このSSは性描写やグロテスクな表現を含みます。
SWORD SOUL
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- 1 : 2014/02/15(土) 21:26:24 :
- 今作は俺の十作品記念の作品です
タイトルは英語で「剣の魂」です
ブリーチでいう「斬魄刀」みたいなもんです
頑張ります
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- 2 : 2014/02/15(土) 21:54:00 :
- 期待なのだよ☆
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- 3 : 2014/02/15(土) 22:00:09 :
- エレン「師匠!」タッタッタ
ミカサ「来たか 今日の修行を始めるか……」
エレン「師匠がこの前言ってた剣との対話の意味がよくわからなかったんだけど、もう一度説明して!」
ミカサ「はあ……お前にはまだ早いかったかもしれんな」
ミカサ「剣との対話にはその剣の名前をしらなけばならない」
ミカサ「じゃないとまともな対話などでいないからな」
エレン「剣の名前? 『影刀(えいとう)』じゃないのか?」
ミカサ「そうだ、お前の剣はたしかに『影刀』だが、それは剣の種類にすぎん」
ミカサ「例えば私のこの剣『幻刀(げんとう)』は『月狼(げつろう)』という名前だ」
エレン「へえ……じゃあこの剣の名前は何だろう?」
ミカサ「それは剣に聞け、私には分からない」
ミカサ「長話がすぎたな」
ミカサ「最初はは『我斬流(がざんりゅう) 一の型 水』からだ」
エレン「はい!」
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- 4 : 2014/02/15(土) 22:00:56 :
- 最初はは→最初は
脳内変換よろしく
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- 5 : 2014/02/15(土) 22:10:50 :
- アルミン「おーい」タッタッタ
エレン「ん? おおアルミン!」フリフリ
ミカサ「やあアルミン」フリフリ
アルミン「うん 今日も修行? 頑張るねー」
エレン「ああ! 俺はこの剣術で人類の勝利に貢献するんだ!」
ミカサ「そればっかだなお前は……」ハア
エレン「ああ! 俺は調査兵団に入る!」
アルミン「はいはい それで今日はなにしてんの?」
エレン「今日は『二の型 水』だ!」
アルミン「へえー全くわかんないな」
エレン「お前も入門しろよ」
アルミン「いいよ僕は 僕はエレンとちがって頭をつかうよ」
エレン「なんだよ俺が頭使ってないみたいじゃん」プクー
アルミン「ふふ……ああそう言えば二人ともまき集めは?」
ミカエレ「あ!」
アルミン「急がないと! 手伝おうか?」
エレン「いやいいよ 俺はアルミンとちがって体を使うからさ!」
アルミン「むーひどいなー」プクー
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- 6 : 2014/02/15(土) 22:20:55 :
- エレン「じゃあ行くか師匠!」
ミカサ「ああ」
アルミン「頑張ってねー」
エレン「おう!」
タッタッタ
ミカサ「エレン……逆立ちしながら集めなさい」
エレン「なにそれ!?」
ミカサ「修行だ お前は筋肉をつけろ」
エレン「師匠だって腕細いじゃん!」
ミカサ「何を言っているんだお前の『影剣』より『幻刀』のほうが重いんだぞ」
エレン「嘘だー じゃあ貸してよ」
ミカサ「はい」ポイ
エレン「よっと……って重! どんだけ重いんだよこの剣!」ズシ
ミカサ「間抜けな格好になっているぞ 返せ」ヒョイ
エレン「なんでそんなに軽く持てるんだよ」
ミカサ「お前と私じゃ筋肉量が違いすぎるんだよ」
エレン「くそう! やればいいんだろ! ほい」サカダチ
ミカサ「頑張れ」
エレン「きっついなあ」
ゴーンゴーン
エレン「あ! 調査兵団が帰ってきた! いこう師匠!」ガシ
ミカサ「分かったから手を離せ」
エレン「いいからいこう!」ダッ
ミカサ「はいはい」スタスタ
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- 7 : 2014/02/15(土) 22:21:57 :
- またミスった!
影剣→影刀
です
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- 8 : 2014/02/15(土) 22:31:35 :
- 期待です(*´ω`*)
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- 9 : 2014/02/15(土) 22:32:13 :
- エレン「英雄の凱旋だ!」
ゾロゾロ マタヒドクヤラレタネ ナナワリハヘッテルヨ
モーゼスの母「モーゼス! モーゼスはどこですか!?」
エレン「あ……」
団長「モーゼスの母親だ……持ってこい」
兵士「ハ!」タッタッタ
モーゼスの母「え?」
兵士「団長!」スッ
団長「これしか取り返せませんでした……」ペラ
モーゼスの母親「い……イヤアァァァァーー!」
住民「ひでーな」
住民「これじゃあ俺たちの税金の無駄遣いだ……痛!」ボカ
ミカサ「エレン!」ガシッ
エレン「くそ離せ!」ジタバタ
住民「てめー!」
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- 10 : 2014/02/15(土) 22:44:27 :
- ミカサ「……」ダッダッダ
エレン「もういいだろ離せ!」ズルズル
ミカサ「ふん」バッ
ヒューン
エレン「ガハッ!」バン
ピシッ ガラガラ ドシーン
ミカサ「壁……壊しちゃった」タッタッタ
ミカサ「エレン! 大丈夫か!」
エレン「」白目
ミカサ「気絶してる……」
ミカサ「おんぶしていくしかないか……よいしょっと」
ミカサ「ん? あれは……」
悪ガキ「おい! 異端者! やり返してみろよ」グッ
アルミン「いやだ……君たちは僕の意見に反対できないから暴力にうったえてるんじゃにゃいか」
悪ガキ(あ……噛んだ)
悪ガキ(噛んだな)
悪ガキ(にゃって言ったにゃって)クスクス
アルミン「うぅ///」カアァァ
悪ガキ「ん? あれは……ミカサだ!!」
悪ガキ「にげろー!」
悪ガキ「ぎゃあああああああああああああ!!!!」
ミカサ「逃げ足だけは速いな……」
ミカサ「大丈夫かアルミン?」スッ
アルミン「大丈夫……一人で立てるよ」グッ
アルミン「あそこで倒れているエレンを心配したほうが……」
エレン「」チーン
ミカサ「あ……」
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- 11 : 2014/02/15(土) 22:55:07 :
- ミカサ「よいしょっと」
アルミン「大丈夫?」
ミカサ「ああこの程度の重さだったら後十人いても大丈夫な位だ」
アルミン「もう人間じゃないよ……」
ミカサ「着いたか……ではまた後でなアルミン」フリフリ
アルミン「うん! じゃあね!」フリフリ
ガチャ
カルラ「あら、遅かったわね……ってエレン!?」
ミカサ「こいつはさっき転んで気絶してるぞ」(本当のこと言ったら怒られるな……)
カルラ「はあ またこの子は……起きろ!」ペチペチ
エレン「ん……なんで家にいるんだ?」
カルラ「あんた転んで気絶してたよ……全くバカだな」
エレン「え? 俺は……」
ミカサ「」ギロッ
エレン「うん! 転んで気絶してたみたい!」
カルラ「なんで元気よく言うのよ……まあ早く座りなさいお昼よ」
エレン「うおっしゃー飯だぜ!」
ミカサ「バカ……」ボソ
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- 12 : 2014/02/15(土) 23:08:45 :
- エレン「父さん出張いくの?」
グリシャ「ああ、シーナにな」
エレン「へーまあ頑張れよ」
グリシャ「ああ、そうだ帰ってきたら秘密の地下室を見せてやろう」
エレン「本当か!」
グリシャ「本当だ、では行ってくる」
エレン「いってらっしゃーーい!」
カルラミカサ「いってらっしゃい」フリフリ
エレン「ごちそうさまでした! じゃあ遊んでくるね!」
ミカサ「ちょっと待て私もいく」ゴチソウサマデシタ
カルラ「いってらっしゃい」
エレン「おう!」
ガチャ スタスタ
エレン「おーいアルミーン!」
アルミン「あ! エレン、ミカサ!」
ミカサ「やあ」
エレン「なあアルミン質問なんだが……」
エレン「剣の名前って分かるか?」
アルミン「え? どういうこと?」
エレン「なんか師匠が言うには剣には名前があって名前を知ると対話できるらしい」
アルミン「うーんわかんないや」
エレン「そうか」
ミカサ「バカ、自分の剣の名前は持ち主しか聞けんに決まってるだろう」
エレン「聞いてみただけだろ! そういや対話ができたらどうなるんだ?」
ミカサ「まあ名前を知るだけで剣の力は引き出せるぞ、まあ剣の力にも限界というものがあって、それを突破できれば剣の力はさらに引き出せるぞ」
エレン「つまり俺は剣の力を引き出せてないってことか?」
ミカサ「そういうことだ」
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- 13 : 2014/02/15(土) 23:17:20 :
- エレン「なんだかなー」モヤモヤ
ミカサ「まあ修行すればいつかわかるはずだ」
エレン「そうだよな! そうと決まれば修行だ!」
アルミン「あはは 気が早すぎだよエレン」
ミカサ「まったくだ」
ドガアアァァン
エレン「なんだ!? 地震か!?」
ミカサ「たわけ! こんな爆発的な地震など無いだろ!」
アルミン「あ……」
エレン「なんだ! 何が見えるんだ!?」タッタッタ
エレン「あれは……」
ガシッ ピキッ
エレン「巨人だ……」
その日人類は思い出した
ヤツラに支配されていた恐怖を
鳥籠の中に囚われていた屈辱を
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- 14 : 2014/02/15(土) 23:17:59 :
- 今日はここまでです
ではまたシーユーアゲイン!
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- 15 : 2014/02/15(土) 23:48:28 :
- ミカサが師匠ってすげー実感できる!
期待!
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- 16 : 2014/02/16(日) 23:07:13 :
- ドガアアァァン!!!
住民「壁が壊されたぞ!」
住民「キャアアァァー!!」ダッ
エレン「あの飛んでいった岩……まさか!!」ダッ
アルミン「どうしたのエレン!?」
エレン「飛んでいった岩が俺の家に!」
ミカサ「ち!」ダッ
アルミン「二人とも! 駄目だよ……もうこの町は無数の巨人に占領される……」
エレン(大丈夫! この角を曲がればいつもの……)クルッ
カルラ「エレン……?」グググ
エレン「母さん!!」ダッ
エレン「そこ持ち上げて師匠!」グッ
カルラ「駄目よ! 逃げて!」
ミカサ「これぐらいなら軽いな」ガバッ
エレン「マジかよ……」
エレン「いやびっくりしてる時間じゃない! 母さんを……」
ドオォン! ドオォン!
エレン「まさか……」クルッ
巨人「」ニタァ
カルラ「巨人……」ガクガク
エレン「くそ! 俺があいつを!」ダッ
ミカサ「待て」ガシッ
エレン「なんだよ!」
ミカサ「いい機会だ……さっき言っていた剣の力を引き出す……『解放』を見せてやろう」
エレン「解放?」
ミカサ「いくぞ……しっかり見ておれ」スッ
ミカサ「噛み砕け! 『月狼』!」
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- 17 : 2014/02/16(日) 23:25:12 :
- ミカサ「私が教えている『我斬流』は『解放』していないときの剣術にすぎん」
ミカサ「『解放』した剣の力……いくぞ!」スッ
エレン(初めてみた……あれが本当の『幻刀 月狼』の姿……)
巨人「ウオオオオ!」ブン
ミカサ「遅い」ダン
ミカサ「『月狼』の力は『幻刀』の名の通り幻をみせる」
ミカサ「この剣は光を操ることによってそれを見せるんだ」
ミカサ「ハ!」ブン
巨人「ウオオオオ」グググ
エレン「巨人の動きが止まった?」
ミカサ「今あいつに見えるのは狭すぎる世界だ」
ミカサ「こうすることによって相手は世界から抜け出すことを本能が拒否し、動けなくなる」
ミカサ「月の幻をみた狼があまりの美しさにそこから動けなくなったという、故に『月狼』」
ミカサ「これで終わりだ……確か首筋だよな」ブン
巨人「うおおおぉぉぉぉーー!!!」バタン
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- 18 : 2014/02/16(日) 23:41:35 :
- エレン「すげえ!」キラキラ
ミカサ「これが解放だ、分かったか?」
エレン「おう!」
ミカサ「ちょっと力を使いすぎたかもしれん……な」バタン
エレン「おい! 大丈夫か!?」
カルラ「落ち着いて! 多分疲れただけだと思うわ」
エレン「どうしよう」オロオロ
ハンネス「どうした!? お前ら!」ダッダッダ
エレン「ハンネスさん!」
ハンネス「おい! カルラ! 足!」
エレン「ちょっと母さんを連れていってくれよ! 俺は師匠を連れていくから!」
ハンネス「分かった!」ガシッ
カルラ「ありがとね……ハンネス」
ハンネス「これぐらい当たり前だろ!」タッタッタ
エレン「速く! 巨人が!」
ハンネス「そうだな……急ごう!」ダッダッダ
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- 19 : 2014/02/16(日) 23:56:17 :
- 船
エレン(かっこよかったなー師匠)
エレン(俺もあんな力がほしい!)
エレン(そのためには修行だな……)
エレン(でもこんな狭い場所じゃあ面白くねえよな!)
エレン「よし!」
アルミン「どうしたの?」
エレン「俺は巨人を駆逐する!」
エレン「そしたら強い奴も増えて楽しいだろ!」
アルミン「ふふ……そうだね!」
エレン「おっしゃー頑張るぜ!」
ミカサ「こんな時でも元気なんて凄い精神力だな……」
アルミン「全くだよ」
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- 20 : 2014/02/16(日) 23:56:58 :
- 今日はここまで
見てくれた人ありがとう
寂しいのでコメントもよろしくね!
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- 21 : 2014/02/17(月) 20:23:59 :
- 開拓地
エレン「ほいお茶」スッ
アルミン「ありがとう」ゴクッ
ミカサ「休憩は終わったか? 修行を再開するぞ」
エレン「おっす! ん? あれは……」
憲兵団「おい貴様ら何をやっている速く農地をかいた……終わってる!?」
エレン「あーそれなら一週間前に終わらせといたよ」
憲兵団「なん……だと……」
ミカサ「そのぐらい一日無くても終わる……もういいだろう修行をするんだ」
憲兵団「お……おう」(なんて化けもんだ……)スタスタ
ミカサ「さて始めよう 『三の型 火』だ!」
エレン「はい!」
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