この作品は執筆を終了しています。
アルミン「アニは……」
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- 1 : 2013/10/17(木) 20:04:38 :
- 初のアルアニです
今までとは作風を変えていきたいと思います
アニ視点 アルミン視点がごちゃごちゃとありま~す
どうなることやら&亀進行 ですが
よければ見てください
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- 2 : 2013/10/17(木) 20:06:36 :
- アニ神さーん!
期待だー!
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- 3 : 2013/10/17(木) 20:07:11 :
- >>2 ありがとう!投下だー
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- 4 : 2013/10/17(木) 20:15:31 :
- 晴れ渡った空 今日は休日 訓練兵にとって珍しい休みの日だ
でも今日は最悪 ……まさか休みの日に調理室にいないといけないなんて…
しかもこいつと
アニ(まったく…なんでこんなことしなきゃならないんだ 調理室の食器整理なんてめんどくさい……)チラッ
皿を磨きながらふと横を見る 金色の髪、青い目 男にしては女々しすぎる容姿
そう私は訳あってこいつと調理室の食器整理をさせられている
アルミン・アルレルト こいつとは入団してから一度も話したことがない 知っているのはエレンの幼馴染だということくらい
あと女々しい
アルミン「ね、ねぇアニ……」
おどおどとした表情でこちらに声を掛けてくる
アニ「何…?」
アルミン「なんで…アニは食器整理させられてるの?」
アニ「…訓練サボってたのがバレたの」
アルミン「そ、そうなんだ」
アニ「…あんたは」
アルミン「ぼ、僕は…訓練でいつもドベだから罰として……だよ」
そう言って アルミンはうつむいた 会話が途切れ、沈黙が続く
アルミン「…ごめん そこのぞうきん取ってくれないかい?」
アニ「……はい」
軽く雑巾を投げ、私はまた皿を見つめる
自分の顔がうっすら映っている
アルミン「……ねぇアニ」
アニ「……今度は何」
アルミン「……なんでアニはあんまりみんなと話さないの?」
アニ「…必要がないから…だよ」
顔は合わせない ただただ、ボーッと 皿をゆっくり磨く
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- 5 : 2013/10/17(木) 20:17:09 :
- アニ神!久しぶりだお!昨日の朝から修学旅行だったんだお!
彼女出来たお!(嘘)
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- 6 : 2013/10/17(木) 20:20:52 :
- >>5
ペトラ「まじこ…気持ち悪い…」
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- 7 : 2013/10/17(木) 20:21:31 :
- アルアニ久しぶりだなぁ
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- 8 : 2013/10/17(木) 20:21:48 :
- 連コメすんません
期待!
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- 9 : 2013/10/17(木) 20:33:55 :
- みなさんありがとう!
あとまじこ! 嘘はつくんじゃないお!
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- 10 : 2013/10/17(木) 20:41:02 :
- アルアニ最高!FOoooooooooO!
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- 11 : 2013/10/17(木) 20:43:25 :
- その時だった 手を滑らせ、うっかり皿を落としてしまった
バリンッ
アニ「あっ……」
アルミン「だっ、大丈夫!?」
アルミンがこっちに駆け寄ってくる
アニ「うん いいよ自分でどうにかするから」
アルミン「手伝うよ えっと、確かそこにほうきがあるから……」ゴソゴソ
アルミンは大きな破片を拾い、残りもほうきで掃き終えた
慣れた手つきだった
アニ「……慣れてるね」
アルミン「えっ?あ…うん いつもエレンが同じようなことしてるからさ」
アニ「そうかい……確かにしそう」
軽く微笑む
アルミンも笑い返してくれた
アルミン「あはは そうだよね …あれ アニ、手 切れてる」
アニ「…本当だ」
アルミン「包帯持ってくるね!」
アニ「いいよ そんな大ケガじゃないし」
アルミン「駄目だよ ちゃんと手当しておかないと!」
すぐにアルミンは包帯を持ち出し、私の手に巻いてくれた
色白の肌はやっぱり女々しい
アニ「あんたってさ 女々しいよね」
アルミン「あ、うん…よく言われるよ」
苦笑いを浮かべるアルミン
アルミン「エレンに、アニは男勝りだって聞いたよ」
アニ「……気が強いだけだよ」
アルミン「ちょっと羨ましいや…僕、弱いから」
アニ「そうだね 本当に弱そう」
アルミン「酷いなぁ まぁ、そうだから仕方ないけどね」
酷いとか言いながら あいつはひっそりと笑っていた
……アルミンってこんなヤツなんだ
そんなことを思っているうちに整理が終わった
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- 12 : 2013/10/17(木) 21:15:53 :
- 期待!期待!
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- 13 : 2013/10/17(木) 21:20:40 :
- アルミン「ふぅ……やっと帰れるね!」
アニ「…そうだね…その、ありがとう 怪我手当してくれて」
アルミン「いや……いいいんだよ?」
アルミンは驚いたような表情を浮かべた
気になって私は聞いた
アニ「なんで驚いたような顔したの?」
アルミン「あっ、ごめん……失礼だと思うけど アニってすごく冷たいって聞いてたからさ まさか感謝されるなんて思ってなくて」ハハハ
アニ「…そう」
アルミン「うん それだけだよ じゃあね また明日」
アニ「……お疲れ様」
そう言ってその日は別れた
もう縁はないかと思ってたけど…
それは翌日の事だった
~~対人格闘訓練~~
アニ(はぁ…面倒くさい)
アルミン「アニ……!」ヒソッ
またあいつは私に声を掛けてきた
アニ「…アルミンかい」
アルミン「うん…その、お願いがあるんだけどさ」
アニ「……何?」
アルミン「対人格闘……僕と組んでくれないかい?」
アニ「…いいけど 私の強さ、知らない訳じゃないよね?」
アルミン「う、うん 知ってるさ でもその…恥ずかしい話なんだけど、僕 他に組む人がいなくてさ?」
嘘ばっかり あんたの目を見れば分かるよ
「強くなりたい」って そう言ってる
その一生懸命な表情に、私の心は動かされた
アニ「……いいよ 付き合ってあげる」
アルミン「本当!?ありがとう!!!」
無邪気に喜ぶあんたを見て 一瞬 可愛いな なんて思っちゃったのは秘密
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- 14 : 2013/10/17(木) 21:21:46 :
- >>13 アルミン「…いいんだよ?」 でokです
表現上 い、いいんだよ? でもokです
間違えました スイマセン
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- 15 : 2013/10/17(木) 21:28:15 :
- きた!待ってたよ!アルアニ親衛隊がんばろう
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- 16 : 2013/10/17(木) 21:29:34 :
- 期待!
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- 17 : 2013/10/17(木) 21:32:30 :
- >>15おー!
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- 18 : 2013/10/17(木) 21:55:09 :
- 頑張って!
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- 19 : 2013/10/17(木) 22:48:13 :
- ーーー
アニ「…ふっ!!」 ガッ
ドサッ
アルミン「うっ……やっぱりアニは強いや…」
アニ「これくらいしか取り柄ないんだけどね」
アルミン「でもすごい事だよ こんなに強いって」
アニ「……ありがとう あんたもとっとと強くなりなよ」
アルミン「うん!よし いくよっっ!!」
ーーー……
あの日は本当に驚いた アルミンの執念にね
何ど蹴られても這い上がってきた 強くなるために必死になってた
…私も疲れたくらいだよ
あんた、根性あるね
~~~その日 夕食 食堂~~~
アニ「………」
ふと目をやると まだ誰も着いていない食堂の隅で
机に伏せるようにしてアルミンは眠っていることに気が付いた
アルミンに、今日の訓練はハード過ぎたと思う 悪いことしちゃったかな
そんなことを思いながらなんとなく隣の席に座った
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- 20 : 2013/10/17(木) 23:01:53 :
- 期待してます!
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- 21 : 2013/10/17(木) 23:05:00 :
- アニ「……」
顔を眺める
アニ「…やっぱり女々しい」 ボソッ
そんなことをつぶやきながら、私はまじまじとアルミンの顔を見つめていた
アニ「……ちょっと…寝顔、可愛いね」
なぜあんなことをしたのか よく分からないけど…
無意識のうちに私の手はアルミンの頭を撫でていた
サラサラした髪 優しい寝顔 静かな鼻息
アニ「……ふふっ」
ーーー
あれ 僕はどうしたんだろう
そうだ食堂で寝ちゃったんだ……
…何か変な感じがする
誰かに……撫でられてる?
うっすらと目を開ける
アニ「あっ!?」 ビクッ
アルミン「ア、アニ……?」
アニ「あ、あの……その…これは…ね」
僕の頭に置いていた手を慌てて戻し、焦りを見せるアニ
いつも白い筈のその頬は真っ赤に染まっていた
アルミン「…………」クスッ
アニ「な、なんだい……」
アルミン「アニもこんなことするんだなぁってさ…」クスクス
アニ「……くっ うるさい!」
少し怒りを露わにしたような口調だった
でも、それが照れ隠しだというのは頬の色を見れば一目瞭然だ
可愛い 確かにそう感じた
アルミン「……顔、赤いよ」フッ
アニ「なっ……」
アニは慌てて顔を見えないように背ける
その後…僕は衝動に駆られた
こんなことしたらどうなるのか、予想はついていた筈なのに
何故か僕はアニの頬を軽くつねっていた
……柔らかくて気持ちよかった
アルミン「…バレバレだよ?」 プニーッ
アニ「……ちょっ、アルミン!?」
アニの顔の火照りが更に激しくなる
蹴られるかと思ったけど意外な反応だった
それが可愛くて また僕は笑ってしまった
アルミン「あははっ アニって分かりやすい」
アニ「……っ」
アニはスッと席を立ち、食堂を出て行った
アルミン「素直じゃないなぁ…」
そう僕がつぶやくとアニは一瞬立ち止まったかと思ったけど
あれは勘違いだったのかな
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- 22 : 2013/10/17(木) 23:05:13 :
- 今日はここまでです!
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- 23 : 2013/10/17(木) 23:26:46 :
- うっはwアニ可愛いすぎて(吐血
期待‼
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- 24 : 2013/10/17(木) 23:41:37 :
- ありがとうございますありがとうございます
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- 26 : 2013/10/18(金) 14:13:33 :
- やはりアニ神様は神だよ…
憧れだよ…
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- 27 : 2013/10/18(金) 15:58:56 :
- >>25いまアニに崇拝してるところだ
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- 29 : 2013/10/18(金) 16:22:20 :
- >>28はよかえらんかい!
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- 30 : 2013/10/18(金) 16:57:41 :
- アニ可愛い
-
- 31 : 2013/10/18(金) 20:36:04 :
- それ以来だ 僕とアニはよく会話を交わすようになった
~座学~
教官「してここが…………」
アニ「ふぁぁ………」
アルミン「……アニ、授業中に欠伸はダメだよ」
アニ「だって眠いんだからさ」
アルミン「我慢するんだよ」
アニ「…ったく一々うるさいな」 ボソッ
アルミン「え?なんか言ったかい?」
アニ「なんにも……」
プニイッ
アニ「ちょっと…アルミン!痛いよ!」
アルミン「嘘ついてるでしょ」
アニ「……」
アルミン「黙ってると強くなってくよ?」
アニ「っ……あぁもう!分かったよ 欠伸しないから!」
アニは結構優しくて 面白くて
噂の印象とは丸っきり違った
…そしてそんなアニを僕はいつの間にか
…………
………
……
…
好きになってしまったらしい
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- 32 : 2013/10/19(土) 06:03:37 :
- アルミン(↑)に同意
-
- 33 : 2013/10/19(土) 22:51:52 :
- ↑同じく同意
-
- 34 : 2013/10/20(日) 13:54:47 :
- >>31 激しく同意
-
- 35 : 2013/10/20(日) 15:01:53 :
- 投下します
-
- 36 : 2013/10/20(日) 15:04:28 :
- キター!
-
- 37 : 2013/10/20(日) 15:07:43 :
- ~~~
僕には勇気がない なかなか踏み出せなかった アニにこの気持ちを伝えることに
でも、僕は決心したんだ …伝えようと
ーー対人格闘ーー
アニ「……いいよ アルミン 少しずつだけどよくなってきてる」
出会ったころと比べて、アニは口数も増え、なによりよく笑うようになった
アルミン「ありがとう……この調子で頑張らないとね」
アニ「そうだね」
アルミン「ね、ねぇアニ……」
アニ「…?」
アルミン「いや……ごめん なんでもない」
最近、アルミンの様子がおかしい
どうしたんだろうか
アルミン(駄目だ……こんなことじゃ…だからいつまで経っても僕は……弱いままなんだ)
言おう。
決めた、明日 明日だ
何としても言う
明日駄目だったら……僕は気持ちを伝えることができないだろう
……………明日が訓練兵生活最後の日だから
-
- 38 : 2013/10/20(日) 15:18:32 :
そうして迎えた訓練兵最後の日
アニ「…………」
明日、卒業 喜ぶ仲間たちの声
あんたらは愉快でいいね
私は……今日が一番辛い
ライナー、ベルトルト あんたらもそうでしょ
…今日で兵士ごっこは終わりだ
みんなと仲間でいられるのも… 今日で全て終わり
暗い表情を浮かべている私に、話しかけてきたのはやっぱり
アルミンだった
アルミン「ア、アニ……そのさ」
アニ「……何?」
アルミン「……話したいことがあるんだ 明け方……宿舎裏まで来て」
アニ「え?……うん 明け方だね?」
アルミン「みんなが起きる前に来て」
アニ「……分かった」
あの時はどうしたんだろうと思ったよ
明け方 宿舎裏
アルミン「…来てくれたね ありがとう」
アニ「……どうしたの?」
いつになく真剣なアルミンの顔 緊張感が伝わってくる
アルミン「アニ……その、前からさ…ずっと………」
アニ「……」
アルミン「好きだ」
驚いた アルミンが私の事……?
アニ「そ、その……」
アルミン「いいよ 返答を期待し言ったわけじゃないんだ」
アニ「………」
アルミン「……ふぅ」
深くため息をつくアルミン
アルミン「とにかく……言えてよかったよ」
アニ「…………」
口ごもる私を見て、アルミンがとっさに言う
アルミン「あはは……ごめんね なんか気まずいね」
アニ「い、いや……いいんだよ」
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- 39 : 2013/10/20(日) 15:19:29 :
- >>38 アルミン「返答を期待して」 で
-
- 40 : 2013/10/20(日) 16:00:32 :
- アルミン「……それだけ じゃ、じゃあね」
アルミンが立ち去ろうとする
ここでアルミンを行かせてしまったら、もう二度と関われない
そんな気がした
とっさに私は声を掛けた
アニ「……待って、アルミン」
アルミン「!?」
アニ「もう少しでいいから……ここにいて」
アルミン「……え?……う、うん」
アニ「あのさ…あんたは…なんで私が好きなの」
アルミン「……可愛いから かな」
アニ「私が?」
アルミン「…うん」
アニ「……私なんかのどこがいいの」
アルミン「う、うーん……綺麗で…とにかく可愛いところだよ!」
アニ「説明になってないよ」
アルミン「説明しろっていう方が無理な話だよ」
アニ「……そう」
アニが少し微笑む 優しい笑顔だ
アニ「…ねぇ、アルミン?…好きって……どういう事なの」
アルミン「え?」
アニ「……話すとき、ドキドキすれば好きって事になるの?それとも、見た目に惚れた時?」
アルミン「どうなんだろう……それはよく分からない……けど」
アニ「……けど?」
アルミン「僕はアニと一緒に話してる時、楽しいし、幸せだと感じるんだ」
アニ「…ふぅん」
アルミン「自分では……あんまり意識できないものなのかもしれないね」
アニ「……そうかい」
少し悩んだような表情を浮かべるアニ
アニ「もし…あんたの考えと同じで……」
アルミン「?」
アニ「話してる時…幸せと感じる相手が好きってことなら……」
アニ「……私も…あんたの事………す……」
カラーーーン カラーーーン
朝の鐘が鳴り響く 兵士たちの起床時間だ
アニのか細い声は、鐘の音にかき消された
アルミン「えっ?ご、ごめん…アニ、今何て言った?」
アニ「……いいんだよ 聞こえてなくて」
アルミン「ど、どういうこと?」
アニ「あんたの返答を聞いたら……私が私でいられなくなるから」
アルミン「……?」
あの言葉の意味………その時は理解できなかった
-
- 41 : 2013/10/20(日) 16:09:23 :
- いっっっっけぇぇ!!アルミィィン!
-
- 42 : 2013/10/20(日) 16:11:17 :
- >>41 もうそろそろ終わるヨーーー
-
- 43 : 2013/10/20(日) 16:19:43 :
アニ「とにかく……もう行かないとね 変な噂たてられるのは嫌でしょ?」
アルミン「あ、あぁ…そうだね …満更でもないけど」
アニ「はぁ!?」
アニは照れるとすぐ分かる 今、声裏返ってたよ
アルミン「あははっ 冗談、冗談」
アニ「………アルミン」
アルミン「…何?」
アニ「…………ありがとう」
アルミン「えっ、急にどうしたの!?」
アニ「…あんたは私に …幸せをくれたの」
~~~
「ありがとう」 そう呟いたときのアニの顔は……今でも忘れない
辛そうな顔だった 堪えきれない悲しみが…顔から滲み出ているような
~~~
ねぇ アニ
もう君の声を聞けないの?
笑顔を見られないの?
一緒に話したり……ちょっとからかったり
アニ……
あの日……君はなんて言ったの? もう一回言ってみてよ
「好きだ」 って言ったの? ねぇアニ 答えて
そんな水晶の中からじゃ 何も聞こえないよ アニ
-
- 44 : 2013/10/20(日) 16:20:00 :
- 終わりです!見てくれた人ありがとうございました!
-
- 45 : 2013/10/20(日) 16:31:23 :
- 乙!
-
- 46 : 2013/10/20(日) 16:32:24 :
- えかった....アニ貴結婚しよう
-
- 47 : 2013/10/20(日) 16:36:29 :
- 切ない・・・
(弟子入りしよ)
-
- 48 : 2013/10/20(日) 16:37:19 :
- みなさんありがとです
アニハー氏…結婚は考えておこう
-
- 49 : 2013/10/20(日) 17:32:14 :
- アニ神さん乙です!!
アニ神さんのアニとても好きです
-
- 50 : 2013/10/20(日) 17:33:18 :
- >>49 ありがとうございます!!
そう言っていただけると嬉しいです!
-
- 51 : 2013/10/20(日) 18:19:56 :
- 乙~
-
- 52 : 2013/10/20(日) 18:23:11 :
- >>51 ありがとうございます~
-
- 53 : 2013/10/20(日) 18:37:04 :
- なんか目から塩水が・・・
-
- 54 : 2013/10/20(日) 18:37:29 :
- >>53 拭きましょう!
-
- 55 : 2013/10/20(日) 18:39:51 :
- いい作品だった
-
- 56 : 2013/10/20(日) 18:45:06 :
- ぐっじょぶ
あにさぁぁぁん
-
- 58 : 2013/10/20(日) 21:30:38 :
- ハッピーエンドがよかったです!
けど面白かったです!
-
- 59 : 2013/10/20(日) 23:22:07 :
- >>58 ありがとうございます!
-
- 60 : 2013/10/21(月) 16:22:46 :
- アルアニもっと増えろ(^q^)
-
- 61 : 2014/04/27(日) 00:42:43 :
- すごくいい
-
- 62 : 2015/07/27(月) 18:36:28 :
- うあぁぁぁぁんアニ〜〜〜だぁいすきだぁ〜…>_<…
-
- 63 : 2017/04/17(月) 21:54:15 :
- ア~~~ニ~~。可愛すぎ(≧∇≦)
-
- 64 : 2017/08/04(金) 19:57:29 :
- 最高だ~~~~
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