この作品は執筆を終了しています。
クリスタ「大好きだよ?///」テレテレ
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- 1 : 2014/02/16(日) 09:37:29 :
- 更新遅いけどお願いします。
俺の他の作品もよろしくお願いします。
ちなみに一番人気があるのがコレ
http://www.ssnote.net/archives/6925
クリスタ「ずっと…待ってたんだよ?」ウルウルニコッ
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- 2 : 2014/02/16(日) 09:38:36 :
- 本格的に書くのは午後からです。
今は出来上がってる冒頭部分だけ
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- 3 : 2014/02/16(日) 09:38:42 :
- ー846年ー
家を追い出されてから一年くらい立った。
私はお父さん…という人に提示された条件を守り、名前を変えて密かに暮らしていた。
今はトロスト区の開拓地にいる。
来年にはここの訓練兵団に入る予定だ。
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- 4 : 2014/02/16(日) 09:38:58 :
- 私は弱い人間だ。
このままただ生きていても何の価値もない。
だから訓練兵団に入団して…
人に褒められて…
そして…
死にたい。
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- 5 : 2014/02/16(日) 09:47:28 :
- 期待です
-
- 6 : 2014/02/16(日) 11:17:11 :
- 期待なのです☆
-
- 7 : 2014/02/16(日) 11:29:23 :
- 期待!
-
- 8 : 2014/02/16(日) 11:41:49 :
- 期待
-
- 9 : 2014/02/16(日) 14:29:41 :
- 期待です
-
- 10 : 2014/02/16(日) 16:06:24 :
- たくさんの期待ありがとう!
なんか巨人が多いと思ったのは俺だけ?w
では、少し投下します。
-
- 11 : 2014/02/16(日) 16:06:43 :
- クリスタ「…」
男1「あ、クリスタだ!」
男2「おいクリスタ!」
クリスタ「…?」
男3「なんだこいつ、ムカつくな」
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- 12 : 2014/02/16(日) 16:07:36 :
- この3人はいつも理不尽に私に暴力を振るう。
何故かは知らない。
ただ単に暴力を振るう。
まぁこの人達が暴力を振りたくて困ってるなら…
このままでいいや…
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- 13 : 2014/02/16(日) 16:07:54 :
- 少年「おい!やめろよお前ら!」
クリスタ「…」
誰かが止めに入った。
誰だろう?
男2「なんだてめぇ?やんのか?」
そして喧嘩になった。
-
- 14 : 2014/02/16(日) 16:08:10 :
- 少年「はぁっ、はぁっ」
男3「こいつ馬鹿なのか?3人相手に勝てるわけねぇだろ」
男1「もういいよ、行こうぜ」
男2「そうだな」
少年「はぁっ、はぁっ…うっ」バタン
クリスタ「⁉︎」
彼は倒れてしまった。
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- 15 : 2014/02/16(日) 16:08:32 :
- 少年「いってぇ…」
クリスタ「…大丈夫ですか?」
少年「ああ、これくらい大丈夫だ」
クリスタ「…どうしてあんなこと」
少年「困ってる奴は助けなきゃダメだろ」
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- 16 : 2014/02/16(日) 16:08:51 :
- クリスタ「私なんて助ける価値ないのに…」
少年「はぁ?」
クリスタ「どうしてそんなに優しくするの?」
少年「別に大した理由なんかねぇよ」
クリスタ「え?」
少年「いいことするのに理由なんていらねぇだろ?」
クリスタ「…」
-
- 17 : 2014/02/16(日) 16:09:12 :
- 少年「じゃあそろそろ俺は戻るから、じゃあな」
クリスタ「…うん」
あの人誰だったんだろ?
初めて私を"人"として見てくれた。
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- 18 : 2014/02/16(日) 16:09:25 :
- それにしても…
かっこよかった///
クリスタ「あ…‼︎」
ありがとうって言えなかった…
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- 19 : 2014/02/16(日) 16:09:43 :
- ー847年:訓練兵団入団式ー
キース「私が運悪く貴様らを監督することになったキース・シャーディスだ!」
あれから一年…
キース「貴様らを歓迎する気は元ない。今の貴様らは所詮巨人の餌にしかならない、ただの家畜、家畜以下の存在だ!」
私は予定通り訓練兵団に入団した。
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- 20 : 2014/02/16(日) 16:09:58 :
- キース「そんな糞の役にも立たない貴様らを我々が三年かけて鍛え上げる。巨人と戦う術を叩き込んでやる」
私はここで…
キース「3年後貴様らが巨人の前に立った時、だだの餌のままか、あるいは王を守る名誉ある壁となるか、または巨人を駆逐する栄光ある人類の兵士か、貴様らが決めろ!」
出来るだけ人のためになる死に方を学ぶ。
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- 21 : 2014/02/16(日) 16:10:21 :
- 入団式が終わり夕食を取るため食堂にいた。
巨人に襲われたシガンシナから来たと言う人の周りが人だかりになっていた。
ジャン「おいおい正気か?」
エレン「…⁉︎」
ジャン「今お前、調査兵団に入るって言ったのか?」
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- 22 : 2014/02/16(日) 16:10:48 :
- エレン「ああ、そうだが…お前は確か憲兵団に入って楽したいんだっけ?」
ジャン「俺は正直者なんでね。心底怯えながらも勇敢気取ってる奴より爽やかだと思うがな?」
エレン「…」ガタッ
囲まれていた人が立ち上がり初めて顔を見ることが出来た。
-
- 23 : 2014/02/16(日) 16:11:04 :
- ジャン「あん?」
エレン「それは俺のことか?」
クリスタ「…‼︎」
あの人は!!!
ジャン「俺は別に…」
2人は歩み寄り今にも喧嘩になりそうだった。
カンカン
その時夕飯終了の鐘が鳴った。
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- 24 : 2014/02/16(日) 16:11:21 :
- ジャン「…悪かったよ。あんたの考えを否定したいって訳じゃないんだ。これで手打ちにしようぜ」スッ
エレン「ああ、俺も悪かったよ」パチン
そうだ…
あの子にパンとお水…
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- 25 : 2014/02/16(日) 16:11:37 :
- サシャ「…」ヘトヘトバタン
サシャ「…」クンクン
サシャ「!!!!!!!!!!!!」
サシャ「…」ダッ
クリスタ「きゃっ!」
サシャ「ウウ….⁉︎」
サシャ「これは…パァン!」
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- 26 : 2014/02/16(日) 16:11:59 :
- クリスタ「それだけしかないけどとっておいたの」
サシャ「…」
クリスタ「いや、でも、まず先に水を飲まないと!」
サシャ「神様ですか?あなたが!」ガシッ
クリスタ「ちょっ…」
サシャ「神ぃぃぃいいいい!」
ユミル「おい…何やってんだ?お前ら」
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- 27 : 2014/02/16(日) 16:12:34 :
- 怖い…
サシャ「‼︎」ガツガツモグモグ
クリスタ「えっと、この子は今ずっと走りっぱなしd…」
ユミル「お前…いいことしようとしてるだろ?」
クリスタ「え?」
ユミル「その芋女のためにやったのか?お前の得たものはその労力に見合ったか?」
エレン『いいことするのに理由なんていらねぇだろ?』
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- 28 : 2014/02/16(日) 16:12:55 :
- クリスタ「…」
彼の言葉が一瞬頭をよぎった。
ユミル「まぁいい…とにかくこいつをベッドまで運ぶぞ」
クリスタ「あなたもいいことをするの?」
ユミル「こいつに貸しを作って恩に着せるためだ。こいつの馬鹿さには期待できる」
この人も…
自分に嘘を付く人だと思った。
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- 29 : 2014/02/16(日) 16:30:59 :
- 期待!
-
- 30 : 2014/02/16(日) 20:32:11 :
- 期待
-
- 31 : 2014/02/16(日) 21:53:55 :
- 期待!
-
- 32 : 2014/02/17(月) 20:42:52 :
- 期待ありがとうございます!
では少し投下します。
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- 33 : 2014/02/17(月) 20:43:21 :
- エレンとは何も接点がないまま、半年ほど経った。
エレンは全く覚えてないのだろうか?
まあ、あんな1日だけのことを覚えてる方が凄いよね。
明日も訓練だし、寝よう…
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- 34 : 2014/02/17(月) 20:43:40 :
- クリスタ「ふわぁぁあ」ムニャムニャ
目を開けるとそこにはユミルがいた。
ユミル「おお?天使さん、起きましたか?」
クリスタ「うん…でも、天使じゃないよぉ…」ウトウト
ユミル「寝顔も可愛かったが、眠そうなクリスタも可愛いな〜訓練が終わったら結婚してくれぇー」
ユミルはすぐにふざける。
悪いところでもあり、いいところでもあるかな?
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- 35 : 2014/02/17(月) 20:44:01 :
- クリスタ「ふざけないでよユミル」ムスッ
ユミル「怒るなって、悪かったよ」
クリスタ「…ふふっ、食堂行こっか?」
ユミル「おい、髪の毛梳かしたり着替えたりしろよ」
クリスタ「めんどくさいなぁ」
ユミル「お前、もうちょっと女の子らしくしろよな」
クリスタ「女の子らしく…か」
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- 36 : 2014/02/17(月) 20:44:22 :
- ユミル「お前、女の子らしくがわからないのか?」
クリスタ「ううん、女の子らしくっていうのはいつも他の人を思いやってる優しい子のこと」
ユミル「…は?」
クリスタ「私もこの世界は辛くて厳しいことばかりだから、みんなから愛される人になって助けあいながら生きていかなきゃいけないんだ」
ユミル「…どうした?」
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- 37 : 2014/02/17(月) 20:44:36 :
- クリスタ「ごめん、なんでこんな重い話…忘れて!」
今の話何処かで聞いた話なんだけど…
いつ、何処で聞いたんだっけ?
ユミル「…」
クリスタ「よっし!着替えに行こっ!」
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- 38 : 2014/02/17(月) 20:44:56 :
- ー食堂ー
クリスタ「もうみんな集まってる!」
ユミル「お前、起きるの遅かったからな」
サシャ「クリスタ!ユミル!席とってありますよ!」
ユミル「てめえ、私達の飯食ってないだろうな?」
サシャ「そこまではしませんよ!」
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- 39 : 2014/02/17(月) 20:45:14 :
- クリスタ「そうだよユミル!サシャのこと馬鹿にし過ぎだよ!」
ユミル「いや、こいつならやりかねない」
コニー「お前、さっきパンの余りがあるとか言って食ってなかったか?」
サシャ「」ギクッ
ユミル「おいお前、それはどういうことだ?」ゴゴゴゴゴ
サシャ「ごめんなさい…」
-
- 40 : 2014/02/17(月) 20:45:31 :
- クリスタ「まあまあ、仕方ないからスープだけでも飲もう?」
ユミル「チッ」
クリスタ「サシャも勝手に食べたらダメだよ?」
サシャ「はい…」
アニ「私の食べていいよ」
クリスタ「え?」
-
- 41 : 2014/02/17(月) 20:45:53 :
- アニ「あんまりお腹空いてないし…別に食べたいって訳でもないから」
クリスタ「いいの?ありがとう!でも、アニも食べなきゃダメだよ?だから一緒に食べよう?」
アニ「…分かった」
ミーナ「今日は賑やかだね!」
ユミル「お前らいつも二人だよな」
サシャ「仲良いですよね〜」
-
- 42 : 2014/02/17(月) 20:46:22 :
- アニ「別に…」
ミーナ「うそ?酷いアニ!」
アニ「…まあ、楽しいけどね」
ミーナ「アニィ!」ダキッ
アニ「離れてよ。気持ち悪い」
ミーナ「えへへ…でもアニ、最近エレンと訓練してて楽しそうだよね〜少し妬いちゃうな」
クリスタ「…」
アニ「別に…あいつがやりたいって言ってなかったよ来るからだし」
-
- 43 : 2014/02/17(月) 20:46:41 :
- ミーナ「え?ヤりたい?」
アニ「…死ね」ゲシゲシ
ミーナ「ごめんアニ!やめてよ」
アニ「…」プイッ
クリスタ「アニはさ…エレンが好きなの?」
アニ「はぁ⁉︎///」
ミーナ「お?その顔は図星かぁ〜?」
-
- 44 : 2014/02/17(月) 20:47:00 :
- アニ「別に私は…今はただいきなりで驚いただけでそういう感情は持ったことないよ。まあ、仲間としては好きかもね」
クリスタ「そっか…」
アニ「そういうあんたこそエレンのこと好きなんじゃない?」
クリスタ「ふぇっ⁉︎///」
ユミル「おい!そうなのか?クリスタァ!」
クリスタ「そんなことないってば!」
-
- 45 : 2014/02/17(月) 20:47:16 :
- アニ「まあ、あんたはエレンと関わりが無いからね」
クリスタ「うん」
アニ「もしあんたがあいつを好きならすぐ本人に行くわけじゃなくてもミカサやアルミンあたりと仲良くしようとするはずだし」
クリスタ「‼︎」
そうか…その手があったんだ!
ミーナ(アニのさりげないアドバイス…アニって本当に優しいよ)
-
- 46 : 2014/02/17(月) 21:32:54 :
- 期待
-
- 47 : 2014/02/17(月) 21:43:42 :
期待♪です
-
- 48 : 2014/02/17(月) 21:48:34 :
- アニは天使か?
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- 49 : 2014/02/17(月) 22:05:36 :
- >>48
え?天使はクリスタでしょ?
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- 50 : 2014/02/17(月) 23:12:17 :
- 期待です
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- 52 : 2014/02/18(火) 19:37:42 :
- ー対人格闘ー
クリスタ「ミカサ!」
ミカサ「…クリスタ?」
クリスタ「私と組んでもらってもいいかな?」
ミカサ「いいけど…私は手加減が苦手…その、失礼だけど貴方じゃ私とは…」
-
- 53 : 2014/02/18(火) 19:40:52 :
- クリスタ「うん、厳しいよね。でも、だからこそ訓練になるかなって。私も強くなりたいんだ」
ミカサ「そう…別に私は構わない。ので、始めよう」
クリスタ「じゃあ、私がならず者ね!」
ミカサ「分かった」
-
- 54 : 2014/02/18(火) 19:41:11 :
- ユミル「なあミーナ」
ミーナ「どうしたの?」
ユミル「余り物同士、組もうぜ」
ミーナ「ごめん、私マルコと組むから!」
ユミル「…」
ユミル「そして誰も居なくなった」
-
- 55 : 2014/02/18(火) 19:41:28 :
- ベルトルト「僕で良ければ…いるよ?」
ユミル「ベルトルさん?いつから?」
ベルトルト「はは、僕は空気だから誰にも気づかれない。教官にも気づかれないんだ」
ユミル「おお…そうか」
ベルトルト「…」
ユミル「やるか」
ベルトルト「そうしよう」
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- 56 : 2014/02/18(火) 19:41:49 :
- ミカサ「…」
クリスタ「はぁっ、はあっ」
ミカサ「大丈夫?」
クリスタ「うん、これくらい…」
ミカサ「無理は良くない」
クリスタ「大丈夫だよ」ニッ
-
- 57 : 2014/02/18(火) 19:42:01 :
- ミカサ「笑顔が引きつってるやっぱり…」
クリスタ「心配してくれてありがとう。でも、強くなりたいの」
ミカサ「…そう。じゃあ続けよう」
クリスタ「ありがとう!」
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- 58 : 2014/02/18(火) 19:42:17 :
- ー食堂ー
クリスタ「はぁ疲れた〜」
ミカサ「貴方はとても頑張った」
クリスタ「ミカサは全然疲れてなさそうだね」
ミカサ「そんなことはない。クリスタほどじゃないけど」
-
- 59 : 2014/02/18(火) 19:42:32 :
- クリスタ「ミカサ、今日は一緒にご飯食べてもいいかな?」
ミカサ「私は構わない。エレンやアルミンも居るけどいい?」
クリスタ「うん!大丈夫だよ!」
ミカサ「…クリスタは可愛い」
クリスタ「ふぇっ⁉︎///」
-
- 60 : 2014/02/18(火) 19:42:52 :
- ミカサ「男子から人気があるのも分かる」
クリスタ「そんなに人気あるの?まあ、ありがとう。でも、ミカサも美人さんだよ」
ミカサ「…ありがとう。お世辞でも嬉しい」
クリスタ「もう、お世辞じゃないよ?」
アルミン「ミカサ!席とってあるよ!あれ?今日はクリスタも一緒なの?」
クリスタ「うん…いい?」
アルミン「うん、いいよ(いいに決まってるじゃないか!)」
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- 61 : 2014/02/18(火) 19:43:10 :
- ユミル「…」
サシャ「元気ありませんね?」
ユミル「クリスタが私に冷たい」
サシャ「色んな人と仲良くしようとしてていいじゃないですか」
ユミル「…私を忘れたのかぁ!クリスタァ!」
サシャ「はいはい、よしよし」
-
- 62 : 2014/02/18(火) 22:41:14 :
- 期待!!ё
-
- 63 : 2014/02/19(水) 00:49:57 :
- 期待!
-
- 64 : 2014/02/20(木) 22:49:34 :
- 期待ありがとうございます!
昨日は更新できなくてごめんなさい。
では少し投下します。
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- 65 : 2014/02/20(木) 22:49:54 :
- アルミン「それにしてもミカサがクリスタと仲良かったとはね」
ミカサ「だって今日からだもの」
エレン「…」
クリスタ「そうだね。今まではそんなに喋らなかったよね」
-
- 66 : 2014/02/20(木) 22:50:12 :
- アルミン「でも、ミカサに対人格闘挑むなんて凄いよ」
クリスタ「別に凄くないよ」
エレン「…」
ミカサ「貴方はよく耐えていた。自信を持っていいと思う」
クリスタ「そう?ありがとう」
-
- 67 : 2014/02/20(木) 22:50:31 :
- アルミン「なんだか、今日はエレンが静かだね」
エレン「そうか?こんなもんだろ」
アルミン「そう?」
ミカサ「エレンほっぺにパンg「うるせぇな」
エレン「お前は俺の母さんかよ」
ミカサ「…ごめんなさい」
アルミン(なんかいつものエレンと違う。あのミカサでも世話を焼くのを諦めるほど…凄くピリピリしてる)
-
- 68 : 2014/02/20(木) 22:50:46 :
- クリスタ「…え、エレン?」
エレン「なんだ?」
クリスタ「私、邪魔かな?」
エレン「別に邪魔じゃねぇよ」
クリスタ「そう?ならいいけど」
-
- 69 : 2014/02/20(木) 22:51:05 :
- アルミン「…エレン、またアニと組んでたね」
エレン「ああ」
ミカサ「…」
アルミン「…(触れる話題間違えたかも)」
エレン「それがどうした?」
ミカサ「エレン、あんな女狐なんかと組むくらいなら私と組もう」
エレン「え?やだよ。お前手加減知らねぇし、技じゃなくて力だし」
ミカサ「で、でも!」
エレン「それに、今はクリスタと組んでやれよ」
ミカサ「…わかった」
アルミン「…」
アルミン(やっぱり今日のエレンはどこか違う…)
-
- 70 : 2014/02/20(木) 22:51:20 :
- クリスタ「エレンは訓練で何が得意なの?」
エレン「まあ、対人格闘だな。それ以外は特に優劣無いけど…馬術は苦手だな」
クリスタ「私、馬術得意なの!今度一緒にやろ?」
エレン「え?…まあいいけど」
クリスタ「やった!じゃあ、次の馬術の訓練ね!約束だよ?」
エレン「ああ、分かったよ」
クリスタ「〜♪」
-
- 71 : 2014/02/20(木) 22:51:41 :
- ー女子寮ー
クリスタ「〜♪」
エレンと話せたし、訓練の約束したし、今日はいいこといっぱいだったな。
でも、エレンはやっぱりあの時とことを覚えてないみたい。
まあ、いいよね。
普通に考えて覚えてるわけないし。
次の馬術の訓練がんばろ!
-
- 72 : 2014/02/20(木) 22:51:55 :
- サシャ「クリスタ、元気ですね」
ユミル「ああ…」
サシャ「ユミルは落ち着きましたね」
ユミル「あいつがエレン好きなのわかっちまったからな」
サシャ「え?そうなんですか?」
ユミル「お前気づかなかったのか?」
サシャ「はい」
ユミル「馬鹿だな」
サシャ「あはは…」
-
- 73 : 2014/02/20(木) 22:52:18 :
- ー男子寮ー
エレン「…」
まさかあっちから来るとはな…
あいつは覚えてるってことだよな?
ーーー
ーー
ー
-
- 74 : 2014/02/20(木) 22:52:47 :
- エレン『今日も疲れた…』
アルミン『そうだね…』
エレン『早く訓練兵になりてぇなぁ!』
アルミン『僕もなるよ!そしていつか…一緒に外の世界を探検しようね!』
エレン『ああ!必ずな!もちろんミカサも』
アルミン『そうだね。早くミカサの居る所まで帰ろう』
-
- 75 : 2014/02/20(木) 22:53:09 :
- エレン『おう…‼︎』
アルミン『エレン?』
エレン『くそっ!』ダッ
アルミン『え?どこ行くの?あ!』
エレン『おい!やめろよお前ら!』
クリスタ『…』
男2『なんだてめぇ?やんのか?』
俺は久々に喧嘩をした。
-
- 76 : 2014/02/20(木) 22:53:29 :
- くそっ…
3人相手じゃ分が悪いや…
エレン『はぁっ、はぁっ』
男3『こいつ馬鹿なのか?3人相手に勝てるわけねぇだろ』
男1『もういいよ、行こうぜ』
男2『そうだな』
エレン『はぁっ、はぁっ…うっ』バタン
クリスタ『⁉︎』
俺は力尽きて倒れた。
-
- 77 : 2014/02/20(木) 22:53:50 :
- エレン『いってぇ…』
クリスタ『…大丈夫ですか?』
エレン『ああ、これくらい大丈夫だ』
クリスタ『…どうしてあんなこと』
エレン『困ってる奴は助けなきゃダメだろ』
クリスタ『私なんて助ける価値ないのに…』
エレン『はぁ?』
クリスタ『どうしてそんなに優しくするの?』
エレン『別に大した理由なんかねぇよ』
クリスタ『え?』
エレン『いいことするのに理由なんていらねぇだろ?』
-
- 78 : 2014/02/20(木) 22:54:08 :
- クリスタ『…』
エレン『じゃあそろそろ俺は戻るから、じゃあな』
クリスタ『…うん』
俺はその場から立ち去った。
エレン『はあ、やられちまったぜ』
アルミン『エレンは馬鹿んじゃないの?3人の中に突っ込んだって無謀なだけだよ!』
エレン『…ごめん』
-
- 79 : 2014/02/20(木) 22:54:26 :
- アルミン『でも、シガンシナにいた頃を思い出したよ』
エレン『…』
アルミン『ごめん、変な話しちゃったね』
エレン『別に大丈夫だ。よし、戻ろうぜ!』
アルミン『え?ちょっと!待ってよエレン!』
助ける価値ない…か。
そんなこと思ってる奴もいるのか…
まあ、俺がしたくてやったことだ。
あれでよかったんだよな?
そういえばあいつ…
可愛かったな///
-
- 80 : 2014/02/20(木) 22:54:54 :
- ー
ーー
ーーー
エレン「はぁ…」
あの頃のお前はどこ行った?
今のお前は人に嫌われたくないから…
もしくは自分を隠したいから…
理由は知らねぇが…
作り笑いばっかり浮かべている。
無理して笑っている。
そんなお前は…
俺の愛するお前じゃない。
もういいや。
今日は寝よ。
-
- 81 : 2014/02/20(木) 23:04:35 :
- 期待なのだよ☆
-
- 82 : 2014/02/21(金) 17:31:53 :
- 期待でえす
-
- 83 : 2014/02/22(土) 00:36:26 :
- 期待ありがとう!
更新遅くてごめんなさい…
では少し投下します。
-
- 84 : 2014/02/22(土) 00:37:03 :
- ー馬術ー
エレン「クリスタ、組むんだろ?」
クリスタ「エレン!覚えててくれたんだね」
エレン「まあな」
クリスタ「じゃあ乗ろ?」
エレン「ああ」
-
- 85 : 2014/02/22(土) 00:37:18 :
- クリスタ「…よろしくね」ボソッ
エレン「ん?誰に言ってんだ?」
クリスタ「お馬さんだよ。こうなると上手くなるっていうおまじないみたいな感じかな?」
エレン「ふーん…よろしくな」
馬「ブフッ」
エレン「こいつ!鼻で笑やがった!」
クリスタ「ふふっ…よし、そろそろ行こう」
エレン「そうだな」
-
- 86 : 2014/02/22(土) 00:37:36 :
- ー走行中ー
クリスタ「エレン!もっと手綱をしっかり握って引かないと」
エレン「ん?こうか?」
クリスタ「そうそう。その方が安定するよ」
エレン「難しいな」
クリスタ「しっかりと最初に持ってた手綱の長さを覚えておかなきゃ。それを維持すれば操作は楽チンだよ」
エレン「へぇ…すげえな」
クリスタ「えへへ///」
-
- 87 : 2014/02/22(土) 00:38:37 :
- ー食堂ー
エレン「お前のおかげで少し馬術が分かったぜ、ありがとな」
クリスタ「エレンががんばったからだよ?私はただのきっかけだから」
ユミル「おいエレン」
エレン「ん?なんだユミル」
-
- 88 : 2014/02/22(土) 00:38:54 :
- ユミル「クリスタ借りてくぞ」
エレン「はぁ?別にいいけど…」
クリスタ「借りるって、私は誰のものでもないよ!」
ユミル「…」
クリスタ「ユミル!そんなに引っ張らないでよ!」
エレン「なんだあいつら」
-
- 89 : 2014/02/22(土) 00:39:40 :
- クリスタ「痛いってば!どうしたの、ユミル?」
ユミル「お前、エレンのこと好きだろ?」
クリスタ「ふぇっ⁉︎///」
ユミル「まあいい…だが、一つだけ言わせてもらうが…私のことを忘れないでくれよぉ〜」
クリスタ「え?」
ユミル「最近、お前が冷たくなってさみしいんだよぉ〜」ダキッ
クリスタ「ごめんね、ごめんねユミル」
ユミル「ううっ…」
クリスタ「よしよし」ナデナデ
-
- 90 : 2014/02/22(土) 00:39:58 :
- ユミル「…」
クリスタ「…」
ユミル「そうだ。お前、その気持ち伝える気あんのか?」
クリスタ「え?今のところは考えてないけど…」
ユミル「言うんだったら協力するぞ」
クリスタ「本当に⁉︎ありがとうユミル!」ニコッ
ユミル(天使)
-
- 91 : 2014/02/22(土) 00:40:30 :
- クリスタ「じゃあね」
ユミル「…」
ユミル「でもやっぱり…エレンと食うのかよ!」
サシャ「またクリスタいないんですね」
-
- 92 : 2014/02/22(土) 00:40:59 :
- ー女子寮ー
クリスタ「…」
エレンとよく喋るようになってから一ヶ月…
エレンは私をどう思っているのだろうか?
私はこの気持ちを伝えることにした。
結果が残念だとしても…
やって悔やむより…
やらないで悔やむ方が辛いから…
-
- 93 : 2014/02/22(土) 00:41:20 :
- ユミル「え?マジか?」
クリスタ「うん」
ユミル「分かった。でも、どうするか?」
クリスタ「どうしよっか…」
ユミル「まあ、一番いいのはそのままお前の口で思ってることを言うことだけどな」
クリスタ「そうだね…」
-
- 94 : 2014/02/22(土) 00:41:40 :
- ユミル「それとも、何か手伝った方がいいか?」
クリスタ「…いや、私の力だけでやるよ」
ユミル「そうか…その方がいい」
クリスタ「うん…応援しててね」
ユミル「ああ」
クリスタ「失敗したらよろしくね」
ユミル「そんなことないと思うがな…まあ、その時は私の胸に飛び込んでこい!」
クリスタ「うん!じゃあ行ってくるよ」
ユミル「おう!頑張れよ!」
-
- 95 : 2014/02/22(土) 00:42:09 :
- アルミン「エレンはもうちょっとミカサに気を使ったら?」
エレン「なんで俺が…あいつにも俺のことばっか構うなって言ってくれよ」
アルミン「あはは…」
クリスタ「エレン!」
エレン「⁉︎どうした?」
クリスタ「ちょっと…来て?」
エレン「おう…アルミン、先戻っててくれ」
アルミン「わかったよ。クリスタ頑張ってね」
クリスタ「⁉︎ありがとうアルミン!」
エレン「何を頑張るんだ?」
クリスタ「もうすぐわかるよ」
-
- 96 : 2014/02/22(土) 00:42:30 :
- エレン「…なんだよ?兵舎裏なんかに連れてきて」
クリスタ「エレンに伝えたいことがあるの」
エレン「…」
クリスタ「…好きです。エレンのことが大好きです!」
エレン「…」
クリスタ「…付き合ってください!」ペコッ
エレン「…」
クリスタ「…」
エレン「…顔上げろよ」
クリスタ「…?」
-
- 97 : 2014/02/22(土) 00:42:51 :
- エレン「ごめん。お前の気持ちには答えらんねぇ」
クリスタ「…」
エレン「俺には好きな人がいる」
クリスタ「…」
エレン「それは…」
-
- 98 : 2014/02/22(土) 00:43:07 :
- クリスタ「…ミカサ?」
エレン「ちげえよ」
クリスタ「アニ?」
エレン「だからちげえよ」
クリスタ「もしかして…サシャ?」
エレン「俺が好きなのは!」
クリスタ「…」
エレン「"あの時"のお前だ…」
クリスタ「…え?」
-
- 99 : 2014/02/22(土) 00:43:33 :
- エレン「今のお前は無理して笑っているようにしか思えない」
クリスタ「…」
エレン「あの時のお前はもっと純粋な…不安そうではあったけど、透き通った瞳をしていた」
クリスタ「…」
エレン「今のお前は…嘘で塗り固められてるような気がする」
クリスタ「…」
-
- 100 : 2014/02/22(土) 00:43:49 :
- エレン「今のお前は…愛せない」
クリスタ「…」
エレン「俺はお前が苦手だ。不自然で正直…気持ち悪い」
クリスタ「…」
エレン「悪い…言い過ぎたかもな」
クリスタ「…」
エレン「そういうことだ。別に友達としてはこれからもよろしくな。じゃあ戻るから」
-
- 101 : 2014/02/22(土) 00:44:15 :
- エレンは立ち去って行った。
その後ろ姿は…
"あの時"と全く変わっていなかった…
-
- 102 : 2014/02/22(土) 01:23:46 :
- 原作と同じような事いっておるな
-
- 103 : 2014/02/22(土) 01:54:25 :
- 兵士長の作品はおもしろい!
-
- 105 : 2014/02/22(土) 10:14:33 :
- 面白いです!期待!
-
- 106 : 2014/02/22(土) 11:29:52 :
- >>105
ありがとう!励みになります!
-
- 107 : 2014/02/22(土) 11:56:30 :
- クリスタ頑張れ!
-
- 108 : 2014/02/22(土) 18:07:46 :
- 期待です
-
- 109 : 2014/02/22(土) 19:48:05 :
- 期待です。
-
- 110 : 2014/02/22(土) 19:52:50 :
- よかったけどちょっとこの場面でエレンの言い方はきついかな~って思った
-
- 111 : 2014/02/22(土) 19:54:03 :
- まだかな~
-
- 113 : 2014/02/23(日) 12:18:04 :
- ー女子寮ー
クリスタ「…」
ユミル「…」
クリスタ「…ありがとうユミル」
ユミル「もういいのか?もっと抱きついててもいいんだぞ?」
-
- 114 : 2014/02/23(日) 12:18:27 :
- クリスタ「たくさん泣いて涙も枯れて…眠くなっちゃったから」
ユミル「そうか…一緒に寝てやろうか?」
クリスタ「…うんお願い」
ユミル「…やっぱダメなのか?」
クリスタ「…え?だからユミルは女の子だから…」
ユミル「ちげぇよ。今はふざけてねぇよ」
クリスタ「…」
-
- 115 : 2014/02/23(日) 12:18:43 :
- ユミル「教えてくれないか?エレンにこだわる理由と、今日、エレンに言われたこと」
クリスタ「…ユミルが知ってる通り私は妾の子だから誰にも愛されなかった。事情までは言えないけど…私は巨人の侵攻があってから2年間、開拓地に住んでいたの」
ユミル「…」
クリスタ「私はそこでいじめにあっていた」
ユミル「…」
-
- 116 : 2014/02/23(日) 12:19:06 :
- クリスタ「ある日、エレンが助けてくれて…一目惚れしたの」
ユミル「…」
クリスタ「まだ、ありがとうも言えてない」
ユミル「…」
-
- 117 : 2014/02/23(日) 12:19:30 :
- クリスタ「今日、エレンに」
ユミル「…」
クリスタ「あの時のお前を愛してる」
ユミル「…」
クリスタ「今のお前は愛せない」
ユミル「…」
クリスタ「そう言われたの」
ユミル「…」
クリスタ「今の私は嘘で塗り固められていて…気持ち悪いんだって」
ユミル「…」
-
- 118 : 2014/02/23(日) 12:19:44 :
- クリスタ「…」
ユミル「…」
クリスタ「えへへ…涙、でなくなっちゃったな…」
ユミル「…」
クリスタ「…」
ユミル「…」ダキッ
クリスタ「⁉︎」
-
- 119 : 2014/02/23(日) 12:19:59 :
- ユミル「今の私はこれくらいしかしてやれないが…ごめんな」
クリスタ「なんでユミルが謝るの?」
ユミル「それもそうだな」
クリスタ「…ふふっ」
ユミル「おやすみクリスタ」
クリスタ「おやすみユミル」
ありがとう…ユミル…
-
- 120 : 2014/02/23(日) 12:20:28 :
- ー馬術ー
クリスタ「…」ソワソワ
ユミル「おいクリs…「クリスタ」
クリスタ「⁉︎」
エレン「また教えてくれよ、馬術」
クリスタ「え?」
エレン「どうした?」
-
- 121 : 2014/02/23(日) 12:20:46 :
- クリスタ「いや、だって昨日…」
エレン「ああ…言ったよな?友達としてはこれからもよろしくって」
クリスタ「うん…」
エレン「だから教えてくれよ」
クリスタ「…わかったよ、エレン」
エレン「ありがとな」
ユミル「…」
ユミル「やっぱりクリスタはエレンなのかよ!」
-
- 122 : 2014/02/23(日) 12:21:13 :
- エレン「うお?なんだこれ」
クリスタ「ダメだって!そんなに引っ張っちゃ!」
エレン「え?そうなのか?」
クリスタ「ここはこうして…じゃなきゃお馬さんがびっくりしちゃうよ」
エレン「へ〜やっぱり俺、馬術向いてねぇな」
クリスタ「そんなことないよ!これからも私と頑張ろう?」ニコッ
エレン「⁉︎///」
なんだ今の…
クリスタ「ほら、続きやろう」
エレン「お、おう」
-
- 123 : 2014/02/23(日) 12:21:30 :
- ー馬小屋ー
クリスタ「…」
クリスタ「いつもありがとね」
馬「ヒヒーン!」
クリスタ「ふふっ、元気いっぱいだね」
-
- 124 : 2014/02/23(日) 12:21:50 :
- 私はエレンのことを諦めることにした。
だって、クリスタの仮面は剥がすことを許されないと思うから。
その代わり、エレンとの時間を最大限楽しむことにした。
そしていつか…
私が隠さなくて良くなったとき。
クリスタの仮面を剥いだとき。
エレンに告白しようと思う。
「おい貴様、何をやっている?」
クリスタ「ひっ⁉︎」
-
- 125 : 2014/02/23(日) 12:22:18 :
- エレン「びっくりしたか?」
クリスタ「なんだエレンか…驚かせないでよ!」
エレン「お前、こんな時間まで馬の世話か?そろそろ消灯だぞ?」
クリスタ「わかってるよ。もうすぐ戻る。エレンはどうしてここに?」
エレン「お前を探しててな。ユミルに聞いたらここだって」
クリスタ「そうなんだ…でも、何か用でもあるの?」
-
- 126 : 2014/02/23(日) 12:22:34 :
- エレン「ああ、一つだけ言いたいことがある」
クリスタ「?」
エレン「今日のお前の笑顔は可愛かった///」
クリスタ「⁉︎///」
エレン「それだけだ!///教官来ないうちに帰れよ!///」タッタッタッ
クリスタ「…」
-
- 127 : 2014/02/23(日) 12:23:58 :
- 今日の私の笑顔か…
特に意識はしてなかったけど…
私が楽しんでいたから?
確かにエレンの前では何も考えず笑ったり喋ったりした。
そっか…
楽しむことが無意識にクリスタの仮面を剥がしてたんだ。
クリスタ「…」
やっぱり諦めない!
絶対エレンと結ばれてやる!
「おい貴様、何をやっている?」
クリスタ「え?またエレn…‼︎」
-
- 128 : 2014/02/23(日) 12:24:37 :
- キース「もうすぐ消灯だ。早く戻れ」
クリスタ「はっ!」
よかった!
走らされるかと思っちゃった。
エレン…
待っててね!
-
- 129 : 2014/02/23(日) 12:57:19 :
- やっぱりこのssは面白いw応援してますよーw
-
- 130 : 2014/02/24(月) 08:05:09 :
- 期待!すごい期待!
-
- 131 : 2014/02/24(月) 17:34:03 :
- 期待&支援
面白いですよ~
-
- 132 : 2014/02/25(火) 16:52:30 :
- まだ?・
-
- 133 : 2014/02/25(火) 17:03:20 :
- 期待☆キラッ
-
- 134 : 2014/02/25(火) 17:12:28 :
- 期待です!
-
- 135 : 2014/02/25(火) 20:19:42 :
- たくさんの応援、期待ありがとうございます!
>>132
更新遅くて本当にごめんなさい…
では少し投下します。
-
- 136 : 2014/02/25(火) 20:20:09 :
- ー食堂ー
クリスタ「エレン!おはよっ!」
エレン「なんだ朝から?」
クリスタ「なんでだろ…わかんないや」エヘヘ
エレアル(うっ…て、天使‼︎///)
-
- 137 : 2014/02/25(火) 20:20:24 :
- ミカサ「席を取っておいた。もちろんクリスタの分も。早く食べよう」
エレン「ありがとなミカサ」
ミカサ「私は当然のことをしただけ」
エレン「そういや、今日の訓練なんだ?」
アルミン「立体機動だよ」
-
- 138 : 2014/02/25(火) 20:20:40 :
- ミカサ「2人がペアで索敵、討伐を行う。これにはチームワークが必要。ので、エレン、私とペアを組m…」
クリスタ「エレン、ペア組もう?」
エレン「ん?ああ、いいぞ」
ミカサ「エレン!私の方が!」
エレン「いや、クリスタの方がいいだろ。お前は一人で全部出来るし、アルミンと組んでやれよ」
-
- 139 : 2014/02/25(火) 20:20:57 :
- アルミン「なんかその言い方は僕を馬鹿にしてない?」
エレン「ごめん!そういう訳じゃなくて…その、だから…」
アルミン「いいよ無理しなくて。僕も分かってるから…でも、足手まといには死んでもならない」
ミカサ「アルミン、貴方には素晴らしい判断能力がある。自信を持って」
エレン「そうだぜ?頭のアルミンと身体のミカサ。最高のペアだろ?」
アルミン「あはは…(もしかして、エレンはクリスタとペア組みたくて僕を利用している?)」
-
- 140 : 2014/02/25(火) 20:21:18 :
- ミカサ「…アルミン、力を貸してくれるだろうか?」
アルミン「僕で良ければ力になるよ(ミカサを自然な流れで僕とペアを組ませた‼︎エレン…いつの間にこんな知恵を?それとも何も考えずにこうなったのか…?)」
エレン(あれ?なんかしらねぇけどうまい具合にクリスタと組めるな)
エレン「じゃあクリスタ組もうぜ」
ミカサ「…あ」
クリスタ「うん!」
アルミン(やっぱりエレンの思惑通りだったんだ!エレン…すごいよ…)←考え過ぎ
-
- 141 : 2014/02/25(火) 20:21:50 :
- ー立体機動ー
クリスタ「エレン!二時の方向に一体!」
エレン「任せろ!」バシュ
ジャン「はっ!」ザシュッ
エレン「くそっ」ザクッ
ジャン「俺の方が早かったな!死に急ぎ!」
エレン「俺の方が深かったな!敗北主義者!」
-
- 142 : 2014/02/25(火) 20:22:04 :
- クリスタ「もう!二人とも争わないで!」
ジャンエレ「お、おう」
ジャン「次はどこだ?サシャ!」
サシャ「あっちの方な気がします!」
ジャン「おっしゃ!」バシュ
エレン「クリスタ、どっかいたか?」
クリスタ「十時と正面にいるよ」
エレン「正面は任せろ!」バシュ
クリスタ「私は十時の方ね!」バシュ
-
- 143 : 2014/02/25(火) 20:22:24 :
- エレン「終わったな」
クリスタ「うん、疲れた…」
ジャン「おいエレン、お前討伐数何だ?」
エレン「15体」
ジャン「へっ!俺の勝ちだ!」
エレン「お前は何だったんだよ」
ジャン「俺は18体だぜ?」
キース「訓練兵!静かにしろ!」
訓練兵「はっ!」
キース「今回の訓練の成績上位者を発表する!」
-
- 144 : 2014/02/25(火) 20:22:44 :
- ーペアー
1位 ミカサ・アッカーマン
アルミン・アルレルト 討伐数48体
2位 ライナー・ブラウン
ベルトルト・フーバー 討伐数34体
3位 ジャン・キルシュタイン
サシャ・ブラウス 討伐数29体
4位 エレン・イェーガー
クリスタ・レンズ 討伐数21体
5位 コニー・スプリンガー
マルコ・ボット 討伐数20体
-
- 145 : 2014/02/25(火) 20:23:00 :
- ー個人ー
1位 ミカサ・アッカーマン 討伐数47体
2位 ライナー・ブラウン 討伐数24体
3位 ジャン・キルシュタイン 討伐数18体
4位 アニ・レオンハート 討伐数17体
5位 エレン・イェーガー 討伐数15体
6位 マルコ・ボット 討伐数13体
7位 サシャ・ブラウス 討伐数11体
8位 ベルトルト・フーバー 討伐数10体
9位 コニー・スプリンガー 討伐数7体
10位 クリスタ・レンズ 討伐数6体
-
- 146 : 2014/02/25(火) 20:23:31 :
- エレン「ミカサすげえ…」
アルミン「全部自分でやってたからね」
ライナー「もっとベルトルトも積極的に動いた方がいいぞ?」
ベルトルト「ペア組んでるとさ、譲りたくなるんだよね…」
エレン「アニもすげえな」
ミーナ「ごめんねアニ…私が討伐数0体だったから…」
アニ「別に…気にしてないよ」
-
- 147 : 2014/02/25(火) 20:23:39 :
- クリスタ「いつもより討伐数良かった!」
ユミル「初めてのランクインだもんな」
エレン「そうなのか?」
クリスタ「うん…でも、今回はたくさん討伐できた!エレンのおかげだよ!ありがとう!」ニコッ
エレン「お前最近笑うようになったな!良かったぜ!」ニカッ
ミカユミ(天使がいる)
アルミン(あれ?クリスタって元々笑う子だったよね?何か違うのかな?)
-
- 148 : 2014/02/25(火) 20:23:55 :
- ー女子寮ー
クリスタ「…」
今日も楽しかった。
エレンとのお喋り、訓練、そばにいるだけでも…
最近は凄く楽しんでいる。
このままずぅーと、この時間が続けばいいな。
-
- 149 : 2014/02/25(火) 20:24:10 :
- ー男子寮ー
エレン「…」
クリスタは最近、可愛くなったと思う。
元々、容姿は可愛いけど…
中身が変わった(?)気がする。
今の笑顔に違和感はない。
やっぱり俺…
あいつのこと…
好きだ///
-
- 150 : 2014/02/26(水) 21:01:31 :
- 来たぁー!!
エレンは遂に...期待☆キラッ
-
- 151 : 2014/02/26(水) 23:49:13 :
- キタァー!!期待ダァー!!
-
- 152 : 2014/02/26(水) 23:52:47 :
- 期待!
-
- 153 : 2014/02/28(金) 19:44:14 :
- まだかぁ~
-
- 155 : 2014/03/01(土) 00:38:09 :
- ガラガラ
エレン「クリスタ!」
俺は勢い良くドアを開けた。
クリスタはベッドに横になり静かに眠っている。
エレン「おい…嘘だろ?」
クリスタ「…」
-
- 156 : 2014/03/01(土) 00:38:30 :
- エレン「おい…おい!」ガシッ
クリスタ「…」
エレン「…」
クリスタ「…?」
エレン「!!!!!」
クリスタ「ん、んん?」
エレン「気が付いたか?大丈夫か?」
クリスタ「…はい」
エレン「良かった…」
-
- 157 : 2014/03/01(土) 00:38:48 :
- だが、いつものクリスタと違う。
明るさがない。
まあ、無理して笑ってるのもどうかとは思うが…
最近、見せてくれていた自然な笑顔もない。
どうした?
-
- 158 : 2014/03/01(土) 00:39:01 :
- クリスタ「あの…」
エレン「なんだ?」
クリスタ「あなた…誰?」
エレン「へ?」
ーーー
ーー
ー
-
- 159 : 2014/03/01(土) 00:39:30 :
- ー食堂ー
エレン「また立体機動だってな?」
アルミン「うん。しかも今度は個人戦だからな〜僕には大変だよ」
エレン「俺はなんとしてもミカサに勝つ!」
アルミン「エレン…それはかなり厳しいよ」
クリスタ「エレン、アルミン、頑張ろう!」
エレアル「おう/うん」
-
- 160 : 2014/03/01(土) 00:39:51 :
- ー立体機動ー
ミカサ「…」ギュィィイイン
エレン「…」ギュゥゥウウン
ミカサは何であんなに早く飛べる?
ミカサ「…」ザグッ
エレン「…」ザクッ
ミカサは何であんなに深く切れる?
-
- 161 : 2014/03/01(土) 00:40:12 :
- エレン「くそっ!」
ミカサ「⁉︎」
ミカサ(ガスを吹かしすぎている…エレン、焦っているの?)
クリスタ「エレン!焦っちゃダメだよ!」
エレン「⁉︎あ、ああ…確かにガスを吹かしすぎたかもな」
クリスタ「エレンは本当に死に急ぎだね」
エレン「お前もそれ言うのかよ」
-
- 162 : 2014/03/01(土) 00:40:29 :
- クリスタ「えへへ…あれ?」
エレン「おい、どうした?え?」
クリスタ「‼︎」
クリスタのアンカーが抜けた!
木が腐ってたのか?
クリスタ「いやっ!」
エレン「クリスタ!トリガーを引くな!」
クリスタ「きゃぁぁああ!」
-
- 163 : 2014/03/01(土) 00:40:48 :
- クリスタはアンカーが刺さったものとして、トリガーを引きガスを噴射させてしまった。
体がそうするように覚えてしまっているのだろう。
クリスタはそのまま上空へと飛び上がってしまった。
エレン「早く!体勢を保て!」
クリスタは既にパニックに陥っていた。
こうなった時…こうならないことが前提なのだが…
本来ならばもう片方のアンカーを刺し、体勢を立て直すはずだった。
しかし、クリスタはパニックでそれが出来なかった。
上空に打ち上げられたクリスタはそのまま地面へと吸い込まれて行った。
-
- 164 : 2014/03/01(土) 00:41:13 :
- ー
ーー
ーーー
エレン「おい…俺のこと分からないのか?」
クリスタ「…はい」
エレン「…マジかよ」
クリスタ「…ごめんなさい」
エレン「いや、謝らなくていいよ」
クリスタ「…はい」
-
- 165 : 2014/03/01(土) 00:41:36 :
- エレン「自分の名前はわかるか?」
クリスタ「…はい」
エレン「俺はお前の同期なんだぜ?敬語やめろよな」
クリスタ「同…期?」
エレン「え?」
クリスタ「私はどこにいるの?」
エレン「訓練兵団トロスト区支部」
クリスタ「訓練兵団?」
-
- 166 : 2014/03/01(土) 00:41:53 :
- エレン「ああ…それも覚えてねぇのか…クリスタ?」
クリスタ「…クリスタ?」
エレン「え?」
クリスタ「え?」
エレン「お前…自分の名前は分かるって…」
クリスタ「うん…私の名前はヒストリア・レイスだよ?」
エレン「…どういうことだ?」
-
- 167 : 2014/03/01(土) 00:42:13 :
- クリスタ「…それよりお兄ちゃんは何て名前なの?」
エレン「お、お兄ちゃん⁇」
クリスタ「うん、だって私よりずっと年上に見えるから」
エレン「え?」
クリスタ「え?」
エレン「…俺はエレン・イェーガーだ。歳はお前と同じのはずだが…」
クリスタ「そうなの?私と同じ8歳には見えないけど…」
エレン「…え?は、8歳⁉︎」
クリスタ「そうだよ?私は8歳だよ?」
エレン「…どうすればいいんだ?」
-
- 168 : 2014/03/01(土) 00:42:31 :
- ガラガラ
ユミル「クリスタァ!」
エレクリ「⁉︎」
ユミル「大丈夫か?」
クリスタ「…はい」
エレン「こいつも同期だ敬語いらねぇよ」
クリスタ「あ、うん…」
ユミル「…どうしたクリスタ?」
クリスタ「だから私はクリスタじゃない…」
ユミル「え?」
-
- 169 : 2014/03/01(土) 00:42:50 :
- エレン「ああ…あのな?なんかクリスタは記憶がなくなったっていうか、別の奴の記憶があるって感じするんだよ」
ユミル「は?」
エレン「自分のこと8歳とか言ってるし、名前もクリスタじゃないやつ名乗るし」
ユミル「…」
クリスタ「私は…クリスタっていうの?」
ユミル「ああ、私たちの記憶の中ではな」
ユミル(こいつ、まさか、昔の名前を名乗ってるのか?それは…まずいよな?)
-
- 170 : 2014/03/01(土) 00:43:15 :
- ユミル「エレン、こいつの名前聞いたのか?」
エレン「ああ。でも、覚えてねぇや」
ユミル「そのまんまずっと忘れてろ」
エレン「お、おう」
ユミル「あと、クリスタ」
クリスタ「ん?私?」
ユミル「そうだ。お前はクリスタ・レンズなんだ。他の名前は名乗るな」
クリスタ「え?なんで…?」
ユミル「頼むからそうしてくれ」
ユミル(こんな形で本名なんか聞きたく無いしな)
-
- 171 : 2014/03/01(土) 00:43:36 :
- ユミル「あと死に急ぎ」
エレン「おい、俺はエレンって名前があるんだが?」
ユミル「クリスタが別の名前を名乗ったことは誰にも言わないでくれ」
エレン「ああ、分かったよ」
ユミル「それと…クリスタの世話頼むぞ?私よりお前の方がいいだろうからな」
エレン「それはどういう意味だよ」
ユミル「ただ、クリスタを傷つけるようなことしたらタダじゃ置かないからな?」
エレン「分かったよ、なんか怖いな」
ユミル「じゃあな」
ユミルは部屋を出て行った。
-
- 172 : 2014/03/01(土) 00:43:56 :
- クリスタ「…」
エレン「…」
クリスタ「…ありがとう」
エレン「え?なんだよ」
クリスタ「私、あまり人とまともに喋ったことなかったから…少し楽しかった」
エレン「ん?これからもたくさん喋るだろ?」
クリスタ「…うん!」ニコッ
エレン「⁉︎///」
あの事故があってから、クリスタは基本的に下を向き、元気がなさそうだった。
でも今の元気な笑顔は…
反則だろ!///
-
- 173 : 2014/03/01(土) 12:09:56 :
- ハッ!?天使!?
-
- 174 : 2014/03/01(土) 19:35:08 :
- 期待です >>173なに!?どこだ!?
-
- 175 : 2014/03/01(土) 21:09:23 :
- 期待!おもしろい!
-
- 176 : 2014/03/02(日) 15:44:13 :
- 期待、コメントありがとうございます!
それでは投下します。
-
- 177 : 2014/03/02(日) 15:44:49 :
- 一週間が経ってもクリスタは記憶を取り戻さない。
ユミルに言うなって言われてるけど、アルミンにだけ相談した。
アルミンなら他言しなそうだし、何より頭がいい。
何かいいアドバイスをくれるはずだ。
-
- 178 : 2014/03/02(日) 15:45:07 :
- アルミン「で、その名前ってのは覚えてないの?」
エレン「ああ…」
アルミン「そもそもさ、エレンとクリスタってなんでいきなり仲良くなったの?」
エレン「もともと知り合いだからな」
アルミン「ふーん、って、ええ⁉︎」
エレン「言ってなかったっけ?」
-
- 179 : 2014/03/02(日) 15:45:25 :
- アルミン「言ってないよ!いつ知り合ったの?」
エレン「知り合ったっていうか、お互い顔知ってたレベルだけど…あの、開拓地で俺が喧嘩したことあったろ?」
アルミン「…ああ、あったね。三人に挑んでボコボコにされたやつでしょ?」
エレン「…ああそれだ。そん時に助けたのがクリスタだったんだよ」
アルミン「ああ、そうだったんだ」
エレン「ひとまず、クリスタに名前聞いてみるか?」
アルミン「そうだね」
-
- 180 : 2014/03/02(日) 15:45:50 :
- ガラガラ
クリスタ「あ、エレンと…」
アルミン「アルミンだよ」
クリスタ「ごめんなさい」
エレン「なあクリスタ、お前名前なんだっけ?」
クリスタ「え?クリスタだけど…」
エレン「あの…それじゃないやつ」
クリスタ「ヒストリア・レイス?」
アルミン「⁉︎」
-
- 181 : 2014/03/02(日) 15:46:06 :
- エレン「どうしたアルミン」
アルミン「レイスって、あの有名な?」
エレン「なんだよ」
アルミン「知らないの?レイス家は有名な貴族なんだ。悪い噂が多いけど」
エレン「そうなのか」
アルミン「そんな人がなぜ訓練兵に?」
クリスタ「…知らない」
アルミン「そうだよね…」
-
- 182 : 2014/03/02(日) 15:46:23 :
- クリスタ「…でも」
アルミン「でも?」
クリスタ「私は貴族だけど、お嬢様じゃないの」
アルミン「⁇」
クリスタ「私のお母さんはお父さんの本当の奥さんじゃないの」
アルミン「…つまり、妾の子なのかい?」
クリスタ「…」
-
- 183 : 2014/03/02(日) 15:46:50 :
- アルミン「…君は家でどんな生活を?」
クリスタ「…動物のお世話をしてる」
アルミン「…お母さんやお父さんは?」
クリスタ「お母さんは話したことない。お父さんはあったことない」
アルミン「そっか…」
クリスタ「ここに来てからだよ、こんなに話すの…」
アルミン「そっか…ねぇエレン」
エレン「ん?」
アルミン「エレンとクリスタが初めて会った日のこと詳しく聞かせて」
エレン「ああ、いいぞ」
-
- 184 : 2014/03/02(日) 15:47:13 :
- ー兵舎裏ー
アルミンに病室からここに連れて来られた。
クリスタ「ここにいればいいの?」
こんなところでどうするんだろう?
アルミン「ああ、ここにいてくれ」タッタッタッ
クリスタ「え?」
ジャン「おい、クリスタ!」
クリスタ「?あ、訓練兵の…」
-
- 185 : 2014/03/02(日) 15:47:34 :
- ジャン「なんだよ、名前覚えてねぇのかよ」
コニー「ひでぇ奴だな」
ライナー「おいお前、そんな女g…じゃなくてうざい面してんなよ」
クリスタ「ご、ごめんなさい」オドオド
ライナー(結婚しよ)
-
- 186 : 2014/03/02(日) 15:47:55 :
- ジャン「そのうざい顔、俺が直してやるよ」
今にも暴力を振られそうだった。
大丈夫…
こんなのには慣れてる。
エレン「おい!やめろよお前ら!」
ジャン「なんだよ⁉︎」
コニー「やんのか?」
エレンが喧嘩をしている。
かなり激しかった。
-
- 187 : 2014/03/02(日) 15:49:28 :
- エレン「はぁ…はぁ…」
ライナー「馬鹿なやつだ…三人相手には叶わないだろ」
コニー「そんなの俺でもわかるぞ」
ジャン「まあいいや行こうぜ」
-
- 188 : 2014/03/02(日) 15:49:47 :
- クリスタ「だ、大丈夫?」
エレン「ああ…これくらい…」
クリスタ「別に私のことなんか助けなくてよかったのに…どうしてこんなこと?」
エレン「別に理由なんていいだろ?」
クリスタ「でも…エレンは…私とたくさん喋ったり、いろいろ教えてくれたり、私の世話してくれたり…」
クリスタ「どうしてそんなに優しくするの?」
エレン「だってよ…いいことするのに理由なんていらねぇだろ?」
クリスタ「⁉︎」
-
- 189 : 2014/03/02(日) 15:50:21 :
- この感じ…
クリスタ「…エレン」
エレン「…?」
クリスタ「はっ⁉︎」
エレン「ど、どうした?」
クリスタ「私こんなところでいったい…ん?エレン?どうしたのその怪我!」
エレン「…お前、誰だ?」
クリスタ「え?クリスタだけど…」
-
- 190 : 2014/03/02(日) 15:50:49 :
- エレン「本当に、本当にクリスタなんだな?」
クリスタ「え?そうだけど…ふぇっ⁉︎///」
エレン「よかった…戻って来たんだな」ギュー
アルミン「よかった。作戦は成功したんだね」
エレン「お前があの日を再現すればいいとか言ったときはびっくりしたけどな」
コニー「なあ、あれでよかったのか?」
アルミン「うん、ありがとう!」
クリスタ「え?みんな、何話してるの?」
アルミン「それは僕が説明するよ…ちょっと来て?」
-
- 191 : 2014/03/02(日) 15:51:11 :
- ー医務室ー
クリスタ「どうしたの?」
アルミン「…ヒストリア・レイス」
クリスタ「⁉︎」
アルミン「やっぱり…君の本名かい?」
クリスタ「どうしてそれを?」
アルミン「君は立体機動で事故に遭ったんだけど…」
クリスタ「あ!そう言えば!」
アルミン「それで、君は大きな怪我はしなかったんだけどさ…記憶が8歳の頃に戻ったんだ」
クリスタ「え?」
-
- 192 : 2014/03/02(日) 15:51:34 :
- アルミン「安心して、君の名前については僕とエレンしか知らないから」
クリスタ「…よかった」
アルミン「名前以外にもいろいろ教えてもらったけどね…君の幼少期の生活とか」
クリスタ「…」
アルミン「大丈夫、他言しないから」
クリスタ「…」
アルミン「エレンもしないよ。そういうのはわかってるはずだよ」
クリスタ「うん」
アルミン「さあ、そろそろ戻ろう?」
クリスタ「そうだね」
-
- 193 : 2014/03/02(日) 15:52:05 :
- ー食堂ー
エレン「お、クリスタ!今日から復帰だな!」
クリスタ「うん!またよろしくね」ニコッ
ヤバイ…
クリスタの笑顔が前にも増して可愛くなってる///
-
- 194 : 2014/03/02(日) 15:52:26 :
- ー馬小屋ー
クリスタ「よいしょっ…」
今日の訓練は辛かった…
内容は特に変わってないけど、体が少し鈍っていた…
私は一週間程記憶を失っていたらしい。
クリスタ「一週間、全然お世話出来なくてごめんね」.
今日は丁寧にブラッシングをしてあげた。
-
- 195 : 2014/03/02(日) 15:52:49 :
- エレン「なあクリスタ」
クリスタ「⁉︎」
エレン「ごめん、びっくりしたか?」
クリスタ「いや、大丈夫だよ」
エレン「クリスタ、付き合ってくれ」
クリスタ「…ふぇっ⁉︎///」
エレン「どうした?」
クリスタ「いきなり過ぎたから…びっくりして…」
-
- 196 : 2014/03/02(日) 15:53:05 :
- エレン「ダメか?」
クリスタ「いいよ!いいに決まってる!でも、なんでいきなり?」
エレン「最近のお前はすげえ元気だし、素直に笑ってくれるし、そして、この一週間でお前がいないさみしさが分かったんだ」
クリスタ「…」
エレン「そして気付いたんだ」
クリスタ「…」
エレン「俺はクリスタ…いや、ヒストリアが大好きだ」
-
- 197 : 2014/03/02(日) 15:53:19 :
- クリスタ「…」
エレン「…」
クリスタ「私の方がもっと、もーっと…」
エレン「…」
クリスタ「大好きだよ?///」テレテレ
ー完ー
-
- 198 : 2014/03/02(日) 15:53:44 :
- これにて終了です!
読んでくださった方々、ありがとうございました!
-
- 199 : 2014/03/02(日) 18:00:35 :
- 素晴らしい作品でした またエレクリ書いてください
-
- 200 : 2014/03/02(日) 18:03:47 :
- >>199
分かりました。ネタが思い付いたらですけどね…
-
- 201 : 2014/03/03(月) 00:37:40 :
- 最高
-
- 202 : 2014/03/03(月) 00:39:50 :
- >>201
ありがとうございます!
-
- 203 : 2020/10/06(火) 15:27:46 :
- 高身長イケメン偏差値70代の生まれた時からnote民とは格が違って、黒帯で力も強くて身体能力も高いが、noteに個人情報を公開して引退まで追い込まれたラーメンマンの冒険
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恋中騒動 提督 みかぱん 絶賛恋仲 神威団
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害悪ユーザーカグラ
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害悪ユーザーエルドカエサル (カエサル)
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【キャロル様教団】
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コソコソ隠れて見てるのも知ってるぞ?
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