぇ…ねぇってば!」ポロポロ

    エレン 「ゔ…ゔ!ミカサ…馬に…乗ろう…アルミンを乗せて…撤退しよ…命令が…出たん…だろ?」グスッ

    ミカサ 「えぇ…行き…ましょ…」グスッ

    パカラッパカラッパカラッパカラッ

    ー旧調査兵団本部ー

    サシャ 「いや〜今回も無事で良かったです!」

    クリスタ 「そうだね!あれ?エレン達は?」

    コニー 「もう少しで来るんじゃないか?」

    ガチャ

    コニー 「ほら!…」

    エレン 「みんな…」グスッ

    サシャ 「エレン…抱いてるのってもしかして…」

    アニ 「ア…ルミン?」

    ミカサ 「ヒック…ヒック…ゔ…ゔ」ポロポロ

    ジャン 「おいおい…嘘だろ?今日の朝まで…元気だったあいつが…」

    エレン 「ゔ…ゔ…俺の…せいで…アルミンは…」グスッ

    エレン 「俺が…俺がもう少し早く…気付いてれば…アルミンは…死ななくて…済んだのに…」ポロポロ

    クリスタ 「嘘…だ…私に伝達を…く…れたアルミンが…」ポロポロ

    104期 「うぇーん!」ポロポロ

    リヴァイ 「お前ら…」

    104期 「へーちょー!」ポロポロ

    リヴァイ 「明日から、訓練だったが…1週間休みだ。思う存分泣け。」

    104期 「へーちょー!」ポロポロ


  17. 17 : : 2014/03/30(日) 02:18:11
    俺達はそれから1週間アルミンの側でずっと泣いてた。
    他の奴らは、1週間で済んだが付き合いが長かった俺とミカサは泣いても泣いても泣ききれなかった。

    エレン 「アルミン…アルミン!ごめんな…ごめんな!」ポロポロ

    ミカサ 「アルミン…ヒック…ヒック」ポロポロ

    リヴァイ 「お前ら泣きすぎだ。あいつはお前らのなく姿を望んでないと思うぞ。」

    エレン 「兵長…でも…でも…はっ!」

    アルミン 『これを…僕だと…思って…頑張ってね…』

    アルミン 『僕は…いなくても…せめてミカサと…行って来てね!』

    エレン (そうだ…俺はアルミンに託されたんだ…)

    エレン 「ミカサ…もう泣くのはよそう。」

    ミカサ 「えっ…」グスッ

    エレン 「俺、アルミンに言われたんだ…これを僕だと思って頑張ってね、ミカサと一緒に海を見たり外の世界を探検してねって…」

    ミカサ 「分かった…アルミンの言うとおりに行こう。」

    エレン 「おう。巨人を駆逐して、一緒に行こう。」

    ミカサ 「でも、最後だけ…」ギュッ

    ミカサ 「うゎーん!」ポロポロ

    エレン 「俺も…」ギュッ

    エレン 「うゎーん!」ポロポロ

    リヴァイ 「アルミン…良い親友を持ったな…」

    ミカサ 「エレン…見てなんかアルミン微笑んでるみたい。」

    エレン 「そうだな」

    ミカサ 「天国で、お父さんやお母さん、おじいちゃんに会ったのかな。」

    エレン 「そうみたいだな」


  18. 18 : : 2014/03/30(日) 02:22:32
    アルミンは微笑んでるみたいだった。
    それも、なんか安心した様子で…

    アルミン。
    俺は必ず巨人共を駆逐して、ミカサや同期達と海を見たり、外の世界へ探検しに行くからな!
    もちろん、お前も一緒に。
    だから、天国で見守っていてくれ!
    俺がそっちへ行った時たくさん話してあげるからな!
    待っていてくれよ!

    ー完ー
  19. 19 : : 2014/03/31(月) 00:23:37
    ー後日談ー

    アルミンの死を吹っ切れたと思ったがここ連日、アルミンの夢ばかり見て朝には目が真っ赤になっていた。

    〜夢〜

    10年前

    アルミン 「エレーン!」

    エレン 「お!アルミン!じゃ行こうか!」

    アルミン 「うん!」

    ー花畑ー

    アルミン 「わぁ!」

    エレン 「すごいな!」

    アルミン 「うん!」

    アルミン 「あっ!」ガサゴソ

    アルミン 「エレーン!」手招き

    エレン 「ん?なんだ?」

    アルミン 「はい!これあげる!」

    エレン 「花…冠か?」

    アルミン 「うん!この花はね、二輪草と言って花言葉は友情を意味するんだよ!」

    エレン 「へぇ!アルミンありがとな!」

    アルミン 「いえいえ!」

    エレン 「じゃあ、俺も!」ガサゴソ

    エレン 「出来た!はい!」

    アルミン 「わぁ!ありがと!」

    エレン 「花の名前や花言葉はわからないけど、きれいだったから」

    アルミン 「ふふっエレンこの花はね、ジンチョウゲって言って、永遠の意味を持つんだよ!」

    エレン 「そうなのか!じゃあ、俺達はずっと友達いや…親友でいような!」

    アルミン 「うん!」
  20. 20 : : 2014/03/31(月) 00:58:31
    エレン (あの頃は…楽しかったなぁ…アルミン嬉しそう)ツー

    ??? 「エレン!エレーン!」

    エレン 「ぅぅ…んなんだ?」ポロッ

    アルミン 「また、泣いてるの?」

    エレン 「泣いてなんかねーよアルミn…アルミン!?」

    アルミン 「ほら、泣かないで!」

    エレン 「アルミン…お前…なんで…」ポロポロ

    アルミン 「ほら!泣かないで!僕まで悲しいよ」

    エレン 「だって…」ポロポロ

    アルミン 「あーもう!良い加減怒るよ?」

    エレン 「すまん…」グスッ

    アルミン 「僕ね、エレンの事が心配でちょっと様子見てたんだ。そしたら、毎日のように泣いていたから…」

    エレン 「だって…毎日のようにお前の夢を見るから懐かしくて悲しくて知らないうちに涙が出て翌朝には目が真っ赤になって…」

  21. 21 : : 2014/03/31(月) 01:30:38
    アルミン 「そう…なのか…」

    アルミン 「じゃあ、毎日寝る前に僕とお話ししよっか!」

    エレン 「えっ」

    アルミン 「それか、一緒に寝ようか?」

    エレン 「アルミン…なんで俺にそんな事…」ポロッ

    アルミン 「だって、次の日の訓練に支障が出て怪我したら大変だし、第一親友の悲しい顔や悲しい涙を見たくないんだ。」

    エレン 「ゔ…ゔ…アルミン…ギュッとしてくれねえか…」

    アルミン 「あぁ、良いよ。おいで!」ギュッ

    エレン 「ゔ…ゔ…アルミン!うわー!会いたかった…会いたかったよ!」ポロポロギュッ

    アルミン 「あはは僕もだよ。」ギュッ&ヨシヨシ

    〜5分後〜

    アルミン 「エレン。おさまったかい?」

    エレン 「うん…アルミンありがとう。久しぶりによく眠れると思うよ!」

    アルミン 「それは、良かった!」

    エレン 「アルミン。また明日も来る?」

    アルミン 「僕はいつも側にいるよ。」

    エレン 「本当か!」

    アルミン 「あぁ本当さ。でも明日は少し遅くなるとおもうなぁ。」

    エレン 「なんでだ?」

    アルミン 「ミカサがさ、ずっと泣いてるんだ。だから、少し慰めないと。」

    エレン 「はは、そうだな。」

    アルミン 「じゃあ、おやすみエレン」

    エレン 「あぁ、おやすみアルミン。」
  22. 22 : : 2014/03/31(月) 07:01:14
    次の日

    エレン 「んーん!よく寝たなぁ!アルミンは…いるわけ無いよな…」

    アルミン 「いるよー!」ヒョコ

    エレン 「うお!」

    アルミン 「昨日ねずっと君の隣でトントンしてあげてたんだよ!」ニコッ

    エレン 「トントンって…恥ずかしいことすんなよ…」

    アルミン 「まぁ良いじゃん!それより食堂行かないの?」

    エレン 「あっそうだ!忘れてた!」
  23. 23 : : 2014/03/31(月) 08:38:36
    ー食堂ー

    ワイワイガヤガヤワイワイガヤガヤ

    ミカサ (エレン…吹っ切れたのかなぁ…目が赤くない…)モグモグ

    エレン 「ん?どうしたんだ?ミカサ」

    ミカサ 「え?あっいや、エレン吹っ切れたのかなぁって」

    エレン 「まぁな」

    ミカサ 「どうやって吹っ切れたの?」

    エレン 「まぁそれは今晩わかるよ」

    ミカサ 「??」
  24. 24 : : 2014/03/31(月) 09:23:35
    ー夜ー

    コンコン

    ミカサ 「はーい!」

    ガチャ

    アルミン 「ミカサ」

    ミカサ 「えっ嘘…でしょ?」

    アルミン 「本当さ。ほら」ギュッ

    ミカサ 「ゔ…ゔ…うわー!」ポロポロ

    アルミン 「ほら、もうミカサも泣かないで!」

    ミカサ 「でも…でもヒック…」ポロポロ

    アルミン 「僕ね、2人が心配でちょっと様子見てたんだ。そしたら、毎日のように泣いていたから…」

    ミカサ 「だって…だってぇアルミンのいない生活なんて考えられないよ!」
  25. 25 : : 2014/03/31(月) 10:39:16
    アルミン 「でも、慣れなきゃ…ね?」

    ミカサ 「ゔ…ゔ…ヒック…ヒック」グスッ

    アルミン 「今日はミカサが寝るまで側にいてあげるから」

    ミカサ 「本当?」

    アルミン 「うん」

    ミカサ 「じゃあ、ギュッてして!」

    アルミン 「ミカサもエレンと同じ事言うんだね。良いよおいで!」

    ミカサ 「アルミーン!会いだかったよー!」ポロポロ

    アルミン 「僕もだよ。」ギュッ&ヨシヨシ

    〜5分後〜

    アルミン 「寝たね」

    ミカサ 「zzz」

    アルミン 「おやすみ。ミカサ」

    ーエレンの部屋ー

    アルミン 「エレーン」

    エレン 「zzz」ポロッ

    アルミン 「あっ寝てる…けどまた泣いてる…」

    エレン 「…アルミン?」ポロッ

    アルミン 「エレン、また泣いてるの?」

    エレン 「えっ…あっ本当だ…」ポロッ

    アルミン 「もう、僕がいるんだから泣かないでよ。」ギュッ

    エレン 「でも、俺…自覚無いんだ…」

    アルミン 「一体何年前の夢を見てるんだい?」

    エレン 「10年前…」

    アルミン 「そんなに前の…」

    エレン 「昨日はな!お前と花畑へ行った夢をみたんだ!」

    アルミン 「あぁ確か僕が友情の意味を持つ二輪草で冠を作り、エレンが永遠の意味を持つジンチョウゲで作ってくれたんだよね」

    エレン 「よく覚えてるな…」

  26. 26 : : 2014/03/31(月) 19:30:21
    アルミン 「当たり前だよ!今日は?」

    エレン 「今日は…」ポロッ

    アルミン 「え!ど、どうしたの?」

    エレン 「今日はな…6年前の出来事でお前とミカサが俺の誕生日を祝ってくれた夢を見たんだ」ポロポロ

    エレン 「その後、この前の誕生日の時が出て来て、アルミンが嬉しそうに笑ってるから、涙が…」

    ギュッ

    エレン 「えっ…」

    アルミン 「なんでエレンは、僕が嬉しそうに笑ってる夢しかみないんだろうね」ニコッ&ギュッ

    エレン 「…」ポロポロ

    アルミン 「それはねエレン。君が僕の前で嬉しそうに笑ってるからだよ。」ギュッ

    エレン 「えっ…」

    アルミン 「僕が泣いたのってねいじめられてる時とおじいちゃんが死んだ時ぐらいだよ。」ギュッ

    アルミン 「だからね、僕が笑ってるのってエレンも一緒に笑ってるんだよ?それだけ楽しい思い出ばかりだということじゃん。」
  27. 27 : : 2014/03/31(月) 20:16:01
    エレン 「ゔ…ゔ…ヒック」ポロポロ

    アルミン 「ほら、君がいつまでも泣いてたら僕は成仏出来ないよ?」

    エレン 「えっ…」ポロッ

    アルミン 「なんかね、この世で未練があると成仏出来ないらしいんだ。だから、僕の未練は君達がいつまでも泣いていて前を向かないでずっと過去を引きずってることなんだと思うんだ。」

    エレン 「だって…あの時、俺がもっと…もっと早く気付いてたら…」
  28. 28 : : 2014/04/01(火) 23:33:50
    アルミン 「もう!それが駄目なの!過去を振り返らずに前に歩まなきゃ!」

    エレン 「そ、そうだよな!前…向かなきゃ駄目…だよな!」

    アルミン 「その調子だよ!」

    エレン 「いつまでもお前に苦労掛けちゃ駄目だよな!」

    アルミン (あっ…自覚してたんだ…)

    エレン 「どうしたんだ?」

    アルミン 「うん?あっなんでも無いよ!ははっ!」

    エレン 「そうか?じゃ俺もう寝るわ。今日もありがとな!」

    アルミン 「うん!おやすみ!今日もトントンしようか?」

    エレン 「zzz」

    アルミン 「あっ寝てる…」
  29. 29 : : 2014/04/02(水) 01:35:15
    アルミン 「エレンの寝顔可愛いなぁ」

    アルミン 「今日は兵長の部屋に行ってみようかなぁ」

    ーリヴァイ部屋ー

    リヴァイ 「ゔ…ゔ…グスッ…」ポロッ

    アルミン (あっ兵長泣いてる…)

    リヴァイ 「ゔ…ゔ…ペトラ…グスッ」ポロポロ

    アルミン (そっか!兵長はペトラさんに会いたいのか!よーし!)

    コンコン

    リヴァイ 「!…入れ」

    ??? 「兵長。お久しぶりです!」

    リヴァイ 「!ペトラ?お前何故…ここに!」

    ペトラ 「それは、彼に聞いてください。」

    アルミン 「兵長。お久しぶりです!」

    リヴァイ 「アルミン!お前も何故…」

    アルミン 「僕は、エレン達が心配で少し様子を見に!それで兵長の部屋を伺うと泣いていたので…」

    リヴァイ 「見られてたのか/////」
  30. 30 : : 2014/04/02(水) 01:42:20
    ペトラ 「私達幽霊には、全てお見通しですよ〜!」

    リヴァイ 「ペトラ…すまなかった。俺がもう少し早く駆けつけていたら、お前達を死なせなくて済んだのに…」

    ペトラ 「もう良いですよ。その代わりに巨人を一匹残らず駆逐してくださいね?」

    リヴァイ 「当たり前だ。必ずやって見せる!」

    ペトラ 「そういえば、ナナバやミケさんがこっちで応援してるよ〜!っていってましたよ!」

    リヴァイ 「そうか…」

    ペトラ 「じゃ、おやすみなさい!」

    リヴァイ 「あぁ、おやすみ」

    アルミン 「では、僕も失礼しました!」
  31. 31 : : 2014/04/02(水) 10:22:11
    ー次の日ー

    エレン 「おはよー」

    アルミン 「おはよー。ねぇねぇ今日さー僕も一緒に、食堂行っても良い?」

    エレン 「良いぞー」

    アルミン 「よっしゃー!じゃあ、早く行こう!」

    エレン 「ちょっと待てよ!そんなにせかすなよー!」

    ー食堂ー

    エレアル 「おはよーミカサ。」

    ミカサ 「おはよーエレン、アルミン」

    ガタガタ!

    エレン 「ん?どうしたんだ?皆」

    ジャン 「なぁ冗談じゃねぇだろうな?お前ら」

    アニ 「いくら、アルミンが恋しいからって…ね?」

    アルミン 「冗談じゃ無いよー!」ヒョコ

    104期 「えぇーーーーーーー!」

  32. 32 : : 2014/04/02(水) 11:45:17
    コニー 「なぁ、俺にアルミンが見えるのは俺がバカだからだよな!」

    クリスタ 「ううん大丈夫だよ…私にも見えてるから…」

    コニー 「え!じゃあクリスタもバカなのか?!」

    サシャ 「ちょっとコニー黙っててください」

    コニー 「おう…」

    アルミン 「あ!そうだ!どうぞ〜入って来て!」

    104期 「??」

    マルコ 「ジャン!元気だった?」

    ジャン 「マルコ!」

    ミーナ 「アニー!久しぶり!」

    アニ 「ミーナ!」

  33. 33 : : 2014/04/05(土) 11:41:29
    ミーナ 「もう!びっくりしたよ!アルミンが急にこっちに来るんだから!」

    マルコ 「本当だよ!」

    アルミン 「まぁまだ成仏してないけどね。」

    アルミン 「あっそうだ!マルコ!」

    マルコ 「うん!ジャン少し遅くなっけど誕生日おめでとう!」っケーキ

    ジャン 「おまっ覚えててくれてたのか…」

    マルコ 「当たり前じゃないか!僕たち親友でしょ?」

    ジャン 「ありがとな…」ポロッ

    ハンジ 「あのさ…感動なところ申し訳ないんだけど、エレンとアニは実験、ミカサ達は訓練始まるよ?」

    エレン 「やっべ!おい!お前ら行くぞ!」

    104期 「おう!」

    アルミン 「じゃあ僕エレンについて行こうかなぁ〜」

    マルコ 「僕たちは帰るね!」

    ミーナ 「バイバーイ!」

    アルミン 「うん!バイバーイ!」

  34. 34 : : 2014/04/06(日) 23:30:26
    ー夜ー

    エレン 「あー!疲れた!」

    アルミン 「お疲れ様」

    アルミン 「エレン」

    エレン 「ん?なんだ?」

    アルミン 「ミカサを呼んでくれるかい?」

    エレン 「おう良いぞ!」

    〜5分後〜

    ミカサ 「何?アルミン」

    アルミン 「あのさ…ひとつ言っておきたいんだけど…」

    アルミン 「僕はいつまでも生きられる訳無いんだ。だから、もし僕が急にいなくなっても悲しまないでくれ。わかったかい?」

    エレミカ 「…」

    アルミン 「おーい!二人とも〜!僕は今逝くんじゃ無いんだよ?」

    エレミカ 「わかった…」

    ミカサ 「ねぇエレン、アルミン。私今日3人で寝たい。」

    エレン 「わかった。兵長に許可貰って来るな!」ガチャ

    アルミカ 「…」

    ミカサ 「アル…ミン」ポロッダキッ

    アルミン 「ミカサはいつになっても甘えん坊さんだね」ギュッ

    ミカサ 「うぇーん!…ヒック…グスッ…」ポロッポロッ

    アルミン 「ほらほら、エレンにも言ったけど、ミカサやエレンがいつまでも泣いてたら僕は成仏出来ないんだよ?」ギュッ

    アルミン 「もう、僕が死んで2ヶ月だよ?」

    ミカサ 「グスッ…わがった…グスッ…」ポロッ

    アルミン 「ミカサは良い子だね」ナデナデ

    ガチャ

    エレン 「兵長に許可貰って来たぞ!」

    アルミン 「じゃ、今日は3人で寝よう!」

    ミカサ 「アルミンが真ん中」

    エレン 「そうだな!で、俺達が両脇でアルミンと腕組んで寝るってどうだ?」

    ミカサ 「そうね。アルミンはそれで良い?」

    アルミン 「エレンとミカサがそれで満足ならなんでも」

    エレン 「じゃ、決まりだな!」
  35. 35 : : 2014/04/07(月) 15:29:59
    アルミン (後1ヶ月…それまでに使命を果たさなければ…)

    ー朝ー

    アルミン 「ん…朝か…」ムクッ

    エレミカ 「zzz」

    アルミン 「あっ笑ってる…良い夢なのかなぁ…」

    ミカサ 「ん…アルミンおはよ…」ムクッ

    アルミン 「おはよ!良い夢だった?」

    ミカサ 「な、なんでわかったの!?」

    アルミン 「笑ってたから」

    ミカサ 「ふふっ良い夢だったよ」
  36. 36 : : 2014/04/15(火) 21:18:35
    僕が二人の前に現れて1ヶ月…
    二人は僕が死んだことを忘れたかのように笑顔になっていた。

    そして、残り3日…

    エレン 「あー!疲れた…」

    アルミン 「お疲れエレン」

    エレン 「しっかし座標の訓練って疲れるなぁ」

    アルミン 「しょうがないよ。人類のためだから。」

    エレン 「そうだよな!…なぁアルミン」

    アルミン 「ん?なに?」

    エレン 「お前、最近元気なくねぇか?」

    アルミン 「そうかな…?あはは…」

    エレン 「なんかあるならいつでも言えよ?」

    アルミン 「大丈夫だよ」

    エレン 「そうか…なら良いけど…まぁ食堂行こ〜ぜ!」

    アルミン 「うん」

    アルミン (正直、最近息切れが多い…もう少しでお別れなのかなぁ)

    ー食堂ー

    エレン 「なぁアルミン」

    アルミン 「なに?」

    エレン 「お前って腹すかねぇのか?」

    アルミン 「うん。幽霊だから」

    エレン 「そっか…」

    アルミン 「エレン、ミカサ」

    エレミカ 「なんだ?(なに?)」

    アルミン 「あとで倉庫裏に来て欲しいんだ」

    エレミカ 「わかった」

    ー倉庫裏ー

    エレン 「どうしたんだ?」

    アルミン 「あのね、聞いてショックにならないで欲しいんだ。」

    アルミン 「3週間前僕は君たちにはなしたじゃん?」

    ミカサ 「えぇ」

    アルミン 「ついにその時が来そうなんだ…」

    エレン 「…」タッタッタッ

    アルミン 「…!エレン!」



  37. 37 : : 2014/04/15(火) 21:51:04
    ミカサ 「アルミン…わかった。エレンの所に行ってあげて」

    アルミン 「あぁ」タッタッタッ

    ーエレンの部屋ー

    ガチャ

    エレン 「グスッ…グスッ…ヒック…」ポロポロ

    アルミン 「エレン?」

    エレン 「グスッ…ヒック…」ポロポロ

    アルミン 「エレン…約束したじゃないか…」ダキッ

    エレン 「だけど…」ポロポロ

    アルミン 「約束は破っちゃ駄目だよ?わかった?」ギュッ

    エレン 「…あぁ!」グシグシ

    アルミン 「うん…エレンは強くなったね。体力的にも、精神的にも…」

    アルミン (これで僕は安心して逝けるかも…)
  38. 38 : : 2014/04/15(火) 23:46:51
    ー次の日ー

    エレン 「なぁジャン」

    ジャン 「どうしたんだ?」

    エレン 「明日…」ポロッ

    ジャン 「おいおい。なんなんだよ!明日?明日がなんだ?」

    エレン 「明日…アルミンが…アルミンが…」ポロポロ

    ジャン 「おいおい泣くなよ。アルミンがなんだ?」

    エレン 「明日…グスッ…明日アルミンが…逝っちゃうらしっんだ…」ポロッ

    エレン 「だかっらな…明日…アルミンのおわっかれ…会をやりたくて…」

    ジャン 「そういうことか…わかった!皆を集めて来るから、もう泣くなよ!男だろ?」

    エレン 「ジャン…ありがとう…」ポロッ
  39. 39 : : 2014/04/16(水) 19:21:59
    ー次の日ー

    エレン 「アールミーン!」

    アルミン 「なんだい?」

    エレン 「ちょっとこっち来てくれ!」

    アルミン 「う、うん!」

    ー食堂ー

    エレン 「せーの!」

    104期 「アルミン!今までありがとう!」

    アルミン 「!」ポロッ

    エレン 「アルミンどうしたんだ?」

    アルミン 「だって…だって!僕…いつも皆に迷惑かけて…「そんなことねぇよ!」

    アルミン 「え?」

    エレン 「お前がハンネスさんを呼ばなかったら、俺らは巨人の餌食だったし!」

    ミカサ 「トロスト区奪還作戦の時、アルミンが説得してくれなかったら、砲弾に撃たれて死んでいた!」

    コニー 「お前がエレンの巨人を誘導しなかったら、俺らは本部まで行けなかったし!」

    ジャン 「お前があの作戦を考えなかったら、ガスを補給出来なかった!」

    エレン 「つまり、お前は!皆に迷惑なんかかけてねぇんだ!むしろお前に感謝してるんだ!」ポロポロ

    アルミン 「ゔ…グスッ…み"んな"ありがとう…あっ」ポロポロ

    エレン 「あっ…」ポロッ

    アルミン 「もうお別れだね」ポロッシュー

    エレン 「そんな…」ポロポロ

    ミカサ 「うぇーん!…嫌だ…嫌だぁ!」ポロポロ

    アルミン 「みんな、今までありがとう。エレンとミカサをよろしく頼むよ!」ポロッシュー

    エレン 「…嫌だ…嫌だぁ!」ダキッ

    アルミン 「エレン…ミカサを守るんだよ?あと…僕のリングとブレスレット、いつも身に付けててくれる?」

    エレン 「あだりめーだろうが…」ポロポロダキッ

    アルミン 「ありがとう」ナデナデ

    ミカサ 「アルミン…」ポロポロダキッ

    アルミン 「ミカサ…いつも僕とエレンを守っててくれてありがとう。これからも大変だけど頑張ってね」ナデナデ

    サシャ 「ゔ…グスッ…」ポロポロ

    ジャン 「泣くな…」ウルウル

    サシャ 「ジャンだって…潤んでるじゃないですか…」ポロポロ

    アニ 「ゔ…グスッ…」ポロポロ

    クリスタ (泣いちゃ駄目泣いちゃ駄目…)ウルウル

    コニー 「俺は男だからな…ぜってぇ泣かねえ…」ウルウル

    アルミン 「皆!これからも頑張ってね!僕はいつでも空で見守ってるよ!じゃあね!」シュー

    エレン 「うわーん!アルミーン!逝くなよ!逝くなよ!」ポロポロ



  40. 40 : : 2014/04/16(水) 23:59:23
    俺の手元にはアルミンの姿は無く、昔俺がアルミンにあげた、ジンチョウゲの花びらが落ちていた。

    ー20年後ー

    ザァー ザブーン ザザァ

    エレン 「遂に…遂に来たな!お前ら!」

    コニー 「海だぁ!」

    ジャン 「あぁ」

    エレン 「アルミン…約束守ったぞ!巨人を駆逐して104期の皆と海へ来たぞ!見えるか?」

    アルミン 『あぁ見えるよ!綺麗だね!』

    エレン 「えっ?アルミン?」

    エレン 「そんなわけねぇよな…ただの空耳だ…絶対…絶対空耳…」

    アルミン 『エレン!約束守っててくれたんだね!リングとブレスレットも!』

    エレン 「アルミン…なぁ!アルミン!そこに…そこにいるのか?!」

    エレン 「いるなら…そこにいるなら返事してくれよ!なぁ!」

    俺が問いかけても返事は無く波の音だけだった。

    エレン 「当たり前だよな…アルミンは…もうこの世へいないんだし…」ポロッ

    「皆〜!お昼ご飯だよ!」

    ジャン 「おい!エレン!行くぞ!…エレン?泣いてんのか?」

    エレン 「えっ?あっちょっとな…」グシグシ

    アルミン 『僕はいつでも君の側にいるから泣かないで?』

    エレン 「えっ?」

  41. 41 : : 2014/04/17(木) 00:14:55
    ジャン 「アルミンか?」

    エレン 「ジャン…俺ここに来て変なのかな?アルミンはいるわけ無いのに…さっきから声が…」

    ジャン 「それは、自分の目で確かめた方が良いんじゃねーか?」

    エレン 「えっ?」クルッ

    「おーい!エレーン!」フリフリ

    エレン 「いやいや、あれはクリスタだ。アルミンに似てるがあれはクリスタだ。」

    タッタッタッタッタッ

    「酷いなぁエレン。僕だよ?アルミンだよ?」

    エレン 「アル…ミン!」ダキッ

    エレン 「アルミン…アルミン!うわーん!」ポロポロ

    アルミン 「ほらほら、エレンは涙もろいんだから」ナデナデ

    エレン 「会いたかった…会いたかったよ!」

    アルミン 「もう20年前と同んなじ事言ってるよ?」ダキッ

    エレン 「グスッ…ヒック…」ポロポロ

    アルミン 「僕はもう君の側から離れないよ」ナデナデ

    エレン 「本当?」

    アルミン 「あぁ!」

    エレン 「いつまでもずっーと親友?」

    アルミン 「当たり前でしょ?なんのためにリングとブレスレットを3人お揃いにしたんだい?いつまでもずっーと親友だっていう証でしょ?」ナデナデ

    エレン 「そうだな!皆の所いくか!」グシグシ

    アルミン 「うん!」
  42. 42 : : 2014/04/17(木) 00:16:46
    俺はお前を失った時ものすごく悲しかった。
    まるで、家族を失ったかのように。
    でも、俺はもうお前を離さない。
    いつまでも
    ずっと
  43. 43 : : 2014/04/17(木) 00:17:21
    ー完ー
  44. 44 : : 2014/04/19(土) 13:50:03
    面白かったです
  45. 45 : : 2014/05/02(金) 09:44:19
    こっちも見てください!

    「障害という大きな壁」
    http://www.ssnote.net/archives/15232

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