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ジャン「なぁ…マルコ聞いてくれ…」
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- 1 : 2014/02/26(水) 22:08:42 :
- シリアス、暗い話です
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- 2 : 2014/02/26(水) 22:23:20 :
- アルミン「第73回壁外調査を開始する!進めぇぇええええ!」
ーーーーーーー終了後ーーーーーーー
ガヤガヤおい団長がいないぞ?ガヤガヤドブ捨て兵団がきたぞぉwガヤガヤ
クソッデリカシーもくそもねぇ町民共が容赦ねぇ
文句を散弾みたいにぶつけて来やがる…
王への報告は誰が行くんだろうな?……俺かよ……クソッ
王「つまり次回の壁外調査は大規模に行い
ウォールマリアに大部隊を送る…と?」
ジャン「はい…」
王「もうよい、下がれ下がれ」
クソックソックソオォ無性に腹が立つ…
ーーーーーーーーー兵舎ーーーーーーーーー
ジャン「…」
眠れない…いつもそうだ、壁外調査の後はいつもこうなる…
眠れない時はある場所に行く
ジャン「行くか…」モソッ
トロスト区 ーーーー山奥ーーーー
ここには1つだけ墓がある、俺の作った墓だ
墓石にはこう書いた
ーー104期訓練兵団最も有能な指揮官ーー
ーーマルコ・ボットここに眠るーー
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- 3 : 2014/02/26(水) 23:06:13 :
- 雲に月も隠れ…真っ暗闇…墓石以外なにもないみたいだ…
空っぽだ…空っぽ…俺も心を空っぽに出来れば少しは楽かもな…
眠れない時はここに来てマルコに今まであったことなどを報告する
ジャン「今日壁外調査へ行ったんだ…報告もこれで16回目か
いつも見たいに暗い話だけだけどよ…
こうやってどこかに気持ちをぶつけないと壊れてしまいそうになる
だから…マルコ……聞いてくれ……」
ーーー850第54回壁外調査及びーエレン奪還作戦後ーーー
ーーーーマルコの墓前ーーーー
ジャン「よぉ、マルコ、久しぶりだな…聞いてくれ…
俺は初めて壁外調査へ行ったんだ…そこで
敵の知性巨人に遭遇したんだ…そして…
大丈夫だ…関わりが深かったやつは誰も死んでない
その知性巨人の正体はアニだったよ…
それから色々あってよ
ライナーは鎧の巨人、ベルトルトは超大型巨人だった…
ユミルも敵か味方か知らねぇが普通の巨人だった
…本当笑っちまうよなぁ…兵士の責任ダの何だの言ってた
くせに…あいつらが…あいつらさえいなきゃ…
お前も死なないでこんなクソ兵団に入らずに済んだのにな
………そろそろ行くよ…またな!マルコ」
ーーーーーー第59回壁外調査後ーーーーー
ジャン「よ、ぉお…っマ、ルコ」
ジャン「よぉ、お前に仲間がっ出来たぞ…」
ジャン「サシャがっ死んだ…んっだ
俺は右翼担当だったからしらねぇっけど
左翼で死んだらしい…仲良くしてくれ…」
サシャのエンブレムを墓石のしたに埋めた
ジャン「じゃあ…な」
ーーーーーー第60回壁外調査前ーーーー
ジャン「俺よ!分隊長に昇格したんだぜ!
討伐数33体、討伐補佐22体!気付けば
すごい量を駆逐してたぞーw
あとアルミンが団長に昇格したんだ!
長距離索的陣形を更に進化させた長距離変形型索的陣形を作ったんだ!
それは簡単に言うと小規模な陣形を3つ作り、索的の範囲を増やしたんだ!
この陣形を使うのはこれが初めてだどうなることやら…
まぁ行ってくるぜ!マルコ!」
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- 4 : 2014/02/26(水) 23:09:27 :
- あ、最後のところ
行ってくるぜ!マルコ、サシャ!に変換しておいて下さい
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- 5 : 2014/02/27(木) 00:14:09 :
- 期待っす!
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- 6 : 2014/02/27(木) 07:47:04 :
- ーーーーーー第60回壁外調査後ーーーーー
ジャン「よぉ…まル、こぉ」
ジャン「コニーが死んだ…よ
俺の目の前で…俺は分隊長だからよ、小規模な陣形を3つ作った時
右の陣形の団長見たいになるんだけどよ…
あいつ…本当にバカだからよ…陣形が理解出来なかった見たいだ…
俺が…ちゃんとあいつに陣形を教えていれば…
心のどこかで大丈夫だって」ポロポロ
ジャン「やっぱり…俺は指揮官になんて向いてねぇ…」ポロポロ
泣きながらコニーのエンブレムを墓石のしたに埋めた…
ジャン「最近俺が俺じゃないみたいなんだ」ポロポロ
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- 7 : 2014/02/27(木) 15:58:46 :
- ジャン「いつかベルトルトが言ってたんだ…
自分の意志が無ければ楽だって…その時は
ハァ?と思ってたけどよ本当そうだったんだ
自分の意志を捨て、空っぽの心になったら…
憎しみも怒りも…悲しみも込み上げて来ないらしい…
俺もそうなりたい…でもよっっっ!そんなの人じゃない
なぁマルコ教えてくれ!人間性を保ったまま壊れずにいられる方法を…
頼むよ…ううう、う…うわぁぁあああああ」ポロポロポロポロ
どれくらい泣いただろう?生まれて初めてこんなに泣いた
生きているもの…形あるものはいずれ壊れる…
だから…もうこれ以上人とは関わらず生きていくよ
ジャン「じゃあな…マルコ、サシャ、コニー…」ポロポロ
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- 8 : 2014/02/27(木) 17:30:10 :
- ーーーーーー第70回壁外調査後ーーーーーマルコ墓前ーーーー
ジャン「……」
無言で二つのエンブレムを墓石のしたに埋めた…
一つはミカサもう一つはエレンのだ
ジャン「ミカサとエレンが死んだ…」
ーーーー第70回壁外調査中ーーーーー
モブA「だ…団長!!前方に鎧の巨人だ!!!」
アルミン「っっ!?な…何で!?」
りヴァイ「アルミン!!後列が獣の巨人を発見した!」
ジャン「アルミン!!」
アルミン「ジャン!?右翼の団長は?」
ジャン「クリスタに任せてきた!それよりどうする!?
退却するか?どっちかと応戦するのか!?」
アルミン「それはs」
ミカサ「後列の調査兵が次々巨人化してる!」
リヴァイ「は?」
ミカサ「獣の中身が注射器を持ってあちこちの調査兵
にその薬を打って次々無知性巨人になっていってる」
ミカサ「左翼陣形の後列はほぼ全滅しt」ピカッッッッッ
リヴァイ「!?エレンか?」
ミカサ「エレン!!!」ビュウーーーン
アルミン「クソ!エレンが心配だ…全員!獣を止めろ!」
ジャン「ちょっと待て!鎧はどうするんだ」
アルミン「今は後回しだ!あいつの力は未知数だ!
野放しにすると更に被害が増える可能性がある!だk」
ジャン「ふざけんな!てめぇ!その間に鎧に壁壊された方が被害でけぇだろうが!」
ジャン「右翼陣形で鎧を仕留める!残り全員で獣を仕留めろ!」
アルミン「ジャン!待って!…行っちゃった」
ーーーーーー2時間後ーーーーー右翼陣形ーーーーー
ジャン「ハァハァハァ殺ったか…ライナー、ベルトルト
お前らが悪いんだぞ…うん…被害は?」
クリスタ「四割は…」
パン パン
ジャン「煙弾!獣の方からだ
撤退の煙弾だ帰るぞ!」
獣との戦闘は想像を絶したらしい
獣が巨人を呼んだが獣は襲われず周りの人間ばかり狙ったらしい
獣の唾液が人体に入ってその人が生きていたら巨人化するらしい
注射の中身は多分唾液だろう
獣側に向かったのは120人無事に帰ってきたのは
67人半分は死んだミカサとエレンもだ…兵長は今回の壁外調査で引退だ
ーーーー第70回壁外調査後ーーーーマルコ墓前ーーーー
ジャン「俺が…あの時皆と戦っていたら…選択を間違えなければ…」ポロポロ
ジャン「やっぱり俺は心を空っぽになんて出来ない…
なぁマルコ…現状を正しく認識する能力何てねぇし…
何をすべきかも分からねぇもう…選択をするのが怖えぇ」ポロポロ
ジャン「エレンがそっちに居るなら思いっきりブン殴ってやってくれ!」ポロポロ
ジャン「最後の最後までミカサに迷惑かけてよぉ…
ミカサの気も知らねぇでっっっ!」ポロポロ
ジャン「本当に死に急いだ…あいつに…
求めてた見返りもきっちり返さなかったエレン…
最後まで俺の気持ちに気付かなかったミカサ…」ポロポロ
ジャン「ゆっくり眠れや……」ポロポロ
ジャン「104期調査兵団は俺、クリスタ、アルミンだけ
になっちまった…じゃあなマルコ、サシャ、コニー、エレン、ミカサ」ポロポロ
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- 9 : 2014/02/27(木) 22:38:36 :
ーーーー第73回壁外調査前ーーーー墓前ーーーー
ジャン「俺もう心を空っぽにするとかやめたよ
壊れたら壊れたでその時はすぐ逝くからよ…もうなんも怖かねぇ
アルミンと親友中になった!自分でも意外だと思うよ
それにウォールマリアを奪還したらクリスタに告白するんだ!
最近壁外調査が無いからよ、ずっと三人で遊んでたんだ
訓練兵時代ぶりに心から楽しめたよ…
その時気付いたんだ俺…クリスタが好きだって…
だからよ…皆空から見といてくれや
…ハッ死亡フラグかってんだよな…まだ死にたかねぇよ
明日久しぶりに壁外調査へ行くんだ何人死ぬだろうな…
じゃぁなマルコ、サシャ、コニー、エレン、ミカサ」
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- 10 : 2014/02/27(木) 23:13:45 :
- ーーーー第73回壁外調査後ーーー
まただ…まただよマルコ俺はまた親友を失った
やっぱり無理だよ…目の前が霞む…半年ぶりか…
何で…何で!アルミン!絶対死なねぇって!
俺とクリスタ、お前の三人で遊んだとき言ったよな!?
絶対に…絶対に死なねぇって別に…お前だけじゃねぇぞ
目の前が霞む、鼻水まで出てきた
お前ら、全員!マルコも!!
マルコ「今日絶対生き延びて明日憲兵団になろうねっ」ニコッ
サシャも…
サシャ「私は絶対に死にません!!
もっと美味しいもの沢山食べるまで!」
コニーも…
コニー「俺新しい陣形理解できてないぜ
まぁ、でも?俺天才だから絶対死なねぇけどな」フン
ミカサも…
ミカサ「私は諦めない!何としても勝つ!
何としても絶対に生きる!生き延びる!」
エレンも…
エレン「外の世界を探検するまでは!何があっても!
ぜっっっっっっっっったい死なねぇ!」
アルミンも…
アルミン「死んでいった皆の為にも絶対に生き延びて
巨人を絶滅させないとね…
無意味な死であったとは…言わせない!絶対に!」
ジャン「うううっっっ」
今まで心の奥底にずっとしまっていた悲しみが
ジャンに容赦なく襲いかかってくる
親友を二度と失わないと…
お前みたいなやつをこれ以上作らねぇと
約束したのにな…なぁお前ら俺をほおっておいて
悲しみってのは耐性がつかねぇな畜生
いつまでお前らは俺を苦しめたら気が済むんだよ
な、俺はほんとに強い人ではなかったよ
滝みたいに涙がこぼれ落ちてきた
ずっと泣いた、今まで耐えてきたものが全て重なった
ジャン「うわぁぁぁああああああクゾッ!グゾッくっっっそがぁぁああ
なあ゛おい゛!?何で!な゛んでお前らわ゛兵士に゛なってごうかい(後悔)
わね゛ぇのか?!うわああああぁあぁあぁああ」ポロポロ
クリスタ「ジャン?」
ジャン「グリズタァ」ポロポロ
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- 11 : 2014/03/02(日) 21:30:26 :
- ジャン「俺ば!!!泣いでなんかねぇ!」ゴシゴシゴシゴシ
クリスタ「なにも言ってないから、と、とりあえず
落ち着いて!」
ジャン「」スーハースーハスーハースーハ
ジャン「ふぅ…なぁ?クリスタは悲しくねぇのか?」
クリスタ「え?」
ジャン「だってよ、お前だってアルミンと仲良かっただろ?」
クリスタ「そうだよユミルが居なくなった時も
ずっと泣いてたよ」
クリスタ「でもさずっと泣いてるとユミルに悪いでしょ?
ユミルは言ったんだ…ごめんなってユミルは最後の最後まで
私のことを守ろうとしてた…そうやって守られた
その命を無駄にしちゃダメだよ
マルコもアルミンもジャンに何かを託したんでしょ」
ジャン「…」
ーーーーーーーーー
ジャン「アルミン!アルミン!しっかりしろ!」
アルミン「君が…僕の次の…団長になってくれ…」
ジャン「冗談言うなよ!早く応急処置を」
アルミン「…人類の…翼を…任せたよ…」ニコッ
ジャン「アルミン!」
ーーーーーーーーーー
ジャン「…だよな」
マルコ…もうここにはこねぇ
誰か分からねぇほどしわしわのクソじじぃに
なってから直接お前に会いに行く…
クリスタ「ジャンーーーー?行くよーーーー」
ジャン「ちょっと待ってくれ!いまいく」
じゃぁな…マルコ…アルミン…皆…
しっかり巨人を絶滅させて…それから
会いに行くから…それまで待ってくれ
ジャン「クリスタ…」
クリスタ「何?」
ジャン「絶対に…絶対に生きて
ウォールマリアを奪還して…
巨人を絶滅させるぞ…」
それがお前らが俺に託したものだよな
お前らの死を無駄にはさせない
クリスタ「……うん!
ーーーーー 終わり ーーーーーー
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- 12 : 2014/03/02(日) 21:32:12 :
- これで終わりです
なんか最後グダってる気がします
こんなクズスレ見てくださってありがとうございました
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