このSSは性描写やグロテスクな表現を含みます。
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作者の脳内でモブリットが人類最強と対立してしまった件!!!
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- 1 : 2014/03/15(土) 22:30:00 :
- こんばんは。執筆させていただきます。今回は
「作者が微熱の状態でリヴァハン&モブハン等を書いてみたら、すごく楽しかった件」
ハンジ 「私が入れちゃ意味ないじゃないかぁぁぁっ!!」
「作者の脳内がリヴァハン&モブハン等で侵食され、まあそれも悪くないとニヤついている件」
…以上の作品の続編になります。よろしくお願いします。
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- 2 : 2014/03/15(土) 22:39:08 :
- ー前回までのあらすじー
ハンジはホレ薬を開発し、モブリットに飲ませ、キスをされ、リヴァイに大量に摂取させ、一線を越える関係になってしまう。
モブリットは、ハンジとキスしたことをきっかけに、彼女を意識しはじめ、自分がハンジに恋していることに気づく。
そんな中、モブリットは改めてハンジに自分の想いを伝えるが、拒否されてしまう。
一方リヴァイは、ハンジと引き続き大人な関係を築きはじめていた…(←リヴァイは前回に引き続き、肉食系設定です)
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- 3 : 2014/03/15(土) 22:52:11 :
- モブリット 「…ありがとう、セレナ。お陰でだいぶ調子が良くなったよ。」
セレナ 「よかったです…でもまさかハンジ分隊長と仲良く2人で帰って来るなんて思いませんでした…」ヤレヤレ
モブリット 「ははは。周りからもさんざん冷やかされたし…完全に誤解されちゃってるみたいだな…」
セレナ 「周りの解釈は…誤解だと?」
モブリット 「当然だよ。僕と分隊長は、上官と副官。それ以上でもそれ以下でもないよ。」ハハ…
セレナ 「…腑に落ちないご様子ですね。」
モブリット 「まあ、ね…でも、他人の気持ちって自分でどうこうできるもんじゃないだろ…ましてや妙な薬なんて使いたくもないしね。」
セレナ 「あの…差し支えなければ…」
モブリット 「なに?」
セレナ 「モブリットさんは…その…ハンジ分隊長のことを…愛しているのですか?」
モブリット 「///えっ!?なにをいきなり…」
セレナ 「差し支えなければでいいんです。ただ、憧れているだけなのか、それとも女性として真剣に愛しているのか、どっちなんですか?」
モブリット 「…うーん…」ドッチッテ…
セレナ 「答えられなければ結構です。…変なこときいてすみませんでした。」
モブリット 「…これが愛してる、になるかどうかは分からないけど…」
セレナ 「…はい?」
モブリット 「分隊長が笑うと、僕もうれしいよ…」
セレナ 「…それはハンジ分隊長も、同じかもしれませんね。」
モブリット 「…だと…いいね…」
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- 4 : 2014/03/15(土) 23:10:37 :
- <その頃ハンジは自室にいました>
ハンジ 「今後の実験計画は…こんなもんでいっか…」
ハンジ 「ふぅ…」
ハンジ (モブリット…)
<ハンジ回想…>
「僕のこと…嫌いじゃないのなら、それを証明してください…」
(…で、リヴァイ…)
<ハンジ回想…>
ハンジ 「あ…恋人になるってこと?」ドキドキ
リヴァイ 「ちがう。」
ハンジ 「じゃなに?」
リヴァイ 「セフレ。」
<…回想、終わり>
ハンジ (…誰がなるかよっ…今度迫って来やがったら蹴っ飛ばしてやるから…///)ムムム…
リヴァイ 「おい、クソメガネ。」
ーすぐ後ろにリヴァイが立っていますー
ハンジ 「は!!…ってちょっと、ノックぐらいしたらどうなのさ!?」
リヴァイ 「…何回もした…で、返事がねぇのに人の気配があるから、入って声をかけた。」
ハンジ 「…あ…そう…で、何の用?」
ー数枚の書類(リヴァイサイン入り)ー
リヴァイ 「この前書ききれなかった分…遅れちまったが…」
ハンジ 「あ…ああ、ありがとう。」
リヴァイ 「礼はキス1回で我慢してやる。」
ハンジ 「は?なに??ふざけないでくれる?」
リヴァイ 「俺は真剣だ…さっさと顔よこせ…」
ーハンジの顎をつかむリヴァイー
…チュッ。
ハンジ 「///なにすんの、もう!」
リヴァイ 「キス。」
ハンジ 「ちがう!なんでいきなりすんのよ!」
リヴァイ 「じっくりしたいのか?」
ハンジ 「ちがう!なんで私があんたとキスしなきゃいけないの!?」
リヴァイ 「そういう仲だろ、俺たち。」
ハンジ 「…あ、この前の風呂場でのこと?私は認めてないかんね!誰があんたの…その…」
リヴァイ 「セフレか。」
ハンジ 「///…そうっ!ならないからね、私は。」フン
リヴァイ 「ほぅ…それは困ったな…」
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- 5 : 2014/03/15(土) 23:23:12 :
- ハンジ 「困れ、困れ!困ってりゃいいんだ!」フンダ!!
リヴァイ 「お前のその言葉とお前の身体…どっちを信用すりゃいいのか…」
ハンジ 「…へ?」
リヴァイ 「お前の身体は何回か経験したが…1度も嫌がっちゃいなかった…むしろ求めてきやがる…悪くないと思うが…」
ハンジ 「…そんなの嘘だよ…リヴァイの勘違い。」
リヴァイ 「勘違いかどうか…試すか?」
ハンジ 「…何言ってんの…バカじゃないの…」
リヴァイ 「俺は真剣だ。だいたい、俺をあの薬でどうにかしようとした時点で、お前もその気があったということじゃないのか?俺は自分にすり寄ってきた女で、かつ俺が悪くないと判断した女は逃がさねぇ主義でな。」
ハンジ 「そんな主義…捨ててしまえ…」
リヴァイ 「自分より背の低い男は嫌なのか?」
ハンジ 「別に背の差なんて気にしてないよ。」
リヴァイ 「俺が嫌いか?」
ハンジ 「嫌いじゃないって。」
リヴァイ 「じゃあ…それを証明しろ…」
ーキスを迫るリヴァイー
ハンジ (あれ…迫って来たら蹴っ飛ばそうと思ってたのに…なんで体が動かないんだろ…)
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- 6 : 2014/03/15(土) 23:37:47 :
- モブリット 「分隊長!!」
ーモブリットが駆け込み、2人を引き離すー
ハンジ 「モブリット!?」
リヴァイ 「チッ…」
モブリット 「何やってんですか、リヴァイ兵士長!分隊長…嫌がってたじゃないですか!」
リヴァイ 「どこをどう見れば嫌がってたっていうんだ?副官の分際で上官の恋愛に口出ししてんじゃねぇよ。」
モブリット 「分隊長は…僕の大事な分隊長なんです!」ゴゴゴ…
リヴァイ 「は?何言ってんだ??」ワケワカンネェ…
モブリット 「とにかくっ、分隊長をあなたの好きにはさせませんっ!」
リヴァイ 「…おい、ハンジ。何なんだこいつは。」
ハンジ 「…えっ…と…ねぇ、モブリット。私は大丈夫だから…落ち着いて…ね?」
モブリット 「大丈夫って…分隊長…じゃあ…リヴァイ兵士長と…」
ハンジ 「いや、ちがう。ちがうけど、大丈夫だから。私、これはあなたに助けてもらわなくても、大丈夫だから。」
モブリット ガーン…「…失礼しました…」
ーうなだれて部屋を出ていくモブリットー
ハンジ 「あ…」モブリット…
リヴァイ 「はぁ…ちょっとあいつと話をする必要がありそうだな…ハンジ。」
ハンジ 「え?」
リヴァイ 「…次は覚悟しろ。」
ハンジ 「…バ~カ…」///
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- 7 : 2014/03/15(土) 23:48:13 :
- リヴァイ 「おい、待て。」
モブリット ハァ…「何ですか?」
リヴァイ 「…ここでは話せねぇから…俺の部屋に来い。」
モブリット 「」
<リヴァイの自室>
リヴァイ 「まず、最初に言っておくが、俺とハンジは恋人でもなければ夫婦でもねぇ。分かったか?」
モブリット 「…はい。」
リヴァイ 「お前、今いくつだ?」
モブリット 「…22です…」※今作品オリジナルの設定です
リヴァイ 「まだ若ぇな…女の経験はあるのか?」
モブリット 「キス…までは…」
リヴァイ 「ハンジとか?」
モブリット 「いや…だいぶ前に…付き合ってる子がいて…」
リヴァイ 「そうか…差し迫ったことをきいたな…すまない…」
モブリット 「いえ…」
リヴァイ 「お前はなぜ恋人でもない俺とハンジが、ああいう関係を保っているか、分かるか?」
モブリット 「分かりません…分かりたくもありません。」
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- 11 : 2014/03/16(日) 10:27:37 :
- リヴァイ 「俺たちは兵士だから…調査兵団の兵士だからだ。」
モブリット 「いつ死ぬかも分からないから、ですか?」
リヴァイ 「そうだ。」
モブリット 「でも…お互いに愛し合っているなら…っていうか、恋人になるつもりがないんなら、一線を越えなければいいのに…そんなのは、地下街の娼婦を買うのと一緒だ…」
リヴァイ 「俺も最初は正気を保った状態で、あいつを抱いたわけじゃない。」
モブリット ハッ…「…あの薬を飲まされたから…」
リヴァイ 「ハンジにとって、予想外の結果だったようだが、俺にホレ薬を飲ませようとした事実に変わりはねぇ。俺は俺なりに、あいつの気持ちを理解したつもりだ。」
モブリット 「分隊長は…リヴァイ兵士長のことが…好き…なんでしょうか…」
リヴァイ 「さぁな。少なくとも嫌いではないと思うがな。」
モブリット 「」
リヴァイ 「…で、こんなことを話すのは、お前が初めてだが…もし、俺が死ぬ時が訪れたら、知っている奴の温もりを想いながら死んでいきたいと思う…所詮、俺のエゴだがな。」
モブリット 「知っている奴…分隊長のこと…ですか?」
リヴァイ 「そういうことになるな。俺も地下街の女を知らないわけじゃないが、皆、金さえ貰えりゃ誰でもいいって連中だ…ハンジには一銭も払っちゃいねぇ。俺はあいつの色々な面を見てきたつもりだし、あいつも俺のことを色々見てきている。長い付き合いだからな。そんな女の肌の温もりを想いながら、俺は最期を迎えたいと思う。」
モブリット 「」
リヴァイ 「これが、俺がハンジを抱く理由だ。」
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- 12 : 2014/03/16(日) 10:43:18 :
- モブリット 「そう…ですか…」(なんか…聞いてはいけないことを聞いてしまったような…)
リヴァイ 「もちろんちゃんと避妊はするし、あいつが嫌がるようなら一切手を出さない…安心したか?」
モブリット 「さぁ…よく…分かりません…」
リヴァイ 「フン…お前もハンジに気があるんなら…」
ーモブリットの肩に手を置くリヴァイー
リヴァイ 「さっさと惚れさせてみろ。」
モブリット 「///…え…そんな…いいんですか?」
リヴァイ 「だから言っただろ。俺たちは恋人同士とかそういう決まった形に収まってるわけじゃねぇ。お前がハンジを寝盗ろうが俺の知ったことじゃねぇ。」
モブリット 「…はぁ…」ネトルッテ…
リヴァイ 「だが…俺も1度手に入れた女は逃さねぇ主義なんでな…ハンジを口説く時は覚悟しとけよ…」
モブリット 「え…そんな…」
リヴァイ 「話はこれで終わりだ…仕事に戻れ。大事な分隊長が待ってるぞ。」
モブリット 「は…はい…失礼しました…」
カチャ…パタン…
モブリット (や…やばい…僕…人類最強を敵に回した…っぽい…)
ハンジ 「あ…モブリット…」
モブリット 「分隊長!」
ハンジ 「大丈夫?リヴァイに何かされてない?」
モブリット 「だ…大丈夫です!!ささ、分隊長、今日も元気に実験しましょう!」
ハンジ パァァ…「うん、そうだね!ソニー、ビーン、待っててね~♪」
モブリット (やっぱいいな…この人の笑顔は…分隊長、僕、負けません。たとえ相手が、人類最強だったとしても……多分…)
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- 13 : 2014/03/16(日) 10:51:12 :
- 以上で終了させていただきます。
モブリットの若さ故の純粋な恋と、リヴァイの大人な女性関係を描いてみたつもりです。
私は個人的に調査兵団大好き人間(とくに大人組)なので、この回以降、ミケやナナバ、エレンたちにも登場してもらいたいな、と考えております。本能の赴くままに書き続けます。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
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- 20 : 2016/04/09(土) 13:02:03 :
- すっごく面白かったです
思わずモブリットを応援したくなりました
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- 21 : 2016/04/09(土) 21:09:42 :
- >>20 かすずさん
最後まで読んでいただき、ありがとうございます。
ちょうど2年前の作品ですね。改めて読んでみると、書き方とかビミョーに今と違うなぁ(^_^;)
これからも皆さんに面白いと思っていただける作品作りに励んでいきます。
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- 22 : 2016/04/10(日) 12:43:01 :
- 数珠繋ぎさんの所のモブリットは可愛いです(^^)
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- 23 : 2016/04/10(日) 14:35:36 :
- >>22 名無しさん
最後まで読んでいただき、ありがとうございます(^^)
どうも、うちのモブリットがお世話になりまして(笑)
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