この作品は執筆を終了しています。
パラレル〜奴らのいない世界を目指して〜
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- 1 : 2014/02/17(月) 20:27:26 :
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どうも√247です!!
エレサシャやリヴァサシャを書かせていただいてます。
いつも恋愛ものを書いているので、今回は少し違ったものを書いてみたいと思います。
慣れてないので下手ですが、読んでもらえたら幸いです。
よろしくお願いします!!
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- 2 : 2014/02/17(月) 20:50:28 :
ー巨人掃討作戦ー
うわー巨人が来るぞー!!
殺せ!!
奴らをこれ以上中に入れるな!!
エレン(……なんだこれは……)
ジャン「くそっ、マルコ……」
ライナー「マルコは勇敢な兵士だった……やつの分まで生きて巨人を絶滅させるぞ!!」
ジャン「あぁ、必ず!!」
エレン(……あぁ、今俺は戦場にいるのか……)
コニー「くそっ、もう巨人が中まで入ってきてる」
サシャ「巨人の数が多すぎます!!」
ベルトルト「くっ、どうするライナー!!」
ライナー「どうするって言ったって……やるしかねえだろ!!」
エレン(……みんな、必死に戦ってる……)
クリスタ「でも、もう生き残ってるのは私たちだけだよ!!」
ユミル「この人数じゃ……もう……」
ライナー「俺たちは兵士だろ!!最後まで諦めるな!!」
エレン(なんだこれ……もう俺らしかいねえのか??)
アルミン「みんな待って!!作戦を考えた!!」
アルミン「少し集まってくれ」
一同「」サッ
アルミン「まずは……」
エレン(……アルミン?あぁ、あいつが作戦立ててんのか……昔から頭いいもんな)
ミカサ「……て」
エレン(……ミカサか?なんか言ってる……でもよく聞こえねぇな)
ミカサ「……ンお……て」
エレン(なんだよミカサ、聞こえねぇってば)
ミカサ「……レン起きて」
エレン(ん??起きて……何のことだ??)
ミカサ「エレン起きて!!」
エレン「はっ!!」
ミカサ「エレン、問題当てられてる」
エレン「なんだ問題って……」
ミカサ「今は数学の授業中……」
エレン「……」
エレン「はっ!!!!」
リヴァイ「エレン、なに俺の授業で寝てるんだ??」
エレン「すみません!!」
リヴァイ「エレン、お前は放課後職員室まで来い」
リヴァイ「授業を続ける」
ミカサ「エレン、授業中寝るのはよくない」
エレン「わりい……」
エレン(さっきのはなんだったんだ??)
エレン(……夢??何にせよ授業中に夢見るほど寝ちまうなんて……)
エレン(俺も疲れてんのかな??)
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- 3 : 2014/02/17(月) 20:52:59 :
- 期待
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- 4 : 2014/02/17(月) 21:11:06 :
すみません、ー巨人掃討作戦ーっていうところはないものでお願いします!!
よく考えたらいらないので…
お願いします!!
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- 5 : 2014/02/17(月) 21:17:36 :
放課後
エレン「ふぅ、リヴァイ先生に怒られちまった……」
エレン(それにしてもなんだろうあの夢……知り合いたくさん出てきたけど……)
ミカサ「エレン!!」ヒョイ
エレン「うぉ!!ミカサ……今日は先帰ってていいって言ったのに」
ミカサ「私だけではない、アルミンもいる」
アルミン「遅かったねエレン!!」
エレン「そりゃ怒られてたからな……てか、結構遅い時間なんだから先帰ってろって」
ミカサ「やっぱり3人で帰らないと……」
アルミン「そうだよエレン!!僕たち親友じゃないか!!」
エレン「……そうだな。サンキューな2人とも」
ミカサ「うん///」
アルミン「じゃあ帰ろうか」
-
- 6 : 2014/02/17(月) 21:29:50 :
アルミン「それにしてもリヴァイ先生の授業で寝るなんて、エレンもなかなか強者だね!!」
エレン「なんだかわかんねぇけど寝ちまってた」
ミカサ「エレン夜更かししてない??早く寝ないとダメでしょ??」
エレン「うるせーな、俺はお前弟でもなんでもねぇ!!」
ミカサ「」シュン
アルミン「ははは……」
アルミン「じゃあ僕はあっちだから、またね!!」
ミカサ「私もこっちだから、じゃあねエレン、アルミン」
エレン「おいミカサ!!俺とお前は同じ家だろ??」
アルミン「??」
ミカサ「……///」
ミカサ「そ、それはつまり……泊まりに来いということ??///」
エレン「はあ??何言ってんだ!?」
エレン「俺とお前は元々一緒に住んでるだろ!!」
ミカサ「!!??///」
ミカサ「……私はもう死んでもいい///」バタン
アルミン「ちょっ、ミカサ!!大丈夫??」
エレン「どーしたこいつ??」
アルミン「それは僕のセリフだよ!!ミカサとエレンは別々の家でしょ??」
エレン「は??ちげーよ俺とこいつは一緒に住んでる!!」
アルミン「エレン今日変だよ。昨日は3人でミカサの家に行ったじゃないか」
エレン「何言ってんだアルミン、ミカサんちは……」
ミカサ「」ムクッ
アルミン「あっ、ミカサ!!」
ミカサ「……わ、私はまだ心の準備ができていない……ので、今日は帰る!!」ダダッ
エレン「あ、おい!!」
アルミン「きっと今日はエレンも疲れてるんだよ。家帰ってよく休みな」
アルミン「じゃあねエレン」
エレン「おい!!」
エレン「くそっ、何がどうなってる!!」
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- 7 : 2014/02/18(火) 00:23:00 :
- 期待ッ
-
- 8 : 2014/02/18(火) 11:59:45 :
エレン「……ただいま」
カルラ「あぁ、おかえりなさいエレン!!」
エレン「……」
カルラ「どうしたのボーッとしちゃって、エレンらしくないわね」
エレン「なぁ母さん……ミカサって俺と一緒に住んでなかったっけ??」
カルラ「なに言ってるのエレン??」
エレン「いや、なんだかそんな気がするんだ」
カルラ「もう!!授業中寝てたでしょ!!寝ぼけてるのよ!!」
エレン「……そうなのかな」
カルラ「早く夕飯食べちゃいなさい」
エレン「うん……」
グリシャ「エレン、どうした??なんだかひどく疲れているようだが」
エレン「うん……なんだかおかしいんだ」
グリシャ「言ってみなさい。父さんは医者だぞ」
エレン「今日変な夢を見たんだ。巨人と戦う……みんないた。ミカサもアルミンも」
エレン「その夢を見てから変なんだ。ミカサと俺は一緒に住んでた気がする。夢を見てからそう思うようになった」
グリシャ「ふむ……病気ではなさそうだが」
グリシャ「お前の潜在意識の中になにかあるかもしれん。酷くなるようならまた言いなさい」
エレン「うん。ありがとう父さん」
-
- 9 : 2014/02/18(火) 12:40:40 :
夜
エレン「はぁ……」
エレン(なんだか今日は変な日だったな……)
エレン(気持ち悪い……寝よう)
エレン「」zzz
アルミン「……いいかい??人数があまりにも少ないってことを考えたとき、もうこの作戦しかない!!」
ライナー「アルミンの作戦でいこう!!」
ベルトルト「もうこれ以上の作戦は出ないよ!!」
エレン(あぁ、またこれか……)
アルミン「でも……みんな死んでしまうかもしれない……」
アニ「それはみんな同じ。全員が同じリスクを背負っている」
クリスタ「アニの言う通りだよ!!みんなで力を合わせればきっとうまくいくよ」
アルミン「ありがとうみんな」
エレン(みんな死ぬのか?……いや、これは夢だ……大丈夫だろ)
アルミン「じゃあ班編成をする……けど、僕の判断で決めていいのかな……」
ミカサ「大丈夫。アルミンには正解を導く力がある……自分を信じて」
アルミン「……うん。分かった!!」
エレン(ん??ミカサもいるのか……)
アルミン「じゃあみんなよく聞いて!!」
アルミン「これから陽動班、討伐班、補佐班に別ける」
アルミン「陽動班はコニー、サシャ、クリスタ、ユミル」
アルミン「討伐班はミカサ、ライナー、ベルトルト」
アルミン「補佐班はジャン、アニ、そして僕だ」
エレン(ははっ、アルミンすげーな)
アルミン「陽動班のみんなには申し訳ない……君たちが一番リスクが高い……」
サシャ「大丈夫ですよ!!そのあときっちりミカサたちが決めてくれますから」
コニー「ま、俺天才だから巨人をまとめておびき出してやるよ」
クリスタ「……でも、ちょっと怖い……」カタカタ
ユミル「クリスタは私が守ってやるよ!!」
エレン(なんだかみんな強そうだな……)
アルミン「そして、最も重大な役割を持つのが討伐班の3人だ」
アルミン「能力的に上位の3人にやってもらうけど……君たちの腕にかかってる……プレッシャーをかけてごめん」
ライナー「まぁとにかくうなじを削げばいいんだ!!安心しろ!!」
ベルトルト「こっちにはミカサがいるしね」
ミカサ「……」
エレン(ミカサやっぱり強いんだな)
アルミン「そして補佐班……万一討伐班が失敗した時は……僕たちで全て決まる」
ジャン「まぁあいつらが失敗するわけねーけどな!!」
アニ「私たちは大丈夫」
アルミン「ありがとう!!」
エレン(……夢にしては随分リアルだよなこれ)
アルミン「よし、じゃあ行こう!!」
一同「おぉーーー!!!!!」
ダッ
カルラ「エレン!!起きなさい!!朝よ」
エレン「ん??」
カルラ「遅刻するわよ」
エレン「長い夢だ……」
エレン(全然寝た気がしねぇな)
エレン「行ってきます」
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- 10 : 2014/02/18(火) 17:32:03 :
- \(゜ロ\)(/ロ゜)/
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- 11 : 2014/02/19(水) 18:31:31 :
- 期待してます
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- 12 : 2014/02/20(木) 19:05:36 :
リヴァイ「今日も1日しっかりやれ。以上だ」
きりーつ、れーい
エレン「よっしゃー!!一時間目は体育だぁ!!!!」
アルミン「やっぱり体育になると元気だね」
ミカサ「……///」
ミカサ(エレンと一緒に住む……エレンと一緒に住む……エレンと一緒に住む……///)
-
- 13 : 2014/02/20(木) 21:36:56 :
よーしいくぞー!!
わーきゃー!!
うわぁ!!
エレン「ドッヂボールか!!腕がなるぜ!!」
エレン「こっちのチームは俺だけか!!ちょうどいいハンデだ!!」
敵「こい!!」
エレン「いくぞぉぉぉ!!」
ピキーーーン
エレン「うっ……頭が……割れそう……意識が……う……」
バタン
エレン!!
おい大丈夫か!?
保健室に運べ!!急げ!!
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- 14 : 2014/02/21(金) 06:42:45 :
- 急げ!!
-
- 15 : 2014/02/21(金) 06:42:54 :
- 期待です!
-
- 16 : 2014/02/22(土) 09:00:53 :
- 続き期待です!
-
- 17 : 2014/02/22(土) 17:58:39 :
- わくわく
-
- 18 : 2014/02/23(日) 10:22:15 :
- 期待(*^_^*)
-
- 19 : 2014/03/01(土) 18:52:12 :
- 続きはよ書かんかいダズ
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- 20 : 2014/03/01(土) 22:46:48 :
- お待たせして申し訳ありません!!
テスト期間終わったんで書きたいのですが、展開を考え中です…。
しばしお待ちください!!
-
- 21 : 2014/03/02(日) 11:52:46 :
- テストお疲れ様!
-
- 22 : 2014/03/04(火) 16:59:22 :
コニー「よし!!陽動班行くぞ!!」バッ
サシャ「行きますよー!!」
クリスタ「怖いけど……行かなきゃ!!」
ユミル(クリスタは私が守る……)
エレン(……またこれか……)
陽動班の皆は抜群のコンビネーションで
巨人たちをうまく動かしてる
アルミン「いいぞ四人とも!!」
ライナー「やっぱり何年も共に訓練してきただけあるな」
アルミン「よし!!討伐班行ってくれ!!」
ミカライベル「」ババッ
エレン(みんなすげぇな……)
ミカサ「はっ!!」
ズバババッ
ミカサは同時に二体の巨人を倒した
ジャン「さすがミカサだな!!」
アルミン「ミカサはやっぱり別格だね」
ライベル「ふん!!」
ズバッ
ライナー、ベルトルトも共に一体ずつの巨人を倒した
コニー「やっばすげーなあいつらは」
サシャ「だてにトップスリーじゃありませんよ!!」
エレン(このままなら倒せるんじゃねぇか!?頑張れ!!)
-
- 23 : 2014/03/04(火) 17:56:22 :
コニー「よし、俺たちももっと巨人たちを引き付けるぞ!!」
サシャ「はい!!」
ババッ
ガシッ
サシャ「!?」
サシャ「あ……あぁ……」
エレン(!?)
ユミル「サシャが巨人に捕まったぞ!!」
コニー「今行くぞサシャ!!」
ビューン
サシャ「あ……やめ……怖いぃ……」
巨人が今にもサシャを食おうとする
ズバッ
コニー「サシャ!!逃げるぞ!!」サッ
サシャ「はいぃ!!」
バクッ
コニー「!?」
ズザザー
コニー「くっ……」
サシャ「コニー!!」バッ
サシャ「そ、そんな……右足が……」グスッ
エレン(そ、そんな……)
アルミン「ジャン!!サシャを!!」
ジャン「任せろ!!」バッ
サシャ「コニー!!しっかりして下さい!!一緒に逃げますよ!!」
コニー「ハァ……ハァ……。もう俺は無理だ……早く逃げろ……」
サシャ「嫌です!!私がコニーを背負いますから!!」
ジャン「サシャ!!」ビューン
サシャ「ジャン!!コニーを助けてください!!」
ジャン(……いや、これはもう……)
サシャ「ジャン!!」
コニー「……早く逃げろ!!巨人が……来てるぞ」
ジャン「……くっ」
ガシッ
サシャ「離して下さいよジャン!!まだコニーが!!」
コニー「ジャン……あとは頼むぞ……」
ジャン「……あぁ」
バッ
サシャ「嫌や!!コニーーーー!!!」
巨人が右足のないコニーを掴み上げた……
コニー「……かぁちゃん……みんな……」
パキッパキッ
ゴクン……
エレン(う、嘘だろ……)
サシャ「うっ、うっ……コニー……すみません」グスッ
ジャン「……すまねぇ」
サシャ「ジャンのせいじゃありませんよ……」
サシャ「早く……持ち場につきましょう……」
ジャン「あぁ……」
アルミン「くっ、また1人仲間を失った……」
アニ「あいつは、自分の役目を果たした……あいつの分も戦おう……」
アルミン「うん……」
-
- 24 : 2014/03/04(火) 18:08:31 :
ミカサ「はぁぁっっ!!」
ズバズバズバッ
ザッ
ミカサ「はぁ、はぁ……」
ライナー「ミカサ、だいぶ息が上がってるぞ……」
ベルトルト「なるべく刃とガスを温存するためにできるだけ3人で戦おう」
ビューン
クリスタ「みんな!!」
ユミル「……コニーがやられた」
サシャ「私のせいです……」
ライナー「くっ……」
ベルトルト「でも、だいぶ巨人は減ってる……大丈夫だ!!」
アルミン「みんな……無理はしないでくれ……」
アルミン「自分の命が危ないと思ったらすぐに逃げてくれ……」
アルミン「……あと……提案がある……」
アルミン「……」
ミカサ「言ってみて……アルミン」
アルミン「……これからは……仲間が捕まっても……助けに行かないでくれ……」
ジャン「はぁっ??てめぇふざけんじゃねぇぞ!!」ガシッ
ミカサ「ジャンやめて。アルミンにも考えがある」
アルミン「……二次被害を出さないためだ……コニーの死は無駄にできない……」
アルミン「助けに行って……2人とも助かる確率は低いから……」
一同「……」
ライナー「……まぁ要するに掴まんなキしきゃいいんだ!!」
ライナー「違うかみんな!!」
ベルトルト「ライナーの言う通りだ!!」
ジャン「……そうだな……」
アルミン「みんな……」
ミカサ「大丈夫……アルミンには正解を導く力がある」
エレン(……)
ユミル「ここで話しててもしょうがねぇ!!行くぞ!!」
バッ
サシャ「討伐班のみなさんお願いします!!」
バッ
クリスタ「行こう!!」
バッ
-
- 25 : 2014/03/05(水) 10:15:52 :
ビューン
ユミル「おい、あっちに3体いるぞ!!」
ユミル「私が右、クリスタが真ん中、サシャが左を引き付けるぞ!!」
サシャ「はい!!」
クリスタ「うん!!」
シュパッ
ビューン
ライナー「よし、俺らも行くぞ!!」
ベルトルト「うん」
ミカサ「分かった」
シュパッ
ビューン
ユミル「おい討伐班!!さっさと殺せ!!」
ミカサ「はっ!!」
ライナー「ふん!!」
ベルトルト「ふん!!」
ズババッ
サシャ「さすがですね!!」
ガシッ
クリスタ「キャー!!」
ユミル「クリスタ!!」バッ
ベルトルト「ユミル!!」ガシッ
ユミル「てめぇ止めんじゃねぇ!!クリスタが食われちまうだろうが!!」
ベルトルト「アルミンの言ったことを忘れたのか!?コニーの死を無駄にするな!!」
ユミル「クリスタを見捨てるわけにはいかねぇんだ!!」バタバタ
ライナー「俺が行く!!」バッ
ベルトルト「ライナー!!」
ライナー「……すぐ戻る!!」
ビューン
ベルトルト「ライナー!!」
エレン(早く覚めてくれ……見たくねぇ……)
クリスタ「あぁ……もう、死ぬのかな……」
ズバッ
ライナー「大丈夫か!?」
クリスタ「ライナー!!」
ライナー「逃げるぞ!!」バッ
プシュゥゥ
ライナー「!?」
クリスタ「ライナー……もうガスが……」
ライナー「くっ……クリスタ!!1人で逃げてくれ!!」
クリスタ「嫌だ!!」
ライナー「ガスが無い以上もう無理だ」
ビューン
ベルトルト「ライナー……ガスが……」
ライナー「ベルトルト!!クリスタを連れて逃げろ!!」
ズシーン
ズシーン
ライナー「もう巨人が来てる!!」
ベルトルト「僕があいつを倒す!!」バッ
ライナー「おい、ベルトルト!!1人じゃ危険だ!!」
ビューン
ベルトルト「はっ!!」
ズバッ
ベルトルト「よし!!倒した!!」
ガシッ
ベルトルト「しまっ……もう一体いたのか……」
ライナー「ベルトルトーーー!!!」
バクン
ライナー「くっ……」
ヒョイッ
ライナー「クリスタ!!」
クリスタ「あ、あぁ……ライナー……」
ユミル「クリスタを離せぇ!!」
バクッ
ユミル「こ、こいつ……どこから……」
バクン
クリスタ「ユミルーー!!」
バクン
ライナー「みんな……くそッ!!」
バクン
エレン(みんな……死んでいく……)
-
- 26 : 2014/03/05(水) 10:29:42 :
アニ「アルミン……もう5人しか残ってない」
アルミン「残っているのは、僕とジャン、アニ、サシャ、そしてミカサか……」
サシャ「もう……無理ですよ……みんな……」グスッ
ジャン「くそッ!!」
アニ「……」
アルミン(さすがに……人が死に過ぎた……このままじゃ……)
ミカサ「ねぇアルミン」
アルミン「??」
ミカサ「残りの巨人はおよそ10体……この巨人を倒せれば帰れる……違わない??」
アルミン「……そうだけど……さすがにこの人数で10体の巨人を倒すのは……」
ミカサ「……私は、強い……すごく強い!!」
ミカサ「……ので、私は10体もの巨人どもを蹴散らすことができる……例えば1人でも……」
ミカサ「あなたちは腕が立たないばかりか……臆病で、腰抜けだ……」
ミカサ「とても……残念だ……そこで指をくわえたりしていればいい……くわえてみてろ!!」
サシャ「……だってみんな死んじゃったんですよ!!」
ミカサ「仲間の死を……無駄にしたいのなら……そのまま泣いていればいい……」
ミカサ「戦わなければ……勝てない!!」バッ
ビューン
アルミン「ミカサ!!」
エレン(……ミカサ!!)
-
- 27 : 2014/03/05(水) 10:30:31 :
アニ「アルミン……もう5人しか残ってない」
アルミン「残っているのは、僕とジャン、アニ、サシャ、そしてミカサか……」
サシャ「もう……無理ですよ……みんな……」グスッ
ジャン「くそッ!!」
アニ「……」
アルミン(さすがに……人が死に過ぎた……このままじゃ……)
ミカサ「ねぇアルミン」
アルミン「??」
ミカサ「残りの巨人はおよそ10体……この巨人を倒せれば帰れる……違わない??」
アルミン「……そうだけど……さすがにこの人数で10体の巨人を倒すのは……」
ミカサ「……私は、強い……すごく強い!!」
ミカサ「……ので、私は10体もの巨人どもを蹴散らすことができる……例えば1人でも……」
ミカサ「あなたちは腕が立たないばかりか……臆病で、腰抜けだ……」
ミカサ「とても……残念だ……そこで指をくわえたりしていればいい……くわえてみてろ!!」
サシャ「……だってみんな死んじゃったんですよ!!」
ミカサ「仲間の死を……無駄にしたいのなら……そのまま泣いていればいい……」
ミカサ「戦わなければ……勝てない!!」バッ
ビューン
アルミン「ミカサ!!」
エレン(……ミカサ!!)
-
- 28 : 2014/03/05(水) 10:31:30 :
ごめんなさい!!
名無しになっていた上二つ同じの投稿してしまいました!
すみません
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- 29 : 2014/03/05(水) 10:34:55 :
ジャン「おい、お前ら!!仲間を1人で死なせる気か!?」
ジャン「行くぞ!!」バッ
アニ「どうせ死ぬなら……戦おう」バッ
サシャ「……みんなの死は無駄にしません!!」バッ
アルミン「僕も行く!!」バッ
エレン(みんな死なないでくれ!!)
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- 30 : 2014/03/05(水) 18:41:24 :
ミカサ「はぁぁっっ!!!!」
ズババズババッ
サシャ「はっ!!」
ズババッ
ジャン「はぁっ!!」
ズババッ
アニ「は!!」
ズババッ
アルミン「くそ、僕だけ巨人を倒せてない……」
ミカサ「大丈夫、あなたには腕以上に頭がある……私たちをサポートして欲しい」
ジャン「そーだぜ!!あと5.6体だしな!!」
サシャ「この調子ならいけますね!!」
アニ「もう1人も欠けないように」
アルミン「みんな……」
アルミン「うん!!もう一息だ!!頑張ろう!!」
エレン(なんだかいけそうだな!!頑張れ!!)
その時
うぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉ!!
サシャ「なんですか!?」
ジャン「なにかの鳴き声か??」
アニ「いや、なんだあれは!!」
アルミン「体が……毛で覆われている……」
ミカサ「獣の……巨人……」
うぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉ!!!
ズダダダダダダ
ズシーン
ズシーン
サシャ「きょ、巨人があんなに!!」
アニ「見たところ軽く20体はいる……」
ジャン「嘘だろ!!せっかくここまで来たのに!!」
アルミン「まるで、最初から遊ばれている気分だ……」
ミカサ「……でも、戦わなければ勝てない」
ミカサ「みんなでやれば……できる!!私たちは……強い」
ジャン「どーせならやってやる」
アニ「死んだ仲間の分まで」
サシャ「はい!!」
ミカサの演説が効いたのか……
弱音を吐くものはここにはいなかった
アルミン「みんな……覚悟はいいかい??」
アルミン「生きているうちに最善を尽くそう!!」
ジャン「行くぞ!!」
バッ
-
- 31 : 2014/03/05(水) 19:22:21 :
アルミン「ここで2班に分ける!!アニとサシャは右、ミカサとジャンは左を頼む!!」
アルミン「僕はなるべくみんなを支援するけど、各班お互いにカバーしあってくれ!!」
一同「了解!!」
ズババッ
ズバ
ビューン
ズバ
10分後
アニ「はぁ……はぁ……」
サシャ「はぁ……私たちだけで何体やったでしょうか……」
アニ「わからない」
サシャ「私バカですからかね……巨人が減った気がしないんですけど……」
アニ「いや、私もだ……全部あの獣の巨人のせいだ……」
サシャ「……」
アニ「サシャ??」
サシャ「すみませんアニ……私、頭うっちゃって……力が入りません……」
アニ「!?」
ズルッ
ヒュー
ガシッ
サシャが巨人に掴まれた
アニ「サシャ!!」ビューン
サシャ「……アニ……来ない……で……くださ……い……」
バクン
アニ「くっ!!」
アニ「死ねぇ!!」
ズババッ
アニ「はぁ……はぁ…………サシャ……」
ガシッ
アニ「なっ!!」
バキバキバキバキ
アニ「うわぁぁぁ!!」
バクン
アルミン「ミカサ、ジャン!!」
アルミン「アニとサシャが……やられた……」
ジャン「くそ!!」
アルミン「僕は……何もしてないのに…やられた生き残ってる……」
ジャン「てめぇ!!弱音はいてんじゃねぇぞ!!女のミカサだってがんばってんだ!!」
ジャン「てめぇは男だろ!!」
アルミン「……ごめん」
エレン(なんなんだよ……この夢は……覚めろ!!覚めろ!!)
ミカサ「ジャン、アルミンと一緒に壁内へ逃げて欲しい……私が……巨人を倒す……」
ジャン「1人じゃ無理だ!!」
ミカサ「お願い!!あなたたち2人が生き残れば……きっといつか人類は巨人に勝てる……私1人で2人救える……」
ジャン「……分かった……死ぬんじゃねぇぞ!!」
アルミン「ちょ、ジャン!!」
ジャン「ミカサは死なねぇよ……信じる!!」
アルミン「……分かった」
ミカサ「行って……」
ジャンアル「分かった!!」ビューン
ビューン
ミカサ「はぁぁっっ!!!!」
ズババッ
ミカサ「はぁ!!」
ズババッズババッ
ミカサ「……全ての原因はあの獣の巨人……」
ミカサ「あいつを……倒す!!」
ビューン
プシュゥゥ
ミカサ「!?」
ズザザー
ミカサ「ガスがなくなるまで気づかないなんて……」
ズシーン
ズシーン
ミカサ「いい人生だった……」
ヒョイ
巨人がミカサをつまみ上げた
アーン
ズババッ
ジャン「ミカサを話しやがれ!!」
アルミン「大丈夫かいミカサ」
ミカサ「なんで2人が……」
アルミン「ほっとけるわけないよ!!さぁ僕のガスを使って!!」
ミカサ「それじゃあアルミンが」
アルミン「はやく、ジャンの援護に行ってあげて!!」
ミカサ「……分かった」
カチャカチャ
ミカサ「アルミン、気をつけて!!」
ビューン
ジャン「はぁ!!」
ミカサ「はぁぁっっ!!」
ズババッ
ジャン「行けるぞ!!」
ミカサ「ええ」
その時獣の巨人が岩を投げ始めた
ヒューン
ドカン
ミカサ「あっちにはアルミンが!!」
ビューン
ジャン「おい!!」
アルミン「くっ、足が……」
ズシーン
ヒョイ
アルミン「あ、あぁ……ダメだ……」
ミカサ「はぁぁっっ!」
ズババッ
ミカサ「アルミン大丈夫!?」
アルミン「……右足が……なくなっちゃった……」
ミカサ「……アルミン」
アルミン「ミ、ミカサ!!後ろだ!!」
ヒューン
バキッ
ミカサ「!?」
ミカサ「ジャン!!」
ジャン「ははっ……ついてねぇな、岩に当たるなんて……」
ミカサ「なんで……私を庇って」
ジャン「好きだから……に決まってるだろ」
ジャン「アルミンと、生き延びろ……」
ジャン「」
-
- 32 : 2014/03/05(水) 19:23:18 :
- ミカサ「……くっ……」
アルミン「ミカサ、僕はもうダメだ……気が遠くなってきた……」
ミカサ「アルミン!!」
ピキィ
ミカサ「くっ……頭が」
ミカサ「はぁ、はぁ……何か忘れてる……」
アルミン「ミカサ……」
アルミン「エレンのこと……思い出したかい??」
エレン(俺がいるのか??)
ミカサ「……エレン??」
エレンの記憶が……
アルミン「ミカサ……未来は……明るいはずだよ……」ニコッ
ミカサ「アルミン??」
アルミン「」
ミカサ「うわぁぁぁ!!」
ミカサ「……エレン」
ミカサ「エレン、エレン、エレン」
ミカサ「あなたは未来を変える人……」
ミカサ「思い出した……」
ズシーン
ズシーン
ヒョイ
ミカサ「あなたと会える日まで……」
ミカサ「二千年後に……」
バクン
-
- 33 : 2014/03/05(水) 19:54:58 :
エレン「うわぁぁぁ!!」ガバッ
ミカサ「エレン!!」
アルミン「やっと目を覚ました!!」
エレン「お前ら!!生きてる!!生きてる!!」
エレン「死んでない!!生きてる!!」
ミカサ「エレン落ち着いて」
アルミン「ここは病気だからね、少し静かにしないと」
エレン「あぁ……」
ミカサ「体育の時急に倒れて……何もなくてよかった……」
アルミン「エレン、体の調子はどう??」
エレン「あぁ……すごく疲れた……」
ミカサ「ひどくうなされてた……」
エレン「夢を……見てたんだ」
アルミン「夢??」
エレン「みんなが巨人と戦って……死ぬ夢だ……」
ミカサ「……巨人」
アルミン「それは怖い夢だね」
エレン「でも現実は平和だからな!!よかったよ!!」
アルミン「ははは、そうだね」
ミカサ「……」
エレン「わりぃ、もう寝るわ」
アルミン「うん、明日には学校行けると思うからね」
アルミン「じゃあまた明日」
ミカサ「またね、エレン……」
エレン(夢でのミカサの最期の言葉……なんだったんだろう……)
エレン「」zzz
-
- 34 : 2014/03/05(水) 20:23:49 :
看護師「じゃあ今日は無理しないで学校行ってくださいね」
エレン「はい、ありがとうございます」
エレン(なんだか頭がモヤモヤするな)
エレン(まぁいいや……学校いこ!!)
スタスタ
アルミン「おはようエレン!!」
ミカサ「おはよう」
エレン「おう、一緒に行こうぜ!!」
スタスタ
アルミン「エレンもう大丈夫なのかい?」
エレン「おう!!ピンピンしてるぜ!!」
ミカサ「……」
アルミン「ミカサ??」
エレン「どうした黙り込んで」
ミカサ「エレンちょっと来て」グイ
エレン「なんだよミカサ、ここでいいだろ」
ミカサ「ダメ……」
アルミン「学校遅れちゃうよ」
ミカサ「エレンに言わなきゃならない……」
アルミン「ミカサ……」
ミカサ「……」
アルミン「分かった、僕がなんとかしておく」
ミカサ「ありがとう」
ミカサ「エレン……行こう」グイ
エレン「ちょっ、ミカサ!!」
アルミン「……また会おう……エレン」
-
- 35 : 2014/03/05(水) 20:30:48 :
エレン「ちょ、なんだよ!!こんな草原に連れてきて」
ヒュー
ミカサ「エレン……夢の中で……私は巨人に殺された??」
エレン「なんだよ急に」
ミカサ「どうだった??」
エレン「……あぁ、ミカサもアルミンもやられたよ」
ミカサ「そう……」
エレン「なんだよミカサ!!」
ヒュー
ミカサ「エレン……あなたはここにいるべきじゃない……」
エレン「はぁ??何言ってるんだ??」
ミカサ「……みんなを救うのは……エレンしかいない……」
ミカサ「どうか、私たちを救ってきてほしい……」
エレン「ミカサ??」
ヒュー
ミカサ「……」
ミカサ「いってらっしゃい、エレン」
「ーーエレン」
「エレン」
-
- 36 : 2014/03/05(水) 20:36:52 :
ミカサ「エレン!!」
エレン「ん…………?」
ミカサ「起きて」
ミカサ「もう帰らないと日が暮れる」
エレン「………?」
エレン「……あれ?」
エレン「ミカサ……お前……」
エレン「髪が伸びてないか……?」
「……」
ミカサ「そんなに寝ぼけるまで熟睡してたの?」
エレン「イヤッ……なんかすっげー長い夢を見ていた気がするんだけど………」
エレン「何だったっけ思いだせねぇな……」
ミカサ「……!!」
ミカサ「エレン?」
ミカサ「どうして」
ミカサ「泣いてるの?」
エレン「え……?」
ヒュゥゥゥゥゥゥ
エレン「え……!?」
845
ー完ー
-
- 37 : 2014/03/05(水) 20:38:09 :
終わりです!!
なんだか良くわからない話かもしませんが読んでいただけで嬉しいです!!
ありがとうございました!!
-
- 38 : 2014/03/05(水) 23:41:39 :
- 2000年後に見ていた夢が過去の話で
でも、2000年後の話と850年?くらいの話のゆめを845年のエレンが見ていたという
事ですか?
-
- 39 : 2014/03/06(木) 09:12:01 :
ごめんなさいわかりにくかったですよね……。
説明させてもらうと、
本当の現実世界は一番最後の845年の世界です。これをAとします。
で、学生のエレンたちの世界をBとします。
Bは平和な巨人のいない世界です。
そして、学生のエレンが見ていた850年の夢をB'とします。
ここは原作にもあるように巨人掃討作戦です。
実はこれは夢ではなく過去の記憶です。
でもこの世界にエレンはいません。ミカサとアルミンだけはこの世界でもエレンのことを知っていますが、それはBで最も関係が深かったため記憶がリンクしているからです。
そしてこのエレンのいない850年の世界で、ミカサ、アルミンを含む全員が巨人に殺されました。
ミカサ、アルミンは気づきました。過去の世界B'での自分たちを救うのはエレンしかいないと。
そしてエレンはBからミカサたちを救うためA世界の845年に飛ばされました。
まだわかりにくいですかね……
自分でも途中ごちゃごちゃになってしまいました。
読みにくい文章にお付き合いいただきありがとうございました!!
エレサシャ、リヴァサシャもよろしくお願いします!!
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- 40 : 2014/03/06(木) 14:34:12 :
- アルサシャも書いてください!
お願いします!
-
- 41 : 2014/03/06(木) 14:40:34 :
- >>40
リクエストありがとうございます!!
がんばって書いてみようと思います!
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- 42 : 2014/03/08(土) 17:30:43 :
- エレミカ
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- 43 : 2014/03/08(土) 17:34:58 :
- >>42
エレミカは今書いてます!!
どうぞ読んてみてください!!
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