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ハンジ 「私が入れたら意味ないじゃないかぁぁぁっ!!」

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  1. 1 : : 2014/03/09(日) 14:00:14
    こんにちは。前作、「作者が微熱の状態でリヴァハン&モブハン等を書いてみたら、すごく楽しかった件」の続編です。その節はたくさんの応援ありがとうございます。本当に嬉しかったです。
    今回は下書きはいちおう書き終わっているのですが、納得いかない部分もあるので、試行錯誤しながら進めていきます。よろしくお願いします。
  2. 2 : : 2014/03/09(日) 14:08:10
    ハンジ 「あ、リヴァ…」

    リヴァイ フィッ…

    ハンジ「イ…って…」イッチャッタ…

    セレナ「リヴァイ兵士長から、完全に避けられてますね…」ムリモナイケド

    ハンジ「あの薬、記憶はしっかり残るやつみたいだからね。モブリットからはなぜか優しくされるんだけど、それもある意味怖い…」

    セレナ「ふう…」ー使わなかった残りの薬を眺めるセレナー

    ハンジ「あれっ、その薬!使わなかったの!?」

    セレナ「はい。」

    ハンジ「なんで~?使いなよ。」
  3. 3 : : 2014/03/09(日) 14:19:36
    …すみません。前回のあらすじと、オリキャラについての説明を忘れてました。
    ー前回のあらすじー
    ハンジはホレ薬を作り、セレナと共に意中の人物に飲ませようと企てる。ハンジはまずモブリットにためし、彼とキスするはめになり、モブリットは激怒するも、ハンジを女性として意識しはじめる…。
    セレナもエルヴィンに飲ませようとするが、結局できず、仮眠をとる彼に優しくキスをし、ずっとそばにいることを改めて誓う。
    ハンジはその後リヴァイに薬を飲ませるが、誤って大量に摂取させてしまい、彼に押し倒された挙げ句、5回戦までシてしまったとさ♪

    作中に出てくるセレナというのが、私のオリキャラです。栗色の髪をした美少女で、エルヴィンに恋する19歳です。私の別の物語シリーズで活躍しているのですが…ご存知の方がいらっしゃるかどうか(^_^;)
    では続けます。
  4. 4 : : 2014/03/09(日) 14:26:53
    セレナ「あなたの話を聞いた後で、使う気になんてなれません。」

    ハンジ「ははは…そっか…エルヴィンは他の女に盗られちゃうのか…」コリャザンネンダ…

    セレナ「なっなんでそういうことに…!?」

    ハンジ「だって前にも言ったけど、エルヴィンだってモテるんだよ。セレナが実力でオトせるまで待ってもらえる補償はないよ?」

    セレナ「」

    ハンジ「ね、やってみようよ。私も手伝うからさ。」

    セレナ「…ほんの少し入れるだけですよ。」

    ハンジ「了解!」キラーン
  5. 5 : : 2014/03/09(日) 14:41:19
    <団長室の前まで来ました…>
    ハンジ「私、ちょうどエルヴィンに渡す書類があるから、そこからなんとか紅茶を飲ませるように仕向けよう。」ヒソヒソ

    セレナ「分かりました…私が一緒だと不自然なのでは?」

    ハンジ「大丈夫。書類の内容は前回のエレンの実験についてだから、セレナも参加してるから報告がてら付いて来たって言えばいい。」

    セレナ「…分かりました。」

    ハンジ「薬は持ってるね?」

    セレナ「…はい。」サッ

    ハンジ「じゃあ…ノックするよ…」

    コンコン…

    エルヴィン「…誰だ」

    ハンジ「ハンジです。」

    セレナ「セレナです。」

    エルヴィン「…入れ。」

    2人「「失礼します」」

    ハンジ「エルヴィン、前回のエレンの実験結果についての書類を持ってきたよ。」

    エルヴィン「ああ。ありがとう。」

    ハンジ「実験では、私とセレナが立ち会ったんだ。報告を聞いてもらいたいんだけど…時間、あるかな?」

    エルヴィン「うむ…30分程度なら大丈夫だ。」

    ハンジ「そっか…あ~なんか私、喉渇いちゃったな…エルヴィンも何か飲まない?」

    エルヴィン「そうだな。紅茶でも淹れるとするか…」ガタ…

    ハンジ「あ~そんないいんだよ。団長殿は座っててもらえれば。…セレナ、紅茶淹れてきてよ。」ホラホラ

    セレナ「あ…はい。分かりました。」
  6. 6 : : 2014/03/09(日) 14:52:26
    <給湯室>

    セレナ「…はぁ…」

    ーなかなか薬を入れられないセレナー

    ?「入れろ~」

    セレナ「ひっ!?…なんだ…ハンジ分隊長でしたか…」

    ハンジ「入れろ~」

    セレナ「…なんか…やっぱり私…」

    ーハンジ、渋い声でー

    ハンジ「♪入~れろ、入れろ、入れろ~入れれば入れずんば~♪」

    セレナ「…何ですかその歌…」

    ハンジ「別の世界のどこかに存在する、白いオバケが歌ってたんだって。いつか会ってみたいな~」キラキラ
  7. 7 : : 2014/03/09(日) 15:05:24
    セレナ「私…やっぱり無理です…」スミマセン…

    ハンジ「もうっ、じれったいな、貸して!」パシッ

    セレナ「あ…」

    ハンジ「こうやって…ほら、入れちゃえばいい話じゃない………って……」

    セレナ「」

    ハンジ「」

    ハンジ「私が入れちゃ意味ないじゃないかぁぁぁっ!!」

    エルヴィン「おい、どうしたんだ。」

    ーエルヴィンがしびれを切らしてやって来ましたー

    ハンジ「あ…」

    セレナ「あ…」

    エルヴィン「なんだ、淹れてあるじゃないか…」カチャ…

    セレナ「あっ…」

    ハンジ「あああっ…」

    ゴクゴク…フー…

    ーちなみにこの薬は、薬を入れた人物に対し効力を発揮します(^_^;)ー

    ハンジ「全部…飲んじゃった…」

    セレナ「団長…」ソンナ…

    エルヴィン「ん、変わった味だな…どうかしたのか?」

    ハンジ「い、いや…何でも…」

    セレナ「失礼します…」ミテラレナイ!

    ーセレナは給湯室から出ていきましたー

    ハンジ「あっ…セレナ!」

    エルヴィン「???」
  8. 8 : : 2014/03/09(日) 15:11:05
    ハンジ「あの…エルヴィン、体、何ともない?」

    エルヴィン「何ともって…あの紅茶に何かあるのか?」

    ハンジ「いや…何もないよ…ははっ…」

    エルヴィン「うむ…ハンジ」

    ハンジ「は…はい…」

    エルヴィン「…1時間程経ってから、俺の部屋に来てくれ。1人でだ。」

    ハンジ「う…分かったよ…」(ごめん、セレナ…)マジデ…
  9. 9 : : 2014/03/09(日) 15:20:58
    <1時間後…>

    ハンジ(ふぅ。なにげにお風呂入って来ちゃった…私って悪い女だねぇ…)

    …コンコン…

    ハンジ「来たよ、エルヴィン。」

    エルヴィン「…入れ。」

    ハンジ「失礼しま~す…」ヨット…

    エルヴィン「ハンジ」

    ハンジ「…ん?」

    エルヴィン「やったな?」

    ハンジ「…うん…」ヤッチャッタ…

    エルヴィン ハァ…「ある程度時間が経てば治まると思ったんだが…」

    ハンジ「えっ…やっぱり近づいて来るのね…」イヤ~ン

    エルヴィン「自分のした行動に対して、責任をとるのが、大人というものだろ。」

    ハンジ「そうだね…私たち、大人だもんね…」

    エルヴィン「ああ…」

    ハンジ(うわ…抱き寄せられちゃった…///エルヴィンてやっぱおっきいな…包容力ハンパないや…)トロン…
  10. 10 : : 2014/03/09(日) 15:31:30
    <こちらモブリット!!>

    モブリット「む!?」(こ、この予感は…!)

    部下「…どうかしましたか?」

    モブリット「うん…ごめん、すぐに戻るから…」ガタッ

    部下「はぁ…」トイレ?

    モブリット(この予感は…分隊長が巨人への熱い探究心故に生き急いでしまったか…もしくは、またバカなことをやらかしたか、またバカなことをやらかしたか、またバカなことをやらかした時の予感だ!!)

    モブリット「…こっちだ!」(このモブリット自慢のハンジ.ゾエレーダーは、ミケ分隊長の巨人レーダーにもひけをとらない優れものなんだ!)フフン

    モブリット「…あれ、こっちは団長室…」

    モブリット(分隊長…何やらかしたんですか…(T_T))
  11. 11 : : 2014/03/09(日) 15:36:26
    期待でっす!
  12. 12 : : 2014/03/09(日) 15:48:14
    <再び団長室>

    ーキスを交わす2人…ー

    ハンジ(うん…やっぱりエルヴィンは紳士だね…どっかのちびっこい兵士長と違って、いきなり押し倒したりしないし…)シカモユカノウエダッタ…

    エルヴィン「ハンジ…いいのか?」

    ハンジ「…うん、いいよ…」

    ーベットへと向かう2人…ー

    エルヴィン「…前にも、同じ感覚に襲われた事があるんだ…」

    ハンジ「前にも?」

    エルヴィン「セレナがな…俺に泣きついてきたんだ…そばにいたい、と言って…」

    ハンジ「ああ…エルヴィンたら、冷たくつき放したそうじゃない。」カワイソウニ…

    エルヴィン「ああでもしないと、俺はあのまま抱いていたと思う、あの子を…」

    ハンジ「セレナだってむしろ…それを望んでたのかも…」
  13. 13 : : 2014/03/09(日) 15:50:26
    ご期待いただき、ありがとうございます。実はこの先の展開、すごく悩んでます。ゆっくり続けますが、本日中には完成させます。お願いします。
  14. 14 : : 2014/03/09(日) 21:33:44
    エルヴィン「ハンジ」

    ハンジ「な、なに?」

    エルヴィン「君は結婚しないのか?」

    ハンジ「えっ…えええ?何をいきなり!?」

    エルヴィン「いや、ハンジは結婚に関してどう思ってるのかと思ってな。」

    ハンジ「…私は…今は、巨人の研究の事とか…そういうので頭がいっぱいで…結婚とか、そういうことには興味がもてなくて…」

    エルヴィン「そうか。俺も妻はもたない。…もつべきではないと思う。自分は誰かの心の拠り所になってはいけない。団長就任が決まった日から、そう自分を戒めてきた。」

    ハンジ「…でも、セレナは…」

    エルヴィン「ああ。あの子は俺を心の拠り所にしているだろう。俺があの子を受け入れてしまっては、お互いをだめにしてしまう。」

    ハンジ「お互いどちらかを失ったとき、立ち直れなくなるってこと?」

    エルヴィン「…ああ。」

    ハンジ「らしくないなぁ…エルヴィンのくせに。」

    エルヴィン「今、この状況だから話せることだ。」

    ハンジ「私をベットの上に押し倒してるから、話せる、と。」

    エルヴィン「そういうことだ。」

    ハンジ「大事なんだね…あの子が。」

    エルヴィン「…きっと、人間としてのエルヴィン.スミスは、そう思っているだろう。」

    ハンジ「それを聞いたら、セレナきっと喜ぶよ。」

    エルヴィン「…だが、調査兵団団長としての俺は、違う。人類の為に心臓を捧げる覚悟がないのなら、去ればいい。そんな者は兵団には必要な…」

    ーエルヴィンの口を手でふさぐハンジー

    ハンジ「もう…いいよ…続きシようよ…」
  15. 15 : : 2014/03/09(日) 21:53:17
    エルヴィン「…本当にいいのか?」

    ハンジ「…っいいの!いい。私が脱がすから…」

    ーエルヴィンのジャケットをはぎ取るハンジー

    エルヴィン「ハンジ…」

    ーループタイに手をかけるハンジー

    ハンジ「…あれ?外れない…どうやんの、これ…」

    エルヴィン「…ハンジ、もう、やめよう。」

    ハンジ「え?」

    エルヴィン「…もうやめよう。もう君は充分責任を果たした。」

    ハンジ「…エルヴィン…」

    コンコン…

    モブリット「…モブリットです。ハンジ分隊長はいらっしゃいますか?」

    ハンジ「あ、モブリット…」

    モブリット「分隊長!?…失礼します…って…何をしてるんですか…」

    ハンジ「別に何もしてないよ。ね、エルヴィン?」

    エルヴィン「…ん?…うん…まぁ、そうだな。」

    モブリット「そうですか…」ビックリシタ

    リヴァイ「何だ、騒々しい。」

    モブリット「…リヴァイ兵士長…」

    ハンジ「やっほ~リヴァイ♪」

    リヴァイ「チッ…また犠牲者か…」

    モブリット「犠牲者?」

    ハンジ「わわっ…リヴァイ、もしかしてエルヴィンに薬盛った事バレてる……って…」

    モブリット「ぶ…ぶ…」フルフル…

    ハンジ「…えへっ♡」

    モブリット「ぶんたいちょぉぉぉっ!!!」

    ハンジ「~~っ…なんか父親に怒鳴られる息子の気分だね。」カツオ~ッテ…

    リヴァイ「…削ぐか。」チャキ

    モブリット「お願いしますっ」ケイレイッ

    ハンジ「ふえ~ん、ごめんなさ~い(;_;)」

    リヴァイ「エルヴィン、巻き込まれたくなかったら、出ていけ。」

    エルヴィン「そうだな…」ソソクサ…

    ハンジ「わわっ…待ってエルヴィン!エ~ルヴィ~ン!!」

    リヴァイ「そこになおれ、クソメガネ。」

    ハンジ「きゃ~いや~!!」

    ギヤアギャア…

    エルヴィン「ふぅ…」パタン…(少し外の空気でも吸って来るか…)
  16. 16 : : 2014/03/09(日) 22:04:56
    <中庭>

    エルヴィン(…いい青空だな…壁の中も外も、空だけは変わらない気がする…)「…ん?」

    ー少し先に、セレナが空を見上げて立っているのが見えた。セレナはふと振り向き、本部内に向かって歩き始め、エルヴィンに気づく。

    セレナ「…あ…」

    エルヴィン「…ハンジの処分はリヴァイに任せてある。」

    セレナ「…申し訳ありませんでした。今回の責任は私にあります。ハンジ分隊長は私に協力したに過ぎません。」

    エルヴィン「そうか…」

    セレナ「はい…」

    エルヴィン「お前はどう責任をとるつもりだ。」

    セレナ「それは…そちらで処分を決めていただければ、それに従います。」

    エルヴィン「とくに処分を検討する必要もない。前にも言った通り、人類の為に心臓を捧げる覚悟を持って任務にあたれ。できなければ去れ。それだけだ。」

    ー敬礼するセレナー

    セレナ「…心得ております。」

    エルヴィン「うむ。…もういい。本部内に戻りなさい。」

    セレナ「…失礼します。」

    ー本部内へと戻ってゆくセレナ。エルヴィンは振り向きもせず、自らの左手を見つめ、そっと拳を結んだ…ー
  17. 17 : : 2014/03/09(日) 22:09:21
    以上で終了とさせていただきます。そろそろ、#○ 【セレナ続き】シリーズ完結に向け、動いていきたいと思います。
    いや~でも楽しい!!また思い付いたら、リヴァハンやらモブハンやらと、投稿させていただきたいと思います。最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
  18. 18 : : 2014/03/10(月) 00:33:04
    面白かったです!w
    アダルトなエルヴィンがカッコよかったです!!
    リヴァハンやらモブハンやらの続編に期待です!!
  19. 19 : : 2014/04/27(日) 02:02:21
    このシリーズ好きです!

    リヴァハン多いんで!
  20. 20 : : 2014/04/27(日) 08:44:29
    おはようございます。

    コメントありがとうございます。

    リヴァハンは私も大好きなので、また書く予定です。

    要は、ハンジさんに頑張ってもらうことに…(^_^;)

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kaku

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