このSSは性描写やグロテスクな表現を含みます。
アニ「…私の兄を」リヴァイ「…俺の部下を」
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- 1 : 2014/02/16(日) 23:00:43 :
- 何故か知らんけど
髪型がアニとエルド同じに見えるから
アニ→エルドという訳分からんものを書きます\(^o^)/
エルドは彼女いないという設定で。
捏造ありあり&テスト週間でのろのろ
私はリヴァペトが好きなのでそれも書きたいです!!
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- 2 : 2014/02/16(日) 23:02:08 :
- 期待!
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- 3 : 2014/02/16(日) 23:04:14 :
- あ!!アニメ派の人は多少のネタバレ注意です!!
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- 4 : 2014/02/16(日) 23:04:51 :
- 期待です!
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- 5 : 2014/02/16(日) 23:07:35 :
- ~アニside
今日、私は憲兵団の仕事を休んだ
というより、サボった、というのが正しい
この名だけ立派な組織を一日くらい休んだって、何も言われない
初めてで最後のサボりだ
だって今日は
第57回壁外調査の日なのだから
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- 7 : 2014/02/16(日) 23:22:46 :
- ――――――トロスト区奪還作戦
「……マルコ」
「何だい…アニ…?」
「その…立体機動装置を貸してくれないかい?」
「え…?今、戦ってるのに?どうして?」
「…や…その…少し器具の部分が壊れてるように見えるから…」
「こう見えても…修理とか、得意なんだ、私」
「え!?…確かにガスの出力いつもより少し悪い気がしてたんだよね…」
「(そのファンを少しいじって悪くしたの、私、なんだけどね)」
「あっちの方には今、巨人はいなそう…マルコ、直すなら早く…」
「んー…なら、アニ、頼んでいいかな?」
「不備のせいで死ぬなんて、まっぴらごめんだからね」
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- 8 : 2014/02/16(日) 23:28:57 :
「さてと…巨人もこの付近にはいない事を確認した、早速、アニ、よろしく頼むよ」
「分かった…なら装置…外して」
カチャカチャ
「…はい、どうぞ。……確かにファンの吹き出し口が傷ついてるなぁ…」
カチャカチャ
「あ、そういえば、アニも憲兵志願だっけ?」
「そう…だけど」
「俺もそうだからさ、よろしくな」
「…うん」
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- 9 : 2014/02/16(日) 23:35:34 :
「ジャンもきっと同じだ、仲良くしてやってな」
「……まあ、アイツの態度次第じゃないの…」
カチャカチャ
「アニは…手厳しいなあ…」ハハハ
「………あんた、本当に王に仕えるために憲兵なるつもり…?」
「…?そうだけど…?」
「…夢…って事かい?」
「そりゃあ…その為に10番以内を目指してた訳だからね」
「私にも、…夢みたいなのがあるんだ」
カチャカチャ
「へぇ…どんな…?」
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- 10 : 2014/02/16(日) 23:41:32 :
「…故郷に帰ること」
「…あ、なんかごめん…というか、今日、よくアニ喋るね?」
「…マルコ…私はその為に私は動いてる…」
カチャカチャ
「……え?」
「マルコ、ごめん、あんたは頭がいいから」
カチャ…
「…どうしたんだ?」
「…ライナーとベルトルトと…約束したんだ、一緒に帰るって…」
カチ…
「なんでその二人が?…アニ、早く修理の手を止めずに直してよ?」
「マルコ…ごめん」
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- 11 : 2014/02/16(日) 23:48:24 :
私は、喉から振り絞って叫び声を上げた
私には、巨人を呼べる能力があった
マルコが私に詰め寄ろうとしてきた
私は彼の立体機動装置を抱えたまま、そのまま近くの建物にアンカーを打ち込み
彼の前から立ち去った
彼の表情は 見えない
一人ぼっちの彼に3体の巨人が向かってきた
9m級1体
5m級2体といったところだろうか
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- 12 : 2014/02/16(日) 23:57:18 :
機動力を失くした彼は善戦していた
さすが、憲兵狙い
成績7番だけある
まず、5m級2体の脚の腱を削いで動きを止めさせ、そのうちの倒れてきた1体のうなじの肉が空に舞った
そのまま走るスピードを落とさずに9m級の腱も削いだ
倒れた9m級のうなじも削ぎ落とし、周りが蒸気まみれになったとき
彼の足を最後の1体が、大きな手で掴んだ
ぶん、と巨人が腕を振った反動で、彼はブレードを1つ落としてしまった
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- 13 : 2014/02/17(月) 00:03:17 :
巨人が口を大きく開ける
彼は残った右手にあるブレードをそいつの目に刺し込んだ、が、そいつは怯むことなく
さらに口を開いた
彼は叫んでいた
〔嫌だ!こんな奴らに食べられのるなんて!!〕
〔死にたくない!!〕
〔俺は、まだ、夢を叶えてない!〕
〔ジャン、助けてくれ!〕
〔アニイイイイィィイィ…バクンッ バキッ ボキッ
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- 14 : 2014/02/17(月) 00:16:35 :
私の耳に叫び声は届いていた、でも、脳には届いていない
彼の切迫とした叫びが止まると同時に
彼の右半分の体は失われていた
一口で満足したのか、彼を食した巨人はそのまま去って行った
私は彼の亡骸の側に降り立った
やっと見えた表情は…血塗れで、
口の形は"イ"だった
私の名前を呼んでいたからだろう
彼の既に動かない体に触れてから
私は上を向きながら敬礼をした
……マルコを殺した理由は、頭の良さと仲間達をよく見れる視野が脅威だから
……私はやらなきゃいけなかったから
……冷酷にならなきゃいけなかったから…
上を見ないとずっと我慢してた涙が溢れてしまいそうだったから―――――
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- 15 : 2014/02/17(月) 00:30:42 :
- ~リヴァイside
…エレンが来て3週間経った
あと1週間で壁外調査…というところまできた
前の一件で信頼は深まったようだ…
「おはようございます!リヴァイ兵長!」
「…朝からうるせえな…エレン…」
「兵長!今日の日程は何でしょうか?」
「ペトラか…今日は、掃除だ…」
「今日も掃除ですか…」
「…グンタ、清潔であることに文句があるのか…?」ギロッ
「いえ!ありません!」
「…今日は各自、自分の部屋を掃除しろ、後で見回りに行くからな…」
「「「…了解!!」」」
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- 16 : 2014/02/17(月) 00:33:28 :
- 今日の分、投下終了(^^)
だらだら長くてすみません、もう自己満ですw
また明日から書きます!!
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- 17 : 2014/02/17(月) 19:17:23 :
- 期待☆*:.。. o(≧▽≦)o .。.:*☆
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- 18 : 2014/02/17(月) 21:55:03 :
- KITAI‼︎
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