このSSは性描写やグロテスクな表現を含みます。
この作品は執筆を終了しています。
氷の涙
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- 1 : 2014/03/02(日) 08:01:17 :
- 先に言っておきますが、おそらく亀更新です...
とりあえすちょっとずつ書いていきます
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- 2 : 2014/03/02(日) 08:09:45 :
- エレンはとてつもなく強いです
性格は原作のアニみたい
アルミンは原作のエレンそのもの
違うのは頭の良さと喋り方
ミカサはエレンではなくアルミンに助けてもらった
覚醒はしている
アニは戦士ではないミーナと同郷
パワーはそのまま
今のところはそんな感じです
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- 3 : 2014/03/02(日) 08:19:12 :
- エレン「あの日も、こんな雨の日だったな...」
エレン「俺の運命が、粉々に砕け散ったあの日みたいに...」
エレンは、唇をかみしめながらゆっくりと目を閉じた...
845年マリア陥落2ヶ月前
エレンは、いつものように、彼の両親と楽しく暮らしていた
何一つ不自由なんてなかった
ただ、一つあるとすれば、友達がいなかったことだった
しかし、幸せはそう長くは続かない
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- 4 : 2014/03/02(日) 08:26:56 :
- そう、どんなに美しく咲いた花でも、明日散らない保証はない
いつだって人類は危険だ、ということを忘れていた
人類は醜く、どこか美しい
彼が目の当たりにした光景、それは当時子供であった彼には
受け入れがたい事実だった
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- 5 : 2014/03/02(日) 08:34:45 :
- 彼は、30分前にまきを拾いに出かけていた
20分たって、雨が降ってきた、そして彼は急いで帰った
そしてドアを開けた瞬間、彼は立ち止り、すべてを悟った
両親が二人ともナイフで刺され、とても回復できる状態ではなかった
彼は静かに涙を流した
その涙は儚く、どこか美しかった
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- 6 : 2014/03/02(日) 08:46:15 :
- 彼の父親、グリシャは最後の力を使い、彼のことを抱きしめ、
「このかぎを使って、地下室にある薬品を飲みなさい、そうすればお前一人の命は自分で守ることができるだろう」、と
彼の母親、カルラも彼のことをぎゅっと抱きしめ、
「早く逃げて、もうすぐあいつらがまたやってくる、お願いだから、どうか生きて、これからもこんなことがたくさんある、でも私とお父さんがいるってことを、わすれないでね」、と言って、
力なくその場に倒れた
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- 7 : 2014/03/02(日) 08:48:54 :
- 期待!
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- 8 : 2014/03/02(日) 08:53:08 :
- もちろん彼は逃げようとした、しかし、遅かった
そこには彼の両親を殺したやつらがいた
彼は、
「お前らか、俺の大切な家族を殺したのは」、」そう問いかけた
するとその謎の男たちは、
「あぁ、そうだそしてお前もここで死ぬ」そういって自分たちの手を、ナイフで刺した
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- 9 : 2014/03/02(日) 09:01:57 :
- するとそいつらのすがたは巨人になり、にたっとわらった
エレンは父親の言っていたことを思い出し、地下室の薬品を飲んだ
しかし巨人の手が屋根を貫き、エレンの腕を持っていった
彼は当然痛かったであろう、しかし、今の彼にはそんなこと、どうでもよかった
エレンは、
「お前ら巨人を、一匹残らず駆逐してやる」
そういって立ち上がった
すると彼もまた、巨人になった
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- 10 : 2014/03/02(日) 09:02:37 :
- >>7ありがとうございます!
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- 11 : 2014/03/02(日) 09:08:24 :
- エレンは、特殊な巨人だった
全身から、炎が上がり、体が黒かった
エレンは拳に力を込め、重い一撃を放った
すると巨人たちは跡かたもなく崩れた
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- 12 : 2014/03/02(日) 09:11:42 :
- しばらくして、彼は巨人について、いろんなことを知った
そして、しんだ両親の墓に一輪の薔薇を備えて旅立った
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- 13 : 2014/03/02(日) 09:14:52 :
- がんばれ!続き早く!
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- 14 : 2014/03/02(日) 22:25:59 :
- >>13ありがとう!
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- 15 : 2014/03/02(日) 22:27:49 :
- ↑間違い
>>13かな?
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- 16 : 2014/03/02(日) 22:28:28 :
- ...も、もういいや...
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- 17 : 2014/03/02(日) 22:34:39 :
- 両親が死んでから、エレンは感情を表に出さず、涙も流さないようになってしまった
しかし、彼のそのポーカーフェイスの裏には、憎しみの炎が上がっていた
もちろん彼は恋などという感情、その他の人間らしい感情はその胸に抱いたことなどなかった
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- 18 : 2014/03/05(水) 23:27:16 :
- しかし、彼が訓練兵になってから、心の中には、少しずつ感情が芽生え始めていた
そして、エレンはゆっくりと瞼を開けた
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- 19 : 2014/03/05(水) 23:31:25 :
- そこには、「仲間」がいた
でも、まだエレンは人を信じること、人としゃべることが苦手だった
それは、エレン自身が人を信用していないからであり、自分と一緒にいると不幸になると、そうきめつけていたから
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- 20 : 2014/03/09(日) 13:51:40 :
- エレン「...はぁ」
エレンは大きくため息をついた
エレン(いつからだろう、俺が他人のこと、「仲間」なんて思ったのは...)
エレンは、小さく笑い、仲間の元へ歩いて行った
アルミン「あ!エレン!こっちこっち!」
ミカサ「アルミン、行儀が悪い」
アルミン「うるさいなぁ、僕はミカサの子供でもなければ弟でもない!」
ミカサ「じゃ、じゃあ夫...アルミン「それもないから」
ミカサ「」
アニ「...くだらないね」
ミーナ「またまたぁ、そんなこといってホントはみんなとしゃべって仲良くなりたいんでしょ」
アニ「...」ゲシゲシ
ミーナ「ちょ、痛いって」
アルミン「二人もこっちおいでよ」
アニ「...うん」
ミーナ「へぇ~」ニヤニヤ
アニ「...こいつ」
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- 21 : 2014/03/09(日) 13:58:00 :
- エレンは、こんな日が毎日続けばいいと思った
そうすれば、自分の心の闇も、少しは楽になるかもしれないな、とそう思った
そんなことを考えていると、不意に笑いたくなってきた
死んでしまった両親に、俺はもう、大丈夫だと伝えたかった
天まで届くくらいに、笑いたかった
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- 22 : 2014/03/09(日) 14:14:14 :
- エレン「ふふっ、はっはははは」
エレンは両親が死んでから、こんなに笑ったのは、はじめてだった
アルミン「あ、エレンが笑ってる!」
アニ「!!!」
ミーナ「あ!ほんとだ」
ミカサ「レア...」
皆「あはははははは」
エレン「みんなにここで会えて、俺はやっともう一度、人間らしく笑うことができた、ありがとう!」
そういって、エレンは、大きく笑って、涙をこぼした
その涙は、あの日よりも、ずっと、ずっときれいだった
あの日の、氷のような憎しみのあふれたものではなく、
透明な、喜びにあふれた涙だった
そしてエレンは心に誓った
「俺は巨人を駆逐して、お前らと、壁の外を探検して、自由になってやる!!!」
こうして人類は再び進撃する
不思議な力を持った少年、エレンと共に...
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- 23 : 2014/03/09(日) 14:17:25 :
- 途中から名前消えてた...
これで一応終わりのつもり?です
ありがとうございました!
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- 24 : 2014/03/09(日) 22:16:20 :
- 続きは?
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- 25 : 2014/03/10(月) 18:26:46 :
- 続き書けやごらぁ(土下座
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- 26 : 2020/11/01(日) 11:56:58 :
- ウアアァァァァァァ
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- 27 : 2020/11/01(日) 12:35:51 :
- 終わりってなってるやん
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- 28 : 2020/11/01(日) 12:36:27 :
- しかも何年前のスレにコメントしてんだよ笑笑
俺は新着に上がってきたから気づいたけどどうやってこんな古いスレ見つけてくるんだ?
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