このスレッドの編集には編集パスワードが必要です。 表示するレスにはチェックしを、表示しないレスはチェックを外してください。 全てのレスを表示する 全てのレスを非表示にする ▼一番下へ 1 : Green boyZf7.FCiI0s : 2014/03/03(月) 22:17:47 最近趣味でSSを書き始めた者です 書きはじめてから二ヶ月くらい経ちますが、文章がうまく書けません 誤字脱字も多いと思います アドバイスとかあったら嬉しいです 2 : Green boyZf7.FCiI0s : 2014/03/03(月) 22:49:03 エレンside勝てないなんなんだ、こいつ強すぎる今は長かった夏休みが終わりかけの日の夜俺はスマホの中の相手と戦っていた夏休みに入って一週間で宿題を終わらせ、暇だった俺がダウンロードしたアプリがこの『オンライン 将棋』将棋が好きで、暇さえあれば将棋の本を読んだりしている俺にぴったりのアプリだっただが、俺は、将棋は向き合ってするもの、という印象がプロの将棋を見て、感じているためか、このアプリを見てもダウンロードする気になれなかったそれでもダウンロードしたのは暇すぎたからだろういつもなら幼馴染みであるアルミンと将棋をしているが、予定が噛み合わない日が多く、最近はしていない 3 : Green boyZf7.FCiI0s : 2014/03/03(月) 23:11:32 始めたとき、俺は勝ちまくっていた対局する相手がいなくなるほどにそんなとき、俺に対局を申し込んでくるやつがいたユーザーネームは、Niaちなみに俺のユーザーネームは、E考えるのがめんどくさくて、適当につけたとにかく、そのNiaってやつは今までの相手とは段違いに強かったこいつの将棋は、俺と全く同じタイプだった居飛車(飛車を最初の位置から動かさない状態)で、とにかく強引な攻め将棋同じタイプでも、実力は俺とも全く違い、結果惨敗それからはしつこいと思ったが、Niaって名前を見つけるたびに何度も挑戦したそれから二十日ほど経って一回も勝てていないまま今に至るそして今、Niaと将棋をしている最初は勝つつもりでやっていたが、勝つのはもうあきらめた今はNiaから学ぶためにやっている俺は、将棋を始めてから棒銀(戦法)しかしてない棒銀で誰にも負けないために、負けた将棋から勝ちを見い出しているだがこいつとの対局をいくら振り返っても、勝てない 4 : Green boyZf7.FCiI0s : 2014/03/04(火) 02:05:01 僕の趣味である将棋を結構話に出すんですが、将棋を全く知らない人でもできるだけ分かりやすいように書いていきたいと思いますこの言葉どういう意味?っていうのも聞いてくれれば答えます 5 : Green boyZf7.FCiI0s : 2014/03/04(火) 02:19:57 翌日通ってる学校の図書室に来たあいつは強すぎる一から将棋の勉強し直そうてことで本を借りにきた将棋の本の本棚の方に行くと、すでに先客がいた本棚の上の方に本を取ろうとしてるが、背が小さいため手が届いてない近づくと俺の方をチラッと見て、何事もなかったかのように他の本を探していたかなり小さい女子生徒が取ろうとしていた本を見ると、こいつもまた居飛車の戦法の本だ背が小さいし、多分中一だまさか中三なんてことはないだろうたった二年しか変わらないが、将棋が好き(と思われる)女子生徒がいて良かった 6 : Green boyZf7.FCiI0s : 2014/03/04(火) 02:50:07 それが例え振り飛車(飛車をもといた位置とはちがうところに動かすこと)の本でも取っていていたが、俺はこの本を女子生徒に渡すことにした本当は俺が読みたいぐらいの本だが、先に見つきたのはこの人だエレン「はい、これ」そう言って本を渡す「…」無言まあ、知らないやつから急に話しかけられて本渡されても困るだろうエレン「いや、さっきこの本取ろうとしてただろ?」「…どうも」納得したのか女子生徒が本を受けとった他にも借りたい本があるのか、まだカウンターに行って借りないようだエレン「お前も将棋が好きなんだな」特に意味もないが話しかける「別に…父に教えられた下らない遊び」女子生徒の持っている本を見ると、内容が難しそうな題名の本があるエレン「中一なのに勉強熱心だな」「…」また無言俺なんか悪いこと言ったか?エレン「中一だよな?」「私は中三だよ。あんたと同じでね」嘘だ俺のもう一人の幼馴染みは、俺と同じぐらいあるし、クラスの女子だってこいつよりはもっと背が高いエレン「いや、嘘だろ。小さいし」「…なら証明しよう」手に持っていた本を床に置くなんだ?生徒手帳か?名札か?夏休みの学校に持ってくるなんて真面目だな俺はいつも持ってないけどあ、名札はいつもつけてるか今日はつけてないけどななどと考えてたら、足に鋭い痛みその次の瞬間には宙で一回転し、頭を打つ「中一の女子にこれはできないでしょ」そう言って、床に置いていた本を持って本を借りに行った(多分)あいつ、嘘ついてなかったんだな…痛みで床から起き上がれない俺は、窓から見えるきれいな空を見ながらしみじみと思ったあ、それとここの本棚人気なくてよかったこれがあいつと俺の出会いだ 7 : Green boyZf7.FCiI0s : 2014/03/04(火) 17:01:40 アニside嫌なやつ確かに私は背が低いだけど何年生かも聞かずに一年と決めつけるのは間違ってる 8 : Green boyZf7.FCiI0s : 2014/03/04(火) 17:37:32 蹴ったのは悪かったかもしれないもしまた会うことがあるがあって、あっちから謝ってきたら謝ってやってもいいプルルル電話がなる幼馴染みのライナーだライナーが電話をかけてくるのは珍しいアニ「なに?」もしもし、とも言わず単刀直入に電話をかけてきた訳を聞くライナー「もしもしぐらい言った方がいいと思うぞ」学校でもみんなの兄貴分でもあるライナーは、たまに諭すようなことを言うアニ「…もしもし。で、なんか用?」ライナー「お前今日暇か?」アニ「もしかしてデートの誘い?それなら断るよ」ライナー「そんなわけないだろ?俺はクリスタ一筋だ」こいつはクリスタが好きだアニ「分かってるよ。で、私が今日暇なら何?」ライナー「なんかあったのか?」いつもならそんなに気にならない暑さが、さっきの図書館の出来事もあって余計にイライラするそれによって自分では気づかなかったのか、いつもより口調がキツくなったのだろうかアニ「…別に」ライナーに話したところで意味もないライナー「…そうか」アニ「用があるなら早く言いな」ライナー「お、おう。今日公民館で将棋する予定なんだが、お前もどうだ?」今、私は学校にいる公民館はここから自転車で三分すぐにするなら、行ってもいいいつもなら行かないでも今日はイライラしていて、勝ってスカッとしたい気分だから特別だアニ「それって何時から?」ライナー「一時だ」あと二十分アニ「それならいいよ。あんたとベルトルトだけ?」ライナー「おう。他に将棋ができるやつがいて、エレンってやつと、アルミンってやつだ」テストのランキングで見たことがある名前だ実際に話したことはないがでも今の私には関係ないアニ「 できる だけの人たちには用はないよ」ライナー「いや、大丈夫だ。なかなか強い。エレンってやつは特に」アニ「それならいいよ」ライナー「でも、エレンは来るか分からん。今から電話するからな」アニ「ふーん。まあ来なくても構わないけどね」ライナー「わかった。じゃあ一時に」アニ「じゃあね」ライナーとベルトルトはかなりの将棋好きだ私も好きだが、あいつらほどではない誰にも言ったことはないが、父親は昔真剣師(お金を賭けて将棋を指すのを生業としている人)だった今は普通に働いているがとにかく、私は父親の影響で将棋を指すようになった 9 : Green boyZf7.FCiI0s : 2014/03/04(火) 19:11:15 公民館に着き、自販機でジュースを買って中に入る学校の図書館よりは涼しいそれからしばらくしてからライナーとベルトルトが来たライナー「お、アニ。早いな」アニ「まあね」ライナー「エレンとアルミンには電話したんだが、二人とも来れるってよ」アニ「ふーん。まあとにかく一局指そうよ」ライナー「分かった。ベルトルト、どっちが先にアニと指す?」ベルトルト「僕が先にアニと指さしてもらうよ。僕がこの中でいちばん弱いからね」ライナー「そうでもないだろ」アニ「いいからさっさと指そうよ」ライナー「アニ、どうしたんだ?なんかあったのか?」アニ「ライナーに言っても意味がないでしょ」ライナー「まあ、そうだが」ベルトルト「じゃあじゃんけんで決めようか。先手と後手」普通の将棋盤なら、振り駒(五枚の歩を振って、歩が多く出たら、振った側の先手、裏の と が多く出たら、振った側ではない方が先手になる)で決めるんだが、残念ながらライナーが持ってきたのは百均で売ってる315円の磁石の将棋盤利点といえば、軽くてコンパクトなため、持ち運びが簡単な点だけだろう別にじゃんけんでもいいが、やっぱり振り駒で決めた方がそれっぽくていいアニ「ライナー、今度から普通の将棋盤持ってきてよね」ライナー「別に百均のでも問題ないと思うんだが」じゃんけんの結果、私が先手ライナー「どちらにしろ居飛車だろ?アニは」アニ「まあね」私は生粋の居飛車党だそして、今までライナーとベルトルトに負けたことはないいや、父以外負けた相手はいない初手、いつも通り飛車先の歩をつくベルトルトは角道を開けてきたそこからいつものパターン(棒銀)で攻めるここまでは普通に受けられる持ち駒にした銀と歩を使ってどう攻めるかまず考えられるの端攻めそして、ベルトルトの陣形の乱れているところを突き、かなり傷口が開いたところで攻めまくるそこから延々と攻め続け、ついにベルトルトが「負けました」と言ったベルトルト「やっぱりアニは強いね」時計を見ると、まだ五分もたってないライナー「ああ。いくら居飛車対策の本を読んでも勝てない」アニ「あんたらが陣形に隙作るからでしょ」ライナー「隙なんてないように見えたんだがな。まあ、いい。次は俺だ」そのとき、公民館の自動ドアが開く私と同じ金髪で、女のような顔をしたやつだ…背も私より少し高いくらいアルミン「遅くなったね」ライナー「気にするな。あ、アニ、こいつはアルミンだ」アニ「よろしく」アルミン「よろしくね。エレンはまだ?」ライナー「まだだ。そういえば足が痛くて遅くなるかもって言ってたな」アルミン「何があったんだろう」ライナー「まあいいだろ。アルミン、見ろよ。この場面」と言って、私とベルトルトが指した将棋盤を見せたアルミン「うわっ。すごいね。一方的に攻められてるじゃないか。エレンと将棋とそっくり」ライナー「だろ?俺とベルトルトは今までアニに一回も勝ててないんだ」アルミン「そんなに強いんだ」アルミンが私を見てくるアニ「エレンってやつも攻め将棋なのかい?」アルミン「うん。何度受けられても、攻め続けるんだ」ふーん私と全部同じだねアルミン「そうだ。念のためにと思って将棋盤持ってきたんだ。これでみんな指せるよ」ライナー「おお、さすがアルミン」アルミン「そんなことないよ」アルミンが何気に外を見たアルミン「あ、エレンが来たよ!」ライナーとベルトルトがアルミンが見た方向を見るつられて私も見てしまう 10 : 名無しさん : 2014/03/05(水) 01:14:53 期待! 11 : Green boyZf7.FCiI0s : 2014/03/06(木) 12:25:52 ありがとうございます 12 : イェーガーの進撃@書きため中 : 2014/03/06(木) 13:00:08 期待です 13 : Green boyZf7.FCiI0s : 2014/03/06(木) 13:11:10 エレン「よお、アルミン、ベルトルト、ライナー。あ!お前はあのときのチビ!」やっぱり謝るのはやめようアニ「あんたまた蹴られたいのかい?成長しないね、バカ」エレン「はぁ?成長しないのはお前の身長だろ?中三のくせに背低いし」アニ「また蹴られたいみたいだね」といって、バカに近づくライナー「アニ!落ち着け!」アルミン「エレンも謝った方がいいよ!アニ怒ってるだろ?」ライナーに言われて、少し落ち着くそして再確認するこのバカは嫌なやつだエレン「ちょっと勘違いしただけで蹴られるんだぞ?しかもかなり痛かったし」そこそこ力入れて蹴ったから痛いのは当然アニ「ちょっと蹴られたくらいで騒ぐんじゃないよ」ベルトルト「まあ落ち着こうよ。二人とも。今日は将棋しにきたんだから」ほんとはもう帰りたいだけどここで帰ったら逃げたみたいに思われるから嫌だエレン「そうだな」アルミン「じゃあ二つ盤があるから、一人観戦になるね」ベルトルト「じゃあ僕はさっきしたし、観戦するよ」ライナー「じゃ、じゃあ俺はアニとしようかな」アルミン「そ、そうだね。僕はエレンとしよう」私たちを心配してるんだろうか心配するべきは私ではなくこのバカでしょエレン「いつもアルミンとしてるから今日は別のやつとしてぇ」こいつは鈍感だバカで、鈍感ライナー「じゃあ俺がエレンと…」アニ「いや、私がこのバカとするよ」こいつにイライラさせられただからこいつに勝ってスッキリするアルミン「それは…」エレン「やってやろうじゃねぇか」アルミンが言う前にこいつは答えた 14 : Green boyZf7.FCiI0s : 2014/03/06(木) 13:11:45 ありがとうございます 15 : Green boyZf7.FCiI0s : 2014/03/06(木) 13:15:07 エレンsideこのチビで嫌なやつに一泡ふかせてやるそう思って将棋盤の前に座るアニ「振り駒私がするよ」エレン「いいぞ」振り駒の結果、俺が先手初手、いつもどおり2六歩 16 : Green boyZf7.FCiI0s : 2014/03/06(木) 13:24:32 全駒取りは友達を無くすという言葉を思い出す確かに全駒取るようなやつとは友達になりたくない俺は今まで全駒取りをくらったことがないでも今日くらったアニの将棋は、いつもアプリで戦ってるNiaと同じで、攻め将棋何度その対局を振り返っても勝ちを見つけれなかった全駒取りをアニにくらったあいつの将棋は俺の何倍も、何十倍も強いだが、俺が全駒取りをくらうとははじめての全駒取りはエレンを変えたその日、エレンが家に帰って、アニとの将棋を思い出しながら部屋で布団に横たわって外を見ていると外にある建物、部屋にある机、将棋の本ばかりの本棚は箱に見えたそしてエレンは鏡にうつる自分自身も箱に見えるようになったエレンの見える世界は箱になった 17 : Green boyZf7.FCiI0s : 2014/03/06(木) 17:42:23 お母さんが夕ごはんだよ、という声が聞こえた返事をしなかったらから寝てると思われたのだろうかほっとかれたそれからまたしばらくして、俺が見ている箱の世界の一部が変わった箱のラジオが本物のラジオに変わったなぜか、と考えたがわからなかったまたしばらくして、俺はなぜラジオが本物になったか気づいたラジオから流れている曲のせいだと俺は今まで音楽なんか聴いたことがなくて、ラジオから流れているのが、ロックか、レゲエとかJ POPとか、よく分からなかったはじめて聴く曲それでも聴いてみたそして、その曲を受け止めた瞬間その曲から血と肉が洪水のように出てきて、俺の中に入ってきた気がした俺が箱じゃなく本物の俺になるとき、世界が元に戻っていったすべてが元に戻ったとき、ラジオからその曲の名前を聴いたGReeeeNの『刹那』俺はそれを聴いた瞬間、近所のTSUTAYAまで走り、GReeeeNのアルバムをすべて買い、母さんがくれて、今までほとんど使っていなかったiPod nano 7世代にすべてのアルバムを入れた 18 : 名無しさん : 2014/03/07(金) 07:01:06 期待! 19 : Green boyZf7.FCiI0s : 2014/03/07(金) 17:29:29 ありがとうございます 20 : Green boyZf7.FCiI0s : 2014/03/07(金) 17:47:38 長かった夏休みが明けて、二学期が始まった始業式が終わり、クラスのみんなは帰り始めたミカサ「エレン。帰ろう」俺も雨降ってるし、早く帰りたいでもやることがあるエレン「わりぃ。図書館に本返しに行かないといけないからアルミンと一緒に先帰っといてくれ」ミカサ「…分かった」廊下に出てミカサと別れ、図書館に向かって歩く歩き出してすぐのときにジャンに話しかけられたジャン「よぉ、鈍感ハーレム野郎」俺は鈍感じゃないし、ハーレムもつくってないはずエレン「俺のどこが鈍感なんだよ!?ハーレムも作ってねぇし!」ジャンと話すと、つい喧嘩腰になってしまうジャン「ほんと鈍感だな。まあこんな話しにきたんじゃねぇ」エレン「何の話だよ?」ジャン「もう少しで、体育文化総合祭があるだろ?」この学校は体育祭と文化祭を同時に行うそして体育祭の種目で点が高かったクラスが優勝する…ほんと一緒に文化祭とする意味ないなエレン「そうだな」ジャン「今年は種目がひとつ増えるんだってよ」エレン「何が増えるんだ?」ジャン「将棋だ」 21 : Green boyZf7.FCiI0s : 2014/03/07(金) 17:58:48 エレン「マジかよ!?」ジャン「ああ。なんか校長が将棋好きらしいぞ。で、勝手に増やしたらしい」たしか、ザックレーって言ったっけな校長の名前エレン「で、内容はどんなのなんだ?」ジャン「詳しいことは知らん。だが、誰でもいいからクラス代表を一人決めて、トーナメントに出場する。ただ、このトーナメントに出るのも予選を勝ち抜く必要があるそうだ。お前、どうせ出るんだろ?」トーナメントと聞いて、俄然やる気が出るこういうのを待ってたエレン「出れるなら出るに決まってんだろ?」ジャン「そうか。まあ頑張れよ」と言ってジャンは帰っていったいつもと違って穏やかなジャンが少し気持ち悪く感じた 22 : Green boyZf7.FCiI0s : 2014/03/08(土) 18:19:11 図書館は今日が雨だからか人が少なかったカウンターに行き、借りていた本を返し、図書館を出る廊下には全く人がいないため静かでなんとなく不気味だったこんな雨の日の歌といえばGReeeeNの『雨唄』だろ、と思い、頭の中に『雨唄』が流れ出すGReeeeNを知ったあの日から、ずっと音楽を聴いているもちろん勉強を怠っているわけではないが頭の中で流れる『雨唄 』がちょうど終わったときに、下駄箱についた靴を履き替えて、あらかじめ持ってきておいた傘を持つ外に出ると、結構雨が降っていた俺から少し離れたところに人がいた雨に濡れるのがよほど嫌なのか、完全に外に出ていないそのせいで誰か見えないのだが 23 : 名無しさん : 2014/03/10(月) 13:15:36 期待! 24 : 名無しさん : 2014/03/13(木) 19:31:15 支援! 25 : Green boyZf7.FCiI0s : 2014/03/14(金) 00:01:32 ありがとうございます誰か 期待 と 支援 の違いを教えてくれたら嬉しいです 26 : Green boyZf7.FCiI0s : 2014/03/14(金) 00:18:25 もしかしたら傘忘れたのかなと思い、誰か分からないがその人の近くに行く忘れてたら傘を貸そうと思うどうせ近いしエレン「傘忘れたのか?」アニ「なんであんたがここにいるんだい?」アニかなんだ、アニかエレン「図書室に寄ってたんだ。で、傘忘れたのか?」アニ「…忘れるわけないでしょ?」エレン「じゃあなんでここにいるんだ?」アニ「別にいいでしょ?どこにいようと人の勝手」エレン「まあな。じゃあいつ帰るんだよ」アニ「いつでもいいでしょ?」かわいくないやつでもほっとけないエレン「傘忘れたんだろ?」アニ「忘れてない」エレン「じゃあどこに傘あるんだよ?」アニ「……」エレン「忘れたんだろ?なら途中まで送ってやるよ」アニ「は?なんであんたに送ってやられなきゃいけないの?」エレン「はぁ…」ほんとにかわいくないでもほっとけない昔から困ってるやつがいたら助けてしまうエレン「じゃあ送らせてくれないか?」アニ「…なんであんたに助けられなきゃいけないの?」エレン「お前困ってるやつがいても助けないのか?」アニ「助けるよ。自分に余裕があるときはね。でも私は困ってない」もう我慢の限界だエレン「あぁ!ほんとかわいくねぇな!いいから行くぞ!」アニの腕をつかみ、傘を広げ、門に向かって歩き出すアニ「ちょっと!なにすんの?」腕をふりほどかれたそういやこいつめっちゃ強かったな…下手に話すと服が汚れるそして怒られるエレン「俺はお前がほっとけないんだ。家まで送らせてくれないか?」アニ「…分かった。送ってもらうよ」しぶしぶ折れたすぐ近くに雨宿りする場所はないからだろう 27 : Green boyZf7.FCiI0s : 2014/03/14(金) 00:33:21 エレン「今年の体育文化総合祭の種目に将棋が増えるらしいぞ」今俺はアニを送っているアニ「へぇ…」エレン「出るんだろ?」アニ「出ないよ。めんどくさい」こいつに勝たなきゃ次に進めないエレン「出ねぇのか…面白くねぇな」アニ「それにあんたが出れるって決まったわけじゃないでしょ?」エレン「まあな」確かにそうだ 28 : 名無しさん : 2014/03/15(土) 18:45:25 期待! 29 : 名無しさん : 2014/03/22(土) 09:59:18 やっと追いついた。続き期待です! 30 : Green boyZf7.FCiI0s : 2014/03/25(火) 10:33:38 ありがとうございます 31 : Green boyZf7.FCiI0s : 2014/03/25(火) 11:24:25 時折アニが「こっち」と言いながら、角を曲がったりする以外、話題も無く黙々と歩き続けるいや、ひとつ言わなきゃいけないことがあるかエレン「なぁ、アニ」アニの方を見ずに話しかけるアニ「何?」アニもこちらに顔も向けず答えたエレン「チビって言って悪かったな」アニは多分驚いたんだろうそんな顔で俺の顔を見たアニ「…あんたみたいな失礼なやつが謝るとは思わなかったよ」これには怒れない確かに俺は失礼だったと思う腹が立ってたせいもあるがアニ「…私も蹴って悪かったね」しばらくすると意外にもアニも謝った俺も驚いてアニの顔を見た特に変わった様子もなく普通に歩いているまた話題が無くなり黙って歩くこの空気が嫌で無理矢理しゃべるエレン「アニは何色が好きなんだ?」言ってから気づいた小学生か、俺は好きな色なんてアニ「は?」再び俺の顔を見たアニの目が、思いっきり俺の顔をバカにしているように見えたそれでも答えてくれたアニ「白」エレン「なんでだ?」アニ「それが私の色だから」意味が分からんエレン「どういうことだ?」アニはめんどくさそうに答えたアニ「私は、何もない。好きなものも、嫌いなものも。好きな色もない。興味があるものも。夢もない。だから白。別にそんな自分が好きっていうわけじゃないよ」エレン「それは違うだろ」考える前に口が動いていたアニ「なんで?」エレン「アニは好きなものあるだろ?」アニ「将棋のこと言ってるならちがうよ。将棋なんて父親に教えられた下らない遊び事」エレン「俺はアニとほとんど話したこともないけど、お前はいつも周りがバカで仕方ないって顔してる。いつもつまんなさそうに見えた」アニ「そうだね。ほんとうにその通りだよ」エレン「そんなお前が生き生きしてるときがある。自分では気づいてないかもしれないけどな。今アニは将棋をくだらない遊びとか言ったけど、俺にはアニがそう思ってるようにはそう見えなかった。だから俺は、お前が嘘をつくのがヘタな奴だと思う」アニ「…意味分かんない。つまり私が将棋が好きで、嘘をつくのが下手なやつってこと?」エレン「そういうことだ」アニ「結局何が言いたかったの?」エレン「お前が自分のことを白だと思っても、きっと自分の中の色んな考え方とか色んなものが混ぜ合わさって、少し赤い白になったりしてると思うぞ。でも白でもなんでも、それはお前のだけの色だと思う。だから誇れよ。独特で個性的だってな」アニ「あんた、話長すぎ」慰めたいとか、説教したいとか自分でもわからないでも俺は、自分を白だと思ってるアニを少しでも変えることができればいいと思った…なぜアニを変えたいのかも分からない 32 : Green boyZf7.FCiI0s : 2014/03/25(火) 11:27:45 珍しくGReeeeN以外の曲を聴きながら書いてみました 33 : 名無しさん : 2014/04/07(月) 21:51:51 将棋はあまりわかりませんがエレアニ好きなんで期待です! 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このスレッドの編集には編集パスワードが必要です。 表示するレスにはチェックしを、表示しないレスはチェックを外してください。 全てのレスを表示する 全てのレスを非表示にする ▼一番下へ 1 : Green boyZf7.FCiI0s : 2014/03/03(月) 22:17:47 最近趣味でSSを書き始めた者です 書きはじめてから二ヶ月くらい経ちますが、文章がうまく書けません 誤字脱字も多いと思います アドバイスとかあったら嬉しいです 2 : Green boyZf7.FCiI0s : 2014/03/03(月) 22:49:03 エレンside勝てないなんなんだ、こいつ強すぎる今は長かった夏休みが終わりかけの日の夜俺はスマホの中の相手と戦っていた夏休みに入って一週間で宿題を終わらせ、暇だった俺がダウンロードしたアプリがこの『オンライン 将棋』将棋が好きで、暇さえあれば将棋の本を読んだりしている俺にぴったりのアプリだっただが、俺は、将棋は向き合ってするもの、という印象がプロの将棋を見て、感じているためか、このアプリを見てもダウンロードする気になれなかったそれでもダウンロードしたのは暇すぎたからだろういつもなら幼馴染みであるアルミンと将棋をしているが、予定が噛み合わない日が多く、最近はしていない 3 : Green boyZf7.FCiI0s : 2014/03/03(月) 23:11:32 始めたとき、俺は勝ちまくっていた対局する相手がいなくなるほどにそんなとき、俺に対局を申し込んでくるやつがいたユーザーネームは、Niaちなみに俺のユーザーネームは、E考えるのがめんどくさくて、適当につけたとにかく、そのNiaってやつは今までの相手とは段違いに強かったこいつの将棋は、俺と全く同じタイプだった居飛車(飛車を最初の位置から動かさない状態)で、とにかく強引な攻め将棋同じタイプでも、実力は俺とも全く違い、結果惨敗それからはしつこいと思ったが、Niaって名前を見つけるたびに何度も挑戦したそれから二十日ほど経って一回も勝てていないまま今に至るそして今、Niaと将棋をしている最初は勝つつもりでやっていたが、勝つのはもうあきらめた今はNiaから学ぶためにやっている俺は、将棋を始めてから棒銀(戦法)しかしてない棒銀で誰にも負けないために、負けた将棋から勝ちを見い出しているだがこいつとの対局をいくら振り返っても、勝てない 4 : Green boyZf7.FCiI0s : 2014/03/04(火) 02:05:01 僕の趣味である将棋を結構話に出すんですが、将棋を全く知らない人でもできるだけ分かりやすいように書いていきたいと思いますこの言葉どういう意味?っていうのも聞いてくれれば答えます 5 : Green boyZf7.FCiI0s : 2014/03/04(火) 02:19:57 翌日通ってる学校の図書室に来たあいつは強すぎる一から将棋の勉強し直そうてことで本を借りにきた将棋の本の本棚の方に行くと、すでに先客がいた本棚の上の方に本を取ろうとしてるが、背が小さいため手が届いてない近づくと俺の方をチラッと見て、何事もなかったかのように他の本を探していたかなり小さい女子生徒が取ろうとしていた本を見ると、こいつもまた居飛車の戦法の本だ背が小さいし、多分中一だまさか中三なんてことはないだろうたった二年しか変わらないが、将棋が好き(と思われる)女子生徒がいて良かった 6 : Green boyZf7.FCiI0s : 2014/03/04(火) 02:50:07 それが例え振り飛車(飛車をもといた位置とはちがうところに動かすこと)の本でも取っていていたが、俺はこの本を女子生徒に渡すことにした本当は俺が読みたいぐらいの本だが、先に見つきたのはこの人だエレン「はい、これ」そう言って本を渡す「…」無言まあ、知らないやつから急に話しかけられて本渡されても困るだろうエレン「いや、さっきこの本取ろうとしてただろ?」「…どうも」納得したのか女子生徒が本を受けとった他にも借りたい本があるのか、まだカウンターに行って借りないようだエレン「お前も将棋が好きなんだな」特に意味もないが話しかける「別に…父に教えられた下らない遊び」女子生徒の持っている本を見ると、内容が難しそうな題名の本があるエレン「中一なのに勉強熱心だな」「…」また無言俺なんか悪いこと言ったか?エレン「中一だよな?」「私は中三だよ。あんたと同じでね」嘘だ俺のもう一人の幼馴染みは、俺と同じぐらいあるし、クラスの女子だってこいつよりはもっと背が高いエレン「いや、嘘だろ。小さいし」「…なら証明しよう」手に持っていた本を床に置くなんだ?生徒手帳か?名札か?夏休みの学校に持ってくるなんて真面目だな俺はいつも持ってないけどあ、名札はいつもつけてるか今日はつけてないけどななどと考えてたら、足に鋭い痛みその次の瞬間には宙で一回転し、頭を打つ「中一の女子にこれはできないでしょ」そう言って、床に置いていた本を持って本を借りに行った(多分)あいつ、嘘ついてなかったんだな…痛みで床から起き上がれない俺は、窓から見えるきれいな空を見ながらしみじみと思ったあ、それとここの本棚人気なくてよかったこれがあいつと俺の出会いだ 7 : Green boyZf7.FCiI0s : 2014/03/04(火) 17:01:40 アニside嫌なやつ確かに私は背が低いだけど何年生かも聞かずに一年と決めつけるのは間違ってる 8 : Green boyZf7.FCiI0s : 2014/03/04(火) 17:37:32 蹴ったのは悪かったかもしれないもしまた会うことがあるがあって、あっちから謝ってきたら謝ってやってもいいプルルル電話がなる幼馴染みのライナーだライナーが電話をかけてくるのは珍しいアニ「なに?」もしもし、とも言わず単刀直入に電話をかけてきた訳を聞くライナー「もしもしぐらい言った方がいいと思うぞ」学校でもみんなの兄貴分でもあるライナーは、たまに諭すようなことを言うアニ「…もしもし。で、なんか用?」ライナー「お前今日暇か?」アニ「もしかしてデートの誘い?それなら断るよ」ライナー「そんなわけないだろ?俺はクリスタ一筋だ」こいつはクリスタが好きだアニ「分かってるよ。で、私が今日暇なら何?」ライナー「なんかあったのか?」いつもならそんなに気にならない暑さが、さっきの図書館の出来事もあって余計にイライラするそれによって自分では気づかなかったのか、いつもより口調がキツくなったのだろうかアニ「…別に」ライナーに話したところで意味もないライナー「…そうか」アニ「用があるなら早く言いな」ライナー「お、おう。今日公民館で将棋する予定なんだが、お前もどうだ?」今、私は学校にいる公民館はここから自転車で三分すぐにするなら、行ってもいいいつもなら行かないでも今日はイライラしていて、勝ってスカッとしたい気分だから特別だアニ「それって何時から?」ライナー「一時だ」あと二十分アニ「それならいいよ。あんたとベルトルトだけ?」ライナー「おう。他に将棋ができるやつがいて、エレンってやつと、アルミンってやつだ」テストのランキングで見たことがある名前だ実際に話したことはないがでも今の私には関係ないアニ「 できる だけの人たちには用はないよ」ライナー「いや、大丈夫だ。なかなか強い。エレンってやつは特に」アニ「それならいいよ」ライナー「でも、エレンは来るか分からん。今から電話するからな」アニ「ふーん。まあ来なくても構わないけどね」ライナー「わかった。じゃあ一時に」アニ「じゃあね」ライナーとベルトルトはかなりの将棋好きだ私も好きだが、あいつらほどではない誰にも言ったことはないが、父親は昔真剣師(お金を賭けて将棋を指すのを生業としている人)だった今は普通に働いているがとにかく、私は父親の影響で将棋を指すようになった 9 : Green boyZf7.FCiI0s : 2014/03/04(火) 19:11:15 公民館に着き、自販機でジュースを買って中に入る学校の図書館よりは涼しいそれからしばらくしてからライナーとベルトルトが来たライナー「お、アニ。早いな」アニ「まあね」ライナー「エレンとアルミンには電話したんだが、二人とも来れるってよ」アニ「ふーん。まあとにかく一局指そうよ」ライナー「分かった。ベルトルト、どっちが先にアニと指す?」ベルトルト「僕が先にアニと指さしてもらうよ。僕がこの中でいちばん弱いからね」ライナー「そうでもないだろ」アニ「いいからさっさと指そうよ」ライナー「アニ、どうしたんだ?なんかあったのか?」アニ「ライナーに言っても意味がないでしょ」ライナー「まあ、そうだが」ベルトルト「じゃあじゃんけんで決めようか。先手と後手」普通の将棋盤なら、振り駒(五枚の歩を振って、歩が多く出たら、振った側の先手、裏の と が多く出たら、振った側ではない方が先手になる)で決めるんだが、残念ながらライナーが持ってきたのは百均で売ってる315円の磁石の将棋盤利点といえば、軽くてコンパクトなため、持ち運びが簡単な点だけだろう別にじゃんけんでもいいが、やっぱり振り駒で決めた方がそれっぽくていいアニ「ライナー、今度から普通の将棋盤持ってきてよね」ライナー「別に百均のでも問題ないと思うんだが」じゃんけんの結果、私が先手ライナー「どちらにしろ居飛車だろ?アニは」アニ「まあね」私は生粋の居飛車党だそして、今までライナーとベルトルトに負けたことはないいや、父以外負けた相手はいない初手、いつも通り飛車先の歩をつくベルトルトは角道を開けてきたそこからいつものパターン(棒銀)で攻めるここまでは普通に受けられる持ち駒にした銀と歩を使ってどう攻めるかまず考えられるの端攻めそして、ベルトルトの陣形の乱れているところを突き、かなり傷口が開いたところで攻めまくるそこから延々と攻め続け、ついにベルトルトが「負けました」と言ったベルトルト「やっぱりアニは強いね」時計を見ると、まだ五分もたってないライナー「ああ。いくら居飛車対策の本を読んでも勝てない」アニ「あんたらが陣形に隙作るからでしょ」ライナー「隙なんてないように見えたんだがな。まあ、いい。次は俺だ」そのとき、公民館の自動ドアが開く私と同じ金髪で、女のような顔をしたやつだ…背も私より少し高いくらいアルミン「遅くなったね」ライナー「気にするな。あ、アニ、こいつはアルミンだ」アニ「よろしく」アルミン「よろしくね。エレンはまだ?」ライナー「まだだ。そういえば足が痛くて遅くなるかもって言ってたな」アルミン「何があったんだろう」ライナー「まあいいだろ。アルミン、見ろよ。この場面」と言って、私とベルトルトが指した将棋盤を見せたアルミン「うわっ。すごいね。一方的に攻められてるじゃないか。エレンと将棋とそっくり」ライナー「だろ?俺とベルトルトは今までアニに一回も勝ててないんだ」アルミン「そんなに強いんだ」アルミンが私を見てくるアニ「エレンってやつも攻め将棋なのかい?」アルミン「うん。何度受けられても、攻め続けるんだ」ふーん私と全部同じだねアルミン「そうだ。念のためにと思って将棋盤持ってきたんだ。これでみんな指せるよ」ライナー「おお、さすがアルミン」アルミン「そんなことないよ」アルミンが何気に外を見たアルミン「あ、エレンが来たよ!」ライナーとベルトルトがアルミンが見た方向を見るつられて私も見てしまう 10 : 名無しさん : 2014/03/05(水) 01:14:53 期待! 11 : Green boyZf7.FCiI0s : 2014/03/06(木) 12:25:52 ありがとうございます 12 : イェーガーの進撃@書きため中 : 2014/03/06(木) 13:00:08 期待です 13 : Green boyZf7.FCiI0s : 2014/03/06(木) 13:11:10 エレン「よお、アルミン、ベルトルト、ライナー。あ!お前はあのときのチビ!」やっぱり謝るのはやめようアニ「あんたまた蹴られたいのかい?成長しないね、バカ」エレン「はぁ?成長しないのはお前の身長だろ?中三のくせに背低いし」アニ「また蹴られたいみたいだね」といって、バカに近づくライナー「アニ!落ち着け!」アルミン「エレンも謝った方がいいよ!アニ怒ってるだろ?」ライナーに言われて、少し落ち着くそして再確認するこのバカは嫌なやつだエレン「ちょっと勘違いしただけで蹴られるんだぞ?しかもかなり痛かったし」そこそこ力入れて蹴ったから痛いのは当然アニ「ちょっと蹴られたくらいで騒ぐんじゃないよ」ベルトルト「まあ落ち着こうよ。二人とも。今日は将棋しにきたんだから」ほんとはもう帰りたいだけどここで帰ったら逃げたみたいに思われるから嫌だエレン「そうだな」アルミン「じゃあ二つ盤があるから、一人観戦になるね」ベルトルト「じゃあ僕はさっきしたし、観戦するよ」ライナー「じゃ、じゃあ俺はアニとしようかな」アルミン「そ、そうだね。僕はエレンとしよう」私たちを心配してるんだろうか心配するべきは私ではなくこのバカでしょエレン「いつもアルミンとしてるから今日は別のやつとしてぇ」こいつは鈍感だバカで、鈍感ライナー「じゃあ俺がエレンと…」アニ「いや、私がこのバカとするよ」こいつにイライラさせられただからこいつに勝ってスッキリするアルミン「それは…」エレン「やってやろうじゃねぇか」アルミンが言う前にこいつは答えた 14 : Green boyZf7.FCiI0s : 2014/03/06(木) 13:11:45 ありがとうございます 15 : Green boyZf7.FCiI0s : 2014/03/06(木) 13:15:07 エレンsideこのチビで嫌なやつに一泡ふかせてやるそう思って将棋盤の前に座るアニ「振り駒私がするよ」エレン「いいぞ」振り駒の結果、俺が先手初手、いつもどおり2六歩 16 : Green boyZf7.FCiI0s : 2014/03/06(木) 13:24:32 全駒取りは友達を無くすという言葉を思い出す確かに全駒取るようなやつとは友達になりたくない俺は今まで全駒取りをくらったことがないでも今日くらったアニの将棋は、いつもアプリで戦ってるNiaと同じで、攻め将棋何度その対局を振り返っても勝ちを見つけれなかった全駒取りをアニにくらったあいつの将棋は俺の何倍も、何十倍も強いだが、俺が全駒取りをくらうとははじめての全駒取りはエレンを変えたその日、エレンが家に帰って、アニとの将棋を思い出しながら部屋で布団に横たわって外を見ていると外にある建物、部屋にある机、将棋の本ばかりの本棚は箱に見えたそしてエレンは鏡にうつる自分自身も箱に見えるようになったエレンの見える世界は箱になった 17 : Green boyZf7.FCiI0s : 2014/03/06(木) 17:42:23 お母さんが夕ごはんだよ、という声が聞こえた返事をしなかったらから寝てると思われたのだろうかほっとかれたそれからまたしばらくして、俺が見ている箱の世界の一部が変わった箱のラジオが本物のラジオに変わったなぜか、と考えたがわからなかったまたしばらくして、俺はなぜラジオが本物になったか気づいたラジオから流れている曲のせいだと俺は今まで音楽なんか聴いたことがなくて、ラジオから流れているのが、ロックか、レゲエとかJ POPとか、よく分からなかったはじめて聴く曲それでも聴いてみたそして、その曲を受け止めた瞬間その曲から血と肉が洪水のように出てきて、俺の中に入ってきた気がした俺が箱じゃなく本物の俺になるとき、世界が元に戻っていったすべてが元に戻ったとき、ラジオからその曲の名前を聴いたGReeeeNの『刹那』俺はそれを聴いた瞬間、近所のTSUTAYAまで走り、GReeeeNのアルバムをすべて買い、母さんがくれて、今までほとんど使っていなかったiPod nano 7世代にすべてのアルバムを入れた 18 : 名無しさん : 2014/03/07(金) 07:01:06 期待! 19 : Green boyZf7.FCiI0s : 2014/03/07(金) 17:29:29 ありがとうございます 20 : Green boyZf7.FCiI0s : 2014/03/07(金) 17:47:38 長かった夏休みが明けて、二学期が始まった始業式が終わり、クラスのみんなは帰り始めたミカサ「エレン。帰ろう」俺も雨降ってるし、早く帰りたいでもやることがあるエレン「わりぃ。図書館に本返しに行かないといけないからアルミンと一緒に先帰っといてくれ」ミカサ「…分かった」廊下に出てミカサと別れ、図書館に向かって歩く歩き出してすぐのときにジャンに話しかけられたジャン「よぉ、鈍感ハーレム野郎」俺は鈍感じゃないし、ハーレムもつくってないはずエレン「俺のどこが鈍感なんだよ!?ハーレムも作ってねぇし!」ジャンと話すと、つい喧嘩腰になってしまうジャン「ほんと鈍感だな。まあこんな話しにきたんじゃねぇ」エレン「何の話だよ?」ジャン「もう少しで、体育文化総合祭があるだろ?」この学校は体育祭と文化祭を同時に行うそして体育祭の種目で点が高かったクラスが優勝する…ほんと一緒に文化祭とする意味ないなエレン「そうだな」ジャン「今年は種目がひとつ増えるんだってよ」エレン「何が増えるんだ?」ジャン「将棋だ」 21 : Green boyZf7.FCiI0s : 2014/03/07(金) 17:58:48 エレン「マジかよ!?」ジャン「ああ。なんか校長が将棋好きらしいぞ。で、勝手に増やしたらしい」たしか、ザックレーって言ったっけな校長の名前エレン「で、内容はどんなのなんだ?」ジャン「詳しいことは知らん。だが、誰でもいいからクラス代表を一人決めて、トーナメントに出場する。ただ、このトーナメントに出るのも予選を勝ち抜く必要があるそうだ。お前、どうせ出るんだろ?」トーナメントと聞いて、俄然やる気が出るこういうのを待ってたエレン「出れるなら出るに決まってんだろ?」ジャン「そうか。まあ頑張れよ」と言ってジャンは帰っていったいつもと違って穏やかなジャンが少し気持ち悪く感じた 22 : Green boyZf7.FCiI0s : 2014/03/08(土) 18:19:11 図書館は今日が雨だからか人が少なかったカウンターに行き、借りていた本を返し、図書館を出る廊下には全く人がいないため静かでなんとなく不気味だったこんな雨の日の歌といえばGReeeeNの『雨唄』だろ、と思い、頭の中に『雨唄』が流れ出すGReeeeNを知ったあの日から、ずっと音楽を聴いているもちろん勉強を怠っているわけではないが頭の中で流れる『雨唄 』がちょうど終わったときに、下駄箱についた靴を履き替えて、あらかじめ持ってきておいた傘を持つ外に出ると、結構雨が降っていた俺から少し離れたところに人がいた雨に濡れるのがよほど嫌なのか、完全に外に出ていないそのせいで誰か見えないのだが 23 : 名無しさん : 2014/03/10(月) 13:15:36 期待! 24 : 名無しさん : 2014/03/13(木) 19:31:15 支援! 25 : Green boyZf7.FCiI0s : 2014/03/14(金) 00:01:32 ありがとうございます誰か 期待 と 支援 の違いを教えてくれたら嬉しいです 26 : Green boyZf7.FCiI0s : 2014/03/14(金) 00:18:25 もしかしたら傘忘れたのかなと思い、誰か分からないがその人の近くに行く忘れてたら傘を貸そうと思うどうせ近いしエレン「傘忘れたのか?」アニ「なんであんたがここにいるんだい?」アニかなんだ、アニかエレン「図書室に寄ってたんだ。で、傘忘れたのか?」アニ「…忘れるわけないでしょ?」エレン「じゃあなんでここにいるんだ?」アニ「別にいいでしょ?どこにいようと人の勝手」エレン「まあな。じゃあいつ帰るんだよ」アニ「いつでもいいでしょ?」かわいくないやつでもほっとけないエレン「傘忘れたんだろ?」アニ「忘れてない」エレン「じゃあどこに傘あるんだよ?」アニ「……」エレン「忘れたんだろ?なら途中まで送ってやるよ」アニ「は?なんであんたに送ってやられなきゃいけないの?」エレン「はぁ…」ほんとにかわいくないでもほっとけない昔から困ってるやつがいたら助けてしまうエレン「じゃあ送らせてくれないか?」アニ「…なんであんたに助けられなきゃいけないの?」エレン「お前困ってるやつがいても助けないのか?」アニ「助けるよ。自分に余裕があるときはね。でも私は困ってない」もう我慢の限界だエレン「あぁ!ほんとかわいくねぇな!いいから行くぞ!」アニの腕をつかみ、傘を広げ、門に向かって歩き出すアニ「ちょっと!なにすんの?」腕をふりほどかれたそういやこいつめっちゃ強かったな…下手に話すと服が汚れるそして怒られるエレン「俺はお前がほっとけないんだ。家まで送らせてくれないか?」アニ「…分かった。送ってもらうよ」しぶしぶ折れたすぐ近くに雨宿りする場所はないからだろう 27 : Green boyZf7.FCiI0s : 2014/03/14(金) 00:33:21 エレン「今年の体育文化総合祭の種目に将棋が増えるらしいぞ」今俺はアニを送っているアニ「へぇ…」エレン「出るんだろ?」アニ「出ないよ。めんどくさい」こいつに勝たなきゃ次に進めないエレン「出ねぇのか…面白くねぇな」アニ「それにあんたが出れるって決まったわけじゃないでしょ?」エレン「まあな」確かにそうだ 28 : 名無しさん : 2014/03/15(土) 18:45:25 期待! 29 : 名無しさん : 2014/03/22(土) 09:59:18 やっと追いついた。続き期待です! 30 : Green boyZf7.FCiI0s : 2014/03/25(火) 10:33:38 ありがとうございます 31 : Green boyZf7.FCiI0s : 2014/03/25(火) 11:24:25 時折アニが「こっち」と言いながら、角を曲がったりする以外、話題も無く黙々と歩き続けるいや、ひとつ言わなきゃいけないことがあるかエレン「なぁ、アニ」アニの方を見ずに話しかけるアニ「何?」アニもこちらに顔も向けず答えたエレン「チビって言って悪かったな」アニは多分驚いたんだろうそんな顔で俺の顔を見たアニ「…あんたみたいな失礼なやつが謝るとは思わなかったよ」これには怒れない確かに俺は失礼だったと思う腹が立ってたせいもあるがアニ「…私も蹴って悪かったね」しばらくすると意外にもアニも謝った俺も驚いてアニの顔を見た特に変わった様子もなく普通に歩いているまた話題が無くなり黙って歩くこの空気が嫌で無理矢理しゃべるエレン「アニは何色が好きなんだ?」言ってから気づいた小学生か、俺は好きな色なんてアニ「は?」再び俺の顔を見たアニの目が、思いっきり俺の顔をバカにしているように見えたそれでも答えてくれたアニ「白」エレン「なんでだ?」アニ「それが私の色だから」意味が分からんエレン「どういうことだ?」アニはめんどくさそうに答えたアニ「私は、何もない。好きなものも、嫌いなものも。好きな色もない。興味があるものも。夢もない。だから白。別にそんな自分が好きっていうわけじゃないよ」エレン「それは違うだろ」考える前に口が動いていたアニ「なんで?」エレン「アニは好きなものあるだろ?」アニ「将棋のこと言ってるならちがうよ。将棋なんて父親に教えられた下らない遊び事」エレン「俺はアニとほとんど話したこともないけど、お前はいつも周りがバカで仕方ないって顔してる。いつもつまんなさそうに見えた」アニ「そうだね。ほんとうにその通りだよ」エレン「そんなお前が生き生きしてるときがある。自分では気づいてないかもしれないけどな。今アニは将棋をくだらない遊びとか言ったけど、俺にはアニがそう思ってるようにはそう見えなかった。だから俺は、お前が嘘をつくのがヘタな奴だと思う」アニ「…意味分かんない。つまり私が将棋が好きで、嘘をつくのが下手なやつってこと?」エレン「そういうことだ」アニ「結局何が言いたかったの?」エレン「お前が自分のことを白だと思っても、きっと自分の中の色んな考え方とか色んなものが混ぜ合わさって、少し赤い白になったりしてると思うぞ。でも白でもなんでも、それはお前のだけの色だと思う。だから誇れよ。独特で個性的だってな」アニ「あんた、話長すぎ」慰めたいとか、説教したいとか自分でもわからないでも俺は、自分を白だと思ってるアニを少しでも変えることができればいいと思った…なぜアニを変えたいのかも分からない 32 : Green boyZf7.FCiI0s : 2014/03/25(火) 11:27:45 珍しくGReeeeN以外の曲を聴きながら書いてみました 33 : 名無しさん : 2014/04/07(月) 21:51:51 将棋はあまりわかりませんがエレアニ好きなんで期待です! 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