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ミカサ「ありがとう///」ー絶望の中で見た小さな希望(光)

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  1. 1 : : 2014/02/24(月) 22:57:06


    注意
    ・亀更新です!
    ・初心者なので内容がおかしくなるかもです!
  2. 2 : : 2014/02/24(月) 23:26:52


    あっ!すいません!いい忘れましたが

    エレミカです!

  3. 3 : : 2014/02/25(火) 03:05:37
    待ってました!
    新作!!
    支援支援♪
  4. 4 : : 2014/02/25(火) 08:19:16
    >>3
    コメと期待ありがとうございます!

    すいませんw

    更新が遅くなるかもです!
  5. 5 : : 2014/02/25(火) 17:21:26


    ーシガンシナ区 844年ー


    ミカサ「イェーガー先生、私、ここからどこに向かって帰ればいいの?」

    ミカサ「寒い...」

    ミカサ「私にはもう、帰る場所がない。」



    エレン「・・・」


    ミカサ「?」


    エレン「やるよ、これ。」マフラーグルグル

    エレン「暖かいだろ。」


    ミカサ「・・・」

    ミカサ「...暖かい。」


    グリシャ「...ミカサ、私達の家で一緒に暮らそう。」


    ミカサ「え!?」


    グリシャ「辛いことがたくさんあった。君には休養が必要だ。」



    ミカサ(帰る...場所...)


    エレン「なんだよ...早く帰ろうぜ。」テヲニギル

    エレン「俺達の家に。」


    ミカサ「...!?」

    ミカサ「うん、帰る。」ナミダツー




    その時、忘れていた大切な何かに、優しい...火が灯った。


  6. 6 : : 2014/02/25(火) 17:24:14
    !!期待!!
  7. 7 : : 2014/02/25(火) 19:12:24
    >>6
    期待ありがとうございます!





    ー847年ー

    私はエレンとアルミンと共に訓練兵となった。

    私達はここで巨人を殺すための技術を身に付けるために訓練に

    日々励み生活していた。


    エレン「やっぱりパン固いな。」


    アルミン「そうだけど、食べれるだけありがたいと思わなきゃ。今は食糧難なんだよ。」


    エレン「だよな。」


    ミカサ「いくらパンが固くても、食べなきゃ生きていけない。」


    エレン「分かってるよ。」
  8. 8 : : 2014/02/28(金) 20:21:07
    続きまだか~?(楽しみダナ)
  9. 9 : : 2014/03/01(土) 18:44:12
    >>8
    長い間更新出来なくてすいません!

    これから更新していきたいと思います!

  10. 10 : : 2014/03/01(土) 18:55:20
    訓練兵になってからエレン達といられるのはわずかしかない。

    休日の日やこうした食事の時だけしかいられない。

    だから、あの頃が恋しくなる。




    ーシガンシナ区ー

    ミカサ「ねぇエレン。」


    エレン「なんだよ?」


    ミカサ「キスって知ってる?」


    エレン「きす?...知らねぇー。その言葉どこで聞いたんだ?」


    ミカサ「カルラおばさんから聞いた。」


    エレン「母さんが?」


    ミカサ「うん。」

    ミカサ「それは、好きな人とやることって言ってた///」


    エレン「へー。」

    エレン「あっ、そうだ。父さんなら知ってるかもな。」


    ミカサ「ホント?」


    エレン「おう!、じゃあ今日帰ってきたら聞いてみようぜ。」


    ミカサ「うん!」
  11. 11 : : 2014/03/01(土) 19:05:17


        ガチャ

    グリシャ「ただいま。」


    エレン「父さんおかえり。」


    ミカサ「おかえり。」


    カルラ「お帰りなさい。」







    ・ ・ ・ ・




    エレン「なぁ父さん。」


    グリシャ「どうしたエレン?」


    エレン「今日ミカサから聞いたんだけどさ、きすってなに?」


    カルラ(あらあら。)


    グリシャ「キスか...まぁそのうち分かることだろうけど、知りたいか?」


    エレン「うん!」



  12. 12 : : 2014/03/01(土) 19:50:00
    うおおお期待!!エレンとミカサが…的な展開!?(勝手な妄想)がんばってください!!!
  13. 13 : : 2014/03/01(土) 21:38:23
    >>12
    コメと期待ありがとうございます!

    頑張ります!















    グリシャ「じゃあ聞くが、それを今したいか?」


    エレン「え?だってそれは好きな人とやることなんだろ?」


    グリシャ「そんなことない、家族でもやってるとこは一応あるんだぞ。」


    エレン「そうなのか。」


    ミカサ「私、やる///」ボソッ


    グリシャ「え?」


    ミカサ「私、エレンとキスしたい///」


    カルラ(あらまぁ。)


    グリシャ「そ、そうか、じゃあエレンはどうする?」


    エレン「する前にきすってのをなにか教えてくれよ///それによっては俺、しないから///」


    カルラ(エレン、赤くなっちゃって。)


    グリシャ「じゃあ二人とも、こっちへ来て。」


    ミカサ「うん///」


    エレン「はやく教えろよ///」



       テクテク

    グリシャ「キスっていうのは、お互いの唇と唇を重ねることなんだよ。」


    エレン「唇...を///」


    ミカサ「重ねる///」

    ミカサ(エレンと唇を...重ねる///)


  14. 14 : : 2014/03/01(土) 22:08:31


    グリシャ「どうするエレン。やるか?」


    ミカサ「私は、したい///」


    エレン「ばか///そんなことするかよ///」


    ミカサ「しないの?」ショボン


    エレン「あたりまえだろ///そんなことできるかよ///」


    ミカサ「私は、エレンとなら...できる///」


    エレン「はぁー///意味わかんねぇーよ///」

    エレン「ていうか、お前は出来ても、俺はできない///」


    ミカサ「そう。」ショボン


    カルラ(エレン、照れちゃって。)

  15. 15 : : 2014/03/02(日) 10:52:06


    そんなこともあった。

    あの時のエレン、可愛かったな。

    キス出来なかったけど...

    あの頃は、楽しかった...

    けどもう、カルラおばさんは、いないんだよね。









       ~女子寮~

    クリスタ「ミカサってエレンの恋人?」


    ミカサ「エレンは私の家族。」


    クリスタ「え?もう? それは早すぎない///?」


    ユミル「クリスタ、お前の解釈のしかたがおかしいんだよ。」


    クリスタ「え?どういうこと?」


    ユミル「ミカサとエレンは兄弟だってことだよ。」


    クリスタ「あ~そういうことか。」


    ユミル「でもエレンとミカサって似てないよな。」


    ミカサ「血は、繋がってない。」


    ユミル(そういうことか。)

    ユミル「おいクリスタ、もう聞くのはやめろ。」


    クリスタ(いろいろあったんだ。)

    クリスタ「ゴメンね!なんか変なこと聞いちゃって。」


    ミカサ「大丈夫。」


    ユミル「じゃあもう寝るか。」


    クリスタ「そうだね。」

    クリスタ「おやすみ。」


    ミカユミ「おやすみ。」





    この何気ない日々も、あの頃を思い出させる。

    そのたびにあの頃に戻りたいと思ってしまう。

    このことをエレンが知ったらなんて言うんだろう。



  16. 16 : : 2014/03/02(日) 11:16:05


    肌を刺す冷たい風が吹く冬の日

    私は朝からエレンを見かけなかった。



    ミカサ「エレンがいない。」


    アルミン「僕も今日起きたときからエレンを見かけなかったんだよ。」





    私は外に飛び出した




    アルミン「ミカサ?」




    風が冷たい。

    こんな寒いなか外にいたら風邪をひいてしまう。

    ミカサ(エレン...どこにいるの?)



    ・ ・ ・ ・

    30分以上エレンを探したが見つからなかった。

    私は不安で胸が押し潰されそうだった。



  17. 17 : : 2014/03/02(日) 11:25:15


    私は不安と寒さを和らげるように首に巻いたマフラーに身をよせた。


    ミカサ(少し、休もう。)

    ミカサ(もう、エレンは訓練所に戻ってるかもしれない。)


    私は自分にそう言い聞かせることしかできなくなっていた。

    それは、寒さで体がいうことをきかなくなっていたからだ。

  18. 18 : : 2014/03/02(日) 16:28:08


    ミカサ(寒い...)


    私は泣いていた。

    もう二度と、エレンに会えないんじゃないかと...

    そう思っただけで、涙が止まらなかった。

    それから何時間経っただろう

    その時、私はいつも聞き慣れた声を聞いた。


    エレン「ミカサ?」


    エレン「ミカサ...なのか?」


    ミカサ「うん」ナミダポロポロ


    私は安堵した。



    エレン「なんでこんなとこにいんだよ、それに、なんでお前泣いてるんだ?」


    ミカサ「エレンを...探してた。」ナミダポロポロ


    エレン「俺を?」


    ミカサ「うん」ナミダポロポロ


    エレン「とりあえず...泣き止めよ。」









  19. 19 : : 2014/03/02(日) 17:58:08


    ミカサ「うん。」フキフキ


    ・ ・ ・ ・


    ミカサ「エレンは今まで、どこにいたの?」


    エレン「ちょっと散歩してた。」


    ミカサ「なにかあったの?」


    エレン「ちょっとな...」


    ミカサ「なにがあったの?」


    エレン「昔の事を思いだしちまってよ。」


    ミカサ「え?」


    エレン「だって、俺達は前に進まなきゃならねーだろ。」

    エレン「なのに俺は、あの頃に戻りたいって思ったんだ。」


    ミカサ「・・・」

    ミカサ「私も。」


    エレン「は?」


    ミカサ「私も、同じこと考えてた。」


    エレン「ミカサ...」


    ミカサ「もう私たちは、お互いの過去に戻れない。」

    ミカサ「そうでしょ。」


    エレン「ああ。」


    ミカサ「でも、分かっていても、そんなことばっか考えてしまう。」


    エレン「・・・」


    ミカサ「前に進まなきゃいけないのに...」



  20. 20 : : 2014/03/02(日) 18:23:38


    エレン「なぁミカサ。」


    ミカサ「なに?」


    エレン「今日、けじめをつけようぜ。」


    ミカサ「・・・」


    エレン「もう俺達は過去に振り返らない。」

    エレン「出来るか?」


    ミカサ「・・・」


    エレン「できないか?」


    ミカサ「エレン///」


    エレン「なんだ?」


    ミカサ「じゃあ最後に言わせて///」


    エレン「ああ。」


    ミカサ「あの時の、覚えてる///?」


    エレン「あの時?」


    ミカサ「キス///」


    エレン「///」

    エレン「そういえばそんなこともあったな///」


    ミカサ「あの時、結局できなかったよね///」


    エレン「...ああ///」


    ミカサ「続き...しよ///」


    エレン「はぁ///?」


    ミカサ「私は...できる///」

    ミカサ「エレンとなら///」


    エレン「なんでだよ///?」


    ミカサ「それは///...」







  21. 21 : : 2014/03/02(日) 18:32:15


    ミカサ「だって、キスって好きな人とやることだから///」


    エレン「ミカサ...」


    ミカサ「だから私は///...エレンと///...」


    エレン「ミカサ。」


    ミカサ「なに///?」


    エレン「家族でも、愛情表現としてやるとこってあるんだよな///」


    ミカサ「うん///」


    エレン「じゃあ今日のけじめの印として...するか///?」


  22. 22 : : 2014/03/02(日) 18:44:25


    ミカサ「ほんとに///?」


    エレン「だって俺達、家族...だろ///」


    ミカサ「うん///、だけど私はエレンの事が///...」


    エレン「どっちでもいいだろ///」

    エレン「外国では日常茶飯事らしいからな///」


    ミカサ「うん///」ドキドキ


  23. 23 : : 2014/03/02(日) 19:03:28


    エレン「じゃあ目...閉じろよ///」


    ミカサ「うん///」ドキドキ

    ミカサ(エレンと...///)



        チュッ



    エレン(...///)

    エレン「ほら、もういいだろ///帰るぞ///」


    ミカサ「///」

    ミカサ「ねぇエレン///」


    エレン「なんだよ/// もうやらねーぞ///」


    ミカサ「あの時、私を助けてくれて、ありがとう///」

    ミカサ「私のわがままをきいてくれて、ありがとう///」


    エレン「...おう///」










    それからエレンは訓練所に着くまで、顔をみせてくれなかった。








  24. 24 : : 2014/03/02(日) 19:10:05
    エレミカ~!!最高だぜ!!
  25. 25 : : 2014/03/02(日) 19:10:43


    なんか短くなっちゃったけど終わりです。

    パット見急な展開ですがw


    終わり
  26. 26 : : 2014/03/02(日) 19:12:07
    >>24
    コメありがとうございます!

    自分もエレミカ好きです!

  27. 27 : : 2014/03/03(月) 10:29:29
    おお!素晴らしい!!
    エレミカ好きにはたまりませんな!(笑)
    次作も期待です!!
  28. 28 : : 2014/03/03(月) 19:13:24
    >>27
    コメありがとうございます!

    そういってもらえるととても嬉しいです!

    ありがとうございます!

    これからも頑張ろうと思います!
  29. 29 : : 2014/03/03(月) 21:32:48
    »28頑張って!
  30. 30 : : 2014/03/04(火) 14:52:19
    >>29
    コメありがとうございます!

    頑張ります!
  31. 31 : : 2014/03/27(木) 23:28:19
    久しぶりにキュンとしました!

    エレミカいいですね~(o^-^o)

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sennonaihu

十三夜ノ月

@sennonaihu

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