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ミカサ「エレン…私はあなたが居ればなんでもできる」

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  1. 1 : : 2014/03/23(日) 15:37:41
    更新遅いけどよろしくお願いします。
  2. 2 : : 2014/03/23(日) 15:38:53
    超期待です!!
  3. 3 : : 2014/03/23(日) 15:43:42
    >>2
    ありがとうございます!

    少しだけ投下
  4. 4 : : 2014/03/23(日) 15:43:52
    ミカサ「私はあなたが居ればなんでもできる」

    ミカサ「ので、男子寮に行こう」

    アルミン「ちょっと待ってよミカサ!」

    ミカサ「なに?」

    アルミン「男子寮なんか行っちゃダメだよ!」

    ミカサ「なぜ?私の邪魔をするのならたとえ親友であるあなたでも…とても残念だ」

    アルミン「待って!怖いよ!」
  5. 5 : : 2014/03/23(日) 15:44:05
    ミカサ「…」

    アルミン「女子寮に男子が入っちゃダメなのは知ってるよね?」

    ミカサ「ええ。もし入ったら私が削ぐ」

    アルミン「あはは…で、それと同じように男子寮に女子は入っちゃダメなんだよ」

    ミカサ「え?」

    アルミン「知らなかったの?」

    ミカサ「知らなかった…では、男になろう」

    アルミン「……………は?」
  6. 6 : : 2014/03/23(日) 15:50:06
    ミカサ「どうしたの?アルミン?」

    アルミン「男になる?」

    ミカサ「そう。問題はどうすればいいか」

    アルミン「いや、そこじゃないと思う」

    ミカサ「そうだ…強くなろう」

    アルミン「え?」

    ミカサ「男と女には圧倒的力の差がある。それを乗り越えれば私は晴れて男に…」

    アルミン「その男女の差は君とアニが既にひっくり返してるよ」
  7. 7 : : 2014/03/23(日) 15:50:18
    ミカサ「ので、男共を倒す」

    アルミン「え?」

    ミカサ「まずは1人目」ドガッ

    アルミン「ぐはっ」

    ミカサ「駆逐してやる…男共を…一匹残らず!!!」

    突如現れた腹筋の女神によってウォール・アルレルトが破られた。

    その伝令は瞬く間に男共に伝わった。

    そして、男共の活動領域は男子寮まで後退した。
  8. 8 : : 2014/03/23(日) 16:16:29
    ふっきん
  9. 9 : : 2014/03/23(日) 16:17:06
    腹筋の女神より悪魔じゃね
  10. 10 : : 2014/03/23(日) 23:10:33
    4言ネタが文章になってる!!すごい!うれしい!
    期待です(^w^)
  11. 11 : : 2014/03/24(月) 23:20:19
    >>10
    ありがとうございます!

    では投下します。
  12. 12 : : 2014/03/24(月) 23:20:47
    ー男子寮ー

    アルミン「これより、腹筋の女神対策会議を行う」

    エレン「あれ?アルミン死んだんじゃないの?」

    アルミン「ミカサも手加減してくれたみたい。まだ痛いんだけどね…」

    アルミン「そんなことより!今は対策を練ろう!」
  13. 13 : : 2014/03/24(月) 23:21:21
    ライナー「問題はあの馬鹿でかい戦闘力だな」

    ベルトルト「正直チートだからね…戦闘力で張り合えるのはアニぐらいだよ」

    ジャン「俺は腹筋の女神に殺されるなら本望だけどな」

    アルミン「じゃあ、1人寮外遠征でも行けば?」

    ジャン「…それは死ぬ」

    アルミン「本望なんでしょ?」

    ジャン「…死にたくはない」

    マルコ「とにかく、こっち側が守るべきものは何?エレン?」

    アルミン「…そうなのかな?」

    コニー「ちょっと便所行ってくるわ〜」

    ガチャ

    アルミン「え?コニー!」

    マルコ「…死んだね」
  14. 14 : : 2014/03/24(月) 23:21:42
    ガチャ!

    コニー「はぁはぁ…」

    アルミン「帰ってきた」

    コニー「死ぬかと思った」

    マルコ「よく生き延びたね」

    コニー「まあ俺は天才だからな」

    ジャン「避けまくっただけだろ」

    コニー「うるせぇ!」

    ライナー「だが、よく避けられたな」
  15. 15 : : 2014/03/24(月) 23:22:07
    アルミン「‼︎…コニーならミカサを翻弄することができるかもしれない…」

    マルコ「不可能じゃないかもね…」

    ライナー「思ったんだが…なんでここは安全なんだ?」

    アルミン「ミカサがまだ自分のことを女だと思ってるからじゃないかな?」

    ライナー「え?」

    アルミン「男共を駆逐して、男になるのが目的だから…まだミカサは女なんだ。だから男子寮には来ない」

    ライナー「そういうことか」

    アルミン「でも、ミカサに丸腰で戦うのは無理がある…」

    マルコ「コニーも避けることしか出来ないしね」

    アルミン「…作戦を考えた!」
  16. 16 : : 2014/03/24(月) 23:22:26
    エレン「なんだ?」

    アルミン「コニーとその他のモブ達がミカサを翻弄。その間に成績上位者と僕は教官室に向かう」

    ライナー「教官室だと?」

    アルミン「立体機動の使用許可を貰うんだ」

    ライナー「そんな許可貰えるのか?」

    アルミン「相手はあのミカサだ…立体機動がなきゃ、僕たちに勝ち目はない」

    ライナー「まあ、確かにな」

    アルミン「ここから教官室まで走れば5分かからない。その5分間、全てはコニーにかかってる」

    コニー「ああ…任せろ」

    アルミン「よし、行くぞ‼︎」

    一同「おう‼︎」
  17. 17 : : 2014/03/24(月) 23:22:55
    ガチャ

    アルミン「これより第一回寮外調査を始める…前進せよ‼︎」

    マルコ「なっ⁉︎教官室方向にミカサ発見!」

    アルミン「食堂の方から回り込むぞ!」

    ジャン「コニー班!頼むぞ!」

    コニー「よっしゃ〜!」タッタッタッ

    アルミン「くそっ食堂側に回り込んだのはいいけど…このままじゃ巨大樹の森に入ってしまう」

    ライナー「だが、入った方が早いぞ」

    アルミン「仕方ない。入ろう」

    ジャン「なんでそんなに森を嫌がるんだ?」

    アルミン「道がない事と索敵が出来ない事が理由だよ。コニーが頑張ってくれてることを信じるしかない」

    マルコ「迷ってなければもうすぐ森を抜けるね…あ!出口だ!」

    ジャン「教官室も目の前だ!」

    アルミン「よし!抜けt…‼︎」
  18. 18 : : 2014/03/24(月) 23:23:10
    ミカサ「…」

    アルミン「か、隠れろ!」ボソッ

    マルコ「よかった…気付いて無いみたい…」

    ジャン「おい…コニーたちは…?」

    ライナー「やられたんだろ…」

    ベルトルト「ねぇ…ミカサが少し離れたよ」

    アルミン「教官室まで約50mか…」

    ジャン「今のうちに教官室に突っ込め!!!」ダダダダダ

    一同「うおー!」ダダダダダ

    ミカサ「⁉︎」
  19. 19 : : 2014/03/24(月) 23:23:23
    ー教官室ー

    ガチャ

    ジャン「おりゃ!」

    アルミン「はぁ…はぁ…」

    ジャン「俺の合図で…何人辿りついた…?」

    アルミン「マルコがいない…」

    ベルトルト「ま、マルコ…」

    キース「…貴様ら、ノックもなしに入ってくるとは…よほど走らされたいのか?」
  20. 20 : : 2014/03/24(月) 23:23:47
    アルミン「ち、違うのです、教官!」バッ‼︎

    キース「なんだ、アルレルト訓練兵?」

    アルミン「我々、男子はミカサ・アッカーマン訓練兵から逃げているのです!」

    キース「どういうことだ?」

    アルミン「アッカーマン訓練兵は男子寮に侵入するため男になるべく、我々男子を駆逐しているのであります!」

    キース「分からないな…何故アッカーマン訓練兵は男を駆逐し始めたのだ?」

    アルミン「彼女の意図することは私も存じ上げません…しかし、ただ一つ言えるのは、このままでは我々は生き延びることが出来ないのです!」
  21. 21 : : 2014/03/24(月) 23:24:04
    キース「それで…立体機動の使用許可でも貰いにきたのか?」

    アルミン「はいっ!」

    キース「いいだろう、許可しよう。だが、立体機動装置を取りに行くのも大変なんじゃないのか?」

    アルミン「それは…作戦があります!」

    キース「そうか…いいだろう。用が済んだなら出て行け」

    アルミン「ハッ!」バッ‼︎

    ガチャ

    アルミン「‼︎」

    ジャン「どうしたアルミン?」

    アルミン「あれは、コニーだ」

    ジャン「やられたんじゃ無かったのか?」

    アルミン「分からない。けど、翻弄してくれている…今なら行ける!帰れるぞ!」

    ライナー「行くぞっ!」ダダダダダ
  22. 22 : : 2014/03/24(月) 23:24:29
    ー男子寮ー

    アルミン「やった!着いたぞ!」

    ライナー「後はコニーだな」

    ガチャ!

    マルコニ「はぁはぁ…」

    ジャン「ま、マルコ⁉︎」

    アルミン「マルコも生きてたんだ‼︎」

    マルコ「ま、まあね…」
  23. 23 : : 2014/03/24(月) 23:25:49
    コニー「てか、お前ら俺を酷使し過ぎだぜ…途中で班の奴らは全滅するし…」

    アルミン「よく生き延びたね」

    コニー「巨大樹の森に隠れたんだ」

    ジャン「マルコはなんで…?」

    マルコ「僕はみんなが飛びたした時、一人で囮になったんだ」

    ジャン「な⁉︎本当か?」

    マルコ「うん…ミカサなら追いつきそうだったからね」

    ライナー「よく一人で生き残れたんだな」

    コニー「俺様のおかげだ」ドヤァ
  24. 24 : : 2014/03/24(月) 23:26:07
    マルコ「そうだね…僕が囮になった時すぐに駆けつけてくれたんだ」

    コニー「ずっとミカサの動きを見てたからな」

    ライナー「だが…被害が出てしまったな…」

    コニー「ああ…俺の班のモブ達だ」

    マルコ「それで、立体機動の許可は…?」

    アルミン「取れたよ‼︎」

    マルコ「よかった!後はどう取りに行くかだね…」

    アルミン「それに関しては作戦がある!」

    ジャン「教官室でも言ってたな…で?作戦ってなんだ?」

    アルミン「それはーーーーーー」
  25. 25 : : 2014/03/24(月) 23:27:03
    頑張れ((o(^∇^)o))
  26. 26 : : 2014/03/24(月) 23:52:37
    色んな面ですごい笑ったw

    期待
  27. 27 : : 2014/03/24(月) 23:54:23
    >>25>>26
    ありがとうございます!
  28. 28 : : 2014/03/25(火) 21:42:55
    では少し投下します。
  29. 29 : : 2014/03/25(火) 21:43:33
    ー外ー

    ミカサ「…」

    クリスタ「…」フリフリ

    ミカサ(クリスタが手を振ってる…呼んでいるのだろうか?)

    ミカサ「どうしたの?クリスタ?」

    クリスタ「…」クイクイ

    ミカサ(手招きをしている…何があるの?)

    クリスタ「…」タッタッタッ

    ミカサ「何処に行くの?」

    クリスタ「…」タッタッタッ

    ミカサ「クリスタ?」

    クリスタ「…」タッタッタッ

    ミカサ「クリスタ!」ガシッ

    クリスタ「ひっ…」

    ミカサ「今の声…?」
  30. 30 : : 2014/03/25(火) 21:43:52
    アルミン「…」バサッ

    ミカサ「か、カツラ⁉︎アルミン⁉︎」

    アルミン「ご、ごめんミカサ!」

    ミカサ「…駆逐するだけ」

    アルミン「ひっ…」

    ジャン「待たせたな!」ガシッバシュッ

    アルミン「ジャン!」

    ミカサ「り、立体機動⁉︎」

    ジャン「男子寮に帰るぞ!」バシュッ

    ミカサ「あ…」
  31. 31 : : 2014/03/25(火) 21:44:12
    ー男子寮ー

    ガチャ

    アルミン「やった…帰れた…」

    ジャン「ふぅ…お前がクリスタに化けてミカサを引き付けるなんてな…」

    ライナー「よくやったな、アルミン」

    アルミン「みんな、立体機動を持って来れたんだね?」

    マルコ「アルミンのも持って来といたよ」

    アルミン「本当に⁉︎ありがとう!」

    ライナー「しかし…建物が少ない場所でよく立体機動を使いこなしたな」

    ジャン「立体機動に関しては今季トップレベルだからな」

    マルコ「自分で言うもんじゃないよ…」

    ジャン「事実だろ?」

    マルコ「そうだけど…」
  32. 32 : : 2014/03/25(火) 21:44:45
    アルミン「みんな、これからが本当の戦いだ」

    ライナー「だが、どうやって戦うんだ?流石にブレードを使うわけにもいかないだろ」

    アルミン「うん。だからこれを使うんだ!」

    マルコ「は、ハリセン⁉︎」

    アルミン「替え刃のところに装着出来るようになってるよ。これなら死にやしない…ただ、痛いだけだ…」

    ライナー「武器はそれか…だが、巨大樹の森に誘い込まなきゃ不利なんじゃないか?」

    アルミン「確かに平地での立体機動には無理がある。でも、ここには全く建物がないわけじゃない。なんとか巨大樹の森までなら行けるはずだ」

    ジャン「巨大樹の森に誘い込むわけか」

    アルミン「全員、準備はいい?」

    ライナー「大丈夫だ」

    ジャン「問題ない」

    ベルトルト「僕も」

    マルコ「他のみんなもいけそうだね」

    コニー「よし、行こうぜ!」

    ガチャ

    バシュッバシュッバシュッバシュッバシュッ

    ミカサ「⁉︎」

    ジャン「ミカサは巨大樹の森と逆方向だ!早く向かうぞ!」

    ミカサ「巨大樹の森…?」
  33. 33 : : 2014/03/25(火) 21:45:10
    ー巨大樹の森ー

    ミカサ「…」スタスタ

    ミカサ(居ない…隠れてるの?)

    ミカサ(見つけた…あれで隠れているつもりなのだろうか?)

    ミカサ「…」ヒョイッ

    アルミン(石を拾った⁉︎)

    ミカサ「…」ブンッ

    アルミン(な、なんてスピード!)

    モブ「あうっ!」

    ミカサ「…」ヒョイッブンッヒョイッブンッヒョイッブンッ

    モブ達「ぎゃぁ!いで⁉︎ぐはぁ!」

    アルミン「みんな!気をつけろ!ミカサには見えてるんだ!」

    モブ達「早く言えよ…」

    アルミン「成績上位者は流石だ…みんな見つからないように隠れている」

    アルミン「ちなみに僕は隠れ方が上手いから見つかってないよ」

    ミカサ「…」ヒョイッブンッ

    アルミン「うわぁ⁉︎」

    ミカサ「…外した」
  34. 34 : : 2014/03/25(火) 21:45:39
    ジャン「ほらミカサ!こっちだぜ!」バシュッ

    ライナー「こいアルミン!逃げるぞ!」

    ミカサ「…」ヒョイッブンッ

    ジャン「くそっ!」

    ミカサ「…あれだけ動かれては当たらない」

    コニー「よし!後ろ取った!」

    ミカサ「⁉︎」

    コニー「やっ‼︎」バチンッ

    ミカサ「…」

    コニー「な⁉︎効いてねぇ!」バシュッ

    ミカサ「…少し痛かった」

    アルミン「効いてないわけじゃない…ダメージが少ないんだ…」

    ベルトルト「…」スッ

    アルミン「ん?あれは⁉︎」

    ベルトルト「…」バチンッ!

    ミカサ「うっ…」

    アルミン「よし!効いた!」

    ライナー「ベルトルトの影の薄さを利用して回り込んだのか…普通に立って、思いっきり振りかぶって叩いたからかなりのダメージだぞ」
  35. 35 : : 2014/03/25(火) 21:45:54
    ミカサ「…」ゴゴゴゴゴ

    ベルトルト「ひっ⁉︎」

    アルミン「ベルトルト!早く飛ぶんだ!」

    ミカサ「…」ガシッ

    ベルトルト「ぐっ⁉︎」

    ライナー「終わったな…」

    ミカサ「…」ブンッ

    ライナー「あの巨体を投げた⁉︎」

    コニー「うわっ!く、来んn」ドンッ

    ベルコニ「」チーン

    アルミン「こ、これで生き残ってるのはあと僕とライナーとジャンとマルコしか居ない…」

    ライナー「一応、寮にエレンが居るが…」

    アルミン「⁉︎」

    ライナー「ど、どうした?」

    アルミン「なんでこんな簡単なことに気づかなかったんだ…僕は…」

    ライナー「ん⁇」

    アルミン「総員、撤退!男子寮に帰還だ!」
  36. 36 : : 2014/03/25(火) 21:46:12
    ー男子寮ー

    エレン「かなり数が減ったな…」

    ジャン「もう、4人だけだ」

    アルミン「いや、5人だよ…」

    ジャン「はぁ?あぁ、エレンも入れたらな」

    アルミン「そう。この戦い、僕たちが出るべきじゃなかったんだ」

    ジャン「何?」

    アルミン「エレンをミカサに献上するんだ」

    ジャン「…?」
  37. 37 : : 2014/03/25(火) 21:46:33
    アルミン「もともとミカサはエレンのそばに居るために男子寮に入ろうとした。そして男になるため攻撃を開始したんだ」

    ジャン「だからエレンをミカサのそばに置いてしまえと?」

    マルコ「…でも、エレンを献上したところでエレンが女子寮に入れないんじゃない?」

    ライナー「そしたらまたミカサが攻撃してくるかもな」

    アルミン「大丈夫だよ。最近のssで女体化エレンをよく見かけるし」

    エレン「な、何だよそれ」

    マルコ「流石にダメだよ…」

    アルミン「…」

    マルコ「いつも的確な判断をする君がなぜそんな投げやりな方法を?」

    アルミン「僕はこれ以上仲間を失いたくない…」
  38. 38 : : 2014/03/25(火) 21:46:46
    エレン「俺は失っていいのか⁉︎」

    アルミン「エレンはミカサに攻撃されるわけないじゃん」

    エレン「あ、そっか」

    ジャン「じゃあ、エレンもミカサ戦に参加すりゃいいじゃねぇか。攻撃受けないんだろ?」

    エレン「え?」

    アルミン「た、確かに…それなら行けるかもしれない…」

    エレン「ミカサと戦うのか…」

    アルミン「いや、エレンはミカサを説得してくれ」

    エレン「お前にも説得出来ないのに俺に出来るわけないだろ⁉︎」

    アルミン「台本はこっちで用意するから、喋るのはエレンがしてくれ…」

    エレン「…分かった」
  39. 39 : : 2014/03/25(火) 21:47:04
    ー外ー

    ミカサ「…」

    エレン「なぁミカサ」

    ミカサ「エレン⁉︎」

    エレン「俺はお前のそばにいつでも居るぜ?」

    ミカサ「え?」

    エレン「お前、俺とそばに居るために男を駆逐してるんだろ?」

    ミカサ「そう」

    エレン「だから、俺はいつもそばに居るって」

    ミカサ「…」

    エレン「だって俺たち家族だろ?」

    ミカサ「エレン…」

    エレン「…」

    ミカサ「…」ギュッ

    エレン「うわっ⁉︎///」

    ミカサ「…ごめんなさいエレン。私は間違っていたかもしれない」

    エレン「分かってくれればいい」
  40. 40 : : 2014/03/25(火) 21:47:35
    ミカサ「…でも、私はエレンと一緒にまた寝たい。同じ布団の中で温かみを感じたい。一緒にお風呂にだって入りたいし、夜ずっと話したりしたい…あの頃の…シガンシナの頃のようにずっと一緒がいい」

    エレン「お前…」

    ミカサ「エレンは昔、私に言ったことがある。戦えと」

    エレン「あ、あれは…」

    ミカサ「私達は生まれたときから自由…それを拒むものがどんなに強くても関係ない。自由のためなら命なんて惜しくない。どんなに世界が残酷だろうと関係ない。戦えと」

    エレン「ま、待てって…」

    ミカサ「ので、私は戦う。相手がエレンでも関係ない」

    エレン「…え?」

    ミカサ「エレンだって男の一人…エレンも倒さなくては男になれない」

    エレン「そもそも倒したら男になれるっていうのもおかしいだろ!」

    ミカサ「…」ザッ

    エレン「おい!構えるなよ!た、助けろぉ!」

    バチンッ

    ミカサ「いっ…」

    ライナー「悪く思うな、ミカサ」バシュッヒューン

    ジャン「エレン!掴まれ!」ヒュー

    エレン「ジャン!」ガシッ
  41. 41 : : 2014/03/25(火) 21:47:54
    ー男子寮ー

    アルミン「途中まではいい調子だったのに…」

    ジャン「これでエレンも攻撃対象になったな」

    アルミン「もう、策なんて思いつかないよ…」

    マルコ「この人数で普通に戦って勝てるわけないし…」

    エレン「勝てないと思うから諦めるのか?」

    一同「⁉︎」

    エレン「俺はミカサを討伐してこの狭い寮からでる!」

    ガチャ!

    ジャン「くそっ…やってやるよ…」

    マルコ「はぁ…」

    ライナー「おいアルミン、お前はどうする?」

    アルミン「僕もやる…足手まといには死んでもならない!」

    ジャン「行くぞ!」

    ガチャ!
  42. 42 : : 2014/03/25(火) 21:48:24
    エレン「(ミカサ何処だ?)」ヒューン

    ライナー「…」バシュッヒューン

    エレン「ら、ライナー⁉︎」

    アルミン「…」バシュッヒューン

    エレン「アルミン…」

    ジャン「…」バシュッヒューン

    マルコ「…」バシュッヒューン

    エレン「お前らまで…ありがとな」

    ジャン「勘違いするなよ?俺はお前について来たわけじゃない…今まで戦ってやられた奴らに、ガッカリされたくないだけだ」
  43. 43 : : 2014/03/25(火) 21:51:50
    やぁ( ̄▽ ̄;)ノシ<笑ってる!期待だよ♪
  44. 44 : : 2014/03/25(火) 22:07:38
    期待!
    エレンがあれば何でもできる!1,2,3ダァー
  45. 45 : : 2014/03/25(火) 22:13:48
    >>43>>44
    期待ありがとう!
  46. 46 : : 2014/03/25(火) 22:19:02
    やばい、いろんな意味でやばい(いい意味)
    期待
  47. 47 : : 2014/03/26(水) 12:52:39
    期待
  48. 48 : : 2014/03/26(水) 15:08:37
    これは期待。
  49. 49 : : 2014/03/26(水) 20:49:15
    期待どうもありがとう!

    それでは投下して行きます!
  50. 50 : : 2014/03/26(水) 20:49:30
    ライナー「おい…ミカサの奴、何処に居るんだ?」

    マルコ「おかしいな…見当たらない…」

    アルミン「何か企んで居るのかも」

    エレン「…居ないぞ」

    ライナー「女子寮に戻ったのか?」

    アルミン「いや、一つだけ確認してない場所があるよ」

    マルコ「うん」

    ジャン「…グラウンドか」

    エレン「グラウンドじゃ、立体機動が使えないぞ…」

    アルミン「よし、グラウンドの方に行ってみよう」
  51. 51 : : 2014/03/26(水) 20:49:48
    ーグラウンドー

    ミカサ「…」

    エレン「居たぞ」

    アルミン「…外すしかないね。立体機動を」

    マルコ「仕方ない…」ガチャガチャ

    ジャン「だが、勝ち目はあるのか…」ガチャガチャ

    アルミン「対人格闘が得意なエレンを含めた成績上位者の集まりだ。僕も出来る限り援護する。可能性は無いとは言えないと思う」ガチャガチャ

    ライナー「相手は人間だ。こんなところでへこたれちゃ、巨人になんか勝てない」ガチャガチャ

    エレン「それに、兵士には引けない状況があるもんな」ガチャガチャ

    ライナー「ああ…今がそうだ」
  52. 52 : : 2014/03/26(水) 20:50:08
    エレン「ようミカサ」

    アルミン「やあ」

    ミカサ「エレン、アルミン…」

    ジャン「ミカサ、相変わらず綺麗な黒髪だ」

    ミカサ「どうも」

    ミカサ「駆逐してない男は貴方達だけね…」

    ライナー「そうだな」

    ミカサ「いつでもかかって来るといい。それとも、私から行く?」

    ライナー「いや、行かせてもらうぞ」ダッ

    ジャン「ライナー!援護するぜ!」ダッ

    マルコ「後ろからは僕が!」ダッ

    アルミン(同時に3箇所から…いくらミカサでもこれなら!)
  53. 53 : : 2014/03/26(水) 20:50:27
    ミカサ「…」ビュン

    ライナー「と、跳んだ⁉︎」

    ジャン「高い…に、人間なのか⁉︎」

    アルミン「いや…今がチャンスだ!空中では身動きが取れない!」

    アルミン(ミカサ…君の負けだ!)

    ミカサ「…」グルグル

    アルミン「回転斬りならぬ回転蹴りだって⁉︎」

    ジャン「くそっ!」ササッ

    ライナー「あぶねっ⁉︎」ササッ

    マルコ「ぐふぁ!」

    ジャン「マルコ‼︎」

    マルコ「」ドサッチーン
  54. 54 : : 2014/03/26(水) 20:51:03
    ジャン「くそ…マルコ…ミカサ、俺はお前に初めて怒りを覚えたかもしれない…」ゴゴゴ

    ジャン「よくも…よくもマルコを‼︎」ダッ

    アルミン「ジャン!単騎行動は危険だ!」

    ジャン「うぉぉぉおおお!」ブンッ

    ミカサ「…攻撃が単純」スッ

    ジャン「まだだ!」ブンッ

    ミカサ「…」スッ

    ジャン「なぜ当たらない!このっ!」ブンッ

    ミカサ「…」スッブンッ

    ジャン「⁉︎」

    ライナー「避けろジャン!」

    エレン「…」ガシッ

    ジャン「エレン⁉︎」
  55. 55 : : 2014/03/26(水) 20:51:21
    アルミン(エレンがミカサのパンチを受け止めた⁉︎)

    エレン「ふっ!」ゲシッ

    アルミン(あれは、アニの技だ!)

    ライナー「いいぞ!エレン!」

    エレン「いや…」

    ミカサ「…」グルスタッ

    ライナー「⁉︎…なぜあの技を受けて立てるんだ?」

    アルミン「エレンの蹴りは外れたんだ…」

    ライナー「なに?」

    アルミン「ミカサはエレンが足を蹴って来るのを読んで、蹴られる直前にバク宙をしたんだ」

    ライナー「ば、バク宙?」

    アルミン「だからエレンの蹴りが当たったように見えただけなんだ。そうだろ?エレン」

    エレン「ああ、当たらなかった…」

    ジャン「エレン」

    エレン「ん?」

    ジャン「…ありがとな」ボソッ

    エレン「勘違いするなよ?俺はお前を助けた訳じゃない。ミカサに攻撃するチャンスだっただけだ」
  56. 56 : : 2014/03/26(水) 20:51:39
    アルミン「二人は本当に仲良いね」

    エレジャン「別に仲良くなんかねぇよ!」

    ライナー「うるさいぞお前ら!目の前にはミカサが居るんだぞ!」

    ミカサ(エレンがあの女の技を使った。それほど気に入って居るのだろうか?いやそんな訳ない。でも、いつもいつも楽しそうに2人で練習している。時々エレンがやられているのを見かける。もしやエレンはあの女に騙されているのでは?そうだとしたら私が許さない…今度然るべき報いを…あの忌々しい女狐め…)

    ミカサ「…」ゴゴゴゴゴ

    ジャン「なんかすげぇ怒ってる…」

    ライナー「これはまずいぞ…」
  57. 57 : : 2014/03/26(水) 20:52:09
    ミカサ「…」スタスタスタ

    ライナー(な、なぜ俺に向かってくる?)

    ミカサ「…」ブンッ

    ライナー「うおっ⁉︎」ササッ

    ミカサ「…」グルッ

    ライナー「ん?」

    ミカサ「…」ドガッ

    ライナー「あべしっ!」

    アルミン(殴りかかって避けられたところをすかさず後ろ回し蹴り…)

    ジャン(なんだよ…あれ…いや、普通だ。これが現実ってもんなんだろうな。俺は夢でも幻でも見ようとしてたのか?俺は知ってたはずだ…現実って奴を。普通に考えれば簡単に分かる…こんなチート女には勝てないってこと…)

    エレン「ジャン!避けろ!」

    ジャン「…‼︎」ハッ
  58. 58 : : 2014/03/26(水) 20:52:53
    ミカサ「…」ドゴォ

    ジャン「がはっ!」

    アルミン「ダメだ…もう…僕たち2人しか残ってない…‼︎」

    エレン「俺は強い。お前より強い。すごく強い。ので、あのミカサを倒すことができる。例えば一人でも。お前は腕が立たないばかりか臆病で腰抜けだ。とても残念だ。ここで指を咥えたりして見てればいい。咥えて見てろ!」ダッ

    アルミン「…残念なのはエレンの言語力だ。ミカサ並みに悪くなってる…やってやる…僕は仲間を一人で戦わせたりしない!」ダッ

    エレン「オラァ!」ブンッ

    ミカサ「…」スッ

    エレン「くそっ!くそっ!」ブンッブンッ

    ミカサ「エレン…強くなった…」スッスッ

    エレン「なんで当たんねぇんだ」

    ミカサ「…」

    アルミン「…」ブンッ

    ミカサ「…」スッ

    アルミン「え?なんで?」

    ミカサ「後ろから攻撃するとは…さすがアルミンは昔から陰湿で姑息なことを考えるのが得意。でも…」

    ミカサ「私はそんな子に育てた覚えはない」ドガッ

    アルミン「うっ…」ドザッ
  59. 59 : : 2014/03/26(水) 20:53:51
    エレン「あ、アルミン!」

    ミカサ「やっぱり最後に残ったのはエレンだった」

    エレン「ははっ…これでも対人格闘は今季トップだぜ?」

    ミカサ「私に次ぐ…でしょ?」

    エレン「アニも本気だしたら俺じゃ勝てない。実質俺は3位だ」

    ミカサ「そろそろ決着をつけよう。私も疲れがきている」

    エレン「よし…行くぞ!」ダッ

    ミカサ「…」ザッ

    エレン(構えに隙がない…なら、隙を作るまでだ!)ブンッ

    ミカサ「…」スッ

    エレン(予想通りの方に避けてくれたぜ!)ガシッ

    ミカサ「⁉︎」

    エレン(後は足をかければ…あれ?)グググ
  60. 60 : : 2014/03/26(水) 20:53:57
    ミカサ「…」

    エレン(なんで動かねぇんだ…?)グググ

    ミカサ「…」

    エレン(圧倒的な力の差が…)グググ

    ミカサ「…」フッ

    エレン「痛ッ!」

    エレン(逆に足をかけられた⁉︎)

    ミカサ「…」ギギギギギ

    エレン「い、いってぇ!は、離せぇ!」

    ミカサ「…」ギギギギギ

    エレン「し、締めるの、つ、強すぎだろ…」ガクッ

    ミカサ「…エレンが落ちた」

    ミカサ「これで、男共を駆逐した…」

    アニ「ねぇ、ミカサ?何してんの?」
  61. 61 : : 2014/03/26(水) 20:54:29
    ミカサ「⁉︎…アニ、ふふっ、もう貴方なんて敵じゃない」

    アニ「…?」

    ミカサ「私は男共を全員駆逐した。つまり、私は男女間の力の差を乗り越え、晴れて男になった」

    アニ「は…?」

    ミカサ「これでエレンとずっとずっとそばに居れる。男子寮にも男湯にも入れる」

    アニ「…はぁ」

    ミカサ「…何?」

    アニ「あんた、馬鹿なの?」

    ミカサ「え?」

    アニ「男になったらエレンと結婚出来ないじゃないか」
  62. 62 : : 2014/03/26(水) 20:54:41
    ミカサ「…」

    アニ「…」

    ミカサ「…」

    アニ「…」

    ミカサ「…」

    アニ「…」

    ミカサ「あ」

    アニ「じゃ、エレンとの結婚はもらってくよ」

    ミカサ「」

    ー完ー
  63. 63 : : 2014/03/26(水) 20:55:07
    これにて終了です!

    読んで下さった方ありがとうございました!
  64. 64 : : 2014/03/26(水) 22:03:55

    腹筋が破壊されましたwww

    お疲れ様っす!
  65. 65 : : 2014/03/26(水) 22:58:48
    面白すぎwwwwwwwwwww
    おつかれ!
    てか、ありがと!!
  66. 66 : : 2014/03/26(水) 23:01:59
    >>64
    笑っていただけたなら良かったですw

    >>65
    こちらこそありがとう!
    そもそもあの4言ネタが面白かったからねww
  67. 67 : : 2014/03/27(木) 00:21:12
    ここで結婚を出すとはw
  68. 68 : : 2014/03/27(木) 20:54:05
    面白かったですよ。お疲れ様でした。
  69. 69 : : 2014/03/27(木) 21:06:48
    最高のオチw
    面白かったです
  70. 70 : : 2014/03/29(土) 23:36:42
    最後ウケるw
    面白いですw
  71. 71 : : 2014/04/01(火) 14:28:10
    嬉しいコメントありがとうございます!
  72. 72 : : 2014/07/12(土) 17:22:23
    ミカサ…ザマァ(笑)
  73. 73 : : 2018/06/09(土) 15:55:19
    アニ...さいっっっっっっっこう!!

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922sochance520

ODA兵士長

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