この作品は執筆を終了しています。
不二咲「できたよ苗木君!性格を入れ替えるスイッチだよ!」
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- 2 : 2014/03/18(火) 21:52:18 :
- 大神
-
- 3 : 2014/03/18(火) 22:06:53 :
- 舞園
-
- 4 : 2014/03/18(火) 22:46:56 :
- んわあお!TSFですね!最高です!支援です!
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- 5 : 2014/03/18(火) 23:21:43 :
- 安価参加や支援、ありがとうございます!
苗木「よっ」
ポチ
廊下
舞園「あ、江ノ島さん。これからお茶でも飲みませんか?」
江ノ島「お、いーね。じゃー行こっか」
舞園「はいっ」
食堂
ビビビビビビビビ!!
舞園「っ!?」
江ノ島「どうしたの?」
舞園「あ…いえ。えーっと…あれ?プロテインがありませんね」
江ノ島「え?プロテイン?何で?」
舞園「え?」
江ノ島「え?」
大神「む?朝日奈…といったか?何の用だ?」
朝日奈「いや、さくらちゃんって力ありそうだから、一緒にトレーニングでもしないかなーって」
大神「うむ。別に構わんが」
ビビビビビビビビ!!
大神「っ!」
朝日奈「さくらちゃん?」
大神「…いや、なんでもない。トレーニングの内容は考えておるのか?」
朝日奈「とりあえず走ろっか!」
大神「うむ。その後歌って踊ろうぞ」
朝日奈「え?」
大神「む?」
苗木(なるほど…こんな感じになるのか…)
苗木(とりあえず戻しておこう…)ポチ
-
- 7 : 2014/03/19(水) 10:23:39 :
- 葉隠
-
- 8 : 2014/03/19(水) 15:03:54 :
- 朝日奈
-
- 9 : 2014/03/19(水) 19:19:40 :
- 苗木「あれ?まあいいや」ポチ
ピンポーン
苗木「?はーい?」
廊下
朝日奈「あートレーニング楽しかった!」
大神「そうだな」
ビビビビビビビビ!
朝日奈「っ!?」
大神「朝日奈!まさか貴様も…!?」
朝日奈「え、いや、何でも無いよ!」
大神「…そうか?」
朝日奈「うん!同情するなら金が欲しいな!」
大神「…」
朝日奈「?」
大神(モノクマぁ…………!!!)
ゴゴゴゴゴゴゴ…!
朝日奈「っ!?ど…どうしたのさくらちゃん!?怒るのはいいけど、私を巻き込まないでね!?」
葉隠「オ…オーガ…?何…怒ってるんだべ?」
大神「…む。葉隠か。いや、なんでもない…」
葉隠「ほ…本当に大丈夫か?無理せんでもいいべ?俺に話してみろ。出来る限り…占いでサポートしてやっからよ」
大神「…いや…本当になんでもない。心配かけたな…」
葉隠「そうか?まあいつでも無料で占ってやるからよ!心配事でもあったら、俺に言えよな!一応最年長だしよ!」
大神「…すまない」
朝日奈「えっ無料でいいの?じゃあその分の料金、私にくれない?」
大神(モノクマぁ……………!!!!)
次の日
苗木部屋
シャワールーム
苗木「…っ!」
苗木「うあああああああ!!!」
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- 10 : 2014/03/19(水) 19:47:46 :
- 捜査開始
モノクマ「苗木君がお目覚めになりましたので、これをお渡ししますね!ザ・モノクマファイル!」
モノクマ「じゃ、頑張ってね…うおっ!?」
大神の先制攻撃!モノクマは避けた!
大神「モノクマ!朝日奈に何をした!!」
モノクマ「は?朝日奈さんがどうかしたの?」
朝日奈「え?私何かおかしいかな?」
大和田「いや、てめえよりこっちの方が変だぞ」
葉隠「ん?俺の何がおかしいんだって」
石丸「実は、葉隠君が急にクズじゃなくなったのだ!」
全員「何ぃぃいいい!?」
苗木「…」
苗木(ボクが原因だって事…言わない方がいいよね…。戻すの忘れてた…。後で戻しとこ…)
【コトダマを手に入れた】
キーンコーンカーンコーン
モノクマ「オマエラ!捜査は進んでる?時間ですよー!赤い扉にお入りください!」
苗木(とうとう始まる…学級裁判が…)
…
モノクマ「大正解!今回舞園さんを殺した犯人は、桑田クンでした!」
ズガガガガガガガガガ!!
chapter2
苗木「…」
苗木(だめだ…昨日のせいで調子でない…)
とりあえず、のそのそと起き上がった。
ポチ
苗木「ん?」
…ベッドの下に落ちてたスイッチを踏んでしまった。
苗木「あ」
>>11と>>12の性格交換!
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- 11 : 2014/03/19(水) 21:41:40 :
- アポw(クワタレオン)
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- 12 : 2014/03/19(水) 21:42:01 :
- 狛枝
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- 13 : 2014/03/19(水) 21:43:02 :
- 前言撤回。苗木で
-
- 14 : 2014/03/19(水) 22:24:04 :
- 苗木「…えっ?だって桑田クンはもう…」
ビビビビビビビビ!
苗木「…っ!」
苗木「…」
苗木「…どうしよう」
苗木「とにかく戻そう。桑田クンの性格なんて嫌だし…なんかちょっと色んな事がどうでもよくなってきたし…」
苗木(やばい…ちょっと野球やりたくなってきた)
ポチッポチッ
苗木「…?」
苗木「壊れた…?」
苗木「ちょ…ちょっと待てよアホ!なんでこんなタイミングで壊れるんだよ!?…って、さっき踏んだからだけど!!」
苗木(と…とにかく不二咲さんに直してもらおう!うん!)
食堂
苗木「おはようみんな!」
「…」
苗木「…?」
大和田「お…おう。苗木。おめーは元気だなぁ…」
苗木「…あっ…」
苗木(そうだ…すっかり忘れてたけど…舞園さんと桑田クンが…)
苗木「あ、そうだ。不二咲さん!」
不二咲「うん?どうしたの?」
苗木「これ直してくれない!?」
不二咲「あ。そのスイッチ。壊れたの?」
苗木「よ…よく分かったね。見た目変わらないのに…」
不二咲「すぐ分かるよ。えーっと…これじゃあ直すより、新しいのを作った方が早いかな…設計図とか既に完成済みだし…」
苗木「ごめん不二咲さん!速攻で直して!」
不二咲「わ…分かったよ!」
不二咲は朝食を食べ終え、帰って行った。
セレス「随分と元気ですわね、苗木君」
山田「てっきり寝込むレベルまで落ち込んでるものかと」
苗木「…」
苗木「そりゃあ…すごく悲しいけどさ…」
苗木「でも…ずっと暗いよりも…明るい方がいいでしょ?」
モノクマ「オマエラ!おはようございます!」
苗木「ってうわ!?」
大和田「現れやがったなてめえ!」
大神「朝日奈を元に戻してもらおうか…!」
セレス「葉隠君は別に戻さなくてもよろしいですが」
モノクマ「だから、それはボクのせいじゃないんだってば!勝手に騒いでろ!」
苗木(…そういえば…あの2人の性格…戻すの忘れてた…)
朝日奈「きっと犯人は、部屋にあった模擬刀で舞園ちゃんに襲いかかったんだよ!」
朝日奈「模擬刀の先制攻撃だよ!」
葉隠「オーガも一緒にいたっけな」
セレス「オーガとは…」
大神「我だ」
葉隠「オーガ、元気なかったみてーだから、ちょっくら食堂で茶を飲んでたんだべ」
大神「そこへ舞園が現れたのだ」
苗木(絶対あの2人…台詞逆だったよ…)
大和田「で、何しに来やがった?」
モノクマ「2階を解放しました!」
〜一方その頃〜
不二咲部屋
不二咲「うん。これで半分できたっ!」
不二咲は、新しいスイッチを作っていた。
バチッ
不二咲「…ん?」
壊れた方のスイッチが勝手に動き出した。
不二咲「な…何で…!?」
>>15と>>16の性格交換!
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- 15 : 2014/03/19(水) 22:40:53 :
- 狛枝
-
- 16 : 2014/03/19(水) 22:41:06 :
- 苗木
-
- 17 : 2014/03/19(水) 22:50:01 :
- 質問です。亡くなったキャラもok何ですか?
-
- 18 : 2014/03/19(水) 23:00:26 :
- >>17亡くなったキャラもokです。
2F廊下
苗木「プールに図書館か…」
ビビビビビビビビ!
苗木「っ!?」
苗木(今の感覚…間違い無く性格転換の衝撃…!)
葉隠「おう、苗木っち!」
苗木「あ、葉隠クン。どう?なにか見つかった?」
葉隠「おお!プールを見つけたべ!」
苗木「うん。それはボクも見つけてるよ」
葉隠「それによ、行為室には色々なトレーニングマシーンがあったぞ!苗木っち!いつか一緒にやろうな!」
苗木「超高校級の人に誘ってもらえるなんて…すごく嬉しいよ。まあ遠慮させてもらうけど」
葉隠「そっか。じゃあオーガでも誘ってみっか!」
苗木「彼女は女性だよ?」
葉隠「そうだった!盛大に忘れてたべ!」
苗木(性格は変わっても…頭は変わらないんだね…)
苗木(そういえば…この性格は誰の物なんだろう…?交換だから、元の持ち主がいるはずなんだけど…)
食堂
情報交換を済ませ、一旦自室に戻った。
不二咲部屋
不二咲「やった!できた!性格を入れ替えるスイッチ!」
バチッ
不二咲「…あれ?」
また壊れた方のスイッチが暴走した!
>>19と>>20の性格交換!
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- 19 : 2014/03/19(水) 23:06:24 :
- 霧切さんで!
-
- 20 : 2014/03/19(水) 23:09:48 :
- 苗木
-
- 21 : 2014/03/19(水) 23:53:58 :
- ビビビビビビビビ!
モノクマ『オマエラ!体育館にお集まりください!』
体育館
モノクマ「次の動機を与えるよ!これだッ!!」
モノクマは封筒をばらまいた。
苗木(…恥ずかしい過去…ね…)
封筒の中身を見た。
苗木(…おねしょ)
苗木「…」
霧切「…こんなことに希望が負けるはずないわ!」
苗木「霧切さん…」
霧切「希望は絶望に負けるはずないわ!」
モノクマ「うぷぷ。威勢がいいね〜。っていうかそんな性格だったっけ?まあいいや」
大和田(…)
不二咲(…)
苗木部屋
苗木(…あの動機…ボクにはあまり関係ないけど…一応注意した方がいいよね…)
ピンポーン
苗木「?」
ガチャ
不二咲「苗木君。はいこれ」
苗木「あ、スイッチだね」
不二咲「うん!どうぞ!じゃあね!」
不二咲はスイッチを渡して出て行った。
苗木「…」
苗木「まあ…一回使ってみようかな」
ポチ
>>22と>>23の性格交換!
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- 22 : 2014/03/20(木) 00:03:39 :
- ちーたん
-
- 23 : 2014/03/20(木) 00:20:16 :
- ジェノサイダー
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- 24 : 2014/03/20(木) 01:20:17 :
- 更衣室
不二咲「大和田クンって強くてすごいよね!」
大和田「…そうだ…俺は…強い…!!」
大和田「うおおおおお!!」
大和田はダンベルを持ち上げた!
ビビビビビビビビ!!
不二咲「っ!!」
ガッ!!
大和田が大きなダンベルを振り下ろしてスピードを上げる前に、小さいダンベルで勢いを止めた!
大和田「っ!」
大和田「オ…オレは…何を…!?」
不二咲「大和田クン。そんなのでボクを倒せると思ってるの?っははは!」
大和田「!?」
不二咲「でも残念だけど、ボクはあのハサミじゃないと人を殺したくないんだ。今すぐ大和田クンを殺したいけど、やっぱりあれがなくちゃね」
大和田「ふ…不二咲…?どうした!?やっぱどこか打ったか!?すまん!!正気に戻ってくれよ!!」
不二咲「え?ボクは元々正気だよ。あー大和田クンを切り刻んだり切り刻んだり殺ったり磔にしたりしたいけど、あのお気に入りの武器が手に入るまで我慢するとしようかなー」
不二咲は出て行った。
大和田「…」
大和田「…」
次の日
食堂
不二咲「あはははははは!!」
大和田「ま…まだ治ってねえのか…」
石丸「大和田クン!これは一体どういうことだ!?彼女に何をした!」
大和田「い…いや…知らねーよ…。マジで俺は何もしてねえって…」
苗木「…」
苗木(ごめん不二咲さん。っていうかジェノサイダーって…ジェノサイダー翔の事か…?)
十神「…あれが不二咲か?」
朝日奈「あ、十神。珍しいね。どういう風の吹き回し?」
腐川「び…白夜様に話しかけるなんて…!!数百年早…!!
十神「黙れ」
腐川「…」
十神「不二咲が豹変したって聞いてな。わざわざ来てやったぞ。あれがあいつの本性なのか?」
不二咲「あっははははははは!」
苗木(…)
-
- 25 : 2014/03/20(木) 12:38:11 :
- 期待です
楽しみにまってます
-
- 26 : 2014/03/20(木) 18:55:54 :
- なんかカオスになってたw期待ですw
-
- 27 : 2014/03/20(木) 19:13:00 :
- >>非リア充 (邪眼解放)さん
>>THE 暇人さん
ありがとうございます!
苗木(うん。これは戻しておいた方が…)
苗木(…)
苗木(…あれ?)
苗木(…スイッチがない!?)
苗木(いや…間違い無く部屋から持って来たはず…)
苗木(…考えられる事は…)
数分前
食堂前
苗木「あ、大和田クン。さっき不二咲さんが探してたよ?」
大和田「…そろそろ治ってる頃だろうな…?」
苗木(あっ…そういえば、性格入れ替えたままだっけ。戻しておかないと…)
不二咲「モン君見っけ!っははははは!」
不二咲は大和田を見つけた途端、全速力で追いかけてきた。
大和田「やっべ!」
大和田は食堂に入った。
不二咲「待て待てーっ!!」
ドンッ!
苗木「わっ!」
不二咲とおもいっきり衝突した。
が、不二咲はお構いなしに食堂に入っていった。
苗木「…ふう…」
苗木(絶対あの時だ…)
苗木は外に出た。
廊下
苗木「あれ?」
いくら探しても、スイッチは見つからなかった。
苗木(まあ誰かが拾ったんだろうな…)
苗木(…)
苗木(十神クン…かな)
食堂
苗木「十神クン」
十神「何だ」
苗木「スイッチ拾わなかった?」
十神「拾ったぞ。食堂前でな」
苗木「じゃあ返して」
十神「…」
十神はスイッチを取りだした。
十神「これがお前の探し物か?」
苗木「うん」
十神「明らかに怪しいな」
苗木「うん」
十神「返すと思うか?」
苗木「ううん」
十神「そういうことだ」
苗木「…」
ポチ!
素早くボタンをおした!
十神「っ!」
十神と>>28の性格交換!
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- 28 : 2014/03/20(木) 19:16:27 :
- ジェノサイダーで!
-
- 30 : 2014/03/20(木) 19:37:55 :
- アポw(クワタレオン)でw
-
- 31 : 2014/03/20(木) 20:29:39 :
- 苗木
-
- 32 : 2014/03/20(木) 21:08:17 :
- ビビビビビビビビ!
苗木「…っ!」
苗木「…あ!元に戻れた!やった!」
苗木「じゃあ次は、一番危険そうな不二咲さんだ!…あの性格…誰だったっけ?」
不二咲と>>33の性格交換!
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- 33 : 2014/03/20(木) 21:18:36 :
- 舞園
-
- 34 : 2014/03/20(木) 21:37:25 :
- 今は御曹司じゃなかったっけw
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- 35 : 2014/03/20(木) 21:45:39 :
- ビビビビビビビビ!
不二咲「はっ…!」
大和田「…?何だ…?急に黙ったぞ…?」
十神「…」
不二咲「あ…あれ…?私…」
セレス「正気に戻ったようですわね」
不二咲「…???」
大和田「…ったく…面倒かけやがって…」
不二咲「え?え?えっと…ごめんなさい…?」
モノクマ『オマエラ!』
苗木「モノクマ!?」
モノクマ『動機の事、忘れてねえだろうな!あと2時間ほどでタイムアップだからね!』
苗木「…」
苗木(いや…おねしょバラされる位で殺人なんかしない…)
石丸「よしっ!あと2時間、ここで固まっていよう!」
大和田「お…おう…」
十神「ふん。くだらん。俺は図書室に戻る」
山田「あ…あの…十神白夜殿?正気ですかな?」
十神「殺せるものなら殺してみろ。じゃあな」
十神は去って行った。
不二咲「で、苗木君はどうするの?」
苗木「うーん…。とりあえず…ここでみんなと固まってようかな…。不二咲さんは?」
不二咲「…」
大和田「…」
石丸「ハッハッハ!ここに2時間閉じこもっていれば安心だぞ!」
大和田「ああ…そうだな…。俺は人殺しなんかしねえよ」
セレス「では山田君」
山田「ロイヤルミルクティー淹れてきますです!!」
苗木(そう…だよな。この程度の動機で…殺人なんか起きるわけないよな…)
苗木「…」
苗木(2時間食堂にいるのも暇だな…。またみんなを戻す作業に戻ろう)
苗木(えっと…多分不二咲さんは元の不二咲さんだよな。うん。多分。まああまり変わらないし、違っててもいいや)
苗木(次は…>>36と>>37の性格交換だ!)
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- 36 : 2014/03/20(木) 22:39:16 :
- 戦刃
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- 37 : 2014/03/21(金) 01:18:08 :
- 循子
-
- 39 : 2014/03/21(金) 11:11:41 :
- セレス
-
- 40 : 2014/03/21(金) 12:09:56 :
- 大和田
-
- 41 : 2014/03/21(金) 17:38:47 :
- ビビビビビビビビ!
次の日
食堂
不二咲「あっ。おはよう、苗木君」
苗木「おはよう」
モノクマ「おはよう苗木君」
苗木「…」
モノクマ「…そう…不二咲さんにはあいさつするのに、私は無視なんだ…」
苗木「…私?」
モノクマ「…はっ!い、いや、そんなことよりオマエラ!ここにいない人がいる事に気が付いてる?」
苗木「え?」
大神「…。葉隠か?」
苗木「あっ」
モノクマ「どこかで何があっても、知らないよ?」
苗木「…!」
苗木(まさか…)
石丸「よ…よし!とにかく手分けして探そう!」
廊下
苗木「よし、>>42に行ってみよう」
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- 42 : 2014/03/21(金) 18:57:09 :
- 自分の部屋
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- 43 : 2014/03/21(金) 23:19:13 :
- 苗木部屋
苗木「って…やっぱいるわけないよな…」
苗木(…舞園さん…)
ピンポンパンポーン
苗木「っ!?」
モノクマ『死体が発見されました!』
苗木「そんな…」
視聴覚室
視聴覚室には…
葉隠の死体があった。
苗木「葉隠クン…」
大神「ぐぬぬ…!!」
苗木「!大神さん…!」
大神「まさか…葉隠が…」
大神「…許さんぞ…!!」
大神は、明らかに怒り狂っている様子で、視聴覚室を出て行った。
苗木(…)
不二咲「あっ…苗木君…」
苗木「不二咲さん…」
不二咲「また…始まるんだよね?」
苗木「…そうみたいだね…」
不二咲「…やらなきゃ…やらなきゃいけないんだよね!」
苗木「う…うん」
不二咲「うん!やるよ!」
苗木「不二咲さん…?」
不二咲「私なりに…精一杯頑張ってみる!」
苗木「…うん!」
苗木「ありがとう不二咲さん!」
不二咲「えっ?」
苗木「ボクも精一杯やってみるよ!やらなくちゃいけないんだ!」
不二咲「うん!じゃあ私は、苗木君の超高校級の助手になるよ!」
苗木「えっ?」
不二咲「一緒に頑張ろうね!」
苗木「え、あ、うん!」
苗木(なんか…デジャヴ?)
【コトダマ入手!】
×葉隠→朝日奈
朝日奈→葉隠
×桑田→霧切
霧切→狛枝
(狛枝→桑田)
不二咲→舞園
×舞園→ジェノ
ジェノ→十神
十神→不二咲
江ノ島→戦刃
×戦刃→江ノ島
セレス→大和田
大和田→セレス
学 級 裁 判
開 廷 ! !
-
- 44 : 2014/03/22(土) 01:03:20 :
- モノクマ「まずは、学級裁判の簡単な説明からしていきましょう。…」
十神「腐川、これを見るんだ」
十神は血を見せた。
腐川「…っ」
腐川は倒れた。
ジェノサイダー「アタシが超高校級の殺人鬼、ジェノサイダー翔。本名は腐川冬子っていうダサい名前だけどね」
十神「これが…ジェノサイダー翔。腐川のもう一つの人格だ」
ジェノサイダー「で、これどういう状況なんだよ?」
十神「…俺は、お前が犯人じゃないかと思ってるんだが」
ジェノサイダー「…なるほど。やっぱりそう思ったか」
ジェノサイダー「アタシが殺して、磔にして、チミドロフィーバーを書いた…と」
朝日奈「じゃ…じゃあ…やっぱりあんたが殺したの…?」
大和田「決まりのようだな」
霧切「あ、ちょっと待ってくれないかしら?」
セレス「なんですの?もう決着はつきましたわ」
霧切「本当についたのかしら?」
霧切「あなた達がここまでしかたどり着けないなんて…少し残念ね…」
霧切「もっとあなた達の希望を見せて欲しいわ」
ジェノサイダー「犯人はアタシ。それで問題ないはずよ?」
苗木「それは違うよ!」論破
苗木「だって、方法が違うじゃないか!」
ジェノサイダー「そう。アタシは、つまらなかったから、今回の殺人をアタシ風にしてみたのよ。答えの分かってるゲームなんて、つまらないじゃない?勿論、実際アタシは殺してないわけだから、そのまま使いたくなかったわけけど」
霧切「さすがね、ジェノサイダーさん。あなたのおかげで、面白い事件になったわ」
苗木「犯人は…君なんだ!大和田クン!」
大和田「…」
大和田「あ?」
大和田「証拠はあんのかよ?」
苗木「証拠は…これだッ!」
ビビビビビビビビ!
大和田と腐川の性格交換!
苗木「十神クン!大和田クンを追求して!」
十神「わ…分かった」
十神「お…大和田。正直に言ってくれ」
大和田「ああ俺がやった」
苗木(っていうかこれ、最初っから使えばよかったか…。いや、やっぱ人数多いし無理か…)
ビビビビビビビビ!
腐川と大和田の性格交換!
大和田「っ!?」
大和田「くっ…!」
大和田「…」
大和田「…俺の負けだ」
大和田「じゃあな、てめえら」
モノクマ「はい、大正解っ!今回葉隠君を殺したのは大和田君でした!」
大神「何故…葉隠を殺した…!!」
大和田「勿論金だ」
大和田「大金が必要だったんだよ。だが、残念だったな…」
ゴオオオオオオ!!
…
chapter3
苗木「…」
苗木(舞園さん…江ノ島さん…桑田クン…葉隠クン…大和田クン…)
苗木(もう5人も亡くなってしまった…)
苗木「…とりあえず起きよう…」
苗木はベッドから立ち上がった。
ボチッ!
苗木「あ」
またベッドのそばに落ちてたスイッチ踏んだ!!
苗木「ああ!!また!!?」
>>45と>>46の性格交換!
-
- 45 : 2014/03/22(土) 08:12:03 :
- 不二咲
-
- 46 : 2014/03/22(土) 08:12:19 :
- セレス
-
- 47 : 2014/03/22(土) 12:21:11 :
- ビビビビビビビビ!
苗木「…」
苗木(…うん。大丈夫。今回は壊れてない)
食堂
セレス「あら、おはようございます、苗木君」
苗木「おはよう、セレスさん」
モノクマ「おはようごいます、苗木君」
苗木「おは…」
苗木「ってモノクマ!?」
不二咲「今度は何しに来たの!」
モノクマ「3階を開けておいたよ」
苗木「えっ?」
モノクマ「じゃあ、伝えたからね」
モノクマはさっさと行ってしまった。
苗木「…」
苗木「えーっと…」
石丸「よし、行くぞッ!」
不二咲「うん!」
苗木「やっぱそうなるんだね…」
3階廊下
苗木「えっと…娯楽室に…物理室…美術室…」
セレス「今回は部屋が多いようですわね」
娯楽室
苗木「…これ、本当に学校の施設なの?」
セレス「しかし、これだけあれば退屈しなさそうですわね」
美術室
苗木「あっ山田クン」
山田「おお!苗木誠殿!ご覧あれ!ここは美術室ですぞ!」
苗木「うん、知ってる」
山田「グフフ…!インスピレーションが沸いてきましたぞ!」
苗木「へえ?山田クンって美術好きなの?」
山田「もっちろん!フィギュア作りなど、ボクのたしなみですぞ!」
苗木「ああー…」
物理室
苗木「ってうわ!?なんだこの大型機械!?」
不二咲「わあ!すっごーい!」
モノクマ「これは空気清浄機だよ」
苗木「空気清浄機!?これが!?」
モノクマ「下手に触って壊したりなんかしたら、この学園にキレイな空気は一瞬で無くなっちゃうからね」
石丸「うむ!学校の施設を壊すなど、言語道断だッ!気を付けたまえよ!不二咲君!」
不二咲「壊さないよ!喧嘩売ってるの!?」
石丸「一番壊しそうだから注意したまでだ!喧嘩など売っていない!」
苗木部屋
苗木「ふう…」
苗木(さてと…みんなの性格を戻す作業に入ろうかな。なんかすごくややこしくなって、誰がどの性格だったか忘れたけど…)
苗木(まあ適当にやってれば元に戻るかな!)
ポチ
>>48と>>49の性格交換!
-
- 48 : 2014/03/22(土) 18:09:40 :
- 苗木
-
- 49 : 2014/03/22(土) 18:10:16 :
- ジェノサイダー
-
- 50 : 2014/03/22(土) 19:20:14 :
- ビビビビビビビビ!
モノクマ『オマエラ。体育館に集まってください』
体育館
モノクマ「じゃ、次の動機いっくよー」
ジェノサイダー「早っ!前回の裁判、終わったばっかじゃん?」
山田「というより…何故にジェノサイダーさんが?」
ジェノサイダー「えっ?何か問題あんの?」
山田「いやあ…ない…と…思いますがねえ…」
モノクマ「はい、次の動機」
モノクマは本を取りだした。
モノクマ「この本には、みんなの名簿、外の世界の記録、社会の裏の顔等々の情報が載っています!」
苗木「…」
苗木「それを手に入れる為に殺し合えと?」
モノクマ「そうだけど?」
不二咲「そんなもの誰が欲しがるの?」
モノクマ「まあ、これが欲しかったら殺し合ってね。と」
モノクマ「はいじゃあ解散」
モノクマは去って行った。
霧切「…」
苗木「…」
石丸「はっはっは!今回は安心だな!仲間を殺してまであれを手に入れようとする者など、いるはずもない!」
苗木「それがいるから問題なんだよ」
石丸「なっ…!?」
苗木「起こらない…起こるはずもない…なんて言っておきながら、今まで事件が起こったんじゃないか。それを忘れたの?」
石丸「そ…それは…」
石丸「それは何かの間違いだ!今回こそは、何事も起こるまい!」
苗木「そんな自信、どこから沸いてくるんだろうね?」
腐川「い…いい加減にしなさいよッ!!」
苗木「…じゃあね」
苗木は出て行った。
不二咲「苗木君…あんな人だったっけ?」
山田「なんといいますか…覚醒したようですな…」
朝日奈「っていうか…いつのまに腐川ちゃんに戻ったの?全然気付かなかったんだけど」
廊下
苗木「…」
苗木(何かがおかしい…)
苗木(やっぱり、このスイッチのせいか…)
苗木(危険だけど…やっぱまた使ってみるしかないみたいだね…)
ポチ
苗木と>>51の性格交換!
-
- 51 : 2014/03/22(土) 19:29:46 :
- 十神
-
- 52 : 2014/03/23(日) 01:02:48 :
- ビビビビビビビビ!
葉隠「苗木っち!」
苗木「わっ!?は…葉隠クン…?…どうしたの…?」
葉隠「ちょっくら…ほら、今から風呂に入らねえか!」
苗木「えっ?」
葉隠「ほら、行くべ!」
苗木「えっ!ちょ!何で…!」
葉隠に引きずられていった…
脱衣所
苗木「…あれ?なんで…みんな集まってるの…?」
霧切「不二咲さんが、何か私達に用があるみたいよ」
苗木「えっ…?」
十神「そろそろ話してもらおうか?」
不二咲「うん。これだよ!」
不二咲は、パソコンを取りだした。
不二咲「希望ヶ峰学園にあったパソコンなんだけど、そのファイルを解析して開いてみたんだ」
…
苗木部屋
苗木(結局…何か分かっても…何も変わらないのかな…)
苗木(…はあ…)
苗木(…)
苗木(だめだよな…こんなことじゃ…)
苗木(…うん!気晴らしに、みんなのところに行ってみよう…!)
自由行動開始
苗木(じゃあ、どこに行こうかな?>>53)
-
- 53 : 2014/03/23(日) 03:30:18 :
- 食堂
-
- 54 : 2014/03/23(日) 10:05:08 :
- 食堂
苗木「…あっ。大神さん」
大神「苗木か…」
苗木「…珍しいね、大神さんが単独行動なんて…」
大神「…葉隠が死んでしまったからな…」
苗木「あっ…。ご…ごめん…なさい…」
大神「気にするな。…むしろ感謝している」
苗木「えっ?」
大神「葉隠の事を思い出すまいと思っていたが…それでは駄目だと…気付いたのだ」
大神「仲間の死を乗り越える…。それが我だ。逃げてばかりではいられぬ」
苗木「…大神さん…」
苗木「…」
苗木「…お茶でも飲もうか?」
大神「…何?」
大神「…そうだな」
苗木部屋
苗木(ふう…。うん。いい気晴らしになったかな)
苗木「…」
苗木(そういえば…モノクマから動機を提示されてたけど…)
苗木(みんな…大丈夫…だよね…)
苗木「…」
苗木「…ちょっと…あの人の性格を変えておこうかな…」
>>55と>>56の性格交換!
-
- 55 : 2014/03/23(日) 14:46:49 :
- 黒幕
-
- 56 : 2014/03/23(日) 20:37:34 :
- 苗木ー
-
- 57 : 2014/03/23(日) 23:50:04 :
- ビビビビビビビビ!!
キーンコーンカーンコーン
モノクマ『えー…校内放送。ただいま、午後10時になりました。…』
次の日
苗木部屋
苗木「…」
食堂
石丸「おはよう苗木君!気持ちの良い朝だなッ!」
苗木「…」
苗木「…お…はよ…」
セレス「元気ありませんわね?」
石丸「そうだぞ苗木君!今日も一日、元気に過ごそうではないかッ!」
不二咲「君は元気ありすぎだよ!朝食くらい静かにとらせてよ!」
石丸「元気な挨拶は、風紀を保つ為の基本だ!そんな事も分からないのか!」
不二咲「上等だよ!その喧嘩、買ってあげるよ!」
霧切「…全く見苦しいわね…」
十神「おい」
朝日奈「十神じゃん!なんかあったの?」
十神「これだ」
十神は、2枚の写真を取りだした。
そこには、不二咲・大和田・桑田、舞園・セレス・山田が写っていた。
不二咲「な…なにこれ…!?私はこんなの知らないよ…!?」
セレス「わたくしも…身に覚えがありませんわ」
山田「ぼくも全く身に覚えがないですな…」
十神「そうか。ならいい」
十神は写真をしまって去ろうとした。
朝日奈「ちょ、ちょっと!もっとよく見せてよ!」
十神「何故見る必要がある?それに、俺は報告に来たんじゃない。確認に来たんだ」
と言って、早々にどこかへ行ってしまった。
苗木部屋
苗木(…これからどうしよう…)
>>58 場所移動なら場所を、性格交換なら1人目を安価。
>>59 性格交換だった場合、2人目を安価。
-
- 58 : 2014/03/24(月) 00:06:11 :
- 食堂
-
- 59 : 2014/03/24(月) 00:51:30 :
- 食堂
苗木「…」
朝日奈「あっ苗木!今から私が苗木を占うのと、その辺にあったレーション食べるの、どっちがいい?」
苗木「…レーション」
朝日奈「えっ…こっち?てっきり占いの方かと…。それで10万円取ろうとしたのに…」
朝日奈「分かったよ。はいレーション。その辺にあったから腐ってるかどうか知らないけど、とりあえずこっち選んだし、はい」
朝日奈は、苗木にレーションを押しつけた。
朝日奈「じゃーねー」
苗木「…」
苗木はレーションを食べた。
苗木(…おいしい…)
モノクマ「あれ…?」
苗木「?」
モノクマ「苗木君。今食べてるのって…レーションだよねえ?」
苗木「…」
苗木は頷いた。
モノクマ「…まあ別にいいけど」
苗木「…?」
モノクマは去った。
苗木(次はどこに行こうかな…?)
>>60
-
- 60 : 2014/03/24(月) 01:56:44 :
- 保健室
-
- 61 : 2014/03/24(月) 19:03:13 :
- 保健室
苗木「…」
腐川「…」
苗木「…」
腐川「…」
苗木「…」
腐川「…」
苗木「…」
腐川「…な…何よ…」
苗木「…いや…」
腐川「何でここに来たの…?アタシの邪魔をしたいの…?」
苗木「…そういうわけじゃないけど…」
苗木「…」
苗木「…腐…川…さんは…何で…ここに…?」
腐川「び…白夜様に…お前の頭はどうかしている。保健室にでも行って寝てろ。どうせ治らんだろうがな。って言われたのよ…」
苗木「…」
腐川「…白夜様が…私の…心配を…してくれたのよ…!」
苗木「…それ…ただ邪魔だっただけ…」
腐川「ふ…ふん。そんなわけないじゃない…。ア…アタシが…羨ましいのね…?は…ははっ…!」
苗木「…」
苗木(…スイッチ押そうかな…)
苗木(…あれ?)
スイッチは無くなっていた。
苗木(あ…あれ!?あれ!?あれ!?)
その頃、>>62がスイッチを拾っていた。
-
- 62 : 2014/03/24(月) 20:24:33 :
- 狛枝
-
- 63 : 2014/03/24(月) 22:25:19 :
- すみません、今生きている1キャラでお願いします。
再安価
>>64
-
- 64 : 2014/03/25(火) 09:54:18 :
- 十神
-
- 66 : 2014/03/26(水) 22:50:23 :
- 十神
-
- 67 : 2014/03/26(水) 22:51:04 :
- まーくん(苗木)
-
- 68 : 2014/03/27(木) 01:16:01 :
- ビビビビビビビビ!
十神「っ!?」
十神「…」
十神「…?」
十神(…そうか…)
1F廊下
苗木「石丸クン」
石丸「む?どうした、苗木くん」
苗木「スイッチ見なかった?」
石丸「スイッチだと?何のスイッチだ?」
苗木(ってことは知らないんだな…)
苗木「知らないならいいよ」
石丸「ちょっと待て!激しく気になるではないか!ちゃんと最後まで話したまえ!」
苗木「嫌だ」
寄宿舎 廊下
ジェノサイダー「あら?まーくんじゃない?どうかしたん?」
苗木「…何でジェノサイダーに?」
ジェノサイダー「それがさ、さっきからヤケに後頭部が痛いし、倒れたまま目が覚めたのよ。んで、近くに空き缶があったの」
苗木「つまり、空き缶を踏んで転んだんだね。マヌケだなあ」
ジェノサイダー「まあ根暗はマヌケだよね〜。って話し逸らすなよ。なんか探してたみたいだけど、どうかしたん?」
苗木「君には関係無い」
ジェノサイダー「キャーッ何だか急にまこちんが格好良く見えてきたわあ!ってそんなこと言ってる場合じゃねーし。なんかあったん?何かさっきっから、出会う奴等出会う奴等みーんなおかしいんだけど?」
苗木(…スイッチのせいだ)
苗木「さあ?知らない」
ジェノサイダー「冷たいまーくんも、中々かっこかわいいじゃない?あ、なんか無性に殺したくなってきた。殺っていい?」
苗木「だめ」
食堂
苗木(だめだ…やっぱりない…)
苗木「落としたとしたら、この辺だと思ったんだけど…」
ジェノサイダー「何が?」
苗木「…まだいたのかよ…」
ジェノサイダー「もっちろん!で、なんか落としたわけ?」
苗木「君には関係無い」
ジェノサイダー「冷たいわあ。ちょっとくらい話してくれてもいいじゃない?」
苗木「断る」
キーンコーンカーンコーン
苗木「?」
モノクマ「オマエラ。体育館にお集まりください」
体育館
モノクマ「飽きたんだよ」
ジェノサイダー「どういう事だよ」
モノクマ「全然コロシアイが始まんないし…。だから、次の動機を提示させてもらうね」
ジェノサイダー「つーか、どんな動機出しても、絶対コロシアイなんて始まるわけねーじゃん?」
モノクマ「ま、こっちはこっちで勝手にやらせてもらうけどね」
モノクマ「今回の動機は…」
モノクマ「誰かが殺人を犯さない限り、個室の出入り禁止」
全員「…」
不二咲「ってちょっと待ってよ!それ、どういう意味なの!?」
モノクマ「…そのまんまだよ。オマエラ、いつも毎晩寝る部屋があるでしょ?あの部屋が使えなくなるんだよ」
石丸「待て!それでは寝れなくなるではないか!校則によると、個室以外の故意の就寝は禁止のはずだッ!」
モノクマ「あ、その校則は、一時的に免除します」
モノクマ「部屋に入りたかったら殺人を犯す事。まあ、卒業したら強制的に学園生活終わりだけど。部屋に残した物があるんじゃない?」
苗木「…」
苗木(誰かがスイッチを部屋に持ち帰ったとしたら…)
モノクマ「まあそういうわけだから。じゃあね」
モノクマ「あ、そうだ。どうせ邪魔だろうし、部屋の鍵は預かるからね」
モノクマは去った。
「…」
石丸「なんというか…嫌がらせレベルになってきたな…」
セレス「部屋に入れないとは…。わたくし、困りますわ」
大神「…まず困らない者はおらぬだろう」
苗木「個室が使えないって事は、安全な場所が使えないって事だから…」
苗木「殺人が起きる可能性が高くなるね」
「…」
苗木の言葉に、全員が黙った。
石丸「では…これからにあたって、沢山のルール決めをする必要があるなッ!」
食堂
石丸「さて…夜時間になると、食堂はロックされてしまう。それまでに、出来る限り話し合いをしようではないか!」
十神(…ここなら確認しやすい…少しスイッチの力を確認してみるか…)
ポチ
唐突にスイッチが押された。
>>69と>>70の性格交換!
-
- 69 : 2014/03/27(木) 02:20:22 :
- 苗木
-
- 70 : 2014/03/27(木) 02:20:40 :
- ちーたん
-
- 71 : 2014/03/27(木) 11:36:04 :
- ビビビビビビビビ!
石丸「さて、まずはこれからの部屋をどうするかだが!」
セレス「あ、それでしたら、保健室を使うと良いのでは?」
不二咲「確かに、一番生活に適した部屋だね」
山田「では、全員で保健室で寝るという事に…」
腐川「何でよ…!男子共は勝手に別の部屋で過ごしなさいよ…!!」
朝日奈「っていうかいつの間にかまた腐川ちゃんに戻ってるし…」
腐川「…目が覚めたら倒れてて、近くに空き缶があって、後頭部がものすごく痛かったのよ…」
苗木(まさかの同じ方法で変わった!?)
苗木「っていうか、空き缶なんてあったっけ?」
石丸「では、女子が保健室で寝泊まりするということで…」
石丸「ってちょっと待て!なら男子はどうする!?」
山田「おそっ」
大神「…では、それぞれ性別別に更衣室で寝泊まりするのはどうだ?」
不二咲「それは駄目だよ」
大神「何故だ?」
不二咲「とにかく、別の方法を考えてよ」
苗木「なんか文句でもあるの?」
不二咲「それを言う必要はないでしょ」
苗木「大アリだから!」
…
…しばらく議論を重ねた結果、適当に別々の部屋で寝泊まりする事になった。
教室 1-B
苗木「…で、ボクがここと」
苗木「ま、いいけど」
キーンコーンカーンコーン
モノクマ『えー校内放送。ただいま、夜10時になりました。…』
苗木「…」
苗木「もう寝るか…」
苗木は、適当な場所で横になった。
苗木(…あ)
苗木(そういえば…スイッチ…)
図書室
十神「…」
十神は、読んでいた本を閉じ、スイッチを見つめた。
十神(多分間違い無く…これは性格を入れ替えるスイッチ…)
十神(これがあれば…コロシアイを止められるのか…?)
十神(…誰も殺したくはない…)
ポチ
>>72と>>73の性格交換!
-
- 72 : 2014/03/27(木) 12:27:58 :
- 霧切さん!
-
- 73 : 2014/03/27(木) 14:44:01 :
- まーくん
-
- 74 : 2014/03/27(木) 18:08:19 :
- ビビビビビビビビ!
キーンコーンカーンコーン
モノクマ『オマエラ!…』
食堂
十神「ん?今日は妙に人が少ないな?」
苗木「不二咲さんを抜いた女子達は、大浴場に行ったみたいだよ」
十神「不二咲はいいのか?」
不二咲「…」
山田「それにしても…女子がいないだけで、随分と減りましたなあ…」
苗木「まあ…今となっては、女子の方が多いしね…」
苗木は【男のロマン】未入手だった
数分後
朝日奈「おっ。みんな来てるねー」
霧切「いいお湯だったわ。何で不二咲さんも来なかったの?」
不二咲「…」
ジェノサイダー「ちーたんどーしたん?」
大神「不二咲にも理由があるのだろう。それ以上の詮索は止めておけ…」
山田「っていうかジェノサイダーさん?何ですかな?その頭は?」
ジェノサイダーの頭には、巨大なコブができていた。
朝日奈「せっけんで滑って転んだんだよ。すっごい転び方だったよ!」
ジェノサイダー「根暗な方ってドジだからねえ」
苗木(前に、その根暗な方と同じ転び方したのって誰だっけ)
セレス「あら?石丸君はまだ来てないのですか?」
苗木「…あれ?」
見渡しても、食堂には石丸の姿は無かった。
朝日奈「ま…まさか…宇宙人に連れ去られちゃったとか!?」
苗木「…探した方がよさそうだね」
大神「そうだな」
…
物理準備室
ジェノサイダー「…っ!?」
不二咲「…」
苗木「…」
ピンポンパンポーン…!
モノクマ『死体が発見されました!…』
ジェノサイダー「…ま…まじで…!?」
不二咲「そういうことだね」
苗木「ということは…」
モノクマ「学級裁判。うぷぷ…」
苗木「じゃ、とっとと始めてくれる?」
モノクマ「うん。ザ・モノクマファイル」
コトダマGET!
モノクマ「じゃあ…頑張ってね」
モノクマは去った。
苗木「さて、捜査しよっか?」
コトダマGET!!
苗木→狛枝
×葉隠→朝日奈
朝日奈→葉隠
×桑田→霧切
霧切→大和田
(狛枝→桑田)
不二咲→十神
×舞園→ジェノ
ジェノ→苗木
十神→戦刃
江ノ島→不二咲
×戦刃→江ノ島
セレス→舞園
×大和田→セレス
石丸→石丸
山田→山田
腐川→腐川
大神→大神
学 級 裁 判
開 廷
-
- 75 : 2014/03/27(木) 20:11:54 :
- 大神「まずは凶器の話からだな」
十神「凶器は恐らく、あの部屋にあったハンマー。それは間違い無いだろう」
苗木「あれ?でもさ、ハンマーって…2つあったよね…?」
セレス「しかし…血の量は、明らかに大きいハンマーの方に沢山ついていましたわ」
朝日奈「じゃあ決まりだよ!凶器は、大きい方のハンマーだったんだ!」
不二咲「ならなんで、ハンマーが2つあったの?」
朝日奈「それは…2刀流だったんだよ!」
セレス「そもそも、あの大きな方のハンマーは片手で持つのは難しいと思いますわ」
不二咲「なら、力があればいいわけだね」
大神「…」
ジェノサイダー「ついでにひふみんも入れとくか?」
朝日奈「た…確かに力はありそうだけど…でもそれじゃあ…」
苗木「昨晩…美術室倉庫に寝泊まりしたのは誰だったかな…?」
大神「山田…だったな」
ジェノサイダー「つまり、これが事件の全貌ってコト」
ジェノサイダー「まず犯人は、美術室倉庫からハンマーを取りだした。そこから、物理準備室へ向かった」
ジェノサイダー「で、きよたんを小さいハンマーで叩き、殺したと思って早々に去った。ま、ビビってたのもあんだろうけどよ。だからこそ見落としてたんだろうな。ただ気絶してただけだって」
ジェノサイダー「で、今日の朝。ぜ〜んぜんきよたんが来ないから、みんなが探しに行ったとき、犯人はすぐさま物理準備室に行ったんだろうね〜」
ジェノサイダー「で、気絶してるだけだって気付いて、急いででっかいハンマーを取りに行ったんだけど、そこでそこできーくんが目覚めちゃって…」
ジェノサイダー「で、戻って来たらきーくんが起きてるわけ。とっととでかいハンマーで仕留めるつもりだったんだろうが、素早い小さいハンマーによって、なんと犯人が負けちゃったわけね!で、犯人が殺られちゃったと!」
ジェノサイダー「で、証拠隠滅する暇もなく、物理準備室に人が来て、自分も今目撃したように振る舞った!」
ジェノサイダー「犯人は石丸清多夏!てめえだッ!」
BREAK!!
霧切「って…なんで犯人が途中で死んでいるの?」
ジェノサイダー「ん…?」
ジェノサイダー「あ、ホントだ!犯人死んでるわ!」
石丸「ちょ…ちょっと待ちたまえ!」
石丸「何故ボクが山田くんを殺さなければならないのだッ!!説明を求める!」
苗木「そんなの、さっきのジェノサイダーさんの話で明らかになったじゃん。山田クンを返り討ちにしたんでしょ?」
石丸「ぐっ…!!」
苗木「…」
苗木「…はあ…。…残念だけど、もう諦めるしかないみたいだよ…?」
石丸「な…何を…」
苗木「石丸クン。君の希望の限界を見るのはつらいし寂しいけど…これで…もう終わりみたいだよ」
苗木「じゃあモノクマ。始めていいよ」
苗木「投票タイムを…」
モノクマ「うん。分かったよ。始めるね」
石丸「ちょ…ちょっと待ちたまえ!!」
モノクマ「さて…今回の投票の結果…クロに選ばれるのは誰か…?」
石丸「待てええええええ!!!!」
モノクマ「大正解。今回山田クンを殺した犯人は、石丸クンでした」
石丸「っっ!!」
石丸「ふ…不可抗力だ…。不可抗力…だったんだ…」
石丸「くっ…」
苗木「確か、山田クンは部屋に人形とかが沢山置いてあったよね」
苗木「あれ無しで生きて行くなんて、山田クンにとっては死ねと言っているのと同じ…って聞いただけだけど。だから、石丸クンをターゲットとして狙ったんだね…」
石丸「勿論殺すつもりなどなかった…!!だが…」
石丸「…くっ…」
モノクマ「では…おしおきターイム…っ!」
【石丸清多夏首相就任パレード】
ガヤガヤ…ドン!
…
chapter4
体育館
苗木「…ん?」
ガガガガガガガガ!!
ガキイ!!
苗木「…!?」
体育館の中では、大神とモノクマが戦っていた。
モノクマ「オマエ…どういうつもりなの?」
大神「我は…もう決めたのだ…!もう退かぬ…媚びぬ…顧みぬと…!」
苗木「…」
苗木「…はは…」
苗木「…っははははははは…!」
-
- 78 : 2014/03/27(木) 23:51:16 :
- 腐川
-
- 79 : 2014/03/27(木) 23:51:23 :
- オーガ
-
- 80 : 2014/03/28(金) 19:42:05 :
- ビビビビビビビビ!
キーンコーンカーンコーン…!
モノクマ『オマエラ。体育館に集合してね。急いで』
体育館
モノクマ「というわけで、次の動機を発表します」
霧切「どういうわけよ!」
モノクマ「実はオマエラの中に、裏切り者が潜んでいるのです」
苗木「…」
モノクマ「それは…大神さくらさんです」
大神「…!?」
霧切「なっ…!?」
朝日奈「えっ…!?ほ…本当に…!?」
モノクマ「じゃあね。言うべき事は言ったから」
モノクマは、言いたい事だけ言って去って行った。
大神「ま…待て…モノクマ…!!」
セレス「…本当…なのですか…?大神さん…」
大神「…」
不二咲「つまり今も…私達の命を狙ってるんだね…?」
大神「そんなことは…!!」
腐川「…その辺で止めておきなさいよ…」
不二咲「何で?今この場で殺されるのかもしれないんだよ?」
大神「…」
腐川「大神は…そんな事しないわよ…。きっと…モノクマの嘘に決まってるわ…」
大神「…」
苗木(…なるほど…)
苗木(昨日大神さんが裏切り…今日モノクマが裏切り返した…)
苗木(…面白い事件が生まれそうだ…)
十神「…なら…解散でいいか…?」
苗木「そうだね」
モノクマ『あ、そうだ…オマエラ、4階が解放されたので、ご確認ください』
4階 廊下
…(探索中)
食堂
「…」
(…石丸がいないから、進まない…)
苗木「…とりあえずさ、見つけた物を報告していこうか?」
セレス「音楽室がありましたが、特に気になる点はありませんでしたわね」
朝日奈「職員室もあったね。なんか机の上に、花が置いてあったけど」
腐川「化学室には、沢山の薬品と…
不二咲「明らかに毒薬みたいなものもあったから、気を付けた方がいいかもね」
霧切「ど…毒薬!?」
朝日奈「あ、そうだ。あとこんなのも職員室にあったんだけど…」
苗木(写真…)
セレス「前に十神くんが見つけた物と似ていますわね」
不二咲「何でこんな大事な物を先に出さなかったの?」
朝日奈「いやーすっかり忘れてた!」
苗木「あと、情報処理室や学園長室には、まだ入れないみたいだね」
数秒後
みんなは解散した…が…
>>81が、十神が落としたスイッチを拾った。
-
- 81 : 2014/03/28(金) 22:25:50 :
- モノクマ
-
- 82 : 2014/03/28(金) 23:41:08 :
- モノクマ「あれ?このスイッチって…さっきから十神クンや苗木クンが使ってた物かな?」
モノクマ「たしかこれって…性格を変えられるんだったっけ?」
モノクマ「…」
モノクマ「うぷぷぷぷぷ…」
ビビビビビビビビ!!
娯楽室
苗木「…ん?」
十神「…」
霧切「なっ…!?」
モノクマ『死体が発見されました!』
モノクマ「うぷぷぷぷ…」
霧切「出たわね…!」
モノクマ「はい、どうぞ。毎度おなじみ、ザ・モノクマファイルだよ。じゃあ頑張ってね」
コトダマGET!!
苗木「さあ、始めようか…!」
十神「…だな」
【モノクマファイル】
苗木(被害者は、朝日奈さんとセレスさん…か…)
苗木(2人とも殴られた痕があり、それ以外の外傷はない)
十神(…)
コトダマGET!!
苗木 狛枝
十神 戦刃
霧切 大和田
不二咲 十神
大神 腐川
腐川 大神
ジェノ 苗木
江ノ島 不二咲
(狛枝 桑田)
×戦刃 江ノ島
×セレス 舞園
×朝日奈 葉隠
×葉隠 朝日奈
×桑田 霧切
×舞園 ジェノ
×大和田 セレス
×石丸 石丸
×山田 山田
学 級 裁 判
開 廷
-
- 83 : 2014/03/29(土) 00:30:54 :
- 苗木「さてと…まずはやっぱり凶器の話からかな?」
十神「…殴られた痕…だったな」
腐川「だけど…娯楽室で殴れそうな物なんて…なかったと思うけど…」
苗木「それは違うよ…!」論破
苗木「あったじゃないか。殴れそうな物」
【モノクマボトル】
苗木(これだ…!)
苗木「ほら、モノクマボトルだよ」
苗木「あれなら、人を殴れるでしょ?」
霧切「つまり犯人は、モノクマボトルで2人をぶん殴って殺したのね」
不二咲「いや、それはないよ」
霧切「何故かしら?」
苗木(その理由は…)
→ボトルの数
ボトルの堅さ
ボトルの大きさ
苗木(これだ…!)
苗木「だってさ、ボトルの数が合わないんだもんね」
不二咲「苗木君。そもそも言い出したのは君なんだけど」
苗木「うん。知ってるよ?」
霧切「何がしたいの!?」
十神「…娯楽室に、あれ以外で凶器になりそうな物はなかったな…」
大神「凶器が無ければ人は殺せぬ…。
苗木「それは違うよ…!」論破
苗木「ならさ、素手…っていうのはどうかな?」
大神
苗木(これがボクの答えだ…!)
苗木「大神さん…君なんじゃないの?」
大神「我…か?」
苗木「素手…裏切り…それにもう一つ…」
せいかくこうかん
苗木(そうか分かったぞ…!)
苗木「君は…性格交換をされているんだ…!」
霧切「性格交換…?」
十神「…」
不二咲「…!」
腐川「聞いた事ないわ…」
苗木「そもそも、大神さんはモノクマを裏切ってるんだ。だから、人殺しなんてするはずないんだよ」
大神「…見ていたのか」
苗木「うん。たまたまね…。体育館で、大神さんとモノクマは戦っていた。でも、大神さんは2人を殺した…」
苗木「大神さんの性格が変わっていたのは途中から気づける程度だけど、問題なのは、変わった相手だよ…」
苗木「本来の大神さんなら、人を殺すくらいなら自分を殺すような人なのに、何故2人も殺したのか…」
苗木「でも、この中にも、死んでしまったみんなの中にも。こんな殺人鬼のような性格の人はいないよね…?」
腐川「…」
苗木「で…気づいたんだけどさ…」
苗木「彼女の性格は、外から来たものなんだよ…」
霧切「ちょ…ちょっと待ちなさい!そもそも何で大神さんが殺人を犯した事に…!」
苗木「だって、もう決まったじゃないか。散々話し合ったし…それに、もう一つの手掛かり…丁度良いね。これも話しておこうか」
苗木「娯楽室に…娯楽室の雑誌のひとつに、大神さんのダイイングメッセージがあったんだよ…」
大神「…何故我が…ダイイングメッセージなど書く必要がある?」
苗木「これは君が書いたものじゃなくて…大神さんが書いたものなんだよ?」
大神「どういう意味だ…」
苗木「さっきも言ったじゃないか。大神さんは、性格を入れ替えられてるんだ。つまり、このダイイングメッセージは、入れ替えられる前の大神さんのメッセージなんだよ」
苗木「そこには、まるで…自分に気を付けろ…っていうようなメッセージがあったんだ」
苗木「きっと大神さんは、性格を変えられても、少しの間は意識を保っていたんだろうね…。彼女の強さ…心から敬意を表すよ…」
苗木「それに大神さんは、前にも性格交換を受けた事があった。その感覚を覚えていたからこそ、対応できたのかもしれないけど」
苗木「で、まとめてみるとさ、大神さんは、前の大神さんじゃない」
苗木「しかも今の大神さんは、前の大神さんが恐れるほど…」
苗木「今までの情報を全てかき集めて…考えてみるとさ…」
苗木「大神さんは今…あの大神さんじゃない。極めて狂っていて…極めて暴力的な…ただの壊れた人だ」
苗木「希望以外の為に殺し合うなんて…そんなの…最悪だよ」
大神「…」
不二咲「だけど…さ」
不二咲「性格交換されたからって、記憶が消えるわけでもないのに…今の大神さんは、あえてそれを残したって…こと?」
大神「当然だ」
苗木「…」
大神「自分を絶望させる要素を残しておく…。それは当然の事だ」
苗木「絶望…か。今の君は…超高校級の絶望…と…呼んだ方がふさわしいみたいだね」
大神「…」
腐川「じゃあ…あの2人を殺したのは…!」
大神「我だ」
モノクマ「大正解。今回朝日奈さんとセレスさんを殺した犯人は、大神さんでした」
苗木「…」
苗木「大神さん…。その性格はどこから持って来たものなの?」
大神「…この学園の外から持ち込まれたもののようだ」
霧切「そりゃあね」
大神「…きっと…お主達なら…すぐに分かる」
苗木「…」
【オオガミさんがクロに決まりました。】
【おしおきを開始します。】
-
- 84 : 2014/03/29(土) 19:50:09 :
モノクマ「うぷぷ…」
モノクマ「うぷぷぷぷぷぷぷぷぷぷぷぷぷぷぷぷぷぷぷぷぷぷぷぷぷぷぷぷぷぷぷぷぷぷぷぷぷぷぷぷぷぷぷぷぷぷぷぷぷぷぷ」
翌日
苗木部屋
苗木「…」
モノクマ「おはよう苗木君っ!」
苗木「…モノクマか…」
モノクマ「最近テンション低いね…」
苗木「大半はモノクマのせいだけどね。で、何か用なの?」
モノクマ「ちょっと苗木君の性格を変えてあげようと思ってね」
苗木「え
モノクマ「よっ」
ビビビビビビビビ!
苗木と>>85の性格交換!
-
- 85 : 2014/03/29(土) 23:35:42 :
- 超高校級の絶望(妹)
-
- 86 : 2014/03/30(日) 00:35:32 :
- 苗木「っ!」
モノクマ「うぷぷぷぷ…」
苗木「モ…ノクマ…!!」
モノクマ「うぷぷぷぷぷぷぷぷぷぷぷぷぷぷぷぷぷぷぷぷぷぷぷぷぷぷぷぷぷぷぷぷぷぷぷぷぷぷぷぷぷぷぷぷぷぷぷぷぷぷぷ
ぷぷぷぷぷぷぷぷぷぷぷぷぷぷぷぷぷぷぷぷぷぷぷぷぷぷぷぷぷぷぷぷぷぷぷぷぷぷぷぷぷぷぷぷぷぷぷぷぷぷぷぷぷぷぷぷぷ」
モノクマは去った。
苗木「うっ…!」
苗木(何だ…これ…)
苗木(…絶…望…?)
苗木(絶望的なまでに…絶望…!)
キーンコーンカーンコーン
モノクマ『うぷぷぷぷ…。オマエラ、とうとう5人になってしまいましたね…!』
モノクマ『そろそろハッキリさせましょうか?』
モノクマ『希望と絶望…』
モノクマ『どちらが優れているのかを…!』
モノクマ『オマエラ、いつも通り体育館へ集合してくださいっ!』
苗木「…」
体育館
十神「苗木…」
苗木「みんな…」
既に苗木以外集まっていた。
霧切「モノクマ…!次は私達に何させるつもりなの!」
不二咲「希望と絶望…どっちが優れているかをハッキリさせる…って言ってたね…」
腐川「…何を仕掛けてこようが、私達なら大丈夫よ…!ね…?」
苗木「…」
モノクマ「あっ。これで全員なんだね。少なすぎて分からなかったよ」
不二咲「で、これから何をするつもり…?」
モノクマ「希望と絶望で戦うんだよ」
モノクマ「ルール…っていうほど大層なものじゃないけど、ルールとしては、今までの学級裁判と同じ方式で、外の謎・この学園の謎を、オマエラが全て暴く事ができれば、オマエラの勝ち。もしできなければ、ボクの勝ち」
不二咲「なるほど…!面白そうだね…!」
モノクマ「もちろん、学園中の鍵を全て解除するので、調べ尽くして暴き尽くしてね」
十神「…で、負けた方には?」
モノクマ「勿論、おしおきが待ってるよ」
十神「やはり…」
不二咲「で、もう始めていいの?」
モノクマ「うん。捜査開始だよっ!」
霧切「待ってなさい…!絶対に潰してやるから…!」
不二咲「じゃあ、私はもう行くね」
腐川「負けるわけには…いかないわ…!」
十神「…」
苗木「…」
コトダマGET!!
苗木→江ノ島
十神→戦刃
霧切→大和田
不二咲→十神
腐川→大神
ジェノ→苗木
江ノ島→不二咲
学 級 裁 判
開 廷
-
- 87 : 2014/03/30(日) 11:50:25 :
- モノクマ「今回は特別ルールとして、ボクも裁判に参加するよ」
不二咲「…で、この学園の謎…外の世界の謎を全て解き明かすんだったよね?」
ジェノサイダー「え?この写真、アンタが撮ったんだから写って無くて当然でしょ?まさか…みんなアレも覚えてないわけ?」
不二咲「アレ…って…何?」
ジェノサイダー「人類史上最大最悪の絶望的事件」
苗木「…」
十神「…!?」
霧切「人類史上…最大最悪の絶望的事件…!?」
ジェノサイダー「あらら?本当に覚えてないのね」
苗木「コロシアイ学園生活の首謀者…黒幕の正体…超高校級の絶望…。それは…」
苗木「江ノ島盾子だ」
モノクマ「うぷぷ…!」
十神「江ノ島盾子は死んだハズ…!」
霧切「そういえば…!たしか…2人目の超高校級の絶望…」
苗木「最初にボク達と会った江ノ島盾子は江ノ島盾子なんかじゃない…。戦刃むくろだったんだよ」
十神「戦刃…むくろ…!?」
霧切「そんなファイルもみたことあるわ…!」
江ノ島「じゃ、アタシの正体を暴いたご褒美に、こんな素敵な動画を見せてあげましょうか…」
ジェノサイダー「ん?これ…まさに人類史上最大最悪の絶望的事件じゃね?」
江ノ島「ご名答です…。人類史上最大最悪の絶望的事件…。超高校級の絶望が起こした、大規模な…純粋な戦争ですよ…」
霧切「…」
ジェノサイダー「じゃ、謎も解けた事だし、最後に全部まとめて終わりにしよっか!」
クライマックス推理開始!
ジェノサイダー「まず2年前、アタシ達は希望ヶ峰学園に入学した。それから2年間は普通に過ごしてたんだよね」
ジェノサイダー「そして、人類史上最大最悪の絶望的事件が起きてしまい…アタシ達は、そんな事件から逃れる為、自らをこの学園に閉じ込める…シェルター化が始まったのよ…。でも…それすらも利用されてしまった…」
ジェノサイダー「それからアタシ達の記憶は奪われ…コロシアイ学園生活は始まってしまったのよ…」
ジェノサイダー「それから各自で目が覚め、玄関ホールに集まった。そこでアタシ達が最初に会った江ノ島盾子は、16人目の高校生…戦刃むくろ。ま、すぐ死んじゃったけどね」
ジェノサイダー「てめーの負けだ!超高校級の絶望!江ノ島盾子!!」
COMPLETE!!
-
- 88 : 2014/03/30(日) 16:41:40 :
- 江ノ島「…」
不二咲「これで終わり…だよ」
江ノ島「…」
霧切「なんとか言いなさい!」
江ノ島「…うぷぷ…」
江ノ島「…それで勝ったつもり?」
霧切「…!?」
不二咲「つもりも何も、これで終わりのはずだよ」
江ノ島「まだ終わってない…いや、むしろこれからが本番のはずだよ。そうだよね、苗木君?」
苗木「そうだね」
ジェノサイダー「どういう事だ苗木!」
江ノ島「誰が裏切り者が1人だって言った?」
ジェノサイダー「はっ?」
不二咲「ちょっと待ってよ…!じゃあ…」
苗木「僕は超高校級の絶望…苗木誠だよ」
十神「!?」
霧切「なっ…!?」
不二咲「…!?」
ジェノサイダー「…は?」
江ノ島「それはともかくさ、苗木君。やっぱりこの勝負ってつまらないし地味だと思わない?」
苗木「つまり、今回の裁判で、もう一つのルールを加えようって事?」
霧切「ふざけないで!」
江ノ島「誰もふざけてなんかない…。ここにいるのは全員、命をかけて全力で挑む者だけだよ」
江ノ島「というわけで、ルール説明。これから君達には、外に出るか出ないかを選んでもらいます」
江ノ島「もちろん外に出たら、汚染やら戦争やらで、安全に暮らせる率は限りなく0に近い。身の安全も全く保証されない」
江ノ島「逆に外に出なければ、身の安全を完全に保証されるこの学園の中で、永久に暮らす事ができる」
江ノ島「外に出るなら私に、ここに残るなら苗木に投票してね!」
ジェノサイダー「何で苗木?」
江ノ島「そんなのアタシの勝手じゃん」
霧切「…苗木君。本当にあなたは江ノ島盾子の仲間なの?」
苗木「そうですよ…。ボクは超高校級の絶望なんですよ…絶望に絶望してしまうほどの…絶望的に絶望なんですよ…」
ジェノサイダー「なんかキャラ変わってるし!」
苗木「ボクはすっごく飽きっぽいんだよ!!」
苗木「それにしてもオマエラはよぉ!!何て諦めが悪い性格してやがるんだぁ!?希望なんてずっと前から無いんだよ!!」
霧切「な…苗木君…?」
ジェノサイダー「まさかアンタさ…ずーっとその性格隠してたわけ?」
不二咲(…!いや…違う…!苗木君は…!)
不二咲「性格交換…!」
霧切「性格交換?どこかできいたことが…」
ジェノサイダー「オーガちんの裁判の時、まーくんがそんなこと言ってた気がしなくもなくもなくもなーい!」
十神「結局あれは何だったんだ?」
不二咲「あれは…」
不二咲「…」
不二咲「…モノモノマシーンから出てきたんだよ」
不二咲「とにかく苗木君は、性格交換で、誰かの絶望的な性格と交換されちゃったんだよ!」
苗木「うん!大正ー解っ!」
苗木「だけどさ、あんな絶望的なまでの絶望を感じてしまったら、こんな性格なんか関係無いんだよ」
苗木「絶望は伝染する。たとえ今から元の性格に戻っても、絶望は消えない。だからこそ、絶望なんだよ」
-
- 89 : 2014/03/30(日) 18:03:47 :
- ジェノサイダー(絶望を消して…アタシ達が平和に暮らせるなんて…これだけ聞くと…期待以上の結果だけどさ…)
ジェノサイダー「【…無理だって】」
【絶望】
苗木「絶望に侵されろ」論破
不二咲「【決められるわけ…ない…】」
【絶望】
苗木「外には絶望しかない」論破
十神「【苗木は…俺達の仲間だ…】」
【絶望】
苗木「希望なんてない」論破
霧切「絶望なんて関係無い…!苗木君を殺すなんて…そんなの…私には…」
【絶望】
苗木「希望があるから絶望するんだ」論破
江ノ島「で、あんたらはどうするの?苗木を犠牲にしてここに残るの?アタシを処刑して外に出るの?」
江ノ島「でも、それじゃあどうするの?殺人が日常的に行われている、汚れた外の世界に放り込まれたいの?」
ジェノサイダー「…」
不二咲「…」
十神「…」
霧切「…」
ジェノサイダー「…アタシはそっちでいいや」
江ノ島「…は?」
ジェノサイダー「まーくんを犠牲にして永遠にここに居ても、つまらないだけよ。それに、外にアタシ好みの男がいるかもしれないしね!」
不二咲「…私も行く」
不二咲「私達が絶望なんかに負けるわけない!苗木君を犠牲になんかさせない!私はもう…逃げたくない!」
十神「…ああ」
十神「絶望がなんだ。そんなもの、俺には通用しない。今度は俺が、前よりも大きい、新しい十神財閥を作り上げてやる!」
霧切「…そうね」
霧切「私達は負けない。絶望になんか負けない。それに…苗木君を犠牲にしてまで生き残るなんて、そんな事は誰も望んでいないはずよ。きっと、学園長も…」
霧切「私達には、まだ《希望》がある…!!」
江ノ島「なっ…何で…」
江ノ島「何なのよ…!あんた達…!」
苗木「【…】」
【希望】
ジェノサイダー「絶望してる場合か!」論破
ジェノサイダー「ここまで来れたのは、ほとんどてめーのおかげなんだよ!最後までビシッと決めろっての!!」
苗木「【…】」
【希望】
不二咲「希望を失っちゃ駄目だよ!」論破
不二咲「みんなでここを脱出するんだから!絶望なんて…君らしくないよ!」
苗木「【…】」
【希望】
十神「絶望に負けるな…!」論破
十神「…お前はそんな絶望如きに負けるほど弱い奴だったのか…?さっさと帰って来い…苗木誠…!」
苗木「【…】」
【希望】
霧切「希望を忘れたら駄目よ!」論破
霧切「そんなのあなたらしくないじゃない。苗木君。希望を思い出して!みんな…待ってるから!」
苗木「…」
江ノ島「苗木は【超高校級の絶望】。その程度で変われるわけがない…!」
【希望】
苗木「それは違うよッ!!」論破
BREAK!!
江ノ島「!?」
苗木「そうだ…ボクは…」
苗木「絶望なんかしない…超高校級の絶望なんかじゃない…!」
苗木「ボクは…希望だ…!!」
霧切「苗木君…」
十神「…ようやく戻ったか」
ジェノサイダー「よーし!決めてやれ!」
不二咲「君は…超高校級の…希望だよ…!」
【超高校級の希望】コトダマGET!!
マシンガントークバトル開始!
江ノ島「【絶望に絶望しろ!!】」
【超高校級の希望】
苗木「希望は前に進むんだ!」
BREAK!!
-
- 90 : 2014/03/30(日) 21:08:47 :
- 江ノ島「な…なっ…」
江ノ島「なんなのあんたら…?」
江ノ島「そんなの…今時流行らないんだって…!」
苗木「ふふふ…。希望は絶望には負けない…!」
苗木「ボクの仲間が、それを示してくれたんだ!」
苗木「ボクはもう、絶望なんかしない!希望がある限り、負けないんだ!」
江ノ島「う…ぐっ…!」
ジェノサイダー「きゃー!まーくん最高ー!チキン肌立ちまくるわー!」
十神「…よくやった…」
霧切「ふ…」
不二咲「…うん…!」
江ノ島「なに…この…絶望感…」
江ノ島「最っ高…じゃない…!」
ジェノサイダー「あ?」
江ノ島「懐かしい…この…足元が崩れ落ち…無くなっていく感覚…!」
江ノ島「この…絶望的な絶望感…!」
不二咲「…なに…この変態…」
霧切「…だけど、もうこれで本当に終わりよ。江ノ島盾子」
江ノ島「そうみたいだね」
苗木「…」
江ノ島「それにしても…不思議だね。アタシの性格を持っていながら、そこまで希望を持てるなんてさ…」
苗木「えっ…?」
江ノ島「苗木が今持っているのは、アタシの性格なんだよ」
「っ!?」
苗木「じ…じゃあ…今の江ノ島さんは…?」
江ノ島「ああ、それは性格とは関係ないんだよ。アタシは江ノ島盾子である以上、超高校級の絶望固定なんだから」
江ノ島「それでもさ…アタシの絶望的な性格を持っていながら、そこまで希望を持てるのは本当にすごいわ…」
苗木「…」
江ノ島「ま、そろそろ会話に飽きてきた頃でしょ。自分の飽きっぽさは、自分でちゃんと理解しているから」
苗木「…」
江ノ島「さてと…始めますか…」
江ノ島「おしおきターイムっ!」
【エノシマさんがクロに決まりました。】
【おしおきを開始します。】
-
- 91 : 2014/03/31(月) 23:09:17 :
- 【超高校級の絶望的おしおき】
苗木「…」
終わった…
全てが…
【玄関ホール】
苗木「わーい!これでやっと外に出れるねっ!」
十神「…ああ」
霧切「外に出たら…まず何をするべきかしらね」
不二咲「絶望の鎮圧なんて、私1人で十分だよぉ!」
ジェノサイダー「さーってと。よろしくまーくんっ」
苗木「了解」
苗木は脱出スイッチを押した。
苗木(うぷぷぷぷ…!)
END
-
- 92 : 2014/04/01(火) 15:57:30 :
- 面白いですね!あと死んだはずの葉隠が居たw
-
- 93 : 2014/04/01(火) 18:32:44 :
- ありがとうございます!
葉隠居たw気が付きませんでしたw
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不二咲スイッチシリーズ シリーズ
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