ssnote

x

新規登録する

作品にスターを付けるにはユーザー登録が必要です! 今ならすぐに登録可能!

この作品は執筆を終了しています。

ハンジ「エレン!誰かと入れ替わってみたくない!?」

    • Good
    • 1

loupe をクリックすると、その人の書き込みとそれに関連した書き込みだけが表示されます。

▼一番下へ

表示を元に戻す

  1. 1 : : 2014/02/15(土) 22:40:21


    アルミン「え?エレンが猫になっちゃった?」
    http://www.ssnote.net/archives/9636


    エレン「心理テスト?」
    http://www.ssnote.net/archives/9646


    アルミン「ジャンケンで誰が飲むか決めよう!」
    http://www.ssnote.net/archives/9662


    アルミン「エレンが、記憶喪失?」
    http://www.ssnote.net/archives/9683


    エレン「は?劇、ですか?」ハンジ「ベタに白雪姫とかどうかな?」
    http://www.ssnote.net/archives/9719


    ハンジ「エレン、君にチョコレートをあげよう」(怪しい薬入り)
    http://www.ssnote.net/archives/9811


    ハンジ「鬼ごっこを開催する!!」
    http://www.ssnote.net/archives/9849


    エレン「ばれんたいん、だ?」
    http://www.ssnote.net/archives/9891


    エレン「女になる薬、ですか?」
    http://www.ssnote.net/archives/9993


    アルミン「大変だああ!エレンが酔ってる!!」
    http://www.ssnote.net/archives/10023


    前作です。
  2. 2 : : 2014/02/15(土) 22:42:54


    ジャン「王様ゲームっつーのに挑戦しようぜ!」
    http://www.ssnote.net/archives/10064


    エレン「どうなってんだ!?」
    http://www.ssnote.net/archives/10114



    前作続きです。

  3. 3 : : 2014/02/15(土) 22:43:25
    期待です
  4. 4 : : 2014/02/15(土) 22:43:57
    一番ゲッツ
  5. 5 : : 2014/02/15(土) 22:45:11




    エレン「……マタデスカ(棒」

    ハンジ「何だい?その目は。……人類の最初の被験体になれるんだよ!?喜ばしいことでしょ!!」

    エレン「え、全然嬉しくないのは俺だけですか?」



    ハンジ「えー、自分じゃない誰かになってみたいとか思ったことないの?ほら、人類最強のリヴァイとか。」

    エレン「え、リヴァイ兵長なんて…!滅相もないですよ!そ、そりゃああの人みたいに強くなりたいとは思いますけど」


  6. 6 : : 2014/02/15(土) 22:45:33

    前作全部見ました

    全部面白かったです

    今回も期待♪です
  7. 7 : : 2014/02/15(土) 22:46:25
    この>>1は有能
  8. 8 : : 2014/02/15(土) 22:48:52



    ハンジ「ほら!!なりたいんだろ!さあ、これを飲んでみて!君が入れ替わりたいと強く願う相手と入れ替われるから!」

    エレン「いや、流石に本人に了承を得ずに飲むのはどうかと」




    ハンジ「……エレン、君には失望したよ」

    エレン「いえ、別に期待されたいとは思ってないので」

    ハンジ「君はもっと成長できる子だと思っていた。そんな弱い子だったなんて」

    エレン「よ、弱いって!俺はその辺の兵士とは違います!!」

    ハンジ「そうだろう?……じゃあ、これを飲んでみるべきだ」

    エレン「(俺、何か操られてる?)」


  9. 9 : : 2014/02/15(土) 22:51:26
    >>3 いつもありがとうございます!頑張ります!
    >>6 見てくださっているなんて、感激です!頑張ります!
    >>7 有能だなんて!じゃあ、読者の皆様は天才を超えた私の天使です!



    ハンジ「さあ、飲んで。エレン」

    エレン「……本当に変な物ではないんですよね?」

    ハンジ「もちろん。……さあ、早く。入れ替わってみたい相手を思い浮かべながら飲むんだ」



    エレン「(入れ替わりたい相手、かあ…。誰だろう)」

    ハンジ「(さあて、見物だな♪)」


  10. 10 : : 2014/02/15(土) 22:54:28
    このSSはいつも面白い、期待
  11. 11 : : 2014/02/15(土) 23:01:04
    頑張って下さい
  12. 12 : : 2014/02/15(土) 23:13:14
    変わる相手アニがいいなぁ!

    それでベルをいじめたりww
  13. 13 : : 2014/02/15(土) 23:32:41
    期待!!!
    こういう薬は定番のベルトル被害者とかwww
  14. 14 : : 2014/02/16(日) 00:29:23
    頑張ってください!
  15. 15 : : 2014/02/16(日) 00:35:49
    いいじゃないかね。
    続き期待してます!
  16. 16 : : 2014/02/16(日) 02:08:44
    ミカン飴さん!
    毎回毎回楽しみにさしてもらってます
    これからも頑張ってください!
  17. 17 : : 2014/02/16(日) 06:17:57
    いやたぶんリヴァイだろ
    強いからハンジさんもそれを願ってると思う

    エルヴィンでろー
  18. 18 : : 2014/02/16(日) 13:17:30
    期待!
  19. 19 : : 2014/02/16(日) 18:02:54
    超期待!!
  20. 20 : : 2014/02/16(日) 19:53:03
    期待大。
    ので、頑張って( ´∀`)bグッ!
  21. 21 : : 2014/02/16(日) 20:38:12
    只今、誰と入れ替わるか迷い中ww




    エレン「(んー、誰って言われてもなー)」

    ハンジ「(リヴァイかな?やっぱり、リヴァイだよね!)」


    エレン「(リヴァイ兵長に入れ替わったとして、目が覚めた瞬間兵長……、ハンジさんを………いや、考えるのはやめよう)」

    ハンジ「(リヴァイ、リヴァイ!)」


    エレン「(じゃあ、104期生の誰かか?ライナーとかいいよな。ちょっとあの体になってみたいっつーか)」

    ハンジ「(リヴァイ来い!!)」


    エレン「(間違ってもジャンだけはなりたくねえな。……ミカサも女だしな)」

    ハンジ「(来い!来い!)」


  22. 22 : : 2014/02/16(日) 20:45:57




    エレン「(やっぱ…)」




    ハンジ「もう、エレン!!口に含んでないで、早く飲んでよ!!」

    エレン「ん、ぐっ!!」



    ハンジ「あ」

    エレン「けほ、けほっ!!……ちょ、ハンジさん!!何してくれて……ぇ」



    ハンジ「あ、堕ちた」


  23. 23 : : 2014/02/16(日) 20:54:33




    エレン「すー……すー…」

    ハンジ「あらら、どうやら寝てしまったようだね。」



    ハンジ「(ああ、でもこれで薬の効果がどうか分かるってことだ!……リヴァイかな?リヴァイだよね!?エレン声のリヴァイって聞いてみたいなー)」




    エレン「……ん」

    ハンジ「あ、起きた!」


  24. 24 : : 2014/02/16(日) 21:37:13



    エレン?「ここは…」

    ハンジ「どう?体の具合は悪くない?」





    エレン?「……何故ハンジがここにいる」

    ハンジ「何故って、まあ色々とあってね!」

    エレン?「それより何故私は外にいる?」



    ハンジ「………私?」

    エレン?「ハンジ。悪いが説明してくれないか。」



    ハンジ「ね、ねえ。確認するんだけどさー」

    エレン?「何だ」








    ハンジ「え、エルヴィンじゃ、ないよね?」


  25. 25 : : 2014/02/16(日) 21:40:31




    エルヴィン「そうだが……何故そんな当たり前のことを聞くんだ、ハンジ」

    ハンジ「嘘おおおおおお!!え、何でリヴァイじゃないの!?失敗!?失敗なの!?」

    エルヴィン「ハンジ。分かるように説明してくれ。そして、私が何故声がこんなにも幼くなっているのかもな」

    ハンジ「……ああ、聞きたい?」




    エルヴィン「……まあ、聞かずとも何となく分かっているがな」

    ハンジ「それで?君は何をしていたんだい?」

    エルヴィン「ああ、私は」


  26. 26 : : 2014/02/16(日) 21:42:20




    エルヴィン(エレン)「ん…」

    リヴァイ「おい!エルヴィン!」

    エレン「あ…」

    リヴァイ「ったく、いきなり倒れたかと思えば……、最近働きすぎたんじゃねえのか」




    エレン「………え?」

    リヴァイ「あ?」

    エレン「あ、あの……へ、兵長です、か?」




    リヴァイ「……エルヴィン。お前、頭打っておかしくなりやがったのか?」

    エレン「い、いやえっと…(どう説明したらいいのか…)」


  27. 27 : : 2014/02/16(日) 21:45:55



    ハンジ「……それ、やばくない?」

    エルヴィン「お前がこの少年にそういう薬を飲ませたのがいけないんじゃないのか?」

    ハンジ「まあ、それは置いといてだよ!リヴァイと一緒だったんて、聞いてないよ?」

    エルヴィン「次の壁外調査の打ち合わせだ。君を呼びに行かせた部下は君を見つけられなかったと報告を受けて、先にしていただけだ。」

    ハンジ「あららー、それは残念だ」



    エルヴィン「それで、どうする気だ?」

    ハンジ「さあ?そこはエレンが上手くやるんじゃないかな?」


  28. 28 : : 2014/02/16(日) 21:47:35



    エレン「……ということでして」

    リヴァイ「………あのクソメガネっ!」

    エレン「あ、あの!!お、俺やっぱり、団長になって、ますか?」

    リヴァイ「声聞いて分かんだろ。」

    エレン「ま、まあ、何となく」



    リヴァイ「くそっ!とりあえず、訓練所に行くしかねえな。……お前、馬は?」

    エレン「あ、乗れます!……あの、リヴァイ兵長」

    リヴァイ「あ?」


  29. 29 : : 2014/02/16(日) 21:49:36



    エレン「前、睡眠薬を常備していると言ってましたよね?」

    リヴァイ「それがどうした?」

    エレン「それを俺が飲めばどうにかなるんじゃ」



    リヴァイ「おい、それで元に戻ると思ってんのか?」

    エレン「え、でもいつもの感じではそうなんじゃないかと」



    リヴァイ「クソガキ、よく考えろ。今、お前の体には誰がいる?」

    エレン「ま、まあ、普通に考えてエルヴィン団長じゃないかと」

    リヴァイ「テメエが一人寝たところで、どうにかなる問題じゃねえと思うけどな」

    エレン「………それもそうですね」


  30. 30 : : 2014/02/16(日) 21:51:24



    リヴァイ「さっさと行くぞ。」

    エレン「あ、はい!」



    リヴァイ「(ハンジの奴、そろそろ本当に永遠の眠りに入りたいらしいな)」

    エレン「(絶対怒ってるよな?)」



    リヴァイ「………」

    エレン「あ、あの……そのナイフはいつ使うつもりで?」

    リヴァイ「クソメガネにちょっとな」

    エレン「(怒ってる、やっぱり!)」


  31. 31 : : 2014/02/16(日) 21:55:09




    ハンジ「まあ、くよくよしても仕方ない!エルヴィン、今日はその体で過ごしてくれないかな?」

    エルヴィン「冗談だろ?」

    ハンジ「冗談じゃないよ。私は真剣だ」



    エルヴィン「悪いが、私も」

    ハンジ「ダメだよ!一日の我慢なんだから、ここにいてよ!エルヴィン!」

    エルヴィン「……大体、この少年がどういう人間なのか私は知らないんだが」



    ハンジ「エレン・イェーガー!単純で騙されやすくて、言葉に乗せられやすい子だ!」

    エルヴィン「お前、最低だな」


  32. 32 : : 2014/02/16(日) 21:57:51




    ハンジ「頼むよ!まだ調べたいことがあるんだ!心細いなら、私も傍を離れないから!!」

    エルヴィン「……いくら頼まれても私には」




    ハンジ「エルヴィン!!今度の壁外調査では何でもするからさ!!」

    エルヴィン「子供か、君は」



    ハンジ「頼むよー、頼むよー」

    エルヴィン「……バレない自信がない」

    ハンジ「大丈夫!フォローするから!!」

    エルヴィン「………」

    ハンジ「リヴァイがこっちに来るまででいいからさー!!」


  33. 33 : : 2014/02/16(日) 21:59:41




    エルヴィン「……はあ。ハンジ」

    ハンジ「何!?」




    エルヴィン「今度の休暇はなしだ」

    ハンジ「ええええええ!?そんなああああ!!それはいくらなんでも酷だよ!!エルヴィン!」

    エルヴィン「じゃあ、私はこの」

    ハンジ「分かった。なしでいい。……でも協力してくれるんだよね?」



    エルヴィン「……アテにしているわけではないが、少しくらいはマシなフォローを頼む」

    ハンジ「え、これって失礼なこと言われる?」


  34. 34 : : 2014/02/16(日) 22:04:25




    エルヴィン「………」

    ハンジ「いいかい?エルヴィン…。君はこれからエレンだ。何となくそれっぽく演じていればいいから」

    エルヴィン「ハンジ、お前巨人のこと以外は説明下手だな」

    ハンジ「大丈夫。困った時は『俺は巨人を駆逐する!』と言っておけばいいから」

    エルヴィン「普通は曖昧に『うん』とか言うのが無難じゃないかと思うんだが」



    ハンジ「さあ!まずは食事からだ!キースにも適当に言ってるから、上官の心配をすることはない!」

    エルヴィン「よく許しが出たな」

    ハンジ「私も近くに座るから、困ってたらそれとなく入るから心配しないでくれ!」

    エルヴィン「いや、心配はする」


  35. 35 : : 2014/02/17(月) 02:03:35
    やったーエルヴィン出た(*⌒▽⌒*)
  36. 36 : : 2014/02/17(月) 16:14:46




    -食堂-



    エルヴィン「(さてどうしたものか)」




    アルミン「あ、エレン!先に食堂に来ていたんだね!」

    エルヴィン「(……誰だ?ああ、そういえば今私はエレンだったか?)」

    アルミン「エレン?」

    エルヴィン「ああ、おはよう」

    アルミン「……何か、若干いつもより声低くない?」

    エルヴィン「そうか?(大体この少年がどれくらいのトーンだったのかも分からないのだが)」



    ミカサ「おはよう、エレン、アルミン」

    アルミン「あ、おはよう。ミカサ」

    エルヴィン「(アルミンとミカサ。)」

    ミカサ「エレン?」

    エルヴィン「ああ、おはよう」


  37. 37 : : 2014/02/17(月) 16:16:36
    >>35 念願のエルヴィンですww
    いいですね、こういう組み合わせもw



    ミカサ「エレン……いつもより落ち着いてる。どうしたの?」

    エルヴィン「(……一体、どんな少年なんだ)」

    ミカサ「調子悪いの?」

    エルヴィン「いや、問題ない。先に行くぞ」




    アルミン「……何かちょっと変じゃない?」

    ミカサ「何か隠し事をしているかもしれない。絶対聞き出す」

    アルミン「あ、ミカサ!」


  38. 38 : : 2014/02/17(月) 16:18:40




    エルヴィン「隣をいいか?」

    ライナー「え、あ、ああ。」

    エルヴィン「(質素な食事は相変わらず、か)」



    ライナー「何だ、珍しいな。俺の隣来るなんて」

    エルヴィン「(そうか。なるほど、この少年はいつも一人で食べているということか)……気まぐれだとでもとってくれ」

    ライナー「……何か、いつもより雰囲気が落ち着いてねえか?」

    エルヴィン「(一体、どんな少年なんだ、だから)」



    ミカサ「エレン!何故そこに座る!」

    エルヴィン「(そして、どうしてこの少女が怒っているのかも分からない)」

    アルミン「ミカサ!落ち着いて!」


  39. 39 : : 2014/02/17(月) 16:21:31




    エルヴィン「(ハンジはいつ助けに来るのか…。まあ最初から本気でアテにしているわけじゃなかったが)」



    ジャン「な、何だあ?また問題起こしたのかよ、エレン」

    エルヴィン「(……馬みたいだな。というか、“また”?なるほど、本当にやんちゃな少年のようだ)」

    ミカサ「失せろ」

    ジャン「………わ、悪い」

    エルヴィン「(……ダメだ、本当にこの少女が怒っている意味が分からない)」



    アルミン「ぼ、僕たちもここに座ればいいじゃないか。」

    ミカサ「ち」

    エルヴィン「(ああ、この子たちと食事をとっていたのか。なるほど、怒っている理由がやっと理解できた)」


  40. 40 : : 2014/02/17(月) 16:23:52



    ベルトルト「……何か今日、エレンはあんまり喋らないね」

    エルヴィン「そうか」

    ベルトルト「(何か、本当いつもよりやりにくい)」



    アニ「おはよう、エレン」

    エルヴィン「おはよう」

    アニ「……いつもよりテンション低いね」

    エルヴィン「(少年よ、私は彼らとどう接したらよいのだ)」



    クリスタ「おはよう!エレン」

    エルヴィン「ああ、おはよう」

    クリスタ「何か今日ちょっといつもより無表情だよね?どうしたの?体調悪いの?」

    エルヴィン「(……どんどん複雑になってきた)」


  41. 41 : : 2014/02/17(月) 16:28:27




    ハンジ「ちょっと!!エルヴィン!!!」

    ミカサ「!?」



    ハンジ「どうしてそんなにいつも通りなの!?困ったら、『俺は巨人を駆逐する!』って言えって言ったじゃないか!!」

    エルヴィン「私はそんな性格じゃないのでな」

    ハンジ「エレンの振りをしろって言ったじゃないか!!」

    エルヴィン「それを言ったところで、私はこの少年がどんな者なのか分からないから意味がないのではないかと思うのだが」

    ハンジ「これじゃあ、実験の検証が得られないじゃないか!!」

    エルヴィン「君の実験の検証とやらに私は興味はないのでね。申し訳ないけど」

    ハンジ「少しくらい付き合ってよ!このままじゃあ、リヴァイが来てしまうじゃないか!」

    エルヴィン「……」

    ハンジ「ああ、折角実験は成功しているというのに、時間だけが過ぎていくううううう!!」



    エルヴィン「ハンジ」

    ハンジ「何!?協力してくれる気になった!?」

    エルヴィン「私は構わないのだが、さっきからこの場にいるものが全力で置いて行かれているようだが」

    ハンジ「………え?」

    エルヴィン「いいのか?私がエレンではないとばれても?」





    ハンジ「ぎゃああああああ!!」


  42. 42 : : 2014/02/17(月) 16:30:19




    アルミン「どういう、ことですか?」

    ジャン「……エレンじゃねえ?」

    ライナー「でも、体はエレンだよな?」

    ベルトルト「……ちょっと僕にもよく」

    コニー「おいおい、何事だよ!」



    クリスタ「……エレンじゃないの?」

    アニ「まあ、おかしいとは思っていたけど」

    ミカサ「お前……、どうしてエレンにばっかり…」


  43. 43 : : 2014/02/17(月) 17:32:27




    ハンジ「ああ~、計画が台無しだよエルヴィン」

    エルヴィン「私が君の計画を台無しにした覚えはないがな」




    ミカサ「何故いつもエレンを巻き込む」

    ハンジ「何故って……エレンは操りやすいからね」

    ミカサ「…っ!!」

    アルミン「み、ミカサ!!落ち着いて!!」



    ハンジ「もうすぐリヴァイ達がこっちに向かってるだろうなー。あー、もう少しエレンの体で遊びたかったなー」

    エルヴィン「それは私で遊びたかったということかな?」

    ハンジ「あ、分かった?」

    エルヴィン「……君は正直だな、ハンジ」


  44. 44 : : 2014/02/17(月) 17:35:14




    アルミン「あ、あの……エルヴィンってことか、調査兵団の団長さんですか?」

    エルヴィン「そうだが?」

    アルミン「そ、そうなんですね…。えっと、どんな薬を飲まされたんでしょうか?」

    エルヴィン「私が飲んだわけではないのだが」



    ハンジ「ああ、エレンに『誰かと入れ替われる薬』を飲ませたんだ。……飲んだ時に絶対リヴァイを思い浮かべると思っていたのに、どうしてエルヴィンを思い浮かべたんだろう?」

    ライナー「そ、そんな薬まで作れるんすか?」

    ハンジ「もちろん!今はまた新しい薬を開発中だよ!」

    ベルトルト「(懲りないなー、この人)」


  45. 45 : : 2014/02/17(月) 17:49:49



    ハンジ「はあ~、リヴァイと入れ替わってくれるって思ってたんだけどなー。何でエルヴィンだったのかなー?」

    エルヴィン「ハンジ、次の次の休みもなしにしようか」

    ハンジ「まあ、くよくよしても仕方がないさ!リヴァイが来る前にもう少し話をしようじゃないか!」

    アルミン「(上下関係が見える…)」



    クリスタ「でも外見がエレンなのに、中身が違う人だなんて……エレンの性格が変わったみたいだね」

    エルヴィン「普段のエレンという少年はみんなにとってどんな風に見えているんだ?」


  46. 46 : : 2014/02/17(月) 17:53:03




    アルミン「……単純というか、熱い人かな」

    ジャン「死に急ぎ野郎」

    ライナー「馬鹿」

    コニー「基本的にうるさい」

    ベルトルト「執念深い」



    ミカサ「か、家族です…っ」

    アニ「べ、別にい、言わなくてもいいだろ…!か、可愛いとか思ってないから!」

    クリスタ「え、エレンについて!?……えっと、か、かっこいいかな!」

    ユミル「いや、どう考えても死に急ぎ野郎だな」

    サシャ「ちょっと変わった人ですねー」




    エルヴィン「……男には好かれないタイプというのはよく分かった」

    ハンジ「女受けはいいタイプなんだよね、彼」


  47. 47 : : 2014/02/17(月) 17:54:43



    エルヴィン「さて、では私はこれで」

    ハンジ「え!?どこ行くの!?まだエレンのままだよ!」

    エルヴィン「だが、そろそろリヴァイが来る頃だと思うのだが」

    ハンジ「………え?」





    リヴァイ「邪魔するぞ」

    ハンジ「げ!リヴァイ!!」



    リヴァイ「………クソメガネ、ようやく俺の手でお前を葬れるらしいな」

    ハンジ「な、何のことかな~」


  48. 48 : : 2014/02/17(月) 18:50:20



    エレン「へ、兵長!落ち着いてください!」

    リヴァイ「邪魔するんじゃねえ、エレン」

    ハンジ「エレン!!助けてー!」




    エルヴィン「………」

    エレン「!え、っと、何ですか?」

    エルヴィン「ああ、自分の姿をこうして見るのは変な感じだと思ってな」

    エレン「それは俺もです。」


  49. 49 : : 2014/02/17(月) 18:52:53



    ミカサ「エレン!他に何か変なところはない!?」

    エレン「な、何だよ。大丈夫だっつーの」

    ミカサ「じゃあ、いいけど……」

    アルミン「それにしても何か、エレンの口調なのに……違う人っていうのは複雑というか」

    ミカサ「それは分からなくもない」



    エレン「俺に言われてもなー」

    ハンジ「エレン!!エレン!!助けてくれ!!」

    エレン「うわ!」

    リヴァイ「被害者に助け求めんじゃねえ!」


  50. 50 : : 2014/02/17(月) 18:58:06




    エルヴィン「それより、リヴァイ」

    リヴァイ「あ?」

    エルヴィン「聞いた話では、君は睡眠薬を持っているそうだな」

    リヴァイ「!……ああ、そうだったな。」

    ハンジ「ま、まさか!!ダメだ!まだ待ってくれないかい!?」



    リヴァイ「削ぐぞ」

    ハンジ「待ってよー、リヴァイ」

    エルヴィン「リヴァイ、早くしてくれ」

    リヴァイ「これだ」

    エルヴィン「ようやく慣れない体ともお別れか。」

    エレン「あ、ああ、じゃあ俺も」



    ハンジ「エレえええええええええン!!」

    エレン「うわ!!」


  51. 51 : : 2014/02/17(月) 19:01:15



    ハンジ「そうだ!君が飲まなければそれでいい!!君は私の味方だよね!?」

    エレン「そ、そんなこと言われても……俺も戻りたいわけですし」



    ミカサ「邪魔をするな」

    ハンジ「少しくらい私に協力してくれたって」

    エレン「いつも協力してます(棒」

    ハンジ「まあ、それは置いておいてだよ」



    アニ「……とりあえず、一度眠ればそれでいいんだろう?」

    ライナー「何だ?何かする気か?」

    ベルトルト「アニも協力するの?」

    アニ「……あのエレンを見ていられないだけだ」

    ライナー「まあ、それも分からなくはない」

    ベルトルト「………」


  52. 52 : : 2014/02/17(月) 19:02:28



    クリスタ「じゃ、じゃあ私も協力する!」

    サシャ「エレンのパンくれますか!?」

    ユミル「そこ目的かよ」



    ジャン「どっちでもいいだろ」

    ミカサ「ジャンはエレンが元に戻らなくてもいいっていうことなの?」

    ジャン「いや、そんなことはない(棒」

    コニー「うわー…」


  53. 53 : : 2014/02/17(月) 19:03:35




    ハンジ「お願いだよー、まだ待ってよー」

    リヴァイ「さっさと飲め、クソガキ。エルヴィンなら、既に寝てるぞ」

    エレン「え!?」



    エルヴィン「…………」



    ハンジ「エレン!君だけが頼りなんだ!」

    リヴァイ「……エレン」

    エレン「飲みます」




    ハンジ「ああああああああ!!!」


  54. 54 : : 2014/02/17(月) 19:05:13




    エレン「す…すー…」




    ハンジ「ああ、何ってことだ」

    リヴァイ「じゃあ、俺は先に戻る。エルヴィンにいつものとこにいるっつっとけ」

    ハンジ「……私はただ、エレンの見た目でリヴァイの口調を聞きたいだけだったのに」

    リヴァイ「剥ぐぞ、てめえ」

  55. 55 : : 2014/02/17(月) 19:09:21



    アルミン「ま、まあ、とりあえずこれで一安心だね」

    ライナー「エレンはいっつも被害者だよな」

    ジャン「馬鹿なだけだろ?何でそんな薬飲むんだよ」

    コニー「お前、ミカサに殺されるぞ」

    ベルトルト「(今回は被害者じゃなくてよかった)」



    ミカサ「いつ起きる?」

    リヴァイ「知らねえよ。人によって効果違うんじゃねえのか?」

    ミカサ「ち」


    アニ「寝顔、可愛いな(ボソ」

    クリスタ「あ、私も思った!」

    アニ「!?べ、別にち、違うから!」

    クリスタ「?」


  56. 56 : : 2014/02/17(月) 19:11:31




    エルヴィン「……ん」



    リヴァイ「エルヴィン、起きたか?」

    エルヴィン「ああ。……ん?何故ここに………そういえば、少年の体に入り込んでいたのだったか」

    リヴァイ「異変は?」

    エルヴィン「いや、特にない。最近眠れていなかったから丁度良かった。」

    リヴァイ「さっきの話の続きだ。さっさと帰るぞ」

    エルヴィン「ああ」




    ハンジ「……ああ、もっと色々と検証したかったのに」

    エレン「ん…、ここは」

    ミカサ「エレン!大丈夫?」

    ハンジ「ああ、起きたの?エレン」


  57. 57 : : 2014/02/17(月) 19:15:49



    エレン「あ、俺戻ったの、か?」

    ミカサ「そう。……よかった」

    アルミン「これでようやく普通に食事を」




    エレン「ちょ、っと……待て」

    アニ「どうしたの?」



    ハンジ「どうしたの、エレン?何か変なことでもあった?」

    エレン「……これって、薬の副作用とかあります?」

    ハンジ「元に戻ったのにそんなことってあるのかな?ああ、でもエレンが初めて飲んだからそういうのはよく分からないんだけど……何か異変があるの?」






    エレン「…………女に、なってる」


  58. 58 : : 2014/02/17(月) 19:16:45




    ジャン「は?」

    ライナー「は?」

    コニー「え?」

    ベルトルト「え?」

    アルミン「え?」



    アニ「え?」

    クリスタ「え?」

    ユミル「はあ?」

    サシャ「もぐもぐ」



    ミカサ「………女、に?」


  59. 59 : : 2014/02/17(月) 19:18:08




    ハンジ「おおおお!!なるほど!!これは一石二鳥だね、エレン!!」

    エレン「ど、どういう……こと、ですか?」



    ハンジ「よし!これはますますリヴァイに飲ませなければならない薬になったね!ありがとう、エレン!!君は私の天使だよ!」

    ライナー「(天使はクリスタだ)」



    エレン「……投げて、帰った」

    ミカサ「エレン」

    エレン「な、何だよ!」


  60. 60 : : 2014/02/17(月) 19:19:45




    ミカサ「今日一日それでは困るでしょう?私の部屋に来て」

    エレン「は?」



    アニ「そうだね。こんな万年発情期野郎たちの元にはおけない」

    エレン「いや、別に俺は」

    クリスタ「そうだよ!エレン!私達の部屋に」

    ユミル「あの、流石に男は」

    クリスタ「ユミルもいいよね!?」

    ユミル「……まあ、クリスタがいいならいいか」



    サシャ「エレンを部屋にですか?いいですよ、別に」

    エレン「……お前ら」


  61. 61 : : 2014/02/17(月) 19:21:05




    ライナー「いや、それはダメ」

    ミカサ「文句あるの?」

    ライナー「いや、ない」

    ベルトルト「(どうして自分の命を投げ出すことをするんだ、ライナー)」



    エレン「おい、待てって!」

    アニ「よかったら、一緒に寝てあげてもいい」

    エレン「いや、それは」

    クリスタ「じゃあみんなで雑魚寝しようよ!」

    ミカサ「仕方ない」




    エレン「お前ら待てえええええ!!」


  62. 62 : : 2014/02/17(月) 19:21:55





    ジャン「……アイツ、殺していいかな?」

    ライナー「そうだな、手伝おう」

    アルミン「ま、まあ、エレンだから」

    コニー「そうだよ、落ち着けよ、お前ら」

    ベルトルト「……いつものことじゃないか」



  63. 63 : : 2014/02/17(月) 19:22:19




    ハンジ「リヴァイ!!女になりたくないかい!?」


    リヴァイ「死ね、クソ野郎」



    終わり


  64. 64 : : 2014/02/17(月) 19:23:33




    よ、ようやく終わった。
    今回のは少し疲れましたねー。
    楽しかったのは変わりませんが(笑)


    エルヴィンさん、何か大人で好きです。
    また出せたらいいなー。


    次は薬シリーズにしようか、それとも罰ゲーム的にしようか迷っています。
    どちらにしろ、書きはしますけど(笑)


    ではありがとうございました。


  65. 65 : : 2014/02/17(月) 19:31:13
    罰ゲームお願いします(_ _)
  66. 66 : : 2014/02/17(月) 20:01:47
    罰ゲーム&薬がいいです
  67. 67 : : 2014/02/17(月) 20:05:38
    >>65 では罰ゲームにしますね♪
    >>66 お、どっちもですか?w
    まず罰ゲームからしますね!

  68. 68 : : 2014/02/17(月) 20:09:06


    ジャン「クジでバツ印引いたヤツが罰ゲームな!」
    http://www.ssnote.net/archives/10444


    次回作です。

  69. 69 : : 2014/02/18(火) 19:42:04
    ミカサがちょっとちがうじゃないの。
  70. 70 : : 2014/08/25(月) 13:11:26
    ハンジさんって、なんかミカサにキツくない?
  71. 71 : : 2015/02/11(水) 21:44:51
    ハンジさんエレンは悪魔です
  72. 72 : : 2015/02/12(木) 21:22:35
    クソメガネーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー死ねーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
  73. 73 : : 2015/07/16(木) 16:35:15
    てこほのせ」」

▲一番上へ

名前
#

名前は最大20文字までで、記号は([]_+-)が使えます。また、トリップを使用することができます。詳しくはガイドをご確認ください。
トリップを付けておくと、あなたの書き込みのみ表示などのオプションが有効になります。
執筆者の方は、偽防止のためにトリップを付けておくことを強くおすすめします。

本文

2000文字以内で投稿できます。

0

投稿時に確認ウィンドウを表示する

このSSは未登録ユーザーによる作品です。

「進撃の巨人」カテゴリの人気記事
「進撃の巨人」カテゴリの最新記事
「進撃の巨人」SSの交流広場
進撃の巨人 交流広場