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クリスマスにサンタクロース 〜クリスマス作戦班の奇跡〜

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  1. 1 : : 2014/03/15(土) 00:00:32





    リヴァイ班一同「…」



    リヴァイ「なんだ、お前ら。」

    ペトラ「へ、兵長。その格好は…」

    リヴァイ「知らないのか?サンタクロースだ。」

    エレン「そ、それは分かりますが…」

    リヴァイ「ではなんだ、おかしいか。」

    オルオ「いえ!そんなつもりは…」

    リヴァイ「お前らの分もちゃんとあるぞ。早く着替えて来い。」

    リヴァイ班一同「「は、はあ。」」





    ーーーーーーーーーーーーーーーー


    ご覧いただきありがとうございます☻



    今回、私が執筆を行いましたこちらの作品『クリスマスにサンタクロース』は、
    【進撃SS作家陣による制限SS執筆大会!】というグループにて開催された『制限付きSS投稿企画』へ向けて執筆した作品となります。

    今回の制限内容は『タイトル』で、指定は『クリスマスにサンタクロース』となっております。

    こちらのグループに詳細が記載されてありますので、
    詳しく知りたい人や興味がある方、また他の参加者の作品を閲覧したいという方がいらっしゃいましたら、以下のURLからご覧になってください☻

    http://www.ssnote.net/link?q=http://www.ssnote.net/groups/132



    では、季節外れのクリスマスをどうぞお楽しみくださいませ〜(o'∀'o)ノ

  2. 2 : : 2014/03/15(土) 00:03:03




    秋も深くなってきた、ある日の朝。

    いつものように朝食を摂ろうと集まったリヴァイ班のメンバーたちは、班長の出で立ちに目を皿のように丸くした。



    全身真っ赤で、縁には白いもこもこのファーがついている服。

    服と同じ赤いとんがり帽子の先には、ご丁寧にポンポンまで付いている。


    …紛れもないサンタクロースの格好だった。







    エルド「とりあえず着てみたはいいが…」

    グンタ「これ、いつ使うんだ?」



    用意されていたサンタクロースの服に各自袖を通し、再び食堂に集まる。





    リヴァイ「…全員揃ったようだな。」


    帽子からぶら下がるポンポンを邪魔そうに手でよけながら、リヴァイが口を開いた。

  3. 3 : : 2014/03/15(土) 00:04:53




    リヴァイ「我々は本日より、名前を『特別作戦班』から『クリスマス作戦班』とする。」

    リヴァイ「…通称『サンタ班』だ。」

    リヴァイ班一同「「さ、サンタ班?!!」」

    リヴァイ「何だ、不服か?」



    呆気に取られる班員を無視して、リヴァイは話し始めた。



    リヴァイ「来る1ヶ月後のクリスマスイブに向けて、お前らにはサンタクロースになってもらう。」

    エレン「サンタクロースになる、って…」

    リヴァイ「近頃ガキの数が多すぎて、一晩じゃとてもじゃねえがプレゼントの配達が追いつかなくなっちまってるらしい。」

    リヴァイ「そこで俺たちに声がかかったという訳だ。」

    オルオ「しかし兵長、なんで俺たちに…」

    リヴァイ「大きなプレゼントの袋を抱えて街を立体機動で飛び回るのは至難の技だ。大方、バランスを崩して落下する。そんなことになれば、せっかくのプレゼントをダメにしてしまうだろう。」

    リヴァイ「ここにいるのは俺が認めた精鋭ばかりだ。そこでお前らにはこれから1ヶ月間、来る12月24日に向けてサンタクロースになる訓練を受けてもらう。」

    リヴァイ「今お前らが着ている服が今日から兵服代わりだ、分かったか。」

  4. 4 : : 2014/03/15(土) 00:07:53



    エルドも

    グンタも

    ペトラも

    オルオも

    エレンも


    ぽかん、と口を開けてリヴァイを見ていた。



    そんな班員たちを前に、リヴァイの表情は厳しくなる。




    リヴァイ「…分かったか、と聞いている。」

    リヴァイ班一同「「は…はい。」」

    リヴァイ「食事が終わったら早速訓練だ。」



    食事中班員たちは、互いに顔を見合わせることはあっても口を開く者はいなかった。

  5. 5 : : 2014/03/15(土) 00:08:56




    サンタ「HO!HO!HO!リヴァイ班のみなさん。今回はお世話になりますね。」

    グンタ「す、すげえ…」

    ペトラ「本物だ…」




    食事を終えて訓練場に入ると、でっぷりとした腹に立派にたくわえた髭…

    サンタがいた。

    勿論、誰も今まで本物を見たことはなかった。




    リヴァイ「…こちらが今回俺たちの面倒をみてくれるいわば教官、サンタクロースだ。」

    エルド「ど、どうも…」

    エレン「よろしくお願いします!!!」



    エレンは目をきらきらと輝かせていたが、あとの4人はまだ狐につままれたような顔をしている。




    エレン「すっげぇ!俺サンタさんに一度会ってみたかったんですよ兵長!!うわあ、本物だあ!!」

    リヴァイ「そうか、それはよかったな。だがなエレン、サンタクロースはてめえと触れ合うためにここまで来てくだすったわけじゃねえってことを忘れるな。」

    エレン「はっ!!!」


    エレンはこれまで見たことのないような、綺麗な敬礼を見せた。

  6. 6 : : 2014/03/15(土) 00:10:58



    サンタ「それじゃあまず、みなさんの今の実力、サンタの素質を見せてもらうとしましょうかの。」

    オルオ「素質…?」



    鼻眼鏡の奥のサンタの瞳がキラリと光る。



    サンタ「なあに、簡単なもんじゃよ。そこに用意してあるミルクとクッキーをなるべく早く平らげるだけじゃ。」



    リヴァイ班一同は、サンタが指をさした方を向いて絶句した。

    そこには樽ひとつ分くらいの量のミルクと、これはまた見たこともないくらいてんこ盛りのクッキーが用意されていた。



    ペトラ「あの…サンタさん、これで1人分ですか?」

    サンタ「そうじゃよ」

    グンタ「えええ…」



    そんな一同の様子を見て、サンタは笑いながら話し始めた。

  7. 7 : : 2014/03/15(土) 00:13:17



    サンタ「君たちの小さい頃を思い出してくれ。クリスマスの夜、サンタからのプレゼントを楽しみに眠りについたじゃろ。そのベットの隣に何を置いていたか、覚えているかの?」

    エルド「…あ!」



    エルドが何かに気付いて声を上げる。



    エルド「コップ一杯のミルクと、クッキー…」

    サンタ「その通りじゃ。」

    サンタ「子どもたち1人1人がみんな、コップ一杯のミルクとクッキーを用意してくれるんじゃ。わしらサンタクロースはそれを全部食べなくてはならん。後半の家になるにつれ、プレゼントを運ぶよりもきつくなってくることなのじゃよ。」

    サンタ「それゆえ、1番最初にこの訓練を受けてもらうことにしたのじゃ。胃袋を大きくするには、早め早めから取り組むことが必要じゃからの。」




    ペトラ「そ、そうだったんだ…」

    グンタ「確かにそりゃあ、きつそうだな。」

    リヴァイ「…無駄口を叩くのはそのくらいにして、早く位置につけ。訓練を始めるぞ。」



    リヴァイの鶴の一声で、班員全員はそれぞれミルクとクッキーの前に座った。

    勿論、リヴァイも同じようにスタンバイする。





    サンタ「…それでは、始めてくれ。」


    サンタの優しい声で、みんな一斉にクッキーとミルクを口へ運び始める。

    さくさくのクッキーを、ミルクで流し込んでいく。

    最初は美味しく感じていたが、だんだんと味がわからなくなってきた。

  8. 8 : : 2014/03/15(土) 00:15:57



    エレン「…オルオさん」

    オルオ「…なんだガキんちょ」

    エレン「これ、結構きついですね。」

    オルオ「んなこたあ分かってんだよ。喋ってねぇで口うご」プシャアアアアア

    ペトラ「…食べながらぺらぺら喋ってたら舌も噛むよ。」

    グンタ「あはは、お前たちは相変わらずだな。」

    エルド「おい、そんなことより兵長を見てみろよ。」



    リヴァイは、ただ黙々とクッキーとミルクを消費していた。

    …ただそのスピードが、尋常ではない。

    班員たちがまだ4分の1に辿り着くか辿り着かないかくらいであるにもかかわらず、リヴァイは既に半分以上を平らげていた。




    グンタ「す、すごい…」

    ペトラ「さすが兵長…」

    エレン「人類最強の兵士は、なんでも出来るんですね…」

    オルオ「ったく、だから喋ってねぇで口動かせって言ったんだ。」

    ペトラ「オルオが1番喋ってるんじゃない?」

    オルオ「なんだとぉ!」

    ペトラ「なによ!」



    そんな様子を、サンタは微笑ましそうに眺めていた。

  9. 9 : : 2014/03/15(土) 00:17:37




    ペトラ「…ふぅ、わたしもう何にも食べれない…」

    エレン「俺もです…げふぅ」


    全員がやっとミルクとクッキーを食べ終わった頃には、日はすっかり高く昇っていた。



    サンタ「みな、なかなかの腕前じゃったぞ。午後からは立体機動でのバランス感覚を見せてもらうつもりじゃから、それまでにお腹をへこませておくようにの。」



    サンタは満足そうに笑うと、どこかへ行ってしまった。

    それと入れ替わるように、誰かがやって来るのが見えた。



    すごいスピードでこちらに駆けて来る長い髪を一つに縛った女の人と、その人をひたすら追いかける男の人…




    グンタ「ハンジ分隊長だ!」

    エルド「モブリットさんもいるぞ!」

  10. 10 : : 2014/03/15(土) 00:20:52



    ハンジ「うわあ〜〜〜〜〜〜!!!みんな本当にサンタクロースの格好してるううううううう!!!!!」

    リヴァイ「…今日も無駄に元気だな、クソメガネ。」



    ハンジはやってくるなり、目をキラッキラさせて大声で喚き出した。



    ハンジ「ねえ、ねえ!これどうなってるの?下に何か着てるのぉ???ちょー気になるううううううう!!!!!」

    ハンジ「わあ!ペトラのはちゃんとスカートなんだねぇ!!気が効いてるねぇ〜〜〜うふふふふふ」

    モブリット「ぶ、分隊長、いい加減にしてください…ゼェハァ…怒りますよ…」


    やっと追いついたモブリットが、息を切らせながらハンジをペトラから引き剥がしにかかる。



    ハンジ「リヴァイ班がサンタ班になったなんて聞いたらもうじっとしてなんかいられないよぉ!!ねえモブリット??」

    モブリット「はいはい、分かりましたから早くペトラさんのスカートから手をどけてください。」

    ハンジ「…ちぇっ。モブリットのいじわる!」

  11. 11 : : 2014/03/15(土) 00:22:23



    エレン「ハンジさん、相変わらずですね…」

    ハンジ「まあね!それと、頑張ってるサンタ班のみなさんに差し入れをと思ってさ!!」

    オルオ「差し入れ?」

    ハンジ「うん!ほら、サンタと言ったらミルクとクッキーでしょう?これ食べて、午後の訓練も頑張ってね!じゃあね〜〜!」

    エレン「え”っ」



    引き攣った笑顔を見せる班員たちと山程のミルクとクッキーを残し、ハンジとモブリットは帰って行った。



    エレン「これ…どうします…?」

    ペトラ「…そのうちいただきましょう。」




    こうしてリヴァイ班は『サンタ班』としての訓練を着々と重ねていった。

  12. 12 : : 2014/03/15(土) 00:24:17










    …朝の光が窓から差し込む。

    エレンは目を覚ますと、そのまま天井を見上げてしばらくぼうっとしていた。



    今日は、いよいよクリスマスイブ。

    サンタクロースとして、子どもたちにプレゼントを配って回る日だ。






    リヴァイ「…おいエレン、起きろ。」


    ドアの向こうから、リヴァイの声が聞こえる。



    リヴァイ「今日はお前が朝食当番だろう。腹が減ってかなわねぇ、早くしろ。」

    エレン「ん…今日の当番はオルオさんじゃないですか…」



    布団にくるまったまま、ドアの方へ答える。

















    リヴァイ「…馬鹿言え。死人がどうやって料理を作るんだ?」


    エレン「あ…」








    先日の壁外調査で、


    エルド・ジン

    グンタ・シュルツ

    ペトラ・ラル

    オルオ・ボザド


    の4名は女型の巨人の前に敗れ、命を落としていた。


  13. 13 : : 2014/03/15(土) 00:26:05




    エレン「…すみません兵長。今行きます。」

    リヴァイ「…いつまでも寝ぼけてるんじゃねぇぞ。」



    兵長の足音が遠ざかると、ベットの淵に腰掛けてうなだれる。

    …俺があの時選択を間違えなければ、先輩方は助かっていたかもしれない。

    そう思わずにはいられなかった。




    エレン「…おはようございます。」

    ハンジ「おはようエレン。よく眠れた?」

    エレン「まあ…」



    少し前まで6人で囲んでいた食卓を、今は少しメンバーを替えて4人で囲んでいる。

    エレンとリヴァイと、ハンジとモブリットの4人だ。

    リヴァイ班の4人が亡くなった後、ピンチヒッターとしてハンジたちが『サンタ班』に加わっていた。



    リヴァイ「…今日は午前中に最後の訓練の後、午後は休息だ。各自身体を休めて夜に備えろ。」


    リヴァイの声が、以前より少し広く感じる食堂にこだました。





    最後の訓練を終えると、サンタはにこにこ笑ってみんなにこう言った。


    サンタ「みなさん。今日までよく訓練に耐えてくださったの。大変なことがあったにも関わらず、わしの手伝いを続けてくださって本当に感謝しておる。今夜はどうぞよろしくお願いしますのう。」

    サンタ「…そしてみなさんにも、素敵なクリスマスが訪れますよう。」


    4人は、黙ってサンタの話を聞いていた。


  14. 14 : : 2014/03/15(土) 00:30:00




    夜の帳が下りて、街に温かな明かりが灯り始める。

    サンタクロースの服装に身を包んだ4人は、大きなプレゼントの袋を担いで旧調査兵団本部のバルコニーに立っていた。



    ハンジ「もうすぐ夜の9時…出発時刻だね。滾るわあああああ」

    モブリット「…分隊長、くれぐれも暴走しないようにしてくださいね。」

    ハンジ「うん!!!」

    モブリット(これあかんやつや)


    リヴァイ「…おい、行くぞ。」

    エレン「は、はい!」




    リヴァイの合図で、4人は一斉にクリスマスイブの街へと飛び出した。

  15. 15 : : 2014/03/15(土) 00:31:43









    三日月が西の空に移り、星が瞬いている。

    …夜明けはもうすぐだ。


    リヴァイは最後の子どもの家に向けて、アンカーを飛ばしていた。



    トロスト区のはずれにあるその家に着くと、リヴァイはそっと窓を開ける。

    そこには、すやすやと眠っている3人の子どもたちがいた。

    それぞれその枕元にあったクッキーとミルクを平らげて、代わりにプレゼントを置く。


    …これでよし、と。



    窓から外へ出ようとした、その時のこと。






    「…サンタさん?」


    その声にリヴァイが振り向くと、ベットの上から身体を半分起こしている男の子がいた。

    慌てて口に人差し指を当てると、その子は静かに頷く。

    そして枕元のプレゼントを見ると、なぜか少し悲しそうな顔をした。

  16. 16 : : 2014/03/15(土) 00:35:01



    リヴァイ「…おい、プレゼント貰って嬉しくないのか?」

    男の子「嬉しいよ、ありがとう。でもね…」



    男の子は少し俯いて、言葉を続けた。



    男の子「…僕がサンタさんにお願いしたものと、違うみたいなんだ。箱の大きさで分かるの。」



    …おいおい、そりゃあサンタに報告しねえとな。

    心の中でそう呟く。



    リヴァイ「そうか、すまなかった。お前は何を頼んだんだ?」

    男の子「…お兄ちゃん。」

    リヴァイ「あ?」













    男の子「オルオのお兄ちゃんが帰ってきますようにって、頼んだんだ。」


    リヴァイ「…すまねぇな。人間はプレゼント出来ねえんだ。」

    男の子「そうだよね…ごめんなさい。」



    そういうと、男の子はプレゼントの包みをびりびりと破いて中を開けた。

  17. 17 : : 2014/03/15(土) 00:36:42



    男の子「うわあ!これ、お兄ちゃんがよく読んでた本だ!!すごいよサンタさん、どうしてこれが分かったの??」

    リヴァイ「…そりゃあ、サンタだからな。」

    男の子「へええ、すごいね。僕にはきっとまだ難しいけど、頑張って読むね!ありがとう、サンタさん!」



    そういうと男の子は、その本を大事そうに抱えた。



    リヴァイ「まだ夜だ、もう一眠りしろよ。」

    男の子「うん、おやすみなさい…サンタさんって、思ったより若いんだね。」

    リヴァイ「…まあな。」





    最後にちらりと男の子の顔を見ると、リヴァイはそのまま深夜の街へ飛び出した。


    その道中で懐から子どもたちのリストを取り出して、1番下にあった子どもの名前を確認する。



    『クルト・ボザド、5歳』

    『希望プレゼント』…














    …『オルオ・ボザド』




    そこには大きくバツが付けられていて、本のタイトルに書き換えられていた。




    旧調査兵団本部に着くと、リヴァイはベッドに倒れこんでそのまま泥のように眠った。

    その日の夢には、見覚えのある4人の背中が出てきたような気がする。

  18. 18 : : 2014/03/15(土) 00:38:42









    香ばしいようないい匂いがして、目が覚めた。

    外はすっかり夕方になっている。



    ハンジ「おっはよーリヴァイ!!よく寝れた??」

    リヴァイ「…威勢がいいな。」

    エレン「おはようございます、リヴァイ兵長。」

    モブリット「おはようございます。」



    食堂に降りてくると、すでに3人とも席についていた。




    ミケ「よう、リヴァイ。」

    リヴァイ「…なんでお前らがここにいるんだ?」

    ナナバ「1日遅れのクリスマスディナーを、と思ってね。あ、ゲルガー!そこのシナモン取ってくれる?」

    ゲルガー「はいよ、ナナバ!…お疲れのサンタ班のみなさまに、ぜひ我々ミケ班が腕を振るったディナーを食べてもらおう!ってことになったのさ。」

    リーネ「ちょっ、ゲルガー!鍋ふいてる!!」

    ゲルガー「うわ、悪りい!」

    ヘニング「あはは!…って訳だから、リヴァイも座って待っててよ。もうすぐ出来るからさ。」

    リヴァイ「…悪いな。」



    ミケ班の面々に促されて、食卓につく。

  19. 19 : : 2014/03/15(土) 00:40:08



    エレン「ミケさんたち、お料理上手なんですか?」

    モブリット「うん。前にも作ってもらったことがあるんだけど、かなり美味しかったよ。」

    ハンジ「楽しみだな〜ミケ班のディナー♪」

    モブリット「分隊長。楽しみなのはよーく分かりますが、ナイフとフォークでお皿を叩いて遊ばないでください。子どもじゃないんですから。」

    ハンジ「…はぁい。」



    モブリットがハンジをなだめると同時に、ナナバとリーネがスープを運んできた。



    リーネ「お待たせ!今他のも持ってくるからね。」

    ナナバ「まずはリーネ特製のマカロニスープだよ。温かいうちに召し上がれ。」



    温かそうに湯気を上げるスープがみんなの前に置かれる。

    コンソメベースのスープに、星型に切られた野菜やクリスマスツリーをかたどったマカロニが浮いている、目でも楽しめるスープだ。


    ハンジ「うわあ、可愛い!!!さすがリーネだねぇ。」

    リーネ「ふふふ、ありがとうハンジ。」



    その後も次々と料理が運ばれて来る。

    ミケさんが焼いたふわっふわのパンや、ゲルガーさんが燻製したローストチキン、ヘニングさん特製のポテトサラダやマリネ、ナナバさんが腕によりをかけたケーキなど、4人はたくさんのご馳走の数々に舌鼓を打った。

    最後にはミケ班のみんなも加わって、9人で食卓を囲んだ。

  20. 20 : : 2014/03/15(土) 00:40:43



    ハンジ「もうほんとどれも美味しいっっっ!!!」

    モブリット「分隊長、食べ過ぎには気をつけてくださいよ。」

    ハンジ「わかったから、モブリットももっと食べなって!」

    モブリット「い、いただきますってば!!」

    ヘニング「モブリットは相変わらず大変そうだなあ。」

    ナナバ「うちの分隊長は普通の人で良かったね。」

    ゲルガー「なんでも匂いを嗅ぐところ以外はな。」

    ミケ「…スン。」



    久しぶりに、こんなにたくさんで食事をした。

    久しぶりに、食卓にこんなに笑顔が溢れた。

    こんなの、いつ振りだっただろうか…


  21. 21 : : 2014/03/15(土) 00:41:57








    ペトラ『兵長!今日はみんなでディナーを作りました!シチュー、温かいうちに召し上がってくださいね。』

    オルオ『このマッシュポテト、俺の母直伝なんです。気に入っていただけると嬉しいのですが…』

    エルド『俺もステーキを焼きました!団長に内緒で、肉を仕入れたんです。兵長、焼き加減はウェルダンですよね?』

    グンタ『俺もデザートを作りました!エルミハ区でとれたフルーツをふんだんに使って、タルトを焼いたんです。』

    ペトラ『えぇ!グンタ、すごいの作れるね!』

    エルド『グンタやるなあ!おい、お前らステーキの焼き加減どうする?』

    ペトラ・グンタ・オルオ『『兵長と同じで!!!』』

    ペトラ・グンタ・オルオ『『あ…』』

    エルド『っははは!!本当にお前らは兵長がお好きなんだな。』

    ペトラ『…!っるさいわね!』

    オルオ『そういうお前もウェルダンじゃねぇか!』

    グンタ『お前だって兵長の真似したんだろ?』

    エルド『…まあな。』

    ペトラ『ほらー!!』









    …そんなこともあったな、と、リヴァイはグラスに入ったワインを傾ける。




    そのときだった。

    トントン、と食堂の扉を叩く音がした。

  22. 22 : : 2014/03/15(土) 00:42:29



    リーネ「ん?誰だろう…」



    その少し後、扉を開けたリーネの驚きの声が聞こえてきた。



    リーネ「ねえ!!サンタさんが来た!!!」

    一同「「えええ!!!」」



    サンタ「HO!HO!HO!みなさん。ディナーの最中にお邪魔じゃったかの。」

    エレン「いえ、とんでもない!!」



    ミケ班の面々も、ぽかんとした顔でサンタを見つめている。



    ナナバ「すごい…」

    ゲルガー「本物だな。」

    ミケ「…スン」

    ヘニング「班長、匂いを嗅ぐのはちょっと…」

    ミケ「ばれたか。」


  23. 23 : : 2014/03/15(土) 00:43:38




    エレン「…あの、どうしてここへ?」


    エレンが質問すると、サンタはにやりと笑って口を開いた。



    サンタ「それはの、昨日頑張ってくだすったみなさんにささやかなプレゼントを贈るためじゃ。」

    エレン「プレゼント?」

    サンタ「そうじゃよ。お前さんにもきっと喜んで貰えると思ってのう。」



    サンタは食堂の扉を開けて、大きなクローゼットのようなものを中に入れる。



    ハンジ「すごっ!大きい〜!!」

    サンタ「ほほ。ハンジ分隊長殿、お前さんにも喜んでもらえること請け合いじゃ。」

    ハンジ「うわぁ〜滾るわぁ〜〜」

    モブリット「分隊長ったら…」

    サンタ「モブリット殿、君もきっと気に入るじゃろう。」

    モブリット「は、はい!ありがとうございます!」

    サンタ「それと…ここにいる他のみなさんも、きっとの。」



    そういうとサンタは、ミケ班の面々にも温かな眼差しを向けた。

  24. 24 : : 2014/03/15(土) 00:44:32



    サンタ「…さて、わしはこれで失礼するとしよう。せっかくのディナーが冷めてしまっては申し訳ないからのう。」

    リーネ「え、よかったらご一緒にどうですか?」

    サンタ「お言葉に甘えたいところなんじゃが、これからトナカイたちと約束があるんじゃ。気持ちだけ頂いておくとするよ。」

    エレン「そうですか…」





    食堂を出ようとするサンタを、みんなで見送る。



    サンタ「…そうじゃ、一つ言い忘れておった。」



    扉の前でサンタはゆっくりと振り返ると、こう言った。



    サンタ「プレゼントなんじゃが…リヴァイ兵長殿、あなたが開けてくれ。」

    リヴァイ「…?俺が?」

    サンタ「そうじゃ、頼んだぞ。…では諸君、メリークリスマス。」




    そしてサンタは出て行き、後にはサンタが持ってきた大きなクローゼットのようなものだけが残された。

  25. 25 : : 2014/03/15(土) 00:45:59



    ナナバ「…これ、何だろうね?」

    リーネ「せっかくだし、リヴァイ。早く開けてみようよ!」

    リヴァイ「…食事の後でもいいんじゃねぇか。」

    エレン「俺も気になります!兵長、今開けてみましょうよ!」



    みんなに押される形で、リヴァイはクローゼットのようなものの前に渋々進み出る。

    …こんなに大きな物の中に何が入っているのか、全く検討がつかない。

    ゆっくりと取っ手に手をかけて、思いっきり開いた。













    その瞬間。


    食堂を眩い光が照らし、みんなは目を瞑る。

    そして目を開けた時その中にあったのは、どこまでも続くように思えるただ真っ白な光の世界だった。



    リヴァイ「…?」

    ヘニング「なんだ、これは…」

    ミケ「…スン…?!!」

    ナナバ「どうしたの、ミケ?」



    その中から流れてくる空気を吸ったミケの目の色が変わった。



    ミケ「…まさか…」

  26. 26 : : 2014/03/15(土) 00:47:26















    真っ白な世界の中から声が聞こえる。

    男女が入り混じって会話をする声。

    どこかで聞いたことのある、懐かしい声。




    ヴェールを一枚一枚めくるようにして、影が近付いてくる。

    その影がだんだん大きくなるに連れて、声もより鮮明に聞こえてくる。

    ーーーそして、ついに姿を現した。











    リヴァイ「…おまえ、たち…」





    エルド「兵長!ただいま戻りました!!」

    グンタ「ご心配をおかけしてすみません。」

    オルオ「また兵長のお側に戻ってこられて、光栄です!」

    ペトラ「これからも、よろしくお願いします。」



    白い世界から、亡くなったリヴァイ班の面々が次々と現れた。



    エレン「み、みなさん!!」

    リーネ「どういうこと…!?」



    信じられないといった表情を浮かべているみんなをよそに、4人はリヴァイを取り囲んでハグをした。

    …とても温かかった。





    リヴァイ班の4人「「兵長、メリークリスマス!そして、お誕生日おめでとうございます!!」」


  27. 27 : : 2014/03/15(土) 00:48:24




    …ああ、今日は俺の誕生日だったっけ。




    4人とも、生きている。

    4人とも、生きて此処にいる。

    リヴァイにその実感が湧いたのは、そのすぐ後だった。





    オルオ「へ、兵長?!」

    エルド「ちょ、ちょっと!」

    リヴァイ「…なんだ。」

    グンタ「なんだって…な、涙が…」



    するとペトラがリヴァイの前に進み出て、指でリヴァイの頬に伝った雫を拭った。



    ペトラ「兵長、夢じゃありませんよ。」



    そう言って、ふわりと微笑むペトラの表情がまた滲む。


  28. 28 : : 2014/03/15(土) 00:50:15




    ハンジ「ウワーーーすっげえええええええ!!!リヴァイが泣いてるところなんて初めて見たあ!!!」

    モブリット「ぶ、分隊長!!生き急ぎすぎです!!!」

    ヘニング「…不思議なことも」

    ゲルガー「あるもんだな。」

    リーネ「なんだか素敵ね。」

    エレン「そうですね。」

    ナナバ「クリスマスの奇跡、ってやつかな。」

    ミケ「…だな。」





    リヴァイを取り囲むリヴァイ班のメンバーたち。

    そしてそれを見守るミケ班の面々と、エレンとハンジとモブリット。

    そんな様子を、サンタはこっそり窓の外から見ていた。





    サンタ「メリークリスマス、みなさん。」

    サンタ「…そして、お誕生日おめでとう。リヴァイ兵長殿。」




    そう呟いてそりに乗ると、トナカイを夜の空に走らせる。

    シャンシャンという鈴の音が、12月25日の静かな夜に響き渡った。





    ー fin ー


  29. 29 : : 2014/03/15(土) 00:51:07




    最後までお読みくださいまして、本当にありがとうございました☻



    冒頭でも述べました通り、この作品はグループ内の企画から生まれた作品です。

    沢山の作家さんが全く同じ制限内容(今回はタイトル縛り)でSSを書くという前代未聞の企画だったので、わたし自身とてもわくわくしていました。

    ぜひお読み下さったみなさまには、>>1 のリンクからグループへ飛んでいただき、他の作家さんの同名の作品も読んでいただけたらなあと思います!



    まず『クリスマスにサンタクロース』というタイトルに決まった時、真っ先に思ったのは『兵長のお誕生日』というポイントでした。

    そこから話を膨らませていき、最終的にリヴァイ班をサンタ班に仕立てあげました。笑



    次にどうやってわたしの色を出そうかなあと考えた時に『原作をストーリーに取り入れる』というところにたどり着き、女型戦の結果を入れてみたり、個人的に大好きなミケさんとウトガルド組を半ば無理やり登場させたりしました。笑

    そういう意味でも、とても楽しめた企画でした☻

    企画・立案してくださったゆきさんに本当に感謝です。



    第二回もやりますので、興味を持ってくださった方は>>1のグループに参加申請をお願いします!
    おまちしております(* 'ω')ノ


    では重ねてのお礼となりますが、ここまで読んでくださって本当にありがとうございました。





    …ちなみにナナバさんの作ったケーキは、勿論バナナケーキです。笑



    submarine

  30. 30 : : 2014/03/15(土) 01:06:57
    執筆お疲れ様でした♪
    とってもハートフルで、マリンさんらしい夢のつまった物語に、のめり込んで読ませて頂きました

    兵長の涙の時には、一緒にうるっときちゃいました…
    素敵な、心暖まる作品をありがとう御座いました(*´ω`*)

    Ps ナナバナナw
  31. 31 : : 2014/03/15(土) 01:20:38
    兵長(泣)
    心が暖まります!!
    マリンさんの作品もやっぱり
    読みやすくて文章が凄く上手です!!
    こんなに素敵な作品読まさせていただいて
    ありがとうございました!!!
    ナナバさんww
  32. 32 : : 2014/03/15(土) 01:30:43
    感動だァァァァァァァ
    これからも読ませて頂きます
  33. 33 : : 2014/03/15(土) 01:54:13
    やっぱりマリンさんの作品はどれも感動します!ウルル

    みなさん素敵すぎますっ♪最高でした!!
  34. 34 : : 2014/03/15(土) 03:09:12
    >>30 さま

    88さん〜!さっそくお読みくださってありがとうございました☻
    温かな気持ちになっていただけて嬉しいです。
    兵長の涙、ちょっと見てみたい気がして。笑
    ナナバさんは…うふふ。笑
    ありがとうございました!

    >>31 さま

    EreAniさん!読んでくださってありがとうございました☻
    読みやすいと言っていただけるととても安心します。ほっ
    ナナバさん愛が最後で爆発しました。てへ。笑
    ありがとうございました!

    >>32 さま

    人類を砕くエレンさん!こちの作品も読んでくださったのですね。ありがとうございます☻
    感動していただけてよかったです。
    クリスタのお話も頑張りますので、どうぞよろしくお願いします(o'ω')ノ

    >>33 さま

    Aniっちさん〜!コメントありがとうございます☻
    幸せな感動物にしたいなあと思っていたので、そうおっしゃってもらえて嬉しいです。
    最高だなんてもったいない…!
    ありがとうございました(*-ω-*) 
  35. 35 : : 2014/03/15(土) 03:36:54

    良い話だなぁ( ;∀;)
    胸がいっぱいになりました

    女型戦が途中で出て来て、あれれ?って思っていたら...まさかの感動の再開!

    調査兵団の先輩方の1コマを良く捉えていましたね!
  36. 36 : : 2014/03/15(土) 03:38:32
    うわぁぁぁ…最初10レスで笑かされて、次の5レスで泣かされて、そこからの仄暗い展開からボサド家でまた落とされてーの最後!
    いやぁぁぁ、マリンさんのカラーがふんだんに出た、素敵なSSでしたね!ありがとうございました!
    しかしよかった、兵長誕生日ネタやめといて…www
  37. 37 : : 2014/03/15(土) 07:57:35
    絶対に兵長の誕生日ネタはマリンさんと被るなぁ〜。と思ってたら見事に被りましたw
    内容は全く別モノですがね(๑>◡<๑)

    最初のあたりの兵長がどうしても88さんの徹子リスペクトのお茶目兵長を彷彿としてしょうがなかったですw
    中盤以降はまさかのシリアスな展開で呆気に取られましたが、最後の最後でハッピーエンドを迎える事が出来て良かったです(๑′ᴗ‵๑)

    執筆お疲れ様でした!
  38. 38 : : 2014/03/15(土) 12:27:48
    オルオ家のところがすごくぐっときました(・_・;これはギャグかなぁ?と思っていたらまさかの女型戦があって、驚きました(o_o)またまた良いお話を読まさせて頂きました♪ありがとうございます!

    ナナバさんのバナナケーキ食べてみたい♡
  39. 39 : : 2014/03/15(土) 14:49:23
    いやぁ・・・ほんわかさせていただきました(*´∀`*)

    最初のリヴァイのサンタ姿から始まるギャグ路線から、オルオ家の切ない描写。そしてサンタの粋なプレゼント。

    流れが素晴らしいですね!



    個人的には、しこたまクッキーとミルクを飲んだあとにハンジがトドメのクッキーとミルクを持ってくるところと、ミニスカサンタのぺトラのシーンが好きですね!

    ぶっきらぼうなリヴァイサンタのセリフもとても良かったです!
    マリンさんの「花の名」のシーンを思い出しましたよ。


    食事のシーンはこちらもお腹が減るような描写ですね!

    流石マリンさんと思いました!


    ありがとうございました。
  40. 40 : : 2014/03/15(土) 15:44:46
    お疲れ様です!

    泣けてくる、感動ストーリーでしたね。゚(゚´Д`゚)゚。←涙が止まらないw

    やっぱり、プレゼントのなかからリヴァイ班の皆が出てきたところが一番好きなシーンですね!


    最期のバナナケーキ、笑っちゃいましたよwww

    次回作にも期待です!
  41. 41 : : 2014/03/15(土) 16:20:37
    >>35 さま

    My.Loさん〜!読んでくださってありがとうございます☻
    ただのハッピーなお話で終わらせちゃうのはつまらないかと、捻りを加えてみました。
    そう言っていただけてとても嬉しいです!ありがとうございました(* 'ω')ノ

    >>36 さま

    店員さん〜!読んでくださってありがとうございました☻
    起承転結をしっかりとつけたかったので、一波乱起こしちゃいました。てへぺろ。笑
    素敵だなんて、そんなもったいないお言葉ありがとうございます(* 'ω')ノ

    >>37 さま

    ゆきさん〜!読んでくださってありがとうございました☻
    うふふ、発想はやはりそこに来てしまいましたね( ̄▽ ̄)笑
    でも同じ発想から全然違う方向に向かっていくのがこの企画の醍醐味ですものね!ゆきさんの作品も、とても楽しく拝読しました。
    わ、確かに徹子のリヴァイさんやΣ(OωO )知らず知らずのうちに影響を受けていたのですね〜わお!
    2回目の企画もぜひ参加させていただきますね。ありがとうございました!

  42. 42 : : 2014/03/15(土) 16:30:01
    >>38 さま

    えりさん〜!こちらも読んでくださったのですね。ありがとうございます☻
    最初はギャグ路線でいこうと思って書いてたのですが、行き詰まって方向転換したんです。笑
    わたしもナナバさんの作ったバナナケーキ食べたい…いや、むしろ一緒に作りたいですね。笑
    ありがとうございました(ノ)'ω`(ヾ)

    >>39 さま

    シュウさん!お読みくださってありがとうございました☻
    流れを意識して話を組み立てていったので、そうおっしゃっていただけてほっとしました。
    そしてオルオ家のサンタリヴァイは「花の名」のリヴァイを少し意識して書いてたので今とてもびっくりしています。すごいΣ(OωO )笑
    描写に力を入れた甲斐がありました。ありがとうございました(ノ)'ω`(ヾ)

    >>40 さま

    葉月さんー!お読みくださってありがとうございます☻
    そのシーンはポイントになるなと思い念入りに書いたので、気に入っていただけて嬉しいです。
    ふふふ、バナナケーキのオチはナナバさんにケーキを作らせた段階から温めていたので笑ってもらえてよかったです。笑
    ありがとうございました!
  43. 43 : : 2014/03/15(土) 19:02:01
    かんどーですっっ!!(泣)
  44. 44 : : 2014/03/15(土) 19:58:57
    >>43 さま

    わあ、リコさんだ!コメントありがとうございます☻
    感動していただける作品であったことを、書き手として嬉しく思います。
    ありがとうございました!
  45. 45 : : 2014/03/19(水) 23:24:47
    SSにコメント戴き、ありがとうございました。

    読ませて戴きました!
    ギャグっぽいノリの中に、シリアスな一面が入っていて、最後はどこまでもハッピーエンドで、感動してしまいました^^
    ミケ班のほっこりした絡みも、読んでいて幸せでした。

    『制限付きSS投稿企画』、初めて知ったのですが、面白いですね^^
    原作では「失う」ことばかりの進撃という作品に対して、「得る」こと、そして「与える」ことの象徴ともいうべきクリスマスを合わせたことで、どの作品もとても深い味が出ているような気がします。

    次回作も心待ちにしております♪
  46. 46 : : 2014/03/19(水) 23:45:40
    >>45 さま

    わあ、泪飴さん(*゚∀゚*)コメントありがとうございます。
    テーマに沿って、わたしの好き勝手に話を組み立てていったのですが、そう言っていただけてよかったです。

    制限付きSS投稿企画はグループで行っておりまして、今第二回参加者の募集を募っております。
    もしご興味とお時間がありましたら、ぜひご参加くださいませ〜(* 'ω')ノ
  47. 47 : : 2014/04/15(火) 23:41:17
    (。´Д⊂)ウワァーン目から汗が~!!!
  48. 48 : : 2014/04/16(水) 21:32:50
    >>47 さま

    こんにちは、泣いていただけるほど熱心に読んでくださってありがとうございます。
    コメントまでいただいてしまって恐縮です。
    これからも精進してまいりますので、よろしくお願いいたします!
  49. 49 : : 2020/10/26(月) 13:57:09
    http://www.ssnote.net/users/homo
    ↑害悪登録ユーザー・提督のアカウント⚠️

    http://www.ssnote.net/groups/2536/archives/8
    ↑⚠️神威団・恋中騒動⚠️
    ⚠️提督とみかぱん謝罪⚠️

    ⚠️害悪登録ユーザー提督・にゃる・墓場⚠️
    ⚠️害悪グループ・神威団メンバー主犯格⚠️
    10 : 提督 : 2018/02/02(金) 13:30:50 このユーザーのレスのみ表示する
    みかぱん氏に代わり私が謝罪させていただきます
    今回は誠にすみませんでした。


    13 : 提督 : 2018/02/02(金) 13:59:46 このユーザーのレスのみ表示する
    >>12
    みかぱん氏がしくんだことに対しての謝罪でしたので
    現在みかぱん氏は謹慎中であり、代わりに謝罪をさせていただきました

    私自身の謝罪を忘れていました。すいません

    改めまして、今回は多大なるご迷惑をおかけし、誠にすみませんでした。
    今回の事に対し、カムイ団を解散したのも貴方への謝罪を含めてです
    あなたの心に深い傷を負わせてしまった事、本当にすみませんでした
    SS活動、頑張ってください。応援できるという立場ではございませんが、貴方のSSを陰ながら応援しています
    本当に今回はすみませんでした。




    ⚠️提督のサブ垢・墓場⚠️

    http://www.ssnote.net/users/taiyouakiyosi

    ⚠️害悪グループ・神威団メンバー主犯格⚠️

    56 : 墓場 : 2018/12/01(土) 23:53:40 このユーザーのレスのみ表示するこの書き込みをブックマークする
    ごめんなさい。


    58 : 墓場 : 2018/12/01(土) 23:54:10 このユーザーのレスのみ表示するこの書き込みをブックマークする
    ずっとここ見てました。
    怖くて怖くてたまらないんです。


    61 : 墓場 : 2018/12/01(土) 23:55:00 このユーザーのレスのみ表示するこの書き込みをブックマークする
    今までにしたことは謝りますし、近々このサイトからも消える予定なんです。
    お願いです、やめてください。


    65 : 墓場 : 2018/12/01(土) 23:56:26 このユーザーのレスのみ表示するこの書き込みをブックマークする
    元はといえば私の責任なんです。
    お願いです、許してください


    67 : 墓場 : 2018/12/01(土) 23:57:18 このユーザーのレスのみ表示するこの書き込みをブックマークする
    アカウントは消します。サブ垢もです。
    もう金輪際このサイトには関わりませんし、貴方に対しても何もいたしません。
    どうかお許しください…


    68 : 墓場 : 2018/12/01(土) 23:57:42 このユーザーのレスのみ表示するこの書き込みをブックマークする
    これは嘘じゃないです。
    本当にお願いします…



    79 : 墓場 : 2018/12/02(日) 00:01:54 このユーザーのレスのみ表示するこの書き込みをブックマークする
    ホントにやめてください…お願いします…


    85 : 墓場 : 2018/12/02(日) 00:04:18 このユーザーのレスのみ表示するこの書き込みをブックマークする
    それに関しては本当に申し訳ありません。
    若気の至りで、謎の万能感がそのころにはあったんです。
    お願いですから今回だけはお慈悲をください


    89 : 墓場 : 2018/12/02(日) 00:05:34 このユーザーのレスのみ表示するこの書き込みをブックマークする
    もう二度としませんから…
    お願いです、許してください…

    5 : 墓場 : 2018/12/02(日) 10:28:43 このユーザーのレスのみ表示する
    ストレス発散とは言え、他ユーザーを巻き込みストレス発散に利用したこと、それに加えて荒らしをしてしまったこと、皆様にご迷惑をおかけししたことを謝罪します。
    本当に申し訳ございませんでした。
    元はと言えば、私が方々に火種を撒き散らしたのが原因であり、自制の効かない状態であったのは否定できません。
    私としましては、今後このようなことがないようにアカウントを消し、そのままこのnoteを去ろうと思います。
    今までご迷惑をおかけした皆様、改めまして誠に申し訳ございませんでした。
  50. 50 : : 2023/07/04(火) 01:55:21
    http://www.ssnote.net/archives/90995
    ●トロのフリーアカウント(^ω^)●
    http://www.ssnote.net/archives/90991
    http://www.ssnote.net/groups/633/archives/3655
    http://www.ssnote.net/users/mikasaanti
    2 : 2021年11月6日 : 2021/10/31(日) 16:43:56 このユーザーのレスのみ表示する
    sex_shitai
    toyama3190

    oppai_jirou
    catlinlove

    sukebe_erotarou
    errenlove

    cherryboy
    momoyamanaoki
    16 : 2021年11月6日 : 2021/10/31(日) 19:01:59 このユーザーのレスのみ表示する
    ちょっと時間あったから3つだけ作った

    unko_chinchin
    shoheikingdom

    mikasatosex
    unko

    pantie_ero_sex
    unko

    http://www.ssnote.net/archives/90992
    アカウントの譲渡について
    http://www.ssnote.net/groups/633/archives/3654

    36 : 2021年11月6日 : 2021/10/13(水) 19:43:59 このユーザーのレスのみ表示する
    理想は登録ユーザーが20人ぐらい増えて、noteをカオスにしてくれて、管理人の手に負えなくなって最悪閉鎖に追い込まれたら嬉しいな

    22 : 2021年11月6日 : 2021/10/04(月) 20:37:51 このユーザーのレスのみ表示する
    以前未登録に垢あげた時は複数の他のユーザーに乗っ取られたりで面倒だったからね。

    46 : 2021年11月6日 : 2021/10/04(月) 20:45:59 このユーザーのレスのみ表示する
    ぶっちゃけグループ二個ぐらい潰した事あるからね

    52 : 2021年11月6日 : 2021/10/04(月) 20:48:34 このユーザーのレスのみ表示する
    一応、自分で名前つけてる未登録で、かつ「あ、コイツならもしかしたらnoteぶっ壊せるかも」て思った奴笑

    89 : 2021年11月6日 : 2021/10/04(月) 21:17:27 このユーザーのレスのみ表示する
    noteがよりカオスにって運営側の手に負えなくなって閉鎖されたら万々歳だからな、俺のning依存症を終わらせてくれ

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