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アルミン団長とエレン兵士長とミカサ兵士長補佐と期待の新兵たち
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- 1 : 2014/03/01(土) 23:31:31 :
- 注意!!
・アルミンが団長でエレンが兵長でミカサが兵長補佐です。
・エレンが人類最強でミカサがその次です。
・エレン、アルミンは超イケメンでミカサは超美人です。
・リヴァイ、エルヴィン、ハンジが新兵です。
・リヴァイはエレンとミカサの次に強いと噂されている。エルヴィンはアルミンに次ぐ頭脳の持ち主。ハンジは巨人大好き人間。成績は順に1,2,3
以上を踏まえてどうぞ!!
アルミン「エレン、今度の壁外調査なんだけどこれを使うのはどう?」
エレン「ああ。お前が決めたならいいぞ」
ミカサ「私も。かまわない」
晴れやかな気持ちいい青空の下で世にも珍しい美形の三人いた。
調査兵団の団長のアルミンと人類の希望エレンと兵長補佐のミカサである。
三人は現在、次の壁外調査についての作戦を立てていた。
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- 2 : 2014/03/01(土) 23:36:58 :
- 期待!!
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- 3 : 2014/03/01(土) 23:42:26 :
- 期待!
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- 4 : 2014/03/01(土) 23:43:24 :
- この調査兵団の帰還率は?10割中何ですか??
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- 6 : 2014/03/02(日) 06:32:22 :
- このアルミン団長は歴代最高といわれる頭脳の持ち主で今まで5割以上が死んでいた壁外調査では2割ほどに減った。
しかもまだ20歳という若さである。
さらにエレン兵士長は人類最強の肩書きを持つほど強い人であった。
こちらも同じく20歳である。
ミカサ兵士長補佐はエレンには劣るがこちらも抜き出た力を持っている。
さらにこちらも20歳である。
アルミン「うん!じゃあこれでいこう!!そういえば新兵にすっごい強い子たちが入ったんだって。エレン、行ってきなよ」
エレン「おお!いいな!でもなぁ・・・あそこの教官ジャンとマルコだもんなあ・・・」
ミカサ「エレン、ごめんなさい。私も行きたい。けど私はアルミンの仕事を手伝わなければならない」
エレン「そっかー。じゃあ一人で行ってくるわ」
エレンはそう言って訓練場へと向かった。
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- 7 : 2014/03/02(日) 08:20:53 :
- 期待!
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- 8 : 2014/03/02(日) 08:34:54 :
- 期待
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- 9 : 2014/03/02(日) 09:11:36 :
- モブ「おい、見ろよ!エレン兵士長だぞ!」
エレン兵士長と聞いてリヴァイが真っ先に駆け出した。
そりゃもうあり得ないスピードで。
だがリヴァイはあり得ないものとしてそれについていけるエルヴィンとハンジも異常だ。
リヴァイ「エルヴィン、ハンジ。あの兵士長は本物か?」
エルヴィン「他になにがあるんだ?」
リヴァイ「いや、なんでもねぇ・・」
ハンジ「エレン兵士長!私はハンジ・ゾエといいます!」
リヴァイがバッとあちらを向くといつの間にかハンジがエレン兵士長としゃべっていた。
リヴァイ「ちっ!抜け駆けしやがって」
エルヴィン「リヴァイも行けばいいじゃないか」
リヴァイ「言われなくても行く」
多少頑固な友人に苦笑しつつ、エルヴィンもエレンの元へ向かった。
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- 10 : 2014/03/02(日) 09:16:23 :
- エレン「始めまして。ハンジちゃんだね」ナデナデ
リヴァイ「(ハンジあとでピーする)」
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- 11 : 2014/03/02(日) 09:19:55 :
- >>10がリヴァイに削がれそうだ…
期待!
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- 12 : 2014/03/02(日) 09:20:12 :
- >>10さん あ、それもらってもいいですか??
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- 13 : 2014/03/02(日) 09:20:45 :
- もらっちゃえぃ
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- 14 : 2014/03/02(日) 09:21:46 :
- どちらにしても期待なのだ!
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- 15 : 2014/03/02(日) 09:31:36 :
- 構わないキリッ
エレンは天然たらしかな
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- 16 : 2014/03/02(日) 09:32:23 :
- リヴごめんって!リヴァイ「許さん。削ぐ」
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- 17 : 2014/03/02(日) 09:37:37 :
- >>15 ありがとうございます!もらっちゃいます!
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- 18 : 2014/03/02(日) 09:46:29 :
- エレン「はじめまして。ハンジちゃん」ナデナデ
ハンジ(やっべー!ちょーかっこいー!!)
リヴァイ(クソメガネが・・・。あとで削いでやる)
ハンジはリヴァイのただならぬ殺気に怯えてとっさにエレンから離れた。
先程とはうってかわって怯えだしたハンジにエレンが手をのばそうとしたのをリヴァイが間に入り、無理矢理止めた。
リヴァイ「エレン兵士長!オレはリヴァイといいます!」
エルヴィン「私はエルヴィン・スミスといいます」
エレンは二人を見て微笑んだ。
エレン「はじめまして、リヴァイくんにエルヴィンくん」
エレンを見てその場にいた訓練兵が全員倒れた理由は言うまでもない。
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- 19 : 2014/03/02(日) 10:13:16 :
- 無自覚の破壊力か……ゴハッ(吐血)バタッ
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- 20 : 2014/03/02(日) 11:13:40 :
- この天然たらしめ
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- 21 : 2014/03/02(日) 11:28:20 :
- もちろんリヴァイより強いよね
期待
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- 22 : 2014/03/02(日) 17:46:54 :
- エレン「ええええええええ!なんで!?皆どうした!?」
エレンが慌てていると騒ぎを聞きつけた教官ことマルコとジャンが走ってきた。
マルコ「なんの騒ぎだい!?」
ジャン「どうなってんだ、こりゃ」
マルコとジャンは倒れている訓練兵たちを医務メンバーと運ぼうとしてエレンがいることに気付き、ああ、とため息をついた。
マルコ(なるほど・・・エレンか)
ジャン(あいつが原因かよ・・・)
エレンはジャンとマルコに気付き、走ってきた。
エレン「あ!ジャン、マルコ!!は、早く皆を医務室へ!!」
ジャン「わーかってるよ!!あ、手伝わなくていい。つーか手伝わないでくれ」
エレン「え?でも早く運んだほうが・・・」
マルコ「いいから、エレンは待ってて」
ジャンマル(エレンが運んだら余計に死亡率が上がるんだよ)
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- 23 : 2014/03/02(日) 17:57:11 :
- エレンは渋々承諾し、教官室で待機をすることにした。
しばらくするとジャンとマルコが入ってきた。
ジャン「で?なにをどうしてかんなことになったんだ?」
エレン「何もしてねぇよ。ただリヴァイくんとエルヴィンくんが挨拶に来てくれたから笑ってよろしくっていっただけだ」
エレンの発言に二人は理由を発見した。
ジャン(笑顔を直接見たのか・・。そりゃ倒れるよな)
マルコ(慣れている僕たちならまだしも訓練兵たちは初めてだろうからなぁ・・・)
エレン「くっそー。オレこのあと対人格闘やるつもりだったのになー」
ジャン「毎年くるたびにメニューを勝手に変更しないでくれ・・・」
マルコ「エレン、時間はいいの?」
マルコの問にエレンはやべ!と言って帰っていった。明日くるから対人格闘をいれとけよ!と言うのを忘れずに。
ジャンとマルコははぁとため息をつかずにはいられなかった。
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- 24 : 2014/03/02(日) 18:07:23 :
- エレン...自由だ...さすがだな
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- 25 : 2014/03/02(日) 18:35:56 :
- やりたい放題だね
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- 26 : 2014/03/02(日) 19:59:51 :
- マルコ「エレンは変わらないね・・・。訓練兵のときからあれだもんね・・・」
ジャン「ああ・・・。だがあの異常な美しさ故に誰もが許してたよな。教官も・・・」
マルコ「そうだったねー。でもアルミンとミカサが止めてたね。でもずいぶん大人しくなったほうだよね。明日、大丈夫かな・・・」
ジャンは驚いて同期&親友のマルコを見た。
ジャン「明日って、まさかさせる気か!?」
マルコはうんとあっさり言った。
マルコ「じゃないとエレンが拗ねて大変なことになるでしょ」
ジャン「ああ、あのときみたいにか」
ー回想ー
エレン「ジャンー!マルコー!明日、訓練兵と対人格闘するから!」
ジャンマル「ええ!?」
で、入れなかった結果・・・
エレン「ひどいよぉ・・・。入れてって僕言ったのに・・・」グスッ
そう、このエレンの泣き顔&滅多にないエレンの一人称が僕になったせいでジャンのマルコを除いて全員が鼻血を吹いて倒れた。
ー回想終わりー
ジャン「・・入れるか」
マルコ「それが最善策さ・・・」
ジャンマル「はぁ・・・」
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- 27 : 2014/03/02(日) 20:01:18 :
- 『ジャンのマルコ』ではなく、ジャンとマルコに脳内変換をお願いします!
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- 28 : 2014/03/02(日) 22:09:52 :
- エレン「アルミン、次の壁外調査についてなんだがいいか?」
アルミン「うん?いいけど珍しいね。どうしたの」
エレン「オレの班を構成したいんだ」
アルミンは首をかしげた。それはそうだ。班構成など今まで一度もしたことがないからだ。
エレン「要はオレを含む4・5人の班を作る。特別作戦班だ」
いつにないエレンの申し出にアルミンもいいよと頷いた。
エレンはありがとうと笑い、部屋を退出した。
アルミン(・・・いくら慣れたとはいえあんな無防備に笑顔を振り撒いたら同期も堕ちちゃうよ・・・)
親友もといエレンさらに別名歩くフェロモンと言われる人類最強が今までいただろうか?絶対にいないであろう。
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- 29 : 2014/03/02(日) 22:23:57 :
- 歩く人類最強のフェロモンww
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- 30 : 2014/03/02(日) 22:42:51 :
- 絶対に壁外調査の前にエレンファンクラブ集結するでしょww
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- 31 : 2014/03/02(日) 22:58:41 :
- アルミン「でもなんで急に班構成をしたいなんて言い出したんだろ?」
アルミンの疑問は次の日、あっさりと解決される。
ー翌日ー
エレンが班構成を手伝ってほしいと言うのでアルミンとミカサは誰がいいか検討をしていた。
結果、討伐数も性格もなかなかなメンバーが決まった。
・メンバー
・エルド・ジン ・グンタ・シュルツ
・ペトラ・ラル ・オルオ・ボザト
エレン「わ!さすがアルミンとミカサ!!すごいメンバーだ」
アルミンとミカサはエレンの笑顔を見て嬉しそうに笑った。
少し遠くで待機していた兵士たちがうっとりする光景であった。
アルミン「ところでエレン?どうして急に班構成をしたいなんて言い出したの?」
エレン「え?今日、訓練兵のところへ行って対人格闘するんだけど一人じゃ大変だから」
アルミンとミカサは予想外の回答に唖然とした。
どこの世界に幼馴染みとはいえ、団長と兵士長補佐をそんなことのために使う兵士長がいるのだろうか。
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- 32 : 2014/03/02(日) 23:05:59 :
- おもろいw
期待
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- 33 : 2014/03/02(日) 23:07:38 :
- うわーエレン超自由...
壁外行かなくても充分自由だよ君...
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- 34 : 2014/03/02(日) 23:23:39 :
- >>33確かに
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- 35 : 2014/03/03(月) 00:32:01 :
- 期待!
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- 36 : 2014/03/03(月) 03:08:29 :
- 期待!
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- 37 : 2014/03/03(月) 17:15:11 :
- アルミン(エレンだから仕方ないか・・・。あれ?ちょっと待てよ)
アルミン「エレン、もしかしてまたジャンとマルコにお願いしたの?」
エレンはこの世のものとは思えないほどの美しい微笑みをアルミンに向けた。
・・・ぜひこんな微笑みは使うべきところで使って欲しいものである。
アルミンはそのエレンの仕草に全てを悟りため息をついた。
アルミン(ジャンとマルコに謝らなきゃなぁ。団長ってこんなに疲れる仕事だっけ・・・)
アルミンは本気でミカサを兵士長補佐から団長補佐に変えようと決意しかけたくらいアルミンは疲れていた。
アルミンはちらっと原因の一つである幼馴染み&自分の部下のエレンをみた。
エレンはすでに上機嫌で、メンバーを集めてくる!と笑っていた。
ミカサもアルミンもなんだかんだでエレンに甘いので笑っていってらっしゃいと言った。
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- 38 : 2014/03/03(月) 19:22:20 :
- エレンに集められたメンバーは何事かと動揺していた。
エレン「あ!皆さん、集まってくれたんですね!!」
エレンはアルミンやミカサから年上の人には敬語を使うように教えられていたため、身分が上といえどそれを守っていた。
だが、上官に敬語を使われ慌てたメンバーは止めてください!と言ったが聞き入れてくれないので諦めた。
エレン「よし!今日は新兵たちに対人格闘を教えてあげにいくんです!さっそく行きましょう!!」
興奮して言う上官にエルドが質問した。
エルド「え?エレン兵長自らですか?」
エレン「そうですよ?」
エルド「いえ、珍しいと思ったので」
エレン「そうですか?あ、あとオレに対しての敬語はだめですよ!命令!」
メンバーはほとほと呆れて上官を見た。
恐らく、全員が思ったであろう。
・・・この人本当に兵士長なのか!?と。
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- 39 : 2014/03/03(月) 19:43:24 :
- 訓練場へ着くとジャンとマルコが待っていた。
ジャン「おせぇよ!なにしてたんだ!」
エレン「わりぃ。メンバーを構成してたんだ」
ジャン「あ?メンバー?ってこの人たち精鋭レベルの人たちじゃねえか!」
マルコ「さすがだね。おっと急がないとね」
エレン「ああ。わりぃな」
エレンとジャンたちの会話が終わるとペトラたちもあわてて後を追った。
リヴァイ「・・・」ソワソワ
エルヴィン「遅いな・・・」
ハンジ「予定よりずいぶん遅れてるね」
イソゲ アホ オイヒデェジャネエカ
モブ「来たぞ!!」
ジャン「あー、遅れて悪かった。先程いった通り今日は特別に調査兵団の精鋭メンバーが来てくれた。今日は1日一緒に訓練をしてくれる。自己紹介からしてもらう」
エレン「エレン・イェーガー。よろしくね。あ、昨日も会ったね」
エルド「エルド・ジンだ」
グンタ「グンタ・シュルツだ」
ペトラ「ペトラ・ラルよ」
オルオ「オルオ・ボザトだ!」
マルコ「今から対人格闘を始めるけど今日はちょっとしたゲームをするよ!」
マルコ教官の発言に訓練兵たちはざわめいた。
リヴァイ「ゲーム、だと?」
マルコ「ルールは簡単。ここにいるエレン兵士長以外の精鋭の一人に勝てたらエレン兵士長にひとつ願いを叶えてもらえるというゲームさ。無論、ハンデはつけるよ。精鋭メンバーは一人に対し、訓練兵は三人でいいよ。それじゃあ始め!」
モブ「おい、お前組もうぜ!」
モブ「ああ!あのエレン兵士長に願いを叶えてもらえるなんて最高だ!やるぞー!!」
エレンはマルコに尋ねた。
エレン「なんでオレが景品なんだよ・・・」
マルコ「いいじゃないか。君のわがままを通したんだからこれくらいさ」
マルコに反抗できないエレンはぶつぶついいながら従った。
一方、ペトラたちは次々と押し寄せる訓練兵を必死で倒していた。
三人対一人はかなりきつい。でも負ければかなりの恥じなのでかなり真剣に戦っていた。
エレンは羨ましそうにそれを見ながら、ふとある三人組に目を止めた。
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- 40 : 2014/03/03(月) 20:17:49 :
- エレン(あれは昨日の・・・。動きがいいな。連携もうまい。エルドに勝てるか・・・?)
エレンがそう考えたときだった。エルドが倒され、木刀を首に当てられた。
マルコはふっと笑い、「リヴァイ、エルヴィン、ハンジの勝ち!」と言った。
エレンは思わずそちらへ走った。そしてエルドに手を貸し他の訓練兵の相手をするようにいい、リヴァイたちに向き直った。
エレン「君たちすごいね!感心するよ!!で、お願いはなにかな?」
エルヴィン「私はエレン兵士長に壁外の話を聞きたいです!」
エレン「ん、いいよ!この訓練が終わったらね」
ハンジ「私は巨人の研究結果について聞きたいです!」
エレン「オッケー!君、ぜひ調査兵団の研究部へ来なよ!!」
リヴァイ「オレはエレン兵士長と対人格闘がしたい」
リヴァイはエレンの空気が少し変わったのに気づいた。
エレン「うん。もちろん」
さっきまでの穏やかな空気から一瞬で敵を倒すような圧倒的な空気へと一変したのだ。
リヴァイはくっと口角をあげた。
リヴァイ「こっちが正体か」
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- 41 : 2014/03/04(火) 06:39:25 :
- 期待です
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- 42 : 2014/03/04(火) 10:57:46 :
- エレン
表→女神
裏→悪魔
みたいな感じで戦闘時になると性格変わるんですか?
期待です
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- 44 : 2014/03/04(火) 17:55:19 :
- エルヴィンやハンジ、ペトラ、エルド、グンタ、オルオ、他の訓練兵たちもエレンの空気が変わったことに気づいた。
ジャン「おい、エレン!相手は訓練兵だからな!」
エレン「わかってるよ、ジャン」
誰もがエレンの圧倒的な空気に固唾を飲んだ。
ペトラたちは先程と全く違う空気を持つエレンに見いっていた。
マルコ「・・・始め!」
マルコの合図でリヴァイはエレンの足元をすくおうと足払いを仕掛けた。エレンは難なく避けると目に止まらぬ早さでリヴァイの背後に回り、木刀を首に当てた。
あまりの早さに誰も一瞬何が起こったかわからなかった。
マルコが気付き「そ、そこまで!エレンの勝ち!」と言った。
その瞬間、リヴァイは崩れ落ちた。疲れたわけではない。・・・恐ろしかったのだ。このエレン兵士長が。
エレンはすでに先程の穏やかな空気を放ってリヴァイに手をさしのべた。
エレン「大丈夫?ごめんな?」
リヴァイ「いえ、オレが未熟なだけです」
エレンはよかった!またやろうねと微笑みリヴァイの元を離れた。
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- 45 : 2014/03/04(火) 18:42:34 :
- うわぁ……こえぇ…
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- 46 : 2014/03/04(火) 19:10:44 :
- すげぇぇえ
あと期待です!
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- 47 : 2014/03/04(火) 21:05:25 :
- 期待ぃ!
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- 48 : 2014/03/04(火) 21:31:51 :
- エレンがリヴァイの元から離れると全員が我に返った。
エレンはすでに穏やかな空気を出しているが、誰もその場を動けなかった。
ペトラ(うそ・・・。強い・・)
エルド(まさかあんなに強いとは・・・!)
グンタ(すげえええ・・・・)
オルオ(尊敬できるな・・・・)
エレンがメンバーのところへ走ってくるとメンバーは口々に褒め称えた。
エルド「さすがです!兵長!」
グンタ「どうやったらあんなに早く動けるんですか!」
ペトラ「すごかったです!!」
オルオ「本気で尊敬します!」
エレン「ありがとうございます!!でも、オレに敬語はなしって命令したよ?」
エレンは照れ隠しからかぷいっと顔を背けて注意をした。
エルグンオルペト(兵長!かっわいいいい!!!)
エレンのギャップに精鋭が全員やられたときリヴァイはエルヴィンとハンジと話していた。
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- 50 : 2014/03/04(火) 22:44:40 :
- いつもあなたのssは楽しみです!
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- 51 : 2014/03/05(水) 02:06:44 :
- 期待、とても期待している
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- 52 : 2014/03/05(水) 14:01:10 :
- エレン、そんな笑顔はわたsミカサにだけ見せるべき。
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- 54 : 2014/03/05(水) 18:08:44 :
- リヴァイ「・・・」
エルヴィン「すごいな、エレン兵士長・・・」
ハンジ「この化け物リヴァイを一瞬で倒すなんて・・・。敗因何?身長?」
リヴァイ「ほぅ、削がれてぇのか?ハンジ」
ハンジ「うそうそ。ごめーん」
エルヴィン「まぁ、確かに。ハンジが言ったようにリヴァイが一瞬で負けるとはな。恐るべし・・・」
エルヴィンとリヴァイとハンジはエレン兵士長に対して恐れと尊敬を抱いた。
マルコ「そこまで!対人格闘を終了する!各自10分の休憩をとれ」
マルコの言葉で訓練兵たちはがっかりした顔をした。
マルコとジャンはそれを見て笑って言った。
ジャン「んながっかりした顔をするな。次の立体機動の訓練でもゲームを用意してある」
ジャンの言葉にエレンたちはうえっと苦い顔をし、訓練兵たちは喜びに満ちた。
エレン「ジャン!またゲームをすんのかよ!!」
ジャン「当然だ。次は手本を見せてやれよ」
ジャンとギャーギャー言っているエレンに先程の圧倒的な空気はなかった。
リヴァイはそれを見てエルヴィンとハンジに言った。
リヴァイ「次も勝つぞ・・・!」
エルヴィンとハンジもにやっと笑い、「もちろん」と返した。
そのあとエルヴィンとハンジはエレンに約束を叶えてもらいに行った。
リヴァイは一人、水を汲みにきていた。
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- 55 : 2014/03/05(水) 18:27:32 :
- >>52アッカーマン訓練兵配置に戻れ!
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- 56 : 2014/03/05(水) 18:45:02 :
- 腹筋崩壊wwwwひなさんのssいっつも面白いw
つづきがきになるぅ~w
更新がんばってください!
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- 57 : 2014/03/05(水) 19:55:18 :
- 楽しみすぎる
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- 59 : 2014/03/05(水) 20:35:45 :
- リヴァイ(ハァ。だがさっきの強さは異常だな・・・)
リヴァイは水を飲み、木陰になっている場所で休憩していた。
すると、向こうからなにやら叫び声が聞こえた。足音はこちらに近づいている。
エレン「うわあああああ!あ!リヴァイくん!助けて!!!」
リヴァイ「!?」
リヴァイは走ってきたエレンに驚きつつリヴァイしか知らない場所へ誘導した。
エレン「あ、ありがとう。あー、疲れた・・・」
リヴァイ「エレン兵士長。何があったんですか?」
エレンは苦笑しながら経緯を語った。
エレン「エルヴィンくんにお話をした後、ハンジちゃんに巨人の生態について話していたんだ。で、ハンジちゃんがお茶を出してくれたから飲んだら何だか力が出なくなってさ。なんかオレのメンバーとハンジちゃんでオレにコスプレさせようとしてきて、必死で逃げて今に至るんだ」
リヴァイはこれまた驚いた。エレンはハンジをよく知らないためお茶を飲んだのは仕方ないが、ハンジが出すお茶は常に青い。なぜか青い。
一度エルヴィンとともに飲んだことがあるがとても飲めるものではなかった。
リヴァイ「よくあいつのお茶を飲めましたね」
エレンはまた苦笑して答えた。
エレン「正直、飲めるのかな?って思ったよ。でも出してくれたから飲まなきゃと思ったんだ」
エレンはそのあとも色々な話をリヴァイに聞かせた。
普段はほとんど笑わないリヴァイだがこの日、この時間はよく笑った。
エレン「あ!時間だね。戻ろうか」
リヴァイとエレンは訓練場へと戻った。
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- 60 : 2014/03/06(木) 18:15:56 :
- 訓練開始の時間はとっくに過ぎてしまったためエレンはリヴァイをこっそり戻るように言って自分は堂々と正面から入っていった。
正面ではジャンが怖い笑顔を向けて立っていた。
ジャン「おお、エレン。今まで何をしていたのかな?」
エレン「えーっとぉ・・・。休憩?」
ジャン「疑問府いらねえし、休憩長すぎだ!ったくお前兵士長むかねえよ」
エレン「ごめんなさい・・・」
エレンが珍しく素直に謝るとジャンは顔を赤くした。
ジャン(エレンが、す、素直に謝っただと!?可愛すぎんだろ!!本当にこいつ男か!?)
エレンはそんなことをジャンが考えているなど予想できないため、急に黙ってしまったジャンにさっさといこうと言ってから訓練場へと戻った。
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- 61 : 2014/03/06(木) 22:47:13 :
- その時だった。ドカーンという音がした。
その方向を見ると超大型巨人がいた。
エレン「!!??」
ジャン「なんだと!?」
エレンは直ぐにペトラたちの方向へ走った。
エレン「エルド、グンタ、ペトラ、オルオ。本部へ戻るぞ!超大型巨人が出現した!」
ペトラたちは頷き、訓練を中断した。
エレンたちは馬にのり、本部へと戻った。
本部ではすでにアルミン、ミカサを筆頭に士気がとられていた。
エレン「アルミン!おれたちの立体機動をくれ!前陣は引き受ける」
アルミン「わかった!頼んだよ!」
アルミンは5人の立体機動を渡し、壁上から入ることにした。
エレン「わかった!穴は任せろ」
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- 62 : 2014/03/06(木) 22:55:45 :
- エレン「行くぞ!お前らは周りの巨人を削げ!いいな!」
エルグンオルペト「了解!」
エレン「いくか・・・。ガブ」
雷のような光が放たれた。
その瞬間、エレンのいた場所には15メートル級の巨人がいた。
巨人はまっすぐに大きな岩がある方へ走っていった。
ペトラたちもそれに続く。あの巨人を守るように群がってくる巨人を削いでいく。
巨人は大きな岩を持ち上げ、破壊された扉に近づき、岩をはめた。
岩の大きさと破壊された扉はほぼ同じくらいだったため、見事に穴をふさいだ。
シュウウウウウウ
巨人からエレンが出てきた。
そう、なにを隠そうこのエレン兵士長は巨人化実験の成功者なのである。
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- 63 : 2014/03/06(木) 22:59:49 :
- 兵士長になっても巨人化できるんだw
リヴァイの今後の活躍に期待!
展開にも期待!
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- 64 : 2014/03/07(金) 14:15:30 :
- 期待!
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- 65 : 2014/03/07(金) 14:26:33 :
- >>63、64さん ありがとうございます(´∀`)
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- 66 : 2014/03/07(金) 15:03:20 :
- 期待!
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- 67 : 2014/03/07(金) 21:31:16 :
- >>66さん ありがとうございます!
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- 68 : 2014/03/07(金) 21:41:36 :
- エレン「ん、よくやった。一時撤退するぞ」
エレン班「了解」
そのとき、残っていた巨人が走ってきた。
エレン「!!まずい!お前ら立体機動にうつれ!」
エレンの叫び声で全員が立体機動にうつった。ただ、エレンは巨人の体から抜けきっていなかった。
ペトラ「兵長!今行きます!」
エレン「よせ!危ない!」
エレンの近くに巨人が来た。エレンに手をのばした。ペトラたちが助けようとした時、黒い影がさっと巨人の項を削いだ。
エレン「ん・・・おせえよ、ミカサ」
ミカサ「ごめんなさい。でもエレンの判断は正しかった。・・・後ろに巨人がいるのに気づいてた?」
ミカサはペトラたちの方を向いて言った。
ペトラたちが後ろを向くとギリギリの位置に巨人がいた。
・・・エレンの命令を無視して助けに行けば巨人の存在に気づいていなかったペトラたちは補食されていただろう。
-
- 69 : 2014/03/07(金) 21:48:44 :
- 期待!
-
- 70 : 2014/03/07(金) 21:58:58 :
- ペトラ「あ・・・。兵長、ありがとうございます」
エレン「いや、いいよ。助けようって気持ちは嬉しかったからな」
エレンはそう言って笑うとミカサに支えられながら壁上へと戻った。
ペトラたちは改めてエレンのすごさを感じた。
教官に内緒で壁上から眺めていたリヴァイたちはほっとため息をついた。
エレンが食べられそうになったときリヴァイが助けに行こうとしたくらい、彼らはエレンのファンになっていた。
リヴァイ「・・・すげぇ」
エルヴィン「だな・・・」
ハンジ「さいっっっこおー!あの巨人!!」
ハンジの発言は無視するとして
ハンジ「おい」
リヴァイたちは本気で調査兵団に入ることを決意した。
ー半年後ー
ジャン「お前らも今日で卒団だ!このあとの勧誘式に遅れるなよ!解散!」
一同「ハッ!」
((いろいろ終わった))
アルミン「じゃあ、改めて自己紹介するね。ぼくは団長アルミン・アルレルト」
エレン「兵士長エレン・イェーガー」
ミカサ「兵士長補佐ミカサ・アッカーマン」
リヴァイ「リヴァイです」
エルヴィン「エルヴィン・スミスです」
ハンジ「ハンジ・ゾエです!!」
((自己紹介終了))
リヴァイたちはそれぞれの部屋へと案内され、訓練等は明日、することになった。
-
- 71 : 2014/03/07(金) 22:00:20 :
- >>69さん ありがとうございます!!
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- 72 : 2014/03/08(土) 00:13:51 :
- 期待!
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- 73 : 2014/03/08(土) 04:37:18 :
- 期待っす
頑張ってください
-
- 75 : 2014/03/08(土) 08:39:07 :
- ー翌日ー
アルミン「今から訓練を始めるよ。馬術からしっかりしないと壁外では生きていけないからね」
アルミン、エレン、ミカサが中心となり、馬術の基本を叩き直した。
エレン「次は索適陣形についてだ。これはしっかり覚えてくれよ」
索適陣形は壁外で使うらしく新兵たちはきちんと頭に叩き込んだ。
そのあとも筋トレをしてその日は終わった。
ー夜ー
「・・・に・・・か」
「し・・・・う」
リヴァイはぼそぼそとした声に気づき、そちらへ向かった。
ある部屋のドアが少し開いていた。
リヴァイが覗いてみるとアルミンとエレンとミカサがいた。
エレン「だからって・・・!!壁外に!?」
アルミン「・・・うん」
どうらや次の壁外調査のことで揉めているらしかった。
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- 76 : 2014/03/08(土) 09:09:35 :
- エレン「アルミン・・・。いくらお前の作戦でも今回は拒否を提案する」
ミカサ「エレンの言う通り。・・・万が一壁外調査中に馬が足りなくなったときは、新兵を置いていくだなんて」
リヴァイ「!?」
驚いたリヴァイはがたっと音を立ててしまった。
エレンたちはその音に気づきこちらへやって来た。
エレン「あ・・・リヴァイくん」
エレンは悲しそうな顔で囁いた。
エレン「他のみんなには黙ってて。オレがなんとかするから・・」
リヴァイは迷った末頷いた。
ー壁外調査の日ー
アルミン「第42回壁外調査を開始する!進め!」
パカパカパカー
ーしばらく進むー
兵士「アルミン団長!巨人が多数襲来!左翼一部が機能していません!!馬を失った者もいます」
アルミン「ああ・・・。ベテランを優先に馬を渡せ」
兵士「ハッ!」
エレンとミカサは驚きアルミンを見た。
そのときだった。
誰かの声「助けてくれえええええ!」
エレンはぱっとそちらに移動した。
続いてミカサも。アルミンはくそ!と言ってから団長補佐に指揮を頼んで続いた。
エレン「今助ける!」
エレンは食べられそうだった新兵を助けた。ミカサも同じだ。
リヴァイ「エルヴィン!!ハンジ!!」
リヴァイの声が響いた。どうやらエルヴィンとハンジが捕らえられてしまったようだった。
リヴァイは我を忘れ、助けようとした。だが後ろにいた巨人に気づかず捕らえられた。
エレン「アルミン、ミカサ!いくぞ!」
アルミン「わかった!」
ミカサ「了解」
アルミン、エレン、ミカサは見事にリヴァイたちを救出した。ただし、リヴァイたちの身代わりとして自分たちが捕まった。
エレンたちもまた、大切な新兵が食べられそうなのを見て我を忘れてしまっていた。
逆の手が自分に伸びていることに気づけなかったのだ。
アルエレミカ「ぐっ!!」
リヴァイたちはエレンたちを助けようとした。
アルミン「だめ!僕らの馬に乗って行け!団長補佐に伝えろ!僕たちが食べられた。壁外へ帰還せよと」
アルミン「エレン!ミカサ!大好きだよ!!」
エレン「バカ!オレもだ!」
ミカサ「私も!」
三人の若き精鋭たちはそこで命を散らせた。
リヴァイたちは泣きながらアルミンの最後の伝言を団長補佐へ伝えた。
団長補佐は歯をくいしばって信煙弾を打った。
-
- 77 : 2014/03/08(土) 09:33:42 :
- 三人の死はすぐに壁内に知らされた。
誰もが悲しんだ。悲しまない者がいないくらい彼らは好かれていた。
リヴァイはエルヴィンとハンジと共に小さな墓石を建てた。
花を手向け、誓った。
リヴァイ「約束します。オレたちが必ず巨人をこの世から絶滅させる!」
エルヴィンとハンジも頷いた。
そしてこの10年後、壁が破壊され、巨人の駆逐を考える少年と幼馴染みの少年、少女に会うのはもう少し先のお話だ。
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- 78 : 2014/03/08(土) 10:08:46 :
- なるほど。
良い終わり方かな
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- 79 : 2014/03/08(土) 13:00:37 :
- 逆もありだなー!
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- 80 : 2014/09/17(水) 13:45:25 :
- 凄い... !( ☆∀☆)お疲れ様でした!
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- 81 : 2014/11/09(日) 17:46:47 :
- お疲れ!
あのさ、そしたらジャンとマルコと
エルド達ってすごい年にならない?
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- 82 : 2014/11/16(日) 22:04:00 :
- 動物さん。そうですよね~話が合わない
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- 83 : 2015/01/12(月) 21:31:42 :
- オモシロロロロロロロイ
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- 84 : 2017/06/20(火) 19:56:55 :
- は? 全然面白くないし。 つまんな過ぎ。 ツーン
(超面白い!!! え 何?? 神様ですかカカカか?????????
やばいー!! エレン兵士長、奴隷にしてくださいいいい!!! ドゲザァ!
エレンの笑い顔マジ最高ですううううううう!!!」
声に出てた。 恥ずかしい。//
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- 85 : 2017/08/04(金) 20:43:06 :
- 最高!
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- 86 : 2017/09/14(木) 07:13:41 :
- なんか、続くが見たくなってきた
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- 87 : 2018/08/07(火) 18:39:28 :
- 86番それな!
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- 88 : 2019/04/02(火) 15:31:40 :
- ちょ、チョッとしかおもしろくなかったからね!!(ツンデレ)
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