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このSSは性描写やグロテスクな表現を含みます。

希望と絶望

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  1. 1 : : 2014/02/24(月) 18:45:15
    Ymir

    誰もがお前みたいに強い訳じゃないんだよ
    もうつらい。お前と一緒にいるのすら嫌になってくんだよ
    私なんかお前と一緒にいれるような奴じゃないんだよ。お前はわかってないんだ。
    私がお前を好きな理由がわかったよ。
    どうしてこんなに痛いのかわかったよ。
    もうわかったよ、わかったからやめてくれ。
    優しくしないでくれよ。
    消えたくても死にたくても出来ないんだよ
    なんでお前の顔が浮かんでくるんだよ
    邪魔しないでくれ…
  2. 2 : : 2014/02/24(月) 18:48:40
    Christa

    初めは同じだった

    ずっとずっとそばにいたかった

    笑いあっていたかった

    だけど少しずつ離れていって

    すれ違っていって

    そばにいたくても…いれなくて

    泣きたくて

    叫びたくて

    死にたくなって

    素直になれずに

    時間が経って

    どんなに走っても走っても

    追いつけなくて

    どんどん距離が遠くなっていって

    自分を偽って

    体を嘘で固めて

    本当の私ってなんだっけ?

    本当の私はどんな性格だっけ?

    自分の気持ちにも嘘ついて

    「大嫌いだ」って

    そんな訳ないのにそう思って

    近付かないようにして

    自分から距離とって

    1人で泣いて、拒んで、離れて

    それでもあなたは話しかけてくれて

    笑っていて

    …本当はあなたの気持ちに気付いてる

    知らないふりをする

    嘘ばっか言って

    それでもいいから

    嫌われても…いいから

    最後の日にはあなたに一言伝えたい

    「ありがとう、大好き」って
  3. 3 : : 2014/02/24(月) 19:09:16
    come back in the past


    ジャン「お前ら…こんなとこでいちゃいちゃしてんじゃねーぞ」

    ユミル「お?彼女がいないからって嫉妬か?」ニヤニヤ

    ジャン「あぁ!?」

    クリスタ「ちょっと…2人とも…落ち着いてよ」オロオロ

    ユミル「さすが女神だ!」ギュッ

    クリスタ「もーユミルー」ニガワライ

    ジャン「少しは人目というものを気にしろよ…」

    ユミル「…私達以外には誰もいないが?」

    ジャン「いや、俺は?」

    クリスタ「ジャンなら別に…」ネ?

    ユミル「だな」ウンウン

    ジャン「ちっくしょぉぉぉぉ見せつけやがってぇぇぇぇぇ」ダダダッ

    クリスタ「行っちゃった…」

    ユミル「まー気にしちゃいけねーな」



    こんな些細な日常が楽しくて楽しくて…
    毎日が楽しみだったなぁ
  4. 4 : : 2014/02/24(月) 19:24:46
    どうしてあんなことになったんだろう…
    何がいけなかったのだろうか
    ただ幸せを願っただけなのに

    クリスタ「ック…ウッ…ッヒック…」ポロポロ

    ユミル「…」

    クリスタ「ユッ…ミル…さっきまで…エレン達と…話してたよね…?」ヒック

    ユミル「…あぁ」

    クリスタ「ック…ね…寝ちゃったのかな…?起こさないほうがいいよね…ヒック」

    ユミル「…クリスタ」

    クリスタ「…言わないで…こんなこと気休めになってないことくらいわかってる…から」

    ユミル「…そうか」

    クリスタ「あ…あはは…もしかして、夢なんじゃないの…?」

    こいつは今更なにを言ってるんだ
    夢なわけないだろうが
    そう言おうとしたが口をつぐむ
    そうだ、こいつにとってもつらいことなんだ
    私よりも何倍も何倍も…

    ユミル「これで少しは…やりやすくなったな」

    クリスタ「まだ…やらなきゃいけないの?」ヒック

    ユミル「仕方ない事なんだ。きっとまた会えるさ」

    クリスタ「そんなこと言ったって…こんなのって…自分勝手じゃない!?」

    ユミル「じゃあお前は今のままでいいのかよ」

    クリスタ「それは…」

    ユミル「誰だって自分勝手なもんさ。気にすんなよ」

    クリスタ「…うん…」
  5. 5 : : 2014/02/24(月) 21:33:48
    面白いですなぁー
    頑張れ
    期待します
  6. 6 : : 2014/02/24(月) 21:38:21
    スッ…と私は立ち上がる。
    そして、クリスタもそれに合わせて立つ。

    ユミル「次、いくぞ」

    それだけ告げて私は歩き出す。
    後ろで足音に混じって嗚咽が聞こえる。
    あぁ、やっぱり辛いんだな。改めて感じた。
    本当にすまない。

    クリスタ「これで終われるかな?」

    ユミル「それはわからない。けど、やる価値はあるだろうな」

    クリスタ「そう…」

    ぷつんと会話が途切れる。
    凍てついた空間の中で心臓が高鳴る音が聞こえる。
    それは期待と緊張がいりまじったような感情だ。
    今度こそ。

    ユミル「今、エレンとジャン、マルコ…か」

    クリスタ「うん」

    ユミル「次はアルミンだな」

    クリスタ「そう…だね」




    クリスタ「う…」

    ユミル「いやー死体を何回も見んのはやなもんだな」

    クリスタ「まぁ…ね」

    ユミル「んー次はーベルトルさんかねぇー」



    ベルトルト「ん、ユミルとクリスタじゃないか」

    クリスタ「ベルトルト、こんにちは」

    ユミル「よおベルトルさん」

    ベルトルト「やあ」

    ここまでくると少し慣れてきて余裕ができてくる。
    大丈夫だ、2人なんだから。

    クリスタ「ごめんね」スッ

    ベルトルト「うわっ!」サッ

    ベルトルト「なんなんだ!?」

    ユミル「こっちもだ!」

    ベルトルト「くそっ!」ガリッ

    え…?なんでこいつ…
  7. 7 : : 2014/02/24(月) 21:42:22
    …タ…スタ…!クリスタ!!
    ん…?あれ?私はベルトルトを…

    クリスタ「え?」

    ミーナ「起きた!」

    エレン「よかった!クリスタ!!」

    クリスタ「エレ…」

    【やめろっ!クリスタ!!】

    【俺、何かしたか!?】

    【やめろ!くるな!!】

    クリスタ「う…うわぁぁぁぁ!!!」

    エレン「クリスタ!」
    ガラッ

    ユミル「クリスタ!?」ハアッハア…

    クリスタ「ユ…ユミル!!私…!私!!」

    ユミル「記憶あるか?」

    クリスタ「う…うん」ハァハァ

    ユミル「お前ら悪いが2人にしてくれないか?」

    エレン「おう」

    ミーナ「お大事にね」
    ガラッ
    ユミル「良かった…1人は寂しいから…」ギュッ
  8. 8 : : 2014/02/24(月) 21:48:41
    クリスタ「…!」

    そうだった。1番苦しんでいるのはユミルだった。
    ずっと1人だったのだから。
    私は何を甘えているんだ。
    しっかりしろ、クリスタ・レンズ。

    ユミル「あれでも駄目か」

    クリスタ「んーどうすれば…」

    ユミル「そうだなぁ…」

    クリスタ「てか…ベルトルト反則でしょ…」

    ユミル「本当だ!なんなんだあいつ!」

    クリスタ「ねぇ、もう一回やってみない?」

    ユミル「何言って…! なるほど…いけるかもな」

    クリスタ「ね?」

    そう、私たちは相手の弱点がわかっている状態で始められる。
    こんな幸運はあるだろうか。
    これならいける。

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