この作品は執筆を終了しています。
エレン「愛しい君とあの日々をもう一度…」 〜I part and think〜
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- 1 : 2014/03/07(金) 11:53:01 :
- 皆さんお久しぶり(?)です! 葉月です。
久しぶりに新しいスレッドを立てました。
ですが、執筆し始めるのは10日からです。
10日に最後のテストがあるので、それが終わってからです。
新しくスレッド立てておいた方が、書き始めやすいと思ったので立てました。
コメント大歓迎です!
よろしくお願いしますm(._.)m
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- 2 : 2014/03/07(金) 12:01:57 :
- 葉月さんのきた!!期待です!!
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- 3 : 2014/03/07(金) 13:50:08 :
- >>2
EreAniさん、いつもコメントありがとうございます(*`・ω・)ゞ
とても励みになります!
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- 4 : 2014/03/07(金) 21:45:46 :
- はやく10日にならないかな
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- 5 : 2014/03/07(金) 23:29:15 :
- 葉月さんのはとても面白いので、すんごく期待です!!
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- 7 : 2014/03/08(土) 09:00:43 :
- 期待せざるを得ないデースヽ(*`ェ´*)ノ
テストも頑張って下さいね!
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- 8 : 2014/03/08(土) 09:40:27 :
- 葉月さん頑張ってください♪
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- 10 : 2014/03/08(土) 18:55:21 :
- 本当は、10日から書き始める予定でしたが、テスト勉強ばっかりもつまらないので、投稿しますw
見てくれると嬉しいです(*^ω^*)
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- 11 : 2014/03/08(土) 18:56:32 :
- 「ごめんなさい…」
「あなたとはもう…付き合えないの…」
「…エレン…。 別れて…。」
ーーーーーーーーーーーーーーーーー
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- 12 : 2014/03/08(土) 18:56:53 :
- チュンチュン チュンチュン
小鳥の囀りが聞こえる…。
そして、窓から差し込む光で目を覚ます。
まだ重たい瞼を擦りながら、ゆっくりと目を開ける。
エレン「…んん…。 もう朝か…。」
今日は金曜日。
休みの1日前。
いつもなら、休みが近いから仕事もやる気が出るのに、今日はそうはいかない。
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- 13 : 2014/03/08(土) 18:59:54 :
- 俺は、机の上にある煙草を手に取りベランダへと向かう。
柵に肘をのせ、慣れた手つきで煙草に火を付ける。
エレン「…ふぅ……」
ため息をつく。
俺の気持ちは、雲一つない空とは正反対のようだった。
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- 14 : 2014/03/09(日) 08:19:48 :
- 俺は一度部屋の中へ戻り、煙草の火を消した。
吸い終わった煙草が灰皿に溜まる。
昨日は、帰ってきてからスーツを着たまま寝てしまった。
だから、風呂に入っていない。
俺はシャワーを浴びるためにスーツを脱いだ。
そのとき、ポケットからキラキラと輝く何かが床に落ちた。
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- 15 : 2014/03/09(日) 13:03:51 :
- 葉月さんのssはとても面白い!!!ので尊敬のしまくりです!!!!!
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- 16 : 2014/03/09(日) 13:28:24 :
- >>15
ありがとうございます。゚(゚´Д`゚)゚。←嬉しすぎて涙がw
これからも頑張ります!
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- 17 : 2014/03/10(月) 01:51:08 :
- 期待!!
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- 18 : 2014/03/10(月) 02:20:38 :
- 葉月さん〜!おかえりなさい(*゚∀゚*)
スーツ姿のエレンを想像してニヤリとしてしまったのはわたしだけではないはず…笑
楽しみにしております!
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- 20 : 2014/03/10(月) 16:35:37 :
- 俺はそっと、それを拾いあげた。
それを見て俺は、あぁ…現実なんだ…と思った。
嘘であって欲しかった…。
その事実は、まだ心の整理が終わっていない俺の心を苦しめる…。
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- 21 : 2014/03/10(月) 16:36:27 :
- それとは、彼女の誕生日にプレゼントしたピンキーリングである…。
小さなリボンがついたピンキーリング…。
プレゼントしたときの彼女の笑顔は忘れない…。
彼女は、俺に微笑みながらこう言った。
「ずっと、大切にするね!」
そう言った…。
あれは、嘘だったのか…?
本心じゃなかったのか…?
そのピンキーリングは、彼女の元ではなく今、俺の元にある…。
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- 22 : 2014/03/10(月) 17:03:32 :
- 俺は彼女に振られた…。
そう思い知らせるように、ピンキーリングは光輝く……。
俺はピンキーリングをそっとポケットに戻した。
今、それを見ていると遣るせない寂しさでいっぱいになってしまうから…。
それから、俺はシャワーを浴びた。
綺麗になった身体とは裏腹に俺の心は、もやもやとした感情が残っている…。
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- 23 : 2014/03/10(月) 18:58:48 :
- 朝食をまだ取っていなかったため、俺はこの前買った菓子パンを食べることにした。
はっきり言って食欲は無い。
ブゥー ブゥー ブゥー
菓子パンを食べ始めて少したった頃、突然スマホが鳴った。
俺はすぐにスマホに手を伸ばし、メール受信ボックスを開く。
エレン「なんだ…。 母さんか…。」
俺は期待してしまっていた…。
彼女からのメールを…。
別れた彼女から、メールが来る筈がない…。
当然のことだ…。
また彼女と別れたことが、思い知らされる…。
それと同時に、まだ彼女に対し未練が残っていることがよく分かった…。
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- 24 : 2014/03/10(月) 22:31:37 :
- 俺は食べかけの菓子パンを頬張り、簡単に準備を済ませ家を出た。
家にいると、辛くなってしまう…。
まだ、電車が来るには早い時間だが仕方なかった…。
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- 25 : 2014/03/10(月) 22:31:52 :
- 駅のホームは、もう既に混雑していた。
俺と同じサラリーマンや、学生などたくさんの人でいっぱいだった。
俺が乗る電車は、20分後にくる。
まだ、かなり時間があるがホームで待つことにした。
待っている間、ぼーっと電車を見つめていた。
そのとき、俺はふと思った。
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- 26 : 2014/03/10(月) 22:35:58 :
- まさか(自殺)エレンやめろ~~~-----------------!!
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- 27 : 2014/03/10(月) 22:54:16 :
- >>26
大丈夫!!
エレンは、そんな馬鹿な真似はしない(`・ω・´)
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- 28 : 2014/03/11(火) 01:20:24 :
- 期待期待!!
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- 29 : 2014/03/11(火) 08:51:26 :
- >>28
いつもありがとうございます!!
ほんとに嬉しいです!!
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- 30 : 2014/03/11(火) 08:52:18 :
- 電車は、決められた線路を走る。
だが、俺たちの人生は違うなと思った。
俺たちの進むべき道は、決して1つではない。
何本かの道に別れている。
その道を自分で選択し、進んでいく。
そうして俺たちは成長していく。
俺は彼女と別れて、違う道へと進んでいくことになるだろう…。
本当にそれでいいのだろうか?
後悔しないだろうか?
自分に聞いてみる。
だが、よく分からなかった…。
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- 31 : 2014/03/11(火) 13:16:05 :
- 彼女との生活は、とても充実したものだった。
そして、彼女は俺の全てだといっても過言ではないくらい、大切な存在だった…。
その彼女が俺の元から去っていった…。
今、俺の脳裏に彼女との思い出が過る。
彼女と過ごしたあの日々が…。
大切だった、あの日々が……。
ーーーーーーーーーーーー
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- 32 : 2014/03/11(火) 13:29:07 :
- 俺と彼女が出会ったのは、3年前の春。
新しい街で、新しい生活が始まろうとしていた。
引越しをし終えた俺は、街に出た。
初めて見る光景にすこし興奮した。
と同時に新しい生活に慣れていけるかどうか、不安な気持ちもあった。
取り敢えず俺は商店街の方へ向かった。
沢山のお店が並んでおり、人々で賑わっていた。
特に買うものはなかったが、ぶらぶらとお店に並ぶものを見ながら歩いていた。
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- 33 : 2014/03/11(火) 14:02:43 :
- そのとき、路地を見つけた。
奥に進めそうだったため、行ってみることにした。
さっきまでの賑やかさとは打って変わって、しんみりとしていた。
俺は辺りを見渡しながら、ゆっくり進む。
ドンッ
誰かとぶつかってしまった。
慌てて謝罪する。
エレン「すいません。 お怪我はありませんか?」
「いえ、大丈夫です。 私こそすみません。」
これが、彼女との初めての出会いだった。
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- 34 : 2014/03/11(火) 14:04:34 :
- だれか、見てくれてるんでんですかね…?
全然PV増えない(´・ω・`)
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- 35 : 2014/03/11(火) 14:07:42 :
- 私は見てる!!
期待です!!!
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- 36 : 2014/03/11(火) 14:09:30 :
- >>35
わぁぁぁーーー!
EreAniさん! ありがとうございます。゚(゚´Д`゚)゚。
やる気でました! 感謝です!!
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- 37 : 2014/03/11(火) 14:13:43 :
- エレン「あの、1つお聞きしてもいいですか?」
「はい、何ですか?」
エレン「この路地を進んでいくと何かあるのですか?」
「カフェがあります。 私、そこで働いているんです。 よかったら、珈琲一杯いかがですか? ご馳走しますよ?」
エレン「そうなんですか! 是非、頂きたいです。」
「ありがとうございます。 ご案内しますね。」
彼女と横に並び歩く。
そのとき彼女が、右手に買物袋を持っていることに気が付いた。
どうやら、買い物が終わって戻ろうとしていたところだったようだ。
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- 38 : 2014/03/11(火) 14:26:41 :
- 27<<ふぅ~よかった
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- 39 : 2014/03/11(火) 15:34:57 :
- 少し歩いた。
そうしたら、レトロで小さなカフェが見えてきた。
「どうぞ、中へお入り下さい。」
俺は彼女に指示されたとうり、カフェの中へ入った。
カラン カラン
入ったとたんに、珈琲のコクのある香りがした。
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- 40 : 2014/03/11(火) 15:35:28 :
- 「いらっしゃい!」
オーナーと思われる男が俺をむかえてくれた。
店内も、レトロな構成であった。
カウンター席と、テーブル席があり、俺はカウンター席の方に座った。
客は、俺以外に3人いた。
皆それぞれ、珈琲を楽しんでいる。
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- 41 : 2014/03/11(火) 19:03:04 :
- 「あの、少し待って下さい。 すぐに珈琲を淹れますから。」
エレン「分かりました。」
彼女は、黒いエプロンを付け珈琲を淹れ始めた。
「お客さん、彼女と知り合いなのか? 一緒に入ってきたから。」
エレン「いえ、違いますよ。 途中から案内してもらったんです。」
「そうだったのか。 おっと! 自己紹介がまだだったな。 俺はライナー。 このカフェのオーナーだ。 よろしくな」
エレン「俺はエレンです。 よろしくお願いします。」
そのとき、彼女が淹れている珈琲のよい香りが漂ってきた。
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- 42 : 2014/03/11(火) 19:44:09 :
- アニかな…
期待です!!
復帰したのにさっき気づいたぜ!!
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- 43 : 2014/03/11(火) 20:05:41 :
- >>42
進撃のおバカさん、ありがとうございます!
気づいてもらえただけでも、嬉しいです(●´ω`●)
彼女が誰なのかはまだ秘密ですねw
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- 44 : 2014/03/11(火) 22:17:36 :
- 「エレンさん、もうすぐ出来ます。」
彼女は、ドリップポットを手に持ち円を描くようにお湯を注いでいた。
そして、コーヒーポットに落ちた珈琲をカップに注いだ。
「出来ました。 これは、キリマンジャロを使ってます。 冷めないうちにお召し上がり下さい。」
俺の鼻を甘い香りが刺激する。
エレン「頂きます。」
ズズッ
口に含んだとき、酸味とコクが広がった。
エレン「…美味い…」
「そうですか! 良かったです。」
ライナー「この子の淹れる珈琲は、美味いからな。 流石この店の人気バリスタだな!」
エレン「バリスタさんなんですか。 どうりで美味しいわけだ」
「気に入って貰えて嬉しいです。」
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- 45 : 2014/03/11(火) 22:22:39 :
- それから、俺は珈琲を楽しみながら、ライナーさんと彼女と話していた。
話しているとき、俺と彼女が同い年だったことが分かった。
俺は珈琲を飲み干した。
エレン「ご馳走さまでした。 おいくらですか?」
「350円です。 それと、同い年なんですから、敬語は止めましょうよ」クスッ
エレン「そうだな。」ニコッ
「エレンさん、また来てね!」
エレン「おう! あと、エレンでいいよ。」
「分かった。 じゃあ、またねエレン! 来てくれるの待ってる。」
エレン「絶対に来るよ。」
エレン「それじゃあ、ご馳走さま。」
ライナー「ありがとなー」
カラン カラン
そうして俺はカフェを後にした。
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- 46 : 2014/03/12(水) 09:13:10 :
- それからの俺の生活は、毎日慌ただしかった。
まだ、仕事に慣れず手間取っていた。
この時期は自分の仕事をこなすのに精一杯で、カフェには行けなかった。
俺がカフェにもう一度行けたのは、初めての時から1ヶ月後だった。
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- 47 : 2014/03/12(水) 09:14:15 :
- 今日、友達とユニバーサル行ってきまーす!
なので、今日は更新終わりです!
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- 48 : 2014/03/12(水) 10:08:02 :
- ユニバーサル良いですね!!
楽しんでください!!期待してますね~!
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- 49 : 2014/03/12(水) 16:18:36 :
- やっぱりハッピーエンドだよね、うん!あ、別に催促しているわけじゃ…ハッピーエンドに期待…
-
- 51 : 2014/03/12(水) 23:47:06 :
- こちらも期待してますっ!
-
- 52 : 2014/03/12(水) 23:56:03 :
- >>51
Aniっちさん、ありがとうございます(*`・ω・)ゞ
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- 53 : 2014/03/13(木) 15:32:40 :
- 「いらっしゃいませー」
彼女が俺をむかえてくれた。
「あれっ? エレン?」
エレン「久しぶり」
「来てくれたんだ! ありがとう。」
エレン「本当はもうちょっと早く来たかったんだけどな」
そういいながら、俺はこの前と同じカウンター席に座った。
「今日は、どんな珈琲にしようか?」
エレン「お任せするよ」
「分かった。 楽しみにしてて」
そう彼女は言って、珈琲豆を取り出しお湯を注ぎ始めた。
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- 54 : 2014/03/13(木) 18:05:46 :
- 今頃なんですが、【彼女】は誰か分からないように、しゃべり方を少し変えています。
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- 55 : 2014/03/13(木) 18:07:20 :
- エレン「そういえば、ライナーさんは? 見あたらないけど…。」
「あぁ、 今日は友達に会いに行ってるよ。 赤ちゃんが生まれたんだって。 だから、今日は私1人。」
エレン「そうなんだ。」
「はい。 どうぞ」
そう言って、彼女は淹れたてを俺に渡した。
「今回は、カフェ・オレにしてみたよ」
エレン「美味しそう…。 頂きます。」
ズズッ
珈琲の苦味とミルクの甘さが、口の中に広がる。
エレン「美味いよ!」
「ありがとう」ニコッ
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- 56 : 2014/03/14(金) 01:10:02 :
- エレン「あっ! そういえば、この前高校の同級生にあったんだけど、そのときに水族館のチケットを貰ったんだ。 俺、何ていうかちょっと行きづらいから、よかったら貰ってくれないかな? チケットも2枚あるから、友達でも誘って。」
「えっ? いいの?」
エレン「おう。 いいよ」
「ありがとう。 あっ! じゃあさ、一緒に行かない? 1人だと行きづらいかもしれないけど、私とだったら大丈夫じゃない? エレンが良かったらだけど…。」
エレン「友達とか彼氏じゃなくていいのか?」
「うん。 あと、今私には彼氏いないよ。 それにさ、エレンが貰ってきたチケットなんだから。」
エレン「分かった。 じゃあ一緒に行こうか?」
「うん。」ニコッ
-
- 57 : 2014/03/14(金) 01:10:48 :
-
俺は彼女の笑顔にドキッとした。
彼女の笑顔がとても可愛らしく見えた。
それから、お互いのメアドと電話番号を交換した。
エレン「それじゃあ、また連絡するよ」
「分かった」
そして、俺は帰路についた。
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- 58 : 2014/03/14(金) 01:13:01 :
- 凄い!面白い!
こういうの大好きです!期待期待です!
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- 59 : 2014/03/14(金) 01:31:51 :
- >>58
ありがとうございます!!
嬉しすぎます。゚(゚´Д`゚)゚。
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- 60 : 2014/03/14(金) 10:25:14 :
- 一週間後、俺は彼女と水族館に来ていた。
水族館なんていつぶりだろうか?
思い出せない。
大きな水槽の中を自由に動き回る魚たち。
岩の影に隠れて寝ている魚。
いろんな魚がいた。
そして、水族館といえばイルカショーだ。
空いている席に並んで座った。
周りから見たら、恋人に見えたりするのかな?
そんなことを考えてみたりした。
飼育員さんと、イルカのコンビネーションはとても素晴らしかった。
観客席から、歓声があがる。
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- 61 : 2014/03/14(金) 10:27:01 :
- 今日一日過ごしてみて、水族館もなかなかいいものだと思った。
また何より、彼女と過ごせて楽しかった。
もうこの時には、確実に彼女に恋をしていたと思う。
「今日は、ありがとう。 とっても楽しかった。」
エレン「こちらこそありがとう。 俺も楽しかった。」
「じゃあまたね! またお店で待ってるね。」
エレン「おう!」
俺と彼女は、水族館の出口で別れた。
-
- 62 : 2014/03/14(金) 11:06:14 :
- そして、さらに一週間後俺はまたカフェに来ていた。
初めは、珈琲を飲むために通っていたが、今は彼女と話すことが目的でもある。
今日は、ブルーマウンテンらしい。
ちょっとリッチな気持ちになった。
珈琲の王様と言われているだけあって、あまり珈琲について詳しくない俺でも他とは違うなと思った。
珈琲を飲みながら、彼女との会話も楽しんだ。
楽しい時間はあっという間だった。
もうそろそろ帰らなくてはならない…。
もう少し彼女と話していたかった…。
もうすっかり、恋に落ちてしまっていた。
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- 63 : 2014/03/14(金) 11:07:26 :
- それからはというと、2週間に1回のペースで通うようになっていた。
知らない間に、季節は春が終わり夏が始まっていた。
毎日、暑い日が続く。
珈琲も、ホットのものからアイスのものに変わっていた。
-
- 64 : 2014/03/14(金) 11:12:26 :
-
夏になるまでの間、彼女とは何も進展していない。
二人で出かけたのも、水族館のときだけだった。
今までは、彼女と一緒にいられるだけで楽しかった。
けど、今は彼女と恋人になりたい。
そんな気持ちが強くなっていった…。
そして、俺は勇気を出して彼女にこう言った。
-
- 65 : 2014/03/14(金) 11:25:03 :
- 凄い期待!!
-
- 66 : 2014/03/14(金) 11:29:18 :
- >>65
ありがとうございます(((o(*゚▽゚*)o)))
-
- 67 : 2014/03/14(金) 12:33:12 :
- エレン「今度、ドライブに行かない?」
「うん。 行きたい!」
俺はいい返事が貰えて、少しホッとした。
このドライブの日、俺は彼女に告白すると自分に誓った。
-
- 68 : 2014/03/14(金) 12:33:53 :
-
彼女とのドライブが実現したのは、夏も終わりにかかった、8月28日だった。
俺と彼女の予定がなかなか合わなくて、こんなに遅くなってしまった。
そしていま俺は、駅の近くで車に乗って彼女が到着するのを待っている。
この日のために、少し車を綺麗に磨いてみた。
車内もゴミが落ちてないか確認した。
10分後、彼女が走ってこちらに向かってきた。
-
- 69 : 2014/03/14(金) 13:23:09 :
- 「ごめん。 待った?」
エレン「いや? 今来たとこ。」
「そっか。 ならよかった。」
エレン「まぁ、乗れよ」ニコッ
「うん!」ニコッ
そして、俺はアクセルを踏んだ。
車内に、俺と彼女の笑い声が響く。
学生時代の話。
仕事の話。
自分の好きなこと。
いろいろな話をしながら、笑いあった。
-
- 70 : 2014/03/14(金) 13:24:10 :
- そして、景色が綺麗なスポットを見て回ったり、何か食べたりして楽しんだ。
楽しい時間は、本当にあっという間だった。
今は、もう午後8時頃。
夏であっても、もうあたりは暗くなっていた。
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- 71 : 2014/03/14(金) 16:02:58 :
- これ、すごく好きです。いままでの葉月さんの作品のなかで1番好きです(大事なことなので2回言いました。笑)
期待を込めて星をぽちりさせていただきます(o'ω')ノ
彼女が誰なのか、推測しながらわくわく続きを待っていますね。
がんばってくださいね〜!
-
- 72 : 2014/03/14(金) 16:08:44 :
- >>71
マリンさん(←こう呼ばせていただきますね!)コメントありがとうございます(*`・ω・)ゞ
嬉しいことを言ってもらえてホッコリしてますw
☆もありがとうございます!!
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- 73 : 2014/03/15(土) 01:25:56 :
- ザザー ザザー
波の音が静かな町に消えていく…。
大きく広がる海は、真っ暗でその大きさを確認できない…。
小さな灯りが、やたらと綺麗にみえる…。
そんな暗闇の中を俺と彼女は歩く。
歩く度に、サンダルの中に砂が入ってくる。
足場が少し悪い中、俺より先を歩いていた彼女が不意に止まった。
-
- 74 : 2014/03/15(土) 02:08:42 :
- 期待してますっ♪
-
- 75 : 2014/03/15(土) 02:50:36 :
- 期待です!!
-
- 77 : 2014/03/15(土) 08:49:18 :
- 「ねぇ、エレン。 私、いつも海を見る度にこの世界は広いんだなぁって思う。」
エレン「あぁ、確かに広いな」
「私今まで、この街から出たことがないんだ…。 だから、この世界がどんな風になってるか知らない…。」
「 でも、いつかこの街を出て世界を旅してみたいんだ…。 それが、私の夢。」
エレン「いい夢だな。 いつかきっと叶うよ。」
「ふふっ。 ありがとう」
そう言って、彼女は再び歩き始めた。
-
- 78 : 2014/03/15(土) 08:49:45 :
- 俺は彼女を引き止めるように、こう叫んだ。
エレン「なぁ! その夢、俺も一緒にじゃ駄目かな?」
彼女は歩くのを止め、ゆっくりと後ろを振り返った。
「えっ? どういうこと?」
俺は彼女の元まで歩き、少し間を開けて止まった。
-
- 79 : 2014/03/15(土) 09:12:17 :
- エレン「俺、君のことが好きなんだ!」
エレン「だから俺も、君と一緒に夢を追いかけたい。 そして、叶えたい。 そう思ったんだ。」
エレン「俺と付き合ってください!」
俺の声が、静かな町に響いた。
彼女は、俺の手を握りこう言った。
「ありが…とう…。 こんなにも、私の夢のこと考えてくれたのあなたが初めて。」ポロポロ
「一緒に叶えよう。」
「私も好きだよ。 エレン」ニコッ
エレン「ありがとう。」ニコッ
-
- 80 : 2014/03/15(土) 09:13:19 :
- それから、俺と彼女は手を繋ぎながら満点の星空を眺めた。
きらりと流れゆく星に、ずっと一緒にいられますように…。
そう願いを込めた…。
ーーーーーーーーーーーー
-
- 81 : 2014/03/15(土) 09:35:14 :
- 彼女と付き合ってからは、毎日が楽しかった…。
俺は、まさか彼女と別れることになるなんて思っても見なかった…。
なぜ、彼女は急に別れを告げたのだろう?
俺が何かしてしまったのだろうか?
でも、心当たりがない…。
何か他に理由があるのだろうか…?
考えても答えは見つからない…。
彼女にしか分からないのだから…。
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- 82 : 2014/03/15(土) 09:35:51 :
- 俺はこれからの人生どうやって生きていくのだろう…。
見当がつかない…。
でも、できることなら彼女と…。
俺は……………。
To be continued
-
- 83 : 2014/03/15(土) 09:37:59 :
- これにて、I part and think編を終了とします。
また続編を書きます!
良かったら見てください!
最後にこれまで読んで下さった方々ありがとうございます(((o(*゚▽゚*)o)))
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- 84 : 2014/03/15(土) 11:44:33 :
- これは凄く気になりますね!!
文章力も凄いですね(///ω///)
凄い好きです!!
絶対続編読みます!!
楽しみですよ!!!
彼女の別れないといけない理由…
彼女の名前…
凄く面白いです(///ω///)♪
楽しみです!!続きを楽しみにしてますね!!
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- 85 : 2014/03/15(土) 13:04:59 :
- >>84
いつもコメントありがとうございます!
文章力は、EreAniさんには適いませんよ!
続編も頑張ります。
よろしくお願いします(●´ω`●)
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- 86 : 2014/03/15(土) 15:21:46 :
- 続編↓
http://www.ssnote.net/archives/12191
是非読んで下さいm(._.)m
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- 87 : 2020/10/06(火) 10:14:02 :
- 高身長イケメン偏差値70代の生まれた時からnote民とは格が違って、黒帯で力も強くて身体能力も高いが、noteに個人情報を公開して引退まで追い込まれたラーメンマンの冒険
http://www.ssnote.net/archives/80410
恋中騒動 提督 みかぱん 絶賛恋仲 神威団
http://www.ssnote.net/archives/86931
害悪ユーザーカグラ
http://www.ssnote.net/archives/78041
害悪ユーザースルメ わたあめ
http://www.ssnote.net/archives/78042
害悪ユーザーエルドカエサル (カエサル)
http://www.ssnote.net/archives/80906
害悪ユーザー提督、にゃる、墓場
http://www.ssnote.net/archives/81672
害悪ユーザー墓場、提督の別アカ
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害悪ユーザー筋力
http://www.ssnote.net/archives/84057
害悪ユーザースルメ、カグラ、提督謝罪
http://www.ssnote.net/archives/85091
害悪ユーザー空山
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【キャロル様教団】
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何故、登録ユーザーは自演をするのだろうか??
コソコソ隠れて見てるのも知ってるぞ?
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愛しい君と… シリーズ
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